2017年3月26日()メイダン競馬場 ダート2000m

最新出走予定馬情報 〜ドバイワールドカップ 2017〜

 ドバイワールドC(3月25日、メイダン、GI、ダ2000メートル)に挑戦するラニ(栗・松永幹、牡4)が、前哨戦のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(3月4日、メイダン、GI、ダ2000メートル)に、ライアン・ムーア騎手(33)=英国=とのコンビで挑むことが20日、分かった。同馬は、鳥取・大山ヒルズに放牧に出ており、2月初めに栗東トレセンに戻る予定。松永幹調教師は「元気いっぱいです」と、現状を語った。

ラニの競走成績はこちら

【沢田康文の欧州リポート】「ドバイWCカーニバル」スタート01月11日(水) 05:01

 アラブ首長国連邦のきらびやかなメイダン競馬場を舞台に行われる「ドバイワールドCカーニバル」が1月5日の開催からスタート。フィナーレを飾る3月25日のドバイワールドCナイトまで11日間(1月5、12、19、26日、2月2、9、11、16、23日、3月4、25日)、全69レースのスケジュールが組まれており、賞金総額3965万米ドル(約46億円)を懸けた豪華開催が今年も幕を開けた。

 ラニが出走予定のGIアルマクトゥームチャレンジラウンド3など前哨戦が行われるスーパーサタデー(3月4日)までのレースに、世界18カ国から217頭(昨年比36頭増)が登録。この中には昨年のドバイシーマクラシックドゥラメンテを破った英国調教馬ポストポンド、昨年のドバイゴールドCを制した仏国調教馬ヴァジラバド、昨年の愛セントレジャーを逃げ切った愛国調教馬ウィックローブレーヴなど19頭のGIホースも含まれている。

 メイダン競馬場のメイントラックは一昨年からナドアルシバ時代と同じダートに回帰。昨年はカリフォルニアクロームが第21回ドバイワールドCを3馬身3/4差で優勝し、米国調教馬として史上10頭目の同レース制覇を果たした。今年は、2011年以降芝1000メートルで競われていたGIアルクオーツスプリントが07年の創設当初と同じ芝1200メートルの条件に戻り、グローバルスプリントチャレンジの第2戦として行われる変更がある。

 日本からはすでにドバイターフ連覇を目指すリアルスティールヴィクトワールピサ以来のワールドC日本馬制覇を狙うアウォーディーなどが遠征へ向かうことが分かっているが、大阪杯のGI昇格によって芝中距離馬たちの動向に関心が高まるところ。ドバイワールドCナイトの予備登録受付は、明日12日に締め切られる。 (在仏競馬記者)

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アウォーディー&ラニ、ドバイWC挑戦へ01月03日(火) 05:00

 栗東・松永幹厩舎の所属馬で東京大賞典2着アウォーディー(牡7)、チャンピオンズC9着ラニ(牡4)の2頭がドバイワールドC(3月25日、メイダン、GI、ダ2000メートル)を目指すことになった。2日、松永幹調教師が明らかにしたもので「2頭ともに選ばれれば挑戦します。アウォーディーは直行の予定。ラニは現地の前哨戦を使う方向です」と説明した。

 アウォーディーは2月下旬に栗東トレセンに帰厩。ラニはマクトゥームチャレンジラウンド3(3月4日、メイダン、GI、ダ2000メートル)へ出走するために2月末には現地へ出発する。

 なお、東京大賞典1着アポロケンタッキー(栗・山内、牡5)もワールドCに登録する。

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過去10年の結果 〜ドバイワールドカップ 2017〜

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2016/03/26 カリフォルニアクローム 牡5 アメリカ 2:01.8 V.エスピノーザ A.シャーマン
2015/03/28 プリンスビショップ セ8 UAE 2.03.2 W.ビュイック S.ビン・スルール
2014/03/29 アフリカンストーリー セ7 UAE 2.01.6 S.デソウサ S.ビン・スルール
2013/03/30 アニマルキングダム 牡5 アメリカ 2.03.2 J.ロザリオ G.モーション
2012/03/31 モンテロッソ 牡5 UAE 2.02.7 M.バルザローナ M.アル・ザルーニ
2011/03/26 ヴィクトワールピサ 牡4 日本 2.05.9 M.デムーロ 角居勝彦
2010/03/27 グロリアデカンペオン 牡6 フランス 2.03.8 T.ペレイラ P.バリー
2009/03/28 ウェルアームド セ6 アメリカ 2.01.0 A.グライダー E.ハーティー
2008/03/29 カーリン 牡4 アメリカ 2.00.2 R.アルバラード S.アスムッセン
2007/03/31 インヴァソール 牡5 アメリカ 2.00.0 F.ハラ K.マクローリン

歴史・概要 〜ドバイワールドカップ 2017〜

ドバイワールドカップは、1995年に同国の王族で世界有数のオーナーブリーダーでもあるシェイク・モハメドが、当時世界最高賞金レースだったアメリカのブリーダーズカップ・クラシックを超える賞金の競馬の競走を設立を考案し、誕生した国際レースである。
ドバイワールドカップの出走条件はサラ系北半球産は4歳以上、南半球産は3歳以上。負担重量は南半球産の3歳馬が54.5キロ、それ以外が57キロ、牝馬は2キロ減と定められている。
総額賞金は世界最高金額の1000万ドルで1着賞金600万ドル、以下2着から6着までにそれぞれ200万ドル、100万ドル、50万ドル、30万ドル、20万ドルの賞金が与えられる。
その名に相応しく世界各国の最強馬クラスの競走馬が参戦する世界最高峰のサラブレッド種による競走とされる。
ドバイワールドカップは、1998年に国際リステッドから国際GIに認定。翌1999年から2002年までワールドシリーズ・レーシングチャンピオンシップに参加していたが、2003年同シリーズから撤退した。
2009年までは同じドバイのナド・アルシバ競馬場のダート2000mで施行されており、アメリカのケンタッキーダービーやブリーダーズカップクラシックと並ぶダートの世界最高峰の競走として位置づけられた。2010年にメイダン競馬場に移行し、オールウェザー(AW)2000m競走に生まれ変わった。2015年からはオールウェザー(AW)からダートに変更された。
ドバイワールドカップの主なステップレースは、マクトゥームチャレンジラウンド2・マクトゥームチャレンジラウンド3(ドバイ)、二聖モスクの守護者カップ(サウジアラビア)、サンアントニオハンデキャップ・ドンハンデキャップ・サンタアニタハンデキャップ(アメリカ)などで、日本からは有馬記念・東京大賞典・川崎記念・フェブラリーステークスをステップに参戦するケースが見られる。
過去の日本馬の好走例は、2001年トゥザヴィクトリーの2着以降しばらくなかったが、2011年にヴィクトワールピサが日本馬として初優勝。2着にもトランセンドが入るワンツーフィニッシュで被災直後の日本に多くの感動と勇気を与えた。
過去の優勝馬にはシガー、シングスピール、ドバイミレニアム、キャプテンスティーヴ、ストリートクライ、ムーンバラッド、ロージズインメイ、カーリン、グロリアデカンペオン、モンテロッソなどが名を連ねる。

挑戦した日本馬 〜ドバイワールドカップ 2017〜

ヴィクトワールピサ 1着(2011年)
血統
父:ネオユニヴァース
母:ホワイトウォーターアフェア(Machiavellian)
成績
15戦8勝
10億8502万円
主な勝ち鞍
ドバイワールドカップ(GI)
有馬記念(GI)
皐月賞(GI)
日本に勇気を与えた歴史的快挙

 日本馬史上初のドバイワールドカップ制覇、2010年度最優秀3歳牡馬に選出されたヴィクトワールピサ。デビュー前から多くの期待を集め、それに応えて続けたネオユニヴァース産駒の傑作である。1人気の支持を集めた新馬戦では後のジャパンカップ勝ち馬ローズキングダムに惜敗したものの折り返しの未勝利戦を難なく勝利で飾ると続く京都2歳ステークス、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスと3連勝。翌年の弥生賞も直線詰まり気味で正味100mほどしか追えなかったが、エイシンアポロンを抑え込んで完勝した。迎えた皐月賞では最内を通る形でレースを進めると直線では絶望的な位置取りも僅かなスペースをこじ開けて優勝。父・ネオユニヴァースとの父子2代の皐月賞優勝となった。続く東京優駿では3着に敗れ、秋には海外遠征を敢行したが、ニエル賞(GII)で4着、凱旋門賞では7着に敗れた。帰国後初戦のジャパンカップでは3着となり、挑んだ有馬記念では好位を追走し、鞍上ミルコ・デムーロの強気のスパートに応えて早めに先頭に立つとブエナビスタらの追撃を振り切って優勝した。この年の皐月賞、有馬記念のGI2勝を挙げた実績を評価され、最優秀3歳牡馬に輝いた。
年が明けると選出されたドバイワールドカップへの出走に向け、ステップレースとして出走した中山記念を4馬身差の勝利。迎えたドバイワールドカップではスタートで後手を踏み、最後方からの競馬となるが、ペースが遅いと見るや向こう上面で一気の大まくりで2番手に進出。直線では今でも語り継がれるトランセンドとの日本馬2頭による激しい叩き合いを制して優勝。日本馬史上初のドバイワールドカップ制覇となった。鞍上のミルコ・デムーロは『震災で大変なこの時期、日本の皆様のためにも絶対に勝ちたかった』と馬上インタビューで涙ながらに答えた。日本に大きな勇気、希望を与えた日本競馬史に残る快挙としてファンに語り継がれている。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
1996年ライブリマウント牡5石橋守柴田不二男6着
1997年ホクトベガ牝7横山典弘中野隆良競走中止
1998年キョウトシチー牡7松永幹夫中尾謙太郎6着
2000年ワールドクリーク牡5加藤和宏新井仁6着
2001年トゥザヴィクトリー牝5武豊池江泰郎2着
レギュラーメンバー牡4松永幹夫山本正司9着
2002年アグネスデジタル牡5四位洋文白井寿昭6着
トゥザヴィクトリー牝6O.ペリエ池江泰郎11着
2004年アドマイヤドン牡5安藤勝己松田博資8着
リージェントブラフ牡8吉田豊大久保洋吉9着
サイレントディール牡4武豊池江泰郎12着
2005年アジュディミツオー牡4内田博幸川島正行6着
2006年カネヒキリ牡4武豊角居勝彦4着
スターキングマン牡7O.ペリエ森秀行7着
2007年ヴァーミリアン牡5C.ルメール石坂正4着
2008年ヴァーミリアン牡6武豊石坂正12着
2009年カジノドライヴ牡4安藤勝己藤沢和雄8着
2010年レッドディザイア牝4C.スミヨン松永幹夫11着
2011年ヴィクトワールピサ牡4M.デムーロ松田博資1着
トランセンド牡5藤田伸二安田隆行2着
ブエナビスタ牝5R.ムーア松田博資8着
2012年エイシンフラッシュ牡5C.ルメール藤原英昭6着
スマートファルコン牡7武豊小崎憲10着
トランセンド牡6藤田伸二安田隆行13着
2014年ベルシャザール牡6C.ルメール松田国英11着
ホッコータルマエ牡5幸英明西浦勝一16着
2016年ホッコータルマエ牡7幸英明西浦勝一9着
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