ハッピーグリン(競走馬)

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ハッピーグリン
ハッピーグリン
写真一覧
抹消  栗毛 2015年3月6日生
調教師森秀行(栗東)
馬主会田 裕一
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績19戦[2-1-3-13]
総賞金6,884万円
収得賞金1,850万円
英字表記Happy Grin
血統 ローエングリン
血統 ][ 産駒 ]
Singspiel
カーリング
レディセラヴィ
血統 ][ 産駒 ]
アグネスタキオン
レディセラフィム
兄弟 コパノハンプトンミスミーチャン
市場価格864万円(2015セレクトセール)
前走 2021/04/04 大阪杯 G1
次走予定

ハッピーグリンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/04/04 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 13711283.01313** 牡6 57.0 団野大成森秀行 466
(-6)
2.11.9 10.345.6レイパパレ
21/02/14 阪神 11 京都記念 G2 芝2200 1111206.91111** 牡6 56.0 北村友一森秀行 472
(+12)
2.15.3 4.939.8ラヴズオンリーユー
20/05/03 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 14813257.51413** 牡5 58.0 和田竜二森秀行 460
(-6)
3.24.7 8.242.2⑤⑤⑦⑭フィエールマン
20/01/05 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 1861132.41018** 牡5 55.0 吉田隼人長谷川浩 466
(+8)
1.36.2 2.236.3⑩⑨サウンドキアラ
19/11/30 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 126854.4114** 牡4 56.0 武豊長谷川浩 458
(-4)
1.59.3 0.233.8⑩⑪⑪⑩ロードマイウェイ
19/11/03 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 133319.589** 牡4 55.0 池添謙一長谷川浩 462
(+6)
2.32.3 0.834.3⑨⑨⑨⑨ムイトオブリガード
19/10/06 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 1078173.8108** 牡4 56.0 服部茂史田中淳司 456
(-8)
1.45.5 1.134.7⑦⑦⑦ダノンキングリー
19/08/03 札幌 11 札幌日経OP (L) 芝2600 104410.782** 牡4 56.0 服部茂史田中淳司 456
(-1)
2.40.7 0.035.2⑥⑥⑧④カフジプリンス
19/03/23 中山 11 日経賞 G2 芝2500 1271093.7104** 牡4 55.0 服部茂史田中淳司 458
(-6)
2.34.8 0.635.5④④⑤⑤メイショウテッコン
19/02/24 中山 11 中山記念 G2 芝1800 117885.888** 牡4 55.0 F.ミナリ田中淳司 464
(+4)
1.46.4 0.933.9⑨⑨⑨⑨ウインブライト
18/11/25 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 1422341.2147** 牡3 55.0 服部茂史田中淳司 460
(+4)
2.22.2 1.634.9⑦⑦⑧⑩アーモンドアイ
18/10/20 東京 11 富士S G3 芝1600 1881637.8911** 牡3 54.0 内田博幸田中淳司 456
(-2)
1.32.7 1.033.5⑰⑰ロジクライ
18/08/11 札幌 11 STV賞 1000万下 芝1500 138131.511** 牡3 54.0 C.ルメー田中淳司 456
(+2)
1.29.3 -0.434.6⑨⑦④ユアスイスイ
18/07/01 函館 11 巴賞 OP 芝1800 118108.163** 牡3 52.0 服部茂史田中淳司 454
(0)
1.49.9 0.034.8⑦⑥⑥④ナイトオブナイツ
18/05/05 東京 11 プリンシパル OP 芝2000 14586.744** 牡3 56.0 大野拓弥田中淳司 454
(-4)
1.58.5 0.333.7⑬⑭⑭コズミックフォース
18/03/18 中山 11 スプリングS G2 芝1800 135610.958** 牡3 56.0 大野拓弥田中淳司 458
(-4)
1.48.9 0.835.1⑦⑥⑤ステルヴィオ
18/01/28 東京 9 セントポーリ 500万下 芝1800 124410.151** 牡3 56.0 大野拓弥田中淳司 462
(-6)
1.49.8 -0.233.3⑥⑩⑧リビーリング
17/09/03 札幌 10 すずらん賞 OP 芝1200 15344.523** 牡2 54.0 服部茂史田中淳司 450
(+4)
1.11.5 0.736.7リュウノユキナ
17/08/12 札幌 10 コスモス賞 OP 芝1800 116711.343** 牡2 54.0 服部茂史田中淳司 446
(-2)
1.51.5 0.236.1⑥⑥⑤ステルヴィオ

ハッピーグリンの関連ニュース

【大阪杯】レースを終えて

2021年4月5日(月) 04:55

 ◆松山騎手(サリオス5着)「内枠から取りたいポジションを取って、勝ち馬を見ながら思ったレースはできました。想像以上に馬場が悪くなり、苦しくなってしまいました」

 ◆鮫島駿騎手(カデナ6着)「馬場は内も外もどちらも悪いので、内ラチぴったりを回りました。ノメりながらでも、自分の脚は使っています」

 ◆和田竜騎手(アーデントリー7着)「いい手応えでしたし、もう少しうまくさばけていたら。道悪は上手でしたし、力もつけています」

 ◆三浦騎手(ブラヴァス8着)「思った以上に馬場が緩く、進みがもうひとつでした。3、4コーナーももたつきましたし、馬場に尽きますね」

 ◆岩田望騎手(アドマイヤビルゴ9着)「前半はいいポジションで競馬ができましたが、後半は馬場が影響して(早めに)手が動きました」

 ◆幸騎手(ペルシアンナイト10着)「スタートで挟まれて、最後方からになりました。こういう馬場も上手じゃない感じでした」

 ◆内田騎手(クレッシェンドラヴ11着)「外を回ってもコースロスになるし、いいところに入ったかなと思いましたが、4コーナー手前で苦しくなりました」

 ◆吉田隼騎手(ワグネリアン12着)「“勝つためにはポジションを取りに行かないと”と思い、出して行って勝ち馬を見ながら運びました。タフな馬場にもなって、馬も苦しかったと思います」

 ◆団野騎手(ハッピーグリン13着)「行ければハナへ行くプランもありましたが、GIで周りも速いですしね。思ったようなレースは進められましたが、最後は厳しかったです」

★4日阪神11R「大阪杯」の着順&払戻金はこちら

【大阪杯】枠順の明暗 2021年4月3日() 05:00

 <栗東トレセン>

 コントレイルは〔5〕枠(7)番。GI昇格前の2014年に同じ前田晋二オーナーのキズナが勝っている。福永騎手は「いいんじゃないかな。頭数がそんなに多くないから、競馬はそんなに難しくない。ペースが遅ければ前で、速ければ後ろからでいい。どんな競馬もできるようにしてきたからね」とうなずいた。

 無傷の5連勝で臨むレイパパレは2017年のGI昇格以降、4年間で3着2回の〔6〕枠(8)番。高野調教師は「いい枠だと思います。与えられた枠で乗り役に委ねますよ。追い切り後の疲労感もないし、順調です」と期待をもって送り出す。

 ワグネリアンは、過去2年より外めの〔5〕枠(6)番(一昨年〔2〕枠(2)番=3着、昨年〔4〕枠(4)番=5着)に入った。友道調教師は「偶数でいいと思うよ。休み明けを叩いた上積みもある」とうなずいた。

 ブラヴァスは〔4〕枠(4)番。自身これまで3回で1勝、2着1回と良績を残している馬番で、「偶数でいいんじゃないかな。あまり雨は降ってほしくないね」と友道調教師。

 アドマイヤビルゴは大外の〔8〕枠(13)番。昨年は同じ大外枠だったクロノジェネシス(〔8〕枠(12)番)が2着に入った。友道調教師は「13頭立てだから、枠はどこでもいいと思う」と受け止めた。

 カデナは〔7〕枠(10)番と、0秒2差の4着と健闘した昨年((11)番)と近い外めの枠。「枠はどこでもいい。いい感じで来ているし、コースも合っている」と中竹調教師。

 ペルシアンナイトはGI昇格1年目の17年にキタサンブラックが勝った〔4〕枠(5)番。「枠はいいんじゃないですか。使って良くなっているし、上向きですよ」と兼武助手。

 アーデントリーは19年にアルアインが勝った〔3〕枠(3)番に決定。「いいところじゃないですか。あとは和田竜騎手に任せるだけだよ」と、川村調教師は全権委任の構えだ。

 ハッピーグリンは〔7〕枠(11)番。GI昇格前の12年にショウナンマイティが優勝している。「ゲートをすんなり出るので、枠はどこでも大丈夫です。前走使って状態は上がっています」と清水亮助手。

 モズベッロは最内枠の〔1〕枠(1)番。GII時代の1990年にスーパークリークが勝って以降、勝ち馬が出ていない。森田調教師は「枠はどこでも良かった。使いつつ体調は上がっている」と語った。

 <美浦トレセン>

 2000メートルでも頂点を狙うグランアレグリアは〔8〕枠(12)番。84年のカツラギエースを最後に1着がないが、「奇数枠よりいいかな。逃げ馬を見る形でもまれずにいけそう」と大江原助手。

 一昨年の朝日杯FS以来のGI2勝目を目指すサリオスは〔2〕枠(2)番。「気になるのは馬場。(稍重の毎日王冠を)勝っているとはいえ、道悪は大きなマイナス」と堀調教師は空模様を気にする。

 クレッシェンドラヴは〔6〕枠(9)番。「奇数枠続きだけど、ゲートもしっかり出てくれているので」と林調教師。

大阪杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【ズバリ!調教診断(最終版)】大阪杯2021 1週前追い切り秀逸のコントレイルが堂々トップ 2021年4月2日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は大阪杯・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる大阪杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

モズベッロ【C】
栗東坂路併走。脚元の動き自体は力強いものの、追われてジリッぽく、キレを欠くところは相変わらず。この馬なりに順調なのかもしれないが、今回の舞台で上位争いに加わるには、展開や馬場など何らかの恩恵がほしい。

サリオス【B】
美浦南W併走。首の動きが硬く映るが、そもそも馬格の割に首が短めの馬。折り合い重視の内容を思えば、さほど気にする必要はない。脚さばきは滑らかで、課題である手前の切り替えも、それなりにこなしている。気合乗りもほどよく、及第点以上の仕上がりだろう。

アーデントリー【C】
栗東坂路単走。気負うことなく最後まで集中して登坂できたことは評価できる。ただ、15.5-15-14.5-13.5という、かなり緩めの調整。強豪集うG1に挑むにあたり、心許ない内容であるのは確か。積極的には手が出ない。

ブラヴァス【C】
栗東CW単走。最終追いの場所をいつものポリトラックからCWに変えて、長めから意欲的に攻めてきた。それはいいとしても、道中は体を持て余し気味で最後はあっぷあっぷに近い状態。このひと追いでどこまで変われるか、といったところか。

ペルシアンナイト【B】
栗東CW単走。頭の位置こそ高めだが、自らハミを取って進もうとする前向きさは評価できる。前膝を高く上げて、力強く馬場を蹴り込む姿は年齢的な衰えを感じさせない。攻め駆けする馬なので過度の評価はできないものの、叩き良化タイプらしく着実に状態は上向いている。

ワグネリアン【C】
栗東CW併走。それなりに速いラップを刻んだが、馬場の半ばを通ってきたことを考えると鵜呑みにはできない印象。追われてからの伸びも、いい頃と比べて物足りない。まだまだ良化余地を残しているように思える。善戦はできても勝ち負けまではどうか。

コントレイル【A】
栗東坂路単走。最初の1ハロンを13秒台半ばで入ると、残りの3ハロンの区間ラップはすべて12秒台。それでいて余力を十分に残しているあたりは、この馬が持つ優れた身体能力の証左だろう。柔軟な身のこなしで登坂する姿は見映えがいい。仕上がり良好。

レイパパレ【B】
栗東坂路単走。見た目は地味だが、そもそも坂路では時計が出ないタイプ。そのあたりを鑑みると、単走でラスト2ハロン25秒3-12秒4の数字は合格点に値する。鞍上の指示に対する反応も悪くなく、力を出せる態勢とみたい。

クレッシェンドラヴ【C】
美浦南W併走。僚馬2頭に追いかけてもらい、並ばせてから仕掛ける内容。先着を果たしたものの、気持ちが高ぶっているのか、力んで走っているように見えるのは気になるところ。逃げ・先行策ならこれでいいのかもしれないが、控える形をとると厳しいだろう。

カデナ【B】
栗東坂路単走。首を上手に使い、力強いフットワークで駆け上がってきた。ラストは少し疲れたが、いつもの最終追い切り時より全体時計が速いことを加味すれば、止まり方はマシなほう。この馬の動きとしては上等の部類にある。

ハッピーグリン【D】
栗東坂路単走。序盤の行きっぷりは悪くなかったが、手前の切り替えに手を焼き、バランスを崩すシーンも。結局、手前1本のまま引っ張り、しまいの伸びを欠いてしまった。良化途上の感は否めず、今回は様子見が妥当とみる。

グランアレグリア【A】
美浦南W併走。ほぼ馬任せで僚馬に追いつき、そこで折り合いをつけると、余力を残したまま相手にペースを合わせる形でゴールした。弾力性に富んだフォームでストライドを伸ばす姿は見ごたえ十分。落ち着きもあり、状態の良さがうかがえる。好ムード。

アドマイヤビルゴ【C】
栗東CW併走。コーナーを出る際、手前の切り替えにモタついたところは減点材料。その後はリズム良く運んでいたものの、僚馬の前に出ると気を抜いてしまったのか、脚勢が落ちてしまい詰め寄られてゴール。能力を感じる一方で、操縦性の難しさも垣間見えた内容だった。


【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。トップは⑦コントレイルとする。坂路とCWで調整を重ね、好時計を連発。とりわけ、CWで6ハロン自己ベストを叩き出した1週前追いの内容は秀逸だった。仕上がりに不足はなく、変に後方の位置で構え過ぎなければ上位好走の公算大とみる。

2番手は⑫グランアレグリア。1週前は先行して後ろから僚馬に抜かせる内容、今週は追走して並ばせる形と2パターンの併走追いを消化。ともに気負うことなく、テンポのいい走りを披露した。内回りの2ターン、レース当日の天気などの未知・不確定要素はさておき、ここ目標にきちんと準備を整えてきた印象を持つ。

<注目馬>
コントレイル グランアレグリア

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【大阪杯】厩舎の話 2021年4月2日(金) 04:56

 ◆アドマイヤビルゴ・岩田望騎手「反応が良くいい状態。チャンスをものにしたいですね」

 ◆アーデントリー・川村師「状態はいいです。乗りやすい馬で、どんな競馬もできます」

 ◆カデナ・中竹師「バネのある動きですごく充実している。舞台も合っている」

 ◆グランアレグリア・ルメール騎手「落ち着きが出て道中も我慢できるようになっている」

 ◆クレッシェンドラヴ・林師「メンタルやハミ受けは改善。雨は降れば降るほどいいですよ」

 ◆コントレイル・安藤助手「休み明けでGIは昨年に経験。今回に生きてくると思う」

 ◆サリオス・堀師「手前の替えも良化。今までで一番スムーズに調整できている」

 ◆ハッピーグリン・清水助手「使って確実に上向いています。距離短縮もプラスですね」

 ◆ブラヴァス・友道師「具合は本当にいい。ある程度の位置で運ぶ形が理想になる」

 ◆ペルシアンナイト・池江師「跳びが大きく馬場が鍵。今は2000メートルくらいの方がいい」

 ◆モズベッロ・森田師「動きも抜群でグングン調子は上がっている。何とか上位へ」

 ◆レイパパレ・高野師「本当にいい仕上がり。負けていないし可能性を秘めている」

 ◆ワグネリアン・友道師「好調キープを感じさせる動き。この舞台も一番いいと思う」



大阪杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【大阪杯】厩舎の話 2021年4月1日(木) 11:11

 アドマイヤビルゴ・友道調教師「1週前、直前とジョッキーに追ってもらった。1800から2000メートルがベスト」

 アーデントリー・川村調教師「ここ2走はジョッキーがうまく乗ってくれた。状態も上向き」

 カデナ・中竹調教師「この舞台は合っている。去年(4着)ぐらい走れる状態にある」

 グランアレグリア・ルメール騎手「レースを使うごとに乗りやすくなっている。阪神の内回り2000メートルは合うと思う」

 クレッシェンドラヴ・林調教師「最終追い切りは素晴らしい動き。右回りの2000メートルでは重賞を2つ勝っている」

 ハッピーグリン・清水亮助手「坂路でしっかりやっている。1Fでも短くなるのはプラス」

 ブラヴァス・友道調教師「1週前にジョッキーに感触を確かめてもらった。前走は馬場。毛ヅヤが良く、充実している」

 ペルシアンナイト・池江調教師「上積みはある。状態はいいが、馬場次第だし、相手も強い」

 モズベッロ・森田調教師「相手は強いが、動きはいいころに戻った」

 レイパパレ・高野調教師「活気があって元気。今、一番強いと言われている馬と走るのも面白いと思って挑戦する」

 ワグネリアン・友道調教師「使った上積みは大きい。渋った馬場はこなしそう。条件も合う」(夕刊フジ)

大阪杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【大阪杯】特別登録馬 2021年3月21日() 17:30

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ハッピーグリンの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月3日(日) 京都11R 第161回天皇賞(春)(4歳以上G1・芝3200m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:18頭)


【優先出走馬】

ミッキースワロー(B)中4週
この中間も2週前、1週前と南Wで時計を出していて、いつもよりも外を回って追い切られている。1週前追い切りでは、終い強めに追われると前にグッと伸びる感じがあって、前走時のような馬体が起きてしまう走りと比べると見た目はかなり良い。あとは関西への輸送があるので、大きく馬体が減らなければ。

ユーキャンスマイル(A)中5週
休み明けの前走時の調教は、重苦しい印象の動きで評価を下げたが、前走を一度使われて良化した印象。この中間、1週前追い切りは併せ馬で遅れたものの前脚の捌きが良くなり、走りに柔らかさが感じられる。前走以上の良い状態で出走できそう。


【以下、賞金上位馬】

フィエールマン(A)4ヶ月半
今年は有馬記念からの休み明けでの参戦となるが、この中間はこれまでのような3頭併せでの追い切りがなく、トレセンでの追い切り本数も多くなっていて、調整方法の変化を感じる内容。ただ、今年は左回りでの追い切りとなった1週前追い切り内容を見ると、昨年のような勢いのある動きを見せている。有馬記念時の追い切りでの動きと比べれば、断然今回のほうが良い動きに見える。

キセキ(C)中5週
この中間は久しぶりにジョッキー騎乗で2週前、1週前と追い切られて、休み明けの前走時と比べると多少良くなった感あり。ただ、2年前の秋のような前に伸びる感じの走りはまだ見られず。

スティッフェリオ(D)中4週
この中間はこれまで一度も追い切られたことのない、(軽めの調整はあるが)CWでの1週前追い切りを敢行。坂路の馬場があまり良くないからという理由のようではあるものの、負荷をかけるなら悪い馬場のほうが良さそうに感じるのだが……。同厩舎のダンビュライトはいつも通り坂路で追い切られているので、なぜこの馬だけという疑念がやはり残る。ここまで28戦してきてここで調教方法を変える必要はあるのか? 他に理由があるのかもしれないが、何にせよここで調教内容を変えることはプラスにはならないと個人的には思うのだが。

モズベッロ(C)中4週
これまでゆったりとしたローテーションで使われてきている馬で、デビューから長期の休養がない中での臨戦。前走時点で、の追い切りの動きからは疲れが出てきているように感じていて、実際に1週前追い切りも馬場状態の違いはあるにしても時計が掛かっていた。最終追い切りで2走前のような動きが見られれば、京都コースは成績が良いだけに期待したいところだが。

エタリオウ(A)中4週
この中間は中3週で、2週前、1週前と3頭併せで一杯に追われて好時計で先着。映像がないので動きは分からないが、時計的に見て近走の中では最も充実した調教内容と感じる。

ダンビュライト(B)5ヶ月半
ジャパンカップからの休み明けで、この中間は2週前がサンライズノヴァ、1週前がインディチャンプとG1馬相手に併せ馬で追い切られている。時計もしっかり出ており、順調な仕上がり。休み明けでの好走がある馬で、この内容なら期待が持てそう。

トーセンカンビーナ(A)中5週
角居厩舎王道の調教方法で調整されている馬で、この中間もCWを併せ馬で追い切られて順調そのものといった感じ。大き過ぎない馬体でいかにも京都が向きそうなディープ産駒といった走りをする点も含め、前走の阪神でのレース以上の走りというのも期待できそう。

ミライヘノツバサ(B)中9週
京都でのレースでは実績はないが、この中間も乗り込み量は豊富で前走以上に調教内容は良い。1週前追い切りでも併走馬を突き放し先着と、引き続き良い状態をキープできている感じ。

メイショウテンゲン(A)中5週
昨秋はまだ物足りない面があったが、近走は使われる毎に調教の動きも良くなっていてこの中間も2週前、1週目と強めに追われて順調な内容を見せている。1週前追い切りでは、追い出されると終いでグッと伸びて動きも前走以上。

シルヴァンシャー(F)7ヶ月
この中間も前走同様の長期休養明け。好走した前走時はCWで追い切られていたが、この中間は坂路での調整で、1週前追い切りの動きを見ても明らかに重たい動き。CWでの追い切りがない時点で、仕上りに不安があると思ったほうが良い。

ハッピーグリン(E)4ヶ月
近走は長距離、中距離、マイル戦と使われていて、どこの路線が向いているのか試しているというよりはどの路線でも頭打ちといった感じ。この中間の調教内容を見ても、これまで坂路で調整されてきていた馬がCW、DPコースと変えてきていて、いろいろと迷いが感じられる。

メロディーレーン(E)中4週
基本的に小柄な牝馬は、距離に関係なく好走する例は少ない。特にこの馬は小柄と言われる馬よりもさらに50キロ以上小さく、これだけの成績を残していることが奇跡的といって良い。話題にはなるが、現実は調教では特に目立つ時計も出せておらず、今回56キロとこれまでで最も重い斤量を背負わなくてはならず、負担はかなりかかると思う。



◇今回は天皇賞(春)編でした。
私が競馬を観るようになった頃に活躍していたオグリキャップスーパークリークイナリワンの3強たち。揃って引退し、入れ替わるかのように現れたのがメジロマックイーンでした。私にとってスーパークリークは競馬の世界に導いてくれた馬であり、メジロマックイーンは競馬を教わった馬。この2頭がいなかったら30年近く競馬を観続けることはなかったのではないかと思います。
そんなメジロマックイーンも、春の天皇賞には3度出走して、それぞれの年にドラマがありました。最初に挑戦した年は親子3代の天皇賞制覇、2年目がトウカイテイオーとの対決を制し連覇達成、骨折から復活しての3連覇目前まで迫るもライスシャワーに敗れた3年目――と、春の天皇賞だけでこれだけのドラマがあった馬は、他にそうそういないのではないかと思います。古馬になってからは常に主役であり続けた馬で、そんな名馬を20歳前の時期にオンタイムで観られたことは自分にとって大きな財産となっています。
今は過去の映像などが手に入りやすい時代でもあります。緊急事態宣言で外出できないこの時期に、過去の名馬や皆さんが競馬を始めるキッカケとなった好きな馬の映像など見返して観るのもの良いのではないでしょうか。

それでは次回、オークス編でお会いしましょう。


天皇賞(春)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2020年4月29日(水) 19:00 覆面ドクター・英
天皇賞(春)・2020
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先週はG1ありませんでしたが、ここからは6週連続のG1となります。
先々週の皐月賞は、本線的中で久々にガツンと稼ぐことに成功。その皐月賞は、ひと昔前は厳しい流れで距離以上にスタミナを問われるレースで先行して粘り強い馬が好走して、ダービーより菊花賞に繋がるレース像だったのですが、近年はマイラー寄りの馬たちのスピードレースとなっており、そのあたりの切り替えが大的中に繋がったと自負しています。
そして今週の天皇賞(春)に関しては、京都向きの先行して早いペースで最後まで走りぬく高速ステイヤーのためのレース。スタミナ自慢のバテ比べの中で差してくる馬が活躍する鈍重ステイヤー戦(凱旋門賞あたりには通ずるのかもしれないが)とは別物で、そのあたりが他の長距離レースと直結しない結果になっている一因とみています。
今年は無観客でもあり、イレこんだり、引っかかったりが例年以上に減りそうで、前有利傾向がより強調された結果となるのではないでしょうか。


<全頭診断>
1番人気想定 フィエールマン:昨年のこのレースの覇者であり、菊花賞馬でもある現役屈指のステイヤー。凱旋門賞はそもそも向かないと思っていたので、惨敗はノーカウント。前走の有馬記念は期待したが、やはり中山だと良さが出にくかった。G1とはいえ、相手の層が薄いここは連覇が十分可能。菊花賞と違って後方に居るとまずノーチャンスのこのレースだが、ルメール騎手が道中で勝負圏外の位置取りにいる可能性は極めて低く、いつも通り絶妙の位置で運んでいるのでは。

2番人気想定 ユーキャンスマイル:昨年はダイヤモンドS勝ちからの臨戦で5着だったが、今年は前哨戦の阪神大賞典を勝っての参戦と、ひと昔前なら王道のローテーション。疲れが残っていなければ、ここも好戦は可能だろう。真の適性は1800~2500m位だとは思うが、真のステイヤー不在の時代だけに、やれて良い。左回り向きと言われてきたが、前走で克服し、乗り替わりの鞍上浜中騎手も京都は得意。早めに前で勝負するタイプだけに、このレースとも合う。

3番人気想定 キセキ:以前は様々な距離・舞台でG1でも粘り強く好戦していた馬だが、海外遠征を機にすっかりスランプに陥っている現状。前走も大きく出遅れて追い上げるも、終いは止まった。調教で騎乗した武豊騎手の「乗りやすい」とのコメントが、リップサービスなのか、豊マジックで蘇らせるのか、どちらをとるかの馬。私自身は、基本的には一度粘りを失った逃げ・先行馬は買わない主義だが、これだけ相手が弱くなるとやれるのかもしれない。前走も出遅れリカバーで序盤に無理をした割には、終いもそこそこいいところまでは我慢していて、7着とはいえたった0.6秒差。消す必要はなさそう。

4番人気想定 ミッキースワロー日経賞も得意の中山らしい強い勝ち方だったが、中山と似た傾向のある福島に良績は集中。京都向きとは思えず、G1に強いとの印象をもたれている横山典騎手も、最近は実はG1での成績はさっぱりでもある。後方からという脚質は不利なレースでもあり、妙味なし。中山だったら本命視するのだが……。

5番人気想定 メイショウテンゲン:道悪の弥生賞を勝った頃は、ディープインパクト×フレンチデピュティの黄金配合だけに、マイラー寄りの馬なのかと思って見ていたが、母母サドラーズウェルズ系の影響が強いのか、菊花賞惨敗後もステイヤーズS4着、ダイヤモンドS2着、阪神大賞典でも3着好走と、ステイヤー路線で頑張っている。ただ京都向きではない印象で、あまり買いたくないタイプ。道悪要員か。

6番人気想定 トーセンカンビーナ:昨年夏までは未勝利勝ちのみだったが、昨秋から3つ勝って、前走はとうとう阪神大賞典2着を果たした上り馬。新馬戦で2000mを使ってきたようにディープインパクト産駒にしてはスタミナ寄りとみられること、ゲート難を挽回可能なことなどから、長距離で好成績となっているのかもしれないが、大一番でゲート難というのは致命的でもある。後方からすすめるタイプには厳しいレースだけに、期待し難い

7番人気想定 エタリオウ:昨年の日経賞2着を最後に馬券圏内に来ておらず、『堅実だった馬が崩れ出したら、手を出さないようする』というマイルールからは狙い辛い馬。ただ、川田騎手に乗り替わって、先行して新たな一面を引き出すようだと怖いとは思っている(ルメール騎手が、ハーツクライで意表を突く先行策で、ディープインパクトを負かしたように)。好走していた頃のような後方からのまくり差しは届かないレースなので、ゲート次第か。

8番人気想定 モズベッロ:今年は日経新春杯勝ち、日経賞2着と活躍しているが、ディープブリランテ産駒で本質的には中距離馬。ここまで距離が延びるのは歓迎ではない。必ずしも後方からでないのは良いのだが、斤量が軽い方がいいタイプのようで今回の58キロはキツいのでは。

9番人気想定 シルヴァンシャー:昨秋の京都大賞典で3着まできた、なかなか順調に使えない良血馬。体調さえ整えばトップレベルともそう差の無い器で、7か月空いたことが良いほうに出るようなら、穴馬として激走期待の手あり。

10番人気以下想定
オセアグレイト:3勝クラスを勝って2番人気で迎えた前走ダイヤモンドSでは3着。とはいえ前とは離されており(2着と5馬身差)まだ一線級とは差がある印象。

ダンビュライト:もまれ弱いのが一流馬への出世を阻んでいるが、G2を既に2勝。最近は人気にならず時折好走しており、今回も人気を落とすようなら。もまれず気分よく走れさえすれば、好走可能なポテンシャルはあり、穴馬としては期待できる。先行馬と内枠馬の期待できるレースだけに、先行できるのは強味であり、楽しみ。

メロディーレーン:340キロ前後の小さい馬で人気だが、特異なキャラだけに余分に人気となり買いたくない。もっとも背負ったのが菊花賞の55キロで後方から嵌ったレースだったが、今回は更に重い56キロを背負って後方組には厳しいレースだけに、ばっさり消す予定。

ミライヘノツバサ:脚元の不安はつきまとうドリームジャーニー産駒だが、調教でコース追いに変えてハードに攻めてきた前走(ダイヤモンドS)で見事16番人気Vを果たした。ただ7歳でもあり、更なる上積みはないのでは。

スティッフェリオ:一昨年に福島記念、昨年に小倉大賞典オールカマーを制したように中距離のローカル小回りが最適舞台のよう。ただ、先行馬と内枠馬が恵まれるレースであり、気分よく道中先行できれば、そこそこの着順に残る可能性もあり、ヒモにはありか。

タイセイトレイル:昨秋のアルゼンチン共和国杯2着以降はさっぱりで、特に買い要素なし(回避の報道もあり)。

ハッピーグリン:ホッカイドウ競馬から中央に挑戦し頑張っていたが、中央入りしてからは冴えず。正直、中距離馬の印象でここは向く舞台ではないし、力自体がちょっと落ちてきている印象。


<まとめ>
有力:フィエールマンユーキャンスマイル

穴で:ダンビュライトスティッフェリオシルヴァンシャー

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2019年10月27日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2019年10月27日号】特選重賞データ分析編(174)~2019年アルゼンチン共和国杯~
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アルゼンチン共和国杯 2019年11月03日(日) 東京芝2500m


<ピックアップデータ>

【前走の条件がG1ではなかった馬の、前走の着順別成績(2010年以降)】
○4着以内 [5-6-7-31](複勝率36.7%)
×5着以下 [1-2-1-82](複勝率4.7%)

 長期間に渡って好走馬の傾向が変わっていないレース。前走の条件がG1だった馬は2010年以降[3-1-1-8](複勝率38.5%)とまずまず堅実ですし、前走好走馬もそれなりに信頼できます。一方、前走がG1以外のレースだったにもかかわらずその前走で5着以下に敗れていた馬は不振。思い切って評価を下げたいところです。

主な「○」該当馬→アフリカンゴールドノーブルマーズルックトゥワイス
主な「×」該当馬→アイスバブルハッピーグリンムイトオブリガード


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が15戦以内」だった馬は2010年以降[8-2-6-10](複勝率61.5%)
主な該当馬→アイスバブルアフリカンゴールド

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2019年3月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】中京は馬場一変!仮柵について考える/大阪杯展望
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先週の高松宮記念は、”2強対決は2頭で決まる可能性は低い”と書いたが、想定をはるかに超える大波乱となった。2頭では決まらないどころか2頭とも4着以下に敗れ、勝ったのは3番人気のミスターメロディ。そして、2着には12番人気セイウンコウセイ、3着ショウナンアンセムに至ってはなんと17番人気という超伏兵だった。3連複で87万、3連単は449万という記録的な荒れ方も納得の人気薄勢の激走だ。

なぜこれほどまでに荒れたのだろうか。ひとつは、スプリント路線に確たる主役がいないために、人気ほど力の差がなかったということだろう。だが、それだけではない。今回に関していえば、何より馬場状態と枠順が明暗を分けた印象だ。


~A→Bコース替わりで芝の伸びどころが一変

先週の中京芝コースは3週目の最終週だったが、前週までのAコース施行から、3メートル外側に仮柵を設置するBコース施行へと替わっていた。

いわゆる、東京→中山といった開催場替わりとは異なり、コース替わりはそこまで馬場傾向や適性に影響を与えないケースも多いが、一方で仮柵設置により大きく傾向が変わるケースもある。先週の中京芝はまさにこのパターンで、前週とは伸びどころが変わっていた。

では、具体的にどう変わっていたのだろうか?

顕著だったのが、逃げ馬の活躍である。

前の週、3/16~17の開催では、中京芝で8レース行われ、逃げ馬は(0-0-0-9)(※)とすべて4着以下に敗れていた。この中には5番人気以内の馬が5頭含まれており、明らかに「逃げ馬は不利」な馬場状態だった。

※3/17の中京9Rは2頭が並走して逃げたため、全8レースだが記録上逃げ馬が9頭となっている

ところが先週末、3/23~24の開催では、中京芝で12レース行われ、逃げ馬は(4-2-0-6)と、なんと半数の馬が連対を果たしている。この中には8番人気で逃げ切ったアドラータ、10番人気で2着に粘ったアグネスリバティなど伏兵馬も含まれており、明らかに「逃げ馬にとって有利」な馬場状態だった。

数字を改めて以下のように列挙すると、その違いを大いに感じることができるはずだ。

中京2週目の逃げ馬成績(0-0-0-9)
中京3週目の逃げ馬成績(4-2-0-6)

もちろんこれはすべて芝の状態に起因するとは限らず、個別レースにおけるペースや騎手の思惑、あるいは天気・風向きなど、細かに分析すれば複数の要素が絡み合っての結果だろう。だが仮にそうだとしても、明らかに傾向が変わったことは間違いなく、その最大要因は仮柵設置にあったことは疑いのない事実だ。

では、こういった傾向をどう予見し、対策を講じるか。もっともシンプルな方法は、土曜日の馬場傾向をじっくり見るということだろう。土日で傾向が変わることもあるが、少なくとも前の週から次の週における変化ほど大きくはない。まずは土曜日の芝レースを見て、土曜の午後、あるいは日曜日に生かす。コース替わりはあらかじめJRAのHPでも確認できるので、その準備だけでもしておきたい。

基本的に内が伸びる馬場は逃げ先行馬が有利になりやすいので、細かくチェックしなくても前の週の映像をアタマに入れておけばある程度は判断できるはずだ。人気薄で走った馬の脚質やコース取りなどの特徴をチェックすることも有意義だろう。基本的に人気薄の馬は、何かに恵まれて走っているためだ。

今週末は中山&阪神の2場開催となるが、ともにBコースに替わる。先週までの傾向がどれくらい変化するか、あるいはしないか。少なくとも日曜日に行われる大阪杯については、馬場傾向をチェックしてから最終結論を出したい。


~横綱不在も大関陣がズラリと揃った大阪杯展望

さて、その大阪杯であるが、今回は東西の横綱ともいうべき存在が不在である。

東の横綱=アーモンドアイ
西の横綱=ダノンプレミアム

(牝馬に横綱というのも少々失礼ではあるが…)アーモンドアイは、ドバイターフへ出走、一方ダノンプレミアムはマイラーズCを予定している。

したがって、今年の大阪杯は上記の2頭への挑戦権を賭けた”最強大関決定戦”といえるかもしれない。相撲界には貴景勝という若き大関が誕生したが、競馬界にも次代を担う横綱候補が現れてほしい。

そこでポイントになるのは、前哨戦のレースレベルではないだろうか。今年の特徴は、前哨戦が多岐に渡ることだろう。有馬記念や香港からの直行組、さらにワグネリアン神戸新聞杯以来など、年明け初戦の馬も数多く出走する。

一方で、年明けに使われている組は、京都記念中山記念金鯱賞を経由してくる馬が多い。今年に関して言えば、京都記念はレベルが低く、中山記念金鯱賞に好メンバーが揃っていた印象だ。

昨年の菊花賞におけるフィエールマンの例を出すまでもなく、近年は直行ローテがある種のトレンドとなっているが、今回筆者が注目しているのは、出走メンバーのレベルが高かったと思われる中山記念組である。

その思いを強くしたのは先週の日経賞だ。中山記念では見せ場なく8着に敗れていたハッピーグリンが、日経賞ではあわやの4着と好走。改めて中山記念組のレベルの高さを感じさせるレースでもあった。

今年の大阪杯に出走する同レース出走馬は、3着のステルヴィオ、そして5着のエポカドーロの2頭である。ともに中穴人気程度に留まるだろうが、馬券的には大いに注目したい。

なお、中山記念組は遠くドバイでもスワーヴリチャードディアドラが出走、また土曜の中山・ダービー卿チャレンジTにもマルターズアポジーが出走する。ハイレベルレース経由の馬として、こちらにも注目したい。

大阪杯の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2018年12月19日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2018有馬記念
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こんにちは、公認プロ予想家のくりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に、各馬コメントをしていきたいと思います。


12月23日(日) 中山11R 第63回 有馬記念(3歳以上G1、芝2500m)

【フルゲート16頭】

<ファン投票上位馬>

レイデオロ(B)(中7週)
この馬は馬体重の増減がないかマイナス体重の時はこれまで負けナシ。逆に負けているレースは海外か馬体重が増えている時と、馬体の増減で結果が分かれていて、一つのデータとして使えるかもしれない傾向あり。実際、パドックではいつもうるさい面を見せているので馬体が減ってしまうほうが普通で、イレ込んでいても馬体が増えていたらもともとがかなり太かったと考えても良いのだろう。前走時もパドックでうるさい面を見せていたが、レースは流れて折り合いをつけるのには絶好の展開。普通のレースができれば能力の高い馬なので強い勝ち方ができるが、悪いほうに出てしまう可能性もある。それでも安定した成績を残せているのは、コンビを組んでいるルメール騎手の手腕によるところが大きい。この中間に関しては、2週前にこれまで一度も追い切りで走ったことのないPコースで追い切ったというところが気になるくらいで、1週前追い切りの南Wでの内容は手応えも良く悪くない感じだった。あとは最終追い切りでテンションが高くなり過ぎないような内容なら問題なさそう。

オジュウチョウサン(B)(中6週)
何だかんだで11連勝中とある意味凄い馬。この中間は有馬記念一本に絞っての調整で2週前、1週前追い切りの動きを見ると、追われてしっかり伸びていて出来は良さそう。障害をたくさん勝っている馬にしては、重心が低い走りで調教だけなら文句なし。

サトノダイヤモンド(D)(中3週)
ジャパンCからの中3週での参戦。1週前時点での動きは、走りに勢いがなく若い時には持ったまま一気に突き放すくらいの走りだった馬で、状態面というよりは年齢的な衰えのような感じ。

キセキ(C)(中3週)
この秋は使われるごとに馬が良くなっている感じと前走時にコメントしたが、さすがに今回は秋4戦目で、しかも前走かなり速い時計で走ったこともあり、前走時ほどの勢いがない。この秋は状態が良いので馬に走る気はあるが、体がそれについて行けていない感じで、気持ちと体のバランスが取れていないように思う。

ミッキーロケット(C)(中7週)
この馬に関しては、休み明けの天皇賞(秋)を好走後、出走を予定していたジャパンCを前に筋肉痛で回避していることから状態面が一番気になるところ。乗り出してからの日数では間に合う計算だが、1週前追い切りの動きを見ると最後のもうひと伸びが足りない感じ。相手が調教駆けする馬で、先週のレースでも勝っていたりと勢いはあったとは思うが......。最終追い切りでどこまで変わってくるかといったところだが、思っていたほどは悪くない感じ。

シュヴァルグラン(AA)(中3週)
昨年と同じローテーションで、前走のジャパンC4着からの臨戦。それでも昨年勝った時よりも時計は縮めているので、この馬も良く走っているほうだと思う。この中間は、いつも通り1週前はCWを併せ馬の内に併せての追い切り。ただ、違ったのは追い出されてからの反応がこれまでに見たことのないような伸びで、相手を突き放していた点。併せた相手もこれまでとは違ったとはいえ、もともと調教では走らない馬で、かつて調教では見せたことがないような伸び脚を披露している。叩き3戦目でガラッと変わっているのかもしれない。

マカヒキ(C)(中7週)
前走時は馬体が大きく減っていた割には緩い感じに見えて、反動が出て調子が戻るのに時間がかかっていたのかもしれない。ジャパンCは回避したが、調教はジャパンCの日から時計を出し始めていて乗り込み量は豊富。調子も戻りつつある感じで、1週前追い切りの動きはまだ終いに首が高くなっていて物足りないが、坂路で速い時計が出るようになってきていることは良い傾向にある。

モズカッチャン(B)(中5週)
前走のエリザベス女王杯はステップレースを使えなかったことも影響したか、パドックではお腹のあたりに余裕のある馬体に映った。そして、そのあたりが最後の伸び脚に響いた可能性も。他にも、好走時は1週前に坂路で好時計が出ていることが多く、前走時の1週前追い切りはかなり物足りない時計だった、などの不安点があった。その点、今回は1週前に坂路で良い時計が出ていて、好走時の内容と言って良さそう。前走からの変わり身が期待できそう。

クリンチャー(B)(中10週)
凱旋門賞以来のレースとなり、普通に考えれば疲れはあると思うがタフな馬でこの中間も2週前、1週前とCWを長めから追われて順調そう。それでも目に見えない疲れがあるとは思うのだが......。見た目の印象は悪くない。

ブラストワンピース(C)(中8週)
前走の菊花賞では◎にした馬で状態は良かった。勝負どころからのコース取り次第では、もっと上の着順に来ていてもおかしくなかったと思うが。この中間は、馬場状態の違いはあるにせよ時計の出る馬としてはやや物足りない時計で、1週前追い切りの動きを見ても前走時のような迫力がない。残り1週でどこまで変わってくるかといったところ。


<以下、賞金上位馬>

スマートレイアー(D)(中5週)
東京大賞典に出走するという話もあったが、最終的に戸崎騎手で有馬記念に出走。1週前追い切りの動きを見ると、走りやすそうな馬場だったが走りに力強さがなく......。この馬の良い時だったら、もっと楽に速い時計が出ていたハズ。

サウンズオブアース(E)(中3週)
前走時もそうだったが、良い時はもっとビッシリと追われてかなり速い時計を出していた馬。それが、1週前追い切りの動きを見ても、中3週ということもあってか動きに勢いが感じられず。引退レースとなるので最終追い切りはビッシリ追ってくるとは思うが、変わり身はなさそう。

パフォーマプロミス(B)(中6週)
アルゼンチン共和国杯を勝っての参戦で、ローテ-ションに余裕があり乗り込み量も豊富。最終追い切りは軽めでも、スッと伸びるようなら前走のようなレースが期待できそう

リッジマン(B)(中2週)
前走が休み明けだったこともあり、中2週での参戦も1週前追い切りの動きからは疲れは感じられない。叩き2戦目での上積みがありそうで、蛯名騎手なので内枠に入ったりしたら少し怖いかもしれない。

サクラアンプルール(A)(中7週)
昨年と同じく天皇賞(秋)からの参戦だが、今年のほうが強めの追い切りが1本多く、1週前追い切りでは直線ビッシリと追って手応えに余裕がありながら突き放す内容と、かなり良かった。昨年は不利もあったし、もともと中山は得意なので状態の良さで一発も。

ミッキースワロー(D)(中3週)
前走時は調教の動きも良かったので初の左回りでも好走したほうだと思う。もともと頭の高くなる走りだが、1週前追い切りの動きからは前走時のような力強さが感じられなかったので、最終追い切りでどこまで変わってくるか。


<以下、除外対象馬>

ハッピーグリン(D)(中3週)
中3週でもう一度北海道から輸送してのレースとなるとかなり厳しい条件となる。除外対象でも使う予定で調整されていると思うが、JRA馬よりはハンデがある。

プラチナムバレット(E)(中4週)
この秋は大敗続き。この中間も乗り込まれているが併せ馬では遅れが目立ち、1週前追い切りの動きを見ても力強さはなく、終いで首が上がり気味で物足りない動き。

ベイビーステップ(F)(中2週)
美浦の坂路では好時計の出る馬だが、まだ1000万下クラスの格下馬。ただ坂路で時計が出たからといってレースで走る訳ではなく、相手も強すぎる。



◇今回は有馬記念編でした。
この前ダービーが終わったかと思ったらもう有馬記念がきてしまった――そのくらい時間が経つのが早く感じます。
ところでこの有馬記念、年間で3000レース以上行われるJRAのレースの中で、この有馬記念だけが唯一違う点があります。そう、明日12/20(木)にテレビでも放映されることから皆さんもご存知の通り、枠順(馬番)が公開抽選で決定されるということです。天皇賞(秋)このコラムでも書きましたがJRAのHP(Q33)には『各競走における馬番(枠順)は、公開抽選で行われる一部GI競走をのぞき、全てコンピュータにより自動的に決定されます』と書かれています。枠順の決定(地方競馬、海外競馬、その他の公営競技の枠順がどのように決定されているかは分かりません)に関しては誤解されている方がかなりいて、変な情報に惑わされないようにするためにもそのあたりのことは知っておいたほうが良いと思います。まあ、普通に考えても3場開催の場合、土日で72レースも行われるところをすべて抽選していたらいくら時間があっても足りないでしょうからコンピュータに任せるのも分かりますし、馬券の売り上げにもかなり貢献していると思います。JRAも景気が悪くて馬券の売り上げが悪かったら(ましてや、今年は25日前(一般的な給料日前)の開催で、売り上げ的にも厳しくなりそう)、枠順を公開抽選で行うようなことはしないと思いますが、このような形で枠順を抽選するということは1年を通しての馬券の売り上げが好調だったということの裏返しでもあると思います。日本の競馬は馬券が売れて成り立っているので、これだけ競馬が盛り上がるのは馬券を買ってくれている1人1人の競馬ファンがあってのもの。ブームにならなくて良いので、競馬の楽しさを知っている人たちが来年も同じように楽しめる環境であり、世の中であることを願って、今年の有馬記念を楽しみたいと思っています。


それでは次回ホープフルS編(予定)でお会いしましょう。



有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2018年12月19日(水) 10:00 覆面ドクター・英
有馬記念2018
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WIN5の4つ目まで当たり、「2週連続いただき!」と思っていた5つ目の朝日杯FSのグランアレグリアは、残念ながら敗れてしまいましたが、桜花賞に向けて別に能力的には問題なく順調であればやれる馬だと思っています。中山10Rで10万馬券的中していたこともあって、M.デムーロのギリギリセーフな斜行ラフプレーにも、そう腹立たしく思わず、さらりと流せました。競馬雑誌で見ていた、田口プロの参戦もあり、JRDBからの参戦も楽しかったし、ドンドン競馬関連の著名人には期間限定でもウマニティに参加してもらって、競馬自体を盛り上げていってくれるといいですね。会員を分割して複数の予想パターンを提供して、毎週的中!と言い放つ予想会社にも是非参加してもらいたいものですがね(笑)

有馬記念というと「年末だなあ」という風物詩的なレースですが、その後にホープフルSや東京大賞典も控えているので、クリスマスのビッグイベントという捉え方が今の時代にはあっているのかもしれません。前日に結婚式でのスピーチを頼まれており、御祝儀に有馬記念の馬券も入れてあげる予定です。ここで当てて、式への参加者から競馬やってみようかな、という人もたくさん現れてくれますように――今年はそんな思いも込めつつの有馬記念、ドカンと当てたいと思っています。

それでは、恒例の全頭診断へ

1番人気想定 レイデオロ:前走の天皇賞(秋)は1週前追い切りでガタついて止めたりがあり、状態不安で評価を下げたが、完勝。母母母のウインドインハーヘアはディープインパクトの母でもあり、そこに母父シンボリクリスエスのパワーや父キングカメハメハの高い総合力などが加わる血統構成で、昔と違い一流馬があまり出てこない有馬記念なら人気でも楽勝か。

2番人気想定 キセキ:天皇賞(秋)で今回本命視されているレイデオロの3着。JCでは規格外のアーモンドアイにこそ敗れたものの、この馬自身も高速馬場とはいえ、すごい時計で走っており実力は本物。4歳の暮れは一番充実する時期でもある。

3番人気想定 ブラストワンピース:ダービーでも菊花賞でも本命を打った高素質馬だが、皮肉なことにその2戦のみ負けているという馬。潜在能力は高いが、有馬記念は器用さも求められる中山2500mということで……。また“逆”になるのかもしれないが、消して妙味か。

4番人気想定 オジュウチョウサン:障害で9連勝、平地で500万下と1000万下を連勝してきて、ファン投票でも人気を集めての参戦。障害戦馬券好きの私としては、頑張って欲しい気持ちはもちろんあるが、実力以上に人気のある馬というのは消して妙味の典型例。中山だと立ち回り重視で通用してもおかしくないのだが……。

5番人気想定 モズカッチャン:昨年のエリザベス女王杯勝ち馬で、今年は3着。衰えはそうみられずやれても良いが、まだ人気になりそうであまり妙味はないか。

6番人気想定 シュヴァルグラン:JCではスタミナ生かしてどうにかアーモンドアイの牙城を崩してくれないかなあと期待したが、高速決着で完敗は致し方なし。昨年3着、一昨年6着とあまり中山は得意ではないが、今回は相手がかなり楽になっており、来年以降も海外含めて現役続行宣言あり。妙味たっぷり。

7番人気想定 ミッキーロケット:春のグランプリ宝塚記念は7番人気ながら本命を打ち、WIN5も当てさせてもらった恩義のある馬。昨年の日経新春杯を勝っていることなどから、頭は無くてもヒモには入れたい馬という位置付け。

8番人気想定 サトノダイヤモンド:一昨年のこのレースでキタサンブラックを鋭く差し切り、どれだけ強くなるんだろうと感じさせた馬だったのだが、海外遠征後にすっかりしぼんでしまい(ノド鳴りが不振の原因と思っているが)、これが引退レースとなるよう。ただ昔と違い、引退レースもあまりにもしょぼいレースだと種付け料や繁殖牝馬にも影響するので、こんな人気なら是非ヒモには入れたい馬。

9番人気想定 ミッキースワロー:昨秋のセントライト記念で現在もG1路線でそれなりに上位に来ているアルアインを鋭く差し切った割に、その後はいまひとつ。ただ、中山なら別馬のように走る馬で、スタミナもあり、今回のレースでの最大の惑星はこの馬か。

10番人気以下想定 
パフォーマプロミス:1月の日経新春杯と11月のアルゼンチン共和国杯を勝ち、5月の目黒記念でも3着とこのくらいの距離の上位馬で、6歳暮れの割にキャリア浅くヒモにはいいのかもしれないが……。前走を勝ってしまっただけに、もうちょっと人気にもなってしまいそうで。

マカヒキ:本質的にはダービー馬とはいえマイラー寄りで中山2500m向きではない。ただ人気次第で、ヒモ穴くらいにはいい(ダービー馬には失礼かもしれないが)。本当にこのくらいの人気なら買えるのだが、果たして・・・・・・。

クリンチャー菊花賞前に凱旋門賞は向くのではとコラムで書いていた馬だが、海外遠征を前にやる気がしぼんでしまった。凱旋門賞も負けるだろうなあ、と思って見ていたが、やはりその通りの結果に。まずは、その気持ち面が課題の状況。

サクラアンプルール:中距離だと激走のある馬だが、この距離ではあまり期待できないのでは。

リッジマンステイヤーズS勝ちで、印象以上に高齢馬に感じてしまうのだが、実際にはまだ5歳の暮れ。ヒモに入れてもいいのかもしれない。

ハッピーグリン:ホッカイドウ競馬からの参戦で、夏の函館での巴賞3着、札幌での1000万下をしっかり勝ちきったりと楽しみな部分はあるが、今秋3回目の移動はさすがにお釣りがないのでは。

スマートレイアー:8歳暮れまで走る丈夫で頑張り屋さんの牝馬で、逃げたり差したり距離も幅広く活躍してきたのだが、今年は結果出ておらず。買える要素は見当たらない。

プラチナムバレット:昨年5月の京都新聞杯勝ち以降は不振続きで、ここで急に頑張れるとは思えない。

サウンズオブアース:引退間近では。長らく頑張ってきたし、調教ではまだやれそうなところを見せている馬だが、実戦ではさっぱりとなってしまった。

ベイビーステップ:1000万下で掲示板に載れないような馬で、いくらなんでも厳しいのでは。


<まとめ>
有力:レイデオロ

ヒモに:キセキシュヴァルグランミッキーロケットサトノダイヤモンド

穴で:ミッキースワロー

人気で消し:オジュウチョウサンブラストワンピース

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ハッピーグリンの口コミ


口コミ一覧
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2000mであの末脚出せるかなぁ?
もし、ダノンスマッシュ、レシステンシア、インディチャンプが出てても抑え評価くらいちゃう?
適正距離ってのはウソをつかない。
グランアレグリアは直線差してきても4~5着が一杯やろ

と、言うことで

◎ ⑦コントレイル
○ ⑧レイパパレ
▲ ②サリオス
△ ⑥ワグネリアン
☆ ①モズベッロ

展開は人気薄のハッピーグリン、クレッシェンドラブ辺りがハナ切って、その後にレイパパレ、ワグネリアン、コントレイル。コントレイルマークのサリオスが続いて、中団にブラヴァス、ペルシアン、アドマイヤ。
後方にモズベッロ、グラン、カデナ

3~4角でレイパパレが早め先頭おしきり狙い
コントレイルとサリオスが連れて上がって、3度目のワンツー
3着以下はレイパパレが残すかワグネリアンが交わすか、モズベッロが差してくるか

てなイメージで買い目は

単勝 ⑦
複勝 ②⑧
馬単 ⑦→②⑧
3連復 ⑦-②⑧-①②⑥
3連単 ⑦→②⑧→①②⑥⑧

で、勝負!

 回収率予報官 2021年4月3日() 23:51
【回収率予報】買ってはいけない 2021-04-04(日) 大阪杯ほか
閲覧 496ビュー コメント 0 ナイス 9

予測回収率が低い馬ですので、馬券購入の際には避けることをおすすめします。
予測回収率が高い馬は「予想コロシアム」の「一言コメント」および「コメント」に記載しています。
※予測回収率100%がいないレースについては、「ウマフレ・注目予想家に無料」としました。

《メインレース 予測回収率60%以下》

■中山11R 芝2000m 4歳上3勝クラス 15:30 美浦ステークス
 *8 50% ・ 65.4倍(14) ウィナーポイント
 10 60% ・ 7.8倍(4) バリングラ
 13 60% ・ 5.2倍(3) ルビーカサブランカ
 14 60% ・ 61.8倍(13) シビックヴァーゴ

■阪神11R 芝2000m 4歳上オープン 15:40 [G1]大阪杯
 11 50% ・ 185.0倍(13) ハッピーグリン

《単勝オッズ6.0以下で予測回収率60%以下》

中山 05R 12 60% ・ 2.4倍(1) チャックネイト
中山 06R *6 50% ・ 5.7倍(1) フミチャン
中山 07R 12 60% ・ 2.3倍(1) カフェサンドリヨン
阪神 07R 13 60% ・ 5.7倍(2) ルコントブルー
中山 11R 13 60% ・ 5.2倍(3) ルビーカサブランカ
中山 12R *1 60% ・ 4.2倍(1) ストラテジーマップ


【実績】(2020-08-15から2021-03-28)
 単勝オッズ(予報公開時)6.0倍以下
 ・予測回収率 60%以下 → 460件/81勝/勝率18%/回収率65.3%
 ・予測回収率100%   → 310件/66勝/勝率21%/回収率114.0%

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、印、単勝オッズ、人気順、馬名、です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※回収率予報は前日公開ですが、オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報には他にも使える情報がたくさん
 【回収率予報】メインサイト
 https://note.com/hrrf

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 ナリタブライアン 2021年4月3日() 01:46
2021年春G1馬当て 第3戦大阪杯 
閲覧 514ビュー コメント 12 ナイス 47

先週の宮杯は、残念ながら的中者なし(>_

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