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ミッドナイトベット(競走馬)

注目ホース
写真一覧
抹消  鹿毛 1994年3月24日生
調教師小島太(美浦)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者John R. Williams & Manganaro Stables Ltd.
生産地
戦績35戦[9-2-2-22]
総賞金30,509万円
収得賞金8,260万円
英字表記Midnight Bet
血統 Housebuster
血統 ][ 産駒 ]
Mt. Livermore
Big Dreams
Catherine's Bet
血統 ][ 産駒 ]
Grey Dawn
Betsy Be Good
兄弟
前走 2001/01/21 アメリカジョッキーC G2
次走予定

ミッドナイトベットの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
01/01/21 中山 11 AJCC G2 芝2200 135760.3109** 牡7 59.0 田中勝春小島太442(+2)2.15.6 1.837.9⑪⑫⑩⑪アメリカンボス
01/01/05 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 162420.677** 牡7 57.0 田中勝春小島太440(+6)2.01.9 0.737.6⑥⑤⑤⑤カリスマサンオペラ
00/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18816110.01517** 牡6 57.0 河内洋長浜博之434(+2)1.36.0 3.437.7⑬⑯アグネスデジタル
00/10/28 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 1861176.7128** 牡6 58.0 河内洋長浜博之432(+2)1.21.4 1.034.8⑫⑮ダイタクヤマト
00/10/08 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 111159.2116** 牡6 58.0 菊沢隆徳長浜博之430(-10)1.46.5 0.434.8トゥナンテ
00/08/20 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1471129.61113** 牡6 58.0 河内洋長浜博之440(-8)2.01.4 1.536.8ダイワカーリアン
00/07/16 小倉 11 北九州記念 G3 芝1800 1471122.777** 牡6 59.0 河内洋長浜博之448(+12)1.46.9 0.635.7トゥナンテ
00/06/24 阪神 11 米子S OP 芝1600 155927.297** 牡6 58.0 石橋守長浜博之436(+3)1.34.6 0.635.1チェックメイト
00/05/24 船橋 10 かしわ記念 G3 ダ1600 10--------6** 牡6 57.0 河内洋長浜博之433(--)1.42.1 0.0----ビーマイナカヤマ
00/05/05 高崎 9 群馬記念 G3 ダ1500 12--------5** 牡6 57.0 河内洋長浜博之431(--)1.36.6 0.0----ビーマイナカヤマ
00/04/15 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 1824190.8189** 牡6 59.0 河内洋長浜博之442(--)1.35.2 0.937.1⑤⑤⑤マイネルマックス
99/12/12 香港 7 香港マイル G2 芝1600 12--------8** 牡5 57.1 蛯名正義長浜博之--1.35.6 0.0----DOCKSIDER
99/11/21 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1861285.31413** 牡5 57.0 河内洋長浜博之440(+6)1.34.4 1.635.3⑭⑯エアジハード
99/10/10 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 107794.0108** 牡5 58.0 江田照男長浜博之434(-6)1.46.7 0.935.5④④④グラスワンダー
99/08/22 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 107725.4610** 牡5 58.0 河内洋長浜博之440(0)2.02.6 2.537.9⑤⑤⑨⑩セイウンスカイ
99/06/20 阪神 11 鳴尾記念 G2 芝2000 10112.9110** 牡5 58.0 河内洋長浜博之440(+4)2.04.4 1.938.3⑤⑦スエヒロコマンダー
99/05/29 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 15353.921** 牡5 58.0 河内洋長浜博之436(0)1.59.7 -0.035.7スエヒロコマンダー
99/04/04 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 128114.133** 牡5 58.0 熊沢重文長浜博之436(-4)2.00.0 0.135.3⑥⑥⑥④サイレントハンター
99/03/07 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 14119.865** 牡5 58.0 熊沢重文長浜博之440(--)1.36.6 1.037.1⑪⑨⑤エガオヲミセテ
98/12/13 香港 7 香港カップ G2 芝1800 14--------1** 牡4 57.1 河内洋長浜博之--1.46.9 -0.0----ヨハンクライフ

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 11日に香港シャティン競馬場で行われた第30回香港カップ(GI、3歳以上、芝・右2000メートル、定量、1着賞金1425万香港ドル=約2億1375万円)は、ライアン・ムーア騎手騎乗のモーリス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)が後方追走から内々を進出、直線は縫うように馬群をさばき、2着に3馬身差をつける圧勝でラストランを飾った。タイムは2分0秒95(良)。

 2着には香港のシークレットウェポン。日本馬は、中団からレースを進めたステファノスが3着、先行策から粘り込んだラブリーデイが4着、中団の後ろを進んだクイーンズリングが9着。エイシンヒカリは、昨年優勝したときと同様にハナに立ち、離し逃げの形でレースを引っ張ったが、直線半ばで失速して10着に敗れている。

 香港カップを勝ったモーリスは、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス、母の父カーネギーという血統。通算成績は18戦11勝。2015年安田記念マイルCS香港マイル、2016年チャンピオンズマイル、天皇賞・秋に続いてGIは6勝目。

 日本馬の香港カップ優勝は、1995年フジヤマケンザン、98年ミッドナイトベット(1994年〜98年はGII)、2001年アグネスデジタル、15年エイシンヒカリに次ぐ5頭目。

〈日本馬のレース後コメント〉

◆1着 モーリス

 R.ムーア騎手「このレースはモーリスにとっていいペースで、向こう正面では好ポジションが取れました。直線で前があいてからはすごく反応がよく、最後は流すことができるくらいでした。マイルで素晴らしい馬ですが、2000メートルではもっと素晴らしいです。乗るたびに馬が成長していて、乗っていてすごく楽しいです」

◆3着 ステファノス

 C.スミヨン騎手「モーリスという偉大なチャンピオンには敗れましたが、この馬の特性を考えて先行し、力は出し切れたと思います。3着という結果にも満足しています」

◆4着 ラブリーデイ

 H.ボウマン騎手「パーフェクトライド(完璧な騎乗)、パーフェクトレース(完璧なレース)。ただ、モーリスが強かった。馬はすごく頑張った」

◆9着 クイーンズリング

 M.デムーロ騎手「メンバーが強かったです。外枠も難しかったです。日本のみなさんがたくさん応援しに来てくれて、すごくうれしかったです」

◆10着 エイシンヒカリ

 武豊騎手「相変わらず馬はイレ込んでいたけど、馬場入場後のイレ込み具合は日本のレースのときよりはマシで、彼なりに我慢できていました。レース中は前に馬がいなかったので、彼らしいレースができました。思い切ってペースを上げて勝負に出たのですが、最後は脚が止まってしまいました。悔しかったですが、精いっぱいやりました」

【香港C】エイシンヒカリ完勝 ヌーヴォが2着 2015年12月13日() 17:41

 13日に香港シャティン競馬場で行われた第29回ロンジン香港カップ(GI、芝2000メートル、1着賞金1425万香港ドル=約2億2800万円、ゲイロショップ出走取消で13頭立て)は、武豊騎手騎乗の9番人気エイシンヒカリ(栗東・坂口正則厩舎、牡4歳)が逃げ切って優勝した。勝ちタイムは2分0秒60(良)。日本馬による香港カップ制覇は、1995年フジヤマケンザン(当時はGII)、98年ミッドナイトベット(同)、01年アグネスデジタルに続き、14年ぶり4度目となった。1馬身差の2着にも6番人気ヌーヴォレコルトが入り、日本馬のワンツーフィニッシュ。さらに1馬身1/4差の3着は香港の3番人気馬ブレイジングスピードだった。

 千両役者が完璧な逃げ切り劇を演じてみせた。武豊騎手に導かれてスムーズにハナを奪ったエイシンヒカリが、堂々と押し切って1馬身差でV。初のGI制覇を、この大舞台で成し遂げた。2着にもヌーヴォレコルトが入り、日本馬のワンツーフィニッシュという快挙だ。

 外枠からスタートを切ったエイシンヒカリは、ダッシュ良く飛び出して1コーナーでハナへ。そこから絶妙のペースに持ち込み、決して速いペースではないにもかかわらず、縦長の展開をつくり出した。まさにユタカ・マジック。余力たっぷりに直線に向くと、インから猛然と追い込むヌーヴォレコルトを寄せ付けず1馬身差で押し切った。ゴールでは軽く左こぶしを握って勝利をアピールする余裕のV。武豊騎手の香港GI制覇は、2001年の香港ヴァーズ(ステイゴールド)以来2度目で、海外GI制覇は07年のドバイデューティフリー(アドマイヤムーン)以来、8年ぶりとなる。ディープインパクト×ストームキャットの“黄金配合”から、またビッグタイトルを手に入れる馬が誕生した。

 中団の後ろでインを追走し、直線もロスなく立ち回って猛然と追い上げたヌーヴォレコルトが2着を確保。差し脚にかけたステファノスは10着、サトノアラジンは11着に終わっている。

 エイシンヒカリは、父ディープインパクト、母キャタリナ、母の父Storm Catという血統。北海道新ひだか町・木田牧場の生産馬で、(株)栄進堂の所有馬。通算成績は11戦9勝(うち海外1戦1勝)。重賞はGIIIエプソムC、GII毎日王冠(2015年)に次いで3勝目。坂口正則調教師、武豊騎手ともに香港Cは初勝利。

 ◆坂口正則調教師「馬はいつになく落ち着いていて、それが功を奏しました。うまくハナに行けたことが全てだと思います」

 ◆武豊騎手「馬のコンディションはすごく良かったので、いいレースができると思っていました。迷いなく逃げたかったので、これは作戦通りにいけました。道中行きたがっていたところもありますが、ギリギリ我慢できて暴走せずよかったです。直線に入って加速し、残り100メートルで勝利を確信しました。やっと勝てたレースですし、先代オーナー(平井豊光氏)が香港競馬に情熱を持っていたので勝利できてよかったです」

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日本馬10頭出走! 13日、香港国際招待競走2015年12月13日() 07:34

 香港国際招待競走が13日、シャティン競馬場で行われる。別掲の通り、日本馬は4レース中、3レースに10頭が出走する。

 いずれも好勝負をして不思議がない馬で、日本馬としてスプリントでは2012、13年ロードカナロアに次ぐ3勝目、マイルでは01年エイシンプレストン、05年ハットトリックに次ぐ3勝目、カップでは1995年フジヤマケンザン(当時GII)、98年ミッドナイトベット(同)、01年アグネスデジタルに次ぐ4勝目がかかる。

 レースの模様は、グリーンチャンネルで16時45分から18時15分まで放送される。

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【安田記念】香港馬分析

2017年06月02日(金) 11:42

甘粕代三

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 安田記念に香港馬として初の海外遠征をし、初の海外レース制覇を記録した2000年のフェアリーキングプローン以来延べ30頭が出走し、このレースの常連である香港勢から今年は昨年の香港マイル勝ち馬、ビューティーオンリーとこれを春のマイル王決定戦、チャンピオンズマイルで破ったコンテントメントのマイル王2頭が名乗りを上げた。


ビューティーオンリー〜高速馬場は歓迎
 ビューティーオンリーは冠号のビューティーから分かるように10年安田記念に挑戦したビューティーフラッシュ(11着)を擁した香港屈指の大馬主、郭少明氏の子女2人の所有。調教師もフラッシュと同じく香港のトップトレーナー、アントニー・クルーズ師である。

 さて、アイルランド産の同馬は2013年6月、イタリアでデビューしG1勝を含む4戦3勝の後に香港移籍。14年10月、移籍直後に1600m条件戦を連勝、5戦目の4歳クラシック三冠第1レグ、ジョッキークラブマイルでローカルG汽Εナーに輝く。その後、1800、2000、1400mと翌15/16年シーズンまで15戦を重ね、昨年4月のチェアマンズ・トロフィー(ローカルG供1600m)で1年3か月ぶりに重賞勝利を収め、ようやく距離適性をマイルに定めた。

 昨年9月に開幕した16/17年シーズンは香港マイルを目標にローテーションが組まれ、休み明けを2着、3着と叩いた後、トライアルのジョッキークラブマイルを勝つと本番では昨年の安田記念勝ち馬、ロゴタイプネオリアリズムら日本勢を破って悲願の香港マイル王の座を射止めた。

「来年は安田記念が大目標だ!」
香港マイル勝利直後に、クルーズ師は筆者に密かに漏らした。その後4戦を順調に消化。壮行レースの春のマイル王決定戦、チャンピオンズマイルではコンテントメントに直線で不利を受け頭差の2着と敗れたが、安田記念遠征はこのレース勝利が条件と主張していたオーナーを粘り強く説得し、ビューティーオンリー以来7年ぶりの挑戦を実現した。

 香港と日本では時計ひとつ以上の馬場差があり、東京競馬場の超高速馬場が厚い壁となって香港馬に立ちはだかる。
「この馬は硬くて速い馬場が合っているんだ。香港の馬場だから今の持ち時計になる。東京に行けば大幅に短縮してくれるよ。ブリッシュラックだってそうだったじゃないか!」
 クルーズ調教師は05年以来、4回にわたって延べ5頭、安田記念に挑戦。06年にはブリッシュラックでフェアリーキングプローン以来の香港馬2勝目を実現した。クルーズ師の楽観はその経験とビューティーオンリーに対する慧眼に裏打ちされている。
 

コンテントメント〜モレイラ騎乗に魅力
 一方のコンテントメントは昨年の12着に続く2年連続の挑戦。香港に戻って以来、16/17年シーズンは9戦して2着が1回だけと不振を極めた。安田記念に登録したものの、このため遠征費用半額招待しかJRAから提示されず、躊躇していたところ、チャンピオンズマイルで1年3が月ぶりの勝利を収め、めでたく全額招待を勝ち取った。

 前走はB・プレブル騎手が繰り出したスローペースと香港史上最強馬とも謳われた初の4歳クラシック三冠馬、ラッパードラゴンの3角手前での故障発生、競走中止によるフロック勝ちとの見方も流れているが、安田記念では1年4か月ぶりにJ・モレイラ騎手を鞍上に迎える。

 ドバイターフでのヴィブロス香港クイーンエリザベス2世カップでのネオリアリズム騎乗から、モレイラ5馬身という新たな伝説も生まれている。コンテントメントには7回騎乗5勝3着2回と一度も馬券を外していないモレイラ騎手の手綱にかかれば、昨年のようなことはあり得まい。

 ちなみにこの2頭、この3シーズンにわたって14回対決し、ビューティーが8回先着。今シーズンに限ればビューティーの5勝2敗。ビューティーを上位に取りたい。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2017年04月28日(金) 12:40 甘粕代三
【香港QE2世C】ジョン・ムーア調教師インタビュー〜デザインズオンローム、ワーザーともトップフォーム!だよ
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香港クイーンエリザベス2世カップ(以下、QE2)に遠征する日本のエース、ネオリアリズムの前に香港のトップ調教師、大摩ことジョン・ムーア調教師配下の香港馬王(年度代表馬)デザインズオンローム、ワーザーの2頭が立ちはだかっている。デザインズオンロームが2014年以来の復活を目指せば、ワーザーは連覇に意欲を見せる。今年、管理するラッパードラゴンで香港競馬史上初の4歳クラシック三冠を果たし、香港競馬史に再び新たな1ページを開いた。歴代最多勝、最多賞金獲得……新たな勲章がまた加わり、今シーズン絶好調のムーア師にネオリアリズムを迎え撃つ自信のほどを直撃した。(取材・文/甘粕代三)


――ドバイでは隣のテーブルでしたね。お久しぶりです。

ジョン・ムーア(以下、ムーア) ドバイではゆっくり話できなかったね。お互いレースに忙しくて。ヴィブロスは本当に強かった。お友達のオーナー、ミスター・ササキにお祝いを伝えてくれ。あの馬、香港に来たりしないよね?

――秋のローテーションは未定のようですが、年末の香港カップは選択肢の一つには入っていると聞いていますよ。

ムーア 香港カップに出走してきたら、それは手ごわいなあ。

――それよりもQE2は年度代表馬2頭出しじゃないですか?

ムーア おかげさまで2頭も選ばれて光栄なことだよ。

――それでは個別に伺います。まずはワーザーから。昨年のこのレースは圧勝でした。

ムーア 得意の道悪ということもあったけれども、あそこまで差をつけて勝ってくれるとは正直言ってびっくりしたよ。前走の香港ダービーで力をはっきり示してくれてはいたけど、日本から強い馬が3頭も来ていたじゃないか。

――あのレースで破ったサトノクラウンは12月の香港ヴァーズでハイランドリールに勝ってますからね。

ムーア この馬の力を証明してくれたと言えるんじゃないかな。

――しかし、その12月の香港国際競走には、その姿がありませんでした。

ムーア 脚部不安で間に合わなかったんだよ。あのモーリスと対戦させたかったなあ。決して引けは取らなかったはずだ。

――そして、年明けに復帰。2戦目の香港ゴールドカップを勝って復活の狼煙を上げました。

ムーア 嬉しかったね。しっかりと復調してくれた。

――ただ、休み明け3戦は1勝のみ。前走も勝てていませんが。

ムーア この馬は昨年の4歳三冠でも1600mのクラシックマイル、1800mのクラシックカップとも2着。2000mに距離が伸びた香港ダービーではしっかりと借りを返しているように、2000mがピッタリなんだよ。だから、ここを大目標に仕上げてきたんだ。

――3戦1勝、ここまでのステップは想定内、予定通りということですね。

ムーア そうだね。

――前走の後、状態はどうですか。

ムーア インプルービング! 上向いているよ。トップフォーム(最高のコンディションの意)だよ。

――ほう、それは頼もしい。ネオリアリズムにとっては恐ろしい(笑)。それではデザインズオンロームについて伺いましょう。2014年のこのレースでは後にジャパンカップを勝つエピファネイアを子供扱いにしました。

ムーア 実にいいレースだった。

――エピファネイアに騎乗した福永祐一騎手が、あの馬は化け物だ、とレース後に言ってましたよ。

ムーア それは嬉しいねえ。そんなこと言ってくれたのか。確かに福永騎手の言うとおりだよ。怪物級の馬だ。

――2014年は香港カップも勝って、正に怪物ぶりを証明してくれたんですが、翌年のドバイシーマクラシック遠征以来、怪物ぶりが鳴りを潜めたように思えてならないんですが。

ムーア ドバイ遠征は気温差など馬に与える負担が大きい。それで調子を崩していたことは認める。しかし、2016年には香港ゴールドカップを勝って復調してるじゃないか。

――既に7歳、年齢的な衰えを指摘する声も聞こえてきますが。

ムーア 馬だって人だって歳を取る。それは仕方のないことだけど、この年齢なり、この馬なりにいい状態にある。こちらもトップフォームだよ。そう馬鹿にしないで貰いたいな。

――さて日本馬、ネオリアリズムですが、どうご覧になりますか?

ムーア あのモーリスに勝ってるんだってね。

――そうです。去年の札幌記念です。

ムーア それに前走は、ドバイターフを勝ったあの牝馬、ヴィブロスにも勝ってるんだろ。それは大した馬だ。それに今回はモレイラが騎乗するんだろ。ヴィブロスのレースをドバイでこの目で見てるだけに、これは警戒せざるを得ないな。

――2頭の香港馬王との比較ですが。

ムーア 香港でレースをする以上、2頭とも恥ずかしい競馬はさせない。これだけはしっかりと日本のファンに伝えて貰いたい。

――香港初の4歳クラシック三冠馬、ラッパードラゴンのことも聞かせて下さい。ラッパーは翌週のチャンピオンズマイルに回りましたが、これはワーザーとの使い分けで両方頂くという作戦ですか?

ムーア 馬ファースト、距離適性から判断しただけのことだ。ラッパーは三冠を達成したが、根本的にはマイラー。ここよりもチャンピオンズマイルに適性がある。それだけのことだ。

――史上初の4歳クラシック三冠にチャンピオンズマイルとなれば、ワーザーに続いて今年の香港馬王ですね。

ムーア そう行けばいうことなしだね。

――そして、その後は安田記念ですか?

ムーア 厳しいレースが続いたのでチャンピオンズマイルを今シーズンのラストランにする。安田記念は来年行ってみたい。

――ムーア厩舎の日本遠征は2007年のジョイフルウィナー以来じゃないですか?

ムーア 日本は餌やら水やらレギュレーションがやたら煩いんで暫く気が向かなかったんだよ。でも、ジョッキークラブが安田記念に行ったらどうかってしきりと勧めてくるんで、久しぶりに来年は行ってみようかと考えている。

――そうですか、来年の安田記念まで楽しみになってきました。ありがとうございました。

【甘粕代三の目】
2頭の香港馬王にいずれも「トップフォーム」と強気のコメントを嫌味もなくジェントルマン風に語るのはムーア流。その真贋を見極めなければならないが、ワーザーに関しては全くの掛値なし!ムーア師口調からは歯牙にもかけないという感触を得たが、モレイラ騎乗にはこちらも掛値のない警戒感を感じた。ワーザーとネオリアリズムとの一騎打ちであることは今からでも明々白々。最終的には当日までの状態、最後はパドックで判断するしかないが……。一方のデザインはトップフォームとは言うものの近走を見る限り馬王復活の道は遠い。ただ、3連単のヒモとしては決して無視はできないだろう。それと翌週のチャンピオンズマイルだが、今季の馬王に当選確実のラッパーがどこまで強い勝ち方を見せてくれるのか、来年の安田記念ともども今から楽しみになった。

ジョン・ムーア調教師
オーストラリア人。67歳。1556勝と香港歴代最多勝、最多獲得賞金を誇るトップ調教師。「千勝爺」との異名も。父、ジョージ・ムーア調教師の下で調教助手を務め1985年開業。2007年にはヴィヴァパタカでクイーンエリザベス2世カップを、エイブルワンでチャンピオンズマイルの2大競走を制覇。3年後にもこの2頭で2レースを制覇する快挙を達成。現在、前記2頭の香港馬王ばかりか、マイル王のエイブルフレンドを加えた3頭を擁し、春、12月の国際競走にムーア厩舎の管理馬は欠かせないばかりか、滅法強いことは香港競馬ファンの共通認識になっている。


★3/26ドバイターフで3連単162,710円を見事的中させた”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港クイーンエリザベス2世カップの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2017年04月27日(木) 11:45 甘粕代三
【香港QE2世C】ジョアン・モレイラ騎手インタビュー〜ハナにはこだわらないネオリアリズムの先行力は絶対的に有利
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今年の香港クイーンエリザベス2世カップに遠征する日本馬は残念なことにネオリアリズムの1頭だけになってしまったが、その鞍上には香港では“雷神(モレイラの中国名「莫雷拉」に因むニックネーム)”との異名で恐れられる香港一、いや世界屈指のジョッキー、ジョアン・モレイラを迎えた。昨年の香港ではチャンピオンズマイル、香港カップモーリスを2度、そして先月のドバイではヴィブロスを栄冠に導いた日本馬最強の助っ人に勝算を直撃した。(取材・文/甘粕代三)


――久しぶり! 先月25日のドバイターフで会って以来だね。素晴らしいレースだった。ヴィブロスも佐々木主浩オーナーもジョアンに感謝しているよ。

ジョアン・モレイラ(以下、モレイラ) ありがとう。おかげで最高のレースができた。これはあの時に使ったステッキなんだけど、レースの日には渡せなかった。佐々木オーナーにプレゼントしてくれるかな。

――もちろん。ドバイターフの後も同じ鞭を使ってワールドカップに騎乗、レース直後には空港に直行して翌日には香港で騎乗したんだよね。だから、表彰式の後には会えなかった。仕方ないよ。お預かりします。

モレイラ そうなんだ。表彰式前に佐々木オーナーから記念に鞭を、と言われたんだけど、そんな訳で約束が果たせなかったんだ。これで安心できるよ。佐々木オーナーにはいい馬に乗せてもらって感謝している、と伝えてほしい。

――ドバイワールドカップデーには日本馬2頭に騎乗して、次なるG1の舞台、クイーンエリザベス2世カップでも日本馬、ネオリアリズムに騎乗することになったね。日本にとっては最強の助っ人、雷神さまじゃない?

モレイラ たまたま地元、香港馬の騎乗がなかったんで、そういうことになったんだよ。モーリスをはじめ数多くの日本馬に乗せてもらっているのはとてもうれしいことだし、今回もチャンスを与えてもらって光栄なことと感謝している。

――日本馬にはどんな印象を持っている?

モレイラ 日本馬の海外遠征はそれほど多くはないけれど、必ず海外で結果を出している。それは日本馬が海外に十分通用するレベル、いやそれ以上であることを証明している。

――さて、ネオリアリズムだ。ジョアンがモーリスに騎乗した札幌記念ではネオリアリズムに苦杯をなめているね。

モレイラ モーリスはしっかりと自分の競馬をしてくれた。あの時、既にスーパースターだったろう、ああいう競馬をしないわけにはいかなかったんだ。一方、ネオリアリズムはまだ重賞も勝っていないダークホースで馬場が渋った中、先手を取って自由な競馬ができた。それでモーリスと僕は苦杯をなめさせられたわけだけど、あれはハプニングではない。その後のネオリアリズムの戦績を見ればわかることだ。

――その札幌記念の後、ネオリアリズムマイルチャンピオンシップ3着を経て去年12月の香港マイルに遠征。ジョアンもこのレースに騎乗してたけど、その時のネオリアリズムはどうだった?

モレイラ 僕は香港馬王(年度代表馬)のエイブルフレンドに騎乗して6着。ネオリアリズムは9着だったね。ネオリアリズムのあの時は本当の彼の姿じゃなかったんじゃないかな。距離も短かったような気がするし、展開も向かなかった。アンラッキーなレースだよ。

――そして、壮行レースの中山記念。昨年のドバイターフ勝ち馬、リアルスティールとジョアンがドバイターフ勝利に導いたヴィブロスを抑えて堂々の勝利を挙げている。

モレイラ レースは見ているよ。入れ替わりの激しいレースだったけど、2番手から直線でしっかりと伸びての勝利。札幌記念香港マイルの時よりも成長していることがはっきりとわかったよ。

――中山記念で2馬身弱負かしたヴィブロスドバイターフではあの圧勝。これを物差しにすれば、クイーンエリザベス2世カップではドバイでのヴィブロスよりも随分先にゴールインする勘定になる。

モレイラ 馬をそんな簡単に比較することはできないよ。でも、中山記念までしっかり成長しているし、その後も堀(宣行)先生が更に仕上げてくれていると確信している。本当に楽しみだよ。

――さて、沙田(シャティン)の馬場の隅から隅まで、そして迎え撃つ香港勢のこともジョアンが一番よく知っている。どの馬を警戒している?

モレイラ ワーザーだ。去年の香港ダービーを勝ってこのレースもぶっこぬいた昨シーズンの香港馬王だ。今シーズンは脚部不安で休養を余儀なくされたけど、年明けに復帰。2戦目のクイーンエリザベス2世カップと同じ距離の香港ゴールドカップを勝って見事に復活した。この距離の香港最強馬であることは疑いようもない。

――その香港馬王、最強中距離馬に対してどう戦う?

モレイラ 今回は小頭数のメンバー、ハナにはこだわらないネオリアリズムの先行力は絶対的に有利だ。堀先生とも相談した上で、自分はベストを尽くすだけさ。

――随分控えめな言い方だね。ズバリ自信のほどを聞かせてほしい。

モレイラ ないわけないだろ!

【甘粕代三の目】
ジョアンと話をしていていつも感じるのは控えめな表現とかのジェントルマンぶりである。自分の騎乗馬、相手馬には事前に十分な研究をしていながら、決して強気なコメントには踏み込まない。母国ブラジルでデビューし、理想的な条件では決してない南米で活躍をして台頭し、シンガポール、香港と世界屈指のジョッキーへの階段をのぼりつめるまでの苦労が彼に優等生的な言動をとらせ、特に控えめな表現につながっていると感じる。そのジョアンに最後に勝算を直撃すると、やはり控えめではあったけれども、これまでに聞くことのできないほどの手応えをにじませてくれた。モレイラとネオリアリズム、ここでは絶対に外せない。

ジョアン・モレイラ プロフィール
1983年ブラジル生まれ。34歳。2000年、ブラジルでデビュー。9年間で1000勝以上を挙げた後、2009年4月、シンガポールに移籍して大ブレーク。移籍初年は3位にとどまったものの翌年から4年連続リーディングジョッキー。12年にはシーズン新記録の206勝を記録。2013年9月6日には騎乗機会全勝の8戦8勝を達成。シンガポールにモレイラあり、と世界の競馬シーンにその名を知られる存在となる。この間にJRAへ短期免許を申請したが認められなかった。2013年10月に香港に移籍、シーズン途中からの移籍だったため97勝でリーディング2位にとどまったが、翌2014年シーズンには145勝、2015年シーズンには168勝とシーズン勝利記録を2年連続で塗り替える。今シーズンも4月23日までの段階で135勝と2位のザック・パートンに74勝差をつける独走。3シーズン連続のリーディングジョッキーと記録更新が確実になっている。


【甘粕代三のQE2展望コラム公開予定】
4/28(金)調教師インタビュー〜J.ムーア
※QE2予想は4/29(土)公開予定となります。


★3/26ドバイターフで3連単162,710円を見事的中させた”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港クイーンエリザベス2世カップの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2017年04月26日(水) 11:40 甘粕代三
【香港QE2世C】レース展望対談〜現地競馬記者”文傑(ぶん・けつ)”氏とQE2を斬る
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◆プロフィール
文傑(ぶん・けつ)
香港最大の日刊紙『蘋果日報(アップルディリー)』首席競馬記者を務め、今秋より同じく大手日刊紙『星島日報』に移籍。競馬記者経験は20年以上。香港で最も経験と知識を有する競馬記者の一人。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)
東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にのめり込む。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問。

甘粕 ドバイ以来だね。元気だった?

文傑 何とか生きてるよ(笑)。いよいよ香港競馬春の祭典、クイーンエリザベス2世カップ(以下、QE2と表記)だ。ドバイから一カ月足らず。このローテーションは人間様も疲れるけど、馬も大変だよ。

甘粕 そうだねえ。しかし今年は8頭立て、10頭を切ったのは2010年以来。日本からの挑戦はネオリアリズム一頭だけ。例年になく寂しいメンバーになってしまった。

文傑 繰り返しになるけど、ドバイ遠征帰りの馬がことごとく不振なんだよ。灼熱の砂漠の国へ遠征して激走すると消耗が大きいんだろうね。香港に戻ると見る影もないって馬が続々と出てきた。オーナー、調教師とも二の足を踏むようになってきている。

甘粕 確かに近年最強のダービー馬ともいわれたデザインズオンロームは14年、香港ダービーを勝ってQE2 では後にジャパンカップを勝ったエピファネイアを子供扱いしたほどの力の持ち主だった。それが翌年、ドバイシーマクラシックに遠征して香港に戻った時は調子を崩し低迷。未だに立ち直っていないものね。

文傑 そうなんだよ。QE2では1番人気が予想される昨年の香港ダービー馬にしてこのレースの覇者、そして香港馬王(年度代表馬)のワーザーは休み明け2戦目、香港ゴールドカップで復活の狼煙を上げ、ドバイ参戦を表明したんだけど直ぐに撤回してしまった。

甘粕 ドバイに目もくれずQE2専念というのは見逃せない要素だ。今年のQE2はワーザー抜きでは考えられないね。ワーザーのことはこの後、ゆっくりと話すことにして、日本が1頭だけになってしまった背景なんだけど、大阪杯のG1昇格なんだよ。

文傑 去年の年度代表馬、キタサンブラックが勝ってたいそう賑やかだったそうじゃないか。

甘粕 それ自体はめでたいことなんだけど、大阪杯はドバイワールドカップデー翌週の4月第1週に開催され、QE2までは中1週。大阪杯に出走すれば、ドバイと香港に遠征することは物理的に無理になる。

文傑 大阪杯のG1昇格はエンクロージャー、ドバイと香港に遠征する日本馬の囲い込みが目的っていうことか?

甘粕 その通りだね。これまで中距離のG1レースがなかった春の番組を充実させるという表向きの説明を裏返せば、ドバイと香港に遠征する馬の足止めということになる。先月、香港に来た時に香港ジョッキークラブ行政総裁のEB(ウィンフィールド・エンゲルブレヒト=ブレスケス)と立ち話したんだけど、大阪杯G1昇格でQE2にはどんな影響があるのか、真剣に憂慮していた。ステファノスヤマカツエースサトノクラウンあたりは来るんじゃないかって希望的観測を答えたんだけど、結果的にはEBの心配が現実になってしまった。

文傑 それは残念なことだね。香港から最も近い競馬先進国の日本から中距離の強豪が遠征してきてこそ春競馬の頂点は盛り上がる。そろそろQE2に入ろうよ。


甘粕 そうだね。やはり唯一の日本馬、ネオリアリズムには注目せざるを得ない。なんたって“雷神”モレイラの騎乗だぜ。

文傑 ドバイターフでの神業見ただろ!

甘粕 あの競馬はモレイラならでは。4コーナー手前ではヴィブロス終わったとしか見えなかった。それが直線で最内から伸びて2段ギアで外へ持ち出しゴール前測ったように差し切った。他の騎手ではできようもない神業騎乗にオーナーの大魔神こと佐々木主浩さん夫妻と痺れまくってたよ(笑)

文傑 それは口取りの表情で十分わかったよ。いい顔してたぜ。

甘粕 ありがと! ネオリアリズムはそのヴィブロスに前走の中山記念で2馬身弱つけて勝ってるんだ。

文傑 そのレースは見ている。先行して2番手、坂上で難なく抜け出したレースには余裕すら感じたよ。

甘粕 中山記念は100%の仕上げではない。QE2遠征を睨んでの足慣らしだ。本番のここではメイチの仕上げ、そしてモレイラ騎乗だろ。翌週のチャンピオンズマイルも選択肢に入っていたが、モレイラの騎乗が確保できたことでQE2に回ってきたんだよ。日本のリーディングファーム、ノーザンファームの生産馬にモレイラ騎乗は鬼に金棒、必勝の方程式だよ。ドバイターフヴィブロス以上に自信の1頭だね。

文傑 そうか? 香港馬も忘れないでほしい。

甘粕 ワーザーだろ。

文傑 9月から始まった今シーズン、脚部不安で12月の香港カップには間に合わなかったのは残念でならないけど、年明けに復帰して2戦目のQE2と同距離の香港ゴールドカップで見事に復活の狼煙を上げている。去年の香港ダービーからQE2をぶっこぬいたのは見ただろ。

甘粕 香港ダービー、QE2を連勝した馬はヴェンジェンスオブレイン、ヴィヴァパタカ、アンビシャスドラゴン、デザインズオンロームなど、いずれも後に香港を代表する中距離馬に成長している。この馬はそうした中でも屈指の1頭であることは十分認める。でも前走は負けてるよね。

文傑 1600mでは短いんだよ、去年の4歳三冠シリーズでも1600mのクラシックマイル、1800mのクラシックカップではサンジュエリーの2着だったが、2000mの香港ダービーではサンジュエリーにしっかりのしを付けてお返ししている。2000mの申し子といってもいい。

甘粕 確かに。2強対決の構図ははっきりしている。お国自慢じゃないけど、ネオリアリズムを上位に取る。

文傑 2強代決は全く同感だけど、ネオリアリズム、ワーザーの比較はもうちょっと待ってくれ、直前まで見極めたい。

甘粕 それは仰る通り。問題は2強じゃ馬券にならないってことなんだよ。連複で一体いくらつくのか。2倍つくかねえ。

甘粕 香港競馬ファンは馬券上手で日本ほど人気が偏ることはないけれど8頭立ての小頭数。連複ではいかんともしがたいねえ。日本では3連単、香港では4連単も入れて勝負しないといけない。

文傑 そうだね。それもボックスではなくてフォーメーションで絞り込まないといけない。2強に続く相手馬探しのレースだ。

甘粕 香港ダービー2着のパキスタンスターか?

文傑 有力候補の1頭だね。新馬の後は勝ちきれないレースが続いていたけど、この馬もワーザーと一緒で2000m前後が適距離。今年は香港初の4歳クラシック三冠馬、ラッパードラゴンが誕生したんだけど、ダービーでラッパーの2着に迫った末脚は魅力だ。

甘粕 ラッパーはQE2ではなく翌週のチャンピオンズマイルに向かったね。

文傑 ワーザーと同じジョン・ムーア厩舎だから使い分けたんだろう。ムーアはビッグレースに強いからね。QE2とチャンピオンズマイルが同日に行われた頃、この2レースをヴィヴァパタカで2007年、2010年と2回もせしめたことがあっただろ。歴代賞金獲得第一位の賞金ハンター、2頭の使い分けでしっかりとそろばん勘定できてるよ。

甘粕 パキスタンスターもそれなりの人気を集める。さらにヒモ穴探したいところだ。

文傑 そうだね。直前まで穴馬を探して皆さんに紹介したい。

甘粕 QE2前夜には去年12月と同じように香港時間21時、日本時間22時から2人でネットテレビ番組「贏在贏起跑線」(http://racing.dimbo.tv/)に出演することになってる。そこでは穴馬出してくれるの?

文傑 番組もあるけど、ウマニティもあるからね。頭痛いなあ。

甘粕 番組はインターネット通じて日本でも見てもらえるからウマニティ会員の皆さんにもぜひご覧になってもらいたね。広東語放送だけど、関連レースの映像もふんだんに紹介するからレース前夜の検討にはもってこいだよ。

文傑 甘粕と俺だから相撲中継と見間違えないようご注意下さい(笑)

甘粕 (爆笑)

【甘粕代三のQE2展望コラム公開予定】
4/27(木)ジョッキーインタビュー〜J.モレイラ
4/28(金)調教師インタビュー〜J.ムーア
※QE2予想は4/29(土)公開予定となります。


★3/26ドバイターフで3連単162,710円を見事的中させた”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロと、”競馬記者歴20年超!香港競馬界の博学多識”文傑(ぶん・けつ)プロが、海外馬券販売レースの香港クイーンエリザベス2世カップの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。現地ならではの直前ナマ情報にご期待ください。

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2017年04月24日(月) 13:50 甘粕代三
【香港QE2世C】QE2も現地・香港でジョッキー&調教師直前インタビューを敢行!ご期待下さい!
閲覧 650ビュー コメント 0 ナイス 3

ウマニティ会員の皆さん、ドバイ以来になってしまいました。海外馬券が発売されたドバイワールドカップデー3競走で私の予想を買って下さった皆さん、美味しいお酒を飲まれたことと思います。私もドバイでヴィブロスに勝利の美酒を浴びるほど飲ませて貰いました。いやあ、翌日は二日酔いできつかった……。

正直申し上げて、初めて目にする海外馬との比較は馬場、時計などが大きく異なり極めて難しいのですが、今回は大魔神こと佐々木主浩オーナーのお供でレースまでの3日間、ヴィブロスを間近に観察して、日に日に状態が急上昇していることが分かり、自信の予想を打つことができました。2日前の馬房での毛艶、前日の最後の調整とゲート練習、当日の装鞍所からパドックと馬がどんどん良くなっていくのが手に取るように分かるのです。予想は前日に出しましたが、レース前の装鞍所で予想をした前日よりもさらに良くなっている馬体を見て、相手関係はともかく馬券を外すことはあり得ない、との確信を持つに至りました。

そして鞍上です。あのJ.モレイラ!彼とは香港でよく話をする関係です。香港でモレイラは彼の中国名「莫雷拉」に因んで「雷神」との異名をとっているのですが、彼の神がかった騎乗は正に雷神の異名に相応しく、私は「モレイラ5馬身」との神話を彼に捧げています。彼に乗り替わると馬が5馬身先に来るのです。外国人ジョッキーが日本に初登場した頃、私はペリエ3馬身、スミヨン3馬身などと言って馬券検討の重要な参考にしていたのですが、今のモレイラは全盛時のペリエ、スミヨンの遥か上を行く騎乗ぶりであることは皆さんも香港国際競走などで目にされていることでしょう。状態急上昇のヴィブロスに雷神様の騎乗ですから、近年の予想の中では最も自信の持てるものでした。

ドバイに続く海外馬券発売、クイーンエリザベス2世カップ(香港での略称に合わせ、この後はQE2と表記します)もモレイラが最大のカギを握ります。今年は日本馬がネオリアリズムたった1頭と寂しくなってしまいました。ドバイワールドカップデーとQE2の間にある大阪杯を今年からG1に昇格させた影響です。ドバイ、香港の中距離G1に続々と遠征する日本馬を足止めさせる目的は今年、十分達成されてしまいました。そして同時に春の香港三冠シリーズも新設された訳ですが、秋の三冠シリーズに皆勤する馬がほとんどいない現状で、春にも同様のシリーズを新設したことにどれだけの意味があるのでしょうか。国を問わず強豪が覇を競うことこそ競馬の醍醐味、そして馬券購買意欲の源です。日本でも海外馬券が発売できるようになった今、日本強豪馬の海外遠征は売り上げ減少につながるマイナス要素ではなくなっています。ドバイ、香港、日本をサーキット、シリーズで結び、各国の強豪の連戦を実現させることこそ競馬ファンが最も渇望するものなのではないでしょうか。

さて、1頭だけの日本馬、ネオリアリズムに雷神様が騎乗するのです。壮行レースの中山記念を快勝しての香港遠征。そこで5着に負かしたヴィブロスがモレイラを迎えてドバイターフを圧勝したわけですから、中山記念ヴィブロスの2馬身弱前にいたネオリアリズムを「モレイラ5馬身」でどこまで導いてくれるのか。今週にモレイラに自信のほどを直撃します。

ネオリアリズムを迎え撃つのが昨季の香港馬王(年度代表馬)、ワーザーです。昨年春は香港ダービー、続くQE2を連覇した香港最強馬でしたが、昨年9月に開幕した今季前半は脚部不安から休養を余儀なくされ、香港カップには間に合いませんでした。マイルから中距離に転じたモーリスとの一騎打ちが実現しなかったのは痛恨でしたが、香港のトップトレーナー、J. ムーア師が必死に立て直し、年明けの復帰第2戦、香港ゴールドカップを快勝。QE2は香港馬王の誇りにかけても負けられぬ一戦となります。

香港馬も今年はドバイ遠征がたったの4頭と寂しい陣容でした。これは近年、ドバイに遠征した多くの香港馬が砂漠の灼熱の地からの帰還後に状態を崩し、QE2と翌週のチャンピオンズマイルとチェアマンズスプリントで良績を残せなかったことが原因です。ムーア師はワーザーの香港ゴールドカップ快勝後に一旦はドバイ遠征を表明しながら撤回しましたが、その方針返還にはそうした背景があります。QE2必勝を期してドバイを回避した昨年の香港馬王にして香港中距離最強馬、ワーザーは決して無視できません。さてムーア師にも勝算も直撃しないわけにはいきません。モレイラ同様、今週に直前インタビューを敢行いたします。

ドバイに続く日本馬騎乗となったモレイラ騎手、そしてドバイを回避して香港必勝を期したムーア師――。ヴィクトリア・ハーバーの水は砂漠のオアシスに通じ、再び香港に戻る、と今年春の海外馬券をお伝えするコラムにこのタイトルを題したのには、ドバイと香港、日本をつなぐサーキットの実現を渇望する思いとレースの上でのこうした連関がありました。

そして、インタビューに加え3度目となり恒例とも言っていい地元記者、文傑との対談も予定しています。彼とは対談の後、QE2前日に香港の競馬番組に出演します。広東語の放送ですが、前哨戦を含めたレース映像など香港の情報満載ですから、広東語をお分かりにならない会員の皆さんにも参考になろうかと思います。こちらも是非ご覧下さい。

【甘粕代三のQE2展望コラム公開予定】
4/26(水)レース展望対談〜現地競馬記者”文傑(ぶん・けつ)”氏とQE2を斬る
4/27(木)ジョッキーインタビュー〜J.モレイラ
4/28(金)調教師インタビュー〜J.ムーア
※QE2予想は4/29(土)公開予定となります。


★3/26ドバイターフで3連単162,710円を見事的中させた”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港クイーンエリザベス2世カップの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2017年03月24日(金) 19:25 甘粕代三
【ドバイターフ】友道康夫調教師、ヴィブロスは状態、調整いずれも文句なし!
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 今年のドバイワールドカップデーに出走する日本勢の中で、最も注目しているのが大魔神こと佐々木主浩さんの愛馬、ドバイターフに挑戦するヴィブロスだ。本番前日、最後の調整を行ったヴィブロス友道康夫調教師と今回、ヴィブロスに初騎乗のためにドバイに駆け付けた香港の雷神さまことJ.モレイラ騎手に直前の状態、本番での作戦を直撃した。(取材・文/甘粕代三)


――ドバイ入りしてからの状態は?

友道康夫調教師(以下、友道) 小柄な馬だけに空路長距離、長時間の輸送を心配していました。しかし、そんな心配にも関わらず、馬には全く影響ありませんでした。昨日23日の時点で馬体重は428キロと7キロ減っただけ、ちょうどいい感じに仕上がってます。3歳の時に比べると背も伸びて大人になってきました。暖かいドバイにきて冬毛もなくなり毛艶もよくなっています。生産者のノーザンファーム・秋田博章前場長は「あと1、2週間ここにいたらピカピカになるんじゃないの」と言ってくれています。

――調整はいかがですか?

友道 秋華賞を勝った直後、佐々木オーナーと相談してドバイをこの春の目標にしようと決めました。放牧に出して帰厩後に中山記念からドバイというローテーションを予定通り消化。中山記念は5着でしたが着差は僅か。ドバイ入りした後も順調に調教を進めてこられました。今日(24日)はモレイラ騎手に騎乗してもらってダートをキャンターで軽く一周。状態は更に上昇しています。その後ゲートに入れてみました。この馬、ゲートは速いんですが、枠内でうるさい時もあるので今回はゲートボーイを付けることにしました。それを試してみたんです。

――ゲートはどうでした?

友道 落ち着いていました。全く問題ないですよ。

――今回は乗りなれた福永祐一騎手から香港のモレイラ騎手に乗り替わりとなりました。

友道 祐一君が落馬負傷して長くかかりそうだという見通しでした。幸い回復も早く既に復帰していますが、落馬当初は早めに鞍上を確保しなければ、ということで内外の名手を探したんです。そして、ノーザンファームの吉田勝己代表夫人が所有していたモーリスに騎乗した縁からモレイラ騎手が騎乗してくれることになりました。モレイラ騎手は日本でも既におなじみ、その名手ぶりは皆さんご存知でしょう。鬼に金棒のような気持ちです。

――ジョアン(モレイラ騎手のこと)、初めて乗った感触は?

モレイラ この馬のレースをいくつか見てきたんだけど、乗ってみたらそのイメージ以上にいい馬でした。4歳の若馬ですが、内面は大変成熟しています。足が長くスマートな馬ですが、軽さと力強さを兼ね備えています。どこからでも競馬ができる馬ではないでしょうか。

――本番ではどんなイメージの騎乗を考えていますか?

モレイラ ドバイの最近のレースを見ていると前に行った馬が残るケースが目につきます。この馬の末脚が切れるのはビデオで見て分かっていますが、いつもよりは少し前で競馬をした方がいいいんじゃないか、という気がします。

――友道先生はどうお考えになりますか?

友道 モレイラ騎手の分析は正確ですね。私もそのように感じています。(モレイラ騎手に向って)ジョアン、この馬のレース、いくつか見ておいてほしい。この馬らしい勝ち方、この馬が自分の競馬を覚えた秋華賞とレースと中京の500万条件(2016年7月24日)、この2レースをイメージに競馬を進めてくれれば結果は自ずとついてくるんじゃないでしょうか。

モレイラ さっそく拝見します。この馬の力を100%発揮できるよう頑張ります。

友道 よろしくお願いしますよ!期待してます。


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甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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