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阪神ジュベナイルＦの関連ニュース
【朝日杯ＦＳ 俺のチェックポイント】札幌２歳Ｓを圧勝したセットアップ マイルに照準を絞った狙いは？
©サンケイスポーツ
12月13日(水) 05:00
２歳マイル王を決める朝日杯ＦＳの「俺のチェックポイント」２日目は、札幌２歳Ｓを圧勝したセットアップがターゲットだ。東京サンスポの板津雄志記者が、マイルへの対応力をチェック。前走から３カ月半ぶりとなる気配も含め、美浦トレセンで陣営を直撃した。
◇
ジャパンＣ、チャンピオンズＣ、阪神ＪＦと関東馬が３連勝。今年ここまでの平地ＧⅠは東が１３勝、西が８勝となり、あと３戦を残して関東馬の勝ち越しが決まった。これは１９９８年以来、２５年ぶりのこと。ついに東の逆襲が始まった。私個人も阪神ＪＦ（◎△△）でようやくまともな当たりが出て、遅ればせながら反撃ののろしが上がった。目指せ連続的中！
ということで今週も関東馬から目が離せない。注目は札幌２歳王者セットアップだ。全休日明けの１２日は雨が降る中、坂路で４ハロン６５秒８─１５秒８のキャンターを消化。まず水出助手に現在の気配について聞いた。
「先週ジョッキー（横山武騎手）に乗ってもらって、だいぶ状態が上がってきました。もともと調教では目立つ馬ではないですが、以前より行きっぷりが良くてパワーアップを感じます」
デビューから３戦全てで逃げを打ち、初戦こそ２着だったが、未勝利、札幌２歳Ｓを連勝。走るたびに強くなり、特に前走は２着馬に４馬身差の圧勝を飾った。あのスピードはいかにもホープフルＳで生きそうだ…と個人的に感じていたが、陣営は朝日杯ＦＳを選んだ。その理由は？
「ジョッキーと鹿戸先生と馬主さんで、マイルの方がいいのでは…という形でまとまったようです。実際にこの馬はゲート（の出）の速さがいいところ。無理して出していかなくても前につけられるスピードがありますから」
確かに先週、鹿戸調教師に聞いたときも「現状はマイルの方がリズム良く走れるんじゃないか」と話していた。他馬より頭ひとつ速く飛び出るスタート力、そこからの非凡な二の脚もあり、マイルでもこの馬らしい先行力が見せられそうだ。
ちなみに、芝１８００メートルからの距離短縮組は過去５年で【１・１・１・７】と悪くなく、かつ前走１着から臨む場合は【１・０・１・２】と好走確率が上がる。セットアップから目が離せない。（板津雄志）
【２歳次走報】ステレンボッシュは桜花賞目標に１戦する予定
©サンケイスポーツ
12月12日(火) 19:37
★阪神ＪＦ２着ステレンボッシュ（美・国枝、牝）は、今週中に福島県・ノーザンファーム天栄に放牧。１戦して桜花賞（４月７日、阪神、ＧⅠ、芝１６００メートル）へ向かう予定。３着コラソンビート（美・加藤士、牝）も、来春は桜花賞を目指す。１０着キャットファイト（美・上原博、牝）は、在厩で調整し、フェアリーＳ（１月７日、中山、ＧⅢ、芝１６００メートル）が選択肢に。
★つわぶき賞２着セイウンデセオ（栗・吉村、牝）は、紅梅Ｓ（１月１３日、京都、Ｌ、芝１４００メートル）を視野に入れる。
★１０日中山の未勝利戦（ダ１２００メートル）を逃げ切ったステラシティ（美・伊坂、牝）は、１月６日中山の１勝クラス（芝１２００メートル）へ。
★つわぶき賞２着セイウンデセオ（栗・吉村、牝）は、紅梅Ｓ（１月１３日、京都、Ｌ、芝１４００メートル）を視野に入れる。
★１０日中山の未勝利戦（ダ１２００メートル）を逃げ切ったステラシティ（美・伊坂、牝）は、１月６日中山の１勝クラス（芝１２００メートル）へ。
【朝日杯ＦＳ プレビュートーク】シュトラウス激流で折り合う ダノンマッキンリーは切れ味脅威
©サンケイスポーツ
12月12日(火) 10:00
村瀬 阪神ＪＦは空振り。◎サフィラは外を回って届かずでした。
南 有力馬の回避や除外もあって予想のリズムに乗り切れないまま終わった感じやな。
村瀬 ですね。我々は香港カップの３連単をヒットしてますし、リズム自体は悪くない。仕切り直しといきましょう。平地ＧⅠも残すところあと３レース。今週は牝馬込みで２歳王者決定戦。
南 ここは◎ジャンタルマンタルでしゃあないんちゃう？
村瀬 ですかね。今のところレースぶりだけなら抜けてる気がします。逆らいたい気持ちもあるんで暫定◎ですけど、とにかく抜け出すときの脚が速すぎる。
南 そやろ？ 初戦は③番、デイリー杯２歳Ｓが②番で枠に恵まれた部分があったかもしれへんけど、それを差し引いても圧倒的やった。
村瀬 京都→阪神替わりとか、多頭数とか、そのあたりで隙を見せるかどうか。
南 高野師は「肉体面に問題はない。ただ、前走は初戦よりハミを噛むシーンがあった。中間も少し気が入っているので、そのあたりに気をつけて仕上げていきたい」と。１週前は坂路４ハロン５４秒８、ラスト１ハロン１２秒１をマーク。「リズム重視で。レースで自分の走りができるかどうか」ゆうとった。
村瀬 米ＧⅠベルモントＳ勝ちのパレスマリスからこんなに芝で切れる馬が出るんだから不思議だよなあ。
南 相手はどやろ？ シュトラウスでええんかな。
村瀬 いい意味でも悪い意味でもデビュー３戦はインパクト大。初戦が９馬身差のワンサイドで、２戦目は掛かって自滅、３戦目は１ハロン延長でも何とか抑え込んで勝ち切っちゃった。とにかくパワーがすごい。
南 父モーリスのイメージはあるんやけど、母のブルーメンブラットはもっと軽快な切れ味ゆう感じやったけどな。
村瀬 そうですよね。初戦のレーンＪは「ノーコントロール」と言ったとか。ルメールＪもモレイラＪも苦労してたし、マーカンドＪも大変だ。
南 ＧⅠで流れが速くなるのは歓迎やろな。
村瀬 まったく違うタイプなのがダノンマッキンリー。とにかく切れますね。前走は出負けも何のその、外から一瞬にして突き抜けました。マイルでどうかだけど、ルメールＪを乗せるだけの能力はあるはずですよ。
南 田代助手は「前走はゲートで遅れたが、しっかり折り合えた。短期放牧を挟んでガス抜きはできたし、前走の内容ならマイルもこなせるはず」と。１週前は軽かったけど、ルメールＪは「感触を確かめただけ。背中は良かった」ゆうとったな。
村瀬 ボクとしてはこの３頭が一歩リードというイメージ。このなかから最終結論の◎を選びたいです。
南 エコロヴァルツもなかなかの馬やで。コスモス賞は見る見るうちに６馬身差の圧勝や。牧浦師は「レースから逆算して１カ月前に帰厩。１０キロくらい増えているけど、ほぼ成長分。前走で行きたがるところがあったし、マイルはいいと思う」ゆうとった。復帰の武豊Ｊが乗れる予定やし、楽しみはあるで。
村瀬 あんまりマイラーって感じがしないんだよなあ。それこそ、南さんが先週の阪神ＪＦで狙ってたタガノエルピーダは？
南 ここでも勝負になるやろ。斉藤崇師は先週から「両方登録する」ゆうとったし、除外は想定内。「順調に良くなってる」やて。
村瀬 あとは札幌２歳Ｓ圧勝のセットアップとか、イクイノックスの妹ガルサブランカを負かしてきたオーサムストロークとかかな。
南 そやな。上位拮抗やけど、何とか当てて有馬記念につなげなアカンな。（夕刊フジ）
南 有力馬の回避や除外もあって予想のリズムに乗り切れないまま終わった感じやな。
村瀬 ですね。我々は香港カップの３連単をヒットしてますし、リズム自体は悪くない。仕切り直しといきましょう。平地ＧⅠも残すところあと３レース。今週は牝馬込みで２歳王者決定戦。
南 ここは◎ジャンタルマンタルでしゃあないんちゃう？
村瀬 ですかね。今のところレースぶりだけなら抜けてる気がします。逆らいたい気持ちもあるんで暫定◎ですけど、とにかく抜け出すときの脚が速すぎる。
南 そやろ？ 初戦は③番、デイリー杯２歳Ｓが②番で枠に恵まれた部分があったかもしれへんけど、それを差し引いても圧倒的やった。
村瀬 京都→阪神替わりとか、多頭数とか、そのあたりで隙を見せるかどうか。
南 高野師は「肉体面に問題はない。ただ、前走は初戦よりハミを噛むシーンがあった。中間も少し気が入っているので、そのあたりに気をつけて仕上げていきたい」と。１週前は坂路４ハロン５４秒８、ラスト１ハロン１２秒１をマーク。「リズム重視で。レースで自分の走りができるかどうか」ゆうとった。
村瀬 米ＧⅠベルモントＳ勝ちのパレスマリスからこんなに芝で切れる馬が出るんだから不思議だよなあ。
南 相手はどやろ？ シュトラウスでええんかな。
村瀬 いい意味でも悪い意味でもデビュー３戦はインパクト大。初戦が９馬身差のワンサイドで、２戦目は掛かって自滅、３戦目は１ハロン延長でも何とか抑え込んで勝ち切っちゃった。とにかくパワーがすごい。
南 父モーリスのイメージはあるんやけど、母のブルーメンブラットはもっと軽快な切れ味ゆう感じやったけどな。
村瀬 そうですよね。初戦のレーンＪは「ノーコントロール」と言ったとか。ルメールＪもモレイラＪも苦労してたし、マーカンドＪも大変だ。
南 ＧⅠで流れが速くなるのは歓迎やろな。
村瀬 まったく違うタイプなのがダノンマッキンリー。とにかく切れますね。前走は出負けも何のその、外から一瞬にして突き抜けました。マイルでどうかだけど、ルメールＪを乗せるだけの能力はあるはずですよ。
南 田代助手は「前走はゲートで遅れたが、しっかり折り合えた。短期放牧を挟んでガス抜きはできたし、前走の内容ならマイルもこなせるはず」と。１週前は軽かったけど、ルメールＪは「感触を確かめただけ。背中は良かった」ゆうとったな。
村瀬 ボクとしてはこの３頭が一歩リードというイメージ。このなかから最終結論の◎を選びたいです。
南 エコロヴァルツもなかなかの馬やで。コスモス賞は見る見るうちに６馬身差の圧勝や。牧浦師は「レースから逆算して１カ月前に帰厩。１０キロくらい増えているけど、ほぼ成長分。前走で行きたがるところがあったし、マイルはいいと思う」ゆうとった。復帰の武豊Ｊが乗れる予定やし、楽しみはあるで。
村瀬 あんまりマイラーって感じがしないんだよなあ。それこそ、南さんが先週の阪神ＪＦで狙ってたタガノエルピーダは？
南 ここでも勝負になるやろ。斉藤崇師は先週から「両方登録する」ゆうとったし、除外は想定内。「順調に良くなってる」やて。
村瀬 あとは札幌２歳Ｓ圧勝のセットアップとか、イクイノックスの妹ガルサブランカを負かしてきたオーサムストロークとかかな。
南 そやな。上位拮抗やけど、何とか当てて有馬記念につなげなアカンな。（夕刊フジ）
【朝日杯ＦＳ 俺のチェックポイント】１４００メートルで連勝中のダノンマッキンリー 距離延長に対応できるか？
©サンケイスポーツ
12月12日(火) 04:59
今週は２歳マイル王を決める朝日杯ＦＳが阪神競馬場で行われる。俺のチェックポイント初日は、大阪サンスポの山口大輝記者が秋明菊賞を勝ったダノンマッキンリーに注目。無敗の２連勝中で、近親に海外ＧⅠ馬がズラリと並ぶ良血馬。デビューから２戦は７ハロン戦だっただけに、マイルに対応可能かを探った。
混戦模様だった先週の阪神ＪＦ同様、絶対的な主役が不在といえる今年の朝日杯ＦＳ。難解ではあるが、裏を返せば予想のしがいもあるというもの。意気込み十分に全休日の栗東トレセンで、自転車のペダルをこいだ。
注目はダノンマッキンリー。デビュー戦から連勝中で、新馬戦は先行抜け出し、前走の秋明菊賞は大外一気の差し切り。異なるレース運びでの白星は、能力の高さゆえだろう。気になるのが、前向きな気性面。父モーリスでもあり、初めての１６００メートルがどう出るかは確かめておきたい。
藤原厩舎に向かうと、久保助手が快く対応してくれた。ズバリ、距離延長はどうなのか？
「気持ちのコントロールが難しい馬なのは確かです。距離は未知数ですが、ルメール騎手ですし、上手に乗ってくれるはず。ちょっとでも落ち着くようにはやってきているので、距離は大丈夫だと思っています」
全く問題なし…という感触ではなかったが、こなせそうな手応えもうかがえた。６日には、栗東ＣＷコースで４ハロン５８秒４─１３秒３をルメール騎手を背にマーク。１週前としては控えめの時計だが「１回使って体はできているので、リラックスして走ることを目的にあの追い切りになりました。『この馬の性格が、大体わかりました』とルメール騎手も言ってくれましたしね」とうなずく。
もちろん、レースで見せる高い能力は、世話役もひしひしと感じている様子。「筋肉の付き方から心臓から、一流の馬なんだろうなというのは触っていて感じます。まともならＧⅠ級なんだろうなというのはあります」と素材の良さを伝える。「先週、獣医さんからも『きょう６０頭ぐらい見たけど、この馬が一番』と言ってもらえました」とも。重賞勝ち馬が相手でも、勝るとも劣らない能力はありそうだ。
事前の予想では、この馬に本命を打った。未知の魅力は十分。週末まで視線を送り続けたい。（山口大輝）
混戦模様だった先週の阪神ＪＦ同様、絶対的な主役が不在といえる今年の朝日杯ＦＳ。難解ではあるが、裏を返せば予想のしがいもあるというもの。意気込み十分に全休日の栗東トレセンで、自転車のペダルをこいだ。
注目はダノンマッキンリー。デビュー戦から連勝中で、新馬戦は先行抜け出し、前走の秋明菊賞は大外一気の差し切り。異なるレース運びでの白星は、能力の高さゆえだろう。気になるのが、前向きな気性面。父モーリスでもあり、初めての１６００メートルがどう出るかは確かめておきたい。
藤原厩舎に向かうと、久保助手が快く対応してくれた。ズバリ、距離延長はどうなのか？
「気持ちのコントロールが難しい馬なのは確かです。距離は未知数ですが、ルメール騎手ですし、上手に乗ってくれるはず。ちょっとでも落ち着くようにはやってきているので、距離は大丈夫だと思っています」
全く問題なし…という感触ではなかったが、こなせそうな手応えもうかがえた。６日には、栗東ＣＷコースで４ハロン５８秒４─１３秒３をルメール騎手を背にマーク。１週前としては控えめの時計だが「１回使って体はできているので、リラックスして走ることを目的にあの追い切りになりました。『この馬の性格が、大体わかりました』とルメール騎手も言ってくれましたしね」とうなずく。
もちろん、レースで見せる高い能力は、世話役もひしひしと感じている様子。「筋肉の付き方から心臓から、一流の馬なんだろうなというのは触っていて感じます。まともならＧⅠ級なんだろうなというのはあります」と素材の良さを伝える。「先週、獣医さんからも『きょう６０頭ぐらい見たけど、この馬が一番』と言ってもらえました」とも。重賞勝ち馬が相手でも、勝るとも劣らない能力はありそうだ。
事前の予想では、この馬に本命を打った。未知の魅力は十分。週末まで視線を送り続けたい。（山口大輝）
【朝日杯ＦＳ ＧＩ血ェック】オーサムストロークは２歳戦リーディングのエピファネイア産駒
©サンケイスポーツ
12月12日(火) 04:55
２歳戦リーディング１位のエピファネイア産駒オーサムストロークに注目する。産駒は阪神芝マイルでデアリングタクトが桜花賞、サークルオブライフが阪神ＪＦを制覇し、先週の阪神ＪＦ２着のステレンボッシュも同産駒。ちなみにエピファネイアの母シーザリオは桜花賞２着だ。
母の父フランケルの産駒ではソウルスターリング（阪神ＪＦ）やグレナディアガーズ（朝日杯ＦＳ）がこの舞台でＧⅠを制覇。同じワンターンの東京マイルの前走、ベゴニア賞の１着馬が過去１０年で２勝している点も強調材料になる。
マイルＧⅠを４勝したモーリスの産駒も２歳戦リーディング３位と好調。シュトラウスは母ブルーメンブラットもマイルＣＳの覇者で、自身、新馬戦１着、サウジアラビアＲＣ３着と同じワンターンのマイルで好走している。
ダノンマッキンリーは母ホームカミングクイーンが英１０００ギニー馬で、伯父に凱旋門賞馬ディラントーマスがいる。１ハロン延長は歓迎材料だ。
ジャンタルマンタルの父パレスマリスは１２ハロンのベルモントＳ優勝馬だが、マイルでもメトロポリタンＨを快勝している。タフな戦いになれば侮れない。
母の父フランケルの産駒ではソウルスターリング（阪神ＪＦ）やグレナディアガーズ（朝日杯ＦＳ）がこの舞台でＧⅠを制覇。同じワンターンの東京マイルの前走、ベゴニア賞の１着馬が過去１０年で２勝している点も強調材料になる。
マイルＧⅠを４勝したモーリスの産駒も２歳戦リーディング３位と好調。シュトラウスは母ブルーメンブラットもマイルＣＳの覇者で、自身、新馬戦１着、サウジアラビアＲＣ３着と同じワンターンのマイルで好走している。
ダノンマッキンリーは母ホームカミングクイーンが英１０００ギニー馬で、伯父に凱旋門賞馬ディラントーマスがいる。１ハロン延長は歓迎材料だ。
ジャンタルマンタルの父パレスマリスは１２ハロンのベルモントＳ優勝馬だが、マイルでもメトロポリタンＨを快勝している。タフな戦いになれば侮れない。
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
馬場：良
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