栗東所属リーディングジョッキー上位3名の11月2日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なお、上位3名がアメリカで騎乗のため、繰り上がって松山弘平、鮫島克駿、岩田望来騎手を紹介する。
【松山弘平騎手】
11月2日(土)東京競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,300m) トリリオンボーイ
2R 2歳未勝利(芝1,600m) エリカマユーリ
4R 2歳未勝利(芝1,800m) タイヨウノキセツ
5R 2歳新馬(芝2,000m) ホースワン
6R 2歳新馬(ダ1,600m) ボルトテソーロ
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,600m) ホワイトクロウ
9R 神奈川新聞杯(ダ2,100m) アムールドパリ
10R ノベンバーS(芝1,800m) エイカイマッケンロ
11R 京王杯2歳S・G2(芝1,400m) パンジャタワー
注目は9Rの神奈川新聞杯で騎乗するアムールドパリ。デビュー以降、5名の騎手が騎乗しているが【2-5-0-0】と連を外していない。松山弘平騎手は初騎乗となるが、先行さえできればおのずと結果はついてくるのではないだろうか。メインレースの京王杯2歳Sではパンジャタワーに騎乗。デビュー戦では差こそつかなかったが終始楽な手応えで競馬をし、追い出されてからの伸び脚も上々だった。叔父に2009年の日本ダービー馬ロジユニヴァースがいる血統。なかなか骨っぽいメンバーが揃ったが上位争いを演じたい。
【鮫島克駿騎手】
11月2日(土)京都競馬場
3R 2歳未勝利(芝1,400m) ピュアコレクション
4R 2歳未勝利(芝1,800m) オーバースタンド
5R 2歳新馬(ダ1,400m) ディーエスショウマ
6R 2歳新馬(芝1,600m) ファジーロップ
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m) トウカイエルデ
10R 貴船S(ダ1,200m) ハイアムズビーチ
11R ファンタジーS・G3(芝1,400m) カワキタマナレア
メインレースのファンタジーSでは連勝中のカワキタマナレアに騎乗。前走、オープンのシンガポールTC賞組は2、3着馬が次走ですぐに好走しておりレースレベルも低くなかった。半兄カワキタレブリーはデイリー杯2歳S、NHKマイルCをともに3着と早い段階から活躍。今回は初めての1,400m戦となるが3連勝を目指したい。6Rの2歳新馬ではファジーロップに騎乗。父は今年、産駒がデビューし絶好調のサートゥルナーリア。母は2017年のローズSを制覇し、古馬になってからはダート路線で活躍したラビットラン。初戦、どんな走りをしてくれるか楽しみな存在だ。
【岩田望来騎手】
11月2日(土)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,800m) レイナデアルシーラ
3R 2歳未勝利(芝1,400m) チムグクル
4R 2歳未勝利(芝1,800m) ルージュレアリーズ
5R 2歳新馬(ダ1,400m) キャットデイ
6R 2歳新馬(芝1,600m) ルージュカリーナ
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) エアサンサーラ
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m) グランデスフィーダ
9R 衣笠特別(ダ1,800m) バックトゥザライト
10R 貴船S(ダ1,200m) エコロガイア
11R ファンタジーS・G3(芝1,400m) ラヴェンデル
12R 3歳上2勝クラス(芝1,800m) ロードマンハイム
11RのファンタジーSではラヴェンデルに騎乗。半姉コンクシェルは今年の中山牝馬Sの勝ち馬で、シンシアウィッシュは2022年フローラSで3着と活躍している血統。デビュー戦は先行して最後はしっかりと抜けだせていた。相手関係は一気に強化されるが上位争いを演じたい。1Rの2歳未勝利ではレイナデアルシーラに騎乗。こちらの半姉は今年の関東オークスを制したアンデスビエント。前走の2歳未勝利ではデビュー戦から一気にタイムを詰めて2着と好走した。少頭数ながらメンバーは揃っており、楽な戦いにはならなそうだがハナを奪って粘りこみたい。