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500万下から一気の3連勝でオープンまで駆け上がってきた(8)
ミステリアスライトは、直前も油断なく攻める
小島太厩舎らしく、ポリで4ハロン58秒2-42秒3-12秒5をマーク。馬なりだったが、軽いフットワークで状態の良さが歴然だった。小島良調教助手は「追い切りの動きも良かったけど、この直前追いで万全の状態で出せる」と、デキに自信を見せた。台風でかなりの降雨があったが、「道悪が得意とはいわないが、マイナスになることもないね」と気にならない様子。「初めて強い相手と対戦するけど、何とか勝ってGIに駒を進めたいと思っているし、それだけの能力がある馬だよ」と明言。連勝を伸ばして、その先のGI挑戦に意欲的だった。
昨年の3着馬(5)
シンゲンは角馬場で入念に体をほぐして直前の調整を終えた。若干、テンションが高いところを見せたが、許容範囲だ。馬体などは久々を感じさせないものだった。戸田調教師は「昨年もこのレースから秋は始動。今後につながるレースをしてくれればと思いますが、デキは昨年以上だと思いますよ」と、10カ月半ぶりの実戦にも期待が大きい様子だった。
新潟記念2着の(2)
トウショウシロッコは坂路3本目に59秒4-43秒0-14秒3をマーク。強風で落ち着きを欠く馬が多い中、この馬はどっしりとした走りが目立っていた。大久保洋調教師は「馬場が悪いから微調整だが、いつもの直前よりも時計を出した」と、万全の仕上げ。稍重の
京成杯で2着になったように「道悪はそれほどヘタじゃない」と調教師。「前走の2着で賞金が加算できたし、天皇賞も視野に入れている。強い馬が久々でどれだけ走るかだが、ウチのにもチャンスはあると思う」と、愛馬の重賞初Vを願っていた。