【アルゼンチン共和国杯】馬場バイアス…ではなくデータで絞り込み。byK-MCS
閲覧 727ビュー コメント 0 ナイス 3
[もっと見る]
第28回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~新潟11R 日本海ステークス~
閲覧 487ビュー コメント 0 ナイス 1
みなさん、こんにちは!
本日は新潟11R「日本海ステークス」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【騎手評価】、【調教師評価】、【血統評価】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
尚、調子を表すファクターの【調教評価】、【厩舎評価】については今回も従来の重み付けを2倍にしています。
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【騎手評価】は当該コースでの騎手別成績(近5年※出走回数10回以上)データを用いて以下のように重み付けを行いました。
「複勝率40%以上」・・・「±0.5ポイント」
「複勝率40%未満」・・・「±0.0ポイント」
「複勝率10%未満」・・・「-0.5ポイント」
【調教師評価】は当該コースでの調教師別成績(近5年※出走回数10回以上)データを用いて以下のように重み付けを行いました。
「複勝率40%以上」・・・「±0.5ポイント」
「複勝率40%未満」・・・「±0.0ポイント」
「複勝率10%未満」・・・「-0.5ポイント」
【血統評価】は当該コースでの種牡馬別成績(近5年※出走回数10回以上)データを用いて以下のように重み付けを行いました。
「複勝率40%以上」・・・「±0.5ポイント」
「複勝率40%未満」・・・「±0.0ポイント」
「複勝率10%未満」・・・「-0.5ポイント」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)は、ヴァーゲンザイル1頭。
第2グループ(黄)は、トラストワンから1.0ポイント以内(1馬身差以内)のケイアイチョウサン、ブリッジクライムまで。
第3グループ(薄黄)は、アロヒラニ、エスオンマイチェス、フレージャパンの3頭となっています。
さてこのように色分けされた分布を見ると、調教による加点があったヴァーゲンザイル~トラストワン間に1.2ポイントと比較的大きな開きがみられること、各項目での補正を経ても上位勢の顔触れは補正前のU指数単体評価と大きく変わらなかったことなどが分かります。
これらのことから今回の私の馬券は、ヴァーゲンザイルから上位馬を相手に以下のような馬券で勝負してみたいと思います。
【3連複フォーメーション】
3
▼
2、9、10
▼
1、2、6、9、10、11
合計12点 |
[もっと見る]
『競馬』という名の推理小説 ~第138話セントライト記念(謎解き編)~
閲覧 513ビュー コメント 0 ナイス 3
第138話 「セントライト記念」
06年 35.5-61.3-36.3 =2.13.1 ±0▼4△11 平坦戦
07年 34.3-62.1-35.6 =2.12.0 ▼4△1±0 平坦戦
08年 36.0-62.9-35.7 =2.14.6 ▼8±0△3 瞬発戦 稍重
09年 35.7-60.4-35.9 =2.12.0 ▼1△3△2 平坦戦
10年 34.8-59.1-37.0 =2.10.9 △2△2△6 消耗戦
昨年はヤマニンエルブの大逃げにより上がり37.0秒と超前傾ラップになったレースでかなりレアケースだと思います。
時計もかなり速く馬への負担も相当あったのでしょう。
勝利したクォークスターも2着のヤマニンエルブも以降1戦したのみでなかなか復帰出来ないようです。
5着だったダークシャドウや最下位だったコスモヘレノスの方が以降は活躍してたりします。
レース単体とすれば昨年は面白かったですが馬への負担を考えればスローペースも決して悪くはないなと感じます。
話しをセントライト記念に戻しまして・・・
08年は雨で稍重だったせいか前半~中盤がスローの流れで▼8が生じた瞬発戦となっていますが基本的にこのレースは大きな加速が生じない平坦戦になりやすいです。
中山芝22コースは外回りコースでコーナーのRが緩く2コーナー回ってから下り坂が続くため道中のペースが緩みにくいコース設定となっています。
道中で持続的に脚を使うため最後の800m区間で大きな加速が生じにくい平坦戦になるということです。
持続脚
まずはこれが必要。
次に位置取りですが基本的には先行有利です。
脚を溜める区間があまりないコースなのでラストで爆発的な末脚を使えません。
それでいて直線が短いので前の方でじわじわ伸びた馬が勝ちやすいと言えるでしょう。
但し、先行有利なのですが逃げ馬はそれほど有利とはなっていません。
過去10年を見ても逃げ切り勝利は04年のコスモバルクだけとなっています。
持続的なペースで逃げてきた馬にとっては最後の4コーナーのRとラストの急坂が厳しいのではないかと思われます。
4コーナー回ってからもう一伸び出来る先行馬の方が有利となるのでしょう。
中山芝22コースは外枠有利。
このコースは5枠より外枠の方が内枠よりも有利となっています。
厳密に言えば「内枠の差し馬がかなり不利」ということです。
上記に書いた通り大きな加速が生じにくいコースなので内で閉じ込められた差し馬は不発に終わるケースが多いのだと思われます。
持続ペースのレースなので4コーナーでブレーキ踏んだらまずアウトで内枠の馬の方がブレーキを踏む可能性は高いはずです。
外を回した馬の方がスムーズに走れるので距離ロスよりもスムーズさが重要ということです。
なので内枠の馬でも先行できればそれほどマイナスにはならないと思われます。
最後に中山芝22コースはリピーターを買うべし。
これはセントライト記念のみならず他のレースでも言えることなので覚えておいて損はないでしょう。
このコースはかなり特殊なコースなので好走可能な適性の幅が他のコースに比べると狭いです。
過去に好走歴のある馬は特注と言えます。
→今年の登録馬ではルイーザシアター、ヴァーゲンザイル、マイネルメダリストの3頭が3着以内経験があります
今年の登録馬を見るとサダムパテックやベルシャザールがいてこれらが人気になるでしょう。
サダムパテックは弥生賞は勝っていますが危険な人気馬の気がします。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ユニバーサルバンク→ヴァーゲンザイル→ベルシャザール
持続脚+先行となるとユニバーサルバンクかなと。
あ、また田辺Jですか。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。 |
[もっと見る]