今週の重賞レース

2024年4月27日() 青葉賞 G2 ユニコーンS G3
2024年4月28日() 天皇賞(春) G1

札幌2歳S G3

日程:2023年9月2日() 15:25 札幌/芝1800m
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馬名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 馬体重 B タイム 着差 オッズ 人気 上がり
3F
通過順
1 4 4

セットアップ

牡2 55.0 横山武史  鹿戸雄一 474(+2) 1.50.5 6.8 3 36.5 ①①①①
2 7 8

パワーホール

牡2 55.0 横山典弘  昆貢 474(+6) 1.51.2 6.9 4 36.8 ②②②②
3 7 7

ギャンブルルーム

牡2 55.0 松山弘平  大久保龍 496(+4) 1.51.8 3 1/2 3.9 2 37.3 ③③③③
4 3 3

マーゴットソラーレ

牡2 55.0 佐々木大  伊坂重信 438(-2) 1.52.0 1 1/4 20.0 6 37.5 ⑤③③⑤
5 5 5

トレミニョン

牝2 55.0 西村淳也  和田勇介 442(+4) 1.52.0 クビ 45.5 9 37.3 ⑥⑥⑤⑥
6 8 9

ガイアメンテ

牡2 55.0 武豊  須貝尚介 480(-2) 1.52.2 1 1/4 2.3 1 37.6 ⑩⑩⑤③
7 8 10

ロジルーラー

牡2 55.0 菅原明良  稲垣幸雄 502(-4) 1.52.5 33.5 7 37.5 ⑥⑥⑧⑦
8 2 2

カイコウ

セ2 55.0 落合玄太  田中正二 458(0) 1.53.8 99.9 10 38.8 ⑥⑧⑧⑦
9 6 6

ウールデュボヌール

牡2 55.0 C.ルメー  須貝尚介 478(-4) 1.53.8 アタマ 12.8 5 38.6 ⑨⑧⑩⑨
10 1 1

グランルーチェ

牡2 55.0 浜中俊  庄野靖志 456(-2) 1.57.7 大差 45.3 8 42.8 ③③⑦⑩
ラップタイム 12.7 - 12.0 - 12.1 - 12.6 - 12.7 - 11.9 - 11.6 - 12.0 - 12.9
前半 12.7 - 24.7 - 36.8 - 49.4 - 62.1
後半 61.1 - 48.4 - 36.5 - 24.9 - 12.9

■払戻金

単勝 4 680円 3番人気
複勝 4 180円 3番人気
8 200円 4番人気
7 150円 2番人気
枠連 4-7 830円 3番人気
馬連 4-8 2,060円 8番人気
ワイド 4-8 590円 7番人気
4-7 440円 4番人気
7-8 470円 5番人気
馬単 4-8 4,050円 16番人気
3連複 4-7-8 2,370円 8番人気
3連単 4-8-7 16,700円 57番人気

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厩舎
の話

【札幌2歳S2023特集】ガイアメンテ「将来性を感じる」 ギャンブルルーム「瞬発力があるが、パワーも兼ね備える」

【札幌2歳S2023特集】ガイアメンテ「将来性を感じる」 ギャンブルルーム「瞬発力があるが、パワーも兼ね備える」

ウールデュボヌール・須貝調教師「初戦は遊びながらのレースで余裕があった」

ガイアメンテ武豊騎手「重厚感のある走りをするし、将来性を感じます」

カイコウ・田中正師「間隔が詰まって調整が難しい」

ギャンブルルーム・谷口助手「瞬発力があるが、パワーも兼ね備えている」

グランルーチェ・末吉助手「連闘だがダメージはない。芝で勝った母に似ている」

セットアップ・千島助手「2歳にしてはしっかりしていて、完成度が高い。自分のリズムなら」

トレミニョン・小島助手「操縦性が高いのが一番の強み。牝馬の割に落ち着いています」

パワーホール・昆調教師「新馬戦も加速ラップで上がってきた。これだけの素材はなかなかいない」

マーゴットソラーレ・伊坂調教師「上積みしか感じられない。前々で消耗戦なら勝機は十分」

ロジルーラー・稲垣調教師「力のいる馬場はいい。持続力勝負が合っている」

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データ
予想

【札幌2歳S2023特集】首位ガイアメンテ、次点ロジルーラー+2頭が減点ナシ

【所属】

札幌施行の直近9回(2014~2022年)における所属別成績は、美浦【6.4.3.49】、栗東【3.5.6.49】、地方【1.1.1.4】。3着以内率の面では大きな偏りが出ていない。ただし、栗東所属馬の好走(3着以内)は、前走で単勝3番人気以内の高支持を集めていた馬のみ。その点には注意が必要だろう。

(減点対象馬)
①グランルーチェ ⑦ギャンブルルーム ⑧パワーホール

【前走距離】

札幌で行われた過去9回における1~3着馬の前走使用距離を確認すると、芝1500m、芝1600m、芝1800mの3通りに集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、複勝圏に達していない。

(減点対象馬)
①グランルーチェ ⑥ウールデュボヌール

【前走人気】

前走の単勝人気に関しては、OPクラスであれば6番人気以内、新馬戦は4番人気以内、未勝利戦の場合は3番人気以内が一応の目安。札幌で行われた過去9回の3着以内馬はいずれも、この条件をクリアしていた。

(減点対象馬)
①グランルーチェ ②カイコウ ③マーゴットソラーレ ⑧パワーホール

【距離実績】

札幌施行の直近9回における1~3着馬は、そのすべてが1400m以上のレースで勝ち星を挙げていた。1着経験が1400m未満の距離に偏っている馬は、分が悪いとみて間違いないだろう。

(減点対象馬)
②カイコウ

【データ予想からの注目馬】
上記4項目オールクリアは、④セットアップ、⑤トレミニョン、⑨ガイアメンテ、⑩ロジルーラーの4頭。

ガイアメンテを最上位に挙げたい。札幌で行われた過去9回、ノーザンファーム生産馬は【4.3.3.11】の好成績。そのなかでも、前走の上がり3Fタイム順位が1位だった馬は【4.1.2.5】と、高確率で馬券(3着以内)に絡んでいる。注目に値する存在だ。

同じくノーザンファーム生産馬に該当する、⑩ロジルーラーを2番手にピックアップ。以下、④セットアップ、⑤トレミニョンが続く。

<注目馬>
ガイアメンテ ⑩ロジルーラー ④セットアップ ⑤トレミニョン

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U指数
予想

【札幌2歳S2023特集】圧巻の指数マークで“極淒馬”の評価を得たセットアップに注目!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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このレースは、U指数二桁順位の馬が頻ぱんに3着以内に入るなど難解な面がある一方、直近5年は3位以内かつ5番人気以内の馬が必ず1頭以上馬券に絡んでおり、攻略の糸口がまったくないわけではない。的中を最優先に考えるのであれば、まずは指数も人気も上位の馬を高く評価すべきだろう。2021年はそのようなスタンスで、勝ったジオグリフと3着のトーセンヴァンノをピックアップすることができた。

今年、真っ先に注目できるのは、圧倒的なU指数をマークしてトップに立っている④セットアップ(84.8)だ。なんと、2位に4.6の指数差を付けて“極淒馬”の評価を獲得している。新馬戦は2着に敗れたが、好タイムで逃げ切った前走の未勝利戦の競馬ぶりが圧巻。その勢いのまま重賞制覇を飾ってもなんら驚けない。

もう1頭、3位⑨ガイアメンテ(80.1)も大注目の存在。今回と同じ舞台で行われた新馬戦で単勝1.4倍の支持を集めて悠々と勝利しており、さらなる上昇を感じさせた。あっさり2連勝というシーンも十分にあるだろう。

以下、新馬戦の勝ちっぷりが際立っていた5位⑦ギャンブルルーム(78.5)と、6位⑧パワーホール(78.4)を押さえておく。

【U指数予想からの注目馬】
セットアップ ⑨ガイアメンテ ⑦ギャンブルルーム ⑧パワーホール

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血統
予想

【札幌2歳S2023特集】目下4連覇中とキングカメハメハの孫世代が勢いに乗る

【札幌2歳S2023特集】目下4連覇中とキングカメハメハの孫世代が勢いに乗る

19年ブラックホール(父ゴールドシップ)、20年ソダシ(父クロフネ)、21年ジオグリフ(父ドレフォン)。種牡馬こそ異なるものの、3頭には「母がキングカメハメハ産駒」という共通点がある。昨年においても1着ドゥーラ(父ドゥラメンテ)、2着ドゥアイズ(父ルーラーシップ)と「父がキングカメハメハ産駒」の2頭でワンツー決着を果たしているほどなので、今年もまずはキングカメハメハの孫世代にあたる馬たちに注目すべきだろう。

また、ステイゴールドの直系も存在感を放ち、13年レッドリヴェール、17年ロックディスタウン、19年ブラックホールと3頭の勝ち馬を出すほか、11年2着ゴールドシップは皐月賞と菊花賞、20年2着ユーバーレーベンは優駿牝馬(オークス)を制してクラシックウィナーとなった。

ガイアメンテは、父ドゥラメンテ×母ミュージカルロマンス(母の父Concorde's Tune)。近年、目覚ましい活躍をみせるキングカメハメハの孫世代であり、同産駒からは昨年の勝ち馬ドゥーラが出たばかり。また、母がBCフィリー&メアスプリントの勝ち馬であることも興味深く、同レース好走馬の産駒にはアルアイン、グレナディアガーズ、シャフリヤール、ドウデュースなどが挙げられる。本馬もクラシック戦線での動向が注視される存在だろう。

ギャンブルルームは、父キズナ×母シャンデリアハウス(母の父ヴァーミリアン)。日本競馬を代表する名牝ダイナカールの直系で、本馬は昨年の1・2着馬を出したドゥラメンテやルーラーシップの近親でもある。また、キングカメハメハの血脈こそ持たないものの、母が同種牡馬と同じKingmamboの直系であることを評価しやすい。ほか、母の父は19年の勝ち馬ブラックホールと同一族であるなど、近年の札幌2歳Sに所縁ある血統背景を持つ。

【血統予想からの注目馬】
ガイアメンテ ⑦ギャンブルルーム

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乗り替わり
勝負度

【札幌2歳S2023特集】息子に訪れたピンチを舞台巧者の父がしっかりとカバーする!

【札幌2歳S2023特集】息子に訪れたピンチを舞台巧者の父がしっかりとカバーする!

編集部(以下、編) 先週の見せ場は、なんといってもBSN賞のブルベアイリーデ!

新良(以下、新) 馬もそうですが、ミルコ・デムーロ騎手がしっかり期待に応えてくれましたね。

編 勝てずとも、9番人気2着は立派です。

新 勝ったアイコンテーラーは初ダートで継続騎乗。あれだけ走られてしまってはどうにもなりませんね(苦笑)。

編 おっしゃる通り、継続騎乗でしたからね。ブルベアイリーデの指名は最善の予想だったといえるでしょう。

新 ただ、それ以外のレースが……。

編 はい。新良さんにしては珍しく不発でした。推奨馬8頭中、馬券に絡んだのは2頭だけで、1着はゼロ。久々に明確なマイナス週になってしまいました。

新 絶好調のまま夏を乗り切りたかったんですが、すべては自分でまねいた結果なので仕方がないです。

編 一生当たり続ける人はいませんからね。先週は小休止だったと思って、気持ちを切り替えていきましょう。

新 当然、気持ちの切り替えは済んでいます。今週はV字回復を狙うのみです。

編 よろしくお願いします。今週は久しぶりに平地3重賞構成で、土曜日には札幌2歳Sが組まれています。ターゲットを教えていただけますか?

新 横山和生騎手から横山典弘騎手に乗り替わる⑧パワーホールを狙います。

編 お、親子でのバトンタッチ。横山和騎手は先週アクシデントがあってケガをしてしまったので、その影響を受けての乗り替わりですよね。

新 はい。あのアクシデントがなければ、もちろん横山和騎手の継続騎乗だったでしょう。

編 そして、ピンチヒッターを務めるのがお父さんの横山典騎手。これはどう判断されますか?

新 パワーホールに対する、陣営、そして横山和騎手の期待の高さを示していると思います。トップジョッキーへの乗り替わりとなると、結果が出たら戻ってこない可能性もありますからね。おそらく、今回のみの代打が前提になっているはずです。

編 なるほど。親子ならそのあたりの融通はききそうですしね。

新 だから、半分乗り替わり、半分継続騎乗のようなものと考えていいでしょう。万全の状態で臨めないのなら、今週の騎乗は見合わせて、重賞は父に任せる。そんなスタンスなんだと思います。

編 わかりました。横山典騎手が騎乗するにあたっての不安要素はとくにないですかね?

新 札幌芝1800mにおけるコース勝率は23.1%と優秀。この舞台はかなり得意にしています。横山和騎手は10.5%なので、むしろ鞍上強化とみてもいいかもしれません(笑)。

編 それは頼もしい。経験豊富な大ベテランですし、なにをすべきかは本人がいちばんよく理解していますよね。

新 いろいろな意味で、レースを楽しませてくれる鞍上ですので、今回も「ここにあり」を印象づけるプレーを見せてほしいと思います。

編 今度は馬の評価をお願いします。相手はなかなか強力です。

新 新馬戦の内容が素晴らしかったですね。札幌芝1800mで上がり34.5秒以内を記録した馬には、クラージュゲリエ、バスラットレオン、ドゥーラなど、近年このレースで活躍した面々が並びます。いくら前半が超スローだったとはいえ、逃げて上がりを加速ラップでまとめたのはレアケース。パワーホールはかなりのポテンシャルを秘めていると評価しています。

編 連勝で重賞制覇の可能性もおおいにあると。

新 あるでしょうね。ただ、相手も強いので、複系馬券の軸にするとか、ボックスの1頭に組み込むとか、アタマ固定ではなく、馬券圏内に入ることを狙った馬券で勝負することをオススメします。頑張ってもらいましょう!

【乗り替わり勝負度からの注目馬】
パワーホール
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過去10年の結果

【札幌2歳S2023特集】過去のレース結果と結果U指数をチェック!

2022年9月3日() 札幌/芝1800m
天候:晴 馬場:
札幌2歳ステークス2022
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 12 ドゥーラ 斎藤新 1:50.0 4.2 1 35.7 88.4
2 13 ドゥアイズ 吉田隼人 1:50.1 14.6 6 36.0 87.8
3 1 ダイヤモンドハンズ 福永祐一 1:50.4 1 1/2 6.1 4 35.7 85.8
4 14 ジョウショーホープ C.ルメール 1:50.7 24.5 8 36.1 83.8
5 6 ブラストウェーブ 川田将雅 1:50.8 1/2 4.7 3 36.5 83.2
2021年9月4日() 札幌/芝1800m
天候:晴 馬場:
札幌2歳ステークス2021
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 9 ジオグリフ C.ルメール 1:49.1 2.1 1 36.1 89.6
2 7 アスクワイルドモア 武豊 1:49.8 12.9 4 36.5 85.0
3 10 トーセンヴァンノ 山田敬士 1:50.0 1 1/2 23.1 5 36.9 83.7
4 6 オンリーオピニオン 柴田大知 1:50.1 1/2 31.3 7 37.7 83.0
5 2 トップキャスト 団野大成 1:50.4 3.8 2 38.1 81.0
2020年9月5日() 札幌/芝1800m
天候:晴 馬場:
札幌2歳ステークス2020
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 13 ソダシ 吉田隼人 1:48.2 4.7 2 36.7 91.1
2 8 ユーバーレーベン 戸崎圭太 1:48.2 クビ 10.6 5 36.6 91.1
3 6 バスラットレオン 坂井瑠星 1:48.5 1 3/4 3.9 1 37.2 89.2
4 14 アオイゴールド 団野大成 1:48.6 1/2 42.5 12 37.0 88.5
5 2 ヴェローチェオロ 大野拓弥 1:48.7 クビ 26.0 9 37.1 87.9

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歴史と
概要

【札幌2歳S2023特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2013年の優勝馬レッドリヴェール
2013年の優勝馬レッドリヴェール

3歳(現2歳)戦の距離体系整備の一環として、1997年に芝1200mから芝1800mに大幅距離延長された札幌唯一の2歳重賞。第25回(1990年)のスカーレットブーケ、第26回(1991年)のニシノフラワー、第30回(1995年)のビワハイジなど、1200m戦時代から重賞戦線で活躍する勝ち馬を送り出し、1800m戦になってからも、第35回(2000年)のジャングルポケット、第40回(2005年)のアドマイヤムーン、第43回(2008年)のロジユニヴァース、第48回(2013年)のレッドリヴェールなど、のちのG1馬を多く輩出している。紛れもない出世レースだ。

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