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【血統アナリシス】大阪杯2023 G2時代から9年連続で好走馬を送り出しているディープインパクト

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【血統アナリシス】大阪杯2023 G2時代から9年連続で好走馬を送り出しているディープインパクト

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は大阪杯2023・血統予想をお届けします!

G1に昇格した2017年以降、種牡馬として異彩を放つのがディープインパクト。同種牡馬の産駒は毎年少なからず1頭以上が3着以内に好走しており、昨年も8番人気ポタジェと3番人気レイパパレでワンツー決着を果たしている。なお、G2産経大阪杯として施行された2014~2016年にも、14年キズナ、15年ラキシス、16年アンビシャスと同種牡馬の産駒が3連覇を飾っていた。

ほか、総じてスピードの持続力に長けたタイプが好走しやすく、Seattle Slewを筆頭に、勝ち馬の多くがBold Rulerの血脈を持つことにも頷ける。スパッと切れる脚はないけれども淡々と同じペースを刻み続けられる、いかにもアメリカンなタイプが狙い目といえるだろう。

ポタジェは、父ディープインパクト×母ジンジャーパンチ(母の父Awesome Again)。昨年の大阪杯では単勝58.7倍という人気薄で重賞およびG1初制覇を飾ったが、過去にも母の父にDeputy Minister系種牡馬を配されたディープインパクト産駒は、17年2着ステファノス、21年1着レイパパレが馬券に絡むほか、19年マカヒキが10番人気4着、20年カデナが11番人気4着と健闘。レイパパレ同様に本馬もリピート好走に気を配るべきだろう。


キラーアビリティは、父ディープインパクト×母キラーグレイシス(母の父Congaree)。同産駒が人気不問で上位を賑わすことからも軽視できない存在となるが、本馬は母系にA.P. Indyの血を引く配合が18年3着&19年1着アルアインを想起させるだけでなく、中山芝2000mでG1勝ちしている実績にも共通点を見出せる。その芝2000mは4戦3勝と得意にしている距離でもあり、敗れた一戦も不利の重なった皐月賞とあれば底は知れていない。

マリアエレーナは、父クロフネ×母テンダリーヴォイス(母の父ディープインパクト)。Deputy Minister直系の出走例自体が08年2着エイシンデピュティまで遡ることになるが、本馬の父と母の父を入れ替えた配合からは17年2着ステファノス、21年1着&22年2着レイパパレが出ているだけに侮れない。前走金鯱賞は後手に回ってしまい、立ち回りの巧さを活かせない消化不良の一戦。今回も内枠からの出走となるだけに同じ轍を踏まなければ。


【血統予想からの注目馬】
ポタジェ ⑫キラーアビリティ ②マリアエレーナ


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