エアメサイア(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2002年2月4日生
調教師伊藤雄二(栗東)
馬主株式会社 ラッキーフィールド
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績12戦[4-4-2-2]
総賞金33,553万円
収得賞金6,625万円
英字表記Air Messiah
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
エアデジャヴー
血統 ][ 産駒 ]
ノーザンテースト
アイドリームドアドリーム
兄弟 エアシェイディエアルプロン
前走 2006/05/14 ヴィクトリアマイル G1
次走予定

エアメサイアの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
06/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 188185.432** 牝4 55.0 武豊伊藤雄二476(+12)1.34.2 0.233.4⑪⑫ダンスインザムード
06/04/08 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1400 128123.322** 牝4 57.0 武豊伊藤雄二464(-2)1.21.7 0.535.9⑧⑤ラインクラフト
06/02/26 中山 11 中山記念 G2 芝1800 128128.243** 牝4 55.0 武豊伊藤雄二466(+2)1.50.0 1.136.3バランスオブゲーム
05/11/13 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 186112.515** 牝3 54.0 武豊伊藤雄二464(-4)2.13.2 0.733.4⑭⑭⑯⑯スイープトウショウ
05/10/16 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 185102.521** 牝3 55.0 武豊伊藤雄二468(+6)1.59.2 -0.034.2⑫⑫⑫⑨ラインクラフト
05/09/18 阪神 11 ローズS G2 芝2000 15592.421** 牝3 54.0 武豊伊藤雄二462(-8)2.00.1 -0.134.2⑥⑥⑥⑥ラインクラフト
05/05/22 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18358.622** 牝3 55.0 武豊伊藤雄二470(+8)2.28.8 0.033.8⑨⑧⑦⑥シーザリオ
05/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 187156.534** 牝3 55.0 武豊伊藤雄二462(+4)1.33.9 0.434.7⑫⑪⑩ラインクラフト
05/03/13 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 156105.133** 牝3 54.0 武豊伊藤雄二458(0)1.21.3 0.134.7⑥⑥ラインクラフト
05/02/05 京都 10 エルフィンS OP 芝1600 12564.921** 牝3 54.0 武豊伊藤雄二458(-6)1.36.0 -0.034.3ジェダイト
05/01/15 京都 9 白梅賞 500万下 芝1600 13694.522** 牝3 54.0 武豊伊藤雄二464(-12)1.36.8 0.334.8ディアデラノビア
04/11/21 京都 5 2歳新馬 芝1600 16351.411** 牝2 54.0 武豊伊藤雄二476(--)1.38.0 -0.235.8バブルファンタジー

エアメサイアの関連ニュース

 春のマイル王を決める安田記念(4日、東京競馬場、GI、芝1600メートル)に出走するエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)の追い切りが31日、滋賀・栗東トレーニングセンターで行われた。坂路での動きは抜群で4ハロン51秒8をマークし、サンケイスポーツ調教評価は最高ランクの『S』。惜敗が続くだけに、コンビを組む武豊騎手も「早く1着がほしい」と力が入っていた。

 GI取りへの執念が、力強い走りからも伝わってくる。朝一番の坂路でエアスピネルが迫力満点の動き。4ハロン51秒8の好タイムをマークして、マイル王の座を視界にとらえた。

 「いい走りでしたね。今までレースの当週は、余裕を持たせる調教が多かったけど、きょうは速い時計を指示しました。予定通りですよ」

 笹田調教師が納得の表情を浮かべる。シホウ(1600万下)を2馬身ほど追いかける形でスタート。軽快な走りで13秒9−12秒9−12秒4とペースを上げ、ラスト1ハロン手前では併走馬をかわす勢い。鞍上(調教助手)が気合をつけると、瞬時に呼応してラスト12秒6で1馬身の先着。5月24日の1週前に叩き出した一番時計(4ハロン50秒8)にも匹敵するパワフルな走りで、状態のよさをアピールした。

 「この馬の性格なのか、レースに行って、ゴール前で気を抜くところがある。だから(調教で)苦しくさせることで、全力を出せるように仕向ければ」とトレーナーは追い切りの意図を説明した。

 昨年は3冠全レースに参戦して、皐月賞4着、ダービー4着、菊花賞3着と善戦どまり。マイル路線に転じた今年も、京都金杯こそ勝ったが、近2走は3、2着と惜しい競馬が続く。そこで、最後まで集中力を持続させるために、あえてハードな調教で“スパイス”を加えた。最終追い切りで、4ハロン51秒台で登坂したのは、昨秋の菊花賞以来2度目。ハードな調教は、詰めの甘さを解消させるためだ。

 2009年ウオッカ以来となる安田記念4勝目を狙う武豊騎手も、熱い思いを口にする。

 「状態面はいうことがなさそう。なかなかGIに届かず、あと一歩というのが現実。ゆかりのある血統ですし、早く1着がほしいですね」。同馬の母エアメサイアにも騎乗し、2005年秋華賞を制覇。“母子GI制覇”への意欲は並々ではない。

 休み明け2走目で、万全の態勢で挑む大一番。笹田調教師、武豊騎手らスタッフの思いが馬に伝わったとき、新マイル王が誕生する。(佐藤将美)

★母にもすべて騎乗

 武豊騎手はエアスピネルのデビューから11戦全てで手綱をとっているが、母エアメサイアともコンビを組んでいた。桜花賞4着、オークス2着の後、秋華賞で優勝してGI初制覇。デビューからラストランまで12戦全てに騎乗して【4・4・2・2】の成績だった

安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

【共同通信杯】エアウィンザー、メンタル面に課題2017年02月08日(水) 05:08

 秋華賞エアメサイアの子エアウィンザーは3戦して2、1、2着。素質は示しているがワンパンチ足りない印象がある。角居調教師は「精神的なものなのか、相手を抜かそうとしないようなところがある。中間からシャドーロールを着けているけど、効果は見られないし、レースで着けるかどうか…。気持ちが入って、真面目に走ってくれればいいんだが」と慎重だった。

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【東京新聞杯】レース展望 2017年01月30日(月) 17:40

 東京2週目の日曜メインは、第67回東京新聞杯(2月5日、GIII、芝1600メートル)。6月4日に行われるGI安田記念と同舞台で争われる注目の重賞だ。今年はフルゲート16頭に14頭がエントリー。ビッグタイトルを目指すマイラーたちによる熱戦が期待される。

 主役を務めるのは、京都金杯を制したエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)。昨年はクラシック路線を歩み、皐月賞4着、日本ダービー4着、菊花賞3着と涙をのんだが、ハイレベル世代の強豪の一角として、存在感を示した。4歳を迎えた今年は京都金杯で早々と始動。2歳時の朝日杯フューチュリティS2着以来のマイル戦で、なおかつ菊花賞から1400メートルの距離短縮だったが、見事1番人気に応えてデイリー杯2歳S以来1年2カ月ぶりのVを飾った。

 「この馬にかけているものは大きいから、いいスタートを切れてよかった。適性距離がつかみにくいけど、マイルはレースがしやすい。東京のマイルならいいというイメージがある」と9戦全てでコンビを組んでいる武豊騎手。父はNHKマイルCと日本ダービーと東京でGIを2勝したキングカメハメハ、母は秋華賞を制し、オークスヴィクトリアマイルでともに2着だったエアメサイアで、いかにも東京コースでパフォーマンスを上げてきそうだ。笹田調教師、武豊騎手のコンビで、シルクロードSダンスディレクターに続く2週連続重賞Vを狙う。

 その京都金杯で2着のブラックスピネル(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)は昨年、クラシックの舞台に立つことはできなかったが、オープン特別の萩S&白百合Sを勝った素質馬だ。京都金杯では最内枠からロスなく立ち回り、直線で鋭い末脚を発揮。マイル戦でも好勝負できることを証明した。エアスピネル同様、今年の飛躍が期待できる4歳馬。ここでも当然、勝ち負けに持ち込む。

 オープン特別を連勝して勢いに乗るマイネルアウラート(美浦・高橋裕厩舎、牡6歳)の武器はしぶとい先行力。2走前は阪神のリゲルSを逃げ切り、前走は中山のニューイヤーSを2番手から押し切った。特に前走は58キロを背負い、2着グランシルクに1馬身1/4差をつける快勝。昨年のこのレースは11番人気で3着、昨秋の富士Sでも勝ったヤングマンパワーから0秒3差の4着に踏ん張っており、東京のマイルでも好走歴がある。ステイゴールド産駒らしく、年齢を重ねるにつれて力をつけ、今が充実期。8度目の重賞挑戦で初タイトルを狙う。

 ヤングマンパワー(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)は昨年、富士Sの前に関屋記念も制覇と左回りのマイル重賞を連勝している。ミカエル・バルザローナ騎手と初めてコンビを組んだマイルチャンピオンシップでは16着と大敗したが、道中は集中力を欠いた走りで競馬に参加できていない感じだった。今回は多摩川S→関屋記念富士Sと、コンビを組んで3戦3勝の戸崎圭太騎手が騎乗。ひと息入れてベストの舞台に戻り、巻き返しは必至だろう。

 ブラックムーン(栗東・西浦勝一厩舎、牡5歳)は2走前に今回と同舞台のオープン特別・キャピタルSを3馬身差で完勝。後方一気の内容で、上がり3ハロン34秒0は、次位を0秒7も上回る桁違いの破壊力だった。9着に終わった前走の京都金杯は開幕週で前有利の馬場。いつもより一列前の競馬で、持ち味が生きなかった印象だ。自分のスタイルで競馬ができる東京のマイル戦なら見直せる。

 プロディガルサン(美浦・国枝栄厩舎、牡4歳)は、昨年のGIドバイターフを勝ったリアルスティールの全弟。昨年のクラシックでは、日本ダービー10着、菊花賞11着と結果を出せなかったが、セントライト記念では皐月賞ディーマジェスティに真っ向勝負を挑み、0秒2差の3着と素質を示した。先週の白富士Sを除外されてのスライド参戦となるが、東京芝1600メートルでは新馬戦を勝っており、不安はない。

 準オープンの元町Sを鋭い差し脚を発揮して勝ったロイカバード(栗東・松永幹夫厩舎、牡4歳)は父がディープインパクトで、母が米国年度代表馬のアゼリという超良血馬。東京のマイル戦でも勝ち星をマークしている。本格化気配が漂うだけに、横山典弘騎手という新たなパートナーを得て侮れない存在だ。

 他にも、NHKマイルCで2着の実績があるタガノブルグ(栗東・鮫島一歩厩舎、牡6歳)、ここ2戦が案外だが重賞でも通用する能力を秘めているダイワリベラル(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡6歳)などには注意を払っておきたい。

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【スポ京都金杯】武豊エアスピネルが1番人気に応える 2017年01月05日(木) 15:53

 1月5日の京都11Rで行われた第55回京都金杯(4歳以上オープン、GIII、芝・外1600メートル、ハンデ、18頭立て、1着賞金=4100万円)は、武豊騎手騎乗のエアスピネル(牡4歳、栗東・笹田和秀厩舎)が制し、1番人気に応えた。タイムは1分32秒8(良)。

 6番手あたりを進んでいたエアスピネルは直線で抜け出すと、好位から急追してきたブラックスピネル(6番人気)をハナ差で退けた。中団前めから伸びてきたフィエロ(5番人気)がさらに1/2馬身離れた3着。

 ◆武豊騎手「久しぶりにこの馬で勝ててうれしい。これぐらいの距離がいいですね。ラストはもたついたんですけど。今年はこの馬にかけるところが大きい」

 エアスピネルは、父キングカメハメハ、母エアメサイア、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(株)ラッキーフィールド。通算成績は9戦3勝。重賞は2015年デイリー杯2歳S・GIIに次いで2勝目。笹田和秀調教師は京都金杯初勝利。武豊騎手は02年ダイタクリーヴァ、05年ハットトリックに次いで3勝目。

★5日京都11R「京都金杯」の着順&払戻金はこちら

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【スポ京都金杯】レース展望 2016年12月26日(月) 18:57

 関西圏の新年最初の重賞は、京都競馬場で行われる第55回京都金杯(GIII、芝1600メートル)。マイル路線での飛躍を誓う好メンバーが集結した。新春の淀で、寒さを吹き飛ばす白熱した戦いが見られそうだ。

 最も注目されるのはエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)だろう。2005年の秋華賞を勝ったエアメサイアを母に持つ良血馬。16年はクラシック路線を歩み、皐月賞4着、ダービー4着、菊花賞3着と、先日の有馬記念を制したサトノダイヤモンドを送り出したハイレベル世代で十分に存在感を示した。マイルへの参戦は2歳時以来となるが、新馬戦、2戦目のデイリー杯2歳ステークスを連勝。3戦目の朝日杯フューチュリティステークスでも勝ったリオンディーズから0秒1差の2着と、高い距離適性を見せていた。これまでの8戦はすべて5着以内を確保しており、大崩れは考えられない。菊花賞以来2カ月半ぶりの実戦となるが、「変わりなく順調に来ている。持っている能力はかなり高いし、徐々にだが成長も感じられる。結果を出してほしいね」と、笹田調教師は1年2カ月ぶりの勝利へ気合が入る。ハンデ56.5キロでも主役は譲れない。

 エアスピネルと同世代のアストラエンブレム(美浦・小島茂之厩舎、牡4歳)は勢いに乗っての参戦だ。こちらも08年の秋華賞ブラックエンブレムを母に持つ、エアスピネルにヒケを取らない良血。昨春は賞金加算ができず、クラシック出走は果たせなかったが、7月の新潟1000万下・古町特別、10月の東京1600万下・紅葉ステークスを連勝し、完全に本格化した印象だ。出走した8戦がすべてがマイル戦で、4勝をマークしている点も魅力。もともとサウジアラビアロイヤルカップ3着、シンザン記念4着、ニュージーランドトロフィー4着と重賞で好走歴のある素質馬で、エアスピネルと同様、好位で立ち回るレースセンスが光る。ハンデは54キロで、エアより2.5キロ軽い。恵まれたハンデを追い風に、コンビを組んで2戦2勝のミルコ・デムーロ騎手の手綱で重賞初勝利を狙う。

 こちらも同世代のマイネルハニー(美浦・栗田博憲厩舎、牡4歳)は、前走のチャレンジカップで重賞初勝利を挙げた。これまでの逃げ一辺倒の競馬から、ここ2戦はモデルチェンジ。好位からのレースで、持ち前のしぶとさがさらに生きるようになった。マイルは2戦して【1・0・1・0】で、ハンデ56キロなら、ここでも勝ち負けが見込める。

 ディープインパクト産駒ガリバルディ(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)の末脚も侮れない。決め手を生かすスタイルに転じた昨夏の中京記念は上がり3ハロンがメンバー最速の33秒6で、直線外から一気の差し切り勝ち。その後は富士ステークスマイルチャンピオンシップでも、上がり3ハロン最速をマークした。ハンデは57キロだが、展開が向くようならまとめて差し切っても不思議はない。

 ガリバルディと同じ厩舎で、重賞の上位争いの常連、ハンデ57.5キロのフィエロ(栗東・藤原英昭厩舎、牡8歳)は、阪神カップでタイム差なしの3着。実質的には中1週にも満たない間隔となるだけに、状態面が鍵となる。京都のマイルは得意舞台。オープン昇級後は一貫してGIとGIIだけを使われており、デビュー以来初のGIIIなら、貫禄の違いを見せたいところだ。

 キャピタルステークスを勝ったブラックムーン(栗東・西浦勝一厩舎、牡5歳)=56キロ=は、その勝ち方が桁違い。本格化ムードを強く印象付けた。もともと大崩れのないタイプだが、京都は【2・2・1・0】と特に安定している。浜中俊騎手とのコンビでも実績があり、好勝負は可能だろう。

 ほかにも堅実なブラックスピネル(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)=55キロ、ムラはあるものの非凡な決め手を持つミッキージョイ(美浦・萩原清厩舎、牡5歳)=55キロ、底力のあるテイエムイナズマ(栗東・福島信晴厩舎、牡7歳)=56キロ=などが出走予定。人気はエアスピネルが中心となりそうだが、ハンデ戦らしい激戦が期待できそうだ。

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【新馬戦スター発見伝】エアウィンザー 2016年09月23日(金) 05:02

 来春のクラシック候補がデビューする。秋華賞馬エアメサイアの最後の子で、母に加え、全兄エアスピネルの手綱も取る武豊騎手の期待は大きい。

 「先週の動きがよかった。素直そうで、乗り味や軽いフットワークはお兄ちゃんに似ている。楽しみな馬だね」

 その1週前追い切りは、CWコースで5ハロン71秒4−11秒8とシャープな伸びを披露。21日もCWコースでの併せ馬で6ハロン79秒6−13秒0を計時し、ラストインパクト(OP)に食らいついて併入した。前川助手は「体をうまく使って走れていて、追うごとに上向いてきた。本当にコントロールしやすくて、反応もいい」と初陣を楽しみにしている。

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 8月28日に新潟2歳ステークス(2歳G掘新潟芝1600m外)、9月3日に札幌2歳ステークス(2歳G掘札幌芝1800m)、9月4日に小倉2歳ステークス(2歳G掘小倉芝1200m)と3開催日連続で2歳重賞が施行され、「ウマニティPOG 2016」の獲得賞金ランキングにも動きが出てきました。夏季競馬が終了したキリの良いタイミングですし、ここで各ワールドの戦況をまとめておきましょう。

 1頭あたりの仮想オーナー数が1枠しかないスペシャルワールドは、7月24日の函館2歳ステークス(2歳G掘θヾ杣1200m)を勝ったレヴァンテライオンを指名しているmizumizuさんがトップ。2位はヴゼットジョリーを指名しているたけぼう54さん、3位はレーヌミノルを指名しているサウスさん、4位はトラストを指名しているddb1c93afaさんと、重賞ウイナーを落札した4人がそのまま上位グループを形成しています。もっとも、複数の指名馬が重賞を勝ったプレイヤーはまだいないということでもあり、混線模様と言って良さそう。次週以降も目まぐるしく順位が入れ替わりそうです。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大11頭のGIワールドは、ソールさんが9660万円で1位、DSさんが9584万円で2位。それぞれ重賞ウイナーの4頭こそ指名していませんが、函館2歳ステークス2着のモンドキャンノをデビュー前に落札していました。スペシャルワールドと同じく、こちらも次週以降の結果次第で大きくランキングが動くかもしれません。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大16頭のGIIワールドでトップに立っているのは、俺の名を言ってみろぉさん。すべての指名馬をデビュー前に落札していますが、レーヌミノルをはじめ既に7頭が勝ち上がっています。これらの馬が順調に獲得ポイントを伸ばしてくるようだと、しばらくは首位争いをリードしていけそうですね。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大26頭のGIIIワールドは、キタノかちどきさん(1億1558万円)、サードインパクトさん(1億1430万円)と、1億円以上のポイントを獲得したプレイヤーが2名いらっしゃいました。キタノかちどきさんは8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を勝ったリンクスゼロ、9月4日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)を制したリエノテソーロらをデビュー前に獲得。サードインパクトさんもヴゼットジョリーリエノテソーロに加えて7月23日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1400m)を勝ったディーパワンサらを揃えており、それぞれここまでの戦績はお見事というほかありません。これからデビューする予定の良血馬もラインナップにいますから、今後もお二方を中心とした争いになるでしょう。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大36頭のオープンワールドはシンガリルドルフさんがトップ。前出のリンクスゼロモンドキャンノ、そして九州産馬で既に本賞金が3520万円に達しているカシノマストらを指名されていました。

 もっとも、シーズン全体から見ると「ウマニティPOG 2016」はまだまだ序盤戦。入札や仮想オーナー募集枠の開放は今後も続いていきますから、これから参加するプレイヤーにも上位進出の目は残っています。
 実際、執筆時点(2016年09月05日17:00現在。以下同)の「注目POG馬ランキング」上位40頭を見ても、既にデビューを果たしているのは下記の8頭だけです(末尾は「注目POG馬ランキング」における順位)。

ヴァナヘイム(牡/父キングカメハメハ×母グルヴェイグ) ※3位
フローレスマジック(牝/父ディープインパクト×母マジックストーム) ※4位
ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ) ※15位
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス) ※20位
ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト) ※26位
ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ) ※35位
モンドキャンノ(牡/父キンシャサノキセキ×母レイズアンドコール) ※36位
インヴィクタ(牡/父ハービンジャー×母ラスティングソング) ※38位

 なお、上記の8頭を除いた32頭のうち下記の10頭は、JRA-VANを確認したところ執筆時点で在厩中となっていました。

サトノアーサー(牡/父ディープインパクト×母キングスローズ) ※6位
モクレレ(牡/父ディープインパクト×母アパパネ) ※9位
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン) ※13位
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ) ※17位
ザウォルドルフ(牡/父ディープインパクト×母ウィーミスフランキー) ※19位
クリアザトラック(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※24位
アドミラブル(牡/父ディープインパクト×母スカーレット) ※30位
リナーテ(牝/父ステイゴールド×母マルペンサ) ※32位
ジュンテオドーラ(牝/父ディープインパクト×母アートプリンセス) ※33位
エアウィンザー(牡/父キングカメハメハ×母エアメサイア) ※39位

 今後の調整過程にもよりますが、近日中にデビューする可能性は比較的高いと見ていいんじゃないでしょうか。
 執筆時点で未出走、かつ入厩していない馬は下記の22頭ということになります。

トゥザクラウン(牡/父キングカメハメハ×母トゥザヴィクトリー) ※1位
アルアイン(牡/父ディープインパクト×母ドバイマジェスティ) ※2位
コロナシオン(牝/父キングカメハメハ×母ブエナビスタ) ※5位
ラボーナ(牡/父ルーラーシップ×母ハッピーパス) ※7位
ダブルバインド(牡/父ディープインパクト×母ラッシュラッシーズ) ※8位
●ヘリファルテ(牡/父ディープインパクト×母シユーマ) ※10位
グローブシアター(牡/父キングカメハメハ×母シーザリオ) ※11位
ベルダム(牝/父ディープインパクト×母ドナブリーニ) ※12位
●サトノヴィクトリー(牡/父ディープインパクト×母ジョコンダ2) ※14位
ミリッサ(牝/父ダイワメジャー×母シンハリーズ) ※16位
●カデナダムール(牝/父ディープインパクト×母ラヴズオンリーミー) ※18位
●オーロラエンブレム(牝/父ディープインパクト×母ブラックエンブレム) ※21位
ヴィニー(牝/父ディープインパクト×母コケレール) ※22位
オルファン(牝/父ステイゴールド×母オリエンタルアート) ※23位
ハリーレガシー(牡/父ヴィクトワールピサ×母バルドウィナ) ※25位
ヒシマサル(牡/父ルーラーシップ×母シェリール) ※27位
アドマイヤエスパー(牡/父ディープインパクト×母アゼリ) ※28位
ダノンディスタンス(牡/父ルーラーシップ×母アゲヒバリ) ※29位
レッドオルガ(牝/父ディープインパクト×母エリモピクシー) ※31位
バリングラ(牡/父Fastnet Rock×母Sweet Dreams Baby) ※34位
ディヴァインハイツ(牝/父ハーツクライ×母ドバウィハイツ) ※37位
アスティル(牝/父ステイゴールド×母ヒストリックスター) ※40位

 どの馬も現2歳世代を代表する良血馬ですし、デビューが近付いたら多少なりとも話題を集めそう。指名を考えているのであれば、仮想オーナー募集枠の開放に合わせ、早めに入札しておきましょう。


※次回のコラムは10/4(火)頃の予定になります。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2016年07月05日(火) 11:44 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2016) 〜第4回早期デビューの未出走馬
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 早いもので「ウマニティPOG 2016」も既に5週が経過。JRAだけで421頭の2歳馬がデビューを果たし、各ワールドのランキングにも少しずつ動きが出てきました。7月24日には函館2歳ステークス(2歳G掘θヾ杣1200m)が行われ、世代最初のJRA重賞ウイナーが誕生する見込み。今シーズン最初の山場と言っていいかもしれません。

 もっとも、この時期の当コラムで再三繰り返しているように、「ウマニティPOG 2016」はまだまだ長い戦いが始まったばかり。仮想オーナー募集枠の開放スケジュールに合わせて有力馬を指名することができれば、上位進出は十分に可能です。そこで今回は、デビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬を紹介します。今週以降も続いていく入札の参考としていただければ幸いです。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月3日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「6月27日〜7月3日の間に東西のトレーニングセンターで坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む)」を抽出。その中から、注目すべきファクターごとに該当馬をピックアップし、一覧としてまとめました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「注目POG馬ランキング(2016/07/03 23:00更新)」で100位以内に入っていた該当馬を紹介します。この項のみ、各馬の末尾に「注目POG馬ランキング」の順位を付記しました。なお、以下の一覧を含め、並び順は父名順→母名順です。

マジカルスペル(牡/父Creative Cause×母プラウドスペル) ※75位
ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ) ※20位
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ) ※17位
●エアウィンザー(牡/父キングカメハメハ×母エアメサイア) ※37位
プレスト(牡/父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ) ※78位
ビッグディザイア(牡/父キングカメハメハ×母レッドディザイア) ※87位
コリエドール(牡/父クロフネ×母レクレドール) ※64位
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス) ※27位
オンリートゥモロー(牝/父ディープインパクト×母アコースティクス) ※51位
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン) ※45位
●馬名未定(牝/父ディープインパクト×母コケレール) ※25位
エイプリルミスト(牝/父ディープインパクト×母スターダムバウンド) ※86位
ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ) ※35位
マイティドリーム(牡/父ディープインパクト×母ラグジャリー) ※62位
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン) ※13位
ダノンオブザイヤー(牡/父ディープインパクト×母レディジョアン) ※57位
ピスカデーラ(牝/父ブラックタイド×母ドリームスケイプ) ※82位
ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト) ※39位

 該当馬のうち「注目POG馬ランキング」の順位がもっとも高かったのはムーヴザワールド(リッスンの2014)。先週6月29日に入厩したばかりで、ゲート試験合格を目指していくとのことでした。個人的に指名候補として注目していたこともあり、「思ったよりも早かったな」という印象を受けたものの、順調そうなのは何より。このままデビューするのか、それともゲート試験合格後に一旦放牧を挟むのかはわかりませんが、引き続き注目しておきたいと思います。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「入札へ向けてのデータ分析」を参考に、有力と思われる馬を紹介しましょう。
 1頭あたり本賞金が900万円を超えていた調教師の管理馬は下記の通りです。

池江泰寿調教師>
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ)
プレスト(牡/父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ)
ソーグリッタリング(牡/父ステイゴールド×母ソーマジック
クライムメジャー(牡/父ダイワメジャー×母クライウィズジョイ)
ダノンオブザイヤー(牡/父ディープインパクト×母レディジョアン)
ビートフォーセール(牝/父ハーツクライ×母ライフフォーセール)

堀宣行調教師>
コリエドール(牡/父クロフネ×母レクレドール
オメガドラクロワ(牡/父ステイゴールド×母カチバ)

友道康夫調教師>
ラブフルーツ(牝/父キングカメハメハ×母アドマイヤトパーズ)
クラリティダイヤ(牝/父キングズベスト×母タイキダイヤ
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス)
ユアスイスイ(牝/父ダイワメジャー×母ケイティーズベスト)
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン)
アドマイヤミヤビ(牝/父ハーツクライ×母レディスキッパー)
ルタンデュボヌール(牡/父マンハッタンカフェ×母アドマイヤハッピー

藤沢和雄調教師>
ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ)
アルトリウス(牡/父キングカメハメハ×母レジネッタ
サトノアレス(牡/父ディープインパクト×母サトノアマゾネス)
ペイドメルヴェイユ(牝/父ローエングリン×母ミスティックリバー

 各馬の「注目POG馬ランキング」を確認したところ、ミスエルテ(ミスエーニョの2014)が17位、ソウルスターリング(スタセリタの2014)が20位と、Frankel産駒の2頭が上位にランクインしていました。先週7月2日の中京5R(2歳新馬・芝1400m)では同じFrankel産駒のライズイーグル(Rose of Summerの2014)がデビューし、単勝オッズ1.7倍の1番人気に支持されるなど、かなりの注目を集めていましたね。残念ながらライズイーグルは5着に敗れてしまったものの、この2頭の初陣も話題となりそうです。

 種牡馬別成績でダントツの数字をマークしていたのはディープインパクト。デビューが近いと思われる産駒は16頭います。

オンリートゥモロー(牝/父ディープインパクト×母アコースティクス)
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン)
●サトノシャーク(牡/父ディープインパクト×母オジャグワ)
ワラッチャウヨネ(牝/父ディープインパクト×母クリームパフ)
●馬名未定(牝/父ディープインパクト×母コケレール)
サウンドラブリー(牝/父ディープインパクト×母サウンドバリアー
サトノアレス(牡/父ディープインパクト×母サトノアマゾネス)
クールデザイン(牝/父ディープインパクト×母シンディ)
エイプリルミスト(牝/父ディープインパクト×母スターダムバウンド)
ナンヨープルートー(牡/父ディープインパクト×母ハイカックウ)
サングレーザー(牡/父ディープインパクト×母マンティスハント)
メイショウテンシャ(牡/父ディープインパクト×母メイショウベルーガ
ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ
マイティドリーム(牡/父ディープインパクト×母ラグジャリー)
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン)
ダノンオブザイヤー(牡/父ディープインパクト×母レディジョアン)

 前述のムーヴザワールドを除くと、「注目POG馬ランキング」最上位はコケレールの2014。母がサンタラリ賞(仏G機砲鮠,辰討い詢彪貲呂任后83歳の全兄ラヴィエベールが6月11日の東京7R(3歳以上500万下・芝2400m)で2勝目をマークしたこともあり、指名した皆さんの期待度はますます高まっているはず。馬名はまだJRA-VANに登録されていないものの、今後の動向が楽しみな一頭と言えるでしょう。

 生産者別成績はノーザンファームの“一強”でしたが、こちらは該当馬が69頭もいるため、「注目POG馬ランキング」で1000位以内にランクインした馬のみを列挙しておきます。まぁ、それでも44頭ほどおり、注目度の高さを改めて実感しましたが……。気になる血統を見かけたら、ぜひチェックしてみてください。

マジカルスペル(牡/父Creative Cause×母プラウドスペル)
ランニングウインド(牡/父Discreetly Mine×母ランニングボブキャッツ)
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ)
フィアマロッサ(牝/父アイルハヴアナザー×母フィロンルージュ)
バレーロ(牡/父ヴィクトワールピサ×母ベルベットローブ)
ヴァンクールシルク(牡/父ヴィクトワールピサ×母ルシルク)
プレスト(牡/父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ)
バルコラベーロ(牡/父クロフネ×母アペラシオン)
クルークハイト(牝/父クロフネ×母ヴァイスハイト)
ハッシュタグ(牡/父クロフネ×母サンデースマイル2)
ジューヌエコール(牝/父クロフネ×母ルミナスポイント
シャープシューター(牡/父ゴールドアリュール×母シャーペンエッジ)
クインズゴールド(牝/父ステイゴールド×母ストールンハート)
ディアマイラブ(牝/父ステイゴールド×母ディアジーナ
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス)
サトノマサムネ(牡/父ゼンノロブロイ×母エリドゥバビロン)
デクレアビクトリー(牡/父ゼンノロブロイ×母クーデグレイス
ラバピエス(牡/父タートルボウル×母サルスエラ)
シェルブルック(牡/父タートルボウル×母シャルルヴォア)
シャプレドサクレ(牝/父タートルボウル×母ピュアチャプレット)
ピンクスター(牝/父タートルボウル×母レアクラシック)
ミッキークルソラ(牝/父ダイワメジャー×母クルソラ)
ユアスイスイ(牝/父ダイワメジャー×母ケイティーズベスト)
オールポッシブル(牝/父ダイワメジャー×母シーズインポッシブル)
ピンクブリザード(牝/父ダイワメジャー×母ピンクリップス)
●マイティーキュート(牝/父ダイワメジャー×母マイティースルー
ポールヴァンドル(牝/父ダイワメジャー×母レディドーヴィル)
オンリートゥモロー(牝/父ディープインパクト×母アコースティクス)
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン)
●馬名未定(牝/父ディープインパクト×母コケレール)
エイプリルミスト(牝/父ディープインパクト×母スターダムバウンド)
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン)
カトリーヌ(牝/父ハーツクライ×母デビルズコーナー)
バラダガール(牝/父ハーツクライ×母バラダセール)
ビートフォーセール(牝/父ハーツクライ×母ライフフォーセール)
アドマイヤミヤビ(牝/父ハーツクライ×母レディスキッパー)
アドマイヤゲーム(牝/父ハービンジャー×母アドマイヤテンバ
●サンキューゴッド(牡/父ハービンジャー×母アンナヴァン)
キュイキュイ(牝/父ハービンジャー×母スナップショット)
ピスカデーラ(牝/父ブラックタイド×母ドリームスケイプ)
ルタンデュボヌール(牡/父マンハッタンカフェ×母アドマイヤハッピー
アトラーニ(牡/父ルーラーシップ×母アマルフィターナ)
ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト)
アドマイヤウイナー(牡/父ワークフォース×母ソングバード)

※次回のコラムは8/2(火)になります。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2016年05月27日(金) 17:20 みんなの競馬コラム
【日本ダービー】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
いよいよ東京優駿、日本ダービーです。やっぱりダービーは特別です。身が引き締まります。

個人的な話をさせていただくと、高校生の頃から競走馬の血統というものが好きだったのですが、今のように自分の生活の中心が血統研究になるほどノメり込んだのは、昨年のダービーを検討していたときでした。東京で威力を発揮してきたトニービンの斬れというものは、NasrullahとHyperionに起因するもので、Hornbeam(トニービンの母父)と牝祖バロクサイドのニアリークロスでトニービンの再現性の高い配合といえるドゥラメンテと、サンデーサイレンスを介さずに、あれほどまでに柔軟性があり、日本のスピード競馬に対応できるサトノクラウンの配合を、望田潤先生のブログで学んだことがキッカケでした。そして、祖母エアグルーヴ天皇賞(秋)から18年、母と同じように府中の直線を斬り裂いたドゥラメンテの姿と血統・配合の奥深さに感極まり涙を流した昨年のダービーでした。

あれから1年、この1年間はクラシック路線に重点を置いて競馬をみてきました。その答えが5月29日に出ます。書きたいことを書いて、その時を待ちたいと思います。


今年の3歳世代は、3着以下を4馬身離した朝日杯FSをみても、4着以下を5馬身離した弥生賞もみても、やはりハイレベルであることは間違いないとところ。逆にいえば、抜けた存在がいないから、3冠はそれぞれ展開、馬場、枠順などといった外的要因を最も味方に付けることができた馬が勝つと推測しています。皐月賞ヴィクトワールピサ、ダービー・エイシンフラッシュ菊花賞ビッグウィークの2010年世代に似ています。

ディーマジェスティ
4代母Margarethenから広がる牝系で、中でもTrillionの分岐からは直仔に「鉄の女」と呼ばれ富士Sを制したトリプティクを輩出し、2013・14年凱旋門賞連覇のTreveやダート王フリオーソらも輩出している。ディーマジェスティはDoff the Derbyの分岐で、母母シンコウエルメスは英ダービー、キングジョージを制したジェネラスの半妹で、その産駒にはエリ女3着のエルノヴァや、中京記念マチカネオーラらがいる。シンコウエルメスはNantallahとRuss-Marie(Margarethenの母=ディーマジェスティの5代母)のニアリークロス(NasrullahとGallant Fox≒Maarguery)5×3を持つパワー型で、そこにブライアンズタイムを配されたのがディーマジェスティの母エルメスティアラだから、極めてパワーとスタミナに特化した母といえる。このパワーとスタミナに偏重した母に、柔らかいディープインパクトを配されたディーマジェスティは、一般的なディープインパクト産駒ではなく、だからこそ急坂のある中山で肉弾戦となった皐月賞はこの馬に最も外的要因が向いていたといえよう。中間のフォトパドックを見ても明らかに他のディープ産駒に比べてお尻が大きな馬体で、東京では仮にレースが流れたとしても急坂がない分皐月賞程のパワーとスタミナが求められるレースにはならないし、良馬場で、急坂がない東京で、33秒台の上がりが求められるレースになったとき、このハイレベル世代において2冠奪取というのは非常に難しいと思うのだ。

マカヒキ
ウリウリの全妹で、ショウナンパンドラらが出るディープインパクト×フレンチデピュティという配合で、サザンヘイローを通じるHalo≒Sir Ivor≒Red God3・5×6・5。また、母母父Rainbow Coner→母父フレンチデピュティ→父ディープインパクトと3代に渡ってNasrullah≒Royal ChergerとPrincequilloを継続して交配されているから斬れる。よく父と比較をされるが、特にコーナリングにおいては、父の場合は抜群の柔軟性から股関節の可動域の大きさを活かしたチーターのようなコーナリングだったが、この馬の場合はHaloらしい“サササッ”というコーナリング、直線のストライドも父ほど雄大なものではない。瞬発力が活きるダービーの舞台は合っているが、これまでのような後方からの競馬で、このハイレベル世代で、前にいるライバルをまとめて差し切れるほど力は抜けていないだろう。

サトノダイヤモンド
マカヒキと同じサザンヘイローを通じるHalo≒Sir Ivor3・5×4・4。母マルペンサは亜古馬牝馬チャンピオンに2度輝いた名牝で、HaloやNothern Dancer、デインヒルなどの牝祖Almahmoud6・7・5×5・6という強烈なクロスを持つ。また、マルペンサの血統表の1/4部分である3代母RiviereはHaloを持たないが、その父LigicalはBlue Larkspur、Man o’War、The Tetrarch、Pharamond、Sir GallahadなどがHalo共通で、Almahmoudだけでなく、LogicalでもHaloの血統構成を増幅させているのがすごい。とはいえ、BCマイルを連覇した母父父LureはDanzig×Alydarという配合馬で、これはジェンティルドンナの母父Bertoliniと同じでパワーに特化。このパワーをHalo的な柔らかさで中和しているが、走りをみるとやはり地面に叩きつけるような走法で、体型に恵まれているから完歩は大きいがストライドが伸びているとはいえないから、特別東京向きというわけではない。皐月賞きさらぎ賞から直行というローテーションに加え、池江調教師は先行有利な馬場状態だったため、ルメール騎手に「好位の5〜7番手くらいの先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」と指示を出したという(*1)。向こう正面でルメール騎手が追っつけ、ハイペースに付いていったのは、その「先頭から5馬身差くらいを追走してくれ」という指示を守っていたからで、そのことに加え直線での不利がなければマカヒキと2着争いに絡んでいたであろう非常に強い負け方。最も崩れないのはこの馬だろう。

リオンディーズ
シーザリオは、強い遺伝力を持つHabitatの影響で自身と同じ外回り向きのストライド走法で走る産駒を多く輩出する名繁殖牝馬で、リオンディーズのあの完歩の大きさ(サトノダイヤモンドマカヒキよりも一完歩が大きいとMahmoudさんが試算されている(*2))、あのフットワークはどこからどう見ても明らかに直線の長いコース向き。また、リオンディーズに関してはー蠢阿函↓∪泙蟾腓ど坩造砲弔い堂樟發鮖っている。

ー蠢阿砲弔い討蓮リオンディーズは道中を右手前で走る右回りの朝日杯において、直線に入り左手前に替えてから、内回りとの合流地点で再度右手前に戻し、末脚が爆発。マイル戦で完全なエアスピネルの勝ちパターンを差し切るという、とんでもないパフォーマンスを披露した。弥生賞こそしっかり直線では左手前一本で走っていたが、皐月賞ではミルコ騎手もコメントをしているように、残り300m地点までコーナリングから手前を替えずに右手前のまま走っていた。このことからリオンディーズは、左手前以上に右手前の方が走りやすい、好き、得意なのではないかと推測できる。だから道中右手前が温存できる左回りの今回はどんな末脚を繰り出すのか、個人的には「楽しみ」というより、「恐ろしさ」さえ感じている
∪泙蟾腓ど坩造砲弔い董▲潺襯概骸蠅蓮Web Sportiva(*3)において、『皐月賞で「向こう正面でマウントロブソンが近付いてきたところで掛かった」と言われていますが、「リオンディーズのフットワークを活かすために自分の意思で出していった」が、レース後振り返ってみると、明らかに速すぎたと思い、自身の騎乗を悔やんだ』という趣旨のコメントを残しています。つまり、皐月賞リオンディーズは鞍上の指示通りに走れていたわけで、決して掛かったわけではなかった。また、新馬戦と休み明けは掛かるそぶりを見せていましたが、皐月賞での走りは、エピファネイアと同じように、「掛かっている」というよりも「パワーで突進している」という表現の方が正しく、ミルコ騎手の手腕を持ってすればそのパワーをコントロールすることができると思うのです。

Cコースに替わり、先行有利な近年のダービーにおいては、マカヒキなどと異なり、弥生賞、皐月賞と先行させたことが活きてくるとも思うし、得意である可能性が高い右手前の威力を存分に発揮できる左回り、圧倒的に大きなストライド、先行できるパワースピード、その特徴をフルに活かせる条件に好転する東京2400mでどんな走りを見せてくれるのか、楽しみでなりません。

エアスピネル
Bold RulerやTudor Minstrelのスピードを伝えるアイドリームドアドリームの牝系で、この牝系は器用さがあるのでエアシャカール皐月賞)やエアメサイア秋華賞)やエアシェイディ有馬記念2年連続3着など)、エアアンセム(ホープフルS)など内回りでの好走が目立つ。本馬も小刻みなピッチ走法で走るのでコーナリングは抜群に巧く、外回り<内回りであることは間違いないところ。しかしいくら枠順や展開の恩恵が働いても距離が伸びて皐月賞上位組を逆転できるとは思えない。

スマートオーディン
母レディアップステージはGII時代のプリティポリーSを制し、GIオペラ賞では3着。父Alzao、Busted、Fair Trialとウインドインハーヘアと血統の共通項が多い馬。とはいえ、Habitatを通じてSir Gaylord4×5を持つから前駆で走り、ベストは平坦コースか。プール調教などで心肺機能を高めてきたが、やはり体型はマイラーに近く、ダービーを1着で駆け抜ける馬体にはみえない。2400mも長く、スローでどこまでやれるかだろう。

ヴァンキッシュラン
母リリーオブザヴァレーは2010年のオペラ賞勝ちで、ND3×6・6・5、叔父には昨年のUAEダービーを制したMubtaahujがいる。母はMiswaki≒ラストタイクーンでNasrullahとPrincequilloとLa Troienneのクロス、更にBold Reason≒Never Bendでもあるからパワー型で、前脚の可動域は狭くストライドは伸びないが、Galileoらしい持続力で長い脚が使えるタイプ。しかし皐月賞上位組が見せたこれまでにみせたパフォーマンスと比較すると、それ以上のものは感じなかったから3着までとみる。

レッドエルディスト
母は父、母父、母母父、3代母父とNasrullah血脈が入り、母母Alruccabaはクリスタルパレス×ゼダーンでGrey Sovereign4×3とフランス血脈をクロスしているから斬れる。しかし父がゼンノロブロイでマイニングとNever Bendを通じLa Troienneのクロスの影響かヴァンキッシュランと同じく前脚の可動域は狭い。自分の競馬に徹してどこまでやれるかだろう。

レインボーライン
面白いのがNHKマイルC3着のレインボーライン。3代母レインボーローズがRoyal Cherger≒Malimdi4×3、Prince Rose4×4、母父フレンチデピュティの母MitterrandもBold RulerとPrincequilloを持つので、母レーゲンボーゲンはRoyal Cherger≒Milindi=NasrullahとPrince Rose系を増幅した配合といえ、外回りで長い脚を使うことに長けている。体型をみてもマイラーとは思えないので、距離延長はプラスととらえたい。今年の3着穴があるとすればこの馬ではないか。

【まとめ】
条件好転のリオンディーズが兄の無念を晴らすとみる。相手は大崩れが考えられないサトノダイヤモンド。この2頭の争いで、穴ではレインボーラインに少し注目してみたい。

*1 サラブレ6月号『JRA調教師池江泰寿のやっぱり だから 競馬は 難しい 面白い』(28~29頁)
*2 サラブレ6月号『皐月賞&桜花賞ラプ・完歩ピッチ分析』(18~21頁)
*3 Web Sportiva『皐月賞はボクがへたくそ」デムーロのリオンディーズがダービーで復権』


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【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。


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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年04月15日(金) 18:39 みんなの競馬コラム
【皐月賞】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,219ビュー コメント 0 ナイス 8

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の桜花賞http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7063)では、
相手筆頭としてジュエラーを挙げ、「配当面を考えれば、ジュエラーから「3着候補」へのワイドなどが面白いか」、と書いていたので何とか面目は保つことができたでしょうか。

さぁ、今週はいよいよ皐月賞
ここまで役者が揃ってわくわくする皐月賞は、2010年以来な気がしています。

偏に「スピード」といっても、Fair Trialを経由しているNureyevやSadler’s Wells系のスピードはパワーに寄って「突進している」という表現が合うスピードです。一方HaloやNasrullahなどのスピードは軟質なスピードです。日本競馬では後者が重要で、日本のみで発展しているサンデーサイレンス系やロベルト系(父祖Royal ChergerはNasrullahと3/4同血)、サクラバクシンオー系の優越を見ても明らかです。
皐月賞は内回りコースを1周する、非常に「レースセンス」が問われるレース。Haloという血はその軟質なスピードから「レースセンス」も特長のひとつです皐月賞馬の中でも中山が得意なヴィクトワールピサはHalo3×4、ロゴタイプはHalo4×3でした。
何故今回Haloという血からこのコラムを書き出したかというと、3強うちのディープインパクト産駒2頭、サトノダイヤモンドマカヒキは「サザンヘイローを通じるHaloのクロス」という共通点があるからなのです。

サトノダイヤモンドはHalo≒Sir Ivor3・5×4・4、母マルペンサは亜古馬牝馬チャンピオンに2度輝いた名牝で、HaloとNothern Dancer、デインヒルなどの牝祖Almahmoud6・7・5×5・6という強烈なクロスを持ちます。また、マルペンサの血統表の1/4部分である3代母RiviereはHaloを持ちませんが、その父LigicalはHaloとBlue Larkspur、Man o’War、The Tetrarch、Pharamond、Sir GallahadなどHalo共通の血が非常に多いです。Almahmoudだけでなく、LogicalでもHaloの血統構成を増幅させているのがすごいです。
母父Openは92,93年のBCマイルを連覇したDanzig直仔のLureという馬の産駒で仏2歳GIモルニ賞を制しました。Lureは種牡馬能力が乏しく産駒頭数は非常に少なかった馬。連覇を達成した93年のBCマイルで2着だったのが日本調教馬で初めてケンタッキーダービーに挑戦したスキーキャプテンの姉スキーパラダイスラニスキーキャプテン以来にケンタッキーダービーに挑戦する年に、Lureの血を持つ馬がクラシックを沸かせているというのは感慨深いものがあります。
少し脱線してしまいましたが、LureはDanzig×Alydarという配合馬で、これはジェンティルドンナの母父Bertoliniと同じです。Haloが上手く中和させていますが、やはりパワー型で、そんな中でも手足が長く体型に恵まれているのはジェンティルドンナと良く似ています。ダービーがスローペースにでもならない限り、ダービー<皐月賞型とみています。道悪も苦にしないでしょう。懸念点は、ローテーションと戦ってきた相手が弱すぎたのではないかということでしょう。

マカヒキは好相性のディープインパクト×フレンチデピュティという配合で、サザンヘイローを通じるHalo≒Sir Ivor≒Red God3・5×6・5。また、母母父Rainbow Coner→母父フレンチデピュティ→父ディープインパクトと3代に渡ってNasrullah≒Royal ChergerとPrincequilloを継続して交配されています。東京では更にパフォーマンスが上がるタイプだとは思いますが、中山でも大きなマイナスにはならなさそうな走りをします。ただ、やはり多頭数での競馬を経験していないこと、競馬の形が限られそうなことは皐月賞においではマイナスでしょう。

3強のうちのもう1頭、リオンディーズの母シーザリオは、自身もそうでしたが強い遺伝力を持つHabitatの影響で外回り向きのストライド走法で走る産駒を多く輩出する名繁殖牝馬です。リオンディーズの、あのしなやかな走りはやはりHabitatの影響だろうと考えられます。また、Nureyev≒Sadler’s Wells4×3という3/4同血クロスも持ち、このクロスによるパワーも兼備しています。ダート馬に出てもおかしくない血統ながらも、Habitatが伝わっていること、この「字面の血統から逸脱したものが発現している」というのは大物に共通していることです。
完全なエアスピネルの勝ちパターンを、能力だけで差し切った朝日杯は後世に語り継がれるであろう衝撃のパフォーマンスでしたし、更に驚いたのは右手前1本で差し切ってしまったということです。もしリオンディーズが、右手前マイスターということであれば、道中右手前を温存できる左回り(ダービー)ではどれほどのパフォーマンスを見せてくれるのか。想像すると恐ろしささえ覚えます。掛かりながらもったままで4角先頭、そこからエアスピネルを突き放した弥生賞のパフォーマンスはマカヒキと双璧をなしますしここは絶対能力に期待したいところです。

エアスピネルはBold RulerやTudor Minstrelのスピードを伝えるアイドリームドアドリームの牝系で、この牝系は器用さがあるのでエアシャカール皐月賞)やエアメサイア秋華賞)やエアシェイディ有馬記念2年連続3着など)、エアアンセム(ホープフルS)など内回りでの好走が目立ちます。本馬も小刻みなピッチ走法で走るのでコーナリングは抜群に巧く、外回り<内回りであることは間違いないでしょう。普通に走ったのならいわゆる「3強」に叶わないことは弥生賞の通りで、ここは早め先頭くらいしか逆転への道は無さそうですがそれでも勝ち切ることは厳しそうです。道悪はプラス。

何度も書いているように皐月賞は「レースセンス」が問われます。そういった意味では、アドマイヤダイオウナムラシングンは動きが怠慢で本質的には広いコース向き、マウントロブソンも成長力は褒めたいです前走はやはりシュタルケ騎手の好騎乗によるものが大きい・・・

となると穴馬の中で最も皐月賞型なのは京成杯を制したプロフェットトゥザヴィクトリーサイレントディールなどを送り出し、この2頭がダートでも結果を残しているように「粘り」の要素を強く伝えるフェアリードールの牝系で、内2000はピッタリなタイプではあります。

共同通信杯を制したディーマジェスティ凱旋門賞を連覇したTreveや、GIを9勝し日本の富士Sも制したTriptych、さらにフリオーソや日本で発展しているクロカミ→クロウキャニオン系などが属するMargarethenの牝系でエリザベス女王杯3着などと活躍したエルノヴァの姪にあたります。パワーは間違いありませんから中山や道悪が合うのは確か。

【まとめ】
マカヒキは競馬の形が限られていること、多頭数競馬の経験、道悪などから3強の中では最も低い評価。エアスピネルは道悪はプラスだろうが本質的にはマイラーだから2000mででこのメンバー相手に勝ち切ることはないだろう。
となると、残るはサトノダイヤモンドリオンディーズの比較ということになる。先述したように皐月賞適性でいえばサトノダイヤモンドリオンディーズだろう。たしかにサトノダイヤモンドは垢ぬけた馬体で大物感があり、道悪も苦にしないだろうが、リオンディーズの、あのエアスピネルの勝ちパターンを右手前1本で勝ち切ってしまった朝日杯のパフォーマンス、Nureyev≒Sadler’s Wells4×3でありながらもHabiatが伝わった走りをしている血統、遺伝の奥深さ、そんな絶対能力に期待してリオンディーズを上に取りたい。
弥生賞上位3頭+サトノダイヤモンドの力が抜けすぎていると思っているが、皐月賞型であるのはプロフェットディーマジェスティだろう。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
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2016年03月04日(金) 19:10 みんなの競馬コラム
【報知杯弥生賞】血統考察 byうまカレ
閲覧 1,246ビュー コメント 0 ナイス 7

学生団体「うまカレ」副代表の金沢ユウダイです。今週もよろしくお願いします。
先週の中山記念では、昨年の二冠馬ドゥラメンテが貫禄勝ち。皐月賞でもダービーでも4コーナーでは逆手前で走っていましたが、今回もそこは改善されず(^^;)しかし、コラムでも書いたように、やはり左手前での伸び脚の方が良いと思いますので、左回りで直線の長いドバイシーマクラシックでは、直線のどこで左手前に替えるのか(替えないかもしれませんが)注目して見てみたいと思います。普通に走れば勝てるでしょう。
2着アンビシャスと3着リアルスティールも例年の中山記念であれば楽に勝てていたパフォーマンスだったと思います。僕は「4歳四天王」などと呼んでいますが、サトノクラウンを加えた4頭はとてつもないハイレベル。今年の競馬が楽しみになる1戦だったと思います。コラムでは『「得意の左手前を活かせる右回りで器勝負のドゥラメンテvsコース適性+距離抜群のリアルスティール」という構図。続いて中山はベストではないが、能力ならドゥラメンテリアルスティールサトノクラウンと並んで4歳四天王といえるアンビシャス』と、最初に名前を挙げた3頭での決着。良かったです。(中山記念のコラムはこちら

さて今週からいよいよクラシックのトライアルがスタート。
近年の弥生賞は、エピファネイアキズナといった後のGIホースが馬券圏外となったり、アダムスピークシャイニングレイといった1番人気馬も敗れるなど波乱も起こりやすいレースとなっています。しかし、今年のクラシック世代は現4歳世代に負けず劣らずの超ハイレベルだと思っていて、波乱は考えにくいというのが結論です。

●器の違いで
リオンディーズはNureyev≒Sadler’s Wells4×3、Buckpasser6×6などパワー寄りのクロスを持っており500キロ近いガチッとした馬体ですが、母父スペシャルウィーク、父キングカメハメハの持つMill ReefやNijinskyで3代母父Habitatの血を増幅させているので、やはり母シーザリオ、兄エピファネイアのように雄大なフットワークから末脚を繰り出します。パワー型でダート馬に出てもおかしくないであろう配合から、こういうタイプを輩出できる母シーザリオの、更に突き詰めれば3代母父Habitatの遺伝力の強さを感じます。完全なエアスピネルの勝ちパターンを、能力だけで差し切った朝日杯は後世に語り継がれるであろう衝撃のパフォーマンスでした。
また、朝日杯は右手前1本で差し切ってしまったということも驚きです。もしリオンディーズが、ドゥラメンテとは反対に右手前が得意ということであれば、道中右手前を温存できる左回り(ダービー)ではどれほどのパフォーマンスを出して来るのか。想像すると恐ろしささえ覚えます。
ここは2000mへの距離延長は大歓迎、一歩が大きな馬なので、内回りという点で他のコーナリングの上手い馬とのハンデはありますが、それは先週のドゥラメンテも同じでした。能力の違いで差し切ってくれるのではないかと思っています。

●何でもできる万能性
マカヒキは柔らかさを伝えるディープインパクトに対して、パワーとRoyal Cherger(≒Nasrullah)、Princequilloを供給できるという点から成功しているディープインパクト×フレンチデピュティという配合。母母父Rainbow Coner→母父フレンチデピュティ→ディープインパクトと3代に渡りNasrullahとPrincequilloを継続して配合されており、走って当然といえる配合です。また、サトノダイヤモンドと同じくサザンヘイローを通じるHaloのクロスを持っているため、コーナリングもスムーズで競馬が上手というのが長所。リオンディーズを「距離A」「コース適性B」とするならば、マカヒキは「距離A」「コース適性A」で、器で挑むリオンディーズに対してこちらは万能性で挑むといったイメージです。弥生賞とは直接関係ありませんが、内目有利の馬場状態となることが多いダービーを考えると、マカヒキのような器用さは武器になりますよね。

コディーノのように
エアスピネルはBold RulerやTudor Minstrelのスピードを伝えるアイドリームドアドリームの牝系で、この牝系は器用さがあるのでエアシャカール(皐月賞)やエアメサイア(秋華賞)やエアシェイディ(有馬記念2年連続3着など)、エアアンセム(ホープフルS)など内回りでの好走が目立ちます。本馬も小刻みなピッチ走法で走るのでコーナリングは抜群に巧く、外回り<内回りであることは間違いないでしょう。(距離は合っていたとはいえ、コーナリングの上手さを活かせない外回りのマイル戦だった朝日杯で3着以下を6馬身離したパフォーマンスを見ると、もし中山マイルの朝日杯だったら楽勝だったはずなのです。それを距離不足ながら右手前一本で差し切るリオンディーズはどれほどの馬なのでしょうか。)
いかにもコディーノとイメージが被り、弥生賞や皐月賞は完成度と立ち回りの巧さで好走は可能、しかし距離が若干長いので勝ち切るのは厳しいといったところでしょうか。「距離B」「コース適性A」というイメージです。

●パワー&スタミナ
寒竹賞を制したタイセイサミットは、先週の阪急杯に出走していたミッキーラブソング(母コウイタ)やオメガヴェンデッタ(母ビハインドザマスク)らと同じ3代母ヴァインゴールドの牝系。この牝系は短距離を走るためのパワーを伝える牝系ですが、ドクターデヴィアスを経由すると、叔父ベールドインパクトのようにスタミナも受け継ぐ馬も出現しています。本馬がダイワメジャー×エンドスウィープという字面ながら2000mの500万を勝利したというのはこのスタミナが伝わっているからでしょう。分かりやすい言葉を使えば「バテない」、「長く良い脚を使える」タイプで、エアスピネルのスタミナが尽きたところにチョコッと差して3着、そんなイメージがあります。エアレーションで差しが決まりやすい馬場状態も合っているでしょう。

●珍しいクロスで、舞台は合っている
イマジンザットは、共同通信杯を制したショウナンアルバの半弟で、父がディープインパクトなのでQueen’s Hussar5×4という珍しいクロスができます。Queen’s HussarはFair Trial3×3、Fair Trialは優れたスピードや曲飛を伝えるので中山2000m替わりは歓迎でしょう。能力的には3強に及びませんが、コースは合っています。

●完成度の高さで
連闘で挑むアドマイヤエイカンは、フサイチエアデールライラプスフサイチエアデールなど早期から活躍できるパワーを伝えるラスティックベルの牝系で、本馬も2歳夏に重賞を制しました。好枠を引きましたし、この時期のレースでの「完成度」は侮れません。

【まとめ】
やはり、「中山はベストではないものの、器で勝負」のリオンディーズと、「器用で何でもできる」マカヒキの一騎打ちが濃厚。そこに距離は不安も、コーナリングが抜群に巧いエアスピネルと、タイセイサミットイマジンザットの2頭がどこまで加われるか。



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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年12月01日(火) 16:02 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2015) 〜第8回クラス別U指数TOP10
閲覧 3,014ビュー コメント 0 ナイス 4

 2015年の2歳戦線もいよいよクライマックス。来週12月13日には阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G機阪神芝1600m外)が、再来週12月20日には朝日杯フューチュリティステークス(2歳G機阪神芝1600m外)が開催されます。2歳戦全体や9月12日〜12月27日のシーズン表彰を狙える位置にいるプレイヤーの皆さんは、“愛馬”の動向に一喜一憂する日々を過ごしていらっしゃるんじゃないでしょうか。

 もっとも、POG期間全体から見れば、今はまだ中盤戦に差し掛かったかどうかといったところ。ブルジョアワールド、アベレージワールドは12月7日に最後の仮想オーナー枠開放が控えていますし、最終結果を左右するような高額賞金レースは年明け以降にもたくさんありますから、今後の入札や各馬の成長次第ではどのプレイヤーにも優勝のチャンスがあるはずです。

 今回は各カテゴリーごとにこれまでのレースでマークしたU指数が優秀な馬をピックアップしてみました。特にブルジョアワールド、アベレージワールドの方は、次回以降の入札における追加指名の候補馬として注目してみてください。

■重賞のレースにおけるU指数トップ10
97.4 エアスピネル 11月14日 京都11R 芝1600m デイリー杯2歳S(1着)
96.5 ボールライトニング 11月7日 東京11R 芝1400m 京王杯2歳S(1着)
94.8 アドマイヤモラール 11月7日 東京11R 芝1400m 京王杯2歳S(2着)
94.8 シャドウアプローチ 11月7日 東京11R 芝1400m 京王杯2歳S(3着)
94.8 レッドラウダ 11月7日 東京11R 芝1400m 京王杯2歳S(4着)
94.8 トウショウドラフタ 11月7日 東京11R 芝1400m 京王杯2歳S(5着)
94.6 ブランボヌール 7月26日 函館11R 芝1200m 函館2歳S(1着)
93.9 オデュッセウス 11月7日 東京11R 芝1400m 京王杯2歳S(6着)
93.5 ドレッドノータス 11月28日 京都11R 芝2000m 京都2歳S(1着)
93.5 リスペクトアース 11月28日 京都11R 芝2000m 京都2歳S(2着)

 トップは11月14日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G供Φ都芝1600m外)でエアスピネルエアメサイアの2013)がマークした97.4。衝撃的な勝ちっぷりで話題を集めましたが、U指数もパフォーマンスの優秀さを裏付けています。朝日杯フューチュリティステークスはもちろん、順当ならば来春の3歳牡馬クラシック戦線でも主役級の扱いを受けることになりそうです。
 全体的に上位入線馬のU指数が優秀だったのは11月7日の京王杯2歳ステークス(2歳G供ε豕芝1400m)。特に勝ったボールライトニング(デフィニットの2013)はエアスピネルと遜色ない水準でした。芝短距離戦線はこのレースを経由した馬たちに注目しておくべきでしょう。
 芝1800m以上の重賞における最高値は、11月28日の京都2歳ステークスでドレッドノータスディアデラノビアの2013)、リスペクトアース(アースグリーンの2013)がマークした93.5。ドレッドノータスはウマニティPOGこそmizumizuさんにひと足早く落札されてしまったものの、私のプライベートPOGにおいては命運を左右しそうな指名馬の一頭なので、陰ながら応援しております(笑)。

■オープン特別のレースにおけるU指数トップ10
92.9 ラズールリッキー 11月15日 福島10R 芝1200m 福島2歳S(1着)
90.8 コスモアルコン 11月15日 福島10R 芝1200m 福島2歳S(2着)
90.7 ボーダレス 10月3日 中山9R 芝1200m カンナS(1着)
90.1 ブラックスピネル 10月31日 京都8R 芝1800m 萩S(1着)
89.5 スマートオーディン 10月31日 京都8R 芝1800m 萩S(2着)
89.0 プロディガルサン 9月27日 中山9R 芝2000m 芙蓉S(1着)
88.8 レインボーライン 10月31日 京都8R 芝1800m 萩S(3着)
88.8 ノーブルマーズ 10月31日 京都8R 芝1800m 萩S(4着)
88.8 アルマククナ 11月15日 福島10R 芝1200m 福島2歳S(3着)
88.8 ファド 11月15日 福島10R 芝1200m 福島2歳S(4着)
88.8 アラモアナワヒネ 11月15日 福島10R 芝1200m 福島2歳S(5着)

 上位入線馬のU指数が全体的に高かったのは11月15日の福島2歳ステークス(2歳オープン・福島芝1200m)。例年の傾向を見る限り、もともと良い指数が出がちなレースではあるものの、完勝したラズールリッキー(コリンズグラスの2013)あたりは今後も要注目です。
 あとは10月31日の萩ステークス(2歳オープン・京都芝1800m外)組も面白い存在。既にスマートオーディン(レディアップステージの2013)が11月23日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G掘ε豕芝1800m)で優勝を果たしました。

■500万下のレースにおけるU指数トップ10
92.7 バティスティーニ 11月15日 京都9R 芝2000m 黄菊賞(1着)
92.0 トウショウドラフタ 11月22日 東京9R 芝1400m からまつ賞(1着)
91.9 ニシノジャーニー 11月29日 東京7R 芝1600m ベゴニア賞(1着)
91.6 レガーロ 11月21日 京都9R ダ1800m もちの木賞(1着)
91.6 スマートシャレード 11月21日 京都9R ダ1800m もちの木賞(2着)
91.3 ショウナンライズ 10月25日 東京9R 芝1400m くるみ賞(1着)
91.1 ティソーナ 11月29日 東京7R 芝1600m ベゴニア賞(2着)
91.1 シルバーステート 10月17日 京都9R 芝2000m 紫菊賞(1着)
90.5 プレスティージオ 10月3日 阪神9R ダ1400m ヤマボウシ賞(1着)
90.5 オーマイガイ 11月14日 東京9R ダ1400m オキザリス賞(1着)
90.5 ストロングバローズ 11月14日 東京9R ダ1400m オキザリス賞(2着)

 注目はやはり11月15日の黄菊賞(2歳500万下・京都芝2000m内)を制したバティスティーニバプティスタの2013)。全兄にデウスウルト、半兄にイースターらがいる良血馬ですし、次走に予定しているホープフルステークス(2歳G供γ羯骸2000m内)の結果次第では、クラシック戦線の主役級と評されてもおかしくありません。また、この時期は「遅い日付のレースほど高いU指数が出やすい」という傾向もあるので、10月中旬までに優秀な数字をマークしたシルバーステート(シルヴァースカヤの2013)、プレスティージオ(スーリアの2013)あたりも将来有望だと思います。

■未勝利のレースにおけるU指数トップ10
90.5 クリムゾンバローズ 11月23日 東京2R ダ1300m 2歳未勝利(1着)
89.0 ビービーバーレル 8月22日 新潟1R 芝1600m 2歳未勝利(1着)
88.7 ダイワダッチェス 11月14日 東京4R 芝1400m 2歳未勝利(1着)
87.9 キョウエイギア 10月3日 阪神1R ダ1800m 2歳未勝利(1着)
87.8 ゼンノサーベイヤー 9月13日 阪神1R ダ1400m 2歳未勝利(1着)
87.6 ラズールリッキー 11月1日 福島2R 芝1200m 2歳未勝利(1着)
87.4 シルバーステート 7月25日 中京1R 芝1600m 2歳未勝利(1着)
87.3 ラニ 11月22日 京都2R ダ1800m 2歳未勝利(1着)
87.1 ハレルヤボーイ 9月19日 中山3R 芝1600m 2歳未勝利(1着)
87.0 ストライクショット 11月14日 東京4R 芝1400m 2歳未勝利(2着)

 上記10頭のうち、シルバーステートラズールリッキーラニ(Heavenly Romanceの2013)は既に2勝目をマーク。勝ち上がったレースの条件はさまざまですが、どの馬もそれぞれの得意カテゴリーで獲得ポイントを伸ばしてきそうです。

■新馬のレースにおけるU指数トップ10
87.9 マイネルハニー 11月15日 東京5R 芝1600m 2歳新馬(1着)
86.5 ドーヴァー 11月15日 東京6R 芝1400m 2歳新馬(1着)
85.6 ヴェンジェンス 9月27日 阪神6R ダ1400m 2歳新馬(1着)
84.7 ストロボフラッシュ 11月14日 東京5R ダ1400m 2歳新馬(1着)
84.7 キラージョー 11月8日 東京5R 芝1800m 2歳新馬(1着)
84.6 ラルク 11月7日 京都6R 芝1600m 2歳新馬(1着)
84.4 サトノダイヤモンド 11月8日 京都5R 芝2000m 2歳新馬(1着)
83.9 アポロテキサス 10月18日 新潟5R ダ1200m 2歳新馬(1着)
83.9 チェッキーノ 11月15日 東京6R 芝1400m 2歳新馬(2着)
83.5 リオンディーズ 11月22日 京都5R 芝2000m 2歳新馬(1着)

 サトノダイヤモンド(マルペンサの2013)、チェッキーノハッピーパスの2013)、ラルク(ライラックスアンドレースの2013)、リオンディーズシーザリオの2013)といった良血馬がランクインしました。キラージョー(ラヴリージョウの2013)が東京スポーツ杯2歳ステークスで2着馬と0.1秒差の4着に健闘していますし、他の9頭も引き続き注目しておくべきでしょう。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2015-2016』(ガイドワークス)、『現在(いま)の勝負気配が分かる 騎手×調教師 黄金タッグ』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)。POG専門誌の制作にもさまざまな形で携わっており、現6歳世代のPOGでは参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)でジェンティルドンナの単独1位指名に成功した。このウマニティPOGにおいても、ミッキーアイルクラリティスカイと2年連続でG汽Εぅ福爾鮖慳召靴討い襦

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エアメサイアの口コミ


口コミ一覧
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エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う......8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が"最大級"の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは─Gambling Journal ギャンブルジャーナル// 2017年8月15日 16時0分

http://biz-journal.jp/gj/2017/08/post_4090.html

  20日の札幌記念(G2)に出走するエアスピネルの鞍上をキャリア13戦目にして、ついに降板となってしまった武豊騎手。
 デビューから当時の新人最多勝記録を塗り替え、3年目にはリーディング獲得。あっという間にスター街道に駆け上がった天才騎手。それだけに、今のキタサンブラックのように他の騎手から託されることは多くとも、自分が降ろされてしまう経験はあまりないようだ。ましてや、G1が狙えるような有力馬ではなおのことだ。
 だからこそ今回のエアスピネルのC.ルメール騎手へのスイッチは、本人からしても相当思うところはあるはずだ。特に本馬の場合は母エアメサイアの主戦も務め、デビュー戦からずっと手綱を執って苦楽を共にしてきた相棒、思い入れがないはずがないだろう。
 しかし、なにかと「結果至上主義」の昨今の競馬界において結果を残せなかった以上、降板を命じられるのはある意味仕方がない。競馬界のレジェンド武豊騎手にしても、こういった騎手としての"屈辱"は、数こそ少なくとも決して初めての経験ではない。
 例えば、「武豊騎手→ルメール騎手」へのスイッチということになると2008、09年の年度代表馬ウオッカが挙げられる。あの時も武豊騎手からすれば、相当な屈辱だっただろう。
 牝馬として64年ぶり史上3頭目のダービー馬として知られるウオッカだが、日本ダービーを勝たせたのは当時の主戦・四位洋文騎手だった。しかし、本馬はその後5連敗。そのまま4歳春を迎え、ドバイへ初の海外遠征をするにあたり、海外経験が豊富な武豊騎手に白羽の矢が立ったというわけだ。


❖次のページ▶▶▶ ウオッカのキャリアが晩年に差し掛かった2009年の秋“事件”は起きた

 そこから約1年半、「史上最強牝馬」といわれた名牝の主戦を務めた武豊騎手。先約の都合で2度ほど岩田康誠騎手に代役を譲ったが、10戦して天皇賞・秋、ヴィクトリアマイル、安田記念と3つのG1勝利。国内で3着以下に負けたことは1度もなかった。
しかし、ウオッカのキャリアが晩年に差し掛かった2009年の秋"事件"は起きた。
この秋、毎日王冠(G2)から天皇賞・秋の連覇を狙ったウオッカだったが、突如覚醒したカンパニーの前に完敗。連敗を喫してしまった。国内に限ると、武豊騎手が騎乗し始めて初の2連敗だった。
 しかし、前哨戦の毎日王冠で敗れたことで、すでに武豊騎手には"予感"があったのか。天皇賞・秋直前となった当時の公式コラムではウオッカの状態に自信を深めていたにも関わらず「2000mは本質的に長い」と"泣き"の一言が記されている。
 もちろん、本馬のG1・4勝を誇る本馬のマイル実績を鑑みればわからなくもない。だが、東京2400mの日本ダービーの勝ち馬であり、ましてや前年の天皇賞・秋では武豊騎手自身の手綱で生涯のライバル・ダイワスカーレットと歴史的名勝負を繰り広げたはず......。
 その実績をもって主戦騎手が「2000mは長い」と発言するのは、例えそれが事実でも何とも弱気だ。まるで負けた時のための"予防線"のようにも受け取れるが、これが後々「屈辱的な形」で翻されることになる。
 その後、陣営は前年と同じようにジャパンC(G1)挑戦を選択。ただ実はこの時、ウオッカ陣営はすでに武豊騎手の降板を考えていたようだ。
 一方の武豊騎手はまったく知らされておらず、天皇賞・秋の翌週のコラムでは「敗因がどうのこうの言うよりも、カンパニーが強かった」と潔く負けを認め、またその次週のコラムでも一切ウオッカの乗り替わりについては触れられていない。
 その後の降板劇を知っている今から振り返ると、そこには何とも言えない寂しさが残っている。

❖次のページ▶▶▶ 失意の武豊騎手にとって救いだったのは

確かに当時のカンパニーは、そのままマイルCS(G1)も圧倒的な強さで優勝。3連勝を飾ってキャリアを締め括っている。それだけに武豊騎手が完敗を認めるのも理解できるが、天皇賞・秋ではカンパニーだけでなくスクリーンヒーローにも先着を許しているのは、もしかしたら陣営の判断材料になったのかもしれない。
 結局、武豊騎手が自らの降板を知らされたのは、天皇賞・秋から2週間以上が経った11月17日。ジャパンCがすでに12日後に迫った時だった。その2日後に綴られたコラムでは「そういうこともあるのが騎手稼業ですから、落ち込んでもいられません」と語っているが、内心は悔しくないはずがないだろう。この時期になって突然告げられたこともあり、相当期するものがあったはずだ。
 だが、失意の武豊騎手にとって救いだったのは、すぐにお手馬のリーチザクラウンのジャパンCでの騎乗依頼が舞い込んだことだろう。武豊騎手も「全力を出し切ることに頭を切り換える」と語っている。
 しかし、武豊騎手は同年の菊花賞(G1)でリーチザクラウンが敗れた際、「菊花賞のリーチザクラウンは、距離に泣きました。あの馬の適性は2000m? いえいえ、もしかしたら1600mぐらいなのかもしれません」とコメント。つまりジャパンCの2400mは、どう考えても長いということだ。
 案の定、ジャパンCのリーチザクラウンは果敢にハナを切ったものの最後の直線で失速。9着に惨敗した。ここまでは武豊騎手の言葉通りなのだが、このレースを勝ったのが皮肉なことにルメール騎手騎乗のウオッカだった。
 このウオッカに対して、わずか1カ月前に「2000mは本質的に長い」と語っていた武豊騎手は、この時何を思ったのだろうか......。

❖次のページ▶▶▶ 武豊騎手に限らず騎手として最大級の屈辱

 無論、競走馬は生き物で日々コンディションが変わり、レースも相手関係によって大きく左右されるため、一概に「こうだ」とは言えないのが競馬だ。実際にこの年のジャパンCの出走メンバーは「例年よりも低レベルだった」という声もある。そんなメンバーにわずか2cm差の辛勝だったのだから、やはり当時のウオッカには本質的に2400mは長かったのだろう。
 しかし、降板を命じられた馬が、他の騎手であっさりと結果を残してしまうのは、武豊騎手に限らず騎手として最大級の屈辱だ。
 常々「自分が乗り替わった馬が結果を出すのは嬉しい」と語っている武豊騎手だが、再起をかけ今週の札幌記念に向かうエアスピネルに、どのような感情を持っているのだろうか。発言が待たれるところだ。

 やすの競馬総合病院 2017年08月03日(木) 20:56
POG2017−2018の馬を物色するpart.5
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先週の金曜日に、突発的にPOG馬に指名したつもりのメジェールスーが実はPOG大会開催してるnetkeiba.comにもJRA-VANにも登録してなかったということで、
6頭から5頭に逆戻りですが、ミスしたものは仕方ないということで、めげずにPOG馬を探していきましょう。

2歳馬に関しての知識は本当に少ないので、ただただPOG初心者が知識もないまま指名馬を探ってるだけという、読んでも何も得しない非常に薄っぺらい内容ですが許してくださいね。

と、最初に毎回恒例の言い訳のような謝罪を済ませたので、早速やっていきましょう。


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牡馬 イシュトヴァーン(父ルーラーシップ 母ドナウブルー 石坂厩舎)
父のルーラーシップはエアグルーヴの子供という良血馬。
母のドナウブルーはジェンティルドンナの全姉という良血馬。
ルーラーシップは香港でGI勝ちありますけど、2頭ともに能力の高さは十分に見せながらも日本国内ではGI勝ちにあと少し足りなかったんですよね〜。
個人的に、2頭ともかなり好きな馬だったんで、この2頭から生まれた息子が国内GIを勝って両親に国内GIのタイトルをプレゼントしてくれたらいいな〜。
500kgを超える大型馬ということもあって、じっくりと育成中らしいのでデビューはまだ先っぽいけど楽しみです。

牡馬 ジンゴイスト(父ハーツクライ 母ラヴズオンリーミー 矢作厩舎)
半兄にドバイターフを勝ったリアルスティールなどがいる良血馬。
半兄のリアルスティールはディープインパクト産駒で距離適性はマイル〜中距離って感じでしたが、ハーツクライ産駒になって距離適性の面で中・長距離って感じになったりするのかな〜?
器用さのいる中山の皐月賞よりは、直線長くて瞬発力が活かせて距離も2400mのダービーの方が向いてる気はするけどどうかな?
ボーンシストという関節周辺の発育不良の病気を患ってしまい、デビューも遅れそうですし、POG的にはかなり厳しそうな馬ではありますが、デビューに向けて調教再開できて調教後の馬体にも問題なかったというのは朗報ですし、こういう困難に見舞われたけどデビューに向けて頑張る馬は応援したくなります。

牡馬 グランソード(父ハーツクライ 母ドリームオブジェニー 高野厩舎)
牝馬ながら今年の皐月賞で1番人気に支持されたファンディーナ(父ディープインパクト)の半弟。
半兄のナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)も皐月賞に出走。
兄・姉が違う種牡馬で皐月賞に出てるんで母もかなり優秀なのかな〜。ぜひ、この馬も皐月賞などクラシック戦線に出れるといいですね〜。
父がハーツクライなんで皐月賞よりはダービー向きっぽい気はしますけど、デビューが楽しみです。
疲れが出たので1度休ませて、最近また調教再開したそうなのでデビューは秋ぐらいになるのかな。

牝馬 エアデジャヴーの2015(父ルーラーシップ 母エアデジャヴー ??厩舎)
半姉に秋華賞を勝ったエアメサイア(エアスピネルの母としても有名)がいる良血馬。
エアデジャヴーの最後の仔ということもあるんで頑張ってほしいです。
両親ともに2000mのGI勝ってるんで、中距離で活躍しそうな雰囲気あるけど、どんな活躍してくれるか楽しみです。
調べたところ、あまり情報が見つけられなかったんですが順調に育成されてるのかな?気になります。

牝馬 ポンデザール(父ハーツクライ 母ジョコンダII 堀厩舎)
香港ヴァーズ、宝塚記念でGI2勝のサトノクラウンの半妹ですけど、サトノクラウンに似てパワー型でタフな競馬に強い馬なのか、
ハーツクライ産駒ってことで切れ味が鋭い馬なのかどっちになるのかな〜?
血統や半兄から想像するとスタミナそこそこありそうなんで、クラシックだと桜花賞よりオークス向きかもですが、どんな活躍してくれるかな〜。
関係者のコメントによると、「ストライドが大きくて切れ味もありそう。じっくり成長を促せば結果出ると思う」と評価されてるみたいなんで、秋以降のデビューが楽しみですね。


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☆今回のまとめ☆
イシュトヴァーンは、父も母も好きだったし、ルーラーシップ産駒からクラシック勝つような大物出てきてほしいという願望も込めて指名しましょう!!!

POG2017−2018の指名決定馬
・シーリア(毎年の固定枠)
・ダイワメモリー(毎年の固定枠)
・シーイズドーター(2歳戦からバリバリ活躍してほしい馬枠)
・タニノフランケル(なんでも選べる自由枠)
・イシュトヴァーン(クラシック制覇を期待する牡馬枠)
・?????(クラシック制覇を期待する牡馬枠)
・イルーシヴグレイス(クラシック制覇を期待する牝馬枠)
・?????(クラシック制覇を期待する牝馬枠)
・?????(新種牡馬のロマン枠)
・?????(なんでも選べる自由枠)

これで6頭決まって残りは4頭ですね〜。
まあ、ボチボチ行きましょう。


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☆おまけ☆
皐月賞2着のペルシアンナイトは秋はマイル路線に向かうそうです。

まあ、菊花賞だと明らかに距離長そうやし、マイルがベストっぽい雰囲気もあるんで得意な距離で活躍してほしいです。

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 グリーンセンスセラ 2017年01月01日() 22:55
2017年【京都金杯・展望】 
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【京都金杯・展望】武豊エアスピネルが「新マイル王」に向け"競馬の元旦"を飾るか!? A級マイラー・フィエロがいきなり激突! ━Gambling Journal ギャンブルジャーナル /2017年01月01日 00時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/01/post_2208.html

 いよいよ、東西両金杯から2017年の競馬がスタートする。

 月並みだが「一年の計は金杯にあり」という格言も存在するように、金杯は競馬ファンにとっても非常に重要視されるレース。売り上げもG1に匹敵する人気を誇る名物レースだ。

 今年は1年のスタートから東西に骨のある有力馬が揃った印象。特に第55回京都金杯(G3、芝1600m)には、今年のマイル戦線の上位争いに食い込んで行きそうな勢いのあるメンバーが集った。

 そんな中でも、エアスピネル(牡4歳、栗東・笹田和秀厩舎)は早くからマイル王になれる器といわれてきた大器だ。

 秋華賞馬エアメサイアの息子として昨年の3歳クラシック戦線では、武豊騎手と共に「5強」を形成。皐月賞、日本ダービーと4着に甘んじたが、距離が不安視されていた菊花賞では3着と前評判を覆し、改めて非凡な能力を証明した。

 しかし、本馬が本当の意味で世代最強候補の一頭に挙げられていたのは、むしろ2歳の時。もっと言えば、マイル戦線を歩んでいた時代だ。

 特に今回と同じ京都のマイル戦で行なわれたデイリー杯2歳S(G2)では、小倉2歳S(G3)の勝ち馬で、後の阪神カップ(G2)の覇者となるシュウジを子供扱い。スピードに任せて逃げるシュウジをあっさりと捕らえると、最後は3馬身半突き放して見せた。

 その後、朝日杯フューチュリティS(G1)ではリオンディーズの強襲に屈したが、堂々の横綱相撲を展開。3着以下を4馬身以上突き放しており、極めて高いマイル適性を示している。

 菊花賞を3着したことで未だ本馬の適距離は明確になっていないが、仮にマイルがベストなのであれば、適距離ではないクラシックでの活躍を見ても、相当な大器である可能性がある。


 マイル王モーリスがターフを去り、ミッキーアイルも阪神カップで敗れるなど、決して絶対的な存在ではない。群雄割拠のマイル路線に、エアスピネルが新たなる覇王としての雄たけびを上げるか。

 エアスピネルと同じ明け4歳でも、アストラエンブレム(牡4歳、美浦・小島茂之厩舎)にはマイル路線で力を付けてきた意地があるだろう。

 2歳時からサウジアラビアロイヤルC(G3)で3着、3歳春にもニュージーランドT(G2)で4着するなど、元々「重賞級」の力を持ったアストラエンブレムだが、大事に使われて確実に力を付けてきた。

 特に前走の紅葉S(1600万下)では、中団やや後ろからメンバー最速の上がり33.8秒の末脚を繰り出して快勝。1000万下、1600万下と条件戦を連勝して、再び重賞の舞台に戻ってきた。

 エアスピネルの母が秋華賞馬エアメサイアならば、こちらの母も秋華賞馬のブラックエンブレム。両母にとって思い出深い京都で、息子たちが今年を占う激突をする。

 東西の金杯にダブル登録を行っているマイネルハニー(牡4歳、美浦・栗田博憲厩舎)だが、どうやらこちらに回ってきそうだ。

 3歳春にはスプリングS(G2)2着からクラシックに挑戦。素質溢れる逃げ馬として自分のレースを展開したが、一枚足りなかった。秋からは、中距離路線に矛先を替えると歴戦の古馬と互角の勝負を展開している。

 特に前走のチャレンジC(G3)では、番手の競馬から上手く粘り込んで重賞初制覇。逃げ一辺倒だった競馬ぶりに奥行きが出てきたことで、結果が伴ってきた。

 その後は金杯に合わせて調整されてきたが、どうやら京都金杯に出走する模様。開幕週ということもあって、当然ながら優勝候補の一頭に挙げられている。

 そんな勢いのある明け4歳勢を迎え撃つ古馬陣にも、気骨のあるメンバーが揃った。

 特にマイルG1で2度の連対経験を持つフィエロ(牡8歳、栗東・藤原英昭厩舎)からすれば、負けられない一戦になるに違いない。

勝ち星自体は、2014年3月の六甲S(OP)が最後となるフィエロ。しかし、昨年も安田記念(G1)で3着、暮れの阪神カップでも3着と、ここでは一枚格上の存在だ。ハンデこそ57.5圓妊肇奪廛魯鵐任鯒愽蕕辰燭、背負いなれた斤量だけに大きな問題はなさそうだ。

 昨年のマイルCS(G1)では6着だったものの、勝ち馬とは0.3秒差。依然トップマイラーの一頭に数えられる存在であることに間違いはなく、新時代を切り開きたい明け4歳馬たちの大きな壁となって立ちはだかる。

 他にも中京記念(G3)の覇者ガリバルディや、キャピタルS(OP)を制して勢いに乗るブラックムーン、堅実さが売りのテイエムイナズマ、シンザン記念(G3)を勝ちのグァンチャーレなど楽しみなメンバーが一年の競馬の初陣を飾る。

 今年のマイル戦線の覇権を懸け、まず先手を打つのは明け4歳勢か。それとも、歴戦の古馬たちか。2017年の競馬を占う京都金杯は1月5日(木)の15時45分に発走予定だ。

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