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フォゲッタブル
写真一覧
抹消  黒鹿毛 2006年4月3日生
調教師池江泰寿(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績32戦[4-3-2-23]
総賞金26,527万円
収得賞金4,200万円
英字表記Forgettable
血統 ダンスインザダーク
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ダンシングキイ
エアグルーヴ
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ダイナカール
兄弟 アドマイヤグルーヴルーラーシップ
市場価格2億5,725万円(2007セレクトセール)
前走 2013/04/28 天皇賞(春) G1
次走予定

フォゲッタブルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
13/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1861271.81010** 牡7 58.0 和田竜二池江泰寿B 490
(-2)
3.15.9 1.737.1⑬⑬⑭⑫フェノーメノ
13/03/17 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 93354.353** 牡7 56.0 A.シュタ池江泰寿 492
(+2)
3.05.5 0.537.7ゴールドシップ
13/02/16 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 163528.797** 牡7 56.0 蛯名正義池江泰寿 490
(0)
3.33.1 1.236.1⑪⑩⑬⑫アドマイヤラクティ
13/01/06 京都 10 万葉S OP 芝3000 15358.956** 牡7 56.0 W.ビュイ池江泰寿 490
(0)
3.08.7 0.735.9デスペラード
12/12/01 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 15225.6310** 牡6 56.0 R.ムーア池江泰寿 490
(+4)
3.48.0 1.538.2トウカイトリック
12/11/04 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 1571226.8812** 牡6 57.0 C.オドノ池江泰寿 486
(-4)
2.31.7 1.835.9⑨⑦⑥⑥ルルーシュ
12/10/08 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 1481366.2105** 牡6 56.0 N.ピンナ池江泰寿 490
(0)
2.23.6 0.234.9⑨⑨⑧⑩メイショウカンパク
11/12/03 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 16115.837** 牡5 57.0 C.ウィリ池江泰寿 490
(-4)
3.52.6 1.839.1④⑤マイネルキッツ
11/11/06 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 182316.578** 牡5 57.0 I.メンデ池江泰寿 494
(-2)
2.32.5 1.036.1⑦⑧⑧⑧トレイルブレイザー
11/10/09 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 81130.075** 牡5 57.0 N.ピンナ池江泰寿 496
(+6)
2.24.7 0.634.1ローズキングダム
11/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1635164.41415** 牡5 58.0 川田将雅池江泰寿 490
(+8)
2.12.9 2.836.7⑯⑯⑭⑯アーネストリー
11/05/28 東京 11 目黒記念 G2 芝2500 1861228.11012** 牡5 57.5 三浦皇成池江泰寿 482
(0)
2.33.9 1.437.1⑨⑩⑨⑪キングトップガン
11/05/01 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 18817100.81416** 牡5 58.0 丸山元気池江泰寿 482
(0)
3.23.2 2.638.0⑱⑰⑥⑧ヒルノダムール
11/04/09 阪神 10 大―ハンC OP 芝2400 1851012.5712** 牡5 58.0 丸山元気池江泰寿 482
(-2)
2.27.7 1.336.5⑨⑨⑧⑧ビートブラック
10/12/26 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 162362.31310** 牡4 57.0 岩田康誠池江泰郎 484
(-4)
2.33.6 1.035.0⑥⑦⑥⑧ヴィクトワールピサ
10/12/04 中山 11 ステイヤーズ G2 芝3600 15344.845** 牡4 58.0 M.デムー池江泰郎 488
(-4)
3.43.9 0.536.9⑥⑥コスモヘレノス
10/10/10 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 118115.636** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 492
(+10)
2.26.1 1.135.9⑧⑦⑥⑤メイショウベルーガ
10/06/27 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 1871318.2610** 牡4 58.0 蛯名正義池江泰郎 482
(-2)
2.13.8 0.836.6⑬⑬⑧⑩ナカヤマフェスタ
10/05/02 京都 10 天皇賞(春) G1 芝3200 18232.616** 牡4 58.0 内田博幸池江泰郎 484
(0)
3.17.3 1.635.1⑪⑩⑧⑦ジャガーメイル
10/02/14 東京 11 ダイヤモンド G3 芝3400 167132.211** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 484
(0)
3.32.6 -0.234.9⑩⑩⑩⑩ベルウッドローツェ

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フォゲッタブルの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はダイヤモンドステークス2022・血統予想をお届けします!

昨年はルーラーシップ産駒の7番人気グロンディオーズ勝ち、3着にはハーツクライ産駒の2番人気ポンデザールが入線。2頭の種牡馬には母の父トニービンという共通点があり、これは17年の勝ち馬アルバート(父アドマイヤドン)にも当てはまる血統配置となる。

また、一昨年は最低人気のミライヘノツバサが単勝325.5倍で勝利する大波乱となったが、同馬の勝利によってドリームジャーニーは種牡馬としてのJRA重賞初制覇も達成。ステイゴールドに所縁ある馬の好走は多く、16年には直仔トゥインクルが勝利しており、近親フェイムゲームは14・15・18年と同一重賞3勝の偉業を果たした。ほか、父として3勝(05年ウイングランツ、06年マッキーマックス、10年フォゲッタブル)、母の父として2勝(17年アルバート、19年ユーキャンスマイル)を挙げるダンスインザダークも存在感を放つ。

ヴァルコスは、父ノヴェリスト×母ランズエッジ(母の父ダンスインザダーク)。ブラックタイドディープインパクトの甥にあたる血統。母の父が共通する馬として17年アルバート、19年ユーキャンスマイルを挙げられるが、過去の該当馬はその2頭に限られるため、2戦2勝と底を見せていないことになる。本馬は昨年2着のオーソリティとは20年青葉賞でクビ差。長期休養明け3戦目となるため、変わり身にも期待したい頃合いだろう。

ランフォザローゼスは、父キングカメハメハ×母ラストグルーヴ(母の父ディープインパクト×)。アドマイヤグルーヴフォゲッタブルルーラーシップの甥、ドゥラメンテの従弟にあたる血統。伯父フォゲッタブルは10年ダイヤモンドSの勝ち馬で、伯父ルーラーシップも昨年の勝ち馬を出した勢いがある。名牝エアグルーヴを介してトニービンの血を引く血統構成は興味深く、定年を迎える藤沢厩舎の管理馬という意味でも注目したい。

ヴェローチェオロは、父ゴールドシップ×母プレシャスライフ(母の父タイキシャトル)。従姉にトレンドハンター、近親にサークルオブライフがいる血統。父はステイゴールドの後継種牡馬となるが、直近2年で母の父メジロマックイーンまで共通するドリームジャーニーオルフェーヴルの産駒が連対していることを強調しやすい。本馬においては2走前の菊花賞が2着馬と0秒3差。レースぶりからも長丁場のスタミナ勝負は歓迎だろう。


【血統予想からの注目馬】
ヴァルコス ⑭ランフォザローゼス ⑦ヴェローチェオロ

フォゲッタブル引退 ノーザンHPで乗馬に 2013年6月2日() 11:04

 09年ステイヤーズS、10年ダイヤモンドSに優勝したフォゲッタブル(栗東・池江泰寿厩舎、牡7歳、父ダンスインザダーク、母エアグルーヴ)が1日付で競走馬登録を抹消された。通算成績は32戦4勝で、重賞は前記の2勝。獲得賞金は2億6527万1000円(付加賞含む)。4月28日の天皇賞・春10着がラストランとなった。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。

 1歳時にセレクトセールで2億5725万円(税込み)の高値で落札されたフォゲッタブルは、3歳年明けにデビュー。その後、6戦目の7月にようやく2勝目をあげるなど本格化には時間を要したが、セントライト記念3着で優先出走権を得た菊花賞で7番人気ながらスリーロールスの2着に好走。続くステイヤーズSで重賞初制覇を果たした。有馬記念でも4着に健闘して、4歳の年明け初戦となるダイヤモンドSも快勝。さらなる飛躍を期待されたが、その後は低迷が続き、競走成績にピリオドを打つことになった。

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【天皇賞・春】最新ナマ情報2013年4月27日() 05:03

◆「今までで一番」〔3〕デスペラード

 阪神大賞典2着の(3)デスペラードは、栗東坂路を1本上がってから、ポリトラックコースを軽く流した。「何事もなく順調。馬は今までで一番充実していると思うよ。枠は理想的な内枠で何より。馬ごみが嫌いなタイプなので、行きたい馬を行かせてソロッと後ろから…」と安達調教師。浜中騎手も「ゴールドシップを見ながらになると思う」と、後方からの競馬に徹するつもりだ。

◆条件「バッチリ」〔1〕トーセンラー

 (1)トーセンラーは栗東CWコースをキャンターで半周したのちに、坂路で4ハロン74秒5。感触を確かめた荻野調教助手は「具合はいいよ。前走は久々でいくらか引っ掛かっていたけど、今度は折り合いの心配はないし、ジョッキー(武豊騎手)も手の内に入れている。枠はロスなく回れるいいところ。バッチリだね」と笑顔。前走の京都記念で2年ぶりの勝利を挙げた勢いは侮れない。

◆母に捧ぐ激走V〔12〕フォゲッタブル

 (12)フォゲッタブルは栗東の角馬場から坂路に移って4ハロン64秒1。「きょうの動きにも躍動感があった。いい状態をキープしている」と川合調教助手。手綱を託される和田騎手は「レースで乗るのは初めてだけど、思い切って競馬するだけ。調教ではそれほど難しいタイプじゃない。集中力を最後まで持続させて、どれだけ粘れるか。母の後押しがあれば…」。1997年天皇賞・秋の覇者で、今月23日に急死した母エアグルーヴのDNAが息子の激走を呼ぶか。

◆輸送も心配なし〔4〕ジャガーメイル

 香港ヴァーズダイヤモンドSで連続2着の(4)ジャガーメイルは午前4時に美浦を出発し、午後に京都競馬場に到着した。「しっかり調教を積んでいるし、いい状態。輸送も心配していません」と橋本調教助手。天皇賞・春は2009年5着、10年1着、12年4着と3戦してすべて掲示板で、「このレースは崩れていませんからね」と期待を込めて送り出す。

◆ジャンボ見習う〔5〕マイネルキッツ

 2009年の覇者(5)マイネルキッツは午前4時に美浦を出発し、京都競馬場へ。「土曜輸送だと渋滞に巻き込まれるかもしれない。順調にきたし、(5)番枠もラッキーだよ」と国枝調教師は話した。10歳の古豪は10年は2着、11年は6着で、春の盾は4度目。「キッツもジャンボ尾崎を見習わないとな」と、トレーナーは66歳でスコア62のエージシュート(年齢以下のスコアで18ホールを回る)を達成したベテランのプロゴルファーを引き合いに出し、愛馬の奮起をうながした。

◆馬体絞れて一変〔9〕ユニバーサルバンク

 栗東CWコースでキャンターを行った(9)ユニバーサルバンクは、休み明けで26キロ増だった前走の大阪-ハンブルクC(11着)を叩いて、明らかに馬体が引き締まってきた。松田博調教師は「体はだいぶ絞れている。今週の追い切りはすばらしい動きだったし、すごく調子がいい。それに折り合いがつく馬だから、今回の距離に大きな魅力を感じる」とガラリ一変のムードだ。

◆元気一杯に登坂〔15〕カポーティスター

 今年に入って日経新春杯を制し、前走の日経賞でも2着と充実ぶりが目立つ(15)カポーティスターは、栗東坂路でリズミカルな走りを見せた。渋田調教助手は「本当に元気。きょうのキャンターも良かったね。今週の追い切りで、ボクは併走馬に乗っていたんだけど、こちらも止まってはいないのに、カポーティスターにはあっさり突き放された。強い相手と戦って体に実が入ってきたよ」とさらなる成長をアピールした。

◆「駐立問題なし」〔17〕レッドデイヴィス

 大阪-ハンブルクCで復活の勝利を挙げた(17)レッドデイヴィスは、栗東坂路を4ハロン65秒7で登坂。その後、ゲートで駐立の確認を行った。調教に騎乗した北村友騎手は「駐立は問題なかったし、変わりなくきています。正直、内枠が欲しかったが、外枠からでもロスなく立ち回れるようにしたい」と話した。

◆ゲンのいい〔8〕枠〔18〕ムスカテール

 近3走の重賞で(2)(2)(3)着と堅実な走りを見せる(18)ムスカテールは、栗東で坂路1本のメニューを消化した。大外〔8〕枠(18)番枠からスタートすることになったが、友道調教師は「3200メートルもあるからね。どこかで内に入れられるでしょう。それにアドマイヤジュピタで勝った時(2008年)も大外((14)番)だったから」。09年皐月賞アンライバルド((16)番)も含め、友道厩舎のGI2勝はともに〔8〕枠。ゲンのいい枠から大金星を狙う。   

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【本命穴馬】鉄平 浜中のやる気◎デスペラード 2013年4月25日(木) 16:12

★天皇賞・春

 しの 天皇賞はゴールドシップで断然ね。

 漆山 栗東の他陣営が白旗ムード。「球節があんなにフニャフニャしてていいの(?)ってくらい柔らかい。だから故障しないし、あれだけの脚が使えるのかも」って某調教師が言ってた。

 内海 長丁場の走りを完全にマスターした感じで、死角はなしか。

 漆山 火曜日に須貝調教師と居酒屋で居合わせたんだけど、本当にリラックスしてたし。

 しの ということで相手探しね。

 鉄平 相手? いや、オレはデスペラードが◎だよ。ステイヤーズSのまくりがいかにも春天向きに見えたし、追うほうにもスタミナが求められるだけあって、浜中騎手のやる気が大いに不気味だ。

 漆山 馬ごみを嫌うから後方一気しかできないけど、「京都のほうが末は切れる」と安達調教師。連下の筆頭かな。

 しの 実績で見たら普通はフェノーメノじゃないの?

 漆山 3000メートル以上の経験がないし、関西遠征も初めて。割引だ。

 鉄平 戸田調教師は、「前走でゴールドシップと一緒に動いたベールドインパクトは故障しちゃったんでしょ? 恐ろしい馬だ」だって。美浦も白旗ムードかな。

 しの だからあ、2着探しなんだからあ。

 内海 それなら鞍上、岩田込みでアドマイヤラクティだろ。GI初挑戦でも3200メートルなら太刀打ちできそう。

 しの 鞍上込みならやっぱり、武豊騎手のトーセンラー。ユタカさんの春天は馬券圏内率75%! しかもラーは京都【3・0・2・1】で、唯一の馬券圏外も京都記念の4着です。

 漆山 藤原英調教師は強気だけど、ユタカさんが「3200メートルは少し長いかな」と漏らしてたのが…。逆に陣営のムードが一番良かったのはムスカテールだ。

 水谷 なかなかいいとこに目をつけとるやないか。

 漆山 オッチャンの◎、邪魔だ。「スタミナ、持久力ならこのメンバーでも上」と大西助手が言えば、調教パートナーの平間助手も「動きは超抜群。バッタリ止まるイメージはないし、スタミナ比べの泥仕合なら」とやる気満々だった。

 鉄平 距離のスペシャリストなら春天(5)(1)(4)着のジャガーメイル。「硬さが出たので1本、追い切りが少ない」と橋本助手は言ってたけど、ここ2週ハードに追われて帳尻が合った感じだ。

 しの 9歳っていうのが、ね。それなら活気ある4歳馬のカポーティスターを買いたいな。充実ぶりは目立つし、火曜日の紙面にもハーツクライ産駒は長距離で成績がいいって載ってたし♪

 内海 そういやエアグルーヴが死んだから息子のフォゲッタブルが売れたりして。

 水谷 おお、ワシの好きな馬や。阪神大賞典で3着やったしなあ。

 しの あれが3年ぶりの馬券圏内。エアグルーヴの子ってことすら忘れてました。

 水谷 そやからフォゲッタブル。意味は“忘れがちな”やて。

 しの 水谷さんと一緒に忘れちゃお。

(夕刊フジ)

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【天皇賞・春】フォゲッタブル闘志見せた 2013年4月25日(木) 05:06

 エアグルーヴの7番目の子供、フォゲッタブルは栗東CWコースの3頭併せで闘志を見せた。最後方を追走して直線で最内に。ラスト1ハロン12秒6で、中のウインサーガ(せん4、500万下)と併入、外のファーザモア(牡3未勝利)には2馬身半先着した。騎乗した和田騎手は「先週びっしりやっているので、今週は相手に併せた。動きはいい。気難しいと聞いていたが、けいこでは感じない」と好感触だ。天国の母に勝利を届ける。

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【阪神大賞典】盾へ視界よし!ゴールドシップ快勝 2013年3月17日() 15:43

 17日の阪神11Rで行われた第61回阪神大賞典(4歳上オープン、GII、芝3000メートル、9頭立て、1着賞金=6000万円)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気ゴールドシップ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎)が序盤最後方の位置取りから少しずつ外を押し上げて、最後は全馬をねじ伏せる完勝。2013年の初戦で貫禄勝ちを演じた。タイムは3分5秒0(良)。

 まさに盤石、貫禄を見せつけた。昨年はオルフェーヴルの逸走という悪夢があった阪神大賞典だが、今年は強い馬が文句なしのレースを披露。ゴールドシップが危なげなく今季初戦をものにした。

 スタート前にゴールドシップがゲート入りをやや嫌がるシーンが見られ、場内がざわついたが、すぐに従ってゲートイン。スタートが切られると外からマカニビスティーがハナに立つ。フォゲッタブルが2番手につけて、ゴールドシップは最後方からレースを進めた。2周目に入ったあたりからじわじわと順位を押し上げると、5~6番手にいたベールドインパクトゴールドシップの仕掛けに応じてゴーサイン。2頭が併走してグングンと前をとらえていく。直線入り口で先頭に並びかけると、ベールドインパクトが力尽きて脱落。ゴールドシップが危なげなく抜け出して、そのまま押し切った。仕掛けを我慢して後方からの末脚にかけた3番人気デスペラードが2馬身差の2着。5番人気のフォゲッタブルが1馬身差の3着に入り、ベールドインパクトは4着に終わっている。

 ゴールドシップは、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ、母の父メジロマックイーンという血統。北海道日高町・出口牧場の生産で、小林英一氏の所有馬。通算成績は11戦8勝。重賞はGIII共同通信杯、GI皐月賞、GII神戸新聞杯、GI菊花賞、GI有馬記念(いずれも12年)に次いで6勝目。須貝尚介調教師、内田博幸騎手ともに阪神大賞典初勝利。今後は天皇賞・春(4月28日、京都、GI、芝3200メートル)から宝塚記念(6月23日、阪神、GI、芝2200メートル)に進む青写真が描かれている。

 内田博騎手は「なるべく暴れさせないように気を遣って馬場入りをさせた。スムーズにいってよかった。流れを見ていこうと考えていたところ、内回りなのに縦長になっていたので、前も残りやすいと考えて、早めにじわじわと上げていきました。最後は力を緩めるような部分があったのでステッキを入れて追えたことが次につながると思います。使われてさらに良くなると思うし、次が楽しみですね。これから強い相手と戦わなければいけないし、今年はJRA年度代表馬になってほしいと願っている馬。それだけの器だとも思っています。きょうも直線半ばで力を緩めていたくらいで本当の力を出していないし、ここを使って上向くでしょう。この後が楽しみです」と万全の走りに納得の表情を浮かべていた。

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第255話 「菊花賞


08年 36.1-34.9-41.2-38.2-35.3 =3.05.7 ▼5△6▼4 瞬発戦
09年 36.1-35.9-37.7-38.0-35.8 =3.03.5 ▼3△8±0 平坦戦
10年 36.5-37.0-39.3-37.7-35.6 =3.06.1 ▼2△1±0 平坦戦
11年 36.9-36.0-37.7-37.1-35.1 =3.02.8 ▼6△1△4 瞬発戦
12年 37.1-35.4-37.4-36.9-36.1 =2.02.9 ▼3▼1△6 平坦戦

・1周目の3コーナーの下り~直線~1コーナー入り口の区間は速く流れやすい
・1コーナー~向正面~3コーナー上り坂の区間は脚を溜める区間で緩みやすい
・3コーナー下り坂~ゴール区間のラスト4Fのロングスパート戦
3000mをざっくり仕分けるとこんな感じの流れになるでしょう。
過去5年で瞬発戦2回、平坦戦3回となっていますが最大加速は▼2~▼6というもので大きな差はありません。
結局のところ菊花賞「ラスト4Fが勝負」というレースでここでいかに脚を使えるかがポイント。
ラストの脚が使えるかどうかは前半~中盤での「折り合い」「スタミナ」が重要ファクターと言えるでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
オウケンブルースリ 【瞬2平2消0】
スリーロールス   【瞬4平0消0】
ビッグウィーク   【瞬4平3消0】
オルフェーヴル   【瞬4平3消0】
ゴールドシップ   【瞬5平2消0】
2着馬
フローテーション  【瞬3平0消0】
フォゲッタブル   【瞬4平0消0】
ローズキングダム  【瞬5平0消0】
ウインバリアシオン 【瞬3平2消0】
スカイディグニティ 【瞬1平2消0】

ロングスパート戦が定番のレースですが過去5年の連対馬には平坦戦実績なしの馬も4頭います。
ここは必須条件という感じではないでしょう。
もちろんあった方がベターだとは思います。

ラスト4Fが勝負のレースなので阪神と京都でコースは替わりますが外回りで直線が長いという部分では共通の神戸新聞杯がやはり最重要ステップレースになります。
過去5年では4-3-3-23(勝率12.1%、連対率21.2%)となっています。
出走頭数が多いので率は特別いい数字とは思えませんが、馬券になる3頭のうち2頭はこの組からという傾向です。
その神戸新聞杯で3着以内だった馬は4-2-1-5(勝率33.3%、連対率50.0%)とかなり信頼出来ます。
4着以下から巻き返して馬券になったのはフローテーションナムラクレセントユウキソルジャーの3頭でした。
フローテーションは母父リアルシャダイ、ユウキソルジャーは父トーセンダンス(ダンスインザダークの全弟)などスタミナ馬で巻き返すならスタミナ血統ということだと思われます。
今年神戸新聞杯で3着以内だった馬はエピファネイアマジェスティハーツサトノノブレス

神戸新聞杯以外の組では
セントライト記念 0-2-1-20
・1000万下クラス1着馬 1-0-1-19
となっています。
この組をよく見てみるとスリーロールスフォゲッタブルは父ダンスインザダークスカイディグニティは父ブライアンズタイム、ビートブラックは母父ブライアンズタイムとなっていてトーセンラー以外は「前走3着以内で血統的にスタミナは有する」馬ばかりでした。

結局のところ神戸新聞杯3着以内の馬にスタミナ馬というスパイスを加えると菊花賞の出来上がりということになるんじゃないかと思います。

今年はもちろん神戸新聞杯圧勝のエピファネイア中心で間違いありません。
課題は春は垣間見せていた気性の悪さ。
道中リラックスして走れればGⅠタイトルはすぐそこでしょう。

エピファネイアマジェスティハーツサトノノブレス
の3頭に
ユールシンギングヤマイチパートナー
を加えた5頭の争いかなとみています。
ユールシンギングは母系がノーザンテースト、リアルシャダイ、トニービン、スペシャルウィークと続いている牝系でヤマイチパートナーは母父がリアルシャダイ。
なのですが…「阪神or京都外回り1800以上コースで勝利経験あり」という条件を過去5年の連対馬は全てクリアしていましたがこの2頭はそれがないのがどうか?

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
エピファネイアヤマイチパートナーサトノノブレス

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。


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2013年3月19日(火) 18:30 【ウマニティ】
先週の回顧~kmプロ爆発!!ファルコンS で75万超の払い戻しを記録!
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先週は、16(土)に中山競馬場でG3フラワーカップ、中京競馬場でG3ファルコンステークス、17(日)に中山競馬場でG2スプリングステークス、G2阪神大賞典がそれぞれ行われました。それでは、いつものように競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣の重賞的中とスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
G3フラワーカップは外枠から果敢にハナを奪ったロゼラニが先頭で直線へ。直線半ばでエクスパーシヴリラコサージュの2頭が内から抜け出しを図るとそれを目掛けてサクラプレジール、大外からエバーブロッサムが一気の脚で強襲。ゴール前で4頭がひしめき合う大激戦となりました。接戦を制したのはサクラプレジール、ハナ差の2着にはエバーブロッサム。そのクビ差3着にリラコサージュが入りました。
公認プロ予想家の中では霧プロシムーンプロサラマッポプロの3名が的中しています。
G3ファルコンステークスは絶好のスタートを決めたカシノランナウェイがハナに立って直線へ。直線半ばで粘るカシノランナウェイエールブリーズが捉えて先頭に立つと内で脚を溜めていたインパルスヒーローが鋭い末脚で一気の差し切り。半馬身差の2着には馬場の真ん中から脚を伸ばしたカシノピカチュウ、そのクビ差3着にはエールブリーズが入っています。
公認プロ予想家の中ではkmプロ岡村信将プロ河内一秀プロシムーンプロら4名が的中しています。
G2スプリングステークスは内からすんなり先行したワイルドドラゴンが先頭、2番手にテイエムダイパワーが付けてペースは落ち着くと思われましたが、向こう正面でザラストロが競り掛け、淀みない展開に。第4コーナーでこれら3頭の競り合いに、タマモベストプレイロゴタイプが並びかけて直線へ。直線に入り、早々と先頭に立ったロゴタイプは直線でも力強い伸び脚で後続を寄せ付けず完勝。1馬身半差の2着にタマモベストプレイ、そのクビ差3着には外から脚を伸ばしたマイネルホウオウが入っています。
公認プロ予想家の中では伊吹雅也プロ蒼馬久一郎プロ【U指数】馬単マスタープロの3名が的中しています。
G2阪神大賞典マカニビスティーが先手を奪い、注目のゴールドシップは大方の予想通り後方からの競馬となりました。向こう正面でゴールドシップが仕掛けられるとベールドインパクトも併せ馬のような形で追走し、一気にレースが動きます。4コーナーでは逃げるマカニビスティーに内からフォゲッタブル、外にベールドインパクトゴールドシップが並びかけて直線へ。直線に入るとベールドインパクトは失速し、ゴールドシップが内のフォゲッタブルを一気に捉えると後続に2馬身の差をつけ圧勝。年度代表馬の貫録を見せつけました。2着には外から追い込んだデスペラード、1馬身差の3着にフォゲッタブルが入りました。
公認プロ予想家の中では山崎エリカプロdream1002プロ岡村信将プロ夢月プロろいすプロら11名が的中となりました。

他にも佐藤洋一郎プロMK.YOSHIプロ導師嵐山プロ☆まんでがんプロが活躍を見せています。

☆☆☆注目プロ → kmプロ
16(土)のG3ファルコンステークスで11番人気カシノピカチュウに本命を打ち、○◎△で3連単500円分を的中!!払い戻し額75万2900の大ホームランとなりました。土日トータル回収率は178%、収支34万5400円プラスの大爆発となりました。

☆☆☆注目プロ → ろいすプロ
16(土)中京2Rで単勝186倍のウエスタンサムソンを指名し、払い戻し額27万2620円のスマッシュヒット!!土日トータル回収率は411%、収支24万2450円の大幅プラスとなりました。

☆☆☆注目プロ → 佐藤洋一郎プロ
17(日)中山3Rで13万4700円を払い戻すと同日の中山5Rで9番人気マイネルバランシンからの3連単、3連複をダブル的中!!さらに阪神10Rでは今週のWIN5波乱の立役者になったモズ(単勝49.5倍)からの3連単を的中させ、18万8160円の払い戻しとなりました。

☆☆☆注目プロ → MK.YOSHIプロ
16(土)の若葉ステークスで3連単を◎△○で的中させ、21万4770円の払い戻しをマークしました。土日トータルで回収率128%を記録しました。

☆☆☆注目プロ → dream1002プロ
17日(日)中山5Rで3連単1371.7倍を的中!!その他にも阪神大賞典をはじめ、コンスタントに的中を重ね、土日トータルで回収率113%を記録しました。

☆☆☆注目プロ → 夢月プロ
16日(土)若葉ステークスレッドグランザを本命◎に指名。15万2000円の払い戻しをマークしました。


他にも先週はシムーンプロ(167%)、【U指数】3連複プリンセスプロ(131%)が土日トータル回収率100超えの好成績を収めています。


※全レースの結果速報はこちら


今週は春の電撃スプリント王決定戦、G1高松宮記念を筆頭に4重賞が開催されます。競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣にご注目ください。

<タイシジェネラル>

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2011年5月26日(木) 19:00 鈴木和幸
鈴木和幸のGI全馬追い切り診断 ~日本ダービー~
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●第78回日本ダービー(GI)全馬追い切り診断

ウインバリアシオン
5月25日 栗東W 
85秒1-69秒0-53秒5-39秒0-12秒4 仕掛け
    
青葉賞勝ち後も順調で坂路、ウッドで3本の時計が出せた。今週はウッドで前半をセーブし、上がり重点。このため全体時計は平凡だが、併走2馬身先着、1Fを12秒4でまとめた内容はなかなか。大きな上積みはなくても前走時の状態はキープしている。 

 
エーシンジャッカル
5月25日 栗東P 
80秒9-64秒5-49秒4-36秒1-11秒4 末一杯
    
NHKマイルが3番人気9着と案外な結果、そのショックか中間は軽めしかやれていない。今週のポリトラックは3頭併せで先着したものの、上がり時計の速さほどの鋭さなし。むしろ、脚を突っ張って硬さの残る走りが気になった。


オルフェーヴル   
5月25日 栗東坂        
52秒3-37秒7-24秒7-12秒5 強め
    
皐月賞制覇の大仕事のあとは、5月8日に時計が出せたくらいで回復は早かった。18日の1週前追い切りでも坂路51秒7-38秒1の好タイムをマークし、すべてが青写真通りにきた。今週も坂路で追い出されると弾けるように伸び、フォゲッタブルに2馬身先着。いまのフォゲッタブル(前3戦とも二ケタ着順)では先着しても威張れないが、余力を残してのこの時計なら、間違っても調子落ちはない。2冠達成に関して体調面の問題はない。

 
オールアズワン   
5月25日 栗東P 
77秒6-61秒9-48秒9-36秒8-11秒7 一杯追
    
ここ2戦、思いのほか動けていないが先週18日にポリトラック6F78秒7ー36秒1をマークしてから馬がピリッとしてきた。今週もポリトラックで単走、直線でいっぱいに追い出されてからの反応に物足りなさは残ったが、別掲の時計なら合格。急変は望めなくても前2戦のようなことはあるまい。

 
クレスコグランド  
5月25日 栗東坂        
53秒5-39秒5-26秒5-13秒7 一杯追
    
坂路で実戦並みの併せゲイコ、この意欲は買える。しかし、内容は先着したもののラスト1F13秒7でお世辞にもさらなる良化といえるものではなかった。もっか3連勝の上がり馬ではあるが京都新聞杯Vの疲れが心配される。

 
コティリオン     
5月25日 栗東坂        
53秒0-38秒8-25秒7-12秒9 強め
    
前2戦で強烈な追い込みを披露、注目を集めているが中間は軽め1本と控えめだ。これは使われるごとに体重が減っているからと思われる。今週も鞍上はいくらか手を動かした程度、馬なりに近い。この動きは最後、外、内に逃げるようなところが見られ、決して鋭く伸びた印象はなかった。体も細く映ったので前走までの状態をキープできているかどうか、疑問が残る。

 
サダムパテック   
5月25日 栗東坂        
51秒4-37秒7-25秒2-13秒0 G一杯
    
巻き返し、オルフェーヴル逆転を狙う今週は坂路で安藤勝がいっぱいにノシをつけ、別掲の好タイムを出してきた。追い出されていささか外にもたれ気味だったが、気にするほどのことはなく、古馬オープンに大きく1秒も先着したのだから元気いっぱいとの判断ができる。しかし、それは前走も同じこと、さらなる良化はなかった。

 
ショウナンパルフェ 
5月25日 美浦W        
63秒6-49秒5-36秒3ー12秒4 強め 
    
今週はウッドコースでの3頭あわせ、直線半ばからの追い出しで中に3馬身、外に4馬身先着した。この反応はよかったが、G前の鋭さはイマイチ、やや頭の高いフォームで相手馬の凡走に助けられたようなところも。青葉賞2着時以上かといわれると首を縦には振れない。

 
デボネア       
5月25日 栗東坂        
52秒9-39秒1-26秒4-13秒8 一杯追
    
この馬はいまだ1勝馬、皐月賞の4着でダービーの出走権を辛うじてとった。この中間はこれまでにもましてハードに乗り込みこの12日にはポリトラックで6F77秒8-38秒0、19日には長め7Fから一杯に追い出されている。今週も坂路で目いっぱいの追い切り。52秒9なら合格点をやっていいが、問題はラスト1F13秒8と失速してしまったこと。馬体はよくいえば立派だが、悪くいえば肉のつきすぎで、太め残りが心配される。レース当日はこの点に注意、6~8キロも体重が増えているようだと動けないかもしれない。

 
トーセンラー 
5月25日 栗東W 
82秒6-67秒2-52秒3-38秒8-12秒2 直仕掛
    
この中間はいつになく乗り込み熱心。4月後半からのプール調整のあと、5月11日を皮切りに長短7本の時計を出している。先週のウッドでの併せ馬では併走先着し、グンと走る気も出てきた。今週のCウッドは6F82秒6、これは前走時の84秒4よりも2秒近く速く、直線仕掛けられての反応が雲泥の差、一気に併走馬を4馬身も突き放してしまった。430キロの小さな体大きく柔軟に使い、まるで若き日の父ディープインパクトを見るよう。前走時とは中間の乗り込み量、最終追い切りの内容が違い、美浦から駆けつけた蛯名の感触も上々、「チャンスはあると思う」との言葉が出たと聞く。

 
トーセンレーヴ    
5月25日 栗東W        
52秒3-38秒8-25秒7-13秒2 馬なり
    
連闘でプリンシパルSを勝ち、ダービーの出走権をとったが、2月にデビューしてすでに5戦、あまりにローテーションがきつすぎる。それでも今週は坂路で併せ馬を敢行、先着して見せた。さすがにブエナビスタの下という良血、首を上げないすばらしいフォームで鞍上・ウイリアムズとの呼吸もぴったりだったが、前述の強行スケジュールを考えるとこれまで以上とは考えにくい。                       

 
ナカヤマナイト    
5月25日 美浦W 
80秒5-64秒4-49秒7-36秒2-12秒7 馬なり
    
皐月賞では5着と2番人気ほど走れなかったものの、そのおかげ(?)か、疲れも見せずこの中間は6本もの時計をだしている。ただ、前走時が2ヵ月半ぶりだったのに体重8キロ減だったからだろう、馬なりに終始している。今週も馬なり調整、ガラリ一変の良化とまではいかなかったが、着実な上昇は見せている。パドックでのイレ込みがなければ前走以上に走れよう。  

 
ノーザンリバー   
5月25日 栗東坂        
55秒1-39秒7-25秒3-12秒4 馬なり
    
坂路でテンの1Fを15秒1で入り、終始馬なり。ラスト1Fを12秒4の速さは前半をセーブしたおかげ。先週にポリトラック6F78秒7-35秒0の速いタイムを出してはいるが、15着の皐月賞から特別によくなったとは思わない。

 
フェイトフルウォー  
5月25日 美浦W        
66秒3-51秒5-38秒0-11秒9 馬なり
    
皐月賞は12着完敗。しかし、このときは3ヶ月ぶりのハンデがあった。あまり気にすることはないだろう。この中間は時計4本、11日に坂路、18日にポリトラックで速い時計をだし、前走時よりはるかに順調、調教の中身も濃い。今週は“もっと速く走らせてくれ”といわんばかりの猛気合を見せ、首を柔軟に上下に使う、重心の低い力強さ満点のフォームで最後まで馬なり。上がり中心だったので別掲のタイムにとどまったが、気合を入れて追えば大幅な時計短縮、併走ぶっちぎり間違いなしの脚勢だった。前走の完敗は度外視しなければならないほどの変わり身を見せている。

 
ベルシャザール   
5月25日 栗東坂        
53秒9-39秒9-26秒2-13秒1 馬なり
    
今週の追い切りでは併走先着したが、相変わらず首が高く、気の悪さをうかがわせるような走り。時計も際立つものではなく、成長が見られない。


ユニバーサルバンク
 
5月25日 栗東W 
83秒5-67秒6-52秒3-38秒7-12秒1 一杯追
    
3頭併せで外に1馬身先着したが中にはクビほど遅れた。しかし、走るフォームは一完歩ごとに重心を沈め、流れるように軽快。本質的には逃げ、先行馬だから差す脚はなくこの日の遅れはズブさがでてきていることと考え合わせ、心配無用。前走以上だ。

 
リベルタス       
5月25日 栗東W 
84秒1ー67秒5-53秒0-39秒7-12秒8 一杯追
    
3頭併せで遅れ、時計も平凡。これはG前で脚をとられ、バランスを崩したように重い馬場が少なからず影響したものと思われるが、それにしても内容が悪すぎる。中間も馬なり、軽めの調整ばかりで皐月賞しんがり負けのショックが尾を引いている。

 
ロッカヴェラーノ    
5月25日 栗東坂        
53秒9-39秒6-25秒8-13秒0 G強め
    
15番人気の低い評価で6着まで押し上げた皐月賞、上がり3Fだけなら3番めの速さだった。ダノンバラードの回避のおかげで出走できるラッキーは勝負事の世界、無視できないところがある。今週の坂路は武豊が乗り、G前気合を入れてラスト1F13秒0、鋭さは伝わってこなかったが順調ではある。


鈴木和幸

競馬評論家。ダービーニュース時代には、TBSのテレビ番組「銀座ナイトナイト」にダービー仮面として出演。メインレース予想7週連続的中の記録を作った。

日刊現代では、本紙予想を20余年にわたって担当。58年にその日の全レースを的中させるパーフェクト予想を達成。日刊・夕刊紙の本紙予想では初の快挙。

著書に
「競馬ハンドブック」「競馬・勝つ考え方」「競馬新聞の見方がわかる本」「まるごとわかる 競馬の事典」(共に池田書店刊)「競馬◎はこう打つ」(日本文芸社刊)「距離別・コース別・競馬場別 勝ち馬徹底研究」(ぱる出版刊)など多数。

鈴木和幸公式ブログ では週末レースの推奨馬などを無料公開!
http://blog.livedoor.jp/suzuki_keiba/

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2010年5月1日() 11:31 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 天皇賞の最終結論
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●第141回天皇賞の最終決断

 
フォゲッタブル◎でいい。 

この馬には相手馬17頭に対して、最低でも3つのアドバンテージがある。

  
①母エアグルーヴの超良血

他馬とは資質そのものが違う。
  
②明け4歳になったばかり

7~10歳の古豪も多い中、これらには求められない伸びしろがある。

今週の追い切りはこれまでにない反応のよさ、
首を上下に柔軟に使った、重心の沈むすばらしいフォーム。

前走からさらに進化している。
  
③長距離適性が群を抜いている。 

天皇賞3200メートルより長い、
3600のステイヤーズSと3400のダイヤモンドSを勝っているように、
長距離適性が群を抜いている。 
           
 
で、ある。

以上を踏まえて不動の◎に抜擢する。

相手探しに専念して、筆頭はジャガーメール。

最大の強調点は取り消し明け、
つまり、病み上がりの前走・京都記念でも半馬身差2着した底力に加え、
これまでにないハード調教に耐え、デビュー以来の最高でレースに挑んでくること。

ブッツケだった昨年でさえ、0秒4差5着。

フォゲッタブル一辺倒とは言わせないかもしれない。

 
ついで、安藤勝がその素質にぞっこんのジャミール

ここ11戦、すべて3着以内とまず崩れがない。

決め手に欠けると見ることもできるが、
それは抜け出すとフッと気を抜くなどの若さのせい。

そこは鞍上も百も承知。

初重賞もなんのその、
前走の阪神大賞典2着を持ち出せば、勝ち負けまで見えてくる。

 
以下はトウカイトリックマイネルキッツテイエムアンコールエアシェイディまで。

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2010年4月30日(金) 09:00 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 天皇賞全馬の解説
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●第141回天皇賞(GⅠ)出走馬の解説

  
カネトシソレイユ
       
前走で1600万下の条件戦を勝ったばかり、
調子のよさだけではとても太刀打ちできる相手ではない。
ましてや、58キロ(牡馬)同士の定量戦、なおさら苦戦だ。

  
エアジパング
       
4ヶ月ぶりをひとたたきされて、体調は上向き。
しかし、相手に恵まれたステイヤーズS勝ち以降、
重賞では電光掲示板にさえ載っていない。
明らかに力不足。

  
フォゲッタブル
       
有馬記念では4着、結果的にはエアシェイディの後塵を拝してしまったが、
実力不足で先着を許したのではない。
あれは自ら勝ちに行き、3角5番手と早めに動いたからで、
勝敗を度外視(?)して後方から直線だけの勝負に徹したことがエアに幸いしただけ。
内容はフォゲッタのほうが上である。
昨秋以降、使われるごとに体質強化し、それが成績にもはっきり。
超良血馬のいよいよの本格化とあれば、盾どりの最短距離にいると考えていい。

  
メイショウドンタク
       
万葉S3000メートルの0秒2差3着にわずかに望みを残すが、
この勝ち馬トウカイトリックでさえ私は◎を打ちづらい。
この馬は当然、無印。

  
フィールドベアー
       
前走のGⅡ大阪杯で4着したものの、
人気薄(12番人気)の気楽さと、
スローペースで4角先頭と、流れ、展開にも恵まれた。
1キロ増量されてのここでは、前走の再現さえ無理。

  
トウカイトリック
       
今回で5度めの挑戦となる。
最高成績は2007年の3着、このときはハナ+クビの大接戦だった。
しかし、当時はサラブレッドが最も充実するといわれる5歳、勢いがあった。
今回は8歳、望みはこれまで勝てなかった阪神大賞典Vで挑むことだが、
◎までの評価は?
ベテラン馬の活躍が目につく昨今だけに無印にはできないが。

  
ナムラクレセント
       
菊花賞阪神大賞典でともに3着と、3000メートルでの実績を持つ。
ただし、折り合いに問題がある馬だけに過信はできない。
それと、元来、テッポウ駆けするのに前走の日経賞で8着と動けておらず、
体重も4ヶ月の休み明けだったのに14キロも減っていた。
今回はその後、追い日ごとに時計を出せているので、
回復しつつあるようだが、完全復調とまではいくまい。

  
トーセンクラウン
       
前2戦は不良馬場とやや重、道悪に助けられたところもあるだろう。
しかし、前走は58キロを背負っての0秒1差だけにナメてかかるのは危険かも。
ただ、それでなくても折り合いに難点があるのだから、
広い京都での3200メートルではどうだろう。

  
メインストリーム
       
ハンデ54キロのダイヤモンドSでも4着がやっとだった。
それが現在のこの馬の実力。

  
テイエムアンコール
       
前走の大阪杯勝ちはグランプリホース・ドリームジャーニーを破ってのものだけに価値がある。
条件はさらに厳しくなるが、
追い切り好走でさらに調子は上がっているし、
ブライアンズタイムの肌にオペラハウスなら距離も克服の可能性は十分。
穴馬に警戒を要す。

  
ミッキーペトラ
       
前2戦1、2着の上がり調子を認めても、
いきなりのこのメンバーでは家賃が高すぎる。

  
⑫ジャガーメール
       
重賞未勝利ではあるが、昨年の5着馬であり、
そのほか一線級と互角に戦った実績の持ち主。
いつでも重賞ホースになれることを立証したのが、
取り消し明けの前走・京都記念の2着だ。
今回はオーバーワークが心配になるほどハードに攻めての出走。
当日、大幅な体重減でもないかぎり、間違いなく好勝負。

  
ジャミール
       
初勝利をあげるのに7戦を要してしまったが、
以後は11戦連続して3着以内と堅実そのもの。
裏を返せば決め手に欠けるともいえるが、
前走の2着はGⅡの阪神大賞典、それもクビの僅差だから、
まだ底を見せていないと解釈したほうがいい。
昨年、重賞未勝利だったマイネルキッツが勝った実例もある。
最大の惑星馬とみる。

  
メイショウベルーガ
       
春の天皇賞で牝馬が勝ったのは1953年のレダだけ、
もう57年も勝っていない。
ここ3戦の戦いぶりから、見せ場のひとつはつくれそうだが、Vとなると…。
よくて3着がいっぱいではないか。

  
エアシェイディ
       
有馬記念フォゲッタブルに先着、
前走の日経賞でも2着確保、
この成績を重んじればもちろん、ここで勝ち負けに。
でも、9度めのGⅠ挑戦である、すでに9歳でもある。
これまでの最高着順を上回る成績を残せるとは考えにくい。
初距離3200メートルも長すぎる。
3着まで。

  
マイネルキッツ
       
ひょっとすると、今年のメンバーは昨年以上に手薄かもしれない。
連覇の可能性はあろう。
59キロで日経賞を勝った点など、昨年よりパワーアップもしていよう。
ただ、前走後、蓄膿症を患った事実があり、
順調さを欠いたのも確か。
厩舎サイドからは「大丈夫」とのコメントだが、
私にはそのせいか、格下馬にあおられぎみの最終追い切りに物足りなさが残った。
ノーマークにはできないが、◎は打てない。

  
ゴールデンメイン
       
ステイヤーズSの2着が本当の実力だったら、前2戦はもう少し走れていいはず。
狙えない。

  
⑱ベルウッドローツェ
       
52キロだったダイヤモンドSが2着で、
56キロになった阪神大賞典は10着。
今回はさらに増量されての58キロである。
とてもじゃないが勝負にはなるまい。


以上です。

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2009年12月26日() 16:14 鈴木和幸
【鈴木和幸】有馬記念・最終予想
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有馬記念の最終結論いまだ・・・

迷った迷った!、いや、いまも混迷の中にいるー。 

 第54回、今年の有馬記念のひとつの大きな結論は、“3歳馬強し”である。それはそうだろう、菊花賞スリーロールスを初め、上位5頭がずらりと顔をそろえ、これに牝馬2冠のブエナビスタが加わっているのだから。対して、本来なら主役をになうはずの古馬勢は、天皇賞、ジャパンカップ組の上位5頭ずつ、合計10頭の中から参戦してきたのは、JC5着のエアシェイディただ一頭。これで勢いの3歳馬7頭に立ち向かえるのかどうか。

 9頭のメンバーの中には、マツリダゴッホ(一昨年の有馬記念)、マイネルキッツ(今年春の天皇賞)、ドリームジャーニー(今年の宝塚記念)のGⅠ馬はいる。しかし、これらの前走は電光掲示板にも載らない17、8、6着の惨敗、完敗ではないか。そうそう簡単に巻き返しは果たせまい。本命馬には取り上げにくい。

 従って“迷い”、は「古馬なのか、3歳馬なのか」からくるのではなく、「3歳の牡馬なのか、牝馬なのか」、とりわけ牝馬ブエナビスタ◎でいいのか、に迷うのである。

 当初はブエナ◎に大きく傾いていた。しかし、最終追い切りを見た時点で次々と不安が湧き出してきたのだ。まずは追い切りそのもの。これまでとは違って柔らかさがないように見え、硬さすら感じたのだ。頭をよぎったのは前走で究極の上がり32秒9の脚を使わされた反動である。そして、本来が典型的な追い込み馬、小回り中山の適性を問わなくていいのかとつづく。さらには、乗りなれた安藤勝から横山典への乗り替わりは、マイナスの危険こそあれプラスはないのではないかとー。

 53キロは裸同然といっていいほど有利だとは思う。しかし、札幌記念はさらに1キロ軽い52キロでヤマニンキングリーごとき(失礼)を捕らえ切れなかった前科がある。そして、それを犯した原因は、小回りコースあったのではなかったか。

 最終追い切りを見ながら、“こいつだ”と小さく叫ばせた馬がいる。菊花賞の2着馬フォゲッタブルである。併走馬を難なく千切り、ラスト1Fを11秒7で駆け抜けたその姿は、菊の2着、ステイヤーズS勝ちの時以上の鋭さ。まさしく真一文字の伸びを目の当たりにした。こんなにも短期間にここまで変貌できるものなのかと、しばし目を奪われもした。菊の2着は吉田隼の仕掛け遅れ的惜敗だし、ラスト4ハロンをすべて11秒台で走ったステイヤーズSは、1馬身4分の1の着差以上の完勝。最終追い切りをみた水曜日の夜には、こちらがついていけないほどのスピードで上がりにあがるフォゲッタブルの◎を決めた。

 その決心がグラついたのは木曜日の午後2時、有馬記念の枠順が発表されたその瞬間である。なんとなんと8枠16番最外を引いてしまったではないか。中山2500メートルのスタート地点は3角のちょっと手前、すぐにカーブがやってくるので外枠の馬は外に振り回されやすく、距離ロスを招くなど、いたく不利とされている。なんでこんな16分の1の低い確率の大外枠を引いてしまったのだろう。減点1である。フォゲッタブル◎の決断に迷いが生じて当然だろう。

 今年の菊花賞は3000メートル3分3秒5と、レコードに0秒8と迫る、過去10年で2番めの好タイム決着、それだけでレベルの高さがわかる。フォゲッタブルは差し、もしくは追い込み脚質だ、あるいは自分の心配は取り越し苦労かも。そんな慰めにも似た思いの中、昨年の有馬記念のゴールのシーンが思い出されてきた。1着13番のダイワスカーレット、2着は14番のアドマイヤモナーク、そうだ、枠連はいうところのゾロ目、大外同士の⑧⑧だったじゃないか、やっぱり、フォゲッタブルの16番は気にしなくていいかー。

 2009年、12月26日の昼下がり、もう出稿しなければならないのに、ブエナビスタフォゲッタブルか、◎の決断はまだついていない。どちらかが◎でどちらかが○は決まっているのだが。そして▲は人に未練がましいといわれようとなんだろうと、これまでずっと高く評価してきたリーチザクラウンを追いかける。

 この3頭以外では、前残りが怖いミヤビランベリ、着実に調子をあげているマイネルキッツ、中山走るドリームジャーニー、距離延長がプラスのイコピコ、そして、一昨年のVに敬意を表してマツリダゴッホらをマークしよう。

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フォゲッタブルの口コミ


口コミ一覧
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2015年 ステイヤーズS、金鯱賞
_______________

●ステイヤーズS

最長距離戦のステイヤーズS。天皇賞(春)などのG1では、やや能力が足りないステイヤーにとって、最終目標となるのがG2のこの舞台です。当然、重要なのは、芝3000m級の距離実績。過去4年の勝ち馬は2011年マイネルキッツ、2012年トウカイトリック、2013年デスペラード、2014年デスペラードと、ともに芝3000m以上の重賞で連対実績のある馬でした。

しかし、今年はこの条件を満たす馬は、過去2年のこのレースの2着馬で、今年のダイヤモンドSの2着馬フェタモルガーナしかいません。確かにフェタモルガーナは、PP指数の能力値ナンバー1、最高値ナンバー1タイの馬ではありますが、休養明けの馬というのはスタミナが足りないもの。当然、距離が長いレースほど、マイナス要素を抱えます。果たしてフェタモルガーナは、3度目の正直か? 3度目の裏切りか?

また、よくある穴パターンは、2010年の勝ち馬コスモヘレノスや2011年の2着馬イグアスなどのように、デビューから距離を伸ばしてPP指数を上昇させた隠れステイヤータイプ。3歳馬は斤量が軽いこともありますが、「芝3000m以上の距離が未経験で多くの方には気がついてもらえなかったけれど、実はステイヤーでした」という流れで高配当を演出しています。ただし、今年は類似馬はいますが、3歳馬が不出走です。

よって、今回は3番目の策を使います。3番目の策とは、アルゼンチン共和国杯組を狙うというもの。ステイヤーズSは、なんだかんだかんた言ってもこのレースと同格でレース間隔もそれほど開かないアルゼンチン共和国杯組が優勢。過去10年の勝ち馬10頭中8頭がアルゼンチン共和国杯組で、残る2頭は2009年のフォゲッタブルと2011年のマイネルキッツです。

フォゲッタブルは菊花賞2着馬、マイネルキッツは天皇賞(春)で1着、2着の実績がある馬です。2008年の菊花賞2着馬フローテーションもこのレースで2着と善戦しています。要は、レース間隔が開くマイナス面を能力でカバーしてくれることに賭けるか、アルゼンチン共和国杯組を狙うしか、ほぼ手がないレースとも言えます。ただ、アルゼンチン共和国杯組を狙うにしても、距離が伸びることが吉と出る可能性が高い馬を狙わなければダメでしょう。そんなに難しいレースでもないので、ぜひ、当てたいところです。


●金鯱賞

中京競馬場の新装オープンと同時に、宝塚記念の前哨戦から有馬記念の前哨戦に生まれ変わって早3年の金鯱賞。年々、馬場が高速化し、昨年のこのレースの決着タイムは1分58秒8と、さらにレコードタイムが更新されました。しかし、それでもG2の芝2000mで1分58秒8というのは、昭和の時計レベル。レースの上がり3Fが35秒4も掛かっていることから前が厳しいレースをしていることは明らかです。

また、決着タイム1分59秒6、上がり3Fが36秒1も要した一昨年は、1番人気に支持され逃げ馬メイショウナルトが14頭立ての14着に失速したように、36秒台まで掛かってしまうと、前が相当に厳しいです。一昨年は、結果的に先行馬が残りましたが、その時の勝ち馬は翌年の宝塚記念で2着、今年の天皇賞(春)で3着のカレンミロティック、2着馬は今年G1で2勝と絶好調のラブリーデイです。つまり、後のG1になれるほどの実力馬でなければ、前記のタイムで先行馬が勝ち負けするのは厳しいのです。

今年はどこまで時計が掛かるのか、前半の芝のレースを見てみないとわかりませんが、今週木曜日の雨の影響を受けて、昨日の段階まではダートコースが稍重でした。おそらく今年も決着タイム1分59秒前半から半ば、上がり3Fも35秒台半ばから後半くらいは掛かりそうです。まず、前が厳しいでしょうね。差し、追い込み勢から馬券を組み立てたいところです。

 TERAMAGAZI 2013年4月27日() 00:13
爆穴レッドデイヴィスが、突っ込んで来ますよ!!!!!!! 
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第147回 天皇賞・春】
4連勝中のゴールドシップが、圧倒的1番人気に応えるのか?

思わぬ伏兵は存在するのか?

ワクワクしますね。

結論から言えば、ゴールドシップが圧勝すると見ています。

オルフェーヴル、ジェンティルドンナが出ていても勝てないでしょう。

全盛期のディープインパクトかメジロマックイーンじゃないと、

今のゴールドシップには勝てないでしょうね。



過去10年のデータからゴールドシップの相手を探します。


【消去法データ攻略(過去10年)】

【基本条件】
◎8歳以上→【0・0・0・19】
→コパノジングー、ジャガーメイル、トウカイトリック、マイネルキッツ


外国馬→【0・0・0・2】
→レッドカドー


◎国内G1馬を除き、前走8番人気以下だった→【0・0・0・17】
→マイネルキッツ、メイショウカンパク、コパノジングー、カポーティスター



【実績】
◎芝2000m以上の重賞勝ち実績を持たない5歳以上→【0・0・0・26】
(前走重賞連対馬、菊花賞3着以内の実績アリを除く)
→トウカイパラダイス、ムスカテール


◎芝3000m以上に3戦連続で出走→【0・0・2・9】
→デスペラード、フォゲッタブル


◎近4走全てが、4着以下→【0・0・1・16】
(菊花賞3着以内経験馬を除く)
→マイネルキッツ、メイショウカンパク、コパノジングー



【前走】
◎条件戦に出走→【0・0・0・8】
→サトノシュレン


◎オープン特別で、4着以下→【0・0・1・13】
→ユニバーサルバンク


◎「ダイヤモンドS」組→【0・0・0・4】
→ジャガーメイル、アドマイヤラクティ


◎阪神大賞典で、1秒以上負けていた→【0・0・0・7】
(菊花賞3着以内経験馬を除く)
→トウカイトリック


◎日経賞で、0秒2以上負けていた5歳馬以上→【0・0・0・17】
→ムスカテール、メイショウカンパク


◎日経賞で、1秒4以上負けていた→【0・0・0・9】
→メイショウカンパク


◎大阪杯で、0秒6以上負けていた→【0・0・0・3】
→コパノジングー




【結論】
連対資格のある馬は、

ゴールドシップ、フェノーメノ、トーセンラー、レッドデイヴィスの4頭だけ。




(1着、2着は無理だが)3着候補としては、

◎芝3000m以上に3戦連続で出走→【0・0・2・9】で2頭が3着に来ています。
→03年ダイタクバートラムが、万葉S1着→ダイヤモンドS3着→阪神大賞典1着→天皇賞・春3着。
(4走とも、1番人気)
→11年トウカイトリックが、万葉S2着→ダイヤモンドS1着→阪神大賞典3着→天皇賞・春3着。


◎オープン特別で、4着以下→【0・0・1・13】
◎近4走全てが、4着以下→【0・0・1・16】
コレは3着に2頭来ていますが同じ馬(同じ年)です。
10年メイショウドンタクが、ダイヤモンドS7着→日経賞11着→大阪-ハンブルグC11着→天皇賞・春3着。

例外は、この3頭だけ。


天皇賞・春は、3200mと長距離レースなので、
ステイヤーとしての資質が問われると思われがちだが実は違う。

記のデータ、芝3000m以上に3戦連続で出走→【0・0・2・9】から分かるように
生粋のステイヤーでは来ても3着止まり。

10年に、ダイヤモンドSを勝ち、1番人気で臨んだ全盛期のフォゲッタブルも6着に沈んでいる。

ステイヤーズS、ダイヤモンドSの両レースとも勝っているトウカイトリックも天皇賞・春ではまるで通用しない。


タフなスタミナは必要だがそれだけでは通用せず、
2400mの中距離重賞で勝てるだけのスピードの持続力も兼ね備えないと、
天皇賞・春3着で勝ち負けは出来ないのです。



◎8ゴールドシップ(断然の1着候補)
○6フェノーメノ(2着候補)
▲1トーセンラー(2着候補)
注17レッドデイヴィス(2着候補)



【馬単】(3点)
8→1,6,17



3着候補に入れるとすれば、
△3デスペラード
△4ジャガーメイル
△7アドマイヤラクティ
△18ムスカテール



【3連単】(6点)
8→1,6,17→1,6,17



【3連単】(18点)
8→1,6,17→1,3,4,6,7,17,18



【3連複】(3点)
8→1,6,17



【3連複】フォメ(15点)
8→1,6,17→1,3,4,6,7,17,18




※個人的にオススメ馬券は
【馬単】
8→17

【ワイド】
8=17

【複勝】
17レッドデイヴィス



爆穴レッドデイヴィスが、突っ込んで来ますよ!!!!!!!

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 TERAMAGAZI 2013年3月16日() 06:53
エアグルーヴの娘(父ディープ)が新馬戦に出ます!!!!!
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今日の阪神6R新馬戦に大注目馬が出走します。







ラストグルーヴ








父ディープインパクト×エアグルーヴ」というワクワクさせてくれる血統








セレクトセールで、3億60000万円で落札されました。








母エアグルーヴはオークス馬で、97年に天皇賞を勝ち、ジャパンカップ2着、有馬記念3着で年度代表馬になった名牝です。










母母ダイナカールもオークス馬。








兄ルーラーシップは香港G1クイーンエリザベス2世C勝ち馬で、12年の天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念はいずれも3着。










姉アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯2連覇。











フォゲッタブルはステイヤーズS、ダイヤモンドSの勝ち馬で、明日の阪神大賞典でゴールドシップに挑みます。

















      ダイナカール-----­­­-----トニービン
                 ↓
キングカメカメハメ-----エアグルーヴ------サンデーサイレンス
            ↓           ↓
         ルーラーシップ   アドマイヤグルーヴ


















ダンスインザダーク------エアグルーヴ--------­ディープインパクト
             ↓            ↓
          フォゲッタブル     ラストグルーヴ























【第27回フラワーC】G3





阪神JFで、上がり最速35秒5で5着のカラフルブラッサム本命。







1番人気→【4・3・2・0】

(※阪神開催の11年を除く。しかしこの年も1番人気は2着)





→カラフルブラッサム、3着以内確実。











キャリア1戦→【0・0・0・11】



→2番人気サクラプレジールは馬群に沈む









【単勝】12カラフルブラッサム





【複勝】12カラフルブラッサム





(※なぜか、今回はバリバリの単複派)



















【第27回ファルコンS】G3



カレンチャン、ロードカナロアの「短距離王国」安田厩舎の

プレイズエターナル本命。







【単勝】14プレイズエターナル







【複勝】14プレイズエターナル





(※なぜか、今回はバリバリの単複派)
















【若葉S】





すみれ賞、逃げ切り勝ちのナリタパイレーツ本命。







◎11ナリタパイレーツ

○10メイケイペガスター

▲07アドマイヤドバイ

△04マズルファイヤー

△05サトノノブレス









【単勝】11ナリタパイレーツ



【複勝】11ナリタパイレーツ





【馬単】(表裏)

11=4、5、7,10





【3連複】

11→4、5、7、10





【3連単】

11→4、5、7、10

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コメント一覧
4:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年2月17日(火) 16:31:51
【3歳未勝利】(京都5R)~ フォゲッタブルが2戦目で勝ち上がる
レース後のコメント
1着 フォゲッタブル 武豊騎手
「前走はキョロキョロしていましたが、使ってガラッと変わりましたね。この馬場は心配していましたが、力が違いました。さすがは良血馬です。兄弟の中では一番おっとりしています。乗りやすい馬ですよ」

池江泰郎調教師
「血統的に弱いところがありますが、一つ勝ったことで勢いがついてくればいいですね」
3:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2009年2月17日(火) 16:23:13
【メイクデビュー】(京都5R)フォゲッタブルは5着
レース後のコメント
5着 フォゲッタブル(池江泰郎師)
「まだボンボンですから、これで競馬を覚えてくれるでしょう。体にも余裕がありますから、絶対変わってきますよ」



2:
  たくみん(Я)   フォロワー:2人 2009年1月18日() 22:28:11
まだ腕が感知してないようですね(^_^;)武くん

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2013年4月28日天皇賞(春) G110着
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