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チューリップ賞は阪神芝1600mで施行される3歳牝馬限定のG2。
桜花賞のステップレースにあたり、3着以内の馬には優先出走権が付与される。昨年は当レースの2着、3着馬が桜花賞でも2着、3着へ好走。
今年は阪神JFの上位馬がおらず、難解な組み合わせ。混戦を断つのはどの馬なのか。過去10年分のデータを利用し、勝ち馬を見極めたい。
逃げた馬の成績は【1-0-3-6】。内訳は2015年2番人気3着レッツゴードンキ、2020年1番人気3着レシステンシア、2021年ストゥーティ4番人気3着、2023年7番人気1着モズメイメイ。直近は3年連続馬券内と健闘している。
レッツゴードンキの年のみ道悪。そのほかの前半半マイルは、2021年47秒7、2022年46秒5、2023年47秒5となっており、一昨年のみ緩みない流れ。
同じく阪神芝1600mの世代牝馬限定戦には、阪神JFと桜花賞がある。この内、チューリップ賞は、最も緩い流れになりやすい。
各々、対象期間の良馬場に限定した前後半半マイルの平均値は以下のとおり。
▼阪神JF
46秒6-47秒0
▼桜花賞
46秒8-46秒3
▼チューリップ賞
47秒1-46秒4
2歳牝馬限定のG1は阪神JFしかなく、上半期に3歳馬の出られるスプリントG1はない。
そのため、阪神JFや桜花賞には、マイルはやや長いという馬が複数出走してくる。
一方、桜花賞の前哨戦には、芝1400mのフィリーズレビューもあり、短距離志向の強い馬たちはそちらへ向かう。となると、チューリップ賞には純粋なマイラーが集まる。
この点から、チューリップ賞は同じ舞台の阪神JFや桜花賞よりも、落ち着いた流れになりやすい。一応、理論上はこうなる。
ただ、今年は明確に逃げたい馬がおり、かつ多頭数で行われる。例年よりもペースアップする要素が揃ってはいる。
阪神芝1600mのスタートは、2コーナーを過ぎたあたり。3コーナーは444mあり、組み合わせや先行争いの有無でペースが変動しやすい。
ゆったりとしたコーナーを回り、最後の直線は高低差1.8mの坂を含む474m。外回りのマイル戦らしく、末脚のしっかりしたタイプに合うレイアウト。
逃げ馬に注目すると、キャリア3戦すべて逃げのショウナンマヌエラと直近2走でハナを切っているエラトーがいる。
ショウナンマヌエラのテン1ハロン最速は12秒5と、数字にインパクトはない。ただ、スタートセンスがいい。新馬戦とアルテミスSは、ゲートが開いてすぐ、1馬身ほど抜けている。同型を意識し押していくなら、もっと速くなるはず。
エラトーもテン1ハロン最速は12秒5。阪神芝2000mで記録しており、中盤は淡々としたペースを刻んでいる。
いずれも溜めても瞬発力勝負では分が悪く、かつ中距離向きの感がある。引きつけるよりも、後続の脚を削る逃げが良さそう。また、比較的外目の枠に並ぶ形となり、競り合いもありえそう。例年以上のペースを想定し、速い流れを経験してきた馬を狙いたい。
◎ラーンザロープス。前走のシンザン記念は牡馬相手に4着。緩みないペースのなか、道中は4番手付近につけており、強い競馬だった。3着のウォーターリヒトは次走のきさらぎ賞でも2着へ走っている。高速決着への対応力は課題も、開幕2週目の内枠、あまり人気もないだろうし期待したい。
馬券は◎の単複。
(文・垣本大樹)
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