トーセンラー(競走馬)

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トーセンラー
写真一覧
抹消  黒鹿毛 2008年4月21日生
調教師藤原英昭(栗東)
馬主島川 隆哉
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績25戦[4-5-6-10]
総賞金46,097万円
収得賞金15,175万円
英字表記Tosen Ra
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
プリンセスオリビア
血統 ][ 産駒 ]
Lycius
Dance Image
兄弟 スピルバーグブルーミングアレー
市場価格
前走 2014/12/28 有馬記念 G1
次走予定

トーセンラーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
14/12/28 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 161122.888** 牡6 57.0 武豊藤原英昭 462
(-4)
2.35.7 0.434.4ジェンティルドンナ
14/11/23 京都 11 マイルCS G1 芝1600 177134.724** 牡6 57.0 武豊藤原英昭 466
(+2)
1.31.8 0.334.1⑭⑫ダノンシャーク
14/10/14 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 12222.613** 牡6 58.0 武豊藤原英昭 464
(+6)
2.24.5 0.333.6⑦⑦⑦⑦ラストインパクト
14/06/08 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1781622.0814** 牡6 58.0 武豊藤原英昭 458
(-16)
1.38.7 1.939.3⑤⑤ジャスタウェイ
14/02/16 京都 11 京都記念 G2 芝2200 127103.722** 牡6 58.0 武豊藤原英昭 474
(+14)
2.16.1 0.134.0⑦⑦⑤④デスペラード
13/11/17 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18354.721** 牡5 57.0 武豊藤原英昭 460
(+4)
1.32.4 -0.233.3⑮⑭ダイワマッジョーレ
13/10/06 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 137116.323** 牡5 57.0 幸英明藤原英昭 456
(0)
2.23.2 0.334.6⑩⑪⑦⑤ヒットザターゲット
13/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 116614.245** 牡5 58.0 武豊藤原英昭 456
(-4)
2.14.2 1.036.1⑤⑤⑤⑥ゴールドシップ
13/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 181113.632** 牡5 58.0 武豊藤原英昭 460
(0)
3.14.4 0.236.4⑨⑨⑥フェノーメノ
13/02/10 京都 11 京都記念 G2 芝2200 118119.261** 牡5 56.0 武豊藤原英昭 460
(+10)
2.12.5 -0.234.1⑦⑦⑧⑦ベールドインパクト
12/09/02 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 188164.617** 牡4 57.0 蛯名正義藤原英昭 450
(+8)
1.57.8 0.232.6⑩⑨トランスワープ
12/08/05 小倉 11 小倉記念 G3 芝2000 12552.712** 牡4 57.0 川田将雅藤原英昭 442
(+6)
1.57.7 0.434.8⑨⑧⑦⑥エクスペディション
12/07/08 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 16354.312** 牡4 57.0 岩田康誠藤原英昭 436
(-2)
2.01.1 0.035.5⑩⑪⑬⑭アスカクリチャン
12/06/02 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝2000 106610.153** 牡4 56.0 岩田康誠藤原英昭 438
(-6)
2.00.5 0.433.4④④トゥザグローリー
12/05/06 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 16475.7311** 牡4 57.0 浜中俊藤原英昭 444
(+6)
1.59.7 0.736.2⑦⑦ヒットザターゲット
12/03/24 中山 11 日経賞 G2 芝2500 1481415.0410** 牡4 55.0 内田博幸藤原英昭 438
(-2)
2.39.1 1.736.8⑪⑪⑩⑧ネコパンチ
12/02/12 京都 11 京都記念 G2 芝2200 9445.244** 牡4 55.0 C.デムー藤原英昭 440
(+4)
2.13.0 0.635.3⑦⑥⑥⑤トレイルブレイザー
11/10/23 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 181112.233** 牡3 57.0 蛯名正義藤原英昭 436
(+8)
3.03.5 0.735.2⑪⑫⑧⑥オルフェーヴル
11/09/18 中山 11 セントライト G2 芝2200 18124.132** 牡3 56.0 蛯名正義藤原英昭 428
(-4)
2.10.5 0.234.1⑦⑨⑧⑦フェイトフルウォー
11/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 1871515.8711** 牡3 57.0 蛯名正義藤原英昭 432
(+2)
2.33.0 2.538.1⑥⑦⑤オルフェーヴル

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トーセンラーの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエプソムC2022・血統予想をお届けします!


昨年はトーセンラー産駒の3番人気ザダルが勝ち、同種牡馬はJRA重賞初制覇を達成。なお、2着サトノフラッグ、3着ファルコニアディープインパクト産駒となるため、ディープインパクトの直系で1~3着までを占めたことになる。これまでにディープインパクト産駒は4勝を挙げており、15年にも同産駒で1~3着を独占していたほど。ザダルの好走例を鑑みれば、今後は後継種牡馬の動向にも気を配るべきだろう。

また、梅雨時に施行されることから道悪馬場になることも少なくないが、不良として施行された2年前にはキングカメハメハ産駒の9番人気ダイワキャグニーが勝ち、同じKingmambo直系となるトーラスジェミニ(父キングズベスト)も18番人気3着と大駆け。重として施行された18年にはNureyev(=Kingmamboの母の父)の血を引く馬で1~4着を占めるなど、タフな馬場になった際にはNureyevのパワーが活きる傾向にあるようだ。

ザダルは、父トーセンラー×母シーザシー(母の父Lemon Drop Kid)。本馬は昨年の勝ち馬となるため改めて適性を問う必要はないかもしれないが、父がディープインパクト直仔、母の父がKingmambo直仔であることを強調しやすい。好走と凡走の波は激しいものの、渋った馬場では能力を発揮できないきらいがあり、今年も当日の天候が焦点となる。一方で、芝1800mの持ち時計は頭ひとつ抜けているため、良馬場であれば不動の中心となるだろう。

ダーリントンホールは、父New Approach×母Miss Kenton(母の父Pivotal)。本馬はSadler's Wellsの直系となるが、同系統からは17年の勝ち馬ダッシングブレイズ(父Kitten's Joy)が出ている。また、母がNureyevの直系でもあるため、やはり少し時計のかかる馬場のほうが狙いやすいか。東京芝1800mは稍重の20年共同通信杯を制した舞台。喉不安が解消されてからはレースぶりも充実しており、走法からも東京の中距離替わりは歓迎に思える。

トーラスジェミニは、父キングズベスト×母エリモエトワール(母の父マンハッタンカフェ)。本馬は2年前に18頭中18番人気で3着となり、大波乱の立役者となった実績を持つが、その後にリステッドを2勝、21年七夕賞で重賞制覇を果たすなど、その走りがフロックではなかったことを証明してきた。近走が不振であることは否めないが、タフで時計のかかる馬場には滅法強く、週末の雨次第では2年前の再現があっても驚けないだろう。


【血統予想からの注目馬】
ザダル ⑤ダーリントンホール ⑩トーラスジェミニ

【エプソムC】ザダルが重賞初制覇! 2021年6月14日(月) 05:00

 エプソムCが13日、東京競馬場で18頭によって争われ、石橋騎乗で3番人気のザダルが差し切り重賞初制覇。トーセンラー産駒によるJRA重賞勝ちも初となった。クビ差の2着に6番人気サトノフラッグが入り、2番人気ファルコニアが3着。1番人気アルジャンナは10着に終わった。

 素質馬の復活に思わず石橋騎手もガッツポーズが出た。3番人気のザダルが直線で力強い伸び脚を繰り出して、念願の重賞初勝利。今後に弾みをつけた。

 「うれしかったです。操縦性の高い馬なのでリズム良く運ぶことを考えていました。雨も降ってきたので馬場のいいところに誘導して、コースを選びながらリズムよくいけました」

 道中は中団の外めを追走し、直線はスムーズに馬場のいい外へ。先行勢を捕えたあとは、追い上げるサトノフラッグをクビ差で抑えて、父トーセンラーにも初の重賞タイトルをもたらした。

 もともとデビュー3連勝でダービートライアルのプリンシパルSを勝った逸材。4歳時の昨年はオープンの関越Sを勝ったが、重賞は善戦止まりで手が届いていなかった。今回は昨秋の毎日王冠(5着)以来約8カ月の休養明け。それでも「ここ2週の追い切りに乗らせてもらって、新馬から良くなってきた頃を知っていますから、そのときと遜色ないな、と思っていました」とジョッキーは自信を持って臨んでいた。

 前週の安田記念を勝ったダノンキングリーと同じ8カ月ぶりの5歳馬の勝利。大竹調教師は「ここまで適当なレースがなかったし、球節がきれいな馬じゃないので、(休養で)クリーニングしました。ジョッキーは菊花賞(13着)まで乗っていたし、何も言わずに送り出したけど、イメージ通りの競馬をしてくれましたね」と鞍上をたたえ、期待馬の復活を喜んだ。

 次走については未定だが、まだキャリア10戦と伸びしろ十分のザダル。プリンシパルSは突然のひょうで延期になった影響で、中1週と間隔が詰まるダービーへの出走は断念しなければならなかった。今度こそ大舞台へ-。秋に向けての期待は膨らむばかりだ。 (柴田章利)



ザダル 父トーセンラー、母シーザシー、母の父レモンドロップキッド。栗毛の牡5歳。美浦・大竹正博厩舎所属。北海道新冠町・新冠橋本牧場の生産馬。馬主は(有)キャロットファーム。戦績10戦5勝。獲得賞金1億2638万3000円。重賞初勝利。エプソムC大竹正博調教師が2016年ルージュバックに次いで2勝目。石橋脩騎手は初勝利。馬名は「世界一の夕日が見られるクロアチア西部の都市名。父名、母名より連想」。

★13日東京11R「エプソムC」の着順&払戻金はこちら

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【エプソムC】トーセンラー産駒のザダルが差し切り重賞初制覇! 2021年6月13日() 16:02

 6月13日の東京11Rで行われた第38回エプソムカップ(GIII、3歳以上オープン、芝1800メートル、18頭立て、1着賞金=4100万円)は、石橋脩騎手騎乗の3番人気ザダル(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)が道中は中団を追走すると、直線で馬場の外から鋭く弾けて差し切りV。重賞初制覇を飾った。トーセンラー産駒はJRA重賞初勝利。タイムは1分45秒1(良)。



 クビ差の2着には馬群を割いて脚を伸ばしたサトノフラッグ(6番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に内めから粘りこんだファルコニア(2番人気)が入線した。



 ◆石橋脩騎手(1着 ザダル)「うれしかったです。操縦性の高い馬なのでリズム良く運ぶことを考えていました。雨も降ってきたので馬場のいいところに誘導して、コースを選びながらリズムよくいけました。余計なことをしなければ、上手に走ってくれると思っていました」



 エプソムCを勝ったザダルは、父トーセンラー、母シーザシー、母の父Lemon Drop Kidという血統。北海道新冠町・新冠橋本牧場の生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は10戦5勝。重賞は初制覇。エプソムCは、管理する大竹正博調教師は2016年ルージュバックに次いで2勝目、騎乗した石橋脩騎手は初勝利。



★【エプソムC】払い戻し確定!! 全着順も掲載

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【血統アナリシス】エプソムカップ2021 キングカメハメハ産駒が2連覇中、4勝を挙げるディープインパクトも軽視は禁物 2021年6月12日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はエプソムカップ2021・血統予想をお届けします!


梅雨時ということもあり、直近3年はいずれもレース当日に雨が降っているが、不良として施行された昨年はキングカメハメハ産駒の9番人気ダイワキャグニーが勝利。なお、直近2年はキングカメハメハが種牡馬として2連覇を果たしており、昨年は同じKingmamboが父となるキングズベスト産駒のトーラスジェミニも18番人気3着と大駆けしている。3年前の2018年もNureyev(=Kingmamboの母の父)の血を引く馬が1~4着と上位を占めるなど、タフな馬場になった際にはNureyevのパワーが活きる傾向にあるようだ。

ほか、4勝を挙げるディープインパクトも注目に値する種牡馬。2015年には同産駒が1~3着を独占しており、タイム差なしの接戦だった1着エイシンヒカリと2着サトノアラジンは母の父Storm Catという配合的な共通点も持つ。父ディープインパクト×母の父Storm Catは同コースで施行される毎日王冠でも存在感を示しているだけに、東京芝1800mでは気を配るべき配合と言えるだろう。

アルジャンナは、父ディープインパクト×母コンドコマンド(母の父Tiz Wonderful)。Tiz Wonderfulの母の父ヘネシーはStorm Cat直仔となるため、本馬は間接的にディープインパクト×Storm Catの配合を満たすことになる。東京芝1800mは19年東京スポーツ杯2歳Sで2着の実績があり、エンジンのかかりが遅いタイプでもあるので距離延長となる臨戦も歓迎だろう。膝の手術明けとなった前々走の洛陽Sでも上がり3F32秒8の末脚を披露し、前走マイラーズカップでは直線モタれながらも2着になるなど、やはり重賞級と見て差し支えない能力を持っている。

サトノフラッグは、父ディープインパクト×母バラダセール(母の父Not for Sale)。サトノレイナスの全兄で、昨年の勝ち馬ダイワキャグニーの遠縁にあたる血統。本馬は道悪の20年弥生賞ディープインパクト記念を制しているものの、東京芝2000mの2歳コースレコードホルダーであることを鑑みれば、本質的には時計の速い馬場でこそのタイプだろう。また、母の父Not for Saleは末脚切れる血統でもないので、前走金鯱賞で積極的な立ち回りをしたことがプラスに働く可能性もありそうだ。

ザダルは、父トーセンラー×母シーザシー(母の父Lemon Drop Kid)。父はディープインパクト直仔のトーセンラー、母の父はKingmambo直仔のLemon Drop Kidなので、大まかな血統構成は18年3着グリュイエール(父ディープインパクト×母の父キングカメハメハ)と似ている。近年、好走の目立つKingmamboの血脈を持つことに加え、当該コースは20年毎日王冠で馬場を苦にしながらも5着の実績があり、出走するメンバーのなかで芝1800mの持ち時計が1位ということも強調しやすい。


【血統予想からの注目馬】
アルジャンナ ⑬サトノフラッグ ⑮ザダル

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【高松宮記念】レースの注目点 2020年3月24日(火) 18:24

★今年初戦のオーシャンSは3着 スプリントGI2勝目狙うタワーオブロンドン



 昨年のスプリンターズS・GIを制したタワーオブロンドン(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、スプリントGI2勝目を狙う。同馬は、昨年のサマースプリントシリーズでチャンピオンとなり、同シリーズのチャンピオンとして初めてスプリンターズSのタイトルを手にした。タワーオブロンドンは今年初戦のオーシャンS・GIIIでは3着だったが、再びGIタイトルを奪取することができるか。



グランアレグリアが芝1200m戦初挑戦!“テン乗り”の池添謙一騎手が騎乗予定



 昨年の桜花賞グランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、高松宮記念・GIで初の芝1200m戦に挑む。同馬はデビュー以来、一貫して芝1600m戦に出走していたが、初めて芝1400m戦に出走した前走の阪神C・GIIでは2着馬に5馬身差をつけ、重賞3勝目をマーク。今回は前走よりさらに200m距離が短くなるが、初のスプリント戦でグランアレグリアはどのような走りを見せるのか。Vなら、ディープインパクト産駒初の“スプリントGI”制覇となる。なお、グランアレグリアには“テン乗り”となる池添謙一騎手が騎乗予定。



★5年連続JRA・GI制覇狙う藤沢和雄調教師はグランアレグリアなどGI馬3頭を登録



 藤沢和雄調教師(美浦)は、昨年の桜花賞グランアレグリア(牝4歳)、スプリントGI2勝目を目指すタワーオブロンドン(牡5歳)、GI2勝馬ソウルスターリング(牝6歳)とGI馬3頭を登録している。同調教師は、2016年から昨年まで4年連続でJRA・GIを制しており、今年JRA・GIを勝てば、1995~99年以来、自身2度目の5年連続JRA・GI制覇となる。藤沢和雄調教師のJRA・GI勝利数は29勝で、高松宮記念を勝てば、グレード制を導入した1984年以降では初のJRA・GI通算30勝となるが、1997年シンコウキング以来、23年ぶりの高松宮記念制覇を遂げることができるか。なお、同調教師のレース当日の年齡は68歳6力月8日で、Vなら瀬戸口勉元調教師が持つGI昇格以降の高松宮記念における最年長優勝記録(2004年:67歳4力月26日を更新する。(※ソウルスターリングは3月24日現在、回避予定)

★1番人気で4着だっだ昨年のリベンジなるか!芝1200mで重賞4勝のダノンスマッシュ



 ダノンスマッシュ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)が昨年のリベンジを狙う。同馬は、2018年の7月以降はすべて芝1200m戦に出走しており、一昨年の京阪杯・GIII、昨年のシルクロードS・GIII、キーンランドC・GIII、今年の夕刊フジ賞オーシャンS・GIIIと同距離の重賞で4勝を挙げている。ダノンスマッシュは昨年の高松宮記念では1番人気で4着に敗れたが、昨年の雪辱を果たすことができるか。Vなら、芝1200m以下のスプリント重賞5勝は、サニングデールシーイズトウショウロードカナロアファインニードルに続き史上5頭目となる。



 また、ダノンスマッシュに騎乗予定の三浦皇成騎手には、JRA・GI初制覇がかかる。同騎手は今回が87回目のJRA・GI挑戦となるが、悲願の初勝利を挙げることができるか注目される。



★2012年以降の中京芝1200m戦で最多勝 安田隆行調教師はロードカナロア産駒2頭で参戦



 高松宮記念・GIの舞台となる中京競馬場は、2010年3月の開催終了後、スタンド改築工事、馬場改造工事などを行い、2012年3月にリニューアルオープンした。2012年以降の中京芝1200m戦における調教師成績を見ると、12勝を挙げている安田隆行調教師(栗東)がトップ。同調教師は、2012・13年の高松宮記念を連覇しており、今年はオーシャンS・GIII勝ち馬のダノンスマッシュ(牡5歳)、阪急杯・GIII3着のダイアトニック(牡5歳)の2頭を出走させる予定だが、7年ぶりに同レース制覇を果たすことができるか。なお、高松宮記念3勝目を挙げれば、GIに昇格した1996年以降では単独トップとなる。



 また、ダノンスマッシュダイアトニックは2013年の高松宮記念勝ち馬ロードカナロア産駒で、同レースの父子制覇がかかる。安田隆行調教師はロードカナロアで国内外のGI6勝を挙げたが、同馬の産駒でもGIタイトルを手にすることができるか。



★スプリント&マイルの双方GI制覇へ!マイルGI馬3頭が初の芝1200m戦に出走



 ステルヴィオ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)、ノームコア(牝5歳、美浦・萩原清厩舎)、モズアスコット(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)には、“スプリント&マイル”双方GI制覇がかかる。ステルヴィオは2018年のマイルCS勝ち馬、ノームコアは昨年のヴィクトリアマイル優勝馬、モズアスコットは2018年の安田記念勝ち馬で、3頭とも高松宮記念が初の芝1200m戦出走となる。ステルヴィオは前走の阪急杯・GIIIで5着、ノームコア香港マイル・GI4着以来の帰国初戦、モズアスコットフェブラリーSに続くGI連勝がかかるが、芝1200mでもGIタイトルを手にすることができるか。なお、ステルヴィオには丸山元気騎手、ノームコアには横山典弘騎手が騎乗する予定。

シルクロードSで重賞初制覇を果たしたアウィルアウェイには松山弘平騎手が騎乗予定



 高松宮記念では、2016年以降4年連続で、前走シルクロードS・GIIIに出走していた馬が連対している。今年のシルクロードS組は、同レースで重賞初制覇を果たしたアウィルアウェイ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)、同4着のモズスーパーフレア(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)などが出走する予定だが、今年の高松宮記念でも好走することができるか。



 アウィルアウェイには“テン乗り”となる松山弘平騎手が騎乗する予定。同騎手は3月24日現在、今年のJRA重賞で4勝を挙げており、高松宮記念を勝てば2017年皐月賞以来、自身2度目のJRA・GI制覇となるが、初コンビとなるアウィルアウェイを勝利に導くことができるか。なお、アウィルアウェイは父ジャスタウェイ、母ウィルパワ一という血統で、昨年の安田記念・GI、マイルCS・GIを制し、JRA賞最優秀短距離馬を受賞したインディチャンプの妹にあたる。



★逃げ切り勝ちは2002・09年の2回 今年のレース主導権を握るのはどの馬?



 高松宮記念は、激しい先行争いが繰り広げられることが多く、GIに昇格した1996年以降、逃げ切り勝ちを決めたのは2002年ショウナンカンプ、2009年ローレルゲレイロの2頭だけ。今年の高松宮記念には、昨年のスプリンターズS・GIで逃げて2着に入ったモズスーパーフレア(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)、昨年のラピスラズリS(L)で逃げ切り勝ちを決めているナックビーナス(牝7歳、美浦・杉浦宏昭厩舎)などが登録しているが、今年はどの馬がレースの主導権を握るのだろうか。



 なお、ナックビーナスオーシャンS・GIIIで4年連続2着となるなど、短距離戦線で長く活躍しており、今年で4年連続の高松宮記念参戦となる。グレード制を導入した1984年以降、JRA・GIを制した7歳牝馬はストレイトガール(2016年ヴィクトリアM)1頭だけだが、ナックビーナスは4度目の挑戦で悲願の高松宮記念制覇を遂げることができるか。



★昨年12番人気で2着に好走のセイウンコウセイが3年ぶりの高松宮記念V狙う



 2017年の覇者セイウンコウセイ(牡7歳、美浦・上原博之厩舎)が、高松宮記念2勝目を目指す。同馬は、2017年の高松宮記念でGI初制覇を飾った後は17戦1勝という成績だが、昨年の高松宮記念では12番人気で2着に入っている。同馬の高松宮記念出走は4年連続となるが、3年ぶりにタイトルを手にすることができるか。同馬には幸英明騎手が騎乗する予定。なお、セイウンコウセイは父アドマイヤムーン、母オブザーヴァントという血統で、アドマイヤムーン産駒は2017年から3年続けて高松宮記念で連対している。



トーセンラー産駒のアイラブテーラーが父の名を高める走りを見せるか!



 淀短距離S(L)を制したアイラブテーラー(牝4歳、栗東・河内洋厩舎)は、2013年のマイルCS・GI勝ち馬トーセンラーの初年度産駒。トーセンラー産駒は初年度の血統登録頭数が27頭だが、その中からアイラブテーラーザダルがオープン馬となっている。アイラブテーラーには、父のトーセンラーマイルCS・GI優勝に導いた武豊騎手が騎乗する予定だが、GI制覇を果たし、父の名を高めることができるか。Vなら、同馬を管理する河内洋調教師、所有する中西浩一氏、生産牧場の富菜牧場はいずれもJRA・GI初制覇となる。



高松宮記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【ズバリ!調教診断】中山金杯2020 迫力を増した福島記念の覇者が重賞連勝を狙う!トーセンラー産駒の巻き返しにも期待! 2020年1月4日() 13:00

1月5日に行われる日刊スポーツ賞中山金杯の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


テリトーリアル
シンガリ負けを喫したチャレンジCの中間時よりも攻めを強化。巻き返しへ向けた陣営の強い意欲が伝わってくる。栗東坂路で行われた1週前追いでは、力強い脚取りで及第点のタイムをマーク。前回以上のデキにあるのは間違いなく、輸送をクリアできれば面白い存在になるかもしれない。

ブラックスピネル
3週続けてクリソベリルに後れをとった前回の中間時と比べ、僚馬に2週連続で先着した今回のほうが雰囲気はいい。とはいえ、ケイコ巧者の同馬にすれば平常運転の内容に過ぎない。自身の力を出せる態勢にはありそうだが、上位進出には鞍上の巧みなエスコートが不可欠となろう。

クレッシェンドラヴ
美浦Wで行われた1週前追いでは、馬場の外めを軽快な脚取りで駆け抜けた。前進気勢に満ちた走りはひと際目を引き、醸し出す迫力も十分すぎるほど。福島記念制覇の勢いは失っておらず、有馬記念除外の影響はまったく感じられない。勝ち負けを意識できる状態にある。

ノーブルマーズ
この中間は普段と変わらず栗東坂路での調整。31日の追い切りでは4F53秒9、ラスト1F12秒9を計時。調教巧者ではないので、時計自体に派手さはないが、前走の最終追い切り時よりもタイムを詰めている点は評価できる。上位争いを演じたとしても、まったく不思議はない。

レッドローゼス
31日に美浦Wでプロディガルサンと併せ馬を実施。最後まで相手に食い下がったものの、手応えは劣勢だった。オープンに入ってからは、調教でも精彩を欠くところがある。中間の良し悪しがレースに結びつくタイプだけに、今回は期待よりも不安のほうが大きい。

マイネルハニー
31日に美浦坂路で行われた追い切り内容は平凡そのもの。スピード感を欠く走りをみるに、約11カ月ぶりのレースを使った効果は感じられない。強いケイコを施せない現状に加え、明け7歳の年齢面を考えると好パフォーマンスを望むのは酷だろう。

トリオンフ
前走(チャレンジC2着)から、11日後には時計を出し始め、以降もみっちりと調教を重ねており、長期休養明けを好走した反動はなさそう。26日に栗東坂路で4F51秒9、ラスト1F12秒2の好ラップを記録しているように実戦を使った効果も十分にうかがえる。いい雰囲気でレースを迎えることができそうだ。

ウインイクシード
中間の速い攻めは、31日の美浦Wの1本のみ。とはいえ、3勝クラスと併せ馬を行い、しっかりと負荷はかけられている。前走(ディセンバーS2着)から大きく様変わりしているわけではないが、きっちりメニューを消化しているあたり、体調面の不安はなさそう。ここでも互角に戦える状態とみたい。

ギベオン
前走(チャレンジC9着)後は在厩したまま栗東坂路で調整を続け、2日の追い切りでは4F52秒6、ラスト2F24秒2-12秒0の好ラップを記録した。ただ、良くも悪くもこの程度の走りは常に見せる馬。大きな上積みを感じるまでには至らない。過度の信頼は禁物だろう。

シャイニープリンス
31日に美浦Wで5F66秒ソコソコのタイムを刻んだものの、プールを中心とした調整を施しているあたり、状態の維持に苦心している様子がうかがえる。年明け10歳を迎える高齢馬とあって、大きな底上げは見込めそうにない。今回は見送りが妥当ではないか。

アンノートル
攻めを強化して臨んだディセンバーSでは5着と一応の結果を残したが、今回の中間内容は地味の一語。中2週が続くこともあってか、自身のコンディションを維持するのに精一杯の感が強く、上昇度の面で物足りない。相手強化の重賞では苦しいだろう。

タニノフランケル
中3週で迎える今回は栗東坂路を中心に調教を重ねてきた。しかし、おおむね4F55秒台の地味な内容が並んでいるあたり、約4カ月ぶりの前走(中日新聞杯14着)を叩いた効果は薄そう。寒い時期に良績のある馬ではあるが、今回は厳しい戦いになりそうだ。

イレイション
間隔が詰まることもあって、全体時計は抑え加減ではあるものの、31日に美浦Wでビッシリと攻め、終い1F12秒台半ばを記録した。少なくとも前回(ディセンバーS3着)のデキはキープしている印象。好相性の中山コース、なおかつハンデ重賞ならば通用してもおかしくはない。

メイショウエイコウ
2日に栗東坂路で行われた追い切りは、4F52秒9を記録した一方で、ラスト1Fは13秒2と時計を要してしまった。ラップのバランスが良くない状況では、得意のダートレースに出走したとしても好結果は見込めそうにない。ましてや今回は芝の重賞。いかにも分が悪い。

カデナ
帰栗後は坂路主体の調整。2日の追い切りでは、4F53秒0を記録した。終い1Fは12秒8と少し要したものの、G3で好走を続けた昨夏の水準には届いており、動ける態勢は整った様子。前回から相手関係はグンと楽になるので、休養明けといえども軽視は禁物だ。

マイネルサーパス
31日に美浦Wで実施した併せ馬では、気の悪い仕草を見せたものの、最後まで僚馬に食らいついており、大きな問題ではなさそう。目を見張るような上昇度はうかがえないが、この馬なりにいい状態をキープしている印象。混戦になれば浮上の場面もありそうだ。

ザダル
12月中旬からトラックと坂路を織り交ぜて丹念に本数を重ねてきた。これまでと比べ、長めの距離から時計を出して負荷を強めているあたりは好感が持てる。美浦Wの1週前追いでは活気のある動きを披露するなど、中間の気配は上々。巻き返し可能のデキとみる。



ウマニティ重賞攻略チーム

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2012年スプリンターズS勝ち馬 ロードカナロア
2013年スプリンターズS勝ち馬 ロードカナロア
2014年スプリンターズS勝ち馬 スノードラゴン

2012年マイルCS勝ち馬 サダムパテック
2013年マイルCS勝ち馬 トーセンラー
2014年マイルCS勝ち馬 ダノンシャーク

さらには安田記念リアルインパクトヴィクトリアマイル・ホエールキャプチャフェブラリーSでのグレープブランデー。これらG1勝ち馬の共通点をご存知だろうか? 年齢を付け加えればピンと来る方もいるかも知れない。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807



2012年スプリンターズS勝ち馬 ロードカナロア(牡4)
2013年スプリンターズS勝ち馬 ロードカナロア(牡5)
2014年スプリンターズS勝ち馬 スノードラゴン(牡6)

2012年マイルCS勝ち馬 サダムパテック(牡4)
2013年マイルCS勝ち馬 トーセンラー (牡5)
2014年マイルCS勝ち馬 ダノンシャーク(牡6)

これらのG1ホースは、すべて2008年生まれ、同一世代の短距離G1勝ち馬だったのだ。

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2016年11月17日(木) 19:00
【濃霧注意報DX】~マイルチャンピオンシップ(2016年)展望~
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 今週のメインはマイルチャンピオンシップ
 その名の通り、マイル戦のチャンピオンを決めるレースなのですが、一口に”マイラー”と言っても、その中身は大きく2つに分けられると私は考えています。それは即ち、”短距離寄りのマイラー”と”中距離寄りのマイラー”。
 どちらも1600mという距離をこなすことに変わりはないのですが、1200mや1400mでもスピード負けしない前向きさを持つのが前者で、ある程度溜めが利いて1800mや2000mでもしっかりした脚を使えるのが後者と言えるでしょうか。
 このうち、マイルCSというレースでより力を発揮できるのはどちらのタイプの馬なのか……近年の結果を振り返りつつ、有力馬に触れていこうと思います。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807




 昨年……15年の1~3着馬は、モーリスフィエロイスラボニータ
 一昨年……14年は、ダノンシャークフィエログランデッツァ
 13年は、トーセンラーダイワマッジョーレダノンシャーク
 更に遡って12年は、サダムパテックグランプリボスドナウブルー

 当レースの好走馬だけあって、どの馬もマイルのイメージが非常に強い馬達です。
 が、モーリスイスラボニータサダムパテックは2000mのG1でも好走出来る適性の持ち主でしたし、トーセンラーに至っては3200mですらこなしていた馬。ダノンシャークフィエロドナウブルーは1400mだと追走に苦労して脚がイマイチ溜まらない内容が目立っていますし、グランデッツァダイワマッジョーレも本来は1800m前後がベストだった馬。血統的には短距離寄りのサクラバクシンオー産駒・グランプリボスですら、マイル~1800mの方が高いパフォーマンスを示しています。
 同じ距離の重賞は多々あれど、やはりここはG1。スピードだけでは押し切れず、最後の最後まで脚を伸ばすことのできるスタミナや底力が重要ということなのでしょう。

 この点を踏まえると、最も勝利に近い位置にいそうなのがサトノアラジン。昨秋のマイル路線転向以来、コンスタントにG1級のパフォーマンスを発揮しており、戴冠も時間の問題であるように感じる馬です。
 2度の重賞勝ちはいずれも1400mでのものですが、全姉にエリザベス女王杯の勝ち馬ラキシスがいるという血統面や、3歳時に菊花賞でも見せ場を作ったという点からも、”中距離寄りのマイラー”というイメージをかなり強く感じます。
 本馬の武器はやはり迫力ある末脚と言えますが、全姉ラキシス同様、本馬の末脚は大きなストライドで徐々に加速していくもの。仕掛けてから瞬時にギアチェンジするタイプではない分、直線でゴチャついたり、追い出しが遅れてしまったりするとその威力は半減します。
 2走前の安田記念が正にそんな感じの負け方でしたが、前走のスワンSは大外から一気に突き抜けての快勝。多少の距離ロスはあっても、スムーズに脚を伸ばし続けられる形になった方が持ち味が生きる印象があります。あまり内過ぎない枠を引いて勝負所で外を回すことができれば、勝ち負けに加わってくる可能性はかなり高いのではないでしょうか。

 昨年の当レースでこのサトノアラジンに先着しているのがイスラボニータ

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2015年10月14日(水) 12:00 みんなの競馬コラム
【秋華賞】エアレーションの効果と馬場バイアス byK-MCS
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エアレーションは2013年の夏開催から本格導入された。

この情報をJRAホームページでキッチリ公開するようになったのは、2014年の秋開催(冬開催?)から。

いつからエアレーションが実施されているのか、今になっては関係者以外はわからないのかも知れない。

ただ馬場の高速化による馬の脚への負担軽減策として、もしかしたら5年くらい前から実施されていたのかも知れない。

※エクイターフ本格導入が2009年の福島。そこから全場展開。もしかしてこの情報が伏線か?

仮に、エクイ導入で高速化してしまった馬場を柔らかくするためにエアレーションを取り入れたとする。

だとすれば、2012年頃からエアレーションは試験的に導入されていたのかも知れない。

そして今開催の東京と京都だが、東京にはエクイが導入されているが、京都にはエクイは導入されていない。

また、東京ではエアレーションは実施されていないが、京都では実施された。

ここからは憶測である。本当に推測でしかない。

☆エクイが導入されている東京はエアレーションを実施していない。

☆エクイ未導入の京都でエアレーション実施。

【妄想】…京都では上に書いたように2012年頃から試験的にエアレーションが導入されていた…?

さて。

では実際に検証してみよう。

まずは、2012年の京都大賞典から、決着タイムと上位3頭の血統を調べてみる。

2012年
2.23.4
1着メイショウカンパクグラスワンダー × ダンスインザダーク
2着オウケンブルースリジャングルポケット × シルバーデピュティ)
3着ギュスターヴクライハーツクライ × Fabulous Dancer(ND系))

2013年
2.22.9
1着ヒットザターゲットキングカメハメハ × タマモクロス
2着アンコイルド   (ジャイアンツコーズウェイ × アルザオ)
3着トーセンラー   (ディープインパクト × リシウス)

2014年
2.24.2
1着ラストインパクト (ディープインパクト × ティンバーカントリー)
2着タマモベストプレイフジキセキ × ノーザンテースト)
3着トーセンラー   (ディープインパクト × リシウス)

2015年
2.23.6
1着ラブリーデイ   (キングカメハメハ × ダンスインザダーク
2着サウンズオブアースネオユニヴァース × ディキシーランドバンド)
3着カレンミロティックハーツクライ × エーピーインディ)

パッと見、共通項は無いように見える。

タイム差もその時の展開やらでアゲ・サゲはあるだろう。

ひとつ、共通項があるとするならば、2011年以前は2.23台の決着は無かったということ。

で、だ。

ここで馬場バイアスの分析を入れてみる。

今年の馬場バイアスの傾向は「菊花賞に向くような血統」と考えた。

ダンスインザダークハーツクライサウンズオブアース菊花賞2着馬…

…おっと?

タイム面や血統の字面が似た年がある。

2012年だ。

1着から3着まで菊花賞に向くような血統。

2着のオウケンブルースリなんか、菊花賞馬じゃないか。

これはもしや、2012年にもエアレーションが実施されたのかも知れない。

もう少し、掘ってみる。

2012年~2014年の秋華賞菊花賞の決着タイムと上位馬の血統を書いてみる。

秋華賞

2012年
2.00.4
1着ジェンティルドンナ(DI × Bertolini(ダンジグ系))
2着ヴィルシーナ   (DI × マキャヴェリアン)
3着アロマティコ   (キングカメハメハ × SS)

2013年
1.58.6
1着メイショウマンボスズカマンボ × グラスワンダー
2着スマートレイアー(DI × ホワイトマズル)
3着リラコサージュ (ブライアンズタイム × キングマンボ)

2014年
1.57.0
1着ショウナンパンドラ(DI × フレンチデピュティ)
2着ヌーヴォレコルト (ハーツクライ × スピニングワールド(ヌレイエフ系))
3着タガノエトワール (キングカメハメハ × SS)

京都大賞典のタイムを感覚で言うと、

普通→早い→遅い(→普通)

だったのが、秋華賞の場合、

遅い→普通→早い

となっている。

次は菊花賞

2012年
3.02.9
1着ゴールドシップ  (ステイゴールド × メジロマックイーン
2着スカイディグニティ(ブライアンズタイム × ノーザンテースト)
3着ユウキソルジャー (トーセンダンス(ダンスインザダーク) × オースミタイクーン

2013年
3.05.2
1着エピファネイア  (シンボリクリスエス × SW)
2着サトノノブレス  (DI × トニービン)
3着バンデ      (オーソライズド × ND系)

2014年
3.01.0
1着トーホウジャッカル(SW × アンブライドルズソング(ミスプロ系))
2着サウンズオブアースネオユニヴァース × ディキシーランドバンド)
3着ゴールドアクター (スクリーンヒーロー × アリダー系)

菊花賞のタイムを感覚で言うと

普通→遅い→早い

って感じ。

京都大賞典の感覚タイムは
普通→早い→遅い(→普通)

秋華賞の感覚タイムは
遅い→普通→早い

うーん、共通項的なモノが一見しては分からんなぁ。。。

と血統表を見てみると、

2012年は秋華賞は王道血統(DI × キンカメ とか)で大賞典・菊花賞は、THE菊花賞向きの血統が好走している感じ。

2013年はLyphardが四代表に入っている馬が好走している感じ。

2014年はSS系に砂を走る母系や短距離系母系というマイナーな組み合わせが好走してる?

こんな感じか。

で、今年の大賞典はTHE菊花賞向き血統が好走した。

ならば、秋華賞は王道血統で攻めればいいのか。

というか、一旦題名に戻るが、エアレーションの効果と馬場バイアスだ。

今開催の京都はエアレーションされている。

仮に2012年も試験的に、もしくはふつうにエアレーションされた馬場だったとすれば、どうだ。

これで本当に秋華賞で王道血統が来れば、菊花賞もそういうことじゃないのか。


秋華賞の王道血統馬は、

DI産駒のミッキークイーンタッチングスピーチディープジュエリーテンダリーヴォイスアンドリエッテ
ハーツクライ × キングマンボ という組み合わせのディアマイダーリン
キンカメ × トゥザヴィクトリー のトーセンビクトリー
抽選通れば、キンカメ × SS のマキシマムドパリ

この辺りか。

2012年に倣うならば、DIにND系牝馬とミスプロ系(キンカメ)にSS系牝馬で上がりの速い馬。

今年のDI × ND系牝馬は、ミッキークイーンタッチングスピーチ

上がりの速いキンカメ × SS系牝馬は、マキシマムドパリ

トーセンビクトリーも、もうひと押しで上がりの速いキンカメ × SS系牝馬に昇格。

現状だと、

ミッキークイーン
タッチングスピーチ
マキシマムドパリ
トーセンビクトリー

という印となる。

また、この結果が見事ハマった場合、菊花賞の狙い目も自ずと見えてくる。

今週はそういう意味でも、個人的に大注目の週末となりそうだ。

執筆者:K-MCS(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2014年11月25日(火) 18:16 【ウマニティ】
先週の回顧~夢月プロが3日間全日プラス達成!週末収支89万超えの爆発!
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先週は23(日)に京都競馬場でG1マイルチャンピオンシップが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
GIマイルチャンピオンシップミッキーアイルが4.4倍で1番人気、2番人気がトーセンラーで4.7倍、3番人気はフィエロワールドエースの2頭が並んで5.6倍。ここまでの4頭が10倍を切る上位人気となりました。
 
 注目のスタートはワールドエースエクセラントカーヴサダムパテックがやや立ち遅れ、外から好スタートを切ったミッキーアイルが先頭を伺いますが、内から気合をつけてホウライアキコがハナを奪います。2番手にミッキーアイル、3番手に内からグランデッツァ、続いてサンレイレーザーダイワマッジョーレロゴタイプと先行集団を形成。中団にはレッドアリオンフィエロクラレントワールドエースが固まって追走し、1馬身ほど間があいてダノンシャークグランプリボスエキストラエンドトーセンラー。後方グループはサダムパテックタガノグランパと続き、最後方にエクセラントカーヴといった態勢。
 
 先頭を行くホウライアキコが刻んだペースは前半の1000m33秒7(参考タイム)で通過し、流れるレースとなりました。第3コーナーに差し掛かると2番手に付けていたミッキーアイルホウライアキコに並びかけてペースアップ、レースが一気に動いて直線へ差し掛かります。直線に入ってミッキーアイルが先頭に立ちますが、直後、内目を突いてフィエロ、その外からグランデッツァが脚を伸ばしてきます。残り200m、先頭に立ったフィエロに外から懸命にグランデッツァも抵抗しての叩き合い!内からはミッキーアイルフィエロの間を狙ってダノンシャークも一気に追い込んできます。残り100m、グランデッツァはここで失速して内から追い込むダノンシャークと粘りこみを図るフィエロの壮絶なデットヒート!ゴール前で僅かにフィエロを抑え込んだダノンシャークが6歳で待望のGI初制覇を飾りました!勝ちタイムは1分31秒5。ハナ差の2着にはフィエロ、そこから1馬身半差の3着にグランデッツァが入っています。
  
 公認プロ予想家ではスガダイプロ山崎エリカプロ河内一秀プロろいすプロが的中しています。
  
☆☆☆注目プロ →夢月プロ
先週の3日間開催全日プラスでまとめた夢月プロ。22(土)京都6Rで単勝12人気の◎カプリチオーソの単勝を1万円的中させ、48万円を払い戻し!23(日)東京10Rでは単勝34.2倍ドラゴンピースの単勝を1万円的中させ、34万2000円を払い戻しました。この他にも的中を幾度となく的中させ、週末トータル的中率25%、回収率224%、収支プラス89万7000円の好成績をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →導師嵐山プロ
24(月)東京9Rで◎×○の印を打ち、ワイド49.6倍、93.6倍、116.2倍の3点総取り、3連複2708倍を的中させ、73万9280円を払い戻しました!22(土)京都6Rで単勝48倍の大穴カプリチオーソメイショウナゴミ(単勝39.1倍)、バルビーナ(単勝22.3倍)のワイド、3連複を的中!46万5000円のビッグヒットとなりました!週末トータル回収率202%、収支プラス74万540円をマークしています!
  
☆☆☆注目プロ →霧プロ
先週の3日間開催全日プラスを達成した霧プロ。22(土)東京5Rで◎に31.9倍のアキノアッパーを指名し、馬連134倍、3連複371倍を的中させ、10万1100円を払い戻すスマッシュヒット!この他にもコンスタントに的中を重ね、週末トータル的中率34%、回収率148%、収支プラス16万610円の好成績をマークしています。
  
☆☆☆注目プロ →サラマッポプロ
先週に続き好調予想を披露したサラマッポプロ。24(月)東京11R東京スポーツ杯2歳S GIIIで『前走が余裕のある勝ちっぷり。レースセンス良く最内枠も好都合。』と評した◎サトノクラウンアヴニールマルシェに印を打ち、馬連10.2倍を2000円、馬単24.4倍を1000円、単勝810円を2000円を的中させ、61000円を払い戻しました!この他にも的中を重ね、週末トータル的中率66%、回収率146%、収支プラス51300円をマークしました!
  
☆☆☆注目プロ →きいいろプロ
22(土)東京11Rで◎ヒメサクラタガノトネールのパーフェクト予想を披露し、単勝6.2倍を3000円、馬連43.2倍を4000円的中させ、19万1400円を払い戻しました!続く京都12Rでは◎シンデレラボーイデンコウヒノマルに印を打ち、単勝22.2倍、馬連29倍を本線的中!18万2600円を払い戻しました!週末トータル回収率119%、収支プラス13万9200円をマークしています!

この他にも3連単プリンスプロ(145%)、蒼馬久一郎プロ(114%)、岡村信将プロ(113%)、ろいすプロ(112%)、スガダイプロ(100%)が回収率100%を超える活躍を見せています。
 
※全レースの結果速報はこちら
  
今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。

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2014年10月15日(水) 12:29 凄馬プロジェクトチーム
『凄馬出馬表&馬券検討』10月11日-10月14日の結果
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本日は先週の凄馬出馬表の結果をお伝えいたします!

まずは10月11日(土)に行われました東京11Rの「いちょうS 重賞」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【4位】 クラリティスカイ(8.1倍)
2着:総合ポイント【8位】 ネオルミエール(6.8倍)
3着:総合ポイント【2位】 ミッキーユニバース(7.1倍)

第2グループの総合ポイント4位クラリティスカイが1着、第3グループの総合ポイント8位ネオルミエールが2着、第1グループの総合ポイント2位のミッキーユニバースが3着という結果でした。馬券の方はタケデンタイガーからの3連複馬券でしたので的中とはなりませんでした。

【3連複フォーメーション】
9

2,6,12

2,3,5,6,9,12

計9点 払い戻し0円

続いて10月12日(日)に行われました東京11Rの「毎日王冠 GII」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【5位】 エアソミュール(13.1倍)
2着:総合ポイント【10位】 サンレイレーザー(44.3倍)
3着:総合ポイント【5位】 スピルバーグ(8.3倍)

総合ポイント5位エアソミュールが1着、総合ポイント10位サンレイレーザーが2着、総合ポイント5位のスピルバーグが3着という結果でした。総合ポイント1位、2位、3位が馬券圏外となってしまったので凄馬出馬表からは厳しいレースとなってしまいました。

【3連複フォーメーション】

9、12、15

9、12、15

1、2、4、5、6、8、9、10、12、13、14、15

計28点 払い戻し0円


最後に、10月14日(火)に行われました京都11Rの「京都大賞典 GII」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【3位】 ラストインパクト(5.2倍)
2着:総合ポイント【4位】 タマモベストプレイ(13.1倍)
3着:総合ポイント【1位】 トーセンラー(2.6倍)

総合ポイント3位ラストインパクトが1着、総合ポイント4位タマモベストプレイが2着、総合ポイント1位のトーセンラーが3着という結果でした。凄馬出馬表としてはポイント上位の中穴で決着し、馬券は3連複的中となりましたが、波乱を期待して点数を広げた為、マイナスとなってしまいました。結果として絞るのが正解だったようです。

【3連複フォーメーション】

2、7、8

2、3、7、8、10

2、3、7、8、10、11、12

計28点 2,540円

来週も土日の重賞をピックアップしてお届けします!宜しくお願い致します!

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2014年10月14日(火) 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第43回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~京都大賞典 GII
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みなさん、こんにちは!

本日は京都11R「京都大賞典 GII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。





第1グループ(橙)は、総合トップのトーセンラーのみ。
第2グループ(黄)は、デスペラードから1.0ポイント差(約1馬身差)以内のラストインパクトまで。
第3グループ(薄黄)はタマモベストプレイフーラブライドヒットザターゲットトゥザグローリーの4頭となっています。

さてこのように色分けされた分布を見ると、総合1位→2位、2位→3位、3位→4位間に比較的開きがあり、第3グループ内の4位→7位にはあまり差が無い状況が見てとれます。

今回の馬券構築は、本来であれば総合トップのトーセンラーと心中したいところですが、指数では表せない台風による1日スライドの体調面への影響等もふまえ第2グループまでの3頭を1列目に、総合ポイント5位フーラブライドまでの5頭を2列目に置いた3連複フォーメーションで勝負したいと思います。


【3連複フォーメーション】

2、7、8

2、3、7、8、10

2、3、7、8、10、11、12

計28点

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トーセンラーの口コミ


口コミ一覧
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今週は、G1級の有力馬たちが年明けの緒戦(始動戦)にすることが多いと言われるG2「京都記念」です。

 果たして、今年の勝馬はすでに年明け1戦を挟んだ馬なのか。緒戦として京都記念を選んだ馬なのか・検討してみたいと思います。

 まず、このレースに今年出走を予定している馬たちをこの視点で分類してみましょう。

1.ハッピーグリン   前走 天皇賞(春)     G1 13着 今年初戦
2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC      G2  4着 今年2戦目
3.ベストアプローチ  前走 AJCC      G2 12着 今年2戦目
4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念      G1 10着 今年初戦
5.ダンスディライト  前走 オリオンS  3勝クラス  1着 今年初戦
6.レイエンダ     ポルックスS       OP 13着 今年2戦目
7.ワグネリアン    前走 宝塚記念      G1 13着 今年初戦
8.モズベッロ     前走 AJCC      G2  5着 今年2戦目
9.ダンビュライト   前走 京都大賞典     G2  7着 今年初戦
10.ジナンボー     前走 天皇賞(秋)      G1  7着 今年初戦
11.サトノルークス   前走 アルゼンチン共和国杯G2 13着 今年初戦
 
      今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 5頭


過去10年間は、それぞれの組の頭数とレース結果・上位入賞(1~3着)はどうだったのか

2020年 今年初戦組 6頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 クロノジェネシス  今年初戦 前走 エリザベス女王杯G1 5着
    2着 カレンブーケドール 今年初戦 前走 ジャパンカップ G1 4着
    3着 ステイフーリッシュ 今年2戦目前走 AJCC    G2 2着

2019年 今年初戦組 4頭 VS 今年2戦目組 10頭
    1着 ダンビュライト   今年2戦目前走 AJCC    G2 6着
    2着 ステイフーリッシュ 今年2戦目前走 中山金杯    G3 2着
    3着 マカヒキ      今年初戦 前走 有馬記念    G1 10着

2018年 今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 3頭
    1着 クリンチャー    今年初戦 前走 菊花賞     G1 2着
    2着 アルアイン     今年初戦 前走 菊花賞     G1 7着
    3着 レイデオロ     今年初戦 前走 ジャパンカップ G1 2着

2017年 今年初戦組 3頭 VS 今年2戦目組 7頭
    1着 サトノクラウン   今年初戦 前走 香港ヴァース  G1 1着
    2着 スマートレイアー  今年初戦 前走 香港ヴァース  G1 5着
    3着 マカヒキ      今年初戦 前走 凱旋門賞    G1 14着

2016年 今年初戦組 9頭 VS 今年2戦目組 6頭
    1着 サトノクラウン    今年初戦 前走 天皇賞(秋)  G1 17着
    2着 タッチングスピーチ  今年初戦 前走 エリザベス女王杯G13着
    3着 アドマイヤデウス   今年初戦 前走 有馬記念   G1 7着

2015年 今年初戦組 4頭 VS 今年2戦目組 7頭
    1着 ラブリーデイ     今年2戦目前走 中山金杯   G3 1着
    2着 スズカデヴィアス   今年2戦目前走 AJCC   G2 6着 
    3着 キズナ        今年初戦 前走 天皇賞(春)  G1 4着

2014年 今年初戦組 8頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 デスペラード     今年初戦 前走 有馬記念   G1 7着
    2着 トーセンラー     今年初戦 前走 マイルCS  G1 1着
    3着 アンコイルド     今年初戦 前走 ジャパンカップG1 8着

2013年 今年初戦組 7頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 トーセンラー     今年初戦 前走 新潟記念   G3 7着
    2着 ベールドインパクト  今年初戦 前走 ディセンバーSG3 1着
    3着 ショウナンマイティ  今年初戦 前走 宝塚記念   G1 3着

2012年 今年初戦組 5頭 VS 今年2戦目組 4頭
    1着 トレイルブレイザー  今年初戦 前走 香港ヴァース G1 6着
    2着 ダークシャドウ    今年初戦 前走 天皇賞(秋)  G1 2着
    3着 ヒルノダムール    今年初戦 前走 有馬記念   G1 6着

2011年 今年初戦組 9頭 VS 今年2戦目組 3頭
    1着 トゥザグローリー   今年初戦 前走 有馬記念   G1 3着
    2着 メイショウベルーガ  今年初戦 前走 有馬記念   G1 12着
    3着 ヒルノダムール    今年2戦目前走 日経新春杯  G2 2着

10年間 今年初戦組 62頭 VS 今年2戦目組 52頭
       8-8-8-38        2-2-2-46

 やはり、その年の緒戦に選んだ出走馬の方が圧倒的に実績を挙げていることが分かります。更に、レースのグレード別で分類すると・・・

1着馬の前走 G1 7頭、G2 1頭、G3 2頭
2着馬の前走 G1 7頭、G2 1頭、G3 2頭
3着馬の前走 G1 8頭、G2 2頭、G3 0頭

 数少ない「今年2戦目組で上位に優勝した馬」に限れば


1着馬の前走 G1 0頭、G2 1頭、G3 1頭
2着馬の前走 G1 0頭、G2 1頭、G3 1頭
3着馬の前走 G1 0頭、G2 2頭、G3 0頭

 やはり、このレースを今年の始動戦に選んだ馬から本命候補を選びたいですね。もちろん、前走G1に限るので次の4頭が候補として残ります。

1.ハッピーグリン   前走 天皇賞(春)     G1 13着 今年初戦
4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念      G1 10着 今年初戦
7.ワグネリアン    前走 宝塚記念      G1 13着 今年初戦
10.ジナンボー     前走 天皇賞(秋)      G1  7着 今年初戦


 この4頭から2頭を本命候補に選ぶことになります。場合によってはこの中の3頭を上位候補に選んで「重い印」を打つことも「あり」です。

 その理由が分かりますか?過去10年間のレース結果を示したところで、なんとなく気付いた(感じた)方もいたのではないかと思います。

それは、次の2つの共通点が不思議なことに10年間続いていて、レースの結果が3つのパターンに限られているということです。

 1.連対馬が2頭とも同じ参戦過程である
   A.1着が今年初戦なら、2着も今年初戦で、しかも、ほとんどがG1から直行で出走している。

   B.1着が今年2戦目なら、2着も今年2戦目で、しかも、前走がG2かG3から出走している。

 2.出走馬の「今年初戦」と「今年2戦目」の頭数を比較して、多い参戦過程で1・2フィニッシュ

   A.「今年初戦」の出走が多い年は、1・2着が「今年初戦」の馬で決まる。
     7年で7回全て1・2着独占(その内5回は1~3着独占)

   B.「今年2戦目」出走が多い年は、1・2着が「今年2戦目」の馬で決まる。
     3年で2回、1・2着独占(2017年は「今年初戦」組が1~3着独占)

   ※ 10年間で1回だけ例外的な結果(3頭しか出走していない「今年初戦」組で上位独占)


【レース結果のパターン】A.「今年初戦」馬  B.「今年2戦目」馬
① 1着A、 2着A、 3着A
② 1着A、 2着A、 3着B
③ 1着B、 2着B、 3着A

 1着と2着が異なる参戦過程になったことは、この10年間に1度もありません。また、「今年2戦目」が3着まで独占したこともありませんでした。

 3着の前走は、G1かG2のみで、G3は1度も3着になったことがありません。


 いかがでしょう、10年間のデータからは、このような結論になるわけですが・・・

 これまでもデータからの2択で、Aは90%の確率で、Bが10%の確率なので、「Aを選択する」と日記に書いたときに、その選択が外れたことが何度もありました。

 あるパターンに気付くと、そのパターンから外れる結果になることがよくあります。ということもあり、データの範囲内で予想すると「今年2戦目」組は3着候補だけに限定して1頭に絞ることになるのですが・・・

 いわゆる「逆張り」を考えておくことも必要かもしれません。

 では、「今年2年目」組から対抗候補を選ぶとすれば、何を根拠にするべきか。前走G2かG3は必要条件になると思います。このことを踏まえて候補を選考するならば、『AJCCの予想に関わる日記』で書いた

「AJCCの連対馬としてG1でタイトル争いに加わるのは、※印のついた懸念のあるデータの馬を思い切ってヒモまで評価を落としてみると・・・」

 にこだわりたいと思います。ここで書いた『懸念』というのは「AJCCは本当の目標ではなく体調を整えるための叩き台として出走すると考えられるので、今回は本命候補にはできないのでは・・・」という懸念です。

 では、以前の日記で※印を付けた馬とAJCCでの結果を示してみます。

8.ラストドラフト    AJCC3着※ アルゼンチン共和国杯2着 → 結果 3着
10.モズベッロ      日経新春杯1着※ 宝塚記念3着      → 結果 5着
12.ステイフーリッシュ  AJCC2着※              → 結果 4着

 ヒモ候補まで評価を下げたことは大正解でした。この3頭から次の2頭が参戦してきます。


  2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC      G2  4着 今年2戦目
  8.モズベッロ     前走 AJCC      G2  5着 今年2戦目

 どちらも最終目標はG1タイトルの獲得なのでしょうが、この春のG1を本気度100%で狙っているか否かによって京都記念G2の仕上げ具合が変わると思われます。


ステイフーリッシュは、京都記念3着から昨年春に大阪杯G1に挑戦し9着に敗れています。
                                1.0秒差

モッズベッロは、昨年春に天皇賞(春)7着、宝塚記念3着、有馬記念15着とG1に3度挑戦しています。
                  0.9秒差    1.8秒差    3.2秒差


 ステイフーリッシュは、3年前の4歳時に京都新聞杯1着で2勝目を挙げG2タイトルを手にしていますが、その後2年7カ月間未勝利の善戦マンなので、今回は100%の仕上げで久々のG2勝ちを狙っているように思われます。おそらく3着の可能性の方が高いと考えられますが、▲または△に評価したいと思います。

 モッズベッロは、宝塚記念3着の実績はあるものの、G1における1着馬との着差は小さくはありません。G2ならば勝ち負けの能力(昨年日経新春杯G2 1着、日経賞、G2 2着)を持っています。現実的には、こちらもG2勝ちを狙っているように思われます。G1獲りを二の次に考え、メイチの仕上げで出走してくるなら勝ち負けを争うことになるでしょうが、G1獲りに未練を残しているならおそらく3着の可能性の方が高いと考えられ▲または△に評価になると思います。、


 これまでの10年間同様、1・2着が同じ参戦過程の2頭で決まるのか、異なる参戦過程の2頭で決まるのかをよく考えて印を打ってみたいと思います。


◎ 4.ラヴズオンリーユー 前走 有馬記念      G1 10着 今年初戦
○10.ジナンボー     前走 天皇賞(秋)      G1  7着 今年初戦
▲ 2.ステイフーリッシュ 前走 AJCC      G2  4着 今年2戦目
△ 8.モズベッロ     前走 AJCC      G2  5着 今年2戦目
△ 7.ワグネリアン    前走 宝塚記念      G1 13着 今年初戦
△ 1.ハッピーグリン   前走 天皇賞(春)     G1 13着 今年初戦


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 ビター ティー 2021年2月6日() 09:46
今年初の3歳中距離芝重賞(G3)「きさらぎ賞」 本命候補は...
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 1月のシンザン記念に続き3歳重賞の第2弾「きさらぎ賞」。中距離戦線(=クラシック)の先行きを占うレースとして注目されています。

過去10年間の1着~3着の上位入賞馬を列挙して、予想を進めたいと思います。

① 前走とその成績 → 前走までの出走レース数(成績) → 次走とその成績 の順で示しています。
② ( )内の数字を○で囲んでいるのは、新馬戦での着順を示しています。
例 新馬戦勝ちから出走             1戦(①-0-0-0)
   新馬戦2着、未勝利勝ちから出走      2戦(1-①-0-0)
   新馬戦勝ち、500万下1着、OP5着から出走 3戦(②-0-0-1)
③ ②の下に示したのは「きさらぎ賞」出走時までの各グレードでの成績です・
   
2020年
1着 コルテジア    シンザン記念3着 →5戦(1-1-1-②)当該レース→皐月賞7着
                         G33着、G2 8着
2着 ストーンリッジ  新馬1着     →1戦(①-0-0-0)当該レース→毎日杯G3 6着
                         新馬1着
3着 アルジャンナ   東京スポーツ2歳S2着→2戦(①-1-0-0)当該レース→毎日杯G3 2着
                         G31着

2019年
1着 ダノンチェイサー こうやまき賞1着 →4戦(2-1-0-①)当該レース→NHKマイルC4着
                       500万下1着・2着
2着 タガノディアマンテ エリカ賞3着→3戦(1-0-1-①)当該レース→スプリングS G2 4着
                       500万下3着
3着 ランスオブプラーナーきずな賞2着→2戦(1-①-0-0)当該レース→アルメリア賞500万下1着
                       500万下2着

2018年
1着 サトノフェイバー  新馬1着  →1戦(①-0-0-0)当該レース→六甲S L3着
                       新馬1着
2着 グローリーヴェイス こうやまき賞2着 →2戦(①-1-0-0)当該レース→京都新聞杯4着
                       500万下2着
3着 ラセット      未勝利1着 →4戦(1-2-0-①)当該レース→アーリントンCG3 11着
                       未勝利1着

2017年
1着 アメリカズカップ  朝日杯FS9着 →3戦(②-0-0-1)当該レース→皐月賞18着
                        OP1着、G1 9着
2着 サトノアーサー   シクラメン賞1着→2戦(②-0-0-0)当該レース→毎日杯G3 2着
                        500万下1着
3着 ダンビュライト   朝日杯FS13着 →3戦(①-1-0-1)当該レース→弥生賞G2 3着
                         G32着、G1 13着

2016年
1着 サトノダイヤモンド 500万下1着  →2戦(②-0-0-0)当該レース→皐月賞3着
                       500万下1着
2着 レプランシュ    シクラメン賞1着→3戦(2②-0-0-1)当該レース→カシオペアOP10着
                       500万下1着、OP7着
3着 ロイカバード    福寿草特別1着 →3戦(2-①-0-0)当該レース→京都新聞杯3着
                       500万下1着

2015年
1着 ルージュバック   百日草特別1着  →2戦(②-0-0-0)当該レース→桜花賞9着
                       500万下1着
2着 ポルトドートィユ  シクラメン賞1着 →4戦(2-②-0-0)当該レース→若葉S OP4着
                       500万下1着、OP2着
 3着 アッシュゴールド  朝日FS8着  →4戦(1-1-0-②)当該レース→毎日杯G3 15着
                        G22着、G1 8着

2014年
1着 トーセンスターダム 京都2歳S1着 →2戦(②-0-0-0)当該レース→皐月賞11着
                      OP1着
2着 バンドワゴン    エリカ賞1着  →2戦(②-0-0-0)当該レース→長期休養(2年)
                      500万下1着
3着 エイシンエルヴィン 未勝利1着   →3戦(1-0-1-①)当該レース→弥生賞G2 8着
                      未勝利1着
    

2013年
1着 タマモベストプレイ シンザン記念3着→3戦(②-0-1-0)当該レース→着
                      G3 3着
2着 マズルファイヤー  未勝利1着   →4戦(1-②-0-1)当該レース→若葉S OP 6着
                      未勝利1着
3着 アドマイヤドバイ  福寿草特別2着 →5戦(1-②-1-1)当該レース→若葉S OP 10着
                      500万下2着

2012年
1着 ワールドエース   若駒S OP2着 →2戦(①-1-0-0)当該レース→若葉S OP 1着
                      OP2着
2着 ヒストリカル    福寿草特別4着 →3戦(①-0-0-2)当該レース→毎日杯G3 1着
                      新馬1着
3着 ベールドインパクト 未勝利1着   →3戦(1-1-0-①)当該レース→すみれOP 1着
                      未勝利1着

2011年
1着 トーセンラー    福寿草特別3着 →3戦(①-0-2-0)当該レース→皐月賞7着
                      500万下3着
2着 リキサンマックス  3歳未勝利1着 →2戦(1-0-0-①)当該レース→若葉S OP9着
                      未勝利1着
3着 オルフェーヴル   シンザン記念2着→4戦(①-2-0-1)当該レース→スプリングS1着
                        G3 2着、G2 10着

 複勝圏内の30頭をいくつかの視点から分類してみます。

視点1 新馬戦での成績別の着順内訳 
           新馬戦    新馬戦    新馬戦    新馬戦
    1着馬の内訳  1着 8頭  2着 0頭  3着 0頭  4着以下 2頭
    2着馬の内訳 1着 6頭  2着 2頭  3着 0頭  4着以下 2頭
    3着馬の内訳  1着 3頭  2着 3頭  3着 0頭  4着以下 4頭
    合 計の内訳  1着17頭  2着 5頭  3着 0頭  4着以下 8頭

 なぜか、新馬戦の3着馬だけが複勝圏内に1頭もきていません。
1着は新馬戦勝ちが80%、新馬戦2着が20%、新馬戦3着が00%、新馬戦複勝圏外20%
2着は新馬戦勝ちが60%、新馬戦2着が20%、新馬戦3着が00%、新馬戦複勝圏外20%
3着は新馬戦勝ちが30%、新馬戦2着が30%、新馬戦3着が00%、新馬戦複勝圏外40%

視点2 無敗馬の成績
 1勝馬  1-1-0-0
 2勝馬  3-2-0-0
 3勝以上 対象馬なし

視点3 連対100%馬の成績
 (2-②-0-0)馬の成績 0-1-0-0 複勝率100%、連対率100%
 (2-①-0-0)馬の成績 0-0-1-0 複勝率100%、連対率500%
※(1-1-0-0)馬の成績 1-1-2-0 複勝率100%、連対率050%
   ※上記の内新馬勝ち①-1-0-0(複勝率100%、連対率100%)
 (1-2-0-0)馬の成績 対象馬なし

視点4 複勝圏100%馬の成績
(①-0-2-0)馬の成績 1-0-0-0  複勝率100%、連対率100%トーセンラー
 これ以外のパターンの複勝圏100%馬はいません

視点5 複勝圏外1回馬の成績
 新馬勝ち        1-1-2-0
 新馬戦のみ複勝圏外   1-2-3-0
 新馬戦は複勝圏     0-1-1-0
             ※穴馬として1度は4着以下に敗れている馬を選ぶなら、
新馬戦勝ちか、新馬戦だけで敗れている馬を選択するのも「あり」

視点6 前走のグレード別成績(勝率)
          全 体    新馬勝ち  
新馬勝ち    1-1-0-0 、①-1-0-0 、新馬複勝圏外 新馬複勝圏内 
 未勝利勝ち    0-2-3-0 、0-0-0-0 、0-1-3-0 、0-1-0-0 
 500万下1着   3-4-2-0 、2-4-0-0 、1-0-0-0 、0-0-2-0 
 500万下2・3着  1-2-2-0 、1-1-0-0 、0-1-0-0 、0-0-2-0 
 500万下4着以下  0-1-0-0 、0-1-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0 
 OP 1着    1-0-0-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0 
 OP 2・3着 1-0-0-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0 
 G3 2・3着 2-0-2-0 、1-0-2-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0 
 G1 経験馬  1-0-1-0 、1-0-1-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0 
 全てのグレード  10-10-10-10 、8-7-3-0 、2-2-3-0 、0-1-4-0 
            1着馬率  80%     20%     0%
          1・2着馬率  75%     20%     5%
          1~3着馬率  60%     23.3%     16.7%

  1着になった馬は、新馬戦勝ちが80%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は0%。
  2着になった馬は、新馬戦勝ちが70%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は10%。
  3着になった馬は、新馬戦勝ちが30%。新馬戦複勝外が30%。新馬戦2・3着馬は40%。

上位入賞馬(1~3着)で前走レースのグレード別で分類した場合では、
①新馬勝ちした OP1着   か 2・3着馬
  ①-0-0-0    ①-0-0-0
②新馬勝ちした 500万下1着 か 2・3着馬
  ②-4-0-0    ①-1-0-0
③新馬戦勝ちから直行で出走する馬
   ①-1-0-0
 上記①~③の出走馬から本命候補を選びたくなります。ただし、これは過去10年間の上位入賞馬(1~3着)のデータだけでまとめたものです。


 このデータだけでは不十分なので、過去10年間の4着以下の70頭のデータを加えて「視点6 前走のグレード別成績(勝率)」を修正してみます。

視点6 前走のグレード別成績(勝率) 修正版(出走全馬)
          全 体    新馬勝ち  
 新馬勝ち    1-1-0-11 、1-1-0-11 、新馬複勝圏外 新馬複勝圏内 
 未勝利勝ち    0-2-3-7 、0-0-0-0 、0-1-3-4 、0-1-0-3 
 500万下1着   3-4-2-1 、2-4-0-1 、1-0-0-0 、0-0-2-0 
 500万下2・3着   1-2-2-5 、1-1-0-3 、0-1-0-2 、0-0-2-0 
500万下4着以下  0-1-0-12 、0-1-0-7 、0-0-0-4 、0-0-0-1 
 OP 1着    1-0-0-1 、1-0-0-0 、0-0-0-1 、0-0-0-0 
 OP 2・3着 1-0-0-0 、1-0-0-0 、0-0-0-0 、0-0-0-0 
 OP 4着以下   0-0-0-3 、0-0-0-2 、0-0-0-1 、0-0-0-0
 G3 2・3着 2-0-2-6 、1-0-2-3 、1-0-0-2 、0-0-0-1 
 G3 4着以下 0-0-0-9 、0-0-0-6 、0-0-0-2 、0-0-0-1
 G2 2着   0-0-0-1 、0-0-0-1 、0-0-0-0 、0-0-0-0
 G1 経験馬  1-0-1-6 、1-0-1-4 、0-0-0-0 、0-0-0-2 
 全てのグレード  10-10-10-61 、8-7-3-47 、2-2-3-16 、0-1-4-8 

            ※①上記のグレード分類に入らないパターンの出走馬が9頭全て複勝圏外

            1着馬率  80%     20%     0%
          1・2着馬率  75%     20%     5%
          1~3着馬率  60%     23.3%     16.7%
            ※② 4着以下を加えても変わらないデータです。

  1着になった馬は、新馬戦勝ちが80%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は0%。
  2着になった馬は、新馬戦勝ちが70%。新馬戦複勝外が20%。新馬戦2・3着馬は10%。
  3着になった馬は、新馬戦勝ちが30%。新馬戦複勝外が30%。新馬戦2・3着馬は40%。
          ※③4着以下を加えても変わらないデータです。

前走レースのグレード別で分類した場合では、
①新馬勝ちした OP1着   か 2・3着馬
 ①-0-0-0    ①-0-0-0
②新馬勝ちした 500万下1着 か 2・3着馬
 ②-4-0-1    ①-1-0-3
③新馬戦勝ちから直行で出走する馬
 ①-1-0-11
 ①については、データを加えても変わりませんでした。このパターンで出走してくる馬は本命候補に押さえる必要があると思います。

 ②については、新馬戦2・3着馬については本命として信頼性が低くなりますが、新馬戦1着馬については本命視してもいいと考えます。

 ③については、データを加えることによってかなり信頼性がなくなるようです。新馬勝ちから直行で出走してくる馬は、かなりの能力を秘めているとみられる馬でない限り本命候補にはできないというのが結論になります。


 以上のデータを踏まえて出走馬11頭をを評価してみたいと思います。

1.ジャンカルド    2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着 
2.ラーゴム      3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着
3.ヨーホーレイク   3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着 
4.ダノンジェネラル  1戦(①-0-0-0)新馬戦1着 
5.タガノカイ     5戦(2-0-0-③)500万下1着 
6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着 
7.ショウナンアレス  5戦(1-2-②-0)未勝利1着 
8.アクセル      2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止 
10.ドゥラモンド    3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着 
11.アランデル     2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着 

 11頭を「視点1」で分類すると
 A.新馬勝ちグループ  
1.ジャンカルド    2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着 
2.ラーゴム      3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着
3.ヨーホーレイク   3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着 
4.ダノンジェネラル  1戦(①-0-0-0)新馬戦1着 
6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着 
8.アクセル      2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止 
10.ドゥラモンド    3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着 
11.アランデル     2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着 

 B.新馬戦複勝圏外グループ
5.タガノカイ     5戦(2-0-0-③)500万下1着 

C.新馬戦で複勝圏(2.3着)グループ
7.ショウナンアレス  5戦(1-2-②-0)未勝利1着 

 複勝圏外が2レース以上の5.タガノカイは、「切り」ですが、前走500万下1着なら複勝圏大穴候補に残すか一考するのは「あり」かも?

 新馬戦3着の7.ショウナンアレスは、このパターンでは10年間で3着以内に1頭も絡んだ実績がないので「切り」。


 残った9頭を「視点2 無敗馬」で検討すると、1勝馬(=新馬勝ちからの直行)以外に無敗馬はいません。
4.ダノンジェネラル  1戦(①-0-0-0)新馬戦1着

 これは「視点6」の修正版で示したとおり

③新馬戦勝ちから直行で出走する馬 ①-1-0-11

 と、かなり信頼性は低いのですが、連対した2頭は

   2020年 ストーンリッジ  2着 シュタルケ 出走数 8頭 先行2番手
   2018年 サトノフェイバー 1着 古川吉洋  出走数10頭 逃げ

 どちらも4番人気で、新馬戦もきさらぎ賞とまったく同じ位置取りで1着になっていたという共通点がありました。
さらに、どちらも新馬戦が2番人気で1着になったことも共通しているのです。
 では、4.ダノンジェネラルがこの2頭のように連帯できる可能性があるのかというと・・・

    新馬戦 ダノンジェネラル 1着 川田将雅 出走数10頭 中団6番手

 中内田厩舎 川田騎手の必勝コンビであり、ノーザンファーム生産馬。4番人気かそれ以上の人気になれば連対する可能性は高めではないかと思います。

 ただし新馬戦の距離が、サトノフェイバー2000m。ストーンリッジ1600m。ダノンジェネラル1800m。とばらばらなこと。種牡馬も三者(馬)三様。開催地も中京競馬場に変更、距離も例年の1800mから2000mに変更されて100%参考にできないことが問題ですが・・・本命候補の1頭には入れておきたい有力馬と思っています。


 次に、「視点3 100%連対馬」は
 A.前走500万下またはOPグループ 
1.ジャンカルド    2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着 
11.アランデル     2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着 

 B.前走G3グループ
2.ラーゴム      3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着


 A.前走500万下またはOPグループ について
 100%連対馬で、2戦(①-1-0-0)のパターンの成績は 1-1-0-4で複勝率33.3%。

その内、前走OP 2・3着馬の場合は  ①-0-0-0
その内、前走500万下 2着馬の場合は  1-1-0-3

1.ジャンカルドは、連下に評価したい。
11.アランデル は、データ上本命候補の1頭に入れたい。

 B.前走G3グループ について
100%連対馬で、3戦(①-2-0-0)のパターンの成績は 0-0-0-1で複勝率0%。

しかも、前走重賞(G3)2着馬の連対100%馬と合わせても 0-0-1-3で複勝率25%。
2.ラーゴムは、ヒモ候補までの評価


それから、「視点4 複勝圏100%馬」は
3.ヨーホーレイク   3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着 

 この視点に当てはまるのは、この1頭だけです。「②-0-1-0」のパターンで出走してきた馬のデータはないので、複勝圏100%で出走してきた全馬の成績を調べると 1-0-0-6 勝率14.2%で複勝率も14.2%と厳しい状況です。2歳G1を含めた2歳重賞組の2・3着馬でさえ複勝圏0%と奮いません。

 前走G1なら、むしろ惨敗組(9着・13着・8着)の方が、1着または3着に入賞しています。

3.ヨーホーレイクは、思い切って「切り」と評価したい「いわゆる危険な人気馬」と言えるかもしれません。


 最後に、「視点5 複勝圏外1回馬」は

A.前走500万下またはOPグループ
6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着 

 B.前走重賞(G1・G3)グループ
8.アクセル      2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止 
10.ドゥラモンド    3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着 

 複勝圏外1回の4頭をAグループ(重賞レース未経験)とBグループ(重賞経験)に分けてみましたが、「重賞経験馬の方がきさらぎ賞での実績を残している訳ではありません。

 これら4頭の取捨を考えるために、「視点5」に当てはまる馬を、更に3つに分類すると
① 新馬勝ち      1-1-2-8  勝率 8.3%、連対率16.7%、複勝率33.4%
② 新馬戦のみ複勝圏外 1-2-3-2  勝率12.5%、連対率37.5%、複勝率75.0%
③ 新馬戦は複勝圏   0-1-1-2  勝率 0%、連対率25.0%、複勝率50.0%

 4頭すべて新馬勝ちしているので、①に当てはまります。複勝率が1番低いグループに入るわけです。しかも、①に示した4着以下に敗れた8頭の前走レース(レースのグレードと着順)と比較することが肝要です。

  【4着以下に敗れた馬たちの前走成績】
  ホープフルS G1   6着  ヴァンドギャルド
  朝日FS G1     9着  クラウンレガーロ
  東京スポーツ2歳SG3 4着  ジャスタウェイ
  シンザン記念 G3   3着  プレミアブルー
  京都2歳S  OP    4着  アルキメデス
  東京スポーツ2歳SG3 8着  マデイラ
  ラジオNIKKEI賞 G3  4着  ウインヴァリアシオン
  500万下         12着  レッドアーヴィング

 過去10年間のデータから考えると、むしろBグループ(重賞経験)の

8.アクセル      2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止 
10.ドゥラモンド    3戦(②-0-0-1) 朝日杯FS7着 

 この3頭は軽視したいと考えます。

 次に、A.前走500万下またはOPグループの取捨についても過去10年のデータを示して考えてみます。

  【複勝圏外1回で上位入賞した馬の前走成績】
  朝日FS G1     9着 アメリカズカップ →きさらぎ賞1着
  朝日FS G1     13着 ダンビュライト  →きさらぎ賞3着
  シクラメン賞500万下   1着 レプランシュ    →きさらぎ賞2着
  シンザン記念 G3    2着 オルフェーヴル  →きさらぎ賞3着
     以上 ①新馬戦勝ちのグループ


  こうやまき賞500万下   1着 ダノンチェイサー →きさらぎ賞1着
  エリカ賞500万下     3着 タガノディアマンテ→きさらぎ賞2着
  未勝利          1着  ラセット    →きさらぎ賞3着
  未勝利          1着  エイシンエルヴィン→きさらぎ賞3着
  未勝利          1着  ベールドインパクト→きさらぎ賞3着
  未勝利          1着  リキサンマックス →きさらぎ賞2着

    以上 ②新馬戦のみ複勝圏外グループ



 未勝利          1着  マズルファイヤー →きさらぎ賞2着
 未勝利          1着  アドマイヤドバイ →きさらぎ賞3着

   以上 ③新馬戦は複勝圏(上記2頭は新馬戦2着)

 これらを総合して考えると、A.前走500万下またはOPグループの

6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着

も、前走の500万下での着順があまりに悪すぎるので「切り」ですが、大穴中の大穴として残すのも一考です。


 さて、今年の出走馬に、データを踏まえて、印を打ってみると

◎4.ダノンジェネラル  1戦(①-0-0-0)新馬戦1着 
○11.アランデル     2戦(①-1-0-0)芙蓉SOP2着 
▲3.ヨーホーレイク   3戦(②-0-1-0)ホープフルS3着 
△1.ジャンカルド    2戦(①-1-0-0)葉牡丹賞2着 
△2.ラーゴム      3戦(①-2-0-0)着 京都2歳S G3 2着
△10.ドゥラモンド    3戦(②-0-0-1)朝日杯FS7着 

 3着にはヒモ穴候補を加えて
×5.タガノカイ     5戦(2-0-0-③) 500万下1着 
×8.アクセル      2戦(①-0-0-1) 京成杯G38着
×9.ランドオブリバティ 3戦(②-0-0-1) ホープフルS中止 
注6.トーセンクライマー 2戦(①-0-0-1) 葉牡丹賞12着 


消7.ショウナンアレス  5戦(1-2-②-0)未勝利1着 

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 ちびざる 2019年9月16日(月) 17:25
【GⅡ】セントライト記念の結果
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1着:⑧リオンリオン
2着:②サトノルークス
3着:①ザダル



私の◎にした⑧リオンリオンは1着でした。
2着の②サトノルークスは無印
3着の①ザダルは無印

でした。

買い目は
ワイド流し
⑫→⑦⑯⑱
(馬体重を見てこちらにしました。)

でしたので、予想は、ハズレました。_| ̄|○


 まずは⑧リオンリオンに関して、まず、馬体重がプラス12キロでの出走。
この体重は若駒ステークス以来。その時は5着でした。それもあって嫌ってしまいました。
レースの方は、まずまずのスタートからハナには行かず、3番手からの競馬。
行く馬をじっくり見ながらの競馬でした。直線を向いてから上手く前も開いたので
楽な競馬だったと思います。次走はキッチリ仕上げて出走してきそうですね。


2着の②サトノルークスは川田騎手の好騎乗でしたね。
好スタートから中団に控えてじっくりと周りを見ながらの競馬。
直線を向いてインを突きました。
①ザダルと⑯ルヴォルグの間をこじ開けてきました。
賞金を加算できたことは大きいですね。
優先出走権を得た菊花賞か別路線か注目ですね。


3着の①ザダルは、ほとんど②サトノルークスと同じような位置取りでしたが
結果論ですが、序盤が中断やや前の位置取りでしたが、もう一段後ろでも良かったように感じます。
ただ、菊花賞の優先出走権を得たことは大きい。
トーセンラー産駒なので、菊花賞は面白いかもしれませんn。
トーセンラーは京都コースは距離不問で活躍していましたからね。
その産駒なら距離が伸びても京都コースならって思いますね。
注目ですね。

最後にニシノデイジーについて。仕上がってはいたと思いますが
スタートからの位置取りが後ろ過ぎましたね。さすがにあの位置からでは難しいですね。
ダービーもそうでしたが、ものすごく切れるってイメージではないので
もう少し前の位置で競馬をしないと厳しいですね。
2歳時はもう少し好位で競馬をしていたように思いましたが・・・・。
他の馬との兼ね合いで、好位が取れなくなっているのかもしれませんね。


的中された方々、本当におめでとうございます

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