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弥生賞ディープインパクト記念は中山芝2000mで施行される3歳限定のG2。
皐月賞のステップレースにあたり、3着以内の馬には優先出走権が付与される。昨年の勝ち馬タスティエーラは、皐月賞でも2着と健闘。次戦の日本ダービーを勝ち、世代のトップに立った。
今年はホープフルS2着のシンエンペラーを筆頭に素質馬が集結。クラシックを占う一戦をモノにするのはどの馬なのか。過去10年のデータを利用し、勝ち馬を見極めたい。
逃げた馬の成績は【0-1-1-8】。複勝率20%と苦戦傾向にある。内訳は2017年8番人気2着マイスタイルと2021年4番人気1着タイトルホルダー。
マイスタイルの年は、コーナー通過後にラップを落とし、1000m通過63秒2と緩いペース。道中動きがなく、展開・組み合わせともに向いた。
タイトルホルダーの3年前も、1000通過62秒6と楽なペース。2着に番手のシュネルマイスターが入線しており、前々での決着。
同じコースの皐月賞と、脚質別好走率を比較してみる。
▼弥生賞ディープインパクト記念
逃げ 10.0% 20.0% 20.0%
先行 16.2% 27.0% 45.9%
中団 10.3% 20.7% 27.6%
後方 0.0% 0.0% 0.0%
▼皐月賞
逃げ 0.0% 7.7% 15.4%
先行 10.5% 26.3% 34.2%
中団 7.0% 9.9% 16.9%
後方 2.0% 4.0% 6.0%
※数字は左から勝率・連対率・複勝率
弥生賞ディープインパクト記念のほうが、前に行った馬の好走率が高い。当然ながらほぼ毎年フルゲートの皐月賞に対し、弥生賞ディープインパクト記念は10~13頭と落ち着いた頭数になりがち。
両者の良馬場限定1000m通過タイムの平均は弥生賞ディープインパクト記念61秒4、皐月賞59秒4と、頭数の少ない弥生賞ディープインパクト記念は先行争いが緩和しやすく、前に位置を取る利点が大きくなる。
中山芝2000mのスタートは、直線の入り口付近。1コーナーまでは405mと十分に距離があり、ポジション争いの2ハロン目に速いラップが踏まれる。
コーナーを過ぎるとひと息入り、向こう正面の坂の下りからロングスパート。最後の直線は高低差2.2mの坂を含む293mと短く、4角までにある程度の位置を確保しておきたい。
今年は前走ハナを切った馬がおらず、全キャリアに対象範囲を広げても、逃げた経験をもつのはニシノフィアンスとコスモキュランダのみ。各々逃げたレースのテン1ハロンは12秒8と遅い。
ニシノフィアンスは、新馬戦を逃げ切り勝ち。前走の京成杯は12番人気5着も、前有利の流れのなか、最内枠からロスなく好位の4番手だから、展開は向いている。
コスモキュランダは毎回スタートを上手く出ず、逃げる形になった未勝利戦でも、出負けしている。また、近走は末脚を活かす競馬にシフトチェンジしており、無理にハナを叩く率は低い。
この2頭に加え、持ち味を活かすなら内に入ったシュバルツクーゲルのハナもありそうだが、ハイペースになるとは考えにくい。
基本的に持続力に比重の傾くコースでも、逃げ馬不在かつ、少頭数の今年は、速い上がりを求められるレースになりそう。
展開を決め打ち、好位づけできる瞬発系の馬を狙ってみたい。
◎ダノンエアズロック。前走東京芝1800mのアイビーSは、少頭数の競馬で1000m通過63秒1のかなり緩い流れ。最内枠から番手につけ、レース全体の後半3ハロン33秒1に対し、自身のそれは32秒7。瞬発力勝負をモノにしており、3着馬のレガレイラは次走ホープフルS1着と、対戦比較上の裏付けも取れる。
若干かかっていた新馬戦に対し、折り合っていたのも好感がもてる。初の中山に多頭数、1ハロン延長など、クリアすべき課題は多いが、馬券は◎の単勝。
(文・垣本大樹)
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