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鳴尾記念の関連ニュース
【鳴尾記念】ソミュール、７度目挑戦で念願の重賞Ｖ
©サンケイスポーツ
6月8日(日) 05:03
第６７回鳴尾記念（７日、阪神１１Ｒ、ＧＩＩＩ、３歳上オープン国際（特指）、別定、芝・内２０００メートル、１着本賞金４０００万円＝出走１２頭）戸崎圭太騎乗の１番人気エアソミュールが、ゴール前の大接戦を制し、重賞初制覇を飾った。タイム１分５９秒１（良）。ハナ差の２着に９番人気アドマイヤタイシが入り、さらにハナ差で１０番人気フラガラッハが３着だった。
雨が上がって晴れ間がのぞく新緑のターフを、エアソミュールが勢いよく駆け抜けた。オープン４勝の実績馬が、７度目の挑戦で待望の重賞初Ｖ。４度目の騎乗となった戸崎騎手が、満面の笑みを浮かべて汗をぬぐった。
「勝ったかなとは思ったけど、よくしのいでくれましたね。もともと能力のある馬。オープンでは勝てていたけど、ようやく重賞を獲れてよかった」
道中は後方４番手の外めを追走。４コーナーから進出し、直線では先に抜け出したアドマイヤタイシの外に並びかけて鋭く伸び、内から猛追したフラガラッハも抑えて優勝した。３着までハナ差の決着はレース史上初。メンバー最速タイの上がり３ハロン３４秒３の末脚に加え、最後は勝負根性を見せて初タイトルをつかみとった。
角居調教師がフランスに滞在中で不在のため、辻野助手が喜びを代弁した。「遠くはないと思っていたけど、ようやく歯車がかみ合ってくれました。去年の鳴尾記念（４着）は前に壁がなくてどうにもならなかったけど、きょうは壁がなくてもうまく運べましたね」と確かな成長を感じていた。
次走は未定だが、芝の中・長距離路線に誕生した新星が、さらなる高みを目指す。 （渡部陽之助）
★７日阪神１１Ｒ「鳴尾記念」の着順・払戻金はこちら
エアソミュール 父ジャングルポケット、母エアラグーン、母の父サンデーサイレンス。黒鹿毛の牡５歳。栗東・角居勝彦厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は（株）ラッキーフィールド。戦績２１戦９勝。獲得賞金は１億９２９３万６０００円。重賞初勝利。鳴尾記念は角居勝彦調教師が２０１０年ルーラーシップに次いで２勝目。戸崎圭太騎手は初勝利。
【鳴尾記念】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
6月8日(日) 05:02
◆岩田騎手（アドマイヤタイシ２着） 「（ゲートから）出していったぶん、序盤で少し力んだ。でも、休み明けを使って体が絞れ（１０キロ減）、一変した」
◆高倉騎手（フラガラッハ３着） 「ゲートは出てくれたし、馬の気持ちを大事にして乗った。直線も狭いところを割って、きょうはいい脚を使ってくれた」
◆池添騎手（カレンミロティック４着） 「この馬向きの展開でなかった。ヨーイドン（の瞬発力勝負）になりましたからね」
◆川田騎手（シゲルササグリ５着） 「４コーナーでの手応えはよく、直線も頑張ってくれました。現状では精いっぱいです」
◆浜中騎手（エックスマーク６着） 「ゲートでごねて気の悪さを出していた。最後も盛り返そうとしていたが、気の悪さがじゃまをしていた」
◆幸騎手（サクラアルディート７着） 「ゲートを思ったより出ていかず、ポジションが悪くなった」
◆内田騎手（トーセンジョーダン８着） 「もう少し前に付けたかった。スッと勢いがつくタイプじゃないので、最内枠が響いた」
◆柴山騎手（トウカイパラダイス９着） 「ずっと競り合う形になった。力んでいるぶん、最後は気持ちも萎えた」
◆武豊騎手（メイショウナルト１１着） 「なかなか（いい頃に）戻らない」
★７日阪神１１Ｒ「鳴尾記念」の着順・払戻金はこちら
◆高倉騎手（フラガラッハ３着） 「ゲートは出てくれたし、馬の気持ちを大事にして乗った。直線も狭いところを割って、きょうはいい脚を使ってくれた」
◆池添騎手（カレンミロティック４着） 「この馬向きの展開でなかった。ヨーイドン（の瞬発力勝負）になりましたからね」
◆川田騎手（シゲルササグリ５着） 「４コーナーでの手応えはよく、直線も頑張ってくれました。現状では精いっぱいです」
◆浜中騎手（エックスマーク６着） 「ゲートでごねて気の悪さを出していた。最後も盛り返そうとしていたが、気の悪さがじゃまをしていた」
◆幸騎手（サクラアルディート７着） 「ゲートを思ったより出ていかず、ポジションが悪くなった」
◆内田騎手（トーセンジョーダン８着） 「もう少し前に付けたかった。スッと勢いがつくタイプじゃないので、最内枠が響いた」
◆柴山騎手（トウカイパラダイス９着） 「ずっと競り合う形になった。力んでいるぶん、最後は気持ちも萎えた」
◆武豊騎手（メイショウナルト１１着） 「なかなか（いい頃に）戻らない」
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【鳴尾記念】エアソミュール待望の重賞初制覇！
©サンケイスポーツ
6月7日(土) 15:46
７日の阪神１１Ｒで行われた第６７回鳴尾記念（３歳上オープン、ＧＩＩＩ、芝２０００メートル、１２頭立て、１着賞金＝４０００万円）は、戸崎圭太騎手騎乗の１番人気エアソミュール（牡５歳、栗東・角居勝彦厩舎）がゴール前の大接戦を制して重賞初Ｖを果たした。タイムは１分５９秒１（良）。
手に汗握るゴール前の大混戦。最後にそのバトルを制したのは、戸崎圭太騎手とエアソミュールのコンビだった。オープンで４勝を挙げながら重賞を勝てなかった“オープン大将”が、念願の重賞Ｖ。今後につながる大きな１勝を手に入れた。
レースは押し出されるような形でトゥザグローリーが先頭に立ち、トウカイパラダイスが２番手。スローペースになって流れは落ち着き、人気のエアソミュールは中団の外からレースを進めた。勝負どころで後続も徐々に差を詰め、馬群が密集した形で直線へ。トウカイパラダイスが満を持して追い出したものの、伸び脚は案外。馬群の中からグイグイと脚を伸ばすアドマイヤタイシに、外からエアソミュールが並びかけ、ゴール間際ではインを突いてフラガラッハも猛然と追い上げる。最後は３頭によるハナ、ハナ差の大接戦となったが、わずかに外のエアソミュールに軍配が上がった。写真判定の結果、２着は９番人気のアドマイヤタイシ。３着が１０番人気のフラガラッハだった。
エアソミュールは、父ジャングルポケット、母エアラグーン、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、（株）ラッキーフィールドの所有馬。通算成績は２１戦９勝。重賞初勝利。角居勝彦調教師は２０１０年ルーラーシップに次いで鳴尾記念２勝目、戸崎圭太騎手は初勝利。
戸崎騎手は「手応えは良かったのですが、直線で遊ばれてしまって…。（ゴール前は）勝ったかなと。しのいでくれてよかったです。ずっとオープンを勝っていながら重賞は取れなかったので、きょうは勝てて良かったですね。ずいぶん落ち着いて、いい雰囲気だったし、いいリズムで走れました。もともと力のある馬ですし、重賞を勝つことができたので、これからレースをにぎわしてくれると思います」とさらなる活躍を見込んでいた。
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手に汗握るゴール前の大混戦。最後にそのバトルを制したのは、戸崎圭太騎手とエアソミュールのコンビだった。オープンで４勝を挙げながら重賞を勝てなかった“オープン大将”が、念願の重賞Ｖ。今後につながる大きな１勝を手に入れた。
レースは押し出されるような形でトゥザグローリーが先頭に立ち、トウカイパラダイスが２番手。スローペースになって流れは落ち着き、人気のエアソミュールは中団の外からレースを進めた。勝負どころで後続も徐々に差を詰め、馬群が密集した形で直線へ。トウカイパラダイスが満を持して追い出したものの、伸び脚は案外。馬群の中からグイグイと脚を伸ばすアドマイヤタイシに、外からエアソミュールが並びかけ、ゴール間際ではインを突いてフラガラッハも猛然と追い上げる。最後は３頭によるハナ、ハナ差の大接戦となったが、わずかに外のエアソミュールに軍配が上がった。写真判定の結果、２着は９番人気のアドマイヤタイシ。３着が１０番人気のフラガラッハだった。
エアソミュールは、父ジャングルポケット、母エアラグーン、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、（株）ラッキーフィールドの所有馬。通算成績は２１戦９勝。重賞初勝利。角居勝彦調教師は２０１０年ルーラーシップに次いで鳴尾記念２勝目、戸崎圭太騎手は初勝利。
戸崎騎手は「手応えは良かったのですが、直線で遊ばれてしまって…。（ゴール前は）勝ったかなと。しのいでくれてよかったです。ずっとオープンを勝っていながら重賞は取れなかったので、きょうは勝てて良かったですね。ずいぶん落ち着いて、いい雰囲気だったし、いいリズムで走れました。もともと力のある馬ですし、重賞を勝つことができたので、これからレースをにぎわしてくれると思います」とさらなる活躍を見込んでいた。
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【鳴尾記念】パラダイス、サマー２０００へ弾み
©サンケイスポーツ
6月6日(金) 14:17
【鳴尾記念】厩舎の話
©サンケイスポーツ
6月6日(金) 05:01
◆アドマイヤタイシ・橋田師 「１度使って体調は上向き」
◆エアソミュール・高田助手 「気持ちも入ってきました」
◆エックスマーク・高田助手 「好調をキープしています」
◆カレンミロティック・平田師 「条件は絶好。（天気が）晴れなら胸を張れる」
◆サクラアルディート・岡田師 「舞台替わりはプラスだと思う」
◆シゲルササグリ・中村師 「本調子に戻りきっていない感じ」
◆トウカイパラダイス・田所師 「勝負になる。なんとか勝ってほしい」
◆トゥザグローリー・兼武助手 「いい頃と比べると『う～ん』といった感じ」
◆トーセンジョーダン・兼武助手 「まだピリッとした感じはないですね」
◆フラガラッハ・松永幹師 「うまく脚をためられるようなら…」
◆メイショウナルト・武田師 「あえて強い攻めはやらず。これがいい方に出てほしい」
◆ロードオブザリング・笹田助手 「上がりがかかるレースになれば」
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◆エアソミュール・高田助手 「気持ちも入ってきました」
◆エックスマーク・高田助手 「好調をキープしています」
◆カレンミロティック・平田師 「条件は絶好。（天気が）晴れなら胸を張れる」
◆サクラアルディート・岡田師 「舞台替わりはプラスだと思う」
◆シゲルササグリ・中村師 「本調子に戻りきっていない感じ」
◆トウカイパラダイス・田所師 「勝負になる。なんとか勝ってほしい」
◆トゥザグローリー・兼武助手 「いい頃と比べると『う～ん』といった感じ」
◆トーセンジョーダン・兼武助手 「まだピリッとした感じはないですね」
◆フラガラッハ・松永幹師 「うまく脚をためられるようなら…」
◆メイショウナルト・武田師 「あえて強い攻めはやらず。これがいい方に出てほしい」
◆ロードオブザリング・笹田助手 「上がりがかかるレースになれば」
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