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【血統アナリシス】AJCC2024 ロングスパート勝負でトニービンやMill Reefの持続力が活きやすい

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【血統アナリシス】AJCC2024 ロングスパート勝負でトニービンやMill Reefの持続力が活きやすい

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はAJCC2024・血統予想をお届けします!


中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンやMill Reefといった欧州血脈の持続力が活きやすい。レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(母の父Mill Reef)、のちに種牡馬としても勝ち馬を出す2012年ルーラーシップ(母の父トニービン)は最たる例といえるだろう。なお、近年はキングカメハメハやラストタイクーンを介してMill Reefの血を引く馬が多い。

ほか、Devil's BagやSingspiel、グラスワンダーなど、Soaringを牝祖とする種牡馬の血脈も存在感を放ち、2013年1着ダノンバラード、2016年1着ディサイファ、2016年2着スーパームーンは同一族の直系として好走している。

ボッケリーニは、父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。同産駒からは12年の勝ち馬ルーラーシップが出ているが、同馬とはトニービン、ノーザンテースト、ガーサントと母系でも共通する血脈が多い。本馬自身も22年AJCCで3着に好走した実績があり、ただ一頭馬場の悪い内を通って上位入線していたことにも意義を見出せる。持ち前の機動力やスタミナは道悪で活きるため、週末の雨予報も歓迎だろう。


マイネルウィルトスは、父スクリーンヒーロー×母マイネボヌール(母の父ロージズインメイ)。スクリーンヒーローは直仔の3着以内こそないものの、その父グラスワンダーは07年3着シルクネクサスを、後継種牡馬モーリスは23年1着ノースブリッジを出している。一方、直近2年は22年2着マイネルファンロン、23年3着ユーバーレーベン、と本馬と「同じ母の父」である馬が好走。同母の父がDevil's Bag直系であることも評価に値する。

カラテは、父トゥザグローリー×母レディーノパンチ(母の父フレンチデピュティ)。好相性を示すキングカメハメハの直系であることのほか、近親に00年2着ステイゴールドがいる血統背景も興味深い。同馬の直系は目下4年連続で3着以内に好走しているが、14年3着フェイムゲーム、15年1着クリールカイザーなど、そもそもダイナサッシュの血を引く馬の活躍も目立つ。父系も母系も道悪は得意であり、年齢がネックとなる血筋でもない。


【血統予想からの注目馬】
ボッケリーニ ①マイネルウィルトス ⑨カラテ

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