日経賞の位置付けは?! 天皇賞(春)の戴冠を狙うG2なのです!
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1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる伝統のG2「日経賞」。このレースに出走馬を送り出す陣営の思惑の共通点は、単に「天皇賞(春)」に出走させることにとどまらず『G1タイトルホルダー』の称号を射止めることです。しかし、G1の栄冠を手に入れるチャンスをつかむため、まず「日経賞」で勝つ可能性があるのはどんな馬たちなのか…天皇賞との関連も含めて考えてみたいと思います。
「日経新春杯」の日記で
『(日経新春杯の出走馬の中で連対した)2頭が天皇賞(春)に目標を定めるとしたら、(直行するのでなければ)叩き台となる(次走)レースは日経賞G2が有力で、過去10年で最多の9頭が(このレースに)出走し、成績は2 -1- 2-4となかなか優秀な成績を収めています。これは日経新春杯1~3着までの馬たちの成績ですが、1着だった馬に限れば 2-1-0-0 と更に優秀で、覚えておくと日経賞の予想をするときに参考になるのではないかと思います。』
と、書いたのですが、今年は残念ながら「日経新春杯」からの出走はなかったので、このデータは来年以降に役立てていただければ有難く存じます。
とは言いながら、「日経賞」が同じ格付けのG2の中でどんな位置付けになるのかを探るために「日経新春杯」及び「AJCC」と比較してみます。
【同じシーズンにおけるG1での成績 過去10年】
① 日経新春杯からG1への参戦 22頭 (1-1-1-19)
天皇賞(春)1着 ヒルノダムール 2011年
天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン 2017年
② AJCCからG1への参戦 15頭 (2-2-0-11)
天皇賞(春)1着 フィエールマン 2019年
QE2世C1着 ルーラーシップ 2012年
宝塚記念 2着 ルーラーシップ 2012年
宝塚記念 2着 ダノンバラード 2013年
③ 日経賞からG1への参戦 32頭 ( 3 – 3 – 2 - 24)
天皇賞(春)1着 フェノーメノ 2013年
天皇賞(春)2着 スティッフェリオ 2020年
天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
天皇賞(春)3着 ミッキースワロー 2012年
天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ 2014年
宝塚記念 1着 マリアライト 2016年
QE2世C1着 ルーラーシップ 2012年
3つのG2レースの出走実数に対する上位入賞率は下記の通りになります。
勝率 連対率 複勝率
日経新春杯 4.5% 9.1% 13.6%
AJCC 13.3% 26.7% 26.7%
日経賞 9.4% 18.8% 33.3%
同じG2といっても、明らかに『日経新春杯』は他の2レースに比べて格下感があります。
『AJCC』と『日経賞』では、どちらが上なのか(下なのか)微妙な関係ですが、詳細な検討は『天皇賞(春)』
で行うことにして、今年の『日経賞』に登録している馬の中に『AJCC』を経由してくる馬が3頭もいますので、どのように評価すればいいか、過去10年の連対馬20頭から分析してみましょう。
【過去10年間の連対馬の臨戦過程と日経賞の成績及び次走レース】
開催年 馬 名 前走 結果 次走(目標)
2020年 ミッキースワロー AJCC 4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
G2①②⑬② G1⑥⑤⑤⑪ 出走時の重賞経験(G2以上)
2020年 モズベッロ 日経新春杯1着 → 2着 →天皇賞(春)7着
G2⑨⑰① G1なし
※ガンコ 14着(最下位)→引退
2019年 メイショウテッコン日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
G2③ G1⑭
2019年 エタリオウ 菊花賞 2着 → 2着 →天皇賞(春)4着
G2②② G1④②
2018年 ガンコ 1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
G2③ G1なし
2018年 チェスナットコート1600万下早春S1着→ 2着 →天皇賞(春)5着
G2なし G1なし
※1番人気キセキ 9着、2番人気トーセンバジル 5着
2017年 シャケトラ 日経新春杯2着 → 1着 →天皇賞(春)9着
G2② G1なし
2017年 ミライヘノツバサ AJCC 3着 → 2着 →オールカマー10着
G2③ G1⑬⑫
※1番人気ゴールドアクター 5着、2番人気レインボーライン 4着
2016年 ゴールドアクター 有馬記念 1着 → 1着 →天皇賞(春)12着
G2④① G1③①
2016年 サウンズオブアース有馬記念 2着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2②②④② G1⑪②⑨⑤②
※6番人気ホッコーブレーヴ 7着
2015年 アドマイヤデウス 日経新春杯1着 → 1着 →天皇賞(春)15着
G2① G1⑨⑦
2015年 ウインバリアシオン有馬記念12着→2着→天皇賞(春)12着
G2⑦①②⑥②③①⑮ G1②②⑤③④②②⑦⑫
※2番人気フェノーメノ 8着 6番人気ホッコーブレーヴ 3着
2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着→1着→天皇賞(春)2着
G2⑦①②⑥②③① G1②②⑤③④②
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
G2⑤ G1⑫
※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着
2013年 フェノーメノ ジャパンC5着 → 1着 →天皇賞(春)1着
G2⑥①① G1②②⑤
2013年 カポーティスター 京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2⑨⑨①⑥ G1なし
※8番人気⑭(最下位)ネコパンチ
2012年 ネコパンチ ダイヤモンドC15着 → 1着 →宝塚記念16着
G2⑥⑩⑭ G1なし
2012年 ウインバリアシオン 京都記念6着 → 2着→天皇賞(春)3着
G2⑦①②⑥ G1②②⑤
1番人気ルーラーシップ 3着
2011年 トゥザグローリー 京都記念1着 → 1着 →天皇賞(春)13着
G2②① G1⑦⑦③
2011年 ペルーサ 有馬記念4着 → 2着 →天皇賞(春)8着
G2①⑤ G1⑥②⑤④
以上10年間の全連対馬のデータを列挙してみましたが、さらに整理してみます。
G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着 3頭 2頭 0頭 1頭
日経賞2着 2頭 5頭 0頭 0頭
出走時までにG2以上のレースで優勝またはG1で連対の実績(能力)のある馬でなければ「日経賞」での連対は難しいと思われますが、35%(7頭)がこの条件に該当しません。意外に思われますが、その内5頭はG2で2・3着の経験がありますので、G2で3着以上の実績がなければ連対する可能性はかなり低いと思います。
出走時までにG2で1着の実績がなく日経賞で2着になった2頭(10%)の内、ホッコーブレーヴは次走の天皇賞(春)でも3着となり、翌年の「日経賞」でも3着とリピーターとして成果をあげ、2014年の「日経賞」2着をきっかけに成長し、能力が高まったとみられますので、このデータに対する裏付けは、まず間違いないと考えてもいいでしょう。
唯一、G2で実績がなくて2着となったチェスナットコートは、次走の天皇賞(春)で5着になりましたが、この年(2018年)の1着馬、2着馬の前走は共に1600万下1着からという異例の出走過程でのワンツーフィニッシュという結果になりました。
このような大波乱がなぜ起こったのか、少々考察を加えると、この年の1番人気はキセキ。2番人気はトーセンバジルで、どちらも海外G1からの帰国初戦ということもあり、本命サイドが本調子でなかったこともその要因と思われます。
2018年を除き、毎年、連対した2頭の前走は全て重賞。しかも9年間の18頭中17頭がG1かG2で、例外はG3ダイヤモンドC15着ブービーから1着となったネコパンチのみです。
このレースのビデオ映像が残っていないのでレースの記録から推測するしかありませんが、ネコパンチが逃げ切ったこのレースの2着が2番人気のウインバリアシオンで、3着が1番人気のルーラーシップのレース展開は次の通りだったのではないかと思います。
最後方(14番手)にいたウインバリアシオンが最速の末脚(35.7)で追い上げたものの、0.6秒差(3馬身1/2)の2着。中団8番手から追い上げたルーラーシップが2番目の末脚(36.2)でネコパンチを捕まえに行ったのでしょうが、ゴール手前でウインバリアシオンにかわされクビ差の3着・・・と、人気薄の(12番人気)ネコパンチに完敗。
その原因は、武豊(ウインバリアシオン)と福永祐一(ルーラーシップ)が牽制し合って仕掛けどころが遅れたこと。最後はいっぱいになって脚があがると油断して、互いにマークする相手はただ1頭だけ勝てるレースという思いが強く、その結果大逃げのネコパンチに楽々と(上り3ハロン37.8)逃げ切りを許したのでしょう。
ウインバリアシオンとネコパンチの上りの末脚の差が2.1秒で、着差が0.6秒ということは、残り600mで約15馬身もあったことになるので、馬の能力差を考えると騎手の判断ミスによる仕掛けの遅れと考える以外に理由を見つけられません。
極稀にですが、大荒れになることもあるのが「日経賞」であると頭の片隅に置いておくこともあっていいのかもしれません。
しかし、ネコパンチの勝利は、逃げ馬特有のフロック勝ちとみるのが常識的な考え方だと思います。その裏付けとして翌年(2013年)も日経賞に出走して最下位の14着に惨敗していますし、それまでの1年間、3戦して全て2桁着順に敗れています。また、その後5戦も2桁着順のままネコパンチは引退しています。
ネコパンチは極端な例かもしれませんが、「日経賞」でもリピーターのほとんどが前年より成績が下がっています。
【日経賞におけるリピーター(複勝圏内)の成績】
ネコパンチ 2012年1着→2013年14着 ⑭ 年明け2戦
フェノーメノ 2013年1着→2014年5着→2015年8着 直行
ホッコーブレーヴ 2014年2着→2015年3着→2016年7着 直行
アドマイヤデウス 2015年1着→2017年3着 直行
ゴールドアクター 2016年1着→2017年5着 直行
チェスナットコート 2018年2着→2019年9着 直行
ガンコ 2018年1着→2019年14着 年明け1戦
エタリオウ 2019年2着→2020年6着 直行
サクラアンプルール2018年3着→2019年3着 年明け1戦
ウインバリアシオン 2012年2着→2013年1着→2014年2着 年明け1戦
リピーター10頭の中で8頭の成績が下がり、1頭がイーブン(3着→3着)、成績を上げたのはウインバリアシオン(2着→1着)1頭だけで特異な例と言っていいでしょう。
翌年も複勝圏内に入って力を示した馬は4頭いて、3頭が2度目の出走までにG2ウイナーになっていました。ホッコーブレーヴだけがG2以上の重賞勝ちはありませんが、それでもG2で2着とG1で3着になっていますので、ほぼ同レベルの実力があり、着順は下がりましたが複勝圏内に止まることができたと思います。
昨年の2着からリピーターとして今年も参戦する「モズベッロ」は、G2ウイナーで宝塚記念G1でも3着と力を示していますが、ウインバリアシオンほどの実績を持っていないことが懸念材料です。
※「モズベッロ」は回避しましたが、予想する視点の一つとして必要と考えています。
そのため、「モズベッロ」に関連する内容も削除せずに載せています。
「モズベッロ」が出走した直近のG1=有馬記念での大敗(15着)は、ウインバリアシオン(12着)とそれほど変わらないようにも思いますが、ウインバリアシオンは有馬記念から日経賞に直行で1着と2着になっていますし、最初に日経賞2着になった時も、年末のG1を2戦(菊花賞2着・ジャパンカップ5着)して、年明け1戦で臨んだものであることを押さえておく必要があります。
一方、モズベッロは有馬記念大敗後、年明け2戦しての参戦になることも不安に感じます。日経賞で結果を出しているのは、年末のG1から直行でここに参戦しているか、年明け1戦の臨戦過程での出走がほとんどですから。
「モズベッロ」は年明けにAJCCと京都記念の2レースを使っています。日経賞のリピーターで『AJCC』を経由したのは2頭だけです。年明けにAJCC(5着)だけを使ったサクラアンプルールは日経賞で3着になっているのですが、年明け2戦のネコパンチ(AJCC11着)は最下位に大敗していることも不安視する理由です。
【年明け1戦した馬の日経賞での成績】
年明け1戦(AJCCから)
4着から→1着
1着から→3着
5着から→3着
8着から→3着
年明け1戦(他の重賞から)
1着から→1着 2頭
9着から→1着
1着から→2着
3着から→3着
4着から→3着
なお、年明け2戦した馬が日経賞で連対したのは3頭。いずれも2連勝か少なくとも1勝をあげています。モズベッロはこの条件もクリアできていないので本命視は難しいと考えます。
もう一つ知っておきたいことがあります。それは『日経賞』が年明けのG2の中で最長の2500mであること。最終目標(次走)が天皇賞(春)3200mであり、距離適性と高い能力を兼ね備えているか否かに関するデータです。
その判断の根拠にする指標は、3歳時の重賞2レースの経験と成績にあると思います。3歳G2では『青葉賞』。3歳G1では当然ながら『菊花賞』に出走し、一定以上の実績があることが、近走の成績で人気が落ちていたとしても『日経賞』で激走・善戦することが時々あるようです。
【3歳時の重賞2レースの日経賞における成績】
青葉賞G2 2400m
日経賞1着 2- 1- 0- 1
ウインバリアシオン フェノーメノ
日経賞2着 3- 1- 0- 1
ウインバリアシオン2回 ペルーサ カポティスター(9着から)
日経賞3着 0- 0- 1- 0
ラストインパクト
日経賞4~6着 1- 0- 2- 1
フェノーメノ
日経賞7~9着 1- 0- 0- 0
フェノーメノ
日経賞10~18着 0- 0- 0- 3
青葉賞合計 7- 2- 3- 6
青葉賞1着馬が過去10年間で7頭出走し、5頭が連対しています。同じく2着馬が2頭連対し、4着以下の馬でも2頭が連対しています。
青葉賞に出走の経験があって日経賞に出走した18頭の中で考えると
勝 率 38.9%
連体率 50.0%
複勝率 66.7%
と、青葉賞に出走経験のある馬の上位入賞率がかなり高く、無視することができません。
菊花賞G1 3000m
日経賞1着 0- 1- 1- 2
ウインバリアシオン1 ミッキースワロー⑥ メイショウテッコン ゴールドアクター④
日経賞2着 0- 2- 2- 1
ウインバリアシオン2 サウンズオブアース
日経賞3着 0- 2- 0- 1
エタリオウ ラストインパクト ローズキングダム
日経賞4~6着 0- 0- 0- 3
日経賞7~9着 0- 0- 0- 2
日経賞10~18着1- 0- 2- 5
ビッグウィーク10着(最下位)
菊花賞合計 1- 5- 3-14
菊花賞については2着馬が過去10年間で5頭出走し、4頭が連対しています。次いで3着馬も5頭出走し3頭が連対し、4着以下の馬も3頭が連対しています。
菊花賞に出走の経験があって、日経賞に出走した23頭の中で
勝 率 00.0%
連体率 21.7%
複勝率 39.1%
という結果で、青葉賞とは対照的に『日経賞の勝馬』が1頭も菊花賞経験馬から出ていないだけでなく、菊花賞1着馬の参戦がわずか1頭で複勝圏外に敗れている事実を認めつつ、改めて『G2日経賞』と菊花賞の出走経験馬との関係について考えなければなりません。
そもそも、菊花賞優勝馬は超一流馬が多く、年末のG1から年明けのG2を叩き台として使う必要がなく、菊花賞馬は春のG1レースに直行するのが通例で、それが実力馬の証明であると言っても過言ではありません。だから、菊花賞からは2着以下の参戦が中心になっているのだろうと推察しています。
菊花賞1着から参戦したのは2011年のビッグウイーク。年明けの京都記念3着を挟んで参戦し、10着(最下位)に惨敗しています。その後障害未勝利で1着になるまで9連敗。それ以降も4戦未勝利で引退しています。
ビッグウイークの菊花賞勝ちがフロック視されるのですが、菊花賞馬と『日経賞』は相性が悪いとされるデータになっているのは、このような事情があるのです。
今年の『日経賞』には2頭目の菊花賞馬と菊花賞2着馬が出走しますので、菊花賞と『日経賞』に関係するデータをどのように考えるかで悩むことになるでしょう。
さて、今年の出走馬の中にこれまで述べてきた条件に当てはまる馬が何頭いるのでしょう。今年の出走馬と前走を示してみます。
馬名と前走のレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
例:G2⑤② G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし
馬 名 前走・レース結果
1 ヒュミドール ダイヤモンドS5着
G2⑤ G1なし
2 ワールドプレミア 有馬記念5着
G2③ G1①③⑥⑤
3 アールスター 小倉大賞典4着
G2⑧ G1なし
4 ウインマリリン AJCC6着
G2① G1②⑮④
5 ナイママ AJCC8着
G2⑧④⑨⑧ G1⑩⑬⑭
6 ウインキートス 3勝クラス湾岸S1着
G2なし G1なし
7 カレンブーケドール 有馬記念5着
G2②② G1②②②④
8 オセアグレイト 有馬記念9着
G2⑭⑥⑪① G1⑨
9 ムイトオブリガード 東海S13着
G2⑧②⑥⑦⑤①④⑬ G1⑧⑧
10 ジャコマル ダイヤモンドS7着
G2⑦ G1なし
11 シークレットラン 中山金杯7着
G2⑧⑬ G1
12 ダンビュライト 京都記念3着
G2③④①③⑥①②⑦③ G1⑬③⑥⑤⑥⑦⑤⑨⑭⑨
13 ラストドラフト AJCC3着
G2⑦③⑤②③ G1⑦
14 ゴーフォーザサミット中山記念4着
G2⑦①⑦⑧⑤④⑩⑥④ G1⑦⑪
15 サトノルークス 京都記念7着
G2②⑬⑦ G1⑭⑰②
【回避または除外された最終登録馬】
ステイフーリッシュ 京都記念G22着
G2①⑤②⑨②③③③⑤④② G1③⑩⑪⑬⑨
ノーブルマーズ 中山記念12着
G2⑦⑤⑧②⑨④⑨④⑧⑫⑬⑫G1③⑬⑥
ハッピーグリン 京都記念11着
G2⑧⑧④⑧⑨⑪ G1⑦⑬
モズベッロ 京都記念8着
G2⑨⑰①②⑤⑧ G1⑦③⑮
以上、出走する15頭の中でG2勝ち・G1連対以上の経験を持っているのは次の10頭に絞られます。
2 ワールドプレミア 有馬記念5着
G2③ G1①③⑥⑤
4 ウインマリリン AJCC6着
G2① G1②⑮④
6 ウインキートス 3勝クラス湾岸S1着
G2なし G1なし
7 カレンブーケドール 有馬記念5着
G2②② G1②②②④
8 オセアグレイト 有馬記念9着
G2⑭⑥⑪① G1⑨
9 ムイトオブリガード 東海S13着
G2⑧②⑥⑦⑤①④⑬ G1⑧⑧
11 シークレットラン 中山金杯7着
G2⑧⑬ G1なし
12 ダンビュライト 京都記念3着
G2③④①③⑥①②⑦③ G1⑬③⑥⑤⑥⑦⑤⑨⑭⑨
14 ゴーフォーザサミット中山記念4着
G2⑦①⑦⑧⑤④⑩⑥④ G1⑦⑪
15 サトノルークス 京都記念7着
G2②⑬⑦ G1⑭⑰②
この10頭を①G1からの直行組、②年明け1戦からの出走組、③年明け2戦からの出走組に分類します。
① G1からの直行組
2 ワールドプレミア 有馬記念5着
G2③ G1①③⑥⑤
7 カレンブーケドール 有馬記念5着
G2②② G1②②②④
8 オセアグレイト 有馬記念9着
G2⑭⑥⑪① G1⑨
② 年明け1戦からの出走組
4 ウインマリリン AJCC6着
G2① G1②⑮④
9 ムイトオブリガード 東海S13着
G2⑧②⑥⑦⑤①④⑬ G1⑧⑧
11 シークレットラン 中山金杯7着
G2⑧⑬ G1なし
12 ダンビュライト 京都記念3着
G2③④①③⑥①②⑦③ G1⑬③⑥⑤⑥⑦⑤⑨⑭⑨
15 サトノルークス 京都記念7着
G2②⑬⑦ G1⑭⑰②
③ 年明け2戦からの出走組
6 ウインキートス 3勝クラス湾岸S1着
G2なし G1なし
14 ゴーフォーザサミット中山記念4着
G2⑦①⑦⑧⑤④⑩⑥④ G1⑦⑪
『日経賞』というG2の位置付けを考慮して、「①G1からの直行組」→「②年明け1戦からの出走組」の順に本命サイドを考え、連下には「③年明け2戦からの出走組」を加え、大穴として1~2頭加えて予想をしたいと思います。
◎2ワールドプレミア 有馬記念5着 菊花賞1着でビッグウイークの汚名挽回
〇15サトノルークス 京都記念7着 菊花賞2着
▲7カレンブーケドール 有馬記念5着 力を認めるが、マリアライトの成績を上回るとは?
△14ゴーフォーザサミット中山記念4着 青葉賞1着で2つ目の重賞タイトルを狙いたい
△13ラストドラフト AJCC3着 G3のタイトル1勝では終われない。G2
△12ダンビュライト 京都記念3着 菊花賞5着でG2タイトルも2つの実力馬
×8オセアグレイト 有馬記念9着 G1からの直行は1発狙いか?
×4ウインマリリン AJCC6着 年明け1戦の臨戦過程に期待したいが、牝馬の実績?
注ウインキートス 3勝クラス湾岸S1着 年明け2戦で1勝なら…2,018年の再現なるか?
今年の出走馬の中で、天皇賞(春)に出走した経験があるのはダンビュライトだけです。天皇賞(春)のタイトルを本気で狙っての出走なのか否かも含めて印を打ってみました。
これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。 |
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