レーヴミストラル(競走馬)

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レーヴミストラル
レーヴミストラル
写真一覧
抹消  鹿毛 2012年5月8日生
調教師高野友和(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績17戦[4-1-1-11]
総賞金14,358万円
収得賞金3,175万円
英字表記Reve Mistral
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
レーヴドスカー
血統 ][ 産駒 ]
Highest Honor
Numidie
兄弟 レーヴディソールアプレザンレーヴ
市場価格
前走 2018/08/25 BSN賞 OP
次走予定

レーヴミストラルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
18/08/25 新潟 11 BSN賞 OP ダ1800 126838.61012** 牡6 57.0 大野拓弥高野友和 496
(+2)
1.55.1 3.338.7⑪⑪⑫⑫サルサディオーネ
18/07/22 福島 11 福島TVOP OP 芝1800 1671331.3108** 牡6 57.0 武藤雅高野友和 494
(0)
1.48.4 0.736.0⑥⑦⑧⑦マサハヤドリーム
18/05/05 東京 10 メトロポリタ OP 芝2400 114432.989** 牡6 57.0 石橋脩高野友和 494
(0)
2.25.7 0.934.3⑩⑩⑪⑪ベストアプローチ
18/01/27 東京 11 白富士S OP 芝2000 105514.767** 牡6 57.0 戸崎圭太高野友和 494
(-12)
2.00.0 1.034.6⑧⑧⑧マイネルハニー
17/03/19 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 106629.149** 牡5 56.0 川田将雅高野友和 506
(0)
3.05.3 2.738.3④④サトノダイヤモンド
17/01/17 京都 11 日経新春杯 G2 芝2400 1481411.6610** 牡5 58.0 M.デムー高野友和 506
(+16)
2.27.3 1.635.6⑭⑭⑭⑭ミッキーロケット
16/05/01 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1881827.6810** 牡4 58.0 川田将雅高野友和 490
(-8)
3.16.0 0.734.4⑱⑱⑱⑱キタサンブラック
16/02/14 京都 11 京都記念 G2 芝2200 15593.9112** 牡4 56.0 川田将雅松田博資 498
(+6)
2.20.0 2.337.6⑮⑮⑮⑮サトノクラウン
16/01/17 京都 11 日経新春杯 G2 芝2400 12114.721** 牡4 56.0 川田将雅松田博資 492
(0)
2.25.9 -0.333.1⑫⑫⑫⑪シュヴァルグラン
15/12/05 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 12553.728** 牡3 56.0 川田将雅松田博資 492
(+4)
1.59.2 0.434.4⑪⑪⑩⑪ミトラ
15/11/08 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 188188.233** 牡3 55.0 川田将雅松田博資 488
(+8)
2.34.4 0.433.8⑪⑫⑫⑭ゴールドアクター
15/05/31 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 184716.249** 牡3 57.0 川田将雅松田博資 480
(+2)
2.24.5 1.335.1⑩⑩⑩⑩ドゥラメンテ
15/05/02 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 18484.111** 牡3 56.0 川田将雅松田博資 478
(+2)
2.26.9 -0.133.7⑫⑬⑫⑨タンタアレグリア
15/04/04 阪神 9 アザレア賞 500万下 芝2400 7332.411** 牡3 56.0 岩田康誠松田博資 476
(+4)
2.29.2 -0.234.0⑦⑦⑦⑦サンライズセンス
15/01/24 京都 5 3歳未勝利 芝1800 168161.511** 牡3 56.0 岩田康誠松田博資 472
(0)
1.48.5 -0.235.0⑨⑨レーゲンヴァルト
15/01/05 京都 5 3歳未勝利 芝2000 16366.442** 牡3 56.0 岩田康誠松田博資 472
(-2)
2.01.2 0.133.7⑭⑭⑫⑩サトノラーゼン
14/12/06 阪神 7 2歳新馬 芝2000 9772.614** 牡2 55.0 岩田康誠松田博資 474
(--)
2.07.2 0.334.1⑦⑦⑦⑦アダムスブリッジ

レーヴミストラルの関連ニュース

中山4Rに出走するアストロアイガーは伯父のゲシュタルト京都新聞杯を制している。1カ月前から入念に乗り込まれており、11月30日は美浦Wコースで6ハロン87秒4-11秒8を馬なりでマークした。自ら手綱を取った中舘調教師は「追い切りは動きますね。速い脚は使えないので、早めに動きたい」と積極策を希望。レーヴミストラル産駒のJRA初勝利に期待だ。

レーヴミストラル引退 2018年8月31日(金) 05:01

 レーヴミストラル(栗・高野、牡6)が現役を引退することが、30日までにサンデーレーシングのホームページで発表された。2015年の青葉賞、16年の日経新春杯と重賞2勝を挙げたが、昨年に繋靱帯炎を発症。25日のBSN賞12着がラストランになった。9月5日付で競走馬登録を抹消。同6日開催の「サラブレッドオークション」に上場される予定。



レーヴミストラルの競走成績はこちら

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【BSN賞】メインレース・データ分析(特別編)2018年8月25日() 10:20

BSN賞の過去のレース結果をもとに、ファクターごとの傾向に注目し、好走パターンに合致する馬をピックアップしました。予想の際にお役立てください。

※2013年以降の結果をもとに検証



【全般】
前走5着以内馬が攻勢

リアファル
サルサディオーネ
マイネルバサラ
ローズプリンスダム

順調に使われている馬(中7週以内)の上位占有率が高い

サルサディオーネ
マイネルバサラ
ナムラミラクル
アルタイル
ローズプリンスダム
レーヴミストラル
ドラゴンバローズ
オールマンリバー

関西所属馬の上位入線が目立つ

リアファル
サルサディオーネ
ナムラミラクル
レーヴミストラル
ドラゴンバローズ
ナムラアラシ
オールマンリバー

【人気】
1~2番人気が堅調
※10時00分現在の1~2番人気

リアファル
ナムラミラクル

【脚質】
先行勢が好成績

リアファル
サルサディオーネ
マイネルバサラ
ナムラミラクル
ローズプリンスダム

※近3走の走りを参考に先行策をとりそうな馬を想定

前走の4角通過順位が4番手以内だった馬の好走率が高い

サルサディオーネ
マイネルバサラ

【枠順】
中~外枠(5~8枠)がやや優勢

サクラルコール
アルタイル
ローズプリンスダム
レーヴミストラル
ドラゴンバローズ
クラリティスカイ
ナムラアラシ
オールマンリバー

【血統】
ミスプロ系種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の上位占有率が高い

リアファル
サルサディオーネ
アルタイル
レーヴミストラル
ドラゴンバローズ
ナムラアラシ
オールマンリバー

ミスプロ系×ノーザンダンサー系の配合馬の好走例が多い

ドラゴンバローズ


【5項目以上該当馬】
サルサディオーネ(6項目)
リアファル(5項目)
ドラゴンバローズ(5項目)



ウマニティ重賞攻略チーム

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【BSN賞】U指数的考察2018年8月25日() 09:07

BSN賞の近年の傾向をもとに、U指数を絡めてピックアップした条件に合致する馬を提示しました。予想の際にお役立てください。

※2013年以降の結果をもとに検証



<ポイント①>
2013年以降で2着以内に入った10頭のうち7頭が指数5位以内。指数上位馬を中心に手堅く攻めるのが賢明だ。

1位→⑥アルタイル
2位→⑪ナムラアラシ
3位→①リアファル
4位→⑦ローズプリンスダム
5位→⑫オールマンリバー

<ポイント②>
チョイスで悩んだ際に頼れるのは高指数の関西馬。なかでも指数95.0以上だった馬の期待値が高い。近走がどうであれ、条件を満たす馬は抑えておいたほうがベター。

条件を満たす馬

リアファル
レーヴミストラル
ナムラアラシ
オールマンリバー

<ポイント③>
馬券に絡んだ馬の最低指数は92.9。この数値を下回る馬は基本的に軽視のスタンスで問題ない。

サクラルコール



ウマニティ重賞攻略チーム

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【2歳戦結果】グレイシア、新馬戦V 2018年7月29日() 05:00

 【新潟】5R新馬(芝・内1400メートル)=グレイシア(美・栗田徹、牝、父ダイワメジャー

 ◆田辺騎手 「調教は動いていたので勝ちを意識していた。最後まで手応えは楽だったし、大したものです」

 1R未勝利(牝馬、芝・内1400メートル)=ナーゲルリング(美・伊藤圭、父レッドスパーダ

 ◆戸崎騎手 「きょうは上手に走れましたし、開幕週の馬場もよかったです」

 *新種牡馬レッドスパーダの産駒はJRA初勝利

 【小倉】5R新馬(芝1200メートル)=ブルベアオーロ(栗・川村、牡、父キンシャサノキセキ

 ◆幸騎手 「強かったですね。手応えがありましたし、すぐ反応してくれました」

 *小倉2歳S(9月2日、小倉、GIII、芝1200メートル)が視野に

 【札幌】5R新馬(芝1500メートル)=レーヴドカナロア(栗・斉藤崇、牝、父ロードカナロア

 ◆ルメール騎手 「いい馬ですごく乗りやすく、直線でいい脚を使ってくれた。距離はマイルくらいがちょうどいい」

 *2010年阪神JF優勝馬レーヴディソール(父アグネスタキオン)が半姉で、09年青葉賞を制覇したアプレザンレーヴ(父シンボリクリスエス)、15年青葉賞など重賞2勝のレーヴミストラル(父キングカメハメハ)が半兄

 1R未勝利(芝1800メートル)=コントラチェック(美・藤沢和、牝、父ディープインパクト

 ◆ルメール騎手 「楽勝でした。前走(3着)で競馬を教えられて、逃げても問題なかった。距離は2000メートルでも大丈夫」

 *14年フラワーCなど重賞3勝のバウンスシャッセ(父ゼンノロブロイ)が半姉で、今年の京王杯SCを勝ったムーンクエイク(父アドマイヤムーン)が半兄。一旦函館に戻って調整。次走は札幌2歳S(9月1日、札幌、GIII、芝1800メートル)も選択肢に

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【2歳戦結果】グレイシア、新馬戦V2018年7月29日() 05:00

 【新潟】5R新馬(芝・内1400メートル)=グレイシア(美・栗田徹、牝、父ダイワメジャー

 ◆田辺騎手 「調教は動いていたので勝ちを意識していた。最後まで手応えは楽だったし、大したものです」

 1R未勝利(牝馬、芝・内1400メートル)=ナーゲルリング(美・伊藤圭、父レッドスパーダ

 ◆戸崎騎手 「きょうは上手に走れましたし、開幕週の馬場もよかったです」

 *新種牡馬レッドスパーダの産駒はJRA初勝利

 【小倉】5R新馬(芝1200メートル)=ブルベアオーロ(栗・川村、牡、父キンシャサノキセキ

 ◆幸騎手 「強かったですね。手応えがありましたし、すぐ反応してくれました」

 *小倉2歳S(9月2日、小倉、GIII、芝1200メートル)が視野に

 【札幌】5R新馬(芝1500メートル)=レーヴドカナロア(栗・斉藤崇、牝、父ロードカナロア

 ◆ルメール騎手 「いい馬ですごく乗りやすく、直線でいい脚を使ってくれた。距離はマイルくらいがちょうどいい」

 *2010年阪神JF優勝馬レーヴディソール(父アグネスタキオン)が半姉で、09年青葉賞を制覇したアプレザンレーヴ(父シンボリクリスエス)、15年青葉賞など重賞2勝のレーヴミストラル(父キングカメハメハ)が半兄

 1R未勝利(芝1800メートル)=コントラチェック(美・藤沢和、牝、父ディープインパクト

 ◆ルメール騎手 「楽勝でした。前走(3着)で競馬を教えられて、逃げても問題なかった。距離は2000メートルでも大丈夫」

 *14年フラワーCなど重賞3勝のバウンスシャッセ(父ゼンノロブロイ)が半姉で、今年の京王杯SCを勝ったムーンクエイク(父アドマイヤムーン)が半兄。一旦函館に戻って調整。次走は札幌2歳S(9月1日、札幌、GIII、芝1800メートル)も選択肢に

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レーヴミストラルの関連コラム

閲覧 1,029ビュー コメント 0 ナイス 3

みなさんこんにちは!

本日は阪神11R「阪神大賞典 G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、サトノダイヤモンドシュヴァルグランの2頭。
第2グループ(黄)は、タマモベストプレイワンアンドオンリーレーヴミストラルの3頭。
第3グループ(薄黄)は、トーセンバジルトウシンモンステラの2頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表をご覧いただくと上位間ではシュヴァルグランタマモベストプレイ間に2.3の溝があり、下馬評通り2頭が他を離す図式となっています。

私の本命は◎シュヴァルグランにしたいと思います。現役№1のサトノダイヤモンドの強さは百も承知ですが、➀本番見据えての仕上げ②坂のあるコースでのパフォーマンス下落の2点があるのは事実。

阪神大賞典の過去の結果をみても、菊花賞、天皇賞(春)で求められるスピードは問われないレースでスタミナ寄りの馬に向いていると思います。本命のシュヴァルグランは阪神コースでのパフォーマンスがとにかく高く、血統的にスタミナも十分です。このレースに限ってはサトノダイヤモンドを負かす可能性はありそうです。

以下、対抗は○サトノダイヤモンド、▲レーヴミストラル、△スピリッツミノル、☆トーセンバジルと印を打ちます。

【3連単フォーメーション】
3,9

3,9

1,4,6 計6点


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2017年1月18日(水) 16:00 凄馬プロジェクトチーム
『凄馬出馬表&馬券検討』1/14~1/17の結果(愛知杯・日経新春杯)
閲覧 881ビュー コメント 0 ナイス 2

1月14日(土)に行われました中京11Rの「愛知杯G3」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【1位】◎マキシマムドパリ(5.0倍)
2着:総合ポイント【4位】サンソヴール(27.9倍)
3着:総合ポイント【5位】△クインズミラーグロ(10.4倍)

第1グループ・総合ポイント1位のマキシマムドパリが1着、第2グループ・総合ポイント4位のサンソヴールが2着、第2グループ・総合ポイント5位のクインズミラーグロが3着という結果でした。

期待した◎マキシマムドパリはこれまでの鬱憤を晴らす快勝!でしたが、サンソヴールが抜けてしまい馬券はハズレ('_')

総合ポイント4位でしたし、加えておくべきでしたね、、。凄馬出馬表的には1位→4位→5位の本線決着で配当は3連複209倍、3連単1204倍でした!(^^)!


【3連複1頭軸流し】
11

1,3,5,7,10,12,14

計21点 払い戻し0円


続いて1月17日(火)に行われました京都11Rの「日経新春杯G2」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【6位】○ミッキーロケット(2.9倍)
2着:総合ポイント【1位】▲シャケトラ(4.2倍)
3着:総合ポイント【3位】モンドインテロ(6.7倍)

第2グループ・総合ポイント6位のミッキーロケットが1着、第1グループ・総合ポイント1位のシャケトラが2着、第3グループ・総合ポイント3位のモンドインテロが3着という結果でした。

レーヴミストラルは+16キロも響きましたかね~。後々、パドックを見返してもそこまで太くは見えなかったんですが......。まあ、こちらは点数拡げず傷口最小限で済んだことを幸いととらえて、気持ちを切り替えたいと思います。もう週末はすぐそこですし(笑)。

【馬連流し】
◎=○▲☆+7,9
14=3,5,6,7,9(5点)払い戻し0円

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2017年1月17日(火) 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第240回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~日経新春杯 G2
閲覧 957ビュー コメント 0 ナイス 2

みなさんこんにちは!

まさかの火曜登板となりましたが(苦笑)、本日は1/15(日)に中止となった京都競馬の代替開催があるということで、京都11R「日経新春杯 G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、シャケトラから1.0ポイント差(約1馬身差)内のアクションスターモンドインテロまで3頭。
第2グループ(黄)は、ダコールから1.0ポイント差(約1馬身差)内のヤマカツライデンミッキーロケットレーヴミストラルまで4頭。
第3グループ(薄黄)は、アドマイヤフライトから同差(約1馬身差)内のレッドエルディストまでの2頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表を見渡すと、上位3頭が拮抗し、その下に少し開きが見られる配置となりました。その下は、約3.0ポイント差内に10位くらいまでの各馬が連なるメンバー構成となっています。

何と言っても2日スライドした影響が気になる、代替開催によって行われる今年の日経新春杯。可能な限り直前まで馬の状態(パドック、馬体重など)を見極めてから臨みたい一戦といえるでしょう。当コラムではそれもなかなか難しいところですので、あくまで“通常営業”スタイルでいきますが、いつも以上に不確定要素が多すぎる故、自ずと少点数勝負になってくるレースかな、というのが個人的な印象です。
そんな今回の私の◎は、初志貫徹でレーヴミストラルとしました。昨年は最後方からの直線一気での完勝。当時のようなスローペースや、上りの速い競馬は今回見込めないかもしれません(これも当日の馬場を見てみないと分かりませんが......)、京都2400mなら休み明け&58キロでも十分勝機があるとみています。リピーターレースでもあることから、今回の本命◎はこの馬に託したいと思います。
○はミッキーロケット。1週前、最終追い切りと気配の良さが伝わってくる好状態で好勝負を期待しています。4歳勢の中では、ハンデは最も見込まれたこの馬を最上位評価とします。
▲はシャケトラ。京都コースへの適性未知で3番手評価としましたが、それさえ除けば凄馬出馬表トップ評価が示すポテンシャル通りのレースも期待できるのではないでしょうか。
☆に冬場の京都なら鞍上次第で見せ場以上があっても驚けないアクションスター、△にレッドエルディストカフジプリンスと印を回し、今回の私の馬券は◎からの馬連勝負としたいと思います。


【馬連流し】
◎=○▲☆+7,9
14=3,5,6,7,9(5点)

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2017年1月8日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2017年01月08日号】特選重賞データ分析編(29)~2017年日経新春杯~
閲覧 3,574ビュー コメント 0 ナイス 3

次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2日経新春杯 2017年01月15日(日) 京都芝2400m外


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2010年以降)】
○4歳 [5-4-1-12](複勝率45.5%)
○5歳 [2-2-3-16](複勝率30.4%)
×6歳 [0-1-3-18](複勝率18.2%)
×7歳以上 [0-0-0-32](複勝率0.0%)

 馬齢を重視したい一戦。10年以降の優勝馬はいずれも5歳以下でしたし、複勝率は若い馬ほど高くなっています。昨年も、3頭しかいなかった4歳馬のうち2頭(シュヴァルグランレーヴミストラル)がワンツーフィニッシュを果たしました。2013年には単勝オッズ22.8倍(10番人気)のカポーティスター(当時4歳)が優勝していますから、若い馬はたとえ実績が心許なくてもマークしておきましょう。

主な「○」該当馬→カフジプリンスミッキーロケットモンドインテロ
主な「×」該当馬→アドマイヤフライトダコールトルークマクト


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

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2016年10月30日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2016年10月30日号】特選重賞データ分析編(19)~2016アルゼンチン共和国杯~
閲覧 3,091ビュー コメント 0 ナイス 3

次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析!<ピックアップデータ>をはじめ、<追い風データ/向かい風データ>、<注目馬チェック>など貴重な情報満載のウマニティ会員専用コラムを是非あなたの予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2アルゼンチン共和国杯 2016年11月6日(日)東京競馬場/芝/2500m


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2010年以降)】
○4歳以下 [5-2-4-17](複勝率39.3%)
×5歳以上 [1-4-2-70](複勝率9.1%)

 近年は5歳以上の高齢馬が不振。なお、馬齢が7歳以上だった馬は2010年以降[0-0-0-24](複勝率0.0%)とさらに苦戦しています。昨年のアルゼンチン共和国杯は出走馬18頭のうち14頭が5歳以上だったものの、4歳のゴールドアクターが1着、3歳のレーヴミストラルが3着。今年もほぼ同様のメンバー構成になりそうですし、思い切って買い目を絞り込みたいところです。

主な「○」該当馬→シュヴァルグランモンドインテロ
主な「×」該当馬→クリールカイザーフェイムゲームワンアンドオンリー


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

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2016年7月8日(金) 16:00 みんなの競馬コラム
【七夕賞】血統考察 byうまカレ
閲覧 3,478ビュー コメント 0 ナイス 10

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

先週のラジオNIKKEI賞は、ディープ産駒のゼーヴィントが優勝。鞍上的にもファイナルフォームのリプレイを見ているようでしたが、血統的に気になった点は2つ。

1点目は、パシフィカス(ナリタブライアンビワハヤヒデの母)、キャットクイル(キズナファレノプシスの母)などを送り出すPacific Princess牝系とディープインパクトの組み合わせが、先述のキズナ以外にも、ラストインパクトモンドインテロ、そしてゼーヴィントと違う母から活躍馬が続出するニックスであるということ。
2点目は、ディープインパクトとRoberto血の相性は決して良いとはいえず、ディープインパクト×ブライアンズタイムの重賞ウイナーは昨年まで出ていなかったのですが、今年ディーマジェスティが出現、さらにゼーヴィントまでもが重賞を制しました。ここまで様々なタイプから活躍馬を輩出する種牡馬ディープインパクトは、とんでもないスーパーサイアーです。


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『日本サラブレッド配合史』の著者で血統研究家の笠雄二郎さんの言葉に、「血統と馬体と走りの考察の一致した点で馬を語らなければならない」というものがあります。
たとえば、名繁殖牝馬レーヴドスカーの産駒たちの多くがレーヴディソールレーヴミストラルのようにストライド走法で外回り向きの末脚で走っていますが、ゼンノロブロイを父に持つレーヴデトワールだけは、父からもLa Troienneの血を引くからか肩が立っていて前脚が伸びきらないのでほかの兄弟ほど追ってから味がないーというように「この母は」、「この父は」、「この系統は」と、表面的に語ることも重要なときもありますが、それだけでは気付かない部分があります。だから「一致した点」で語らなければならないし、その方が圧倒的に面白いということなのだろうと解釈しています。

なぜこんなことを書いたのかというと、たとえば七夕賞で「ハーツクライ産駒を買え」ということがいわれているとき、そしてその年の出走馬の中のハーツクライ産駒がメイショウナルトレコンダイトの2頭だった場合、前者は(Bold Reason≒Never Bend3×3のカーネギーを母父に持ち、マルゼンスキーも引くからLa Troienneパワーが強く肩が立っていて前脚が伸びきらないのでコーナリングが巧く、かつこういうパワーが発現している馬は気温が高い夏場の方が硬質な筋肉がほぐれて調子が上がりやすいから)福島向きだけれど、後者は(母がMill Reel3×3で、ダラーンとした斬れ方をするから)福島向きではないだろう、というようなことを言うことが血統・配合予想の面白いところなのだろうと思ったからです。

上記のことに関連して、ぼくは競走馬は、

A:可動域やアクションが大きくて体型骨格のわりに完歩が大きい=いわゆる大跳びの馬
Ex)タッチングスピーチ
B:長手の体格のために他馬と比較してコーナーより直線のほうが加速がスムーズな馬
Ex)ドゥラメンテ
C:肩が立ち気味で、小刻みなピッチを刻む馬=いわゆるピッチ走法
Ex)ラブリーデイ
D:ストライドは伸びないが一歩が大きく、地面を叩きつけるような走法
Ex)グラスワンダー

というような4パターンに大別できると思っていて、ペースによって変わりますが、基本的にはAとBが外回り向き、CとDが内回り向きです。

七夕賞が福島2週目に施行時期が変わってから、ぼくの見立てでAまたはBで馬券圏内に好走したのは昨年のグランデッツァトーセンラーだけ(ニューダイナスティーも若干Bのくらいがある)。今年は特にこの2頭のようにGIで好勝負出来るような馬は見当たりませんし、やはりC、D型を狙わなければなりません。

●もちろん福島適性は高い
過去の七夕賞での好走馬2頭、一昨年の勝ち馬メイショウナルトは先述した通り、前走の鳴尾記念も0.5秒差の8着と悪くない内容でしたし、人気次第では馬券に組み込みたい1頭。昨年2着のステラウインドは、母父スピニングワールドがパワー型のスプリンターで、その母Imperfect CircleはLa Troienne6×7、ここがゼンノロブロイの母父マイニングの母I Pass(La Troienne4×5)と脈絡しますから、硬質な筋肉で前脚が伸びないC型で機動力に富んでいます。2走前のブリリアントSはダート、3走前の大阪城Sは10着ながら0.4秒差、今年も蛯名騎手の好騎乗があれば好走しても何ら驚くことはありませんが、厳しい枠に入ってしまいました。

ジャスタウェイ的成長の可能性を秘める
ディープ産駒×戸崎騎手、先週のゼーヴィントと被るアルバートドックはディープ産駒でも母がHyperionが濃い馬で、瞬発力よりも持続力に富んだ馬。だからある程度の位置から粘り込む競馬が出来れば、さらに持ち味が活きるはずで、同じくHyperion的なスタミナに富んだハーツクライジャスタウェイワンアンドオンリーリトルアマポーラも前で受けれるようになって大成しました。前走エプソムCも18頭中11番手からの競馬、以前よりは前目で競馬が出来るようになってきていますし、厩舎の先輩ジャスタウェイ的な大成をする馬かもしれません。

●福島は合っているが
シャイニープリンスは、キングヘイロー産駒で母系にPrincely Giftが入るが、Alydarの影響かさほどストライドは伸びる走りではない。母母スイートラブはテスコボーイ×ネヴァービートというNasrullah系同士の組み合わせで北九州短距離Sなどを制したスプリンターだったが、Nasrullah的な軟質なスピードは怠慢さ(≒軟質で燃費の良い筋肉)として伝わることが多いし、テスコボーイもネヴァービートも母系は欧血でNasrullah系としてはスタミナも兼備していたタイプだったから、このあたりのスタミナも上手く伝わっているのだろう。レース巧者でPrincely Giftが入るから福島の4角での下り坂からの平坦な直線もプラスだと思いますが、大外枠だとさすがに狙いにくいです。

●軽いスピードで平坦が合う
ダコールは母アジアンミーティアが種牡馬Unbridled’s Songの全妹で、アジアンミーティアは父Unbridledと母Trolley Song(Caro×ナスキロ)の柔らかさを併せ持った馬。とはいえ、軽いスピードが出た走りで平坦コースは合っています。この枠なら・・・あとは斤量との戦い。

●粘着力に富んでいる
初重賞制覇を目指すヤマニンボワラクテは、母ヤマニンカルフールがエリシオ×Danzigで、その奥の3代母父がハイインロー(HyperionとSon-in-Low)血脈だから、粘着力に富み、先述した系統だとDに属するタイプ。2走前の福島民報賞は大外枠を考えれば強い内容で、55キロのここは期待できそう。

新潟記念の方が狙いやすい
2連勝と勢いに乗るルミナスウォリアーは、メイショウサムソン産駒。メイショウサムソンはその父オペラハウスの硬さがなくマイヴィヴィアンの柔らかさで走っていました。その特徴は産駒にも受け継がれているようで、デンコウアンジュフロンテアクイーン、トーセナルニカ、サムソンズプライドレッドソロモンなど活躍馬の多くは芝馬。ルミナスウォリアーもDrone≒Halo≒Boldnesian5×4・5と芝向きの軽いスピードを増幅させた配合をしており、ここまで出世したのも納得がいく。ただ、スラッとした脚長の馬体で、外回り向きにうつるからここは軽視で、新潟記念の方が狙いやすい。

●3歳時以来の福島で期待
クリールカイザーシャイニープリンスと同じキングヘイロー産駒で、母系にPrincely Giftを引くという点も共通です。本馬の母父サッカーボーイや、ステイゴールドに代表されるサッカーボーイはPrincely Giftの柔らかさとノーザンテーストの頑強さのバランスが絶妙に現れていたといいますが、クリールカイザーにも同じようなものを感じます。メトロポリタンSは11か月の休み明け、前走目黒記念はゲート入りの際に後脚を外傷とのことで参考外、4角下りの福島コースは合っていると思いますし、巻き返しに期待できそうです。

●復活の条件は整った
重賞2勝のマーティンボロは、フレールジャックの全妹でディープインパクト×ハルーワソングという世界的な良血馬。ヴィルシーと3/4同血でもあり、今春マカヒキロゴタイプストレイトガールでGIを席巻したHalo3×4(Halo≒Red God3×4・4)らしい加速力もあるので、内回り2000mの内枠という条件は魅力的です。復帰後も悪くない競馬が続いていますし、ここは久しぶりに力を見せてくそうです。

●鞍上魅力で
マジェスティハーツはSeattle Slewが入るからか胴長で、外回り向きの差し馬なのですが、母がパワーの型のスプリンターなので、ハーツクライ産駒らしくない反応の速さがあります。だから内回りでも鳴尾記念2着のように好走することもでき、何といっても今回は鞍上(横山典弘騎手)が魅力、この枠でどういう競馬をしてくるか楽しみです。

●内回りでどんな走りをみせるか
芝に転じて再上昇してきたバーディーイーグルは、ブライアンズタイム産駒でBramalea≒Gold Digger3×4、Graustark=His Majesty3×4、Hasty Road4×5という父母相似配合馬。Graustark=His MajestyのようなRibotのクロスは、最近だとラジオNIKKEI賞のアーバンキッドや、マーメイドSのヒルノマテーラなど内回りで結果を残すことが多いです。ここは外を回すことの多い鞍上が不安ですが、人気次第では馬券に組み込んでも面白いかもしれません。

【まとめ】
・人気どころでは、ダコールヤマニンボワラクテアルバートドックを推したい。
・逆にルミナスウォリアーシャイニープリンスは割り引きたい。
・穴目ではクリールカイザーマーティンボロに特に注目
・余裕があればメイショウナルトマジェスティハーツも加えたい
特にクリールカイザーに期待しています。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


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 これまでダービーの勝利とは縁のなかった青葉賞。先週のフローラSよりも実績に乏しく、10年間でダービー2着1回、3着1回が精一杯。今年こそダービーに通用する馬が生まれるか?・・・

 昨年同様、無敗の桜花賞馬(ソダシ)と無敗の皐月賞馬(エフフォーリア)が誕生し、2冠目も、この2頭に輝くのではないかと話題になり、青葉賞にとってダービーの壁はますます高くなったと感じられます。

とはいえ、ダービー・トライアルレースの意地?を見せて欲しいものです。

 まず、このレースに出走する馬たちの中で、ダービーにも通用したのはどのような馬なのか心に止めながら、過去10年間の1着~3着の上位入賞馬を中心に分析して予想を進めたいと思います。

1.『青葉賞 G2』過去10年間の成績

2020年 1着 3人気 →2着 4人気 →3着 1人気

新馬戦  2戦目  ホープフルS (弥生賞出走)→前走の成績→出走経験数  次走成績
1着オーソリティ  新馬戦① 芙蓉S1着 ホープフル5着 弥生賞3着 →(直 行)→⑤当該レース→ダービー不出走
2着ヴァルコス   新馬戦② 未勝利④① (な し)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー14着
3着フィリオアレグロ新馬戦① 共同通信杯3着      弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走


    新馬戦 1着 6頭  2着 5頭  3着以下7頭 
    弥生賞あり1-0-0-2 弥生賞なし0-1-1-13

2019年 1着 5人気 →2着 1人気 →3着 3人気

1着リオンリオン  新馬戦② 未勝利②① (な し)  弥生賞なし →大寒桜1着→⑧当該レース→ダービー15着
2着ランフォザローゼス新馬戦① 葉牡丹賞2着      弥生賞なし →京成杯2着→④当該レース→ダービー7着
3着ピースワンパラディ新馬戦① Fウォーク賞1着    弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 5頭  2着 4頭  3着以下7頭 
    弥生賞あり0-0-0-1 弥生賞なし1-1-1-12

2018年 1着 6人気 →2着 7人気 →3着 1人気

1着ゴーフォザサミット新馬戦⑤ 未勝利①(共同通信杯3着) 弥生賞なし→スプリング7着→⑥当該レース→ダービー7着
2着エタリオウ    新馬戦④ 未勝利①(500万下2着)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー4着
3着スーパーフェザー 新馬戦① 若駒S6着(500万下2着) 弥生賞なし→アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 6頭  2着 2頭  3着以下10頭 
    弥生賞あり0-0-0-2 弥生賞なし1-1-1-13


2017年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 8人気

1着アドミラブル   新馬戦⑨ 未勝利①(アザレア賞1着)弥生賞なし →アザレア賞1着→④当該レース→ダービー3着
2着ベストアプローチ 新馬戦① 京都2歳S2着(500万下2着)弥生賞4着→(直 行)→⑥当該レース→ダービー9着
3着アドマイヤウイナー新馬戦① 札幌2歳S3着 ホープフル11着 弥生賞なし→大寒桜1着→④当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 7頭  2着 0頭  3着以下5頭 
    弥生賞あり0-1-0-0 弥生賞なし1-0-1-9


2016年 1着 4人気 →2着 5人気 →3着 1人気

1着ヴァンキッシュラン新馬戦② 未勝利③②①   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑦当該レース→ダービー13着
2着レッドエルディスト新馬戦⑤ 未勝利①     弥生賞なし →大寒桜賞1着 →④当該レース→ダービー9着
3着レーヴァティン  新馬戦⑥ 未勝利③②①500万下1着 弥生賞なし→(直 行→③当該レース→ 引退

    新馬戦 1着 6頭  2着 3頭  3着以下4頭 
    弥生賞あり0-0-0-0 弥生賞なし1-1-1-10


2015年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 5人気

1着レーヴミストラル 新馬戦④ 未勝利②①着   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー9着
2着タンタアレグリア 新馬戦② 未勝利②①ホープフル7着→弥生賞なし→大寒桜賞1着→当⑦該レース→ダービー7着
3着ヴェラヴェルスター新馬戦⑥ 未勝利②①    弥生賞なし →ゆりかもめ1着→⑤当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 5頭  2着 4頭  3着以下9頭 
    弥生賞あり0-0-0-0 弥生賞なし1-1-1-15


2014年 1着 10人気 →2着 1人気 →3着 4人気

1着ショウナンラグーン新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着)弥生賞なし→山吹賞3着→⑦当該レース→ダービー6着
2着ワールドインパクト新馬戦② 未勝利①(500万下2着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー10着
3着ヤマノウィザード 新馬戦① 梅花賞1着      弥生賞なし→すみれS7着→④当該レース→ダービー未出走

    新馬戦 1着 7頭  2着 2頭  3着以下9頭 
    弥生賞あり0-0-0-1 弥生賞なし1-1-1-14


2013年 1着 7人気 →2着 9人気 →3着 2人気

1着ヒラボクディープ 新馬戦① 葉牡丹賞6着     弥生賞なし →水仙賞1着→⑤当該レース→ダービー13着
2着アポロソニック  新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着) 弥生賞なし →山吹賞1着→⑥当該レース→ダービー3着
3着ラストインパクト 新馬戦① エリカ賞2着(きさらぎ6着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 6頭  2着 2頭  3着以下10頭 
    弥生賞あり0-0-0-1 弥生賞なし1-1-1-14


2012年 1着 1人気 →2着 10人気 →3着 13人気

1着フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着(500万下1着)弥生賞6着→直行→⑤当該レース→ダービー2着
2着エタンダール   新馬戦① 萩S3着 ラジNIKKEI8着   弥生賞なし→山吹賞1着→⑦当該レース→ダービー8着
3着ステラウインド  新馬戦④ 未勝利②①          弥生賞なし→山吹賞4着→⑤当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 6頭  2着 4頭  3着以下7頭 
    弥生賞あり1-0-0-0 弥生賞なし0-1-1-14


2011年 1着 6人気 →2着 4人気 →3着 1人気

1着ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊S1着 ラジNIKKEI4着 弥生賞7着 →直行→⑥当該レース→ダービー不出走
2着ショウナンパルフェ新馬戦② 未勝利① いちょうS3着 弥生賞なし→スプリングS6着→⑥当該レース→ダービー6着
3着トーセンレーヴ  新馬戦① アルメリア賞1着    弥生賞なし →毎日杯3着→④当該レース→ダービー9着

    新馬戦 1着 6頭  2着 4頭  3着以下8頭 
    弥生賞あり1-0-0-2 弥生賞なし0-1-1-13

 以上、1年ごとの1着~3着馬について

・新馬戦成績(例:①=1着)。
・2戦目の出走レースと成績(例:未勝利② 例は2着。)
・弥生賞の出走の有無。
・前走のレース成績(青葉賞出走前のレース)
・出走経験数 (例:④当該レース=青葉賞は4戦目)
・次走の成績(ダービー出走の有無と着順)
 6点について示してみました。(先週のフローラSと同じパターンです。)


 また、その年の全出走馬について
・新馬戦の成績分布(新馬戦1着馬の頭数、新馬戦2着馬の頭数、新馬戦3着以下の頭数)
・弥生賞の出走経験の有無(各頭数)

 2点について内訳を示してみました。(これも、先週のフローラSと同じパターンです。)


では、10年間の全データを上記6点及び2点について総合して『青葉賞』の全体像を浮き彫りにしたいと思います。そのため、1部のデータについては先々週の『皐月賞』のデータと比較して特徴を明らかにできるか試みます。

【過去10年間のデータ】

その1:全出走馬の新馬戦での成績

  青葉賞 G2
新馬戦 1着 60頭(35.5%) 2着 33頭(19.5%) 3着以下 76頭(45.0%)  総数頭169頭

  皐月賞G1
新馬戦 1着 87頭(49.7%) 2着 35頭(20.0%) 3着以下 53頭(30.3%)   総数175頭



 青葉賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       青葉賞 1着  青葉賞 2着  青葉賞 3着  複勝圏         
新馬戦1着  4頭( 6.7%)  3頭(5.0%)  7頭(11.7%)   14頭(23.3%) 総数60頭
新馬戦2着  2頭( 6.1%)  4頭(12.1%)  0頭( 0.0%)   6頭(18.2%) 総数33頭
新馬戦3着以下4頭( 5.3%)  3頭( 3.9%)  3頭( 3.9%)   10頭(13.2%) 総数76頭


皐月賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       皐月賞 1着  皐月賞 2着  皐月賞 3着  複勝圏    
新馬戦1着  7頭(8.1%)   8頭(9.2%)  9頭(10.3%)  24頭(27.6%) 総数87頭
新馬戦2着  2頭(5.7%)   2頭(5.7%)  1頭( 2.9%)  5頭(14.3%) 総数35頭
新馬戦3着以下1頭(1.9%)   0頭(0.0%)  0頭( 0.0%)  1頭( 1.9%) 総数53頭

 全出走馬の新馬戦での成績を皐月賞と比較してみると、皐月賞では新馬戦1着馬が半数近くで、1番多くなっています。一方、青葉賞では新馬戦3着以下の馬の出走割合が最多となっています。

 これは、以下に示したように先週のフローラSと桜花賞の比較で示した数値に非常に似通っています。

青葉賞 G2
新馬戦1着 60頭(35.5%)2着 33頭(19.5%)3着以下 76頭(45.0%)   総数169頭
フローラS G2
新馬戦1着 64頭(36.6%)2着 32頭(18.3%)3着以下 76頭(43.4%) 不出走3頭 総数175頭


皐月賞G1
新馬戦 1着 87頭(49.7%) 2着 35頭(20.0%) 3着以下 53頭(30.3%)   総数175頭

桜花賞G1
新馬戦 1着 56頭(47.1%) 2着 26頭(21.8%) 3着以下 37頭(31.1%)   総数119頭


 これは先週も述べましたが、G1に比べてG2の方が、力が通用するとみて、新馬戦では成長途上で能力を発揮しきれなかった3歳馬たちが、ダービー(オークス)の優先出走権を得ようと本気モードで参戦してくることを示す数値であることが窺われます。

 では、肝心のレース結果と新馬戦の成績を含めた参戦過程との間にどんな関係があるのか分析していきたいと思います。

 参考に、牡馬と牝馬では、3歳クラシックのレース傾向に違いや特徴が見られないか桜花賞と皐月賞のレース結果について、新馬戦成績別の内訳を比較してみます。

【牡馬(皐月賞)と牝馬(桜花賞)の比較】

皐月賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       皐月賞 1着   皐月賞 2着  皐月賞 3着  複勝圏    
新馬戦1着  7頭(8.1%)   8頭(9.2%)  9頭(10.3%)  24頭(27.6%) 総数87頭
新馬戦2着  2頭(5.7%)   2頭(5.7%)  1頭( 2.9%)  5頭(14.3%) 総数35頭
新馬戦3着以下1頭(1.9%)   0頭(0.0%)  0頭( 0.0%)  1頭( 1.9%) 総数53頭

桜花賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       桜花賞 1着  桜花賞 2着   桜花賞 3着  複勝圏     
新馬戦1着  9頭(9.2%)  6頭(6.1%)   7頭(7.1%)   22頭(22.4%) 総数98頭
新馬戦2着  1頭(2.9%)  3頭(8.6%)   1頭(2.9%)   5頭(14.3%) 総数35頭
新馬戦3着以下0頭(0.0%)  1頭(2.2%)   2頭(4.3%)   3頭( 6.5%) 総数46頭


 牝馬(桜花賞)では、新馬戦から1着になる能力を発揮できる馬でなければ、桜花賞ではほとんど連対できないことを示しています。新馬戦2着であれば連対する可能性は残されていますが、新馬戦3着以下の馬は桜花賞3着の可能性はあっても、連対することはまずあり得ないことを示しています。

 牡馬(皐月賞)でも、新馬戦1着の勝率が70.0%(7/10頭)。連対率が75.0%(15/20頭)。複勝率では80.0%(24/30頭)。というように新馬戦1着の馬が圧倒的な成績をおさめています。ただし、勝馬に限れば、牡馬(皐月賞)の方が新馬戦2着馬の勝利する可能性が倍増?し、3着馬にも可能性が残されているということになります。

 つまり、連対率では牡馬・牝馬共に10年間で新馬戦1着馬が15頭ずつで75.0%とまったく同じではありますが、牡馬(皐月賞)の1着は、やや荒れ気味になるようです。

 反面、複勝率でみると、牡馬の方が新馬戦1着馬で堅く決まる(牡馬80.0%)傾向があると言えそうです。(牝馬73.3%)


 では、ダービーとオークスのトライアルレースに位置づけられているフローラSと青葉賞も同様の傾向があるのでしょうか。

【牡馬(青葉賞)と牝馬(フローラS)の比較】

青葉賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       青葉賞 1着  青葉賞 2着 青葉賞 3着 複勝圏         
新馬戦1着   4頭( 6.7%) 3頭( 5.0%) 7頭(11.7%)  14頭(23.3%) 総数60頭(35.5%)
新馬戦2着  2頭( 6.1%) 4頭(12.1%) 0頭( 0.0%)   6頭(18.2%) 総数33頭(19.5%)
新馬戦3着以下4頭( 5.3%) 3頭( 3.9%) 3頭( 3.9%)  10頭(13.2%) 総数76頭(44.9%)


 フローラSのレース結果(新馬戦成績別の内訳)
      フローラS1着  フローラS2着  フローラS3着 複勝圏     
新馬戦1着  4頭( 7.1%) 7頭(12.5%)  7頭(12.5%)  18頭(32.1%) 総数56頭(32.0))
新馬戦2着  4頭(15.4%) 1頭( 3.8%)   1頭( 3.8%)   6頭(23.1%) 総数26頭(14.9%)
新馬戦3着以下2頭( 5.4%) 2頭( 5.4%)   2頭( 5.4%) 6頭(16.2%) 総数37頭(21.1%)

 トライアルレースでは、牡馬(青葉賞)・牝馬(フローラS)共に様相が一変し、新馬戦での成績によって皐月賞や桜花賞のようにレース結果(成績)に優位性があるとはいえないようです。牡馬・牝馬とも、新馬戦1着の勝率が40.0%(4/10頭)と半減していることがデータから読み取れます。

新馬戦1着馬の成績を連対率と複勝率で牡馬・牝馬の比較すると

牡馬(青葉賞)    連対率が35.0%( 7/20頭)。複勝率では46.7%(14/30頭)
牝馬(フローラS)  連対率が52.5%(11/20頭)。複勝率では60.0%(18/30頭)

 新馬戦1着のように早くから結果を出していてもトライアルレースの成績とそれほど強く結びついていないことが認められます。

 皐月賞でみると、牡馬の方が新馬戦1着馬の複勝率が高く、堅く決まる(牡馬80.0%)傾向がありました。ところが、青葉賞とフローラSの牡馬・牝馬の比較では、真逆になっていることをデータが示しています。

 すなわち、トライアルレースは荒れ気味であるとは言いながら、牝馬では新馬戦1着馬の複勝率は5割以上を保っています。一方、牡馬では複勝率が5割を切っていて、牡馬(青葉賞)がより荒れ気味なのです。

 新馬戦1着馬の連対率で牡馬と牝馬の比較をすると、更にそれが顕著になります。牝馬(フローラS)の連対率が52.5%なのに対して、牡馬(青葉賞)の連対率が35.0%と、新馬戦の1着が信頼に足る成績を収めることができていないことが認められます。

 青葉賞では新馬戦2着馬よりも3着以下の方が勝率、連対率、複勝率の全てで上回っており、波乱のトライアルレースになっていることに疑いありません。

新馬戦2着    勝率20.0%( 2/10頭) 連対率33.3%( 6/20頭) 複勝率20.0%( 6/30頭)
新馬戦3着以下  勝率40.0%( 4/10頭) 連対率35.0%( 7/20頭) 複勝率33.3%(10/30頭)

 次に、弥生賞出走の有無と青葉賞の成績との関連について、皐月賞の場合と比較してみましょう。

【過去10年間のデータ】

その2:全出走馬の弥生賞への出走の有無と当該レースの成績
青葉賞 G2
弥生賞あり3-1-0-9  弥生賞なし7-9-10-127
皐月賞G1
弥生賞あり0-5-2-39  弥生賞なし10-5-8-107

 皐月賞の場合は、弥生賞出走経験がある馬で、勝利を手に入れた馬は1頭もいないものの、連対率10.9%(5/46頭) 複勝率15.2%(7/46頭)となり、弥生賞不出走馬の連対率11.4%(15/130頭) 複勝率17.7%(23/130頭)とほぼ互角の成績を残しています。

 青葉賞では、弥生賞出走経験がある場合、勝率23.1%(3/13頭) 連対率30.8%(4/13頭) 複勝率30.8%(4/13頭)となり、弥生賞不出走馬の勝率4.6%(7/153頭) 連対率10.5%(16/153頭) 複勝率17.0%(26/153頭)に比較して、複勝率のみ極わずかに低いものの、勝率と連対率ではかなり上回る結果になっています。

 つまり、青葉賞においては弥生賞出走馬の連対の可能性を意識して、本命馬等の選択を考えた予想をする必要があるということです。

 それでは、過去10年間で弥生賞を経由して出走した14頭がどんな臨戦過程で出走し、連対したのはどんな馬たちなのか
詳しく見て、今年の弥生賞出走経験のある唯一頭のワンデイモアと比較検討してみましょう。

【過去10年間の弥生賞経由の成績】

2020年     新馬戦  2戦目  ホープフルS (弥生賞出走)→前走の成績→青葉賞成績  次走成績
オーソリティ  新馬戦① 芙蓉S1着 ホープフル5着 弥生賞3着 →(直 行)→5走目1着→ダービー不出走
メイショウボサツ新馬戦② 未勝利②  (な し) 弥生賞10着→大寒桜賞1着→9走目5着→ダービー不出走
アラタ     新馬戦⑧ 未勝利⑤  (な し)  弥生賞3着 →(直 行)→5走目14着→ダービー不出走
2019年
サトノラディウス新馬戦① 葉牡丹3着 (な し)  弥生賞6着 →(直 行)→5走目5着→ダービー不出走
2018年
トラストケンシン新馬戦⑦ 未勝利③  (な し)  弥生賞6着 →(直 行)→6走目5着→ダービー不出走
オブセッション 新馬戦① シクラメン3着(な し)  弥生賞7着 →(直 行)→4走目11着→引退
2017年
ベストアプローチ新馬戦① 京都2歳S2着(な し)  弥生賞4着→(直 行)→6走目2着→ダービー9着
2016年
該当馬なし
2015年
該当馬なし
2014年
エイシンエルビン新馬戦④ 未勝利③  (な し)  弥生賞8着 →(直 行)→6走目7着→ダービー不出走
2013年
ダービーフィズ 新馬戦② 未勝利①  (な し)  弥生賞7着 →(直 行)→6走目12着→ダービー不出走
2012年
フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着     弥生賞6着→(直 行)→6走目1着→ダービー2着
2011年
ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊S1着       弥生賞7着 →(直 行)→6走目1着→ダービー不出走
ギュスターヴクライ新馬戦⑥ 未勝利⑪  (な し)  弥生賞6着 →(直 行)→7走目4着→ダービー不出走
ショウナンマイティ新馬戦① 萩S1着  (な し)  弥生賞4着 →(直 行)→6走目5着→ダービー不出走


 弥生賞出走後に青葉賞に参戦するのは、弥生賞で4着以下になり、皐月賞の優先出走権を得られず出走が叶わなかったものの、ダービーには是非とも出走させたいと優先出走権を狙ってきたからです。早くから能力を開花させて皐月賞(このトライアルレースも含めて)に出走させることができた馬たちとは別路線で、持てる能力や能力を発揮する精神面・肉体面の成長の違いや個性によって多彩なレース経験を経て挑戦してきたものですから、予想するのも難しいはずです。

 その多様な出走状況の中から有力馬を見極める方法を焦点化する一つの手法として「弥生賞出走経験」の有無によって上位入賞の可能性を探ることができるのではないかと思います。

前述のような青葉賞における弥生賞経由馬の勝率・連対率が他のレースと比べて明らかに高めであるなら、上記の13頭の分析から、今年出走するワンデイモアの取捨を決めることがキーポイントになるかもしれません。

【過去10年間のデータから有力候補になりそうな弥生賞経由馬の条件】
(1)新馬戦の成績    1着から8着までの出走 青葉賞の複勝圏に入ったのは新馬戦1着の4頭のみ
(2)弥生賞までの勝ち鞍 2勝馬が青葉賞1着3頭 1勝馬が青葉賞2着1頭
(3)弥生賞の成績    青葉賞1着←弥生賞3着、6着、7着 青葉賞2着←弥生賞4着
(4)青葉賞出走時の経験 5戦目→2着、1着、1着 6戦目→1着

 かなり強引ですが、これまで青葉賞で連対した4頭を4つの視点から「ワンデイモア」に当てはめてみます。

ワンデイモア   新馬戦⑧ 未勝利① 1勝クラス1着  弥生賞7着 → (直行)   →⑤当該レース

 (1)が当てはまらないものの、他の3項目は当てはまるので、複勝圏内に入ってくる期待を持たせる臨戦過程となっています。ただし、弥生賞経由馬の場合は新馬戦で1着が青葉賞連対の必要条件となり、(1)の条件を最重要視するべきかもしれません。

 確かに、弥生賞不出走を含めた青葉賞出走馬の全体で見たときは、新馬戦1着馬の勝率と連対率、複勝率の全てがフローラSや皐月賞・桜花賞に比べてかなり低いのは事実で、新馬戦8着の「ワンデイモア」にも複勝圏の可能性があるという考え方もありますが、人気が高ければ「切りたい」危険な有力馬に、人気が低ければ穴馬に評価するべきと判断します。


 それでは、過去10年間のデータから今年の有力馬を絞り込んでみたいと思います。


【過去10年間の上位入賞馬】

2020年 1着 3人気 →2着 4人気 →3着 1人気
新馬戦  2戦目  ホープフルS (弥生賞出走)→前走の成績→出走経験数  次走成績
1着オーソリティ  新馬戦① 芙蓉S1着 ホープフル5着 弥生賞3着 →(直 行)→⑤当該レース→ダービー不出走
2着ヴァルコス   新馬戦② 未勝利④① (な し)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー14着
3着フィリオアレグロ新馬戦① 共同通信杯3着      弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走

2019年 1着 5人気 →2着 1人気 →3着 3人気
1着リオンリオン  新馬戦② 未勝利②① (な し)  弥生賞なし →大寒桜1着→⑧当該レース→ダービー15着
2着ランフォザローゼス新馬戦① 葉牡丹賞2着      弥生賞なし →京成杯2着→④当該レース→ダービー7着
3着ピースワンパラディ新馬戦① Fウォーク賞1着    弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走

2018年 1着 6人気 →2着 7人気 →3着 1人気
1着ゴーフォザサミット新馬戦⑤ 未勝利①(共同通信杯3着) 弥生賞なし→スプリング7着→⑥当該レース→ダービー7着
2着エタリオウ    新馬戦④ 未勝利①(500万下2着)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー4着
3着スーパーフェザー 新馬戦① 若駒S6着(500万下2着)弥生賞なし→アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー不出走

2017年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 8人気
1着アドミラブル   新馬戦⑨ 未勝利①(アザレア賞1着)弥生賞なし →アザレア賞1着→④当該レース→ダービー3着
2着ベストアプローチ 新馬戦① 京都2歳S2着(500万下2着)弥生賞4着→(直 行)→⑥当該レース→ダービー9着
3着アドマイヤウイナー新馬戦① 札幌2歳S3着 ホープフル11着 弥生賞なし→大寒桜1着→④当該レース→ダービー不出走

2016年 1着 4人気 →2着 5人気 →3着 1人気
1着ヴァンキッシュラン新馬戦② 未勝利③②①   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑦当該レース→ダービー13着
2着レッドエルディスト新馬戦⑤ 未勝利①     弥生賞なし →大寒桜賞1着 →④当該レース→ダービー9着
3着レーヴァティン  新馬戦⑥ 未勝利③②①500万下1着 弥生賞なし→(直 行)→③当該レース→ 引退

2015年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 5人気
1着レーヴミストラル 新馬戦④ 未勝利②①着   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー9着
2着タンタアレグリア 新馬戦② 未勝利②①ホープフル7着→弥生賞なし→大寒桜賞1着→当⑦該レース→ダービー7着
3着ヴェラヴェルスター新馬戦⑥ 未勝利②①    弥生賞なし →ゆりかもめ1着→⑤当該レース→ダービー不出走

2014年 1着 10人気 →2着 1人気 →3着 4人気
1着ショウナンラグーン新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着)弥生賞なし→山吹賞3着→⑦当該レース→ダービー6着
2着ワールドインパクト新馬戦② 未勝利①(500万下2着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー10着
3着ヤマノウィザード 新馬戦① 梅花賞1着      弥生賞なし→すみれS7着→④当該レース→ダービー未出走

2013年 1着 7人気 →2着 9人気 →3着 2人気
1着ヒラボクディープ 新馬戦① 葉牡丹賞6着     弥生賞なし →水仙賞1着→⑤当該レース→ダービー13着
2着アポロソニック  新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着) 弥生賞なし →山吹賞1着→⑥当該レース→ダービー3着
3着ラストインパクト 新馬戦① エリカ賞2着(きさらぎ6着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー不出走

2012年 1着 1人気 →2着 10人気 →3着 13人気
1着フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着(500万下1着)弥生賞6着→直行→⑤当該レース→ダービー2着
2着エタンダール   新馬戦① 萩S3着 ラジNIKKEI8着   弥生賞なし→山吹賞1着→⑦当該レース→ダービー8着
3着ステラウインド  新馬戦④ 未勝利②①          弥生賞なし→山吹賞4着→⑤当該レース→ダービー不出走

2011年 1着 6人気 →2着 4人気 →3着 1人気
1着ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊S1着 ラジNIKKEI4着 弥生賞7着 →直行→⑥当該レース→ダービー不出走
2着ショウナンパルフェ新馬戦② 未勝利① いちょうS3着 弥生賞なし→スプリングS6着→⑥当該レース→ダービー6着
3着トーセンレーヴ  新馬戦① アルメリア賞1着    弥生賞なし →毎日杯3着→④当該レース→ダービー9着


 過去10年間データから、次の観点を有力馬候補選択の考慮事項に入れたいと考えます。
(1)新馬戦の成績よりも青葉賞の前走で1着になっていること(30頭中18頭が1着=青葉賞で複勝率60.0%)
  ※弥生賞経由で複勝圏の4頭を除くと69.2%(18/26頭) ただし、前走未勝利1着は前例がないので除外。

(2)前走までに重賞経験があり、掲示板に載った実績があること(30頭中5頭が該当=(1)と合わせて複勝率76.7%)
  ※前走がスプリングSでは、掲示板に準じた6着・7着の2頭も複勝圏に入り、(1)(2) と合わせて複勝率83.3%

(3)弥生賞経由「ワンデイモア」を別途検討することにすれば、上記の複勝率は88.5%(23/26頭)とする見方も可能


 以上、これまでのデータと考察を踏まえて青葉賞出走馬18頭の検討をしてみます。


【青葉賞G2 出走馬】
1.アランデル     新馬戦① 芙蓉S OP2着        弥生賞なし →きさらぎ賞5着→④当該レース
2.ワンダフルタウン  新馬戦② 未勝利① 萩S3着     弥生賞なし →京都2歳S1着→⑤当該レース
3.ノースブリッジ   新馬戦① 葉牡丹賞1着        弥生賞なし →葉牡丹賞1着 →③当該レース
4.バーボンハイボール 新馬戦⑩ 未勝利⑪ 摩耶山特別1着  弥生賞なし →1勝クラス5着→⑥当該レース
5.ワンデイモア    新馬戦⑧ 未勝利① 1勝クラス1着  弥生賞7着 → (直行)   →⑤当該レース
6.アオイショー    新馬戦① ホープフルS7着      弥生賞なし →山吹賞1着  →④当該レース
7.レッドヴェロシティ 新馬戦⑦ 未勝利③① 1勝クラス5着 弥生賞なし →水仙賞1着  →⑥当該レース
8.マテンロウエール  新馬戦② 未勝利①          弥生賞なし →大寒桜賞11着→④当該レース
9.テンカハル     新馬戦② 未勝利① ホープフルS6着 弥生賞なし →アザレア賞3着→④当該レース
10.キングストーンボーイ新馬戦① サウジRC5着       弥生賞なし →共同通信杯4着→⑤当該レース
11.テーオーロイヤル  新馬戦③ 未勝利⑨④①        弥生賞なし →未勝利1着  →⑤当該レース
12.スワーヴエルメ   新馬戦② 未勝利①          弥生賞なし →未勝利1着  →③当該レース
13.アウスヴァール   新馬戦④ 未勝利⑧①         弥生賞なし →若葉S4着  →⑤当該レース
14グレアリングアイ  新馬戦③ 未勝利①          弥生賞なし →大寒桜賞2着 →⑤当該レース
15.リーブルミノル   新馬戦⑦ 未勝利③③⑪②③⑤①    弥生賞なし →アザレア賞1着→⑪当該レース
16.レインフロムヘヴン 新馬戦① 百日草2着 東スポ8着   弥生賞なし →スプリングS13着→⑥当該レース
17.タガノカイ     新馬戦⑩ 未勝利⑦① きさらぎ賞4着 弥生賞なし →若葉S7着  →⑧当該レース
18.モンテディオ    新馬戦③ 未勝利②②②① すみれS3着 弥生賞なし →アザレア賞2着→⑧当該レース
(抽選漏れ・除外)
ゲヴィナー     新馬戦なし 未勝利①         弥生賞なし →未勝利1着  →②当該レース
トーホウバロン   新馬戦⑨ 未勝利③⑤①        弥生賞なし →若葉S8着  →⑥当該レース
レンツシュピッツェ 新馬戦⑤ 未勝利⑩① 1勝クラス7着 弥生賞なし →ゆきやなぎ賞3着→⑦当該レース
ヴェローチェオロ  新馬戦① 札幌2歳S5着 東スポ2歳S5着 弥生賞なし →ひめさゆり1着→⑩当該レース


これまでのデータを(1)から(3)の観点で今年の出走馬に照らし合わせて、印を回す候補を絞ってみます。

△1.アランデル     新馬戦① 芙蓉S OP2着        弥生賞なし →きさらぎ賞5着→④当該レース
◎2.ワンダフルタウン  新馬戦② 未勝利① 萩S3着     弥生賞なし →京都2歳S1着→⑤当該レース
▲3.ノースブリッジ   新馬戦① 葉牡丹賞1着        弥生賞なし →葉牡丹賞1着 →③当該レース
△6.アオイショー    新馬戦① ホープフルS7着      弥生賞なし →山吹賞1着  →④当該レース
△7.レッドヴェロシティ 新馬戦⑦ 未勝利③① 1勝クラス5着 弥生賞なし →水仙賞1着  →⑥当該レース
△9.テンカハル     新馬戦② 未勝利① ホープフルS6着 弥生賞なし →アザレア賞3着→④当該レース
○10.キングストーンボーイ新馬戦① サウジRC5着       弥生賞なし →共同通信杯4着→⑤当該レース
×15.リーブルミノル   新馬戦⑦ 未勝利③③⑪②③⑤①    弥生賞なし →アザレア賞1着→⑪当該レース
×17.タガノカイ     新馬戦⑩ 未勝利⑦① きさらぎ賞4着 弥生賞なし →若葉S7着  →⑧当該レース

【弥生賞経由】
×5.ワンデイモア    新馬戦⑧ 未勝利① 1勝クラス1着  弥生賞7着 → (直行)   →⑤当該レース


データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 ちなみに、弥生賞を経由して青葉賞で上位入賞した馬は、ダービーでは全て4着以下に敗れています。ですから、ワンデイモアが仮に青葉賞で上位入賞してもダービーには通用しないと思われます。

 モズ@ 2017年4月28日(金) 17:35
天皇賞春前哨戦振り返り
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【大阪杯】

12.3 - 11.1 - 12.1 - 12.1 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 11.7 - 11.6 - 12.0

マルターズアポジーの放置逃げで
後続は淀みない流れからのラスト800m戦。
後方待機組には苦しく、先団に付けた馬が有利な流れ。


1着キタサンブラック

序盤でサクラアンプルールにやや絡まれかけたが、
武騎手大好き横山騎手がすぐに馬を離してくれたので
向正面からは何事もなく、いつも通りのマイペースな走り。

結局のところ同型馬というか、
強い先行馬が他にいない限りはこの馬が主導権を握れる
絶好の展開にはなってしまうのかなと思う。

緩急のある流れに巻き込まれてしまうと
さすがに苦しいとは思うが、
そういった流れを作る馬がいるかも怪しいし、
とにかくマイペースさえ貫ければ
まず崩れなさそうなイメージはある。



【日経賞】

6.9 - 11.4 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.9 - 12.5 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.8 - 12.6

道中で大きな緩みもなく全体を通して淡々と進む流れ。
自力で押し上げるポイントがないため先団内目の馬が有利。


1着シャケトラ

後方外目で位置取り不利の流れを
向正面残り1000mからのスパートで着差以上の完勝。

向正面の直線上でスピードに乗せられたことと
上がりの速さを問われなかったこと、
相手関係の微妙さも手伝っての勝利だったが、
展開を考えれば強い競馬。


3着アドマイヤデウス

インの3番手と絶好位からの競馬。
相変わらずコーナーでの反応が悪く、
コーナリングで置かれて直線伸びるもあと一歩及ばず。


4着レインボーライン

道中はとにかく掛かり通しで
最後は馬群の内に入れるしかなく、終始リズムの悪い運び。

直線も残り200過ぎからしか追えず、
力を出し切らない恰好での敗戦なので度外視できる一戦。
ただ、掛かり具合は本番に向けて懸念材料。


5着ゴールドアクター

やや力の要る芝状態で
ダラダラ脚を使わされる展開が合わなかったのか、
普通に負けてしまう競馬。

この展開での好走歴がない馬だったし
負けても納得はいくが、
実績を考えればもう少し頑張ってほしかった。


6着ディーマジェスティ

展開と位置取りを考えればこの着順は仕方ないが、
結局は道中で押し上げの利くポイントがないと苦しい馬だし、
もし中弛みの恩恵を受けたとしても
末脚で劣ってしまうように見えるので、何とも難しそう。

本番に向けての課題は距離よりも位置取りと末脚。


7着ヤマカツライデン

力があればもっと粘れる展開ではあったし、
直後にいたミライヘノツバサが
2着に残ったことを考えると、物足りなさは感じる。



【阪神大賞典】

12.8 - 11.8 - 11.6 - 12.7 - 12.6 - 11.5 - 11.7 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 12.3

序盤でレーヴミストラルが掛かってしまったり、
1周目の直線でウインスペクトルが先手を奪いにいったことでやや歪なラップ構成。
逃げ馬を無視して考えれば、平坦な流れからのラスト1000m戦。


1着サトノダイヤモンド

1周目の3~4角で珍しく掛かってしまったが、
レーヴミストラルの動きもあったし、
この馬自身もやや促されてのスタートから
3~4角での緩みだったので、あまり気にしなくて良いのかなとも思う。

むしろ気になるのはスタートのほうで、
今まで以上に出脚が付かなく見えたのは本番に向けて心配なところ。
レース内容としては完勝だったが、
本番でも位置を落とすようだと少し不安を感じる部分はある。


2着シュヴァルグラン

残り1000から半ば強引にペースを上げて
サトノダイヤモンドに真っ向勝負を挑む形になったが、
結果的にはコーナーで外々を早めに回る競馬にもなったし、
ちょっと無理があったかなとは思う。
ただ、福永騎手の勝ちに行く姿勢が見られたのは良かった。

正直、ここではどう乗っても
サトノダイヤモンドには勝てないように映ったが、
差を詰めることは可能だと思うし、
G1馬が相手でも善戦できそうな力は感じる。


3着トーセンバジル

勝負所では上位2頭を前に見ながら
多少ゆったりとは運べているし、
着狙いの競馬にも見えなくはないが、
この馬自身もある程度ロスのある競馬はしているし、
正直良いんだか悪いんだか分からない乗り方。

ロスなく運べればもう少し差は詰まりそうだが、
ただやっぱり前とは力量差がありそう。


4着タマモベストプレイ

川田騎手の謎の押し上げで
序盤にやや無駄なペースの上げ下げはあったが、
それ以外は比較的スムーズに運べていたし、
この馬としても力は出し切れる展開。


5着スピリッツミノル

1周目の3~4角で抑え込まれたレーヴミストラルに前を塞がれてしまい、
ちょっと思い通りのポジショニングができなかった印象。
全体的にスムーズなら3着争いにもギリギリ加われたようには思う。


7着ワンアンドオンリー

中団外目を終始掛かり気味の運びで
勝負所の3~4角ではすでにスタミナ切れ。
この距離ではどうにも厳しいところがありそう。



【ダイヤモンドS】

12.9 - 12.4 - 13.0 - 13.0 - 13.0 - 12.9 - 13.0 - 13.8 - 13.6 - 13.0 - 12.7 - 12.7 - 12.5 - 12.3 - 11.6 - 11.3 - 11.5

長距離戦らしくない上がりの競馬。
道中は淀みも少なく、各馬とも走りやすいレースだったとは思う。


1着アルバート

決してこの流れが得意な馬ではないが、
結果的にはここでは力が違ったといえる勝ち方。

相手が強化されると末脚負けしそうではあるし、
位置取りの悪さは大きな課題。


2着ラブラドライト

番手から直線では加速の良さもしっかり見せたし、
この馬なりに力は出し切る競馬。
展開的には楽だったし、加速の競馬も合っていたのかなと思う。


7着ファタモルガーナ

好位から運べたが加速が付かず、
長距離戦らしくない展開が完全に合わなかった。


11着プロレタリアト

一瞬伸びかけたが最後は一杯。重賞では厳しい。



【2016天皇賞・春】

13.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.7 - 11.9

後続に押し上げる隙を与えない
武騎手の芸術的なペース配分での逃げ

なんですが、
残念ながら公式ラップがその芸術性に見事に水を差しています。

7F目から11.6→12.9と謎のペースの上げ下げがありますが、
こんなラップを刻むことは100%ありえないと断言します。

実際には12.0→12.5程度で、
8F目がちょうどコーナー部分に当たるので
ある程度の減速があるのは当然ですが、
本当に武騎手は緩急を少なく、完璧な運びができたと言えます。


1着キタサンブラック

自力でレースを作っての完勝。
ただ、カレンミロティックと接戦になるあたり、
本質的に長距離はどうなんだろうと思う部分はある。


3着シュヴァルグラン

内目を通れたことは大きかったが、
進路取りがスムーズではなかったし、
場合によってはもう少し前との差は縮められたかなと思う。


6着アルバート

シュヴァルグランの直後に付ける形で
こちらも内目を回れたことは良かったが、
進路取りには少し手間取ったし、
直線の脚もシュヴァルグランにやや劣っていたので、
序盤で位置を取りに行けない点が大きな痛手になっている印象は受ける。


7着ファタモルガーナ

中団外目で要所要所で置かれながらも
直線しぶとく脚を伸ばしての7着。
内目でもう少しスムーズな立ち回りが利けば
着順は上げられたはずだが、
そのスムーズな立ち回りが利かない馬なんだとは思う。


9着アドマイヤデウス

位置取りはそこまで悪くなかったが、
最後は脚色が一杯になり失速。
もっと分かりやすいくらいの
上がり勝負にならないと厳しさは感じる。


12番ゴールドアクター

17番枠からのスタートで外目を回り続けるしかなかったし、
キタサンブラックの土俵で早めの動き出しにもなったので、
惨敗も致し方ない内容ではあるが、
直後で競馬をしていたトーホウジャッカルの
脚色なんかを見ると距離への不安は感じてしまう。

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 馬券のAエース 2017年3月18日() 21:30
【日曜自信の6鞍】+スプリングS・阪神大賞典♪ 
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【メモリアル】あと1勝で○○○勝♪

武士沢 友治≪騎手≫〔現在299勝〕(日曜のアトランタが勝てば古賀先生とW達成)
横山 和生≪騎手≫〔現在99勝〕
勢司 和浩≪調教師≫〔現在299勝〕
荒川 義之≪調教師≫〔現在199勝〕(土曜日曜は期待できる)
牧 光二≪調教師≫〔現在199勝〕
田島 俊明≪調教師≫〔現在99勝〕
古賀 史生≪調教師≫〔現在499勝〕(今週は日曜が勝負日っぽいですね)

  【日曜:自信の6鞍】
阪神3R…②テイエムグッドマン
阪神4R…②メイショウテンシャ
中山5R…⑤コンボルド
阪神5R…⑨サツキユニヴァース
阪神10R…⑩スズカルパン
中山12R…⑩アドヴェントス

///////////////

【厩舎&騎手】高確率メソッド
中山10R :◆ワディ  デム&野中  〔複勝率〕42.3% 単128% 複86%
中山11R :◆トリコロールブルー  デム&友道  〔複勝率〕 58.3% 
中山12R :◆デルマサリーチャン  戸崎&堀井  〔複勝率〕 47.1% 
阪神4R :◆プロキシマ  ルメ&池江  〔複勝率〕 52.5% 
阪神4R :◆インヘリットデール  川田&高野  〔複勝率〕 47.6% 
阪神6R :◆ゲキリン  ルメ&吉村  〔複勝率〕 44.0% 
阪神7R :◆フォイヤーヴェルク  川田&池江  〔複勝率〕 45.6% 
阪神10R :◆シャドウダンサー  武&角居  〔複勝率〕 44.7% 
阪神10R :◆サトノケンシロウ  川田&池江  〔複勝率〕 45.6% 
阪神11R :◆ レーヴミストラル  川田&高野  〔複勝率〕 47.6% 
阪神11R :◆ サトノダイヤモンド  ルメ&池江  〔複勝率〕 52.5% 
阪神12R :◆ネオアトラクション  福永&角居  〔複勝率〕42.4% 

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【スプリングS】中山1800m

≪馬指数≫
1位:〔67〕⑨サトノアレス
2位:〔62〕⑪トリコロールブルー
3位:〔60〕⑥モンドキャンノ

≪タイム指数≫
1位:〔70.1〕⑥モンドキャンノ
2位:〔70.4〕⑤エトルディーニュ
3位:〔70.6〕⑦プラチナヴォイス

≪LAP一致度≫
⑧アウトライアーズ ⑪トリコロールブルー

近10年①人気【4-3-3-0】まだ今年はどの馬か分からない感じですかね(^o^;)
内に先行馬・外に人気の差し馬が固まり、コース適正とは逆。紛れもあるかも!?

/////////////

【阪神大賞典】阪神3000m

≪馬指数≫
1位:〔97〕⑨サトノダイヤモンド
2位:〔84〕③シュヴァルグラン
3位:〔78〕⑥レーヴミストラル ⑦ワンアンドオンリー ⑩マドリードカフェ

≪タイム指数≫
1位:〔71.2〕④トーセンバジル
2位:〔71.5〕⑦ワンアンドオンリー
3位:〔71.6〕⑨サトノダイヤモンド

≪LAP一致度≫
④トーセンバジル ③シュヴァルグラン ⑨サトノダイヤモンド

※単純に阪神3000mでの上がりベスト3、と前に残りそうな馬1頭から予想するレース。
実際近5年ではこのレースの上がり1位と2位は必ず馬券内で15頭中12頭が上がり1~3位。

/////////////
今日はワンポイントアドバイス、冴えてましたねぇ♪
阪神9R・・・タニノアーバーンシー・ジークカイザー
阪神10R・・・ジープルメリア
中京9R・・・ブロンズテーラー
中京10R・・・テイエムグンカン
名前を挙げた馬がことごとく好走(〃゚д゚〃)
土曜はいつもいいんです、問題は明日・明後日(笑)
その稼ぎ処の土曜、条件戦参加できなかったのは痛い(。>0<。)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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