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先週末の3日間開催はルメール騎手が土日で7勝、月曜日は一転して0勝。もちろんこれは偶然ではない。
もともと東京が得意なルメール騎手。土日は持ち味であるスムーズに脚を溜めて直線で末脚を伸ばす競馬で、特に芝ではいわゆる無双状態。
土日芝×ルメール騎手(4-1-3-1)
ご覧の通り、9頭に騎乗し8頭が3着以内。
「どうせ人気馬ばかりだろう」
という意地悪なファンの声が聞こえてきそうなものだが、1番人気馬は2頭だけ。ルメール・ブランドを背負ってもそうなのだから、やはりジョッキーの腕と認めるしかない。
回収率は単勝223%、複勝145%。
「頭を使うよりルメールを黙って買え」
少々雑にはなるが、実際のところそれが正解だった。ダートでも3勝を挙げ、土日で合計7勝の荒稼ぎ。
ところが、月曜になり様相が一変する。
月曜芝×ルメール騎手(0-1-1-3)
土日の活躍の影響もあったためか、5頭のうち4頭が1番人気馬。この日の結果だけを見れば、明らかに過剰人気だった。ちなみに、ダートでも4戦して未勝利、2着が1度あっただけ。
では、土日で何が変わったかといえば、それは空模様だ。日曜までは好天に恵まれた東京競馬だったが、月曜は一転して雨。やや重からスタートした芝は徐々に悪化し、やがて重馬場へ。ダートはやや重から、最終的には不良まで悪化した。
芝では土日のように決め手を生かせなくなり、不発が増えた。能力のある差し馬がその能力を出し切れなくなり、苦戦を強いられた。
何が言いたいかというと、ルメール騎手ほどのトップジョッキーでも、常に最高のパフォーマンスを出せるわけではないということ。ディープインパクトですら欧州に行けば「普通の馬」になってしまったように、ジョッキーにもまた適性がある。
常に、どんな状況でも馬のパフォーマンスを引き出せないジョッキーはいるが、常にどんな状況でも馬のパフォーマンスを引き出せるジョッキーはいないということ。
前者に関しては、例えば先週の月曜、東京1R&3Rで柴田大騎手→横山武騎手乗り替わりの馬が2連勝。
なるほど、上手い騎手を知ることも大事だが、下手な騎手を知ることはもっと大事なのでは…? そんなことを考えさせられる週末だった。幸いにしてこういったことを解説者は語ろうとしないので、我々はこっそり理解して馬券で上手く活用したい。
それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。
【次走狙い馬】 10/7(土)東京10R ブライアンセンス 1番人気3着
直線はよく差を詰めたが、差し遅れて脚を余し3着。それでも現級なら力上位は明らかで、今回は展開の差。マイルでも良いが、距離が延びる分には問題ないので、次走は1800m以上でも。いずれにしても現級なら軸としての信頼度は高い。
~今週末の注目馬~
今週は秋華賞から。
・コナコースト(鮫島克駿騎手)
注目はコナコースト&鮫島克駿騎手。
オークスはスタート直後に両サイドから挟まれる不利で流れに乗れず、乗り替わりもあまり良くなかったようで力を出せずに終わってしまった。それでももともと世代上位の能力があり、桜花賞ではリバティアイランドを追い詰めた馬。今回は新興勢力に期待が集まりそうだが、むしろ既に春段階で確かな能力を示している本馬に妙味が生まれそう。当然リバティアイランドは主役だが、その他の馬で面白いのはこの馬だろう。
※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。
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