ローズキングダム(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2007年5月10日生
調教師橋口弘次郎(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績25戦[6-2-3-14]
総賞金69,466万円
収得賞金16,050万円
英字表記Rose Kingdom
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
ローズバド
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ロゼカラー
兄弟 ローゼンケーニッヒローザブランカ
市場価格
前走 2013/05/05 新潟大賞典 G3
次走予定

ローズキングダムの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
13/05/05 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 165918.6711** 牡6 58.0 松田大作橋口弘次 458
(-8)
1.58.2 1.335.2⑥⑦パッションダンス
13/03/31 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 14813116.9812** 牡6 57.0 川田将雅橋口弘次 466
(+6)
2.00.2 1.234.4⑤⑥⑥⑥オルフェーヴル
12/12/23 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 161151.61312** 牡5 57.0 岩田康誠橋口弘次 460
(+6)
2.33.6 1.737.2ゴールドシップ
12/11/25 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 1761248.2916** 牡5 57.0 武豊橋口弘次 454
(-16)
2.25.4 2.335.2⑩⑩⑧ジェンティルドンナ
12/10/08 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 14583.636** 牡5 57.0 小牧太橋口弘次 470
(+12)
2.23.6 0.235.0⑥⑦⑥⑥メイショウカンパク
12/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1881614.2913** 牡5 58.0 武豊橋口弘次 458
(-8)
1.32.2 0.934.2⑰⑯ストロングリターン
12/04/29 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1871444.6615** 牡5 58.0 後藤浩輝橋口弘次 466
(-2)
3.15.9 2.134.0⑱⑱⑱⑰ビートブラック
12/04/01 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 12686.844** 牡5 57.0 後藤浩輝橋口弘次 468
(+14)
2.05.9 0.435.1⑦⑦⑦⑦ショウナンマイティ
11/12/25 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 145851.11012** 牡4 57.0 後藤浩輝橋口弘次 454
(-8)
2.37.1 1.134.0⑪⑬⑬⑬オルフェーヴル
11/11/27 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 162322.099** 牡4 57.0 I.メンデ橋口弘次 462
(+2)
2.25.0 0.834.7⑥⑥⑦⑥ブエナビスタ
11/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 186116.6410** 牡4 58.0 I.メンデ橋口弘次 460
(-8)
1.57.5 1.436.2⑤⑤⑤トーセンジョーダン
11/10/09 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 8771.811** 牡4 59.0 後藤浩輝橋口弘次 468
(+2)
2.24.1 -0.233.1ビートブラック
11/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 165912.154** 牡4 58.0 C.ウィリ橋口弘次 466
(+2)
2.10.4 0.335.1⑤⑤④④アーネストリー
11/05/01 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 18244.2211** 牡4 58.0 武豊橋口弘次 464
(-6)
3.22.0 1.437.1⑧⑧ヒルノダムール
11/04/02 阪神 11 日経賞 G2 芝2400 10893.433** 牡4 59.0 武豊橋口弘次 470
(+2)
2.25.9 0.534.7⑤⑤④トゥザグローリー
11/01/16 京都 11 日経新春杯 G2 芝2400 13452.013** 牡4 58.0 武豊橋口弘次 468
(+6)
2.24.9 0.334.3⑧⑧⑧⑧ルーラーシップ
10/12/26 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1636----** 牡3 55.0 武豊橋口弘次 ---- ------ヴィクトワールピサ
10/11/28 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 18368.841** 牡3 55.0 武豊橋口弘次 462
(-2)
2.25.2 0.334.2⑤⑦⑤⑥ブエナビスタ
10/10/24 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 185102.112** 牡3 57.0 武豊橋口弘次 464
(+2)
3.06.3 0.233.9⑬⑬⑩⑩ビッグウィーク
10/09/26 阪神 10 神戸新聞杯 G2 芝2400 12333.021** 牡3 56.0 武豊橋口弘次 462
(+22)
2.25.9 -0.033.3④④⑤⑥エイシンフラッシュ

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いよいよGⅠ連戦がスタート。果たして今季はいくつ馬券を獲れるのか。

秋華賞の本命はスタニングローズとした。大種牡馬キングカメハメハの最後の世代。活躍した種牡馬は晩年、産駒の成績が下がってくることが多いのだが、大種牡馬においては最後にもうひと花という感じで活躍馬が出ることも多い。もちろんキンカメの産駒はコンスタントに活躍してきたとはいえ、ここまでの中央最後のGⅠ勝ちは一昨年のチャンピオンズC=チュウワウィザード。芝に限れば4年前の秋天のレイデオロまで遡らなくてはならない。それだけに最後のひと花としてふさわしい産駒がこの馬という気がしてならない。もちろん母系の素晴らしさには言及するまでもなく、4代母ローザネイに端を発するバラ一族。2代母ローズバドやおじのローズキングダムの活躍を持ち出すまでもない。そのローズキングダムもキンカメ産駒であり、バラ一族との相性もいい証拠。ここは頭から買いたい。

相手はナミュール。春は期待したが、2冠ともに届かず。ハービンジャーの図太さがあれば、というところだが、真面目ではあるものの、はまったとき以外は決して勝負強いともいえないフレンチデピュティ、ダイワメジャーという母系の血が出た面があるのか。今回もゴチャつくレースだけに心配だが、真ん中の枠に入り、どういったレースもできそうなだけに、巻き返しを期待する。

3番手は春2冠馬スターズオンアース。うまくレースを運んだ桜花賞はともかく、オークスも勝ち切るとはビックリした。さすが2代母スタセリタはGⅠを勝ちまくり、エクリプス賞も受賞したフランスの名牝。父ドゥラメンテはその豪胆さで、前述のキンカメの後継種牡馬として一気にその地位を上げてきている感があり、ここもフルゲートのゴチャつく競馬に臆せず運べば、3冠のチャンスは十分。調教も絶好調のようだが、やはりそこは骨折明け。全幅の信頼を置くにはどうかという判断だ。

4番手にアートハウス。TRとしては紫苑SのほうがローズSよりも一枚上だったとみているが、かといってバカにしていると、平気で連続好走をしてくるスクリーンヒーロー産駒。鞍上も込みでそこそこ人気にはなるだろうが、前走でも指摘したように、母父ヴィクトワールピサを含めて内回りの2000メートルは得意中の得意のはず。ここも侮れない。(夕刊フジ)

【血統アナリシス】七夕賞2022 昨年はKingmamboの直系が上位を独占、持続力勝負に強いNijinskyも好相性を示す 2022年7月9日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は七夕賞2022・血統予想をお届けします!


昨年は断続的に雨が降り、稍重の馬場状態で行われた七夕賞。キングズベスト産駒の2番人気トーラスジェミニが好位からゴール寸前で逃げ馬を捕えて勝利するほか、3着にも同産駒の9番人気ショウナンバルディ、2着にも逃げ粘ったローズキングダム産駒の7番人気ロザムールが入線したため、Kingmamboの直系が1~3着までを独占する結果となった。

また、持続力勝負に強いNijinskyの血脈を強調しやすい傾向も見受けられ、同系統の種牡馬を母の父に配された馬だけでも、08・09年と2連覇したミヤビランベリ(母の父ホリスキー)、11番人気の低評価を覆して勝利をつかんだ10年ドモナラズ(母の父ナリタハヤブサ)、紅一点で2着入線を果たした昨年のロザムール(母の父Caerleon)などを挙げられる。

ロザムールは、父ローズキングダム×母グレートテン(母の父Caerleon)。本馬は昨年の2着馬となるが、Kingmamboの直系かつ母の父がNijinsky直仔、自身は父系と母系からNijinskyの血を引くため、七夕賞向きの配合馬ともいえるだろう。芝の稍重~不良では「1-3-2-0」と凡走歴がなく、昨年は時計を要する決着となったことも好走要因のひとつ。父の産駒自体が道悪競馬を得意とする節もあり、天気次第ではリピート好走に気を配りたい。

モズナガレボシは、父グランプリボス×母モズフリムカナイデ(母の父クロフネ)。4年前に単勝万馬券となるブービー人気で勝利したメドウラークと共通する母の父だが、クロフネは種牡馬としても15年3着マデイラ(16番人気)、16年3着オリオンザジャパン(11番人気)と存在感を示す。本馬は3代母スラヴォニアを介してNijinskyの血を引くことも興味深く、遠縁に02年の勝ち馬イーグルカフェがいる血統背景も念頭に置くべきだろう。

ヒートオンビートは、父キングカメハメハ×母マルセリーナ(母の父ディープインパクト)。昨年の結果に倣えば、父がKingmamboの直仔であることを評価しやすく、同じ「キングカメハメハ×ディープインパクト」の配合からは20年2着ブラヴァスが出ている。本馬においては叔父グランデッツァが15年の勝ち馬でもあり、その叔父が福島競馬場に初出走で勝利をつかんでいたことを鑑みれば、福島未出走の経歴もマイナスとはならないだろう。


【血統予想からの注目馬】
ロザムール ⑫モズナガレボシ ⑥ヒートオンビート

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【血統アナリシス】福島牝馬S2022 Sadler's Wellsを筆頭に、トニービンやMill Reef、Caerleonなど欧州血脈が幅を利かせる 2022年4月22日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は福島牝馬S2022・血統予想をお届けします!


昨年は新潟芝1800mで代替開催されたものの、7番人気の伏兵ディアンドルが逃げ切り勝ちを収めたことにより、その父ルーラーシップは20年フェアリーポルカの勝利に続いて2連覇を飾ることになった。12・13年にはタニノギムレット産駒のオールザットジャズが、18・19年にはメイショウサムソンが種牡馬として連覇を果たすなど、さまざまな意味でリピート好走が多いことは気に留めておきたい。

なお、総じて欧州血脈の底力が活きやすい傾向にあり、Sadler's Wellsを筆頭に、トニービンやHighest Honor(=Kalamoun系)、Mill ReefやRiverman(=Never Bend系)、Caerleonなどの血統に注目すべきだろう。なお、2014年に16頭中16番人気ながら3着に激走したフィロパトールは、父がトニービン直仔のジャングルポケット、2代母クリヨンが父Caerleon×母の父Rivermanと好相性の血脈を多く抱えた血統構成だった。

ロザムールは、父ローズキングダム×母グレートテン(母の父Caerleon)。直近2年の勝ち馬と同じキングカメハメハの直系となるが、父ローズキングダムは好相性を示すMill Reefを強調した配合の種牡馬でもある。なお、母の父にCaerleon系種牡馬を配された馬もスターリーヘヴンウキヨノカゼデンコウアンジュと好走が目立つ。持ち前の粘り強さを活かせる小回りコースは歓迎で、豊富な道悪実績からも雨の影響が残って欲しいところだろう。

スライリーは、父オルフェーヴル×母ビジョナリー(母の父ディープインパクト)。父系祖父ステイゴールドは09年アルコセニョーラ、20年リープフラウミルヒと直仔2頭が二桁人気で波乱を演出。本馬はステイゴールドの孫にあたるが、前者とはCaerleon、後者とはメジロマックイーンも血統表の5代以内で共通する。また、後者は本馬と同じ相沢厩舎の管理馬でもあり、ステイゴールド系を得意とする厩舎であることも念頭に置くべきだろう。

ハギノリュクスは、父ルーラーシップ×母ハギノウィッシュ(母の父アグネスタキオン)。別場所ながら2連覇中と勢いに乗るルーラーシップの産駒で、20年フェアリーポルカと同じ母の父アグネスタキオンという配合も興味深い。本馬においては近親に14年2着キャトルフィーユがいることも強調しやすく、実馬の走りを見ても芝がダメとは言いきれないだろう。むしろ、どちらかといえば気難しさに課題があるので、久々の芝戦が刺激になれば。


【血統予想からの注目馬】
ロザムール ⑥スライリー ⑦ハギノリュクス

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【血統アナリシス】中山牝馬S2022 3年連続でキングカメハメハ系が勝ち負け、Sadler's WellsやNureyevの血脈にも注目 2022年3月11日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中山牝馬S2022・血統予想をお届けします!


昨年はディープインパクト産駒の7番人気ランブリングアレーが勝ち、2着にはハナ差でローズキングダム産駒の5番人気ロザムールが入線。後者はキングカメハメハの直系となるが、昨年は3着にも同系統かつ2年前の勝ち馬であるフェアリーポルカ(父ルーラーシップ)がリピート好走していた。なお、19年にもウラヌスチャーム(父ルーラーシップ)がハナ差2着と惜敗を喫しているため、直近3年はキングカメハメハの孫世代が勝ち負けを演じ続けていることになる。

また、Sadler's WellsやNureyevの血脈を持つ馬の好走例が多く、昨年の勝ち馬ランブリングアレーにおいても3代母の父がSadler's Wellsだった。ほか、13年マイネイサベル、14年フーラブライド、18年カワキタエンカなど、マルゼンスキー内包馬にも注意したい。

フェアリーポルカは、父ルーラーシップ×母フェアリーダンス(母の父アグネスタキオン)。本馬は2年前の勝ち馬で、昨年も6番人気3着とリピート好走。17年には従姉トーセンビクトリーも勝ち馬として名を連ねているように、レース適性の高さを強調しやすいファミリーでもある。中山競馬場では「1-1-2-1」、重賞ばかり5戦して5着以下歴なし。Nureyevのパワーが表現されているタイプなので、タフな中山では強みを活かしやすいのだろう。

ローザノワールは、父マンハッタンカフェ×母ダノンスズラン(母の父Awesome Again)。同じ父の産駒からは16年2着ルージュバック、17年3着クインズミラーグロが出ており、前者とは母の父まで血統構成が共通。なお、母の父をDeputy Minister系と大まかな系統でみても、18年1着カワキタエンカを筆頭に好走例が散見される。本馬においては2代母の父がSadler's Wellsであることも強調しやすく、前走リステッド勝ちの勢いも軽視できない。

ロザムールは、父ローズキングダム×母グレートテン(母の父Caerleon)。昨年は道悪や52kgの軽ハンデも味方したとはいえ、ほぼ勝ちに等しい内容を示した惜敗だった。同型馬との兼ね合いは鍵となるが、最後までしぶとく走れる強みがあるだけに、今回も気分よく逃げられるかどうかが焦点だろう。そういった意味でも初ブリンカーの効果には気を配りたい。キングカメハメハの孫世代、リピーターの活躍が目立つ傾向からも改めて注目したい存在だ。


【血統予想からの注目馬】
フェアリーポルカ ⑩ローザノワール ①ロザムール

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【2歳戦結果】マイネルユキツバキ、新馬戦V 2017年6月18日() 05:02

 【東京】5R新馬(ダ1400メートル)は、1番人気マイネルユキツバキ(美・高木、牡、父アイルハヴアナザー)が、中団から直線で大外を鋭く伸びて4馬身差Vを飾った。タイム1分27秒1(良)。「強かった。すごく乗り味のいい馬で、追い切りの動きも抜群だったけど、能力通り走ってくれた。距離はもっとあった方がいい。楽しみな馬です」と柴田大騎手。

 1R未勝利(芝1400メートル)=スプリングマン(美・黒岩、牡、父ローズキングダム

 ◆内田騎手 「気が良すぎるね。まだ緩いから短いところで追い切り代わりのような感じだった。将来的には長い距離の方が良さそう」

 *新種牡馬ローズキングダムの産駒はJRA初勝利。

 【阪神】5R新馬(ダ1200メートル)は、6番人気ゴールドクイーン(栗・坂口、牝、父シニスターミニスター)が先行策から押し切って勝利を飾った。タイム1分13秒4(良)。「いいスピードを見せてくれました。展開は厳しかったけど、直線に向くとステッキに反応してくれました」と松若騎手。今後は未定だが、ダート路線を歩むことになりそうだ。

 1R未勝利(芝・内1400メートル)=マイネルエメ(栗・宮、牡、父ステイゴールド

 ◆川田騎手 「前回(5着)よりはるかに落ち着きがあるということでしたし、それがいい方にレースで出てくれました」

 【函館】5R新馬(芝1000メートル)は、ベイビーキャズ(美・矢野、牡、父アルデバランII)が好位から抜け出して1番人気に応え、函館の新馬勝ち1号となった。タイム57秒7(良)。「タメを利かせたいい競馬ができました。コントロールがしやすく、距離はマイルぐらいまでもちそうですが、今のところは1000~1200メートルぐらいが合っています」と木幡初騎手。

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【東西現場記者走る】ワンアンド現役最強へ虎視眈々 2014年11月27日(木) 05:03

 1週間の密着取材でジャパンCの勝ち馬を探り出すGI企画の2日目。大阪サンスポの川端亮平記者(31)は、今年の日本ダービーワンアンドオンリーに注目した。外枠の〔7〕枠(15)番に泣いた菊花賞は9着に敗れたが、陣営は東京での反撃を力強く宣言。ハーツクライ産駒が良績を残す舞台に替われば、見直す必要がありそうだ。

 全休日明けの26日朝はまた雨だった。水分を含んで重くなった馬場をワンアンドオンリーが力強く登坂する姿を確認し、通称“坂路小屋”に陣取る橋口調教師のもとへ走った。

 「ここなら雨にぬれないからいい休憩所だろう」と笑顔の指揮官だったが、前走の菊花賞9着について話を振ると、表情が曇った。

 「枠(〔7〕枠(15)番)に尽きる。内に入れず、前に壁ができずに力んで、コースロスもあった。それに、データ的にもハーツクライ産駒は京都が得意じゃないみたいだね。ハーツ自身も京都の下り坂の走りはよくなかった」

 敗因は明確なだけに悲観することはない。それにハーツクライ産駒は京都の重賞で【1・5・4・36】だが、東京では【9・8・0・39】。得手不得手がはっきりしているだけに、淀から府中へ舞台が替わるなら大きな見直しが必要となる。

 状態面も強調材料のひとつだ。甲斐助手は「いつもはレース後にシュンとなるけど、そういうのがまったくなかった。いつもの中間は体を戻しながら軽めにやっているところを、今回はビッシリやれている」と好気配を伝える。前走は誤算だったが、目いっぱい走っていないため、秋3戦目への“おつり”が残った。そのぶん、しっかり調教を積むことができて右肩上がりの状態だ。

 4年前、橋口調教師は3歳馬のローズキングダムジャパンCを制覇。「あの馬も菊花賞(2着)のダメージがなかった。同じようなイメージでいける。この前のふがいない競馬の雪辱をしないとな」。名将はそうつぶやいて車に乗り込んだ。挑戦者に戻ったワンアンドオンリーは不気味な存在だ。 

ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら

ローズキングダムV 2010年のジャパンCは、ブエナビスタが1位入線。しかし、直線で内側に斜行して2位入線のローズキングダムの進路を妨害したため、ブエナが2着に降着し、ローズが繰り上がりで優勝した。

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第216話 「朝日杯FS


07年 34.7-23.6-35.2 =1.33.5 ▼1▼6△3 瞬発戦
08年 34.3-24.5-36.3 =1.35.1 △1▼9△3 瞬発戦
09年 34.2-24.2-35.6 =1.34.0 ±0▼6▼1 瞬発戦
10年 34.7-23.9-35.3 =1.33.9 ▼3▼1△4 平坦戦
11年 34.5-23.3-35.6 =1.33.4 △1▼3△2 平坦戦

スタートしてしばらく下り坂が続くこととゴール前に急坂があるコースなのでテン速く上がり掛かる前傾ラップになるのがスタンダード。
瞬発戦、平坦戦と年によって展開は異なりますがこのレースの一番の肝は中盤の2Fになるでしょう。
中盤の2Fが23秒台と24秒台では脚の溜めが違ってきます。
今であれば勝ち馬の名前を見ればなんとなく分かるでしょう。
(括弧は次走以降の主な実績)

07年 ゴスホークケン (未勝利)
08年 セイウンワンダー (エプソムC:1着、皐月&菊花賞:3着)
09年 ローズキングダム (JC:1着、ダービー&菊花賞:2着)
10年 グランプリボス (NHKマイルC&スワンS:1着)
11年 アルフレード (NHKマイルC:2着)

23秒台ではマイラー、24秒台では中距離以上、の適性が問われる可能性が高いと思われます。
なので過去5年の傾向として考えますが厳密には07&10&11年と08&09年は分けた方がベターかもしれません。
では、過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ゴスホークケン   【瞬1平0消0】▼10▼ 6△ 9
セイウンワンダー  【瞬3平0消0】▼12▼ 6△14 ▼10▼1▼1
ローズキングダム  【瞬2平0消0】▼13▼ 2△ 6 ▼ 6▼3±0
グランプリボス   【瞬1平1消0】▼ 7▼ 7△ 6 ▼ 2▼4△4
アルフレード    【瞬2平0消0】▼ 8▼12△ 8 ▼10▼3△3
2着馬
レッツゴーキリシマ 【瞬2平0消1】△ 1▼ 5▼ 1 ▼ 5▼3△4
フィフスペトル   【瞬2平0消1】▼ 7▼ 4△ 7 △ 1▼5△7
エイシンアポロン  【瞬1平2消0】▼ 3▼ 4△11 ▼ 6±0△5
リアルインパクト  【瞬2平0消0】▼ 7▼ 7△ 6 ▼14▼4△4
マイネルロブスト  【瞬2平0消0】▼ 4▼14▼ 2 ▼ 5▼3▼3

過去5年の連対馬で既に中山コースを使っていたのは昨年の1&2着馬のみとなっています。
中山芝1600は特殊コースなので一度でも使っていれば適性が分かりやすいですがそうともいきません。
それを補うのがラップギアという訳です。
1着馬に関してはグランプリボス以外の馬は▼10以上の大きな加速+連続加速というレース実績があります。
実際、このラップギアをマークしたレースはほぼ新馬or未勝利or500万といった格下のレースばかりです(新潟コースは除く→新潟は上級条件でも大きな加速が生じやすいコースなので)
つまり格下のレースでは▼10以上の大きな加速(=ギアチェンジ)に対応可能な脚が中山コースには向いているということです。
▼10以上の大きな加速+連続加速というレース実績がある馬は登録メンバーでは
ケンブリッジサンコディーノザラストロテイエムイナズマネオウィズダムフラムドグロワールメイショウオオゼキワキノブレイブ
の8頭です。
但し、新潟でしか実績のないザラストロメイショウオオゼキは割り引きが必要かもしれません。

過去5年の連対馬で上記条件にあてはまるのは半分の5頭なので上記に挙げた8頭では馬券的には不十分と言えるかもしれません。
残る5頭には凄くシンプルな共通点があります。
前走で京王杯2歳Sで3着以内に入った馬、というものです。
(過去5年では前走京王杯2歳S3着以内の馬の朝日杯FS成績は1-4-1-4と複勝率60.0%で近年はかなり連動しています)
なので今年の朝日杯FSは上記8頭にエーシントップラブリーデイカオスモスの3頭を加えた10頭が候補馬となります。

これに
・キャリアは2~3戦が有利
・前走3着以内が有利
・7~8枠は不利
辺りの傾向を加えるといいかと思われます。

イチオシは人気だろうとコディーノ
外枠でなければ何も問題はないと思います。
京王杯2歳S組では勝利したエーシントップよりもラブリーデイの逆転を期待。
小倉の新馬戦でのレース振りを見ると中山には合いそう。
コディーノもそうですがこのレースはキンカメ産駒相性いいんですよね。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
コディーノラブリーデイエーシントップ
固いなぁ。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。


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2011年12月23日(金) 20:37 上海こうぞう
コウゾウメン~今週末の調教注目馬~ 12月24・25日分
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みなさん、メリークリスマス!

有馬記念は豪華メンバーで、引退、4冠、連覇、24年連続GI勝ち等、何かドラマチックな結末が予想されます。2強で決まる雰囲気濃厚ですが、大荒れの予感もします♪

1.有馬記念
レッドデイヴィス
オルフェーヴル
ブエナビスタ
ローズキングダム
この距離&コースは坂路組よりコース追いを上位評価したいのですが、
あえて坂路の時計が目立った3歳馬2頭を上位評価して予想を組み立ました。
本命はレッドデイヴィス。坂路の時計も凄いのですが、馬体重増後の叩き2戦目・初距離などの未知の魅力と、武豊くんへの応援も込めて。
相手は坂路で好時計連発のオルフェと、やり過ぎの感もありますがCWで時計を出したブエナ。
穴で狙いたいのはローズキングダム。中間ビッシリ追い、今週は馬なりで時計を出すという小生好みの調教過程で、最終追い切りを坂路ではなくCWというパターンに変えてきた内容も好感。

2.土曜の重賞
ラジオNIKKEIはブライトライン、サンライズマヌー、エタンダールトリップあたりで。
中山大障害マイネルネオスマジェスティバイオ、メジロクリントン、ドングラシアス

3.今週の幸くん
土曜は多分無印(涙)
日曜は、10Rエーシンマダムジーと12RファイナルSのコスモセンサーに◎打ちます。
あとは◎ではないけど、7Rエリアコンプリート、8Rサマーソング、11Rフィールドシャインも買います♪
今年最後を勝ち星量産で締めくくってもらいたいです。

4.今年最後の応援レース
勝負レースと言えないところが弱っ(涙)
日曜中山1Rに、愛馬サラガドゥーラが復帰します。
ソエが出てるようですし、距離も微妙、調教も普通ですが、頑張ってもらいたいです。
今のところ現地応援に行けないのですが(><)

今週はウマフレさんの愛馬たちも出走しますので、応援WEEKです♪

それでは最終週、競馬を楽しみましょう~

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2011年11月23日(水) 20:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第157話JAPAN CUP(謎解き編)~
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第157話 「JAPAN CUP」


06年 37.0-36.8-37.0-34.3 =2.25.1 ▼ 4▼2△2 平坦戦
07年 35.6-37.2-37.6-34.3 =2.24.7 ▼ 9▼2△8 瞬発戦
08年 36.6-38.0-36.5-34.4 =2.25.5 ▼ 7△1△6 瞬発戦
09年 35.2-36.0-36.1-35.1 =2.22.4 ▼ 6±0△9 瞬発戦
10年 36.4-37.0-37.1-34.4 =2.24.9 ▼10△1△6 瞬発戦

前半~中盤で速く流れ2分22秒4という高速決着となった09年以外は全てレースの上がりが34.3~34.4秒となっています。
これは偶然か?
実はこれは近年だけの傾向で05年以前はそうではありませんでした。
以前はレースの上がりが35秒台36秒台の底力戦というのがスタンダードでした。
近年ではチョウサンネヴァブションシンゲンなどが逃げていて持続ラップで逃げれる馬がいないというのが大きな要因だと思います。
外国馬は把握していませんが今年の日本馬もどうやらその手の逃げ馬は見当たりません。
今年もレースの上がり34秒台の瞬発力勝負という展開になりそうです。

近年の傾向からすればレースの上がりが34秒台で勝ち馬の上がりは33.5~34.0秒となっています。
34秒を切る上がりを使える馬をピックアップすればOKでは?、とも思いますが出走メンバー中半分以上は該当するでしょう。
つまり近年のJCでは瞬発力勝負になるケースが多く出走馬も瞬発力自慢の馬が多いため適性だけで絞り込むのは困難ということになります。
ならばどう絞り込むか?
基本的にはこのレースは人気馬が強いレースです。
1番人気の成績は
2-2-1-0 勝率40.0% 連対率80.0% 複勝率100.0%
となっています。
5番人気以内の馬の成績が4-5-3-13となっていて6番人気以下で馬券になった馬は僅か3頭しかいないというレースです。
一般的に芝中長距離レースでは「人気馬=能力の高い馬=瞬発力のある馬」となるので近年の上がり勝負となっているJCでは人気馬の成績が良いというのは当然の結果といえるでしょう。

結局のところJCを予想する上でポイントになるのは馬の能力や適性ではなく「どのくらい走れる状態にあるのか」ということだと思います。
【前走秋天組】
最も多く馬券になってるのは前走秋天組だが出走頭数も多いので率はそれほど良くはない。
近年で前走秋天で馬券になった馬は
ブエナビスタ(1着)、ウオッカ(3着)、オウケンブルースリ(4着)、 ディープスカイ(3着)、ウオッカ(1着)、アドマイヤムーン(6着)、ポップロック(4着)、メイショウサムソン(1着)
の7頭。(括弧内は秋天の着順)
これを見て分かることはGⅠ連対経験のあって秋天惜敗した馬の好走率が高いということ。
近年では秋天→JCを連勝した馬はいません。
(厳密に言うと昨年のブエナビスタはJCで1着入線してますが降着になっています)
つまり秋天での疲労度がJC出走時には残っているので秋天で惜敗した馬達の逆転が可能となるということ。
ペルーサブエナビスタトゥザグローリーエイシンフラッシュはチャンスゾーン
ジャガーメイルローズキングダムの2頭はちょっと負け過ぎの感あり

【前走菊花賞組】
前走菊花賞ではローズキングダムドリームパスポートの2頭がJCで馬券になっています。
この2頭に共通していえることは上がり34.0秒以内で連対しているということです。
距離もコースも違う条件なので瞬発力勝負になりやすことから考えると菊花賞でも斬れた馬というのが有力になるでしょう。
今年はウインバリアシオンのみの登録となっていますが菊花賞では上がり34.2秒で2着。
微妙に足りないとみるか圏内とみるか難しいところです。

【前走AR共和国杯組】
このレースも菊花賞と同様に上がり34.0秒以内で連対という条件が必要でしょう。
今年は上がり最速が35.1秒という底力戦なので該当馬なしという判断です。

【海外馬】
はっきりいって分かりません。
当然凱旋門賞で5馬身差圧勝のデインドリームは人気の一角になるでしょう。
(エリ女であれだけ強かったスノーフェアリーが3着というのも後押しするはず)
但し、レースVTRを見る限りロングスパート平坦戦という感じはするし(>根拠ありません、あくまで見た目です)
血統もニジンスキー系×デインヒル系なので瞬発力というよりは持続力という気がします。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ブエナビスタトゥザグローリーエイシンフラッシュ
なんだよ、秋天4~6着馬で決まりかよ、という予想。
レコード決着の秋天組で疲労度を考えるとほどよく負けたこの3頭が狙い目。
それよりもブエナビスタの1番人気が継続するかどうかが興味あるところ。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2011年11月21日(月) 00:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」ジャパンカップ2011前走分析
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まずは、過去5年のジャパンカップ優勝馬が前走・前々走で記録したカツラギ指数の一覧をチェックしてみよう。

■2010年【優勝馬:ローズキングダム
54.4 菊花賞(2着)
57.0 神戸新聞杯(1着)

■2009年【優勝馬:ウオッカ
59.8 天皇賞(秋)(3着)
57.2 毎日王冠(2着)

■2008年【優勝馬:スクリーンヒーロー
58.0 アルゼンチン共和国杯(1着)
53.6 オクトーバーステークス(2着)

■2007年【優勝馬:アドマイヤムーン
54.5 天皇賞(秋)(6着)
59.2 宝塚記念(1着)

■2006年【優勝馬:ディープインパクト
---- 凱旋門賞(失格)
58.5 宝塚記念(1着)

以上の通り過去5年の勝ち馬の前走・前々走の最高指数は57.0以上(古馬は58.0以上)で、重賞勝ち(GIは3着以内入線)の実績があることが分かる。

それでは、今年の出走予定馬でこの条件をクリアしている馬をピックアップしてみよう。

エイシンフラッシュ
56.6 天皇賞(秋)(6着)
58.4 宝塚記念(3着)

トーセンジョーダン
59.2 天皇賞(秋)(1着)
57.1 札幌記念(1着)

ブエナビスタ
58.1 天皇賞(秋)(4着)
58.4 宝塚記念(2着)

ペルーサ
58.4 天皇賞(秋)(3着)
53.8 天皇賞(春)(8着)

ローズキングダム
53.9 天皇賞(秋)(10着)
58.7 京都大賞典(1着)

以上の5頭が該当する。

以上の考察により、今年のジャパンカップは、天皇賞(秋)組のトーセンジョーダンペルーサ宝塚記念組のブエナビスタエイシンフラッシュに、京都大賞典組のローズキングダムを加えた5頭の優勝争いになると結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走・前々走に関する一考察であり、カツラギの最終結論ではないことをお断りしておきたい。

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2011年10月26日(水) 14:53 鈴木和幸
鈴木和幸の【天皇賞展望】 ブエナ&アーネストリーは◎ではない…
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●出走18頭のすべてが重賞ホース、大激戦の第144回天皇賞を制するのはどの馬か。

今週は天皇賞、フルゲート18頭に下記の18頭が出走を予定している。

アクシオン
アーネストリー
エイシンフラッシュ
ジャガーメイル
シャドウゲイト
シルポート
シンゲン
ダノンヨーヨー
ダークシャドウ
トゥザグローリー
トーセンジョーダン
ナリタクリスタル
ビッグウィーク
ペルーサ
ミッキードリーム
メイショウベルーガ
ローズキングダム

GⅠ馬が7頭、GⅡ馬も7頭、出走全馬が重賞ウイナーという豪華さ。しかし、それだけに勝ち馬探しは難しい。

中心は連覇を目指すブエナビスタ。これまで秋の天皇賞は7頭が連覇に挑戦したが、偉業を果たしたのは2003年のシンボリクリスエス1頭のみ、あのテイエムオペラオーも、ゼンノロブロイも2着に敗れ、ウオッカも3着どまりだから、連覇への道は険しい。ブエナが果たせば史上2頭めの快挙ということに。

このブエナの末脚を春の宝塚記念で封じ込んだのがアーネストリー。予定さていた札幌記念を急きょ回避、このローテーションの狂いが心配された前走のオールカマーだが、みごとゲシュタルト以下を下して堂々の船出、GⅠ馬の貫禄を見せている。再度ブエナを封じ込んでの盾制覇を狙う。

でも、現時点でこの2頭に私は◎を打つ気はない。両馬には重大な死角が見え隠れして、たとえば、ブエナはこの1年勝ち星がなく、果たして昨年圧勝時の力があるのかどうか。アーネストでいえば、前走がマイナス12キロでの出走、さらにその年の宝塚記念馬の天皇賞における<0、0、1、4>、東京コース<0、1、1、1>のデータが気になって仕方がないのである。

西の京都大賞典、東の毎日王冠、この2つの前しょう戦を勝ったのは、最強ともいわれる4歳世代のローズキングダムダークシャドウだった。この世代にはほかにダービー馬のエイシンフラッシュ菊花賞馬ビックウィーク、有馬記念3着のトゥザグローリー、昨年2着のペルーサ、この夏に大成長をとげたミッキードリームがおり、盾どりに虎視眈々である。

5歳以上からは札幌記念馬のトーセンジョーダン、昨年春の天皇賞馬ジャガーメイル等々。今年秋の天皇賞はどの馬にもチャンスがありそうな大激戦、休み明けの馬、外国騎手への乗り替わりが多いこともレースを難しくしている。

いっそのこと明日あさっての最終追い切りを最大重視、よかった順に馬券を買って見るか。そんな馬券作戦が正解なのかも。その最終追い切り診断は木曜日以降に届けよう。    


鈴木和幸

競馬評論家。ダービーニュース時代には、TBSのテレビ番組「銀座ナイトナイト」にダービー仮面として出演。メインレース予想7週連続的中の記録を作った。

日刊現代では、本紙予想を20余年にわたって担当。58年にその日の全レースを的中させるパーフェクト予想を達成。日刊・夕刊紙の本紙予想では初の快挙。

著書に
「競馬ハンドブック」「競馬・勝つ考え方」「競馬新聞の見方がわかる本」「まるごとわかる 競馬の事典」(共に池田書店刊)「競馬◎はこう打つ」(日本文芸社刊)「距離別・コース別・競馬場別 勝ち馬徹底研究」(ぱる出版刊)など多数。

鈴木和幸公式ブログ では週末レースの推奨馬などを無料公開!
http://blog.livedoor.jp/suzuki_keiba/ 

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2011年10月24日(月) 00:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」天皇賞(秋)2011前走分析
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天皇賞(秋)の過去5年を振り返ってみると、優勝馬の前走は毎日王冠宝塚記念札幌記念の3レースで、いずれも2着以内に入線している。その一方で、京都大賞典オールカマーの2レースからは、優勝馬が1頭も出ていない。

それでは、カツラギ指数をベースにして天皇賞(秋)の過去5年を分析してみることにしよう。

■2010年[優勝馬ブエナビスタ(前走:宝塚記念2着)]
 前哨戦1着馬のカツラギ指数
 57.4 宝塚記念
 57.1 札幌記念
 56.4 オールカマー
 56.1 毎日王冠
 55.9 京都大賞典

→最高指数を記録した宝塚記念2着のウオッカが巻き返しての勝利

■2009年[優勝馬カンパニー(前走:毎日王冠1着)]
 前哨戦1着馬のカツラギ指数
 59.5 オールカマー
 59.3 宝塚記念
 58.5 毎日王冠
 55.9 札幌記念
 53.7 京都大賞典

→上位3レースが非常に高い指数を記録したなか、最高指数のオールカマーに匹敵する指数を記録した毎日王冠1着のカンパニーが勝利

■2008年[優勝馬ウオッカ(前走:毎日王冠2着)]
 前哨戦1着馬のカツラギ指数
 59.1 毎日王冠
 58.7 札幌記念  
 57.3 オールカマー
 57.1 宝塚記念
 53.5 京都大賞典

→最高指数を記録した毎日王冠2着のウオッカが巻き返しての勝利

■2007年[優勝馬・メイショウサムソン(前走:宝塚記念2着)]
 前哨戦1着馬のカツラギ指数
 59.2 宝塚記念
 58.7 札幌記念
 57.5 京都大賞典
 57.4 オールカマー
 57.1 毎日王冠

→秋の前哨戦3レースのレベルが低く、それを上回る最高指数を記録した宝塚記念2着のメイショウサムソンが勝利

■2006年[優勝馬・ダイワメジャー(前走:毎日王冠1着)]
 前哨戦1着馬のカツラギ指数
 58.5 宝塚記念
 57.2 毎日王冠
 56.8 オールカマー
 56.3 札幌記念
 53.9 京都大賞典

→最高指数を記録した宝塚記念馬のディープインパクトが海外遠征で不在の中、それに次ぐ指数を記録した毎日王冠1着のダイワメジャーが勝利

以上のように、いずれの年も前哨戦の中で最高指数あるいはそれに匹敵する指数を記録したレースに出走し、かつ前走で2着以内に入線した馬が勝利している。

次に、今年の前哨戦1・2着馬のカツラギ指数を見てみよう。

宝塚記念
 59.0 アーネストリー
 58.4 ブエナビスタ

京都大賞典
 58.9 ローズキングダム
 57.8 ビートブラック

札幌記念
 57.1 トーセンジョーダン
 57.1 アクシオン

オールカマー
 55.9 アーネストリー
 55.2 ゲシュタルト

毎日王冠
 55.1 ダークシャドウ
 55.1 リアルインパクト

最高指数を記録したのは宝塚記念で、それに次ぐのが京都大賞典。一方で、例年であれば秋の前哨戦の主力である毎日王冠はレベルが低い。よって、宝塚記念組のアーネストリーブエナビスタに、京都大賞典組のローズキングダムを加えた3頭が有力だと言える。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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ローズキングダムの口コミ


口コミ一覧
閲覧 160ビュー コメント 0 ナイス 4

浦和記念とジャパンカップを比べるとどうなるか?

浦和記念の1番に、ディープスカイがいる。

ディープスカイは、JCで2着の成績を残している。

2番には、ロゴタイプがいる。

ロゴタイプは、父にローエングリンを持ち、そのローエングリンの父は、
シングスピールになる。

シングスピールは、JCを勝っている。

浦和記念の5番には、ディープインパクトがいる。

ディープインパクトは、JCを勝っている。

これらのことから、

JCを考えると?

1着は、イクイノックス、

2着は、リバティアイランド、

3着は、5番もしくは、5枠の馬。

当たり前的ですが、この考えが正しいなら、当たると思う。

嫌なのは、JCの6番にローズキングダムがいることかな?

ローズキングダムは、3歳でJCを勝っています。

3枠、もしくは、3番を考えなさいと言うことかな?

2-1-5なら、これまた、当たり前すぎる?

 ビター ティー 2022年4月3日() 14:40
昨年のゴールの瞬間は「サリオス、おまえもか⤵ 」だった大阪...
閲覧 540ビュー コメント 0 ナイス 3

 春の芝G1の第2弾『大阪杯』。昨年は、コントレイルとグランアレグリアのどちらが勝つかが話題の中心になり、本命候補はこの2頭に絞られたかのようなムードが戦前にはありました。

 ところが、コントレイルが3着で、グランアレグリアが4着と期待を裏切る結果になりました。

その後、コントレイルは秋まで長期休養して、天皇賞(秋)2着に続いてジャパンC1着になり、花道を飾って引退。

 グランアレグリアも、ビクトリアM1着に続き、安田記念2着と・・・春2戦。秋には天皇賞(秋)3着からマイルCS1着と・・・2戦共に結果を残して引退。有終の美を飾りました。

 この2頭の『大阪杯』以降の出走レースとその結果を比較してみると、

コントレイルは、距離適正の高い芝2000m『大阪杯』で、かなり仕上げて勝ちに行ったにもかかわらず、3着敗戦のショックとダメージを受けたために、海外国際レースへの挑戦を取り止めて休養。秋シーズンに向けて立て直しを図って再び適正距離2000mの国内G1レースに臨み、引退レースでG1タイトルを1つ付け加えて種牡馬入りすることができました。

グランアレグリクアは、適正距離とは言えない芝2000mで、足慣らしをして体調を整え、得意のマイルG1で1勝を挙げて一旦休養にはいることになりました。秋も同様に2000mのG1で3着を足がかりにして、距離適性を活かすマイルG1に体調を万全に整えて出走すると、完勝して引退に花を添えました。

 『大阪杯』における上記2頭の着順は、コントレイルの方が上位になりますが、適正距離で勝利できなかったという敗北感が強いものになったコントレイルに対して、グランアレグリアにとっては次のマイル戦で勝利するための見通しをはっきりさせた納得の4着だったことが推測されます。

 端的な言い方をすれば、本気度の高かった1番人気のコントレイルが勝てなかった『大阪杯』で、調整過程だった2番人気のグランアレグリアが善戦したのが昨年の『大阪杯』の結果だったと、今にして思い知らされます。

 昨年の日記では、『大阪杯』の予想で、この2頭を『 ○コントレイル、▲グランアレグリア 』と予想して、毎日王冠を勝ったこともあり、3番人気のサリオスが芝2000mでは適正があり、古馬G1タイトル獲得を本気で狙ってくると予想して本命にしたのでした。

 ですから、ゴールの瞬間「サリオス、おまえもか⤵」・・・という思いでレースの結末を迎えたのでした。

 サリオスはその後、マイルが一番能力を発揮できると判断したのか、3戦連続で1600mのG1で連対を外し、3着が最高の善戦マンの域を脱することができていません。

 そこで、本気なのか足慣らしのためなのか、先週は短距離G1『高松宮記念』に出走して15着に惨敗し、このレースの選択には疑問が残るところです。正に迷走状態に陥ったサリオス陣営といったところでしょうか。


 古馬G1で勝利するには『能力』『距離適正』『本気度(目標)』『運(枠順・展開・相手関係)』の3拍子も4拍子も揃わなければならないと思い知らされました。

だからこそ本命候補を絞り込むデータの吟味は慎重に行わなけらばならないと思います。

今年は 「レイパパレ おまえもか⤴」になるのか、それとも「エフフォーリア おまえもか⤴」あるいは「ジャックドール おまえもか⤴」 になるのか、『能力』『距離適正』『本気度(目標)』を探るデータを吟味して本命候補を見つけ出したいと思います。


大阪杯がG1になったのは2017年。それ以前のG2時代と出走馬やレースの傾向に変化があるのを確かめながら予想しました。これに2021年のデータを加えて修正を図りたいと考えます。
11年間の連対馬を列挙してみます。※印を付して示したのは、このレースの特徴を表すと思われる馬たちです。


【G1昇格後】
2021年 レイパパレ  チャレンジC 1着→ 1着 →宝塚記念3着
2021年 モズベッロ     京都記念1着→ 2着 →宝塚記念8着
 ※コントレイル     ジャパンC2着→ 3着 → 長期休養   
 ※グランアレグリア    マイルCS1着→ 4着 →ヴィクトリアM1着
 ※サリオス        マイルCS5着→ 5着 →安田記念8着
※カデナ        小倉大賞典6着→ 6着 →安田記念6着→宝塚記念12着

2020年 ラッキーライラック 中山記念2着→ 1着 →宝塚記念6着
2020年 クロノジェネシス  京都記念1着→ 2着 →宝塚記念1着
 ※ダノンキングリー   中山記念  1着→ 3着 →安田記念7着
※カデナ        小倉大賞典 1着→ 4着 →宝塚記念12着
※ワグネリアン     ジャパンC 3着→ 5着 →宝塚記念13着
※ブラストワンピース  AJCC  1着→ 7着 →宝塚記念16着
※ステイフーリッシュ  京都記念  3着→ 9着 →目黒記念3着
※マカヒキ       ジャパンC 4着→ 11着 → 休 養

2019年 アルアイン     金鯱賞 5着→ 1着 →宝塚記念4着
2019年 キセキ       有馬記念5着→ 2着 →宝塚記念2着
  ※ワグネリアン    神戸新聞杯 1着→ 3着 →札幌記念4着
  ※マカヒキ      京都記念  3着→ 4着 →宝塚記念11着
  ※ブラストワンピース 有馬記念  1着→ 6着 →目黒記念8着
※ダンビュライト   京都記念  1着→ 9着 → 休 養
  ※ペルシアンナイト  金鯱賞   4着→ 11着 →安田記念7着
 ※ステイフーリッシュ 京都記念  2着→ 13着 →鳴尾記念3着

2018年 スワーヴリチャード 金鯱賞 1着→ 1着 →安田記念3着
2018年 ペルシアンナイト  中山記念5着→ 2着 →安田記念6着
  ※アルアイン     京都記念  2着→ 3着 →QE2世C5着
  ※ヤマカツエース   金鯱賞   4着→ 4着 →(引退)
  ※ダンビュライト   AJCC    1着→ 6着 →QE2世C7着

2017年 キタサンブラック  有馬記念2着→ 1着 →天皇賞(春)1着
2017年 ステファノス    金鯱賞 6着→ 2着 →安田記念7着
  ※ヤマカツエース   金鯱賞   1着→ 3着 →札幌記念3着
  ※マカヒキ      京都記念  3着→ 4着 → 休 養
  ※アンビシャス    中山記念  4着→ 5着 →安田記念15着(引退)

【G2時代】
2016年 アンビシャス    中山記念2着→ 1着 →宝塚記念16着
2016年 キタサンブラック  有馬記念3着→ 2着 →天皇賞(春)1着
  ※ショウナンパンドラ ジャパンC 1着→ 3着 →ヴィクトリアM3着

2015年 ラキシス      有馬記念6着→ 1着 →宝塚記念8着
2015年 キズナ       京都記念3着→ 2着 →天皇賞(春)7着(引退)
※ショウナンパンドラ エリ女王杯 6着→ 9着 →ヴィクトリアM8着

2014年 キズナ       凱旋門賞4着→ 1着 →天皇賞(春)4着
2014年 トウカイパラダイス 中日新聞5着→ 2着 →鳴尾記念9着
  ※エピファネイア   菊花賞   1着→ 3着 →QE2世C4着
  ※ショウナンマイティ 東京新聞杯10着→ 5着 →安田記念3着

2013年 オルフェーヴル  ジャパンC2着→ 1着 →フォア賞1着
2013年 ショウナンマイティ 京都記念3着→ 2着 →安田記念2着
  ※エイシンフラッシュ  有馬記念 4着→ 3着 →QE2世C3着
  ※トウカイパラダイス  中日新聞 3着→ 4着 →天皇賞(春)8着
  ※ダークシャドウ    有馬記念 6着→ 5着 →安田記念6着
※ローズキングダム   有馬記念12着→ 12着 →新潟大賞典11着(引退)

2012年 ショウナンマイティ 大阪城S2着→ 1着 →鳴尾記念2着
2012年 フェデラリスト   中山記念1着→ 2着 →宝塚記念10着
  ※トーセンジョーダン  有馬記念 5着→ 3着 →天皇賞(春)2着
※ローズキングダム   有馬記念 12着→ 4着 →天皇賞(春)15着

2011年 ヒルノダムール   京都記念 3着→ 1着 →天皇賞(春)1着
2011年 ダークシャドウ   1000万下1着→ 2着 →エプソムC1着
  ※エイシンフラッシュ  有馬記念 7着→ 3着 →天皇賞(春)2着
  

 それ以上に変化が見られない10年間共通していることが認められます。それは、リピーターがかなり多いレースであるということです。

【G1昇格後】5年間で延べ23頭(平均4.6頭)
4頭→4頭→7頭→5頭→3頭


【G2時代】 6年間で延べ17頭(平均2.8頭)
2頭→2頭→5頭→3頭→2頭→3頭

 このように、11年間切れ目なくリピーターが複数出走しています。特にG1昇格後はリピーターが倍増していると言っても過言ではないのです。

 『大阪杯G1』というレースの性格(特色)が、このリピーターの多さに表れているようです。

リピーターとしての成績がどのようになっているか。分かりやすくするためリピーター別に整理してみます。


【今回出走するリピーター 2頭】
※着順を上げた馬 0頭、イーブン 0頭、着順を下げた馬0頭(実頭数)
レイパパレ      金鯱賞 2着   → ?着 → ?    2022年 
レイパパレ   チャレンジC 1着→ 1着 →宝塚記念3着2021年 

マカヒキ        京都記念11着→ ?着 → ?      2022年
マカヒキ       ジャパンC4着→ 11着 → 休 養    2020年
マカヒキ        京都記念3着→ 4着 →宝塚記念11着 2019年
マカヒキ        京都記念3着→ 4着 → 休 養    2017年



【G1昇格後のリピーター 11頭(延べ12頭) 今回の出走馬を除く】
カデナ        小倉大賞典6着→ 6着 →宝塚記念 7着2021年
カデナ        小倉大賞典1着→ 4着 →宝塚記念12着2020年

ワグネリアン     京都記念  5着→ 12着 →富士S 10着2021年
ワグネリアン     ジャパンC3着→ 5着 →宝塚記念13着2020年
ワグネリアン     神戸新聞杯1着→ 3着 →札幌記念4着 2019年

ペルシアンナイト    金鯱賞 8着→ 10着 →鳴尾記念4着 2021年
ペルシアンナイト    金鯱賞 4着→ 11着 →安田記念7着 2019年
ペルシアンナイト    中山記念5着→ 2着 →安田記念6着 2018年


ステイフーリッシュ   京都記念3着→ 9着 →目黒記念3着 2020年
ステイフーリッシュ   京都記念2着→ 13着 →鳴尾記念3着 2019年

ブラストワンピース   AJCC1着→ 7着 →宝塚記念16着2020年
ブラストワンピース   有馬記念1着→ 6着 →目黒記念8着 2019年

アルアイン       金鯱賞 5着→ 1着 →宝塚記念4着 2019年
アルアイン       京都記念2着→ 3着 →QE2世C5着2018年

ダンビュライト     京都記念1着→ 9着 → 休養     2019年
ダンビュライト     AJCC  1着→ 6着 →QE2世C7着2018年

ヤマカツエース     金鯱賞 4着→ 4着 →(引退)    2018年
ヤマカツエース     金鯱賞 1着→ 3着 →札幌記念3着  2017年

マカヒキ       ジャパンC4着→ 11着 → 休 養    2020年
マカヒキ        京都記念3着→ 4着 →宝塚記念11着 2019年
マカヒキ        京都記念3着→ 4着 → 休 養    2017年

アンビシャス      中山記念4着→ 5着 →安田記念15着 2017年(引退)
アンビシャス      中山記念2着→ 1着 →宝塚記念16着 2016年

キタサンブラック    有馬記念2着→ 1着 →天皇賞(春)1着 2017年
キタサンブラック    有馬記念3着→ 2着 →天皇賞(春)1着 2016年
※着順を上げた馬 2頭、イーブン 1頭、着順を下げた馬5頭(実頭数)
※着順を上げた馬 2頭、イーブン 1頭、着順を下げた馬6頭(延べ頭数)


【G2時代のリピーター 7頭(延べ8頭) 】
ショウナンパンドラ  ジャパンC1着→ 3着 →ヴィクトリアM3着 2016年
ショウナンパンドラ  エリ女王杯6着→ 9着 →ヴィクトリアM8着 2015年

キズナ         京都記念3着→ 2着 →天皇賞(春)7着 2015年(引退)
キズナ         凱旋門賞4着→ 1着 →天皇賞(春)4着 2014年

トウカイパラダイス   中日新聞5着→ 2着 →鳴尾記念9着  2014年
トウカイパラダイス   中日新聞3着→ 4着 →天皇賞(春)8着 2013年

ショウナンマイティ  東京新聞杯10着→ 5着 →安田記念3着  2014年
ショウナンマイティ   京都記念3着→ 2着 →安田記念2着  2013年
ショウナンマイティ   大阪城S 2着→ 1着 →鳴尾記念2着  2012年

ローズキングダム    有馬記念12着→ 12着 →新潟大賞典11着2013年(引退)
ローズキングダム    有馬記念12着→ 4着 →天皇賞(春)15着2012年

ダークシャドウ     有馬記念6着→ 5着 →安田記念 6着 2013年
ダークシャドウ     1000万下1着→ 2着 →エプソムC1着 2011年

エイシンフラッシュ   有馬記念4着→ 3着 →QE2世C3着 2013年
エイシンフラッシュ   有馬記念7着→ 3着 →天皇賞(春)2着 2011年
※着順を上げた馬 2頭、イーブン 1頭、着順を下げた馬7頭(実頭数)
※着順を上げた馬 2頭、イーブン 1頭、着順を下げた馬8頭(延べ頭数)

【今年出走する3頭を加えたリピーターとしての全体の成績】
※着順を上げた馬 4頭、イーブン 2頭、着順を下げた馬11頭(実頭数)
※着順を上げた馬 4頭、イーブン 2頭、着順を下げた馬13頭(延べ頭数)

 着順を上げた4頭の内、複勝圏外から複勝圏内に着順を上げたのは、G2時代のトウカイパラダイス(4着→2着)とショウナンパンドラ(9着→3着)の2頭だけで、G1に昇格してからの2頭はキタサンブラック(G2で2着→1着)とアルアイン(3着→1着)で、前年に複勝圏内の実績がなければ、G1で成績アップは叶わないと考えてあながち間違いありません。

 今年のリピーターの前年成績と前走のレース成績を照らし合わせてみると

レイパパレ      金鯱賞 2着   → ?着 → ?    2022年 
レイパパレ   チャレンジC 1着→ 1着 →宝塚記念3着2021年 

マカヒキ        京都記念11着→ ?着 → ?      2022年
マカヒキ       ジャパンC4着→ 11着 → 休 養    2020年
マカヒキ        京都記念3着→ 4着 →宝塚記念11着 2019年
マカヒキ        京都記念3着→ 4着 → 休 養    2017年


 前年の成績から、マカヒキが複勝圏内に入ることは難しいと考えています。大阪杯で連覇の前例はなく、リピーターであるレイパパレは1枚割り引く必要があると思います。


『大阪杯』に初出走する馬とリピーターの成績を比較してみると

【G1昇格後4年間】
       1着 勝率   2着 連対率
初出走馬   3頭  60%  5頭 100%
リピーター  2頭  40%  0頭   0%


【G2時代】
       1着 勝率   2着 連対率
初出走馬   6頭 100%  3頭  50%
リピーター  0頭  0%  3頭  50%

 と、「実に興味深い(ドラマ『ガリレオ』の福山雅治風に)」結果が出てきました。

①G2時代  初出走した馬だけが1着       2着は初出走50%、リピーター50%
②G1昇格後 1着は初出走60%、リピーター40%  初出走した馬だけが2着

G1昇格後5年目の今年のリピーターの直近の成績から、初出走する馬が1着・2着になる確率が高まる結果になるので、今年連対するのは、1着・2着どちらも『大阪杯』初出走馬で決まるという見立てです。

 さて、今年の出走馬で『大阪杯』初参戦となるのは、次の14頭です。

【初参戦】
  馬名        前走成績     前走までの重賞経験
スカーフェイス   小倉大賞典  5着  G2なし  G1なし
レッドジェネシス  京都記念   13着  G2②   G1⑬
ヒュミドール    中山記念   6着  G2⑤④⑩ G1なし
ジャックドール   金鯱賞    1着  G2①   G1なし
アカイイト     金鯱賞    3着  G2⑦③  G1①⑦
エフフォーリア   有馬記念   1着  G2なし  G1①②①①
ウインマリリン   エリ女杯   16着  G2①⑥①①  G1②⑮④⑤⑯
ポタジェ      金鯱賞    4着   G2③③⑤④  G1⑥
アリーヴォ     小倉記念   1着   G2なし  G1⑦
ヒシイグアス    ホンコンカップ2着   G2⑤①  G1⑤②
ステラリア     金鯱賞    11着   G2⑪   G1⑬⑥②
ショウナンバルディー金鯱賞    6着   G2⑫⑥  G1なし
キングオブコージ  AJCC   1着   G2①③⑨①  G1
アフリカンゴールド 京都記念   1着   G2⑮③⑪⑪⑤①  G1⑫⑱

 この14頭の中から本命候補を選ぶならエフフォーリア、ジャックドールと、ヒシイグアスの3頭を選ぶことになりますが、3着候補としてもこの中から何頭か残すために参考にしたいのが前走レースとG2・G1の出走成績です。

①中山記念から  ヒュミドール    中山記念   6着  G2⑤④⑩ G1なし
②金鯱賞から   ジャックドール   金鯱賞    1着  G2①   G1なし
アカイイト     金鯱賞    3着  G2⑦③  G1①⑦
ポタジェ      金鯱賞    4着   G2③③⑤④  G1⑥
ショウナンバルディー金鯱賞    6着   G2⑫⑥  G1なし
ステラリア     金鯱賞    11着   G2⑪   G1⑬⑥②
③京都記念から  アフリカンゴールド 京都記念   1着   G2⑮③⑪⑪⑤①  G1⑫⑱
レッドジェネシス  京都記念   13着  G2②   G1⑬
④AJCCから  キングオブコージ  AJCC   1着   G2①③⑨①  G1
⑤エリ女杯から  ウインマリリン   エリ女杯   16着  G2①⑥①①  G1②⑮④⑤⑯

ここでは、各レースの最上位と、ジャックドールと同じ『金鯱賞』については1桁着順のショウナンバルディーまで残したいと思います。

 
 これで、6頭にまで絞り込んで予想を一旦組み立てると、以下のようになります。

◎エフフォーリア
○ジャックドール
▲レイパパレ
△ヒシイグアス
△アカイイト     
△ポタジェ      

以下、パドックで気になれば馬券に入れたいと思います。
×アフリカンゴールド
×キングオブコージ
×ウインマリリン

注ショウナンバルディー
注ステラリア
注ヒュミドール

 『大阪杯』のゴールの瞬間、「○○○、お前もか⤴」と歓喜の叫びをあげられたら嬉しいのですが・・・


 データと予想を信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 ビター ティー 2022年3月25日(金) 19:29
日経賞は天皇賞(春)の戴冠を狙うG2
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 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる伝統のG2『日経賞』。このレースに出走馬を送り出す陣営の思惑の共通点は、単なる「天皇賞(春)」に出走させることにとどまらず『G1タイトルホルダー』の称号を射止めることです。しかし、G1の栄冠を手に入れるチャンスをつかむため、まず「日経賞」で勝つ可能性があるのはどんな馬たちなのか…昨年に引き続き、天皇賞との関連も含めて考えてみたいと思います。

 昨年は、年明けの3つのG2レース『日経新春杯』『AJCC』『日経賞』について、『天皇賞(春)』における成績を比較して、天皇賞(春)との関係性の強さを検証してきました。

 このデータに2021年『天皇賞(春)』におけるそれぞれのレースからの出走馬の成績を加えてみます。

【同じシーズンにおけるG1での成績 過去11年間】
① 日経新春杯からG1への参戦 22頭 (1-1-1-19)
   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2017年
    ※2021年は『日経新春杯』から天皇賞(春)への出走なし

② AJCCからG1への参戦 15頭  (2-2-0-11)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年
    ※2021年は『AJCC』から天皇賞(春)への出走なし

③ 日経賞からG1への参戦   37頭 (4- 3 -3- 27)
   天皇賞(春)1着 ワールドプレミア  2021年←日経賞3着
   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2013年
   天皇賞(春)1着 カレンブーケドール 2021年←日経賞2着
   天皇賞(春)2着 スティッフェリオ  2020年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)3着 ミッキースワロー  2012年
   天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ  2014年 
   宝塚記念 1着 マリアライト    2016年 
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年 
    ※2021年は『日経賞』から『天皇賞(春)』への出走は5頭 1-0-1-3


 以上が各レースから『天皇賞(春)』を中心に次走G1へ直行した場合の成績です。3つのG2レースの出走実数に対する上位入賞率は下記の通りになります。

      勝率  連対率 複勝率 
日経新春杯 4.5%  9.1%  13.6%
AJCC  13.3% 26.7%  26.7%
日経賞   10.8% 18.9%  27.0%

 出走頭数が異なりますので、入賞の着度数で比較すると『日経賞』が『天皇賞(春)』との関連が高いことが分かります。

 2021年『天皇賞(春)』での成績について、もう一つのG2『阪神大賞典』からの出走馬の成績と比較すると『天皇賞(春)』との関連が高いことが一層明らかになると思います。

 日経賞3着  → 天皇賞(春) 1着 ワールドプレミア
 日経賞2着  → 天皇賞(春) 3着 カレンブーケドール
 日経賞1着  → 天皇賞(春) 5着 ウインマリリン
 日経賞6着  → 天皇賞(春) 13着 オセアグレイト
 日経賞5着  → 天皇賞(春) 17着 ジャコマル

 阪神大賞典1着→ 天皇賞(春) 2着 ディープボンド
 阪神大賞典7着→ 天皇賞(春) 4着 アリストテレス
 阪神大賞典2着→ 天皇賞(春) 7着 ユーキャンスマイル
 阪神大賞典3着→ 天皇賞(春) 9着 ナムラドノヴァン
 阪神大賞典中止→ 天皇賞(春) 12着 ゴースト
 阪神大賞典4着→ 天皇賞(春) 16着 シロニイ


 天皇賞(春)との関係はこのくらいにして、『日経賞』の予想に直接関係するデータについて分析したいと思います。

 さて、日経賞にはこれまで述べてきた『日経新春杯』や『AJCC』からG1やG2のタイトル獲得を目標に出走してくるケースが散見されます。

 過去11年間に、『日経新春杯』の1~3着馬が最多の9頭出走し、その成績は2-1-2-4となかなか優秀です。1着だった馬に限れば 2-1-0-0 と更に優秀ですが、今年の『日経賞』に『日経新春杯』から出走を予定しているのは次の2頭です。

エフェクトオン  福島記念 5着→日経新春杯4着 →日経賞  ※日経新春杯4着(前走)
トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞  ※青葉賞5着

 どちらもG1の出走経験はなく、G2での実績は掲示板までです。本命サイドに推することはできませんが、前者が6歳、後者が7歳という年齢を肯定的に考えると、メイチに仕上げて生涯最上位を目指しての参戦の可能性は残されていると思います。


 次に、同じくG2『AJCC』からの出走馬たちの『日経賞』における成績は、過去11年間に全19頭の出走で 2-1-3-13 と、そんなに目立つものではありません。さらに、『AJCC』の1~3着馬限定の成績を見てみると、6頭が出走して 0-1-1-4 と、『日経新春杯』の1~3着馬の 2-1-2-4 に見劣りします。

 しかし、この成績の違いは『日経賞』への出走と次走のレースに対する目標の立て方や、それに対する仕上げ方によるものと、以下に示したデータをご覧戴くと理解できます。

【日経賞 1~3着のAJCCにおける成績】
2021年 ウインマリリン  AJCC6着→日経賞1着→ 天皇賞(春) 5着
2020年 ミッキースワロー AJCC4着→日経賞1着→ 天皇賞(春) 3着
2020年 スティッフェリオ AJCC8着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 2着
2019年 サクラアンプルールAJCC5着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 不出走
2017年 ミライヘノツバサ AJCC3着→日経賞2着→ 天皇賞(春) 不出走
2012年 ルーラーシップ  AJCC1着→日経賞3着→ 天皇賞(春) 不出走※QE2世C1着

【AJCC 1~3着の日経賞における成績】
2021年 ラストドラフト  AJCC3着→日経賞8着→ 天皇賞(春) 不出走
2017年 ミライヘノツバサ AJCC3着→日経賞2着→ 天皇賞(春) 不出走
2016年 ディサイファ   AJCC1着→日経賞5着→ 天皇賞(春) 不出走
2015年 クリールカイザー AJCC1着→日経賞10着→ 天皇賞(春) 16着
2014年 サクラアルディートAJCC2着→日経賞11着→ 天皇賞(春) 不出走
2013年 トランスワープ  AJCC2着→日経賞11着→ 天皇賞(春) 不出走

 このように、『AJCC』で余力を持ってルーラーシップのように勝ち負けできない限り、『日経賞』で上位入賞もできないし、天皇賞(春)を始めG1で結果を出せません。

 ですから、前走『AJCC』の1・2着馬は、実績・実力が認められなければ、思い切って本命候補から外し、3着以下で1桁着順の出走馬の中から取捨選択することになります。

 今年の『日経賞』に『AJCC』から出走を予定しているのは次の4頭です。

ボッケリーニ    中日新聞杯4着→AJCC3着  →日経賞
    G2③        G1なし
クレッシェンドラヴ 七夕賞 14着 →AJCC7着  →日経賞
    G2⑤④⑦      G1⑬⑧
スマイル      3勝クラス1着→AJCC8着  →日経賞
    G2⑧        G1なし
ラストドラフト   中日新聞杯9着→AJCC10着  →日経賞
    G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩ G1⑦⑧

 前走でG2における自己最高着順を獲得したボッケリーニとクレッシェンドラヴ、初G2で1桁着順になったスマイルまでは連下候補としての可能性を否定できません。

 その根拠として、『日経賞』の上位入賞馬は、G2で1着またはG1で連対経験があることが絶対条件のイメージを持っているようです。確かに、以下に示したように大半はG1・G2で実績を残しています。

      G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着    4頭    3頭     1頭     1頭
日経賞2着    2頭    6頭     0頭     0頭
日経賞3着    4頭    0頭     2頭     2頭

 一方で8頭がG1・G2でそれほどの実績がなくても 1着4頭、2着1頭、3着3頭が上位入賞しています。

 その中でも例外中の例外は1着になったネコパンチ。G3での実績も13着だけで、G2タイトルを獲得しましたが、さすがにフロックだったようで、翌年も同レースに出走して最下位の14着に完敗しています。

 この例外中の例外を除き、7頭全てがG2で3着以内の成績を収めていました。

【G2タイトルまたはG1で2着以上の実績をもたない日経賞上位入賞馬】
2019年 メイショウテッコン 日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
     G2③⑨   G1⑭   
2018年 ガンコ       1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
     G2③    G1なし ※前々走日経新春杯3着
2017年 シャケトラ     日経新春杯2着  → 1着 →天皇賞(春)9着
     G2②    G1なし
2017年 ミライヘノツバ   AJCC 3着  → 2着 →オールカマー10着
     G2③    G1⑫⑬
2015年 ホッコーブレーヴ   ステイヤーズS5着→ 3着 →天皇賞(春)6着
     G2⑤②⑭⑤ G1⑫③⑧
※2番人気フェノーメノ 8着  6番人気ホッコーブレーヴ 3着
2014年 ラストインパクト   小倉記念 1着  → 3着 →天皇賞(春)9着
     G2③⑦   G1④  ※4歳3勝クラス・G3 連勝
    ※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着
2013年 ムスカテール     日経新春杯 2着 → 3着 →天皇賞(春)16着
     G2②②   G1なし
2012年 ネコパンチ      ダイヤモンドC15着→ 1着 →不出走 宝塚記念16着
     G2⑥⑩⑭  G1なし
 
 これらのデータから、前走AJCC3着のボッケリーニを本命候補の1頭として吟味検討してみたいと思います。


 最終予想に入る前に再度確認しておきたいことは、次の2点です。

(1)G2で優勝またはG1で連対の実績(能力)のある馬でなければ「日経賞」での連対は難しい
(2)G2で3着以上の実績がなければ馬券に絡む可能性はかなり低い

 これに加えて
(3)『日経賞』で複勝以内の成績を収め、リピーターで出走したほとんどが成績を下げている

【日経賞におけるリピーター(複勝圏内)の成績】
 ネコパンチ      2012年1着→2013年14着
 フェノーメノ     2013年1着→2014年5着→2015年8着
 ホッコーブレーヴ   2014年2着→2015年3着→2016年7着
 アドマイヤデウス   2015年1着→2017年3着
 ゴールドアクター   2016年1着→2017年5着
 チェスナットコート  2018年2着→2019年9着
 ガンコ        2018年1着→2020年14着
 エタリオウ      2019年2着→2020年6着

 サクラアンプルール 2018年3着→2019年3着
 ウインバリアシオン 2012年2着→2013年1着→2014年2着

 リピーター10頭の中で8頭の成績が下がり、1頭がイーブン(3着→3着)、成績を上げたのはウインバリアシオン(2着→1着)1頭だけで特異な例と言っていいでしょう。

 昨年は、以前上位に入賞していたリピーターはいませんでしたが、掲示板を確保していた馬がリピーターとして出走し成績を下げていたので、参考にデータを示します。

 ゴーフォーザサミット 2019年5着→2021年11着

 今年も上位に入賞していたリピーターはいませんが、2頭がリピーターとして出走します。

 ラストドラフト    2021年8着      →2022年
         前走:2021年AJCC3着  →2022年AJCC10着
 ウインキートス    2021年15着  →2022年
         前走:2021年3勝クラス1着 →2022年有馬記念11着 ※G2オールカマー2着

 今年のリピーターの中では、前走までのレースレベルが昨年の出走時よりも明らかに上がり、G2で2着となり、連対経験を持つことができたウインキートスについては連下候補に残しても差し支えないものと考えます。


 最後にもう一つ留意しておきたいことがあります。『日経賞』出走馬の多くの最終目標(次走)が天皇賞(春)3200mであり、これを踏まえて距離適性と高い能力を兼ね備えているか否かを確認しておくことも必要ではないかということです。

 つまり、『日経賞』を足がかりとして長距離G1に飛躍しようとする有力候補を選択するための手がかりを見つけるためのデータです。

 長距離適性の有無を判断する根拠にする指標は、3歳時の重賞2レースの経験と成績にあると思います。3歳G2では『青葉賞』。3歳G1では当然ながら『菊花賞』に出走し、一定以上の実績があることが、近走の成績で人気が落ちていたとしても『日経賞』で激走・善戦することが時々見られるからです。


【3歳時の重賞2レースの日経賞における成績】

青葉賞G2 2400m  ○で囲んだ数字は『青葉賞』における着順

日経賞1着   青葉賞での成績:2- 1- 0- 1
ウインバリアシオン① フェノーメノ① トゥザグローリー② ゴールドアクター④(4着から)

日経賞2着   青葉賞での成績:3- 1- 0- 1
ウインバリアシオン①2回 ペルーサ① エタリオウ② カポティスター⑨(9着から)

日経賞3着   青葉賞での成績:0- 0- 1- 0 
ラストインパクト③

日経賞4~6着 青葉賞での成績:2- 0- 2- 1
 フェノーメノ① ゴーフォーザサミット①
日経賞7~9着 青葉賞での成績:2- 0- 0- 0 
フェノーメノ① ゴーフォーザサミット①
日経賞10~18着 青葉賞での成績:0- 0- 0- 4

青葉賞合計   青葉賞での成績:9- 2- 3- 7
4-5-1-11 

青葉賞1着馬が過去11年間で延べ9頭出走し、延べ5頭が連対しています。同じく2着馬が2頭連対し、4着以下の馬でも2頭が連対しています。
(青葉賞1着馬のリピーター:ウインバリアシオン3回、フェノーメノ2回、ゴーフォーザサミット2回)


 青葉賞に出走の経験があって日経賞に出走した延べ21頭の中で考えると
  勝 率 19.0%
  連対率 42.9%
  複勝率 47.6%

 と、青葉賞に出走経験のある馬の上位入賞率がかなり高く、無視することができません。



菊花賞G1 3000m  ○で囲んだ数字は『菊花賞』における着順
日経賞1着  0- 1- 1- 2
ウインバリアシオン1 ② ゴールドアクター③ ミッキースワロー⑥ メイショウテッコン⑭

日経賞2着  0- 2- 2- 1
ウインバリアシオン②2回 サウンズオブアース② エタリオウ② ミライエノツバサ⑬

日経賞3着  1- 2- 0- 1 
ワールドプレミア①  ローズキングダム② ラストインパクト④ スティッフェリオ⑭

日経賞4~6着 0- 0- 0- 3

日経賞7~9着 0- 0- 0- 2

日経賞10~18着1- 1- 2- 7 
  ビッグウィーク10着(最下位)

菊花賞合計   2- 6- 3-16

 菊花賞については1着馬が過去11年間で2頭が出走し、3着が1頭。2着馬は5頭出走し、4頭が連対しています。次いで3着馬も5頭出走し3頭が連対し、4着以下の馬も3頭が連対しています。

 菊花賞に出走の経験があって、日経賞に出走した27頭の中で
  勝 率 00.0%  菊花賞1着馬の勝率 00.0%
  連対率 21.7%  菊花賞1着馬の連対率00.0%
  複勝率 39.1%  菊花賞1着馬の複勝率50.0%

 という結果で、青葉賞とは対照的に『日経賞の勝馬』が菊花賞経験馬から1頭も出ていないだけでなく、菊花賞1着馬の参戦がわずか2頭で、最高着順が3着。もう1頭が複勝圏外に敗れている事実を認めつつ、改めて『G2日経賞』と菊花賞の出走経験馬との関係について考えなければなりません。

 そもそも、菊花賞優勝馬は超一流馬が多く、年末のG1から年明けのG2を叩き台として使う必要がなく、菊花賞馬は春のG1レースに直行するのが通例で、それが実力馬の証明であると言っても過言ではありません。だから、菊花賞からは2着以下の参戦が中心になっているのだろうと推察しています。

 菊花賞1着の実績を持って参戦し『日経賞』で大敗したのは2011年のビッグウイーク。年明けの京都記念3着を挟んで参戦し、10着(最下位)に惨敗しています。その後障害未勝利で1着になるまで9連敗。それ以降も4戦未勝利で引退しています。

 ビッグウイークの菊花賞勝ちがフロック視されるのですが、菊花賞馬と『日経賞』は相性が悪いとされるデータになっているのは、このような事情があるのです。

 昨年の『日経賞』には2頭目の菊花賞馬と菊花賞2着馬が出走し、ワールドプレミアが3着に、サトノルークスが13着に敗れていて、菊花賞と『日経賞』に関係するデータをどのように考えるかで悩むことになるでしょう。ただし、これまでにデータを示したとおりワールドプレミアは天皇賞(春)で1着と巻き返しています。


 さて、今年の出走馬で、『青葉賞』『菊花賞』に出走したのは次の5頭です。

【青葉賞経由の出走馬】
ランフォザローゼス 白富士S10着→ダイヤモンドS2着→日経賞
    G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞
    G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
    G2⑬①     G1④⑮  菊花賞4着 青葉賞13着

【菊花賞経由の出走馬】
タイトルホルダー 菊花賞 1着→有馬記念5着  →日経賞
    G2①⑬     G1④②⑥①5 菊花賞1着

ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
    G2⑬①     G1④⑮  菊花賞4着 青葉賞13着
アサマノイタズラ 菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
    G2②①④    G1⑯⑨⑯ 菊花賞9着


 これまで述べてきた条件に当てはまるデータを基に順位付けをすると

【青葉賞経由の出走馬の順位付け】
ディバインフォース 前走G2ウイナー(ステイヤーズS1着)で青葉賞出走馬
ランフォザローゼス G2青葉賞2着で、前走G3連対馬(ダイヤモンドS2着)。ダービー7着もあり
トラストケンシン  G2青葉賞5着  G1出走経験なし 

【菊花賞経由の出走馬の順位付け】
ディバインフォース 前走G2ウイナー(ステイヤーズS1着)で菊花賞4着。G2連勝でG1を迎えたい
タイトルホルダー  菊花賞1着馬の『日経賞』は脚慣らし。仕上げ途上での出走なら本命視は疑問。
            実績最上位で、前走有馬記念5着なら、目標は古馬G1(天皇賞春)勝ちでは?
アサマノイタズラ  G2ウイナー(セントライト1着)で、G2スプリングSでも2着。
            菊花賞9着から有馬記念16着と大敗したがAJCC4着と立て直しの兆しあり。
            古馬G2勝ちを当面の目標にメイチで『日経賞』に出走するのではないか。


 これまで、個々のデータを視点に有力馬を探し、項目によってはその中で順位付けを行ってきた。最終的な予想を決定するため、今一度、総合的に比較検討した結果、以下のように印を付けてみました。

馬名と前走までのレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
 例:G2⑤②   G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし

【出走馬】
△1.ディバインフォース 3勝クラス4着  →ステイヤーズS1着→日経賞
   G2⑬①  G1④⑮ 菊花賞4着 青葉賞13着
 2.ハヤヤッコ     ベテルギュウス9着→東海S 14着   →日経賞
   G2⑥⑭  G1なし
△3.エフェクトオン   福島記念5着   →日経新春杯4着  →日経賞
   G2④  G1なし
 4.サクラアリュール  マリーンS6着  →シリウスS5着  →日経賞
   G2なし  G1なし
 5.ワイドエンペラー  3勝クラス2着  →3勝クラス5着  →日経賞
   G2⑧  G1なし
◎6.ボッケリーニ    中日新聞杯4着  →AJCC3着   →日経賞
   G2③  G1なし
 7.ヒートオンビート  チャレンジC2着 →中山金杯3着   →日経賞
   G2②⑧  G1なし
△8.クレッシェンドラヴ 七夕賞 14着   →AJCC7着   →日経賞
   G2⑤④⑦  G1⑬⑧
 9.ランフォザローゼス 白富士S 10着  →ダイヤモンドS2着→日経賞
   G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
×10.トラストケンシン  中日新聞杯6着  →日経新春杯7着  →日経賞
   G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
○11.タイトルホルダー  菊花賞 1着   →有馬記念 5着  →日経賞
   G2①⑬  G1④②⑥①5
▲12.アサマノイタズラ  菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
   G2②①④  G1⑯⑨⑯   菊花賞9着
 13.ラストドラフト   中日新聞杯9着     →AJCC10着→日経賞
   G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩  G1⑦⑧
         2021年 アルゼンチン共和国杯2着→AJCC3着→日経賞8着
△14.ウインキートス   エリ女杯 10着     →有馬記念11着→日経賞
   G2⑮①⑨②  G1⑩⑪
         2021年 3勝クラス2・2・1着         →日経賞15着
15.スマイル       3勝クラス1着     →AJCC8着→日経賞
   G2⑧  G1なし



 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。



以下資料編

【出走馬】
馬名と前走までのレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
 例:G2⑤②   G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし

1.ディバインフォース3勝クラス4着→ステイヤーズS1着→日経賞
  G2⑬①  G1④⑮ 菊花賞4着 青葉賞13着
2.ハヤヤッコ    ベテルギュウス9着→東海S14着 →日経賞
  G2⑥⑭  G1なし
3.エフェクトオン  福島記念5着→日経新春杯4着→日経賞
  G2④  G1なし
4.サクラアリュール マリーンS6着→シリウスS5着→日経賞
  G2なし  G1なし
5.ワイドエンペラー  3勝クラス2着→3勝クラス5着 →日経賞
  G2⑧  G1なし
6.ボッケリーニ   中日新聞杯4着→AJCC3着    →日経賞
  G2③  G1なし
7.ヒートオンビート チャレンジC2着→中山金杯3着 →日経賞
  G2②⑧  G1なし
8.クレッシェンドラヴ七夕賞14着→AJCC7着   →日経賞
  G2⑤④⑦  G1⑬⑧
9.ランフォザローゼス 白富士S10着→ダイヤモンドS2着→日経賞
  G2②⑭⑮⑤⑰  G1⑦⑮ 青葉賞2着
10.トラストケンシン 中日新聞杯6着→日経新春杯7着 →日経賞
  G2⑥⑤⑨⑨⑦  G1なし 青葉賞5着
11.タイトルホルダー 菊花賞 1着→有馬記念5着  →日経賞
  G2①⑬  G1④②⑥①5
12.アサマノイタズラ 菊花賞9着→有馬記念16着→AJCC4着→日経賞
  G2②①④  G1⑯⑨⑯   菊花賞9着
13.ラストドラフト  中日新聞杯9着→AJCC10着    →日経賞
  G2⑦③⑤②③⑧⑬⑩  G1⑦⑧
2021年 アルゼンチン共和国杯2着→AJCC3着→日経賞8着
14.ウインキートス  エリ女杯10着→有馬記念11着→日経賞
  G2⑮①⑨②  G1⑩⑪
2021年 3勝クラス2・2・1着    →日経賞15着
15.スマイル     3勝クラス1着→AJCC8着  →日経賞
  G2⑧  G1なし

出走除外・回避
アリストテレス  ジャパンC9着→有馬記念6着→日経賞(調教中放馬 回避)
  G2①⑦②  G1②④⑨⑨⑥ 天皇賞(春)4着
ルビーカサブランカ 愛知杯1着→中山牝馬S6着   →日経賞
  G2なし  G1なし
ロバートソンキー  1勝クラス1着→2勝クラス1着 →日経賞
  G2③  G1⑥  ※菊花賞6着→2連勝



【過去11年間の1~3着馬の臨戦過程と日経賞の成績及び次走レース】

開催年  馬 名      前走      結果   次走(目標)
2021年 ウインマリリン AJCC   6着 → 1着 →天皇賞(春)5着
     G2①⑥ G1②⑮④
2021年 カレンブーケドール有馬記念5着同→ 2着 →天皇賞(春)3着
     G2②② G1②②②④⑤
2021年 ワールドプレミア 有馬記念5着同→ 3着 →天皇賞(春)1着
     G2③  G1①⑥⑤

2020年 ミッキースワロー AJCC   4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
     G2①②⑬②④G1⑥⑤⑤⑪ 出走時の重賞経験(G2以上)
2020年 モズベッロ    日経新春杯1着 → 2着 →天皇賞(春)7着
     G2⑨⑰①  G1なし
2020年 スティッフェリオ AJCC   8着 → 3着 →天皇賞(春)2着
     G2①⑧  G1⑦⑦⑫⑬
    ※ガンコ 14着(最下位)→引退

2019年 メイショウテッコン日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
G2③⑨    G1⑭   
2019年 エタリオウ     菊花賞  2着 → 2着 →天皇賞(春)4着
G2②②   G1④②
2019年 サクラアンプルールAJCC   5着 → 3着 →不出走 安田記念11着
     G2②①④③⑥⑤G1⑬⑧⑯⑥⑦


2018年 ガンコ     1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
 G2③    G1なし ※前々走日経新春杯3着
2018年 チェスナットコート1600万下早春S1着→ 2着 →天皇賞(春)5着
G2なし   G1なし  ※4歳2勝クラス・3勝クラス連勝から
    ※1番人気キセキ 9着、2番人気トーセンバジル 5着
2018年 サクラアンプルール中山記念  4着  → 3着 →不出走 大阪杯13着
     G2②①④  G1⑬⑧⑯


2017年 シャケトラ    日経新春杯2着 → 1着 →天皇賞(春)9着
     G2②    G1なし
2017年 ミライヘノツバサ   AJCC 3着 → 2着 →オールカマー10着
G2③    G1⑫⑬
※1番人気ゴールドアクター 5着、2番人気レインボーライン 4着
2017年 アドマイヤデウス 有馬記念11着 → 3着 →天皇賞(春)4着
     G2①①③③②  G1⑨⑦⑮⑪⑯⑦⑨⑥⑪


2016年 ゴールドアクター 有馬記念 1着 → 1着 →天皇賞(春)12着
G2④①   G1③①
2016年 サウンズオブアース有馬記念 2着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2②②④② G1⑪②⑨⑤②
2016年 マリアライト エリ女杯1着→有馬記念4→3着→不出走 宝塚記念1着
     G2⑤  G1①④
※6番人気ホッコーブレーヴ 7着

2015年 アドマイヤデウス 日経新春杯1着 → 1着 →天皇賞(春)15着
G2①    G1⑨⑦
2015年 ウインバリアシオン有馬記念12着→2着→天皇賞(春)12着
G2⑦①②⑥②③①⑮ G1②②⑤③④②②⑦⑫
2015年 ホッコーブレーヴ ステイヤーズS5着 → 3着 →天皇賞(春)6着
G2⑤②⑭⑤    G1⑫③⑧
※2番人気フェノーメノ 8着  6番人気ホッコーブレーヴ 3着

2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着→1着→天皇賞(春)2着
G2⑦①②⑥②③① G1②②⑤③④②
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
G2⑤    G1⑫
2014年 ラストインパクト 小倉記念1着  → 3着 →天皇賞(春)9着
     G2③⑦  G1④  ※4歳3勝クラス・G3連勝
※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着

2013年 フェノーメノ   ジャパンC5着 → 1着 →天皇賞(春)1着
G2⑥①①  G1②②⑤
2013年 カポーティスター 京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)15着
G2⑨⑨①⑥ G1なし
2013年 ムスカテール   日経新春杯2着 → 3着 →天皇賞(春)16着
     G2②②   G1なし

※8番人気⑭(最下位)ネコパンチ

2012年 ネコパンチ  ダイヤモンドC15着 → 1着 →不出走 宝塚記念16着
G2⑩⑭  G1なし
2012年 ウインバリアシオン 京都記念6着 → 2着→天皇賞(春)3着
G2⑦①②⑥ G1②②⑤
2012年 ルーラーシップ   AJCC 1着  → 3着 →不出走 QE2世C1着
     G2①①①  G1⑤⑥⑥⑤④
    1番人気ルーラーシップ 3着

2011年 トゥザグローリー  京都記念1着 → 1着 →天皇賞(春)13着
G2②①   G1⑦⑦③
2011年 ペルーサ      有馬記念4着 → 2着 →天皇賞(春)8着
G2①⑤   G1⑥②⑤④
2011年 ローズキングダム ジャパンC1着→有馬取消→3着
     G2③①  G1①④②②①


 以上11年間の1~3着馬のデータをさらに整理すると以下の通り

      G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着    4頭    3頭     1頭     1頭
日経賞2着    2頭    6頭     0頭     0頭
日経賞3着    4頭    0頭     2頭     2頭


【年明け1戦した馬の日経賞での成績】
年明け1戦(AJCCから)
  4着から→1着
1着から→3着
5着から→3着
8着から→3着

年明け1戦(他の重賞から)
1着から→1着 2頭
9着から→1着
1着から→2着
3着から→3着
4着から→3着



【日経賞の次走天皇賞(春)の上位入賞馬】
2021年 ワールドプレミア 有馬記念5着同→ 3着 →天皇賞(春)1着
2013年 フェノーメノ   ジャパンC5着→ 1着 →天皇賞(春)1着
2020年 スティッフェリオ AJCC  8着 → 3着 →天皇賞(春)2着
2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着 → 1着 →天皇賞(春)2着
2021年 カレンブーケドール有馬記念5着同→ 2着 →天皇賞(春)3着
2020年 ミッキースワロー AJCC  4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
2012年 ウインバリアシオン京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)3着


【前走AJCCの日経賞上位入賞馬 次走天皇賞(春)の成績】

2021年 ウインマリリン AJCC   6着 → 1着 →天皇賞(春)5着

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コメント一覧
3:
  RUF   フォロワー:0人 2011年10月27日(木) 06:29:49
右回りだと右手前になったときに右へ右へと行くところがある。
2:
退会ユーザー 2010年3月14日() 12:11:26
このコメントは削除されました(投稿者退会による)
1:
  hironish   フォロワー:3人 2009年12月23日(水) 14:15:29
サークル参照http://umanity.jp/circle/topic_detail.php?kbn=0&id=1aa6f7db49&topicid=66901bb17f

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