ルーラーシップ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2007年5月15日生
調教師角居勝彦(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績20戦[8-2-4-6]
総賞金54,976万円
収得賞金14,620万円
英字表記Rulership
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ダイナカール
兄弟 アドマイヤグルーヴフォゲッタブル
市場価格
前走 2012/12/23 有馬記念 G1
次走予定

ルーラーシップの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
12/12/23 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 16593.723** 牡5 57.0 C.ウィリ角居勝彦 512
(+6)
2.32.2 0.335.2⑬⑬⑭⑫ゴールドシップ
12/11/25 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 177135.423** 牡5 57.0 C.ウィリ角居勝彦 506
(-8)
2.23.5 0.432.7⑬⑪⑬⑮ジェンティルドンナ
12/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18364.523** 牡5 58.0 I.メンデ角居勝彦 514
(+18)
1.57.6 0.333.1⑯⑮⑮エイシンフラッシュ
12/06/24 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 16474.422** 牡5 58.0 C.ウィリ角居勝彦 496
(-2)
2.11.2 0.335.4⑥⑥⑥オルフェーヴル
12/04/29 香港 8 QE2世C G1 芝2000 13--------1** 牡5 57.0 U.リスポ角居勝彦 498
(--)
2.02.3 -0.6----THUMBS UP
12/03/24 中山 11 日経賞 G2 芝2500 148131.413** 牡5 57.0 福永祐一角居勝彦 504
(0)
2.38.1 0.736.2⑧⑦⑤ネコパンチ
12/01/22 中山 11 AJCC G2 芝2200 11331.411** 牡5 57.0 福永祐一角居勝彦 504
(0)
2.17.3 -0.535.6⑧⑧⑦⑦ナカヤマナイト
11/12/25 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1481452.9114** 牡4 57.0 I.メンデ角居勝彦 504
(+6)
2.36.2 0.233.2⑪⑩⑪⑪オルフェーヴル
11/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 16233.725** 牡4 58.0 横山典弘角居勝彦 498
(+2)
2.11.0 0.935.3⑭⑬⑩⑧アーネストリー
11/05/28 京都 11 金鯱賞 G2 芝2000 167132.811** 牡4 58.0 福永祐一角居勝彦 496
(--)
2.02.4 -0.135.8⑯⑮⑥④キャプテントゥーレ
11/03/26 アラ 7 ドバイシーマ G1 芝2410 14--------6** 牡4 56.5 C.スミヨ角居勝彦 --0000 ------REWILDING
11/01/16 京都 11 日経新春杯 G2 芝2400 13683.221** 牡4 56.5 U.リスポ角居勝彦 496
(+4)
2.24.6 -0.334.4④④ヒルノダムール
10/12/26 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 163517.666** 牡3 55.0 C.ルメー角居勝彦 492
(-4)
2.33.0 0.434.4⑥⑤⑥④ヴィクトワールピサ
10/12/04 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝1800 128113.921** 牡3 55.0 岩田康誠角居勝彦 496
(+12)
1.44.9 -0.133.8④④ヒルノダムール
10/05/30 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 182314.545** 牡3 57.0 四位洋文角居勝彦 484
(-2)
2.27.2 0.333.3⑦⑦⑤⑥エイシンフラッシュ
10/05/08 東京 11 プリンシパル OP 芝2000 18351.911** 牡3 56.0 横山典弘角居勝彦 486
(-2)
1.59.1 -0.733.7クォークスター
10/03/27 阪神 10 毎日杯 G3 芝1800 11222.215** 牡3 56.0 岩田康誠角居勝彦 488
(-2)
1.49.8 0.533.8⑦⑦ダノンシャンティ
10/03/07 阪神 9 アルメリア賞 500万下 芝1800 148141.411** 牡3 56.0 岩田康誠角居勝彦 490
(+2)
1.51.2 -0.234.2⑦⑤ミヤジシェンロン
10/01/23 京都 10 若駒S OP 芝2000 10221.712** 牡3 56.0 岩田康誠角居勝彦 488
(-10)
2.02.2 0.233.6④④④④ヒルノダムール
09/12/27 阪神 6 2歳新馬 芝2000 11111.511** 牡2 55.0 岩田康誠角居勝彦 498
(--)
2.04.7 -0.634.7⑧⑦④アイファーライアン

ルーラーシップの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中山牝馬S2024・血統予想をお届けします!


2022年はクリノプレミアムが15番人気で勝利をつかむ大波乱となったが、2020年3着エスポワール(1番人気)、2021年4着ホウオウピースフル(12番人気)、2022年4着スライリー(9番人気)など、オルフェーヴル産駒が人気不問で上位争いを繰り広げている。また、2023年の勝ち馬スルーセブンシーズにおいても、オルフェーヴルの全兄にあたるドリームジャーニーの産駒であることを気にとめておきたい。

ほか、キングカメハメハの直系も好相性を示しており、直仔には2011~2012年にレース史上初の2連覇を飾ったレディアルバローザ、2017年1着トーセンビクトリーなどが該当。後継種牡馬の産駒では2020年1着&2021年3着フェアリーポルカ(父ルーラーシップ)、2021年2着ロザムール(父ローズキングダム)、2023年2着ストーリア(父リオンディーズ)などが挙げられる。

クリノプレミアムは、父オルフェーヴル×母ダンシングクイーン(母の父Giant's Causeway)。本馬は2年前の勝ち馬であり、今年のメンバーでは唯一となるオルフェーヴル産駒。昨年の中山牝馬Sでも5着と健闘しており、22年京成杯AHで7番人気3着、23年中山金杯で7番人気2着など中山競馬場との相性のよさも際立つ。近走は着順こそ振るわないものの走破時計は全盛期と遜色なく、時計のかかる展開になれば出番がありそうだ。

タガノパッションは、父キングカメハメハ×母アドマイヤシルク(母の父シンボリクリスエス)。同産駒は5頭が3着以内に好走しているが、すべてが5番人気以下、3頭が10番人気以下と穴気質であることも特筆に値する。一方、同じ母の父からは20年3着エスポワールや21年1着ランブリングアレーが出ており、ドリームジャーニーオルフェーヴル兄弟の好調ぶりを鑑みれば、本馬は近親にステイゴールドがいる牝系の血筋も興味深い。

ルージュリナージュは、父スピルバーグ×母パンツァネッラ(母の父ルーラーシップ)。17年トーセンビクトリーと20年フェアリーポルカは従姉妹同士で中山牝馬Sの勝ち馬となったが、本馬の2代母シルバーフォックスも従姉の間柄であることに注目。また、前者がキングカメハメハ、後者がルーラーシップの産駒となるため、母の血統構成も評価しやすいところがある。得意とする牝馬限定の芝1800m戦であれば、一考の余地がじゅうぶんにある。


【血統予想からの注目馬】
クリノプレミアム ①タガノパッション ②ルージュリナージュ

【血統アナリシス】東京新聞杯2024 Roberto直系は勝ち負けがハッキリ、ディープインパクトも偉大な実績を残す 2024年2月3日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は東京新聞杯2024・血統予想をお届けします!


近年はハーツクライ産駒の活躍が目覚ましく、勝利を飾った2018年リスグラシューと2022年イルーシヴパンサー、2021年に12番人気2着と波乱を演出したカテドラル、2020年2着&2021年3着とリピート好走したシャドウディーヴァが挙げられる。一方、一発があるとすればRobertoの直系で、タニノギムレットスクリーンヒーローの産駒を中心に、勝つか負けるかハッキリした成績を残している。

ほか、ディープインパクトまたはキングカメハメハの血を引く馬も毎年上位を賑わせており、父系祖父あるいは母の父として同血脈を保持する馬も増えてきた。ディープインパクトにおいては、2014~2020年に7年連続で直仔が連対していた実績もあるので、日本競馬を牽引してきた大種牡馬の血脈にも気を配るべきだろう。

ジャスティンカフェは、父エピファネイア×母カジノブギ(母の父ワークフォース)。シンボリクリスエス~Kris S.~Robertoと遡る父系で、昨年の勝ち馬ウインカーネリアンも同系統に該当。本馬自身も昨年の東京新聞杯では上がり3F最速の脚を駆使して4着と善戦していたが、全5勝のうち4勝をマイルあるいは左回りで記録している実績からも誂え向きのコースだろう。舞台適性でいえば、近親にエアジハードがいる血統背景も興味深い。

マスクトディーヴァは、父ルーラーシップ×母マスクオフ(母の父ディープインパクト)。母の「ディープインパクト×ホワイトマズル」という血統構成は、16年の勝ち馬スマートレイアーを想起させるものであり、ディープインパクトはもちろんのこと、かつてはホワイトマズルの父であるダンシングブレーヴも好相性を示してきた。本馬がみせる爆発的な末脚も母系由来の印象を受けるため、大味な立ち回りができる東京コースは歓迎だろう。

ルージュリナージュは、父スピルバーグ×母パンツァネッラ(母の父ルーラーシップ)。19年1着インディチャンプ、22年1着イルーシヴパンサー、と近年の活躍ぶりが目に留まる「父サンデーサイレンス系×母の父キングカメハメハ系」の配合。また、21年1着&22年3着のカラテを引き合いに出せば、トゥザグローリーを想起させる母の血統構成も評価しやすい。この父の産駒らしく東京を得意とするため、前走からの一変には注意したい。


【血統予想からの注目馬】
ジャスティンカフェ ⑥マスクトディーヴァ ④ルージュリナージュ

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【血統アナリシス】AJCC2024 ロングスパート勝負でトニービンやMill Reefの持続力が活きやすい 2024年1月20日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はAJCC2024・血統予想をお届けします!


中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンやMill Reefといった欧州血脈の持続力が活きやすい。レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(母の父Mill Reef)、のちに種牡馬としても勝ち馬を出す2012年ルーラーシップ(母の父トニービン)は最たる例といえるだろう。なお、近年はキングカメハメハやラストタイクーンを介してMill Reefの血を引く馬が多い。

ほか、Devil's BagやSingspiel、グラスワンダーなど、Soaringを牝祖とする種牡馬の血脈も存在感を放ち、2013年1着ダノンバラード、2016年1着ディサイファ、2016年2着スーパームーンは同一族の直系として好走している。

ボッケリーニは、父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。同産駒からは12年の勝ち馬ルーラーシップが出ているが、同馬とはトニービン、ノーザンテースト、ガーサントと母系でも共通する血脈が多い。本馬自身も22年AJCCで3着に好走した実績があり、ただ一頭馬場の悪い内を通って上位入線していたことにも意義を見出せる。持ち前の機動力やスタミナは道悪で活きるため、週末の雨予報も歓迎だろう。

マイネルウィルトスは、父スクリーンヒーロー×母マイネボヌール(母の父ロージズインメイ)。スクリーンヒーローは直仔の3着以内こそないものの、その父グラスワンダーは07年3着シルクネクサスを、後継種牡馬モーリスは23年1着ノースブリッジを出している。一方、直近2年は22年2着マイネルファンロン、23年3着ユーバーレーベン、と本馬と「同じ母の父」である馬が好走。同母の父がDevil's Bag直系であることも評価に値する。

カラテは、父トゥザグローリー×母レディーノパンチ(母の父フレンチデピュティ)。好相性を示すキングカメハメハの直系であることのほか、近親に00年2着ステイゴールドがいる血統背景も興味深い。同馬の直系は目下4年連続で3着以内に好走しているが、14年3着フェイムゲーム、15年1着クリールカイザーなど、そもそもダイナサッシュの血を引く馬の活躍も目立つ。父系も母系も道悪は得意であり、年齢がネックとなる血筋でもない。


【血統予想からの注目馬】
ボッケリーニ ①マイネルウィルトス ⑨カラテ

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【血統アナリシス】朝日杯フューチュリティS2023 中距離実績を持つ種牡馬が優勢、トニービン内包馬の大駆けにも要注意 2023年12月16日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は朝日杯FS2023・血統予想をお届けします!


のちに東京優駿(日本ダービー)をも制して世代の頂点に輝いた2021年ドウデュースは最たる例といえるかもしれないが、純然たるマイラーが勝ち馬になるとは限らず、むしろ中距離をこなせる下地がある馬のほうが勝ち負けになりやすい。現行コースでは、ディープインパクトが3勝、ハーツクライが2勝、この2頭の種牡馬が複数頭の勝ち馬を出しているため、まずは父が中距離実績を持つかどうかにも注目すべきだろう。

ほか、10番人気以下の2桁人気で激走した4頭に目を向けると、2015年3着シャドウアプローチ(父ジャングルポケット)・11番人気、2016年3着ボンセルヴィーソ(2代母の父トニービン)・12番人気、2019年3着グランレイ(父ルーラーシップ)・14番人気の3頭はトニービンの血脈を持つ点で共通していた。なお、前述したハーツクライも母の父がトニービンであることを気にとめておきたい。

シュトラウスは、父モーリス×母ブルーメンブラット(母の父アドマイヤベガ)。父は4歳時にマイラーとして名を馳せたが、5歳時には中距離路線へシフトして天皇賞(秋)などを制した。一方、母は5歳時にマイルCSでG1制覇を飾った晩成型のマイラー。本馬が気性面で若さをみせていることを考えると、本格化を果たすのは古馬になってからかもしれないが、秘めたる資質に賭ける価値はある。大舞台に強いRoberto系としても注目したい。

ナムラフッカーは、父スワーヴリチャード×母ナムラライラ(母の父ルーラーシップ)。まず、3代母アイリッシュピースと父系祖父ハーツクライが、年子の姉弟かつ同じサンデーサイレンス産駒という意欲的な配合が目を引くところ。また、トニービンの血脈を、父系で1本、母系で2本引いていることも興味深く、一発を狙った血統構成には惹かれるものがある。前走デイリー杯2歳Sでも非凡な末脚を披露しており、穴馬として留意したい存在だ。

ダノンマッキンリーは、父モーリス×母ホームカミングクイーン(母の父Holy Roman Emperor)。半姉に20年モイグレアスタッドSを勝ったShale、従兄に20年英ダービーの勝ち馬Serpentaineと近年も勢いのある一族で、母も12年に英1000ギニーを制するなど世代限定G1に強いことも特徴的。本馬は上記シュトラウスと同じモーリス産駒となるが、同産駒が今開催の阪神芝1600mで「2-1-2-1」と好成績を残していることも追い風だろう。


【血統予想からの注目馬】
シュトラウス ⑬ナムラフッカー ⑧ダノンマッキンリー

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【血統アナリシス】ステイヤーズS2023 猛威を振るうオルフェーヴル、「Kingmambo×Sadler's Wells」の配合にも注目 2023年12月1日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はステイヤーズS2023・血統予想をお届けします!


近年、顕著な活躍を見せているのがオルフェーヴル。産駒初出走となった2020年に1着オセアグレイト、2着タガノディアマンテ、5着ヒュミドールと出走全頭が5着以内に入線し、2021年にも3頭が出走して2着アイアンバローズ、3着シルヴァーソニックと2頭が馬券圏内に好走。2022年には1着シルヴァーソニック、4着アイアンバローズ、5着メロディーレーンと再び出走全頭が掲示板を確保する活躍を見せ、シルヴァーソニックは前年からのリピート好走、メロディーレーンは11番人気での健闘だった。延べ9頭が出走して掲示板外1頭とあればぞんざいには扱えず、今後の動向も大いに注視すべきだろう。

ほか、2021年にはワークフォース産駒のディバインフォースが勝ち、同種牡馬の産駒としてJRA重賞初制覇を飾ることになった。なお、同馬は翌2022年にも3着と好走。かつてエルコンドルパサー産駒のトウカイトリックが、2006年2着&2011年3着&2012年1着&2013年3着と長年にわたるリピート好走で存在感を示したが、ワークフォースとエルコンドルパサーには「父Kingmambo系×母の父Sadler's Wells」という配合に共通点を見いだせる。

アイアンバローズは、父オルフェーヴル×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。21年2着、22年4着とステイヤーズSで上位争いを繰り広げる常連となっているが、半兄Palace Maliceは13年ベルモントS、半弟ジャスティンパレスは23年天皇賞(春)に勝つなど、スタミナ勝負には絶対的な自信を持つファミリーである。近年の勢いが目覚ましいオルフェーヴル産駒であることのほか、リピート好走が目立つ傾向からも軽視はできない。

ヒュミドールは、父オルフェーヴル×母アヴェクトワ(母の父チチカステナンゴ)。長らく馬券圏内の好走からは遠ざかっていたが、今年のダイヤモンドSでは13番人気で2着と激走。20年ステイヤーズSでも5着の実績はあったが、改めて長距離適性の高さを示す結果となった。なお、2代母キストゥヘヴンは全5勝のうち4勝が中山競馬場、そのうち3勝が重賞の巧者だった。父系と母系の双方からノーザンテーストを引く配合にも好感を覚える。

キングズレインは、父ルーラーシップ×母タッチングスピーチ(母の父ディープインパクト)。同産駒は19年エイシンクリックが11番人気3着と波乱を演出。また、ルーラーシップは、半兄フォゲッタブルが09年ステイヤーズSの勝ち馬であることも特筆できるだろう。本馬においては、父系にKingmambo、母系にSadler's Wellsを配された血統構成も興味深く、叔父に19年菊花賞2着のサトノルークスがいる血統背景から長丁場も合いそうだ。


【血統予想からの注目馬】
アイアンバローズ ④ヒュミドール ①キングズレイン

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【血統アナリシス】デイリー杯2歳S2023 昨年はリアルスティール産駒が重賞初制覇、母の父キングカメハメハ系の好走が際立つ 2023年11月10日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はデイリー杯2歳S2023・血統予想をお届けします!


近年はダイワメジャーディープインパクトの二極化状態を呈しており、ともに9頭以上の産駒が出走しながら、その約半数が連対するという目覚ましい活躍を見せている。また、2022年にはオールパルフェが勝ち、後者の後継リアルスティールは種牡馬としてJRA重賞初制覇を果たした。

ほか、母の父として異彩を放つのがキングカメハメハ系種牡馬で、14年1着タガノエスプレッソ、18年2着メイショウショウブ、21年2着ソネットフレーズ(以上、母の父キングカメハメハ)、22年1着オールパルフェ(母の父ルーラーシップ)が好走。これまでに該当馬は5頭が出走して4頭が馬券に絡んでいることを気に留めておきたい。

ナムラエイハブは、父リアルスティール×母ナムラアン(母の父エンパイアメーカー)。別場所での施行ながら昨年は同産駒のオールパルフェが勝ち、父リアルスティールは種牡馬として重賞初制覇を飾った縁起のいいレース。また、「父ディープインパクト系×母の父Unbridled系」となる大まかな配合も、19年1着レッドベルジュール、20年1着レッドベルオーブを想起させる。母が京都巧者であったことから舞台替わりにも好印象を抱ける。

ナムラフッカーは、父スワーヴリチャード×母ナムラライラ(母の父ルーラーシップ)。父系にハーツクライ、母系にアイリッシュピースと全姉弟の血脈を3代以内で持つ配合が特徴的で、今回のメンバーでは唯一となる「母の父キングカメハメハ種牡馬」に該当する馬でもある。単勝万馬券となるオッズを付けて初勝利を飾った意外性があり、マイペースで運べたときの大駆けには注意が必要だろう。先週、同産駒が重賞初制覇を果たした勢いにも注目。


【血統予想からの注目馬】
ナムラエイハブ ③ナムラフッカー

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ルーラーシップの関連コラム

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 今週末から2回福島・3回中京・2回函館に開催が切り替わって、本格的な“夏競馬”のシーズンがスタートします。
 今年6月の3回東京・3回阪神・1回函館では、計29レースの2歳戦が施行されました。当然のことではありますが、これはすなわち、29頭の2歳馬が既に勝ち上がりを果たしているということ。今後の入札にもいろいろな意味で影響してくるはずです。
 現時点で強調しておきたいのはノーザンファーム生産馬の圧倒ぶり。優勝馬29頭のうち13頭を占めていたうえ、勝率は29.5%に、3着内率は61.4%に達しています。ちなみに、単勝回収率は151%、複勝回収率は127%。世間の見立てをさらに上回るほどの高確率で馬券に絡んでいるわけですから、例年以上に重視するべきなのかもしれません。
 種牡馬別成績を見ると、勝利数(4勝)、3着内数(9回)ともにモーリスが単独トップでした。早熟というイメージは薄い血統ですが、今週以降も引き続きマークしておくべきでしょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビューが近そうな未出走馬の中から、注目すべき馬を挙げてみたいと思います。
 本稿の収録対象としたのは、6月28日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月28日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月30日から6月28日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬876頭の中から、各ファクターの該当馬をピックアップしました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「2023/06/07 00:00更新」分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順としています。

フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
アウェイキング(牡 父Kingman/母Waldjagd 矢作芳人厩舎) ※53位
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ウインマクシマム(牡 父キタサンブラック/母コスモアクセス 畠山吉宏厩舎) ※83位
ウールデュボヌール(牡 父キタサンブラック/母サンクボヌール 須貝尚介厩舎) ※15位
シャドフ(牝 父スワーヴリチャード/母シャンブルドット 庄野靖志厩舎) ※59位
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
コンドライト(牡 父ドゥラメンテ/母アエロリット 菊沢隆徳厩舎) ※9位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
インクルージョン(牡 父ハーツクライ/母インクルードベティ 厩舎) ※41位
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
ファーヴェント(牡 父ハーツクライ/母トータルヒート 藤原英昭厩舎) ※61位
チェレスタ(牝 父ハービンジャー/母カリンバ 松下武士厩舎) ※85位
ソウルアンドジャズ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) ※58位
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
レイデラルース(牡 父レイデオロ/母カンデラ 手塚貴久厩舎) ※51位
トロヴァトーレ(牡 父レイデオロ/母シャルマント 鹿戸雄一厩舎) ※65位
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
オーデンヴァルト(牝 父ロードカナロア/母グリューネワルト 林徹厩舎) ※72位
バロン(牝 父ロードカナロア/母マイミスリリー 手塚貴久厩舎) ※92位

 当時の注目POG馬ランキングで2位だったドゥマイシング(フォースタークルックの2021)は、一部報道によると7月9日の中京5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。2022年のセレクトセールで2億2000万円の高値がついた馬ですし、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

 本稿の冒頭で取り上げたノーザンファーム生産馬で、なおかつ2023年JRAリーディングトレーナーランキング(着度数順。6月28日時点)30位以内の厩舎に所属している馬は下記の通り。
 
フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
ルージュスタニング(牝 父Into Mischief/母ボインビューティー 友道康夫厩舎)
エラトー(牝 父Saxon Warrior/母エライヤ 上村洋行厩舎)
オルデラン(牡 父アルアイン/母アーマイン 寺島良厩舎)
アルヒジュル(牡 父アルアイン/母スカーレットリング 斉藤崇史厩舎)
ピストンボーイ(牡 父イスラボニータ/母エルフィンコーブ 池添学厩舎)
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
エリカリーシャン(牝 父エピファネイア/母ガラアフェアー 国枝栄厩舎)
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
ジュンゴールド(牡 父エピファネイア/母ジュントップヒトミ 友道康夫厩舎)
ラファガフレイバー(牡 父カレンブラックヒル/母カリズマティックゴールド 久保田貴士厩舎)
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ディアアリーチェ(牝 父キズナ/母ティロレスカ 武幸四郎厩舎)
アキミューミュー(牝 父サトノクラウン/母アイスドール 安田隆行厩舎)
ルージュセレスト(牝 父シュヴァルグラン/母ギエナー 池江泰寿厩舎)
ヒシグランディヴァ(牝 父シュヴァルグラン/母ラリズ 友道康夫厩舎)
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
ガイアメンテ(牡 父ドゥラメンテ/母ミュージカルロマンス 須貝尚介厩舎)
オレンジダンサー(牝 父ドレフォン/母イェーガーオレンジ 高野友和厩舎)
シークレットキー(牡 父ドレフォン/母キープシークレット 杉山晴紀厩舎)
ドレス(牝 父ドレフォン/母ハイヒール 清水久詞厩舎)
ルシフェル(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 斉藤崇史厩舎)
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
サンブノワ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母サンティール 斉藤崇史厩舎)
デビルシズカチャン(牝 父ベストウォーリア/母シシリアンブリーズ 武幸四郎厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
オウバイトウリ(牝 父リアルスティール/母スターズアンドクラウズ 武幸四郎厩舎)
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
シンハナーダ(牡 父レイデオロ/母シンハディーパ 国枝栄厩舎)
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
リルト(牝 父ロードカナロア/母バウンスシャッセ 安田隆行厩舎)

 今年のリーディングトレーナーランキングで首位となっている中内田充正厩舎のクイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021)は、既にゲート試験で合格を果たし、現在はノーザンファームしがらきで調整中とのこと。デビューはもう少し先になるかもしれませんが、引き続き動向をチェックしておきましょう。

 本稿の冒頭で取り上げたモーリス産駒は下記の通り。

キャプテンシー(牡 父モーリス/母アドマイヤリード 松永幹夫厩舎)
ヘルモーズ(牡 父モーリス/母ヴェルザンディ 小林真也厩舎)
マツシマ(牡 父モーリス/母エストレチャダ 尾形和幸厩舎)
ハットルグリムス(牡 父モーリス/母エルノルテ 宮田敬介厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
イーストオブエデン(牝 父モーリス/母クッカーニャ 菊沢隆徳厩舎)
ピコサン(牡 父モーリス/母シーイズチャンプ 上原佑紀厩舎)
テイエムリステット(牡 父モーリス/母シーズアウーマン 木原一良厩舎)
ディーガレジェンド(牡 父モーリス/母ジプシーハイウェイ 藤原英昭厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
ローレルロイズ(牡 父モーリス/母ジョディーズロマン 北出成人厩舎)
バウンシーステップ(牝 父モーリス/母バウンシーチューン 高橋亮厩舎)
ヒラボクヒーロー(牡 父モーリス/母ヒラボクキャロル 大竹正博厩舎)
トラウムライゼ(牡 父モーリス/母ファイナルドリーム 池江泰寿厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ボーモンド(牡 父モーリス/母ボージェスト)
ダノンマッキンリー(牡 父モーリス/母ホームカミングクイーン 藤原英昭厩舎)
カリーシ(牝 父モーリス/母ラクアミ 武井亮厩舎)
レーヴジーニアル(牡 父モーリス/母レッドリヴェール 松永幹夫厩舎)
ゲルタ(牡 父モーリス/母ロイヤルバラード 奥村豊厩舎)

 ソダシの半弟として注目を集めているカルパ(ブチコの2021)は、一部報道によると7月9日の函館5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。個人的にも高く評価している馬なので、初陣を楽しみに待ちたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年6月7日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第3回 入札分析~
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 先週からJRAは夏季競馬に突入し、新シーズン「ウマニティPOG 2023」も本格始動。開幕週の新馬を制したのは、テラメリタテラノヴァの2021)・シュトラウスブルーメンブラットの2021)・アトロルーベンス(キングスローズの2021)・ボンドガール(コーステッドの2021)・バスターコール(デグラーティアの2021)でした。獲得していた仮想オーナーの皆様、おめでとうございます。
 ちなみに、この5頭はいずれも単勝2番人気以内・単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた馬。東京競馬場で施行された3レースすべてをD.レーン騎手の騎乗馬が勝ち切っている点も興味深いところです。

 今回は、進行中の第2回入札や来週以降の入札に向けた指針とすべく、第1回入札の結果やその周辺情報を分析してみました。
 本稿の末尾には、注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100にランクインした馬と、該当馬の性・種牡馬・生産者・調教師をまとめてあります。なお、種牡馬別・生産者別・調教師別の頭数ランキング上位は下記の通りです。

【種牡馬別頭数ランキング】
ドゥラメンテ 11頭
ハーツクライ 9頭
レイデオロ 9頭
ブリックスアンドモルタル 8頭
モーリス 8頭
キズナ 6頭
キタサンブラック 5頭
ルーラーシップ 5頭
エピファネイア 4頭
サトノダイヤモンド 4頭
スワーヴリチャード 4頭
ロードカナロア 4頭
Frankel 3頭
オルフェーヴル 3頭
ハービンジャー 3頭
リアルスティール 3頭

【生産者別頭数ランキング】
ノーザンファーム 78頭
社台ファーム 5頭
社台C白老ファーム 4頭
下河辺牧場 3頭

【調教師別頭数ランキング】
木村哲也 7頭
矢作芳人 6頭
手塚貴久 5頭
須貝尚介 5頭
中内田充正 5頭
堀宣行 4頭
宮田敬介 3頭
高野友和 3頭
国枝栄 3頭
友道康夫 3頭

 調教師別頭数ランキングはJRA所属馬として登録済みの馬のみを対象としておりますのでご了承ください。

 種牡馬別頭数ランキングはドゥラメンテが単独トップ。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこの世代のPOGでかなりの支持を集めた点は高く評価するべきでしょう。評判の良い産駒はもちろん、現時点ではあまり話題になっていない、手頃な価格で落札できそうな産駒にも注目しておいた方が良いかもしれません。
 あとはブリックスアンドモルタルやレイデオロといった新種牡馬の産駒が人気を集めている点も見逃せないポイント。2023年の日本ダービーを制したタスティエーラサトノクラウンの初年度産駒でしたし、キャリアの浅い種牡馬に対する期待が高まっているように思います。
 生産者別頭数ランキングはノーザンファームの“一強”状態でした。種牡馬の勢力図がどう変わっていくか不透明な分、実績あるブリーダー=ノーザンファームの生産馬が例年以上に信頼されている印象。ここまで人気が集中するなら、過小評価されている他のブリーダーを狙ってみるのもひとつの手ですね。
 調教師別頭数ランキングで首位に立っていたのは木村哲也調教師。第1回で指摘した通り、POG期間の序盤~中盤における勝ち馬率の高さは頭ひとつ抜けていますから、管理予定馬はひと通りチェックしておいた方が良いかもしれません。あとは須貝尚介調教師・手塚貴久調教師・中内田充正調教師・堀宣行調教師・矢作芳人調教師あたりも、重視しているプレイヤーはかなり多い模様。意外な管理予定馬が争奪戦になる可能性もありますので、注意しましょう。

 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)でトップに君臨しているアイムユアーズの2021は、矢作芳人調教師が管理するノーザンファーム生産馬で、レイデオロ産駒の牡馬。スペシャルワールドで獲得に成功したのはヤクルト一筋さんですが、落札価格は1億0100万PPと、案外お手頃な水準でした。他のワールドも似たような状況でしたから、たとえ予算が心許なくても、入札に参加するだけの価値はあると思います。
 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)2位はフォースタークルックの2021、3位はドバイマジェスティの2021です。この2頭はいずれもノーザンファーム生産馬のドゥラメンテ産駒。スペシャルワールドにおいては、どちらも昨年のスペシャルワールドで2位となった実績のある四白流星タイテエムさんが落札していました。どのワールドもアイムユアーズの2021よりハイレベルな入札合戦となっていましたし、ノーザンファーム生産馬やドゥラメンテ産駒の注目度を考えても、おそらく実質的な“一番人気”はこの2頭のどちらか。これから獲得を目指すのであれば、入札の金額やタイミングをひと工夫するべきでしょう。

【注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100】
●順位 馬(性/種牡馬/生産者/調教師)
●1位 アイムユアーズの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/矢作芳人
●2位 フォースタークルックの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/矢作芳人
●3位 ドバイマジェスティの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●4位 サロミナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/池添学
●5位 リスグラシューの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●6位 ヤンキーローズの2021(牡/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●7位 ルールブリタニアの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/中内田充正
●8位 イスパニダの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/杉山晴紀
●9位 アエロリットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/菊沢隆徳
●10位 チェッキーノの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/木村哲也
●11位 シャトーブランシュの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/木村哲也
●12位 ラルケットの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/須貝尚介
●13位 マニーズオンシャーロットの2021(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/武幸四郎
●14位 モシーンの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/堀宣行
●15位 サンクボヌールの2021(牡/キタサンブラック/社台C白老ファーム/須貝尚介
●16位 コーステッドの2021(牝/ダイワメジャー/ノーザンファーム/手塚貴久
●17位 ブルーメンブラットの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/武井亮
●18位 ヒストリックスターの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/友道康夫
●19位 セルキスの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/※未登録)
●20位 ウェイヴェルアベニューの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●21位 サンブルエミューズの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/※未登録)
●22位 ジンジャーパンチの2021(牡/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/萩原清
●23位 ロカの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/木村哲也
●24位 アウェイクの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/池江泰寿
●25位 ブリッツフィナーレの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/下河辺牧場/中内田充正
●26位 プリンセスロックの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/斉藤崇史
●27位 テラノヴァの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/須貝尚介
●28位 スキアの2021(牡/キズナ/社台ファーム/※未登録)
●29位 ソウルスターリングの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/※未登録)
●30位 エスキモーキセスの2021(牡/ハーツクライ/社台ファーム/※未登録)
●31位 フォエヴァーダーリングの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/矢作芳人
●32位 ローザブランカの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高野友和
●33位 ユードントラヴミーの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/杉山晴紀
●34位 ブチコの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/須貝尚介
●35位 コールバックの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/※未登録)
●36位 ラヴズオンリーミーの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/矢作芳人
●37位 シーズアタイガーの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●38位 ジェンティルドンナの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●39位 ルミナスパレードの2021(牡/リアルインパクト/ノーザンファーム/木村哲也
●40位 ハルーワスウィートの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/友道康夫
●41位 インクルードベティの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●42位 カーミングエフェクトの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/木村哲也
●43位 メチャコルタの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/宮田敬介
●44位 セリエンホルデの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●45位 デグラーティアの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/田村康仁
●46位 キューティゴールドの2021(牡/サトノダイヤモンド/社台C白老ファーム/※未登録)
●47位 アッフィラートの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/社台C白老ファーム/堀宣行
●48位 ウィキッドリーパーフェクトの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/池江泰寿
●49位 リッスンの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●50位 サマーハの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/※未登録)
●51位 カンデラの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/手塚貴久
●52位 Starlet's Sisterの2021(牡/Siyouni/※外国産馬/矢作芳人
●53位 Waldjagdの2021(牡/Kingman/※外国産馬/矢作芳人
●54位 Stacelitaの2021(牡/Frankel/※外国産馬/※未登録)
●55位 マウレアの2021(牡/レイデオロ/下河辺牧場/手塚貴久
●56位 アールブリュットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●57位 シーウィルレインの2021(牝/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●58位 ナスノシベリウスの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ハシモトフアーム/武井亮
●59位 シャンブルドットの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/庄野靖志
●60位 ユキチャンの2021(牡/ヘニーヒューズ/ノーザンファーム/宮田敬介
●61位 トータルヒートの2021(牡/ハーツクライ/社台C白老ファーム/※未登録)
●62位 キングスローズの2021(牝/リアルスティール/ノーザンファーム/高野友和
●63位 Impedeの2021(牡/Kingman/※外国産馬/※未登録)
●64位 ロベルタの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/寺島良
●65位 シャルマントの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●66位 シュガーハートの2021(牡/ドゥラメンテ/ヤナガワ牧場/※未登録)
●67位 アロマドゥルセの2021(牡/ハービンジャー/ノーザンファーム/渡辺薫彦
●68位 レキシールーの2021(牡/ロードカナロア/ケイアイファーム/中内田充正
●69位 リビアーモの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/木村哲也
●70位 クロノロジストの2021(牝/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●71位 ミスエーニョの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●72位 グリューネワルトの2021(牝/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●73位 ボンジュールココロの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高柳大輔
●74位 クリスプの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●75位 アパパネの2021(牡/ブラックタイド/ノーザンファーム/※未登録)
●76位 ウイングステルスの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●77位 レッドラヴィータの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/手塚貴久
●78位 ベルダムの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/音無秀孝
●79位 アニメイトバイオの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/須貝尚介
●80位 サトノジュピターの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/堀宣行
●81位 チェリーコレクトの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●82位 デルフィニア2の2021(牝/No Nay Never/ノーザンファーム/国枝栄
●83位 コスモアクセスの2021(牡/キタサンブラック/コスモヴューファーム/畠山吉宏
●84位 スピードリッパーの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/堀宣行
●85位 カリンバの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/松下武士
●86位 ヴィルジニアの2021(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/※未登録)
●87位 リュズキナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/国枝栄
●88位 シェリールの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/稲垣幸雄
●89位 シャンパンルームの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/武幸四郎
●90位 リリサイドの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●91位 タイキオードリーの2021(牡/キタサンブラック/下河辺牧場/清水久詞
●92位 マイミスリリーの2021(牝/ロードカナロア/レイクヴィラファーム/手塚貴久
●93位 ハニージェイドの2021(牝/ダイワメジャー/追分ファーム/斎藤誠
●94位 ミセスワタナベの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/木村哲也
●95位 リンフォルツァンドの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/松下武士
●96位 ケイティーズハートの2021(牝/サトノクラウン/ノーザンファーム/※未登録)
●97位 ヴァシリカの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/国枝栄
●98位 キャレモンショコラの2021(牝/ミッキーアイル/ノーザンファーム/宮田敬介
●99位 オータムフラワーの2021(牡/オルフェーヴル/社台ファーム/友道康夫
●100位 アドマイヤローザの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/高野友和


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2022年6月28日(火) 17:07 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第6回デビュー前の有力馬~
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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年10月9日(水) 18:30 覆面ドクター・英
秋華賞・2019
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先々週のスプリンターズSは本命はバッチリでしたが、秋初戦を大幅馬体重増で逃げられずに凡走したモズスーパーフレアは数戦使わないと立ち直らないと踏んで消し、失敗。ただ、人気サイドでの決着だったので切り替えていきます。
日本馬3頭を消しにして(非国民と言われそうですが)、凱旋門賞はしっかり的中できましたし。

秋華賞はここ数年は堅く収まっているのですが、基本的にG1にしては紛れの多いレースだけに馬券的には楽しみ。
内回りだけに差しにくく、内枠先行が恵まれやすいので、馬券的には人気を背負っての差し損ねに期待(笑)
桜花賞グランアレグリアオークスラヴズオンリーユーともに不在で確固たる軸馬不在、という点も妙味期待をそそる一戦です。

それでは恒例の全頭診断へ


1番人気想定 ダノンファンタジー:暮れの阪神JFを勝利した2歳女王で、桜花賞オークスともに人気ほど走れなかったが、秋の始動戦はやや掛かり気味ながら終いずばっと差し切っての白星発進と、この相手なら人気でも仕方ないか。本質的にはマイル以下が乗りやすそうだが。実力上位は間違いない。ガツンと掛かって終了というのもありえるが。

2番人気想定 クロノジェネシスオークスは正直長いんじゃないかと思って見ていた(世間一般ではオークス向きと早い時期から言われていましたが)マイラー寄りの走りの馬。ここは人気になるが、小さい馬で成長力に疑問があって、差しにくい舞台設定でのこの脚質で、その上ぶっつけ本番での参戦。消しもありか。

3番人気想定 コントラチェック:デビューから4戦連続1番人気だったように人気先行の良血馬という印象だが、ルメール騎手が結局乗るようで、スイスイ逃げ切るというのもあり得る話ではある。ただ、オークス9着からのぶっつけ本番は決してプラスでないのでは?

4番人気想定 カレンブーケドールオークスでは12番人気2着と激走したが(ちょっとうまく行き過ぎたか)、秋始動戦の紫苑Sは人気に応えられずの3着。腕のあるジョッキーと言われ続けてきた津村騎手には頑張って欲しいが、関西だと(秋華賞は特に難しい)ちょっと力を出し切れないかも。

5番人気想定 ビーチサンバオークスでは距離的なこともあり惨敗したが、ローズSでは2着と巻き返してきた。ただ今回はそれなりに人気になりそうで、妙味は極めて薄い状況に。

6番人気想定 パッシングスルー:新馬勝ちの後はシンザン記念とフローラSで負けたが、夏に1勝クラスを福島で勝って、更に紫苑S(近年、同レースはレベルが上がってきている)も勝ち5戦3勝としての臨戦。ルーラーシップ産駒らしい成長曲線を見せていて、本番でも期待できる。

7番人気想定 エスポワール:5戦3勝のここまでで、3勝目を挙げた7月のシンガポールTC賞(2勝クラス)では古馬・牡馬相手に4馬身差の完勝。その後は、敢えてトライアルを使わなかったようで、調教の動きも絶好。ここにきての成長力を加味すると頂点まであるのでは。オルフェーヴル産駒は打率は低いがホームランもあり、ここも然り。かなり期待大。

8番人気想定 サトノダムゼル:鋭い末脚見せて3戦3勝だがいかにも相手が弱く、さほど妙味は生まれないか。良血馬らしく、まだ成長していくのだろうが、活躍はまだ先とみたい。

9番人気想定 シゲルピンクダイヤ:秋初戦はレース前からイレ込んで、末脚不発。気難しくなってきての距離延長は難しく、また末脚を生かすこのタイプはレース適性が高くない。

10番人気以下想定
シェーングランツ:昨秋は良血らしく、能力だけで未勝利勝ちの後にG3アルテミスSも勝ってしまったが、どんどん馬体重が減ってオークスは惨敗。そこからのぶっつけでの秋初戦では、苦しいだろうし、繁殖で期待の馬。

フェアリーポルカ:紫苑S2着からの参戦。2戦目でヴェロックスの勝った若駒Sを使われ3着(リオンリオンには先着)したように期待されつつ、ようやくルーラーシップ産駒らしく、ゆっくりめの成長が追いついてきた感じか。それなりに期待できる馬ではないだろうか。

ブランノワール:2勝クラスを3馬身差で完勝(しかも2連勝)してきての臨戦で、本格化をうかがわせる内容で、ここもヒモには面白いかもしれない。

レッドアネモス:新馬、500万下(サフラン賞)と連勝した馬だが、成長力がいまひとつなのか、春は白百合Sを勝ったもののラジオNIKKEI賞は13着と惨敗。特に期待できず。

シャドウディーヴァ:前走ローズSはハナに立って下げてその後も失速とさっぱりな内容だったが、オークスで6着したように(春はフラワーC、フローラSと重賞でも上位に来れていた)前走をノーカウントとすれば巻き返しあるかも。

メイショウショウブ:実績もマイルまでで、前走ローズSでも池添騎手が距離が長いとレース後にコメントしており、さらに距離延長となるここは大駆け期待できず。

コパカティ:牝馬限定2勝クラスで、ブランノワールに3馬身以上の完敗を喫しており期待薄。

シングフォーユー:春はスイートピーSでカレンブーケドールの2着がある馬だが、夏にようやく1勝クラスを勝っただけと成長力がいまひとつか。

ローズテソーロ:紫苑Sは10番人気6着どまりだがハーツクライ産駒らしく、ひと夏を越しての成長がみられ、キャリアの浅さから上積みもまだまだありそう。今回も激走があっておかしくない。

トゥーフラッシー:2勝クラスで掲示板に載れるかどうかという状態が続いており、ここでは荷が重い。


<まとめ>
有力:エスポワールダノンファンタジー

ヒモに:パッシングスルーコントラチェックカレンブーケドール

穴で:フェアリーポルカブランノワールローズテソーロ

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2018年7月3日(火) 16:25 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2018) ~第6回 未出走の有力馬をピックアップ~
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 早いもので通算6シーズン目となる「ウマニティPOG 2018」の開幕からおよそ1か月が経過しました。先週までにJRAのレースでデビューした2歳馬は396頭。そのうち39頭が既に勝ち上がりを果たしています。7月22日には函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)が行われ、世代最初のJRA重賞ウイナーが誕生する見込み。シーズン最初の山場と言っていいでしょう。

 ただ、私が繰り返し強調している通り、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはまだまだ先。しかも、スペシャルワールドを除く各ワールドはこれから仮想オーナー募集枠が順次開放されていくため、入札に勝てばまだどの馬も獲得が可能です。いまからエントリーする方でも優勝を狙えるようなルールになっていますので、ご興味を持った方はぜひ入札に参加してみてください。

 今回は、デビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬をまとめてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月2日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニングセンターで6月1日から7月2日までの期間中に坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む)」を抽出。今回はその中から注目すべきファクターごとに該当馬をご紹介します。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは第1回入札前の時点における「注目POG馬ランキング(2018/06/01 18:00更新)」で100位以内に入っていた馬から。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング(2018/06/01 18:00更新)」の順位、並び順は父名順→母名順です。

●ワールドウォッチ(牡 父Iffraaj/母Baldovina 厩舎未登録) ※100位
ダノンジャスティス(牡 父Kingman/母マンビア 中内田充正厩舎) ※46位
ラズライトノヴァ(牡 父オルフェーヴル/母アナスタシアブルー 藤原英昭厩舎) ※37位
テンペスタージ(牡 父オルフェーヴル/母ディラローシェ 戸田博文厩舎) ※95位
シェドゥーヴル(牡 父オルフェーヴル/母ヒルダズパッション 木村哲也厩舎) ※25位
アルママ(牡 父オルフェーヴル/母ホエールキャプチャ 畠山吉宏厩舎) ※73位
ブラヴァス(牡 父キングカメハメハ/母ヴィルシーナ 友道康夫厩舎) ※3位
クラージュゲリエ(牡 父キングカメハメハ/母ジュモー 池江泰寿厩舎) ※76位
クリソベリル(牡 父ゴールドアリュール/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※78位
レッドエンヴィー(牡 父ジャスタウェイ/母スタイルリスティック 須貝尚介厩舎) ※23位
ゲンティアナ(牝 父ディープインパクト/母アゼリ 松永幹夫厩舎) ※38位
●サトノソロモン(牡 父ディープインパクト/母イルーシヴウェーヴ 厩舎未登録) ※9位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
シェーングランツ(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※14位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
サトノジェネシス(牡 父ディープインパクト/母マルペンサ 堀宣行厩舎) ※6位
コントラチェック(牝 父ディープインパクト/母リッチダンサー 藤沢和雄厩舎) ※63位
セントレオナード(牡 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 堀宣行厩舎) ※79位
アメリカンウェイク(牝 父ハーツクライ/母アナアメリカーナ 斉藤崇史厩舎) ※34位
カテドラル(牡 父ハーツクライ/母アビラ 池添学厩舎) ※49位
グロリアーナ(牝 父ハーツクライ/母ベネンシアドール 木村哲也厩舎) ※82位
バイキングクラップ(牡 父ハーツクライ/母マジックストーム 堀宣行厩舎) ※22位
キタサンバルカン(牡 父ルーラーシップ/母ウィズザフロウ 奥村武厩舎) ※91位
ウラノメトリア(牡 父ルーラーシップ/母ミクロコスモス 矢作芳人厩舎) ※29位
バニュルス(牡 父ロードカナロア/母ピーチブローフィズ 藤原英昭厩舎) ※89位

 例年もこの時期にほぼ同様のルールで一覧を作成していますが、昨年はジェネラーレウーノワグネリアンが、一昨年はソウルスターリングダンビュライトがいました。秋にデビューするのが“王道”と言われた時代は完全に過ぎ去り、この時期からの始動がクラシック戦線を目指す馬の“セオリー”になった印象すらあります。
 なお、報道によると、注目POG馬ランキング3位のブラヴァスヴィルシーナの2016)は7月8日に中京芝2000mの2歳新馬で、同11位のプランドラー(プラウドスペルの2016)は7月22日に中京芝2000mの2歳新馬でデビュー予定とのこと。どちらも面白いレースになるんじゃないでしょうか。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「POG的データ分析」を参考に、有力と思われる馬を紹介していきます。
 やはり気になるのはディープインパクト産駒。該当馬は下記の通りでした。

ゲンティアナ(牝 父ディープインパクト/母アゼリ 松永幹夫厩舎) ※38位
ベルヴォワ(牝 父ディープインパクト/母アルーリングボイス 矢作芳人厩舎) ※198位
●サトノソロモン(牡 父ディープインパクト/母イルーシヴウェーヴ 厩舎未登録) ※9位
トーセンカンビーナ(牡 父ディープインパクト/母カンビーナ 角居勝彦厩舎) ※158位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
メッシーナ(牝 父ディープインパクト/母シユーマ 萩原清厩舎) ※124位
シェーングランツ(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※14位
マジックリアリズム(牝 父ディープインパクト/母ソーマジック 尾関知人厩舎) ※250位
ビックピクチャー(牝 父ディープインパクト/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※110位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ダノンキングリー(牡 父ディープインパクト/母マイグッドネス 萩原清厩舎) ※164位
サトノジェネシス(牡 父ディープインパクト/母マルペンサ 堀宣行厩舎) ※6位
ボスジラ(牡 父ディープインパクト/母ミスパスカリ 国枝栄厩舎) ※187位
サトノエルドール(牡 父ディープインパクト/母ミゼリコルデ 国枝栄厩舎) ※331位
ディープサドラーズ(牡 父ディープインパクト/母メイキアシー 藤原英昭厩舎) ※165位
●メイショウテンゲン(牡 父ディープインパクト/母メイショウベルーガ 厩舎未登録) ※653位
アイトマコト(牝 父ディープインパクト/母ラヴェリータ 池江泰寿厩舎) ※163位
コントラチェック(牝 父ディープインパクト/母リッチダンサー 藤沢和雄厩舎) ※63位
セントレオナード(牡 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 堀宣行厩舎) ※79位

 該当馬の大半はいわゆる“POG本”などでも大きく取り上げられていましたが、注目POG馬ランキングがそれほど高くない馬もいますから、ひと通りチェックしておきたいところです。

 ノーザンファームの生産馬は93頭もいたので、その中から注目POG馬ランキングが101~500位だった馬をピックアップしてみました。穴っぽい種牡馬の産駒を含め、こちらもそれぞれ期待できるのではないかと思います。

ウィクトーリア(牝 父ヴィクトワールピサ/母ブラックエンブレム 小島茂之厩舎) ※204位
シャルマント(牝 父エンパイアメーカー/母ライツェント 鹿戸雄一厩舎) ※300位
アスカリ(牡 父キングカメハメハ/母フィロンルージュ 西園正都厩舎) ※112位
スコッチリール(牝 父ジャスタウェイ/母ストラスペイ 林徹厩舎) ※387位
●ヴェロックス(牡 父ジャスタウェイ/母セルキス 厩舎未登録) ※229位
ディキシーナイト(牡 父ダイワメジャー/母カメリアローズ 国枝栄厩舎) ※249位
ミトロジー(牡 父ダイワメジャー/母リードストーリー 尾関知人厩舎) ※378位
メッシーナ(牝 父ディープインパクト/母シユーマ 萩原清厩舎) ※124位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ボスジラ(牡 父ディープインパクト/母ミスパスカリ 国枝栄厩舎) ※187位
バンクショット(牡 父トーセンジョーダン/母バプティスタ 池添学厩舎) ※283位
アルテヴェルト(牡 父ハーツクライ/母アルテリテ 庄野靖志厩舎) ※253位
コパカティ(牝 父ハービンジャー/母アロマティコ 佐々木晶三厩舎) ※196位
マジストラル(牡 父ハービンジャー/母アンブロワーズ 高野友和厩舎) ※203位
ピサノメタルシティ(牡 父ハービンジャー/母グレイトフルデッド 武幸四郎厩舎) ※431位
ストームリッパー(牡 父ハービンジャー/母スピードリッパー 鹿戸雄一厩舎) ※404位
フィリアプーラ(牝 父ハービンジャー/母プリンセスカメリア 菊沢隆徳厩舎) ※266位
チェサピークベイ(牡 父ハービンジャー/母フロールデセレッソ 戸田博文厩舎) ※364位
ウレキサイト(牡 父ブラックタイド/母ラフィントレイル 松永幹夫厩舎) ※462位
イベリスリーフ(牝 父ヘニーヒューズ/母クローバーリーフ 中舘英二厩舎) ※273位
ドラウプニル(牡 父ルーラーシップ/母ヴェルザンディ 斉藤崇史厩舎) ※262位
ディアンドル(牝 父ルーラーシップ/母グリューネワルト 奥村豊厩舎) ※252位
スイートウィスパー(牝 父ルーラーシップ/母ケアレスウィスパー 萩原清厩舎) ※340位
ゲインスプレマシー(牡 父ルーラーシップ/母スカーレットレディ 高柳瑞樹厩舎) ※214位
レッドシルヴァーナ(牝 父ロードカナロア/母シルバーフォックス 松田国英厩舎) ※146位
ニューポート(牡 父ロードカナロア/母ハッピーパレード 石坂正厩舎) ※356位
エスタジ(牝 父ロードカナロア/母マリーシャンタル 木村哲也厩舎) ※115位
セイクリッドキング(牡 父ロードカナロア/母モアザンセイクリッド 加藤征弘厩舎) ※457位
ヴィアロマーナ(牡 父ロードカナロア/母ローマンエンプレス 久保田貴士厩舎) ※237位
ローザジルベルト(牡 父ワークフォース/母ローズバド 橋口慎介厩舎) ※230位

 調教師別成績の上位組を見ると、下記の馬たちが入厩済みです。

池江泰寿調教師>
クラージュゲリエ(牡 父キングカメハメハ/母ジュモー 池江泰寿厩舎) ※76位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
アイトマコト(牝 父ディープインパクト/母ラヴェリータ 池江泰寿厩舎) ※163位

中内田充正調教師>
デュアラブル(牝 父Curlin/母ハリケーンフラッグ 中内田充正厩舎) ※209位
ダノンジャスティス(牡 父Kingman/母マンビア 中内田充正厩舎) ※46位
ピンクブロッサム(牝 父ハービンジャー/母ルナレガーロ 中内田充正厩舎) ※846位
メイショウハート(牡 父メイショウボーラー/母デビルインマインド 中内田充正厩舎)

角居勝彦調教師>
トーセンカンビーナ(牡 父ディープインパクト/母カンビーナ 角居勝彦厩舎) ※158位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
エルモンストロ(牡 父ルーラーシップ/母ミンティエアー 角居勝彦厩舎)

音無秀孝調教師>
クリソベリル(牡 父ゴールドアリュール/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※78位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ジョニーズララバイ(牡 父マンハッタンカフェ/母メジロアリス 音無秀孝厩舎) ※241位

浅見秀一調教師>
ブラボーフェスタ(牡 父ナカヤマフェスタ/母スギノエスペランザ 浅見秀一厩舎)

藤原英昭調教師>
ラピタ(牡 父エイシンフラッシュ/母パイタ 藤原英昭厩舎) ※200位
ラズライトノヴァ(牡 父オルフェーヴル/母アナスタシアブルー 藤原英昭厩舎) ※37位
ロードアブソルート(牡 父キングカメハメハ/母パーフェクトトリビュート 藤原英昭厩舎)
ビックピクチャー(牝 父ディープインパクト/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※110位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
ディープサドラーズ(牡 父ディープインパクト/母メイキアシー 藤原英昭厩舎) ※165位
バニュルス(牡 父ロードカナロア/母ピーチブローフィズ 藤原英昭厩舎) ※89位
エイカイキャロル(牝 父ロードカナロア/母ラフェクレール 藤原英昭厩舎)

 当然ながらこのあたりも将来のスター候補ですし、意外と注目されていない馬もいるので、ぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全 2017秋~2018』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG 2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2018年5月15日(火) 15:15 覆面ドクター・英
オークス2018
閲覧 3,588ビュー コメント 0 ナイス 16



先週の振り返りから。ヴィクトリアマイルは、1着と3着が、トップ種付け料4000万円のディープインパクト産駒で、2着が種付け料800万円と第3位のハーツクライ産駒でした。人間でも娘は父親似が多いように((?)ウチは二人ともそうです)、牝馬は父の影響がより強い印象で、ディープインパクトが牝馬のほうが活躍馬の多いフィリーズサイアーと言われたりするのも、牝馬のほうがよりストレートに自分の能力を伝えられるからなのかもしれません。先週のコラムで推奨した馬たちの決着だったのですが(ジュールポレールは昨年同様やれてよい、リスグラシューは人気ほど抜けた実力でないが当然やれてよい、レッドアヴァンセは2週連続で激走のある血統)、軸にしたアドマイヤリードがさっぱりで……。雨の影響を考えてステイゴールド産駒を抜擢したのですが、雨は考えないほうが的中に近づいていたようです。

さて、今週はオークスがやってきました。桜花賞組対「マイルでは足りないかという、はじめからオークス狙い組」との対決になります。この時期の牝馬にとって2400mというのはどの馬にも長くてタフな条件であり、能力で距離をこなすのか、この距離に適性があるタイプが台頭するかというレースでもあります。余談ですが、5月は固定資産税の請求が毎年来る月でもあり、まずは固定資産税分くらいはG1で稼ぎたい、ついでに3軒分土地を買い建てた我が家の残り20年分のローンもWIN5で一気の完済をして、より自由な身となりたい(笑)


それでは恒例の全頭診断へ。

1番人気想定 アーモンドアイ 桜花賞は豪脚繰り出して圧勝を見せており、まだまだ幼い感じがありマイルCSあたりで狙おうと思っていたのだが、いきなり結果を出してしまった。母が桜花賞2番人気14着、オークス2着、秋華賞3着、エリザベス女王杯1着だったように、むしろ距離不足が心配なタイプだったので、ロードカナロアを短距離種牡馬だと誤解している人たちを尻目にここでもしっかり評価したい。ロードカナロアはまだ今よりだいぶ若かった福永騎手じゃなかったら、マイルから1800mを中心に使っててもおかしくなかったんじゃないかと思われる。距離不安で人気落としてくれればむしろ幸い。

2番人気想定 ラッキーライラック チューリップ賞と桜花賞が全く同じ時計の1分33秒4と、自分の力は出し切っており、桜花賞は負けたが仕方なかった状況。母がフォーティーナイナー系×シアトルスルー系で距離はマイルまでなんて競馬記事も見るが、全然そんなことは無いと思っている。ハーツクライもそうだが、スタミナ種牡馬は母系がスピード系くらいがちょうど良く、日本の馬場でのこのくらいの距離は全然問題なくこなす。そもそもオークスは能力で同世代同士なら距離こなすことの多いレースで、母系から消すのはナンセンス。

3番人気 サトノワルキューレ 4戦3勝でトライアルのフローラSでもスローの流れを最後方から、上り3F33.4秒と豪脚を見せて勝ち切った。角居厩舎らしく無理使いせず、ここを目標にやってきて、当然通用の一頭。

4番人気想定 リリーノーブル 新馬、白菊賞と連勝した馬でデビューから5戦連続マイルを使ってきたが、ルーラーシップ産駒だけに距離は延びても悪くはないのでは。500kg前後の雄大な馬格もあり、特に消し要素も無い。

5番人気想定 マウレア 桜花賞馬のアユサンの下で、この馬もデビューから6戦続けてマイルを使われてきたように桜花賞を意識していたのだろう。姉はオークスで4着だったが、後に秋華賞エリザベス女王杯を制したり、ヴィクトリアマイルで2着するメイショウマンボデニムアンドルビーに負けただけで、血統的に距離が長かったとするのは早計か。ただ今年は上位馬のレベルが高く、掲示板の下の方に来ることができればといったところか。

6番人気想定 オールフォーラヴ 以前は忘れな草賞組も侮れない勢力だった時期もあったのだが、今年もレベルの高くないレースだったので、ばっさり消すのが良いのか。

7番人気想定 トーセンブレス オークスにリンクすると言われていたフラワーCの2着馬で、桜花賞では終わった頃に差してきて4着だったが、距離が延びて良さそうに見えて距離が延びてもやはり届かず、のタイプなのでは。

8番人気以下想定
カンタービレ スタミナを問われるのでオークスとリンクしそうな先述のフラワーCの勝ち馬だが、今年は特にレベルの高くないレースだったので要らなそう。

レッドサクヤ エルフィンS勝ちで、桜花賞7着とゆっくり力をつけてきている。社台F&藤原英厩舎らしく無理使いせずに上昇してきた。頭までは無さそうだがヒモには入れたい。

パイオニアバイオ 惜敗続きで勝ち上がりまでに8戦を要したが、未勝利勝ち後にいきなりフローラSで13番人気2着とルーラーシップらしいゆっくりした上昇みせている。

ゴージャスランチ 忘れな草賞もスイートピーSも3着と、強くない相手にも勝ち切れないようでは、ともにあまりレベルの高くないレースだっただけに......。2400mだから特に良さそうでもなく要らなそう。

オハナ 母母が名牝ノースフライトで、堀厩舎にオーナーは金子さんと人気要素満載なのだが、410kg台の小さな身体でビシビシ調教を積めずで、新馬、菜の花賞と連勝した後はクイーンC4着、フローラS14着と結果を出せていない。繁殖に上がってからに期待の馬か。

ロサグラウカ 母母がローズバドの良血馬でデビュー戦が2000m、2戦目が中山2200mの水仙賞を選んで連勝してきたように、スタミナに自信があるのだろう。間隔が空いたのは微妙だが、順調に成長していれば血統的にも通用しておかしくない底力を秘めているのでは。

スカーレットカラー フレグモーネのため出走回避。出走していても厳しかっただろう。

トーホウアルテミス 忘れな草賞で11着と惨敗したが、自己条件の矢車賞を8番人気ながら快勝してきた。トーホウジャッカルトーホウアマポーラの下でポテンシャルはあるのだろうし、ハーツクライ産駒だけに距離が延びるのはいいのだろうが、成長は秋以降か。

サヤカチャン アルテミスSラッキーライラックの2着したあとは低迷が続いている。種牡馬リーチザクラウン自体は母系が非常に優秀なのでこのくらいやれて全然おかしくないのだが、この馬自身は......。既に12戦使っているように、ちょっと伸び悩み。

ランドネ マル外で父はロベルト系のブレイム、母がエーピーインディ系で、500kg近い雄大な馬体からも、先々は牝馬交流重賞あたりが活躍の場となるのではないか。距離自体は良いのだろうが、東京の長い直線は向かなそう。

ウインラナキラ 未勝利勝ちしかなく、自己条件の500万下でも6着に負けているようでは望み薄。

シスターフラッグ 昨年7月にいきなり函館で新馬勝ちするも、以降結果出せず。父ルーラーシップだけに、そのうち上昇してくるのかもしれないが既に7戦使っており、ここは要らなそう。


<まとめ>人気上位馬が強い。
有力馬 アーモンドアイラッキーライラックサトノワルキューレリリーノーブル

穴馬 レッドサクヤパイオニアバイオロサグラウカ

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ルーラーシップの口コミ


口コミ一覧
閲覧 521ビュー コメント 0 ナイス 2

阪神開催でのマイチャンは傾向が掴めないままでしたが今年は久々に京都でのマイチャンですね。

京都開催での傾向
1)なんとかマイルまでならこなせるタイプは好走が少ない
ペルシアンナイト、アルアイン、イスラボニータなど皐月賞を好走した馬をはじめ、中距離で活躍出来る馬の好走が多い

2)3歳の好走が少ない
2017年ペルシアンナイト、2018年ステルヴィオと2年連続勝ち馬が出ているが皐月賞2着や朝日杯2着と既にG1での好走がある馬でないと人気を裏切りがちです。ミッキーアイルはNHKマイル勝ち馬ながら3歳でこのレースに出走13着と大敗、4歳時は出走せず5歳時に再度出走して優勝しました。

3)牝馬の好走が少ない
桜花賞馬レッツゴードンキやNHKマイルC馬アエロリットが惨敗しています。
2012年のドナウブルーの3着を最後に京都では馬券になっていません。


予想
◎ ⑨ シュネルマイスター
前走ハナ差3着でしたが、勝ち馬と斤量差が3㎏あった事や直線出す場所が無くかなりもたついた事、叩き台だった事を考えると楽に逆転できると思います。
今年のマイラーズカップ(京都)も強い内容だったと思います。


○ ① ソウルラッシュ
1勝クラス以後マイル路線を使われてきましたが、血統的には父ルーラーシップ、母父マンハッタンカフェと十分中距離をこなせるタイプだと思います。
脚質的にも内の3〜4列目でエルトンバローズを見ながら足をためてレースしやすいのはこの馬かと思います。
ただ父ルーラーシップなのでスピード負けしそうな気もします。


▲ ⑪ セリフォス
昨年の勝ち馬ですがダイワメジャー産駒で京都より阪神のイメージです。母父ナスルーラ系も京都より阪神向きかと思います。
実力的にはNo1 だと思います。


△ ⑧ ソーヴァリアント
この馬自身は速い上がりが使えるわけでも無くスピード負けする気もしますが、中距離の持続力タイプ向きの展開になった場合、3着ぐらいなら?G1でこその池添Jです。


× ⑯ ナミュール
牝馬なので見送ろうと思っています。
ただ当日の馬体重などを見て買うか消すか決めます。



エルトンバローズ
前走は上手くハマったと言うより、強い2頭が自滅してくれた印象です。
更に斤量差がシュネルとは3㎏から1㎏になるのもマイナスです。
血統的にも父ディープブリランテ、母父ブライアンズタイム、母母父シアトルソングと推せる部分も無く今回は見送ります。

 藤沢雄二 2023年6月11日() 21:46
ウマニティPOGの指名馬ラインナップ⑥
閲覧 123ビュー コメント 0 ナイス 8

ウマニティPOGの指名馬ラインナップの6回目です。

前回までの15頭は、何回か書いているように2007-2008シーズンから参加している15頭持ちの某POGでの指名馬。
今シーズンはG2ワールド所属のため、1回の入札で複数の落札者が発生することもあってそのPOGでの15頭をそのまま獲得したわけですが、ウマニティPOGでの指名枠は20頭まであるわけで、要は5頭分のエクストラステージがあるわけです。

その5頭分のテーマは
・まずはそのドラフト制POGで誰も指名していない
・ドラフト制POGで指名している馬にはだいぶ盛って入札するので、ウマニティPOGのみの指名馬はなるべく入札額を安くする

こういう観点から指名馬のリストアップをしています。

下のカテゴリーであればあるほど、評判馬をガメたくなるところですけど、そうはいってもPOG本で大きく取り上げられてその下馬評通りに活躍したのって近年ではサートゥルナーリアぐらいでしょ。
そのサートゥルナーリアとてダービーは勝てなかったのだから、少し注目度の落ちるところからリストアップするのが、多分、正解なのだと思います。


⑯ガルデルスリールの2021(牡・栗東/武英智)
父:ルーラーシップ
母の父:ダイワメジャー
馬名:ガルデルクラージュ
生産:ノーザンF
馬主:シルク
落札額:1200万PP


なるべく安い馬をと言いつつ1200万PPを要したのがガルデルクラージュ。
まあこの馬の場合、「今年はシルクの年」と言っていたのに、
件のドラフトで「今年のシルクの1番馬」のハズだったフェンダーをドラフト1位で持っていかれてしまったので、シルクの牡馬はマストで補強対象になりました。
(土曜日の新馬戦でそのフェンダーがシンガリ負けを喫するとは思いもしなかったけど)

それでシルクの牡馬を見ていたところルーラーシップ産駒のこの馬が浮上。
5月4日に栗東に入厩して19日にゲート試験に合格。
一息入れて中京デビューらしいとのことで、半姉のモリアーナほどではなくても夏デビューが叶うならということでゴーサインを出しました。

GⅠ級かというと微妙ではありますが、タフに走って賞金は積んでいたみたいなパターンを期待します。


⑰カレンオプシスの2021(牡・栗東/平田)
父:ルーラーシップ
母の父:サムライハート
馬名:カレンメンドーサ
生産:ノーザンF
馬主:鈴木隆司
落札額:550万PP


⑤のラストグルーヴの2021のところで「暖めていた」と書いていたのがこの馬。
なにせルーラーシップ×サムライハートでエアグルーヴの2×3の牝馬クロスを持つ挑戦的な配合です。
エアグルーヴの牝馬クロスなんて俺以外に誰が指名するんだ?というある意味、別の使命感に駆られての入札です。

正直、濃いクロスというのは気性的に紙一重なところがあるので、まともなドラフトでは指名しにくいのですが、こういうエクストラ的な枠ならチャレンジしてもいいでしょう。

そんなに情報が出ているわけではありませんが、東スポのザッツPOGで平田調教師の「悪くない(ニヤリ)」というコメントを見てほんの少しだけ期待度アップ。

G2ワールドではもちろん単独指名。
早期特例で籍がついているだけでまだ栗東には入ってきていませんが、半兄のカレンマックナイトは秋の新馬戦で穴を開けているので、そんな存在になってくれれば。


⑱アスクデピュティの2021(牡・栗東/藤原英)
父:マインドユアビスケッツ
母の父:フレンチデピュティ
馬名:馬名未定
生産:社台C白老F
馬主:廣崎利洋HD
落札額:550万PP


5月12日の千葉サラブレッドセールでアスク冠の廣崎利洋HDが4070万円で落札。
この千葉サラブレッドセール経由の廣崎利洋HD×藤原英厩舎の組み合わせは
4歳のアスクワイルドモア(京都新聞杯勝ち)
3歳のアスクドリームモア(もみじS3着)
と続いて3年連続になります。

この馬は6月8日に栗東でゲート試験に合格。
上記2頭は函館でゲート試験に合格したのに対して、この馬は栗東での合格ですからひょっとしたら一息入るのかもしれませんが、入厩のタイミングは先輩たちと同じなので、藤原英厩舎でも積極的に使ってくれるのを見込んでいます。

適性がどこにあるのかは正直わかりません。
ただ、母のアスクデピュティも祖母マルカコマチも芝のマイル~2000mぐらいで活躍した切れ者だけになんとか皐月賞路線に乗ってくれたら…と思っています。

ウマニティPOGではG2ワールドどころか全ワールドを通しての単独指名です(2頭目w)
なので、重賞勝ちで鼻高々といきたいですねw



⑲アルデンテの2021(牝・美浦/林)
父:ロゴタイプ
母の父:エンパイアメーカー
馬名:(チャルドーニ)
生産:社台F
馬主:ジャコモ合同会社
落札額:130万PP


こちらも5月12日の千葉サラブレッドセールの落札馬になります。
馬主のジャコモ合同会社というのは所有馬も多くないのですが、現役の所有馬は3頭しかいなくて全て林厩舎の所属。
その3頭というのが
・サザンナイツ(3勝クラス)
・ウィリン(3勝クラス)
・クイーンオブソウル(1勝クラス)

そのうちウィリンとクイーンオブソウルは
「千葉サラブレッドセール出身の牝馬・新馬勝ち・リステッド3着」という共通項があります。

この3頭、血統的には地味ですが、血統の字面以上に頑張ってはいます。
なので、ジャコモ×林厩舎は狙い目にしてもいいと思っての入札です。

もちろんウマニティPOG的にはノーマーク。
2回目の入札でオープンワールドで落札した方がお一人いましたが、自分の他にはその方だけですので
「ほぼタダで取れる」という方向性は満たしております。

目標は1勝+αで、まずは脇を固める存在として、そして先輩たちが果たしていないリステッド勝ちもしくは重賞入着を達成してくれたらいいですね。


さてここまでで6回に分けて19頭を紹介しましたが、まだ1枠余らせています。
慌てて指名することもないかと考えているので、その残り1枠は様子を見ながら秋競馬が始まるまでには埋めたいとは思っています

時期的には中京・福島開催が終わるまでに、我が陣営からは4頭ぐらいデビューすると思うのですが、あと2つぐらい新馬戦を勝てるとだいぶ立ち回りが楽になるのかな~と皮算用を立てているところです。

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 覆面ドクター・英 2023年6月1日(木) 18:33
覆面ドクター・英の 安田記念 2023
閲覧 826ビュー コメント 0 ナイス 10

まずは先週の回顧から。ソールオリエンスに自信の本命打ったのですが、行きっぷりイマイチだったのもあり、最後は脚を余した感じの2着でした。ただ横山武騎手が悪かったとも思えず、まだダービー勝つために修練の日々が続きますよ、という競馬の神様のお告げなのかなあ、と。武史騎手には、エフフォーリアに続いての試練の時ですが、すっごく頑張っているとは思いますが、柴田政騎手や福永騎手がだいぶ歳とってからダービー制覇で涙したように、なかなか届きそうで届かないのがダービー騎手という称号なんだと思います。D・レーン騎手はお見事でした。コラムのTAROさんが推奨してたようにズブそうなサトノクラウン産駒はガシガシ動かして先行するタイプの騎手が合っているという見立てお見事でした。10年前くらいからメルマガも購読してるし、同じ中日ファンで応援してるのですが、まあよく観てるなあ、と特に平場のレースの評価では特に思います(全レース購入、全レース観戦してますが、平場の買ってない馬の動きとかは、正直そんなに見てなかったりします・・)

WIN5は、4つ目まで当たって、そう高くないけど(一つ目の三浦騎手が5番人気で川田騎手を差し切ったように見えたのですが負けてました)、最後はソールオリエンスの一点で、いただきと思ってたのですが、世の中甘くないですね。来週こそ頑張ります。

それでは、安田記念の話題へ。今年は上位人気馬がずらりG1馬が揃いつつ、あまり突出した馬が居ないので、どこからでも入れる感じで、馬券的にも結構大きいのも期待できるのでは、という楽しみな一戦です。

では毎週恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 ソダシ:大好きな白い馬だが、最近は敢えて本命打たないようにしている。ヴィクトリアマイルも勝ったか、というくらいのゴール前だったが、1番人気というほど信頼できるかというと微妙か。ダービー見ると、外差しより内がまだ伸びそうなので、前からの粘りこみという脚質は良さそう。ただ我の強い馬で、我の強いキャラの川田騎手とケンカしなければよいが(笑)瞬発力がいまひとつなのをカバーする騎乗をずっと上手くしていた吉田隼騎手も悪くなかったんですけど・・。調教は2週連続川田騎手が乗って、いまのところ動きは良くケンカはしていない。

2番人気想定 ジャックドール:逃げてしぶとい馬で、前走も大阪杯を武豊騎手の絶妙騎乗で逃げ切った。ただマイルだとほかの早い馬にハナを叩かれたり、東京の長い直線は微妙か。仮柵の移動で内が良さそうなのは追い風だろうが東京マイルがいいかというと微妙か。藤岡調教師は短距離向きに作ってきたと、マイル意識したトレーニングを積んできて、そう簡単には上手くいかないのかもしれないが、モーリス産駒だけにマイルがぴったりというオチも十分あるか。言うまでもなく能力は高く気分次第。武豊騎手の乗った調教の動きは良い。

3番人気想定 シュネルマイスター:前走のマイラーズC勝ちと、デビューからずっとそれなりに結果出してきた馬。完成が早くNHKマイルC勝ちのG1馬だが、成長力はそれほどでもなく、手塚調教師が種牡馬にしたいと力が入っており、やや人気先行か。現状そう衰えていないがG1だと、それほどでもなく、前走G2勝ちも加わるが、人気ほどではないのでは。でも嶋田騎手騎乗の調教の動きは鋭く悩ましい。

4番人気想定 セリフォス:昨秋は富士S勝ちからマイルCSも連勝とマイルで結果だした。ドバイでは5着止まりだったが、1F長かったのも良くなかったか。昨年のマイルCSで6番人気ながら突き抜けて、大きく稼がせてもらった恩義のある馬だが、今の東京だと内有利で外差しは不利な感じ。前有利なコース設定となりダービーも目黒記念も勝ったレーン騎手の3戦連続騎乗で、調教の動きも良く、どう乗るのかが注目か。案外今回は下げ過ぎないかもしれない。

5番人気想定 ソングライン:そろそろ衰えてもおかしくない時期かなあと思っていた前走のヴィクトリアマイルですが、昨年の安田記念を元気よく差し切ったように、まだまだ元気でした。人気ここまで無いのなら再度頭で狙ってもいいのでは。調教の動きは鋭く、あまり大きな事は言わない戸崎騎手だけに人気にもなりにくいか。東京マイルの同コースでのG1連勝あってもおかしくない。母もシンボリクリスエス×アグネスタキオン×名繁殖のソニンクという底力ある配合。

6番人気想定 シャンパンカラー:NHKマイルCで内田騎手の久々G1勝ちに導いた馬だが、道悪や色々条件向いたこともあり、良馬場で再度の好走できるかは微妙。ただ古馬とは4kg差があり、調教の動きも良くて体調維持していそうで、昔と違って育成が早い時代だけに3歳馬は成長より斤量差で好走十分可能か。

7番人気想定 ソウルラッシュ:昨年はマイラーズC勝ち、富士S2着、今年はマイラーズC3着とマイル路線で頑張っている。ただルーラーシップ産駒だけあり、父自体が、なんかドタドタもたもたしやすく、好きな馬だっただけに、かなり期待してきたが、ほぼ裏切られ続けており、それなりの好走止まりか。地味な実力者の松山騎手は先週はダービー馬をとられる形だけに、意地の反撃あるか。調教の動きは鋭い。

8番人気想定 ガイアフォース:前走マイラーズCで2着したが、菊花賞で1番人気に推されたように、マイルは初めてだった。慣れも見込めて、それなりにやれてよい伸び盛りの時期では。調教の動きも良いし、西村淳騎手も若手有望株で良い。

9番人気想定 ナミュール:前走のヴィクトリアマイルはソダシの斜行で、落ちそうになる不利があったが、正直勝ち切る感じは毎度無く、ヒモ向きな感じか。ハービンジャー産駒はだいたい不器用で、なかなかスムーズなレースで力を出し切れない。調教の動きは普通で、ダービーで悔しい思いした横山武騎手が気持ち切り替えて頑張れるかどうか。

10番人気以下想定
レッドモンレーヴ:前走の京王杯SC勝ちで上昇一途。ロードカナロア×ラストグルーヴ(ディープ×エアグルーヴ)という良血で、潜在能力的にはかなりあっても良く、ヒモには是非入れたい。調教の動きは良く、蛯名調教師も期待のコメント出しているように1400M向きと言う感じではなくマイルでも十分やれそう。調教の動きも良く、もっと人気になるのでは。

ダノンスコーピオン:昨年のNHKマイルC勝ち馬。ただ、今年の始動戦の京王杯スプリングCで1番人気11着と大凡走。まだ寝ぼけていたのかもしれないが、すぐにしゃきっと巻き返すかは微妙。調教の動きは悪くない。川田騎手からデムーロ騎手への手替わりも悪くはないか。ヒモ穴には良いのでは。

メイケイエール:ヴィクトリアマイルを体調不良で使えず、ここに矛先向けてきたが、桜花賞で18着だったように、マイルよりは断然スプリント戦向きの戦績。取り消し後でもあり、普通に考えたら要らないのでは。調教の動きはスプリンターらしく猛時計は出ている。馬体的にはスプリンターじゃないという意見もあるようだが、気性的に東京マイルは向かないのでは。

ドルチェモア:昨秋は新馬、サウジアラビアRC勝ち、朝日杯FS勝ちとマイル近くで3連勝した。ただ今春のNZTで1番人気7着、NHKマイルC4番人気12着とあまり成長感じられず、早熟だったのかもしれない。調教の動きは悪くないがルーラーシップ産駒だけに、レース下手でポテンシャル出し切れない事多く、ごちゃつくG1での激走は期待薄か。三浦騎手からG1勝った時の坂井騎手に戻るのはプラスだが。

ウインカーネリアン:今年は東京新聞杯勝ち、昨年は関屋記念勝ちと左回りマイルが得意な馬。ただ三浦騎手だけに、G1では買わないのが得策では(笑)調教の動きは鋭い。道悪ならヒモに一考か。

イルーシヴパンサー:今年の京都金杯(中京開催)勝ち、昨年も東京新聞杯勝ちと左回りのマイルで強い馬。忘れていると思いますが昨年は安田記念1番人気に推され、8着だった。人気なければヒモには買っていい馬では。

マテンロウオリオン:昨年のNHKマイルC2着馬。その後は馬券になっていないが、勝ち馬との差はわずかで、流れひとつで馬券に絡んできてもおかしくないのでは。調教の動き良く、人気なさそうでヒモ穴には良いのでは。

カフェファラオ:昨年はフェブラリーSと南部杯、一昨年もフェブラリーS勝ちと、マイルはマイルでもダートG1馬。芝では実績も無く、厳しいのでは。昨年のこのレースは17着だった。ただ勝ち馬からは1.0秒差と案外大きく負けているわけでもない。調教の動きは良く道悪要員か。

ナランフレグ:昨年の安田記念で0.4秒差の9着だったように、マイルが全くダメなのでもないのだろうが、実績は完全にスプリンターそのもの(昨秋はスプリンターズSを勝ちG1馬となった)で、敢えて買う必要無いのでは。調教の動きは良い。

<まとめ>
有力:ソングライン、セリフォス、ジャックドール、ソダシ

ヒモに:シュネルマイスター、レッドモンレーヴ、ガイアフォース、シャンパンカラー

穴で:マテンロウオリオン、イルーシヴパンサー、ダノンスコーピオン

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コメント一覧
2:
  try   フォロワー:8人 2011年3月27日() 11:06:01
マイルチャンピオンシップで買う
1:
  hironish   フォロワー:3人 2010年1月7日(木) 23:33:40
サークル参照http://umanity.jp/circle/topic_detail.php?kbn=0&id=1aa6f7db49&topicid=e110003051

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ルーラーシップの厩舎情報 VIP

2012年12月23日有馬記念 G13着
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2012年12月23日 有馬記念 G1 3着
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