2024年2月25日()Kアブドゥルアジーズ競馬場 ダート1800m

レース結果 ~サウジカップ 2024~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 12 4    セニョールバスカドール 牡6 57.0 J.アルバラード T.フィンチャー 15.3 6
2 13 11    ウシュバテソーロ 牡7 57.0 川田将雅 高木登 4.9 2
3 11 5    サウジクラウン 牡4 57.0 F.ジェルー B.コックス 37.1 8
4 9 7    ナショナルトレジャー 牡4 57.0 F.プラ B.バファート 11.4 5
5 4 13    デルマソトガケ 牡4 57.0 C.ルメール 音無秀孝 8.4 4
6 6 2    アイソレート 牡6 57.0 J.ロザリオ D.ワトソン 33.3 7
7 3 9    ディファンデッド セ6 57.0 L.サエス A.ミシュレフ 39.4 11
8 15 12    スコットランドヤード 牡5 57.0 L.モラレス M.アルムロワ 214.4 14
9 2 6    クラウンプライド 牡5 57.0 J.モレイラ 新谷功一 39.0 10
10 14 1    ホワイトアバリオ 牡5 57.0 I.オルティスJr. R.ダトローJr. 2.2 1
11 1 14    カーメルロード 牡4 57.0 C.オスピーナ A.アルバダ 37.2 9
12 7 3    レモンポップ 牡6 57.0 坂井瑠星 田中博康 5.4 3
13 10 10    パワーインナンバーズ 牡4 57.0 A.アルファライディ A.モハムード 134.6 13
14 5 8    ホイストザゴールド 牡5 57.0 J.ヴェラスケス D.スチュアート 121.5 12
取消 8 12    メイショウハリオ 牡7 57.0 浜中俊 岡田稲男

■払戻金

単勝12 1,530円
複勝12 340円
13 200円
11 830円
馬連12-13 2,470円
ワイド12-13 720円
11-12 3,990円
11-13 3,890円
馬単12-13 6,180円
3連複11-12-13 20,050円
3連単12-13-11 134,400円

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※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~サウジカップ 2024~

世界最高賞金はサウジカップに譲ったものダートレースとしてはサウジカップとともに世界最高連峰にあるドバイワールドカップには我らが日本のデルマソトガケが登頂を果たします。
サウジカップが創設されて6年、リヤド→ドバイは世界ダート路線の国道一号線となりました。隣国であり移動距離も短いものの、この国道一号線は高く険しい道です。それはダートの質が大きく異なるからです。

サウジからドバイに転戦した某厩舎関係者は匿名を条件にこう語ってくれました。
「今年のサウジのダートは深いばかりか重すぎた。サウジからドバイに到着したほとんどの馬は疲労困憊。特に昨年のパンサラッサのハイペースを上回る超ハイペースでサウジカップを駆け抜けた馬にその傾向が強いんですよ」

昨年のUAEダービー以来、ソトガケの主戦となったC.ルメールは27日朝、メイダン競馬場の外埒でこう語りました。
「今年のドバイのダートはサウジよりも軽い」
ドバイは3月8日夜から9日にかけて激しい雷と豪雨に襲われ街中が冠水。ダートコースの上層が流されてしまったためと思われます。サウジ、ドバイのダートコース差は今年更に拡大したようです。

ならばソトガケもサウジカップを激走していますが、他馬とは少々事情が異なるようです。クリストフは前走をこう振り返りました。
「ゲートを出てすぐに他馬に前を遮られ、思い通りの位置を取れなかった。直線最後で伸びてきてくれただけに残念でならない」

また、音無秀孝師はソトガケがサウジカップでは万全でなかったと明かしてくれました。
「サウジへの空輸中、他馬に顔を噛まれて到着後の調整に大きな狂いが出ました。レースにもその影響が大きく出て、全力を尽くすことはできませんでした。ドバイへの移動後は顔の傷も癒えて極めて順調です」
いつも飄々としている音無師の表情からはサウジの仇をドバイで討つことに自信が垣間見えました。

再びクリストフに話は戻りますが、内外各社の単独インタビューを終えてホテルへ急ぐ彼を追いました。乗り替わりの昨年UAEダービーでは誰もが予想しなかった逃げの手に出て大金星をあげましたが、もう一丁あるのか、と訊ねると何も答えずウィンクをしてくれました。

UAEダービーは1800m、ドバイワールドカップは2000m。ソトガケの1800m通過ラップはドバイワールドカップのそれよりも8秒も早かったのです。去年のUAEダービーと同じペースでハナを切って逃げられれば最後の200mを8秒で歩いたとしてもウシュバテソーロの前にいる計算になります。

さて、相手ですがサウジカップ勝ち馬のセニョールバスカドールです。ウシュバテソーロはハイペースでこそ足が切れる典型的な追い込み馬。ソトガケが自分のペースで逃げれば脚を余してしまう恐れが十分あります。またこの2頭は深いばかりか重すぎたサウジのダートで激走していて、その疲れを癒やし切れていない恐れもあります。この2頭以外からソトガケの相手を見つけ出したいと今夜は徹夜を覚悟しました。日本時間土曜公開の甘粕代三の大予想にご期待下さい。

【ドバイワールドCの注目点】ウシュバテソーロ連覇&サウジC覇者へのリベンジなるか? UAE勢も充実の日本勢を迎え撃つ03月25日(月) 12:32

ウシュバテソーロが史上2頭目の連覇に挑戦 日本から4頭出走予定

ドバイワールドCに出走予定の日本調教馬は、ウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川準厩舎)、ウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎)、デルマソトガケ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)、ドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学厩舎)の4頭だ。このうち、ウシュバテソーロは昨年のドバイワールドCを制しており、サンダースノー(2018、19年)に続く史上2頭目の連覇がかかる。ウシュバテソーロは前走のサウジCでは2着に入ったが、今年、ドバイワールドCを制すことができるか。なお、ドバイワールドCにはサウジCを制したセニョールバスカドール(牡6歳、米/T・フィンチャー厩舎)も出走を予定しており、ウシュバテソーロは前走のリベンジを果たせるだろうか。

★父は2016年の覇者カリフォルニアクローム 11戦10勝2着1回のカビールカーン

ドバイワールドCに出走予定のUAE勢は、1月のアル・マクトゥームチャンンジを制したカビールカーン(牡4歳、D・ワトソン厩舎)、同レース6着で、その後アル・マクトゥームクラシックを制したミリタリーロー(セン9歳、M・アル・メイリ厩舎)、バージナハールを制したローレルリバー(牡6歳、B・シーマー厩舎)の3頭だ。中でもカビールカーンは、通算11戦10勝、2着1回という成績を残しており、日本勢にとって強敵となりそうだ。カビールカーンの父は2016年のドバイワールドC覇者カリフォルニアクロームで、父子制覇がかかるが、父に続いてドバイワールドCを制すことができるだろうか。

なお、ドバイワールドCへのステップレースは今年から実施時期、名称が変更されている。カビールカーンが勝ったアル・マクトゥームチャレンジは、昨年までのアル・マクトゥームチャレンジラウンド3に相当し、実施時期が約1カ月早められており、ミリタリーローが勝ったアル・マクトゥームクラシックは、昨年までのアル・マクトゥームチャレンジラウンド2に相当し、実施時期が約1カ月遅くなっている。

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サウジC2着のウシュバテソーロが3位タイ ロンジンワールドベストレースホースランキング発表03月15日(金) 17:08

IFHA(国際競馬統括機関連盟)は14日、今年初となるロンジンワールドベストレースホースランキングを発表した。ランキングは今年1月1日から今月10日までに行われた世界の主要レースが対象で、レーティング117ポンド以上の19頭が掲載。日本調教馬ではサウジC2着のウシュバテソーロ(美・高木、牡7)が120ポンドで3位タイ、金鯱賞を連覇したプログノーシス(栗・中内田、牡6)が119ポンドで7位タイに入った。1位はナショナルトレジャー(米=B・バファート、牡4)とセニョールバスカドール(米=T・フィンチャー、牡6)が121ポンドで並んでいる。

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サウジC9着クラウンプライドはかしわ記念へ03月03日() 13:30

サウジC9着で、ドバイワールドCの招待を辞退したクラウンプライド(栗・新谷、牡5)は、かしわ記念(5月1日、船橋、JpnⅠ、ダ1600メートル)に向かう。共有代表馬主の吉田照哉氏が3日、中山競馬場で明かしたもので、「ドバイに転戦する予定でしたが、サウジCの結果を受けて帰国させることにしました」と話した。同馬は2月28日に帰国しており、現在はJRA競馬学校(千葉県白井市)で入国検疫中。

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サウジカップデーに出走した日本馬が帰国 転戦組はドバイに到着03月01日(金) 20:46

サウジカップデー(現地時間2月24日)に遠征していたアグリウイングレイテストエヒトキラーアビリティクラウンプライドスタッドリーセットアップバスラットレオンハーツコンチェルトメイショウハリオララクリスティーヌレモンポップの12頭は2月28日午前10時36分に成田着で帰国。同午後1時30分、輸入検疫のため千葉県白井市の競馬学校に到着した。

またサウジアラビアからドバイ国際諸競走(30日、メイダン)に向かうアイアンバローズウシュバテソーロケイアイドリーサトノフェニックスジャスパークローネデルマソトガケフォーエバーヤングブレークアップリビアングラスリメイクの10頭は現地時間の2月28日午後2時19分(日本時間同7時19分)、ドバイのアル・マクトゥーム国際空港に到着した。

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【沢田康文の欧州競馬リポート】サウジCから200メートル距離延長のドバイWCで日本馬に高い評価02月29日(木) 04:43

サウジCデーが終わり、次は3月30日にUAEのメイダン競馬場で行われるドバイワールドCデーに注目が集まる。

セニョールバスカドールと日本馬との再戦が興味深いのが、メインのドバイワールドC。サウジCから200メートル距離が延び、コース形態もワンターンからコーナー4つに変わるが、日本勢の評価が高い。

英国大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社の28日現在のオッズでは、連覇を目指すウシュバテソーロが3.5倍の1番人気で、叩いての上昇が見込まれるデルマソトガケが3.75倍で2番人気。3番人気は2頭で、セニョールバスカドールと、カザフスタン→ロシア→UAEと転戦してきた変わり種で11戦10勝のカビルカンが7倍となっている。

ディープインパクト産駒の英愛ダービー馬オーギュストロダンと、リバティアイランドなどの日本の強豪が対戦するドバイシーマクラシック(芝2410メートル)も見どころ十分だが、ドバイターフ(芝1800メートル)も例年以上に盛り上がりそうだ。

ロードノースが24日、英国サウスウェル競馬場で行われた欧州の今年最初の平地重賞、GⅢウインターダービー(AW約2220メートル)に、3連覇を飾った昨年のドバイターフ以来の実戦として出走。2着だったが、一昨年はこのレース2着から本番では巻き返しているので、試走としては上々の結果だろう。ドウデュースをはじめとする日本勢との対決が待ち遠しい。(在仏競馬記者)




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サウジC2着のウシュバテソーロは予定通りドバイWCへ02月27日(火) 16:55

24日のサウジCでアタマ差2着に惜敗したウシュバテソーロ(美・高木、牡7)は、予定通り連覇の懸かるドバイワールドカップ(3月30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)に向かう。「(川田騎手は)よく乗ってくれました。レース後も疲れなどは問題なかったです」と高木調教師は話した。

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サウジC12着レモンポップは28日に帰国予定02月27日(火) 10:44

サウジC12着のレモンポップ(美・田中博、牡6)はドバイ国際競走には転戦せず、27日にサウジアラビアを出発し、28日に帰国する予定であることが分かった。

田中博調教師は「あそこまで負ける馬ではないので、馬場が合わなかったこともあると思います。レース後はカイバをバリバリ食べていましたし、やはり走れていないというのが大きいですね」と敗因を分析した。レース翌日に歩様が乱れたという一部報道があったが、「様子を見る必要はあります。ただ、もともと歩様がいい馬ではなく、歩様とは常に戦っていますから。帰国できないくらいのレベルではないです」と説明。今後に関しては、帰国後の状態を確認してから検討される。

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【サウジC】中東ダート完全制覇あと一歩も…世界のウシュバテソーロここにあり ゴール直前でかわされ2着02月26日(月) 05:00

【リヤド(サウジアラビア)24日=綿越亮介】キングアブドゥルアジーズ競馬場でサウジCデー諸競走が行われ、日本馬4頭が出走したサウジCウシュバテソーロの2着が最高。昨年のパンサラッサに次ぐ日本調教馬V2はならなかった。その他のレースではサウジダービーをフォーエバーヤング、リヤドダートスプリントをリメイクが勝ち、日本勢は2勝を挙げた。

2度目の〝世界制覇〟には、あと一歩届かなかった。昨年のドバイワールドCに続く海外GⅠ戴冠を狙ったウシュバテソーロは惜しくも2着。アタマ差に泣いたが、川田騎手はどこかやり切った表情で賛辞を並べた。

「何とか勝ち切れるようにと彼とともに精いっぱい頑張ってきました。具合も素晴らしく、レース自体も気持ちが向いてくれて素晴らしい走りをしてくれました」

先行争いが激化するなか、道中はいつも通り後方で待機。3コーナーで徐々に差を詰めると、直線手前で追い出しを開始した。圧巻の末脚を繰り出し、残り50メートルで逃げ粘るサウジクラウンをかわして先頭に。世界最高の1着賞金1000万米ドル(約15億円)を手にしたか-。そう見えた刹那、道中ウシュバの隣で脚をためた米国のセニョールバスカドールに外から差し切られた。高木調教師は「悔しいのひと言です。完璧なタイミングで差したと思ったけどね…」と唇をかみしめた。

リベンジへ向けて、次は連覇が懸かるドバイワールドC(3月30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)に転戦する。「自分の競馬をすれば通用することは分かりました。2000メートルの方が競馬はしやすい」と指揮官。中東で受けた悔しさは、中東で晴らしてみせる。

セニョールバスカドールはこれがGⅠ初制覇。前走の米GⅠペガサスワールドCでクビ差2着となっての参戦だった。フィンチャー調教師は「計画はドバイ(ワールドC)です」と今後の展望を明かしており、日本馬との再戦に注目が集まる。




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【サウジC】デルマソトガケは脚いろ鈍り5着 ルメール騎手は悔しさにじませ「勝てると思いましたが…」02月26日(月) 04:59

【リヤド(サウジアラビア)24日=綿越亮介】中団後方で運んだデルマソトガケは、直線入り口で3番手まで進出するも、最後は脚いろが鈍り5着。ルメール騎手は「勝てると思いましたが、休み明けでラスト200~300メートルは大変になってしまいました」と悔しさをにじませた。

好位につけたクラウンプライドは、4コーナーで手応えが悪くなり9着。モレイラ騎手は「レースの半分までは非常にいい状態で走ることができましたが、最後には力が残っていませんでした」と振り返った。

レモンポップは中団の内めを追走するも、直線半ばで力尽き12着。坂井騎手は「距離が長いのは分かっていましたが、日本よりもタフなレースになったぶん、いつもの走りができませんでした」と肩を落とした。

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過去10年の結果 ~サウジカップ 2024~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2023/02/25 パンサラッサ 牡6 日本 1.50.80 吉田豊 矢作芳人
2022/02/26 エンブレムロード 牡4 サウジアラビア 1.50.52 W.ラモス M.アルムロワ
2021/02/20 ミシュリフ 牡4 イギリス 1.49.59 D.イーガン J.ゴスデン
2020/02/29 マキシマムセキュリティ 牡4 アメリカ 1.50:58 L.サエス B.バファート

歴史・概要 ~サウジカップ 2024~

サウジカップはサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる3歳以上のダート1800mの競走。2020年にサウジアラビアジョッキークラブによって創設され、賞金総額2000万米ドルの世界最高賞金競走である。
日本馬では2023年にパンサラッサが初優勝した。

挑戦した日本馬 ~サウジカップ 2024~

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2020年ゴールドドリーム牡7C.ルメール平田修6着
クリソベリル牡4C.スミヨン音無秀孝7着
2021年チュウワウィザード牡6戸崎圭太大久保龍志9着
2022年マルシュロレーヌ牝6C.スミヨン矢作芳人6着
テーオーケインズ牡5松山弘平高柳大輔8着
2023年パンサラッサ牡6吉田豊矢作芳人1着
カフェファラオ牡6J.モレイラ堀宣行3着
ジオグリフ牡4C.ルメール木村哲也4着
クラウンプライド牡4D.レーン新谷功一5着
ジュンライトボルト牡6R.ムーア友道康夫7着
ヴァンドギャルド牡7M.バルザローナ藤原英昭11着