ムードインディゴ(競走馬)

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写真一覧
抹消  栗毛 2005年1月19日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績24戦[3-2-0-19]
総賞金13,420万円
収得賞金4,050万円
英字表記Mood Indigo
血統 ダンスインザダーク
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ダンシングキイ
リープフォージョイ
血統 ][ 産駒 ]
Sharpo
Humble Pie
兄弟 チャペルコンサートラストリゾート
市場価格2,835万円(2005セレクトセール)
前走 2010/12/19 愛知杯 G3
次走予定

ムードインディゴの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
10/12/19 小倉 11 愛知杯 G3 芝2000 181226.71017** 牝5 54.0 C.ウィリ友道康夫 466
(-6)
2.16.9 17.451.9⑩⑨⑪⑰セラフィックロンプ
10/11/14 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 18715158.51510** 牝5 56.0 川田将雅友道康夫 472
(+2)
2.14.2 1.735.2⑭⑬⑫⑬スノーフェアリー
10/10/17 東京 11 府中牝馬S G3 芝1800 1781624.81114** 牝5 55.0 津村明秀友道康夫 470
(-8)
1.47.3 0.933.1⑰⑰⑰テイエムオーロラ
10/08/15 札幌 9 クイーンS G3 芝1800 1461067.31311** 牝5 55.0 上村洋行友道康夫 478
(+16)
1.48.8 1.235.1⑬⑭⑭⑬アプリコットフィズ
10/06/20 阪神 10 マーメイドS G3 芝2000 1661230.3106** 牝5 55.0 C.ウィリ友道康夫 462
(0)
2.00.1 0.635.1⑩⑩⑪⑫ブライティアパルス
10/05/16 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18816171.61618** 牝5 55.0 上村洋行友道康夫 462
(0)
1.33.6 1.234.5⑮⑮ブエナビスタ
10/04/24 福島 11 福島牝馬S G3 芝1800 1651016.9814** 牝5 55.0 上村洋行友道康夫 462
(+2)
1.50.4 1.537.5⑩⑦⑥⑥レジネッタ
09/12/19 中京 11 愛知杯 G3 芝2000 18486.2211** 牝4 56.0 M.デムー友道康夫 460
(-2)
2.00.6 0.934.5⑱⑱⑭⑭リトルアマポーラ
09/11/15 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1881723.6812** 牝4 56.0 田中勝春友道康夫 462
(+12)
2.15.3 1.733.6⑰⑰⑮⑰クィーンスプマンテ
09/10/18 東京 11 府中牝馬S G3 芝1800 182418.571** 牝4 55.0 田中勝春友道康夫 450
(-12)
1.44.6 -0.333.7⑱⑰⑮ベッラレイア
09/08/16 札幌 9 クイーンS G3 芝1800 148147.044** 牝4 55.0 藤岡佑介友道康夫 462
(-4)
1.48.5 0.335.4⑤⑥⑥⑥ピエナビーナス
09/06/21 阪神 10 マーメイドS G3 芝2000 168159.858** 牝4 55.0 岩田康誠友道康夫 466
(+10)
2.01.0 0.835.0⑫⑫⑫⑪コスモプラチナ
09/05/17 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1851036.4811** 牝4 55.0 内田博幸友道康夫 456
(-18)
1.34.1 1.734.2⑫⑯ウオッカ
09/04/25 京都 10 オーストラT OP 芝1800 11789.769** 牝4 55.0 武豊友道康夫 474
(+22)
1.51.0 3.037.8⑥⑨ドリームサンデー
08/11/16 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1861116.356** 牝3 54.0 福永祐一友道康夫 452
(-4)
2.12.9 0.834.7⑩⑩⑩⑪リトルアマポーラ
08/10/19 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 181116.782** 牝3 55.0 福永祐一友道康夫 456
(0)
1.58.5 0.134.4⑬⑫⑪⑪ブラックエンブレム
08/09/21 阪神 10 ローズS G2 芝1800 1851029.092** 牝3 54.0 福永祐一友道康夫 456
(-18)
1.47.3 0.035.0⑭⑪マイネレーツェル
08/08/17 札幌 9 クイーンS G3 芝1800 145750.8118** 牝3 52.0 田中勝春友道康夫 474
(+22)
1.48.6 0.535.1⑨⑨⑫⑫ヤマニンメルベイユ
08/05/25 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 183517.7710** 牝3 55.0 福永祐一友道康夫 452
(-4)
2.29.6 0.836.0⑥⑦⑧⑧トールポピー
08/04/13 阪神 9 忘れな草賞 OP 芝2000 16475.721** 牝3 54.0 福永祐一友道康夫 456
(+6)
2.02.2 -0.135.8⑥⑦⑥⑤プティマカロン

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ムードインディゴの関連ニュース

14日の東京11R・府中牝馬Sは、ミルコ・デムーロ騎手(44)=栗東・フリー=とコンビを組んだ1番人気のディヴィーナが逃げて3コーナーで後続を引き離し、直線で詰め寄られながらもハナ差押し切って重賞初制覇を飾った。今後は優先出走権を獲得したエリザベス女王杯(11月12日、京都、GⅠ、芝2200メートル)を目指す見込み。



母も通ったVロードをまな娘が疾走した。ディヴィーナが、東京で重賞3勝を挙げた母ヴィルシーナを想起させる逃走劇で重賞初制覇。殊勲のM.デムーロ騎手は、いとおしそうに何度もパートナーの首筋をなでた。

「いつも2着なのできょうは頑張ろうと思っていた。めちゃめちゃうれしい。乗せてくれて感謝しています」

スタートを決めると、掛かり気味に先頭へ。それでも単騎逃げの形になってからは、爽やかな秋風を浴びながらリズム良くラップを刻み、後続を引き離して直線へ。そこから勝負根性を発揮し、後続の追い上げをハナ差振り切った。

母も管理した友道康夫調教師が「お母さんのヴィクトリアマイルを見ているようでした。精神力で走ってくれるあたりもよく似ています」と目を細めれば、これが今年初勝利の佐々木主浩オーナーも「友道さんが我慢して(競馬を)教えながら使ってくれたおかげです」と破顔一笑だ。次走はエリザベス女王杯となる見込み。偉大な母の背中を追いかけ、ここから頂点へと駆け上がっていく。(山口遥暉)




ディヴィーナ 父モーリス、母ヴィルシーナ、母の父ディープインパクト。鹿毛の牝5歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は佐々木主浩氏。戦績17戦5勝。獲得賞金1億6238万6000円。重賞は初勝利。府中牝馬Sはミルコ・デムーロ騎手が2016年クイーンズリングに次いで2勝目。友道康夫調教師は09年ムードインディゴに次いで2勝目。馬名は「神がかっている(スペイン語)」。




ディヴィーナ…重賞は8度目の挑戦で初勝利。中京記念関屋記念と連続で2着だった。

友道康夫調教師…府中牝馬Sは2009年ムードインディゴ以来、14年ぶりのV。JRA重賞は神戸新聞杯サトノグランツ)以来、今年6勝目。

★ミルコ・デムーロ騎手…府中牝馬Sはは2016年以来、7年ぶりのV。JRA重賞はニュージーランドTエエヤン)以来、今年3勝目。

ムードインディゴが引退、繁殖入り2010年12月22日(水) 05:01

 愛知杯17着のムードインディゴ(栗・友道、牝5)は近日中に競走馬登録を抹消する。通算24戦3勝。重賞勝利は09年府中牝馬S。今後は繁殖入りする予定。

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【愛知杯】ムードインディゴが巻き返す2009年12月19日() 05:04

 《本紙の狙い》ムードインディゴが◎。展開がまるで向かなかったエリザベス女王杯(12着)は度外視していい。前走後はここを目標に乗り込まれ、動きも軽快。圧勝した府中牝馬S時とそん色ない状態に仕上がっている。平坦の中京ならば、持ち味の切れ味はさらに生きるはずだ。54キロが魅力なメイショウベルーガが相手の筆頭。実力馬リトルアマポーラが▲。使われつつ調子を上げてきた。

確定枠順へ

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【エ女王杯】悲願戴冠へ凄くいい“ムード” 2009年11月11日(水) 05:05

 前哨戦の府中牝馬Sをレースレコードで快勝したムードインディゴが、エリザベス女王杯で強い3歳世代に立ち向かう。秋華賞2着から挑んだ昨年は6着に終わったが、毎日王冠より速い時計で重賞初Vを果たすなど4歳を迎えた今年は一段とパワーアップした。武器の末脚を生かして、2冠馬ブエナビスタにどこまで肉薄できるか。

 府中牝馬Sをレコードで優勝し、重賞初制覇のムードインディゴ。管理する友道調教師も愛馬の走りを称賛する。

 「タイム(1分44秒6)は速いし、上がり3ハロンも33秒7。文句ない内容だったよね」。レースは、前に行った2頭が引っ張り、前半1000メートルが58秒1と淀みない流れ。後方待機馬が上位を独占し、展開が向いた面は否定できないが、ムードにも力があったからこその結果だ。

 東京芝1800メートルの1分44秒6は、コースレコード(07年毎日王冠チョウサン=1分44秒2)に0秒4差。府中牝馬Sの前週に行われた毎日王冠の勝ちタイムは1分45秒3。優勝したカンパニーは天皇賞も制覇。単純な時計の比較はできないが、牝馬同士のGIならムードにもチャンスはあるはずだ。

 友道師は昨年以上にパワーアップしていることも強調する。「去年とはカイバを食べる量が違っています。それだけ調教をビシビシできますし、成長を感じます」。ダンスインザダーク産駒らしく、4歳秋を迎えて食べたものが実になり、思い通りの成長曲線を描いている。DD産駒は菊花賞でワンツーフィニッシュ(1着スリーロールス、2着フォゲッタブル)。京都のGIで強いことも後押しする。

 さらに、「今の時季がいいのかな」と季節を口にする。ムードは2歳12月の新馬戦を1番人気でV。昨年も秋のローズS秋華賞とも2着。9~12月は【2・2・0・1】で連対を外したのが昨年のエリザベス女王杯で6着。ただ、今年は重賞馬の仲間入りを果たし、昨年より数段レベルアップしている。

 「3歳世代は強いけど、こちらも順調に調整できています。今回も前走同様に末脚を生かしてどこまでこれるか」。ブエナビスタを筆頭にひとつ下の世代の強さは認めつつも、虎視眈々と上位を狙っている。(高尾幸司)

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【府中牝馬S】ムード、レコードで重賞初V2009年10月19日(月) 05:03

 第57回府中牝馬S(18日、東京11R、GIII、3歳上牝馬オープン国際、別定、芝1800メートル、1着本賞金3900万円=出走18頭)後方から進んだ7番人気のムードインディゴが、直線で一気に突き抜けて重賞初制覇。タイム1分44秒6(良)はレースレコード。昨年の秋華賞2着馬が、因縁の日にタイトルを奪取。次走のエリザベス女王杯(11月15日、京都、GI、芝・外2200メートル)で悲願のGI制覇に挑む。

 1年前に京都のGIで見せた末脚は、4歳秋にパワーアップして府中で甦った。昨年の秋華賞で2着に追い込んだムードインディゴが、メンバー最速の上がり3ハロン33秒7で2馬身差の完勝。実績馬が重賞初Vを決めて復活をアピールだ。

 「末脚を生かそうと思って直線に賭けるつもりでした。思い通りだったとしても、本当に凄い脚でした」。田中勝春騎手が舌を巻く。スタートして最後方待機。自分のペースで進み、直線で馬群の開いたところへ持ち出すという、描いていた通りのレース。昨夏のクイーンS8着以来3度目の騎乗だったカッチーは「だいぶ体がしっかりした」と成長を実感した。

 昨秋はカイバ食いが細く調整に苦労したが、今ではしっかり食べるようになり、調教量を増やすことができるようになった。秋華賞時より6キロ軽い体重でも中身が違う。前走からの12キロ減も「昨年はこのぐらいの馬体重で走っていたので」と友道康夫調教師が調教で攻めてきたものだ。

 菊花賞で2冠を狙う同じ厩舎のアンライバルドに「弾みがつきました」と笑顔の友道師は「外回りは魅力ですね」とエリザベス女王杯に意気込む。1つ上の先輩が、秋華賞でしのぎを削った上位馬に貫禄を見せるつもりだ。(下村静史)

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【府中牝馬S】ムードインディゴ重賞初V2009年10月18日() 15:53

 18日、東京競馬場で「第57回府中牝馬S」(GIII、芝1800メートル)が行われ、昨年の秋華賞2着馬で7番人気のムードインディゴ(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎)が直線で抜け出し、重賞初制覇。タイムは1分44秒6(良)。GI2勝馬カワカミプリンセスは直線で一旦先頭に立ったが、6着に終わった。

 ムードインディゴは、父ダンスインザダーク、母リープフォージョイ、母の父シャーポ。JRA通算15戦3勝で、重賞は初制覇。田中勝春騎手は府中牝馬S初勝利。

 2着は外から伸びたベッラレイア(牝5歳、栗東・平田修厩舎)、3着は昨年の桜花賞レジネッタ(牝4歳、栗東・浅見秀一厩舎)。

 1番人気カワカミプリンセス(牝6歳、栗東・西浦勝一厩舎)は6着に敗れた。

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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2013年10月9日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第254話秋華賞(謎解き編)~
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第254話 「秋華賞


08年 35.0-48.0-35.4 =1.58.4 ▼4△3△3 平坦戦
09年 34.0-49.0-35.2 =1.58.2 ▼2▼4±0 平坦戦
10年 34.8-49.8-34.6 =1.58.4 ▼9▼4△6 瞬発戦
11年 34.6-47.8-35.8 =1.58.2 △2▼4△3 平坦戦
12年 36.5-48.7-35.2 =2.00.4 ▼1△2△9 平坦戦

過去5年で4度の平坦戦というのがやはり秋華賞のポイントでしょう。
阪神JF→(チューリップ賞)→桜花賞オークスローズS
と王道ローテは外回りで直線が長いコースばかりで秋華賞が唯一内回りで行われるレース。
とはいえ4年連続1&2番人気が馬券になってるので「格の違い」があるのも確か。
今年はどうなる?というレースです。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ブラックエンブレム 【瞬1平2消0】
レッドディザイア  【瞬4平0消1】
アパパネ      【瞬5平1消1】
アヴェンチュラ   【瞬2平2消0】
ジェンティルドンナ 【瞬4平2消0】
2着馬
ムードインディゴ  【瞬1平1消1】
ブエナビスタ    【瞬5平1消0】※2番手入線→3着に降着
アニメイトバイオ  【瞬2平3消1】
キョウワジャンヌ  【瞬1平1消1】
ヴィルシーナ    【瞬5平1消0】

レッドディザイア以外の連対馬には平坦戦実績がありました。
瞬発タイプの馬でも平坦戦実績が1度でもあれば問題ないと言えるかもしれません。
つまり平坦戦がポイントになるレースですが平坦戦特化した馬が決して有力という訳ではないということ。
…んがしかし。
過去5年の牝馬路線のレース結果を見てみると

【08年】
阪神JF 1着トールポピー    2着レーヴダムール
桜花賞  1着レジネッタ     2着エフティマイア
オークス 1着トールポピー    2着エフティマイア
ローズS 1着マイネレーツェル  2着ムードインディゴ
【09年】
阪神JF 1着ブエナビスタ    2着ダノンベルベール
桜花賞  1着ブエナビスタ    2着レッドディザイア
オークス 1着ブエナビスタ    2着レッドディザイア
ローズS 1着ブロードストリート 2着レッドディザイア
【10年】
阪神JF 1着アパパネ      2着アニメイトバイオ
桜花賞  1着アパパネ      2着オウケンサクラ
オークス 1着アパパネ      1着サンテミリオン
ローズS 1着アニメイトバイオ  2着ワイルドラズベリー
【11年】
阪神JF 1着レーヴディソール  2着ホエールキャプチャ
桜花賞  1着マルセリーナ    2着ホエールキャプチャ
オークス 1着エリンコート    2着ピュアブリーゼ
ローズS 1着ホエールキャプチャ 2着マイネイサベル
【12年】
阪神JF 1着ジョワドヴィーヴル 2着アイムユアーズ
桜花賞  1着ジェンティルドンナ 2着ヴィルシーナ
オークス 1着ジェンティルドンナ 2着ヴィルシーナ
ローズS 1着ジェンティルドンナ 2着ヴィルシーナ

過去5年では09年、10年、12年にはブエナビスタレッドディザイアジェンティルドンナヴィルシーナという格がワンランク上と思われる実績馬の存在が大きい秋華賞だったと思います。
08年に関してはトールポピーがGⅠ2勝しているものの好走の幅が狭く凡走も多い馬でしたし、桜花賞レジネッタも押し出された人気馬でいわゆる混戦模様の世代でした。
混戦模様となると展開一つで着順が大きく変わる可能性もあるし適性でも大きく左右することになります。
結局、この08年は3連単1000万オーバーの大波乱となった訳です。
11年も実は混戦模様で波乱となる可能性も十分ありました。
大波乱とならなかった大きな要因は春のクラシック不出走だった2番人気アヴェンチュラの存在でしょう。
内回りコース&平坦戦実績も十分あって適性的には問題ありませんでした。
そして今年です。

かなりの混戦模様になってると感じます。
これまでのGⅠで2回以上馬券になった馬は1頭もいません。
オークス3着→ローズS1着のデニムアンドルビーがおそらくは1番人気になると思われますが09年10年12年の先輩達には及ばない実績なのは明らか。
ならば今年は08年の再現あるとみて予想してもいいかもしれません。
08年のポイントになったのは何か?
・平坦戦実績
・内回り(小回り)コース実績
・内枠(内ラチ沿い)
・OP以上のクラスでの実績
この4点にあると思われます。

ブラックエンブレムの再現となればウォーエンブレム産駒で岩田J騎乗予定のローブティサージュか…?
いや、これは罠なんじゃないかと…。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
セキショウサクラプレジールローブティサージュ
紫苑S組がイマイチなのは重々承知ですがセキショウは逃げたら2戦2勝でハナ切れそうなメンバー構成。
結構シブトイ気がします。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2012年9月12日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第203話ローズS(謎解き編)~
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第203話 「ローズS


07年 35.6-36.9-33.6 =1.46.1 ▼ 9▼3△ 4 瞬発戦
08年 34.4-36.7-36.2 =1.47.3 △ 1▼5△ 6 瞬発戦 重
09年 34.5-35.0-35.2 =1.44.7 ± 0△2△ 6 消耗戦
10年 34.1-37.4-34.3 =1.45.8 ▼ 8▼6△ 7 瞬発戦
11年 36.7-37.3-34.1 =1.48.1 ▼11▼3△11 瞬発戦

09年は短距離路線のメモリーパフィアが中盤ぶっ飛ばす展開でハイペース消耗戦となりましたが、これはレアケースと考えていいでしょう。
(実際はどちらかといえば幸Jの意図した逃げだったと思います)
基本的には他の年の様に瞬発戦という可能性が高いでしょう。
重馬場だった08年以外は
・ラスト4F目→3F目で大きな加速
・連続加速
というのが共通点で阪神外回りらしいレースで瞬発力と長く使える脚というのがポイントになると思われます。
では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ダイワスカーレット 【瞬4平1消0】
マイネレーツェル  【瞬0平2消2】
ブロードストリート 【瞬2平2消0】
アニメイトバイオ  【瞬1平3消1】
ホエールキャプチャ 【瞬5平1消0】
2着馬
ベッラレイア    【瞬4平0消0】
ムードインディゴ  【瞬0平1消1】
レッドディザイア  【瞬4平0消0】
ワイルドラズベリー 【瞬2平2消0】
マイネイサベル   【瞬2平1消0】

違和感があるのは08年の連対馬2頭、マイネレーツェルムードインディゴ
2頭とも瞬発戦実績なしの馬でしたがこのレースでは連対しました。
他の年と異なるのは重馬場で上がりが36.2秒とかなり時計の掛かる前傾ラップだったこと。
瞬発戦にはなりましたがタフで厳しいレース内容で消耗戦テイストなものが問われたのだと思われます。
3着は平坦戦の桜花賞を制したレジネッタで4着馬オディール5着馬メイショウベルーガには消耗戦実績がありました。
とはいえその2頭を省いてもなんとなくしっくりこない名前が多いですね。
大きな加速+連続加速がポイントでこれはオークスにも直結するレース質のはずなのですがそのオークスの上位馬がここで敗退するケースも少なくないからなのだと思います。
実際オークス馬のトールポピーアパパネエリンコートはここでは3着にすら入っていません。
これはオークスとは距離が異なること(長距離と中距離、根幹距離と非根幹距離)、秋華賞トライアルであり仕上げの問題、の2点が要因だと思われます。
若い3歳牝馬ということもあるでしょう(>牡馬ほどあてに出来ないから)

では買える馬買えない馬のポイントはどこにあるのかというと「上がりが使える馬か否か」だと思われます。
前走オークスだった馬の成績は4-3-1-15(勝率17.4%、連対率30.4%)となっていますが上がり5位以内の馬に限定すると4-3-0-7(勝率28.6%、連対率50.0%)になります。
これは前走GⅠではない馬にも同じことが言えて「前走1800m戦で上がり2位以内で2着以内」という条件の馬が馬券になっています。
例外はクイーンS(1800m戦)上がり3位で8着だったムードインディゴのみとなっています。

前走GⅠで上がり5位以内、他のレースでは1800m戦上がり2位以内2着以内、という条件にあてはまる馬は
ジェンティルドンナヴィルシーナ
の2頭のみ…。
次点の馬は
サトノジョリー (上がりは常に上位だが前走は関東オークス(川崎ダ21)2着)
ハナズゴール (前走は札幌記念(札幌芝20)上がり2位で4着)
ハワイアンウインド (前走小倉芝20、上がり2位で1着)
ラスヴェンチュラス (前走新潟芝18、上がり2位で3着)
となっています。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ラスヴェンチュラスサトノジョリーヴィルシーナ
ジェンティルドンナヴィルシーナが抜けて強いのは重々承知ですがここはあくまでトライアル。
取りこぼしても不思議はないとみてこれで勝負。
ラスヴェンチュラスは斬れる馬で1800m戦で連続好走してるので条件に合いそう。
サトノジョリーは時計の速い芝に対応出来るかどうか。
とりあえずフォトパドックがかっこいいー(笑)
もちろん2強で決まっても全然不思議ありません。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2010年5月15日() 10:06 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 ヴィクトリアマイルの最終予想
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●第5回ヴィクトリアマイル(GⅠ)最終決断

 横山典=ブエナビスタ◎に迷いはない。勝つ。

 
今回のブエナは巷間、久しぶりのマイル戦になること、
ドバイ帰りの強行スケジュールによる体調が心配されているわけだが、
私にはそれは重箱の隅をほじくるようなものにしか映らない。

たとえば、確かにマイル戦は桜花賞以来、実に13ヶ月もの久々になる。

この間、2000~2500メートルの中、長距離ばかりを使ってきたのだから、
心配もわからぬではない。

しかし、いかにマイルは久々とはいえ、過去4戦して4勝ではないか。

1200のスプリント戦ならともかく、
直線長い東京コースでもあるのだし、
能力発揮に多大な影響を受ける距離短縮とは思えない。

杞憂に終わる。

 
体調については、最終追い切りがこれまでと変わりなく見えた。

それだけで十分である。

松田博調教師もいっている。

「いつも通りにできたんだからいいんじゃないの」

そうなのだ、
これは、すでに海外遠征の疲れが取れたことを示唆した発言と受け取っていい。

このレベルの馬は、疲れが取れて普通の状態であれば、、、。

絶好調はいらないと断言したい。

 
となると、牝馬同士のここでは役者が一枚も二枚も上だろう。

角度を変えていうなら、戦ってきたメンバーが違うではないか。

名だたる牡馬を相手に、互角以上の勝負をしてきたのが、
“女ディープインパクト”のブエナビスタである。

前々走の京都記念勝ちしかり、
外からかぶせられ通しの不利があった、
それでも2着した前走のシーマクラシックしかり。

今回のメンバーに牡馬相手にこれほどの勝負ができる馬なんて一頭もいまい。

どれほどのVパフォーマンスで、
次走になるであろう宝塚記念に向かうのか、それを東京競馬場に見に行く。


好敵手と目されているレッドディザイアは、
ドバイワールドカップの掛かり通しでの惨敗が気になる。

体も細くなっていたと感じた。

だから、帰国後の攻め馬が軽いのだろう。

実力はブエナに次ぐものはあっても、今回にかぎっては過信禁物と判断し、
“注”まで評価を落としたい。

○は当初からここ一本狙いだったラドラーダ

コース調教に切り換えて本気で仕上げてきた。

▲は前走勝ちからついに本格化なったとみる、
武豊も認めていた素質馬ミクロコスモス

他ではヒカルアマランサスブロードストリートムードインディゴプロヴィナージュ

この中ではまったくの人気薄ムードインディゴの一発に警戒を。

府中牝馬Sを勝ったときの上がり33秒7が忘れられない。

気楽な直線勝負で3着にでも突っ込んでくれば、3連複、3連単が好配当になる。

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2010年4月21日(水) 13:34 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第21話福島牝馬S(謎解き編)~
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第21話 「福島牝馬S

レース格としてはフローラSなのでしょうが馬券的には福島牝馬Sの方が面白いかなと思ってこちらにしました。

05年 37.4-37.4-34.6 =1.49.4 ▼4±0△4 平坦戦
06年 35.1-36.7-36.7 =1.48.5 ▼2△2△6 平坦戦
07年 33.8-36.7-36.1 =1.46.6 ▼2▼7△6 瞬発戦
08年 35.6-35.8-35.7 =1.47.1 △1△1△7 消耗戦
09年 38.0-38.5-37.2 =1.53.7 ▼2±0△9 平坦戦 不良

展開はもうバラバラでこれと決め打つのは困難かと思われます。
大雑把な傾向としては「3コーナーから(残り800m)のロングスパート戦になりやすい」でしょうか。
3コーナーから4コーナーにかけて若干の加速が生じるがその後はほぼ我慢比べ。
一瞬で脚が止まってしまうような馬は適性外で長く使える脚は必要でしょう。
07年はラスト2F目の区間で▼7の加速がありますがこれはテンの3Fが33.8秒というスプリント並みのハイペース。
なので逃げていた馬が直線待たずに後続とガラッと入れ替わったがための加速です。
とにかく瞬発力という武器はここではあまり発揮されない舞台なので瞬発特化タイプの馬というのは大きく割り引いてもいいでしょう。

脚質的には先行馬が圧倒的に有利ですが前走で先行していた馬の成績がそれほど良くありません。
前走では後方からレースをした馬でも今回先行して好走するというパターンもあるということです。
これがこのレースを難しくしている要因の一つでしょう。

前走という点においては中山牝馬S愛知杯阪神牝馬Sという牝馬限定レースからの好走確率が高い。
しかし、過去5年でこれらの組から参戦した馬は80頭中40頭と半分もいたのでそれほどあてになるデータとは言えません。
今年の登録メンバーを見ても前走で牝馬限定以外の馬というのは20頭中たった2頭しかいません。

前走の距離という点では今回延長組が不振で1800~2000mというのがベター。
延長組でも馬券になった馬は06年のライラプスと08年のザレマの2頭だけ。
この2頭は前走はマイル以下のレースでしたが本来は中距離路線の馬でした。
なのでマイルまでの馬というのはマイナス材料ですね。

前走でもう1点。
前走平坦戦を使っていたという馬の成績が優秀です。
瞬発戦 1-0-2-25 勝率3.6% 複勝率10.7%
平坦戦 4-4-2-27 勝率10.8% 複勝率27.0%
消耗戦 0-1-1-10 勝率0.0% 複勝率16.7%
05年や08年は出走メンバーのほとんどが前走平坦戦だったので一概に重要視できるファクターではないかもしれませんがそれ以外の年に注目してみると

(開催年) (平坦戦からの出走頭数) (馬名と主な成績)
・06年 4頭 ロフティーエイム 1着/7人気
・07年 5頭 スプリングドリュー 1着/9人気 フラッグシップ2着/4人気
・09年 3頭 アルコセニョーラ 2着/11人気
と12頭中4頭が馬券になっていて波乱の立役者となっています。

今年の登録メンバーで前走平坦戦の馬は
ウエスタンビーナスキシュウグラシアショウナンラノビアダイワジャンヌフレンチノワール、ボンバルリーナ、ムードインディゴ
の7頭です。

ロングスパート適性と前走の距離というファクターを加えると
ダイワジャンヌムードインディゴ
が面白いかもしれません。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
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ムードインディゴの口コミ


口コミ一覧
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ウマニティPOGの指名馬ラインナップの5回目です。

オンラインだったりどこかに集まってのドラフトであれば、手元のリストを見ながら
「あれ、この馬出てないじゃん」
ということもありますが、リスト提出式だと、意外と全員でお見合いしてしまうなんてこともあります。

2007からの歴史を持ち、なおかつ初期の頃は参加者も20人を超えていたのですが
(要するに人数×15頭がトータルの指名馬)
ゴールドシップとかオルフェーヴルの指名者はいませんでした。

巡り合わせといえばそれまでなんですけど、一番の珍プレーはオリエンタルアートの兄弟ではドリームジャーニーとオルフェーヴルだけ指名者なしでしたね。

なのでリストの下の方には
「絶対にその順位じゃ無理でしょ」という馬をシレッと書いて、敢えて追加待ちという手段を講じています。

・ドラフトが行われるのがオークスの週末なのでPOG開幕までには2週間ある。
・幹事さんが真面目すぎて「複数の参加者がリストに記載した馬」を全部発表してしまうので、15頭持ちなのに16位以下で被った馬まで発表するのは開票作業に無駄な労力を使ってしまうことになる。
・リストを使い切ったら後日(開幕日までに先着順で)補充する
これらの理由から、リストに目一杯指名馬を並べなくてもいいんです。



⑬ジェイウォークの2021(牡・栗東/友道)
父:ドゥラメンテ
母の父:Cross Traffic
馬名:(ストーンズ)
生産:ノーザンF
馬主:杉野公彦
落札額:6000万PP
※非筆頭オーナー

ある程度、リストを作っていった中で
「何が足りないんだっけ?」
と見直したところ
「友道厩舎の牡馬が1頭もいない」ことに気がついてリストインしたのがこの馬。

POG本の友道厩舎の予定リストをチェックしていて
「セレクトセール3億円のドゥラメンテ産駒が露出が薄くてノーマーク」なら下位指名でホームラン狙いに走ってもいいよね?ということなんですが
実は昨シーズン
「セレクトセール1億円のキズナ産駒が露出が薄くてノーマークで一発狙い」に走ったのが、期間内2戦未勝利のジャクソンルーツ。

友道厩舎のエムズレーシングという全く同じ組み合わせで、全く同じ狙い方w

別にリベンジを狙っているわけではないのですけど、昨シーズンが昨シーズンだけにあまり自信はありません(^^;)

G2ワールドの入札ではオコタンペの指名者に全く同じ手口で筆頭の座を奪われましたが、これは指名の経緯が経緯なので別に筆頭には拘らないです。

一応、馬体重は500kgで順調とのこと。
昨シーズンのジャクソンルーツと違うのは、少なからず近況が伝えられたのがポジティブな材料になりますが、おそらく秋デビューということで、セレクトセール3億円に見合う大物なのかどうかは季節が進んでみないとわかりません。



⑭ラストグルーヴの2021(牡・美浦/手塚)
父:ロードカナロア
母の父:ディープインパクト
馬名:(レッドアトレーヴ)
生産:ノーザンF
馬主:東京HR
落札額:2900万PP


同じくリストをチェックしていて
「何が足りないのか」を見直していて気づいたのが
「トレードマークと言うべきエアグルーヴ牝系の馬がいない」こと。

これは後述しますが、暖めていた馬はいるんです。
ただその馬を「目一杯ガメる」というポジションに並べるかというと、ほぼ間違いなくノーマークなのでその馬は枠が余れば…ということでスルーして、一から調べなおしました。

そこで浮上したのが、ちょうど京王杯SCで重賞初制覇を果たしたレッドモンレーヴの全弟になるラストグルーヴの2021。

全兄の重賞勝ちで目立つタイミングでしたから、ガメるという方向性にも合致するし、それと手塚厩舎から何か指名しようとは思っていたので順位的には取れなくてモトモトとリストに忍ばせたところアッサリ取れてしまったので
「???」と急に不安に感じて調べてみたら、3月にオステオコンドローマという症状で手術をしていたのですね。
今後、順調に進んでもデビューは年明けになりそうな感じですが、まあ手塚厩舎のクラブ馬もそんなに数を使う方でもないですからね。

それに血統的にも晩成ですから、そもそもが夏競馬デビューというタイプでもないですし、ここは腹を括って競走能力喪失なんてことにでもならない限りはジックリ待つことにします。

新馬戦→1勝クラスと連勝してニュージーランドトロフィーに間に合うようなら嬉しいぐらいの目算で、POG成績が上位争いに絡めた時のラストピースになれたらいいですね。

G2ワールドでは単独指名です。


⑮ムードインディゴの2021(牝・栗東/吉田)
父:ロードカナロア
母の父:ダンスインザダーク
馬名:ロカブルン
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:1億2000万PP


件のドラフトでは、オークス週の開票結果は14頭の確保ということでありました。
つまり1枠の補充が必要となりました。

確保できた馬の牡牝のバランスは11:3と牡馬に寄りました。
ダービーの1着賞金が3億円ですから、ある程度は牡馬に寄せるのが正解だと思いますが、さすがに牝馬の層が手薄なのでここは牝馬を補強することに。

しかし手元のリストに残っていたのはちょっと気性が怪しそうなエピファネイア産駒ばかり………w

そこであれこれ調べていたら、ちょうどのタイミングでムードインディゴの仔が栗東に入ってきたとの情報をキャッチ。
母のムードインディゴはこれまたPOGで指名しておりました。
兄弟は2番仔のノガロは指名していたものの、ユーキャンスマイルを他者に指名されてしまったことでしばらく手から離れていました。
昨シーズンにアップトゥミーを久しぶりに指名できたことから、今シーズンも…とは思っていたものの厩舎のクレジットが入っていなかったのでリストからは外していたんですね。

そうしたら栗東の吉田厩舎に入ったということで。
ぶっちゃけ吉田厩舎は微妙なところはありますけど、このラインからは小倉記念勝ちのマリアエレーナが出たのでまあ悪くはないのかな、と思うと同時に、クレジットなしから一転入厩というのはそれなりにポジティブな材料と判断して15番目のメンバーに入れました。

G2ワールドの1回目の入札で、先に入札していた方がいたので1億2000万PPでねじ伏せてしまいましたが、もう少し刻んでもよかったかな~とは思いましたね。

5月26日にゲート試験に合格後も栗東で調教を重ねています。
阪神の後半から中京でのデビュー予定とのことですが
「ゆくゆくは2000mを超える距離で」という助手のコメントから、宝塚記念デーの1800mとかだとアツいですね。

その⑥に続きます。

 藤沢雄二 2022年6月17日(金) 10:10
ウマニティPOG今シーズンのラインナップ①
閲覧 304ビュー コメント 0 ナイス 12

ウマニティPOGは3回目の入札が終わって、それぞれのカテゴリーに在籍する皆様の陣容もだいぶ固まってきたのではないかと思います。
自分は3回目の入札はスルーして、まだ1枠を残している状態ですが、現状の19頭を紹介していきます。

その前にまず今シーズンの大まかな方針としてですが
テーマは「競馬は3番のお客様」
・主力はノーザンファーム勢
・1月生まれは基本的にスルー
・ハーツクライ産駒とエピファネイア産駒をスルー

大ざっぱに言うとこんな感じですかね。

これは前回も書きましたが、ポタジェの大阪杯勝ちを見て主力は金子真人HDの馬でまとめようというのがコンセプトです。
例年、金子さんの馬はあまり事前に情報が出てこないせいか、POG的には意外と人気がないんですよね。
たとえば「丸ごとPOG」などのインタビューで露出のある里見さんの馬と比べても、って感じですね。
ところが新シーズンは軒並み始動が早くて入厩情報がソコソコ出てきたのと、該当馬が過去に自分がPOG指名した馬の下だったり(POG指名していた)ラブリーデイ産駒だったりということで、そういうコンセプトになったというのはあります。

ノーザン勢が主力になるというのは、まず金子さんの馬を主力に据えようとしたらそうなるというのが一点。
そうでなくても、ノーザンを含めた社台グループを無視していては勝負にならない風潮はありますし、そもそもの話で、個人的に好きな牝系がノーザンファーム産の馬に多いという理由もあります。
あとは色んなPOGに首を突っ込んでいて、結構、限定ルールの大会が多くてそれらの大会で社台グループ以外の生産牧場の馬の指名を振り分けているような状況です。

次に「1月生まれスルー」の件ですが、データ的には1月生まれの勝ち上がり率が高いようなんですが、個人的なイメージとして、頓挫があった時のリカバリー力に乏しいというのがあって、別に裏を取ったワケではないのですが、体感としてポンポンと勝てなかった時に2月以降に生まれた馬と比べて状況が悪化する様が酷い印象が強いのです。
また、この1月生まれ勢にセレクトセールの高額落札馬やクラブの馬で前評判の高い馬が結構いる=POG人気が高いという観点から、1月生まれをスルーすることでウマニティPOG的には入札額を抑えられるのではないかという発想もありました。

ハーツクライ産駒とエピファネイア産駒をスルーというのは、まずは金子さんの馬に寄せていったら両馬の産駒がいなかったというのはありますw
ただハーツクライに言えば、ディープインパクトが体調不良で種付けを休むことになってその代替需要が高まったという話に違和感があって

①ディープインパクトの代打がさらに年上の種牡馬になるの?
②それなりに人気の高いハーツクライに余勢ってあるの?
③ディープインパクトがダメならその後継種牡馬に目を向けるのが配合的な筋なんじゃないの?

上記のような疑問があったので、コンセプトを組む以前にあまりハーツクライ産駒をチョイスするのに乗り気ではありませんでした。
あとはエピファネイア産駒共々、ウマニティPOGでは元値が高くなりそうというのが推測されたので、リスト作成の時点で、よほどこれは…と思える馬以外は見ないことにしましたw

こんなことを書くと
「アンタ、ポイントを持っているんだから元値の高い馬のマネーゲームに参加しなさいよ」
って、特にG1ワールドの参加者には思われるかもしれませんが、こっちの言い分としてはメリハリも大事なので。
これは前回も書きましたけど、ウマニティPOG的にはポイントで殴り勝つ、それ以外のPOGでも抽選に勝ってスムーズな指名ができたとしても必ずしもそれが正着ではないのがPOGというゲームですから。

それでは今シーズンの指名馬を紹介していきます。


・アパパネの2020(牝/美浦・蛯名正義)
父:ブラックタイド
母の父:キングカメハメハ
馬名:アスパルディーコ
馬主:金子真人HD
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年3月24日
ウマニティPOG落札額:25億PP


・ムードインディゴの2020(牝/美浦・国枝栄)
父:モーリス
母の父:ダンスインザダーク
馬名:アップトゥミー
馬主:金子真人HD
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年4月18日
ウマニティPOG落札額:12億PP


まずは10億超えのPPを突っ込んだ金子勢の2頭。
自分がG1ワールドの入札で10億を超えるPPを投じるかどうかの判断材料で
「入札者にスペシャルワールドから降級していた人がいるかどうか」を見ます。

ザックリと言って、スペシャルワールドから降級してきた人でなおかつポイントをぶん回しそうだと感じた場合の1頭に投じる目安を10億PPに設定しています。
総予算200億PP規模なら単純に10億PP×20頭でそうなるでしょ。
もちろん上げ下げはあるでしょうけど、アバウトでこの辺と読んでいます。

これね、一応、根拠はあって過去にスペシャルワールドでサートゥルナーリア争奪戦の落札額が11億PPだったということに基づいております。
詳細は省きますけど、この入札に参加していた人の考えたボーダーが10億PPだったんですよ。
なのでスペシャルワールド経験者が10億PP突っ込むという発想になるのです。

話を元に戻すと
アスパルディーコの指名の最大の理由は「牝馬」だから。
アパパネの繁殖成績はこれまでの4頭の仔がいずれも4勝を挙げているように優秀ですし、自分は2番仔のジナンボーから毎回指名していますけど、一番跳ねたのがその4頭の中で唯一の牝馬であるアカイトリノムスメだったわけで、まあブラックタイド産駒はキタサンブラックに代表されるように牡馬優勢ではありますけど、アパパネの仔が牝馬に出たなら素軽いでしょ?という発想です。

まあね、もしブラックタイド×アパパネの仔が牡馬だったら蛯名厩舎にいっていないと思うんですよ。
兄たちを見るに、ディープインパクト産駒でも牡馬だと重めに出たのだから、ブラックタイド産駒だったら尚更でしょう。
自分も牡馬だったら指名していない可能性もありますもの。
指名根拠はそんなところですね。

ウマニティPOGで25億PPまで突っ張ったのは上記の理由に加えて、単純に入札人数が多かったからというのはありますね。

続いてはアップトゥーミー。
この馬に関して言うと、母のムードインディゴをPOGで指名していました。
これまでムードインディゴの仔はノガロだけしか指名していなかったのですが、一応は縁のある血統ということで。

ムードインディゴの仔としては初めての関東入厩になりますが、牝馬に出て国枝厩舎ならむしろ強い材料になるかと。
先週、ゲート試験に合格した後も調教を続けているようなので、新潟の開幕週辺りを使うのかな?と想像しています。個人的にはあまり福島は使ってほしくないな。


続いては6月デビュー報が出たので、有無を言わずにポイントで殴りにいった2頭を。

・カヴェルナの2020(牡/栗東・友道康夫)
父:リアルスティール
母の父:キングカメハメハ
馬名:ガルヴァナイズ
馬主:佐々木主浩
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年3月24日
ウマニティPOG落札額:5億PP

・ウリウリの2020(牝/栗東・藤原英昭)
父:ラブリーデイ
母の父:ディープインパクト
馬名:トゥーテイルズ
馬主:金子真人HD
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年3月1日
ウマニティPOG落札額:5億PP


ガルヴァナイズはエアグルーヴの牝系であることが最大の指名理由ですが、友道厩舎の一番槍で阪神マイルでのデビューですからこれは狙うだけの強い材料ですね。

個人的には、とあるPOGのドラフト3巡目の指名で唯一抽選勝ちした馬でもあるので、そういう意味でもキーになる存在だと感じております。

エアグルーヴ牝系のことで言えば、宮田厩舎で人気を集めていたポルトフィーノの仔とアドマイヤセプターの仔は「1月生まれ」に該当したので評価を下げました。
先週の中京でデビューしたセレスティアリティは西村厩舎というのが引っ掛かって評価を下げました。
この辺の馬と比べた時に、友道厩舎の牡馬で馬主さんが大魔神というのは心強いものはありますね。


中京の開幕週でデビューしたトゥーテイルズは6着でした。
着順は良くないですが勝ち馬から0.7秒差であればそんなに悲観する結果でもないでしょう。
鞍上も道中で内に入れる意思が全くなかったので「競馬を教える」ことを優先させたことは理解します。
でも馬券を売っている以上はせめて3着は欲しかったですし、最低限、掲示板は確保してほしかったですね。

次走で福永が乗ってくるようなら問答無用で頭勝負ですね。
初戦6着なら福永に乗り替わったところで単勝1倍台ってことはないと思うんですよね。普通に3倍ぐらいあるとは思いたいし、その時にせめて諭吉さんぐらいは投じたいw
とりあえず申し送り事項としては「欲張って3連単買うなよ」とは強く言い聞かせておきたいですwww

それではPart2に続きます。

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 TERAMAGAZI 2018年10月21日() 07:12
【菊花賞】優勝馬!馬券圏内止まりの馬 
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菊花賞


馬場が高速化している近年は3000メートルを乗り切るスタミナだけでなく、速い上がり時計に対応できるスピード



(過去10年)

◆連対20頭
・芝重賞優勝9頭
・残る11頭のうち2頭はオープン特別勝ち



◆前走で好走 
・20頭中18頭は前走で3着以内
・本番でガラリと着順をあげるケースは少ない。



◆また19頭が9月に出走しており久々では厳しい。


------------------------------------------------

菊花賞に臨む王道。

◆連対馬20頭中18頭(過去10年)
・神戸新聞杯
・セントライト記念


------------------------------


◎神戸新聞杯 【8・6・5/51】


xセントライト記念【1・3・1/45】


---------------------------------


◎神戸新聞杯組が圧倒的!!


2400mに生まれ変わった2007年以降、9頭もの勝ち馬を輩出。
前哨戦として極めて優秀な成績



xセントライト記念
ステップに菊花賞を制した馬は、2015年のキタサンブラック1頭のみ。



◆ダービー成績 
◎20頭中12頭がダービー出走馬
・着順は(8)(2)(1)(2)(5)(2)(11)(14)(4)(2)(8)(13)着
・下位から巻き返すケースも少なくない。


-------------------------------

【人気】

◆1番人気(7-2-3-8)
・勝率35.0%
・連対率45.0%

◎複勝率60.0%


--------------------------------------

【枠順】

2007年以降、
◆毎年のように1枠もしくは2枠が馬券に絡む!
・絡まない年は3枠馬が優勝。


◆内枠優勢

◆「内枠×内枠」よりも「内枠×それ以外」の組み合わせで攻めるのがベター



----------------------------------------------------

【血統】

・少し前までは「ダンスインザダーク」
・ダンスインザダークと同じサンデーサイレンスの血

◆スペシャルウィーク
◆ステイゴールド
◆ディープインパクト


・菊花賞や天皇賞(春)で連対歴を持つサンデーサイレンス系産駒

・ダンスインザダークの全弟トーセンダンスを父に持つユウキソルジャー(2012年7番人気3着)や・ディープインパクトの全兄ブラックタイドを父に持つキタサンブラック



◆長距離G1で実績を持つ血筋の兄弟種牡馬には注意が必要

◆リアルシャダイと同じロベルト系を父に持つ馬
自身もしくは父の産駒が有馬記念で勝利している


------------------------------------------------------


◎メイショウテッコン
(マンハッタンカフェxLemon Drop Kid/Kingmambo)
Mr.Prospector 4 x 5
8戦 [4-0-1-3]
・京都新聞杯(G2)5着
・ラジオNIKKEI賞(G3)1着
・神戸新聞杯3着



○エタリオウ(友道康夫調教師)
(ステイゴールドxヘネシー /Storm Cat)
Gリビエール・レーシング(ノーザンファーム)
8戦[1-5-0-2]
・青葉賞2着
・ダービー4着(0秒2差)
・神戸新聞杯2着



【特注】
ユーキャンスマイル(友道康夫調教師)
(父キンカメxムードインディゴ/父ダンスインザダーク)
・母ムードインディゴ(父ダンスインザダーク)秋華賞2着
・母ムードインディゴ半姉チャペルコンサートはオークス2着
・母父ダンスインザダークは菊花賞馬
※ダンスインザダーク産駒デルタブルース・ザッツザプレンティは菊花賞馬
金子真人HD(ノーザンファーム)
7戦 [3-2-0-2]
・京都新聞杯(G2)6着(0秒4差)
・古馬混合1000万阿賀野川特別1着

※友道康夫調教師は昨年のポポカテペトル(ディープインパクトxMr. Greeley /ミスプロ系)が阿賀野川特別1着から菊花賞3着




▲グロンディオーズ
(ルーラーシップxサンデーサイレンス)
4戦[3-0-1-0]
・500万下→信濃川特別(1000万下)を連勝
※昨年の菊花賞。信濃川特別を勝ち→神戸新聞杯2着キセキが優勝



▲アフリカンゴールド
・1000万兵庫特別
2番手から最速上がりで4馬身圧勝!
※兄アフリカンストーリーはドバイワールドカップ優勝馬



△ジェネラーレウーノ
(スクリーンヒーローxロックオブジブラルタル)
Gリビエール・レーシング(新生ファーム)
7戦 [4-0-2-1]
・京成杯(G3)3着
・皐月賞3着
・セントライト記念(G2)1着



△ブラストワンピース
(ハービンジャーxキングカメハメハ)
Northern Dancer  5 x 5 x 5
シルクレーシング (ノーザンファーム)
(1口 4万円x500口)
◆陣営は早くからこの異例のローテを明言。
「本番まで十分に間隔をあけられるため、新潟記念(1着)をステップに選んだ」

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2010年12月19日愛知杯 G317着
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2010年11月14日 エリザベス女王杯 G1 10着
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