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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は金鯱賞2024・血統予想をお届けします!
2022年はジャックドールが中京芝2000mのコースレコードを更新する逃げ切り勝ち。同馬の父系は、モーリス~スクリーンヒーロー~グラスワンダーと遡るが、2016&2017年には母の父にグラスワンダーの血を引くヤマカツエースが変則2連覇を達成している。なお、2021年に最低人気で勝利したギベオンを筆頭に、2015年1着ミトラ、2021年2着デアリングタクト、2022年3着アカイイトなど、Kris S.の血を引く馬も存在感を放つため、総じてRoberto系種牡馬の血脈には気を配る必要がありそうだ。
ほか、ディープインパクトの直系も毎年上位を賑わせており、2018年2着サトノノブレスから2023年1着プログノーシスまで6年連続で直仔が連対。2022年にはキズナ産駒のアカイイトが3着に好走しているため、今後は後継種牡馬の産駒にも同等の評価が必要だろう。
プログノーシスは、父ディープインパクト×母ヴェルダ(母の父Observatory)。昨年の勝ち馬なので今年は2連覇のかかった一戦となるが、同産駒の連対が6年連続で続いていることからも軽く扱えないところがある。また、母の父を介してRobertoの血脈を持つことも強調しやすく、過去に同産駒として好走したダノンプレミアム、ギベオン、レイパパレなども引き合いに出しやすい。芝2000m実績も豊富であり、ここでは胸を貸す立場となる。
ノッキングポイントは、父モーリス×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは22年の勝ち馬ジャックドールが出ており、前述のとおりグラスワンダーの血脈自体を評価しやすい傾向にある。なお、「グラスワンダー系×キングカメハメハ系」の組み合わせは、16&17年に2連覇したヤマカツエースの父と母の父を入れ替えたような配合ともいえるだろう。23年新潟記念を勝った実績からも左回りの2000mは条件として申し分ない。
ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。好相性を示すディープインパクトの直仔で、母の父がDeputy Minister系種牡馬となる配合は、21年1着ギベオン&3着ポタジェ、22年2着レイパパレと共通。本馬は屈腱炎の影響で約2年2か月ぶりの出走となると常識的には狙いづらいが、血統構成には惹かれるものがあり、クラシックを賑わせた資質を考えれば一発があっても驚けないだろう。
【血統予想からの注目馬】
④プログノーシス ⑨ノッキングポイント ⑥ヨーホーレイク
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