【最終予想】 皐月賞 2023 YASUの小心馬券
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【危険視して妙味】
危:トップナイフ 牡3 57 横山典
キャリアは既に8戦とクラシック戦線で活躍するような馬としては違和感覚えるが、ホープフルS②着を含め、現在重賞を3連続②着中と実績は充分だ。
タフな流れとなった京都2歳Sを好走しており、皐月賞の流れは、
瞬発戦でやや分が悪い彼には適していると思われます。
高いレベルでのスタミナ能力や先行して持続脚を使う脚質も安定感抜群で欠点が少なく馬券内として高評価するつもりではあったが・・・。
ウッドで72.0秒、15.8-15.2-12.9-13.1とこの最終調教の緩さと減速ラップはG1挑戦の追切なのかと目を疑うばかり。
流石に買えないと判断し、危険視候補とします。
危:タスティエーラ 牡3 57 松山
レベルの高かった共同通信杯で0.2差④着、前哨戦の弥生賞勝利と本番で好走できる能力はあると思えるも、先行決着となった共同通信杯を33.7の脚で差し込んできた競馬を強いととるかは微妙なところ。
G前でやや脚が鈍ったところをみると、個人的には、先行してこそ能力発揮できるタイプだと思える。
テンの速さがあるわけでもなく、ペースが流れる多頭数の皐月賞で先行策がとれるかは疑問。
共同通信杯で賞金加算できず、余計な一戦であった弥生賞を使わざるを得なかったローテにも不安残り、人気もそこそこしそうなら危険視して妙味と判断したい。
【前哨戦-有力馬考察】
※ホープフルS
展開向いたトップナイフ②着より若干④着ファントムシーフ上位とみるべきか。
※共同通信杯
④着タスティエーラが弥生賞、⑥着シーズンリッチが毎日杯勝利とレベル的には最も高い一戦。
出遅れて先頭②着に粘るタッチウッド、掛かり気味に先行した馬を行かせて折り合いしっかりのファントムシーフ、結果位置取りが後ろ過ぎたが差し込んできたタスティエーラは能力的には差はないと思ってよい。
※京成杯
ソールオリエンスの能力が抜けていた印象も相手は微妙。
急坂でも脚力落ちない末脚は脅威。
※弥生賞
内で詰まった②着トップナイフと勝馬タスティエーラは互角、
④着に追い込んだアームブランシュを考えるとレースレベル微妙
※スプリングS
べラジオオペラの能力が抜けていた印象。
【見解】
史上稀にみる混戦模様のレース、天候も雨予報となれば、不確定要素は高まるばかり。
予想は困難を極めるが、こんな時は通用する可能性があり、その中で人気が低い、いわゆる期待値高い馬に重い印をつけるべきだろう。
【最終予想】
◎タッチウッド 牡3 57 武豊
新馬戦を逃げて34.0の末脚で圧勝した時点で強いと感じてはいたが、前走の共同通信杯のレース振りも、ある意味凄い。
出遅れて後方、途中から掛かり気味に先頭に出たところで、惨敗シーンを目に浮かべたが、34.3の末脚を使ってファントムシーフと0.2差の②着に粘り通した能力は凄いものがある。
出遅れが癖にならなければ、今回もこの逃げ脚はレジェンド武豊ともども脅威、人気的にも期待値高く、外枠からサニーブライアンを期待したい。
(古くてすいません。)
〇べラジオオペラ 牡3 57 田辺
無敗の3連勝でスプリングSを制し、底がまだ見えてこない。
阪神・東京・中山と異なるコースでの連勝、ペースや馬場も不問と、大物である可能性は否定できないものの、主戦の横山武騎手はソールオリエンス選択で鞍上弱化感は否めない。
レース内容も外に馬をおかない競馬ばかりだけに揉まれ込むような流れになると不安はある。
スプリングSの相手関係も微妙で、今回がG1級であるかどうかの試金石ではあるが、今年の大混戦は言わばクラシックロードを歩んできた馬たちの不甲斐なさも要因、ならばこの新星に期待の方が大きく相手筆頭。
▲ファントムシーフ 牡3 57 ルメール
ホープフルSは行った行ったの競馬を0.2差届かずの④着、レベルが最も高いと思われる共同通信杯勝利と、皐月賞で有力視されて当然の実績を誇る馬。
ただ、中京の野路菊Sでの強さや共同通信杯勝利を見る限り、広々とした左回りコースでのパフォーマンスがマックスとも思われ、小回り中山では多少割り引く必要性を感じています。
更に、キャリア4戦全てが前半60秒超の流れで、タフな流れを経験してきていないことは致命傷にもなりかねません。
ただし、現状見せている能力という点では一番に評価すべき馬。
△フリームファクシ 牡3 57 レーン
3連勝できさらぎ賞を制しての臨戦だが、そのきさらぎ賞のレースレベルは決して高いとは言えない。
新馬戦でもミッキーカプチーノに完敗と能力的にクラシックで通用するのかと懸念はあるのは確か。
気性面の危うさから折り合い難もまだあり、信頼感はないが、
逆に言えば、掛かりながら先行して4戦3勝という実績はスタミナの持続力が素晴らしいという証。
タフな流れの皐月賞、レーン騎手で折り合いつけば突き抜ける可能性さえ秘めている。
×ホウオウビスケッツ 牡3 57 横山和
スプリングSでの相手関係は微妙も、番手から競馬ができたことは収穫、今回もグラニットの番手濃厚、有力馬が後方で牽制しあうような流れになれば、自分の競馬に徹するであろう彼に、展開の利があっても。
×ソールオリエンス 牡3 57 横山武
京成杯の勝ちっぷりは見た目にも強いが、後半1000Mが全て加速ラップという、スタミナの持続力という面でも素晴らしい。
新馬戦も②着とはクビ差も3着以下とは5馬身差、底知れぬ大物感を漂わせていて正直圧勝されても不思議ないと思っているが、
2戦ともに9頭立てという小頭数で緩い流れからの瞬発戦だったことは見逃せない。
皐月賞は多頭数でタフな流れ、そして最内枠は、前走四角で外に膨れていたコーナリングの拙さを考えると人気ほどの信頼感はおけないとみています。。
×ダノンタッチダウン 牡3 57 川田
朝日杯②着からの直行ローテ、2000Mへの距離延長や初の関東遠征と懸念材料多く、朝日杯のレースレベルもドルチェモアやレイべリングの近走を考えると微妙に思えてしまう。
しかし、彼のレース内容は評価したい。
デイリー杯は逃げるオールパルフェが勝利する流れを、四角では絶望的な位置からの豪脚を繰り出して0.1差。
朝日杯でも上位を先行勢が占める流れで唯一追い込んだものだ。
名手川田の連続騎乗で人気もあまりないなら期待値高く、波乱の使者になりうる存在。 |
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