2023年5月7日()チャーチルダウンズ競馬場 ダート2000m

レース結果 ~ケンタッキーダービー 2023~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 8 8    メイジ 牡3 57.0 J.カステリャーノ G.デルガド 7.2 4
2 3 3    トゥーフィルズ 牡3 57.0 J.ラブベリー L.リベリ 23.5 9
3 14 14    エンジェルオブエンパイア 牡3 57.0 F.プラ B.コックス 4.4 1
4 11 11    ディスアーム 牡3 57.0 J.ロザリオ S.アスムッセン 51.2 14
5 1 1    ヒットショー 牡3 57.0 M.フランコ B.コックス 40.0 11
6 17 17    デルマソトガケ 牡3 57.0 C.ルメール 音無秀孝 6.1 3
7 5 5    タピットトライス 牡3 57.0 L.サエス T.プレッチャー 5.4 2
8 16 16    レイズケイン 牡3 57.0 G.コラレス B.コールブルック 107.4 18
9 18 18    ロケットキャン 牡3 57.0 J.アルバラード W.モット 40.0 11
10 4 4    コンフィデンスゲーム 牡3 57.0 J.グラハム K.デザーモ 30.8 10
11 13 13    サンサンダー 牡3 57.0 B.ヘルナンデスJr. K.マクピーク 90.6 16
12 22 22    マンダリンヒーロー 牡3 57.0 木村和士 藤田輝信 11.9 6
13 7 7    リインカーネイト 牡3 57.0 J.ヴェラスケス T.ヤクティーン 17.2 8
14 6 6    キングズバーンズ 牡3 57.0 J.オルティス T.プレッチャー 8.6 5
15 23 23    キングラッセル 牡3 57.0 R.ベハラーノ R.モケット 60.3 15
16 2 2    ヴェリファイング 牡3 57.0 T.ガファリオン B.コックス 15.0 7
17 12 12    ジェイシズロード 牡3 57.0 F.ジェルー B.コックス 94.7 17
18 21 21    サイクロンミスチーフ 牡3 57.0 I.オルティスJr. D.ローマンズ 47.8 13
取消 20 20    コンティノアール 牡3 57.0 坂井瑠星 矢作芳人
取消 10 10    プラクティカルムーブ 牡3 57.0 R.ヴァスケス T.ヤクティーン
取消 19 19    ロードマイルズ 牡3 57.0 P.ロペス S.ジョセフJr.
取消 9 9    スキナー 牡3 57.0 J.ヘルナンデス J.シレフス
取消 15 15    フォルテ 牡3 57.0 I.オルティスJr. T.プレッチャー

■払戻金

単勝8 720円
複勝8 240円
3 540円
14 170円
馬連3-8 8,440円
ワイド3-8 2,230円
8-14 630円
3-14 1,800円
馬単8-3 14,970円
3連複3-8-14 11,500円
3連単8-3-14 83,510円

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※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~ケンタッキーダービー 2023~

JRAは10日、日本時間7日に行われた米GⅠケンタッキーダービーで鞭の使用回数制限を超過し、ケンタッキー州競馬委員会決裁委員から5月11日の騎乗停止処分を受けたクリストフ・ルメール騎手(43)=栗・フリー=に対し、日本中央競馬会競馬施行規定に基づき、同委員会の処分と同一日(5月11日)の騎乗を停止すると発表した。

【ケンタッキーダービー】米国馬メイジがV デルマソトガケは6着、大井のマンダリンヒーローは12着05月08日(月) 06:50

【ルイビル(米ケンタッキー州)6日(日本時間7日)】第149回ケンタッキーダービー(3歳、GI、ダ・左2000メートル)がチャーチルダウンズ競馬場で18頭で争われ、J・カスティリャーノ騎乗の4番人気メイジ(米=G・デルガド、牡3)が、中団を外から追い上げて差し切った。2着に9番人気のトゥーフィルズが入り、1番人気エンジェルオブエンパイアは3着だった。

日本から参戦したデルマソトガケ(栗・音無、牡3)はスタートがひと息。中団からポジションを上げたが、最後は伸びきれず6着だった。大井競馬所属で挑戦したマンダリンヒーロー(大井・藤田輝、牡3)は中団から伸びきれず12着に敗れた。

◆C・ルメール騎手(デルマソトガケ6着)「スタートはそんなに早くなかったですが、ポジションを徐々に上げて、3、4コーナーではいいポジションを取れました。手応えも良かったので、もっと走れると思いましたが、ジリジリとしか伸びませんでした」

◆音無師(同)「ゲートが開いた瞬間が全て。あの位置から巻き返すことは無理でした」

◆木村和士騎手(マンダリンヒーロー12着)「馬も人もすごくいい経験になった。特に地方からの挑戦で、こうやって(ケンタッキー)ダービーに参戦することができたので、すごく誇りに思います」

◆藤田輝師(同)「顔がドロドロになりながらも、最後まで頑張ってくれたので、感謝しかない。この後は帰国して様子を見ながらですが、ジャパンダートダービーを目指していきたい」



ケンタッキーダービーの国内売り上げ…国内馬券発売が実施されたケンタッキーダービーの売り上げは9億2689万2600円だった。




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【ケンタッキーダービー】米国馬メイジがV デルマソトガケは6着05月07日() 12:10

5月6日(日本時間7日)にアメリカ・ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場・第12レースで行われた「第149回ケンタッキーダービー」(3歳、GI、ダート・左2000メートル、定量、18頭立て、1着賞金186万米ドル=約2億5296万円)は、ハビエル・カステリャーノ騎手とコンビを組んだメイジ(牡、アメリカ=グスタホ・デルガド厩舎)が中団の後ろから長くいい脚を使って差し切り、デビュー4戦目で米国3歳の頂点に立った。勝ちタイムは2分1秒57(良)。日本から挑戦したデルマソトガケ(栗東・音無秀孝厩舎)はスタートが今ひとつだったものの道中で徐々に位置取りを上げて6着、大井競馬から挑戦した渡米2戦目のマンダリンヒーロー(大井・藤田輝信厩舎)は12着に終わった。

レースはヴェリファイングの逃げで幕を開け、デルマソトガケは今ひとつのスタート。キングズバーンズが2番手につけ、リインカーネイト、トゥーフィルズ、コンフィデンスゲームなどが続く。マンダリンヒーローは10番手あたりを追走し、デルマソトガケもその直後からレースを進めた。よどみない流れでラップが刻まれ、3コーナーではキングスバーンズが外から先手を奪うと、さらに4コーナー手前ではトゥーフィルズがこれを内からかわして先頭に立って直線へ。デルマソトガケも押して4コーナーでは6番手あたりまで進出するが、その後ろから外を回って勢い良く押し上げてきたのがメイジ。直線半ばからは先に抜け出したトゥーフィルズとの争いに持ち込み、きっちりと差し切って栄えあるダービー馬の称号を手に入れた。デルガド調教師、カステリャーノ騎手というベネズエラ出身のタッグは、ともにうれしいケンタッキーダービー初勝利。トゥーフィルズがそのまま2着に粘り、最後鋭く追い込んだエンジェルオブエンパイアは猛追及ばず3着だった。

クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだデルマソトガケは道中でスムーズに追い上げたものの、スタートの遅れが響いたのか最後に伸び切れず6着。前走(サンタアニタダービー2着)に続いてカナダ2年連続リーディングの木村和士騎手を鞍上に迎えて臨んだマンダリンヒーローは、スタートこそ良かったものの中団追走から伸びを欠いて12着に終わった。

ケンタッキーダービーを勝ったメイジは、父Good Magic、母Puca、母の父Big Brownという血統の米国ケンタッキー州産馬。通算成績は4戦2勝。GI初勝利。ケンタッキーダービーはグスタホ・デルガド調教師、ハビエル・カステリャーノ騎手ともに初勝利。

◆C・ルメール騎手(デルマソトガケ6着)「スタートはそんなに早くなかったですが、ポジションを徐々に上げて、3、4コーナーではいいポジションを取れました。手応えも良かったので、もっと走れると思いましたが、ジリジリとしか伸びませんでした。最後までよく頑張って走ってくれました」

音無秀孝調教師(同)「ゲートが開いた瞬間が全てですね。作戦は前での競馬でしたが、それが全くできない状況に陥り、あの位置から巻き返すことは無理でした」

ケンタッキーダービー アメリカ3冠レースの初戦に位置付けられるが、注目度と盛り上がりは断然のナンバーワン。優勝馬にバラのレイがかけられることにちなんで〝Run for Rose〟といわれる。また、オフィシャルドリンクとして定着しているミントジュレップ(バーボンベース)や、入場時に演奏されるケンタッキー州歌(My Old Kentucky Home)などが名物。過去の勝ち馬にはセクレタリアト、アファームド、サンデーサイレンスやフサイチペガサスといった名馬がいる。

◆日本調教馬の挑戦…これまでケンタッキーダービーに挑んだ日本馬は、1995年スキーキャプテン(14着)の初挑戦に始まり、2016年ラニ(9着)、19年マスターフェンサー(6着)、22年クラウンプライド(13着)の4頭。日本馬2頭が同時に出走したのは初めてだったが、またも厚い壁に跳ね返された。

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【ケンタッキーダービー】最有力候補フォルテが出走取消05月06日() 23:09

日本時間7日朝に行われる国内馬券発売レースのケンタッキーダービー(米チャーチルダウンズ、GⅠ、ダ2000メートル、発走午前7時57分)で最有力候補とみられていたフォルテ(米=T・プレッチャー、牡3)が6日、出走を取り消した。同馬は昨年GⅠ3連勝でBCジュベナイルを制し、今年に入ってからも連勝を伸ばして前哨戦の一つフロリダダービーを快勝していた。フォルテに騎乗予定だったI・オルティスJr.騎手は、鞍上未定だったサイクロンミスチーフ(米=D・ローマンズ、牡3)とコンビを組む。レースは18頭立てとなっており、日本から参戦するデルマソトガケ(栗・音無、牡3)、マンダリンヒーロー(大井・藤田輝、牡3)にとってはチャンスが広がったといえそうだ。

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【ケンタッキーダービー】マンダリンヒーローの藤田師が喜びのコメント「ホースマンとして目指す大きな舞台」05月05日(金) 13:53

出走馬が発表された後に回避馬が相次ぎ、補欠2番手から繰り上がり出走が可能となったマンダリンヒーロー(大井・藤田輝信厩舎、牡3歳)。サンタアニタダービーでハナ差2着と好走したものの、結果的にこのハナ差が響いて補欠の身に甘んじていたが、直前になって続々と回避馬が出たことで夢舞台の出走馬に名を連ねた。

藤田調教師は「待ったかいがありましたね。ホースマンとして目指す大きな舞台だし、貴重なひと枠に入ることができて、信じられないほどの喜びを感じています。馬は順調に来ているので、あとは自分の競馬をして上位を目指したいと思います。応援よろしくお願いします」とコメント。大井競馬から乗り込んだ果敢なチャレンジャーに、千載一遇のビッグチャンスが訪れている。

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【ケンタッキーダービー】デルマソトガケがチャーチルダウンズ競馬場で調整 音無師「良い雰囲気」05月05日(金) 12:01

6日(日本時間7日午前7時57分発走予定)にチャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービー(米GⅠ、ダ2000メートル)に出走するデルマソトガケ(栗・音無、牡3)は4日、同競馬場のダートコースをキャンターで1周半。音無調教師は「流す程度の調整を行いました。引き続き良い雰囲気です」とコメント。また、瀬川助手は「(現地時間の)火曜日に追い切ったことで気持ちが乗っていることを、跨って確認できました。競馬に向け、とても良い状態で臨めると思います」と話した。

同レースは国内で馬券発売が行われる。

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【ケンタッキーダービー】コンティノアールが出走を取り消し 矢作師「大変残念でなりません」05月05日(金) 10:00

ケンタッキーダービー(日本時間7日、チャーチルダウンズ、米GⅠ、ダ2000メートル)に出走予定だったコンティノアール(栗・矢作、牡3)が、出走を取り消すことになった。5日、管理する矢作調教師が明らかにした。

矢作調教師は「コンティノアールはアメリカ到着後、疲れから左後肢の歩様が乱れ、その後は回復に努めてきましたが、現状ではこの馬本来のパフォーマンスを発揮することはできないと判断し、オーナーのご理解を得て出走取消の願出をしました。コンティノアールの将来を第一に考え、日本での馬券発売レースであることなど様々な状況を勘案し、断腸の思いで決断しました。アメリカ最大の競馬の祭典であるケンタッキーダービーに良い状態で出走すべく、スタッフ一同頑張ってきましたが、大変残念でなりません。またいつの日か、この場に戻って来られることを心から強く願っています。ここまで支援してくれたチャーチルダウンズ競馬場をはじめとする関係各位に深く感謝するとともに、復帰後はまたコンティノアールの応援をよろしくお願い致します」とコメントした。

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【ケンタッキーダービー】マンダリンヒーロー出走可能に!木村和士騎手と再コンビ05月05日(金) 08:41

ケンタッキーダービー(日本時間7日、チャーチルダウンズ、GI、ダート2000メートル)に出走の意思を持ちながら補欠2番手だったマンダリンヒーロー(大井・藤田輝信厩舎)が、レース2日前にして出走できることになった。

前走のサンタアニタダービーでハナ差先着を許したプラクティカルムーブが熱発で回避。さらにロードマイルズは、同馬のジョセフ調教師が管理する馬に事故が相次いだことから、安全面を考慮して全てのレースで同調教師の管理馬が出走できなくなり、その影響で出走取消に。結果、マンダリンヒーローは補欠2番手から奇跡的に夢舞台へ滑り込むことができた。

サンタアニタダービーで騎乗した木村和士騎手は、拠点にしているカナダ・ウッドバインで前日まで騎乗し、その後、チャーチルダウンズに移動して再コンビを結成する。

これにより、今年のケンタッキーにはデルマソトガケコンティノアールと合わせて3頭の日本馬が参戦することになった。

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【ケンタッキーダービー2023】日本馬の近況(5月3日(水曜))05月04日(木) 15:34

現地時間5月6日(土曜)にアメリカ合衆国のチャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービー(G1)に出走予定の日本馬の調教状況および関係者コメントは以下の通り。

コンティノアール
●本日(現地時間5月3日(水曜))の調教状況
チャーチルダウンズ競馬場 フラットワーク
坂井 瑠星騎手 騎乗
●矢作 芳人調教師のコメント
フラットワークをポケットで約30分間、入念に行いました。少しずつではありますが、日に日に状態は回復しています。明日は馬場に出る予定です。

デルマソトガケ
●本日(現地時間5月3日(水曜))の調教状況
チャーチルダウンズ競馬場 曳き運動のみ
瀬川 将俊調教助手 騎乗
●瀬川 将俊調教助手のコメント
曳き運動を60分行いました。追い切り後も歩様に問題はなく、落ち着きがあり、今までの追い切り後と変わらない雰囲気で過ごしています。あとはリラックスして競馬を迎えられればと思います。

(JRA発表)

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ケンタッキーダービー出走のコンティノアールはフラットワークを消化 矢作師「あすは馬場に出る予定」05月04日(木) 12:54

6日(日本時間7日午前7時57分発走予定)にチャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービー(米GⅠ、ダ2000メートル)に出走するコンティノアール(栗・矢作、牡3)は3日、同競馬場で坂井騎手が騎乗してフラットワークを消化。矢作調教師は「フラットワークをポケットで約30分間、入念に行いました。少しずつではありますが、日に日に状態は回復しています。あすは馬場に出る予定です」とコメント。

また、デルマソトガケ(栗・音無、牡3)は、60分の引き運動。瀬川助手は「追い切り後も歩様に問題はなく、落ち着きがあり、今までの追い切り後と変わらない雰囲気で過ごしています。あとはリラックスして競馬を迎えられればと思います」と話した。

同レースは国内で馬券発売が行われる。

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過去10年の結果 ~ケンタッキーダービー 2023~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2022/05/07 リッチストライク 牡3 アメリカ 2.02.61 S.レオン E.リード
2021/05/01 マンダルーン 牡3 アメリカ 2.01.02 F.ジェルー B.コックス
2020/09/05 オーセンティック 牡3 アメリカ 2.00.61 J.ヴェラスケス B.バファート
2019/05/04 カントリーハウス 牡3 アメリカ 2.03.93 F.プラ B.モット
2018/05/05 ジャスティファイ 牡3 アメリカ 2.04.20 M.スミス B.バファート
2017/05/06 オールウェイズドリーミング 牡3 アメリカ 2.03.59 J.ベラスケス T.プレッチャー
2016/05/07 ナイキスト 牡3 アメリカ 2.01.31 M.グティエレス D.オニール
2015/05/02 アメリカンファラオ 牡3 アメリカ 2.03.66 V.エスピノサ B.バファート
2014/05/03 カリフォルニアクローム 牡3 アメリカ 2.03.66 V.エスピノサ A.シャーマン
2013/05/04 オーブ 牡3 アメリカ 2.02.89 J.ロサリオ C.マゴーヒー

歴史・概要 ~ケンタッキーダービー 2023~

ケンタッキーダービーは1875年(明治8年)に、イギリスのダービーステークスを模範としてダート1マイル1/2(約2414m)で施行されたのが始まり。1896年に現行条件のダート1マイル1/4(約2012m)に変更された。1973年にグレード制が導入されG1に設定された。アメリカ競馬におけるダービー相当の競走で、例年5月最初の土曜日にケンタッキー州ルイビルにあるチャーチルダウンズ競馬場で行われる。優勝馬にはバラのレイが送られることから、ラン・フォー・ザ・ローゼス「The Run For Roses」と呼ばれている。アメリカ三冠レースの第1戦で、第2戦はプリークネスステークス、第3戦はベルモントステークスとなる。
出走条件はサラブレッド3歳。負担重量は126ポンド=約57キロ。
日本調教馬では1995年にスキーキャプテン(栗東・森秀行厩舎)が初挑戦するも14着と敗れている。
なお、日本人馬主としては関口房朗氏が2000年にフサイチペガサスで勝利している。

挑戦した日本馬 ~ケンタッキーダービー 2023~

スキーキャプテン 14着(1995年)
血統
父:Storm Bird
母:Ski Goggle(ロイヤルスキー)
成績
6戦3勝
8,462万円
主な勝ち鞍
きさらぎ賞(G3)
歴史を切り開いた芦毛の大器

 日本調教馬として初めてケンタッキーダービーに出走したスキーキャプテン。
 父は世界一の種付け価格(6000万円)でギネス認定されている大種牡馬ストームキャットを輩出したストームバード。母はニューヨーク牝馬3冠のひとつCCAオークスを制したスキーゴーグルという超良血で、デビュー前から管理する森調教師が海外挑戦プランを発表するなど多くの競馬関係者の注目集めた。
 迎えたデビュー戦では1.3倍の支持を受け、後方一気の豪快な競馬で楽勝。前評判に違わぬ、圧巻のパフォーマンスでそのポテンシャルを見せつけた。
 その後の京都3歳ステークスも勝利し、無敗で迎えた朝日杯3歳Sでは猛然と追い込むもフジキセキにクビ差届かず、惜敗。敗れたもののそのレースぶりから「敗れてなお強し」を印象づけた一戦だった。
 注目されたその後のローテーションは、当時クラシックに出走できない外国産馬であったこともあり、陣営はアメリカの三冠レースへの挑戦を発表。
 ステップレースとして出走したきさらぎ賞では単勝1.0倍の断トツの支持。レースでは鞍上の武豊が『本当に僕はつかまっていただけ』というほどの大楽勝で人気に応えた。
 初の海外遠征に向け、順風満帆だったスキーキャプテンだったが、この後に蹄が欠けるアクシデントに見舞われ、ぶっつけでのケンタッキー・ダービー出走を余儀なくされる。レースでは日本馬の初参戦とあって現地でも注目を集めたが、見せ場なく19頭立ての14着に敗れた。
 鞍上の武豊はレース後、「前走からレース間隔が開きすぎていた。ダートは心配したほど戸惑った感じはなかったが、雰囲気の違いとか、初めての多頭数の競馬とかに違和感があった。これが能力とは思わない」とコメントした。
 また、社台ファーム代表の吉田氏は後に「今から考えればスキーキャプテンの遠征は無謀だった。ただし、経験でしか得られない多くのものを学ぶことができた」とコメント。
 惨敗に終わったこのスキーキャプテンの遠征だったが、後の日本馬の海外G1制覇(タイキシャトル/ジャック・ル・マロワ賞、シーキングザパール/モーリス・ド・ゲスト賞など)に大きな意義をもたらした。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2016年ラニ牡3武豊松永幹夫9着
2019年マスターフェンサー牡3J.ルパルー角田晃一6着
2022年クラウンプライド牡3C.ルメール新谷功一13着