トランセンド(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2006年3月9日生
調教師安田隆行(栗東)
馬主前田 幸治
生産者ノースヒルズマネジメント
生産地新冠町
戦績24戦[10-5-1-8]
総賞金57,552万円
収得賞金35,005万円
英字表記Transcend
血統 ワイルドラッシュ
血統 ][ 産駒 ]
Wild Again
Rose Park
シネマスコープ
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ブルーハワイ
兄弟 メーンエベンターサンドリオン
市場価格
前走 2012/12/29 東京大賞典 G1
次走予定

トランセンドの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
12/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 12--------7** 牡6 57.0 藤田伸二安田隆行 515
(--)
2.08.2 2.3----ローマンレジェンド
12/12/02 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16479.0516** 牡6 57.0 藤田伸二安田隆行B 522
(+9)
1.51.8 3.039.0ニホンピロアワーズ
12/11/05 川崎 11 JBCクラシ G1 ダ2100 13--------3** 牡6 57.0 藤田伸二安田隆行 513
(--)
2.14.1 1.6----ワンダーアキュート
12/03/31 アラ 9 ドバイWC G1 ダ2000 13--------13** 牡6 57.0 藤田伸二安田隆行 --0000 ------MONTEROSSO
12/02/19 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 168151.517** 牡6 57.0 藤田伸二安田隆行 518
(-2)
1.36.6 1.237.6テスタマッタ
11/12/04 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 168162.011** 牡5 57.0 藤田伸二安田隆行 520
(-1)
1.50.6 -0.337.4ワンダーアキュート
11/11/03 大井 11 JBCクラシ G1 ダ2000 12--------2** 牡5 57.0 藤田伸二安田隆行 521
(--)
2.02.3 0.2----スマートファルコン
11/10/10 東京 11 MCS南部杯 G ダ1600 156111.611** 牡5 57.0 藤田伸二安田隆行 518
(--)
1.34.8 -0.036.8ダノンカモン
11/03/26 アラ 8 ドバイWC G1 ダ2000 14--------2** 牡5 57.0 藤田伸二安田隆行 --0000 ------ヴィクトワールピサ
11/02/20 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 166123.511** 牡5 57.0 藤田伸二安田隆行 514
(+2)
1.36.4 -0.236.3フリオーソ
10/12/05 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16233.511** 牡4 57.0 藤田伸二安田隆行 512
(-2)
1.48.9 -0.036.6グロリアスノア
10/11/07 京都 11 みやこS G3 ダ1800 16123.121** 牡4 56.0 藤田伸二安田隆行 514
(+6)
1.49.8 -0.236.8キングスエンブレム
10/09/23 船橋 11 日本テレビ盃 G2 ダ1800 14--------2** 牡4 56.0 藤田伸二安田隆行 508
(--)
1.49.3 0.5----フリオーソ
10/05/23 京都 10 東海S G2 ダ1900 16363.312** 牡4 57.0 藤田伸二安田隆行 508
(-2)
1.55.4 0.036.0シルクメビウス
10/04/25 京都 10 アンタレスS G3 ダ1800 157121.618** 牡4 56.0 安藤勝己安田隆行 510
(0)
1.50.5 0.837.5④⑤ダイシンオレンジ
10/02/13 京都 11 アルデバラン OP ダ1900 16483.521** 牡4 56.0 安藤勝己安田隆行 510
(+4)
1.55.4 -0.236.6フサイチセブン
09/11/07 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 168154.136** 牡3 55.0 松岡正海安田隆行 506
(0)
1.35.9 0.436.5⑨⑨ワンダーアキュート
09/09/21 新潟 11 エルムS G3 ダ1800 158151.614** 牡3 53.0 内田博幸安田隆行 506
(-4)
1.51.4 0.336.3マチカネニホンバレ
09/08/23 新潟 11 レパードS G ダ1800 146101.711** 牡3 56.0 松岡正海安田隆行 510
(-2)
1.49.5 -0.537.2スーニ
09/07/26 新潟 10 麒麟山特別 1000万下 ダ1800 156112.011** 牡3 54.0 内田博幸安田隆行 512
(+4)
1.49.5 -1.337.2クリストフォルス

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トランセンドの関連ニュース

★同一年のフェブラリーSとの制覇なるか 南部杯で大差をつけて圧勝したレモンポップ

今年のフェブラリーS勝ち馬のレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)が、2000年ウイングアロー、11年トランセンド、17年ゴールドドリームに続く4頭目のフェブラリーSチャンピオンズCの同一年制覇を目指す。レモンポップは前走の南部杯では後続に大差をつけてダートGI2勝目を挙げた。外国産馬がチャンピオンズCを勝てば、02年のイーグルカフェ以来(※当時のレース名はジャパンCダート)、21年ぶり3頭目となるが、レモンポップは前走に続いて他馬を圧倒する走りを見せることができるだろうか。

★1番人気で4着に敗れた昨年のリベンジなるか 隔年制覇を狙うテーオーケインズ

テーオーケインズ(牡6歳、栗東・高柳大輔厩舎)が、チャンピオンズC隔年制覇を狙う。同馬は今年4戦0勝という成績だが、川崎記念2着、ドバイワールドC4着、帝王賞3着、JBCクラシック3着と堅実な走りを見せている。チャンピオンズC連覇を狙った昨年は1番人気で4着に敗れたが、今年は勝利を挙げることができるだろうか。テーオーケインズには過去2年に続き松山弘平騎手が騎乗を予定している。なお、チャンピオンズC2勝はこれまでにカネヒキリ(2005、08年)、トランセンド(10、11年)の2頭が達成している(※いずれもレース名はジャパンCダート)。

JBCクラシック4着から巻き返しなるか JpnⅠ3勝馬のメイショウハリオ

メイショウハリオ(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)は、2021年(7着)以来2年ぶりのチャンピオンズC参戦となる。同馬は帝王賞を昨年、今年で2勝、今年のかしわ記念も制しており、JpnⅠ3勝をマークしている。秋初戦となったJBCクラシックでは4着に敗れたが、チャンピオンズCで巻き返すことができるだろうか。メイショウハリオには引き続き浜中俊騎手が騎乗を予定している。

メイショウハリオを管理する岡田稲男調教師には、開業21年目でJRA・GI初制覇がかかる。岡田調教師は11月27日現在、JRA・GIに30回出走しており、09年朝日杯FSの2着(エイシンアポロン)が最高成績となっているが、悲願のJRA・GI初勝利を挙げることができるだろうか。

★デビューから5連勝でみやこSを制覇 無敗のGI制覇狙うセラフィックコール

デビューから5連勝でみやこSを制したセラフィックコール(牡3歳、栗東・寺島良厩舎)が、2019年クリソベリル以来、史上2頭目の無敗でのチャンピオンズC制覇に挑む。同馬はデビューから5戦すべてダート戦で1着となっており、ダート1800メートル戦ではすべて2着馬に3馬身以上の差をつけ4勝を挙げている。セラフィックコールには、前走のみやこSに続いてミルコ・デムーロ騎手が騎乗する予定だが、デビューから6連勝でGIタイトルを手にすることができるだろうか。

セラフィックコールは、2020~22年と3年連続でJRAダート戦でのリーディングサイヤーとなっているヘニーヒューズの産駒だ。ヘニーヒューズは今年のJRAダート戦種牡馬成績でも2位のドレフォンに3億円以上の差をつけて1位となっている、(※11月20日現在)。なお、セラフィックコールが勝てば、ヘニーヒューズ産駒初のチャンピオンズC制覇となる。

★JRAのダート戦に初挑戦 復活狙う昨年の皐月賞馬ジオグリフ

昨年の皐月賞ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)は、チャンピオンズCがJRAのダート戦初挑戦となる。同馬はデビュー以来、芝のレースを中心に出走してきたが、今年はサウジC、ドバイワールドC、南部杯と海外、地方のダート戦に挑戦しており、サウジCでは4着に入っている。クラシック競走勝ち馬がJRAダート戦で勝利を挙げれば、グレード制が導入された1984年以降で初のケースとなるが、ジオグリフ皐月賞以来の勝利をダート戦で挙げることができるだろうか。同馬にはウィリアム・ビュイック騎手が騎乗を予定している。なお、木村調教師の管理馬がJRAのダートGIに出走するのは今回が初めて。また、ジオグリフはドレフォンの初年度産駒だが、ドレフォン産駒がJRAのダートGIに出走するのも今回が初めてとなる。

★昨年は勝ち馬とクビ差の惜敗 コリアCを圧勝したクラウンプライド

クラウンプライド(牡4歳、栗東・新谷功一厩舎)は9月のコリアC1着以来の出走で、今回は帰国初戦となる。同馬は昨年のチャンピオンズCでは勝ったジュンライトボルトとクビ差の2着となり、今年の帝王賞では勝ったメイショウハリオとハナ差の2着とGI・JpnⅠ制覇まであとわずかのところで敗れている。クラウンプライドは、コリアCでは2着のグロリアムンディに10馬身差をつける圧勝を見せたが、昨年惜しくも敗れたチャンピオンズCを制すことができるだろうか。勝てば、クラウンプライドを管理する新谷功一調教師、リーチザクラウン産駒はいずれもJRA・GI初制覇となる(※リーチザクラウン産駒はアーテルアストレア(牝4歳、栗東・橋口慎介厩舎)も登録)。なお、チャンピオンズCにはコリアC2着以来の出走となるグロリアムンディ(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)も登録しており、クラウンプライドには川田将雅騎手、グロリアムンディにはクリストフ・ルメール騎手が騎乗を予定している。

【阪神スプリJ】ジェミニキングVで波乱 鞍上も父も重賞初制覇 2023年3月12日() 04:38

11日の阪神8Rで行われた阪神スプリングジャンプ(J・GⅡ、芝3900メートル)は、単勝92.5倍で10番人気の伏兵ジェミニキングが中団追走から内を突いて差し切り重賞初勝利。12日が33歳の誕生日という小野寺祐太騎手=栗東・フリー=も、デビュー15年目で待望の重賞初Vとなった。また、同馬の父トランセンドも産駒のJRA重賞勝利は初めて。

鞍上は「初めて乗りましたが、1カ月以上前から(調教で)コンタクトを取ってきました。力があるのは分かっていたので、全力を出せるように乗っただけです」と笑顔で振り返った。次走は中山グランドジャンプ(4月15日、中山、J・GI、芝4250メートル)を視野に入れている。

ジェミニキング 父トランセンド、母ピシーズクイーン、母の父アグネスデジタル。鹿毛の騸7歳。栗東・服部利之厩舎所属。北海道日高町・高山牧場の生産馬。馬主は三宅勝俊氏。戦績30戦8勝(うち平地9戦0勝、地方9戦5勝)。獲得賞金8162万9000円(うち障害7984万9000円)。重賞は初勝利。阪神スプリングJ服部利之調教師、小野寺祐太騎手ともに初勝利。馬名は「双子座の王様」。

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【チャンピオン】テーオーケインズ 「帝王」連覇へ必勝追い 2022年12月1日(木) 08:33

チャンピオンズカップの追い切りが30日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで行われた。昨年の覇者テーオーケインズ(栗東・高柳大輔厩舎、牡5歳)は、坂路で4ハロン54秒3-12秒3をマーク。軽快なフットワークで好仕上がりをアピールし、調教評価は『A』。史上2頭目の連覇に向けて視界は良好だ。



まっさらなウッドチップに、王者が蹄跡を刻んだ。ぶ厚い雲に覆われた開門直後の栗東坂路。昨年の覇者テーオーケインズが、軽やかなフットワークで好調をアピールした。

「1週前追い切りのケア、折り合い、動きの確認をしました。いい状態にあると思います」

高柳大調教師の満足げな表情が、状態の良さを物語る。いの一番に坂路に登場し、1ハロン15秒1-14秒5のゆったりとしたラップから乗り役の手が動かずともギアチェンジ。前夜の雨で重たい馬場をものともせず、12秒4―12秒3で軽快にフィニッシュした(4ハロン54秒3)。1週前追い切りは栗東CWコースで松山騎手がまたがり、当週は坂路で軽めに整える、いつもの〝必勝パターン〟。指揮官は「去年もすごくいい状態でしたが、同じぐらいの状態で行けると思います」と胸を張った。

昨年は当レースを6馬身差で圧勝し、JRA最優秀ダートホースに輝いた。今年初戦はサウジカップに挑戦して8着だったが、初の海外遠征を通じて精神面が成長した。松山騎手は「海外を経験して馬が大人になった。どっしりとしてきましたね」と証言。昨年のJBCクラシック(4着)は、長距離輸送の影響や初の金沢競馬場の環境に戸惑い、カイバを食べなかった。だが、今年は初の盛岡競馬場への輸送もクリアし、2馬身半差で快勝。「いろんな経験を積んで大人になって賢くなってきています。馬体も全体的に、ひと回り大きくなりました」とトレーナー。5歳秋を迎え、心身ともに充実期と言っていい。

2走前の帝王賞(4着)で先着を許したメイショウハリオチュウワウィザード(引退)、オメガパフュームは不在。GⅠ3勝の実績はもちろん、メンバー的にも最有力の存在だ。中京ダートも4戦3勝で、1800メートルに限れば2戦2勝と好相性。同レース連覇なら、史上2頭目の快挙になる。

指揮官は「あのとき(帝王賞)は調子がすごく悪かったので。強い3歳もいますが、負けられない気持ちです。いい状態で出せれば、去年のようなハイパフォーマンスを見せてくれると思います」と力強く結んだ。

4つ目のGⅠ奪取へ、準備万端。砂の王座は譲らない。(増本隆一朗)

◆松山騎手TALK◆

--JBCクラシックは2馬身半差で快勝

「スタートが決まって、馬も落ち着いており、折り合いもついて、リズムよく運んでくれたなと。自分の行きたいところで反応してくれて、強い競馬をしてくれました」

--1週前追い切りにまたがった感触は

「前走後は思った以上に疲れが残っていて、なかなか本調子に戻るまでに時間がかかりましたが、しっかりと動けていたかなと思います」

--思い描くレースプランは

「去年すごい脚を使って強い競馬をしてくれましたし、中京も得意なコース。昨年と同じようなレースができれば」

--史上2頭目の連覇が懸かる。ポイントは

「ゲートは全く不安がないというわけではないので、丁寧にやっていきたいですね。非常に強い馬なので、しっかりと結果を出したいです」



◆JCダート時代含め連覇はトランセンドのみ…今年で23回目を迎えるチャンピオンズカップだが、2007年までは東京ダート2100メートル、08~13年は阪神ダート1800メートルで、ジャパンカップダートの名称で行われていた。当時を含め、連覇した馬は10、11年のトランセンドしかいない。

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【チャンピオンズC われかく戦う】史上2頭目の連覇が懸かるテーオーケインズ 高柳大輔調教師「スムーズな競馬ができれば」 2022年11月29日(火) 08:25

ダート王決定戦のチャンピオンズC(GⅠ、ダ1800メートル)が12月4日、中京競馬場で行われる。昨年は6馬身差で圧勝したテーオーケインズ(牡5歳)は、史上2頭目の連覇を狙う。管理する高柳大輔調教師(45)=栗東=に、頂上決戦でのポイント、手応えなどを聞いた。【聞き手・増本隆一朗】



──前走のJBCクラシックは快勝だった

「スムーズにゲートを出て、(砂を)かぶらないで外を回って、しっかり伸びて勝ち切ってくれました。強い競馬をしてくれたかなと思います」

──昨年は同レース4着後の参戦だった

「去年は金沢に行ってから気持ちが入り過ぎて、カイバも食べず、環境の変化に慣れませんでした。今年は初めての盛岡で勝つことができましたので、安心して送り出すことができます」

--昨年のJRA最優秀ダートホースとして今年初戦は、初めての海外遠征でサウジCに挑戦

「いつものケインズはうるさくて、装鞍所とかでも恐ろしいぐらいなんです。でも、海外のパドックではおとなしく歩いていて、一気に大人になったのかな、と思っていました。でも、蓋を開けてみたら物おじしていました。結果(8着)は出ませんでしたが、新たな一面が見られていい経験ができました」

──連覇が懸かった帝王賞は4着だった

「(帰国後初戦の平安Sを勝った後に)ガクッと状態を落としてしまったんです。出走させるか迷ったのですが、最後の1、2週間は順調にきたので、『この馬なら大丈夫』という過信ですね。反省しています」

──1週前追い切りは栗東CWコースで6ハロン82秒9─11秒6を計時した

「使ったぶん、上向いているなと思いました。この1本で完璧に仕上がりそうです。状態は前走よりいいと思います」

──昨年からの成長や変化は

「普段はうるさいんですけど、以前は人間を無視したような暴れ方をしていました。今は人を見ながら荒っぽいところを見せていて、大人になって賢くなってきています。体も全体的にひと回り大きくなりましたね」

──当舞台は2戦2勝で、中京では4戦3勝と好相性

「何回か行っている競馬場というところを馬も理解していて、安心なのかなと思います」

──今年はGⅠ、JpnⅠウイナーの出走が3頭のみ。同9頭の昨年に比べて相手関係は楽になる

「相手はケインズ自身だと思います。結果が悪いときは出遅れています。練習では問題ないんです。スムーズな競馬ができれば、と思います」

──昨年は6馬身差で圧勝。連覇となれば2010、11年のトランセンド以来(00~13年の名称はジャパンカップダート)になる

「(同馬を管理した)師匠である安田隆調教師に並べるように頑張りたいです。素晴らしい能力があるので、いい状態で出していい競馬をさせてあげたいです」

■高柳 大輔(たかやなぎ・だいすけ) 1977(昭和52)年6月7日生まれ、45歳。北海道出身。栗東の大久保厩舎、安田隆厩舎での調教助手を経て2017年に調教師免許を取得。18年3月に開業した。28日現在、JRA通算1204戦96勝で重賞は4勝。GⅠは21年チャピオンズC(テーオーケインズ)の1勝。他にJpnⅠ2勝。美浦の高柳瑞樹調教師は実兄。

◆最多勝は5歳馬…これまで22回の当レースの世代別成績では、5歳が最多の9勝を挙げている。2011年(当時の名称はジャパンCダート)にトランセンドが史上初の連覇を飾ったときも5歳での戴冠だった。また、今年のJRAダート重賞11戦(3歳限定の2戦を除く)では、GⅠフェブラリーSカフェファラオなど、5歳勢が8勝と他の世代を圧倒している。



◆チャンピオンズC連覇に挑んだ馬の成績◆

年度 馬名 性齢 着順 人気

2001 ウイングアロー 牡6 2着 3番人気

05 タイムパラドックス 牡7 4着 3番人気

08 ヴァーミリアン 牡6 3着 1番人気

11 トランセンド 牡5 ❶着 1番人気

12 トランセンド 牡6 16着 5番人気

13 ニホンピロアワーズ 牡6 5着 5番人気

15 ホッコータルマエ 牡6 5着 2番人気

17 サウンドトゥルー 騸7 11着 2番人気

20 クリソベリル 牡4 4着 1番人気

21 チュウワウィザード 牡6 2着 3番人気

【注】2013年までジャパンCダートの名称

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【今日の注目新馬】阪神6R トランセンドの近親アリクテラー「ダート1800メートルはいい」 2022年10月30日() 04:40

【阪神6R】⑩アリクテラーは、祖母の半弟に2011年の最優秀ダートホースに選ばれたトランセンドがいる。26日の栗東CWコースでは、6ハロン86秒7-11秒5でエブリワンブラック(OP)に先着と気を吐いた。南井助手は「乗り込み十分で太くないし、動きもいい。少しゲートが遅いけど、ダート1800メートルはいいと思う。初戦から楽しみ」と力を込める。

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【チャンピオン】桜花賞馬ソダシなど多様な顔ぶれが集結!ダート王決定戦の注目点はこちら 2021年11月30日(火) 17:56

★統一ダートGI勝ち馬8頭に加え、桜花賞馬も参戦 ダート路線の王者が決まる

 12月5日、中京ではチャンピオンズCが実施される。同レースは、2013年まで「ジャパンCダート」として実施されてきたが、14年からはチャンピオンズCに改称され、舞台を中京に移して実施されている。今年のチャンピオンズCには、連覇を狙うチュウワウィザード(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎)、今年のフェブラリーSを制したカフェファラオ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)、地方・船橋所属のカジノフォンテン(牡5歳、山下貴之厩舎)など統一ダートGI勝ち馬は8頭が出走を予定している。また、今年の桜花賞ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)は、今回が初のダート戦出走となり、その走りに注目が集まる。チャンピオンズCでは、舞台を中京に移した14年以降、統一ダートGI勝ち馬が7年連続で1着となっているが、ダート路線の王者決定戦を制すのはどの馬だろうか。

★3月にはドバイワールドCで2着に好走 史上2頭目の連覇に挑むチュウワウィザード

 昨年のチャンピオンズCを勝ったチュウワウィザード(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎)が、同レース連覇に挑む。同馬は、昨年のチャンピオンズC優勝後、海外に遠征し、2月のサウジC(サウジアラビア)では9着に敗れたが、続く3月のドバイワールドC(UAE)では2着と好走した。チュウワウィザードはその後帝王賞6着、JBCクラシック3着という成績を残しているが、今年もチャンピオンズCを制すことができるかどうか。Vなら、2010・11年(当時の名称はジャパンCダート)のトランセンド以来、10年ぶり2頭目のチャンピオンズC連覇となる。なお、チュウワウィザードには昨年に続き戸崎圭太騎手が騎乗する予定。

函館記念以来、約4カ月半ぶりの出走 フェブラリーSを制したカフェファラオ

 カフェファラオ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)には、2000年ウイングアロー、11年トランセンド、17年ゴールドドリームに続く4頭目の同一年フェブラリーS&チャンピオンズC制覇がかかる。同馬はフェブラリーSを制した後はかしわ記念で5着、初の芝レース出走となった函館記念で9着と連敗しており、今回は約4カ月半ぶりの出走となる。カフェファラオには引き続きC・ルメール騎手が騎乗する予定だが、フェブラリーS以来の勝利を挙げることができるかどうか。なお、函館記念以来、中139日で出走するカフェファラオが勝てば、チャンピオンズCにおける前走からの最長間隔勝利となる。

★2019年フェブラリーS以来の勝利なるか 2年連続3着のインティ

 インティ(牡7歳、栗東・野中賢二厩舎)は、2019年、20年とチャンピオンズCで2年連続3着となっており、3年連続の参戦で同レース初勝利を目指す。同馬は19年のフェブラリーSを制した後は勝利から遠ざかっており、現在12連敗中だが、中京のダート戦では通算5戦2勝、3着2回という成績を挙げている。また、インティは19年のチャンピオンズCでは逃げて3着、20年のチャンピオンズCでは2番手から競馬を進めて3着に好走しているが、今年のフェブラリーS(6着)以降は中団~後方から追い込む競馬を続けている。インティは過去2年に続き武豊騎手とのコンビで出走を予定しているが、今年はどのような戦法で挑むだろうか。ちなみに、14年のチャンピオンズCでは前年まで2年連続で3着(※当時の名称はジャパンCダート)だったホッコータルマエが勝利を挙げている。

★父子二代の芝&ダート双方GI制覇なるか 桜花賞ソダシが初のダート戦出走

 今年の桜花賞ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)が、チャンピオンズCで初のダート戦に挑む。同馬はデビュー以来、芝のレースに出走を続け8戦6勝という成績を残しており、阪神JF桜花賞とJRA・GI2勝を挙げている。芝&ダート双方でのGI制覇はソダシの父であるクロフネをはじめ、アグネスデジタルイーグルカフェアドマイヤドンモズアスコットの5頭が成し遂げているが、ソダシは父に続き芝&ダート双方でGIタイトルを獲得することができるかどうか。なお、ソダシに騎乗予定の吉田隼人騎手はこれまでにJRA重賞23勝を挙げているが(※11月30日現在)、すべて芝のレースでの勝利で、JRAダート重賞初勝利をGIのチャンピオンズCで挙げることができるか注目される。

★中京ダート1800メートル戦の最多勝種牡馬 クロフネ産駒ソダシの走りに注目

 チャンピオンズCの舞台となる中京ダート1800メートル戦の種牡馬成績を見ると、最多勝は24勝を挙げているクロフネで、シンボリクリスエスが22勝、キングカメハメハゴールドアリュールが21勝で続いている。今年のチャンピオンズCには、シンボリクリスエス産駒の登録こそないが、クロフネ産駒はソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)、キングカメハメハ産駒はエアスピネル(牡8歳、栗東・笹田和秀厩舎)、チュウワウィザード(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎)の2頭、ゴールドアリュール産駒はサンライズノヴァ(牡7歳、栗東・音無秀孝厩舎)と成績上位の種牡馬の産駒が登録している。チャンピオンズCではキングカメハメハ産駒、ゴールドアリュール産駒が最多タイの3勝を挙げているが、今年勝つのはどの種牡馬の産駒だろうか。

 なお、クロフネ産駒のソダシは今回が初のダート戦出走となる。父のクロフネは初のダート戦出走となった2001年の武蔵野Sで9馬身差の圧勝を演じたが、産駒のソダシは初のダート戦でどのような走りを見せるだろうか。Vなら、レース史上初の父子制覇となる(※クロフネが勝った01年当時の名称はジャパンCダート)。

★今年は統一ダートGI2勝の活躍 船橋のカジノフォンテンがJRA初登場

 今年のチャンピオンズCには、地方・船橋所属のカジノフォンテン(牡5歳、山下貴之厩舎)が出走する予定。同馬は統一ダートGI初挑戦となった昨年の東京大賞典で2着に入ると、今年は川崎記念かしわ記念と統一ダートGI2勝を挙げ今回が初のJRA出走となる。地方所属馬がJRA・GIを勝てば、1999年フェブラリーSメイセイオペラ以来、22年ぶり2頭目となるが、カジノフォンテンは初のJRA競走でどのような走りを見せるだろうか。同馬にはM・デムーロ騎手が騎乗する予定。なお、カジノフォンテンを管理する山下貴之調教師は、レース当日の年齢が「36歳6カ月25日」で、Vなら、グレード制が導入された84年以降のJRA・GIでは7番目の年少優勝となる。

★ヤナガワ牧場生産馬は初制覇なるか サンライズノヴァなど3頭が出走予定

 生産牧場のヤナガワ牧場は、芝のGIで7勝を挙げたキタサンブラックを生産したことで知られているが、統一ダートGI11勝のコパノリッキーなどダート戦線の活躍馬も多く生産している。同牧場の生産馬はフェブラリーSでは3勝を挙げているが、チャンピオンズCでは3着が最高成績となっている。初制覇を目指す今年は、前走のJBCスプリントで2着に入ったサンライズノヴァ(牡7歳、栗東・音無秀孝厩舎)、シリウスSを制したサンライズホープ(牡4歳、栗東・羽月友彦厩舎)、帝王賞勝ち馬テーオーケインズ(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎)の3頭が出走する予定だが、ヤナガワ牧場生産馬はチャンピオンズC初制覇を遂げることができるかどうか。なお、サンライズノヴァには松若風馬騎手、サンライズホープには幸英明騎手、テーオーケインズには松山弘平騎手が騎乗予定。

★中京でダート重賞2勝を挙げるオーヴェルニュ 中京ダート1800メートル戦最多勝の福永騎手が騎乗予定

 オーヴェルニュ(牡5歳、栗東・西村真幸厩舎)は、今年の東海S平安Sを制しており、唯一今年のJRAダート重賞で2勝を挙げている馬だが、同馬が制した東海S平安Sはいずれも中京で実施された重賞で、中京のダート戦では3戦3勝という成績を残している。オーヴェルニュは前走のみやこSでは12着に敗れているが、好成績を挙げている中京で実施されるチャンピオンズCで巻き返すことができるかどうか。Vなら、JRAダート重賞年間3勝はグレード制が導入された1984年以降で5頭目となる。なお、オーヴェルニュに騎乗予定の福永祐一騎手は、チャンピオンズCの舞台となる中京ダート1800メートル戦で29勝を挙げており、同コースにおける最多勝騎手となっている。

★GI初制覇を目指す25年目の松田大作騎手 エルムSを制したスワーヴアラミスに騎乗予定

 チャンピオンズCでスワーヴアラミス(牡6歳、栗東・須貝尚介厩舎)に騎乗予定の松田大作騎手には、JRA・GI初制覇がかかる。同騎手は1997年にデビューし、11月30日現在、JRA通算8357戦481勝(重賞3勝)という成績をマークしている。スワーヴアラミスには今年出走したレースすべてで松田騎手が騎乗しており、8月のエルムSでは同騎手にとって6年ぶりのJRA重賞勝利を挙げた。松田騎手は今回が23回目のJRA・GI挑戦となるが、デビュー25年目で初のビッグタイトルを手にすることができるかどうか。なお、スワーヴアラミスを管理する須貝尚介調教師は、今回がJRAダートGI初挑戦で、桜花賞ソダシ(牝3歳)との2頭出しで挑む予定。

★チャンピオンズCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【チャンピオンズC】レース展望はこちら

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トランセンドの関連コラム

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皆さん、こんにちは。ウマニティ公認プロ予想家のkmです。
今週は、ダート最強馬決定戦『チャンピオンズカップ』を中心にお届けします。

このコラムでは、決め撃ち穴馬ハンターのkmが、『過去5年で勝利馬を出していないデータから今年破られそうな項目』を「データブレイカー」と称し、ウマニティ会員の方だけに独自の見解を交えてお伝えします! 
データ競馬全盛期の今だからこそ、“逆張り”は威力を発揮します。データ派の意表を突く、過去の傾向を覆す可能性の高いポイントにズバッと斬り込んでいきますので、ぜひご活用ください。
また、以前コラムとして連載し好評をいただいていた“次走の狙い馬”につきましては、後半部分でご紹介いたします!さらにおまけコーナーとして“血統診断”も追加していますので、合わせてお楽しみください!


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807


G1データブレイカー
チャンピオンズカップ~

ジャパンカップが終わって、気付けば12月。有馬記念の足音が聞こえてきました。競馬に携わっていると一年はあっという間に終わりますね!
舞台は替わって、今週はチャンピオンズカップが行われます。
今年は、ダート転向後6連勝で交流G1勝ちを果たしたアウォーディーと米クラシック三冠皆勤のラニコパノリッキーなど豪華なメンバーが揃いました。
また、週中にはホッコータルマエの引退やタガノトネールの予後不良といった残念なニュースもありました。

果たして、栄冠はどの馬の頭上に輝くのでしょうか?


・5・6歳以外【0.2.2.36】

ダートを得意とする馬が完成するのは芝馬より遅く、5・6歳時だと言われています。
スピードだけでは経験を積んだベテランには敵わないのか。いや、そんなことはありません。才能は努力に優るのです。
トランセンドエスポワールシチーが勝ったのは4歳時。カネヒキリアロンダイトは3歳で制しています。
今年は、多士済済の馬たちが出走を予定しています。
例えば、3歳の成長株ゴールドドリーム、前走で初重賞制覇を果たしたアポロケンタッキー、復権を目指すノンコノユメ、最強兄弟の末っ子ラニなど、近年まれに見る充実ぶりで5・6歳勢を迎え撃ちます。
これらの光り輝く才能を持つ馬たちの中に、未来のカネヒキリトランセンドがいるのだと考えるだけでワクワクしますね!

アポロケンタッキー→4歳(みやこステークス1着)
カフジテイク→4歳(武蔵野ステークス3着)
ゴールドドリーム→3歳(武蔵野ステークス2着)※おすすめ
ノンコノユメ→4歳(帝王賞2着)
モーニン→4歳(フェブラリーステークス1着)
ラニ→3歳(ブラジルカップ3着)

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2016年2月19日(金) 14:00 みんなの競馬コラム
【フェブラリーステークス】血統考察 byうまカレ
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京都記念は都合により書けなかったので2週振りとなります。うまカレ副代表の金沢ユウダイです。前回の東京新聞杯では、エキストラエンドを推奨し6番人気2着と好走。今週もよろしくお願いします。(東京新聞杯コラムはこちら


今週はGIフェブラリーステークスです!

このレースは大きく分けて次の2つのタイプの馬が好走しているといえるでしょう。
① 泥臭く前で粘り込むタイプ
② 後ろから差してくるタイプ(軽いダート向き)
コパノリッキートランセンドが前者に、テスタマッタサンライズバッカスなどが後者に当てはまります。

血統的にみると、①はトニービン(Hyperion5×3・5)やNureyev(Hyperion4×4)に代表されるHyperionが濃い血統。②はA.P.Indy(母がSecretariat≒Sir Gaylord1×3)やStorm Cat(母父Secretariat)に代表されるSecretariatを含む血統です。
コパノリッキートランセンドもトニービン、Nureyevを持っているので前で泥臭く粘る競馬で栄冠を掴みました。この2頭にいえることは、GIを何勝もするチャンピオン級の馬であるということ。力の違いで勝利したともいえます。一般的に東京ダートは砂が軽く、時計が速いため②血の方が適性としては高いといえます。

近年のSecretariat持ちの好走馬を列挙してみると、
インカンテーション(A.P.Indy)
ベストウォーリア(A.P.Indy)
ベルシャザール(セレクト)
ワンダーアキュート(A.P.Indy)
テスタマッタ(A.P.Indy)
カジノドライヴ(A.P.Indy)
サンライズバッカス(Storm Cat)
シーキングザダイヤ(Storm Cat)
特に昨年はA.P.Indy系の2着3着と分かりやすい結果となりました。

このあたりに注目して、各馬の見解を書いていきたいと思います。

●東京マイルはベストだが・・・
3連覇を目指すコパノリッキーは、父ゴールドアリュールの母父Nureyev、母父ティンバーカントリーの母Fall Aspen、母母父トニービンのHyperionをベースとする持続力を、中距離よりも厳しいペースになるマイルで活かしているという、スタイルとしてはダイワメジャーのようなイメージ。だから東京マイルはベストだろうし、この舞台ならそう簡単には止まらないでしょう。スタートが得意ではない馬なので、出負けして内で包まれたら~だとか、近2年よりペースが速くなりそうな点など不安材料もありますが、昨年と比べてここを狙い澄ましたローテでない(昨年は東海S1着から参戦)ということから状態面が1番気になります。昨年も同じ2枠からの競馬で出遅れながらも、持ち前のスピードを活かして砂を被らない外目2番手の競馬が出来ましたが、2年連続で昨年のように上手くいくかどうか不安でもあります。

このようにコパノリッキーは、砂を被りたくないのでハナを切るか、外目を追走したいタイプ。ですからこの枠だとハナを切る可能性が高いですし、加えてモンドクラッセ陣営もハナをきることを意識させるコメントを出していますので、息を入れて運ぶことができるかどうか。フェブラリーSに出走した3年間で最も厳しい条件が揃っているといえるでしょう。

●東京ダートなら差し切り濃厚
ノンコノユメは種牡馬Green Desertの母母でもあるCourtly Dee直仔の父トワイニングに、ハーツクライミッキーアイルMy Bupers牝系の母ノンコという組み合わせ。パワーは文句なしでしょうが、母ノンコはアグネスタキオン×母母父Lyphard、なので、同じ父を持つキャプテントゥーレダイワスカーレットのようにHyperionとLady Jurorを増幅する形にもなっているため、持続力も担保されています。軽い馬場の方が良いタイプですから、チャンピオンズカップサンビスタが勝つようなダートの質としては真逆だった中京ダートであれだけやれていれば、東京でどれほど斬れるのか、末恐ろしささえ覚えます。距離はやや短いと思いますが、コパノリッキーがいる限り前残りはないという見立てなので、差し切り濃厚とみます。

●適性がズレている
昨秋から力を付け、チャンピオンズカップでは4着と好走したロワジャルダンは、母母スキーパラダイスに父キンカメなので、スキーパラダイスはLyphardやAlibhaiの影響で、キャプテントゥーレのような前に行っての粘り強さを伝える馬で、だからロワジャルダンも小回りを捲るのがベストな走りにうつります。ハイペースだったチャンピオンズカップは、持続力があるのでずっとバテずに一定の脚を使い続けていたら4着まで来ちゃった、というトーセンジョーダンの天皇賞秋のようなレースでした。差し馬有利の流れになって、再び持ち前の持続力で好走することはあるでしょうが、捲り&粘りがベストの馬だからGIを勝つならば先行してそういう競馬をした時だろうし、今回は初めての距離でそういう競馬は出来ないだろうから勝ち切ることは無いのではないかと思います。

●東京向きの同厩2頭
石坂厩舎の2頭、ベストウォーリアは、父マジェスティックウォリアーと母父Mr.Greeleyが、Secretariat、Mr.Prospector、Broadwayなど非常に共通な血が多く、マジェスティックウォリアー≒Mr.Greeley1×2といえるようなすごい配合で、ダート馬にしては体質が柔らかく、いかにも東京でこその差し馬。モーニンサンライズバッカスと同じStorm Cat→ヘネシーの父系で、母系のCozzeneの影響もありこちらも東京向きの差し馬。しかし距離延長というのが気になります。

●東京替わり&距離短縮でパフォーマンスアップ
ホワイトフーガはDeputy Minister系×フジキセキのニックスで、母母父がMr.Prospector×SecretariatのGone West系(先述したMr.Greelyもこの系統)のZafonicです。牝系はSingspealやDevil’s Bag、ヴィルシーナダノンシャンティでお馴染の名門Ballade牝系。この牝系はスピードが魅力ですし、Ballade牝系×フジキセキダノンシャンティと同じでもあります。気性的にも距離短縮はプラスだし、馬場も軽い馬場の方が合っていると思うので久しぶりの東京ならかなりのパフォーマンスアップが見込めるのではないかと思います。高木師がコメントしているように砂を被っても平気で、馬群から抜け出す競馬が出来るのも良いですね。
・4代血統表(ホワイトフーガ


●今年も侮れない
3年前の勝ち馬で、昨年は11番人気4着だったグレープブランデーは、母父ジャッチアンジェルーチからスピードを供給されていますが、父のAllegedと母のPleasant Colonyを通じるRibotのクロスがあるのでマイル前後の厳しいペースでこそ持ち味が活きています。しかし母母がNasrullahとPrincequilloのクロス(SecretariatもNasrullah×Princequillo)なので東京向きの斬れも兼備しており、ベストの条件といえるでしょう。

●前哨戦ワンツーのアグネスデジタル産駒
前哨戦の東海Sでワンツーを決めたアグネスデジタル産駒は、Secretariat5×5を持つ広いコース向きのアスカノロマンと、いかにもダ1700が得意そうな走り方をするモンドクラッセ、タイプが全く異なります。アスカノロマンは母父が、母父Sauce Boad(Ribot系)の影響で厳しいペースでこそ持ち味が活きるタバスコキャットで臨戦過程も血統もグレープブランデーに似ています。ただ今回は先述しているようにコパノリッキーの存在が厄介になりそうです。一方モンドクラッセは、東京ダートだと条件戦でも手こずるほどで、東海Sはスローペースに落とせたのが何よりの好走の要因。ここは厳しいでしょう。

【まとめ】
GI3連覇の難しさは歴史が証明している通りで、昨年と比べて臨戦過程の不安もあることから、ベストコースとはいえコパノリッキーは3番手評価としたい。ローテーション、成長力、東京替わりと強調材料が多い4歳馬2頭ノンコノユメのと牝馬ホワイトフーガに期待したい。あとは石坂厩舎の2頭と、グレープブランデーも要注意。



【参考】
『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2015年12月6日() 11:24 みんなの競馬コラム
【チャンピオンズカップ】≪あなたの知らなくて良い世界≫by ☆馬龍>解☆真人
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ジャパンカップ 穴指定!アームレスリングからのsign。
きましたね!7人気。ラストインパクト。signは信じる者が儲かる!!

今回のチャンピオンズCのsignは。。?!
中京競馬場に期間限定今回の土日出店されている。
【スナバコーヒー】何故に鳥取のコーヒー屋さんが中京に?!
馬の名前の中に 砂場=サンドがある馬。【サ】ウ【ンド】トゥルー
しかのこの馬には コーヒー専門店の名前も隠れています。
サウン【ドトゥル】ーコーヒー専門店、ドトールですね。

そしてカラーレーシングプログラム≪開催競馬場配布物・JRAホムペでも≫
トランセンドが取り上げられています。
ドバイワールドカップの話から オールウェーザー競馬ですので。
香港から連勝中≪オールウェザーの怪物≫ガンピットも注意です。
勿論、トランセンドジャパンCDを連覇した唯一の馬ですので、
ホッコータルマエも消せない状態です。

signからの結論。

≪狙い軸≫    2番サウンドトゥルー
≪穴馬≫     14番ガンピット
≪消せない人気馬≫13番ホッコータルマエ

あなたの知らなくて良い世界でした。

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執筆者:☆馬龍>解☆真人(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2013年2月13日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第223話フェブラリーS(謎解き編)~
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第223話 「フェブラリーS


08年 34.8-24.3-36.2 =1.35.3 ±0▼7△4 瞬発戦
09年 35.1-23.7-35.8 =1.34.6 ▼5△8△3 瞬発戦 稍重
10年 34.8-24.2-35.7 =1.34.9 ▼1▼5△4 瞬発戦
11年 35.7-24.4-36.3 =1.36.4 ▼1▼2△4 平坦戦
12年 34.7-24.0-36.7 =1.35.4 △4▼4△3 平坦戦

過去5年で瞬発戦3回、平坦戦2回なのでコース適性【瞬4平5消1】通りの傾向と言えるでしょう。
昨年のコラムでも書きましたがフェブラリーSは瞬発力タイプ(エスポワールシチーなど)と底力タイプ(トランセンドなど)のどちらも勝ち負け出来るレースです。
逃げ先行馬有利のレースですが昨年の様にテン~中盤が速く後方にいた追い込み馬のワンツーという年もあるので脚質による決め付けは困難かと思います。
はっきりと言えるのは「どんな流れになろうと勝負は直線」ということです。
上がり1位の馬の成績が2-3-1-0(勝率33.3%、連対率83.3%)
上がり2位の馬の成績が2-1-1-1(勝率40.0%、連対率60.0%)
という様にラストの直線で速く走った馬のほとんどが馬券になっています。
上がり4位以下で馬券になったのは11年の勝ち馬トランセンドのみです。
11年は走破時計が他の年に比べて1秒ほど遅くタフなレース内容だったことが要因だと思われます。
例年通り1分35秒前後の決着となれば直線で最も速く走れそうな馬をピックアップすべきでしょう。

ならば単純に前走の上がり上位を狙えばいいのでは?と思えますよね。
過去5年の勝ち馬は前走の上がりは5位以内をマークしていました。
今年の登録馬で前走上がり5位以内をマークした馬は24頭中14頭もいます。
トランセンドは前走上がり5位だったのでこの馬を除くと前走上がり3位以内となりハードルが高くなりますがとりあえず一つの目安となるでしょう。
今年の登録馬では
グランドシチーグレープブランデーコウセイコタロウシルクフォーチュンスティールパステスタマッタマルカフリートワンダーアキュート
の8頭です。

東京ダートの直線は501.6mで他のコースとは一線を画する長さです。
新中京ダートの直線が410.7mあるので東京に近いコースが出来ましたが以前は新潟の354.0mが2番目に長いコースだったのでその差が歴然なのがお分かりでしょう。
この長い直線で行われる年間2回しかないダートのGⅠなので紛れての勝利などあまり考えられません。
前走で大敗している様な馬では立て直してフェブラリーSで勝負とは流石に困難と言えます。
これはデータ的にもはっきりしていて過去5年、いやフェブラリーSがGⅠに昇格した過去16年で15頭の勝ち馬は前走3着以内という条件を満たしており2000年のウイングアローだけが前走5着(平安S)でした。
この2000年は初ダートのキングヘイローが1番人気、ダートGⅠ初出走のゴールドティアラが2番人気だったのでメンバーが若干弱かったかもしれません。
「前走3着以内」というのがもう一つの目安となるでしょう。
アドバンスウェイアドマイヤロイヤルガンジスグレープブランデーコウセイコタロウシルクフォーチュンセイクリムズンナムラタイタンホッコータルマエマルカフリートワンダーアキュート
の11頭です。

両方に名前があるのが
グレープブランデーコウセイコタロウシルクフォーチュンマルカフリートワンダーアキュート
の5頭です(コウセイコタロウは除外対象)
ちなみに2着馬3着馬になると条件はもう少し緩くなります。

イチオシはグレープブランデー
JCDが阪神開催になった08年以降で3着以内に一番多く輩出しているのは前走川崎記念組(5頭/15頭)
直線が短いコースにも関わらずこれだけ多いということは前走JCDや東京大賞典はレース間隔が若干空いていることが要因だと思われます。
今年から1月に中京で東海Sが開催されることになりましたが、直線長いコース、レース間隔、1800mで距離短縮、レース格(GⅡ)、などを考えると今後このレースがフェブラリーSに最も直結しやすくなるのではないかと思われます。
この東海Sで3馬身差で圧勝したのがグレープブランデー
今回は浜中Jに乗り替わりですが昨年リーディングを取りながらもGⅠは未勝利に終わりました。
今年はいきなりのチャンス到来でこれをものに出来るかどうか。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
グレープブランデーワンダーアキュートナムラタイタン

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2012年12月4日(火) 11:00 【ウマニティ】
先週の回顧~dream1002プロ、仲谷光太郎プロがJCD3連単的中!
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先週は2(日)阪神競馬場でG1ジャパンカップダートが行われました。
1番人気に推されたのは、前走みやこS勝ちで目下6連勝中のローマンレジェンドで2.3倍。2番人気が6.0倍でエスポワールシチー。以下6.2倍でワンダーアキュート、7.1倍でイジゲン、9.0倍でトランセンドと続き、ここまでが単勝10倍以下の人気を集めました。気温8度と真冬並みの寒さの中、最後にナイスミーチューが収まってスタート。
ダッシュ良くハナを奪ったのはエスポワールシチーホッコータルマエが続き、逃げ宣言のトランセンドは出ムチが入っても3番手確保が精一杯の様子。ニホンピロアワーズワンダーアキュートも好位からの競馬。中団にかけては、シビルウォーグレープブランデーローマンレジェンドトゥザグローリーミラクルレジェンドといったところ。後方グループには、ナムラタイタンソリタリーキングイジゲンダノンカモンナイスミーチューと続き、2馬身ほど離れた最後方にハタノヴァンクールの隊列で向う正面に突入していきました。
4馬身ほど離しての逃げとなったエスポワールシチーが刻んだラップは前半1000mを59.7秒のハイペース。このペースの中、3コーナーで早くもトランセンドが追い通しとなり一歩後退。代わってホッコータルマエニホンピロアワーズワンダーアキュート、さらには外を回してミラクルレジェンドトゥザグローリーが徐々に進出して4コーナーから直線へ。
苦しくなったエスポワールシチーに並んだホッコータルマエニホンピロアワーズがあっさり抜け出すと、2列目からはワンダーアキュートミラクルレジェンドエスポワールシチーを交わして3番手争い。3コーナーからムチが入ったローマンレジェンドもようやくこの3番手争いに加わります。しかし前では、内ラチ沿いで必死に追いすがるホッコータルマエニホンピロアワーズが持ったまま競り落とし独走状態の様相。ニホンピロアワーズは残り1Fを切ってようやく追い出されると最後は3馬身半差を付けての圧勝V。初G1制覇を飾りました。
2着には力尽きたホッコータルマエをゴール直前で1/2馬身差し切ったワンダーアキュート。3着はホッコータルマエ。1番人気のローマンレジェンドホッコータルマエから2馬身差の4着に敗れています。勝ち時計は1分48秒8(良)のレースレコードを記録。
公認プロ予想家の中では、dream1002プロ仲谷光太郎プロサラマッポプロ霧プロが的中しています。他にも先週は、岡村信将プロ☆まんでがんプロろいすプロが活躍を見せています。

☆☆☆注目プロ → dream1002プロ
2(日)G1ジャパンカップダートは◎▲△で3連単200円分を見事的中!33万460円払戻しのスマッシュヒットとなりました。1(土)中京6Rでも3連単的中(13万2520円払戻し)のヒットを記録した先週は、土日トータル回収率129%、収支21万530円プラスを達成しています。

☆☆☆注目プロ → 仲谷光太郎プロ
1(土)G2ステイヤーズSは○◎△の予想で3連単24万4500円馬券的中のスマッシュヒット!この日は中京2Rでも3連単11万5130円を的中。2(日)も阪神8Rで3連単19万7470円的中をマークし、さらにG1ジャパンカップダートでも3連単16万5230円馬券的中と絶好調!土日トータルでは、回収率283%、収支53万6520円のプラスをマークしています。

☆☆☆注目プロ → サラマッポプロ
2(日)G1ジャパンカップダートは、ニホンピロアワーズ本命◎の予想で▲ホッコータルマエとのワイド含め単勝・複勝をゲット!計7万9970円の払戻しとなりました。1(土)中山1Rでも、グラスミッション本命◎の予想で馬連&ワイドを的中し、計6万4800円の払戻しをマーク。他にもこの日の勝負レース中山10Rなど的中を重ねた先週は、土日トータル回収率289%、収支18万3430円プラスの好成績をマークしています。

☆☆☆注目プロ → 岡村信将プロ
1(土)ステイヤーズSは本命◎トウカイトリックの単勝7000円分を的中し、19万6000円の払戻しをマーク!また、中京3Rは◎▲○で単勝&3連単的中(13万7490円払戻し)とこちらも絶好調。土日トータル回収率134%、収支12万6350円のプラスを記録しています。

☆☆☆注目プロ → 霧プロ
2(日)G1ジャパンカップダートは、◎▲△の予想で3連複200円分を的中!土日ともコンスタントにプラス的中を重ねた先週は、トータル回収率135%、収支12万860円のプラスを記録しました。

他にも先週は、☆まんでがんプロろいすプロが活躍を見せています。

※全レースの結果速報はこちら


今年の中央競馬も残すところあと3週!年末の大勝負に向けての軍資金稼ぎには、是非『プロ予想MAX』をお役立て下さい。


「ユータ」

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2012年11月30日(金) 19:20 ウマニティ編集長
勝ちたきゃウマいヤツに聞け! ~2012年 ジャパンカップダート~
閲覧 397ビュー コメント 0 ナイス 15

先週のジャパンカップは非常に見応えのあるレースでした。上位人気で決まり、馬券的には平穏でしたが、ああいうレースがたくさん見られると、競馬はもっと盛り上がりますよね。今週のJCダートも負けず劣らずの好メンバー。GⅠ初挑戦の新興勢力vsGⅠ実績十分の既成勢力。予想のしがいがあります。どこからでも買えそうなメンバー構成なので、本当に迷っちゃいますよね。

今週登場してもらう公認プロは、JCダートの的中実績を持つ3人です。難解な一戦ゆえに、その見解はおおいに参考になるでしょう。

①GⅠ初挑戦の馬をふだんどのように評価しているか
②今年のJCダートの馬券攻略上のポイント
③注目馬・推奨馬(できれば穴馬)

以上3つのポイントに鋭く迫ります!


過去3年中2回的中! いずれも◎が1着!
スガダイ




①やはり指数をベースに評価することになります。GⅠ初挑戦の馬は、いくら近走の着順が良くてもG1レベルには達していない馬のほうが多いですからね。指数をもとにふるいにかければ、かなりの馬が削れると思います。あとは血統的なスケールですね。いわゆる良血の馬のほうがGⅠの壁を突破できる馬が多いですから。

②今年は傑出馬不在で混戦模様です。上がり馬の評価と、実績馬の状態面の見極めがポイントですね。未知の魅力のある馬もいますし、面白いレースになりそうです。

ハタノヴァンクールを推奨します。前走、ダートで初の黒星を喫してしまいましたが、休み明けで57キロを背負っていたことを考えれば悲観するような内容ではありません。差し馬向きの流れになりやすいレースなので、この馬の決め手には十分な注意が必要です。

過去3年中2回的中! 09年は13万馬券的中!!
MK.YOSHI




①下記3点を主に重視しています。

1.該当馬の近走のレースを見て通用するレベルの馬なのか
2.そのGⅠレースに合う血統であるか
3.該当するGⅠレースの過去データでGⅠ初挑戦の馬が3着以内に絡んだ実績があるのか

ちなみにJCダートは、今年も出走するトランセンドが2年前にGⅠ初挑戦で勝っているので、実力があれば勝てるレースだと思います。

②巷では、ある馬に人気が集中しそうですが、例年ほど抜きん出た存在の馬がいないと思っています。往年の力はないが、まだ衰えていない実績のある古馬勢と連勝中の上り馬、勢いのある3歳勢をどう評価するかでしょう。私自身は、古馬勢に軍配が上がるとみています。また、例年人気薄の追込馬が3着以内に入っているので、穴馬を見つけるなら差し・追込脚質の馬が面白いと思います。

③追込馬のナイスミチューです。先行有利の京都コースから重賞勝ちのある得意の阪神コースに変わるのは大きいですし、昨年同様に今年も強力な先行勢がいるのでレース展開も向くと思います。血統面で見ても阪神ダ1800mの得意なキングカメハメハ産駒という点もプラスです。3年前のJCダートでは同じキングカメハメハ産駒のゴールデンチケットが12番人気で3着になったことがあるので、血統面からも期待できそうですね。


3年連続的中! しかも◎はすべて1着!!
河内一秀




①GⅠ初挑戦であろうとなかろうと、過去の指数をもとに評価することに変わりはありません。「GⅠ初挑戦」という観点は、いわゆる【格】のような発想から出てくるのだと思いますが、そのような数字では表現ができない主観的なものにとらわれずに評価できるところが、指数の大きな利点のひとつです。

②今年のJCDは、GⅠを何勝もしている古豪、GⅠ初挑戦や連勝中の上がり馬、ハイレベルと言われる3歳馬など、かなりバラエティに富んだメンバー構成になっています。人気もかなり割れることが予想され、どこから入っても大きな配当にはなりにくいと思われるので、点数を絞って厚く張れるかどうかがポイントになるでしょう。最初の質問とも重なりますが、指数を使えば、格や字面の成績にとらわれず客観的に能力を比較することができるので、思い切った取捨選択が可能になります。

③先週に続き今週も人気どころで収まる可能性が高いですが、戦績が地味なニホンピロアワーズが人気の盲点になるかもしれません。昨年のジャパンカップダートでは0.7秒差の9着に敗れていますが、その後の1年間で着実に自力を強化していますし、脚質の自在性にも磨きがかかっています。トランセンドエスポワールシチーあたりを前に見ながら、早めの競馬でスタミナを活かせれば、馬券圏内に食い込んでくる可能性もあるでしょう。


今週も有力情報満載でしたね。注目馬・推奨馬が3者それぞれであることからも、混戦である様子がうかがえます。1番人気が強いレースですが、いったい今年はどうなるのか? 3人の見解を参考に、じっくりと予想を組み立てていきましょう! 今回登場してくれた公認プロの最終結論を知りたい方は、レース当日の「プロ予想MAX」をチェックしてください!

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トランセンドの口コミ


口コミ一覧
閲覧 405ビュー コメント 0 ナイス 12

 12月2日に日記を投稿してから今日まで 
 (-_-;)悩みながら対抗◯候補の3頭を順位付けしてみました。


7 カフェファラオ  ホッコータルマエ型 ◯

5 クリンチャー   トランセンド型   ▲

2 ゴールドドリーム ホッコータルマエ型 △

 この他に△は3頭加えて予想コロシアムに登録することにしました。

 3頭の順位付けの理由は一言コメントに書いて置きたいと思います。

 本命は前の日記に書いた通りで、不動です。なんとか的中したいものです。    
\(^-^)/

 ビター ティー 2020年12月2日(水) 10:32
トランセンドとホッコータルマエに学ぶチャンピオンズカップ...
閲覧 607ビュー コメント 0 ナイス 19

 ダートの頂上決戦、チャンピオンズカップ。ジャパンカップダートと呼ばれ、距離も開催競馬場も異なるレースとして実施されてきた10年間で、はっきり言える傾向があります。

 ジャパンカップ以上に連覇が少ない、ということです。連覇したのは、10年間でトランセンド唯1頭。

 リピーターに至っても僅か4頭に過ぎません。

  トランセンド   1→1 連覇
  ワンダーアキュート2→2→2
  ホッコータルマエ 3→3→1
  サウンドトゥルー 3→1

 ダートG1の主戦場が地方競馬場の交流重賞であり、中央ダートG1レースは、この時期は1レースのみであるという特殊性から.読み解くことが大切であると考えます。

 まず、トランセンド(型)の場合、新馬戦は芝を使われ、京都新聞杯G3にも出走していることから、中央志向が強いことが窺われます。

 芝からダート路線に転向したのであれば、中央ダートの速い馬場が適していると予想されます。

 その予想通り、トランセンドはジャパンカップダート2連覇を始めみやこステークス1着、フェブラリーS1着など中央のダートで実績を出しています。

 また、地方競馬場の中でタイムが出やすい盛岡競馬場の南部杯G1で優勝していることも、この仮説を裏付けるものと言えるでしょう。

 中央ダートでは、こんなに強い反面、日本テレビ杯2着やJBCクラシック2着・3着のように、時計がかる地方競馬場で実施されるレースでは勝ち切れない・・・つまり、底力が必要な地方交流G1・G2では惜敗する脆弱性を持っていたようです。

 一方、ホッコータルマエ(型)の場合は、新馬戦からダート専門に使われ、地方交流G1を9勝する底力を持ったダート界のレジェンド的存在となりました。

  かしわ記念G1 1着
  帝王賞    1着(2勝)
  JBCクラシック 1着
  東京大賞典  1着(2勝)
  川崎記念G1  1着(2勝)
  チャンピオンズカップ1着(ジャパンカップダートは3着2回)

 その反面、中央G1では第1回チャンピオンズカップ1着を例外に、ジャパンカップダート3着・3着やフェブラリーS2着・・・とスピード勝負になる中央では、トランセンドとは真逆に勝てない馬なのです。

 面白いことに、南部杯G1でも2着に惜敗するところまで、トランセンドと比較すればする程、強さを発揮できるレースの特徴が対象的で、活躍する場が違っていることが分かります。

 さて、クリソベルリは一体どちらのタイプなのでしょうか?(-_-;)

 そして、クリソベルリは昨年の1着馬ですが、このレースのリピーター(連覇)になる資格(データの裏付け)があるのでしょうか・・・

 リピーターになったのは、10年間で延べ30頭中、4頭しかいないと冒頭でお知らせしましたが、リピーターとして優勝したのは、ワンダーアキュートを除く3頭。

 その3頭とクリソベルリの能力を比較してみると、サウンドトゥルーの実績がやや足りないように思われます。

 その根拠は、中央G1の実績ではトランセンドに、地方交流G1の実績ではホッコータルマエに敵わない、一枚下の存在と見られるからに他なりません。

 そこで、サウンドトゥルーを2番目に除外して、残った「トランセンド」と「ホッコータルマエ」の2頭との比較から「クリソベルリ」がリピーターとなり得るか、予想することにしたいと思います。

 ダート路線に於いても、G1レースで3歳または4歳までに上位争いできる素質がなければ大成できません。

 その点、トランセンドは4歳でジャパンカップダートを制し、ホッコータルマエも3歳でジャパンカップダート3着を手始めに、4歳になると本格化して、かしわ記念・帝王賞・JBCクラシックと続けざまにG1を3連勝して、ジャパンカップダート3着で締めくくりました。

 表題にあるように「トランセンド」と「ホッコータルマエ」から学ぶというのは、この2頭の共通点と違いを分析し、「クリソベルリ」がリピーターとして連覇が可能か否かの取捨選択を明確にすることです。


 最初は、共通点。(3・4歳からG1実績があることの中身を深掘り)

1.新馬戦は敗退
 トランセンド   1800m芝    2着
 ホッコータルマエ 1400mダート 11着
2.初重賞勝ち
 トランセンド   レパードS
 ホッコータルマエ レパードS


 相違点については、これまで累々述べてきましたので、総括的にまとめると・・・

1.トランセンド
  中央ダートに強い、スピードに対応できる実績馬
  スタミナ勝負に?やや不安
2.ホッコータルマエ
  地方ダートに強い、底力勝負に対応できる実力馬
  早い時計勝負に?やや不安



 クリソベルリは、この2頭のどちらのタイプなのでしょうか?(-_-;)

1.新馬戦で初勝利を収めている。
  クリソベルリ  1800mダート 1着(新馬戦から国内6連勝)
2.初重賞勝ち
  クリソベルリ 兵庫チャンピオンS(3戦目)
  ※4戦目にホッコータルマエが勝てなかったJDD G1 優勝

 トランセンド型と比較しても、ホッコータルマエ型と比較しても、クリソベルリは、この時点ですでに2頭と同等以上の実力を示しています。

 3歳で、日本テレビ杯G2とチャンピオンズカップまで連勝して、無敗の6連勝達成で締めくくり、地方交流でも中央でもG1レース負け無しという圧巻の離れ業 !! をやってのけました。

 海外G1(サウジアラビアC)では7着に敗れたものの、4歳になって帝王賞・JBCクラシックと連勝して、G1を4勝まで伸ばすことで早熟説が入り込む隙もなく、比較してきた2頭に遜色ない、いや!2頭以上の大物になることも予感させる実績馬になったと思います。

 結論として、クリソベルリは、リピーターとして連覇の可能性が高いとみて本命は

◎クリソベルリ  ほぼ確定

 対抗◯は、次の3頭から選びたいと考えています。

3歳 カフェファラオ
4歳 ?
5歳 ?
6歳 クリンチャー
7歳 ゴールドドリーム


 今回も数日悩んで変わる可能性大です m(_ _)m

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 山崎エリカ 2019年8月4日() 10:28
本日の見所(小倉記念など)
閲覧 515ビュー コメント 0 ナイス 14

2019年 レパードS、小倉記念
______________

●レパードステークス

レパードSの過去の勝ち馬は、トランセンドやホッコ―タルマエなど、その後の活躍馬が多数。格付けはG3ですが、3歳ダート馬のトップクラスが出走してくるため、実質G2くらいのイメージ。ここから将来のG1で勝ち負けする馬が誕生することが多いので、毎年とっても楽しみ。ぜひ皆さんにも注目してもらいたいレースです。

さて、このレパードSが行なわれる新潟コースは、実は小回りなコース。新潟は全競馬場の中でもっとも直線が長いせいか、大回りなイメージがあります。しかし、直線が長いからこそコーナーの距離が短く、実はコーナーの距離が350mもありません。札幌の3~4コーナーが約450mですから、新潟は相当な小回りで急カーブということになります。

後方の馬がトップスピードで最後のコーナーを曲がれば、遠心力で大外に振られます。そのため、3コーナーの入り口までにある程度、前目のポジションを取るか、遠心力との攻防で減速するしか手がありません。どのみち最後の直線でトップスピードに乗せきることが難しいコース。しかし、ベテラン騎手はこのことを熟知しているので、前半から馬を出して、先行争いが激化することがほとんど。

実際にこれまで行われた過去10年を見ると、良馬場で行われた過去7年中6年が前が厳しい流れになっています。(グリムが逃げ切り勝ちを決めた昨年は、良馬場発表ながら、前日稍重でダートが軽い部類) それでもトランセンドやホッコ―タルマエが先行策から押し切って優勝したことがあるのは、単に馬が強いから。良馬場の年は、将来のG1馬が先行策から押し切って勝つか、一昨年のローズプリンスダムのように、中団以降で立ち回った馬が勝つかのどちらかのパターンです。

一方、水分を多く含んでダートが軽いとそこまでペースが上がらずに、逃げ、先行馬が粘れています。2011年の2着馬・タカオノボル(2番人気)、3着馬・タナトス(12番人気)、2013年の勝ち馬・インカンテーション(4番人気)、2着馬・サトノプリンスパル(4番人気)、2014年の勝ち馬アジアエクスプレス(1番人気)、2着馬・クライスマイル(7番人気)など。

今年は良馬場。その上、ハヤブサナンデクン、ロードリバーサルなどの逃げ馬を筆頭に、逃げ馬候補多数のメンバー構成。先行馬も多いだけに、まず、前半縦長の隊列になると見ています。今回の1番人気は先行馬のデルマルーヴルですが、人気に逆らって中団以降で立ち回れる馬を本命馬とすることをお薦めします。


●小倉記念

夏の小倉の開催前半で行われる小倉記念は、例年、高速馬場で行われ、1分57秒台で決着することがほとんど。今夏の小倉開催はやや時計を要しているものの、それでも高速馬場と言える状態。1分58秒台半ば~後半の決着にはなるでしょう。

しかし、それほどの時計が出るのは、高速馬場の影響ばかりではなく、最初のストレートが長いぶん、レースが淡々と流れて、逃げ、先行勢に厳しいレースになることが多いから。むしろ、超々高速馬場で逃げ馬不在だった昨年のように、前半5F60秒0-後半3F56秒9mの超絶スローで中団・後方待機組は為す術がないことのほうが稀です。

実際に過去10年を見ても、過去8年が平均ペース以上で決着しており、何が何でもハナというホクトスルタンのような馬が出走していようものなら、オーバーペースが発生し、前が完璧に崩れています。それを裏付けるかのように、逃げ馬の連対はゼロ。先行馬もスローペースだった2016年と昨年を除くと、一昨年のタツゴウゲキ(ハンデ52Kg)しか連対していません。

今年は逃げ馬がタニノフランケルのみ。今回もハナを主張してくると見ていますが、最初の1コーナーまでの距離が約472mもあるので、他馬がハナを主張することも可能です。その場合にタニノフランケルが引くか引かないかで、ペースが決まるでしょうね。仮に引かなかったとしても、ハイペースになる可能性はかなり低いと見ていますが……個人的には、どう転んでも悪くない馬を本命にしたいです。

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コメント一覧
4:
退会ユーザー 2010年5月23日() 22:54:10
このコメントは削除されました(投稿者退会による)
3:
  アサクサキングス   フォロワー:0人 2009年9月17日(木) 15:21:23
レパードSも勝った。
3歳最強馬で挑むは、サクセスブロッケン。
それまでは他の古馬には負けれない。
今年は札幌じゃなく、新潟エルムSいいねぇ~^^
新潟3連勝じゃ~
2:
  hironish   フォロワー:3人 2009年4月14日(火) 12:22:34
4/11 ダに変わって快勝も、次走で真価を問いたい。

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2012年12月2日ジャパンカップダート G116着
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