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アルゼンチン共和国杯の関連ニュース
【ＡＲ共和国杯】ルルーシュ重賞初Ｖ
©サンケイスポーツ
11月5日(月) 05:05
第５０回アルゼンチン共和国杯（４日、東京１１Ｒ、ＧＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、ハンデ、芝２５００メートル、１着本賞金５５００万円 ＝出走１５頭）横山典弘騎乗の２番人気ルルーシュが、横綱相撲で完勝。レースレコードをコンマ１秒更新する２分２９秒９（良）の好タイムで重賞初制覇を成し遂げた。この後は、ジャパンＣ（２５日、東京、ＧＩ、芝２４００メートル）か、有馬記念（１２月２３日、中山、ＧＩ、芝２５００メートル）に向かう。２着にムスカテール。１番人気のギュスターヴクライは６着でレース後に故障が判明した。
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
ＧＩ級の素質がついに目覚めた。秋の陽光が照らす府中で、ルルーシュが直線入り口で先頭に立つ堂々たる競馬で重賞初制覇。期待馬の快走に横山典弘騎手は、引き揚げてきた検量室前で馬上からジャンプして喜びを爆発させた。
「きょうは前がいい感じでリードしてくれたおかげで、いい位置でリラックスして走れた。最近の中ではいい走りができたね」
勝負のポイントは１コーナーまでにあった。「意識してあのポジションを取りに行った」と鞍上はスタートを決めてじわっと前へ。３番手の外を気分良く進んだ。４コーナーで逃げ馬をとらえると、残り５００メートルすぎに右ステッキ一発で鋭く加速。一気のロングスパートで２着ムスカテール以下を寄せ付けなかった。
タイムはコースレコードには０秒１及ばなかったが、２０１０年にトーセンジョーダンが記録したレースレコードを０秒１更新。文句なしの内容だった。
「あんなところで先頭に立って大丈夫か？ と思ったけど、いい走りだった。前回はちょっと加減して思ったより体が増えていたけど、きょうは体が絞れていたから」。この日の東京で特別３連勝を決めた藤沢和調教師も満足げだ。この１勝で通算重賞勝利は８５となり、橋口弘次郎調教師に並ぶ現役最多となった。
次走はジャパンＣか、有馬記念。初のＧＩ挑戦となるが「もっといい時を知っている。もう少し体調がアップしてくれば、大きいところでも」と主戦は期待する。ルルーシュの能力はまだまだこんなものではない。（板津雄志）
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
【ＡＲ共和国杯】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
11月5日(月) 05:04
第５０回アルゼンチン共和国杯（４日、東京１１Ｒ、ＧＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、ハンデ、芝２５００メートル、１着本賞金５５００万円 ＝出走１５頭）横山典弘騎乗の２番人気ルルーシュが、横綱相撲で完勝。レースレコードをコンマ１秒更新する２分２９秒９（良）の好タイムで重賞初制覇を成し遂げた。２着にムスカテール。１番人気のギュスターヴクライは６着でレース後に故障が判明した。
◆内田博幸騎手（ムスカテール２着）「直線は伸びているし、最後もしっかりと来ているんだが、それ以上に勝ち馬がいいペースで行っていたからね。（オープンでも）十分やれるよ」
◆丹内祐次騎手（マイネルマーク３着）「道中はうまく折り合いがついたし、確実に力もつけている」
◆石橋脩騎手（ビートブラック４着）「久々で５９キロなので、インでロスなく競馬した。一瞬“オッ”という感じはあったし、最後もバテた訳じゃない。使ってさらに良くなると思うし、さすがＧＩ馬です」
◆三浦皇成騎手（オーシャンブルー５着）「発馬直後に寄られて後ろからの競馬。最後はいい脚を使っているが…」
◆浜中俊騎手（オウケンブルースリ７着）「最後は後ろから来た馬に差されてしまった」
◆田中博康騎手（アースシンボル８着）「ロスなく立ち回れたし、５０キロのハンデも良かった」
◆宮崎北斗騎手（メーヴェ９着）「折り合いがつくので長距離は合うが、内枠がほしかった」
◆北村宏司騎手（トウカイトリック１０着）「直線で２頭に寄られてブレーキをかけた。スムーズならもう少し上位に行けた」
◆柴山雄一騎手（トウカイパラダイス１１着）「勝ち馬の後ろで競馬したが、直線の坂で力尽きた感じ」
◆コルム・オドノヒュー騎手（フォゲッタブル１２着）「最後は、馬の気持ちが失せたのか、フラフラ走っていた」
◆江田照男騎手（イケドラゴン１３着）「展開の味方がほしいね」
◆松岡正海騎手（マイネルキッツ１４着）「好位でいい感じで行けていたが…」
◆田中勝春騎手（ミッキーペトラ１５着）「４コーナーまでは気分良く行けたけどね」
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
◆内田博幸騎手（ムスカテール２着）「直線は伸びているし、最後もしっかりと来ているんだが、それ以上に勝ち馬がいいペースで行っていたからね。（オープンでも）十分やれるよ」
◆丹内祐次騎手（マイネルマーク３着）「道中はうまく折り合いがついたし、確実に力もつけている」
◆石橋脩騎手（ビートブラック４着）「久々で５９キロなので、インでロスなく競馬した。一瞬“オッ”という感じはあったし、最後もバテた訳じゃない。使ってさらに良くなると思うし、さすがＧＩ馬です」
◆三浦皇成騎手（オーシャンブルー５着）「発馬直後に寄られて後ろからの競馬。最後はいい脚を使っているが…」
◆浜中俊騎手（オウケンブルースリ７着）「最後は後ろから来た馬に差されてしまった」
◆田中博康騎手（アースシンボル８着）「ロスなく立ち回れたし、５０キロのハンデも良かった」
◆宮崎北斗騎手（メーヴェ９着）「折り合いがつくので長距離は合うが、内枠がほしかった」
◆北村宏司騎手（トウカイトリック１０着）「直線で２頭に寄られてブレーキをかけた。スムーズならもう少し上位に行けた」
◆柴山雄一騎手（トウカイパラダイス１１着）「勝ち馬の後ろで競馬したが、直線の坂で力尽きた感じ」
◆コルム・オドノヒュー騎手（フォゲッタブル１２着）「最後は、馬の気持ちが失せたのか、フラフラ走っていた」
◆江田照男騎手（イケドラゴン１３着）「展開の味方がほしいね」
◆松岡正海騎手（マイネルキッツ１４着）「好位でいい感じで行けていたが…」
◆田中勝春騎手（ミッキーペトラ１５着）「４コーナーまでは気分良く行けたけどね」
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
【ＡＲ共和国杯】脚いろ鈍り６着ギュスターヴ
©サンケイスポーツ
11月5日(月) 05:04
第５０回アルゼンチン共和国杯（４日、東京１１Ｒ、ＧＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、ハンデ、芝２５００メートル、１着本賞金５５００万円 ＝出走１５頭）横山典弘騎乗の２番人気ルルーシュが、横綱相撲で完勝。レースレコードをコンマ１秒更新する２分２９秒９（良）の好タイムで重賞初制覇を成し遂げた。２着にムスカテール。１番人気のギュスターヴクライは６着でレース後に故障が判明した。
１番人気に推されたギュスターヴクライは、後方から直線勝負にかけたが６着。残り１ハロン過ぎから脚いろが鈍ったが、レース後に右前浅屈腱不全断裂が判明。
蛯名正義騎手は「４コーナーを回るときにはググッと来る手応えで良かったんだが…。今は大事に至らないことを願うだけ」と悲痛な表情。最悪の事態は避けられたが現役続行は極めて難しい状況となった。
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
１番人気に推されたギュスターヴクライは、後方から直線勝負にかけたが６着。残り１ハロン過ぎから脚いろが鈍ったが、レース後に右前浅屈腱不全断裂が判明。
蛯名正義騎手は「４コーナーを回るときにはググッと来る手応えで良かったんだが…。今は大事に至らないことを願うだけ」と悲痛な表情。最悪の事態は避けられたが現役続行は極めて難しい状況となった。
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
【ＡＲ共和国杯】ルルーシュが完勝で重賞初Ｖ！
©サンケイスポーツ
11月4日(日) 15:47
４日の東京１１Ｒアルゼンチン共和国杯（ＧＩＩ、芝２５００メートル、１５頭立て）は、横山典弘騎手騎乗の２番人気ルルーシュ（美浦・藤沢和雄、牡４）が直線で早めに先頭に立つ横綱相撲で完勝。待望の重賞初勝利を挙げた。勝ちタイムの２分２９秒９（良）は、レコード（０５年オペラシチー）に０秒１差の好タイムだった。
ミッキーペトラが大外枠からハナを奪い、向こう正面では大逃げの形になったが、ルルーシュは好位をそつなく追走。４コーナーで前が失速すると満を持して先頭に立ち、一気に差を広げた。後続の追撃をまったく寄せ付けることなく、１馬身１／２差の完勝。大器との呼び声も高かった４歳馬が、ついに重賞タイトルを手にした。２着には３番人気のムスカテールが入り、３着は６番人気のマイネルマーク。１番人気のギュスターヴクライは６着に終わった。
ルルーシュは、父ゼンノロブロイ、母ダンスーズデトワール、母の父Ｈｉｇｈｅｓｔ Ｈｏｎｏｒという血統。通算成績は１１戦６勝で、重賞初勝利。藤沢和雄調教師は９７年タイキエルドラド、００年マチカネキンノホシに次いでアルゼンチン共和国杯３勝目、横山典弘騎手は９０年メジロモントレー、９１年ヤマニングローバル、０４年レニングラードに次いで４勝目。
横山典騎手は「いい位置でリラックスして走れました。あのポジションを取れたことが勝因です。前の馬がいいリードホースになってくれたおかげでリズム良く走れました。リズムがすごく大事な馬なので、きょうは最高のリズムで走れましたね。もっといい時を知っているけれど、最近の中ではいい走りだったと思います。もともと期待していた馬だし、体調がもっとアップしてくれば大きいところでも頑張ってくれると思います」と素質馬のさらなる飛躍を期待していた。
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
ミッキーペトラが大外枠からハナを奪い、向こう正面では大逃げの形になったが、ルルーシュは好位をそつなく追走。４コーナーで前が失速すると満を持して先頭に立ち、一気に差を広げた。後続の追撃をまったく寄せ付けることなく、１馬身１／２差の完勝。大器との呼び声も高かった４歳馬が、ついに重賞タイトルを手にした。２着には３番人気のムスカテールが入り、３着は６番人気のマイネルマーク。１番人気のギュスターヴクライは６着に終わった。
ルルーシュは、父ゼンノロブロイ、母ダンスーズデトワール、母の父Ｈｉｇｈｅｓｔ Ｈｏｎｏｒという血統。通算成績は１１戦６勝で、重賞初勝利。藤沢和雄調教師は９７年タイキエルドラド、００年マチカネキンノホシに次いでアルゼンチン共和国杯３勝目、横山典弘騎手は９０年メジロモントレー、９１年ヤマニングローバル、０４年レニングラードに次いで４勝目。
横山典騎手は「いい位置でリラックスして走れました。あのポジションを取れたことが勝因です。前の馬がいいリードホースになってくれたおかげでリズム良く走れました。リズムがすごく大事な馬なので、きょうは最高のリズムで走れましたね。もっといい時を知っているけれど、最近の中ではいい走りだったと思います。もともと期待していた馬だし、体調がもっとアップしてくれば大きいところでも頑張ってくれると思います」と素質馬のさらなる飛躍を期待していた。
★アルゼンチン共和国杯の全着順・払戻金
【ＡＲ共和国杯】ビートじっくり仕上げで勝つ
©サンケイスポーツ
10月31日(水) 05:04
今週の東京メーン、ハンデＧＩＩのアルゼンチン共和国杯（芝２５００メートル）で、注目は今春の天皇賞馬ビートブラックだ。１０月８日に行われたＧＩＩ京都大賞典を直前のアクシデントで取り消しており、仕切り直しの一戦となるが、仕上がりは上々。トップハンデ５９キロを克服し、ジャパンＣの主役争いに名乗り出る。
災い転じて福となす。春の天皇賞馬ビートブラックが、あらためて秋のスタートを切る。
「京都大賞典は競馬を使わなかっただけ。出られる態勢に仕上がっていたから、今回は調整も楽だった。体は京都大賞典の時より締まって、より仕上がっているよ」
デキの良さに中村均調教師が目を細める。
出走予定だった京都大賞典は、レース２日前の１０月６日に右前脚挫跖の影響で取り消し。だが、症状は軽く、８日にはさっそく運動を開始した。
２１日には栗東の坂路で４ハロン５４秒７（ラスト１３秒１）をマーク。先週の２４日は馬場が重く時計を要する坂路で、４ハロン５３秒６（ラスト１３秒２）の好時計を力強い動きで弾き出し、２８日も４ハロン５３秒６（ラスト１３秒１）で登坂する元気の良さだ。「このレースに向けて調教は十分。動きもいい」と中村師。
天皇賞・春でトーセンジョーダン（昨秋の天皇賞馬）に４馬身差をつけ圧勝。今回、ハンデは５９キロを課せられた。中村師は「仕上がっているとはいえ休み明け。どこまで頑張ってくれるか」と語る一方で「東京コースはもともと悪くはないし、能力を出してくれたら」と自信ものぞかせた。
アルゼンチン共和国杯には昨秋、京都大賞典（２着）を経て臨み５着だったが、今年はＧＩ馬として参戦する。しかし、中村師はさらに先にジャパンＣ（１１月２５日、東京、ＧＩ、芝２４００メートル）を見据えている。「ジャパンＣに向けて、いいパフォーマンスを見せてほしい」。春の天皇賞馬が試練を乗り越えて、実りの秋を迎える。 （森本昭夫）
★アルゼンチン共和国杯の特別登録へ
災い転じて福となす。春の天皇賞馬ビートブラックが、あらためて秋のスタートを切る。
「京都大賞典は競馬を使わなかっただけ。出られる態勢に仕上がっていたから、今回は調整も楽だった。体は京都大賞典の時より締まって、より仕上がっているよ」
デキの良さに中村均調教師が目を細める。
出走予定だった京都大賞典は、レース２日前の１０月６日に右前脚挫跖の影響で取り消し。だが、症状は軽く、８日にはさっそく運動を開始した。
２１日には栗東の坂路で４ハロン５４秒７（ラスト１３秒１）をマーク。先週の２４日は馬場が重く時計を要する坂路で、４ハロン５３秒６（ラスト１３秒２）の好時計を力強い動きで弾き出し、２８日も４ハロン５３秒６（ラスト１３秒１）で登坂する元気の良さだ。「このレースに向けて調教は十分。動きもいい」と中村師。
天皇賞・春でトーセンジョーダン（昨秋の天皇賞馬）に４馬身差をつけ圧勝。今回、ハンデは５９キロを課せられた。中村師は「仕上がっているとはいえ休み明け。どこまで頑張ってくれるか」と語る一方で「東京コースはもともと悪くはないし、能力を出してくれたら」と自信ものぞかせた。
アルゼンチン共和国杯には昨秋、京都大賞典（２着）を経て臨み５着だったが、今年はＧＩ馬として参戦する。しかし、中村師はさらに先にジャパンＣ（１１月２５日、東京、ＧＩ、芝２４００メートル）を見据えている。「ジャパンＣに向けて、いいパフォーマンスを見せてほしい」。春の天皇賞馬が試練を乗り越えて、実りの秋を迎える。 （森本昭夫）
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