ヴァーミリアン(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2002年4月10日生
調教師石坂正(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績34戦[15-5-1-13]
総賞金38,685万円
収得賞金48,500万円
英字表記Vermilion
血統 エルコンドルパサー
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
Saddlers Gal
スカーレットレディ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットローズ
兄弟 サカラートソリタリーキング
市場価格
前走 2010/12/05 ジャパンカップダート G1
次走予定

ヴァーミリアンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
10/12/05 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 165109.2414** 牡8 57.0 武豊石坂正 516
(+2)
1.52.1 3.239.1⑥⑤⑦⑫トランセンド
10/06/30 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 15--------9** 牡8 57.0 福永祐一石坂正 514
(--)
2.05.3 1.9----フリオーソ
10/01/27 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 11--------1** 牡8 57.0 武豊石坂正 514
(--)
2.12.7 -0.1----フリオーソ
09/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 14--------2** 牡7 57.0 武豊石坂正 519
(--)
2.05.9 0.0----サクセスブロッケン
09/12/06 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16243.728** 牡7 57.0 武豊石坂正 520
(+9)
1.51.1 1.237.6⑦⑦⑧⑧エスポワールシチー
09/11/03 名古 10 JBCクラシ G1 ダ1900 12--------1** 牡7 57.0 武豊石坂正 511
(--)
2.00.2 -0.0----マコトスパルビエロ
09/06/24 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 13--------1** 牡7 57.0 武豊石坂正 515
(--)
2.03.6 -0.5----フリオーソ
09/02/22 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16594.126** 牡7 57.0 武豊石坂正 522
(0)
1.35.1 0.535.6⑦⑦サクセスブロッケン
08/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 10--------2** 牡6 57.0 武豊石坂正 522
(--)
2.04.5 0.0----カネヒキリ
08/12/07 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16362.213** 牡6 57.0 岩田康誠石坂正 524
(+12)
1.49.3 0.136.2⑪⑩⑨⑤カネヒキリ
08/11/03 園田 10 JBCクラシ G1 ダ1870 12--------1** 牡6 57.0 武豊石坂正 512
(--)
1.56.7 -0.1----サクセスブロッケン
08/03/29 アラ 7 ドバイWC G1 ダ2000 12--------12** 牡6 57.0 武豊石坂正 --0000 ------CURLIN
08/02/24 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 168152.411** 牡6 57.0 武豊石坂正 520
(+7)
1.35.3 -0.335.9ブルーコンコルド
08/01/30 川崎 10 川崎記念 G1 ダ2100 10--------** 牡6 57.0 武豊石坂正 ---- --------
07/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 15--------1** 牡5 57.0 武豊石坂正 513
(--)
2.03.2 -0.7----フリオーソ
07/11/24 東京 11 JCダート G1 ダ2100 16472.311** 牡5 57.0 武豊石坂正 510
(-5)
2.06.7 -0.236.2⑪⑪⑨⑦フィールドルージュ
07/10/31 大井 11 JBCクラシ G1 ダ2000 16--------1** 牡5 57.0 武豊石坂正 515
(--)
2.04.8 -0.7----フリオーソ
07/03/31 アラ 7 ドバイWC G1 ダ2000 7--------4** 牡5 57.0 C.ルメー石坂正 --0000 ------INVASOR
07/01/31 川崎 10 川崎記念 G1 ダ2100 13--------1** 牡5 57.0 C.ルメー石坂正 510
(--)
2.12.9 -1.3----アジュディミツオー
06/12/20 名古 10 名古屋GP G2 ダ2500 11--------1** 牡4 57.0 C.ルメー石坂正 508
(--)
2.44.3 -1.3----レッドストーン

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ヴァーミリアンの関連ニュース

ギャンブルルーム(25日、阪神新馬、芝1800メートル)=栗・大久保龍志厩舎、牡、父キズナ、母シャンデリアハウス、母の父ヴァーミリアン

《戦評》スタートは速かったが先行争いには加わらず、4コーナーでも最後方で脚をためる形。直線はスペースが空いた内ラチ沿いから鋭く反応し、他馬を1秒以上上回るラスト3ハロン33秒7の末脚を繰り出し、5馬身差の圧勝劇で決めた。

《血統》祖母がエアグルーヴの半姉となる社台グループの名牝系。ヴァーミリアン産駒の母は芝6、7ハロンで全4勝をあげており、パワーとスピードに優れた配合となっている。馬名はイギリスのV&A博物館のシャンデリアルームの意。

《将来性》「二の脚で後ろからになったので内を突こうと。最後は切れたし、強い競馬をしてくれた」と松山騎手。ギアチェンジの速さは秀逸で折り合い面の不安も感じさせず、芝中距離で重賞級の活躍も見込めそうだ。(内海裕介)




【血統アナリシス】フェアリーS2023 ブラックタイド&ディープインパクト全兄弟は後継種牡馬も活躍 2023年1月8日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフェアリーS2023・血統予想をお届けします!


シンプルながらもサンデーサイレンスの直系が有力で、とくにブラックタイドディープインパクト、オンファイア全兄弟の産駒が幅を利かせている。前2者においては後継種牡馬の産駒も活躍が目立ち、昨年はキタサンブラック(=父ブラックタイド)産駒のビジュノワールが7番人気3着、2年前にはキズナ(=父ディープインパクト)産駒のファインルージュが3番人気1着と好走していた。

また、冬の中山で施行される重賞ということもあり、基本的にはパワーや底力を強調できるタイプが狙い目。過去には15年ノットフォーマル(父ヴァーミリアン)、16年ビービーバーレル(父パイロ)とダートで実績を残した種牡馬の産駒も勝ち馬として名を連ねており、17年ライジングリーズンにおいてはブルーコンコルドの姪にあたる続柄だった。ほか、近年はデインヒルを筆頭にDanzigの血脈を保持する馬も上位を賑わせている。

ヒップホップソウルは、父キタサンブラック×母ダンスファンタジア(母の父ファルブラヴ)。同産駒からは昨年3着のビジュノワールが出ており、「父ブラックタイド(=ディープインパクト)系×母の父ファルブラヴ」となる配合は19年3着グレイスアンを想起させる。本馬においては母が11年フェアリーSの勝ち馬となるため、母仔制覇のかかった一戦としても注目だろう。一方、この母の父らしい気難しさが垣間見えるので、今回も折り合いが鍵。

ミシシッピテソーロは、父ダノンバラード×母ハピネスフォーユー(母の父A.P. Indy)。同産駒は初出走となるが、ディープインパクトの直系であることは念頭に置くべきだろう。なお、「ディープインパクト系×Seattle Slew系」となる大まかな配合は21年1着ファインルージュと共通。2代母ソフォリフィクがファインモーションと同い年の従姉妹という血統背景も興味深く、同馬を介してデインヒルの血脈を保持することも傾向から強調しやすい。

ディナトセレーネは、父レッドファルクス×母ダイワミランダ(母の父ハービンジャー)。近親にダイワメジャーヴァーミリアンがいる血統で、2代母ダイワスカーレット桜花賞有馬記念など重賞を6勝した女傑。なお、昨年の勝ち馬ライラックとは3代母同士が全姉妹の間柄であることを特筆できるだろう。芝とダートで活躍した父の産駒であることも評価しやすく、東京で切れ負けしていた様子からも未勝利を勝った中山替わりで改めて。


【血統予想からの注目馬】
ヒップホップソウル ⑥ミシシッピテソーロ ⑦ディナトセレーネ

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JBC20周年記念イベント都内で実施 吉田勝己会長「語り継がれる開催に」 2020年10月20日(火) 04:49

 創設20周年を迎えるJBCの記念イベント「JBC20th ANNIVERSARY STAGE」が19日、都内で行われ、JBC協会の吉田勝己会長は「今年は生産界の悲願だった2歳部門も2歳優駿として門別で行われる。長く語り継がれる開催にしたい」と、大井&門別での11・3ダブル開催の成功を誓った。

 JBC通算10勝で功労賞が贈られた武豊騎手はVTR出演し「ヴァーミリアンで天皇賞(2008年秋=ウオッカV)の翌日に勝てたのも本当にいい思い出。去年、完全制覇を達成できたのですが、また課題(2歳優駿)ができたのでがんばります」とメッセージを寄せた。

 また、ファン投票による『JBC歴代最強馬総選挙』の結果を発表し、クラシック部門はヴァーミリアン、スプリント部門はブルーコンコルド、レディスクラシック部門はホワイトフーガが選ばれた。

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【浦和記念】レース展望 2018年11月22日(木) 10:31

★3歳馬のグリムが重賞2連勝で本格化の兆し

 23日(祝・金)に浦和競馬場で、第39回浦和記念(交流GII、3歳以上オープン、別定、ダート・左2000メートル)が行われる。ヴァーミリアン(05年)、スマートファルコン(08、10年)、ケイティブレイブ(16年)といったダート界のスターホースが勝ち馬に名を連ねることでも注目される一戦を展望していきたい。



 一番の注目を集めるのは、2走前に3歳重賞のレパードSで初重賞タイトルを獲得すると、古馬との初対戦となった前走の白山大賞典(交流GIII)では2着以下に5馬身差をつけるレコードVを果たし、ここにきて本格化の兆しを見せている3歳馬のグリム(栗東・野中賢二厩舎、牡3歳)だろう。



 今回はGIホースも参戦しているメンバー構成で、さらに相手が強化される形となるが、古馬と2キロ、その中でもGI馬とは4キロのアドバンテージとなる54キロで出走できるだけに、ここも一気に突破しそうな雰囲気がある。



 2100m戦でもパフォーマンスを落とすことはなかった上に、左回りも重賞勝ちがあるように問題なし。あえて不安点を探すなら初参戦の浦和競馬場ということになるが、そこは南関東を知り尽くす内田博幸騎手がしっかり乗ってくれるだろう。



アポロケンタッキーがGIタイトルホルダーの意地を見せるか

 1番人気は伸び盛りの3歳馬に譲ったとしても、実績面ではメンバー中最上位の存在と言えるアポロケンタッキー(栗東・山内研二厩舎、牡6歳)が古馬の意地を見せるか注目される。



 16年の東京大賞典(GI)を制すなど重賞を3勝しており、今年に入ってからも川崎記念(交流GI)、ダイオライト記念(交流GII)、日本テレビ盃(交流GII)でいずれもケイティブレイブの2着に善戦。1年以上、勝利からは遠ざかっているものの、能力的な衰えはない。



 交流GIIにしては相手が揃った印象で、他馬より重い58キロの斤量も楽ではないが、この斤量でも17年日本テレビ盃(交流GII)を制しているように、致命的なマイナス要素にはならないだろう。J.モレイラ騎手とのコンビも2走前に一度実現しているだけに、問題なさそうだ。



★V5狙う武豊クリソライトとのコンビで参戦

 ヴァーミリアン(05年)、シーキングザダイヤ(07年)、スマートファルコン(10年)、ケイティブレイブ(16年)と、これまで浦和記念4勝を誇る武豊騎手が、長期休養明けをひと叩きされたクリソライト(栗東・音無秀孝厩舎、牡8歳)とのコンビで参戦する。



 3歳時にジャパンダートダービー(交流GI)で重賞初Vを果たしたクリソライトだが、その後も15~17年にかけてダイオライト記念(交流GII)3連覇を果たし、異国の地でコリアC(韓国GI)を制するなど、数々の実績を残してきた。1年を超える長期休養明けで挑んだ前走のJBCクラシックは大敗しても仕方なしだが、今回はひと叩きされたことでどこまで全盛期の走りを取り戻せるかがカギになる。



 15着に終わったJBCクラシック後に、騎乗した武豊騎手は「体はできていましたけど、スピードに対応することができませんでした。久々だったぶんでしょうか。次走では良くなると思います」とコメントを残しているが、果たしてガラッと変わってくるのか注目だ。

★移籍初戦を快勝のトーセンデュークが中央勢を迎え撃つ



 JRA所属時は芝のレースのみを走りオープンクラスまで上り詰めたトーセンデューク(浦和・小久保智厩舎、牡7歳)が、浦和競馬への移籍初戦となった前走の埼玉新聞栄冠賞(SIII)で逃げ切り勝ちを収めた。



 前走からコンビを組む森泰斗騎手も、レース後に「砂をかぶらない位置で競馬をしたいと思っていた。折り合いがついてリズム良く走れたし、時計も速かったから、今後が楽しみ」とコメントしているように、南関東に現れた“新星”に対する期待は大きい。



 管理する小久保智調教師は、初戦を振り返って「きれいなフォームで走るから、もまれたくないと思っていた。重いダートでどうかだが、それもこなせるよう、しっかり調教していきたい」と語り慎重な姿勢は崩さないが、移籍初戦だった前走からの上積みが見込めるのは明らか。



 今回と同じ浦和競馬場で行われた埼玉新聞栄冠賞の勝ち時計は、1900m戦で1分59秒8。2000mで行われている浦和記念の勝ちタイムが例年2分7~8秒ほどのものになると考えると、机上の計算では通用してもいい。内枠から楽に先行できれば、なおさら可能性は広がりそうだ。



★地元に戻って見直したいシュテルングランツ



 “大井の帝王”的場文男騎手が初めて京都競馬に参戦した際にコンビを組んだことでも大きな話題となったシュテルングランツ(浦和・小久保智厩舎、牡7歳)が、地元の南関東に戻って巻き返しを目指す。



 前走のJBCクラシックは結果的に大きな見せ場を作ることなく16頭立ての最下位に敗れてしまったが、2走前の東京記念(SI)では、交流重賞で幾度となく馬券に絡む活躍を見せていたカツゲキキトキト以下を3馬身ちぎって圧勝しているだけに、実力負けではないと考えたいところ。



 中央の馬場でGI級の相手に入ってもいいポジションを取れたように、スピードは十分に通用する。近走の勝ちパターンが逃げ切りだけに同型馬との兼ね合いは気になるところだが、ぜひとも押さえてみたい一頭だ。

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【今日のキラ星】ミルコメダ2017年11月3日(金) 05:01

 【京都7R】半兄に2007~09年のJBCクラシック3連覇など、ダートGI9勝を挙げたヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)。ダートの活躍馬がずらりと並ぶ母系だが、前述のヴァーミリアンは04年のラジオたんぱ杯2歳SをV、半兄キングスエンブレム(父ウォーエンブレム)も08年のすみれSを勝っている。「芝にも対応できそうな走りをしている」と古川助手も好感触だ。

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【JBCクラシック】アウォーディーがGI初制覇! 2016年11月3日(木) 16:48

 11月3日(祝・木)の川崎競馬11Rで行われた第16回JBCクラシック(交流GI、3歳上オープン、選定馬、定量、ダート・左2100メートル、14頭立て、1着賞金=8000万円)は、GI初挑戦だった2番人気のアウォーディー(牡6歳、栗東・松永幹夫厩舎)が武豊騎手に導かれて快勝した。昨秋に芝からダートへ転向して以降、無傷の6連勝で、うち重賞は5連勝。タイムは2分15秒3(重)。

 レースはサミットストーンがハナを奪い、ホッコータルマエが2番手を追走した。5~6番手につけていたアウォーディーは3コーナーから外を回って徐々に進出。4コーナーでホッコータルマエコパノリッキーと先頭で並ぶ形となってから脚を伸ばし、内で粘るホッコータルマエ(3番人気)に3/4馬身差をつけて競り勝った。3着はさらに1馬身差でサウンドトゥルー(5番人気)。ノンコノユメ(4番人気)は4着で、アドマイヤドンヴァーミリアンに次ぐ史上3頭目の3連覇を目指したコパノリッキー(1番人気)は5着だった。

 ◆武豊騎手「状態はよかったので、シンプルにレースを進めようと思いました。非常に乗りやすい馬で、いい感じで走っていましたね。素質を感じていた馬でGIを勝てたのはすごくうれしいです。次はJRAのGIを勝てるように頑張ります」

 JBCクラシックの勝ち馬アウォーディーは、父ジャングルポケット、母ヘヴンリーロマンス、母の父サンデーサイレンスという血統。鹿毛。米国・ノースヒルズマネジメントの生産馬で、前田幸治氏の所有馬。通算成績は32戦10勝(うち地方3戦3勝)。重賞は2015年GIIIシリウスS、16年交流GIII名古屋大賞典、GIIIアンタレスS、交流GII日本テレビ盃に次いで5勝目。松永幹夫調教師はJBCクラシック初勝利。武豊騎手は05年タイムパラドックス、07、08、09年ヴァーミリアン、10、11年スマートファルコン、15年コパノリッキーに次いで8勝目。なお、松永幹夫調教師は騎手時代の01年に騎手としてレギュラーメンバーを初代王者に導いている。

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ヴァーミリアンの関連コラム

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 川崎記念フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドカップの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することが大半。また前年のチャンピオンズカップの上位馬は近年、サウジカップに出走することも多く、川崎記念はトップクラスとそうではない馬の力量差が生じることが多い。

 力量差が大きいこともあり、過去10年で1番人気馬が【6・4・0・0】と全て連対している。その内訳は、前走の東京大賞典3着以内馬だった馬が8頭。前走のチャンピオンズカップで4着以内だった馬が2頭。もちろん、東京大賞典で3着以内だった馬には、チャンピオンズカップで4着以内だった馬も含まれ、基本的に前年の東京大賞典3着以内馬と、チャンピオンズカップの4着以内馬が有力と見ていいだろう。

 まず、前年の東京大賞典の3着以内馬だった馬を見ていくと、過去10年のこのレースでの成績は【5・6・1・1】。1着の該当馬は、2013年のハタノヴァンクール、2014年、2015年、2016年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2016年、2017年のサウンドトゥルー、2019年のケイティブレイブ、2021年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2015年のサミットストーンだ。

 唯一の4着以下は、2018年のサウンドトゥルー(5着)で、同馬は前々走のチャンピオンズカップで11着に凡退していた。競走馬は近2走の成績が今回の成績を形成する傾向があり、前々走で2桁着順に敗れているような馬は過信禁物。前走の東京大賞典で2着だった2009年の川崎記念の覇者ヴァーミリアンが前々走のジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)で8着だったことから、前々走で8着以内が前年の東京大賞典で3着以内馬を狙うにあたっての目安となりそうだ。

 次に前年のチャンピオンズカップの4着以内だった馬を見ていくと、過去10年のこのレースでの成績は【6・2・0・0】。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2014年、2015年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ、2021年、2022年のチューワウィザード。2着の該当馬は、2016年、2017年のサウンドトゥルーである。また前年のチャンピオンズカップで5着だったアウォーディーが、このレースで3着に好走していることから、複勝圏内を狙うのであれば5着まで視野に入る。

 今度はこのレースで穴を開けるタイプを紹介しよう。一番は前走の名古屋グランプリで3着以内だった馬だ。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ、2018年のミツバ、2020年の3着馬デルマルーヴル、2022年の3着馬ヴェルテックス。過去10年は3着ばかりだが、2008年のフィールドルージュ、2007年のヴァーミリアン名古屋グランプリを勝って、このレースも優勝している。

 さらに大穴を狙うのであれば、コーナーがきつくてペースが上がりにくい川崎らしく、逃げ馬の一発だろう。ダートの逃げ馬はシンプルに強いこともあり、2018年のケイティブレイブなどの1番人気馬も優勝しているが、2017年には中央の準オープンを勝ち上がったばかりの5番人気馬オールブラッシュが逃げ切り勝ちを決めている。

 他に逃げて3着以内だった馬を挙げると、2013年のグラッツィア(4番人気・3着)、2014年のトウショウフリーク(2番人気・3着)、2015年のサミットストーン(6番人気・3着)、2019年のオールブラッシュ(2番人気・3着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)。過去10年で逃げ馬が何と7頭も馬券に絡んでいる。

 またコーナーがきついコースは内枠有利になるので、1番枠も穴メーカーとなる。実際に2013年のグラッツィア(3番人気・3着)、2021年にカジノフォンテン(4番人気・1着)、2022年のエルデュクラージュ(9番人気・2着)。遡れば2012年にランフォルセも5番人気で2着に好走している。昨年のように本命候補の該当馬が1頭のみの年は、1番枠の馬が活躍しているので要注意だ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前走の東京大賞典3着以内か、前走のチャンピオンズカップで4着以内の1番人気馬。
 ・前年の東京大賞典で3着以内馬(前々走で8着以内が条件)。
 ・前年のチャンピオンズカップで5着以内の馬。
  (2着以内を狙うのであればチャンピオンズカップ4着以内が対象)

 ●穴馬候補
 ・前走の名古屋グランプリで3着以内の馬。
 ・逃げ馬。
 ・1番枠の馬。


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2022年2月1日(火) 14:10 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~川崎記念2022~
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 ダートのGⅠでは、最長距離の2100mで行われる川崎記念。このレースの位置付けは、フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドカップの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することが大半。また、前年のチャンピオンズカップの上位馬は、2020年より創設された世界最高賞金額のサウジカップに出走する場合もあるため、川崎記念はトップクラスとそうではない馬の力量差が大きくなることが多い。

 力量差が大きくなるために、過去10年で1番人気馬が【6・4・0・0】と全て連対している。その内訳は、前走の東京大賞典3着以内馬だった馬が9頭。前走のチャンピオンズカップで4着以内だった馬が1頭。もちろん、東京大賞典で3着以内だった馬には、チャンピオンズカップで4着以内だった馬も含まれ、基本的に前年の東京大賞典3着以内馬と、チャンピオンズカップの4着以内馬が有力と見ていいだろう。

 まず、前年の東京大賞典の3着以内馬だった馬を見ていくと、過去10年のこのレースでの成績は【6・6・1・1】。1着の該当馬は、2012年のスマートファルコン、2013年のハタノヴァンクール、2014年、2015年、2016年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2016年、2017年のサウンドトゥルー、2019年のケイティブレイブ、2021年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2015年のサミットストーンだ。

 唯一の4着以下は、2018年のサウンドトゥルー(5着)で、同馬は前々走のチャンピオンズカップで11着に凡退していた。競走馬は近2走の成績で今回も走るところがあるので、前々走で2桁着順に敗れているような馬は過信しないほうがいいだろう。前走の東京大賞典で2着だった2009年の川崎記念の覇者ヴァーミリアンが前々走のジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)で8着だったことから、前々走で8着以内が前年の東京大賞典で3着以内馬を狙うにあたっての目安となりそうだ。

 次に前年のチャンピオンズカップの4着以内だった馬を見ていくと、過去10年のこのレースでの成績は【5・2・0・0】。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2014年、2015年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ、2021年のチューワウィザード。2着の該当馬は、2016年、2017年のサウンドトゥルーである。また、前年のチャンピオンズカップで5着だったアウォーディーが、このレースで3着に好走していることから、3連系の馬券で狙うのであれば5着まで視野に入る。

 また、前年のGⅡ・日本テレビ盃の優勝馬も案外と活躍しており、過去10年でのこのレースでの成績は【1・3・0・0】。こちらも連対率100%を誇る。1着の該当馬は、2012年のスマートファルコン。2着の該当馬は、2016年のサウンドトゥルー、2018年のアポロケンタッキー、2019年のケイティブレイブだ。遡れば2011年に川崎記念を優勝したフリオーソも、前年の日本テレビ盃の1着馬である。

 日本テレビ盃JBCクラシックの前哨戦。そこでの激走疲れが祟って本番に繋がらないこともあるが、新興勢力と休養明けの実績馬がぶつかり合うレースで案外とハイレベルになることが多いからだろう。アポロケンタッキーJBCクラシック8着、東京大賞典で4着からこのレースで2着に巻き返したように、前走で多少負けていても守備範囲だ。

 今度はこのレースで穴を開けるタイプを紹介しよう。一番は前走の名古屋グランプリで3着以内だった馬だ。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ、2018年のミツバ、2020年の3着馬デルマルーヴル。もう少し遡れば、2008年の優勝馬フィールドルージュ、2007年の優勝馬ヴァーミリアンや3着馬のドンクールもそう。ただし、東京大賞典の3着以内馬が出走していた年は3着までで終わることが多い。

 さらに大穴を狙うのであれば、コーナーがきつくてペースが上がりにくい川崎らしく、逃げ馬の一発だろう。ダートの逃げ馬はシンプルに強いこともあり、2012年のスマートファルコン、2018年の ケイティブレイブなどの1番人気馬も優勝しているが、2017年には中央の準オープンを勝ち上がったばかりの5番人気馬オールブラッシュが逃げ切勝ちを決めている。

 他に逃げて3着以内だった馬を上げると、2013年のグラッツィア(4番人気・3着)、2014年のトウショウフリーク(2番人気・3着)、2015年のサミットストーン(6番人気・3着)、2019年のオールブラッシュ(2番人気・3着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)。過去10年で逃げ馬が8度も馬券に絡んでいるのだから、狙わない手はないだろう。

 また、コーナーがきついコースは内枠有利になるので、1番枠も穴メーカーとなる。実際に2012年にランフォルセ(5番人気・2着)、2013年のグラッツィア(3番人気・3着)、2021年にカジノフォンテン(4番人気・1着)。特に馬場が軽いとその傾向が顕著で、前記の3頭の好走時は全て稍重~不良馬場だった。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前走の東京大賞典3着以内か、前走のチャンピオンズカップで4着以内の1番人気馬。
 ・前年の東京大賞典で3着以内馬。
  (前々走で8着以内が条件)。
 ・前年のチャンピオンズカップで5着以内の馬。
  (2着以内を狙うのであれば、チャンピオンズカップ4着以内が対象)
 ・前年の日本テレビ盃の優勝馬。

 ●穴馬候補
 ・前走の名古屋グランプリで3着以内の馬。
 ・逃げ馬。
 ・稍重~不良馬場だった場合の1番枠の馬。

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2021年6月29日(火) 13:58 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~帝王賞2021~
閲覧 2,957ビュー コメント 0 ナイス 5

 いよいよ上半期の総決算・帝王賞。かつてはマキバスナイパー(2001年)、ネームヴァリュー(2003年)、アジュディミツオ―(2006年)ボンネビルレコード(2007年)、フリオーソ(2008年)がこのレースを制すなど、地方勢、特に船橋所属馬の活躍が目立っていた。しかし、近年はJRAのダート番組が充実。早期からダート路線に転向する馬が目立つようになったことや、地方の中距離レースが減ったこと等から、地方馬の活躍が激減。2011年度以降は地方馬の連対ゼロとなっている。

 このようにJRA勢の独壇場が続く帝王賞だが、一昨年の帝王賞で4歳馬のオメガパフュームチュウワウィザードがワン、ツーを決め、さらに昨年も4歳馬のクリソベリルが優勝したように、案外と新興勢力である4歳馬の活躍が目立っている。特に海外のレースを除く、近2走で一度はダートグレードレースを優勝の2連勝以上馬に限れば、過去10年で【2・1・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、チュウワウィザードだ。近年は王者不在でダートの中距離路線が低迷しているせいか、この傾向が顕著だ。本命視するのもありだろう。

 それでも前年のJBCクラシックと東京大賞典の連対馬が、このレースの上位の大半を占め、特に前年のJBCクラシックと東京大賞典ともに連対した馬は、データー上有力となている。2010年に前年のJBCクラシック1着、東京大賞典2着のヴァーミリアンこそ9着に敗れたが、同馬は休養明けだった。

 しかし、前年のJBCクラシック、東京大賞典でともに連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬に限れば、過去10年で【2・1・0・0】と連対率100%を誇る。1着の該当馬は、2011年のスマートファルコン、2014年のワンダーアキュート。2着の該当馬は、2020年のオメガパフュームだ。遡れば2009年のヴァーミリアンも優勝しているだけに、このタイプも有力視したい。

 他では、前々走でダートレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めていた馬も有力。過去10年で【1・2・0・0】とこちらも連対率100%である。1着の該当馬は、2011年のスマートファルコン。2着の該当馬は、2017年のクリソライト、2019年のチューワウィザードである。ただし、これらは前走で同年5月のダイオライト記念か、平安Sに出走しており、休養明けでないことが共通項である。

 他では、日本馬代表として、同年のドバイワールドカップに挑戦した馬たち。2017年にドバイワールドカップ・5着のアウォーディーが1番人気を裏切ったことから、ドバイワールドカップの上位馬には素直に飛びつけないファンもいるだろう。しかし、世界のトップクラスが相手のドバイワールドカップで5着以内だった馬は、2015年のホッコ―タルマエが1着、遡れば2006年のカネヒキリが2着と、このレースで結果を残せている。アウォーディーも人気には応えられなかったが3着だった。

 逆に穴パワーン馬は、4番人気以下で連対した2015年クリソライト(4番人気・2着)、2017年クリソライト(5番人気・2着)の直近の成績を見れば一目瞭然。同年の川崎記念の連対馬かダイオライト記念の優勝馬で、前走でかしわ記念に出走して2着以下に敗れているという共通があった。2010年フリオーソ(5番人気・1着)も前記に該当している。2019年のダイオライト記念の優勝馬チューワウィザードのように、前走で適性距離を使われてそこでも優勝していると人気に支持されるが、不適距離のかしわ記念で敗れて、適性距離に戻る馬は一考する価値がある。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・海外のレースを除く、近2走で一度はダートグレードレースを優勝の2連勝以上の4歳馬。
 ・前年のJBCクラシックと東京大賞典で連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬。
 ・前々走でダートグレードレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めた、同年の5月以降出走馬。
 ・同年のドバイワールドカップで5着以内の馬。

 
 ●穴馬候補
 ・前走のかしわ記念で2着以下に敗れた、同年の川崎記念の連対馬かダイオライト記念の優勝馬。

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2021年1月26日(火) 18:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~川崎記念2021~
閲覧 2,528ビュー コメント 0 ナイス 12

 ダートのG1では、最長距離の2100mで行われる川崎記念。このレースの位置付けは、フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドカップの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することが大半。また、前年のチャンピオンズカップの上位馬は、昨年より創設された世界最高賞金額のサウジカップに出走する場合もあるため、川崎記念はGⅠでありながら、帝王賞東京大賞典と比較をすると、メンバーが手薄になることが多い。

 しかし、前年の東京大賞典の3着以内馬がここへ出走してきた場合は、当然有力で、過去10年での成績は【7・4・1・1】。1着の該当馬は、2011年のフリオーソ、2012年のスマートファルコン、2013年のハタノヴァンクール、2014年、2015年、2016年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2016年、2017年のサウンドトゥルー、2019年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2015年のサミットストーンだ。

 唯一の4着以下は、2018年のサウンドトゥルー(5着)で、同馬は前々走のチャンピオンズカップで11着に凡退していた。競走馬は近2走の成績で今回も走るところがあるので、前々走で2桁着順に敗れているような馬は過信しないほうがいいだろう。2009年のヴァーミリアンがジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)で8着、東京大賞典で2着から、このレースで1着と好走していることから、前々走でチャンピオンズカップに出走していた場合は、8着以内が前年の東京大賞典で3着以内馬を狙うにあたっての目安となりそうだ。

 つまり、川崎記念は、東京大賞典の3着以内馬が馬券の中心。特に1番人気に支持された東京大賞典の3着以内馬は、過去10年で【6・3・0・0】と、連対率100%を誇る。素直にそれらを軸馬とし、ヒモ穴を狙うという戦法でもいいかもしれない。

 しかし、案外と活躍を見せているのは、前年のGⅡ・日本テレビ盃の優勝馬である。過去10年でのこのレースでの活躍は、【2・3・0・0】と、こちらも連対率100%を誇る。1着の該当馬は、2011年のフリオーソ、2012年のスマートファルコン。2着の該当馬は、2016年のサウンドトゥルー、2018年のアポロケンタッキー、2019年のケイティブレイブだ。日本テレビ盃は、JBCクラシックの前哨戦だが、新興勢力と休養明けの実績馬がぶつかり合うレースで案外とハイレベルになることが多い。アポロケンタッキーが前走の東京大賞典で4着から巻き返したように、前走で多少負けていも巻き返せている。

 今度はこのレースで穴を開けるタイプを紹介しよう。一番は前走の名古屋グランプリで3着以内だった馬だ。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ、2018年のミツバ、2020年の3着馬デルマルーヴル。もう少し遡れば、2008年の優勝馬フィールドルージュ、2007年の優勝馬ヴァーミリアンや3着馬のドンクールもそう。ただし、東京大賞典の3着以内馬が出走していた年は3着までで終わることが多い。

 さらに大穴一発を狙うのであれば、コーナーがきつい川崎らしく、内枠の先行馬の一発だろう。これはダートが水を含んで軽くなり、好時計決着になるほど顕著。不良馬場で2分10秒7の決着となった2012年の川崎記念では5番人気のランフォルセが、1番枠から距離損のない立ち回りで2着と好走している。

 同馬は前走で距離が短いマイルCS南部杯を使われて6着だったことや休養明けで馬体重20㎏増が人気の盲点となった嫌いはあるが、速い時計が求められた中で、レースをロスなく運べたのも大きかったのも確か。過去10年の川崎記念東京大賞典の連対馬が不出走だった2017年次ぐ2番目に荒れたのが2012年だ。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年の東京大賞典で3着以内の1番人気馬。
 ・前年の東京大賞典で3着以内馬。
  (前々走でチャンピオンズカップに出走していた場合、8着以内が条件)
 ・前年の日本テレビ盃の優勝馬。

 ●穴馬候補
 ・前走の名古屋グランプリで3着以内だった馬。
 ・軽いダートになった場合の内枠、先行馬。

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2020年6月23日(火) 14:33 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~帝王賞2020~
閲覧 3,197ビュー コメント 0 ナイス 15

 いよいよ上半期の総決算・帝王賞。かつてはマキバスナイパー(2001年)、ネームヴァリュー(2003年)、アジュディミツオ―(2006年)、ボンネビルレコード(2007年)、フリオーソ(2008年)がこのレースを制すなど、地方勢、特に船橋所属馬の活躍が目立っていました。しかし、近年はJRAのダートのレースが充実。早い時期からダートを目指す馬が多くなったことや、地方の中距離レースが減ったことなどから、地方馬の活躍が激減。2011年度以降は地方馬の連対ゼロと、地方馬苦戦の傾向が続いています。

 このようにJRA勢の独壇場が続く帝王賞ですが、最有力は同年のフェブラリーSで上位のマイラーよりも、距離1800m以上で高いパフォーマンスを見せている馬たち。その中でも前年のJBCクラシック東京大賞典の連対馬が、このレース上位の大半を占めます。特に前年のJBCクラシック東京大賞典ともに連対した馬は有力。

 2010年に前年のJBCクラシック1着、東京大賞典2着のヴァーミリアンがこのレースで9着に凡退したこともありましたが、同馬は休養明け。しかし、前年のJBCクラシック東京大賞典でともに連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬に限れば、過去10年で勝率100%を誇ります。該当馬は、2011年スマートファルコン、2014年ワンダーアキュート。遡れば2009年のヴァーミリアンもそうです。このタイプがこのレースに出走してきたならば、まず、本命候補でしょう。

 他では、日本馬代表として、ドバイワールドカップに挑戦した馬たち。2017年にドバイワールドカップ・5着のアウォーディーが1番人気を裏切ったことから、ドバイワールドカップの上位馬には素直に飛びつけないファンも少なくないでしょう。しかし、世界のトップクラスが相手のドバイワールドカップで5着以内だった馬は、2015年のホッコ―タルマエが1着、遡れば2006年のカネヒキリが2着と、このレースで結果を残せています。アウォーディーも人気には応えられませんでしたが3着でした。

 また、前走のかしわ記念で4コーナー3番手以内でレースを進めて、3着以下だった馬も過去10年の成績は【1・1・2・0】と活躍。かしわ記念は2着以内の馬に帝王賞の優先出生権が与えられるレースだけに、そこで3着以下に敗れながらも帝王賞に出走してきている時点で、それまでに十分な実績があることになります。4コーナー3番手以内でレースを進めて敗れた馬は、その馬の距離適性よりも短いのに勝ちに行って敗れたか、叩き台で敗れたかのどちらかであるために、このレースで案外と巻き返してくるのでしょう。

 さらに同年のフェブラリーS・3着以内の馬も、人気ほど信頼できないにせよ有力。同年のフェブラリーSで3着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【0・2・2・1】。勝てないまでも安定した走りを見せています。2着の該当馬は、2014年のコパノリッキー、2016年のノンコノユメ。3着の該当馬は、2010年のテスタマッタ、2011年のバーディバーディ

 唯一の着外は2010年のサクセスブロッケン。この年は豪華メンバー構成で、新旧王者の差し馬ヴァーミリアンカネヒキリを意識したのか、まさかの逃げの手に出て8着に沈みました。戦前の段階ではフリオーソが逃げると目されていた中での逃げは、騎手が冷静ではなかったような? 騎手が普通に乗ってさえくれれば、フェブラリーSで3着以内の馬は上位争いが濃厚と考えてもいいでしょう。

 しかし、2006年のフェブラリーSの優勝馬カネヒキリ帝王賞では2着、2007年のフェブラリーSでワン、ツーを決めたサンライズバッカスブルーコンコルドも3着と2着で終わっており、1着馬ゼロの歴史は続いています。中距離実績のあるフェブラリーS上位馬でも、このレースでは勝っていません。フェブラリーSを大目標とした影響もあるのでしょう。

 逆に穴馬は、4番人気以下で連対した2010年フリオーソ(5番人気・1着)、2010年カネヒキリ(2着)、2015年クリソライト(4番人気・2着)、2017年クリソライト(5番人気・2着)の直近の成績を見れば一目瞭然。同年の川崎記念の連対馬かダイオライト記念の優勝馬で前走でかしわ記念に出走して2着に敗れているという共通項もありました。本質が中~長距離馬では距離が短かったのでしょう。ちなみに2010年のフリオーソも、前走のかしわ記念で4コーナー2番手から2着に敗れた馬でした。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年のJBCクラシック東京大賞典で連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬。
 ・同年のドバイワールドカップで5着以内の馬。
 ・前走のかしわ記念で4コーナー3番手以内で3着以下に敗れた馬。
 ・同年のフェブラリーSで3着以内の馬(ただし、1着馬はゼロ)。
 
 ●穴馬候補
 ・前走のかしわ記念で2着以下に敗れた、同年の川崎記念の連対馬かダイオライト記念の優勝馬。

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2020年1月28日(火) 15:20 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~川崎記念2020~
閲覧 2,478ビュー コメント 0 ナイス 8

 ダートのG1では、最長距離の2100mで行われる川崎記念。このレースの位置付けは、フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドカップの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することがほとんど。

 また、ドバイワールドカップを本気で目指す馬ほど、前年の東京大賞典からドバイワールドカップへ直行する傾向があり、その年は極端にメンバーが手薄となり、やや荒れる傾向があります。準オープンを勝ったばかりのオールブラッシュ(5番人気)がこのレースを優勝した2017年も、東京大賞典の連対馬アポロケンタッキーアウォーディーともにドバイワールドカップへ直行で不在でした。

 しかし、前年の東京大賞典の上位馬が、ここへ出走してきた場合は、当然有力。前年の東京大賞典で連対した馬の過去10年のこのレースでの成績は、【7・2・0・1】と優秀。唯一の4着以下は、昨年のサウンドトゥルー(5着)ですが、同馬は前々走のチャンピオンズカップで11着に凡退していました。

 競走馬は近2走の成績で今回も走るところがあるので、前々走で2桁着順に敗れているような馬は過信しないほうがいいでしょう。2009年のヴァーミリアンがジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)・8着、東京大賞典・2着から、このレースで1着と巻き返していることから、前々走のチャンピオンズカップで8着以内というのが、前年の東京大賞典で連対した馬を狙うにあたっての目安になりそうです。

 さらに前年の東京大賞典の3着馬の成績も、過去10年で【1・3・2・0】と上々の成績が収められています。前年の東京大賞典の3着馬でこのレースで連対したのは、2013年のワンダーアキュート、2017年のサウンドトゥルー、2018年、2019年のケイティブレイブ(2018年は1着)ですが、2013年と2018年は東京大賞典の優勝馬が不在、2017年と2019年は、東京大賞典の連対馬が不在でした。このことからも、東京大賞典の連対馬の不在によって、同レースの3着馬か活躍しているのがおわかり頂けるでしょう。

 つまり、川崎記念は、東京大賞典の3着以内馬が馬券の中心。特に1番人気の支持された東京大賞典の3着以内馬は、過去10年で【7・3・0・0】と、連対率100%を誇ります。素直にそれらを軸馬とし、ヒモ穴を狙うという戦法でもいいかもしれません(笑)。

 それでは、このレースで穴を開けるタイプはどのような馬かを説明します。一番は前走の名古屋グランプリで3着以内だった馬です。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ、2018年のミツバ。もう少し遡れば、2008年の優勝馬フィールドルージュ、2007年の優勝馬ヴァーミリアンや3着馬のドンクールもそう。名古屋グランプリの優勝馬は、当然、ここでも人気になりますが、2着、3着馬となるとそれほど人気がありません。

 前記のドンクールはそれまでにG1で連対実績がなく、一年前の名古屋大賞典以降は勝ち星がなかったために、このレースでは6番人気でした。しかし、この年は、東京大賞典の連対馬が不在だったために3着入線することができました。

 さらに大穴一発を狙うのであれば、コーナーがきつい川崎らしく、内枠の先行馬の一発でしょう。これはダートが水を含んで軽くなり、好時計決着になるほど顕著。不良馬場で2分10秒7の決着となった2012年の川崎記念では5番人気のランフォルセが、1番枠から距離損のない立ち回りで2着入線しています。

 同馬は前走で距離が短い南部杯を使われて6着だったことや休養明けで馬体重20㎏増が人気の盲点となった嫌いはありますが、速い時計が求められた中で、レースをロスなく運べたのも大きかったでしょう。過去10年の川崎記念で2017年次ぐ2番目に荒れたのが2012年です。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前年の東京大賞典で3着以内の1番人気馬。
 ・前年の東京大賞典で連対した馬・
  (前々走のチャンピオンズカップで8着以内が条件)
 ・前走の東京大賞典も3連複の軸馬ならば有力。
  (東京大賞典の連対馬が不在ならば、連対も可能)

 ●穴馬候補
 ・前走の名古屋グランプリで2着、3着だった馬。
 ・軽いダートになった場合の内枠、先行馬。


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ヴァーミリアンの口コミ


口コミ一覧

武豊はやっぱ凄ェ!

 マキト 2019年11月4日(月) 21:23

閲覧 365ビュー コメント 0 ナイス 10

今日JBCレディスクラシック勝った。この勝利で武豊騎手は、地方競馬場で行われているGI・JpnIの全競走制覇を達成した。武豊騎手の地方競馬場におけるGI・JpnI競走勝利は下記のとおり。

全日本2歳優駿
1997 アグネスワールド(当時GII)
2003 アドマイヤホープ

ジャパンダートダービー
2002 ゴールドアリュール
2003 ビッグウルフ
2005 カネヒキリ

川崎記念
2005 タイムパラドックス
2010 ヴァーミリアン
2012 スマートファルコン

かしわ記念
1997 バトルライン(当時GIII)
2016 コパノリッキー
2017 コパノリッキー

帝王賞
2005 タイムパラドックス
2009 ヴァーミリアン
2011 スマートファルコン
2014 ワンダーアキュート
2016 コパノリッキー

南部杯
1999 ニホンピロジュピタ

JBCクラシック
2005 タイムパラドックス
2007 ヴァーミリアン
2008 ヴァーミリアン
2009 ヴァーミリアン
2010 スマートファルコン
2011 スマートファルコン
2015 コパノリッキー
2016 アウォーディー

JBCスプリント
2004 マイネルセレクト

JBCレディスクラシック
2019 ヤマニンアンプリメ

東京大賞典
2002 ゴールドアリュール
2003 スターキングマン
2007 ヴァーミリアン
2010 スマートファルコン
2011 スマートファルコン

【参考】
ダービーグランプリ
2002 ゴールドアリュール
2005 カネヒキリ
※現在は格付け無の地方競馬交流重賞競走

(地方競馬全国協会のリリースより)

完全制覇!と思ったら来年からJBC2歳優駿が増える事を聞かされてよろける武さん(笑)

https://twitter.com/nachi0048/status/1191222343130996737?s=19

 あらすぺ 2018年11月4日() 23:02
京都競馬場に来たヴァーミリアン 
閲覧 316ビュー コメント 0 ナイス 7

京都競馬場にヴァーミリアンが来場していました。
馬房には人だかりができていてなかなか写真が撮れず。

馬の顔も良く見るとかっこいいですね。

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 TERAMAGAZI 2013年11月29日(金) 03:13
JCダート。エスポワールシチーG1・10勝戴冠に賭けます! 
閲覧 288ビュー コメント 0 ナイス 5

ゴールドシップがライアン・ムーア騎手に乗り替り(>_

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2010年12月5日ジャパンカップダート G114着
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2010年12月5日 ジャパンカップダート G1 14着
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