サトノアラジン(競走馬)

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サトノアラジン
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サトノアラジン
サトノアラジン
写真一覧
抹消  鹿毛 2011年2月16日生
調教師池江泰寿(栗東)
馬主株式会社 サトミホースカンパニー
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績29戦[8-5-3-13]
総賞金45,090万円
収得賞金15,800万円
英字表記Satono Aladdin
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
マジックストーム
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Foppy Dancer
兄弟 ラキシスフローレスマジック
市場価格1億3,650万円(2011セレクトセール)
前走 2017/12/10 香港マイル G1
次走予定

サトノアラジンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
17/12/10 香港 7 香港マイル G1 芝1600 14--------11** 牡6 57.0 H.ボウマ池江泰寿 530
(--)
1.34.8 1.1----ビューティージェネレーション
17/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18359.1512** 牡6 57.0 川田将雅池江泰寿 532
(0)
1.34.7 0.934.8⑰⑬ペルシアンナイト
17/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1871414.1518** 牡6 58.0 川田将雅池江泰寿 532
(0)
2.16.9 8.645.8⑱⑰⑰キタサンブラック
17/10/08 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 128128.752** 牡6 58.0 川田将雅池江泰寿 532
(+4)
1.45.6 0.032.6⑨⑧⑧リアルスティール
17/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1871412.471** 牡6 58.0 川田将雅池江泰寿 528
(+4)
1.31.5 -0.033.5⑭⑮ロゴタイプ
17/05/13 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 13443.519** 牡6 57.0 川田将雅池江泰寿 524
(-1)
1.23.6 0.433.8⑩⑪レッドファルクス
16/12/11 香港 7 香港マイル G1 芝1600 14--------7** 牡5 57.0 川田将雅池江泰寿 525
(--)
1.33.8 0.4----ビューティーオンリー
16/11/20 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18123.815** 牡5 57.0 川田将雅池江泰寿 526
(-6)
1.33.4 0.335.0⑧⑧ミッキーアイル
16/10/29 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 186114.021** 牡5 57.0 川田将雅池江泰寿 532
(+6)
1.20.7 -0.233.6⑬⑬サトノルパン
16/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 12675.534** 牡5 58.0 川田将雅池江泰寿 526
(0)
1.33.2 0.233.6⑦⑦ロゴタイプ
16/05/14 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 165104.531** 牡5 56.0 川田将雅池江泰寿 526
(-8)
1.19.6 -0.232.4⑫⑫サンライズメジャー
16/04/03 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 16363.423** 牡5 57.0 C.ルメー池江泰寿 534
(+10)
1.33.0 0.233.9⑧⑦⑨マジックタイム
15/12/13 香港 8 香港カップ G1 芝2000 13--------11** 牡4 57.0 J.マクド池江泰寿 524
(--)
2.02.0 1.4----エイシンヒカリ
15/11/22 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18485.634** 牡4 57.0 C.ルメー池江泰寿 526
(0)
1.33.0 0.233.2⑨⑩モーリス
15/10/24 東京 11 富士S G3 芝1600 166112.412** 牡4 56.0 C.ルメー池江泰寿 526
(+4)
1.32.7 0.033.0⑫⑪ダノンプラチナ
15/06/14 東京 11 エプソムC G3 芝1800 13222.112** 牡4 56.0 C.ルメー池江泰寿 522
(-2)
1.45.4 0.034.3④④④エイシンヒカリ
15/05/23 東京 11 モンゴル大統 OP 芝1800 188182.611** 牡4 55.0 C.ルメー池江泰寿 524
(-2)
1.44.7 -0.333.5⑯⑭⑫フェスティヴタロー
15/04/19 中山 12 春興S 1600万下 芝1600 11792.011** 牡4 57.0 C.ルメー池江泰寿 526
(-8)
1.34.2 -0.032.7⑦⑧⑧ダローネガ
15/03/07 阪神 10 武庫川S 1600万下 芝1600 16124.122** 牡4 57.0 池添謙一池江泰寿 534
(+12)
1.36.6 0.334.7⑩⑩テイエムタイホー
14/12/06 阪神 11 逆瀬川S 1600万下 芝1800 12671.516** 牡3 56.0 浜中俊池江泰寿 522
(0)
1.47.7 0.234.8④④アクションスター

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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はスワンS2023・血統予想をお届けします!


まず注目したいのはダンシングブレーヴの血脈で、直系は延べ11頭が出走して2001年ビハインドザマスクの1勝にとどまるものの、母の父が同系統の種牡馬となる馬は2011年リディル、2020年カツジと2頭が勝利。後者においては11番人気・単勝143.7倍の大穴だった。なお、「母の父がダンシングブレーヴ系種牡馬」には、2015年3着オメガヴェンデッタ(母ビハインドザマスク)、2016年2着サトノルパン(半兄リディル)のように母仔や兄弟での好走も目立つ。ただし、今年のメンバーにダンシングブレーヴの血を引く馬はいない。

ほか、Storm Catの血を引く馬も幅を利かせており、2015年アルビアーノ、2016年サトノアラジン、2019&2022年ダイアトニックといった勝ち馬が該当。ちなみに、2018&2019年と2年連続でハナ差2着の惜敗を喫したモズアスコットも、母の父に配されたヘネシーがStorm Catの直仔となる。

ルージュスティリアは、父ディープインパクト×母ドライヴンスノー(母の父Storm Cat)。これまでに同産駒は5頭が勝ち馬として名を連ねているが、本馬と同じ「父×母の父」の組み合わせからは16年1着サトノアラジンが出た。Hyperionが凝縮された母系の血統構成からも厳しい展開のほうが持ち味は活きそうで、現に上がり勝負になりやすい牝馬限定戦を不得手としている。前進気勢の強さを踏まえても、1400mへの距離短縮は歓迎だろう。

アヴェラーレは、父ドゥラメンテ×母アルビアーノ(母の父Harlan's Holiday)。母の父はHarlan~Storm Catと遡る父系で、「母の父Storm Cat系」には18&19年2着モズアスコットなどが挙げられる。また、本馬と同じ「キングカメハメハ系×Storm Cat系」はロードカナロアに代表される配合だが、同馬は種牡馬としてスワンSで2勝、2着1回、3着1回と好相性を示す。母自身が15年の勝ち馬であり、母仔制覇がかかる一戦としても要注目。

ミッキーブリランテは、父ディープブリランテ×母エピックラヴ(母の父Dansili)。「父ディープインパクト系×母の父デインヒル系」という配合の組み合わせは、14年1着ミッキーアイルや14年3着&15年2着フィエロと共通。また、本馬はダンシングブレーヴと血統構成が似るAlzaoの血脈を、父系と母系の双方で持つ配合も興味深い。芝1400mは21年阪急杯で10番人気2着と大駆けした実績があり、穴馬として一考する価値はありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ルージュスティリア ⑨アヴェラーレ ⑬ミッキーブリランテ

【2歳新馬・阪神5R】サトノアラジン産駒レディントンが大外から豪快な末脚で差し切る! 2023年6月18日() 13:15

18日(日)の阪神5R(2歳新馬、馬齢、芝・外1600メートル、11頭立て)は、松若風馬騎手の4番人気レディントン(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)が直線大外から豪快な末脚で先行馬をまとめて交わした。タイムは1分35秒1(良)。

1馬身3/4差の2着にはダイメイイチョウ(6番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にコートリーバウ(3番人気)が続いた。

松若風馬騎手(1着 レディントン)「調教から素晴らしい動きをしていた。少し強気な競馬になったが、しっかり反応してくれたし、最後まで余力もあった。体もまだまだで、これからの馬だと思います」

杉山晴紀調教師(同)「調教から動いていたし、ジョッキーも何回も乗って手応えをつかんでいた。ジョッキーは『脚があるのがわかっていたので、強引でも外に出した』と言っていた。完成度は高いし、マイルぐらいで走ってくれるんじゃないかな」

レディントンは、父サトノアラジン、母クラウンアスリート、母の父アフリートという血統。栗東・杉山晴紀厩舎所属。北海道苫小牧市・藤澤純氏の生産馬。馬主は長谷川祐司氏。馬名は「人名より」。

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【2歳新馬・阪神6R】サトノアラジン産駒イリゼが差し切る! 2022年12月3日() 13:59

12月3日の阪神6R(2歳新馬、芝1400メートル、15頭立て=ノヴェントが出走取消)は、秋山真一郎騎手の7番人気イリゼ(牝、栗東・武幸四郎厩舎)が残り100メートル辺りから鋭く伸び、そのまま差し切った。タイムは1分21秒7(良)。

3/4馬身差の2着には直線で一度先頭に立ったロッソジュリア(3番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に11番人気ピースフルナイトが続いた。

イリゼは、父サトノアラジン、母パスティエーラ、母の父キングカメハメハという血統。

秋山真一郎騎手(1着 イリゼ)「水曜(11月30日)に芝コースで初めてまたがったときに『動きがいいな』と思いました。芝向きですね。距離はこれくらいがいいと思います」

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【2歳新馬・札幌5R】サトノアラジン産駒ウェイビーが差し切る! 2022年7月31日() 12:29

7月31日の札幌5R(2歳新馬、芝・2000メートル、6頭立て)は、4番人気のウェイビー(栗・西村、牝、父サトノアラジン)が好位のイン追走からメンバー最速の末脚(3ハロン35秒4)を発揮して、2馬身半差で快勝した。鮫島駿騎手は「少頭数の6頭立ての中でどれだけ競馬を勉強できるかをテーマに置いていました。いいポジションでしっかり収まって、しまいもしっかり伸びてくれました。次につながる内容でしたし、学習能力が高い馬だと思いました」と話した。

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【血統アナリシス】安田記念2022 ディープインパクト産駒が2連覇中、Storm Catの血を引く馬の好走も続く 2022年6月4日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は安田記念2022・血統予想をお届けします!


昨年は前年の天皇賞(秋)以来、約7か月ぶりの出走となったディープインパクト産駒の8番人気ダノンキングリーが勝利。ディープインパクトは種牡馬として連覇を飾り、11年リアルインパクト、17年サトノアラジン、20年グランアレグリアに続く4勝目となった。

近年の血統傾向としてはStorm Catの血を引く馬が上位を賑わせており、それが母の父である場合は13年ロードカナロア、17年サトノアラジン、21年ダノンキングリーと3頭の勝ち馬を出すほか、ショウナンマイティが13年2着、14年3着とリピート好走している。

ロータスランドは、父Point of Entry×母Little Miss Muffet(母の父Scat Daddy)。母の父は好相性を示すStorm Catの直系となり、父系祖父ヘネシーは母の父として18年の勝ち馬モズアスコットを出している。一方、父はRobertoへと遡る父系となるが、ウオッカストロングリターンモーリスほか、スマイルジャックなど複数回好走実績を持つ馬は同系統である場合が多い。本馬は地面を掴むようなピッチの利いた走りにRoberto系らしさが垣間見えており、稍重~不良の道悪では「3-2-0-0」と底を見せていないことにも頷ける。近年は高松宮記念からの臨戦も主流となりつつあり、ひと雨が叶えば主役を担える存在だろう。

ソウルラッシュは、父ルーラーシップ×母エターナルブーケ(母の父マンハッタンカフェ)。13年青葉賞を制したヒラボクディープの甥にあたる血統で、2代母キャットアリはヘネシーの従妹。そのキャットアリを介してStorm Catの血を引くことを強調しやすく、上記ロータスランドの項で述べた通り、母の父ヘネシーからは18年1着モズアスコットが出た。なお、母のマンハッタンカフェ×Storm Catという配合は13年2着、14年3着のショウナンマイティと共通。前走マイラーズカップの勝ち方からも4連勝の勢いは伊達ではなく、脚質に幅があることも強みだろう。マイルの新星ながら一気の戴冠があっても不思議はない。

カフェファラオは、父American Pharoah×母Mary's Follies(母の父More Than Ready)。東京ダート1600mでは芝適性も問われやすい傾向が見受けられるが、それはフェブラリーSを好走したソダシモズアスコットの例からも頷けるところ。本馬においては半姉Regal Gloryがアメリカで芝重賞を6勝(うちG1を2勝)しており、母も09年ミセスリヴィアSなど芝重賞を2勝。その母の血統構成はモズアスコットとも似ている部分があり、WoodmanとMiswakiの相似配合になることを強調しやすい。ダートコースながら東京のマイル戦では4戦4勝と底を見せておらず、血統背景からも一考の余地は十分にあるはず。


【血統予想からの注目馬】
ロータスランド ⑭ソウルラッシュ ①カフェファラオ



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【2歳新馬・新潟5R】サトノアラジン産駒レディバランタインが快勝 2021年7月25日() 13:31

 7月25日の新潟5R(2歳新馬、芝・外1800メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気レディバランタイン(牝、美浦・加藤征弘厩舎)が好位追走から4コーナー手前で先頭に立つ積極的な競馬で後続を完封した。タイムは1分48秒4(良)。

 1馬身1/4差の2着にはサトノジーク(1番人気)、さらに1馬身1/4遅れた3着にレヴァンジル(2番人気)が続いた。

 レディバランタインは、父が新種牡馬のサトノアラジン(父ディープインパクト)で、母ミリオンウィッシーズ、母の父ダルシャーンという血統。

 ◆戸崎圭太騎手(1着 レディバランタイン)「もともと1400メートルを使うつもり(除外)だったのでスピードがありますね。2番手に控えてもいいと思っていたのですが、手応えの違いでハナへ。気持ち良く走ってくれました」

★25日新潟5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら

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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2017年12月19日(火) 13:30 甘粕代三
【LONGINES香港国際競走2017】Road to HKIR⑫~超良馬場とペースが明暗分ける。HKIR4レース回顧(後編)
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香港スプリント
レースの数日前、一昨年のこのレースの覇者、ペニアフォビアを送り込むA.クルーズ調教師がこう尋ねてきました。
「日本の馬は速いのか?」
ペニアフォビアは一昨年のこのレースで大外枠を引きながら敢然とハナを主張、そのまま押し切ってスプリント王の座に上り詰めました。一昨年同様、逃げて栄冠を目指すという宣言です。その指示通りペニアフォビアはまずは先頭に立ったワンスインナムーンを最初のコーナーで交わすとレースを引っ張りました。トライアルまで重賞2連勝で単勝1.9倍に推されたミスタースタニングはこの2頭を前に見て大名マークの3番手。今年のジョッキー・オブ・ザ・イヤー、H.ボウマンを配した春のスプリント王、ラッキーバブルズはトライアルに続き最内枠を引いてしまい、埒沿い最内6番手からミスタースタニングへの雪辱を直線にかけました。

直線に入ると馬場2分どころからまずはミスタースタニングが仕掛け、ワンスインナムーンを交わしペニアフォビアに迫ります。一方のラッキーバブルズはペニアフォビアをワンスインナムーンの間の1頭分の狭いところに勝負をかけましたが、後退してくるワンスインナムーンを交わすのに手間取る間にミスタースタニングは悠々と先頭に。4コーナー大外を回った同厩のディービーピンの猛追をクビ差で退け、今年の香港スプリント王の座を射止めました。


リーディング・トレーナーに8度も輝きながら、香港スプリントとはこれまで縁がなかったことが香港競馬七不思議の一つに数えられていたJ.サイズ調教師は4頭出しの大攻勢をかけてきましたが、1、2着独占で7不思議を解消してみせました。
「今シーズン3走ともいい競馬をしてきて状態も上昇していた。そして今日、最高のレースを見せてくれた。枠もよかったし、ナッシュも最高の騎乗。ゴールに入る前に勝利を確信したよ。2着のディービーピンも負けたとはいえ恥じることはない。クビの差は枠によるものでしかない」と、J.サイズ調教師は満面の笑みを湛えました。

一方、最内から前の馬を交わすのに苦労し4着に敗れたラッキーバブルズのF.ロイ調教師は悔しさをにじませました。「トライアルと同じ最内枠を引いてしまい、直線で抜け出せなかった。力の差ではない。
春のチェアマンズ・スプリント・プライズの連覇に向けて馬を作り直していく」

3着にはスプリンターズステークス以来の競馬となったブリザードが健闘。既にお伝えしましたが、スプリンターズステークスからの帰国が1週間遅れてしまったことで調整が遅れ、レースの直前にもまだ70%程度の状態でした。その状態での好走はこの馬の力を十分示したもので、P.イウ調教師が愛馬の検討を讃えました。レース前にも来年3月の高松宮記念への挑戦を表明していましたが、レース後には正式に名乗りを上げました。理想的なレース運びができなかったスプリンターズステークスでも5着、状態万全ではなかったここでの3着はブリザードの力が世界一レベルが高く層の厚い香港スプリンター勢の中でもトップレベルにあることを示すもの。来年の高松宮記念ではこの馬から目を離すことができなくなりそうです。


香港マイル
新旧勢力の激突の構図となったこのレース、1番人気に推されたのはJ.モレイラ騎手騎乗、初の重賞勝ちを前走のトライアルで飾ったシーズンズブルームで単勝2.6倍。これに旧勢力のビューティーオンリー4.5倍、ヘレンパラゴン6.9倍と続き、トライアルは3着と敗れたものの、それまでに重賞2連勝と今季の上り馬、ビューティージェネレーションが8.4倍と単勝一桁台はこの4頭。人気でも新旧激突の構図が浮き彫りとなりました。
パドックでの出来はビューティーオンリーがまだ絞れていないように見えましたが、A.クルーズ調教師は「馬はファットよりもフィットの方が重要。馬体重は気にしないでくれ」との一言。フィットという点では前走以上の状態には見せていました。

ゲートが開くとコンテントメントがまずは先頭に。前走のトライアルで出入りの激しい競馬でハナを譲ったことが敗因となったと見ていたJ.ムーア調教師の指示でビューティージェネレーションが100m通過で早くもこれを交わします。
今年のHKIRは超良馬場とペースがキーワード。ビューティージェネレーションは最初の2ハロンを24秒38、続く2ハロンは23秒07とややペースを上げますが、逃げるビューティージェネレーションには絶好のペース。最後方に控えたサトノアラジンのH.ボウマン騎手、これには堪らんと3角から猛然と捲りをかけて4角では外から先行集団に並びかけますます。

しかし、ビューティージェネレーションはホースオブフォーチュンを半馬身差に従えて続く2ハロンを23秒56とややペースを落として一息入れると直線最後の2ハロンでは道中たっぷりと貯めた脚を伸ばします。サトノアラジンはこの時点で足をなくしてしまいました。後続の中から4、5番手を先行していた人気薄のウエスタンエクスプレスがビューティージェネレーションに流れ込むようにゴールを目指すと、スローペースを最後方から直線にかけたヘレンパラゴンが外から、さらにその外から1番人気のシーズンズブルームが襲い掛かりましたが、超良馬場では前の馬が止まることはなく先頭のビューティージェネレーションがウエスタンを1馬身ちぎって香港マイル王の座に駆け上がりました。後方強襲の2頭では先に仕掛けたヘレンパラゴンが先着し3着、シーズンズブルームは4着に沈みました。


ビューティージェネレーションをマイル王の座に導いたのは香港ジョッキークラブが養成したローカルジョッキーのデレクことK.リョン。今季、ビューティージェネレーションで初の重賞勝ちを果たしたばかりか、マシュー・チャドロウィックに続く2人目のローカルジョッキーG1制覇を見事な逃走劇で成し遂げました。
「本当に、本当に嬉しいです」。G1ジョッキーとなった喜びに当初は言葉も少なかったデレクでしたが、レースに関しては冷静に振り返りました。
「最低でも2番手以内での競馬という指示でしたが、逃げることができて理想的にレースを運ぶことができ、直線でも全く足色も衰えることはありませんでした」

レース前に密かに逃げ宣言を伝えてくれたJ.ムーア調教師はこの勝利には全く意外感はない、と自信満々。
「前走は道中で不利があったけれども今日は全く理想的なレースだった」
ビューティージェネレーションの成長と状態が良かったことは大きな勝因であることは間違いありませんが、この日の馬場にあった逃げがそれ以上にモノを言ったことは騎手、調教師の勝利インタビュー、コメントからも明らかです。J.ムーア調教師はトライアル前に、ビューティージェネレーションで久しぶりに日本に行ってみるか、と漏らしていましたが、レース後には来春のドバイも選択肢の一つだな、と方針変換も匂わせました。


香港カップ
さて、HKIRのメーンイベント、香港カップです。レース前に大きなニュースが飛び出していました。インタビュー篇でもお伝えしていたように、J.モレイラ騎手が前走のトライアルで2着したタイムワープを袖にして春のクイーンエリザベス2世カップで勝利に導いたネオリアリズムに騎乗することになったのです。レース前々日の金曜夜開かれたギャラ・ディナーでオーナーのマーティンこと蕭剣新さんを直撃すると、不開心(不愉快)と一言。そして、ニュースが流れた瞬間に他のジョッキーから騎乗させてくれ、との電話が殺到、その中からJ.モレイラ騎手に次ぐZ.パートンに騎乗を依頼したことを明らかにしてくれました。

タイムワープは重賞未勝利ながら今季3戦いずれも逃げてG3 3着、G2 2着、トライアルでも逃げて2着と重賞級の力があることを十分証明。このレースでも一昨季の香港馬王(年度代表馬)でトライアルで復活したワーザーの単勝2.2倍に次ぐ2番人気の4倍に支持されました。一方、モレイラ騎手が選択したネオリアリズムはタイムに続く3番人気の7.3倍。現実的で判官贔屓などには縁のない香港競馬ファンは圧倒的にタイムの実力を評価したことになります。

レースは予想通り、タイムワープが引っ張ることになります。絶好の最内枠を引き、いいスタート切ったネオリアリズムを内に見て中ほど5番枠からタイムワープは敢然とハナを主張。ゴール板、1角を悠然と先頭にたって最初の2ハロンを26秒27と絶好のスローペースに落とすと、鞍上のパートン騎手は最内のネオリアリズムをちらちらと見ながらペースを測ります。ネオリアリズムの外にはスローペースをしていたのかスマートレイアーネオリアリズムに被さるような形で2番手。ネオリアリズムは内側3番手でレースを進めましたが、向こう正面に入ってからの次の2ハロンも25秒12、24秒37とスローに流れる中、口を割るようなそぶりを何回か見せます。1番人気のワーザーはその後ろ、7番手に控え、ステファノスはさらにその後ろ10番手前後からともに末脚に勝負をかける構え。

3角に差し掛かっても先行馬群の馬順に一向に変化はなく、タイムワープはここで後続に脚をなし崩しに使わせようとペースアップ。23秒79で4角を回ると道中貯めにためていた足をここで一気にスパートさせ、直線最後の2ハロンを22秒08の脚を繰り出せば、後続には全く打つ手なし。2馬身4分の1の差をつけて悠々とゴールイン!重賞初勝利が香港カップという偉業を達成しました。
2着には中団から4角で2番手まで進出したワーザー、ネオリアリズムは内で粘りこんで3着。さらに後方から直線勝負をかけたステファノスはワーザー以上の末脚を繰り出しましたが、1200m通過1分15秒76、1600m通過1分39秒55の超スローペースでは4着が精一杯でした。


「相手がよほど変わった競馬をしなければ、ペースは速くなることはないだろうとレース前に判断していた。今朝、調教師と電話で話をしたが、出来には絶対的な自信を示してくれたし、指示された通りに競馬をすることを確認し合ったんだ。実際その通り単騎スローでペースを運べた。これが最大の勝因だ」
この勝利でHKIR4レース全制覇を果たしたZ.パートン騎手が満面の笑みで勝因を語れば、A.クルーズ調教師もしてやったりの表情。
「最後の最後までスパートするな、と厳しく指示を出したんだけど、その通りの騎乗をしてくれたね」
そして、タイムワープの今後に関しては速い馬場、時計のかかる馬場ともが高い馬なので、と海外も示唆。レースに関しては今後、慎重に検討すると語りました。

一方、3着に敗れたネオリアリズムのJ.モレイラ騎手は「折り合いをつけるまでに時間がかかった、レベルの高いレースでの3着は立派な成績だ」と言葉少なくレースを振り返るだけでした。
彼の乗り代わりが最も大きなニュースとなったこのレースも明暗を分けたのは今年の超良馬場とペースであったことが証明された形となりました。日本勢の3、4、5着は決して恥ずかしいものとは言えません。しかし今年の馬場を踏まえた上での戦略策定ができていればさらに上位を狙えた可能性も十分あり、海外遠征競馬の難しさを改めて知らされた結果となりました。これは競馬そのもの、そして予想にも共通するものであることは言うまでもありません。
(写真提供:HKJC)


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2017年12月8日(金) 18:57 甘粕代三
【LONGINES香港国際競走2017】恒例!レース展望デブ対談~現地競馬記者”文傑(ぶん・けつ)”氏と4レースを斬る(後編)
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◆プロフィール
文傑(ぶん・けつ)
香港最大の日刊紙『蘋果日報(アップルディリー)』首席競馬記者を務め、今秋より同じく大手日刊紙『星島日報』に移籍。競馬記者経験は20年以上。香港で最も経験と知識を有する競馬記者の一人。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)
東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にのめり込む。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問。

香港マイル
甘粕 香港マイル香港スプリント以上に香港馬の独壇場。この10年、香港馬以外で勝ったのは、あのモーリスだけだ。

文傑 モーリスに負かされれば、それは本望だ。

甘粕 さて、あのエイブルワンが引退して香港マイル陣は戦国時代になるかと思っていたら、ビューティーオンリー、ヘレンパラゴンとコンテントメントが天下三分、三国時代になった。と思っていたら、今度はこれに異を唱える馬が名乗りを上げた。

文傑 シーズンズブルームだろ。これが俺の一押しだ!

甘粕 モレイラも今年の香港国際競走ではシーズンズブルームがベストホースと言ってたよ。

文傑 俺もそれは聞いている。香港カップネオリアリズム以上の評価。相当惚れこんでるね。トライアルの勝ちっぷりを見ただろ?

甘粕 もちろんだ。あの日は来年開業するJRAの田中博康調教師にパドックで一頭々々馬の見方を教わっていた。彼は一瞥して香港馬らしくないと一言。

文傑 確かに一回り小さい。1028ポンド、日本風に言えば466キロだ。

甘粕 日本では適正サイズだけど香港ではねえ。それトモの恰好が今一つだったんで狙いをちょっと下げたんだよね。そうしたらあの激走だ。

文傑 ジョアン(モレイラ)が惚れこむだけのことはあるだろ。

甘粕 その通りだね。小さな大王の降臨を予感させる。

文傑 だからシーズンズブルームを中心に考える。

甘粕 それは同感。2番手は?

文傑 ビューティーオンリー。

甘粕 今季は明らかに重め残りだね。

文傑 トニー(クルーズ調教師)は安田記念から戻って、その疲労もあるから当初、今季はトライアルまで1戦とローテーションを組んだらしいんだけど調教で絞れないんで去年と同じローテーションにしたんだよ。

甘粕 トライアルも明らかに重かった。去年に比べると10ポンド以上重い。トニーも絞る絞る、と言ってたけど金曜の朝に確認したんだよ。

文傑 なんて言ってた?

甘粕 まだファットかって訊いたら、ファットよりもフィットの方が重要だ。フィットしてきてるって。

文傑 これをどう受け止めるか、微妙だなあ。パドックでしっかりと馬体確認しないといけないか?

甘粕 そうだね。予想の前に確認できないのがつらい。3番手は?

文傑 アッと驚く「川河寶駒」!

甘粕 シシュアンダール! 香港移籍して3戦、トライアルは5着とは言え2馬身差。上昇の余地は十分だ。お前さんと仲がいいT.ミラード調教師の馬か。人情馬券じゃないのか?

文傑 それを差し引いても買いたい1頭だ。あとはサトノアラジン。ボウマンだぜ。

甘粕 ボウマン騎乗は確かに魅力。だけど香港に着いてから、これがラストランと発表したね。それが嫌なんだ。秋すでに3戦、この2戦は競馬になっていない。おつりは残っていないんじゃないか? 俺は狙えないな。

文傑 じゃあ、なんなんだ?

甘粕 お前さんのあげた2頭よりはヘレンパラゴン、ビューティージェネレーションの方が上だと思う。

文傑 ヘレンパラゴンの2日のバリア・トライアル見たのか?

甘粕 殿負けしたけど、J.ムーア調教師は砂を被ったのでT.ベリーが止めた。エースには全く影響ない、と言ってたよ。トライアル2着の競馬を見てるし、ジョン(ムーア調教師)の言葉を信じたいね。

文傑 ビューティーはビューティーでもジェネレーションは今季、重賞連勝してきてトライアル3着。力をつけてきてることは認めるけど。

甘粕 トライアルは出入りの激しい競馬で何回か首を上げていたよね。それで3着というのは価値あり。ジョンは今回逃げられるものなら逃げてもいいと言ってた。単騎スローで逃げられればあっと言わせる場面もある、かと。

文傑 夢見てればいいよ(笑)


香港カップ
甘粕 最後はクライマックスの香港カップだ。春のクイーンエリザベス2世カップの勝ち馬、ネオリアリズムに、あのモレイラが騎乗すると聞いた時には本当にびっくりしたよ。

文傑 ジョアンにしてみれば当然の選択だよ。

甘粕 それはそうかもしれないけど、お手馬タイムワープがトライアルで2着、それを袖にしたんだぜ。

文傑 最も可能性のある馬を選ぶのが勝負の鉄則だろ。香港では珍しい事じゃないし、世界でもそうだよ。

甘粕 でもオーナーのシウさん一家と水曜のハッピーバレーで会ったら、やはりご機嫌は良くなかったよ。

文傑 それはあるだろうな。でもジョアンほどの騎手だから、それができる。シウさん一家のだってスプリントではザウィザードオブオズの手綱をジョアンに任せてるじゃないか?

甘粕 確かにね。お前さん言う通りトップジョッキーだからこそできることだ。でも、ネオリアリズムには若干の不安を感じているんだよね。

文傑 それは俺も同じだよ。

甘粕 QE2を勝って日本に凱旋してから予定していた札幌記念を回避。天皇賞(秋)をぶっつけで使った。あの不良馬場だから着順は気にしていないけど順調さを欠いたことが馬体増につながってやしないかと。

文傑 じゃあ、何から行くんだ?

甘粕 香港馬王!

文傑 ワーザーか。俺もワーザーから行きたい。去年は香港カップに間に合わず年明けから始動。G1も勝ってQE2に臨んだけど香港ダービーを勝った頃の状態にはなっていなかった。

甘粕 今季は休み明けこそ予定通りの凡走で調教代わりだったけど、2戦目のトライアルには仕上げてしっかりと勝ち上がって香港カップに王手をかけた。

文傑 トライアルは明らかに仕上げ途上、抜け出すまでに少々もたついたのはそのせい。

甘粕 ジョン(ムーア調教師)は90%ちょっとの仕上げだとトライアル直後に言っていた。

文傑 その後の調教は順調そのもの。準備完了って感じだ。

甘粕 ジョンもそう言ってたよ。日本語で言えば仕上げは上々、あとは細工を御覧じろって感じだね。

文傑 不動の軸に据えたい。

甘粕 大賛成! 2番手には何をとる?

文傑 ネオリアリズムよりはステファノスを上位に見ている。この馬にもボウマンだぜ!

甘粕 今年はボウマン・イヤーか? しかし、ボウマンとモレイラの競演が見られるなんて香港の競馬ファンは幸せだよ。ステファノス藤原英昭調教師と話したんだけど、1歳年取っちゃったからなあ、と一言。去年ボウマンが乗ってたら鬼に金棒だったって意味と受け止めた。

文傑 それでも十分勝負になるだろう。なんたってボウマンなんだから。

甘粕 モレイラ5馬身と言ってたことがあるけど、今のボウマンは一時のモレイラ以上かもしれない。5馬身半、いや6馬身。

文傑 大げさな(笑)。その次にはブロンドミー。

甘粕 流石UCLA卒、金髪美女と来たか(笑)

文傑 前走は仏シャンティでG1勝ち、今年はまだ3戦のみ。おつりはどっさりある。2010年のスノーフェアリーの匂いがするんだ。

甘粕 ブロンド美女の甘い香りか(笑)

文傑 冗談じゃないぜ、本気だぜ! 続いてポエッツワード。香港の馬場に合っている。

甘粕 香港には初のお目見えだぜ。合ってるかどうかは走ってみなきゃ分からない。スノーフェアリーは香港の前に日本でも走って硬い馬場への適性を示してたけど、さっきも言ったように香港の馬場は時計の速い方に進化してしまった。以前のように欧州勢が活躍できないんじゃないか、という気がしてるんだ。特に今年は時計が速そうだからね。だったら引退戦だけれどもスマートレイアーの方が上じゃないか?

文傑 7歳牝馬。おばあちゃんか。

甘粕 京都大賞典で負かした相手がジャパンカップシュヴァルグランだからね。まあ常識的には引退戦の7歳牝馬には手出せないけど、大川オーナーは香港でも馬主資格を取って馬走らせてるじゃない。それで香港を引退レースに選んだんだと思うけど。

文傑 さて、最大の問題はネオリアリズム。どうする?

甘粕 消す勇気はないな。ジョアンだし。ワーザー中心で相手の何番手に取るか。今の段階ではステファノスと同じ2番手、直前まで観察を続けたい。

文傑 最後に日本の皆さんにお知らせがあるんだ。

甘粕 土曜夜の番組のことね。香港時間土曜夜22時、日本では23時から以下のURLで香港国際競走4レースの直前情報をたっぷり1時間お届けします。広東語ですけど……。

http://racing.dimbo.tv(PCサイトへ移動します)

文傑 日本の若い女性の皆さん、ぜひご覧ください!


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★3/26ドバイターフで3連単162,710円を見事的中させた”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロと、”競馬記者歴20年超!香港競馬界の博学多識”文傑(ぶん・けつ)プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走(HKIR)4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。現地ならではの直前ナマ情報にご期待ください。
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2017年12月8日(金) 13:15 藤田将大
【香港国際競走】4レースの展開予想
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今年の海外馬券発売レースを締め括る香港国際競走が、10日に香港のシャティン競馬場で行われる。日本からは4レースに計8頭が出走。4つのレースの簡単な展開予想(各馬の位置取り想定)をまとめてみたので、予想するうえでの参考にしていただきたい。またレース当日には、厳選の穴馬を推奨した予想をアップするので、そちらもぜひお楽しみに!

香港ヴァーズ
香港ヴァーズでレース展開のカギを握るのは、一昨年優勝、昨年2着だったハイランドリールになるだろう。これまで7カ国でG1を6勝。その競馬ぶりは、逃げはもちろんのこと、先行グループから直線を待たずに先頭に躍り出て押し切ることも可能だ。当然のように中団以降の馬たちはこれが目標になる。ちなみに、一昨年は前半1200m=1分17秒54の流れを3番手で通過してV。昨年は1分14秒32のペースを先頭で通過してサトノクラウンの2着という数字が残っている。
そのハイランドリールをBCターフ(G1)で破っているタリスマニックは、そのときと同じくライバルの直後にピッタリとつけてBCの再現を狙う腹づもりだろう。騎手は騎乗停止中のM.バルザローナからM.ギュイヨンに乗り替わっている。カンバーランドロッジS(G3)を逃げ切っているデインヒルコディアックは自らペースをつくりたいクチ。この馬がハイランドリールのハナを叩く可能性が大きそうだ。ティベリアンはサンクルー大賞(G1)やルー賞(G3)では逃げていたが、ドーヴィル大賞(G2)では差しに転じていたように、何が何でもハナにこだわるタイプではない。好位から中団に収まるか。南アフリカ時代にG1を勝っているスマートコールグレイトジャーニー産駒のマックスダイナマイトも先行グループにつけそう。控える競馬ができるトーセンバジル京都大賞典のように先行することを考えておきたい。
キセキ菊花賞神戸新聞杯で結果を出している差しのスタイルを崩さないはず。中団から後方に待機しての末脚勝負に徹する。アイダホの勝ったハードウィックS(G2)で最後にいい脚を使って3着に入ったケミカルチャージのほか、イーグルウェイゴールドマウントヘレンカリズマの地元勢が後方グループから上位をうかがう。

香港スプリント
ハナを切りたいのは日本のワンスインナムーンペニアフォビアだが、ペニアフォビアは前走でもスタート後に気合を入れ続けてようやくハナに立ったように、テンのスピードならワンスインナムーンのほうが上。自分のかたちに持ち込める。サインズオブブレッシングは昨年の香港スプリントは大外枠だったこともあって後方からになったが、欧州では逃げるレースを見せている。今年の5枠ならばそれなりのポジションを取ることも可能だろう。ドバイでアルクオーツスプリント(G1)を勝ったザライトマン、BCターフスプリント(G1)を勝ってきたストーミーリベラル、それに香港のノットリスニントゥーミーディービーピンが好位につけたい組だが、アメリカのストーミーリベラルは右回りが初めてになる点に気をつけておきたい。
出走馬中レーディングトップのミスタースタニングは、昨シーズン後半は後方から追い込む競馬だったが、今シーズンは中団から伸びて重賞を連勝している。レッツゴードンキはミスタースタニングの前につけたい。ロードカナロアと同じキンカメ産駒で岩田騎手。果たしてどういう結果になるか。昨年、9番手から2着に追い込んだラッキーバブルズは、優勝したチェアマンズスプリントプライズ(G1)が4番手からの競馬。その時と同じH.ボウマン騎手の起用で、陣営には好位から中団でレースを進めたい意図がありそうだ。後方に控えそうなのが、ザウィザードオブオズアメージングキッズ、それにブリザードワンスインナムーンのつくるペース次第で追い込み馬がゴール前で強襲するシーンもあり得る。

香港マイル
レーティングトップ119のビューティーオンリーヘレンパラゴンローリーポーリー(牝馬のアローワンスを加えて119)から5ポンド差以内に11頭が入り、レーティングのうえでは大混戦が予想される。そこにA.オブライエン調教師が送り込むランカスターボンバーとローリーポーリーはどちらも先行するタイプ。ただし、ランカスターボンバーにR.ムーアが騎乗するからと言って、G1を3勝しているローリーポーリーがあからさまなペースメーカー役を務めるとはちょっと考えにくい。騎手の序列に関係なく、お互いのレースに徹するだろう。流れが速くならなければ、コンテントメントがハナを切ることも想定できる。パン賞を(G3)逃げて勝ったカラール、先行して今シーズンに重賞2勝のビューティージェネレーションを含めた5頭が先団を形成する。
セレブレーションマイル(G2)を連覇したライトニングスピアが先団の直後を追走し、ジョッキークラブマイル(G2)を勝ったシーズンズブルーム、同2着のヘレンパラゴンと同7着のホースオブフォーチュン、同8着のウエスタンエクスプレスも中団につける。
末脚にかける後方グループには、初ブリンカーで臨むサトノアラジン、ディフェンディングチャンピオンのビューティーオンリー、昨年3着のジョイフルトリニティ、初重賞の前走ジョッキークラブマイルで5着だったシシュアンダールの4頭。ペースはややスローになるのではないかと予想している。

香港カップ
エイシンヒカリに続き昨年はモーリスが優勝と、日本馬の連勝中の香港カップ。一昨年と昨年の優勝タイムはここ10年で3回しかない2分0秒台で決着しているのだが、その要因はエイシンヒカリが速いペースで引っ張ったため。そんな強力な逃げ馬がいない今年はペースが落ち着きそうだ。先手を取りそうなのは、クイーンエリザベス二世Cでロングスパートを決めたネオリアリズム、イギリスのロビンオブナヴァン、香港のタイムワープあたり。3頭とも好位に控える競馬もできるので、ハナを主張する馬がいても深追いすることはないだろう。
ガルリンガリは前走のドラール賞(G2)がロビンオブナヴァンの2番手から抜け出てV。昨年の香港ヴァーズは後方からの競馬となっただけに、序盤でいい位置につけたい。ここ2戦が芝以外のレースだったウォーディクリーは仏ダービーで5着に追い込んでいるが、先行力もある。ドーヴィルは今年だけですでに5カ国でG1に挑戦。まだ勝利はないものの3着が2回ある。位置取りはドバイターフ(G1)のときのように先行グループになりそうだ。ステファノスは今年の国内重賞で2着しているときと同じように香港でも前目の位置につけられれば好走パターン。香港で3つのG1に勝っているワーザーは前走の勝利が鮮やか。そのときのように3~4番手につける。アイルランドとイギリスのチャンピオンSを連続2着したポエッツワード、カナダでイーピーテイラーS(G1)を勝ったブロンドミーは、欧州馬らしくスタートは出たなり。中団から後方でのレースを進める。昨年モーリスの2着に突っ込んだシークレットウェポンは後方から。スマートレイアーは2走前の京都大賞典が最近では珍しく追い込む競馬を見せて勝利。昨春は逃げ切って重賞を連勝している。逃げ、追い込みどちらにしても思い切った作戦をとったときが恐い。

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直近の海外馬券発売レース「凱旋門賞」は▲-◎で馬連・3連複をヒット!昨年の香港国際競走も4戦3的中!海外馬券のエキスパート藤田将大プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走の予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。
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藤田将大(ふじた・まさひろ)プロフィール
某大手商社に勤める現役の商社マン。仕事以外の時間はほぼ競馬に費やし、国内外の馬やレースの情報をくまなくチェックする日々を送る。
ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アジアの競馬主要国におけるビッグレース観戦歴は豊富で、その前後に行われる一般レースや平開催でも馬券勝負には余念がない。
「名勝負を見て得られる感動と、馬券を獲って得られる感動は別物」を理念に掲げ、国内外を問わず「いかにして馬券で勝つか」を常に研究している。
国内での海外レースの馬券発売開始を機に、雑誌『競馬最強の法則』で華々しくメディアデビュー。海外馬券発売レースの第一弾となった凱旋門賞で3連単38万馬券をいきなり的中させ、競馬ファン・関係者の度肝を抜いた。

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2017年12月6日(水) 13:28 甘粕代三
【LONGINES香港国際競走2017】香港マイル~C.シャム、A.クルーズ調教師インタビュー
閲覧 961ビュー コメント 0 ナイス 2

世界最強マイラーと謳われたエイブルワンが引退して香港マイル王、すなわち世界マイル王の座はビューティーオンリー、ヘレンパラゴンに譲られましたが、1年もたたぬうちに新星が登場しました。トライアルで重賞初勝利を飾ったシーズンズブルームです。香港馬らしからぬ華奢な馬体ながら末脚は抜群。新たなマイル王へ王手をかけました。ディフェンディング・チャンピオンのビューティーオンリーは今季3戦未勝利ながら、本番に向けて緩やかに上昇曲線を描いています。温厚で誠実な人柄、寡黙なハードワーカーとして知られるシーズンズブルームのC.シャム調教師も今回は強気のコメント。一方、騎手と調教師いずれでもリーディングに輝いた香港競馬のスーパースター、ビューティーオンリーを管理するA.クルーズ調教師は陽気な人柄そのままに本番への手応えを明るく語りました。(取材・文/甘粕代三)

C.シャム調教師(シーズンズブルーム)


──トライアルはゴール前50mで先団を測ったように差し切った。見事な勝利だったね。

シャム ありがとう。会心のレースをしてくれたよ。

──重賞初勝利がマイル・トライアル。香港マイラー陣に新星登場! それどころか本番でも堂々の大本命だよ。

シャム そうおだてないで欲しいな(笑)。

──本当にそうだよ。今季開幕時にはまだクラス1、とんとん拍子の出世じゃないか。

シャム 実は今春の4歳クラシック三冠でも期待していたんだよ。

──1600mのクラシック・マイルが2着、1800mのクラシック・カップが3着、2000mの香港ダービーが4着だった。

シャム 1頭強い馬がいたからねえ。

──香港競馬史上初の4歳クラシック三冠馬、ラッパードラゴン(注:三冠達成後のチャンピオンズマイルで故障発生し予後不良)だね。

シャム 運が悪かった。シーズンズは普段なら一つは勝ってもおかしくないだけの力を持った馬だよ。

──さて、今季の使い始めは開幕日のクラス1(注:オープン特別に相当)。この後にスプリンターズSで5着したブリザードを子供扱いした。

シャム 相手が背負い頭だったけれど、勝因はそれだけじゃなかったってことは、その後の成績が証明してくれただろ。

──そして、国慶節(中華人民共和国の建国記念日)開催のセレブレーションカップへ。ここではビューティージェネレーションに敗れる。

シャム ここで重賞をひとつスキップしてトライアルに直行したい、とオーナーに相談したんだ。馬格のない馬だけに使い詰めで本番に行くのが嫌だったんだ。しかし、トライアル直行だと勝ち負けしないと本番には出られない。危険な賭けではあった。だけどオーナーが快く理解を示してくれた。若馬だけに、ここで一息いれたことが成長を促してくれた。そして、きっちりと結果を出してくれた。ほっとしたよ。

──本番までは中2週となってしまうけど?

シャム トライアルの後も順調そのもの。状態は上昇中。本番にはトップフォームに持っていけるよ。

──あのモレイラ騎乗も頼もしいね。彼にも話を聞いたんだけど、実は国際競走の4頭の中でもシーズンズに最も期待してるって言ってたよ!

シャム そんなこと言ってたのかい。それはまた頼もしい。ところで、日本の馬はどうなの?

──安田記念の勝馬、サトノアラジンかな。日本馬が気になる?

シャム ビューティーオンリー、コンテントメントに勝ってるじゃないか。

──それはそうだけど、香港馬とは勝負付けがついたから気になるってこと?

シャム いやいや、そんなことは……。競馬は何が起こるか分からないものだけれども、自信をもって本番に臨めることは約束するよ。

A.クルーズ調教師(ビューティーオンリー)


──安田記念は残念だったね。

クルーズ 初めての左回りだったので直線で手前を変えられなかったものね。おまけに1分31秒台という香港では考えられない高速馬場で自分の時計を更新しての6着は褒めてあげたい。でも、もう日本に遠征することはないだろう。香港馬の中でも高速馬場向きのビューティーでもやっぱり合わない。

──それはさらに残念だね。さて、今シーズンは昨年と全く同じローテーションで3戦した。

クルーズ このローテーションを歩んで昨年は香港マイルを勝った。ヴィクトリー・ロードだよ。

──でも、去年は2⇒2⇒1着と来て香港マイルで戴冠したけれど、今年は5⇒9⇒4着と昨年の輝きが見られないよ。

クルーズ 安田記念に遠征した疲れもあるだろうから、当初はトライアルまでに1戦のローテーションを組んだんだよ。ところが、年齢的なものなのか馬体が絞り切れなくてね。

──去年が1149ポンドで使いだして1132⇒1137。今年は1156⇒1160⇒1155だね。

クルーズ 成長分もあるとは思うが、明らかに太いんだ。

──これまでの3走の内、2走のパドックを見ているけれど、腹回りが立派すぎると感じたよ。

クルーズ そうだろ。去年のトライアル勝ちが1137ポンド、今年が1155。18ポンド重いんだ。

──でもトライアルの末脚は光ってたね。

クルーズ 今季最低体重だったからだろう。

──そのトライアルの後はどう?

クルーズ ようやく絞れ始めたよ。今の状態は90%くらいと言っていいんじゃないか? 本番までに絞り切る時間は十分あるし、ビシビシ追って運動させて本番には100%に仕上げていくよ。

──自信あり?

クルーズ 去年のウィナーを馬鹿にしない方がいいぜ。

──分かった。それともう日本に来ないなんて言わないでくれよ。

クルーズ ビューティーはもう考えないけど、日本に合いそうな馬がいてね……。

──どの馬?

クルーズ パキスタンスターさ。

──今年春のクイーンエリザベス2世カップでネオリアリズムに迫ったあの馬だね。

クルーズ ゲートに問題があったりして国際競走には間に合わなかったけど、ビューティーよりも日本の馬場に合ってるとみてるんだ。

──それはまたいい話を聞いた。来年が楽しみになった。

クルーズ 来年のことよりも今週の日曜を楽しみにしてくれ。しっかりと仕上げて出走させるから。


★3/26ドバイターフで3連単162,710円を見事的中させた”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走(HKIR)4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2017年11月23日(木) 11:50 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(11/18~11/19)114万マークのサウスプロを筆頭に、好調16名が土日プラス!
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先週は、19(日)に京都競馬場でG1マイルCSが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1マイルCSは、稍重でレースの時を迎えます。混戦模様の中、1番人気は単勝3.9倍でイスラボニータエアスピネルレッドファルクスペルシアンナイトサトノアラジンと、ここまでが単勝ひと桁台で続き、全18頭が横一線のスタート。二の脚をきかせてマルターズアポジーが先頭に立つと、ヤングマンパワーダノンメジャームーンクレストアメリカズカップレーヌミノルウインガニオンジョーストリクトリと続いて、その後ろに2番人気エアスピネルの追走。サングレーザー、1番人気のイスラボニータレッドファルクスも差なく続き、後方にクルーガーガリバルディペルシアンナイトグランシルクサトノアラジン、最後方にポツンとブラックムーンの態勢で前半4Fを46.7秒(推定)で通過していきます。
3コーナーにかけて、逃げるマルターズアポジーに、早々ダノンメジャームーンクレストらが並び掛けていくと、連れて後方各馬も徐々に追い出しを開始。エアスピネルは中団馬群から早めのスパート、レッドファルクスは直後のイン、イスラボニータは後方外を回る形で4コーナーを出て直線勝負へ。苦しくなった先頭のマルターズアポジーに代わって、3分どころを通ってエアスピネルが早め先頭。レーヌミノルも内に併せて食い下がり、後方からはサングレーザーペルシアンナイトの伸び。イスラボニータはさらにその後ろから外を通っての追撃を見せます。
G1初戴冠に向けて着実に歩を進めるエアスピネルに、急追を見せて迫ったのはピンク帽の黒鹿毛の馬体でした。“またまた”の鞍上M・デムーロのゴール前の躍動のシーンとともに、ゴール数m手前の絶妙なところでエアスピネルを交わし去った4番人気ペルシアンナイトがハナ差制してV!3歳馬として、このレース17年ぶりとなる偉業を達成しています。2着エアスピネルから1/2馬身差の3着には7番人気サングレーザーが入っています。
公認プロ予想家では、山崎エリカプロおかべプロほか、計7名が的中しています。
 
 
 
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☆☆☆注目プロ →サウスプロ
18(土)を京都11Rでの▲◎○(馬券は馬連のみ)で仕留めると、翌19(日)福島2Rで馬連285倍を4,000円分的中!114万円払戻しのホームランとなりました。他にも、福島11Rでの◎○▲パーフェクト予想での17万4,480円払戻しのスマッシュヒットなどを記録した先週は、週末トータル回収率241%、収支98万9,790プラスのトップ成績をマークしています!
 
☆☆☆注目プロ →おかべプロ
18(土)東京1Rで馬連◎○1点的中を披露するなどの活躍を披露!週末2日間トータルでは、回収率131%を記録しています。
 
☆☆☆注目プロ →山崎エリカプロ
12(日)G1マイルCSを◎ペルシアンナイト-▲エアスピネルで的中!他にも、11(土)福島11Rの◎メイショウキトラなど随所に好調予想を披露した先週は、週末トータル回収率128%をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →きいいろプロ
18(土)福島7Rで馬連1点的中含む計33万3,700円のビッグヒットを記録。12(日)は東京5Rの◎○的中、東京10Rの○◎的中などのスマッシュヒットを披露!連日のプラスを記録した先週は、週末トータル回収率125%、収支18万6,400円プラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →夢月プロ
18(土)は福島1Rでの◎○的中、福島9Rでの◎ロジベスト東京8Rでの◎シンキングダンサー的中などの活躍ぶり。19(日)も福島8Rショウナンカイドウなどで的中をマークした先週は、土日トータル回収率122%、収支16万140円プラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →いっくんプロ
18(土)に京都7Rで3連単的中計10万5,800円払戻し、福島10Rでは同40万8,550円払戻しのビッグヒット!19(日)も福島4R京都5Rで10万超をマークした先週は、トータル回収率115%、収支11万2,430円を記録しています。
 
 
 
この他にも、馬券生活プロ(137%)、KOMプロ(119%)、西野圭吾プロ(119%)、馬っしぐらプロ(113%)、岡村信将プロ(110%)、☆まんでがんプロ(109%)、エース1号プロ(106%)、マカロニスタンダーズプロ(105%)、シムーンプロ(103%)、“帰ってきた”凄馬勝子プロ(102%)、kmプロ(102%)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
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※全レースの結果情報はこちら


今週はジャパンカップ!好調競馬予想の達人が集結のプロ予想MAXにご注目下さい。

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サトノアラジンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 216ビュー コメント 0 ナイス 13

【きょうは何の日?】 2017年6月4日 【2017 GⅠ 安田記念 】


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~軸うまおやじからのお願い~

馬券の購入は20歳になってからです。20歳未満の方は競馬法第28条により勝馬投票券の購入および譲り受けることはできませんのでご注意ください。
(JRAホームページより一部引用)
はじめまして、こんにちは。『軸うまおやじ』です。

2017年6月4日は 【2017 GⅠ 安田記念 】で 【サトノアラジン】 が勝利した日です。
レース当日は7番人気でしたが、最後の直線で最後方からの力強い追い込みで1着見事に勝利!ちなみにですが今年の【2022 GⅠ 安田記念 】にもこの【サトノアラジン】で勝利した池江 泰寿厩舎から出走予定の馬がいます。先週の目黒記念の勝利から波にのっていますのでそちらもぜひ期待したいと思います。
【サトノアラジン】 、競馬ファンとして感動をありがとう。
以上、『軸うまおやじ』の『今日は何の日?』でした。
ご覧いただきありがとうございました。次回もどうぞよろしくお願いします。  

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次回もどうぞよろしくお願いします。     

【軸うまおやじ】
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 ムーンシュタイナー 2021年6月13日() 16:38
21-22 POG 1週目②+2週目
閲覧 337ビュー コメント 0 ナイス 5

■取った馬(一週目続き)

パープライト (ルーラー×ピュアチャプレット)キャロット‐宮田

早速リターンしました。早っ
バプティスト牝系はキンカメ系とニックスなのは有名ですがリリーノーブルの全弟ということで、配合的にも期待してました。この系統は急がせるとダメなのでゆっくりなのはわかっていましたが走りを見てどうもセンスないかもという勝手な見立てでリリースすることに。ちょっと不器用全開なんだよね。時間かかるかも。

で2週目にとったのはこちら

アスクドゥラメンテ(ドゥラ×プラウドスペル)廣崎‐藤原英

プラウドスペルの子は2歳の早いうちからよく見せますが、それを差し引いてもなかなかの馬体。幅あってスピードタイプ。能力的にも早めいけるタイプで1週目にあっさり消えると思っていたんですが、人気の盲点でした。たけぼうの入札がありましたが、有り金全部だしてダメならいいやと思っていて何とかとれたようです。所持金10億プラス2020年3位の商品でガチャで得た2000万すべてつぎ込み残金は0なので、当分は様子見していきます。

サイード(キズナ×セレブラール)前田幸治‐角田

キズナはストームキャット側を増幅してナスキロ増やさないと芝向きの大砲が生まれないので、配合的な妙味とあとは馬主と調教師、育成といった環境を重視して順位付け。この馬は多分よいと思いますが、馬体的には短いところだと思う。秋でしょうね。

アランヴェリテ(キズナ×ルミエールヴェルテ)加藤‐中竹

こっちはダートかもしれないけど、全兄をよく知るメンバーなんで安心感ありますね。兄より芝向きで大物とありますが、ちゅうと半端に芝使って負けてダートにしておけばよかったみたいにはならないように。坂路見る限り芝っぽいですが。

ファーンヒル(キンシャサ×ラブディラン)カナヤマ‐清水

これも全兄を知っている厩舎と速攻+短距離で実績の高い馬主の組み合わせ。ただ兄よりは少し奥があるタイプでいきなり勝ち負けというタイプではないかも。いい意味で。函館で全く動いていないけど、こっちにいたときは十分な時計だったので、何かトラブルがなければよいが。

デヴィルズマーブル(Raven's Pass×Ancient Art)ゴドルフィン‐斎藤崇

ダーレーの期待馬はこれでしょうね。コメントが明らかに違う。熱量がありますね。ダーレーの中では早めということで、夏にはデビューできるかどうか。今年の夏は熱いから無理しなくてもいいけど。馬体もよくてシュネルマイスターを思い出します。あそこまでの期待は酷でしょうが、今年のNHK枠です。

ジョーブリッランテ(ジョーカプチーノ×ジョーアラマート)上田‐清水

全兄、全姉同様、短距離~マイルで期待できます。良く動いていて、この時期にこれだけ動ける2歳馬はなかなかいない。兄弟の中でも動けているので、これは期待しています。

ミント(エピファ×ビートマッチ)石川達絵‐友道

ビートマッチの子は走ると思っていて、配合も完璧なこの子は生まれる前から注目していました。まぁ初子なんで細いしトモもまだまだ。これはハンデなんで今後の状況次第ではリリース対象ではあります。

ディリジェンス(ヴィクトワールピサ×ミッキーハナコ)飯田‐橋口

千代田牧場2頭目ってどうしちまったんだろうと思いますが、この馬は馬体がコロッとしながらバランスがよくて魅力的で、配合見てもこれは、と思うピサの良い配合パターンで狙えるなと思い指名。穴なのかもしれないけど牝馬の中では結構期待しています。

レディバランタイン(サトノアラジン×ミリオンウィッシーズ)丸山‐加藤征

サトノアラジン産駒としては露出が多かった馬ですが、これも単独指名できました。足長で配合からも広いコースで切れ味発揮タイプでしょう。馬体は良い出来なのでそこに期待。

スパイツァック(Speightstown Nodiac)KRジャパン‐杉山

芝ダ問わず短距離で活躍できるSpeightstownの牝馬で配合がよいこの馬を抑えましたが、若干デビューは遅いかもしれないですね。

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 赤萬坊 2021年6月6日() 17:52
安田記念 反省会
閲覧 305ビュー コメント 0 ナイス 5

なんかダノンが来そうだなーどっちだろ?何で川田がプレミアムじゃなくキングリーに乗ってんの?
そんな事を考えながら結局は調教が良く見えたプレミアムの方を選んでしまった
今になって思い出せばダノンキングリーはサトノアラジン(2017安田記念勝ち馬)と大雑把に言うと同じような血統で東京競馬場も相性が良いし、サトノアラジンも川田ジョッキーだったなーと反省しています
勝ち馬を買えてないからド外れ完敗なのです
おめでとう川田ジョッキー&ダノンキングリー

追伸、全くノーマークだったカデナ武豊がインから迫ってたのもかなりビビりました(笑

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コメント一覧
6:
  mata   フォロワー:0人 2016年6月5日() 12:30:12
安田記念
◎複勝
5:
  キタノかちどき   フォロワー:0人 2013年8月12日(月) 12:12:35
東スポ杯→ラジオNIKKEI杯
王道を突き進む
4:
退会ユーザー 2013年8月8日(木) 11:57:59
このコメントは削除されました(投稿者退会による)

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2017年11月19日マイルチャンピオンS G112着
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