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第35回中山牝馬ステークス(12日、中山11R、GIII、4歳上牝馬オープン国際、ハンデ、芝・内1800メートル、1着本賞金3600万円=出走16頭)武豊騎乗の5番人気トーセンビクトリーが、好位から直線で抜け出して重賞初制覇。母トゥザヴィクトリーの超良血馬がようやくタイトルを手にした。この春はヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GI、芝1600メートル)が目標になる。タイム1分49秒4(良)。ラストランだった1番人気のマジックタイムは2着に敗れた。
レディーになった良血が遅まきながら重賞初Vを成し遂げた。2001年のエリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリーの子、トーセンビクトリーが中山牝馬Sを制して牝馬路線の有力候補に名乗りを上げた。
「血統のいい馬で早くから期待していましたからね。あのポジションで我慢できたのは以前とは違いました」
母にも騎乗していた武豊騎手は一昨年の秋華賞(8着)以来のコンビだったが、成長した姿に笑みを浮かべた。以前は気性の激しいやんちゃ娘だったが、この日は鞍上に従順。好スタートから3番手の位置を取ると、スローペースでも行く気をグッとこらえて直線へ。外から来たパールコードを先に行かせ、名手はチラッと横を確認して巧みな手綱さばきで馬群の外へ導く。余裕を持って前の馬をとらえ、マジックタイムの追撃も楽々と退けた。
「行く馬がいなければハナへ行くことも考えたけど、あの位置取りで。思ったより折り合いもついたし、直線もスムーズに外に出せましたね」
武豊騎手もけちの付けようがない完勝。エ女王杯勝ちにドバイワールドC2着と母の輝かしい成績ばかりが注目されるが、ようやくタイトルを手に入れた。
角居調教師は「ここまで成長を我慢したというより寝て待っただけ」と笑うが、13年のセレクトセールで1億1025万円(税込み)で落札されただけに重圧から解放されてホッとした表情だ。
この後はオーナーと相談して決められるが、ヴィクトリアマイルが当面の目標。開花した良血トーセンビクトリーの輝かしい将来はこれから始まりそうだ。 (柴田章利)
★12日中山11R「中山牝馬S」の着順&払戻金はこちら
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