とぅっけ
村吉
夢月
岡村信将
伊吹雅也
暴君アッキー
E-TOMO
池添騎乗で2番人気のサブライムアンセムが上がり最速となる3ハロン34秒2の末脚で差し切り。未勝利戦からの連勝で重賞初勝利を飾った。1番人気のナムラクレアは2着。4番人気で3着のアネゴハダまで桜花賞(4月10日、阪神、GⅠ、芝1600メートル)の優先出走権が与えられた。◇桜花賞戦線にニューヒロインが誕生だ。未勝利勝ち直後のサブライムアンセムが豪快に突き抜け、重賞初挑戦でタイトル奪取に成功した。「手応え十分で、狭いところを抜け出してくれました。成長段階でこれだけ走れるのは能力がありますね」。見事なエスコートをみせた池添騎手が白い歯をこぼした。スタートはひと息だったが、後方で脚をため、直線で末脚を爆発。メンバー最速となる上がり3ハロン34秒2をマークし、まとめて差し切った。初めてのコンビだったが、追い切りに2度またがり、テンションが上がりやすい精神的な癖を把握し、好結果につなげた。藤原調教師は「100点満点やったんちゃうかな」と騎乗ぶりを絶賛。次の桜花賞へ向けても「(阪神芝1600メートルは)絶好やな」と力を込めた。上昇一途のロードカナロア産駒。桜の女王を決める舞台でも目が離せない。 (山口大輝)■サブライムアンセム 父ロードカナロア、母パストフォリア、母の父シンボリクリスエス。鹿毛の牝3歳。栗東・藤原英昭厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績7戦2勝。獲得賞金6547万8000円。重賞は初勝利。フィリーズレビューは藤原英昭調教師が初勝利、池添謙一騎手は2008年マイネレーツェルに次いで2勝目。馬名は「崇高、荘厳な聖歌」。★13日阪神11R「フィリーズR」の着順&払戻金はこちら