シーザリオ(競走馬)

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写真一覧
抹消  青毛 2002年3月31日生
調教師角居勝彦(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績 6戦[5-1-0-0]
総賞金22,829万円
収得賞金5,875万円
英字表記Cesario
血統 スペシャルウィーク
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
キャンペンガール
キロフプリミエール
血統 ][ 産駒 ]
Sadler's Wells
Querida
兄弟 ミレニアムダンサープロトン
前走 2005/07/03 アメリカンオークス G1
次走予定

シーザリオの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
05/07/03 アメ 8 Aオークス G1 芝2000 12--------1** 牝3 54.9 福永祐一角居勝彦--1.59.0 ------MELHOR AINDA
05/05/22 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18241.511** 牝3 55.0 福永祐一角居勝彦460(+6)2.28.8 -0.033.3⑮⑯⑬⑫エアメサイア
05/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18473.912** 牝3 55.0 吉田稔角居勝彦454(-2)1.33.5 0.034.4⑥⑪⑩ラインクラフト
05/03/19 中山 11 フラワーC G3 芝1800 14221.411** 牝3 54.0 福永祐一角居勝彦456(-2)1.49.0 -0.434.4スルーレート
05/01/09 中山 9 寒竹賞 500万下 芝2000 1661110.341** 牝3 54.0 福永祐一角居勝彦458(-6)2.01.6 -0.035.3アドマイヤフジ
04/12/25 阪神 6 2歳新馬 芝1600 165104.221** 牝2 54.0 福永祐一角居勝彦464(--)1.36.7 -0.234.6④④④ダンツクインビー

シーザリオの関連ニュース

 【京都5R】母シーザリオは日米オークスを制し、半兄エピファネイア(父シンボリクリスエス)はジャパンCなどGI2勝。全兄のリオンディーズ朝日杯FSを制している。「兄とは違うタイプ。距離はあった方がいいし、実戦で良血らしさを見せられれば」と辻野助手。超良血馬の初陣に注目だ。

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【フラワーC】レース展望 2017年3月13日(月) 18:08

 変則3日間開催の中山月曜メインは、3歳牝馬によるフラワーC(20日、GIII、芝1800メートル)。過去の優勝馬では桜花賞を制覇したのが2004年ダンスインザムード、06年キストゥヘヴンの2頭で、2着にも05年シーザリオ、10年オウケンサクラと好走例が多い。トライアルではないが、牝馬3冠初戦に関連が深く、シーザリオ、02年スマイルトゥモローオークス馬も誕生しているレース。注目の一戦だ。

 ファンディーナ(栗東・高野友和厩舎)は新馬戦で9馬身差で逃げ切り、続く500万下・つばき賞でも1馬身3/4という着差以上に強い内容で好位から差し切って連勝中。前に行けるスピードがあり、かつ2走とも上がり3ハロンはメンバー中最速だった。気性が穏やかで、500キロを超す恵まれた馬体の持ち主。初の長距離輸送も問題なくこなせるだろう。栗東坂路での1週前追い切りで4ハロン50秒9の好タイムをマークし、さらに調子を上げている。中山の急坂克服が鍵になるが、ポテンシャルが高く、3連勝で重賞Vの可能性が濃厚だ。

 ディーパワンサ(栗東・松下武士厩舎)はデビュー戦、中京2歳Sと連勝。その後もデイリー杯2歳S4着、阪神ジュベナイルフィリーズ4着と重賞でも堅実に走っている。レースセンスがよく、引っ掛かるタイプではないので、距離延長、スローペースでも不安はなさそうだ。引き続き上位が期待できる。

 デアレガーロ(美浦・大竹正博厩舎)は新馬→500万下と連勝中。逃げてよし、控えてよしとレースセンスの高さが光る。少しテンションが高くなる面が課題ながら、2走は中山芝2000メートル、1800メートルだったので、舞台適性は高い。

 コーラルプリンセス(美浦・高橋裕厩舎)は2走前の赤松賞で2勝目をゲット。スタートがいいほうではなく、前走のフェアリーSも最内枠で出遅れて馬群をさばき切れずに8着に終わったが、距離延長で追走が楽になりそうな今回は巻き返しがあっても不思議はない。

 ハナレイムーン(美浦・堀宣行厩舎)は新馬勝ち後の前走のクイーンCで5着と掲示板に載り、素質の高さをアピール。中間は目立って速い時計は出していないが、ここを目標に順調に調整している。まだ体がきゃしゃで、もまれた場合に不安は残るが、枠順と立ち回り方次第で上位争いが可能だ。

 キャリア1戦ながら新馬勝ちの内容が鮮やかだったウインシャトレーヌ(栗東・大久保龍志厩舎)、1ハロンの距離短縮と牝馬限定で見直せるサンティール(美浦・鹿戸雄一厩舎)。さらに、レースぶりが粗削りながらも能力は高いシーズララバイ(美浦・竹内正洋厩舎)や、中山コースはサフラン賞勝ちがあるトーホウアイレス(美浦・田中清隆厩舎)などにも注意が必要だ。

フラワーCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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昨年の2歳王者リオンディーズが引退 2016年10月12日(水) 19:38

 昨年の最優秀2歳牡馬リオンディーズ(栗東・角居勝彦厩舎、牡3歳、父キングカメハメハ、母シーザリオ)の引退が10月12日、所属するキャロットクラブのホームページ(HP)で発表された。同馬は神戸新聞杯を前に左前脚の浅屈腱炎を発症、休養していたが、放牧先の北海道安平町のノーザンファームでの詳細な検査で、左前浅屈腱の繋部分不全断裂という診断が下され、関係者が協議して引退が決まった。

 同馬は日米オークスを勝ったシーザリオの子で、半兄にエピファネイア菊花賞ジャパンC)がいる。角居調教師は「厩舎ゆかりの血統ですし、能力が高くまだまだこれから良くなってくると期待していた馬。非常に残念ではありますが、リオンの子供たちに夢をつなぎたいと思います」と同HPにコメントを寄せた。同HPによるとブリーダーズスタリオンステーション(北海道日高町)での種牡馬入りが予定されている。

 通算成績は5戦2勝。重賞は、デビュー2戦目で制した2015年朝日杯フューチュリティS・GIの1勝。今春のダービー5着がラストランとなった。

リオンディーズの競走成績はこちら

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【オークス】樫獲った!シンハ直線突き抜け桜の雪辱 2016年5月23日(月) 05:07

 第77回オークス(優駿牝馬)(22日、東京11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、定量、芝2400メートル、1着本賞金1億円 =出走18頭)池添謙一騎乗で1番人気のシンハライトが直線鋭く伸びて差し切り勝ち。桜花賞ハナ差2着の悔しさを晴らし、初のGI制覇を果たした。クビ差2着は2番人気のチェッキーノで、3着は5番人気のビッシュ。勝ちタイム2分25秒0(良)。シンハライトは夏場を休養に充て、秋華賞(10月16日、京都、GI、芝2000メートル)を目標に調整される。

 大歓声の後押しを受けて、シンハライトがグングン伸びる。自慢の末脚で馬群をこじ開け、ハナ差で敗れた桜花賞の雪辱を果たし、GI初制覇を飾った。

 「『伸びてくれ、伸びてくれ』と思ってステッキを入れた。前の馬をかわす前は『ゴールは来ないで』と。かわしてからは『早くゴールが来てくれ』と思った。本当に頑張ってくれた」

 池添騎手が白い歯をこぼした。スタートが決まらず道中は後方5番手で、4コーナーでも後方のまま。苦しいポジションだったが、主戦は腹をくくっていた。パドックでは石坂調教師から「好枠((3)番)に入ったしロスのない競馬を」と指示されており、「一瞬迷ったけど、直線はあいたところに突っ込んでいこう」と馬群の中へ。この決断が歓喜のゴールにつながった。先頭に立ったビッシュをゴール寸前で捕らえ、外から迫るチェッキーノもねじふせた。

 今年のGIは桜花賞を含む2着3回。ジョッキーにとっても、まさに待望の勝利だった。「オルフェーヴルを超えるほどではないけど、プレッシャーはありました。でも、乗り越えていかないといけない」と振り返った。「周囲から『いつ“おめでとう”と言わせてくれるの』と言われて、それに応えたかった」。週中には「わらにもすがる思い」で散髪してレースに臨んだ。直線の斜行で2日間の騎乗停止をわびたが、「ホッとした。桜花賞が悔しい2着で、晴らすのはこの舞台だと強く気持ちを持って臨んだ。少しは悔しさを晴らせるんじゃないかな」と笑顔を見せた。

 「これがシンハライトの底力」と語る石坂調教師にとっても感慨深い1勝だ。管理した兄姉もオープン馬になったが、GIは勝てなかった。「みんな走る。その中で頂点を極めてくれて素晴らしい」と目を細めた。

 次は秋華賞が大目標。骨折でオークスを回避した桜花賞ジュエラーに、NHKマイルCを制したメジャーエンブレムが出走すれば、名実ともに3歳牝馬の頂点を決めるレースとなる。「一番を証明したい」と池添騎手。早くも秋の頂上決戦を見据えていた。 (渡部陽之助)

★アラカルト

 ◆2005年優勝馬と酷似 桜花賞で初黒星を喫して2着で、オークスで優勝はシーザリオ以来。馬主も同じキャロットファーム。桜花賞2着馬のVはそのシーザリオ以来12頭目。

 ◆ディープインパクト産駒 12年ジェンティルドンナ、15年ミッキークイーンに次ぎ3勝目。産駒はセフト、パーソロンの4勝が最多で、3勝はノーザンテースト、トニービン、サンデーサイレンスに並ぶ。JRA・GIは30勝目。

 ◆調教師&騎手 JRA・GIは石坂正調教師が14勝目で、池添謙一騎手は22勝目。

 ◆関西馬 36勝目で、関東馬は10年の1着同着2頭を含む42勝。1980年以降の夏季五輪開催年は10回全て関西馬が優勝。

★22日東京11R「オークス」の結果はこちら!レース後談話も掲載

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【皐月賞】レース展望 2016年4月11日(月) 17:22

 今週の日曜中山メインは、第76回皐月賞(17日、GI、芝2000メートル)。ダービー、菊花賞へ続く牡馬クラシック3冠の第1弾で、今年も前評判の高い“3強”をはじめとするハイレベルなメンバーがそろった。血統的にも魅力のある馬が多く、ファン必見のレースとなる。

 弥生賞では2着に敗れ、初黒星を喫した2歳王者リオンディーズ(栗東・角居勝彦厩舎、牡)。前走は好位から積極的に勝ちに出る競馬だったが、優勝馬とのクビ差は勝負のアヤだろう。鞍上は桜花賞を制して勢いに乗る名手ミルコ・デムーロ。今回の結果次第では、クラシックの春4冠も現実味を帯びてくる。むろん、先着を許したライバルへの対策も抜かりはないはず。休み明けを叩いた上積みも見込めるだけに、反撃は必至だろう。母が日米オークスを制したシーザリオで、半兄が菊花賞ジャパンカップを勝ったエピファネイア(父シンボリクリスエス)。血統背景通り、スケールの大きな走りを見せる馬で、3歳最初の頂上決戦もトップの座を譲らない。

 そのリオンディーズを破って弥生賞を制し、無傷の3連勝を飾ったのがマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎、牡)だ。3戦すべて上がり3ハロン最速で、レースぶりにも余裕が感じられる。3戦は11頭、8頭、12頭という少頭数で、末脚勝負がはまった印象もあるが、前走はGI朝日杯フューチュリティSの1、2着馬を負かした。実績と自信は揺るぎないものとなり、走破時計の1分59秒9(良)も破格だ。今回は鞍上が川田将雅騎手に乗り替わるが、自在性のある脚質で問題は感じられない。ここも突破するようなら、無敗の3冠馬誕生への期待も高まる。

 きさらぎ賞を制して同じく無傷の3連勝を決めたサトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎、牡)も、王者となる資格は十分。マカヒキと同様、3戦ともに上がり最速で、重→稍重→良と、どんな馬場状態でも確実に脚を使える点がセールスポイントだ。未対決の強豪も多いが、不安より期待の方が大きい。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、この世代で数多くの素質馬にまたがってきており、ライバル馬の背中も知っている。気後れはない。セレクトセールで2億4150万円(税込み)の高値がついた評判馬が、戴冠に挑む。

 ディープインパクト産駒のダークホース的な存在がマウントロブソン(美浦・堀宣行厩舎、牡)。昨年12月の中山で未勝利を脱出すると、あすなろ賞、フジテレビ賞スプリングSも制して3連勝。一戦ごとにレースのうまさと力強さが増しており、上昇度ならメンバー中でも一、二を争う存在だ。短期免許で今週来日するトミー・ベリー騎手とのコンビで挑む。

 血統的に注目されるのは、弥生賞3着エアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡)と、スプリングS7着のドレッドノータス(栗東・矢作芳人厩舎、牡)の2頭だ。母はそれぞれエアメサイアディアデラノビアで、この2頭はリオンディーズの母シーザリオとともに、2005年オークスで1〜3着を独占(1着シーザリオ、2着エアメサイア、3着ディアデラノビア)。11年のときが流れて、息子たちがクラシックで対決する点は興味深い。

 末脚の破壊力という点ではロードクエスト(美浦・小島茂之厩舎、牡)も上位にランクされる。前走のスプリングSは3着に敗れたが、初コンビだった池添謙一騎手が脚を測ったような面も感じられた。2度目の騎乗で仕掛けどころも変わってくるはずで、鞍上にとってはハナ差負けを喫した桜花賞の悔しさを晴らしたいところだ。

 他にも、ディープインパクト産駒で共同通信杯を制したディーマジェスティ(美浦・二ノ宮敬宇厩舎、牡)、今回と同舞台の京成杯を勝ったプロフェット(栗東・池江泰寿厩舎、牡)といった重賞ウイナーも、上位争いが見込める素材。若葉Sを制して3連勝中と勢いに乗るアドマイヤダイオウ(栗東・友道康夫厩舎、牡)も馬場が悪化するようなら浮上してくる。

 また、ジュエラー桜花賞を制したことで新種牡馬ヴィクトワールピサ産駒も注目の的。すみれSを制したジョルジュサンク(栗東・鮫島一歩厩舎、牡)、若葉S2着のナムラシングン(栗東・高野友和厩舎、牡)の2頭も目が離せなくなってきた。

 3強対決で平穏に終わるのか、それとも波乱の決着が待っているのか。見応え十分の決戦が間近に迫っている。

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【報知杯弥生賞】血統診断2016年3月2日(水) 05:05

 過去10年の勝ち馬の父系を見ると、非SS系が5勝と大健闘。SS系はスピードと瞬発力に秀でた血統だが、ゴール前に急坂のある中山は直線も短く、比較的上がりがかかるため、他のコースほど優位性を保っていられないのだろう。

 4頭の登録があるキングカメハメハ産駒に注目。スタミナとパワー、底力を産駒に伝える種牡馬で、舞台適性十分だ。

 なかでもリオンディーズをトップに評価する。オークス、アメリカンオークスを制覇した母シーザリオは中山内回りでも2戦2勝。半兄エピファネイア(父シンボリクリスエス)はこのレースこそ急な乗り替わりも影響して4着に敗れたが、皐月賞、ダービーいずれも2着と好走し、菊花賞ジャパンCをともに圧勝。母系に底力、成長力がある。

 一昨年の覇者トゥザワールドと同じキンカメ×SSの配合がエアスピネル。母エアメサイアは同世代のシーザリオに2戦2敗だったが、その後秋華賞を制したように、底力は伝わる。

 SS系の代表格ディープインパクト産駒は2頭が登録。こちらは13年にカミノタサハラがV。同馬は母の父がパワー型のフレンチデピュティだった。マカヒキも母の父がフレンチデピュティ。全姉ウリウリがスピードタイプだけに、2000メートルでタフな戦いになったときに一抹の不安は残るが、勝ち馬になるだけの下地はある。もう1頭のディープ産駒イマジンザットも母系の活力が十分だ。

 穴っぽいところでは、過去10年で父母ともに非SS系が3勝2着3回の実績から、プレイヤーサムソンをピックアップする。父メイショウサムソン、母の父トウカイテイオーともに皐月賞&ダービーの2冠馬。2頭は弥生賞には出走していないが、このレースが春の2冠との関連性が深い点から注目が必要だろう。 (血統取材班)

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シーザリオの関連コラム

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 2017年の2歳戦もいよいよ佳境。11月4日までにアサクサゲンキ(Ameliaの2015)、カシアス(ラブディランの2015)、ダノンプレミアム(インディアナギャルの2015)、タワーオブロンドン(スノーパインの2015)、フロンティア(グレースランドの2015)、ベルーガ(アドマイヤライトの2015)、ラッキーライラック(ライラックスアンドレースの2015)、ロックディスタウン(ストレイキャットの2015)と8頭のJRA重賞ウイナーが誕生し、今後も11月11日のデイリー杯2歳ステークス(2歳GII・京都芝1600m外)、11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳GIII・東京芝1800m)、11月25日の京都2歳ステークス(2歳GIII・京都芝2000m内)と、来月の2歳GIや来春のクラシック戦線に繋がっていきそうなレースが続きます。同世代のライバルを下し、JRA賞最優秀2歳牡馬ならびに牝馬のタイトルを獲得するのはどの馬でしょうか。

 今回は現在の戦況を整理すべく、「注目POG馬ランキング(2017/11/06 12:00時点」上位馬の成績や近況をまとめてみました。GI、GII、GIII、オープンの各ワールドは11月6日と12/4に新たな仮想オーナー募集枠が開放されるため、ご自身の仮想オーナー馬数とPOGポイントに余裕があれば、まだすべての馬に入札が可能。指名馬選びの参考にしていただければ幸いです。

 まずは「注目POG馬ランキング」20位以内の各馬をご覧ください(成績はいずれも11月5日終了時点)。

■1位 スターリーステージ(スターアイルの2015) 3戦0勝 580万円
■2位 シンハラージャ(シンハリーズの2015) 未出走
■3位 フラットレー(リッチダンサーの2015) 2戦1勝 860万円
■4位 グレートウォリアー(プラウドスペルの2015) 未出走
■5位 レイエンダ(ラドラーダの2015) 1戦1勝 700万円
■6位 シルヴァンシャー(アゼリの2015) 1戦1勝 700万円
■7位 タニノフランケル(Vodkaの2015) 3戦1勝 1180万円
■8位 トゥザフロンティアトゥザヴィクトリーの2015) 3戦1勝 1340万円
■9位 ヘンリーバローズ(シルヴァースカヤの2015) 2戦1勝 780万円
■10位 アドマイヤキング(アドマイヤテンバの2015) 2戦1勝 700万円
■11位 ミカリーニョ(ミスエーニョの2015) 2戦1勝 780万円
■12位 ルーカス(メジロフランシスの2015) 1戦1勝 700万円
■13位 サトノエターナル(ソーメニーウェイズの2015) 1戦0勝 280万円
■14位 ステルヴィオ(ラルケットの2015) 3戦2勝 3600万円
■15位 ルナステラ(ピラミマの2015) 未出走
■16位 ヴェルテアシャフト(ヒルダズパッションの2015) 未出走
■17位 サトノソルタス(アイランドファッションの2015) 1戦1勝 700万円
■18位 ソシアルクラブブエナビスタの2015) 1戦1勝 700万円
■19位 シーリアシーザリオの2015) 未出走
■20位 ジナンボーアパパネの2015) 1戦1勝 700万円

 既に20頭中15頭がデビューを果たし、うち13頭が初勝利をマーク。サトノエターナルスターリーステージも2着となった経験ならありますから、勝ち上がりは時間の問題だと思います。
 未出走馬5頭のうち、シンハラージャ(シンハリーズの2015)とシーリアシーザリオの2015)は既に入厩済み。デビューは目前と見ていいでしょう。また、グレートウォリアー(プラウドスペルの2015)やヴェルテアシャフト(ヒルダズパッションの2015)も、報道等を見る限りでは近いうちに入厩してきそう。他の「注目POG馬ランキング」上位馬がいずれも順調ですし、未出走組もそれぞれ初陣が楽しみです。

 11月5日時点で未出走、かつ「注目POG馬ランキング」で100位以内の馬は、前出5頭の他に22頭いました。

■22位 ブレステイキング(シユーマの2015) 未出走
■25位 ソリッドドリーム(Danedreamの2015) 未出走
■27位 サラキア(サロミナの2015) 未出走
■39位 ダノンマジェスティ(ドバイマジェスティの2015) 未出走
■42位 フランツ(ロベルタの2015) 未出走
■45位 ダブルフラット(アガルタの2015) 未出走
■48位 デサフィアンテアヴェンチュラの2015) 未出走
■50位 ヴィルトゥース(ドナブリーニの2015) 未出走
■52位 パスティス(ハヤランダの2015) 未出走
■57位 クルークヴァールクィーンズバーンの2015) 未出走
■59位 サトノグロワール(シャムロッカーの2015) 未出走
■63位 ザスリーサーティ(ツーデイズノーチスの2015) 未出走
■66位 イシュトヴァーンドナウブルーの2015) 未出走
■68位 カザン(シャンパンドーロの2015) 未出走
■74位 リンフォルツァンド(リッスンの2015) 未出走
■76位 アドマイヤデジタルフサイチエアデールの2015) 未出走
■78位 エルディアマンテディアデラノビアの2015) 未出走
■80位 シエラ(ゴールデンドックエーの2015) 未出走
■81位 キタノコマンドール(ベネンシアドールの2015) 未出走
■87位 ミッキーワイルド(ワイルドラズベリーの2015) 未出走
■89位 エリスライト(クリソプレーズの2015) 未出走
■99位 センテリュオ(アドマイヤキラメキの2015) 未出走

 このうちブレステイキング(シユーマの2015)、ソリッドドリーム(Danedreamの2015)、サラキア(サロミナの2015)、フランツ(ロベルタの2015)、エルディアマンテディアデラノビアの2015)、シエラ(ゴールデンドックエーの2015)、ミッキーワイルド(ワイルドラズベリーの2015)、エリスライト(クリソプレーズの2015)、センテリュオ(アドマイヤキラメキの2015)の9頭は既に入厩済み。デビュー戦の内容次第では、クラシック戦線の新星として一気に注目を集めるかもしれません。

 11月5日時点でデビュー済みかつ未勝利だった馬のうち、「注目POG馬ランキング」で100位以内の馬は前出2頭の他に29頭います。

■21位 レピアーウィット(ランニングボブキャッツの2015) 2戦0勝 480万円
■24位 リシュブール(ラストグルーヴの2015) 2戦0勝 480万円
■28位 マルケッサ(マルペンサの2015) 1戦0勝 0万円
■30位 トーセンブレイヴ(ギーニョの2015) 2戦0勝 200万円
■33位 アプルーヴァル(ファシネイションの2015) 1戦0勝 0万円
■34位 ダノンチェリー(ウィーミスフランキーの2015) 2戦0勝 0万円
■36位 レリカリオ(Unrivaled Belleの2015) 1戦0勝 0万円
■37位 プリメラビスタビワハイジの2015) 1戦0勝 0万円
■38位 サトノオンリーワン(クリームオンリーの2015) 2戦0勝 480万円
■41位 ローズベリル(モルガナイトの2015) 1戦0勝 0万円
■43位 グラマラスライフ(プリティカリーナの2015) 1戦0勝 70万円
■46位 レーヴドリーブ(レーヴドスカーの2015) 1戦0勝 110万円
■47位 ピボットポイント(ペンカナプリンセスの2015) 1戦0勝 70万円
■51位 ブレイニーラン(プチノワールの2015) 1戦0勝 180万円
■54位 ゴールドフラッグ(ポイントフラッグの2015) 4戦0勝 490万円
■55位 ダノンポピー(マネーキャントバイミーラヴの2015) 1戦0勝 70万円
■56位 シャンデリアスピンダンスインザムードの2015) 2戦0勝 0万円
■61位 サラーブ(サマーハの2015) 1戦0勝 180万円
■62位 プリュス(サラフィナの2015) 1戦0勝 0万円
■65位 ミルコメダ(スカーレットレディの2015) 1戦0勝 0万円
■70位 イダエンペラー(アドマイヤセラヴィの2015) 2戦0勝 0万円
■77位 アドマイヤビクター(ツィンクルヴェールの2015) 1戦0勝 110万円
■86位 イッツパーフェクト(パーフェクトトリビュートの2015) 1戦0勝 0万円
■88位 スヴァルナ(ブルーミングアレーの2015) 2戦0勝 180万円
■91位 ローザフェリーチェローズバドの2015) 1戦0勝 110万円
■92位 ネプチュナイト(タンザナイトの2015) 1戦0勝 0万円
■93位 ミッキーハイド(ハイドバウンドの2015) 1戦0勝 280万円
■95位 ノチェブランカ(ナイトマジックの2015) 2戦0勝 0万円
■96位 モトカ(Sasuelaの2015) 1戦0勝 0万円

 このうち2着となった経験ならあるのはレピアーウィット(ランニングボブキャッツの2015)、リシュブール(ラストグルーヴの2015)、サトノオンリーワン(クリームオンリーの2015)、ゴールドフラッグ(ポイントフラッグの2015)、ミッキーハイド(ハイドバウンドの2015)の5頭。順調ならば近いうちに勝ち上がりを果たせるんじゃないでしょうか。また、他もそれなりの良血馬や評判馬ばかりなので、使っているうちに変わってくる可能性は並みの馬よりも高いはず。入札における人気はこれまでよりも下がるでしょうから、安易に指名候補から外すことなくしっかりチェックしておきたいところです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全 2016秋〜2017』(ガイドワークス)など。2016年12月02日には監修を務める人気シリーズの最新刊『ウルトラ回収率 2017-2018』(ガイドワークス)を、2017年04月12日には最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全 2017-2018』(ガイドワークス)をリリース。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG 2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2016年9月30日(金) 14:25 みんなの競馬コラム
【スプリンターズS】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

今週は凱旋門賞の考察も書いているので、よろしければご覧ください。


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大本命ビッグアーサーの、33秒1−34秒5という後傾ラップで逃げ切ったセントウルSは、まさに生粋のスプリンターであることを思い知らされた内容でした。

スプリンターズSだけに言えることではありませんが、1200mのレースは、マイルGI2勝のストレイトガール、京王杯スプリングCを制し、安田記念でも好走歴があるサクラゴスペルのワンツーだった昨年のように、スローペースになると、生粋のスプリンターではない、1400m〜1600mを得意とする馬が走りやすくなります。

ビッグアーサーの母シヤボナは、Kingmambo産駒のNureyev≒Sadler’s Wells3×2で、Kingmamboのパワーを増幅させる配合。条件戦を走っている時は緩さが残っていましたが、パワーというのは時間と比例して発現してくるものだから、「筋肉の鎧」という言葉が似合う、ものすごい馬体へと成長しました。福永騎手の強気のコメントは、1200質のレースにして、生粋のスプリンターであるという自信の表れでしょう。セントウルSの競馬を見せられて、鞍上から1200質のレースにすると推測できるコメントがあるならば、逆らう気にはなれないのですが、最内枠はマイナスなはずです。これで多少は他馬が一矢報いる可能性が高くなったといえるでしょう。

スプリンターではありませんが、マイラーについての望田潤氏の考察で、以下のようなものがあります。太字にした「数完歩のダッシュの違い」というのは、ビッグアーサーモーリスといった短距離のチャンピオンにみてとれます。そしてやはり、モーリスなんかは3歳時には2200m(京都新聞杯)で差してきたような馬ですから、当然ですがパワーというのは時とともに発現してくる。

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(内回りコースだった桜花賞シーザリオは)スタートそのものはよかったものの、2角までのダッシュでマイラーのラインクラフトデアリングハートに少し見劣ったために、外からデアリングハートに斜めに寄ってこられたときにズルッと後退

「ミルコ!ミルコ!ミルコ〜!と叫んだけど前に入ってきやがった…」

福永祐一の代打で手綱をとった吉田稔が悔やんでも悔やみきれない2角の入り、あそこが明暗を分けたレースで、そこからはラインクラフトの後を追うように完ぺきに捌いて、内回りの短い直線を猛然と差してきましたがクビ差届かなかったところがゴールでした

今にして思えば、トリッキーなおむすびコースのマイル戦における数完歩のダッシュの違い、これこそがマイラーと中距離馬の違いというべきで、ラインクラフトは勝つべくして勝ったし、シーザリオは負けるべくして負けたというべきかもしれない

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この「パワーの発現」という点では、シュウジの須貝師が、「今が成長期」というコメントを出しています。これは、「今まさにパワーが発現してきている」ということを想起させますし、この発現してきたスプリンター的なパワーを感じたからこそ、モレイラ騎手は前走福永騎手と同じように「逃げ」の手を打ったのかもしれません。ビッグアーサーと同じ母父Kingmamboで、母カストリアはRobertoを持つのでGold Digger(Mr.Prospectorの母)≒Bramalea(Robertoの母)3×4となり、Kingmamboのパワーを増幅している点も同じです。もしかすると、ビッグアーサーシュウジとスプリント王の系譜は継承されるのではないか、そんなことも思わせる血統的な繋がりでもあります。

サクラバクシンオーは、父サクラユタカオーもNasrullah3×4の軟質な中距離馬で、こういう軟質なスピードというものは、次代には緩さとして伝わることもあります。そのため、サクラバクシンオー産駒は、サクラバクシンオーの持つ血の中で最も硬派な血であるノーザンテーストを増幅した配合で活躍しました。ベルカントは、ノーザンテースト≒Vice Regent3×4(Northern Dancer、Victorianaが共通)と、母系に入るAlycidonによってノーザンテーストを増幅し、Alydarによってサクラバクシンオーの母母クリアアンバーの米血も増幅することに成功しています。女王になってもおかしくない配合で、だからこそ、勢いがありながら自分の競馬ができなかった昨年のスプリンターズSが悔やまれます。しかし、ラチを頼りたいベルカントにとって再度の内枠は好条件。血統面、そして昨年のレース振りから、◎を打ってあげたい馬です…。

ミッキーアイルは、ディープインパクト産駒で、「らしい」体質の柔らかさがあるので、どうしてもスプリンターとは思えません。「高松宮記念では2年連続で好走しているではないか」という指摘もあろうとは思いますが、中京1200mと中山1200mでは、断然中山1200mの方がスプリンターらしいパワーが要求されるわけで、1400質な流れだった昨年でも4着。中山1200mでの、ビッグアーサーの作る流れでは好走するのは難しいと考えます。

このことは、ブランボヌールサトノルパンウリウリにも言えることです。
特にブランボヌールは、ディープインパクト×サクラバクシンオーの、いわば「柔×柔」という組み合わせ。やはり1400ベストでスプリンターには映らないし、好走するなら昨年のような展開になる必要があるでしょう。ただ一点気になるのは、調教後馬体重が前走時から比較して+18キロの456キロということ。これはNHKマイルカップ時と比較すると+40キロであり、もしかするとこちらの想像以上のパワーの発現があるのかもしれません。

レッドファルクスは、レガシーオブストレングス(代表産駒スティンガー)牝系で、この牝系は、スティンガーサトノギャラントや、アンズチャンなど、スローペースに強い馬が多いよなぁというイメージを持っています。だから、CBC賞の勝ち方も「らしいなぁ」と思ったわけです。果たしてこういう斬れが、スプリンターズSで活きるかどうか、正直なところよく分かりません。

ダンスディレクターは、父アルデバラン兇離僖錙爾蘯け継いでいますが、走りに関しては、母母スカラシップの父トニービン××母母父テスコボーイによる、ナスペリオン(NasrullahとHyperion)によるトニービンらしい斬れのように映ります。だから生粋のスプリンターというよりは1400m&急坂&長い直線向き(中京1400m)で、中山1200mは、急坂があるという点ではプラスではあります。こういう重厚な斬れというのは、トライアルよりも大舞台でこそなので気になります。

レッツゴードンキは、Kingmambo≒ジェイドロバリー2×3(Mr.Prospector、Specialが共通)という強力なニアリークロスが生んだGI馬ですが、当然それらしいパワーはあるものの、サンデーサイレンスが入るからか生粋のパワースプリンターには見えず、スプリンターズSならば昨年のような流れになった方が差し込みやすいでしょう。が、その昨年のような流れにはなるとは思えず、今回は厳しいかなという評価。

土曜の雨予報で気になるのは、やはりスノードラゴンティーハーフ
スノードラゴンは、時計対応面でも脚質面でも時計が掛かるに越したことはないですが、スプリント王に本気を出させた前走の競馬が脚質面ではプラスに働きそうで、雨が残れば▲くらいまで評価を上げてみたい馬。
ティーハーフの前走は前が詰まってしまい参考外。Green Desertが強いスプリンターなので、時計の掛かる馬場でスムーズに馬群を割ってくることが出来れば能力は通用するものがあると思います。

【まとめ】
ビッグアーサーには逆らえないが、最内枠は怖い。
シュウジは今まさにスプリンターになってきている。
ベルカントには◎を打ってあげたい(笑)
・ディープ産駒は軽視したいが、ブランボヌールの馬体重増はもしかするとスプリンター的なパワーの発現なのかもしれない。
ダンスディレクタースノードラゴンティーハーフは馬場などを見て最終判断をしたい馬たち。
レッツゴードンキは今年は差し込みにくそう。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
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金沢ユウダイ
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2016年8月22日(月) 13:00 みんなの競馬コラム
【札幌記念他】先週の結果などふり返り byうまカレ
閲覧 802ビュー コメント 0 ナイス 5

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の競馬を見てのふり返り、考えたこと等をまとめます。


札幌記念は堀厩舎のワンツーで、勝ったのはネオリアリズムの方でした。
ネオリアリズムの、母系からパワーを受け継いで、上手く言語化できませんが、前脚が伸びない走法は、まさに内回りでこそ活きるもので、望田先生のいう「父中長距離馬×母父スプリンターorマイラー」の配合系らしいものだと思っています。「フワッとした捲り」とも言えるのかなぁ、ドゥラメンテの走りを「フワッと」とは表現できないけれど、キタサンブラックネオリアリズムの走りは「フワッと」感あるじゃないですか?斤量増でも評価していたのは、前走の函館記念でもそうでしたが、重賞の流れでも掛かる、脚力と気力があるということで、それでいて人気が落ちるのであれば、外枠替わりでも狙いは立てられました。折り合ったのには道悪も影響しているんでしょうが本来ルメール騎手は、こういった馬をなだめるのが抜群に巧い…。

モーリスが出るときにいつも思うのは、望田先生のマイラーについての考察です。

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(内回りコースだった桜花賞シーザリオは)スタートそのものはよかったものの、2角までのダッシュでマイラーのラインクラフトデアリングハートに少し見劣ったために、外からデアリングハートに斜めに寄ってこられたときにズルッと後退

「ミルコ!ミルコ!ミルコ〜!と叫んだけど前に入ってきやがった…」

福永祐一の代打で手綱をとった吉田稔が悔やんでも悔やみきれない2角の入り、あそこが明暗を分けたレースで、そこからはラインクラフトの後を追うように完ぺきに捌いて、内回りの短い直線を猛然と差してきましたがクビ差届かなかったところがゴールでした

今にして思えば、あのトリッキーなおむすびコースのマイル戦における数完歩のダッシュの違い、これこそがマイラーと中距離馬の違いというべきで、ラインクラフトは勝つべくして勝ったし、シーザリオは負けるべくして負けたというべきかもしれない

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視覚的、感覚的なものですがタイキシャトルダイワメジャーを知らない僕からすると、モーリスの走りを見ていると、「あぁ、トーセンラーヴィルシーナはマイラーではないな」ということを思い知らされます。
だからモーリスも、能力でGIIならばこなすかもしれないけれど、史上最高レベルに層の厚い現在の日本競馬で、天皇賞(秋)制覇、すなわち良く言われている「中距離制圧」というのは難しいのではないかと思っています。それでも、個人的に今日の走りを見て、天皇賞で無印にはできないなと感じました。

レインボーラインは、シンザン記念時からかなり注目していた馬で、「神戸新聞杯で◎を打ちたい」と思ってきました。ノーザンテースト≒Vice Regent4×4・5(Northern DancerとVictorianaが共通)とAlycidonでノーザンテーストを増幅しているのがポイントでしょう。今日は+10キロ、なかなか父産駒らしい成長をみせていますし、菊でも要警戒。

ヌーヴォレコルトは走ってはいるんですが、牡馬相手への限界をみたような気もしますね〜。重い馬場がダメなことはないのでしょうが、古馬牡馬相手となると分が悪いのかもしれません。BCフィリー&メアターフは枠順と相手関係次第でしょう。

ヤマカツエースは、Kingmambo≒Ameriflora2×2ですから、一気に母父(グラスワンダー)のように、宝塚・有馬で勝負になる馬になるかなとも思っていましたが、現状はこのあたりが限界かというところ(十分なんですけどね)。

ダービーフィズはジャンポケ×マンカフェ(=マンハッタンフィズ)で今日みたいな我慢比べには強いですから、これくらいは走ってきて当然、ロジチャリスは出遅れてしまいましたが、想像以上にダメジャ×ロックオブジブラルタルという字面以上に綺麗なフォームで走る馬で、これはやっぱりBlushing Groomの影響なんでしょうかね、意外と東京の方が合うのかも。


北九州記念は、バクシンテイオーベルカントサクラバクシンオー産駒のワンツーでした。小倉1200mはサクラバクシンオー産駒が強いことで有名ですが、その原因はやはり父サクラユタカオー、曾祖父Princely Giftではないかと思います。サクラユタカオーはNasrullah3×4で、母系に入るととしては柔らかさ≒怠慢さを伝えることがあり、Princely Giftは前脚主導の走りをするので下り坂が得意であると考えられています。これは、下り坂のある京都外回りの長丁場、菊花賞天皇賞(春)でPrincely Giftを持つステイゴールドサッカーボーイが強く、ハーツクライが勝ち切れないということとも無関係ではないでしょう…と色々考える結果となりました。


●名繁殖イソノスワロー
土曜新潟1Rでは、ハーツクライ産駒のハートオブスワローが2戦目で初勝利を挙げました。母イソノスワローは、オークスイソノルーブルの娘で非常に優秀な繁殖牝馬です。イソノルーブルのナスキロ(NasrullahとPrincequillo)とFlaming Page≒Tom Foolを、デヒアの母Sister Dotで増幅させていることがポイントでしょう。ナスキロとTom Foolというのはどちらも非常に日本向きの血です。マイネルラヴを付けてもトラストワンを、アドマイヤマックスを付けてもモンストールを、スウェプトオーヴァーヴォードを付けてもラーストチカを、そしてハーツクライを付けてもハートオブスワローを輩出するのですから本当に素晴らしいです。オークス路線に乗ってきてもおかしくないのではと思っています。

●名牝系のマンカフェ×Storm Cat
土曜札幌5R(芝1500m)を制したのはマンハッタンカフェ産駒のレッドアンシェルでした。レッドジゼルレッドアルティスタの弟で、母スタイルリスティックはNathaniel(キングジョージ)=Great Heavens(愛オークス)の妹という良血馬。マンハッタンカフェ×Storm CatでRibot系のクロス(Tom Rolfe6×5)というのはショウナンマイティと同じ。前脚の可動域の小さいフォーム(今回は道悪だったために走法を変えていただけかもしれない)はRibotの影響に因るものと考えられます。ヒルノマテーラのようなイメージで、内回りでの一変を狙いたいタイプです。良馬場での走りを見てみないと何とも言えない感じではあります。

●重厚なディープ牡馬
日曜札幌5R(芝1800m)の新馬を制したのはディープインパクト産駒のディープウォーリアでした。Busted4×6・4という重厚な配合で、ディープ産駒の2歳でも気にしていた1頭。こういう欧血ベースの重厚な配合は牡馬の方が結果が出やすいのでしょう。母父デザートキングは1997年の愛2冠馬で、これも母系に流れるBusted→Bustinoの重厚なスピードで距離をこなしたのだろうと思われますが、デインヒル×Nureyevという配合で、こういうノーザンダンサー系のパワーを取り込むのはディープ産駒の必須条件。走りを見ても重厚で、クラシックは厳しいとは思いますが、長い目で見ていきたい馬です。

●ハービンジャーとしてはまずまずの配合
日曜小倉5R(芝1800m)を制したのはハービンジャー産駒のペルシアンナイトガーネットチャームファシーノオリエントワークスの半弟で、叔父にゴールドアリュールゴールスキーがいるニキーヤから広がる追分Fの牝系。ハービンジャー産駒は、Le FabuleuxかShareef Dancerをいじった配合で活躍馬が出ていますが、本馬は後者。ニキーヤの母、つまり本馬の3代母がNorthern Dancerとナスキロ(NasrullahとPrincequillo)とSickleを持っているので、ここがShareef Dancerと脈絡します。また、Flower Bowl≒Aureole6・7×7(HyperionとDonatelloとSon-in-Law)という底力のある重要血脈を継続交配しているのも魅力です。




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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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2016年3月4日(金) 19:10 みんなの競馬コラム
【報知杯弥生賞】血統考察 byうまカレ
閲覧 1,285ビュー コメント 0 ナイス 7

学生団体「うまカレ」副代表の金沢ユウダイです。今週もよろしくお願いします。
先週の中山記念では、昨年の二冠馬ドゥラメンテが貫禄勝ち。皐月賞でもダービーでも4コーナーでは逆手前で走っていましたが、今回もそこは改善されず(^^;)しかし、コラムでも書いたように、やはり左手前での伸び脚の方が良いと思いますので、左回りで直線の長いドバイシーマクラシックでは、直線のどこで左手前に替えるのか(替えないかもしれませんが)注目して見てみたいと思います。普通に走れば勝てるでしょう。
2着アンビシャスと3着リアルスティールも例年の中山記念であれば楽に勝てていたパフォーマンスだったと思います。僕は「4歳四天王」などと呼んでいますが、サトノクラウンを加えた4頭はとてつもないハイレベル。今年の競馬が楽しみになる1戦だったと思います。コラムでは『「得意の左手前を活かせる右回りで器勝負のドゥラメンテvsコース適性+距離抜群のリアルスティール」という構図。続いて中山はベストではないが、能力ならドゥラメンテリアルスティールサトノクラウンと並んで4歳四天王といえるアンビシャス』と、最初に名前を挙げた3頭での決着。良かったです。(中山記念のコラムはこちら

さて今週からいよいよクラシックのトライアルがスタート。
近年の弥生賞は、エピファネイアキズナといった後のGIホースが馬券圏外となったり、アダムスピークシャイニングレイといった1番人気馬も敗れるなど波乱も起こりやすいレースとなっています。しかし、今年のクラシック世代は現4歳世代に負けず劣らずの超ハイレベルだと思っていて、波乱は考えにくいというのが結論です。

●器の違いで
リオンディーズはNureyev≒Sadler’s Wells4×3、Buckpasser6×6などパワー寄りのクロスを持っており500キロ近いガチッとした馬体ですが、母父スペシャルウィーク、父キングカメハメハの持つMill ReefやNijinskyで3代母父Habitatの血を増幅させているので、やはり母シーザリオ、兄エピファネイアのように雄大なフットワークから末脚を繰り出します。パワー型でダート馬に出てもおかしくないであろう配合から、こういうタイプを輩出できる母シーザリオの、更に突き詰めれば3代母父Habitatの遺伝力の強さを感じます。完全なエアスピネルの勝ちパターンを、能力だけで差し切った朝日杯は後世に語り継がれるであろう衝撃のパフォーマンスでした。
また、朝日杯は右手前1本で差し切ってしまったということも驚きです。もしリオンディーズが、ドゥラメンテとは反対に右手前が得意ということであれば、道中右手前を温存できる左回り(ダービー)ではどれほどのパフォーマンスを出して来るのか。想像すると恐ろしささえ覚えます。
ここは2000mへの距離延長は大歓迎、一歩が大きな馬なので、内回りという点で他のコーナリングの上手い馬とのハンデはありますが、それは先週のドゥラメンテも同じでした。能力の違いで差し切ってくれるのではないかと思っています。

●何でもできる万能性
マカヒキは柔らかさを伝えるディープインパクトに対して、パワーとRoyal Cherger(≒Nasrullah)、Princequilloを供給できるという点から成功しているディープインパクト×フレンチデピュティという配合。母母父Rainbow Coner→母父フレンチデピュティ→ディープインパクトと3代に渡りNasrullahとPrincequilloを継続して配合されており、走って当然といえる配合です。また、サトノダイヤモンドと同じくサザンヘイローを通じるHaloのクロスを持っているため、コーナリングもスムーズで競馬が上手というのが長所。リオンディーズを「距離A」「コース適性B」とするならば、マカヒキは「距離A」「コース適性A」で、器で挑むリオンディーズに対してこちらは万能性で挑むといったイメージです。弥生賞とは直接関係ありませんが、内目有利の馬場状態となることが多いダービーを考えると、マカヒキのような器用さは武器になりますよね。

コディーノのように
エアスピネルはBold RulerやTudor Minstrelのスピードを伝えるアイドリームドアドリームの牝系で、この牝系は器用さがあるのでエアシャカール皐月賞)やエアメサイア秋華賞)やエアシェイディ有馬記念2年連続3着など)、エアアンセム(ホープフルS)など内回りでの好走が目立ちます。本馬も小刻みなピッチ走法で走るのでコーナリングは抜群に巧く、外回り<内回りであることは間違いないでしょう。(距離は合っていたとはいえ、コーナリングの上手さを活かせない外回りのマイル戦だった朝日杯で3着以下を6馬身離したパフォーマンスを見ると、もし中山マイルの朝日杯だったら楽勝だったはずなのです。それを距離不足ながら右手前一本で差し切るリオンディーズはどれほどの馬なのでしょうか。)
いかにもコディーノとイメージが被り、弥生賞や皐月賞は完成度と立ち回りの巧さで好走は可能、しかし距離が若干長いので勝ち切るのは厳しいといったところでしょうか。「距離B」「コース適性A」というイメージです。

●パワー&スタミナ
寒竹賞を制したタイセイサミットは、先週の阪急杯に出走していたミッキーラブソング(母コウイタ)やオメガヴェンデッタ(母ビハインドザマスク)らと同じ3代母ヴァインゴールドの牝系。この牝系は短距離を走るためのパワーを伝える牝系ですが、ドクターデヴィアスを経由すると、叔父ベールドインパクトのようにスタミナも受け継ぐ馬も出現しています。本馬がダイワメジャー×エンドスウィープという字面ながら2000mの500万を勝利したというのはこのスタミナが伝わっているからでしょう。分かりやすい言葉を使えば「バテない」、「長く良い脚を使える」タイプで、エアスピネルのスタミナが尽きたところにチョコッと差して3着、そんなイメージがあります。エアレーションで差しが決まりやすい馬場状態も合っているでしょう。

●珍しいクロスで、舞台は合っている
イマジンザットは、共同通信杯を制したショウナンアルバの半弟で、父がディープインパクトなのでQueen’s Hussar5×4という珍しいクロスができます。Queen’s HussarはFair Trial3×3、Fair Trialは優れたスピードや曲飛を伝えるので中山2000m替わりは歓迎でしょう。能力的には3強に及びませんが、コースは合っています。

●完成度の高さで
連闘で挑むアドマイヤエイカンは、フサイチエアデールライラプスフサイチエアデールなど早期から活躍できるパワーを伝えるラスティックベルの牝系で、本馬も2歳夏に重賞を制しました。好枠を引きましたし、この時期のレースでの「完成度」は侮れません。

【まとめ】
やはり、「中山はベストではないものの、器で勝負」のリオンディーズと、「器用で何でもできる」マカヒキの一騎打ちが濃厚。そこに距離は不安も、コーナリングが抜群に巧いエアスピネルと、タイセイサミットイマジンザットの2頭がどこまで加われるか。



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2014年4月14日(月) 11:17 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 〜第12回 一足早く2014-2015POG注目馬を紹介〜
閲覧 1,460ビュー コメント 0 ナイス 5

 4月13日の桜花賞(3歳GI・阪神芝1600m外回り)と4月20日の皐月賞(3歳GI・中山芝2000m)でこの世代最初のクラシックウイナーが決まり、2013-2014年シーズンのPOGはいよいよ終盤戦に突入します。

 もっとも、POG関連のメディアにとって、現在は2014-2015年シーズンに向けた佳境の時期。来週4月15日からは第1回産地馬体検査が行われ、4月末から5月にかけて発売されるPOG関連書籍はどれも間もなく制作過程の最終段階に突入するはずです。実際、私も2012年に生まれた現2歳世代の分析はひと通り完了しました。

 そこで今回は、2014-2015年シーズンの注目馬をいち早く紹介したいと思います。選出方法は少し悩みましたが、やはり真っ先にチェックしておきたいのはセリ市場やクラブ法人で高い値がついた馬たち。自身が指名するかどうかはもちろん、入札やドラフトの作戦を立てるうえでも重要な存在ですからね。下記に挙げるラインナップを確認し、今のうちから戦略をイメージしておくべきでしょう。

 まずは日本国内のセリ市場で購買された馬から紹介します(購買価格はすべて税込み)。

 スカイディーバの2012(牡/父ディープインパクト)は2012年セレクトセールで2億6250万円。「サトノ」の冠号でおなじみの里見治氏が購買しました。母のスカイディーバはフリゼットステークス(米GI)などを制した活躍馬。初仔が当歳時にこれだけの評価を受けたわけですから、繁殖牝馬としてのポテンシャルも高いのだと思います。池江泰寿厩舎に入厩予定とのことです。

 シーズオールエルティッシュの2012(牡/父ディープインパクト)は2013年セレクトセールで1億8900万円。「アドマイヤ」の冠号で知られる近藤利一氏が購買しました。母のシーズオールエルティッシュは現役時代にボニーミスステークス(米GII)などを制覇。初仔のアドマイヤオウジャがデビューから2連勝、現3歳の全姉エルノルテもデビュー戦を制すなど、繁殖牝馬としての滑り出しも上々です。入厩先は橋田満厩舎となる見込みで、第1回産地馬体検査の受検を予定しています。

 パーシステントリーの2012(牡/父ディープインパクト)は2013年セレクトセールで1億7850万円。「トーセン」冠号の島川隆哉氏が購買しました。母のパーシステントリーは現役時代にパーソナルエンスンステークス(米GI)を制した名牝で、本馬は初仔。池江泰寿厩舎に入厩予定とのことです。

 ラヴアンドバブルズの2012(牝/父ディープインパクト)は2012年セレクトセールで1億5225万円。プリンセスカママルやカスティエルをJRAで所有しているPaul Fudge氏が購買しました。皆さんもよくご存知の通り、全兄ディープブリランテは2012年の日本ダービー馬。外国人馬主に日本の超良血馬という異色の組み合わせで、今後も注目を集めるのではないかと思います。

 ケアレスウィスパーの2012(牡/父ハービンジャー)は2012年セレクトセールで1億4175万円。馬名がトーセンバジルで申請されていますから、島川隆哉氏の所有馬となる模様です。母のケアレスウィスパーは現役時代にJRAで3勝をマークしたほか、2007年関東オークスでも2着に健闘。父のハービンジャーはキングジョージ六世&クイーンエリザベスステークスなどを勝っている期待の新種牡馬ですし、さまざまな意味で注目しておくべき一頭と言えるでしょう。

 続いてはクラブ法人の募集馬を紹介します。

 オリエンタルアートの2012(牡/父ステイゴールド)は社台サラブレッドクラブが1億8000万円で募集。全兄にJRAGI2勝のドリームジャーニーと3歳牡馬クラシック三冠馬のオルフェーヴルがいる超良血馬です。現4歳の全兄リヤンドファミユも2012年若駒ステークスを制していますし、本馬は全兄3頭と同じ池江泰寿厩舎に入厩予定。入札やドラフトでは激しい争奪戦が繰り広げられるんじゃないでしょうか。

 ポルトフィーノの2012(牡/父ディープインパクト)はサンデーサラブレッドクラブが1億2000万円で募集。母の母は1997年天皇賞・秋などを制したエアグルーヴで、母のポルトフィーノも2008年エルフィンステークスなどを勝っています。なお、本馬は第1回産地馬体検査を受験予定。預託先は開業4年目の高野友和厩舎です。

 シーザリオの2012(牡/父ハービンジャー)はキャロットクラブが1億2000万円で募集。母のシーザリオや半兄のエピファネイアがJRAGIを制したクラブゆかりの血統ですし、新種牡馬の父にとっても初年度産駒の目玉と言えるでしょう。石坂正厩舎に入厩を予定しています。

 ディアウィンクの2012(牡/父ステイゴールド)は社台サラブレッドクラブが1億円で募集。全兄のナカヤマフェスタは2010年宝塚記念を制したほか、同年の凱旋門賞でも2着に健闘しました。ナカヤマフェスタと同じ二ノ宮敬宇厩舎に入厩予定です。

 アドマイヤグルーヴの2012(牡/父キングカメハメハ)はサンデーサラブレッドクラブが1億円で募集。母のアドマイヤグルーヴは現役時代に2003年と2004年のエリザベス女王杯を連覇した名牝で、繁殖牝馬としてもJRAでデビューした産駒4頭のうち3頭が2勝以上をマークしています。本馬は堀宣行厩舎に入厩予定。関東馬絡みのルールがある団体では特に注目を集めるんじゃないでしょうか。

 レーヴドスカーの2012(牡/父キングカメハメハ)はサンデーサラブレッドクラブが1億円で募集。これまでに6頭の兄姉がデビューし、半姉レーヴディソールが2010年阪神ジュベナイルフィリーズを制すなど、6頭すべてがJRAGIに出走している安定感抜群の血統です。兄姉は6頭とも父が違うので、キングカメハメハに替わる本馬も活躍を期待できるのではないかと思います。入厩先は松田博資厩舎。第1回産地馬体検査を受験予定とのことでした。


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(伊吹雅也のPOG分析室は毎月15日頃に更新されます)

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。12/6日に全面監修の新刊『ウルトラ回収率 2014-2015(競馬王新書EX006)』(ガイドワークス)が発売された。

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2013年5月12日() 10:31 【ウマニティ】
【ウマニティPOG】有力馬紹介第4弾!日米オークスを制覇したシーザリオの仔「ロザリンド」
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ウマニティPOG(http://pog.umanity.jp/)有力馬紹介の第4弾!

本日は日米オークスを制覇したシーザリオの仔「ロザリンド」を紹介します。
今年のダービー有力馬エピファネイアを全兄に持つ良血馬です。

ロザリンド 牝2 黒鹿毛 2011年2月3日生
(父)シンボリクリスエス(母)シーザリオ
調教師:角居勝彦厩舎(栗東)
馬 主:有限会社キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

ロザリンド


ウマニティPOGでは、5/13より社台&ノーザンファームほか有力馬441頭(443頭から変更)の馬体写真を掲載する特集ページを無料公開します。
http://pog.umanity.jp/

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シーザリオの口コミ


口コミ一覧

キャロット申し込んだ

 すまる 2017年9月7日(木) 22:25

閲覧 44ビュー コメント 0 ナイス 7

最優先 リッチダンサー

一般
シーザリオ母優先
ハープスター母優先
ローズノーブル母優先
ティフィン母優先

以上
今年は過去に出資した関係ある馬以外はあまり見ませんでした

最後まで悩んだのはやはりラドラーダ
ダービー勝たせてくれたお母さんだから悩んだ><
シーザリオ二口いかないでラドラーダと一口ずつ分けようかと悩んだけど、ラドラーダは来年は絶対出資するからということで

昔アドマイヤベガ産駒が欲しくて悩んで分ければいいのに分けなくて結果出資馬は未勝利、見送りはGI馬ってあったけど
そーならなければいいけどw

リッチダンサーは外れたら来年はエピとアヴァンチュラいきたいですね

 ちびざる 2017年6月10日() 00:06
2017年POG落札状況
閲覧 56ビュー コメント 0 ナイス 4

2017年のPOGの2回目の入札に参加しました。


早速、入札結果ですが、見事、3頭を落札しました。

1頭目は、シーザリオの2015(牝)です。
父キングカメハメハ×母シーザリオ

血統的に申し分ないと思います。
リオンディーズ の全妹、エピファネイアの半妹
問題は気性面ですかね。良いほうに出てくれることを期待します。
牝馬クラシック路線(1600M〜2400M)が合っている血統だと思います。


2頭目は、ラドラーダの2015(牡)です。
父キングカメハメハ×母ラドラーダ
この配合でピンとくると思いますが、
今年のダービー馬レイデオロの全弟です。
今年の牡馬のレベルが低いとか言われていたので
この馬も・・・とは思いませんが、クラシック戦線での活躍を期待したいです。

3頭目は、Danedreamの2015(牡)です。
父Frankel×母Danedream
フランケル産駒の牡馬です。
牝馬の活躍がめざましいフランケル産駒ですが、
牡馬でも活躍馬が出て欲しいですね。欧州血統ってのが気になりますが、
日本の馬場で適性を示してほしいですね。

今年のPOGはこれで打ち切りになりそうです。
落札した馬全てが無事に出走してほしいですね。
そして来年のクラシックで走る姿に思いを馳せて観戦したいですね。

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 やすの競馬総合病院 2017年6月6日(火) 20:45
POG2017−2018の人気馬を物色するpart.1の巻
閲覧 136ビュー コメント 0 ナイス 3

今日は、POG2017−2018シーズンの人気馬を物色して、いいな〜と思う馬がいたら、netkeiba.comやJRAVANなどで開催されてるPOG大会の指名馬に決定しようと思います。

ぼくは2歳馬に関しての知識は本当に少ないので、POG初心者が知識もないまま指名馬を探ってるだけという、読んでも何も得しない非常に薄っぺらい内容ですが許してくださいね。

と、最初に言い訳のような謝罪を済ませたので、早速やっていきましょう。


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牝馬 シーリア(父キングカメハメハ 母シーザリオ 角居厩舎)
父キングカメハメハなんでリオンディーズの全妹になりますが、日刊スポーツの2歳牝馬部門で最上位の評価されたそうで、かなり期待できるのかな〜。
9月の阪神開催でデビュー予定らしいですが、どんな走りしてくれるかすごく楽しみやし、2歳王者リオンディーズの全妹なんで2歳女王の期待も膨らみます。
ぼくの場合、母シーザリオの時点で指名決定。
母シーザリオがオークス馬なんで、オークスを勝って母・娘オークス制覇をしてくれると最高ですが、オークスに出走してくれたらそれだけでも最高にうれしいです。

牡馬 タニノフランケル(父フランケル 母ウオッカ 角居厩舎)
ウオッカの4番目の子供にして初のフランケル産駒。
相変わらず馬体は大きくて540kgを越えてるそうですが、すでに入厩して調教を順調にこなしているそうです。
父がフランケル、母がダービー馬のウオッカというだけですでに相当価値高いけど、サンデーサイレンスやキングマンボという日本で主流の血が入っていない牡馬なんで活躍したら種牡馬としての価値は想像を絶する高さになりますね。
もし、この馬がダービー勝ったら、母の父・母・息子の親子3代ダービー制覇ということになりますが、フランケル産駒はソウルスターリングがオークス勝ったりで日本でも活躍馬がいるだけに夢がますます膨らみます。

牝馬 プリメラビスタの2015(父オルフェーヴル 母ビワハイジ 池添学厩舎)
ブエナビスタなど活躍馬を多く出してきたビワハイジと三冠馬オルフェーヴルの配合なんでどこまで活躍するのかワクワク感すごくあるし、ビワハイジ最後の子ということなんでよりいっそう頑張ってほしいな〜と思います。
騎手が誰になるかはわかりませんけど、もし、池添騎乗でGI勝ったら、兄(騎手)・弟(調教師)の兄弟GI制覇になりますね。
オルフェーヴル産駒は初年度産駒なんで何もわかりませんが、イメージ的にはスタミナありそうで桜花賞よりはオークス向きなのかな〜って気がします。
(桜花賞・オークスともに好走する馬多いんで、あまりどっちに向いてるとか関係ないかもですが)

牡馬 シンハラージャ(父オルフェーヴル 母シンハリーズ 石坂厩舎)
ぼくのPOG馬だった半姉のシンハライト(ディープインパクト産駒)がオークス1着、桜花賞2着と大活躍してお世話になったし、母のシンハリーズは種牡馬に関係なく安定していい子を出してるんで、オルフェーヴルとの子供がどんな活躍するのか楽しみです。
「デイリースポーツPOG虎の巻」の表紙になってたぐらいなんで注目度も期待度も相当高い馬っぽいですね。
半姉にオークス馬がいるけど、兄や姉を見てると1600〜2000mがよさそうに思うんで、1番向いてる3歳春のGIはNHKマイルCだと思うけど、皐月賞やダービーで活躍が見たい馬ですね。

牝馬 マルケッサ(父オルフェーヴル 母マルペンサ 池江厩舎)
半兄のサトノダイヤモンド(ディープインパクト産駒)が菊花賞・有馬記念1着など大活躍してるんで、父がオルフェーヴルになってどんな活躍するのか楽しみです。
関係者のコメントで「オルフェーヴルの代表産駒になってほしい」と期待されてるそうですが、「サトノダイヤモンドというよりはオルフェーヴルという感じ」らしいんで、粗削りだけど潜在能力はかなりあるという感じなのかな?
半兄のサトノダイヤモンドは、ぼくの競馬歴の中で3歳春の時点でこんなに完成度高い馬ってアグネスタキオンとサトノダイヤモンドぐらいしか記憶にないってぐらい抜群の競馬センスしてた馬。
父のオルフェーヴルは、現役時代に数々のやんちゃ伝説を残したいろんな意味ですごい馬。
なので、サトノダイヤモンドとオルフェーヴルのどっちと比べられても、両方とも極端すぎてマルケッサがかわいそうかなって気はします(笑)


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☆今回のまとめ☆
POG2017−2018の指名決定馬
・シーリア(父キングカメハメハ 母シーザリオ 角居厩舎)

シーリアは母シーザリオの時点で指名決定。
あとの馬に関しては、指名するかどうかまでは今のところわかりませんが・・・。

タニノフランケルに関しては、
オーナーがウオッカにディープインパクトやキングカメハメハなど今の日本競馬の主流の種牡馬と配合させることなく、欧州に滞在させて欧州の種牡馬と配合させ続けてて、きっとすごくお金もかかってると思うけど、日本競馬のもっと先を見据えて行動し続けてるのはすごいな〜と思うので、それを応援する意味でもタニノフランケルは指名しようかな〜と思ったりもしています。


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☆おまけ☆
今日の東海ダービー(名古屋競馬場 ダ1900m)で6番人気のカツゲキマドンナに乗ってた木之前葵騎手がスタートした直後に落馬しちゃいました。

VTRで見たら、これは落馬しちゃっても仕方ないというぐらいに見えたんで、馬や木之前騎手が無事だといいなと思いましたが・・・。

スタート直後の落馬なんで、この馬から馬券買ってた人達はレースが終わるまでの数分間で無の境地に達してしまい新たな何かに目覚めてしまった方もおられるかも?

2年前の北海優駿(ダービー)で1.1倍の圧倒的1番人気でスタートした直後に落馬したオヤコダカの時は、ポイント狙いでオヤコダカ絡みの馬券に大金をぶち込んだ人達の阿鼻叫喚が聞こえてきそうで、競馬って恐ろしいな・・・と痛感したのを鮮明に覚えています。

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