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札幌芝2000mで施行される一戦。
年に2度しか組まれない定量G2であり、1着賞金7000万円と高額なだけに毎年G1級のメンバーが集う。
誰が呼び出したのか〝スーパーG2〟と呼ばれ、それなら〝ウルトラG1〟や〝ハイパーG3〟あるいは〝ファンタスティックOP〟などもあってよさそうだが、そんなものはない。
真夏の大一番はなかなか特異な立ち位置にある。さて、今年の〝スーパーG2〟を制するのはどの馬か。データは函館開催の2013年を除く、過去10年分を使用する。
逃げた馬の成績は【1-1-0-7】。内訳は2016年ネオリアリズム5番人気1着と、2022年パンサラッサ2番人気2着。
ネオリアリズムの年は1000m通過59秒9、稍重の馬場を考えると遅くないが、圧倒的1番人気で同じ堀厩舎のモーリスを2馬身振り切る形。
パンサラッサの昨年は発表こそ良もタフな馬場で、4角3番手以内の馬が着内を独占したように、前に位置を取る利点が大きかった。
一応の共通点を挙げるとすれば、馬場が渋り速い上がりを使いにくい状態、となりそう。
札幌芝2000mは、4コーナーのポケット地点からスタート。1コーナーまでは385mあり、ほかの距離に比べて長い。
道中はほぼ起伏がなく、円に近いコース形状。淡々とした流れになりやすいが、機動力のある差し馬はペースが緩むと位置を上げやすい。
直線は266mと短いため、基本的には前有利。勝ち負けに加わるには、4角までにある程度のポジションを確保しておきたい。
今年は開催2週目の中間に降雨があり、徐々に馬場が荒れはじめた。4週目にあたる先週が終わった段階で、3、4コーナーの芝を中心に地肌が目立ち、外差しが決まっていた印象。
ただ、今週から仮柵が移動され、Cコースの使用となる。ラチ沿いの痛みがカバーされるため、内有利に戻ると考えるのがベターか。内から速い上がりを使う馬も出てきそう。しかし、土曜は降雨の予報が出ており、この時期らしく馬場が非常に読みにくい。
ペースに注目すると、昨年の札幌記念勝ち馬で、今年の大阪杯を制したジャックドールと、直近の国内6戦を連続で逃げているユニコーンライオンのハナ争いになりそう。
アフリカンゴールドはテンの速力で劣り、トップナイフが無理をしてまで主張するとは思えない。
内からジャックドールが好発を決め、大外ユニコーンライオンが遅れるようなら、前者のハナもありそう。
ただ、ジャックドールは控えても競馬をできるのに対し、ユニコーンライオンはこの相手関係で控えてどうにかなる馬ではない。よほどのことがなければハナを奪いに来るだろう。
両者ともにそれほどキレる脚がなく、スローで引きつけるよりかは、後続の脚を使わせる逃げを打つタイプ。となると、ジャックドールはユニコーンライオンに逃げられるのがそれほど嫌じゃないのではないか。
これが後続の脚が溜まるスローで逃げられるとたまらないが、勝手に後ろ脚を削ってくれるなら、そのケツをついていくのになんら問題はない。
◎ジャックドール。逃げても当然良く、大阪杯のように豊さんが精密機械のようなラップを刻むだろうし、ユニコーンライオンの刻むそれなりの流れを2、3番手につけ、正攻法で押し切ってもいい。大きく崩れるイメージがない。
阪神の内回りでG1を制覇したものの、跳びが大きいため、コーナーの緩い札幌はよさそう。金鯱賞のように速い時計で強さを見せる一方、昨年の札幌記念のようなタフな馬場にも対応できる。人気でも連覇を期待して馬券は単複で。
(文・垣本大樹)
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