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アドマイヤグルーヴ(競走馬)

注目ホース
写真一覧
抹消  鹿毛 2000年4月30日生
調教師橋田満(栗東)
馬主近藤 利一
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績21戦[8-1-3-9]
総賞金55,133万円
収得賞金10,500万円
英字表記Admire Groove
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
エアグルーヴ
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ダイナカール
兄弟 ルーラーシップフォゲッタブル
前走 2005/12/18 サンスポ杯阪神牝馬S G2
次走予定

アドマイヤグルーヴの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
05/12/18 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 11554.521** 牝5 57.0 武豊橋田満478(+8)1.34.5 -0.135.0⑥⑥マイネサマンサ
05/11/13 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 182311.143** 牝5 56.0 上村洋行橋田満470(+4)2.13.0 0.533.9⑥⑦⑨⑦スイープトウショウ
05/10/30 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 1881796.01717** 牝5 56.0 上村洋行橋田満466(-8)2.01.1 1.033.3⑮⑫⑫ヘヴンリーロマンス
05/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1571231.288** 牝5 56.0 武豊橋田満474(+2)2.12.7 1.236.5⑬⑭⑬⑫スイープトウショウ
05/05/28 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 10115.234** 牝5 57.0 武豊橋田満472(-8)1.59.5 0.633.8⑤④⑤タップダンスシチー
05/05/01 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 182310.8611** 牝5 56.0 武豊橋田満480(-6)3.17.7 1.235.2⑫⑪⑬⑬スズカマンボ
05/04/03 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 9333.924** 牝5 57.0 武豊橋田満486(+22)1.59.4 0.434.7⑧⑧⑦⑥サンライズペガサス
04/11/14 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 186123.321** 牝4 56.0 武豊橋田満464(0)2.13.6 -0.133.8⑨⑨⑨⑦オースミハルカ
04/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 174817.093** 牝4 56.0 武豊橋田満464(-12)1.59.3 0.434.9⑨⑧⑧ゼンノロブロイ
04/10/10 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 10895.124** 牝4 57.0 武豊橋田満476(+12)2.25.9 0.734.6⑥⑥④⑤ナリタセンチュリー
04/07/11 阪神 11 マーメイドS G3 芝2000 10891.511** 牝4 57.0 武豊橋田満464(-6)2.00.0 -0.534.3⑦⑦⑥⑥チアズメッセージ
04/05/29 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 12446.145** 牝4 57.0 武豊橋田満470(-10)1.58.1 0.635.1⑧⑧⑦⑥タップダンスシチー
04/04/04 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 11786.437** 牝4 57.0 武豊橋田満480(+18)2.00.1 0.535.5⑨⑨⑧⑥ネオユニヴァース
03/11/16 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 15473.621** 牝3 54.0 武豊橋田満462(0)2.11.8 -0.034.8⑨⑨⑩⑩スティルインラブ
03/10/19 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 185102.512** 牝3 55.0 武豊橋田満462(-2)1.59.2 0.134.8⑪⑪⑪⑪スティルインラブ
03/09/21 阪神 11 ローズS G2 芝2000 12113.021** 牝3 54.0 武豊橋田満464(+4)2.01.5 -0.234.5⑥⑤⑤⑤ヤマカツリリー
03/05/25 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18121.717** 牝3 55.0 武豊橋田満460(+12)2.28.2 0.733.7⑬⑮⑮⑰スティルインラブ
03/04/13 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 187143.513** 牝3 55.0 武豊橋田満448(-10)1.34.2 0.334.5⑯⑯⑫スティルインラブ
03/03/22 阪神 11 若葉S OP 芝2000 10891.711** 牝3 54.0 武豊橋田満458(-4)2.03.1 -0.034.0ビッグコング
02/12/07 阪神 9 エリカ賞 500万下 芝2000 8221.111** 牝2 53.0 武豊橋田満462(-4)2.03.0 -0.234.7テイエムガルチオー

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アドマイヤグルーヴの関連ニュース

【フローラS】けさのいななき

2017年04月19日(水) 11:58

 アドマイヤローザ・梅田調教師「前2週コースで、けさは坂路。初の長距離輸送と左回りだが、血統的(祖母アドマイヤグルーヴ)にオークスへ」

 ビルズトレジャー田中剛調教師「(田中勝)ジョッキーは『いい動き』と。長い距離は合う」

 モズカッチャン・鮫島調教師「4F55秒を切ったし、動きもいい。前走はゲートをうまく出た」

 ヤマカツグレース・池添兼調教師「先週一杯に追ったので上がりだけ。距離はこなせるはず」

 レッドミラベル吉田豊騎手「徐々に良化。左回りだと右へ張るような面があるので外に壁を作りたい。枠順もカギか」

(夕刊フジ)

サンスポ賞フローラSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

ドゥラメンテ引退…競走能力喪失、種牡馬入りへ 2016年06月30日(木) 05:11

 昨年の皐月賞、ダービーを制した2冠馬ドゥラメンテ(美・堀、牡4)の引退が29日、JRAから発表された。宝塚記念で2着に敗れた後、左前脚の故障が判明。複数の靱帯、腱を損傷しており、獣医師から「競走能力喪失」と診断された。今後は種牡馬となることが決まっている。

 もう2度と、あの豪脚を見ることはできない。ドゥラメンテが、デビューからわずか9戦でターフを去ることになった。

 「競走馬としての完成はまだまだ先であると感じていたので、アクシデントで競走馬生命を絶たれてしまったことは、大変残念に思います。多大なる応援をいただきありがとうございました」

 オーナーサイドと協議の末、引退、種牡馬入りという苦渋の決断を下した堀調教師が無念のコメントを発表した。

 宝塚記念は後方から追い込んで2着。入線直後に悲劇が襲った。稍重馬場に左前脚を滑らせてバランスを崩し、異常を感じたミルコ・デムーロ騎手は1コーナー付近で下馬。診断の結果は靱帯(じんたい)、腱の損傷。秋に予定されていた凱旋門賞挑戦は撤回された。

 この日、改めて滋賀県のノーザンファームしがらきで獣医師の診断を受けたが、靱帯、腱の症状に良化は見られず、競走能力喪失と診断された。

 今後は種牡馬となることになったが、現在はまだ痛みが残っている状況で、経過観察を続ける。サンデーレーシング代表の吉田俊介氏は「レース直後に馬運車で運ばれたとき、最悪の事態も想像しました。種牡馬にすることができるのはホッとしています」と話した。

 祖母が1997年の年度代表馬エアグルーヴ、母は2003、04年のエリザベス女王杯を連覇したアドマイヤグルーヴで、父はダービー馬キングカメハメハという超良血。種牡馬としての期待は大きい。繋養先や種付料などの詳細は今後、関係者が協議していく。その名前の由来から「荒々しい」走りと形容されたドゥラメンテ。周りを圧倒するような雄々しい走りは、早ければ東京五輪イヤーの2020年にデビューする産駒たちに託されることとなった。

 ◆ミルコ・デムーロ騎手 「とてもショックです。ドゥラメンテは僕がJRAジョッキーになって初めてGIを勝たせてくれた馬。これほど強い馬に乗ったことがないし、世界の舞台で活躍できると思っていました。凱旋門賞が夢のまま終わってしまうのが悲しい。引退と決まった以上、種牡馬としてもモンスターぶりを発揮してほしいです」

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クラシック2冠馬・ドゥラメンテが引退、種牡馬入り 2016年06月29日(水) 16:09

 2015年の2冠馬ドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎、父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、母の父サンデーサイレンス)が6月29日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は種牡馬となる予定だが、繋養先は未定。

 ドゥラメンテは通算成績9戦5勝(うち海外1戦0勝、2016年ドバイシーマクラシック・GI=2着)。通算獲得賞金は6億6106万3000円。重賞は2015年皐月賞・GI、ダービー・GI、2016年中山記念・GIIの3勝。

 堀宣行調教師のコメント「ドゥラメンテ号は、先日の競走で発症した疾病(複数の靱帯・腱の損傷)について、本日オーナーサイドと協議した結果、競走馬登録を抹消して種牡馬入りすることとなりました。本馬の競走馬としての完成はまだまだ先であると感じておりましたので、このようなアクシデントで競走馬生命を絶たれてしまったことは大変残念に思います。今後は種牡馬として活躍してくれることと思います。これまでドゥラメンテ号に多大なる応援をいただきましてありがとうございました」

 ドゥラメンテは、6月26日の宝塚記念(GI、阪神競馬場、芝2200メートル)で2着入線後、馬場(芝=稍重発表)に脚を取られてバランスを崩し、異常を感じたミルコ・デムーロ騎手が1コーナー付近で下馬。馬運車で運ばれ、阪神競馬場内の診療所で検査をした結果は左前肢跛行(はこう)と診断された。

 27日の栗東トレセン内の診療所の検査では左前脚の靱帯・腱の部分を中心に内出血が確認され、28日にノーザンファームしがらきに放牧に出された。29日に所属するサンデーサラブレッドクラブがホームページで『獣医師より正式に「競走能力喪失」の診断がくだされた』と発表した。

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【3歳次走報】サトノダイヤモンド、ダービーへ2016年04月21日(木) 04:01

 ★皐月賞3着サトノダイヤモンド(栗・池江、牡)、5着リオンディーズ(栗・角居、牡)、11着プロフェット(栗・池江、牡)はダービー(5月29日、東京、GI、芝2400メートル)へ。

 ★山藤賞を快勝したゼーヴィント(美・木村、牡)、半姉にアドマイヤグルーヴがいるショパン(栗・角居、牡)は、プリンシパルS(5月7日、東京、OP、芝2000メートル)を視野。

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【中山記念】やっぱり怪物!ドゥラ超豪華対決に快勝 2016年02月29日(月) 05:07

 第90回中山記念(28日、中山11R、GII、4歳上オープン国際、別定、芝・内1800メートル、1着本賞金6200万円 =出走11頭)1番人気ドゥラメンテが、好位から抜け出して昨年のダービー以来の復帰戦を白星で飾った。タイム1分45秒9(良)。登録しているドバイ国際諸競走(3月26日、ドバイ・メイダン)への出否は今週中にも決まる見込み。ミルコ・デムーロ騎手(37)は自身の記録を更新する5開催日連続重賞Vとなった。2着はアンビシャス、3着はリアルスティール

 役者が違った。昨年の最優秀3歳牡馬ドゥラメンテが復帰戦を快勝。骨折休養明けで9カ月ぶりでも、先輩の皐月賞馬2頭が相手でも、勝利が揺らぐことはなかった。

 「本当に強かったね。直線はいい手応えだったし、気持ち良かった」。M・デムーロ騎手は喜びを爆発させた。

 見た目にはクビ差の辛勝でも、内容はまさに横綱相撲。好スタートを決めて難なく5番手の外につけると、残り200メートルで堂々と先頭へ。外から同世代のアンビシャスが迫ったが、貫禄を見せて退けた。

 「いいスタートを決めて、いいポジションを取れた。抜け出してから危うく物見をするところがあったけど、自信を持っていた。左手前に替えてから瞬発力がすごかった」と主戦はパートナーを絶賛する。

 前走のダービーから18キロの馬体増でも「太くはない。体が大きくなったね」と成長分であることを証言。同じ中山の皐月賞では4コーナーで大きく外にふくれて審議の対象となったが、そんな荒々しさもこの日は影を潜めていた。「乗りやすくなったし、真面目になった」。心身ともに充実一途で、最強馬はまだ進化を続けている。

 デムーロ騎手はこれでJRA通算500勝。「ドゥラメンテで達成できてよかった」というミルコは、5開催日連続重賞制覇と絶好調だ。

 今後は登録しているドバイ国際諸競走が視野に入る。馬主の(有)サンデーレーシングの吉田俊介代表は「週中の様子を見てから出否を決めたい。使うならシーマクラシック(GI、芝2410メートル)になると思う」と前向きな姿勢を示した。

 「この馬はかなり強い。どこへ行ってもやれると思う」。数多くの名馬の背中を知る名手も、実力がワールドクラスであることを疑わない。無敵のコンビの快進撃は、たとえ海を越えても止まりそうにない。 (藤沢三毅)

★5開催日連続重賞制覇

 M・デムーロ騎手は14日(日)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)と5開催日連続重賞制覇となり、自身が持つ記録を1日更新した。今後は武豊騎手が持つ騎乗機会重賞6連勝の最長記録更新を狙う。騎乗機会とは重賞があっても騎乗しない場合はカウントされない。なお、土曜などに重賞が組まれていない場合は除いて施行機会という表現もあるが、これは武豊騎手が持っていた最長記録の5連勝に並んでいる。

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ドゥラメンテ

 父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、母の父サンデーサイレンス。鹿毛の牡4歳。美浦・堀宣行厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績7戦5勝。獲得賞金4億5557万5000円。重賞は2015年GI皐月賞、GI日本ダービーに次いで3勝目。中山記念は堀宣行調教師が初勝利、ミルコ・デムーロ騎手は11年ヴィクトワールピサに次いで2勝目。馬名の意味・由来は「荒々しく、はっきりと(音楽用語)」。

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【中山記念】やっぱり強い! ドゥラメンテ快勝! 2016年02月28日() 15:53

 28日の中山11Rで行われた第90回中山記念(4歳上オープン、GII、芝1800メートル、11頭立て、1着賞金=6200万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気ドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)が早め先頭から押し切って快勝。9カ月ぶりの実戦を制して実力を誇示した。タイムは1分45秒9(良)。

 人も馬も、ただただすごい。GIかと思えるほど中山に詰めかけた多くのファンから、興奮と感嘆と歓喜が入り交じった大歓声が上がる。昨年の最優秀3歳牡馬ドゥラメンテが5番手追走から早めに抜け出してそのまま押し切る快勝。57キロも休み明けも克服してのVとなった。また、騎乗したミルコ・デムーロ騎手は京都記念(サトノクラウン)、京都牝馬S(クイーンズリング)、フェブラリーS(モーニン)、アーリントンC(レインボーライン)に続いて開催日5日間連続の重賞勝ちという新記録を達成。さらにJRA通算500勝というメモリアルVも成し遂げ、記録づくめの勝利となった。

 レースは外からカオスモスが先手を取り、ラストインパクトがじわっと2番手に上がる。マイネルラクリマロゴタイプが3番手を併走し、やや離れた5番手に注目のドゥラメンテがつけた。リアルスティールはその後ろで6番手。イスラボニータはそのさらに後ろからの競馬となった。4コーナー手前でドゥラメンテが進出を開始すると場内がドッと沸く。勢いに乗ったドゥラメンテは、早々と前をかわして直線半ばで先頭に立ち後続を突き放す。ゴール前は外から猛然と追い込んだアンビシャスが迫ってきたものの、これをクビ差しのいでV。骨折明けの今期初戦を制して、今後への夢が大きくふくらむ勝利となった。2着は4番人気のアンビシャス。さらに1/2馬身差の3着には2番人気のリアルスティールが入っている。イスラボニータは伸びを欠いて9着に終わった。

 ドゥラメンテは、父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)サンデーレーシングの所有馬。通算成績は7戦5勝。重賞はGI皐月賞、GI日本ダービー(2015年)に次いで3勝目。堀宣行調教師は中山記念初勝利。ミルコ・デムーロ騎手は11年ヴィクトワールピサに次いで2勝目。

 ファンの大声援に満面の笑みでこたえたM.デムーロ騎手は「強いです。本当に。追い切りでも強いと思ったし、ずっとそう思っていました。久々で少しうるさかったけど、スタートが本当に良かったし、いいポジションが取れました。前走が2400メートルで今回が1800メートル。少し短いかもしれないと思ったけど、いいポジションが取れてよかった。早く先頭に立って、すごく物見をしていたので最後危なかったけど、よかったです。いい手応えだったし、本当に気持ちいいです。(通算500勝は)知らなかった。さっきバレットさんに聞きました(笑)。重賞も5連勝で、本当にすごいですね。きょうはドゥラメンテが走るので、多くのファンが来てくれて本当にうれしい。皆さんいつもありがとう」と頬を紅潮させて喜びを爆発させていた。

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アドマイヤグルーヴの関連コラム

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ヴィクトリアマイルも三連単91万馬券と難しかったですね。1着のアドマイヤリードは上昇度ナンバーワンと直前には▲まで上げたのですが、本命を打つ思い切りの良さが足りませんでした(無難に本命を打ったのはミッキークイーン)。2着のデンコウアンジュは「一発屋で田辺騎手でないと」と評価しなかったのですが、1着父ステイゴールド2着父メイショウサムソンと馬場が重かったのだろうなという結果でもありました。3着ジュールポレールは予想通り3着でしっかり買っていたし、人気のマンハッタンカフェ産駒2頭(クイーンズリングルージュバック)は馬場が合わないこともあり「消し」とし、穴人気ウキヨノカゼも追い込めない馬場で「消し」としたのは良かったんですが......。

では、気持ちを切り替えて今週のG1ヘ。桜花賞と皐月賞が終わっていくらも経っていない気がしていましたが、もう今週はオークス、来週にはダービーという時期なんですね。早いですね。案外間隔がなくて、確かに間に一戦トライアルをはさまないほうがいいであろうことは、自分が年取ったら、何となく分かるようになりました(笑)

今年は桜花賞が馬場悪く、前哨戦で勝負づけが終わったかと思ったメンバーでの順番入れ替わりの結果で、さらに今回大幅距離延長により、なかなか難しい一戦となりました。ここまでこの世代の実力上位牝馬達が、能力で距離こなしてしまう組と明らかにパフォーマンス落とす組に分かれ、しかもここ全力投球であとは夏休みに入るであろう渾身の仕上げでの一戦になります。また皐月賞に向かったファンデイーナは体重が減り続けたのもあり秋に備えて休みに入り、トライアルからはモズカッチャンが人気薄での勝利だったが評論家らの高評価を得ての参戦となります。

では恒例の1週前時点での全頭診断を。

1番人気想定 リスグラシュー:堅実に阪神JFでも桜花賞でも2着。東京マイルのアルテミスSを勝ち、阪神マイルのチューリップ賞で3着と間違いなくこの世代の上位形成はしている。だがハーツクライ産駒という血統的距離適性もありオークスで1番人気に持ち上げられるのは、ちょっと違うんじゃないかな、距離延びて案外な走りだったり、ここまで堅実だったが、そろそろ崩れるのもあるのでは、と個人的には思っています。好調な武豊騎手込みでちょっと過剰人気になるのでは。押し出された危険な人気馬な感ありあり。

2番人気想定 ソウルスターリング:桜花賞は断然人気を裏切り、血統的に父フランケルがマイラーだったことなどで距離不安を言われてもいますが、ヨーロッパの馬場でのマイラーくらいが日本の中距離にはいいと思いますし、まだそう気難しい感じにはなってきていないので馬場さえ良ければ、前哨戦で見せてきた高い能力(アイビーSでは皐月賞2着のペルシアンナイトも完封しています)からも巻き返し十分あると思います。

3番人気想定 アドマイヤミヤビ:桜花賞は惨敗したがクイーンCではNHKマイルCを制したアエロリットを余裕で差し切っており、リスグラシューよりこちらが距離延びて良いハーツクライ産駒でしょう。アドマイヤムーンをダーレーに売ったから社台グループの逆鱗に触れてG1勝てる馬をまわしてもらえなくなった、という説は話としては面白いが真実でないと思います。一時期、資金繰り悪化してキャンセルが相次いだりしたように超一流馬を手に入れられなかっただけだと思います。オーナーの2週連続G1制覇も十分あると思いますが、雑な騎乗のデムーロ騎手とはあまり手が合わないようにも思います(連勝中はルメール騎手でした)。

4番人気想定 フローレスマジックディープインパクト×マジックストームという世界的良血と言っていい配合ですが晩成なのか、本命を打ったフローラSでの3着には正直がっかりしました。完成は秋以降まで待たなければならないようで、ここでは消す予定です。

5番人気想定 レーヌミノル:桜花賞馬にしては人気を落としそうです。道悪でワンペースな走りが良かったのもあるのでしょうが、父ダイワメジャー自身もマイラーと思わせて有馬記念3着と案外距離はもつ下地はあり、母父タイキシャトルも厩舎が違ったら、もっと長い距離の馬だった可能性もある馬だったと思います。同世代同士なら距離適性より能力でやれてしまってもおかしくないと思います。

6番人気想定 モズカッチャン:3連勝でトライアルのフローラSを制しての参戦となります。玄人受けするのか競馬雑誌では高く評価する評論家が多いのですが、トライアル好走はあるかと思っていましたが、トップレベルからはちょっとスケールが落ちる感じがします。

ホウオウパフュームハーツクライ×キングマンボでノーザンF生産の本格派で、未勝利、寒竹賞と完勝して軌道に乗ったかと思ったが前哨戦のトライアルがいまいちで、活躍は秋以降か。

ブラックスビーチディープインパクト×キングマンボで角居厩舎とPOGで人気になりそうな組み合わせでスイートピーSを勝っての参戦だが、晩成傾向でここではまだ通用難しいのでは。

ハローユニコーン:桜花賞と同日の忘れな草賞の勝ち馬で、着差以上に楽な勝ちだったが今年はレベルが低かった感じもあり、父ハーツクライからもそこそこ人気になりそうで、あまり妙味は無いか。

ヤマカツグレース:行きたがる面がありトライアルの2000Mでもなだめつつやっとだったので、本番は厳しそう。父ハービンジャーより母が強くでているようでマイルあたりで活躍するのでは。

ミスパンテール:休み明けのチューリップ賞2着と能力見せつつも桜花賞では若さ丸出しで外に逃げ加減でさっぱり。今回人気を落とすだろうが、今度はきちんと走ってくれるかもしれず調教も良く、穴で期待。母父シンボリクリスエスは最近活躍をみせている。

ディアドラ:桜花賞6着まではマイル以下を使われてきたが、ハービンジャー×スペシャルウィークという血統通り距離延びた矢車賞を完勝してきた。間隔詰まるここ使えるか微妙かもしれないが、更に距離延びるここでも通用してよい。

カリビアンゴールド:体重を減らしながらトライアル2着してすべりこんだがもう余力ないのでは。唯一のステイゴールド産駒ということで距離延びて期待する人もいそうだが......。

ディーパワンサ:新馬、中京2歳Sと連勝したが、以降伸び悩みでここは厳しい。

モーヴサファイア:2月に小倉で2000M勝ってからの休み明け。ノーザンFだけに休み明けでも仕上がっているだろうが、ハービンジャーらしく小倉2000Mで夏に活躍するがここではないのでは。

レッドコルディス:フローラS5着と力をつけてきているしデビュー戦勝ちの素質馬だが、1月末の感冒での取り消しがあったように、賞金積めずここは間に合わなかった印象。

ムーンザムーン:スイートピーSは後方から差を詰めてきたが、あの相手を差し切れないようではちょっと物足りない現状。

アドマイヤローザ:フローラS7着はやや期待はずれだったが、母母アドマイヤグルーヴの良血馬でまだまだ伸びしろあり。ここに来て勢いを増すアドマイヤ軍団の二本目の矢も要注意。ヒモで買いたい。

マナローラ:ノースヒルズのハーツクライ産駒で母父もキングマンボと本格派だが、良くなるのは秋以降でまだ物足りない状況。

アルメリアブルーム:父ドリームジャーニーは弟オルフェーヴルが立派過ぎてピンチな状況だがオークスに産駒が出られるのは立派。トップレベルとはまだ差があるか。

ブラックオニキス:昨年夏にクローバー賞と札幌2歳S2着と十分実力以上に稼いだ馬で、今もそれなりに入着で稼いで馬主孝行だが馬券的には要らない。

ブルークランズ:3月末に未勝利を勝ち上がったばかりで先々成長してくるのだろうが今は要らない。

アンネリース:骨折明けのトライアル惨敗で上向くのは先で要らない。


<まとめ>
有力馬として軸候補:ソウルスターリングアドマイヤミヤビレーヌミノル

人気サイドで評価下げたい馬:リスグラシュー(ヒモでは買う予定だが)、フローレスマジック(消し想定)、モズカッチャン(消し想定)

穴として期待の馬:ミスパンテールディアドラアドマイヤローザ


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2014年08月06日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2014) 〜第5回 大駒を狙うなら今!ランキング上位馬を徹底考察〜
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 現2歳世代にとって最初のJRA重賞、7月19日の函館2歳ステークス(2歳G掘θヾ杣1200m)を制したのはアクティブミノル(ピエナアマゾンの2012)でした。スペシャルクラスのスンイチローさんをはじめとする指名者の皆さん、重賞制覇一番乗りおめでとうございます!

 もっとも、今シーズンのウマニティPOGはまだ始まったばかり。今後も節目となるレースごとに戦況が変わってくると思いますし、新たな馬に入札する機会もたくさん残されていますから、ほぼすべてのプレイヤーに優勝の可能性が残っているはずです。

 今回は、これから開放される仮想オーナー募集枠を狙っているプレイヤーの皆さんに一定の指針を示すべく、未出走、かつ秋季競馬以降にデビューを予定している「注目POG馬ランキング」上位馬(8月4日0時現在)の近況をまとめてみました。夏の2歳戦線は既に大勢が決しているうえ、シーズンを通して見るとこの時期に動くポイントは全体のごく一部。日本ダービーまでに逆転できるよう、今のうちにクラシック向きの大駒を確保しておきましょう。

 注目POG馬ランキング2位のタッチングスピーチ(リッスンの2012)は秋口のデビューを目指しノーザンファーム早来で調整中とのこと。いわゆる“POG本”で高く評価されていたこともあり、早期デビューの見込みがなかったにもかかわらず、一般的なルールのドラフトでは激しい争奪戦が繰り広げられました。私自身、血統背景やプロフィールから“POG本”の出るだいぶ前にこの馬をリストアップしたのですが、実際に取材した方たちの評価が思いのほか高く、結局ほとんどの団体で指名できなかったんですよね。今のところ当初の予定通りに調整が進められているようですし、今後の入札で大枚を叩く価値は十二分にあると思います。

 6位のクローディオシーザリオの2012)は、母に2005年のオークス馬、半兄に菊花賞馬のエピファネイアを持つ超良血馬。こちらはノーザンファームしがらきで乗り込まれているとのことでした。この馬に関しては新種牡馬のハービンジャーをどう見るかもひとつのポイントでしたが、7月下旬に2頭の産駒が新馬勝ちを果たすなど、滑り出しはまずまず順調。未知数だったファクターのひとつが解明されつつあるわけで、これから入札するのに適した評判馬の一頭と言えそうです。

 7位のレーヴミストラル(レーヴドスカーの2012)は、タッチングスピーチと同じくノーザンファーム早来で調整中。初陣はそれほど早くないかもしれませんが、今のところこれといった不安はなさそうですし、順調と言っていいんじゃないかと思います。確固たる地位を築き上げたキングカメハメハの産駒とはいえ、今年はディープインパクトハーツクライの産駒にも注目が集まっている分、これくらいの良血馬でも昨年までよりは指名しやすそうな印象。積極的に狙うべき一頭として引き続きマークしておくべきでしょう。

 8位のリアルスティール(ラヴズオンリーミーの2012)は7月下旬に一頓挫あって調教を休んでいる模様。6月にもペースダウンした時期がありましたし、デビューの時期に影響があるかもしれません。ただ、全兄のラングレーは10月下旬にデビュー戦を制したうえ、初めて出走した500万下も快勝。格上挑戦で回り道をしたものの、条件クラスをあっさり突破するだけのポテンシャルはありました。「来春のクラシック戦線で活躍してくれればOK」と考えるなら、それほど心配する必要はなさそうです。

 9位はドナブリーニの2012。全姉にジェンティルドンナドナウブルーを持つ良血馬ですが、個人馬主さんが所有していることもあり、近況に関する情報がほとんど出回っていません。馬名すらもまだジャパン・スタッドブック・インターナショナルに登録されておらず、指名を躊躇っているが多いのではないかと思います。もっとも、何らかの情報が出てきたらこれまで以上に注目を集めるでしょうし、入札するなら今が狙い目なのかも。仮想オーナー募集枠の開放スケジュールとも相談しながら検討してみてください。

 10位のデビュタントは7月にデビュー予定だったものの(→関連記事)、一頓挫あってこれを回避。秋口のデビューを目指して再調整されているそうです。大事には至らなかったようですし、もともとクラシック戦線での活躍を期待していた方が多いでしょうから、この後が順調であれば大きな影響はないはず。引き続きマークしておくべき一頭だと思います。

 14位のパラダイスリッジ(クロウキャニオンの2012)も秋の入厩を目指して調整されている模様。4頭の全兄(ボレアスマウントシャスタカミノタサハラベルキャニオン)はいずれも2歳時の10月以降にデビューしていますから、指名したプレイヤーの皆さんも現在の状況は織り込み済みでしょう。マウントシャスタは3歳時の2月という遅いデビューでしたが、そこからトントン拍子に出世し、デビュー4戦目のNHKマイルカップでは単勝2番人気の支持を集めました。この馬も初陣が楽しみですね。

 16位のドゥラメンテアドマイヤグルーヴの2012)は6月下旬に一旦入厩し、ゲート試験に合格。再び放牧へ出て秋のデビューに備えています。母の初陣は2歳時の11月でしたが、無傷の3連勝でクラシックに参戦。同じような軌跡を描けるでしょうか。

 23位のラヴィダフェリースアドマイヤハッピーの2012)も7月に札幌競馬場へ入厩してゲート試験をパス。現在はノーザンファーム空港牧場に放牧されています。兄姉の初陣は総じて遅く、この馬も万全の態勢でデビューできるようじっくり調整していくことになりそうです。

 25位のサトノシュプリーム(スカイディーバの2012)は母がフリゼットステークス(米G機砲鮴している良血馬。当歳時のセレクトセールで2億6250万円の値が付きました。個人馬主さんが所有していることもあって近況の情報は少ないものの、ポテンシャルの高さはかなりのレベルにありそうで、個人的にも注目しています。

 28位のグリュイエール(ウィンターコスモスの2012)は一般的なPOGドラフトが行われる直前の時期に評価が高まった印象。父ディープインパクト、母の父キングカメハメハという血統の馬はこれまでにJRAで4頭がデビューしており、うち3頭が勝ち上がりを果たしました。デニムアンドルビーヤマノフェアリーは3歳クラシック戦線でも注目を集めましたし、将来的に大流行してもおかしくない配合構成。さまざまな意味で興味を惹かれる一頭です。

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(次回のコラム更新は9月3日(水)になります。)

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング(皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。

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2014年07月02日(水) 11:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2014) 〜第4回 夏デビュー予定の注目馬〜
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 2014年の2歳戦スタートから早1ヶ月。先週末をもって3回東京、3回阪神、1回函館の開催が終了し、新馬と未勝利を合わせて29頭が勝ち上がりを果たしました。今週からは2回福島、3回中京、2回函館がスタート。本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。

 ウマニティPOGは第5回の入札が行われているところ。所有馬のラインナップがほぼ固まったプレイヤーも多いんじゃないでしょうか。私もスペシャルクラスに参加していますが、仮想オーナー馬の枠はほぼ使い切りました。

 ちなみに、スペシャルクラスは「各馬の仮想オーナー募集枠がひとつずつ(枠の開放はなし)」「ウマニティから一律に10億POGポイントを付与(ウマニティポイントからの変換は不可)」という特殊ルール。私を含め、60人のプレイヤーが参加しています。小林誠さんも仰っていましたが、この状況で良血馬や評判馬を揃えるのはかなり困難。いわゆる“POG本”で大々的に取り上げられるような馬は相当にポイントを集中させないと獲得できませんし、一人あたり10頭と仮定しても全部で600頭が指名されるわけですから、一般的なルールのドラフトではまず指名されない(しない)ような注目度の馬もラインナップに加える必要があるのです。実際、私もプライベートのドラフト(10頭持ち、参加者20名前後)で指名した馬は数えるほどしか獲得できませんでしたし、ドラフト前に用意した指名候補リスト(約50頭)は底をつきました。総合的な相馬眼や一年を通じての戦略性が問われる過酷な戦いになるでしょう。

 一方、ミリオネア、リッチ、ブルジョア、アベレージの各クラスは今後も定期的に仮想オーナー募集枠が開放されます。これから参戦するプレイヤーにも良血馬や評判馬を指名するチャンスがあるわけで、引き続き入札に注目しておきたいところ。そこで今回は、6月29日0時現在の「注目POG馬ランキング」で上位にランクインしていた馬のうち、未出走、かつ夏季競馬でデビュー予定の馬をまとめてみました。

 1位のアッシュゴールド(オリエンタルアートの2011)は既に入厩済み。7月26日に施行される中京芝1600mの新馬でデビュー予定です(→関連記事)。全兄にドリームジャーニーオルフェーヴルリヤンドファミユがいる超良血馬ということもあり、一般的なルールのドラフトでも激しい争奪戦が繰り広げられていましたね。デビュー(予定)前にこの馬の仮想オーナー募集枠が開放されるチャンスは残すところ7月7日だけ。初陣のパフォーマンス次第では、その次(8月4日)以降の仮想オーナー募集枠開放時もハイレベルな入札合戦となりそうです。

 10位のデビュタント(モアザンベストの2012)も入厩しており、7月6日に施行される中京1400mの新馬でデビュー予定とのこと。6月29日の阪神05R(2歳新馬・芝1800m外回り)を快勝したティルナノーグ(バイコースタルの2012)とともに、いわゆる“非社台系”のディープインパクト産駒として注目を集めています。母の父がStorm Cat系のGiant's Causewayということもあって、血統を重視しているプレイヤーに人気の一頭です。

 14位のアドマイヤロワ(シーズオールエルティッシュの2012)は7月13日に施行される中京芝1600mの新馬でデビューする予定となっています(→関連記事)。1歳時のセレクトセールで1億8000万円の値がついていますし、私個人としても各所で推奨した注目の1頭。初陣が楽しみで仕方ありません。

 15位のドゥラメンテアドマイヤグルーヴの2012)は美浦トレーニングセンターでゲート練習を行っている模様ですが、現在のところ秋季競馬でのデビューを予定しているそうです。また、16位のパピーラヴ(ラヴアンドバブルズの2012)は6月22日の東京05R(2歳新馬・芝1600m)で初陣を迎える予定だったものの、デビューを延期することになりました(→関連記事)。

 20位のコートシャルマン(コートアウトの2012)は半兄にストロングリターンがいる良血馬。デビュタントと同じく、7月6日に施行される中京1400mの新馬でデビューを予定しています(→関連記事)。今春のJRAG祇鐇でハーツクライ産駒が大活躍したこともあり、こちらもデビュー戦次第では引き続き激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

 25位のアースライズ(ライジングクロスの2012)は出走予定だった6月29日の阪神05R(2歳新馬・芝1800m外回り)を回避。7月6日に施行される中京1400mの新馬でデビュー予定とのことですから、いきなりデビュタントコートシャルマンと激突することになるかもしれません。POGで注目されることの少ないマンハッタンカフェ産駒ながら、一般的なルールのドラフトでもかなり評価されていた印象のある馬。デビュー戦の時期や結果によって注目度が大きく上下しそうな気はしますけど、狙っている方は今のうちに全力で獲りにいくべきでしょう。

 27位のカービングパスハッピーパスの2012)は函館競馬場に入厩中。札幌開催でのデビューを目標にしているとのことでした。個人的に懐疑的な見方をしているハービンジャー産駒ですが、6月29日の阪神05R(2歳新馬・芝1800m外回り)ではトーセンバジルケアレスウィスパーの2012)が2着に好走。他の産駒が今後の新馬で好成績を収めるようなら、本馬の人気も一気に高まりそうです。

 35位のシュヴァルグランハルーワスウィートの2012)はヴィルシーナの半弟。札幌開催でのデビューを予定しています(→関連記事)。未出走のハーツクライ牡馬で注目POGランキングの順位がもっとも高いのはこの馬。ヌーヴォレコルトワンアンドオンリージャスタウェイらの活躍ぶりを考えると、今後の入札ではさらに注目度が高まるかもしれません。

 半兄にブレイクランアウトがいる37位のブレイクエース(キューの2012)も入厩済み。順調に調整されている模様で、早期デビューを期待できそうです。また、40位のダイワミランダダイワスカーレットの2012)は新潟開催でのデビューを視野に入れている模様(→関連記事)。どちらも入札するなら今くらいのタイミングがベストなのではないかと思います。

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(次回のコラム更新は8月6日(水)になります。)

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伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング(皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。

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2014年06月11日(水) 14:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2014) 〜第3回 第1回入札を徹底分析〜
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 先週は『ウマニティPOG 2014』の第1回入札が行われ、週末にはJRAの2歳戦がスタート。ケツァルテナンゴ(ダイワオンディーヌの2012)、シゲルケンカヤマ(シゲルキリガミネの2012)、ノーブルルージュ(スプラッシュビートの2012)、マコトダッソー(マコトサンゴの2012)が早くも初勝利を挙げました。今シーズンも皆さんが指名した“愛馬”のご健康とご活躍をお祈り致します。
 今回はスペシャルクラスの第1回入札結果を中心に、2014-2015シーズン全体の傾向や各プレイヤーの戦略を分析してみました。なお、スペシャルクラスには59名のプレイヤーが参加しており、各馬の指名枠はひとつずつ。基本的に各プレイヤーの所有枠は10頭(アイテムの使用により20頭まで拡張可能)、所有しているPOGポイントは10億(ゴールドの購入により追加取得可能)です。

 まずは世間一般の人気が高かった馬、すなわち「注目POG馬ランキング」の上位馬について、スペシャルクラスでの入札状況を確認しておきましょう(表A-1)。




 2014-2015シーズンの“1番人気”はアッシュゴールド(オリエンタルアートの2012)。ドリームジャーニーオルフェーヴルの全弟という血統背景に加え、早期デビューを期待できそうな状況もあり、各ワールドで熾烈な争奪戦が繰り広げられました。
 スペシャルクラスでアッシュゴールドを落札したのはねるそんさんです。落札価格は90990万PP。所有ポイントの大半をこの馬1頭につぎ込んでいます。大胆な作戦に見えるかもしれませんが、前述の通りスペシャルクラスの指名枠は1頭につきひとつだけ。それでいて59人もの参加者が存在するのですから、世間一般で言う“ドラフト1位クラス”はこれくらい思い切った額でないと指名できません。この馬を有力視していたプレイヤーは他にもたくさんいるはず。ねるそんさんにとっては会心の落札だったんじゃないでしょうか。
 他にも「注目POG馬ランキング」2〜6位のタッチングスピーチ(リッスンの2012)、ポルトドートウィユ(ポルトフィーノの2012)、アヴニールマルシェ(ヴィートマルシェの2012)、クローディオシーザリオの2012)、ドナブリーニの2012がそれぞれ50000万PP超の高額で落札されています。私はタッチングスピーチ(リッスンの2012)に相応のポイントを割り振ったのですが、(E-TOMO)さんの入札額にはまったく太刀打ちできず。ちょっと見込みが甘かったですね……。プライベートのPOGで1位指名しているだけに、この馬が大活躍したら複雑な気持ちになるでしょう(笑)。
 一方、比較的“お買い得”な印象だったのは、kmさんが落札したワールドリースター(ワールドリープレジャーの2012)や超素人さんが落札したドゥラメンテアドマイヤグルーヴの2012)あたり。一般的なPOGでも指名のタイミングが難しそうな馬たちで、個人的には「巧く獲られてしまったな」と感じました。

 今度は逆に、高額なポイントで落札された馬たちを「注目POG馬ランキング」の順位とともに見ていきましょう(表A-2)。




 5万PP超で落札されたのは「注目POG馬ランキング」の上位6頭と、太組不二雄さんが60010万PPの値をつけたティルナノーグ(バイコースタルの2012)。ちなみに、太組不二雄さんは『ウマニティPOG 2013』でワンアンドオンリーを指名していましたね。同じノースヒルズの生産馬でもあり、この馬にも相当な手応えを感じていらっしゃるのではないでしょうか。
 8〜20位にもいわゆる“POG本”などで大きく取り上げられていた評判馬がズラリと並びました。「注目POG馬ランキング」が比較的低かったのは、オダチンさんが落札したレッドペルル(フェルメールブルーの2012)。もっとも、この馬だって十数人規模のドラフトなら3巡目前後までに指名されそうなレベルの注目度ですし、実際にスペシャルクラスでは計6名のプレイヤーが入札を行っています。59人も参加者がいると、これくらいの人気馬はポイントを一点集中させないとなかなか落札できないのです。
 逆に言うと、これらの馬はスペシャルクラスの精鋭たちが高額なポイントをつぎ込んででも欲しいと思っていたわけで、POG期間中に活躍する可能性は比較的高いんじゃないでしょうか。これから一般的なPOGに臨む方はもちろん、2歳戦の予想においてもぜひ注目してみてください。

 最後に、指名の全体的な傾向を探るべく、スペシャルクラスの第1回入札で落札された馬を性、種牡馬、生産者ごとに集計してみました。





 性別のランキング(表B-1)を見ると、牡牝の割合は概ね6:4。一般的なPOGと同じく、牡馬から駒を揃えていく方針のプレイヤーがやや多いようです。
 種牡馬別のランキング(表B-2)はディープインパクトが断然のトップ。次位グループはどれもどんぐりの背比べといった印象で、昨年の同時期と同じような構図になっています。もっとも、既に主要なディープインパクト産駒は指名され尽くしたと見ることもできるわけで、次回以降の入札はその他の種牡馬の産駒をどう指名していくかが大きなポイントと言えるでしょう。
 生産者別のランキング(表B-3)はノーザンファームがダントツで、2番手以下に続いているのもいわゆる“社台グループ”の生産者ばかり。その他のブリーダーが生産した馬については、次回以降の入札から争奪戦が本格化しそうです。

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(次回のコラム更新は7月2日(水)になります。)

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伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング(皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。

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2014年04月14日(月) 11:17 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 〜第12回 一足早く2014-2015POG注目馬を紹介〜
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 4月13日の桜花賞(3歳GI・阪神芝1600m外回り)と4月20日の皐月賞(3歳GI・中山芝2000m)でこの世代最初のクラシックウイナーが決まり、2013-2014年シーズンのPOGはいよいよ終盤戦に突入します。

 もっとも、POG関連のメディアにとって、現在は2014-2015年シーズンに向けた佳境の時期。来週4月15日からは第1回産地馬体検査が行われ、4月末から5月にかけて発売されるPOG関連書籍はどれも間もなく制作過程の最終段階に突入するはずです。実際、私も2012年に生まれた現2歳世代の分析はひと通り完了しました。

 そこで今回は、2014-2015年シーズンの注目馬をいち早く紹介したいと思います。選出方法は少し悩みましたが、やはり真っ先にチェックしておきたいのはセリ市場やクラブ法人で高い値がついた馬たち。自身が指名するかどうかはもちろん、入札やドラフトの作戦を立てるうえでも重要な存在ですからね。下記に挙げるラインナップを確認し、今のうちから戦略をイメージしておくべきでしょう。

 まずは日本国内のセリ市場で購買された馬から紹介します(購買価格はすべて税込み)。

 スカイディーバの2012(牡/父ディープインパクト)は2012年セレクトセールで2億6250万円。「サトノ」の冠号でおなじみの里見治氏が購買しました。母のスカイディーバはフリゼットステークス(米GI)などを制した活躍馬。初仔が当歳時にこれだけの評価を受けたわけですから、繁殖牝馬としてのポテンシャルも高いのだと思います。池江泰寿厩舎に入厩予定とのことです。

 シーズオールエルティッシュの2012(牡/父ディープインパクト)は2013年セレクトセールで1億8900万円。「アドマイヤ」の冠号で知られる近藤利一氏が購買しました。母のシーズオールエルティッシュは現役時代にボニーミスステークス(米GII)などを制覇。初仔のアドマイヤオウジャがデビューから2連勝、現3歳の全姉エルノルテもデビュー戦を制すなど、繁殖牝馬としての滑り出しも上々です。入厩先は橋田満厩舎となる見込みで、第1回産地馬体検査の受検を予定しています。

 パーシステントリーの2012(牡/父ディープインパクト)は2013年セレクトセールで1億7850万円。「トーセン」冠号の島川隆哉氏が購買しました。母のパーシステントリーは現役時代にパーソナルエンスンステークス(米GI)を制した名牝で、本馬は初仔。池江泰寿厩舎に入厩予定とのことです。

 ラヴアンドバブルズの2012(牝/父ディープインパクト)は2012年セレクトセールで1億5225万円。プリンセスカママルやカスティエルをJRAで所有しているPaul Fudge氏が購買しました。皆さんもよくご存知の通り、全兄ディープブリランテは2012年の日本ダービー馬。外国人馬主に日本の超良血馬という異色の組み合わせで、今後も注目を集めるのではないかと思います。

 ケアレスウィスパーの2012(牡/父ハービンジャー)は2012年セレクトセールで1億4175万円。馬名がトーセンバジルで申請されていますから、島川隆哉氏の所有馬となる模様です。母のケアレスウィスパーは現役時代にJRAで3勝をマークしたほか、2007年関東オークスでも2着に健闘。父のハービンジャーはキングジョージ六世&クイーンエリザベスステークスなどを勝っている期待の新種牡馬ですし、さまざまな意味で注目しておくべき一頭と言えるでしょう。

 続いてはクラブ法人の募集馬を紹介します。

 オリエンタルアートの2012(牡/父ステイゴールド)は社台サラブレッドクラブが1億8000万円で募集。全兄にJRAGI2勝のドリームジャーニーと3歳牡馬クラシック三冠馬のオルフェーヴルがいる超良血馬です。現4歳の全兄リヤンドファミユも2012年若駒ステークスを制していますし、本馬は全兄3頭と同じ池江泰寿厩舎に入厩予定。入札やドラフトでは激しい争奪戦が繰り広げられるんじゃないでしょうか。

 ポルトフィーノの2012(牡/父ディープインパクト)はサンデーサラブレッドクラブが1億2000万円で募集。母の母は1997年天皇賞・秋などを制したエアグルーヴで、母のポルトフィーノも2008年エルフィンステークスなどを勝っています。なお、本馬は第1回産地馬体検査を受験予定。預託先は開業4年目の高野友和厩舎です。

 シーザリオの2012(牡/父ハービンジャー)はキャロットクラブが1億2000万円で募集。母のシーザリオや半兄のエピファネイアがJRAGIを制したクラブゆかりの血統ですし、新種牡馬の父にとっても初年度産駒の目玉と言えるでしょう。石坂正厩舎に入厩を予定しています。

 ディアウィンクの2012(牡/父ステイゴールド)は社台サラブレッドクラブが1億円で募集。全兄のナカヤマフェスタは2010年宝塚記念を制したほか、同年の凱旋門賞でも2着に健闘しました。ナカヤマフェスタと同じ二ノ宮敬宇厩舎に入厩予定です。

 アドマイヤグルーヴの2012(牡/父キングカメハメハ)はサンデーサラブレッドクラブが1億円で募集。母のアドマイヤグルーヴは現役時代に2003年と2004年のエリザベス女王杯を連覇した名牝で、繁殖牝馬としてもJRAでデビューした産駒4頭のうち3頭が2勝以上をマークしています。本馬は堀宣行厩舎に入厩予定。関東馬絡みのルールがある団体では特に注目を集めるんじゃないでしょうか。

 レーヴドスカーの2012(牡/父キングカメハメハ)はサンデーサラブレッドクラブが1億円で募集。これまでに6頭の兄姉がデビューし、半姉レーヴディソールが2010年阪神ジュベナイルフィリーズを制すなど、6頭すべてがJRAGIに出走している安定感抜群の血統です。兄姉は6頭とも父が違うので、キングカメハメハに替わる本馬も活躍を期待できるのではないかと思います。入厩先は松田博資厩舎。第1回産地馬体検査を受験予定とのことでした。


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(伊吹雅也のPOG分析室は毎月15日頃に更新されます)

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伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング(皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。12/6日に全面監修の新刊『ウルトラ回収率 2014-2015(競馬王新書EX006)』(ガイドワークス)が発売された。

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2014年02月19日(水) 11:46 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 〜第10回 注目POG馬ランキング上位馬の近況をレポート〜
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 降雪の影響で大きくスケジュールが変更されたものの、今週末の“3日間開催”をもって1回東京と2回京都が終了。来月からは2回中山と1回阪神がスタートします。いよいよクラシックトライアルのシーズンですね。桜花賞(3歳GI・阪神芝1600m外回り)や皐月賞(3歳GI・中山芝2000m)への出走を目指すならここがラストチャンスですし、「オークス(3歳GI・東京芝2400m)や日本ダービー(3歳GI・東京芝2400m)に間に合えば……」という馬もそろそろ条件クラスは勝ち上がっておきたい時期。勝負どころのひとつと言っていいでしょう。

 今回は注目POG馬ランキング(2014/02/18 21:00更新分)で20位以内にランクインしている馬たちの近況をまとめてみました。現時点での成績は明暗分かれていますが、どの馬もデビュー前からGI制覇を期待されていたわけですから、今後も引き続き注目しておくべきだと思います。

 現時点でもっとも多くのポイントを獲得しているのは11位のハープスター(ヒストリックスターの2011)。新潟2歳ステークス(2歳GIII・新潟芝1600m外回り)1着、阪神ジュベナイルフィリーズ2着と、順調にポイントを積み重ねてきました。現在は3月8日のチューリップ賞に向けて調整中(→関連記事)。3歳牝馬クラシック戦線の主役と目されているだけに、まずは復帰戦のレースぶりをしっかりと見守りたいところです。

 3歳牡馬クラシック戦線で有力視されているのは5位のトーセンスターダムアドマイヤキラメキの2011)と20位のトゥザワールドトゥザヴィクトリーの2011)。トーセンスターダムは2月9日のきさらぎ賞(3歳GIII・京都芝1800m外回り)で、トゥザワールドは1月25日の若駒ステークス(3歳オープン・京都芝2000m)で3勝目をマークし、GIへの挑戦権をほぼ手中にしました。2012年セレクトセールで2億6250万円の値がついたトーセンスターダムは皐月賞へ直行(→関連記事)、おなじみの良血馬トゥザワールドは弥生賞に出走する予定(→関連記事)。無事なら皐月賞でも相応の人気を集めることになるでしょう。

 注目POG馬ランキング1位のレーヴデトワール(レーヴドスカーの2011)は11月24日の白菊賞(2歳500万下・京都芝1600m)を、同2位のラングレー(ラヴズオンリーミーの2011)は2月10日のゆりかもめ賞(3歳500万下・東京芝2400m)を制し、それぞれ既にオープン入りを果たしています。レーヴデトワールは兄姉の驚異的な勝ち馬率で、ラングレーは2013年春に大旋風を巻き起こした父ディープインパクト×母の父Storm Catの血統構成で注目を集めていた馬。いずれもまだ重賞では結果を出せていませんが、この時期までに2勝をマークしたのは地力の証明だと思いますし、今後が楽しみな存在です。

 残る15頭のうち10頭も勝ち上がりを果たしました。
 3位のサングレアルビワハイジの2011)はデビュー2戦目の福寿草特別(3歳500万下・京都芝2000m)で4着に敗れ、現在は休養中。おそらく、オークスを見据えたタイミングで復帰してくるのではないかと思います。過去2戦の馬体重が420kg、418kgとかなり小柄なタイプ。ここからどう成長してくるのでしょうか。

 4位のベルキャニオン(クロウキャニオンの2011)は12月22日のホープフルステークス(2歳オープン・中山芝2000m)で2着に好走。次走は2月23日のセントポーリア賞(3歳500万下・東京芝2000m)か、2月24日に延期された共同通信杯(3歳GIII・東京芝1800m)となりそうです。いずれにしろここで収得賞金を上積みしておきたいところですし、ひとつの試金石になると思います。

 6位のオリハルコン(シルヴァースカヤの2011)は2月2日の東京6R(3歳500万下・東京芝1800m)でロサギガンティアから1馬身半差の2着。現在は放牧に出ていますから、おそらく日本ダービー出走を見据えた形で復帰戦を選ぶことになるでしょう。半兄Sevilleは2011年アイルランドダービーの2着馬で、2013年にはオーストラリアのG汽瓮肇蹈櫂螢織鵐魯鵐妊ャップを制覇。まだまだ奥のありそうな血統です。

 7位のサトノアラジン(マジックストームの2011)は12月21日のラジオNIKKEI杯2歳ステークス(2歳GIII・阪神芝2000m)で3着に健闘。共同通信杯への出走を予定していましたが、降雪の影響でレースが延期されました。なお、今週は共同通信杯だけでなくセントポーリア賞(3歳500万下・東京芝2000m)にも特別登録を行っています。ラジオNIKKEI杯2歳ステークスだけでなく11月16日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳GIII・東京芝1800m)でも単勝1番人気の支持を集めるなど、潜在能力は高く評価されている印象。あとはいかに収得賞金を上積みしていくかでしょう。

 8位のモンドシャルナ(ウインドインハーヘアの2011)はディープインパクトの半弟。ラジオNIKKEI杯2歳ステークスと若駒ステークスで単勝2番人気となったように、こちらもファンやメディアの注目を集めていますね。次走は3月1日の水仙賞(3歳500万下・中山芝2200m)を予定している模様(→関連記事)。皐月賞や日本ダービーへの出走を目指すなら落とせない一戦です。

 やや苦戦しているのは13位のエルノルテ(シーズオールエルティッシュの2011)。デビュー戦こそ難なく勝ち上がったものの、その後は4着、9着、9着と結果が出ていません。
 私事ながら、今シーズンの私は『ウマニティPOG』だけでなくプライベートのPOGでもこの馬を重視していました。当初は阪神芝1600m外回りや東京芝2400mに向くタイプではないかと思っていましたけど、陣営は少々異なるイメージを持っているようで、今のところ出走したのは芝1400mのレースばかり。そのうち変わり身を見せてくれると信じていますが、どうなりますかね。

 16位のテスタメントブラックエンブレムの2011)は11月24日のベゴニア賞(2歳500万下・東京芝1600m)で単勝1番人気の支持を集めながら4着。その後は休養していましたが、既に帰厩しています。
 18位のガリバルディ(シェンクの2011)はベルキャニオンサトノアラジンと同じく今週末の共同通信杯とセントポーリア賞に特別登録を行いました。
 17位のシャドウダンサーダンスインザムードの2011)は黄菊賞(2歳500万下・芝1800m外)を最後に、19位のダイワレジェンドダイワスカーレットの2011)は11月24日の白菊賞(2歳500万下・京都芝1600m)を最後に休養中です。

 残る5頭は残念ながらまだ勝ち上がりを果たせていません。
 9位のグレンシーラ(ドナブリーニの2011)は、前回も書いた通り昨年7月に左前脚の骨折が判明。デビューに向けて調整されている模様ですが、もう少し時間がかかるのではないかと思います。
 10位のボージェストアドマイヤグルーヴの2011)は11月16日の京都6R(2歳新馬・京都芝1600m)でデビューしたものの8着。その後は休養に入りました。12位のオリエンタルポピートールポピーの2011)も9月22日の阪神5R(2歳新馬・芝1600m外)で9着に敗れ、まだ復帰できていません。
 14位のトレジャーマップ(ポイントフラッグの2011)は年明けの1月26日に京都6R(3歳新馬・京都芝1800m外回り)でデビュー。しかしこのレースで5着に敗れ、続く2月9日の京都5R(3歳未勝利・京都芝2200m外回り)でも5着に敗れてしまいました。全兄のゴールドシップも京都芝外回りをやや苦手としている馬ですが、おそらくコースが変わるであろう3戦目で変わり身を見せられるでしょうか。
 15位のパリーアーク(ムーンライトダンスの2011)は2月17日の東京5R(3歳未勝利・東京芝1800m)で約7カ月ぶりに復帰したものの7着。休養明けを叩いた次走以降が試金石となります。


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■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、コピーライター、競馬評論家。的確でわかりやすいデータ分析に定評があり、現在は『JRAホームページ』内「今週の注目レース」で“データ分析”のコーナーを担当しているほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている。競走馬への一口出資やペーパーオーナーゲーム(POG)にも造詣が深く、現4歳世代のPOGでは、参加したすべてのドラフト(いずれも参加者20名以上)においてジェンティルドンナの単独1位指名に成功。現3歳世代も“赤本”こと『POGの達人』(光文社)誌上においてカミノタサハラコディーノフラムドグロワールらを推奨し、推奨馬の獲得賞金ランキング(皐月賞終了時点)で1位を獲得した。近著に『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。2013年12月に全面監修の新刊『ウルトラ回収率 2014-2015(競馬王新書EX006)』(ガイドワークス)が発売された。

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アドマイヤグルーヴの口コミ


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「今、日本で最も勝てるホースマン」は英オックスフォード大卒の超エリート!世界の超一流を知る中内田充正調教師は「成功」を約束された男?─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2017年3月1日 9時26分
http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2717.html


 この男の成功は約束されたものだったのだろうか。
「今、日本で最も勝てるホースマン」と言われれば、多くの競馬ファンがM.デムーロ騎手を想像するだろう。
 東京新聞杯(G3)で今年初重賞を勝ったかと思えば、そこから京都記念(G2)、フェブラリーS(G1)、そして先週のアーリントンC(G3)と中山記念(G2)と現在4週連続重賞勝利中の「絶好調男」だ。
 一時は勝ち星が伸びず「不調」と囁かれていたが、今となっては2位の田辺裕信騎手に3勝差を付ける堂々のリーディング騎手である。勝率でもトップに立っており、まさに「勝てる男」と呼ぶに相応しい。
 しかし、そんなデムーロ騎手以上に「絶好調」な男がいる。調教師の中内田充正氏だ。
 現在12勝を上げ、調教師リーディングのトップを走る中内田厩舎。何よりも驚異的なのは「勝率」で0.353は、騎手1位デムーロ騎手の0.210を大きく上回るだけでなく、0.200で2位の堀宣行厩舎以下をまったく寄せ付けない独走状態。
[12.3.4.2.2.11]という実績からも"神懸った勝負強さ"を発揮していることがわかる中内田厩舎は、今年の出走回数が34。これは2位で11勝を上げている音無秀孝厩舎の65のおよそ半分となる。
 とにかく「勝てる」という意味では、今最も勢いのある存在といえるだろう。
 無論、このような状況がずっと続くとは思えないが、その一方で中内田調教師は決して"まぐれ"や"運"だけでのし上がってきたわけではない。それは師の経歴を見れば明らかで、実は中内田充正はおそらく競馬界一のキャリアを誇る「超エリート」だ。
次のページ 父は牧場オーナー、大学はオックスフォードの中内田調教師

 父は信楽牧場のオーナー。幼少期から馬がいる環境で育ったこともあり、日本ではあまり馴染みのない「馬学科」を求めて高校時代からアイルランドに留学。欧州の競馬関係者から馬に関する基礎を学んだ後、英オックスフォード大学を卒業。
 その後はアメリカに渡ってロバート・フランケル調教師の元で師事。ちなみにソウルスターリングの父として日本でも大きく知られる最強馬フランケルは、この調教師が亡くなった際につけられたものだ。
 中内田氏が所属していた頃のフランケル厩舎は年間25勝のG1勝利を上げるなど、まさに世界一の存在。中内田氏もエンパイアメーカー、メダグリアドーロ、アルデバランといった日本でも種牡馬実績のあるG1馬の調教に携わっている。つまり、この時点で超一流馬の"背中"を何度も体感しているということである。
 さらにダーレーやクールモアといった世界的な馬主グループで育成のノウハウを学び、約10年の研修を経て日本へ。サイレンススズカやアドマイヤグルーヴなどを手掛けた橋田満厩舎の助手として日本競馬の基礎を学び、2012年に33歳の若さで調教師免許を取得。
 厩舎開業までの2年間は、藤原英昭厩舎でエイシンフラッシュやトーセンラーといったG1馬の調教に従事。角居勝彦厩舎で厩舎経営を学び、2014年の3月に厩舎を開業している。
 まさしく絵に描いたようなエリート。厩舎開業後も7勝→23勝→32勝とメキメキと頭角を現し、昨年はヴゼットジョリーの新潟2歳S(G3)で初重賞制覇を飾ると、パールコードで秋華賞(G1)を2着している。
「リスグラシューやリアルスティールを手掛ける矢作調教師が名門の開成出身で、オーストラリアで研修を積んだことは有名ですが、中内田調教師はその"斜め上"を行っています。一昔前と比べれば、競馬界の門戸も随分一般的になりましたし、今後もこういった『エリート調教師』が出てくるかもしれませんね」(競馬記者)
 トレーナーとしての仕事だけではなく、所属馬の適切なレースの選択し、方針を馬主や騎手と綿密な打ち合わせなどを行う一方、暇を見つけては日本だけでなく世界中の牧場を巡って優秀な幼駒を探すなど、膨大なマネージメント力が問われる調教師。
 やはり、"頭脳明晰"な人ほど成功できる稼業なのだろうか。

 白いの 2016年07月01日(金) 08:59
ドゥラメンテ引退で残念なこと3つ
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今日から7月。
うちの会社は今日が定期異動の日。
新たなメンバーと新たな気持ちで仕事に臨みたいですね。

そんな、うちの会社的に心機一転の時期に残念なニュースが飛び込んできました。

昨年の2冠馬・ドゥラメンテが宝塚記念レース後の怪我で、競走能力喪失と診断され、
引退・種牡馬入りとなりました。

残念なポイントは3点あります。

1つは、レース中の怪我ではなく、レース後、ゴール板を過ぎてからのアクシデントによる怪我だということ。
もう、不運としか言いようがないですね。

2つ目は、まだまだ持てる潜在能力を発揮できないまま、引退を余儀なくされてしまったこと。
この馬の未知なる可能性が競馬ファンみんなの楽しみだったと思います。

3つ目は種牡馬としての価値について。
ご存知の通り、ドゥラメンテは父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、母の父はサンデーサイレンス、母の母はエアグルーヴで、エアグルーヴの父はトニービン、と、
日本競馬の結晶のような血統が仇となって、
繁殖牝馬の選定が難しいのです。

ここで怪我をせず、秋は予定されていた凱旋門賞を勝って、世界に名前を売って、サンデーやキンカメの血が入っていない牝馬と交配できれば、種牡馬としての可能性が広がったと思うのですが…。

それでも、まあ、種牡馬として一定の人気は集めるのでしょうが、
そこからよい仔に恵まれるかが、今後のドゥラメンテの命運を占うことになりそうです。

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