【オークス】U指数的分析の結論!2018年5月20日(日) 10:09
G1開催週に公開されるコラム「U指数的分析」の内容をもとに、ピックアップした条件に合致する馬や買い目を提示しました。予想の際にお役立てください。
※2012年以降の結果をもとに検証
<ポイント①>
2012年以降で2着連対した12頭のうち9頭がU指数5位以内。指数上位馬を素直に信頼できるが、指数上位馬は人気も上位というケースが多く、配当妙味はない。U指数を考慮せずに見ても、ふたケタ人気馬の馬券絡みはなく、人気サイドで決まりやすい。指数上位の人気馬が中心に手堅く攻めるのがベターと言える。
1位→⑬アーモンドアイ
2位→②ラッキーライラック
3位→①リリーノーブル
4位→⑥オールフォーラヴ
5位→③マウレア
<ポイント②>
軸馬の絞り込みは難しいが、頼れるのは高指数の桜花賞直行組。なかでも指数90.0以上かつ桜花賞で5番人気以内だった馬の期待値が高く、単勝回収率256.7%、複勝回収率117.3%を記録。連続好走にせよ凡走からの巻き返しにせよ、桜花賞で高い支持を集めていた馬が底力を見せる傾向にある。
指数90.0以上かつ、桜花賞で5番人気以内だった馬
①リリーノーブル
②ラッキーライラック
③マウレア
⑬アーモンドアイ
<ポイント③>
低指数馬が3着に入ることはあるが、2着連対圏に食い込んでくることはほとんどない。取捨の基準は、指数90.0という壁を越えているかどうか。90.0未満の馬は【1.1.4.44】となっている。例外は14年1着のヌーヴォレコルト(前走桜花賞3着)と、17年2着のモズカッチャン(前走フローラS1着)。実績のない低指数馬は基本的に軽視のスタンスで問題ない。
指数90.0未満
⑤カンタービレ
⑦トーホウアルテミス
⑨シスターフラッグ
⑪パイオニアバイオ
⑫サヤカチャン
⑭ランドネ
⑮ウスベニノキミ
⑯ウインラナキラ
⑰ロサグラウカ
⑱オハナ
ウマニティ重賞攻略チーム |
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◆落ち着き十分〔1〕リリーノーブル
桜花賞3着馬は、渋滞もなく、スムーズに輸送をクリア。栗東にいるときと変わりなく、落ち着きは十分だ。
「強い調教をやっても、カイバ食いはいいし、状態は彼女なりにいいんじゃないでしょうか。ここまで、順調にきました」と松水助手は笑顔で話した。
◆2400メートルで逆転へ仕上がり万全!!〔2〕ラッキーライラック
桜花賞2着の雪辱を期す昨年の2歳女王は、正午前に到着し、30分間の引き運動を行った。丸内助手は「最近は当日輸送が多かったし、馬運車を降りたら競馬が近いと感じるかと思ったけど、馬はレースの日じゃないと分かっていたみたい。中間の長距離仕様の調教で、いつもなら押さえなきゃいけない場面でもやりすごせるようになったのは大きい」と2400メートルへの対応に自信を見せた。
◆気持ち入った〔3〕マウレア
南の角馬場からWコースを軽快に1周駆け抜けた。矢嶋助手は「気持ちが入って、競馬が近いと分かっているよう。折り合いに苦労する馬ではないし、何より百戦錬磨のジョッキー。“距離が延びてもいい”と言っていたし、イメージもできているんじゃないかな」と武豊騎手に委ねた。
◆間隔あけて期待〔5〕カンタービレ
フラワーC覇者も順調に輸送をクリア。清山助手は「長距離輸送は中山で経験しているから、道中も順調だった。レース間隔をあけたのは、デリケートな牝馬にとってプラスだし、レースで力を発揮できれば」と期待をかけた。
◆ふっくら好感〔6〕オールフォーラヴ
忘れな草賞の勝ち馬はラッキーライラックと同時間帯に東京競馬場入り。月舘厩務員は「初めての長距離輸送だったけど案外、大丈夫だった。この中間は食べたものが実になって、体をふっくら見せる。調教での左回りの走りもスムーズ。前走でコーナー4つを経験しているのもプラスになるんじゃないかな」と期待を込めて送り出す。
◆大一番へ良化〔7〕トーホウアルテミス
関東圏への輸送は初めてだったが、問題はなかった。「いつもと同じ感じ。気温もちょうどいいしね。前走の勝ち方にはびっくりした。行きっぷりも良くなっているし、徐々によくなっている。折り合いに問題もないしね」と木村助手。
◆馬体不安なし〔8〕サトノワルキューレ
サンスポ賞フローラSの覇者は、僚馬2頭とともに午後3時20分すぎに府中入りした。木村厩務員は「今まででレース間隔が一番短いけど、カイバは食べているし、(角居)先生も攻め専も『回復している』と言っていた。前回も輸送で4キロしか減らなかったし、450キロを切るくらいで出せるのでは」。大幅な馬体減の心配はなさそうだ。
◆使われて上昇〔9〕シスターフラッグ
東京への輸送は昨年秋に続いて2回目とあって、落ち着き払っていた。梅内助手は「1回使われて、馬はグッとよくなっています。昨年からここを目標にして、出走できてよかったです」と話した。
◆銭形模様出た〔10〕レッドサクヤ
輸送は問題なく、約30分の引き運動をこなした。馬体には、体調の良さを表す銭形模様が浮き上がり毛づやはピカピカだ。「カイ食いも精神的にも安定してきました。数字は変わりませんが、体は大きくなりましたね。距離は大丈夫だと思います。具合はかなりいいですね」と榎本助手は状態面に太鼓判を押した。 |
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