中央競馬ニュース

【エリザベス女王杯2024】出走予定馬最速チェック 復活なるか? 3歳牝馬レガレイラなど10頭を診断

 0   4   4,747
シェアする  x facebook LINEで送る
【エリザベス女王杯2024】出走予定馬最速チェック 復活なるか? 3歳牝馬レガレイラなど10頭を診断

コスタボニータ
昨年の阪神牝馬S3着、クイーンS3着は枠と展開が噛み合い、あまり強いイメージがなかった。ただ、今年の愛知杯3着は開幕週の内枠だったが、1000m通過57秒4を先行している。重賞初制覇の福島牝馬SもBコース初週の最内。2走前小倉記念2着は、外枠を引くもラチ沿いの番手へ。2200mは長いだろうし、やはり内枠がほしい。

コンクシェル
キャリア5勝中4勝は芝1800m。うち、新馬勝ちを除く2勝は逃げ、1勝は離れた番手と、ストレスなく運びたいタイプ。4走前重賞初制覇の中山牝馬Sも逃げ切り勝ち。以降の近3戦もすべてハナ、この馬自身は、13着、5着、9着。3着以内馬の位置取りを見ると、9頭中7頭が4角7番手以降、うち4頭は4角2桁位置。となると、差し決着だろうか。

サリエラ
父ディープ、母サロミナで、2020年エリザベス女王杯2着サラキアの全妹。一昨年はローズS2着、昨年は目黒記念3着、今年はダイヤモンドS2着と、あと一歩の競馬もある。近2戦は少し負けすぎだが、昨年のエリザベス女王杯6着は外枠、かつ展開も向かないなか、上がり最速で追い込んできた。晩成血統でもあり、万全なら見直す手も。

シランケド
昨年は1勝クラス3着後、紫苑Sを9番人気3着。開幕週でも1000m通過58秒1は速く、出遅れから後方待機策がハマった形も、4角は内を狙った勝ち馬に対し、外を回っていた。出走権を獲得した秋華賞は体調面の問題で断念し、その後5戦3勝で3勝クラスを突破。前走は新潟で速い脚を使えたのも収穫だし、一芸に秀で、オープン入り直後でも怖い。


シンティレーション
今年8月に新潟芝1800mの3勝クラスを11番人気で突破。すると、前走の府中牝馬Sでも10番人気ながら2着。コンクシェルが引っ張り、2ハロン目に10秒9、3ハロン目から11秒台が続く前にきつい展開で、差しに構えたのが良かった。とはいえ、この一戦はレベルが高いように思う。再びコンクシェルがいるし、2200mで折り合えば。

シンリョクカ
新馬勝ちから臨戦した一昨年の阪神JF2着馬で、翌年は桜花賞6着、オークス5着とクラシックでも善戦。前者は前有利の流れを後方、後者は8枠17番だから、着順以上に価値がある。その後、6戦の馬券内は2回で、3走前の中山牝馬S3着と前走の新潟記念1着。どちらも緩い流れを先行できた。過度な上がり勝負にならなければ。

スタニングローズ
一昨年は、オークス2着、紫苑S1着、秋華賞1着(阪神)と内回りの重賞を連勝した。続くエリザベス女王杯は2番人気14着も、秋華賞から間隔が短く、重馬場も響き、展開も逆行。そこから5戦連続着外が続き、途中左脚の怪我で長期休養も挟んだ。前走のクイーンSは差し決着を番手から6着。57キロだったし、牝馬限定G1なら前進も。

ハーパー
昨年のクイーンC勝ち馬。血統的に中距離馬っぽく、3歳牝馬戦にしては、スタミナを問われる流れが向いた。クラシックは桜花賞4着から、距離延長のオークスで2着へ前進。ラスト一冠の秋華賞も3着と世代上位の力を示すと、初の古馬戦エリザベス女王杯でも3着へ走った。今回は距離延長が魅力も、近走は着順が大きく、内容も案外。

■注目記事【エリザベス女王杯2024】勝ち馬予想の金言録「出走回数少ない馬の勝負レースに注意」

■新着記事【福島記念2024】勝ち馬予想の金言録「夏の惨敗馬は秋初戦で買え」

■おすすめ【武蔵野S2024】勝ち馬予想の金言録「武蔵野ステークスは東京ダートマイル専門馬を狙え」

ホールネス
未勝利から2勝クラスを3連勝し、今年のマーメイドSで6番人気3着。アリスヴェリテの大逃げで1000m通過58秒3。離れた2,3番手以下は、苦しい流れではなかったはずで、実際2着馬は後方から4角までに4番手へ位置を上げた。当馬は4角10番手から直線だけのような競馬。前走は新潟牝馬Sを完勝した。相手なりに走る気もする。

レガレイラ
昨年のホープフルS勝ち馬。緩みない流れを道中は後方、4角は外に膨れながら10番手あたり。そこから一気の伸び脚で前を飲み込んだ。今年上半期も牡馬路線を歩み皐月賞6着、日本ダービー5着。高速馬場と前有利の流れを、4角2桁位置から最速の上がりを使い末脚は一級品。ただ、ほぼ出遅れるため、G1勝ちと同じく流れてほしい。


■人気記事【エリザベス女王杯2024】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~特選重賞データ分析編

■おすすめ【デイリー杯2歳S2024】勝ち馬予想の金言録「2歳戦は怪しい馬から順に切れ」

■おすすめ【新馬戦スペシャリストくりーく厳選 今週の注目新馬】アセンブリールームやエコロディノスら計6頭をピックアップ



この記事はいかがでしたか?
ナイス (4)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

11月10日()
エリザベス杯 G1
福島記念 G3
11月9日()
デイリー2S G2
武蔵野S G3
京都ジャンプ G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

11月3日()
アルゼンチン G2
みやこS G3
11月2日()
京王杯2歳S G2
ファンタジー G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
125,050万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 ディープボンド 牡7
75,845万円
4 リバティアイランド 牝4
74,444万円
5 ジャスティンパレス 牡5
68,688万円
6 タスティエーラ 牡4
65,898万円
7 シャフリヤール 牡6
60,385万円
8 ソールオリエンス 牡4
57,546万円
9 ナムラクレア 牝5
52,463万円
10 セリフォス 牡5
52,003万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 アーバンシック 牡3
35,045万円
4 チェルヴィニア 牝3
32,842万円
5 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
6 ステレンボッシュ 牝3
31,177万円
7 アスコリピチェーノ 牝3
26,322万円
8 シンエンペラー 牡3
19,041万円
9 コスモキュランダ 牡3
17,620万円
10 シックスペンス 牡3
14,087万円
» もっと見る