グランドシチー(競走馬)

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グランドシチー
写真一覧
抹消  鹿毛 2007年4月19日生
調教師相沢郁(美浦)
馬主株式会社 友駿ホースクラブ
生産者幌村牧場
生産地新ひだか町
戦績46戦[8-6-6-26]
総賞金25,285万円
収得賞金8,560万円
英字表記Grand City
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
レディクラシック
血統 ][ 産駒 ]
ブライアンズタイム
タケバンザイ
兄弟 ヘリオスシチーラフィネシチー
市場価格
前走 2016/07/18 マーキュリーカップ G3
次走予定

グランドシチーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/07/18 盛岡 9 マーキュリC G3 ダ2000 14--------9** 牡9 55.0 津村明秀相沢郁 483
(--)
2.03.7 1.3----ストロングサウザー
16/03/27 中山 11 マーチS G3 ダ1800 1636----** 牡9 57.0 津村明秀相沢郁 ---- ------ショウナンアポロン
16/01/24 中京 11 東海S G2 ダ1800 127954.7105** 牡9 56.0 津村明秀相沢郁B 492
(-3)
1.53.4 1.537.4⑪⑪⑩⑦アスカノロマン
15/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 14--------7** 牡8 57.0 岩田康誠相沢郁 495
(--)
2.05.0 2.0----サウンドトゥルー
15/12/06 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16815294.71610** 牡8 57.0 津村明秀相沢郁B 490
(-10)
1.51.5 1.137.9⑯⑯⑬⑬サンビスタ
15/11/03 大井 10 JBCクラシ G1 ダ2000 16--------10** 牡8 57.0 津村明秀相沢郁 500
(--)
2.07.5 3.1----コパノリッキー
15/10/03 阪神 11 シリウスS G3 ダ2000 1281188.51110** 牡8 58.0 津村明秀相沢郁B 480
(0)
2.07.0 2.439.8⑧⑧アウォーディー
15/05/23 京都 11 平安S G3 ダ1900 1636133.11510** 牡8 56.0 津村明秀相沢郁 480
(-10)
1.56.5 1.437.1⑮⑮⑪⑬インカンテーション
15/01/25 中京 11 東海S G2 ダ1800 1481346.092** 牡8 56.0 津村明秀相沢郁B 490
(-8)
1.51.6 0.737.5⑫⑫⑩⑧コパノリッキー
14/12/27 中山 11 師走S OP ダ1800 13338.344** 牡7 58.0 津村明秀相沢郁 498
(-3)
1.53.7 0.938.1⑧⑧⑧⑥マスクトヒーロー
14/11/19 浦和 10 浦和記念 G2 ダ2000 11--------5** 牡7 56.0 左海誠二相沢郁 501
(--)
2.08.5 0.7----サミットストーン
14/10/04 阪神 11 シリウスS G3 ダ2000 141146.786** 牡7 58.0 津村明秀相沢郁 480
(-10)
2.04.3 0.535.9④④クリノスターオー
14/05/24 京都 11 平安S G3 ダ1900 164815.6514** 牡7 56.0 岩田康誠相沢郁 490
(+4)
1.58.0 1.436.7⑮⑮⑯⑮クリノスターオー
14/04/19 阪神 11 アンタレスS G3 ダ1800 1661122.975** 牡7 56.0 岩田康誠相沢郁 486
(-12)
1.51.8 0.336.3⑬⑫⑪⑩ナムラビクター
14/03/30 中山 11 マーチS G3 ダ1800 161113.579** 牡7 58.5 津村明秀相沢郁 498
(0)
1.52.4 1.238.5⑪⑪⑤⑦ソロル
14/02/23 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1648142.41411** 牡7 57.0 U.リスポ相沢郁B 498
(+4)
1.36.8 0.835.4⑮⑬コパノリッキー
14/01/26 中京 11 東海S G2 ダ1800 166128.132** 牡7 56.0 M.ギュイ相沢郁B 494
(+2)
1.50.7 0.337.3⑪⑪⑨⑥ニホンピロアワーズ
13/12/01 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16713115.8156** 牡6 57.0 津村明秀相沢郁 492
(-6)
1.51.2 0.836.2⑮⑯⑯⑮ベルシャザール
13/11/03 京都 11 みやこS G3 ダ1800 1671311.065** 牡6 57.0 津村明秀相沢郁 498
(+8)
1.49.7 0.536.3⑩⑩⑨⑨ブライトライン
13/09/28 阪神 11 シリウスS G3 ダ2000 1661117.063** 牡6 58.5 津村明秀相沢郁 490
(-14)
2.03.6 0.236.7⑥⑤ケイアイレオーネ

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グランドシチーの関連ニュース

 2013年のマーチステークス・GIIIに優勝したグランドシチー(牡9歳、美浦・相沢郁厩舎、父キングカメハメハ、母レディクラシック)は、9月16日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道浦河町の日高育成牧場で乗馬になる予定。

 グランドシチーは通算46戦8勝(うち地方7戦0勝)。重賞は前記の1勝。獲得賞金は2億6608万2000円(付加賞含む。うち地方競馬1323万円)。デビュー戦こそ芝を使ったが(11着)、以降45戦をダートで走り続けた。7月18日の交流GIII・マーキュリーC9着が現役最後のレースとなった。同レース出走馬では7月にソリタリーキングも引退しており、ダートグレード競走を沸かせた古豪がまた1頭去ることになった。

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【平安S】グランドシチー半馬身遅れ 相沢師「まだ重い」2015年5月15日(金) 05:04

 《美浦》東海S2着グランドシチー(相沢、牡8)はWコースで一杯に追われ、5ハロン67秒5-13秒6。グリシーヌシチー(3歳500万下)に半馬身遅れた。「まだ重いですね。このひと追いでどこまで変わってくれるか」と相沢調教師。予定していたマーチSをフレグモーネで回避した経緯があり、完調手前だ。

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【東海S】グランドシチー、2年連続の2着2015年1月26日(月) 05:02

 第32回東海ステークス(25日、中京11R、GII、4歳上オープン国際(指)、別定、ダ1800メートル、1着本賞金5300万円、1着馬にフェブラリーSへの優先出走権=出走14頭)8歳馬のグランドシチーが、9番人気の低評価を覆して2年連続の2着に入った。道中は後方でじっくり構え、3コーナー過ぎから馬群の外を回って徐々に進出。直線で力強い末脚を繰り出し、重賞勝ち馬の地力を示した。津村騎手は「切れ味が全然違った。気持ちが乗っていて、追ってからの反応もよかった。これくらい切れれば、まだまだやれる」とうなずいた。

★25日中京11R「東海S」の着順&払戻金はこちら

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【マーチS】混戦模様でもグランドシチーが地力上位 2014年3月24日(月) 17:56

 2重賞が組まれている中山では、日曜にハンデGIIIのマーチS(ダート1800メートル)が行われる。芝の実績馬も登録してきて混戦模様だが、昨年の覇者グランドシチー(美浦・相沢郁厩舎、牡7歳)が上位か。

 フェブラリーSは11着に敗れたが、広くて直線が長い東京とはいえ、この馬にとってマイルは短かった。中山の1800メートルは4勝している得意な舞台。ハンデは昨年より0.5キロ重い58.5キロだが、この重量では昨秋のシリウスSで小差の3着と好走している。得意の中山なら、この斤量でも連覇が期待できそうだ。

 4歳勢には今後が楽しみな馬が多い。エーシンゴールド(栗東・野中賢二厩舎、牡)はジャパンダートダービー2着以来、約7カ月ぶりの出走だったアルデバランSを完勝。7戦4勝、2着3回と堅実で、久々を叩いた大型馬だけに、今回も好勝負必至だ。

 そのエーシンをジャパンダートダービーで7馬身も離しているのがクリソライト(栗東・音無秀孝厩舎、牡)。昨秋は古馬の厚い壁に阻まれてJBCクラシック5着、ジャパンCダートでは15着に終わったが、立て直してきた今回は中間の追い切りでも動きの良さが目立っている。57キロのハンデも楽ではないが、相手が楽になった今回は一変があるかもしれない。

 休みを挟みながら大事に使われているジェベルムーサ(美浦・大竹正博厩舎、牡)は、昨年暮れのフェアウェルSでオープン初勝利をマーク。中山ダート1800メートルは2戦2勝と相性が良く、田辺裕信騎手とも【3・0・0・1】と手が合っている。重賞未勝利の4歳馬で57キロのハンデはやや見込まれた印象だが、エンプレス杯を圧勝したワイルドフラッパーに3馬身差をつけた前走は高く評価できる一戦。砂の新星が誕生するか注目される。

 今週の追い切り次第で回避する可能性もあるが、ナカヤマナイト(美浦・二ノ宮敬宇厩舎、牡6歳)は共同通信杯産経賞オールカマー中山記念と重賞を3勝している実績馬。全弟のサウスパシフィックは未勝利と500万下ながら、中山ダート1800メートルで2勝しており、適性はありそうだ。

 ダービー卿チャレンジT8着以来、約1年ぶりに復帰するシンゲン(美浦・戸田博文厩舎、牡11歳)も芝で新潟大賞典エプソムC産経賞オールカマーと重賞3勝の実力馬。だが、さすがに高齢馬の長期休養明けでは厳しいか。

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【フェブラリーS】最新ナマ情報(2)2014年2月23日() 05:04

◆好調維持〔1〕ゴールスキー〔14〕ダノンカモン

 池江厩舎の(1)ゴールスキーと(14)ダノンカモンは、ともに経験豊富で、関東への長距離輸送も慣れたものだ。ゴールは前哨戦の根岸Sを制しており、「状態はキープできている。枠は気にしていない。ベリー騎手だしね。前走みたいなレースをしてくれれば」と松村厩務員は再度、アイルランドの名手に期待する。ダノンは7カ月ぶりの根岸S9着を使われ、「衰えはないし、イメージ通り良化しています」と音瀬助手は叩き2戦目の効果を強調した。

◆状態面に太鼓判〔2〕ベストウォーリア

 すばるSをレコード勝ちした(2)ベストウォーリアは、予定通りの輸送で東京競馬場へ入った。中1週とタイトなローテーションだが、古泉助手は「以前、中1週で東京を使ったときより回復力がついた。普段からおっとりしていて休み明けは気持ちも体も緩く感じるくらいの馬だから、むしろ使ってさらに良くなってきた感じ」と状態面に太鼓判を押す。

◆自在性が強み!!〔4〕ワンダーアキュート

 (4)ワンダーアキュートも順調に輸送をクリア。並床助手は「8歳だし、以前に比べたら輸送の心配はない。戦法も逃げから追い込みまで自在性があるからゲートを出てからだね。あとはユタカさんにお任せ」と、武豊騎手の手腕に期待する。

◆いい枠に入った〔6〕ノーザンリバー

 根岸S2着の(6)ノーザンリバーは、普段より輸送に時間を要したが落ち着いていた。「輸送に問題のある馬ではない。中山へ行くのと同じくらいで許容範囲です」と藤原助手は明るい表情を見せた。枠順〔3〕枠(6)番にも「ロスなく運びたいと思っていたのでいい枠に入りました」と好感触。「気楽な立場で思い切って乗ってもらいたいですね」と関東の名手、戸崎騎手に手綱を託す。

◆落ち着き体調万全〔7〕ニホンピロアワーズ

 前哨戦の東海Sを圧勝した(7)ニホンピロアワーズは、無事に輸送をクリア。小形厩務員は「昔は輸送が不安だったが、今は落ち着いている。(気性面の)成長だね。もう十分な仕上がりだし、状態面に関してはよくできたと思う。馬も競馬が近いことを分かっているよ」と、一昨年のJCダートを勝ったときのデキまで上がっている。

◆B着で虎視眈々〔8〕グランドシチー

 (8)グランドシチーは美浦Wコースを馬なりで3ハロン47秒6-16秒5。馬体の輪郭はシャープで太め感はなく、フットワークもスムーズだ。「良かったですよ。この馬の場合、歩様と息さえしっかりできていればいい」と馬渕助手は合格点をつけた。「激しくモタれたのは1回だけですし、良馬場でやれそうなのはいい」と続けた。前走に続いてブリンカーの着用は万全を期してのもので、乾いた馬場での力勝負に期待を込めた。

◆上々の仕上がり〔12〕ブライトライン

 根岸S4着から巻き返す(12)ブライトラインは、競馬場へ到着後も馬房でどっしりと構える。漆黒の好馬体はピカピカだ。「見ての通り落ち着いているし、毛ヅヤ、張りはいつもいいので、言うことなし」と野田助手は上々の仕上がりに胸を張った。「枠はちょうどいいし、芝スタートがうまくいってくれれば」とリベンジを狙っている。

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【フェブラリーS】最新ナマ情報2014年2月22日() 05:02

 昨年のJCダート馬ベルシャザールは、〔6〕枠(11)番に入った。前走(〔6〕枠(12)番)と同じ緑帽に松田国調教師は満足げ。「人気になって内枠を引くと、外からかぶせられるのが怖いので、ある程度行き脚をつけていかないといけない。(11)番なら相手を見ながら、自然体で走り出してポジションを取れる」とうなずいた。

◆最多タイ3勝枠〔15〕ホッコータルマエ>

 中央GI初制覇に挑むホッコータルマエは、〔8〕枠(15)番。GI格上げ後に最多タイの3勝を挙げる好枠だ。西浦調教師は「内の馬を見ながら行けるからいいんじゃないかな。内でもまれるのが嫌だったからね。(外枠だが)スピードがあってゲートもしっかり出られる。いかにスムーズに運べるかだね」とにこやかに語った。

◆マイルも任せろ〔7〕ニホンピロアワーズ>

 東海Sを完勝したニホンピロアワーズは、〔4〕枠(7)番に決まった。大橋調教師は「内過ぎず、外過ぎず、ちょうどいいところだと思うよ。一昨年のJCダートや前走を勝った(14)番がよかったけど、ちょうど半分でラッキー7やな」と笑顔。また酒井騎手は「包まれる形になるのであんまり内は嫌だった。先行力があるのでマイルでも大丈夫」と力を込めた。

◆浜中連覇へ自信「本当にチャンス」〔2〕ベストウォーリア>

 すばるSをコースレコードで快勝したベストウォーリアは、昨年の優勝馬グレープブランデーと同じ〔1〕枠(2)番に入った。連覇がかかる浜中騎手は「レースセンスがいい馬だし、枠はどこでもいい。2歳から注目していた馬で、前走で乗って本当にチャンスがあると感じた」とやる気満々。石坂調教師も「差し馬だからうまく馬群をさばければ。チャンスを生かせる能力はある」と力を込める。

◆最内枠問題なし〔1〕ゴールスキー>

 根岸Sで重賞初制覇を飾ったゴールスキーは最内の〔1〕枠(1)番に決まり、「極端な枠じゃなければと思っていたが、仕方がない。枠なりの競馬をするだけ。前回も内めの枠で砂を被っても、いい競馬ができていた」と兼武助手。この日は栗東坂路1本を軽く上がり、「硬さもなくいい感じ。前走を使って上昇しているし、決め手はここでもヒケを取らない」。兄ゴールドアリュールとの兄弟制覇を狙う。

◆変わらず好状態〔4〕ワンダーアキュート>

 一昨年、昨年ともに3着のワンダーアキュートは〔2〕枠(4)番に決定。東京への輸送前日は栗東坂路で軽く流した。「前回と変わらず状態はいい。枠は真ん中くらいが良かったが、ここなら問題はないだろう」と佐藤正調教師はうなずく。追い切り後の馬体重は530キロ。増減の激しいタイプだが「輸送でちょうど良くなると思う」。悲願のJRA・GI制覇を狙う。

◆ハナ主張していく〔5〕エーシントップ>

 〔3〕枠(5)番を引いたエーシントップの西園調教師が、改めてハナにこだわる姿勢を見せた。「前に行っているときは負けていない。今回はハナを主張していく。砂をかぶらず行って、どこまで粘れるか」と逃げ宣言だ。金曜は栗東坂路を軽く上がってから、DPコースでラスト1ハロン12秒0と意欲的な調整。「この中間は長めからやっている。調教も競馬も変えていかないと」と一変を期待する。

◆中団から金星狙う〔8〕グランドシチー>

 唯一の関東馬グランドシチーは、追い切りの翌日とあって美浦・南の角馬場で歩様のチェック。「歩様に硬さはありません。ほぐれていい感じ」と愛馬の順調さに相沢調教師はにっこり。枠順は〔4〕枠(8)番に決まった。「いいところでしょう。芝スタートが鍵ですが、(テン乗りで)ジョッキーは先入観なく乗れるはずなので、中団ぐらいのイメージでうまく運んでくれれば」。いつもより少し前の位置で金星を狙う作戦のようだ。

◆真ん中も大丈夫〔9〕アドマイヤロイヤル>

 久々だった根岸S5着を叩かれて気配上向きのアドマイヤロイヤルは、真ん中の〔5〕枠(9)番。「GIだとみんな脚を持っていて馬群がバラけないから外めの枠が競馬しやすいが、ここなら大丈夫でしょう。舞台実績もあるので」と橋田調教師。【3・3・3・1】ですべて4着以内の東京ダ1600メートルで一発を狙う。

◆いい筋肉ついた〔12〕ブライトライン>

 過去10年で2勝の〔6〕枠(12)番をゲットしたのはブライトライン。「ごちゃつかなければ、どの枠でもいいと思っていたが、ちょうどいいところ」と野田助手は満足げだ。1番人気の根岸Sは出負けが影響して4着だったが、「前回を使われて良化している。付くべきところにいい筋肉がついて、ダート馬らしいボリュームが出てきた」とGI制覇の期待をかける。

◆調教強化で万全〔13〕コパノリッキー>

 2分の1の抽選を突破した(13)コパノリッキーは金曜午前10時、ダイヤモンドSに出走するタニノエポレットとともに東京競馬場へ向かった。村山調教師は「土曜は競馬場で馬場見せをして、乗ろうかと。この中間は体重を増やし、調教強化もしてきた。外めでゆったり走れるこの枠もいいね」と話した。

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グランドシチーの関連コラム

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 海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。夏場は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いものため、このレースは上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多い。また、昨年のこのレースの覇者、マスターフェンサーは交流重賞初出走だったように、JRAのオープン馬が新規参戦してくることもけっこうある。

 とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、意外と同年の帝王賞に出走し、そこで上位だった馬の取りこぼしが見受けられる。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度があるが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは稀なこと。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともあるが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいだろう。

 では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬だ。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・1】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオー

 唯一の4着以下は2020年のヒストリーメイカー(4着)だが、3着以内馬は過去1年以内にダートグレードで連対実績があるのに対し、同馬はそれに該当しなかった。過去1年以内にダートグレードで連対実績がある、前走で平安Sに出走していた馬ならば、本命視できるだろう。2015年の2着馬ソリタリーキングのように、平安Sで9着に敗れた馬でも過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば巻き返している。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ、2020年のマスターフェンサー。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。唯一の4着以下は、2018年のザイディックメアで6着だったが、基本的に信頼してもいいだろう。

 また、一昨年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同じ東京ダ2100mのリステッド競走、スレイプニルSが創設されている。今後はブリリアントSと同様に、有力になってくるはず。実際に2019年のこのレースの3着馬テルペリオンは、スレイプニルSの勝ち馬だし、2020年の優勝馬マスターフェンサーも、ブリリアントS、スレイプニルSを連戦し、ともに2着だった。

 逆に穴パターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多い。2011年メイショウタメトモ、2012年グランドシチー、2013年シビルウォーは、3ヵ月以上の休養明けでこのレースを連対した馬だ。遡れば2008年の優勝馬サカラートもそれに該当する。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2015年トウショウフリーク、2016年のマイネルバイカ、遡って2009年サカラートが活躍を見せている、過去にGⅠやGⅡで連対か、GⅢ勝ちの実績がある馬は、馬券に加えることをお勧めする。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・同年のブリリアントS、スレイプニルSで4着以内だった馬。
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
  (過去にGI、GⅡで連対かGⅢ勝ちの実績があることが条件)


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2020年7月20日(月) 14:48 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2020~
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 海の日の前後に恒例となった、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。このレースは、実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多いです。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースもけっこうあります。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬です。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・0】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオーです。

 また、前走で平安Sに出走していた馬は、2015年の2着馬ソリタリーキングのように、2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、どの馬にも過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば、本命視できるでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【1・3・1・1】。1着の該当馬は、2017年のミツバ。2着の該当馬は2012年のグランドシチー、2014年のクリソライト、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。遡れば2007年のこのレースで9馬身差の圧勝を飾ったシャーベットトーンも、2009年の勝ち馬マコトスパルビエロもプリリアントSの連対馬でした。

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が不在ならば信頼度が上がります。

 また、昨年から降級廃止に伴って、ブリリアントSと同条件(東京ダ2100m)のスレイプニルSが創設されました。今後はブリリアントSと同様に、有力になってくるでしょう。実際に昨年はこのブリリアントSの勝ち馬テルペリオンが3着を死守しました。

 逆によく穴を開けるのは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、ダートのG1やG2で連対か、G3勝ちの実績がある3ヵ月以上の休養明けの馬です。2011年・メイショウタメトモ(2着)、2012年・グランドシチー(2着)、2013年・シビルウォー(2着)、2019年・グリム(1着)がそれに該当。遡れば2008年の優勝馬サカラ―トも前記に該当していました。

 特に3着馬は休養明けのダートグレードの連対馬が多く、5番人気以下では2016年のマイネルバイカ、2015年トウショウフリーク、遡れば2009年のサカラ―トも前記に該当。過去にG1やG2で連対か、G3勝ちの実績がある馬は、配当次第で積極的に狙いましょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
  (過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば理想)
 ・同年のブリリアントS、スレイプニルSで4着以内の馬。
  (G1馬不在の年限定)
  
 
 ●穴馬候補
 ・ダートのG1、G2で連対かG3勝ちのある、3ヵ月以上の休養明けの馬。

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2019年7月14日() 18:40 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ2019~
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 海の日に恒例となった、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーC。この時期は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出すことが出来なかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多いレースです。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースもけっこう目立っています。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞で連対した馬ならば当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかというと、前走で平安Sに出走していた馬です。前走で平安Sに出走していた馬のこのレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【4・1・1・0】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー、2018年のミツバ。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング。3着の該当馬は、2017年のクリノスターオーです。

 また、前走で平安Sに出走していた馬は、2015年の2着馬ソリタリーキングのように、2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、どの馬にも過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが前提ならばかなり信頼できるでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・1・1】。1着の該当馬は、2009年のマコトスパルビエロ、2017年のミツバ。2着の該当馬は、2012年のグランドシチー、2015年のソリタリーキング、2016年のクリソライト。3着の該当馬は、2018年のフェニックスマーク。遡れば2007年のこのレースで9馬身差の圧勝を飾ったシャーベットトーンも、前走のブリリアントSを圧勝していた馬でした。

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が不在ならば、信頼度が上がります。

 逆によく穴を開けるパターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多いようです。2008年サカラート、2011年メイショウタメトモ、2012年グランドシチー、2013年シビルウォーは、3ヵ月以上の休養明けでこのレースを連対した馬です。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2016年のマイネルバイカ、2015年トウショウフリーク、2009年サカラートが活躍を見せました。過去にG1やG2で連対か、G3勝ちの実績がある馬は、配当次第で馬券に加えたほうがいいでしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
 (過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば理想)
 ・同年のブリリアントSで4着以内だった馬。
 (G1馬不在、平安S組不在のレベルの低い年限定条件)
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
 (過去にG1、G2で連対かG3勝ちの実績があることが条件)

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2018年7月13日(金) 18:45 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)2018~
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 ほぼ毎年、海の日に開催される岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーC。この時期は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出すことが出来なかった馬が賞金加算を狙って出走してくることが多いレース。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースも目立っています。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを優勝したカネヒキリのように、帝王賞で連対した馬ならば当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年に単勝オッズ1.0倍台の断然の1番人気に支持されたソリタリーキングや2016年のユーロビートのように、前走の帝王賞3~5着馬がこのレースで上位人気に支持されて、結果は4着という善戦止まりで終わってしまうこともしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて優勝したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかと言うと、前走でJRAの平安Sに出走していた馬。前走で平安Sに出走していた馬の、このレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【3・1・1・0】。1着の該当馬は、2016年のストロングサウザー、2014年のナイスミーチュー、2013年のソリタリーキング。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング、3着の該当馬は、昨年のクリノスターオーです。

 前走で平安Sに出走していた馬は、2015年の2着馬ソリタリーキングや昨年のクリノスターオーのように2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、連対馬に関していうと、過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが前提ならばかなり信頼ができるでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・0・1】。1着の該当馬は、昨年のミツバ、2009年のマコトスパルビエロ。2着の該当馬は、2016年のクリソライト、2015年のソリタリーキング、2012年のグランドシチー。遡れば2007年のこのレースで9馬身差の圧勝を飾ったシャーベットトーンも、前走のブリリアントSを圧勝していた馬でした。

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が出走していないという前提ならば、信頼ができるでしょう。

 逆によく穴を開けるパターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多いようです。2013年シビルウォー、2012年グランドシチー、2011年メイショウタメトモ、2008年サカラートは、3ヵ月以上の休養明けでこのレースを連対した馬。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2016年のマイネルバイカ、2015年トウショウフリーク、2009年サカラートが活躍を見せました。過去にG1やG2で連対している馬やG3勝ちの実績がある馬は、配当妙味があれば馬券に加えたほうがいいでしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・着順に関係なく、前走で平安Sに出走していた馬。
 (過去1年以内にダートグレードで連対実績があれば理想)
 ・同年のブリリアントSで4着以内だった馬。
 (G1馬不在、平安S組不在のレベルの低い年限定条件)
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
 (過去にG2で連対かG3勝ちの実績があることが条件)

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2017年7月16日() 23:50 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)2017~
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 ほぼ毎年、海の日に開催される岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーC。この時期は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いため、上半期で結果を出すことが出来なかった馬が賞金加算を狙って出走してくるレースです。また、JRAのオープン馬が新規参戦してくるケースもけっこう目立っています。

 とにかく様々な路線からの参戦が目立つレースですが、意外と前走・帝王賞上位馬の取りこぼしが見られます。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞で連対した馬ならば当然、高い信頼度がありますが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは、滅多にありません。

 2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングや昨年のユーロビートのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともありますが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいでしょう。

 では、最有力はどのようなタイプかと言うと、前走でJRAの平安Sに出走していた馬。前走で平安Sに出走していた馬の、このレースでの成績は、平安Sが5月に行われるようになった2013年度以降【3・1・0・0】。1着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2014年のナイスミーチュー、2016年のストロングサウザー。2着の該当馬は、2015年のソリタリーキング

 前走で平安Sに出走していた馬は2015年の2着馬ソリタリーキングのように2桁着順大敗からでも巻き返しているのがポイント。ただし、どの馬にも過去1年以内にダートグレードで連対実績がありました。過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが前提ならばかなり信頼が出来るでしょう。

 次いで有力なのは、同年のJRAオープンのブリリアントSの上位馬です。同年のブリリアントSで4着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・3・0・1】。1着の該当馬は、2007年のシャーベットトーン、2009年のマコトスパルビエロ、2着馬の該当馬は2012年のグランドシチー、2015年のソリタリーキング、2016年のクリソライト

 唯一の4着以下は、2010年のマチカネニホンバレですが、この年は珍しくG1馬カネヒキリが出走していた年。先行するカネヒキリを追い駆ける形となって8着と大失速しました。ブリリアントSの上位馬は、G1馬が出走していないという前提ならば、信頼が出来るでしょう。

 逆によく穴を開けるパターンは、上半期に結果を出した馬が不在という状況もあり、休養明けの実績馬が多いようです。2008年サカラート、2011年メイショウタメトモ、2012年グランドシチー、2013年シビルウォーは、3ヵ月以上の休養明けで連対した馬。

 特に3着馬は休養明けの実績馬が多く、5番人気以下では2009年サカラートや、2015年トウショウフリーク、2016年のマイネルバイカが活躍を見せました。過去にG1や2で連対している馬やG3勝ちの実績がある馬は、配当妙味があれば馬券に加えたほうがいいでしょう。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前走で平安Sに出走していた馬。
 (過去1年以内にダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・同年のブリリアントSで4着以内だった馬。
 (G1馬不在、平安S組不在のレベルの低い年限定条件)
 
 ●穴馬候補
 ・休養明けの実績馬。
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2016年1月21日(木) 14:30 みんなの競馬コラム
【東海テレビ杯東海ステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,803ビュー コメント 0 ナイス 6

こんにちは。
学生団体「うまカレ」で副代表をやっている金沢ユウダイと申します。
早くもこのコラムを書き始めて3週目となりました。
先週の日経新春杯では、レーヴミストラルについて、フランス血統とSir Gaylordという観点から推し、シュヴァルグランについて「スピードが魅力の牝系で、ベストは2000mという見立て。体質が柔らかいので距離が持っているというイメージで、1着に据えた馬券は買おうとは思えません」と1枚割り引いた評価をさせていただきました。一応は上手くいきましたでしょうか。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=6798

うまカレの他のメンバーもコラムを書きたがっているのですが、如何せん大学生はテスト真っ盛り。僕も勉強しないとなのですが、週末の重賞考察は無くなることのないルーティーン。今週は東海Sを掘り下げたいと思います。話が繋がっているので最後まで読んでいただけると面白いかと思います。

中京ダートの特徴は
① 直線が長い
② 時計が掛かる
という2点が挙げられます。
同じく直線が長い東京ダートは、時計が非常に速いです。「直線が長い」という点で繋がりはあるのですが、適性は微妙にずれます。

①の観点で注目したいのはA.P.Indyの血。
A.P.Indyは母Weekend SurpriseがSecretariat≒Sir Gaylord2×4という非常に強いニアリークロスを持つ影響で、一歩が大きいストライド走法を伝えます。ですから、広いコースへの適性が高いです。しかし、同時にStiking=Busher≒Busanda5・5×4も併せ持つのでやはり芝<ダな馬が多いです。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=12410790

中京が改修された2012年以降、ダ1800mのレース(1600万以上)で2度馬券に絡んだ馬は3頭(ナリタシルクロードサトノプリンシパルグランドシチー)しかいませんが、そのうちナリタシルクロードは母父がA.P.Indy、サトノプリンシパルは父父がA.P.Indyでした。

また、フェブラリーSで好走したカジノドライヴテスタマッタ、さらには昨年も好走し、今年も出走予定のインカンテーションもA.P.Indy系です。


②の観点で注目したいのはBuckpasserとTom Rolfe

Buckpasser は先ほどのWeekend Surpriseの母父でもありますが、母Busandaの父War Admiral、母母La Troienneから受け継いだパワーがポイントです。このWar AdmiralとLa Troienneの組み合わせは、血統表の5代目6代目に埋もれていっても力を発揮するほど影響力があります。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=12400425

Tom Rolfeは母父RomanがSir GallahadやDomino系のUltimasといった血を抱えていて、同じくパワーを伝えます。フォーティナイナーの母父もTom Rolfeです。

中京に施行条件を変更してから行われた過去3回の東海Sを振り返ってみると、

【2013年】
1着 グレープブランデー・・・Tom Rolfeのクロス
2着 ナムラタイタン・・・父フォーティナイナー系、母系にBuckpasser
3着 ホッコータルマエ

【2014年】
1着 ニホンピロアワーズ
2着 グランドシチー・・・母系にSearching(War Admiral×La Troienne)
3着 マイネルバイカ・・・母父フォーティナイナー

【2015年】
1着 コパノリッキー
2着 グランドシチー
3着 インカンテーション・・・母系にBuckpasser 、Tom Rolfe

ホッコータルマエニホンピロアワーズコパノリッキーというGI馬以外は、取り上げた血統が含まれていました。


さてこれを踏まえて、今年の東海S、インカンテーショングランドシチーは昨年の2,3着馬ですから舞台適正はバッチリですが、前者は休み明けでも能力を買えるとして、グランドシチーはさすがに9歳だと手を出しにくいですね。

●パワー&スタミナの近親2頭
イッシンドウタイダブルスターは叔父と甥の関係にあたり、どちらもグランド牧場のオーナーブリーダーで、伊藤圭三調教師の管理馬です。
イッシンドウタイの母、ダブルスターの母母にあたるラストヒットという牝馬の父がDanzig×Buckpasser という組み合わせのスラヴィックという種牡馬。Danzig×Buckpasser という組み合わせの馬を持つ馬は過去にナムラタイタンインカンテーションが好走しています。
ダブルスターの母父アサティスは、母母Numbered AccountがBuckpasser 産駒で、Busanda≒Striking2×4という強力なニアリークロスを持ち、そこにRibot系の中でもスタミナに優れるGraustarkが配されてアサティスの母Secret Assertが産まれました。ですからアサティスは屈指のスタミナ&パワー血脈といえます。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=12407831
しかし父はA.P.Indy系のシニスターミニスターなので、しっかりとストライドを伸ばして走ってこそ持ち味の生きる馬。外枠や、スムーズに先行できたときに良績があります。2014年の東海Sでは9番人気4着でしたし、2走前小回り1700mで先行争いが激しくスムーズに先行できず、前走は超ハイペースに巻き込まれる不運なレースが続きました。スムーズなら南部杯でも4着になれる馬で、今回は十分に馬券圏内が狙えるでしょう。

●爆発力のある配合
先ほどNumbered Accountという馬が出てきましたが、ナリタポセイドンの母父Private Accountの母がNumbered Accountです。更にナリタポセイドンは種牡馬Cape Crossやトワイニング、ワンアンドオンリーヤマニンパラダイスアルビアーノなどを輩出するCoutly Deeという世界的な名牝系に属していて、これは父ハーツクライの牝祖My Bupersと共にWar AdmiralとLa Troienneを持ちます。非常にパワーがある配合で、近年、ハーツクライ×Coutly Dee牝系からはワンアンドオンリーが、また、その逆にあたるCoutly Deeの直仔トワイニング×My Bupers牝系からはノンコノユメという大物が誕生しました。とにかく爆発力のある血統で、展開が向けば一発合っても驚けません。
http://umanity.jp/racedata/db/horse_pedigree.php?code=2009105977

●3頭出しのアグネスデジタル産駒の中では・・・
今回アグネスデジタル産駒は3頭出走します。アグネスデジタルはTom Rolfeを抱えていますが、Tom Rolfeを通じるRibotのクロスを持っているのはアスカノロマンだけ。全体的にアメリカ血統のパワーが強いですが、Secretariat5×5があるのでA.P.Indy系のように大きなフットワークで走るので中京替わりは歓迎のように思います。年明け5歳でダート馬としてグンと成長してくる時期でもあります。

人気のモンドクラッセロワジャルダンはどちらも、小回りコースを捲る競馬がベストだと思っているのでどうしても勝ち切るイメージが湧きません。十分に伏兵が付け入る隙のあるレースだと思っています。


【参考】
日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html

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「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。


【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
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金沢ユウダイ
Twitter  https://twitter.com/derby6_1
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 エロボン 2016年11月17日(木) 17:34

閲覧 299ビュー コメント 6 ナイス 14

今週、シチーからクラシカルレディという牝馬がデビューします。

私にとっては馴染み深い血統で、グランドシチーの異父妹にあたります。

この母レディクラシックの仔は必ず走るはずと思い、計3頭の産駒を購入しましたが、今回デビューする仔に関しては色々理由があって見送りました。


他に見送った仔は別に悩まなかったが、この仔は悩んだ末なのでね~。
活躍しちゃうとショックだなぁ~。(笑)

以下が兄弟で、〇が私の愛馬(シチー所属のみ)。

〇ヘリオスシチー…3勝。

〇グランドシチー…8勝。

アリエルシチー…0勝。

マルスシチー…0勝

〇ラフィネシチー…3勝。現役

レディカリーナ…0勝。

クラシカルレディ…今週初出走。

 ゆめおいびと 2016年9月12日(月) 23:27
グランドシチー引退!
閲覧 403ビュー コメント 4 ナイス 15

今日は友駿の近況更新日でした!

友駿は今やグランドシチー1頭持ちだったんで

グランドのところを見ると・・・


えっ、引退ですか(-_-;)

まったくの不意打ちでビックリしました。

前脚に不安がありましたが、このまま出走させたら故障する可能性があるという

獣医の診断で年齢的にも引退になりました。

このあとはJRAの誘導馬になるとのこと。




グランドシチー(2007年4月19日生 牡・鹿毛 美浦・相沢郁厩舎所属 新ひだか町幌村牧場生産 )




体質は弱く、デビューは3歳時の4月10日福島5R3歳未勝利戦芝2000m戦でデビューしました。

結果は8番人気で11着(笑)こりゃダメだなって思いました。




ですが2戦目ダート1400mで出走すると7番人気ながら1着と変わり身を見せてくれました。

これ以降ダートを使い、4歳時には4勝、5歳時には重賞でもまれ厳しいレースを経験しましたが

9月ラジオ日本賞でOP初勝利!12月フェアウェルSを勝って「中山の鬼」になりました。




明けて6歳時にマーチS(G3)でついに重賞初勝利!

このレースの追い込みは今でも鮮明に覚えています。どれだけTVの前で絶叫したことか(笑)

その後は勝ち星には恵まれませんでしたが、晩年は東海Sで2年連続2着と古豪健在ぶりを

アピールしてくれました。

9歳まで大きなケガもなく、ほんとよく走ってくれました。




騎手の関係ではよく話題になったりもしました。

全盛期に津村騎手からスイッチできていたらと思いますが

何だかんだ言ってもグランドシチーと津村騎手のコンビも良かったです。

たくさん悔しい思いもしたけど、今となってはいい思い出です。

勝ち負けにならないだろうと思いながらも、2014年フェブラリーSに現地応援いったり

札幌や門別で走ったときも応援にいきました。




誘導馬どこでなるのかな?第2の馬生に幸多かれ!




ありがとう、グランドシチー、そしてお疲れさまでした。

僕にとって初めて一口馬主で重賞プレゼントしてくれた馬でも一生忘れないですよ。




通算成績46戦8勝 主な戦績 マーチS(G3)、フェアウェルS2勝 東海S2年連続2着など

獲得賞金 約2億5000万

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 ゆめおいびと 2016年7月18日(月) 19:02
7月18日グランドシチー出走結果
閲覧 243ビュー コメント 2 ナイス 8

グランドシチー、マーキュリーCに出走しました。

<7月18日>

盛岡9R      マーキュリーC   ダ2000m(14頭立て)

・グランドシチー   津村 明秀騎手(10番人気)9着

休み明けでの出走でした。
レースではいつものように後方から進め、直線に賭けますが
思ったほどの伸びが見られず後方のまま9着でした。

今回は休み明けにしても、走れなかったですね~
年齢的にも9歳ですし、厳しくなってきているかもしれません。
一度使ったのでもう一度ハンデ戦あたりで出てくれないかなと思います。

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2016年3月27日マーチステークス G30着
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2016年1月24日 東海テレビ杯東海S G2 5着
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