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トゥザヴィクトリー(競走馬)

注目ホース
写真一覧
抹消  鹿毛 1996年2月22日生
調教師池江泰郎(栗東)
馬主金子 真人
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績21戦[6-4-4-7]
総賞金47,762万円
収得賞金11,375万円
英字表記To the Victory
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
フェアリードール
血統 ][ 産駒 ]
Nureyev
Dream Deal
兄弟 サイレントディールクリスタルウイング
前走 2002/03/23 ドバイワールドC G1
次走予定

トゥザヴィクトリーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
02/03/23 アラ 7 ドバイWC G1 ダ2000 11--------11** 牝6 55.0 O.PESLIE池江泰郎---- ------STREET CRY
02/02/17 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16235.434** 牝6 55.0 武豊池江泰郎494(+6)1.35.5 0.436.6アグネスデジタル
01/12/23 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 132217.763** 牝5 55.0 武豊池江泰郎488(-2)2.33.3 0.234.8マンハッタンカフェ
01/11/25 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 153534.11114** 牝5 55.0 四位洋文池江泰郎490(-6)2.30.5 6.742.4⑪⑨ジャングルポケット
01/11/11 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 157135.941** 牝5 56.0 武豊池江泰郎496(--)2.11.2 -0.033.9⑨⑩⑩⑩ローズバド
01/03/24 アラ 7 ドバイWC G1 ダ2000 12--------2** 牝5 55.0 武豊池江泰郎---- ------CAPTAIN STEVE
01/02/18 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 168166.143** 牝5 55.0 武豊池江泰郎486(-8)1.35.8 0.236.6ノボトゥルー
00/12/17 阪神 11 サン阪神牝特 G2 芝1600 14334.331** 牝4 55.0 四位洋文池江泰郎494(-4)1.33.8 -0.435.1タイキダイヤ
00/11/12 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 17353.124** 牝4 56.0 四位洋文池江泰郎498(+14)2.13.4 0.634.5ファレノプシス
00/10/15 東京 11 府中牝馬S G3 芝1800 13222.711** 牝4 55.0 四位洋文池江泰郎484(+2)1.48.3 -0.733.5ハイフレンドコード
00/08/13 札幌 11 クイーンS G3 芝1800 13331.811** 牝4 55.0 藤田伸二池江泰郎482(-2)1.46.8 -0.135.5エイダイクイン
00/07/09 阪神 11 マーメイドS G3 芝2000 14572.812** 牝4 55.0 幸英明池江泰郎484(-4)1.59.1 0.236.0フサイチエアデール
00/06/11 東京 11 エプソムC G3 芝1800 15227.035** 牝4 55.0 蛯名正義池江泰郎488(+4)1.50.1 0.637.5アメリカンボス
99/10/24 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 18353.3113** 牝3 55.0 武豊池江泰郎484(+4)2.00.3 1.037.9ブゼンキャンドル
99/09/26 阪神 11 ローズS G2 芝2000 12681.414** 牝3 54.0 武豊池江泰郎480(+12)2.01.0 0.235.9ヒシピナクル
99/05/30 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18363.612** 牝3 55.0 武豊池江泰郎468(-6)2.26.9 0.035.1⑤④④④ウメノファイバー
99/04/11 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 188169.453** 牝3 55.0 幸英明池江泰郎474(-4)1.35.9 0.436.9プリモディーネ
99/03/20 阪神 11 アネモネS OP 芝1400 168151.413** 牝3 54.0 武豊池江泰郎478(+2)1.25.6 0.539.0ハギノスプレンダー
99/01/30 京都 9 つばき賞 500万下 芝2000 16111.211** 牝3 53.0 武豊池江泰郎476(-6)2.02.0 -0.635.8タヤスタモツ
99/01/10 京都 9 福寿草特別 500万下 芝2000 16352.822** 牝3 53.0 武豊池江泰郎482(-12)2.02.2 0.335.4スリリングサンデー

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トゥザヴィクトリーの関連ニュース

 第35回中山牝馬ステークス(12日、中山11R、GIII、4歳上牝馬オープン国際、ハンデ、芝・内1800メートル、1着本賞金3600万円=出走16頭)武豊騎乗の5番人気トーセンビクトリーが、好位から直線で抜け出して重賞初制覇。母トゥザヴィクトリーの超良血馬がようやくタイトルを手にした。この春はヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GI、芝1600メートル)が目標になる。タイム1分49秒4(良)。ラストランだった1番人気のマジックタイムは2着に敗れた。

 レディーになった良血が遅まきながら重賞初Vを成し遂げた。2001年のエリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリーの子、トーセンビクトリー中山牝馬Sを制して牝馬路線の有力候補に名乗りを上げた。

 「血統のいい馬で早くから期待していましたからね。あのポジションで我慢できたのは以前とは違いました」

 母にも騎乗していた武豊騎手は一昨年の秋華賞(8着)以来のコンビだったが、成長した姿に笑みを浮かべた。以前は気性の激しいやんちゃ娘だったが、この日は鞍上に従順。好スタートから3番手の位置を取ると、スローペースでも行く気をグッとこらえて直線へ。外から来たパールコードを先に行かせ、名手はチラッと横を確認して巧みな手綱さばきで馬群の外へ導く。余裕を持って前の馬をとらえ、マジックタイムの追撃も楽々と退けた。

 「行く馬がいなければハナへ行くことも考えたけど、あの位置取りで。思ったより折り合いもついたし、直線もスムーズに外に出せましたね」

 武豊騎手もけちの付けようがない完勝。エ女王杯勝ちにドバイワールドC2着と母の輝かしい成績ばかりが注目されるが、ようやくタイトルを手に入れた。

 角居調教師は「ここまで成長を我慢したというより寝て待っただけ」と笑うが、13年のセレクトセールで1億1025万円(税込み)で落札されただけに重圧から解放されてホッとした表情だ。

 この後はオーナーと相談して決められるが、ヴィクトリアマイルが当面の目標。開花した良血トーセンビクトリーの輝かしい将来はこれから始まりそうだ。 (柴田章利)

★12日中山11R「中山牝馬S」の着順&払戻金はこちら

【中山牝馬S】トーセンビクトリーが待望の重賞初制覇! 2017年03月12日() 15:56

 3月12日の中山11Rで行われた第35回中山牝馬ステークス(4歳以上オープン、牝馬、GIII、芝・内1800メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、武豊騎手騎乗の5番人気トーセンビクトリー(5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が重賞初制覇を果たした。タイムは1分49秒4(良)。クビ差の2着はマジックタイム(1番人気)で、さらに3/4馬身離れた3着にクインズミラーグロ(7番人気)が入った。

 ハナを切ったのはプリメラアスール。内の2番手につけたトーセンビクトリーは折り合いもつき、3コーナーから向こう正面ではジッと我慢。勝負どころでペースが上がっても慌てることなく直線へ。仕掛けられてからは一気に抜け出し、外から強襲したマジックタイムがクビ差まで迫ったところがゴールだった。2番人気のパールコードは4着、3番人気ビッシュは10着に終わった。

 トーセンビクトリーは、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は島川隆哉氏。通算成績は16戦6勝。重賞は初制覇。中山牝馬Sは、角居勝彦調教師は初勝利。武豊騎手は1997年ショウリノメガミに次いで2勝目。

 ◆武豊騎手「行く馬がいなければハナも考えていたけど、スタートがよくて思ったより折り合いがつきました。いい手応えで直線に向いたし、スムーズに外にも出せましたからね。あのポジションで我慢できたのは成長。血統のいい馬で早くから期待していたので勝てて良かった」

★12日中山11R「中山牝馬S」の着順&払戻金はこちら

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【中山牝馬S】レース展望 2017年03月06日(月) 18:23

 中山の日曜メインは中山牝馬S(12日、GIII、芝・内1800メートル)。ヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GI、芝1600メートル)をにらむ牝馬にとってのステップである一方、クラブ法人に所属する6歳馬などにとっては、引退の花道という一戦でもある。過去10年で10頭、単勝10番人気以下の馬が3着以内に食い込むなど、波乱も多い。馬券的にも注目したいところだ。6日現在、トップハンデ56.5キロのヌーヴォレコルト(美浦・斎藤誠厩舎、6歳)と55キロのタッチングスピーチ(栗東・石坂正厩舎、5歳)は、金鯱賞出走が濃厚。ここでは回避扱いとする。

 注目は今回がラストランとなりそうなマジックタイム(美浦・中川公成厩舎、6歳)だ。中山コースでの2勝はダービー卿チャレンジT、ターコイズSと、ともに重賞。特に前走のターコイズSでは後方待機から直線、馬群を割って豪快に抜け出す強い勝ちっぷりだった。当時2着だった桜花賞レッツゴードンキが続く1月の京都牝馬Sを快勝したことを考えれば、レベルが高かったとみていい。2カ月半ぶりのレースになるが、順調に調教を消化して仕上がりも上々だ。ただ、重賞2勝の外回りと違い今度は内回りになる。また、勝ち鞍も1600メートルまで。1800メートルは2戦してともに2着にとどまっている点が鍵だが、同じハンデ戦だった前走と変わらない56キロのハンデは明らかに恵まれた。チャンス十分だ。

 パールコード(栗東・中内田充正厩舎、4歳)は重賞未勝利ながらもサンスポ賞フローラS2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯4着とトップクラスとの戦いで好走している。4カ月ぶりの実戦でも乗り込み量は十分。55キロのハンデは少し見込まれた印象だが、まとめて差し切る能力は秘めている。

 オークス3着の実績があるビッシュ(美浦・鹿戸雄一厩舎、4歳)は前2走が秋華賞10着、ジャパンC16着と案外な結果。だが、中間は放牧でオーバーホールして立て直してきた。小柄で仕上がり早のタイプ。中山コースもともに内回りで2戦2勝と好相性だけに、55キロのハンデなら見直せる。

 ウインファビラス(美浦・畠山吉宏厩舎、4歳)は2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズで2着に好走した実績の持ち主。クラシックで完敗し、勝ち星から遠ざかっているが、前3走の内容には復調の兆しが見えている。以前に比べて気性面で落ち着きが出て、体重が減らなくなったのも好材料。ハンデも53キロと手頃で、立ち回りひとつで上位争いができそうだ。

 クインズミラーグロ(美浦・和田正道厩舎、5歳)は再昇級初戦だった前走の愛知杯で3着。中山内回りでは紫苑Sを勝っている。昨夏は430キロ台だった馬体も、現在では460キロ台までに成長。同じハンデだった前走より1キロ軽い52キロで出走できる点も魅力だ。

 サンソヴール(美浦・和田正一郎厩舎、6歳)は芝重賞初挑戦だった前走の愛知杯で2着と好走。今の充実ぶりと据え置きの52キロのハンデなら再度好走が可能だろう。

 デニムアンドルビー(栗東・角居勝彦厩舎、7歳)=55.5キロ=は長期休養から復帰後の3戦はいいところがないが、叩き4戦目で牝馬限定戦となる今回は、GI・2着2回の実績を無視できない。同厩のトーセンビクトリー(5歳)も母がトゥザヴィクトリーという血統を考えると成績は上がっていないが、53キロのハンデでもあり、引き続き目が離せない。

 ウキヨノカゼ(美浦・菊沢隆徳厩舎、7歳)=55キロ=は休養後のここ2戦が不振。1600メートルを超える距離も未経験だが、クイーンCキーンランドCと重賞2勝で、スプリンターズSでも3着と好走した実績は侮れない。

 準オープンの初音Sを快勝したフロンテアクイーン(美浦・国枝栄厩舎、4歳)=53キロ、2走前のエリザベス女王杯で逃げて5着と善戦したプリメラアスール(栗東・鈴木孝志厩舎、5歳)=51キロ、単騎逃げがかなえばしぶといシャルール(栗東・松永幹夫厩舎、5歳)=54キロ=あたりも展開次第で上位争いに加わってきそうだ。

中山牝馬Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【阪急杯】レース展望 2017年02月20日(月) 17:42

 開幕週の阪神日曜メインは、第61回阪急杯(26日、GIII、芝1400メートル)。1着馬に高松宮記念(3月26日、中京、GI、芝1200メートル)の優先出走権が与えられる重要ステップレースだ。2013年のロードカナロア、14年のコパノリチャードはここを制し、本番も連勝。昨年の覇者ミッキーアイルも本番で2着に好走している。今年はフルゲート18頭のところ、登録は14頭と少ないが、開幕を待ち望んだファンの期待に応える熱戦が期待できそうだ。

 シュウジ(栗東・須貝尚介厩舎、牡4歳)は古馬相手の重賞で惜敗が続いていたが、前走で今回と同舞台のGII阪神Cを制覇。中団から鋭く伸びて、先に抜け出した皐月賞イスラボニータをゴール前で捕らえ、アタマ差で小倉2歳S以来の勝利を飾った。少し間隔はあいたが、乗り込みは十分で、川田将雅騎手とのコンビ継続も魅力。開幕週のスピード勝負は歓迎で、中心の座は揺るがない。

 ロサギガンティア(美浦・藤沢和雄厩舎、牡6歳)は連覇がかかっていた前走の阪神Cで5着に終わったが、シュウジとは0秒2差。ともに上がり3ハロンはメンバー最速の34秒8で、位置取りの差が出たレースだった。前走後は在厩で調整し、十分に動ける態勢。今回は、前走でシュウジより1キロ重かった斤量面が逆転する。四位洋文騎手とは初コンビになるが、ダービー2勝のベテランなら何ら不安はない。

 実績では休み明けの2頭がリードしているが、ほかの馬には順調に使っている強みがある。シュウジと同厩で昨年の3着馬ブラヴィッシモ(牡5歳)も、得意舞台で一変を狙う一頭だ。阪神芝1400メートルでは【2・1・2・1】で複勝率は8割を超える。近3走の京都では振るわなかったが、このコースでは見直しが必要だろう。逃げ差し自在の脚質で、道悪も苦にしない。今回は武豊騎手との初コンビ。先週までに17勝を挙げ、連対率.370、複勝率.478を誇る名手の手綱は魅力だ。

 ミッキーラブソング(栗東・橋口慎介厩舎、牡6歳)も侮れない。昨年のこのレースは4着で、その前の京都金杯でも3着に好走している実力馬。昨年5月のオープン特別・安土城Sを1番人気に応えて1馬身半差で快勝した後の4戦は、好結果が出ていないが、安土城Sを制したときの鞍上、松若風馬騎手に戻るのは好材料だ。馬群の外めで流れに乗れれば好走できるタイプで、開幕週の絶好馬場も悪くない。全6勝中4勝をマークする得意距離で、変わり身に注意したい。

 トーキングドラム(美浦・斎藤誠厩舎、牡7歳)は、堅実な走りが魅力。徐々に力をつけ、デビュー21戦目で初の重賞挑戦だ。オープン初挑戦だった前走の洛陽Sも、早めに動く形になったにもかかわらず、しぶとく粘って0秒4差の4着。美浦に戻ってから中1週の競馬となるが、状態面は申し分ない。幸英明騎手の騎乗も2度目。全8連対中5連対の芝1400メートル戦で、上位争いが期待できる。

 他にも、祖母がトゥザヴィクトリーという良血で「オープンで通用する馬」とシェーン・フォーリー騎手が評価するメドウラーク(栗東・橋田満厩舎、牡6歳)、前走のGIIIシルクロードS(4着)で最後方から鋭い末脚を見せていたヒルノデイバロー(栗東・昆貢厩舎、牡6歳)も、【1・1・0・0】と好相性の古川吉洋騎手とのコンビで上位を狙う。阪神で5勝を挙げているコース巧者テイエムタイホー(栗東・鈴木孝志厩舎、牡8歳)にも注意を払いたい。

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【東西現場記者走る】初砂デニム、覚醒の下地十分 2017年02月14日(火) 05:05

 今週のメインは、今年のJRA・GI開幕を告げるフェブラリーステークス。密着取材で次々とヒットを飛ばしてきた好評連載「東西現場記者走る」は、東京サンスポの千葉智春記者(32)が担当する。連載初日は、ダート初参戦の牝馬デニムアンドルビーに注目。血統的に魅力ありとにらみ、適性への手応え、7歳を迎えての状態を陣営に直撃した。

 先週は3連単10万円超を2本的中し、いい流れで連載へ突入。栗東トレセンの寒風も心地よく感じる。今年は目立つヒットがなく、ちょうど予想法を変えた週。「実績は見劣るけど、この種牡馬だから」と押さえた穴馬が快打を呼んだ。

 この流れを生かさない手はない。初日は血統に妙味を感じるデニムアンドルビーに目をつけた。初ダートだが、そこがミソ。伯母トゥザヴィクトリーフェブラリーS3着、伯父サイレントディール武蔵野S1着は、どちらも初ダートで結果を出しているのだ。

 意外な挑戦の背景を辻野助手に聞くと「有馬記念の後にオーナーから希望がありました。新しい面を引き出す意味合いかもしれません」と説明。先述の2頭も所有した金子真人オーナーだけに、砂適性の高さも見込んでいるはずだ。稍重のサンスポ賞フローラS、重馬場のローズS快勝でパワーは証明済み。「悪い馬場もこなしてくれる。そこにも期待したい」と同助手はうなずいた。

 長期休養明け後は金鯱賞8着、有馬記念9着だが、ともに0秒8差以内と大きく負けていない。叩き3戦目で気配も上昇中。11日には坂路で4ハロン53秒0−12秒4をマークした。「気持ちを入れる意味で、しっかり追いました。使いつつ確実に上向いています」。好調は間違いなさそうだ。

 7歳を迎えたが、これまでまだ20戦。「見た目に老け込んだ感じはないし、いい意味で昔と変わりない」。久々に騎乗する内田騎手とは重賞2勝、オークス3着があり、5戦して全て掲示板に載っている。「いい頃を知っているジョッキーですし、いい感触で乗ってくれたら」と期待を寄せた。

 当時6歳のサンビスタで15年チャンピオンズCを制し、史上初のJRAダートGI牝馬Vを飾った角居厩舎だけに、高齢牝馬はお手のもの。GI昇格後の過去20回で7歳以上は【0・5・4・83】だが、ジンクスを覆すか−。週末まで動向に注意を払いつつ、今後はダート実績馬を追跡していく。 (千葉智春)

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東西現場記者走る

 2014年の春から続くGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日。千葉記者は前回担当した昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを◯◎の本線で的中した。

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【有馬記念】キタサン武豊必勝宣言!まつりでV締め 2016年12月21日(水) 14:37

 2016年の総決算、25日の「第61回有馬記念」(中山、GI、芝2500メートル)にファン投票1位のキタサンブラックで挑む武豊騎手(47)=栗東・フリー=が21日朝、「勝ちに行きます」と堂々V宣言を出した。栗東トレーニングセンター(滋賀県)で行われた追い切りの動きは、立ちこめるモヤのなか確認できなかったが、陣営は「順調」を強調。今年のGI3勝目&年度代表馬の座へ、ユタカ&キタサンは万全の態勢だ。

 聖なる日を“まつり”に変える。XマスGPにキタサンブラックで挑む武豊騎手が、有馬記念3勝目へ集中力を高めている。

 最終追い切りには騎乗しなかったが、調整は信頼するスタッフにすべて任せ、共同会見に現れたときの表情には一点の曇りもなかった。「こういう天気(深い霧)だし、乗り慣れている彼(黒岩騎手)に任せておくほうがいい」とキッパリ。そして「ベストを尽くして勝ちに行きます」と必勝宣言が飛び出した。

 今年の産経大阪杯からコンビを組み5戦(2)(1)(3)(1)(1)着の高打率。春の天皇賞、ジャパンCとGI2勝をあげてきた。北島三郎オーナーの表彰台での“まつり”も、今や待ってましたの十八番だ。

 特にJCでの勝ちっぷりには、これまでにはなかった“最強馬”のすごみが感じられた。2馬身半差の圧勝は過去10年で14年エピファネイア(4馬身)に次ぐもの。06年ディープインパクト(2馬身)をもしのぐ断トツの強さだった。

 「それまでは勝っても着差はわずかだったのに、前走は圧勝でした。初めて乗ったときより、明らかにパワーアップしています。イメージがどんどん、いいほうへと変わっていきました」

 有馬記念には、歴代トップタイの3勝目がかかる。過去の2頭はそれこそ名馬。「今でも(90年の)オグリキャップのことを聞かれる。ディープインパクトからも、もう10年なんだから早いもんだね」

 3頭目が期待されるキタサンブラックには、すでに名馬のオーラが漂っている。「どこのコースとかは気にならないタイプだけど、中山は合っていると思うし、2500メートルもいい。ファン投票も第1位。多くの人に支持され、乗せてもらえることは騎手として本当に幸せなこと」。オールマイティーな強さは、どの馬にも負けないだろう。

 デビュー30年目の今年は、メモリアルVがズラリ。天皇賞・春でJRA・GI70勝の大記録を打ち立て、JRA通算3800勝、JRA所属馬による総合4000勝(+地方、海外)も決めた。海外では、エイシンヒカリと挑んだ5月の仏GIイスパーン賞の10馬身差Vが世界に打電された。ラストのGPも、天才ユタカがキタサンブラックできっちり締めくくる。

★濃霧もなんの態勢万全

 けさの栗東TCは早朝から濃い霧に覆われ、CWコースで外カープストリーマー(3歳1000万下)と併せたキタサンブラックの動きは目視できなかったが、仕上がりは順調そのもの。

 手綱を取った黒岩騎手は、「最後はクビくらい先着。時計も指示どおりに、6F85秒程度だったと思います。JCで力を出し切ったけど、回復力がすごくて今は何の心配もない。これまでと比べても、いい状態です」と笑顔で報告した。

 清水久調教師も、「前走後もまだ鍛えることはできたけど、前走があの勝ちっぷりなので、最低限、キープできればと思いやってきた。十分に体調は維持できたし、前走で直線で抜け出してからも気を抜かなかったように、心身両面で明らかに力をつけている」。GI4勝目、年度代表馬のタイトル獲得へ、万全の態勢が整った。

 ■武豊騎手の有馬記念成績 年 馬名 人気 着順 88 スーパークリーク 4 失 89 スーパークリーク 2 (2) 90 オグリキャップ 4 〔1〕 91 メジロマックイーン 1 (2) 92 ヒシマサル 3 (9) 93 ベガ 6 (9) 95 ナリタブライアン 2 (4) 96 マーベラスサンデー 3 (2) 97 マーベラスサンデー 1 (2) 98 エアグルーヴ 2 (5) 99 スペシャルウィーク 2 (2) 00 アドマイヤボス 6 (5) 01 トゥザヴィクトリー 6 (3) 02 ファインモーション 1 (5) 03 リンカーン 4 (2) 04 ダイタクバートラム 5 (4) 05 ディープインパクト 1 (2) 06 ディープインパクト 1 〔1〕 07 メイショウサムソン 1 (8) 08 メイショウサムソン 4 (8) 09 リーチザクラウン 5 (13) 11 レッドデイヴィス 6 (9) 12 トレイルブレイザー 9 (13) 13 ラブイズブーシェ 12 (4) 14 トーセンラー 8 (8) ※88年は3位入線→失格。25戦2勝2着7回

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 8月28日に新潟2歳ステークス(2歳G掘新潟芝1600m外)、9月3日に札幌2歳ステークス(2歳G掘札幌芝1800m)、9月4日に小倉2歳ステークス(2歳G掘小倉芝1200m)と3開催日連続で2歳重賞が施行され、「ウマニティPOG 2016」の獲得賞金ランキングにも動きが出てきました。夏季競馬が終了したキリの良いタイミングですし、ここで各ワールドの戦況をまとめておきましょう。

 1頭あたりの仮想オーナー数が1枠しかないスペシャルワールドは、7月24日の函館2歳ステークス(2歳G掘θヾ杣1200m)を勝ったレヴァンテライオンを指名しているmizumizuさんがトップ。2位はヴゼットジョリーを指名しているたけぼう54さん、3位はレーヌミノルを指名しているサウスさん、4位はトラストを指名しているddb1c93afaさんと、重賞ウイナーを落札した4人がそのまま上位グループを形成しています。もっとも、複数の指名馬が重賞を勝ったプレイヤーはまだいないということでもあり、混線模様と言って良さそう。次週以降も目まぐるしく順位が入れ替わりそうです。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大11頭のGIワールドは、ソールさんが9660万円で1位、DSさんが9584万円で2位。それぞれ重賞ウイナーの4頭こそ指名していませんが、函館2歳ステークス2着のモンドキャンノをデビュー前に落札していました。スペシャルワールドと同じく、こちらも次週以降の結果次第で大きくランキングが動くかもしれません。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大16頭のGIIワールドでトップに立っているのは、俺の名を言ってみろぉさん。すべての指名馬をデビュー前に落札していますが、レーヌミノルをはじめ既に7頭が勝ち上がっています。これらの馬が順調に獲得ポイントを伸ばしてくるようだと、しばらくは首位争いをリードしていけそうですね。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大26頭のGIIIワールドは、キタノかちどきさん(1億1558万円)、サードインパクトさん(1億1430万円)と、1億円以上のポイントを獲得したプレイヤーが2名いらっしゃいました。キタノかちどきさんは8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を勝ったリンクスゼロ、9月4日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)を制したリエノテソーロらをデビュー前に獲得。サードインパクトさんもヴゼットジョリーリエノテソーロに加えて7月23日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1400m)を勝ったディーパワンサらを揃えており、それぞれここまでの戦績はお見事というほかありません。これからデビューする予定の良血馬もラインナップにいますから、今後もお二方を中心とした争いになるでしょう。

 1頭あたりの仮想オーナー枠が最大36頭のオープンワールドはシンガリルドルフさんがトップ。前出のリンクスゼロモンドキャンノ、そして九州産馬で既に本賞金が3520万円に達しているカシノマストらを指名されていました。

 もっとも、シーズン全体から見ると「ウマニティPOG 2016」はまだまだ序盤戦。入札や仮想オーナー募集枠の開放は今後も続いていきますから、これから参加するプレイヤーにも上位進出の目は残っています。
 実際、執筆時点(2016年09月05日17:00現在。以下同)の「注目POG馬ランキング」上位40頭を見ても、既にデビューを果たしているのは下記の8頭だけです(末尾は「注目POG馬ランキング」における順位)。

ヴァナヘイム(牡/父キングカメハメハ×母グルヴェイグ) ※3位
フローレスマジック(牝/父ディープインパクト×母マジックストーム) ※4位
ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ) ※15位
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス) ※20位
ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト) ※26位
ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ) ※35位
モンドキャンノ(牡/父キンシャサノキセキ×母レイズアンドコール) ※36位
インヴィクタ(牡/父ハービンジャー×母ラスティングソング) ※38位

 なお、上記の8頭を除いた32頭のうち下記の10頭は、JRA-VANを確認したところ執筆時点で在厩中となっていました。

サトノアーサー(牡/父ディープインパクト×母キングスローズ) ※6位
モクレレ(牡/父ディープインパクト×母アパパネ) ※9位
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン) ※13位
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ) ※17位
ザウォルドルフ(牡/父ディープインパクト×母ウィーミスフランキー) ※19位
クリアザトラック(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※24位
アドミラブル(牡/父ディープインパクト×母スカーレット) ※30位
リナーテ(牝/父ステイゴールド×母マルペンサ) ※32位
ジュンテオドーラ(牝/父ディープインパクト×母アートプリンセス) ※33位
エアウィンザー(牡/父キングカメハメハ×母エアメサイア) ※39位

 今後の調整過程にもよりますが、近日中にデビューする可能性は比較的高いと見ていいんじゃないでしょうか。
 執筆時点で未出走、かつ入厩していない馬は下記の22頭ということになります。

トゥザクラウン(牡/父キングカメハメハ×母トゥザヴィクトリー) ※1位
アルアイン(牡/父ディープインパクト×母ドバイマジェスティ) ※2位
コロナシオン(牝/父キングカメハメハ×母ブエナビスタ) ※5位
ラボーナ(牡/父ルーラーシップ×母ハッピーパス) ※7位
ダブルバインド(牡/父ディープインパクト×母ラッシュラッシーズ) ※8位
●ヘリファルテ(牡/父ディープインパクト×母シユーマ) ※10位
グローブシアター(牡/父キングカメハメハ×母シーザリオ) ※11位
ベルダム(牝/父ディープインパクト×母ドナブリーニ) ※12位
●サトノヴィクトリー(牡/父ディープインパクト×母ジョコンダ2) ※14位
ミリッサ(牝/父ダイワメジャー×母シンハリーズ) ※16位
●カデナダムール(牝/父ディープインパクト×母ラヴズオンリーミー) ※18位
●オーロラエンブレム(牝/父ディープインパクト×母ブラックエンブレム) ※21位
ヴィニー(牝/父ディープインパクト×母コケレール) ※22位
オルファン(牝/父ステイゴールド×母オリエンタルアート) ※23位
ハリーレガシー(牡/父ヴィクトワールピサ×母バルドウィナ) ※25位
ヒシマサル(牡/父ルーラーシップ×母シェリール) ※27位
アドマイヤエスパー(牡/父ディープインパクト×母アゼリ) ※28位
ダノンディスタンス(牡/父ルーラーシップ×母アゲヒバリ) ※29位
レッドオルガ(牝/父ディープインパクト×母エリモピクシー) ※31位
バリングラ(牡/父Fastnet Rock×母Sweet Dreams Baby) ※34位
ディヴァインハイツ(牝/父ハーツクライ×母ドバウィハイツ) ※37位
アスティル(牝/父ステイゴールド×母ヒストリックスター) ※40位

 どの馬も現2歳世代を代表する良血馬ですし、デビューが近付いたら多少なりとも話題を集めそう。指名を考えているのであれば、仮想オーナー募集枠の開放に合わせ、早めに入札しておきましょう。


※次回のコラムは10/4(火)頃の予定になります。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2016年06月14日(火) 12:20 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2016) 〜第3回注目POG馬ランキング&入札結果分析〜
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 今年も夏季競馬のシーズンと同時に「ウマニティPOG 2016」が開幕。既にJRAでは113頭の2歳馬がデビューし、アンジュシャルマンイブキウインシトリンキャスパリーグクインズサリナマイネルバールマンメモリーミネルバレッドラシーマロジセンスの9頭が勝ち上がりを果たしました。幸先の良いスタートを切った仮想オーナーの皆さん、おめでとうございます。

 もっとも、ゲームはまだ始まったばかり。最終順位に影響するような高額賞金のレースが行われるのはだいぶ先ですし、これから指名枠を埋めていこうと考えているプレイヤーもたくさんいらっしゃるでしょう。今回は、現在行われている第3回以降の入札について指針を示すべく、「注目POG馬ランキング」や第1回入札(6月3日開札)、第2回入札(6月10日開札)の結果を分析してみました。

 まずはプレイヤーの大半が入札の参考にしているであろう「注目POG馬ランキング」の分析から紹介します。「2016/06/13 11:00更新」分のランキングにおける上位100頭を種牡馬別に集計した結果がこちら。

種牡馬 頭数
ディープインパクト 43頭
キングカメハメハ 13頭
ルーラーシップ 10頭
ステイゴールド 6頭
ハーツクライ 5頭
ダイワメジャー 4頭
Frankel 2頭
ヴィクトワールピサ 2頭
クロフネ 2頭
マンハッタンカフェ 2頭
(「頭数」が1頭の種牡馬は省略)

 ご覧の通り、ディープインパクトが圧倒的な“1番人気”です。母系の血統などに多少なりとも見どころがある産駒は、誰かしら指名を考えていると見るべきでしょう。
 2番手は種付けを休止した影響で現2歳世代の産駒数が少ないキングカメハメハ。一般的なドラフトを見ても、“希少価値”の高さから例年よりも注目度が上がっているようです。新種牡馬ながら3位に食い込んだルーラーシップも、キングカメハメハ産駒の少なさを補完する存在として期待されているのかもしれません。

 生産者別に集計した結果は下記の通りとなりました。

生産者 頭数
ノーザンファーム 70頭
社台ファーム 17頭
社台コーポレーション白老ファーム 4頭
(「頭数」が1頭の生産者は省略)

 複数の生産馬が100位以内に入ったブリーダーは社台コーポレーション白老ファーム、社台ファーム、ノーザンファームだけ。さらに、その中でもノーザンファームが圧倒的なシェアを獲得しています。当コラムの第1回で指摘した通り、ノーザンファーム生産馬が優秀な成績を収めているのは周知の事実。しかし、ここまで人気が偏っている点や、「ウマニティPOG」が入札制であることを考えると、他の生産者に目を向けた方が得策である可能性もありそうです。

 最後に調教師別の集計結果もご覧いただきましょう。ただし、まだ競走馬としてJRAに登録されていない馬は、私が調査した範囲内の入厩予定に基づいて集計しておりますので、下記の数字はあくまで参考程度のものとお考えください。

調教師 頭数
池江泰寿 11頭
友道康夫 7頭
藤原英昭 7頭
堀宣行 7頭
角居勝彦 6頭
矢作芳人 5頭
石坂正 4頭
音無秀孝 4頭
国枝栄 4頭
須貝尚介 4頭
藤沢和雄 4頭
池添学 3頭
木村哲也 3頭
佐々木晶三 3頭
萩原清 3頭
高野友和 2頭
松永幹夫 2頭
(「頭数」が1頭の調教師は省略)

 やはり池江泰寿厩舎、角居勝彦厩舎、友道康夫厩舎、藤原英昭厩舎、堀宣行厩舎といった実績あるトレーナーが順当に支持されています。ただ、さすがに種牡馬や生産者ほどの偏りはないので、これらの厩舎にも隠れた(=容易に指名できそうな)素質馬がいるかもしれませんね。

 次に、「注目POG馬ランキング」上位10頭の第1回入札、第2回入札における結果をまとめてご覧いただきましょう。仮想オーナー枠がひとつしかないスペシャルワールドは「落札額」「入札件数」「落札者」を掲載。仮想オーナー枠が順次追加されるG汽錙璽襯鼻G競錙璽襯鼻G轡錙璽襯鼻▲ープンワールドは、第1回入札と第2回入札の「平均落札額」をそれぞれ算出してみました。




「注目POG馬ランキング」でトップに立っているトゥザヴィクトリーの2014は、最高位クラスのスペシャルワールドでも9名のプレイヤーが入札する大争奪戦となり、サウスさんが83010万PPで落札。他ワールドの結果を見ても、やはりこの馬が今シーズンの“1番人気”と言って良さそうです。母や兄姉の活躍ぶりに加え、前述したキングカメハメハ産駒の“希少価値”が人気を押し上げたのだと思います。
 これらの馬を今後の入札で狙う場合は、第1回入札や第2回入札の落札額を参考にしたいところ。ただ、ほとんどの馬は第2回入札で落札額が下がっていますし、第1回入札よりも高い値が付く可能性は小さいんじゃないでしょうか。粘り強く入札を続けていけば、意外とお手頃な価格で獲得できるかもしれません。

 もう少し注目度が低い馬たちの“相場”も把握するべく、「注目POG馬ランキング」で100位、200位、300位、400位、500位、600位、700位、800位、900位、1000位となっていた馬たちの入札結果もまとめてみました。



 この表からもお分かりいただける通り、200位くらいまで来るとワールドによっては入札ゼロというケースも増えてきます。さらに、400位前後から下は入札自体が少なくなってきて、奪い合いとなる(=仮想オーナー枠を超える入札がある)ケースはごく稀です。デビューを間近に控えている馬、デビュー戦で好結果を収めた馬はこれから注目度が上がってしまうものの、そうでない馬は“ほぼ獲り放題”と言える今のうちに指名するのが得策でしょう。

「ウマニティPOG」のルールなら、まだ優勝の可能性はほぼすべてのプレイヤーに残っています。これらの分析を参考に、今後の入札方針を再考してみてください。

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2016年04月15日(金) 18:39 みんなの競馬コラム
【皐月賞】血統考察 byうまカレ
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学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の桜花賞http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7063)では、
相手筆頭としてジュエラーを挙げ、「配当面を考えれば、ジュエラーから「3着候補」へのワイドなどが面白いか」、と書いていたので何とか面目は保つことができたでしょうか。

さぁ、今週はいよいよ皐月賞
ここまで役者が揃ってわくわくする皐月賞は、2010年以来な気がしています。

偏に「スピード」といっても、Fair Trialを経由しているNureyevやSadler’s Wells系のスピードはパワーに寄って「突進している」という表現が合うスピードです。一方HaloやNasrullahなどのスピードは軟質なスピードです。日本競馬では後者が重要で、日本のみで発展しているサンデーサイレンス系やロベルト系(父祖Royal ChergerはNasrullahと3/4同血)、サクラバクシンオー系の優越を見ても明らかです。
皐月賞は内回りコースを1周する、非常に「レースセンス」が問われるレース。Haloという血はその軟質なスピードから「レースセンス」も特長のひとつです皐月賞馬の中でも中山が得意なヴィクトワールピサはHalo3×4、ロゴタイプはHalo4×3でした。
何故今回Haloという血からこのコラムを書き出したかというと、3強うちのディープインパクト産駒2頭、サトノダイヤモンドマカヒキは「サザンヘイローを通じるHaloのクロス」という共通点があるからなのです。

サトノダイヤモンドはHalo≒Sir Ivor3・5×4・4、母マルペンサは亜古馬牝馬チャンピオンに2度輝いた名牝で、HaloとNothern Dancer、デインヒルなどの牝祖Almahmoud6・7・5×5・6という強烈なクロスを持ちます。また、マルペンサの血統表の1/4部分である3代母RiviereはHaloを持ちませんが、その父LigicalはHaloとBlue Larkspur、Man o’War、The Tetrarch、Pharamond、Sir GallahadなどHalo共通の血が非常に多いです。Almahmoudだけでなく、LogicalでもHaloの血統構成を増幅させているのがすごいです。
母父Openは92,93年のBCマイルを連覇したDanzig直仔のLureという馬の産駒で仏2歳GIモルニ賞を制しました。Lureは種牡馬能力が乏しく産駒頭数は非常に少なかった馬。連覇を達成した93年のBCマイルで2着だったのが日本調教馬で初めてケンタッキーダービーに挑戦したスキーキャプテンの姉スキーパラダイスラニスキーキャプテン以来にケンタッキーダービーに挑戦する年に、Lureの血を持つ馬がクラシックを沸かせているというのは感慨深いものがあります。
少し脱線してしまいましたが、LureはDanzig×Alydarという配合馬で、これはジェンティルドンナの母父Bertoliniと同じです。Haloが上手く中和させていますが、やはりパワー型で、そんな中でも手足が長く体型に恵まれているのはジェンティルドンナと良く似ています。ダービーがスローペースにでもならない限り、ダービー<皐月賞型とみています。道悪も苦にしないでしょう。懸念点は、ローテーションと戦ってきた相手が弱すぎたのではないかということでしょう。

マカヒキは好相性のディープインパクト×フレンチデピュティという配合で、サザンヘイローを通じるHalo≒Sir Ivor≒Red God3・5×6・5。また、母母父Rainbow Coner→母父フレンチデピュティ→父ディープインパクトと3代に渡ってNasrullah≒Royal ChergerとPrincequilloを継続して交配されています。東京では更にパフォーマンスが上がるタイプだとは思いますが、中山でも大きなマイナスにはならなさそうな走りをします。ただ、やはり多頭数での競馬を経験していないこと、競馬の形が限られそうなことは皐月賞においではマイナスでしょう。

3強のうちのもう1頭、リオンディーズの母シーザリオは、自身もそうでしたが強い遺伝力を持つHabitatの影響で外回り向きのストライド走法で走る産駒を多く輩出する名繁殖牝馬です。リオンディーズの、あのしなやかな走りはやはりHabitatの影響だろうと考えられます。また、Nureyev≒Sadler’s Wells4×3という3/4同血クロスも持ち、このクロスによるパワーも兼備しています。ダート馬に出てもおかしくない血統ながらも、Habitatが伝わっていること、この「字面の血統から逸脱したものが発現している」というのは大物に共通していることです。
完全なエアスピネルの勝ちパターンを、能力だけで差し切った朝日杯は後世に語り継がれるであろう衝撃のパフォーマンスでしたし、更に驚いたのは右手前1本で差し切ってしまったということです。もしリオンディーズが、右手前マイスターということであれば、道中右手前を温存できる左回り(ダービー)ではどれほどのパフォーマンスを見せてくれるのか。想像すると恐ろしささえ覚えます。掛かりながらもったままで4角先頭、そこからエアスピネルを突き放した弥生賞のパフォーマンスはマカヒキと双璧をなしますしここは絶対能力に期待したいところです。

エアスピネルはBold RulerやTudor Minstrelのスピードを伝えるアイドリームドアドリームの牝系で、この牝系は器用さがあるのでエアシャカール皐月賞)やエアメサイア秋華賞)やエアシェイディ有馬記念2年連続3着など)、エアアンセム(ホープフルS)など内回りでの好走が目立ちます。本馬も小刻みなピッチ走法で走るのでコーナリングは抜群に巧く、外回り<内回りであることは間違いないでしょう。普通に走ったのならいわゆる「3強」に叶わないことは弥生賞の通りで、ここは早め先頭くらいしか逆転への道は無さそうですがそれでも勝ち切ることは厳しそうです。道悪はプラス。

何度も書いているように皐月賞は「レースセンス」が問われます。そういった意味では、アドマイヤダイオウナムラシングンは動きが怠慢で本質的には広いコース向き、マウントロブソンも成長力は褒めたいです前走はやはりシュタルケ騎手の好騎乗によるものが大きい・・・

となると穴馬の中で最も皐月賞型なのは京成杯を制したプロフェットトゥザヴィクトリーサイレントディールなどを送り出し、この2頭がダートでも結果を残しているように「粘り」の要素を強く伝えるフェアリードールの牝系で、内2000はピッタリなタイプではあります。

共同通信杯を制したディーマジェスティ凱旋門賞を連覇したTreveや、GIを9勝し日本の富士Sも制したTriptych、さらにフリオーソや日本で発展しているクロカミ→クロウキャニオン系などが属するMargarethenの牝系でエリザベス女王杯3着などと活躍したエルノヴァの姪にあたります。パワーは間違いありませんから中山や道悪が合うのは確か。

【まとめ】
マカヒキは競馬の形が限られていること、多頭数競馬の経験、道悪などから3強の中では最も低い評価。エアスピネルは道悪はプラスだろうが本質的にはマイラーだから2000mででこのメンバー相手に勝ち切ることはないだろう。
となると、残るはサトノダイヤモンドリオンディーズの比較ということになる。先述したように皐月賞適性でいえばサトノダイヤモンドリオンディーズだろう。たしかにサトノダイヤモンドは垢ぬけた馬体で大物感があり、道悪も苦にしないだろうが、リオンディーズの、あのエアスピネルの勝ちパターンを右手前1本で勝ち切ってしまった朝日杯のパフォーマンス、Nureyev≒Sadler’s Wells4×3でありながらもHabiatが伝わった走りをしている血統、遺伝の奥深さ、そんな絶対能力に期待してリオンディーズを上に取りたい。
弥生賞上位3頭+サトノダイヤモンドの力が抜けすぎていると思っているが、皐月賞型であるのはプロフェットディーマジェスティだろう。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
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金沢ユウダイ
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2015年10月14日(水) 12:00 みんなの競馬コラム
【秋華賞】エアレーションの効果と馬場バイアス byK-MCS
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エアレーションは2013年の夏開催から本格導入された。

この情報をJRAホームページでキッチリ公開するようになったのは、2014年の秋開催(冬開催?)から。

いつからエアレーションが実施されているのか、今になっては関係者以外はわからないのかも知れない。

ただ馬場の高速化による馬の脚への負担軽減策として、もしかしたら5年くらい前から実施されていたのかも知れない。

※エクイターフ本格導入が2009年の福島。そこから全場展開。もしかしてこの情報が伏線か?

仮に、エクイ導入で高速化してしまった馬場を柔らかくするためにエアレーションを取り入れたとする。

だとすれば、2012年頃からエアレーションは試験的に導入されていたのかも知れない。

そして今開催の東京と京都だが、東京にはエクイが導入されているが、京都にはエクイは導入されていない。

また、東京ではエアレーションは実施されていないが、京都では実施された。

ここからは憶測である。本当に推測でしかない。

☆エクイが導入されている東京はエアレーションを実施していない。

☆エクイ未導入の京都でエアレーション実施。

【妄想】…京都では上に書いたように2012年頃から試験的にエアレーションが導入されていた…?

さて。

では実際に検証してみよう。

まずは、2012年の京都大賞典から、決着タイムと上位3頭の血統を調べてみる。

2012年
2.23.4
1着メイショウカンパクグラスワンダー × ダンスインザダーク
2着オウケンブルースリジャングルポケット × シルバーデピュティ)
3着ギュスターヴクライハーツクライ × Fabulous Dancer(ND系))

2013年
2.22.9
1着ヒットザターゲットキングカメハメハ × タマモクロス
2着アンコイルド   (ジャイアンツコーズウェイ × アルザオ)
3着トーセンラー   (ディープインパクト × リシウス)

2014年
2.24.2
1着ラストインパクト (ディープインパクト × ティンバーカントリー)
2着タマモベストプレイフジキセキ × ノーザンテースト)
3着トーセンラー   (ディープインパクト × リシウス)

2015年
2.23.6
1着ラブリーデイ   (キングカメハメハ × ダンスインザダーク
2着サウンズオブアースネオユニヴァース × ディキシーランドバンド)
3着カレンミロティックハーツクライ × エーピーインディ)

パッと見、共通項は無いように見える。

タイム差もその時の展開やらでアゲ・サゲはあるだろう。

ひとつ、共通項があるとするならば、2011年以前は2.23台の決着は無かったということ。

で、だ。

ここで馬場バイアスの分析を入れてみる。

今年の馬場バイアスの傾向は「菊花賞に向くような血統」と考えた。

ダンスインザダークハーツクライサウンズオブアースは菊花賞2着馬…

…おっと?

タイム面や血統の字面が似た年がある。

2012年だ。

1着から3着まで菊花賞に向くような血統。

2着のオウケンブルースリなんか、菊花賞馬じゃないか。

これはもしや、2012年にもエアレーションが実施されたのかも知れない。

もう少し、掘ってみる。

2012年〜2014年の秋華賞と菊花賞の決着タイムと上位馬の血統を書いてみる。

秋華賞

2012年
2.00.4
1着ジェンティルドンナ(DI × Bertolini(ダンジグ系))
2着ヴィルシーナ   (DI × マキャヴェリアン)
3着アロマティコ   (キングカメハメハ × SS)

2013年
1.58.6
1着メイショウマンボスズカマンボ × グラスワンダー
2着スマートレイアー(DI × ホワイトマズル)
3着リラコサージュ (ブライアンズタイム × キングマンボ)

2014年
1.57.0
1着ショウナンパンドラ(DI × フレンチデピュティ)
2着ヌーヴォレコルト (ハーツクライ × スピニングワールド(ヌレイエフ系))
3着タガノエトワール (キングカメハメハ × SS)

京都大賞典のタイムを感覚で言うと、

普通→早い→遅い(→普通)

だったのが、秋華賞の場合、

遅い→普通→早い

となっている。

次は菊花賞。

2012年
3.02.9
1着ゴールドシップ  (ステイゴールド × メジロマックイーン
2着スカイディグニティ(ブライアンズタイム × ノーザンテースト)
3着ユウキソルジャー (トーセンダンス(ダンスインザダーク) × オースミタイクーン

2013年
3.05.2
1着エピファネイア  (シンボリクリスエス × SW)
2着サトノノブレス  (DI × トニービン)
3着バンデ      (オーソライズド × ND系)

2014年
3.01.0
1着トーホウジャッカル(SW × アンブライドルズソング(ミスプロ系))
2着サウンズオブアースネオユニヴァース × ディキシーランドバンド)
3着ゴールドアクター (スクリーンヒーロー × アリダー系)

菊花賞のタイムを感覚で言うと

普通→遅い→早い

って感じ。

京都大賞典の感覚タイムは
普通→早い→遅い(→普通)

秋華賞の感覚タイムは
遅い→普通→早い

うーん、共通項的なモノが一見しては分からんなぁ。。。

と血統表を見てみると、

2012年は秋華賞は王道血統(DI × キンカメ とか)で大賞典・菊花賞は、THE菊花賞向きの血統が好走している感じ。

2013年はLyphardが四代表に入っている馬が好走している感じ。

2014年はSS系に砂を走る母系や短距離系母系というマイナーな組み合わせが好走してる?

こんな感じか。

で、今年の大賞典はTHE菊花賞向き血統が好走した。

ならば、秋華賞は王道血統で攻めればいいのか。

というか、一旦題名に戻るが、エアレーションの効果と馬場バイアスだ。

今開催の京都はエアレーションされている。

仮に2012年も試験的に、もしくはふつうにエアレーションされた馬場だったとすれば、どうだ。

これで本当に秋華賞で王道血統が来れば、菊花賞もそういうことじゃないのか。


秋華賞の王道血統馬は、

DI産駒のミッキークイーンタッチングスピーチディープジュエリーテンダリーヴォイスアンドリエッテ
ハーツクライ × キングマンボ という組み合わせのディアマイダーリン
キンカメ × トゥザヴィクトリー のトーセンビクトリー
抽選通れば、キンカメ × SS のマキシマムドパリ

この辺りか。

2012年に倣うならば、DIにND系牝馬とミスプロ系(キンカメ)にSS系牝馬で上がりの速い馬。

今年のDI × ND系牝馬は、ミッキークイーンタッチングスピーチ

上がりの速いキンカメ × SS系牝馬は、マキシマムドパリ

トーセンビクトリーも、もうひと押しで上がりの速いキンカメ × SS系牝馬に昇格。

現状だと、

ミッキークイーン
タッチングスピーチ
マキシマムドパリ
トーセンビクトリー

という印となる。

また、この結果が見事ハマった場合、菊花賞の狙い目も自ずと見えてくる。

今週はそういう意味でも、個人的に大注目の週末となりそうだ。

執筆者:K-MCS(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2014年06月04日(水) 16:16 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2014) 〜第2回 2013成績上位者分析〜
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6月1日の日本ダービー(3歳G機ε豕芝2400m)をもって『ウマニティPOG 2013』が終了。各クラスの最終結果が確定しました。優勝ならびに上位入賞を果たしたユーザーの皆さん、本当におめでとうございます!
 今週からは早くも『ウマニティPOG 2014』が開幕。既に初回の入札を受付中です。優秀なプレイヤーたちに指名のコツを学ぶべく、今回は『ウマニティPOG 2013』のスペシャルクラス、スーパーミリオネアクラス、ミリオネアクラス、スーパーリッチクラス、リッチクラス、ブルジョアクラスで上位にランクインした皆さんの指名状況を分析してみました。なお、各馬の成績はいずれも2014年06月01日現在のものです。

 スペシャルクラスで優勝を果たしたのは柿谷陽介さん。シーズン序盤から独走態勢を築き、そのまま逃げ切りました。阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G機阪神芝1600m外回り)を制したレッドリヴェール(ディソサードの2011)、日本ダービーで4着に食い込んだタガノグランパタガノグラマラスの2011)と、2頭の指名馬が1億円超の賞金を獲得。この2頭はそれほど前評判が高くなかっただけに、お見事と言うほかありません。また、柿谷陽介さんは20頭すべてをデビュー前に落札しているのですが、なんとこのうち17頭が勝ち上がりを果たしています。ドラフト制、かつ参加人数の多いPOGを経験された方であれば、この“高打率”がどれだけの偉業かおわかりいただけるでしょう。既に公開されている『プロの指名馬リスト20』や、シーズン開始後の入札状況にもぜひ注目したいところです。
 2位はアジアエクスプレス(Running Bobcatsの2011)、ベルカントセレブラールの2011)、フォーエバーモアエターナルビートの2011)、クリスマス(アラマサスナイパーの2011)などを指名しているポグニティさん。いずれも新馬や500万下を勝ち上がった後に落札しています。『ウマニティPOG』は指名枠さえ空いていればデビュー後でも入札を行うことができるルールなので、所属クラスの入札状況を逐一チェックしたり、デビュー直後のレースぶりから将来性の高さを見抜いたりできれば、有利にゲームを進めることができるのです。後者はともかく、前者は比較的簡単に真似をできるはずなので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
 3位は日本ダービー馬のワンアンドオンリー(ヴァーチュの2011)らを指名した太組不二雄さん。ワンアンドオンリーは5月31日の第2回入札で落札しています。しかも、落札価格は募集価格と同額。相馬眼の高さを証明する素晴らしい指名でしたね。
 ちなみに、私はお三方に次ぐ4位。NHKマイルカップ(3歳G機ε豕芝1600m)を制したミッキーアイルの指名に成功したものの、クラシック競走で上位に食い込む馬は指名できませんでした。牡馬に関してはある程度織り込み済みだったのですが、重視していた牝馬戦線でポイントを上積みできなかったのは大きな誤算。来シーズンも引き続き短距離向きの馬や牝馬を重視しつつ、全体的なレベルアップを図りたいと思います。

 スペシャルクラスと同様に各馬の仮想オーナー枠がひとつずつというルールで争われたスーパーミリオネアクラスは、イスラボニータ(イスラコジーンの2011)やタガノグランパらを指名した超素人さんが優勝を果たしました。日本ダービーでイスラボニータ(2着)とタガノグランパ(4着)がそれぞれ着外に終わっていたら、ワンアンドオンリーを指名したねるそんさんの逆転優勝となっていたはず。最後の最後まで熱い戦いでしたね。
 超素人さんはイスラボニータをデビュー前の第2回入札で、タガノグランパを年明けの第34回入札で落札しています。スペシャルクラスのプレイヤーに例えると、柿谷陽介さんとポグニティさんをミックスしたような指名スタイル。バランスの取れた戦術が最大の勝因だったんじゃないでしょうか。

 ミリオネアクラスはイスラボニータらを指名したあさかぜ商店さんが圧勝。このクラスは各馬の仮想オーナー枠が2つあり、2位のナズグルさんもイスラボニータを落札していたのですが、あさかぜ商店さんは桜花賞(3歳G機阪神芝1600m外回り)を勝ったハープスター(ヒストリックスターの2011)の指名にも成功していました。
 ちなみに、イスラボニータハープスターはいずれも昨夏から重賞戦線で活躍していた馬。こういうタイプが3歳クラシックを制したことで、2014-205シーズンは早期デビュー馬の人気が例年以上に高まるのではないかと思います。入札方針を決める際にはこうした状況も考慮したいところです。

 スーパーリッチクラスはワンアンドオンリーを指名したダイスポ好配特捜班さんが勝利。2位がイスラボニータを指名した黒豹さんで、最終的なポイント差もごくわずかでしたから、日本ダービーのゴール前で繰り広げられた競り合いの結果がそのまま明暗を分ける形となりました。
 ダイスポ好配特捜班さんは東京スポーツ杯2歳ステークス(3歳G掘ε豕芝1800m)が行われる直前の第26回入札でワンアンドオンリーを落札。この時点で4戦1勝、東京スポーツ杯2歳ステークスも単勝オッズ31.5倍の8番人気に過ぎず、翌春の戴冠をイメージできていた競馬ファンはほとんどいなかったはずです。このようなタイミングで将来性の高さを見抜いていたのは素晴らしいと思います。

 リッチクラスの優勝争いはイスラボニータを指名していたちゃらこさん、東風はるちゃんさん、ワンアンドオンリーを指名していた地味ラクルさんによる数百万円差の大接戦。結局、勝利の女神が微笑んだのはレッドリヴェールマイネルフロスト(スリースノーグラスの2011)も指名していたちゃらこさんでした。東風はるちゃんさんはマイネルフロストを、地味ラクルさんはレッドリヴェールを指名していましたから、本当に些細な差が決め手になりましたね。
 ちゃらこさんは他にもベルカントクリスマスを指名しています。前出のイスラボニータレッドリヴェールマイネルフロストを含め、この5頭を落札したのはいずれもデビュー後。将来性の高さを見抜く指名が戴冠に繋がりました。

 ブルジョアクラスはイスラボニータワンアンドオンリーを指名したRH西葛西店さんが、ハープスタートゥザワールドトゥザヴィクトリーの2011)を擁するニースケンスさんを日本ダービーでかわし、逆転勝利を収めています。
 RH西葛西店さんがワンアンドオンリーを落札したのは、スーパーリッチクラスのダイスポ好配特捜班さんと同じ第26回入札。当時の好判断が最後の最後に活きた形です。

(次回は6/11(水)に更新いたします。)

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング(皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。

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2014年04月18日(金) 00:00
濃霧注意報〜皐月賞(2014年)展望〜
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今年の皐月賞?
うーん、そうだね。人気上位馬中心に10頭分くらいの単勝を全部買っておけば当たるんじゃないかな♪

濃霧注意報〜皐月賞(2014年)展望〜 完



ってな具合に、2〜3行で纏めることが出来たらどんなに楽かと思ってしまう今年の皐月賞。
群雄割拠という言葉が本当に似合う、有力馬だらけのメンバー構成となっています。

例年ならば、2歳の年末までにおぼろげながら勢力図が見えてきて、
きさらぎ賞、共同通信杯辺りで新たな勢力が生まれ、3月のトライアルで両者が潰し合い、やっと主役が決まる。
……というパターンが多いのですが、今年はきさらぎ賞の勝ち馬トーセンスターダムと、
共同通信杯の勝ち馬イスラボニータが共に本番に直行するというローテを選択。
これにより、3月のトライアルでも潰し合いらしい潰し合いが見られずに、新たな主役候補が量産される結果に。
しかも、どのトライアルも例年以上にレベルが高く、能力比較は非常に困難。
ハープスター1強ムードだった先週の桜花賞とは対照的に、人によって物凄く印がバラけそうな予感がします。

こんなレースはコラムを書く上でも非常に悩むのですが、ここは素直に主要レースの好走馬に触れてみましょう。



まずは、東スポ杯2歳S、共同通信杯と重賞2連勝中のイスラボニータ
ハープスターに差された新潟2歳Sが唯一の敗戦という、素晴らしく安定した成績を残しています。
ですが、ここまでに経験があるのは、東京と新潟という広々とした左回りのコースのみ。
今回の舞台である中山とはまるで違う適性を求められる舞台です。
血統を見ても、父フジキセキ、母父コジーン、母母父クラフティプロスペクターと、スピードの勝った血がずらり。
個人的にはマイラーという印象が強く、泥臭いスタミナや底力を要す中山2000mに合うというイメージは湧きません。
初の右回りに上手く対応出来るかという点も含め、今回最も取捨に悩む馬だと思います。
これで調教の動きがイマイチなら思い切って消し!という手もあったのですが、最終追い切りの動きは文句なし。
状態面に関しては共同通信杯以上と言えそうです。うぅ、悩ましい……。

続いて、きさらぎ賞を制し、無敗のままで本番に挑んでくるトーセンスターダム
ここまでの3戦は全て小頭数な上、2着馬とはいつもタイム差なしの接戦。
今回の他の有力馬との対戦歴もないため、能力の測りづらさだけ見れば1、2位を争うのではないでしょうか。
天皇賞馬トーセンジョーダン&ダービー3着馬トーセンホマレボシ兄弟が近親にいるという、
上昇を始めれば一気に頂点を狙えそうな血統の持ち主ではありますが、
本馬の半姉ラシンティランテが、明らかに平坦コース>急坂コースという適性を示しているのは不安。
本馬はここまで平坦の京都しか走っていないため、適性に関しては何とも言えない部分がありますが、
姉同様の適性を持っているならば、急坂のある中山でパフォーマンスを落としてしまう可能性がありそうです。
きさらぎ賞のレースレベル自体は近年の中でもかなり高い部類なだけに、同じだけ走れれば好勝負なのですが……。

上記2頭の不安点である中山コースであっさり勝ち切ったのが、弥生賞馬トゥザワールド
デビュー戦こそバンドワゴンに離されましたが、その後は一気の4連勝。こちらも間違いなく主役候補と言えます。
4つの勝ち星の中でも評価すべきはやはり前走の弥生賞。
前の馬に重圧を与え、レース中盤からラップが殆ど緩まないシビアな流れを作り出し、
その中を早め先頭で押し切るという、見た目以上に強い内容でした。
終始外を回る形になりながら、最終コーナーで一気に位置取りを押し上げたように、中山向きの機動力も持っています。
ただ、更に頭数が増える今回、8枠17番という外枠を引いてしまったのはやはり不安。
前走以上に強い馬が集まった中、またしても終始ロスのある競馬を強いられる可能性があるというのはマイナスでしょう。
また、母トゥザヴィクトリー、全兄トゥザグローリーが共に古馬になってから本格化したというのも地味に気になる点。
3歳春の時点でG1、しかも多頭数の外枠から勝ち切るようならば、今後がかなり楽しみになりますが……結果はいかに。

このトゥザワールドを、弥生賞でハナ差まで追い詰めたのがワンアンドオンリー
2歳時にラジオNIKKEI杯を勝ってはいるものの、そのレースレベルからあまり評価はしていませんでしたが、
3歳初戦でいきなりパフォーマンスを跳ね上げてきました。
2歳時は調教で全く目立つことのない馬だったはずですが、前走時も今回の追い切りでも坂路で好時計をマーク。
+10kgの馬体重だった前走であれだけ走れたという点からも、文字通り"実が入ってきた"印象があります。
先日のドバイDFを圧勝したジャスタウェイや、クラシック出走時のウインバリアシオンの走りからも、
ハーツクライ産駒の覚醒は突然且つ強大。同じ血を持つ本馬も似た軌跡を描く可能性はあるでしょう。
元々当レースはハーツクライのような重厚な血統の底力が生きる傾向がありますし、
再度直線で見せ場を作ってきても驚けません。

弥生賞に負けないくらいの重要ステップであるスプリングSを制したのはロサギガンティア
2歳時はそれほど目立つ存在ではありませんでしたが、年が明けると突如の覚醒。
2走前の条件戦では致命的な不利をものともせずに差し切り、ついには重賞タイトルまで射止めてしまいました。
時計の掛かる馬場だったことを考えると、スプリングSの時計はかなり優秀。
勝負どころにおける手応えの楽さは非常に目を引きましたし、今回のメンバーに混じっても見劣りすることはなさそうです。
イスラボニータと同じフジキセキ産駒ですが、本馬の母系はドイツやイタリア、フランスといった欧州と縁のある血統。
この影響が強いのか、あまり父の産駒らしい軽さは感じず……その分中山への適性は高そうです。
ただ、藤澤厩舎らしい馬なり中心の調整を続けられているためか、前走からの大きな上積みは感じず。
他陣営の本気モードの仕上げに対して、実戦でどこまでやり合えるかが鍵となります。

スプリングSで2着だったのは、昨年の2歳王者アジアエクスプレス
ロサギガンティアには離されたものの、最後までしぶとく伸びて2着を確保。休み明けとしては上々の内容でした。
血統だけ見ると未だにダート馬にしか見えないのですが、朝日杯、スプリングSと、
2戦続けてハイレベルな芝の走りを見せつけられれば、もうその力を認めないわけにはいきません。
ただ、ワンアンドオンリーの項でも触れたように、当レースで生きるのはスタミナや底力に優れた重厚な血。
本馬のような米国色の濃いパワー型の血統馬というのは、やはりレースのイメージからはズレてしまいます。
決して距離延長がプラスとは言えない血統でもあるので、ロスが大きくなる外枠も少しマイナスかも。

OP特別とは言え、侮れないレベルにあった若葉Sを制したのはアドマイヤデウス
ここまでの6戦、連対を果たしているのは全て内回りやローカルの小回りコース。
逆に広々とした京都の外回りコースでは思ったほどの脚が使えておらず、
跳びが大きく見える割に小回りの方が圧倒的に合う不思議な馬という印象です。
中山は本馬の得意とするコース形態に近いですし、適性面では全く問題なさそう。
アドマイヤドンは朝日杯の勝ち馬ですし、近親のアドマイヤフジは中山金杯の勝ち馬。
血統面での舞台適性も高そうで、人気薄でも侮れない存在になるのでは。

若葉Sではアドマイヤデウスの末脚に屈したものの、未だに馬券圏外になったことのないウインフルブルーム
朝日杯やシンザンSにおける走りを思えば少々物足りない結果ではありましたが、
脚質の近かったバンドワゴンが回避したことで、本馬がレースの流れを作る可能性が出てきました。
最初から最後まで逃げに徹したのは昨年11月の千両賞だけですが、この時は後続に付け入る隙を与えない圧勝。
2〜4着の馬達がその後に重賞で好走していることからも、本馬の能力の高さが窺い知れます。
今回は大外枠を引いていますし、鞍上の柴田大地騎手も積極的な競馬が似合うタイプ。
千両賞のようにレースを完全に掌握することが出来れば、巻き返しがあってもおかしくはなさそうです。
ですが、本馬の母や兄の戦績も併せて見てみると、距離に関しては1800mが一つの境目という印象。
再度の2000mで直線まで脚を残せるかが鍵となりそうです。

穴っぽい馬も挙げておきましょう。まずはスプリングS3着のクラリティシチー
デビュー戦以降はなかなか勝ち切れないでいるものの、重賞級の能力を持つのは既に証明済み。
東スポ杯2歳Sでは好位組が上位を占めるところを後方から追い込む形になったり、
ホープフルSとスプリングSでは内をロスなく立ち回った馬が上位に来るところを大外からマクってみたり、
レースの流れと自身の走り、戦法がことごとく噛み合わないという不運な面があります。
こうした面を単純に弱さと捉えるか、ハマりさえすれば巻き返せると見るかは評価の分かれるところ。
今回はロスなく運べそうな枠を引いていますし、上手く立ち回れれば面白そうな気も。

クラリティシチー同様、なかなか勝ち切れないでいるベルキャニオンも一発の香り。
前走のスプリングSで初めて連対を外す形となりましたが、この週は馬場が妙に重く、
ディープインパクト産駒の最大の武器である瞬発力が削がれる状態にありました。
ですが、馬場の整備によるものか、はたまた天候によるものか、先週辺りから馬場はまた軽めに。
金曜日に雨の予報が出ているため、土日の馬場がどのような性格を持つかはかなり不透明な部分がありますが、
もし先週同等かそれ以上に軽い馬場になるようであれば、本馬の切れ味が生きる可能性があるはずです。



うわー……我ながら長いわー……。
10頭も挙げてしまうとこうなるのも仕方なしですよね。
私としては今回挙げた馬の中に勝ち馬が居ると睨んでいますが、ここから先の絞り込みが本当にキツそうです。
果たして、発走までにしっかりとした結論を出せるのかどうか……。
絞り切れなくて現実逃避する自分の姿が目に浮かびます。
で、最終的に考えることを止めて、こう言うんですよ。

「人気上位馬中心に10頭分くらいの単勝を全部買っておけば当たるんじゃないかな♪」

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武豊の「有言実行」の重賞勝利に驚愕......「福島に乗りに行きます」"リップサービス"を現実に変えてしまう天才騎手は噓をつかない?─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年3月15日 15時0分 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2847.html

今月6日、競馬が全休となる月曜日、競馬界の"顔役"武豊は福島県福島市の中合デパート福島店にいた。自身のデビュー30周年を記念する『武豊展〜名馬と共に歩んだ30年〜』の開催に合わせトークショーを行うためだ。
 その舞台で武豊は「4月8日に開幕する春の福島競馬を楽しみにしている。(4月22日の)福島牝馬S(G3)には乗りに来ると約束します」と宣言。朝から列を作って会場に詰め掛けた、約300人の地元ファンを沸かせる粋な演出だった。
 無論、武豊にしても半分は本気で、半分は話の流れで出たリップサービスだろう。エージェント制度が導入されて久しく、複雑に絡み合った昨今の騎乗馬事情。ましてや武豊ほどのトップジョッキーになれば、トークショーから約2カ月先の騎乗予定を決めるのは、よほどの馬やレースでない限りは難しい。
 実際に、武豊も2日後に更新した自身のホームページ上では「東北のファンの皆さん、待っていてください」と福島参戦に意欲を見せながらも「7月のラジオNIKKEI賞か七夕賞ぐらいしかチャンスはなさそう」と心境を打ち明けている。やはり、4月の東京や京都開催がある中での福島遠征はスケジュール的にも難しいものなのだろう。
 最大のネックは、肝心の福島牝馬Sにコレとった乗り馬がいないことだ。
 例え、無理に騎乗馬を用意できたとしても、やはり有力馬に騎乗できる可能性は薄い。そうなると必然的にローカル遠征自体の優先度が下がってしまい、武豊が有力馬を確保しやすい京都や東京での騎乗となってしまうのだろう。
 だが、この天才騎手の本当に恐ろしいところは、福島牝馬Sの有力な騎乗馬がいないのなら、それを「自力」で作ってしまうところなのかもしれない。
次のページ トーセンビクトリーの勝利によって……

先日12日に行われた中山牝馬S(G3)だ。武豊が騎乗していたのは、名牝トゥザヴィクトリーの娘トーセンビクトリーだった。5番人気という評価だったが、前走はオープンのアンドロメダSで8着。約4か月の休み明けということもあって、鞍上が武豊でなければここまで高い評価を受けていたかは疑問だ。
 ところがこの日の2レースで今月初勝利を上げて調子を戻していた武豊は、ここ2走逃げていた騎乗馬を好位で折り合わせ、最後の直線では絶妙のタイミングでスパートを開始。最後は1番人気のマジックタイムをクビ差だけ退け、先頭でゴールを駆け抜けた。トーセンビクトリーにとっては、これが重賞初勝利である。
 レース後、優勝馬を管理する角居勝彦調教師は、春の大目標を5月のヴィクトリアマイル(G1)に掲げ、それまでに1戦挟むかを「豊さんと相談します」とコメントした。
 そして、その挟む1戦の最有力候補と目されているのが福島牝馬Sである。そう報じた13日付の『東京スポーツ』の記事を見た際、筆者が「なんたること」と驚愕せざるを得なかったは述べるまでもないだろう。
 無論、現段階でトーセンビクトリーが福島牝馬Sを使うことが正式に決まったわけではない。だが、いずれにせよ武豊は自らの腕で「福島行き」の"切符"を用意し、リップサービスを本当の「約束」に変えてしまったのだ。
『4月8日に開幕する春の福島競馬を楽しみにしている。(4月22日の)福島牝馬S(G3)には乗りに来ると約束します』
 こんなことをサラリとやってのける男は、後にも先にも武豊しかいないのかもしれない。
(文=村上荒城)

 明日真 2017年03月12日() 22:40
この血統 
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中山出走待ってました〜
トゥザヴィクトリーの子供は中山で激走するのだ^^

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 ユウキ先生 2017年02月16日(木) 21:57
☆フェブラリーSパート2(ダート初挑戦♪)☆
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今回初ダート挑戦となるデニムアンドルビー(^_-)-☆

初挑戦でいきなりG1はなかなか試練かもしれませんが初だけにもしかして大駆けするかもしれません♪

伯母にドバイワールドカップ2着、フェブラリーS3着のトゥザヴィクトリーが居るのは心強い☆

面白い1頭になってくれるかな〜〜〜(*^-^*)

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