ダイワメジャー(競走馬)

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ダイワメジャー
ダイワメジャー
写真一覧
抹消  栗毛 2001年4月8日生
調教師上原博之(美浦)
馬主大城 敬三
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績28戦[9-4-5-10]
総賞金100,223万円
収得賞金32,000万円
英字表記Daiwa Major
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
スカーレットブーケ
血統 ][ 産駒 ]
ノーザンテースト
スカーレツトインク
兄弟 ダイワスカーレットグロリアスサンデー
市場価格
前走 2007/12/23 有馬記念 G1
次走予定

ダイワメジャーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
07/12/23 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 162415.263** 牡6 57.0 M.デムー上原博之 538
(+10)
2.34.2 0.636.4⑧⑦⑧④マツリダゴッホ
07/11/18 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18483.811** 牡6 57.0 安藤勝己上原博之 528
(-2)
1.32.7 -0.034.5スーパーホーネット
07/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 167145.639** 牡6 58.0 安藤勝己上原博之 530
(+2)
1.59.3 0.935.4⑤⑥⑥メイショウサムソン
07/10/07 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 14111.813** 牡6 59.0 安藤勝己上原博之 528
(+12)
1.44.5 0.334.8チョウサン
07/06/24 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 186117.0512** 牡6 58.0 安藤勝己上原博之 516
(-16)
2.15.8 3.439.8⑦⑥⑦⑥アドマイヤムーン
07/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18124.421** 牡6 58.0 安藤勝己上原博之 532
(--)
1.32.3 -0.034.4④④コンゴウリキシオー
07/03/31 アラ 6 ドバイDF G1 芝1777 16--------3** 牡6 57.0 安藤勝己上原博之 --0000 ------アドマイヤムーン
06/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 144515.133** 牡5 57.0 安藤勝己上原博之 532
(+6)
2.32.5 0.635.3ディープインパクト
06/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 185102.311** 牡5 57.0 安藤勝己上原博之 526
(-2)
1.32.7 -0.135.1ダンスインザムード
06/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 177147.041** 牡5 58.0 安藤勝己上原博之 528
(+2)
1.58.8 -0.135.2スウィフトカレント
06/10/08 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 168166.431** 牡5 58.0 安藤勝己上原博之 526
(-6)
1.45.5 -0.034.5ダンスインザムード
06/06/25 京都 11 宝塚記念 G1 芝2200 134425.644** 牡5 58.0 四位洋文上原博之 532
(-2)
2.14.1 1.136.7ディープインパクト
06/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18115.824** 牡5 58.0 安藤勝己上原博之 534
(+4)
1.33.1 0.534.8ブリッシュラック
06/04/15 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 118111.811** 牡5 58.0 安藤勝己上原博之 530
(-4)
1.36.2 -0.134.7ダンスインザムード
06/02/26 中山 11 中山記念 G2 芝1800 12112.112** 牡5 58.0 M.デムー上原博之 534
(+10)
1.49.7 0.836.3バランスオブゲーム
05/11/20 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1861213.042** 牡4 57.0 C.ルメー上原博之 524
(+4)
1.32.1 0.034.9ハットトリック
05/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 17234.615** 牡4 58.0 横山典弘上原博之 520
(-8)
1.47.0 0.533.8サンライズペガサス
05/07/31 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 186112.712** 牡4 57.0 横山典弘上原博之 528
(0)
1.32.4 0.133.6④⑤サイドワインダー
05/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18236.828** 牡4 58.0 柴田善臣上原博之 528
(+8)
1.32.8 0.535.0⑥⑤アサクサデンエン
05/04/03 中山 11 ダービー卿T G3 芝1600 16355.831** 牡4 57.5 柴田善臣上原博之 520
(0)
1.32.3 -0.334.5チアズメッセージ

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ダイワメジャーの関連ニュース

これまでに種牡馬として複数回勝利実績のある馬は、ダイワメジャー(3勝)、ディープインパクト(2勝)、クロフネ(2勝)、アグネスタキオン(2勝)、フレンチデピュティ(2勝)、Kingmambo(2勝)の6頭。フレンチデピュティ~クロフネ父仔が種牡馬として存在感を示しているが、ディープインパクトも直仔リアルインパクトが2020年1着ラウダシオンを、Kingmamboも直系曾孫世代にあたる2022年1着ダノンスコーピオン(父ロードカナロア)や2023年1着シャンパンカラー(父ドゥラメンテ)を出している。

ほか、2014年2着タガノブルグ(17番人気)、2017年2着リエノテソーロ(13番人気)、2019年2着ケイデンスコール(14番人気)、2022年3着カワキタレブリー(18番人気)と近年はStorm Catの血脈を持つ人気薄の激走が目立つことを覚えておきたい。

アスコリピチェーノは、父ダイワメジャー×母アスコルティ(母の父Danehill Dancer)。これまでに同産駒からは3頭の勝ち馬が出ているが、母系5代以内でSadler's WellsやDanzigの血を引く配合は16年1着メジャーエンブレムを想起させるものであり、阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬であることにも共通点を見いだせる。ほか、桜花賞を1番人気で惜敗、鞍上のルメール騎手など通ずる部分が多いだけに、同等の評価が必要だろう。

ゴンバデカーブースは、父ブリックスアンドモルタル×母アッフィラート(母の父ディープインパクト)。Storm Catの直系は勝ち馬こそ出せていないものの、14年タガノブルグは17番人気で2着、22年カワキタレブリーは18番人気で3着と波乱を演出。また、同系統かつ「母の父ディープインパクト」の配合が目下2年連続で3着内に好走中でもある。ノドの手術や挫跖で頓挫はあったが、東京マイルで2戦2勝の実績はぞんざいに扱えない。

ウォーターリヒトは、父ドレフォン×母ウォーターピオニー(母の父ヴィクトワールピサ)。同産駒からは最低人気で3着に激走した22年カワキタレブリーが出た。また、23年3着オオバンブルマイ含め、母系にサクラユタカオーの血を引くStorm Cat直系の上位入線が続いていることからも評価しやすい。父系にDeputy Minister、母系にネオユニヴァースを持つ配合も17年1着アエロリットを想起させるだけに、穴馬としての資質は充分にある。


【血統予想からの注目馬】
アスコリピチェーノ ⑫ゴンバデカーブース ⑩ウォーターリヒト

【NHKマイルCの注目点】ジャンタルマンタル、アスコリピチェーノのGⅠ馬2頭が対決! 3歳マイル王決定戦を制すのは? 2024年4月30日(火) 15:15

★5年ぶり2回目のGⅠ馬対決 ジャンタルマンタルVSアスコリピチェーノ

今年のNHKマイルCには、昨年の朝日杯FSを勝ち、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞したジャンタルマンタル(牡、栗東・高野友和厩舎)、昨年の阪神JFを勝ち、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞したアスコリピチェーノ(牝、美浦・黒岩陽一厩舎)が登録している。NHKマイルCに2頭のGⅠ馬が出走したのは、朝日杯FSの勝ち馬アドマイヤマーズ(1着)、桜花賞グランアレグリア(5着)が出走した2019年だけで、今回は5年ぶり2回目のGI馬対決となるが、先着するのはどちらだろうか。

ジャンタルマンタル朝日杯FSを勝った後は共同通信杯2着、皐月賞3着という成績で、アスコリピチェーノは今年初戦の桜花賞で2着となっている。過去10年のNHKマイルC勝ち馬を見ると、半数の5頭は3歳となってから未勝利で、NHKマイルCが年明け初勝利であったが、ジャンタルマンタル、アスコリピチェーノは今年初勝利を挙げることができるだろうか。なお、過去10年のNHKマイルC勝ち馬の前走を見ると、皐月賞組、桜花賞組はどちらも2勝を挙げている。

★芝1600メートル戦で重賞2勝をマーク GⅠ2勝目を狙うジャンタルマンタル

ジャンタルマンタル(牡、栗東・高野友和厩舎)は通算5戦3勝という成績だが、芝1600メートル戦に限れば2戦2勝で、デイリー杯2歳S朝日杯FSを制している。ジャンタルマンタルは前走の皐月賞では3着だったが、好成績を残している芝1600メートル戦で2つ目のGⅠタイトルを獲得することができるだろうか。同馬には川田将雅騎手が騎乗する予定だ。

★最多勝のダイワメジャー産駒 アスコリピチェーノニュージーランドT1・2着馬が登録

種牡馬ダイワメジャーは、2012年カレンブラックヒル、2016年メジャーエンブレム、2019年アドマイヤマーズで産駒がNHKマイルC3勝を挙げており、同レースにおける最多勝種牡馬となっている。今年のNHKマイルCには、阪神JF勝ち馬のアスコリピチェーノ(牝、美浦・黒岩陽一厩舎)、ニュージーランドT勝ち馬のエコロブルーム(牡、美浦・加藤征弘厩舎)、同2着のボンドガール(牝、美浦・手塚貴久厩舎)と3頭のダイワメメジャー産駒が登録しているが、最多勝記録を更新するNHKマイルC4勝目を挙げることができるだろうか。なお、ダイワメジャー産駒はこれまでにGⅠで10勝を挙げているが、10勝中9勝を芝1600メートルのGⅠで挙げている。

★過去10年で2勝、2着2回の桜花賞組 今年は桜花賞2、11、14着馬が出走予定

今年のNHKマイルCには、桜花賞2着のアスコリピチェーノ(牝、美浦・黒岩陽一厩舎)、同11着のイフェイオン(牝、栗東・杉山佳明厩舎)、同14着のマスクオールウィン(牝、美浦・牧光二厩舎)が登録している。桜花賞組は、過去10年のNHKマイルCで2勝、2着2回という成績を挙げているが、今年出走予定の3頭は好走することができるだろうか。なお、牝馬がNHKマイルCを勝てば、2017年アエロリット以来7年ぶり6頭目となる。

テン乗りとなるマスクオールウィンとのコンビで参戦予定の岩田康誠騎手は、現在JRAで実施されている3歳GⅠレース中6レースを制しており、NHKマイルCを勝てば武豊騎手、福永祐一元騎手、C・ルメール騎手、川田将雅騎手に続く5人目の3歳GⅠ完全制覇となる。岩田康誠騎手はNHKマイルCに11回騎乗して2018年の3着が最高成績となっているが、12回目の挑戦で同レース初勝利を挙げることができるだろうか。

★登録馬中、唯一の外国産馬 シンザン記念を制したノーブルロジャー

NHKマイルCは、創設当初〝マル外〟の祭典と称されるほど外国産馬の活躍が目立ち、創設年の1996年に1~8着を独占したことをはじめ、2001年までのすべての年で1、2着を独占した。しかし、2002年以降は内国産馬の優勝が続き、近年は外国産馬の出走自体も減少しているが、2021年には独国産馬のシュネルマイスターが勝ち、20年ぶりに外国産の3歳マイル王が誕生している。今年のNHKマイルC登録馬を見ると、Palace Malice産駒の米国産馬で、シンザン記念を制したノーブルロジャー(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎)が唯一の外国産馬となっているが、同馬は外国産馬の3歳マイル王になれるだろうか。

なお、Palace Maliceは、昨年の朝日杯FS勝ち馬で、NHKマイルCに登録している持込馬ジャンタルマンタル(牡、栗東・高野友和厩舎)の父でもあり、今年から日本で種牡馬として供用されている。

★芝1600メートル戦を連勝して参戦 アーリントンCの覇者ディスペランツァ

ディスペランツァ(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎)は、昨年8月の新馬戦(小倉)5着以来、芝2000メートル戦に出走を続けて2歳時に4戦1勝という成績を挙げ、3歳となった今年は芝1600メートル戦の1勝クラス、アーリントンCを連勝してNHKマイルCに駒を進めてきた。芝2000メートル戦でデビューした馬がNHKマイルCを勝てば、創設以来初めてのこととなるが、ディスペランツァは芝1600メートル戦3連勝で3歳マイル王の座に就くことができるだろうか。なお、小倉デビュー馬がNHKマイルCを勝てば、1997年のシーキングザパール以来27年ぶり2頭目となる。

ディスペランツァは父ルーラーシップ、母ルパンⅡという血統で、谷川牧揚の生産馬。同牧場の生産馬がJRA・GⅠを勝てば、2009年フェブラリーSサクセスブロッケン以来15年ぶりとなるが、ディスペランツァは谷川牧場に久々のビッグタイトルをもたらすことができるだろうか。

モーリス産駒が4頭登録 ダノックス所有馬は高額取引馬2頭が登録

今年のNHKマイルCには、キャプテンシー(牡、栗東・松永幹夫厩舎)、シュトラウス(牡、美浦・武井亮厩舎)、ダノンエアズロック(牡、美浦・堀宣行厩舎)、ダノンマッキンリー(牡、栗東・藤原英昭厩舎)と4頭のモーリス産駒が登録している。

このうち、ダノンエアズロックは4億5000万円、ダノンマッキンリーは2億2000万円という高額で2022年セレクトセール(1歳)において(株)ダノックスが落札している(※落札価格はいずれも税抜き)。同馬主の所有馬は、2010年にダノンシャンティ、2022年にダノンスコーピオンNHKマイルCを制しているが、同レース3勝目を挙げることができるだろうか。なお、ダノンエアズロック弥生賞ディープインパクト記念7着、ダノンマッキンリーはファルコンS1着以来の出走となる。

キャプテンシーシュトラウス 母に続いて芝1600メートル戦でGⅠ制覇なるか

ジュニアC勝ち馬キャプテンシー(牡、栗東・松永幹夫厩舎)、東スポ杯2歳S勝ち馬シュトラウス(牡、美浦・武井亮厩舎)には、母子2代のJRA・GⅠ制覇がかかっている。キャプテンシーの母は2017年のヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードシュトラウスの母は2008年のマイルCSを制したブルーメンブラットで、どちらも芝1600メートル戦のGⅠを勝っている。キャプテンシーは前走のニュージーランドTで最下位の16着、シュトラウスは前走のファルコンSで9着に敗れているが、NHKマイルCで巻き返すことができるだろうか。なお、シュトラウスの馬主・(有)キャロットファームは、NHKマイルCを勝てばJRA3歳限定GⅠ完全制覇となる(※同馬主の所有馬はアルセナール(牝、美浦・木村哲也厩舎)も登録している)。

★豊富なキャリアを誇るアレンジャー 2戦2勝ゴンバデカーブースも登録

アレンジャー(牡、栗東・昆貢厩舎)は、通算9戦1勝という成績で、前走のアーリントンCでは2着に入っている。NHKマイルCにおける最多キャリア優勝記録は2008年ディープスカイ、2013年マイネルホウオウの9戦で、アレンジャーが勝てばこの記録に並ぶが、アレンジャーは未勝利戦以来の2勝目をGⅠで挙げることができるだろうか。

また、新馬戦(東京)→サウジアラビアRCを連勝して2戦2勝のゴンバデカーブース(牡、美浦・堀宣行厩舎)は、昨年末のホープフルSで出走取消となって以降休養しており、NHKマイルCがサウジアラビアRC以来約7力月ぶり(中210日)の出走となる。ゴンバデカーブースが勝てば、NHKマイルCの最少キャリア優勝および前走からの最長間隔優勝となるが、3戦無敗で3歳マイル王の座に就くことができるだろうか。

福永祐一調教師はチャンネルトンネルを登録 開業から2力月でGⅠ制覇なるか

3月6日に厩舎を開業した福永祐一調教師(栗東)は、NHKマイルCにアーリントンC3着のチャンネルトンネル(牡)を登録しており、同レースがJRA・GⅠ初挑戦となる見込みだ。福永調教師は、騎手としてJRA・GⅠ34勝を含むJRA通算2636勝を挙げたが、調教師として初めて臨むJRA・GⅠはどのような結果になるだろうか。Vなら、厩舎開業初年度のJRA・GⅠ制覇はグレード制が導入された1984年以降7人目となり、開業日から「61日」でのJRA・GⅠ初勝利は森秀行調教師の「69日」を上回るグレード制導入以降の最速記録となる。ちなみに、福永祐一調教師は騎手としてのJRA・GⅠ初勝利はデビュー4年目、JRA・GⅠ通算25回目の騎乗となった1999年桜花賞プリモディーネ)で挙げている。

また、チャンネルトンネルは父グレーターロンドン、母ギャルソンヌという血統で、グレーターロンドン産駒初のJRA・GⅠ制覇がかかっている。グレーターロンドンは現役時代GⅠを勝つことはできなかったが、チャンネルトンネルは父の雪辱を果たすGⅠ勝利となるだろうか。なお、チャンネルトンネルには岩田望来騎手が騎乗予定となっている。

★好成績を挙げる東京で巻き返し狙うロジリオン ニュージーランドT3着ユキノロイヤルの戦法は?

ファルコンS5着以来の出走となるロジリオン(牡、美浦・古賀慎明厩舎)は、東京では3戦2勝、2着1回という成績で、1月にはクロッカスSを勝っている。今回、ロジリオンには4戦ぶりに戸崎圭太騎手が騎乗する予定だが、好成績を挙げている東京で巻き返すことができるだろうか。Vなら、同馬を管理する古賀慎明調教師は2010年オークスサンテミリオン)以来約14年ぶり、ロジリオンの馬主・久米田正明氏は2009年ダービー(ロジユニヴァース)以来約15年ぶりのJRA・GⅠ制覇となる。

また、ユキノロイヤル(牡、美浦・小野次郎厩舎)は、デビューから一貫して芝1600メートル戦に出走を続けており、前走のニュージーランドTでは逃げて3着に入った。ユキノロイヤルは前走に続き石橋脩騎手が騎乗する予定だが、今回はどのような戦法で挑むだろうか。なお、NHKマイルCでは、2012年カレンブラックヒル、2014年ミッキーアイル、2016年メジャーエンブレムの3頭が逃げ切り勝ちを収めている。

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【NHKマイルC GI血ェック】大活躍のダイワメジャー産駒アスコリピチェーノ 2024年4月30日(火) 08:08

過去10年でダイワメジャーディープインパクトクロフネ産駒が2勝で並びトップ。3頭出しのダイワメジャー産駒は出走馬がいた2019、20、22年の過去3回連続で連対馬を出しており、素直に信頼したい。

3頭の中でも、S評価はアスコリピチェーノだ。母アスコルティは2勝ながら、祖母リッスンが英GⅠ・フィリーズマイルを制覇。世界中で活躍馬を輩出する名門牝系の出身で、さらにGⅠタイトルを重ねられる素質は持っている。マイルGⅠらしくスピードが求められるレースだが、シュネルマイスターなど欧州血統馬が活躍している点も見逃せない。

エコロブルームは母シュガーショックが米GⅢファンタジーSを制覇。半兄ラーゴム(父オルフェーヴル)がきさらぎ賞を勝っており、ポテンシャルの高い血筋だ。ボンドガールも母コーステッドが米GⅠ・BCジュベナイルフィリーズターフ2着、半兄ダノンベルーガ(父ハーツクライ)が共同通信杯勝ちという良血で、ともにチャンスはありそうだ。

近2年で見るとキングカメハメハ系が連勝中。ルーラーシップ産駒ディスペランツァは、半姉ルピナスリード(父ダイワメジャー)が6ハロンでも勝ち星を挙げたスピードの持ち主。父のスタミナと母系のスピードが合わさり、マイルがぴったりの印象だ。

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【NHKマイルC GI血ェック】大活躍のダイワメジャー産駒アスコリピチェーノ 2024年4月30日(火) 04:56

過去10年でダイワメジャーディープインパクトクロフネ産駒が2勝で並びトップ。3頭出しのダイワメジャー産駒は出走馬がいた2019、20、22年の過去3回連続で連対馬を出しており、素直に信頼したい。

3頭の中でも、S評価はアスコリピチェーノだ。母アスコルティは2勝ながら、祖母リッスンが英GⅠ・フィリーズマイルを制覇。世界中で活躍馬を輩出する名門牝系の出身で、さらにGⅠタイトルを重ねられる素質は持っている。マイルGⅠらしくスピードが求められるレースだが、シュネルマイスターなど欧州血統馬が活躍している点も見逃せない。

エコロブルームは母シュガーショックが米GⅢファンタジーSを制覇。半兄ラーゴム(父オルフェーヴル)がきさらぎ賞を勝っており、ポテンシャルの高い血筋だ。ボンドガールも母コーステッドが米GⅠ・BCジュベナイルフィリーズターフ2着、半兄ダノンベルーガ(父ハーツクライ)が共同通信杯勝ちという良血で、ともにチャンスはありそうだ。

近2年で見るとキングカメハメハ系が連勝中。ルーラーシップ産駒ディスペランツァは、半姉ルピナスリード(父ダイワメジャー)が6ハロンでも勝ち星を挙げたスピードの持ち主。父のスタミナと母系のスピードが合わさり、マイルがぴったりの印象だ。

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【ニュージーランドT2024】血統アナリシス 中山の急坂で活きるRobertoやDanzig、ノーザンテーストのパワーに注目 2024年4月5日(金) 12:00


中山芝1600mで施行されるようになった2000年以降で見ると、まだ2勝以上を挙げる種牡馬がいない難解な一戦。なお、2000年エイシンプレストン(父Green Dancer)、2002年タイキリオン(父Wild Again)、2004年シーキングザダイヤ(父Storm Cat)、2013年エーシントップ(Tale of the Cat)、2022年ジャングロ(父More Than Ready)と外国産馬が勝ち馬として多く名を連ねることも背景にあるだろう。

ほか、RobertoやDanzig、ノーザンテーストなどのパワーは中山の急坂で活きやすく、現行条件で最多となる3頭の連対馬を出しているダイワメジャー(母の父ノーザンテースト)は後継種牡馬の動向にも注視する価値がありそうだ。

エコロブルームは、父ダイワメジャー×母シュガーショック(母の父Candy Ride)。同産駒は【1.2.1.12】という成績を残すが、勝利をつかんだ12年カレンブラックヒルとは母の父がFappiano系種牡馬であること、母系にUnbridledを持つことで共通。なお、Fappiano系種牡馬を母の父に配された馬には、03年エイシンツルギザン、13年エーシントップも挙げられる。粘り強さに長けた血統構成を鑑みれば、中山替わりで真価を発揮して不思議ない。

カズミクラーシュは、父モーリス×母シャンボールフィズ(母の父キングカメハメハ)。まだ同産駒の好走例はないものの、父系祖父スクリーンヒーローは20年3着ウイングレイテスト、父系曽祖父グラスワンダーは06年1着マイネルスケルツィを出した。なお、父はRoberto、Danzig、ノーザンテーストのすべてを併せ持つ点でも動向を注視すべきだろう。一方、本馬は同じ母の父となる馬が出走機会3年連続連対中であることにも留意したい。

ボンドガールは、父ダイワメジャー×母コーステッド(母の父Tizway)。本馬もダイワメジャー産駒であることを素直に評価したい一頭で、母系にBlushing Groomの血を引く観点で17年3着ボンセルヴィーソ、19年2着メイショウショウブ、22年2着マテンロウオリオンを引き合いに出しやすい。半兄ダノンベルーガがキャリア2戦目で重賞制覇、母がアメリカの2歳G1で好走と仕上がりの早い血筋でもあり、早期完成度の高さは折り紙付き。

【血統予想からの注目馬】
エコロブルーム ①カズミクラーシュ ③ボンドガール

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ダイワメジャー産駒がJRA通算1300勝達成 2024年1月9日(火) 09:53

8日の中山12Rでスプレモフレイバーが1着となり、ダイワメジャー産駒はJRA通算1300勝を達成した。種牡馬としてJRA史上11頭目。GⅠは2012年NHKマイルC(カレンブラックヒル)など10勝。

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ダイワメジャーの関連コラム

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 先週からJRAは夏季競馬に突入し、新シーズン「ウマニティPOG 2023」も本格始動。開幕週の新馬を制したのは、テラメリタテラノヴァの2021)・シュトラウスブルーメンブラットの2021)・アトロルーベンス(キングスローズの2021)・ボンドガール(コーステッドの2021)・バスターコール(デグラーティアの2021)でした。獲得していた仮想オーナーの皆様、おめでとうございます。
 ちなみに、この5頭はいずれも単勝2番人気以内・単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた馬。東京競馬場で施行された3レースすべてをD.レーン騎手の騎乗馬が勝ち切っている点も興味深いところです。

 今回は、進行中の第2回入札や来週以降の入札に向けた指針とすべく、第1回入札の結果やその周辺情報を分析してみました。
 本稿の末尾には、注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100にランクインした馬と、該当馬の性・種牡馬・生産者・調教師をまとめてあります。なお、種牡馬別・生産者別・調教師別の頭数ランキング上位は下記の通りです。

【種牡馬別頭数ランキング】
ドゥラメンテ 11頭
ハーツクライ 9頭
レイデオロ 9頭
ブリックスアンドモルタル 8頭
モーリス 8頭
キズナ 6頭
キタサンブラック 5頭
ルーラーシップ 5頭
エピファネイア 4頭
サトノダイヤモンド 4頭
スワーヴリチャード 4頭
ロードカナロア 4頭
Frankel 3頭
オルフェーヴル 3頭
ハービンジャー 3頭
リアルスティール 3頭

【生産者別頭数ランキング】
ノーザンファーム 78頭
社台ファーム 5頭
社台C白老ファーム 4頭
下河辺牧場 3頭

【調教師別頭数ランキング】
木村哲也 7頭
矢作芳人 6頭
手塚貴久 5頭
須貝尚介 5頭
中内田充正 5頭
堀宣行 4頭
宮田敬介 3頭
高野友和 3頭
国枝栄 3頭
友道康夫 3頭

 調教師別頭数ランキングはJRA所属馬として登録済みの馬のみを対象としておりますのでご了承ください。

 種牡馬別頭数ランキングはドゥラメンテが単独トップ。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこの世代のPOGでかなりの支持を集めた点は高く評価するべきでしょう。評判の良い産駒はもちろん、現時点ではあまり話題になっていない、手頃な価格で落札できそうな産駒にも注目しておいた方が良いかもしれません。
 あとはブリックスアンドモルタルやレイデオロといった新種牡馬の産駒が人気を集めている点も見逃せないポイント。2023年の日本ダービーを制したタスティエーラサトノクラウンの初年度産駒でしたし、キャリアの浅い種牡馬に対する期待が高まっているように思います。
 生産者別頭数ランキングはノーザンファームの“一強”状態でした。種牡馬の勢力図がどう変わっていくか不透明な分、実績あるブリーダー=ノーザンファームの生産馬が例年以上に信頼されている印象。ここまで人気が集中するなら、過小評価されている他のブリーダーを狙ってみるのもひとつの手ですね。
 調教師別頭数ランキングで首位に立っていたのは木村哲也調教師。第1回で指摘した通り、POG期間の序盤~中盤における勝ち馬率の高さは頭ひとつ抜けていますから、管理予定馬はひと通りチェックしておいた方が良いかもしれません。あとは須貝尚介調教師・手塚貴久調教師・中内田充正調教師・堀宣行調教師・矢作芳人調教師あたりも、重視しているプレイヤーはかなり多い模様。意外な管理予定馬が争奪戦になる可能性もありますので、注意しましょう。

 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)でトップに君臨しているアイムユアーズの2021は、矢作芳人調教師が管理するノーザンファーム生産馬で、レイデオロ産駒の牡馬。スペシャルワールドで獲得に成功したのはヤクルト一筋さんですが、落札価格は1億0100万PPと、案外お手頃な水準でした。他のワールドも似たような状況でしたから、たとえ予算が心許なくても、入札に参加するだけの価値はあると思います。
 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)2位はフォースタークルックの2021、3位はドバイマジェスティの2021です。この2頭はいずれもノーザンファーム生産馬のドゥラメンテ産駒。スペシャルワールドにおいては、どちらも昨年のスペシャルワールドで2位となった実績のある四白流星タイテエムさんが落札していました。どのワールドもアイムユアーズの2021よりハイレベルな入札合戦となっていましたし、ノーザンファーム生産馬やドゥラメンテ産駒の注目度を考えても、おそらく実質的な“一番人気”はこの2頭のどちらか。これから獲得を目指すのであれば、入札の金額やタイミングをひと工夫するべきでしょう。

【注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100】
●順位 馬(性/種牡馬/生産者/調教師)
●1位 アイムユアーズの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/矢作芳人
●2位 フォースタークルックの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/矢作芳人
●3位 ドバイマジェスティの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●4位 サロミナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/池添学
●5位 リスグラシューの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●6位 ヤンキーローズの2021(牡/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●7位 ルールブリタニアの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/中内田充正
●8位 イスパニダの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/杉山晴紀
●9位 アエロリットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/菊沢隆徳
●10位 チェッキーノの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/木村哲也
●11位 シャトーブランシュの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/木村哲也
●12位 ラルケットの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/須貝尚介
●13位 マニーズオンシャーロットの2021(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/武幸四郎
●14位 モシーンの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/堀宣行
●15位 サンクボヌールの2021(牡/キタサンブラック/社台C白老ファーム/須貝尚介
●16位 コーステッドの2021(牝/ダイワメジャー/ノーザンファーム/手塚貴久
●17位 ブルーメンブラットの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/武井亮
●18位 ヒストリックスターの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/友道康夫
●19位 セルキスの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/※未登録)
●20位 ウェイヴェルアベニューの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●21位 サンブルエミューズの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/※未登録)
●22位 ジンジャーパンチの2021(牡/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/萩原清
●23位 ロカの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/木村哲也
●24位 アウェイクの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/池江泰寿
●25位 ブリッツフィナーレの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/下河辺牧場/中内田充正
●26位 プリンセスロックの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/斉藤崇史
●27位 テラノヴァの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/須貝尚介
●28位 スキアの2021(牡/キズナ/社台ファーム/※未登録)
●29位 ソウルスターリングの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/※未登録)
●30位 エスキモーキセスの2021(牡/ハーツクライ/社台ファーム/※未登録)
●31位 フォエヴァーダーリングの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/矢作芳人
●32位 ローザブランカの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高野友和
●33位 ユードントラヴミーの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/杉山晴紀
●34位 ブチコの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/須貝尚介
●35位 コールバックの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/※未登録)
●36位 ラヴズオンリーミーの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/矢作芳人
●37位 シーズアタイガーの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●38位 ジェンティルドンナの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●39位 ルミナスパレードの2021(牡/リアルインパクト/ノーザンファーム/木村哲也
●40位 ハルーワスウィートの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/友道康夫
●41位 インクルードベティの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●42位 カーミングエフェクトの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/木村哲也
●43位 メチャコルタの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/宮田敬介
●44位 セリエンホルデの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●45位 デグラーティアの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/田村康仁
●46位 キューティゴールドの2021(牡/サトノダイヤモンド/社台C白老ファーム/※未登録)
●47位 アッフィラートの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/社台C白老ファーム/堀宣行
●48位 ウィキッドリーパーフェクトの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/池江泰寿
●49位 リッスンの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●50位 サマーハの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/※未登録)
●51位 カンデラの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/手塚貴久
●52位 Starlet's Sisterの2021(牡/Siyouni/※外国産馬/矢作芳人
●53位 Waldjagdの2021(牡/Kingman/※外国産馬/矢作芳人
●54位 Stacelitaの2021(牡/Frankel/※外国産馬/※未登録)
●55位 マウレアの2021(牡/レイデオロ/下河辺牧場/手塚貴久
●56位 アールブリュットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●57位 シーウィルレインの2021(牝/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●58位 ナスノシベリウスの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ハシモトフアーム/武井亮
●59位 シャンブルドットの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/庄野靖志
●60位 ユキチャンの2021(牡/ヘニーヒューズ/ノーザンファーム/宮田敬介
●61位 トータルヒートの2021(牡/ハーツクライ/社台C白老ファーム/※未登録)
●62位 キングスローズの2021(牝/リアルスティール/ノーザンファーム/高野友和
●63位 Impedeの2021(牡/Kingman/※外国産馬/※未登録)
●64位 ロベルタの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/寺島良
●65位 シャルマントの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●66位 シュガーハートの2021(牡/ドゥラメンテ/ヤナガワ牧場/※未登録)
●67位 アロマドゥルセの2021(牡/ハービンジャー/ノーザンファーム/渡辺薫彦
●68位 レキシールーの2021(牡/ロードカナロア/ケイアイファーム/中内田充正
●69位 リビアーモの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/木村哲也
●70位 クロノロジストの2021(牝/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●71位 ミスエーニョの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●72位 グリューネワルトの2021(牝/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●73位 ボンジュールココロの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高柳大輔
●74位 クリスプの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●75位 アパパネの2021(牡/ブラックタイド/ノーザンファーム/※未登録)
●76位 ウイングステルスの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●77位 レッドラヴィータの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/手塚貴久
●78位 ベルダムの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/音無秀孝
●79位 アニメイトバイオの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/須貝尚介
●80位 サトノジュピターの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/堀宣行
●81位 チェリーコレクトの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●82位 デルフィニア2の2021(牝/No Nay Never/ノーザンファーム/国枝栄
●83位 コスモアクセスの2021(牡/キタサンブラック/コスモヴューファーム/畠山吉宏
●84位 スピードリッパーの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/堀宣行
●85位 カリンバの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/松下武士
●86位 ヴィルジニアの2021(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/※未登録)
●87位 リュズキナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/国枝栄
●88位 シェリールの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/稲垣幸雄
●89位 シャンパンルームの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/武幸四郎
●90位 リリサイドの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●91位 タイキオードリーの2021(牡/キタサンブラック/下河辺牧場/清水久詞
●92位 マイミスリリーの2021(牝/ロードカナロア/レイクヴィラファーム/手塚貴久
●93位 ハニージェイドの2021(牝/ダイワメジャー/追分ファーム/斎藤誠
●94位 ミセスワタナベの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/木村哲也
●95位 リンフォルツァンドの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/松下武士
●96位 ケイティーズハートの2021(牝/サトノクラウン/ノーザンファーム/※未登録)
●97位 ヴァシリカの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/国枝栄
●98位 キャレモンショコラの2021(牝/ミッキーアイル/ノーザンファーム/宮田敬介
●99位 オータムフラワーの2021(牡/オルフェーヴル/社台ファーム/友道康夫
●100位 アドマイヤローザの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/高野友和


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2022年6月2日(木) 10:22 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第2回ワールド上位者レビュー~
閲覧 3,227ビュー コメント 0 ナイス 6

 先週5月29日のダービーデイをもって、丸一年間に渡る「ウマニティPOG 2021」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果や上位に食い込んだプレイヤーの指名馬をご紹介します。

 ちなみに、現3歳世代の各馬がJRAのレースにおいて獲得した本賞金額ランキングは下記の通りです。

ドウデュース(牡 父ハーツクライ/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎) 35400万円
スターズオンアース(牝 父ドゥラメンテ/母サザンスターズ 高柳瑞樹厩舎) 31040万円
ダノンスコーピオン(牡 父ロードカナロア/母レキシールー 安田隆行厩舎) 21200万円
ジオグリフ(牡 父ドレフォン/母アロマティコ 木村哲也厩舎) 21100万円
イクイノックス(牡 父キタサンブラック/母シャトーブランシュ 木村哲也厩舎) 18500万円
アスクビクターモア(牡 父ディープインパクト/母カルティカ 田村康仁厩舎) 13770万円
サークルオブライフ(牝 父エピファネイア/母シーブリーズライフ 国枝栄厩舎) 13390万円
マテンロウオリオン(牡 父ダイワメジャー/母パルテノン 昆貢厩舎) 12690万円
スタニングローズ(牝 父キングカメハメハ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) 12640万円
セリフォス(牡 父ダイワメジャー/母シーフロント 中内田充正厩舎) 12400万円
ナムラクレア(牝 父ミッキーアイル/母サンクイーン2 長谷川浩大厩舎) 12130万円
ウォーターナビレラ(牝 父シルバーステート/母シャイニングサヤカ 武幸四郎厩舎) 11930万円
ナミュール(牝 父ハービンジャー/母サンブルエミューズ 高野友和厩舎) 11390万円
ジャングロ(牡 父More Than Ready/母Goodbye Stranger 森秀行厩舎) 10090万円
ダノンベルーガ(牡 父ハーツクライ/母コーステッド 堀宣行厩舎) 10000万円

 複数の産駒が1億円以上の本賞金を獲得した種牡馬は、ダイワメジャーハーツクライだけ。一方、実質的なラストクロップとして注目を集めたディープインパクトは、1億円以上の本賞金を獲得した産駒がアスクビクターモアのみでした。勝ち馬率や1頭あたり賞金は相変わらず優秀だったのですが、優勝を目指して“ディープインパクト産駒固め”を敢行したプレイヤーにとっては、やや物足りない成績だったかもしれません。2歳新馬が始まるくらいの時期にドラフトを行う一般的なPOGと違い、この「ウマニティPOG」は既にデビューした馬の追加指名も可能なルール。こうした展開を読めたかどうか、そしてそれに応じた入札戦略を立てられたかどうかが、最終的な明暗を分けたシーズンと言えるのではないでしょうか。

 こんな状況の中、最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。総獲得賞金は全ワールドを通じてトップの11億4798万円でした。
 ご存じの方も多いと思いますが、スペシャルワールドは1頭1オーナー制。仮想オーナー募集枠が順次解放され、1頭の馬を最大12~37名が獲得できる他のワールドと違い、他のプレイヤーが獲得した馬にはもう入札できないのです。これほど大きなハンデキャップを背負ったうえで他ワールドのチャンピオンを上回ったわけですから、少なくとも前シーズンにおいては、アタマひとつ抜けた相馬眼の持ち主であったと言えます。ウマニティユーザーだけでも数十万人はいるわけですし、対象を“日本全国のPOGプレイヤー”まで広げても、まず間違いなく五指には入ってくるレベルの驚異的な成績と言って良いでしょう。
 バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは、G1を2勝したドウデュースや、5月8日のNHKマイルカップを制したダノンスコーピオンを指名していました。特筆しておきたいのは、この2頭を含む指名馬20頭すべてをデビュー前の入札で獲得している点。実際のレースぶりを見てから追加指名した馬は一頭もいません。これなら、仮に一般的なルールのPOGであってもドウデュースダノンスコーピオンを指名できていたはず。今週末以降にプライベートのドラフトを控えていらっしゃる方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんの第1回入札をチェックしてみてください。

 G1ワールドを制したのは一粒万倍さん。オークス週の終了時点ではよ~じさんに次ぐ2番手でしたが、ドウデュース日本ダービー制覇により突き抜けました。
 最大の勝因はスターズオンアースの筆頭仮想オーナーとなっていた点。各ワールドで優勝を果たしたプレイヤーのうち、もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」がスターズオンアースだったのは、一粒万倍さんだけです。筆頭仮想オーナーは獲得賞金が1.5倍になるルールとなっており、ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきます。ちなみに、筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。可能な状況であれば、積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。

 G2ワールドを制したのはロシアン@さん。もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」は、筆頭仮想オーナーでもあったダノンスコーピオンでした。ただし、ロシアン@さんは朝日杯FSが終わった直後の第30回入札でドウデュースを獲得しており、これが決め手となってチャンピオンの座を射止めています。たとえG1ウイナーであっても、まだまだ稼いでくれる余地があると判断したならば、注目度の高さに臆することなく追加指名を検討したいところです。

 G3ワールドを制したのはKarpinさん。2位のほあかPさんに3億ポイント近い差をつけていましたから、完勝と言って良いでしょう。Karpinさんはドウデュースの筆頭仮想オーナーで、ダノンスコーピオンもデビュー戦後に獲得。「ドウデュースダノンスコーピオンを両方とも指名し、なおかつどちらかの筆頭仮想オーナーになる」というのが、前シーズンの“正解”だったのだと思います。優勝を狙うのであれば、こういった“正解”の存在もイメージしながら指名戦略を立てたいところです。

 オープンワールドを制したのは数馬三択さん。オークス週の終了時点で断然のトップに立っており、そのまま逃げ切り勝ちを果たしました。改めて指名馬を拝見してみると、デビュー前に獲得していたセリフォスダノンスコーピオンだけでなく、他にも4頭の指名馬が獲得後の重賞を勝っているという非常に層の厚いラインナップ。相馬眼はもちろん、入札の巧みさも一枚上だったということでしょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2021年5月26日(水) 11:57 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第1回 POG的データ分析~
閲覧 5,094ビュー コメント 0 ナイス 7

 丸一年間に渡って開催されてきた「ウマニティPOG 2020」もいよいよラストウィーク。日本ダービー当日の5月31日をもって各ワールドのチャンピオンが確定します。来週公開予定の「伊吹雅也のPOG分析室」第2回では、最終結果を詳しくお伝えする予定です。

 来週からは通算9シーズン目の「ウマニティPOG 2021」がスタート。第1回の入札に向け、指名候補選びも最終段階に入っているところでしょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名馬の選択や絞り込みに活用できる各種データを紹介したいと思います。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ例年の2回中山・1回阪神閉幕週まで(変則的な開催スケジュールとなった2021年も2回中山・1回阪神閉幕週まで)のレースのみ」としました。

 まずは種牡馬別成績をご覧ください。



 トップはやはりディープインパクト。勝ち馬率、1頭あたり賞金とも現4~6歳世代の数字よりはやや下がっているのですが、それでも2番手グループ以下に大きな差をつけています。
 ただ、皆さんもご存知の通り、ディープインパクトは現2歳世代が実質的なラストクロップ。来シーズンからはもう“ディープインパクト固め”ができなくなるので、今のうちに2番手グループ以下の勢力図をより強く意識しておくべきかもしれません。
 ディープインパクトと同様に現2歳世代がラストクロップとなるキングカメハメハを除くと、集計期間中の出走頭数が60頭以上、かつ1頭あたり賞金が五百万円台だったのはキズナダイワメジャーハーツクライモーリスの4種牡馬。なお、比較的若い世代のキズナモーリスは、それぞれ勝ち馬率がキングカメハメハダイワメジャーハーツクライの数字をわずかに上回っていました。ディープインパクトキングカメハメハを種付けされていた繁殖牝馬が回ってくれば、今後は勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字がさらに上向くんじゃないでしょうか。

 続いてご覧いただくのは、生産者別成績です。



 毎年のことながら、このカテゴリはノーザンファームが断然のトップ。賞金合計は105億円超で、他のトップブリーダーとは桁がふたつ違います。選択肢が豊富なうえ、勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字もこれだけ飛び抜けているのですから、限られた時間を使って効率的に指名候補を選ぶなら「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」くらいの方針で臨むべきかもしれません。
 なお、集計期間中の出走頭数が60頭以上だった生産者のうち、他に勝ち馬率が40%を超えていたのはレイクヴィラファームだけでした。ご存知の方も多いと思いますが、このレイクヴィラファームはノーザンファームと技術提携を行っているブリーダーです。グローリーヴェイズなど、近年は重賞で活躍する生産馬も増えてきましたし、ノーザンファームと同等に評価しても良いでしょう。
 あとはノースヒルズも見逃せない存在。コントレイルが1頭あたり賞金を引き上げたとはいえ、もともと勝ち馬率は優秀でしたから、引き続きマークしておくべきだと思います。
 一方、やや心配なのは社台ファーム。ノーザンファームとの差が開いてしまったのは仕方ないにしても、今回の集計では1頭あたり賞金が同じ“社台グループ”の追分ファームや社台C白老ファームよりも下の水準まで落ち込んでしまいました。魅力的な生産馬はたくさんいるのですが、扱いに注意すべきかもしれません。

 最後に、調教師別成績をご覧いただきましょう。



 集計期間中の出走頭数が60頭以上だった調教師に限定すると、勝ち馬率、1頭あたり賞金ともに友道康夫調教師がトップ。コンスタントに活躍馬を輩出していますし、今年も素直に信頼して良さそうです。
 あとは中内田充正調教師、藤沢和雄調教師あたりも同等の存在と見て良さそう。ただし、藤沢和雄調教師は来年2月いっぱいで定年となりますから、これまでと同じように頼ることはできません。
 来シーズン以降にも目を向けるならば、池添学調教師・斉藤崇史調教師・西村真幸調教師といった、比較的若い世代のトップトレーナーをチェックしておくべきだと思います。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2020年6月1日(月) 10:33 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2020) ~第1回 POG的データ分析~
閲覧 4,813ビュー コメント 0 ナイス 13

 日本ダービー当日の5月31日をもって「ウマニティPOG 2019」が終了。丸一年間に渡って繰り広げられた各ワールドのチャンピオン争いに終止符が打たれました。各ワールドの最終結果やその分析は「伊吹雅也のPOG分析室」第2回で詳しくお伝えする予定です。

 今週からは通算8シーズン目の「ウマニティPOG 2020」がスタートします。ルールやスケジュールは基本的に昨年と同様で、現在は第1回の入札を受け付け中。皆さんの指名候補選びも最終段階に入っているところでしょう。

 例年と同じく、第1回の本稿では、指名馬の選択や絞り込みに活用できる各種データを紹介することにしました。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり本賞金です。昨今はPOG期間の中盤までに大勢が決しがちなので、今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ新馬が施行されている週(例年の2回中山・1回阪神閉幕週)までのレースのみ」としています。

 まずは種牡馬別成績をご覧ください。



 毎年同じことを書いているような気もしますが、このカテゴリーにおいてはディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在。他のトップサイアーと比較すれば、勝ち馬率50%超、1頭あたり賞金1000万円超という数字の凄さがおわかりいただけるでしょう。少なくとも「大負けを避ける」「上位進出の足掛かりにする」という意味では、ディープインパクト産駒を片っ端から指名していくのが最適解なのかもしれません。
 2番手グループを引っ張っているのはダイワメジャー。実績のわりに注目度が低く、個人的にも以前から良くお世話になっている種牡馬です。そして、このダイワメジャーに肉薄したのが昨年の新種牡馬だったキズナ。多少の波はあるかと思いますが、今後もしっかり注目しておくべきだと思います。
 ちなみに、ハーツクライは現3歳世代に限ると勝ち馬率が35%、1頭あたり賞金が886万円。近年はディープインパクトと同格扱いされることも多く、扱いが難しい存在ではあるものの、人気に実績が追い付きつつあるような印象を受けました。

 続いて、生産者別成績をご覧いただきましょう。



 こちらもノーザンファームの“一強”状態。物足りない成績だったとされている現3歳世代ですらサリオスレシステンシアがいるわけで、もう次元が違うとしか言い様がありません。この「ウマニティPOG」はデビュー後に追加指名することも可能なルールですから、「序盤の入札でノーザンファーム生産馬の手駒を揃える」「他ブリーダーの生産馬はデビュー戦のパフォーマンスを見て判断する」といった作戦で臨むのも良さそうです。
 2番手グループを形成しているのはノースヒルズ・ケイアイファームあたり。もっとも、現3歳世代に限定した数字を見ると、ノースヒルズは勝ち馬率が44%、1頭あたり賞金が1121万円、ケイアイファームは勝ち馬率が21%、1頭あたり賞金が293万円となっています。頭数の差を考えると仕方がないこととはいえ、ノーザンファームに比べると安定感を欠いていますから、扱いに注意すべきでしょう。
 なお、社台ファームは勝ち馬率が25%、1頭あたり賞金が378万円どまり。コスモヴューファームやビッグレッドファームといった、いわゆる“マイネル勢”はさらに低水準でした。ノーザンファームの対抗格とされることも多い大手ブリーダーですが、これだけ成績差が開いてしまうとあまり強調できません。

 最後にご覧いただくのは調教師別成績です。



 集計期間中の出走頭数は60頭に満たなかったものの、藤沢和雄(勝ち馬率67%、1頭あたり賞金1310万円)、堀宣行(勝ち馬率62%、1頭あたり賞金1037万円)あたりも優秀な成績を収めています。リーディング上位クラスとそれ以外の差が大きいファクターですし、トップトレーナーが管理する予定の馬は、たとえ前評判が低くてもひと通りチェックしておきましょう。
 ひとつ補足しておくと、現3歳世代に限定した成績がそれ以前よりも良かったのは手塚貴久(勝ち馬率44%、1頭あたり賞金1202万円)、西村真幸(勝ち馬率61%、1頭あたり賞金1201万円)あたり。開業7年目でまだ評価が上がり切っていない西村真幸は絶好の狙い目かもしれませんね。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年7月3日(水) 11:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第6回早期デビューの未出走馬~
閲覧 5,324ビュー コメント 0 ナイス 2

 早くも開幕から1か月が経過した「ウマニティPOG 2019」。JRAでは先週までに362頭の馬がデビューを果たし、32頭が新馬を、7頭が未勝利を勝ち上がりました。今後は7月20日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1600m)、7月21日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)を皮切りに、重賞やオープン特別のレースも施行されるようになります。

 もちろん、まだゲームとしては序盤の段階ですし、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはだいぶ先。いまからエントリーする方でも優勝を狙えるのが「ウマニティPOG」ならではの醍醐味です。ただ、既にクラシック戦線での活躍を期待されるような評判馬が勝ち上がっているうえ、2勝目を目指す馬が増えてくる今後は、入札の状況にもいろいろな変化があるはず。相応の対策を踏まえたうえで戦略を練るべきでしょう。

 入札の参考にしていただくべく、今回はデビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬をまとめてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月1日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニングセンターで6月1日から7月1日までの期間中に坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む)」を抽出。今回はその中から注目すべきファクターごとに該当馬をご紹介します。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「注目POG馬ランキング(2019/07/02 00:00更新)」で100位以内に入っていた該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング(2019/07/02 00:00更新)」の順位、並び順は父名順→母名順です。

ギルデッドミラー(牝 父オルフェーヴル/母タイタンクイーン 松永幹夫厩舎) ※35位
オーソリティ(牡 父オルフェーヴル/母ロザリンド 木村哲也厩舎) ※83位
ルリアン(牡 父キズナ/母フレンチバレリーナ 佐々木晶三厩舎) ※56位
ジュンライトボルト(牡 父キングカメハメハ/母スペシャルグルーヴ 友道康夫厩舎) ※20位
ゴールドティア(牝 父キングカメハメハ/母ヒストリックスター 池添学厩舎) ※39位
ヒートオンビート(牡 父キングカメハメハ/母マルセリーナ 松田国英厩舎) ※72位
レーヴドゥロワ(牡 父キングカメハメハ/母レーヴディソール 池江泰寿厩舎) ※22位
サトノゴールド(牡 父ゴールドシップ/母マイジェン 須貝尚介厩舎) ※73位
ヴェルテックス(牡 父ジャスタウェイ/母シーイズトウショウ 厩舎未登録) ※47位
ヴァーダイト(牡 父ディープインパクト/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※58位
スパングルドスター(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※42位
リズムオブラヴ(牝 父ディープインパクト/母ミュージカルウェイ 藤原英昭厩舎) ※18位
タイミングハート(牡 父ディープインパクト/母リッスン 武幸四郎厩舎) ※85位
ダノングロワール(牡 父ハーツクライ/母ソーメニーウェイズ 国枝栄厩舎) ※70位
マイラプソディ(牡 父ハーツクライ/母テディーズプロミス 友道康夫厩舎) ※32位
ヴァンタブラック(牡 父ブラックタイド/母プチノワール 須貝尚介厩舎) ※25位
エレガントチャーム(牝 父ルーラーシップ/母オリエントチャーム 菊沢隆徳厩舎) ※65位
ヴィクターバローズ(牡 父ロードカナロア/母モスカートローザ 堀宣行厩舎) ※53位

 ほぼ同様の方法でピックアップした昨年の一覧には、カテドラルクラージュゲリエコントラチェックシェーングランツダノンチェイサーあたりがいました。3回東京や3回阪神でデビューする評判馬はどうしても注目を集めてしまいますが、現5歳世代のソウルスターリング、現4歳世代のワグネリアンなど、この時期にデビューした活躍馬もたくさんいます。
 なお、ヴェルテックスシーイズトウショウの2017)はまだJRAに登録されていないものの、この馬はシルクレーシングの所属馬で、池江泰寿厩舎に入厩予定とのこと。6月末から栗東の坂路に入っていますので、近いうちに登録されるでしょう。血統からも非常に楽しみな一頭です。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「POG的データ分析」を参考に、有力と思われる馬をピックアップしてみました。
 気になるディープインパクト産駒は下記の通り。

レイドバックライフ(牝 父ディープインパクト/母アルーリングライフ 矢作芳人厩舎)
オムニプレゼンス(牝 父ディープインパクト/母ヴァレリカ 国枝栄厩舎)
スマイルカナ(牝 父ディープインパクト/母エーシンクールディ 高橋祥泰厩舎)
サマービート(牡 父ディープインパクト/母オータムメロディー 藤原英昭厩舎)
サトノパシュート(牡 父ディープインパクト/母キャンディネバダ 厩舎未登録)
ヴァーダイト(牡 父ディープインパクト/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※58位
スパングルドスター(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※42位
サクラジマテソーロ(牡 父ディープインパクト/母ステラマドレード 田中博康厩舎)
ソフトフルート(牝 父ディープインパクト/母ストロベリーフェア 厩舎未登録)
マジックキャッスル(牝 父ディープインパクト/母ソーマジック 国枝栄厩舎)
ディープキング(牡 父ディープインパクト/母ダリシア 藤原英昭厩舎)
ゴールデンレシオ(牡 父ディープインパクト/母ディヴィナプレシオーサ 国枝栄厩舎)
ブラックマジック(牡 父ディープインパクト/母ナイトマジック 戸田博文厩舎)
シャドウブロッサム(牝 父ディープインパクト/母ヒアトゥウィン 厩舎未登録)
ジュヌヴィエーブ(牝 父ディープインパクト/母プラスヴァンドーム 中内田充正厩舎)
アトリビュート(牝 父ディープインパクト/母ブラックエンブレム 高野友和厩舎)
イースセティクス(牝 父ディープインパクト/母プリティカリーナ 萩原清厩舎)
ブルーミングスカイ(牡 父ディープインパクト/母ブルーミンバー 角居勝彦厩舎)
サンデーミラージュ(牡 父ディープインパクト/母ミセスリンゼイ 宮本博厩舎)
リズムオブラヴ(牝 父ディープインパクト/母ミュージカルウェイ 藤原英昭厩舎) ※18位
マテンロウディーバ(牝 父ディープインパクト/母ライトニングパール 厩舎未登録)
タイミングハート(牡 父ディープインパクト/母リッスン 武幸四郎厩舎) ※85位
リリーピュアハート(牝 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 藤原英昭厩舎)
ランクリッツ(牝 父ディープインパクト/母レインボーダリア 浅見秀一厩舎)
マンドゥ(牡 父ディープインパクト/母レディジョアン 加藤征弘厩舎)

 現在の日本競馬界を代表する種牡馬ということもあり、当然ながら入厩先もなかなか豪華なラインナップになっています。いわゆる“POG本”などで大きく取り上げられた馬もいますが、この中から穴っぽいところを狙ってみても面白そうです。

 ノーザンファームの生産馬はかなり多かったので、ディープインパクト以外の有力種牡馬、すなわちキングカメハメハダイワメジャーロードカナロアの産駒のみをご覧いただきましょう。

ジュンライトボルト(牡 父キングカメハメハ/母スペシャルグルーヴ 友道康夫厩舎) ※20位
ゴールドティア(牝 父キングカメハメハ/母ヒストリックスター 池添学厩舎) ※39位
コスミックエナジー(牝 父キングカメハメハ/母ミクロコスモス 高野友和厩舎)
ミアマンテ(牝 父キングカメハメハ/母ミスエーニョ 木村哲也厩舎)
レーヴドゥロワ(牡 父キングカメハメハ/母レーヴディソール 池江泰寿厩舎) ※22位
ペールエール(牡 父ダイワメジャー/母アピール2 安田隆行厩舎)
シャレード(牝 父ダイワメジャー/母ヴィヤダーナ 藤原英昭厩舎)
ショコラブリアン(牝 父ダイワメジャー/母カトマンドゥ 尾関知人厩舎)
ミュアウッズ(牝 父ダイワメジャー/母カリフォルニアネクター 尾関知人厩舎)
キャルハーフムーン(牡 父ダイワメジャー/母フィエラメンテ 萩原清厩舎)
フォーテ(牡 父ロードカナロア/母エノラ 藤原英昭厩舎)
サトノヴィーナス(牝 父ロードカナロア/母サトノユリア 平田修厩舎)
ビオグラフィー(牝 父ロードカナロア/母チアズメッセージ 藤岡健一厩舎)
ラフマニノフ(牡 父ロードカナロア/母ハッピーテレサ 石坂正厩舎)
ヴィクターバローズ(牡 父ロードカナロア/母モスカートローザ 堀宣行厩舎) ※53位
エルサフィーロ(牡 父ロードカナロア/母ローガンサファイア 厩舎未登録)

 調教師別成績の上位組を見ると、下記の馬たちが入厩済みでした。

池江泰寿調教師>
レザネフォール(牡 父キングカメハメハ/母ラナンキュラス 池江泰寿厩舎)
レーヴドゥロワ(牡 父キングカメハメハ/母レーヴディソール 池江泰寿厩舎) ※22位

藤沢和雄調教師>
スパングルドスター(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※42位

中内田充正調教師>
ノクターンノーツ(牝 父Medaglia d'Oro/母サマーソワレ 中内田充正厩舎)
フリークアウト(牝 父キンシャサノキセキ/母ラスティックフレイム 中内田充正厩舎)
ジュヌヴィエーブ(牝 父ディープインパクト/母プラスヴァンドーム 中内田充正厩舎)
クラヴァシュドール(牝 父ハーツクライ/母パスオブドリームズ 中内田充正厩舎)
ヴァリッドブラック(牡 父ブラックタイド/母ヴァリディオル 中内田充正厩舎)

友道康夫調教師>
ジュンライトボルト(牡 父キングカメハメハ/母スペシャルグルーヴ 友道康夫厩舎) ※20位
マイラプソディ(牡 父ハーツクライ/母テディーズプロミス 友道康夫厩舎) ※32位
アドマイヤリゲル(牡 父ハービンジャー/母アドマイヤキュート 友道康夫厩舎)

角居勝彦調教師>
ヴェニュセマース(牝 父Siyouni/母スターズアンドクラウズ 角居勝彦厩舎)
ブルーミングスカイ(牡 父ディープインパクト/母ブルーミンバー 角居勝彦厩舎)

堀宣行調教師>
ヒシエレガンス(牡 父ハービンジャー/母ヴェルザンディ 堀宣行厩舎)
ヴィクターバローズ(牡 父ロードカナロア/母モスカートローザ 堀宣行厩舎) ※53位

 中内田充正厩舎はまだJRAの2歳戦を1回しか使っていませんが、ここからデビューラッシュとなりそう。しっかり注目しておきたいところです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年6月12日(水) 13:26 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第4回新馬戦勝ち馬レビュー~
閲覧 3,109ビュー コメント 0 ナイス 6

今回を含む3週は、「POG分析室」の番外編として、JRAの新馬で優勝を果たした馬たちのプロフィールを紹介していきます。まずは6月1日(土)、6月2日(日)、6月8日(土)、6月9日(日)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2019年06月01日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】リアアメリア(U指数79.1)
牝 父ディープインパクト/母リアアントニア 中内田充正厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。母のリアアントニアは現役時代にBCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)などを制しています。もともと前評判の高い馬でしたが、デビュー戦後はさらに評価が上がった印象。今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

■2019年06月01日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】カイトレッド(U指数73.0)
牝 父ゴールドヘイロー/母ニシノマドカ 和田雄二厩舎
→2018年の北海道サマーセールで購買されており、価格は378万円。半兄に2018年札幌2歳ステークス2着のナイママがいます。SANSPO.COMによれば、この後は7月21日(日)の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)か8月3日(土)のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を目指す模様。引き続き目が離せません。

■2019年06月02日 阪神05R 芝1400m内
【優勝馬】タイセイビジョン(U指数83.7)
牡 父タートルボウル/母ソムニア 西村真幸厩舎
→2017年のセレクトセールで購買されており、価格は1944万円。半兄に2018年毎日杯4着のノストラダムスがいます。ちなみに、母のソムニアも2009年函館2歳ステークスで3着に健闘した実績馬。U指数の高さだけでなく、血統背景からも注目に値する一頭と言えるでしょう。

■2019年06月02日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】サリオス(U指数75.4)
牡 父ハーツクライ/母サロミナ 堀宣行厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。半姉に2017年エルフィンステークス1着のサロニカ、2018年ローズステークス2着のサラキアがいます。また、母のサロミナは現役時代にドイツオークス(独G1)を制している馬。クラシック戦線でも活躍を期待できそうです。

■2019年06月02日 東京06R 芝1600m
【優勝馬】モーベット(U指数70.9)
牝 父オルフェーヴル/母アイムユアーズ 藤沢和雄厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は3500万円。母のアイムユアーズは現役時代に2012年フィリーズレビューなどを制しています。全体的にやや晩成なオルフェーヴル産駒とはいえ、この母の仔なら完成は早いはず。なお、SANSPO.COMによれば、この後はノーザンファーム天栄に移動する予定とのことでした。

■2019年06月08日 阪神05R 芝1200m内
【優勝馬】トリプルエース(U指数74.6)
牡 父Shamardal/母Triple Pirouette 斉藤崇史厩舎
→外国産馬ですが、母のTriple Pirouette(トリプルピルエット)は日本で現役生活を送った馬。アイルランドに移動してからは2頭目の産駒となります。現3歳の半兄Isosceles(父ルーラーシップ)はアイルランドで勝ち上がりを果たした模様。国内供用時の半兄にもJRAで4勝をマークしたクワドループルなどがいますし、将来が楽しみです。

■2019年06月08日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】グランチェイサー(U指数77.2)
牡 父ダイワメジャー/母キャッスルブラウン 矢野英一厩舎
→母のキャッスルブラウンは現役時代にJRAで3勝をマーク。半兄に2015年クロッカスステークスなどを制したニシノラッシュがいます。POG期間中の勝ち馬率や一頭あたり賞金が高いダイワメジャー産駒ですから、大きな舞台でも活躍を期待して良いんじゃないでしょうか。

■2019年06月09日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】ルーチェデラヴィタ(U指数77.9)
牝 父キズナ/母トウカイライフ 西村真幸厩舎
→2018年のJRAブリーズアップセールで購買されており、価格は1512万円。半姉にJRA1勝のサーチュインがいます。この馬が早々に勝ち上がったことで、新種牡馬のキズナはさらに注目度がアップしそう。今後の入札に影響があるかもしれません。

■2019年06月09日 東京05R 芝1800m
【優勝馬】ワーケア(U指数78.1)
牡 父ハーツクライ/母チェリーコレクト 手塚貴久厩舎
→2017年のセレクトセールで購買されており、価格は12420万円。半姉にJRA4勝の現役馬ダノングレースがいます。母のチェリーコレクトは現役時代にイタリアオークス(伊G2)などを制している馬。もともと注目を集めていた評判馬だけに、今後も入札が集中しそうです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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ダイワメジャーの口コミ


口コミ一覧

NHKマイルカップ 予想

 エスプレッソ 2024年5月5日() 04:53

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今年のNHKはいいメンバーが集まりましたね
いい意味で混戦になり楽しみです


まずNHKマイルの傾向
血統についてはある程度前回、前々回に書いたので詳しいことは省きます

過去10年の連対馬の全てが父、母父共にサンデー系、ミスプロ系、ノーザンダンサー系この3系統しか連対していません
ナスルーラ系やその他の系統が父か母父の場合割引が必要だと思います

父も母父もマイル型がベスト
父か母父のどちらかが中距離型、もう一方がマイル型がベター
どちらも中距離型は割引が必要だと思います

父が日本のマイルで活躍したもしくは産駒にマイル実績がある種牡馬に母方は欧州型がベストです
米国型の父にはサンデー系の母がベターだと思います


穴馬のタイプは
鋭い差し脚は持っているがイマイチ差し届かないタイプ
ここまで緩いペースで差し届かなかったが、G1でペースが速くなりこれまで不発だった末脚が爆発するタイプ

距離不安だと思われているタイプ

東京巧者の3タイプがほとんどです
稀に謎の激走タイプもいますが…


予想
◎ ⑭ アスコリピチェーノ
血統的にはマイル戦NHKでも実績充分のダイワメジャーが父で母父は欧州型ノーザンダンサー系のデインヒルダンサーで理想的な血統です
鞍上もルメール騎手に戻り、実績を考えてもマイナス要素がありません


○ ⑤ ボンドガール
血統的には父がダイワメジャーでいいのですが、母父がインテント系?インリアリティーの系統のティズウェイなのが不安材料です
ティズウェイは早熟傾向で完成度の高さはあるのかと思います
前走はエコロブルームが内を突こうとしたが進路がなくブレーキをかけて外に持ち出すと言うかなりのロスがあったにもかかわらず差し切られた内容で数字以上に完敗だったと思います


▲ ⑫ ゴンバデカーブース
▲と言うより?が妥当かと思います。仕上がり具合と成長度次第だと思います
前走のサウジRCは最後の直線ボンドガールと並んだところで2頭の叩き合いになるかと思った瞬間、一気に加速してボンドガールを置き去りにしました
血統的には米国型ノーザンダンサー系のブリックスアンドモルタルが父、母父はディープインパクトとベターなタイプだと思います
パドックとかを見て考えたいと思います


△ ⑨ キャプテンシー
前前走は中山マイルでは珍しく2ハロン目3ハロン目を速いラップで逃げて全体時計も1分32秒5と優秀です。全体のラップは2016年のメジャーエンブレムがNHKマイルを逃げて勝った時のラップによく似た逃げ方です
前走はデムーロ騎手が逃げずに大敗だったので、今回は逃げるのではと思っています。そして前前走の様なラップで逃げれば面白いと思います
土曜日の結果は中段より前の馬が掲示板独占でした
母がヴィクトリアマイルの勝ち馬アドマイヤリードも魅力です

△ ② ノーブルロジャー
内枠で馬の並びを見るといい位置を取れるかと思います
血統的には米国型×米国型で一定の速いラップで淡々とした流れになると強いのかも知れません


× ⑥ ロジリオン
千四をメインに使われてきた馬で距離不安もありますが末脚はしっかりしたタイプです。無難な乗り方は上手い戸崎騎手に戻るのも合うと思います
母父が米国型ナスルーラ系で血統的には合わない印象ですが穴馬にはデータ不要だと思っています


× ⑮ マスクオールウィン
血統は時々激走するノーザンダンサー系のストームキャットの系統の父に母方はサンデー系ハーツクライでそこそこやれてもいい感じかと思います
末脚はしっかりしたタイプで岩田騎手(父)が上手く経済コースに潜り込ませてくれれば面白い穴馬だと思います


× ⑯ ジャンタルマンタル
母父は米国型ナスルーラ系で、前々回の日記に書いたのですが、血統的には消したいところです
ただこれまでの実績を考えると一応押さえます
前走は小回りコースにしては持続ラップでこの馬には合っていたと思いますが、ゴール前で後ろの馬にも詰められていた事、共同通信杯でも伸びきれなかった事を考えると東京は向かないような気もします
それに中2週で再度の輸送はかなりハードです
外枠もこの馬には割引材料かと思います


アスコリは不動の本命で、あとはパドックを見て決めたいと思います

 覆面ドクター・英 2024年5月2日(木) 21:35
覆面ドクター 英 の  NHKマイルC 2024
閲覧 739ビュー コメント 0 ナイス 11

まずは先週の回顧から。またまた素直に買えば良かったのに、という結果でした。ドゥレッツアに本命打ちましたが、掛かって、終いはズルズルと後退。ちょっと熱中症みたいな感じもあったようです。勝ったテーオーロイヤルは本格的ステイヤー過ぎて本命打つのに躊躇しちゃいましたが、強い勝ち方でした。ヒモの2頭もしっかり評価できてたし、タスティエーラは復活確認できるまで消して妙味と書いたのも当たってはいるのですが、軸があれじゃ・・。このところ絞り込みは良いのですが、軸がダメな状況なので今週こそ脱却したいです。菱田騎手は、元々腕あるので、G1初制覇で乗り馬の質あがりそうで良かったです。あとは調教に朝寝坊しないよう、本人が出遅れないように頑張ってもらえれば(笑)

それでは今週のNHKマイルCの話題へ。昔はクラシックに出れないマル外が、別にマイラーなわけでなくても力を見せつけて鬱憤晴らすようなレースでした。近年は距離適性考慮してオークスやダービーに向かわずマイルに駒を進めてくる強豪馬が多くなり、なかなかレベルの高い馬が揃うレースとなってきました。三冠目の菊花賞に向かわず秋の天皇賞に向かう連中が出てきた時はびっくりしましたが、それと同様、距離適性重視でのレース選択は春にもみられるようになってきたのだと思います。ただ皐月賞からは中2週となり、きついのでもう1週くらい後ろに下げた日程になると、更にいい馬が出てくるのかも。今年も皐月賞で直線一旦先頭で、川田騎手のガチ追いからの中2週のジャンタルマンタルが、調教みると疲れてそうだが、頑張れるかどうかが焦点か。またそのライバルの桜花賞2着馬アスコリピチェーノが調教の動きは絶好だが、今週から復帰のルメール騎手が、肋骨骨折・外傷性気胸・肺挫傷からの参戦ですが、もう大丈夫と言っても(帰国すぐには60%と)絶対痛いし、体力は落ちてるし大変な状況で、どうか、というところでしょうか。それでは恒例の全頭診断へ。

<全頭診断>
1番人気想定 ジャンタルマンタル:共同通信杯で、追いかけるもむしろ突き放されたのもあり、ジャスティンミラノに勝つのには後ろから行ったらダメだと、早め先頭からの押し切りを図るも、最後差されたが、かなり強い競馬を見せた。ダービでなく間隔詰まったここを使ってきたようにマイル近辺がいい馬なのだろうが、あの時計での早め先頭からの川田騎手のガチ追い後からの中2週を示すように調教の動きは良くない。間隔詰まってるから軽めとかいうだけでなく皐月賞前調教が素晴らしすぎたのもあり、仕掛ける前に口割ったりのイラつき感もあり、イレこんでレース前に消耗とか、好スタートがあだになって掛かって撃沈とかもありえるデキ。能力高いのは言うまでもないが・・。

2番人気想定 アスコリピチェーノ:桜花賞は、ステレンボッシュというよりモレイラ騎手にやられた感じの絶妙のコース取りをされての2着。今回は4か月ぶりを叩いて調教の動きは抜群のデキで、輸送もない関東での競馬でもあり、かなり有力。ただこのデキなら、良くも悪くも通常運転の北村宏騎手の継続騎乗の方が良かったのでは。ルメール騎手は今週末は、かなり騎乗数を絞ってくるだろうが、それにしてもちょっと復帰無理して早めすぎな印象。あっさり勝って、走るのは馬ですから、くらいのコメントするかもしれないが。

3番人気想定 ゴンバデカーブース:サウジアラビアRCをシンガリ一気の追い込みを見せ能力かなり感じさせたが、12/28のホープフルSは一応「感冒」ということで取り消したが1月10日にノド鳴りの手術したように本当の理由はノド鳴りだったと思います。手術は成功と報道ありましたが、今回の調教はホープフルS前の迫力は全くなく、ホープフルSでは本命打とうとした馬だが、今回はモレイラ騎手騎乗もあり人気でもあり妙味全くなし。能力自体はかなり高いだろうが、今回は本命打とうとは、全く思えない。

4番人気想定 ノーブルロジャー:シンザン記念勝ち、毎日杯2着と好走しているのだが前走毎日杯でメイショウタバルから5馬身離されたのもあり、ちょっと地味に見えるが毎日杯からある程度間隔あるのもあり、調教の動きは絶好。ジャンタルマンタルと同じパレスマリス産駒で、こっちの「じゃないほう」パレスマリス産駒がデキの良さも生かして好走十分ありえる。鞍上の松山騎手は、いつも書くように地味な実力者なのだが、病み上がりなのは心配。頭部負傷だったのと休養期間長くないので身体は元気かもしれないが・・。

5番人気想定 ボンドガール:ダノンベルーガの半妹のダイワメジャー産駒だが、今回人気のアスコリピチェーノ同様、典型的なダイワメジャー産駒みたいに前で切れる脚が無いがパワーで押し切るという感じでなく、いい末脚を持っている。サウジアラビアRCもNZTも2着で調教の動きもかなり良く、武豊騎手が藤田オーナーの馬に騎乗という、セレクトセールで2.3億した良血馬。着順が示すように突き抜けないまでも、ヒモには必ず加えたい一頭。

6番人気想定 ディスペランツァ:ルーラーシップ×サドラー系牝馬の長距離っぽい配合だけに2000Mを4戦使われてたが、阪神マイルに距離短縮して2連勝(前走はアーリントンC勝ち)。アーリントンC自体はレベル怪しいのだが、末脚しっかりしており3着くらいを期待してもいい馬では。調教の動きは良い。吉岡厩舎はノーブルロジャーとの2頭出しだが、昨年開業4年目でベスト10入りしたように、かなりやり手の調教師なのだろう。2頭とも仕上がりかなり良い。

7番人気想定 ダノンマッキンリー:セレクトセールで2.4億した良血馬だが、出遅れ癖もあるし、実績も1400M以下と人気落しそうだが、前走のファルコンSを7番人気ながら追い込んで勝っちゃったように(本命打っていました)、不安定だが能力は値段が示しているようにあり、ノーザンF生産で藤原厩舎だし、東京マイルでズドンというのもあっておかしくない馬で、ちょっと人気落し過ぎな印象あり。調教の動きもよい。穴党の人は、ここから狙ってみるのも面白いかも。

8番人気想定 アルセナール:ナミュールの半妹で父がハービンジャーからエピファネイアとなり、不器用さ軽減されているのでは。前走のクイーンCは直線不利もあって2着に負けたが、かなりいい内容で、人気ないがここでも通用する能力ありそう。当初、除外かなあと思われたが出れそうで、調教の動きもかなり良い。

9番人気想定 ロジリオン:春天を勝ったリオンディーズ産駒ではあるが、この馬自体は実績が1400Mまでなように戦ってきた相手のレベルがちょっと低く、ここでの好走は難しいか。調教の動きは良い。

10番人気以下想定
チャンネルトンネル:福永調教師が騎手時代に乗ったこともあるグレーターロンドン産駒でのG1挑戦となるが、ちょっと力が足りなそう。調教の動きは普通。

シュトラウス:新馬戦が伝説の新馬戦みたいに言われ、この世代を代表するような馬じゃないかという評判だったのが、走るたびに評価を下げてる現況。前走は直線不利あったり、前々走の朝日杯FSは逃げ暴走で惨敗とか、能力出し切れずメンタル面がイマイチな状況か。調教の動きはかなり良い。ここで凡走するようなら去勢候補か。

キャプテンシー:2勝はともに逃げ切り勝ちなように、今回の東京マイルとは真逆な適性の持ち主なよう。モーリス×ステイゴールドという配合で能力ありそうだが、脚質の幅広がってから狙うのが良いか。調教の動きは良い。

アレンジャー:前走アーリントンCで15番人気ながら2着して賞金積めたので出走可能そうではあるが、未勝利勝つまで5戦を要したように、能力がちょっと足りないのでは。父リアルスティールも、もうちょっとやれるかと思ってたが晩成なのかもしれないが、かなり物足りない感じ。調教の動きは普通。

イフェイオン:未勝利とフェアリーSを連勝して臨んだ桜花賞は11着と着順は悪いが0.7秒差でもあり、エピファネイア×ゼンノロブロイ牝馬の社台F生産馬だけに、人気落しているが、3着くらいならあってもいい今では。調教の動きも良い。

ユキノロイヤル:ディーマジェスティ産駒らしく、中山で好走して東京で凡走の繰り返しで、G1となると究極の瞬発力勝負となり、ここは向かない。ローカル小回りだと、もっと距離こなせそうで夏のローカルでの狙いが良いか。調教の動きは良い。

マスクオールウィン:すでに7戦使っており、実績も1200Mまでのドレフォン産駒で、ここでの大駆けは期待薄。調教の動き自体は、短距離馬らしく良い。

ウォーターリヒト:毎月出走して既に8戦を消化しているドレフォン産駒。皐月賞16着だったように調教の動きは元気だが早熟な感じだったのでは。

エンヤラヴフェイス:すでに7戦を消化しており、ここ4戦は掲示板にものれないエイシンヒカリ産駒。ここでの出番はなさそう。道悪や夏の北海道で洋芝だったら頑張れるかも。調教の動きは普通。

<まとめ>
有力:ノーブルロジャー、アスコリピチェーノ

ヒモに:ダノンマッキンリー、ボンドガール、ディスペランツァ、ジャンタルマンタル

穴で:アルセナール、イフェイオン、シュトラウス

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 92@成仏 2024年4月29日(月) 00:36
NHKマイルカップ 狙うはダイワメジャー産駒とダンジグ内包馬
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競馬日記という形で予想投稿して早5年、春天の日記閲覧数が…3000超え、これには驚きました(;^ω^)
まぁこれからもどーぞ宜しくお願いしますm(__)m

そんな春天ですが、馬券は対抗⑤のブローザホーンのお陰でなんとか…^^;
菱田騎手、初GⅠおめでとうございます。
初の京都、あのローテであの走り、お見事です。そしてディープボンド、直線入った瞬間、1着あるのかと思ったけど、やはりスピード足らずで…でも天皇賞春は堅実に走りますね。リピーターはやっぱり着ますね(笑)個人的にはミルコの方がオッズ的には美味しかったんですけどね。


さて、5/5日はNHKマイルカップ、楽しみにしていたレース。
実は意外と府中1600m系のレースは相性良いんですよね^^;
昨年はシャンパンカラーで大変お世話になりました。

最も実績ある父系の種牡馬はダイワメジャー産駒が優秀。もしくは、ロードカナロア産駒。近5年、Storm Catを4代目までに持つ馬も好走が目立っており、人気薄でも要注意。因みにローカナの仔はStorm Cat持ちですが、今年はローカナの仔はいなさそうですね^^;

※ダイワメジャー産駒でNHKマイル3着内の馬。
2023年 マテンロウオリオン(2着)
2020年 レシステンシア(2着)
2019年 アドマイヤマーズ(1着)
2017年 ボンセルヴィーソ(3着)
2016年 メジャーエンブレム(1着)

※父系にStorm Cat
2023年 ウンブライル(2着)、オオバンブルマイ(3着)
2022年 ダノンスコーピオン(1着)、カワキタレブリー(3着)※18人気
2021年 ソングライン(2着)
2019年 ケイデンスコール(2着)※14人気
2014年 タガノブルグ(2着)※17人気


また母系に米国型ノーザンダンサー系があれば良し。父系でも可。中でもダンジグ内包馬の好走が目立っており、2023年シャンパンカラー、2021年シュネルマイスター、2020年レシステンシア、2019年カテドラルなど。また、ヴァイスリージェント系も相性良し。



個人的に血統背景からNHKマイルで狙っている馬。

アスコリピチェーノ
父ダイワメジャー×母父Danehill Dancer
父ダイワメジャーに母父ダンジグ内包とNHKマイルで好走するドンピシャの血統

ゴンバデカーブース
父ブリックスアンドモルタル×母父ディープインパクト
父系がStormBirdなので、Storm Cat持ち。

ダノンマッキンリー
父モーリス×母父Holy Roman Emperor
母父がダンジグ内包馬
モーリスは安田記念勝馬である

マスクオールウィン
父ドレフォン×母父ハーツクライ
父ドレフォンがStormBirdなので4代目までにStorm Cat持ち。

アレンジャー
父リアルスティール×母父ネオユニヴァース
リアルスティールの母ラヴズオンリーミーがStormBird系なのでStorm Cat持ち



また週後半、枠順が確定したら最終予想を投稿しますm(__)m

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