ミツバ(競走馬)

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ミツバ
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写真一覧
抹消  鹿毛 2012年3月28日生
調教師加用正(栗東)
馬主株式会社 協栄
生産者タバタファーム
生産地日高町
戦績52戦[11-7-6-28]
総賞金20,226万円
収得賞金12,480万円
英字表記Mitsuba
血統 カネヒキリ
血統 ][ 産駒 ]
フジキセキ
ライフアウトゼア
セントクリスマス
血統 ][ 産駒 ]
コマンダーインチーフ
ゴールデンジャック
兄弟 ゴールデンオブジェアクシス
市場価格
前走 2020/12/10 名古屋グランプリ G2
次走予定

ミツバの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/12/10 名古 11 名古屋GP G2 ダ2500 12--------5** 牡8 58.0 和田竜二加用正 482
(--)
2.46.2 1.4----マスターフェンサー
20/10/03 中京 11 シリウスS G3 ダ1900 16816103.31211** 牡8 58.0 岩田望来加用正 474
(-1)
1.59.2 1.438.2⑥⑦⑦⑨カフェファラオ
20/06/24 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 14--------7** 牡8 57.0 和田竜二加用正 475
(--)
2.06.5 1.2----クリソベリル
20/05/23 京都 11 平安S G3 ダ1900 1469176.41311** 牡8 58.0 松若風馬加用正 484
(+10)
1.57.7 1.736.6⑩⑩⑪⑫オメガパフューム
20/01/29 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 12--------7** 牡8 57.0 和田竜二加用正 474
(--)
2.17.4 3.3----チュウワウィザード
19/12/01 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16510332.91513** 牡7 57.0 和田竜二加用正 480
(+9)
1.50.3 1.836.4⑫⑫⑬⑬クリソベリル
19/10/14 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------6** 牡7 57.0 和田竜二加用正 471
(--)
1.35.7 1.5----サンライズノヴァ
19/06/26 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 14--------4** 牡7 57.0 和田竜二加用正 478
(--)
2.05.2 0.8----オメガパフューム
19/03/13 船橋 11 ダイオライト G2 ダ2400 13--------4** 牡7 56.0 和田竜二加用正 476
(--)
2.38.5 1.2----チュウワウィザード
19/01/30 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 11--------1** 牡7 57.0 和田竜二加用正 477
(--)
2.15.0 -0.5----ケイティブレイブ
18/12/24 名古 11 名古屋GP G2 ダ2500 9--------2** 牡6 56.0 福永祐一加用正 478
(--)
2.40.8 0.1----チュウワウィザード
18/12/02 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 15713139.5128** 牡6 57.0 松山弘平加用正 476
(+4)
1.51.2 1.136.3⑦⑦⑧⑦ルヴァンスレーヴ
18/10/02 金沢 11 白山大賞典 G3 ダ2100 11--------11** 牡6 55.0 松山弘平加用正 472
(--)
2.18.4 7.0----グリム
18/08/12 札幌 11 エルムS G3 ダ1700 14333.913** 牡6 57.0 松山弘平加用正B 472
(-1)
1.42.5 0.535.8⑭⑬⑬⑩ハイランドピーク
18/07/16 盛岡 9 マーキュリC G3 ダ2000 14--------1** 牡6 55.0 松山弘平加用正 473
(--)
2.03.5 -0.2----ヨシオ
18/05/19 京都 11 平安S G3 ダ1900 161117.364** 牡6 57.0 松山弘平加用正B 476
(+4)
1.57.6 0.337.1⑪⑫サンライズソア
18/04/15 阪神 11 アンタレスS G3 ダ1800 168158.932** 牡6 57.0 松山弘平加用正B 472
(-4)
1.50.0 0.237.7⑧⑧グレイトパール
18/03/29 名古 11 名古屋大賞典 G3 ダ1900 10--------2** 牡6 55.0 松山弘平加用正 476
(--)
2.02.5 0.1----サンライズソア
17/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 16--------6** 牡5 57.0 M.デムー加用正 471
(--)
2.05.8 1.6----コパノリッキー
17/12/03 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 162340.4126** 牡5 57.0 松山弘平加用正B 472
(+10)
1.50.5 0.435.6⑫⑫⑪⑪ゴールドドリーム

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ミツバの関連ニュース

 2018年の安田記念、20年のフェブラリーSと芝&ダートGIでを制したモズアスコット(栗・矢作、牡6)。6日のチャンピオンズC5着が最後となった。通算26戦7勝(うち地方2戦0勝、海外1戦0勝)で重賞は3勝。獲得賞金は4億2171万4000円。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定。

 2019年の交流GI川崎記念を制したミツバ(栗・加用、牡8)。10月3日のシリウスS11着が最後となった。通算52戦11勝(うち地方15戦3勝)で重賞は3勝。獲得賞金は3億5481万9000円(うち地方1億5255万円)。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。

 2019年のGIIIシンザン記念を制したヴァルディゼール(栗・渡辺、牡4)。11月1日のカシオペアS12着が最後となった。通算9戦3勝で重賞は1勝。獲得賞金は7662万1000円。今後は北海道苫小牧市のノーザンファーム空港で乗馬となる予定。



モズアスコットの競走成績はこちら★ミツバの競走成績はこちら★ヴァルディゼールの競走成績はこちら

【シリウスS】レースを終えて…関係者談話 2020年10月4日() 04:37

 ◆高倉騎手(エイコーン3着)「ある程度ペースが流れそうでしたが、前に行くと甘くなるのでこの馬のリズムでいきました」

 ◆川田騎手(ダノンスプレンダー4着)「スタート以外はとても上手に走ってくれたと思います」

 ◆浜中騎手(メイショウワザシ5着)「前に行く馬がそろっていましたがもまれない競馬がしたかったので、ああいう競馬になりました。この相手によく頑張ってくれています」

 ◆横山典騎手(アルドーレ6着)「頑張ってくれましたけどね。大事に乗って、あの勢いだったけど、最後は止まったね」

 ◆秋山真騎手(サンデーウィザード7着)「(前走は)せかしすぎてだらだらとした走りになってしまった。最後まで動かないよう乗りました」

 ◆団野騎手(エムオーグリッタ8着)「昇級戦でも道中の雰囲気は良かったです。坂があるせいか反応しきれませんでしたが、昇級戦としては良かったと思います」

 ◆福永騎手(グレートタイム9着)「気持ちの面やね。体調と展開は良かったけど、気持ちが乗っていない」

 ◆荻野琢騎手(テーオーヘリオス10着)「スタートも少し悪かったですが、内でロスなく回りたくて、ああいう競馬になりました。やはり距離は少し長かったです」

 ◆岩田望騎手(ミツバ11着)「スタートを決めていい位置が取れました。3コーナーから追っていって根性を見せてくれた。この斤量でも頑張ってくれました」

 ◆幸騎手(ナムラアラシ12着)「4コーナーでカフェファラオの後ろにつけて手応えも良かったですが、道中で脚を使ったぶん、伸びきれませんでした」

 ◆松若騎手(キメラヴェリテ13着)「ダッシュもついたし、いい競馬ができました」

 ◆吉田隼騎手(ダイシンインディー14着)「周りが速くて(前に)行けませんでした」

 ◆太宰騎手(ランスオブプラーナ15着)「スタートは速かったですが、外から主張した馬がいて…。ダートは合います」

 ◆松山騎手(ダイメイコリーダ16着)「スタートが良くて、いい形で3番手で競馬ができました。4コーナーで大きな不利があったので参考外です」



★3日中京11R「シリウスS」の着順&払戻金はこちら

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【シリウスS】厩舎の話 2020年10月2日(金) 04:54

 ◆カフェファラオ・森助手「休み明けとしては態勢は整った。輸送を挟むので、メンタル面のコントロールをして臨みます」

 ◆キメラヴェリテ・中竹師「ひと夏を越して体にメリハリが出てきた。前々で自分の走りができたら」

 ◆グレートタイム・藤原英師「動きは良かった。力をつけてきているし、今回の条件はいい」

 ◆ダイメイコリーダ・森田師「春の疲れは取れた。もう少し歩様に軟らかさがあればいいが、仕上がりは悪くない」

 ◆ダノンスプレンダー・安田隆師「順調にきていて、動きはいい。まだ緩さはあるが、体はだいぶしっかりしてきた」

 ◆ミツバ・加用師「年齢的に大きく変わっていない。58キロは厳しいし、これぐらいの距離は若い馬の方に分がある」

 ◆メイショウワザシ・南井師「しまい重点だったが1週前にビシッとしたし理想的な調教ができている。コースも合う」



シリウスSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【シリウスS】追って一言 2020年10月1日(木) 04:45

 ◆キメラヴェリテ・中竹師「ひと夏を越して体にメリハリが出てきた。前々で自分の走りができたら」

 ◆グレートタイム・藤原英師「動きは良かった。力をつけてきているし、今回の条件はいい」

 ◆ダイメイコリーダ・森田師「春の疲れは取れた。もう少し歩様に軟らかさがあればいいが、仕上がりは悪くない」

 ◆ダノンスプレンダー・安田隆師「順調にきていて、動きはいい。まだ緩さはあるが、体はだいぶしっかりしてきた」

 ◆ミツバ・加用師「年齢的に大きく変わっていない。58キロは厳しいし、これぐらいの距離は若い馬の方に分がある」

 ◆メイショウワザシ・南井師「しまい重点だったが1週前にビシッとしたし理想的な調教ができている。コースも合う」

シリウスSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【シリウスS】レース展望 2020年9月28日(月) 16:17

 中京では土曜メインにダートのハンデ重賞、シリウスS(10月3日、GIII、1900メートル)が行われる。例年は阪神競馬場のダート2000メートルで行われるが、今年は舞台が中京競馬場に変わるだけでなく、距離も100メートル短縮された1900メートルで行われる。

 中心はデビューから3連勝でユニコーンSを制したカフェファラオ(美浦・堀宣行厩舎、牡3歳)だろう。前走の交流GIジャパンダートダービーで7着と初黒星を喫したが、3歳世代でトップクラスの能力があるのは間違いない。3勝全てのレースぶりは圧巻で、年長馬相手でも即通用するだけの実力はすでに持っている。前走で騎乗したレーン騎手が「1コーナーでミスステップをして、逆手前で入ってしまった。道中もキックバック(砂をかぶること)に反応していたし、勝負どころで外からプレッシャーをかけられたのも厳しかった」と話したように、敗因ははっきりしている。重賞勝利を挙げている左回りで、改めてその実力を示したい。ハンデも54キロなら問題なさそうだ。

 ジャパンダートダービーで果敢に逃げて2着に健闘したダイメイコリーダ(栗東・森田直行厩舎、牡3歳)が逆転候補の筆頭だ。3戦連続で2着と勝ちきれないが、その安定性は魅力的。ヒヤシンスSでは9着とカフェファラオに完敗したが、ひと夏を越してさらに成長しており、カフェファラオと同じハンデ54キロなら、中央に戻っても再び先着する可能性は十分にある。

 ミツバ(栗東・加用正厩舎、牡8歳)は今回のメンバーではテーオーヘリオスと並び最年長で、実績も経験も一枚上だ。昨年1月の交流GI川崎記念を勝ってから、馬券圏内からも遠ざかっているが、GIIIのここならば好走していい。課題はトップハンデ58キロの克服か。

 グレートタイム(栗東・藤原英昭厩舎、牡5歳)は叔父に交流GI東京大賞典などダート重賞を4勝したローマンレジェンドがいる血統で、大成が期待される。古馬になってからは初めての重賞だが、一昨年のジャパンダートダービーで3着の実績があり、ハンデ55キロも手頃。一気に初タイトルを獲得する可能性も十分にある。

 キメラヴェリテ(栗東・中竹和也厩舎、牡3歳)は鳴尾記念15着からの巻き返しを図る。近3走は芝を使われているが、昨年の交流GIII北海道2歳優駿を勝っているようにダートで活躍していた馬。ハンデ53キロなら侮れない。

 連勝中のダノンスプレンダー(栗東・安田隆行厩舎、牡4歳)は安定した戦績を残しており、確実に差してくる脚が魅力的だ。重賞初挑戦になるが、即通用するだけのポテンシャルは秘めている。初めてのオープンでハンデ55キロに対応できればチャンスはある。

 アルドーレ(栗東・昆貢厩舎、牡5歳)は前走の阿蘇Sでオープン初勝利を収めた。小回りコースも難なくこなし、直線でしっかり脚を使って差し切った。3月のマーチSは12着だったが、当時よりも力をつけている印象で、ハンデ56キロを克服できれば勝機はありそうだ。

 そのアルドーレに3/4馬身差で2着だったのがメイショウワザシ(栗東・南井克巳厩舎、牡5歳)=56キロ。昨年のこのレースは3着に逃げ粘った。今回は中京コースに舞台が替わるが、昨年と同様のローテーションで前進なるか。

 BSN賞5着のエイコーン(栗東・吉田直弘厩舎、牡5歳)=55キロ=は、一昨年の東京大賞典で5着に入った実績がある。昨年は休養を余儀なくされ、復帰した今年も思うような成績が残せていないが、1900メートルへの距離延長で巻き返してくる可能性はある。



シリウスSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【シリウスステークス】特別登録馬 2020年9月27日() 17:30

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ミツバの関連コラム

閲覧 1,301ビュー コメント 0 ナイス 3

 海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。このレースはJpnI・JBCクラシックへ向け、上半期のダートグレードで賞金を加算しきれなかった馬が出走することが多い。

 とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、最有力は前走で同年の平安Sに出走していた馬だ。平安S組は大敗していたとしても、過去半年以内にダートグレードで連対実績があれば通用している。平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降の、平安S出走馬のこのレースでの成績は【5・1・1・1】。

 1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ、2021年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー。唯一の4着以下は2022年のケイアイパープルで4着だが、同馬は3着馬とハナ差だっただけに、有効なデータと言える。

 さらに同年の東京ダ2100m戦、ブリリアントSかスレイプニルSで4着以内の馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・4・2・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング、2021年のバンクオブクラウズ、2022年のテリオスベル。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク、2019年のテルペリオン

 唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、同馬は前走のブリリアントSを休養明けで2着と好走した後の一戦だった。2018年に1番人気に支持されながらも3着に敗れフェニックスマークも前走のブリリアントSを休養明けで1着と好走した後の一戦だっただけに、前走が休養明けでプリリアントSかスレイプニルSに出走し、そこで連対した馬は評価を下げたい。

 ちなみに同年のブリリアントSとスレイプニルSに出走し、ともに連対していた馬のスレイプニルSが創設された2019年以降の成績は【1・1・0・0】。1着の該当馬はマスターフェンサー、2着の該当馬は2021年のバンクオブクラウズで、このパターンはより本命馬として信頼できる。

 最後に穴パターンを紹介しよう。このレースの過去10年で4番人気以下で3着以内に好走した中央馬は、2013年のソリタリーキング(4番人気/1着)、2014年のシビルウォー(6番人気/3着)、2015年のユーロビート(6番人気/1着)、2021年のマスターフェンサー(4番人気/1着)の4頭には、近3走以内のダートグレードで3着以内かつ、前走でグレードレースに出走し、1.2秒差以上大敗している共通点があった。

 このように実績馬が前走のダートグレードで大敗から巻き返している一方で、2018年のヨシオ(4番人気/2着)、2019年のノーブルサターン(4番人気/2着)など、上がり馬も穴を開けている。前記2頭は近2走のJRAのオープン&リステッドで3着以内の実績があることが共通点。ブリリアントSやスレイプニルSの上位馬が上位人気に支持されるのとは対照的に人気にならないので、前記に該当する馬が出走していた場合には警戒したい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去半年以内にダートグレードで連対していることが条件)
 ・同年のブリリアントSかスレイプニルSで4着以内の馬。
  (両レースとも出走し、ともに連対ならさらに有力)
 
 ●穴馬候補
 ・前走でグレードレースに出走し、1.2秒差以上で敗れた馬。
  (近3走以内にダートグレードで3着以内の実績が条件)
 ・近2走以内にJRAのオープン&リステッドで3着以内の実績がある馬。


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2022年7月17日() 10:20 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2022~
閲覧 1,680ビュー コメント 0 ナイス 3

 海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。今年はJpnI・JBCクラシックと同じ舞台で行われるため、好メンバーが集うことが予想されるが、例年は上半期のダートグレードで賞金を加算しきれなかった馬や、上がり馬がRoad to JBCを目指して出走してくることが多い。

 とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、最有力候補を紹介すると、前走の平安Sに出走していた馬だ。平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降の、前走平安S出走馬の成績は【5・1・1・1】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ、2021年のマスターフェンサー。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー

 唯一の4着以下は2020年のヒストリーメイカー(4着)だが、3着以内馬は過去1年以内にダートグレードで連対実績があるのに対し、同馬はそれに該当しなかった。過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、前走平安Sに出走していた馬ならば、本命視できるだろう。2021年のこのレースの覇者マスターフェンサーのように、前走の平安Sで11着に大敗していた馬でも過去1年以内のダートグレードで連対実績があれば巻き返している。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬だ。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【3・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング、2021年のバンクオブクラウズ。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、基本的には信頼できる。

 また、2019年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同じ東京ダ2100mのリステッド競走、スレイプニルSが創設され、そこで4着以内だった馬も活躍している。それらの過去3年の成績は【1・1・1・0】である。1着の該当馬は2020年の優勝馬マスターフェンサー、2着の該当馬はバンクオブクラウズ、3着の該当馬は2019年のテルペリオン。ブリリアントS→スレイプニルSと両レースに出走している場合も多いが、データー上はどちらかに出走して4着以内ならオーケーとしたい。

 最後に穴パターンを紹介しよう。このレースの過去10年で4番人気以下で3着以内に好走した2013年のソリタリーキング(4番人気/1着)、2014年のシビルウォー(6番人気/3着)、2015年のユーロビート(6番人気/1着)、2021年のマスターフェンサー(4番人気/1着)の4頭には、近3走以内のダートグレードで3着以内かつ、前走でダートグレードに出走し、1.2秒差以上大敗している共通項があった。

 このように実績馬が前走のダートグレードで大敗から巻き返している一方で、2018年のヨシオ(4番人気/2着)、2019年のノーブルサターン(4番人気/2着)など、上がり馬も穴を開けている。前記2頭は近2走のJRAのオープンで3着以内の実績があることが共通項。ブリリアントSやスレイプニルSの上位馬が上位人気に支持されるのとは対照的に人気にならないので、前記に該当する馬が出走していた場合には警戒したい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去1年以内にダートグレードで連対していることが条件)
 ・同年のブリリアントSかスレイプニルSで4着以内の馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前走でダートグレードに出走し、1.2秒差以上大敗した馬。
  (近3走以内にダートグレードで3着以内の実績が条件)
 ・近2走以内にJRAのオープンで3着以内の実績がある馬。

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2022年3月22日(火) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~ダイオライト記念2022~
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 ダートグレードでは名古屋グランプリに次ぐ、長距離2400mで行われるダイオライト記念は、主に川崎記念の上位馬やフェブラリーSでは距離不足の実績馬が集う。また、地方で行われるダートグレードは、人気サイドで決着することがほとんどだが、ダイオライト記念は、昨年のマスターフェンサーを始め、過去10年で1番人気が4度も馬券圏外に敗れており、荒れやすい傾向だ。

 これまでにどのような馬が1番人気、それも単勝オッズ1.0秒台クラスの1番人気に支持され、人気を裏切ってきたのか? 傾向はいたってワンパターン。過去10年で1番人気で敗れたのは、2012年のワンダーアキュート、2014年のムスカテール、2015年のサミットストーン、2022年のマスターフェンサーの4頭。このうちマスターフェンサーを除く3着が、前走のG1・川崎記念フェブラリーSで2着、3着と好走していた共通項があった。

 2012年には3連単13万5060円の特大万馬券が飛び出したこともあったが、これも前走のフェブラリーSで3着だった1番人気馬ワンダーアキュートと前走の川崎記念で3着馬だったフリーオーソともに馬券圏外に敗れただけのこと。ダイオライト記念はGⅡでも前走のGⅠ・川崎記念フェブラリーSを大目標として結果を出し、余力のない状態で通用するほど、相手が楽ではないということだろう。2番人気ではあったが、2019年の川崎記念の覇者ミツバもこのレースで4着に敗れている。

 しかし、これまでの実績なくして通用しないのも競馬。過去1年以内にダ2000m以上のGⅠで連対実績があった馬で、前走の川崎記念フェブラリーSで3着以内だった馬を除けば、過去10年で【4・0・0・0】と勝率100%を誇る。該当馬は、2014年のニホンピロアワーズ、2015年のクリソライト、2018年のケイティブレイブだ。遡れば、2011年のスマートファルコンもそれに該当する。

 さらに前年の名古屋グランプリ3着以内馬も有力。名古屋グランプリからの直行馬ではないこと、前走でダートグレードに出走していることが条件で、過去10年のこのレースでの成績は、【3・1・0・1】。1着の該当馬は、2013年のオースミイチバン、2019年のチュウワウィザード、2020年のアナザートゥルース。2着の該当馬は、2014年のトウショウフリーク。唯一の4着以下は、2019年のミツバ。この年は前記のチュウワウィザードが出走していた影響もあるが、同馬のみが前走でGⅠ(川崎記念)を優勝していた。

 名古屋グランプリ3着以内馬から直行だった2015年のシビルウォー、2021年のマスターフェンサーはともに5着に敗れている。また、前走でオープン特別に出走していた2013年のクラシカルノヴァ、2014年はナイスミーチューもともに4着に敗れているので、ご注意を!!


 穴馬はやはり、地方馬の一発。このレースは過去10年で、地方馬が6頭も3着以内に好走している。該当馬は、2012年のトーセンルーチェ(3着)、2014年のサミットストーン(2着)、2016年のユーロビート(3着)、2017年のユーロビート(2着)、ウマノジョー(3着)、2020年のサウンドトゥルー(3着)。

 では、それらの共通項はというと、過去半年以内に地元のダ2100m以上の重賞で3着以内の実績があることだ。特に2016年以降に地方馬が3度も馬券に絡んでいるのは、2015年より毎年2月に行われる大井の金盃が距離2600mで行われるようになったことが大きく、2015年以降に3着以内に好走している馬は、全て金盃で連対している共通項がある。2014年まではダイオライト記念の直前で長距離重賞が用意されていなかったが、金盃が長距離で行われるようになったことで、以前よりも地方馬が活躍しやすくなったのは間違いない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内のダ2000m以上のGⅠで連対実績がある馬。
  (前走の川崎記念フェブラリーSで3着以内だった馬を除く)
 ・前年の名古屋グランプリ3着以内馬。
  (名古屋グランプリからの直行馬と前走でダートグレード以外に出走していた馬を除く)

 ●穴馬候補
 ・半年以内にダ2100m以上の重賞で3着以内の実績がある地方馬。
  (特に、大井の金盃の連対馬が活躍)

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2021年7月19日(月) 21:18 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2021~
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 海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。夏場は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いものため、このレースは上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多い。また、昨年のこのレースの覇者、マスターフェンサーは交流重賞初出走だったように、JRAのオープン馬が新規参戦してくることもけっこうある。

 とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、意外と同年の帝王賞に出走し、そこで上位だった馬の取りこぼしが見受けられる。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度があるが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは稀なこと。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともあるが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいだろう。

 では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬だ。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・1】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー

 唯一の4着以下は2020年のヒストリーメイカー(4着)だが、3着以内馬は過去1年以内にダートグレードで連対実績があるのに対し、同馬はそれに該当しなかった。過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、前走で平安Sに出走していた馬ならば、本命視できるだろう。2015年の2着馬ソリタリーキングのように、平安Sで9着に敗れた馬でも過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば巻き返している。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、基本的に信頼してもいいだろう。

 また、一昨年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同じ東京ダ2100mのリステッド競走、スレイプニルSが創設されている。今後はブリリアントSと同様に、有力になってくるはず。実際に2019年のこのレースの3着馬テルペリオンは、スレイプニルSの勝ち馬だし、2020年の優勝馬マスターフェンサーも、ブリリアントS、スレイプニルSを連戦し、ともに2着だった。

 逆に穴パターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多い。2011年メイショウタメトモ、2012年グランドシチー、2013年シビルウォーは、3ヵ月以上の休養明けでこのレースを連対した馬だ。遡れば2008年の優勝馬サカラートもそれに該当する。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2015年トウショウフリーク、2016年のマイネルバイカ、遡って2009年サカラートが活躍を見せている、過去にGⅠやGⅡで連対か、GⅢ勝ちの実績がある馬は、馬券に加えることをお勧めする。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・同年のブリリアントS、スレイプニルSで4着以内だった馬。
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
  (過去にGI、GⅡで連対かGⅢ勝ちの実績があることが条件)

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2020年12月9日(水) 13:56 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋グランプリ2020~
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 名古屋グランプリは、芝よりも持久力が必要なダートレースで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦。ダートグレード最長距離のこのレースは、2016年、2017年は地元のカツゲキキトキトが2007年のチャンストウライ以来の3着入線を果たし、レースを盛り上げてくれたものの、ほぼ中央勢の独壇場。地方馬の連対は13年前のレッドストーンまで遡らなくてはならない。

 最長距離のレースだけに、長距離適性がとても重要。過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬が最有力。過去10年の成績は【4・2・1・0】で、1着の該当馬は、2013年のシビルウォー、2015年、2016年のアムールブリエ、2019年のデルマルーヴル。2着の該当馬は、2016年のケイティブレイブ、3着の該当馬は、2018年のグリム。昨年のデルマルーヴルのように、近走は善戦止まりでも、長距離戦のここで優勝するパターンも少なくない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典路線を表路線とするならば、白山大賞典浦和記念名古屋グランプリは裏路線。よって、白山大賞典浦和記念を経由した馬が多く出走して来る。GⅡの浦和記念組が有力だが、それ以上に表路線の脱落組の活躍が目立つ。表路線の脱落組というのは、前走チャンピオンズカップで凡退して、東京大賞典への出走権が得られずに、ここへ出走してくる馬たちだ。

 同年のチャンピオンズカップ(旧ジャパンCダート)に出走していた馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・4・1・1】。1着の該当馬は、2011年のニホンピロアワーズ、2018年のメイショウスミトモ。2着の該当馬は、2010年のマカニビスティー、2014年、2015年のニホンピロアワーズ、2018年のミツバ。3着の該当馬は、2013年のナイスミーチュー。唯一の4着以下は、2018年のセンチュリオン(4着)。遡れば2009年もチャンピオンズカップマコトスパルビエロワンダースピードが、ワン、ツーを決めている。

 しかし、センチュリオンチャンピオンズカップで1.6秒差(12着)と大敗していた馬。あまりに負け過ぎていると巻き返せないが、そうでなければ連下として信頼できる。また、マカニビスティー以外の馬には、ダ2000m以上のグレードレースで連対実績があったのもポイント。ちなみにマカニビスティーは同年の東京ダービー馬だったが、競馬法の問題で同年のジャパンCに出走できずに未経験だった。前走チャンピオンズカップ凡退馬は、2000m以上のダートグレードで連対実績があれば、より信頼できるでしょう。

 次いで有力なのは、同年の浦和記念で連対した馬。浦和記念で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・1・3・1】。1着の該当馬は、2012年のエーシンモアオバー、2013年のシビルウォー。2着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のグリム、2019年のアナザートゥルース。唯一の4着以下は、2014年のランフォルセで4着だった。特に、近年は同年の浦和記念の連対馬の活躍が目立つレースけに、それらも信用に足るだろう。

 他では前走の浦和記念で逃げた馬。その成績は、過去10年で【2・1・0・0】だ。該当馬は、全てエーシンモアオバーだが、浦和記念は例年ハイペースになるだけに、そこで逃げた馬を、長距離戦でペースに緩みが生じるこの舞台で狙うというのは有効策のはず。

 さらに2013年に前走のJRAオープンのBSN賞を逃げて1着のトウショウフリークがこのレースで5番人気で2着、遡れば2006年に前走の東海菊花賞で逃げて2着のレッドストーンがこのレースで6番人気で優勝と、とにかく人気薄での好走が目立つのは、前走でも逃げて、今回でも逃げることに成功した馬たちだ。前走がダートグレードでない場合は人気にならないので、穴馬候補としてお勧めしたい。

 また、勝ち切るまでは難しいにせよ、同年の東海菊花賞の連対馬が穴を開けている。2016年、2017年のこのレースで3着だったカツゲキキトキトも、2007年に5番人気で2着入線したチャンストウライも、11年前に優勝したレッドストーンも同年の東海菊花賞の連対馬だ。東海菊花賞は地方馬に用意された名古屋グランプリの前哨戦。地方馬は東海菊花賞組しか通用していないので、人気がないようであれば、ヒモ穴に加えても損はない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内、近5走でダ2000m以上のグレードレースを2度以上、連対している馬。
 ・同年のチャンピオンズカップに出走していた馬。
  ※前走着差1.6秒差以内が条件で2000m以上のダートグレード勝ちの実績があれば理想
 ・同年の浦和記念の連対馬
 ・同年の浦和記念で逃げた馬。

 ●穴馬候補
 ・前走、格下のレースで逃げて、今回も逃げられる馬。
 ・同年の東海菊花賞の連対馬。

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2020年7月20日(月) 14:48 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2020~
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 海の日の前後に恒例となった、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。このレースは、実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多いです。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースもけっこうあります。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬です。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・0】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオーです。

 また、前走で平安Sに出走していた馬は、2015年の2着馬ソリタリーキングのように、2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、どの馬にも過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば、本命視できるでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【1・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。遡れば2007年のこのレースで9馬身差の圧勝を飾ったシャーベットトーンも、2009年の勝ち馬マコトスパルビエロもプリリアントSの連対馬でした。

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が不在ならば信頼度が上がります。

 また、昨年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同条件(東京ダ2100m)のスレイプニルSが創設されました。今後はブリリアントSと同様に、有力になってくるでしょう。実際に昨年はこのブリリアントSの勝ち馬テルペリオンが3着を死守しました。

 逆によく穴を開けるのは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、ダートのG1やG2で連対か、G3勝ちの実績がある3ヵ月以上の休養明けの馬です。2011年・メイショウタメトモ(2着)、2012年・グランドシチー(2着)、2013年・シビルウォー(2着)、2019年・グリム(1着)がそれに該当。遡れば2008年の優勝馬サカラ―トも前記に該当していました。

 特に3着馬は休養明けのダートグレードの連対馬が多く、5番人気以下では2016年のマイネルバイカ、2015年トウショウフリーク、遡れば2009年のサカラ―トも前記に該当。過去にG1やG2で連対か、G3勝ちの実績がある馬は、配当次第で積極的に狙いましょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば理想)
 ・同年のブリリアントS、スレイプニルSで4着以内の馬。
  (G1馬不在の年限定)
  
 
 ●穴馬候補
 ・ダートのG1、G2で連対かG3勝ちのある、3ヵ月以上の休養明けの馬。

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ミツバの口コミ


口コミ一覧
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名古屋グランプリ


12月10日 木曜日 名古屋競馬場

ダート2500M JpnⅡ 3歳以上 右回り


過去10年
ミスタープロスペクター系    5-3-5
サンデーサイレンス系      3-5-4
ノーザンダンサー系       1-2-0
ナスルーラ系          1-0-0
ヘイルトゥリーズン系      0-0-1

ミスタープロスペクター系かサンデーサイレンス系かというところ

出走馬の個人的な評価

マスターフェンサー
(地方重賞連勝で成績も安定しているのでここでも崩れないと思うが、距離延長でどうかはわかりません、キャラ的に反応が鈍い馬なので長距離向きとは言えるが)

サクラアリュール
(前走は最強レベルなので着外は仕方ないか、今回大幅に相手弱化と思うし、武豊騎手になるので信頼度も上がる、距離延長は分かりません)

ロードゴラッソ
(ここ2戦3着で安定はしている。小回り向きとは思えないが距離が長い分何とかなるし名古屋コースで距離は違えど、重賞勝っているので)

ミツバ
(ずっと成績良くないので距離延長で何とかならないか?集中が続けば能力はあるはずなので)

ダイシンインディー
(成績が良くなってないので交流重賞と距離延長で変わり身期待かなと、いろいろ工夫はしているのでそれが功を奏せば激走もあるのかな)

サウンドトゥルー
(距離延長で期待出来る馬と思う。小回りも問題ないのであとは輸送ぐらいかなと、)

キーグラウンド
(前走は勝利しているが1100M距離延長でしんどい相手強化ですから)

 ターフィーTD 2020年10月3日() 07:56
タフィスポ(10月3日号)
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10月3日(土)中山・中京

中京11RシリウスS
◎15.カフェファラオ  22
・6.メイショウワザシ  20.5
・4.アルドーレ  20
・12.テーオーヘリオス (20)
・16.ミツバ (20)
・1.ダイシンインディー  19.5
・3.エイコーン (19.5)

【勝負馬券】
(カッコ内は前週までの年間回収率)
単勝◎=1点(79%)

以上

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 回収率予報官 2020年10月3日() 00:16
【回収率予報】買ってはいけない 2020-10-03(土)[G3]シリウスS
閲覧 314ビュー コメント 0 ナイス 10

こんばんは。回収率予報官です。
「買ってはいけない」をお知らせします。
予測回収率が低い馬ですので、馬券購入の際には避けることをおすすめします。

「予想コロシアム」には全レース(新馬、障害除く)の全出走馬の予測回収率があります。

こちらに回収率予報の説明がありますので、ぜひご覧ください。
https://note.com/hrrf

《メインレース》

■中京11R ダート1900m 3歳上オープン 15:35 [G3]シリウスステークス
 *1 60% ・ 32.4倍(10) ダイシンインディー
 *5 60% ・ 112.8倍(14) ランスオブプラーナ
 *7 50% ・ 31.5倍(8) エムオーグリッタ
 12 50% ・ 130.7倍(15) テーオーヘリオス
 16 60% ・ 75.7倍(12) ミツバ

■中山11R 芝1600m 3歳上3勝クラス 15:45 秋風ステークス
 *1 50% ・ 27.7倍(12) ウィンドライジズ
 *7 50% ・ 11.0倍(5) インターミッション

《単勝オッズ6.0以下で予測回収率60%以下》

中京 10R 11 60% ◎ 1.9倍(1) ショウリュウイクゾ

表は左から、レース、馬番、予測回収率、印、単勝オッズ、人気順、馬名、です。
◎印は回収率とは関係なく、1着の確率が最も高いと思われる馬です。
オッズはデータ作成時点のものです。

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コメント一覧
1:
  ゴルゴ13Α   フォロワー:19人 2019年1月31日(木) 11:35:20
川崎記念はぶっちぎりでしたね。おめでとう。

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2020年10月3日シリウスステークス G311着
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2020年10月3日 シリウスステークス G3 11着
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