ゴールドアリュール(競走馬)

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ゴールドアリュール
写真一覧
抹消  栗毛 1999年3月3日生
調教師池江泰郎(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者追分ファーム
生産地追分町
戦績16戦[8-1-1-6]
総賞金21,037万円
収得賞金9,275万円
英字表記Gold Allure
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
ニキーヤ
血統 ][ 産駒 ]
Nureyev
Reluctant Guest
兄弟 ゴールスキーニルヴァーナ
市場価格
前走 2003/06/25 帝王賞 G1
次走予定

ゴールドアリュールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
03/06/25 大井 9 帝王賞 G1 ダ2000 15--------11** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 510
(--)
2.07.9 0.0----ネームヴァリュー
03/04/27 京都 11 アンタレスS G3 ダ1800 16591.411** 牡4 59.0 武豊池江泰郎 504
(-8)
1.49.7 -1.337.2イーグルカフェ
03/02/23 中山 11 フェブラリー G1 ダ1800 16353.111** 牡4 56.0 武豊池江泰郎 512
(+6)
1.50.9 -0.138.1ビワシンセイキ
02/12/29 大井 9 東京大賞典 G1 ダ2000 16--------1** 牡3 55.0 武豊池江泰郎 506
(--)
2.05.6 -0.0----ビワシンセイキ
02/11/23 中山 11 JCダート G1 ダ1800 16482.625** 牡3 55.0 武豊池江泰郎 508
(+17)
1.52.6 0.438.9イーグルカフェ
02/09/23 盛岡 10 ダービーGP G1 ダ2000 14--------1** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 491
(--)
2.08.1 -0.0----スターキングマン
02/07/04 大井 9 ジャパンDD G1 ダ2000 15--------1** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 503
(--)
2.04.1 -0.0----インタータイヨウ
02/05/26 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 1881848.1135** 牡3 57.0 上村洋行池江泰郎 498
(-4)
2.26.5 0.335.8タニノギムレット
02/04/27 京都 10 端午S OP ダ1800 13572.411** 牡3 55.0 上村洋行池江泰郎 502
(+2)
1.50.6 -0.736.4カイトヒルウインド
02/04/13 阪神 5 3歳500万下 ダ1800 14694.521** 牡3 55.0 上村洋行池江泰郎 500
(+6)
1.51.6 -0.738.0マイネルディバイン
02/03/09 阪神 12 ゆきやなぎ賞 500万下 芝2000 137103.614** 牡3 55.0 熊沢重文池江泰郎 494
(+4)
2.01.5 0.836.0⑦⑧⑧⑤ユウキャラット
02/02/23 中山 9 水仙賞 500万下 芝2200 166125.025** 牡3 55.0 後藤浩輝池江泰郎 490
(-12)
2.14.8 0.635.7ダディーズドリーム
02/01/26 小倉 9 くすのき賞 500万下 芝1800 14462.213** 牡3 55.0 内田浩一池江泰郎 502
(0)
1.53.2 0.438.7タケハナオペラ
01/12/23 中山 7 ホープフルS OP 芝2000 16471.914** 牡2 55.0 武豊池江泰郎 502
(-4)
2.02.0 0.336.4⑫⑬⑬⑫タイガーカフェ
01/11/25 京都 4 2歳新馬 芝1800 9331.411** 牡2 54.0 熊沢重文池江泰郎 506
(-2)
1.48.7 -0.235.6アンフィトリオン
01/11/11 京都 4 2歳新馬 芝1800 13575.332** 牡2 54.0 熊沢重文池江泰郎 508
(--)
1.48.3 0.136.1④④ヤマニンセラフィム

ゴールドアリュールの関連ニュース

7日にJRAの競走馬登録を抹消され、種牡馬入りが発表された昨年の高松宮記念勝ち馬ナランフレグ(父ゴールドアリュール、母ケリーズビューティ、牡7歳)が8日午前、繋養先となる北海道日高町・Yogiboヴェルサイユリゾートファームに到着。落ち着いた様子で馬運車から降り立つと、待ち構えた報道陣を前に金色に輝くたてがみをなびかせながら立ち姿を決めた。

到着を見守った同ファームの岩崎崇文代表は「まずは無事に到着してよかったです。ゴールドアリュール産駒ただ一頭の芝GⅠの勝ち馬。デビュー当時はダートを走っていたようにダート適性もあると思います」と期待を寄せる。種付けは外部のスタリオンに輸送して行う予定。種付け料は現時点では未定となっている。

【血統アナリシス】ユニコーンS2023 後継種牡馬も活躍するゴールドアリュール、ヘニーヒューズも人気不問で上位を賑わす 2023年6月17日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はユニコーンS2023・血統予想をお届けします!

昨年はエスポワールシチー産駒の7番人気ペイシャエスが勝ち、同馬は同産駒としてもJRA重賞初制覇を飾ることになった。もとよりエスポワールシチーの父であるゴールドアリュールが種牡馬としてユニコーンSでは最多となる3勝を記録しているが、今後はゴールドアリュール系として後継種牡馬の動向も注視していく必要がありそうだ。

また、近年はヘニーヒューズ産駒が人気不問で上位を賑わす傾向にあり、19年の勝ち馬ワイドファラオを出すほか、21年3着ケイアイロベージ、22年2着セキフウと目下2年連続で馬券に絡む活躍を見せている。


ペリエールは、父ヘニーヒューズ×母ソフトライム(母の父フジキセキ)。UAEダービーからの臨戦で好走した馬には13年3着ケイアイレオーネ、22年2着セキフウの2頭を挙げられるが、どちらも本馬と同じヘニーヒューズ産駒であることは興味深いところ。また、フジキセキは種牡馬として「2-0-0-3」、母の父として「0-1-1-0」であることも評価に値する。東京は2戦2勝の巧者で、ヒヤシンスS勝ちの実績からも主役を担うべき存在だろう。

カレンアルカンタラは、父エスポワールシチー×母ラセレシオン(母の父ゼンノロブロイ)。父は昨年の勝ち馬を出しているが、自身も現役時はゴールドアリュール産駒を代表する一頭として、10年フェブラリーSを制した実績を持つ。一方、母も全3勝を東京ダート1600mであげているコース巧者なので、本馬は父系からも母系からも舞台適性を強調しやすい。勝ち負けがハッキリしやすい血筋でもあり、一変しても何ら不思議ない魅力は充分にある。

ブライアンセンスは、父ホッコータルマエ×母ヒラボクビジン(母の父ブライアンズタイム)。同じ母の父となる馬には14番人気の人気薄で2着となった21年サヴァを挙げられるが、ブライアンズタイムは種牡馬としても2頭の勝ち馬を出すなど好相性を示す。本馬は東京ダート1600mでハナ差の惜敗を喫した相手がのちの関東オークス勝ち馬とあれば悲観する必要はなく、叔父にインカンテーションがいることからもコース適性は折り紙付きだ。

【血統予想からの注目馬】
ペリエール ⑧カレンアルカンタラ ⑬ブライアンセンス

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【血統アナリシス】東海S2023 ゴールドアリュールの直系が幅広く活躍、アフリートの血を引く馬は人気不問で要注意 2023年1月21日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は東海S2023・血統予想をお届けします!


昨年は他馬より重い斤量を背負っていたオーヴェルニュ(父スマートファルコン)が2着に好走。なお、同馬は一昨年の勝ち馬でもあるので、2年連続で勝ち負けを演じてみせたことになる。また、15年1着コパノリッキー(父ゴールドアリュール)、21年3着メモリーコウ(父エスポワールシチー)など、オーヴェルニュ以外にもゴールドアリュールの直系が幅広く活躍していることを併せて覚えておきたい。

ほか、母の父にアフリート系種牡馬を配された馬も人気不問で好走が目立ち、19年には1番人気インティ(母の父Northern Afleet)と4番人気スマハマ(母の父アフリート)が1・3着で入線。それ以前には13年2着ナムラタイタン(母の父アフリート)が8番人気、17年2着モルトベーネ(母の父アフリート)が12番人気の人気薄で連対している。

オーヴェルニュは、父スマートファルコン×母ギュイエンヌ(母の父タニノギムレット)。21年1着、22年2着とリピート好走している舞台適性は侮れず、中京競馬場は21年平安Sでもレコードタイムで勝利した実績を持つ。本馬は全8勝のうち5勝が稍重~不良の道悪巧者でもあり、同条件であれば中京競馬場では3戦3勝と底を見せていない。揉まれ弱さが同居するタイプではあるものの、型に嵌ったときの強さは父を彷彿とさせるものがある。

クリノドラゴンは、父アスカクリチャン×母クリノクレオパトラ(母の父ロージズインメイ)。本馬は母の父でこそないものの、スターリングローズ、アフリートへと遡る父系であることが興味深い。なお、母の父も種牡馬として14年3着マイネルバイカ、18年2着コスモカナディアンを出した。前走浦和記念では不得手と思われた小回りコースを克服して重賞初制覇を達成。全5勝を武豊騎手とのコンビで挙げている相性の良さにも注目だろう。

ハヤブサナンデクンは、父ゴールドアリュール×母ホワイトクルーザー(母の父クロフネ)。存在感を放つゴールドアリュール系に該当する一頭で、本馬においては15年チャンピオンズカップを制したサンビスタの甥であることも特筆できるだろう。この父系らしく自分のリズムで競馬ができないと脆い面はあるが、その一方で三宮S勝ちの内容からもスピードの持続力には目を見張るものがある。強気に立ち回ることができれば重賞でも侮れない。

【血統予想からの注目馬】
オーヴェルニュ ⑫クリノドラゴン ⑬ハヤブサナンデクン

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【血統アナリシス】シリウスS2022 古馬オープン特別以上で躍進するA.P. Indyの直系 2022年9月30日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はシリウスS2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、シリウスSは3年連続で中京ダート1900mに舞台を移して行われることになる。当該コースで常設されている古馬のオープン特別以上のレースはないが、21・22年平安S、21・22年アルデバランSもシリウスSと同様に代替開催されているため、それらのレース傾向も併せて考えてみたい。

大まかな種牡馬系統でみると、古馬オープン特別以上ではA.P. Indyの直系が「2-2-1-7」と活躍しており、これには昨年の勝ち馬サンライズホープ(父マジェスティックウォリアー)も該当する。なお、今年おこなわれた平安Sにおいては、1着テーオーケインズ(父シニスターミニスター)、2着ケイアイパープル(父パイロ)、3着メイショウハリオ(父パイロ)と同系統の馬たちで1~3着までを独占していたことは念頭に置くべきだろう。

ほか、20年シリウスSではゴールドアリュール産駒のサクラアリュールが7番人気2着と低評価を覆す走りをみせていたが、スマートファルコン産駒のオーヴェルニュも21年平安Sでコースレコードを記録するなど、ゴールドアリュールの直系も存在感を示している。

サンライズホープは、父マジェスティックウォリアー×母オーパスクイーン(母の父スペシャルウィーク)。本馬は昨年の勝ち馬であるとともに、中京競馬場は21年三宮Sでオープン勝ちの実績も持つ。前走は同じコースで行われた平安Sに出走して7着。本来の粘り強さが見られなかったが、540kgを超える大型馬でもあり、久々の影響が応えた部分もあったのだろう。今回も約4か月ぶりの実戦となるだけに、当日の馬体等は気にかけておきたい。

デルマルーヴルは、父パイロ×母カリビアンロマンス(母の父コマンズ)。同産駒は代替開催された過去2年のシリウスSに出走歴がないものの、今年の平安Sでは2・3着に揃って入線しており、本馬自身も16番人気10着と人気以上の走りは見せていた。今回は54kgで出走できるハンデ戦。20年日本テレビ盃2着を最後に馬券圏内には届いていないが、9~11月に良績が集まっていることを鑑みると、ここで大駆けがあっても不思議はなさそうだ。

ハヤブサナンデクンは、父ゴールドアリュール×母ホワイトクルーザー(母の父クロフネ)。中京競馬場では「3-2-0-0」と連を外していない巧者で、そのうちダート1900mは2戦2勝と負け知らず。同年の三宮S勝ちの実績を持つ点においては、昨年の勝ち馬サンライズホープとも共通する。また、注目に値するゴールドアリュール産駒であることのほか、叔母に15年チャンピオンズカップなど重賞6勝のサンビスタがいる血統背景も特筆できるだろう。


【血統予想からの注目馬】
サンライズホープ ①デルマルーヴル ②ハヤブサナンデクン

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【血統アナリシス】レパードS2022 ネオユニヴァースの直系が2年連続で連対中、近年はパイロ産駒も存在感を示す 2022年8月6日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はレパードS2022・血統予想をお届けします!


昨年はネオユニヴァース産駒の1番人気メイショウムラクモが後続に3馬身差を付ける快勝。同種牡馬の産駒は16年1着グレンツェント以来2勝目、直系は20年2着ミヤジコクオウ(父ヴィクトワールピサ)に続く2年連続での連対となった。

これまでに複数回勝利実績のある種牡馬は上記ネオユニヴァースほか、12年1着ホッコータルマエ、19年1着ハヤヤッコを出したキングカメハメハ。また、ゴールドアリュール(17年2着サルサディオーネ、3着エピカリス)、パイロ(20年1着ケンシンコウ、3着ブランクチェック)は同一年に産駒2頭が3着以内に好走した実績を持つ。

ハピは、父キズナ×母クイーンパイレーツ(母の父キングカメハメハ)。同種牡馬の産駒は昨年にレプンカムイが3着と好走しており、父系祖父ディープインパクトも11年1着ボレアスを出した。なお、サンデーサイレンス系×Kingmambo系という大まかな血統構成は16年1着グレンツェントと共通。本馬はダート1800mでは3戦3勝と底を見せておらず、前走もメンバー最速となる末脚を披露するなど粗削りながらも資質の高さが垣間見えていた。

ラブパイローは、父パイロ×母グッドファッション(母の父アドマイヤマックス)。20年1着ケンシンコウは本競走で新潟ダート1800mのコースレコードを更新してみせたが、総じてA.P. Indyの直系は時計の速い決着時に存在感を示しているので、週末の天気や馬場に気を配るべき系統ともいえるだろう。本馬は芝・ダート問わず、淡々としたペースで運べたときのしぶとさに侮れないものがあり、今回も展開面でのアドバンテージを活かせれば。

ホウオウルーレットは、父ロージズインメイ×母オメガフレグランス(母の父ゴールドアリュール)。同種牡馬の産駒は17年ローズプリンスダムが11番人気で勝利。本馬は破格のタイムでデビュー勝ちを収めると、続く黒竹賞も危なげなく快勝。その後、1番人気に応えられなかった伏竜S(5着)が転機となり、直近2走は脚質変更で新味を発揮するようになった。オメガパフュームの半弟という血統背景からも、まだまだ上を目指せる逸材だろう。


【血統予想からの注目馬】
ハピ ⑬ラブパイロー ⑩ホウオウルーレット

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【高松宮記念】ナランフレグが春の電撃王!開業30年目宗像師悲願に丸田男泣き 2022年3月28日(月) 05:00

春のGⅠシリーズ開幕戦は、8番人気のナランフレグが後方追走からイン突きで差し切ってGⅠ初勝利。開業30年目の宗像義忠調教師(67)=美、デビュー16年目の丸田恭介騎手(35)=美・フリー=の師弟コンビは、ともに初のビッグタイトルを獲得した。2着に5番人気ロータスランド、3着に17番人気のキルロードが入り、3連単278万4560円の大波乱決着となった。1番人気レシステンシアは6着。

前夜の雨が噓のような青空に、ファンの祝福が響いた。ゴール前の激戦をクビ差で制して、ナランフレグがGⅠ初出走で勝利。デビュー16年目で初のビッグタイトルをつかんだ丸田騎手が声を詰まらせる。

「最後、直線で抜けたとき…、うれしかったです。先生(宗像調教師)にずっとお世話になっていて、何か1つでも、と思っていたので、こんな大きい舞台で恩返しができて幸せです」

デビュー時から2018年まで所属していた宗像厩舎とのタッグでの戴冠に涙があふれた。

前半はいつも通りに後方から。内ラチ沿いでじっくり脚をため、最後の直線もそのまま内を進んだ。「阪神(3走前のタンザナイトS)で勝ったときにこなしてくれたので、自信を持って行きました」。7戦連続のコンビで迷いはなかった。ライバルが苦しむ重馬場を力強く駆け、馬群を割って鋭伸。わずかに抜け出したところがゴールだった。初のウイニングランではファンから「もっと喜んでいいよ」と声を掛けられ、右手を天に突き上げて感涙を流した。

若手のころは寝坊したり、やんちゃしたりで迷惑をかけたが、師匠は手綱を託してくれた。その思いに応えるために、フリーになってからもほぼ毎日、ナランフレグなど同厩舎の調教にまたがってきた。そんなまな弟子と通算19度目の重賞挑戦で手にした、開業30年目でのGⅠ初勝利。宗像調教師は「それがやっぱり一番うれしいです。GⅠでも落ち着いて乗れていましたね。馬とともによく頑張ってくれた」と笑みを浮かべつつ、「もっともっとGⅠを勝てる騎手になってほしい」と、さらなる活躍に期待を込めた。

今後は未定も、宗像調教師は「秋はスプリンターズS(10月2日、中山、GⅠ、芝1200メートル)あたりかなというイメージでいます」と、春秋スプリントGⅠ制覇をにらんだ。

近年の中心だったグランアレグリアダノンスマッシュが引退し、昨秋のスプリント王ピクシーナイトもけがで不在の短距離界。師弟の強い絆で混戦を断ったナランフレグが、一気に勢力図を塗り替えた。 (山口大輝)

ナランフレグ 父ゴールドアリュール、母ケリーズビューティ、母の父ブライアンズタイム。栗毛の牡6歳。美浦・宗像義忠厩舎所属。北海道日高町・坂戸節子氏の生産馬。馬主は村木克成氏。戦績29戦6勝。獲得賞金3億3065万7000円。重賞は初勝利。高松宮記念宗像義忠調教師、丸田恭介騎手ともに初勝利。馬名は「太陽(モンゴル語)+速く飛ぶ馬(モンゴル語)」。

丸田恭介騎手…JRA・GⅠは12回目の騎乗で初勝利。これまでは2021年ホープフルSラーグルフ)の3着が最高。JRA重賞は今年初勝利で通算9勝目。

宗像義忠調教師…JRA・GⅠは延べ51頭目の出走で初勝利。これまでは15年天皇賞・春フェイムゲーム)の2着が最高。JRA重賞は今年初勝利で通算22勝目。

ゴールドアリュール産駒…JRA・GⅠは19年チャンピオンズC(クリソベリル)で制して以来の通算9勝目で、芝GⅠは初勝利。JRA重賞は20年武蔵野Sサンライズノヴァ)で制して以来の通算25勝目。

★馬主・村木克成氏…JRA・GⅠは所有馬初出走で初勝利。JRA重賞も同馬の4回目の出走で初勝利。

★生産者・坂戸節子氏…同レースは生産馬2頭目の出走で初勝利。前回はナランフレグの半兄インプレスウィナーで14年16着。JRA・GⅠは生産馬3頭目、JRA重賞は生産馬延べ22頭目の出走で初勝利。

★6歳馬の勝利…21年ダノンスマッシュに続く2年連続6回目。

★売り上げ、入場者数…高松宮記念の売り上げは156億8378万2900円で前年比117・2%とアップ。入場者数は5931人(うち有料入場5553人)だった。

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ゴールドアリュールの関連コラム

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 早いもので通算6シーズン目となる「ウマニティPOG 2018」の開幕からおよそ1か月が経過しました。先週までにJRAのレースでデビューした2歳馬は396頭。そのうち39頭が既に勝ち上がりを果たしています。7月22日には函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)が行われ、世代最初のJRA重賞ウイナーが誕生する見込み。シーズン最初の山場と言っていいでしょう。

 ただ、私が繰り返し強調している通り、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはまだまだ先。しかも、スペシャルワールドを除く各ワールドはこれから仮想オーナー募集枠が順次開放されていくため、入札に勝てばまだどの馬も獲得が可能です。いまからエントリーする方でも優勝を狙えるようなルールになっていますので、ご興味を持った方はぜひ入札に参加してみてください。

 今回は、デビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬をまとめてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月2日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニングセンターで6月1日から7月2日までの期間中に坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む)」を抽出。今回はその中から注目すべきファクターごとに該当馬をご紹介します。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは第1回入札前の時点における「注目POG馬ランキング(2018/06/01 18:00更新)」で100位以内に入っていた馬から。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング(2018/06/01 18:00更新)」の順位、並び順は父名順→母名順です。

●ワールドウォッチ(牡 父Iffraaj/母Baldovina 厩舎未登録) ※100位
ダノンジャスティス(牡 父Kingman/母マンビア 中内田充正厩舎) ※46位
ラズライトノヴァ(牡 父オルフェーヴル/母アナスタシアブルー 藤原英昭厩舎) ※37位
テンペスタージ(牡 父オルフェーヴル/母ディラローシェ 戸田博文厩舎) ※95位
シェドゥーヴル(牡 父オルフェーヴル/母ヒルダズパッション 木村哲也厩舎) ※25位
アルママ(牡 父オルフェーヴル/母ホエールキャプチャ 畠山吉宏厩舎) ※73位
ブラヴァス(牡 父キングカメハメハ/母ヴィルシーナ 友道康夫厩舎) ※3位
クラージュゲリエ(牡 父キングカメハメハ/母ジュモー 池江泰寿厩舎) ※76位
クリソベリル(牡 父ゴールドアリュール/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※78位
レッドエンヴィー(牡 父ジャスタウェイ/母スタイルリスティック 須貝尚介厩舎) ※23位
ゲンティアナ(牝 父ディープインパクト/母アゼリ 松永幹夫厩舎) ※38位
●サトノソロモン(牡 父ディープインパクト/母イルーシヴウェーヴ 厩舎未登録) ※9位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
シェーングランツ(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※14位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
サトノジェネシス(牡 父ディープインパクト/母マルペンサ 堀宣行厩舎) ※6位
コントラチェック(牝 父ディープインパクト/母リッチダンサー 藤沢和雄厩舎) ※63位
セントレオナード(牡 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 堀宣行厩舎) ※79位
アメリカンウェイク(牝 父ハーツクライ/母アナアメリカーナ 斉藤崇史厩舎) ※34位
カテドラル(牡 父ハーツクライ/母アビラ 池添学厩舎) ※49位
グロリアーナ(牝 父ハーツクライ/母ベネンシアドール 木村哲也厩舎) ※82位
バイキングクラップ(牡 父ハーツクライ/母マジックストーム 堀宣行厩舎) ※22位
キタサンバルカン(牡 父ルーラーシップ/母ウィズザフロウ 奥村武厩舎) ※91位
ウラノメトリア(牡 父ルーラーシップ/母ミクロコスモス 矢作芳人厩舎) ※29位
バニュルス(牡 父ロードカナロア/母ピーチブローフィズ 藤原英昭厩舎) ※89位

 例年もこの時期にほぼ同様のルールで一覧を作成していますが、昨年はジェネラーレウーノワグネリアンが、一昨年はソウルスターリングダンビュライトがいました。秋にデビューするのが“王道”と言われた時代は完全に過ぎ去り、この時期からの始動がクラシック戦線を目指す馬の“セオリー”になった印象すらあります。
 なお、報道によると、注目POG馬ランキング3位のブラヴァスヴィルシーナの2016)は7月8日に中京芝2000mの2歳新馬で、同11位のプランドラー(プラウドスペルの2016)は7月22日に中京芝2000mの2歳新馬でデビュー予定とのこと。どちらも面白いレースになるんじゃないでしょうか。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「POG的データ分析」を参考に、有力と思われる馬を紹介していきます。
 やはり気になるのはディープインパクト産駒。該当馬は下記の通りでした。

ゲンティアナ(牝 父ディープインパクト/母アゼリ 松永幹夫厩舎) ※38位
ベルヴォワ(牝 父ディープインパクト/母アルーリングボイス 矢作芳人厩舎) ※198位
●サトノソロモン(牡 父ディープインパクト/母イルーシヴウェーヴ 厩舎未登録) ※9位
トーセンカンビーナ(牡 父ディープインパクト/母カンビーナ 角居勝彦厩舎) ※158位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
メッシーナ(牝 父ディープインパクト/母シユーマ 萩原清厩舎) ※124位
シェーングランツ(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※14位
マジックリアリズム(牝 父ディープインパクト/母ソーマジック 尾関知人厩舎) ※250位
ビックピクチャー(牝 父ディープインパクト/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※110位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ダノンキングリー(牡 父ディープインパクト/母マイグッドネス 萩原清厩舎) ※164位
サトノジェネシス(牡 父ディープインパクト/母マルペンサ 堀宣行厩舎) ※6位
ボスジラ(牡 父ディープインパクト/母ミスパスカリ 国枝栄厩舎) ※187位
サトノエルドール(牡 父ディープインパクト/母ミゼリコルデ 国枝栄厩舎) ※331位
ディープサドラーズ(牡 父ディープインパクト/母メイキアシー 藤原英昭厩舎) ※165位
●メイショウテンゲン(牡 父ディープインパクト/母メイショウベルーガ 厩舎未登録) ※653位
アイトマコト(牝 父ディープインパクト/母ラヴェリータ 池江泰寿厩舎) ※163位
コントラチェック(牝 父ディープインパクト/母リッチダンサー 藤沢和雄厩舎) ※63位
セントレオナード(牡 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 堀宣行厩舎) ※79位

 該当馬の大半はいわゆる“POG本”などでも大きく取り上げられていましたが、注目POG馬ランキングがそれほど高くない馬もいますから、ひと通りチェックしておきたいところです。

 ノーザンファームの生産馬は93頭もいたので、その中から注目POG馬ランキングが101~500位だった馬をピックアップしてみました。穴っぽい種牡馬の産駒を含め、こちらもそれぞれ期待できるのではないかと思います。

ウィクトーリア(牝 父ヴィクトワールピサ/母ブラックエンブレム 小島茂之厩舎) ※204位
シャルマント(牝 父エンパイアメーカー/母ライツェント 鹿戸雄一厩舎) ※300位
アスカリ(牡 父キングカメハメハ/母フィロンルージュ 西園正都厩舎) ※112位
スコッチリール(牝 父ジャスタウェイ/母ストラスペイ 林徹厩舎) ※387位
●ヴェロックス(牡 父ジャスタウェイ/母セルキス 厩舎未登録) ※229位
ディキシーナイト(牡 父ダイワメジャー/母カメリアローズ 国枝栄厩舎) ※249位
ミトロジー(牡 父ダイワメジャー/母リードストーリー 尾関知人厩舎) ※378位
メッシーナ(牝 父ディープインパクト/母シユーマ 萩原清厩舎) ※124位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ボスジラ(牡 父ディープインパクト/母ミスパスカリ 国枝栄厩舎) ※187位
バンクショット(牡 父トーセンジョーダン/母バプティスタ 池添学厩舎) ※283位
アルテヴェルト(牡 父ハーツクライ/母アルテリテ 庄野靖志厩舎) ※253位
コパカティ(牝 父ハービンジャー/母アロマティコ 佐々木晶三厩舎) ※196位
マジストラル(牡 父ハービンジャー/母アンブロワーズ 高野友和厩舎) ※203位
ピサノメタルシティ(牡 父ハービンジャー/母グレイトフルデッド 武幸四郎厩舎) ※431位
ストームリッパー(牡 父ハービンジャー/母スピードリッパー 鹿戸雄一厩舎) ※404位
フィリアプーラ(牝 父ハービンジャー/母プリンセスカメリア 菊沢隆徳厩舎) ※266位
チェサピークベイ(牡 父ハービンジャー/母フロールデセレッソ 戸田博文厩舎) ※364位
ウレキサイト(牡 父ブラックタイド/母ラフィントレイル 松永幹夫厩舎) ※462位
イベリスリーフ(牝 父ヘニーヒューズ/母クローバーリーフ 中舘英二厩舎) ※273位
ドラウプニル(牡 父ルーラーシップ/母ヴェルザンディ 斉藤崇史厩舎) ※262位
ディアンドル(牝 父ルーラーシップ/母グリューネワルト 奥村豊厩舎) ※252位
スイートウィスパー(牝 父ルーラーシップ/母ケアレスウィスパー 萩原清厩舎) ※340位
ゲインスプレマシー(牡 父ルーラーシップ/母スカーレットレディ 高柳瑞樹厩舎) ※214位
レッドシルヴァーナ(牝 父ロードカナロア/母シルバーフォックス 松田国英厩舎) ※146位
ニューポート(牡 父ロードカナロア/母ハッピーパレード 石坂正厩舎) ※356位
エスタジ(牝 父ロードカナロア/母マリーシャンタル 木村哲也厩舎) ※115位
セイクリッドキング(牡 父ロードカナロア/母モアザンセイクリッド 加藤征弘厩舎) ※457位
ヴィアロマーナ(牡 父ロードカナロア/母ローマンエンプレス 久保田貴士厩舎) ※237位
ローザジルベルト(牡 父ワークフォース/母ローズバド 橋口慎介厩舎) ※230位

 調教師別成績の上位組を見ると、下記の馬たちが入厩済みです。

池江泰寿調教師>
クラージュゲリエ(牡 父キングカメハメハ/母ジュモー 池江泰寿厩舎) ※76位
ダノンチェイサー(牡 父ディープインパクト/母サミター 池江泰寿厩舎) ※16位
プランドラー(牡 父ディープインパクト/母プラウドスペル 池江泰寿厩舎) ※11位
アイトマコト(牝 父ディープインパクト/母ラヴェリータ 池江泰寿厩舎) ※163位

中内田充正調教師>
デュアラブル(牝 父Curlin/母ハリケーンフラッグ 中内田充正厩舎) ※209位
ダノンジャスティス(牡 父Kingman/母マンビア 中内田充正厩舎) ※46位
ピンクブロッサム(牝 父ハービンジャー/母ルナレガーロ 中内田充正厩舎) ※846位
メイショウハート(牡 父メイショウボーラー/母デビルインマインド 中内田充正厩舎)

角居勝彦調教師>
トーセンカンビーナ(牡 父ディープインパクト/母カンビーナ 角居勝彦厩舎) ※158位
サターン(牡 父ディープインパクト/母シャンロッサ 角居勝彦厩舎) ※42位
エルモンストロ(牡 父ルーラーシップ/母ミンティエアー 角居勝彦厩舎)

音無秀孝調教師>
クリソベリル(牡 父ゴールドアリュール/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※78位
ミッキーバディーラ(牝 父ディープインパクト/母バディーラ 音無秀孝厩舎) ※88位
ミッキースピリット(牡 父ディープインパクト/母フリーティングスピリット 音無秀孝厩舎) ※323位
ジョニーズララバイ(牡 父マンハッタンカフェ/母メジロアリス 音無秀孝厩舎) ※241位

浅見秀一調教師>
ブラボーフェスタ(牡 父ナカヤマフェスタ/母スギノエスペランザ 浅見秀一厩舎)

藤原英昭調教師>
ラピタ(牡 父エイシンフラッシュ/母パイタ 藤原英昭厩舎) ※200位
ラズライトノヴァ(牡 父オルフェーヴル/母アナスタシアブルー 藤原英昭厩舎) ※37位
ロードアブソルート(牡 父キングカメハメハ/母パーフェクトトリビュート 藤原英昭厩舎)
ビックピクチャー(牝 父ディープインパクト/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※110位
ノーブルスコア(牝 父ディープインパクト/母ファイナルスコア 藤原英昭厩舎) ※61位
ディープサドラーズ(牡 父ディープインパクト/母メイキアシー 藤原英昭厩舎) ※165位
バニュルス(牡 父ロードカナロア/母ピーチブローフィズ 藤原英昭厩舎) ※89位
エイカイキャロル(牝 父ロードカナロア/母ラフェクレール 藤原英昭厩舎)

 当然ながらこのあたりも将来のスター候補ですし、意外と注目されていない馬もいるので、ぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全 2017秋~2018』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG 2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2018年2月14日(水) 18:30 覆面ドクター・英
フェブラリーS・2018
閲覧 2,934ビュー コメント 0 ナイス 11



先週末が結局4日間開催となったため、週末が来るのが早い(その変則開催のおかげでテイエムジンソクに古川吉騎手は騎乗停止になるも乗れるという)感じがしますね。昨年12月のチャンピオンズC同様帯封ゲットといきたいところ。

私が競馬をはじめた頃は、G3のハンデ戦でナリタハヤブサが今では滅多に見ない61kgを背負ったりしていましたが、今ではダート路線がしっかり整備されて、真の強豪が集うダートのチャンピオン決定戦として定着。近年では若い馬のスピードが古豪を圧倒しています(多くの人がそう考えると案外高齢馬の一発があるかもしれませんが)。勝ち馬のイメージとしては、スタート後に長く芝の部分を走れる外枠から前に行って、終いもうひと伸びというタイプでしょうか。

それでは恒例の全頭診断を。

1番人気想定 テイエムジンソク
古川吉騎手が騎乗停止になるも乗れるという強運もあり、実力的にもそろそろ頂点が見えてきた現況。先行力があり、安定感のある取り口で、あとは芝スタートがダメでないかくらいか。当然有力。

2番人気想定 ゴールドドリーム
昨年の覇者で、その後ややしばらくスランプが続くも、私自身本命を打った8番人気のチャンピオンズCでズドンと差し切ってくれた。やや太目との情報も流れているが、栗東坂路で50秒を切る猛時計を出しており、ゴールドアリュールの正当な後継者として勝って種牡馬入りへの態勢は整った。中京より差しやすい東京でR・ムーア騎手騎乗なら今回も最有力では。

3番人気想定 サンライズノヴァ
同距離同コースのユニコーンS勝ち馬ながら昨秋の武蔵野Sではボロ負けしたり(更に12月の中山ではディアデルレイあたりにころっと4馬身も負けるなど)、ややムラのある馬だが(そのせいで松若騎手は、鳳雛S後にとばっちり降板)、明け4歳で大駆けもあるのでは。

4番人気想定 ノンコノユメ
去勢してからの使いだしが早過ぎて、しぼんだ身体も闘争心もなかなか戻らなかったが、ようやく復活の兆しみせた前走では+10kgと身体も増え、サンライズノヴァとの激しい追い比べを制した。闘争心も戻り、より大きい馬券狙うならここから狙うのもありでは。

5番人気想定 ケイティブレイブ
川崎記念を制して、交流重賞で上位を毎度にぎわす働き者だが、調教師引退を控え秋から6戦休みなく走っており、調教は普通に動けているがそろそろ疲れが出ておかしくない頃でもある。昨年6着時より適性がもっと長めにシフトしてきている感じもあり、人気サイドで消すとしたら、大一番で勝負弱い騎手込みでこの馬か。

6番人気以降想定
インカンテーション:昨年は重賞3勝と復活を見せたが期待した東京大賞典ががっかりな内容で武蔵野S勝ち馬ではあるがちょっと厳しいのでは。

アウォーディー:元々芝で走っていたので芝スタートは歓迎だろうが、コパノリッキーと違って短い距離は向かないタイプで、この年齢でのスピード比べはきつい。

ベストウォーリア:右後肢フレグモーネで前走を取り消したように順調さを欠く高齢馬で、かつては強かったが今回来るイメージ湧かない。

サウンドトゥルー:芝スタートがどうにも苦手で、左回りや距離的にはいいのだろうが東京マイルは向かない。

カフジテイク:昨年は1番人気3着と津村騎手惜しかったが、昨年より末脚の迫力が無くなりピーク過ぎた感じあり。

レッツゴードンキ:JBCレディスクラシック2着がありダートもこなせるのだが、牡馬相手に対等以上だったダイカツジョンヌ(古いか)やホクトベガほどの砂適性は感じない。

ロンドンタウン:昨年夏の札幌でテイエムジンソクをダート1700mなのに1分40秒9という恐ろしい時計で(湿った馬場にしても)破っている。韓国でも重賞を勝ってくるなど、かなり安かった購入価格なのに大活躍しているが、この2走ぱっとせず、暖かくなってきてからか。

キングズガード:同じ左回りのプロキオンSを勝っている、がここのところもたれる面など巧くレースを運べず。前走も折角の得意距離への短縮だったのに、伸びる外でなく内へ入っていって終了と流れがきていない。遅ればせながら前へ行く意識で一皮むけた感ある藤岡佑騎手自体は楽しみだが......。

ニシケンモノノフ:斤量を気にしてか、鞍上の進言もあったようだが芝のシルクロードSに向かって惨敗した前走。1400mがベストなのだろうが昨年も5着に来ており、穴としてはこの馬あたりに期待か。

ララベル:JBCレディスクラシックでは、武豊騎手のプリンシアコメータに体当たりしてかなり怒らせた(決まり手は押し出し)。牝馬でも550kg前後ある巨漢馬で、ゴールドアリュール×ティンバーカントリーでそもそもが社台Fの良血馬。6歳だが激走ゼロではないのでは。

メイショウスミトモ:これまたゴールドアリュール産駒で、昨秋にシリウスSと名古屋GPと2000mや2500mでの実績がある馬。ステイヤー色が強く、出番はここではない。

ノボバカラ:補欠からの繰り上がっての参戦だが1400mまでがベストで、マイルだとちょっと長い。

モンドクラッセ:昨年は得意の北海道シリーズでも活躍できず、衰え顕著。


<まとめ>
上位人気馬(1~5番人気あたり)の競馬となりそう。あとはどう点数を絞ったり、頭をどの馬にして妙味を見出すかどうかでは。
穴なら芝使いが実は芝スタートの練習のため、という深読み込みでニシケンモノノフあたりか。

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2017年7月3日(月) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2017) ~第4回 未出走の有力馬をピックアップ~
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 本題へ入る前に、前シーズン「ウマニティPOG 2016」で生まれたウマニティPOG史上初の快挙を紹介したいと思います。達成したのは現在スペシャルワールドに所属しているえ~ちゃん。さん。5月28日の日本ダービー(3歳GⅠ・東京芝2400m)を仮想オーナー馬のレイデオロが制したことにより、「全GⅠ制覇」のレイを獲得した最初のユーザーとなりました。え~ちゃん。さんの仮想オーナー馬はこれまでに阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティステークスホープフルステークス桜花賞NHKマイルカップオークス日本ダービーで各1勝、皐月賞で2勝をマーク。サービス開始からわずか4シーズンのスピード達成です。

 各プレイヤーがこれまでに勝ったJRAの重賞は「POGスタンプ」の欄で確認できますから、この機会にぜひ皆さんもチェックしてみてください。ちなみに、私が獲得した達成スタンプは現在のところGⅢ×5、GⅡ×1、GⅠ×2の計8個。「ウマニティPOG 2014」のスペシャルワールドで優勝、GⅠも計4勝(NHKマイルカップオークスを各2勝)と我ながら決して悪くない成績だと思うのですが、この「POGスタンプ」に関してはほとんど埋められていません。そもそも、この「POGスタンプ」を知った時点では「ずいぶんとまた気の長い表彰システムだなぁ」「10年目くらいまでには達成者が現れるんだろうか」みたいなことを思っていましたからね(笑)。空前にしておそらく絶後の記録達成、本当におめでとうございます。

 5シーズン目となる「ウマニティPOG 2017」は開幕から一か月が経過。既にJRAだけでも389頭の2歳馬がデビューを果たし、各ワールドのランキングにも少しずつ動きが出てきました。7月23日には函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)が行われ、世代最初のJRA重賞ウイナーが誕生する予定です。

 既に仮想オーナー枠を使い切り、あとは見守るだけという方もいるはずですが、参加しているプレイヤーの大半は今後の入札がポイントと考えているはず。実際、仮想オーナー募集枠の開放スケジュールに合わせて有力馬を指名することができれば、将来的に優勝争いへ食い込むことも十分可能だと思います。そこで今回は、デビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬をまとめてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月3日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニングセンターで坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む。ただし7月3日時点で抹消済み、もしくは不在厩とされている馬を除く)」を抽出。今回はその中から注目すべきファクターごとに該当馬をご紹介しましょう。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「注目POG馬ランキング(2017/07/03 00:00更新)」で100位以内に入っていた該当馬から。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング(2017/07/03 00:00更新)」の順位、並び順は父名順→母名順です。

イッツパーフェクト(牡/父Frankel×母パーフェクトトリビュート) ※75位
シグナライズ(牝/父Frankel×母ワイルドココ) ※72位
プリュス(牝/父ヴィクトワールピサ×母サラフィナ) ※47位
ローザフェリーチェ(牝/父エンパイアメーカー×母ローズバド) ※82位
レイエンダ(牡/父キングカメハメハ×母ラドラーダ) ※5位
ジェネラーレウーノ(牡/父スクリーンヒーロー×母シャンハイロック) ※36位
スヴァルナ(牡/父ステイゴールド×母ブルーミングアレー) ※79位
ゴールドフラッグ(牡/父ステイゴールド×母ポイントフラッグ) ※55位
グランデウィーク(牡/父スペシャルウィーク×母プロフェシーライツ) ※85位
ダノンポピー(牝/父ダイワメジャー×母マネーキャントバイミーラヴ) ※44位
ガールズバンド(牝/父ディープインパクト×母エレクトラレーン) ※76位
フォックスクリーク(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※69位
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位
スターリーステージ(牝/父ディープインパクト×母スターアイル) ※1位
グレートウォリアー(牡/父ディープインパクト×母プラウドスペル) ※4位
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
アドマイヤデジタル(牡/父ノヴェリスト×母フサイチエアデール) ※63位
パスティス(牡/父ハーツクライ×母ハヤランダ) ※49位
グラマラスライフ(牝/父ハーツクライ×母プリティカリーナ) ※40位
フラットレー(牡/父ハーツクライ×母リッチダンサー) ※3位
カレンシリエージョ(牝/父ハービンジャー×母ベルアリュール2) ※86位
ヴァルディノート(牡/父ヨハネスブルグ×母シシリアンブリーズ) ※80位
イダエンペラー(牡/父ルーラーシップ×母アドマイヤセラヴィ) ※74位
トゥザフロンティア(牡/父ロードカナロア×母トゥザヴィクトリー) ※9位

 余談ながら、昨シーズンはほぼ同様のルールで作成したこの一覧にソウルスターリングダンビュライトがいました。夏の2歳ステークスを目指すような馬だけでなく、来春のクラシック戦線から逆算してこの時期を選んだ馬もたくさんいるのでしょう。
 今シーズンは「注目POG馬ランキング」1位のスターリーステージ(スターアイルの2015)が該当。まだ具体的な出走予定は発表されていないようですが、早ければ夏季競馬のうちにデビューを果たすかもしれませんね。グレートウォリアー(プラウドスペルの2015)、レイエンダ(ラドラーダの2015)といった“超”のつく良血馬も入厩済みです。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「POG的データ分析」を参考に、有力と思われる馬を紹介していきます。
 種牡馬別成績でダントツの存在だったディープインパクトの産駒は下記の通りでした。

イルーシヴグレイス(牝/父ディープインパクト×母イルーシヴウェーヴ)
マイスターシャーレ(牡/父ディープインパクト×母ウィステリアアーチ)
ガールズバンド(牝/父ディープインパクト×母エレクトラレーン) ※76位
ウォルビスベイ(牡/父ディープインパクト×母オヴァンボクイーン)
プラーナ(牝/父ディープインパクト×母オウケンサクラ
ロードマドリード(牡/父ディープインパクト×母キャサリンオブアラゴン)
フォックスクリーク(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※69位
ダークナイトムーン(牡/父ディープインパクト×母サマーナイトシティ)
アンチェイン(牡/父ディープインパクト×母サムワントゥラブ)
グラウベン(牡/父ディープインパクト×母サンドリオン)
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位
スターリーステージ(牝/父ディープインパクト×母スターアイル) ※1位
カーボナード(牡/父ディープインパクト×母ディアマンティナ)
ノーブルカリナン(牝/父ディープインパクト×母ノーブルジュエリー
グレートウォリアー(牡/父ディープインパクト×母プラウドスペル) ※4位
ミッキーマインド(牡/父ディープインパクト×母マイグッドネス)
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
エストスペリオル(牡/父ディープインパクト×母メイキアシー)
グローリーヴェイズ(牡/父ディープインパクト×母メジロツボネ)
レッドランディーニ(牝/父ディープインパクト×母レッドメデューサ)
オールフォーラヴ(牝/父ディープインパクト×母レディアルバローザ

 前出のスターリーステージグレートウォリアーに加え、ヘンリーバローズ(シルヴァースカヤの2015)も人気を集めていた一頭。現在開催中の3回中京でデビュー予定との報道もあり、今後はますます注目度がアップするでしょう。しかしその一方、いわゆる“POG本”などでそれほど大きく取り上げられていないディープインパクト産駒も多数いるので、このあたりから後の活躍馬がポンと出てくるかもしれません。

 生産者別成績で突出ぶりが目立ったノーザンファームの生産馬は67頭います。こちらも人気の盲点になっている馬がいそうですから、主要な種牡馬の産駒を中心にチェックしてみてください。

プリズマティコ(牝/父Medaglia d'Oro×母テルアケリー)
ディアブライド(牝/父ヴィクトワールピサ×母アルウェン)
アーデルワイゼ(牝/父エイシンフラッシュ×母アーデルハイト)
ムーランナヴァン(牝/父エイシンフラッシュ×母シュペトレーゼ)
サミットプッシュ(牡/父エイシンフラッシュ×母ブロードピーク)
カラレイア(牝/父エンパイアメーカー×母ベッラレイア
ローザフェリーチェ(牝/父エンパイアメーカー×母ローズバド) ※82位
アドマイヤツルギ(牡/父オルフェーヴル×母リュシオル)
ネイビーアッシュ(牝/父キングカメハメハ×母ダイヤモンドディーバ)
レイエンダ(牡/父キングカメハメハ×母ラドラーダ) ※5位
タムロリバティ(牝/父キンシャサノキセキ×母タイキポーラ
スズカクイーン(牝/父クロフネ×母エカルラート)
ベストヴォヤージュ(牝/父クロフネ×母シーズンズベスト)
イダペガサス(牡/父ゴールドアリュール×母カロンセギュール)
グーテンターク(牡/父ゴールドアリュール×母ジンジャーミスト)
メリッサーニ(牝/父ゴールドアリュール×母ダイワオンディーヌ)
サンドクイーン(牝/父ゴールドアリュール×母フィエラメンテ)
タイセイビスタ(牡/父シンボリクリスエス×母マハービスタ)
ディロス(牡/父ステイゴールド×母ラトーナ)
エバージャスティス(牡/父スマートファルコン×母カリズマティックゴールド)
レディバード(牝/父スマートファルコン×母シーズインポッシブル)
ヘッドストリーム(牡/父ダイワメジャー×母アシュレイリバー)
ガゼボ(牡/父ダイワメジャー×母アマルフィターナ)
メジャーレート(牡/父ダイワメジャー×母スルーレート)
ダノンポピー(牝/父ダイワメジャー×母マネーキャントバイミーラヴ) ※44位
パストゥレイユ(牝/父ダノンシャンティ×母カドリーユ)
イルーシヴグレイス(牝/父ディープインパクト×母イルーシヴウェーヴ)
フォックスクリーク(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※69位
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位
スターリーステージ(牝/父ディープインパクト×母スターアイル) ※1位
グレートウォリアー(牡/父ディープインパクト×母プラウドスペル) ※4位
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
レッドランディーニ(牝/父ディープインパクト×母レッドメデューサ)
ハイヒール(牝/父トーセンホマレボシ×母ドリームスケイプ)
アイスフェアリー(牝/父ノヴェリスト×母アイスドール
アドマイヤデジタル(牡/父ノヴェリスト×母フサイチエアデール) ※63位
ギルトエッジ(牡/父ノヴェリスト×母ランズエッジ)
ミッキーアトアニ(牡/父ハーツクライ×母アトアニ)
パスティス(牡/父ハーツクライ×母ハヤランダ) ※49位
ハーツイグニション(牝/父ハーツクライ×母ビリーヴミー)
グラマラスライフ(牝/父ハーツクライ×母プリティカリーナ) ※40位
ローブレガリア(牝/父ハーツクライ×母ベルベットローブ)
フラットレー(牡/父ハーツクライ×母リッチダンサー) ※3位
アドマイヤテンプウ(牝/父ハービンジャー×母アステリオン)
ヴェロニカグレース(牝/父ハービンジャー×母エンジェルフォール)
オークヒルロッジ(牡/父ハービンジャー×母オークヒルパーク)
ノームコア(牝/父ハービンジャー×母クロノロジスト)
トーセンアルタイル(牡/父ハービンジャー×母ケアレスウィスパー)
アングレーム(牝/父ハービンジャー×母シャラントレディ)
ノストラダムス(牡/父ハービンジャー×母ソムニア)
カレンシリエージョ(牝/父ハービンジャー×母ベルアリュール2) ※86位
スールマカロン(牝/父ハービンジャー×母マカロンドナンシー)
レンブランサ(牝/父ヘニーヒューズ×母パシオンルージュ)
ドロップゴール(牡/父ヨハネスブルグ×母グローリアスデイズ)
ヴァルディノート(牡/父ヨハネスブルグ×母シシリアンブリーズ) ※80位
イダエンペラー(牡/父ルーラーシップ×母アドマイヤセラヴィ) ※74位
パイオニアバイオ(牝/父ルーラーシップ×母アニメイトバイオ
ミッキーパパイア(牝/父ルーラーシップ×母スターシンフォニー)
ハッピーオーキッド(牝/父ルーラーシップ×母ハッピーラン)
テトラドラクマ(牝/父ルーラーシップ×母リビングプルーフ)
ジャンティエス(牝/父ローエングリン×母アウトオブザウィム)
アンフィトリテ(牝/父ロードカナロア×母アドマイヤフッキー)
ヴェルスパー(牝/父ロードカナロア×母ヴェルザンディ)
トゥザフロンティア(牡/父ロードカナロア×母トゥザヴィクトリー) ※9位
ミッキーワイルド(牡/父ロードカナロア×母ワイルドラズベリー)
ワークジュニア(牡/父ワークフォース×母グランプリソフィ)
エンペラーズベスト(牡/父ワークフォース×母チャイナドール)

 調教師別成績の上位組では下記の馬たちが既に入厩していました。

藤沢和雄調教師>
タワーオブロンドン(牡/父Raven's Pass×母スノーパイン)
レイエンダ(牡/父キングカメハメハ×母ラドラーダ) ※5位
フラットレー(牡/父ハーツクライ×母リッチダンサー) ※3位
レッドオールデン(牡/父ルーラーシップ×母リーチフォーザムーン)

池江泰寿調教師>
スヴァルナ(牡/父ステイゴールド×母ブルーミングアレー) ※79位
トゥザフロンティア(牡/父ロードカナロア×母トゥザヴィクトリー) ※9位

堀宣行調教師>
エストスペリオル(牡/父ディープインパクト×母メイキアシー)

友道康夫調教師>
ワグネリアン(牡/父ディープインパクト×母ミスアンコール) ※62位
アドマイヤデジタル(牡/父ノヴェリスト×母フサイチエアデール) ※63位
アップファーレン(牝/父ハードスパン×母アブソリューション)
クアトレフォイル(牡/父ルーラーシップ×母シャムローグ)

角居勝彦調教師>
ロードマドリード(牡/父ディープインパクト×母キャサリンオブアラゴン)
ヘンリーバローズ(牡/父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) ※11位

矢作芳人調教師>
該当馬なし

 個人的にもっとも面白いと考えているのはこのカテゴリーに属する馬たち。アップファーレン(アブソリューションの2015)など注目度の低い馬もいますが、トップ厩舎の貴重な馬房を確保しているわけですから、一定以上の素質を秘めている可能性が高いと考えていいはずです。

[もっと見る]

2014年2月21日(金) 19:00
濃霧注意報~フェブラリーS(2014年)展望~
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先週の共同通信杯コラム内で「日曜東京は開催されるはず」などと書いたら、まさかまさかの土日連日中止。
天候が回復し、除雪が急ピッチで進んでも、交通網がマヒしては開催出来ませんよね。
普段雪に埋もれている分、視野が狭くなっているんだなぁと猛省しました。
また、備えの無い場所への突然の自然災害がもたらす影響というのも、改めて知ることが出来たように思います。
山梨県の皆様をはじめとした、今回の雪害に遭われた方々の生活が一刻も早く正常なものに戻ることを祈るばかりです。

競馬……特に馬にとっても、ここ数週の天候や輸送トラブルの影響は大きかったはず。
特に東京競馬に出走していた関西馬は可哀想でした。
出走を取り消した馬も居ましたし、実力が発揮出来なかった馬も多かったと思います。
彼ら、彼女らの今後の状態に悪影響が無いことを併せて祈りたいですね。

さて、本当に久々に"普通の天気"で開催が行われそうな今週。
待ち構えるのは、今年最初の中央G1・フェブラリーSです。
どこか落ち着かなかったここ数週の鬱憤を晴らすような的中を目指したいところですね。
今回の当コラムのお題も勿論このレース。上手く好走馬に触れていけると良いのですが、果たして……。



少し前は、人気、実力共に兼ね備えた超一線級の馬が小細工なしに好走するイメージのあった当レース。
ですが、ここ2年はいずれも1番人気馬が馬券に絡むことが出来ず、配当的には波乱の結果になっています。
流れが流れなだけに今年も荒れる……と考えたくなるところですが、メンバーを見る限り、今年は上位拮抗の接戦。
昨年~現在に至るまで崩れず走り続けてきたホッコータルマエワンダーアキュートニホンピロアワーズの3頭と、
彼ら既勢力をJCダートでまとめて蹴散らした新星・ベルシャザール
近走の内容やレースレベルからも、この4頭が揃って馬券圏外に沈むというシーンは想像しにくいです。

ただ、それぞれ不安点を抱えているのも事実。
ホッコータルマエは実績こそ完全に抜けていますが、東京マイルを走るのは3歳時の1000万特別戦以来。
この時は先行して押し切る横綱相撲でしたが、今回はメンバーがまるで違うG1レース。
ムスカテールに詰め寄られた前走の川崎記念、エスポワールシチーに敗れた南部杯、
ジリジリとした伸びに終わった昨年の東海Sなど、ヒヤリとさせた舞台は全て左回りですし、
JCダートと同じような"善戦止まり"に終わってしまう可能性は否定出来ません。
血統的には中距離よりもマイルの方が合っているように映るだけに評価が難しいですが、
実績通りの強さを見せ付けることが出来るかどうか。

なかなか勝ち星に手が届かないものの、堅実さは全く変わらないワンダーアキュート
本馬の敵は、やはり自身の年齢……どの程度能力を維持出来るかといった部分になるでしょう。
昨年のエスポワールシチーのような例外も居ますが、当レースで一度好走した馬は、翌年度以降は着順を落としがち。
昨年は不利さえなければ……と思わせる惜しい内容でしたが、今年はどこまで詰めて来られるでしょうか。

東海Sを圧勝し、左回りへの不安を一掃したニホンピロアワーズ
ですが、今回の東京マイルは同じ左回りでも中京とは全く違う性質を持った舞台。
特に不安視されるのが、スタートから暫くの間芝を走らなければならないという点でしょう。
キャリア的にはベテランと言える7歳馬でありながら、芝もマイルも走ったことが無いという珍しい馬なので、
今回の条件でいつも通りの先行力を見せられるかどうかは未知。
外枠に入った時の強さが特に目立つという揉まれ弱さを秘めた馬でもあるので、
前半で行き脚が付かないと厳しい形になってしまう可能性があります。
が、血統的にはダートというよりもむしろ芝っぽい構成なので、逆に芝スタートを味方に付けてくる可能性も。
こればかりは実際に走ってみないと何とも言えないのが悩ましいところです。

そしてG1連勝を狙うベルシャザール
本馬の悩ましい点は、"このメンバーに再度完勝出来るほど強いのか"ということ。
確かにJCダートの内容は文句の付けようが無く、レベルも高いものだったのですが、それ以前のレースに関しては、
着順こそしっかり伴っていたものの、レースレベルはそれほど抜けたものではありませんでした。
JCダートの展開は、前目でレースを進めていたホッコータルマエニホンピロアワーズよりも、
中団後ろでレースを進めていた本馬&ワンダーアキュートに向いたものでもあったので、
前走の結果だけで今回も勝ち負け!と断言するのは少々怖い気がします。
また、久々のレースだと走りがモサモサする印象があるので、3ヶ月近くレース間隔が開いたのも気になるところ。
個人的には今回一番取捨選択が難しいのはこの馬だと思っています。

……という具合に有力馬のマイナス材料ばかりを挙げて来ましたが、
そこを突いて上位に浮上出来る馬が居るのかというのも難しい問題です。
実績的にはJCダートで前述の馬達と接戦したブライトライングランドシチー
かつて当レースを制したゴールドアリュールの半弟であるゴールスキー辺りが挙げられるでしょうか。

ブライトラインは前走の根岸Sで4着という結果でしたが、出負けして序盤に脚を使ってしまったのが敗因。
それでも中団~後方に構えた馬が台頭する中を好位から粘っており、力があるところは見せました。
調教でいつも終いバタバタになってしまうように気性面に課題はありますが、
持てる能力を余すことなく出し切れれば圏内争いに飛び込める可能性はあるでしょう。

グランドシチーは前走の東海Sで左回りへの不安を払拭。
脚質が極端すぎる故に展開待ちな面はありますが、前崩れの流れになればいつでも浮上してきそうな雰囲気があります。
レースぶりからマイルという距離は短すぎるのではという懸念がありますが、
母、兄、妹はマイル以下の短距離に適性を見せていますし、本馬自身も以前は1400mでスピード負けしていませんでした。
距離が長くなるよりは短くなったほうが良さそうな血統と言えますし、ハマれば怖い1頭です。

血統通りにダートで開花したゴールスキーは、ベルシャザール同様評価に悩む馬。
ダート転向後は確かに安定した着順を刻んできているのですが、レースレベルは高くもなく低くもなく。
偉大な兄の存在がある分どうしても血統だけで人気を集めてしまいますが、スケールは少し小さく映ります。
しかし、似たようなローテで似たようなレベルの走りをしていたベルシャザールがJCダートを快勝しているだけに、
あっさり無印にするのも何だか怖く……(根岸Sで最終的に無印にして勝たれたトラウマ)

この3頭の他に穴馬を挙げるなら、伸びしろのある4歳勢が面白そう。
特に、昨秋~年始にかけて好レースを続けているベストウォーリアソロルに注目しています。

ベストウォーリアは、今回と同じ舞台のレースであるユニコーンSと武蔵野Sで好走。
特に武蔵野Sは、直線でなかなか前が開かずに脚を余す格好になりながら、勝ったベルシャザールと0.1秒差。
スムーズに進路確保が出来ていたなら勝っていたのではと思わせる内容でした。
一昨年の当レースの勝ち馬テスタマッタと同じエーピーインディ系の血統馬で、のびのびと走れる舞台がベスト。
中1週のローテとなるのがやや心配ですが、東京コースに戻るのは大歓迎なはず。

ソロルはレースぶりに不器用さを感じる馬なのですが、今回と同舞台のヒヤシンスSで1.36.6というタイムで2着、
昨秋の京都1800mで行われた花園Sでは1.48.6というタイムで快勝と、意外なくらい高速決着に適性を見せています。
当レースは芝並の走破時計になることが多いですが、本馬の持ち時計なら十分に対応出来そう。
3歳の早い段階で東京マイルで優秀な走りを見せているというのは、サクセスブロッケンカネヒキリといった、
過去の当レース優勝馬達と同じ。
本馬自身ゴールドアリュールゴールスキーの近親ということでかなり奥はありそうですし、
ここでいきなり一線級に並んできても不思議はないと見ています。



こうして挙げてみると、4歳から8歳まで満遍なく有力馬が揃ったなぁという印象。
古豪が存在感を見せ付けるのか、新勢力が台頭するのか、
それともホッコータルマエのような若い王者が更にその座を強固なものにするのか。
今回もまた色々な意見や見解が乱れ飛ぶのだと思います。

私もこれから頭を悩ませたいところですが、今週末はお友達の結婚式に参列するために東海地方へ赴かねばなりません。
そのため、じっくりと悩んでいる時間はなさそうなのですが……逆に思い切りのいい予想が出来るかも。
100%晴れやかな気分で新郎新婦を祝うためにも、ばっちりと結果を出したいものです。

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ゴールドアリュールの口コミ


口コミ一覧
閲覧 157ビュー コメント 0 ナイス 8

ウマニティPOGの指名馬ラインナップの4回目です。

⑩アルマドゥルセの2021(牡・栗東/渡辺)
父:ハービンジャー
母の父:ディープインパクト
馬名:ガルバナム
生産:ノーザンF
馬主:キャロット
落札額:600万PP
※非筆頭オーナー


今シーズンは「シルクの年」というのを強調しておりますが、キャロットだって当たりがないとは思っていません。
ただ、エフフォーリア→タスティエーラと1年おきでその間にシルクのイクイノックスが入るという図式からは
「特大ホームラン級はシルクとキャロットで隔年」というのを言いたいだけで
POGにおけるリストの順位とか、それこそウマニティPOGだと入札額の上げ下げを考えた時に勝負どころを見極めるための要素の一つにすぎないというだけの話で。

なので今シーズンのキャロットからは穴っぽいところを狙うのが良さそう、ということで目に留まったのがガルバナム。

キャロット×渡辺厩舎はヴェラアズール→ヴィジュネルと古馬になってからではあるが連続してオープン馬を輩出。
その種牡馬がエイシンフラッシュにマクフィだから、およそキャロットらしくない地味なところから活躍馬が出ているので、それで渡辺厩舎やるじゃんと思って「じゃあ今年の渡辺厩舎は?」と思ってリストアップ。
ハービンジャー産駒で母の父がディープインパクトだから、ヴェラアズール効果なのか血統レベルも上がって期待度アップというところでしょうか。

そのガルバナム。
5月4日に栗東に入厩すると、もう11日にはゲート試験に合格。
入厩1週間程度でゲート試験に合格する馬というのは、簡単に言えば適応力が高いので、非常に期待できそうです。

ただね、このエントリーを書くために調べていたら
キャロット×渡辺厩舎というのは、キャロットが脚部不安のある馬を押しつけているような側面もあるようで、デビューできなかった馬が2頭いて、ヴェラアズールもそもそもデビューできたのが紙一重だったとかいう話を見かけたので、ガルバナムには「まずはご安全に」と言葉をかけてあげたい。

G2ワールドの入札では、完全に後出しジャンケンに負けただけなので筆頭ではないのは仕方ないですね。


⑪サルタートの2021(牡・栗東/西園正)
父:ラブリーデイ
母の父:ゴールドアリュール
馬名:(デタシェ)
生産:ノーザンF
馬主:サンデーレーシング
落札額:130万PP


この2歳世代からダート路線がリニューアルされることになって、南関東の三冠路線がJRA勢にも開放されることになりました。
日程的に東京ダービーは期間外になりそうですが、少なくとも羽田盃は期間内になるので、POG的にはダートのGIが新設されるようなものです。
そのせいか、POG本でもダート馬の指名を促しているようなところも見受けられる印象です。

でもね羽田盃のJRA枠は4頭で、この枠の中に入るにはどうやら南関東で開催される前哨戦に勝たないといけないようなので、羽田盃を狙うのはPOG的にはかなり難しそうです。

だいたいダート馬を指名して思惑通りに羽田盃に向かってくれる保証はありません。
強いと感じたら、むしろUAEダービーやケンタッキーダービーへ駒を進めそうで、そうなるとPOG的には海外OKでもない限りなんの旨味もなくなってきます。

そんなことになるなら、普通にクラシックを期待できそうな芝馬を指名した方が効率の面ではいいに決まっていますが、難しそうだからこそ羽田盃を指名馬で勝ちたいという思いも芽生えます。

首尾よく羽田盃を勝った場合は、必然的にその前哨戦のポイントもついてくるのだから皮算用をするなら1億ポイントの「隠し財産」を得られることになります。
それならば狙う価値はありそうです。

そんな観点で指名したのがラブリーデイ産駒のこの馬。

まあラブリーデイをPOGで指名していたので、それなりにラブリーデイ産駒を追いかけているというのはあるのですが、天下のサンデーレーシングにラブリーデイ産駒がいるということでまずは目を惹きます。
母の父がゴールドアリュールですから「ダート向きかな~」という印象は出てきます。

で、UAEダービーやケンタッキーダービーへ向かった馬の“属性”を考えると「個人馬主」の方が可能性が高い。
ならば一口クラブの馬の方が羽田盃参戦の可能性は高くなりそうです。

じゃあ一口クラブならどこでもいいのか?というと、キャロット、ユニオン、ノルマンディー、YGGなどはそもそも「地方所属」の馬がいるのでそういう兼ね合いから羽田盃参戦の可能性は薄くなりそうです。

そう考えると条件さえ整えばサンデーレーシングは手を挙げそうです。

そこで4歳世代のラブリーデイ産駒、特にノーザンファームの生産馬を見てみます。

・全日本2歳優駿3着に加え、大井では優駿スプリント→アフター5賞と3歳時に重賞連勝のプライルード
・2歳秋に新馬戦(1700m)→雷鳥特別(1800m)を好内容で連勝したラブリーホライズン
(3歳春は故障で棒に振りましたが、6月6日のJRA交流の2000mを勝って通算成績は8戦5勝)

産駒の絶対数は多くないものの、南関東の上級クラスで活躍している馬がいるので馬場への適性は十分にあると言えます。
そんなラブリーデイ産駒がキャロットではなくサンデーレーシングでの募集になったということは、これは中央枠から羽田盃参戦を意識しているのでは?と推理できますね。

もちろんサンデーレーシングにもそれ以外のクラブにも羽田盃参戦に色気のありそうな血統の馬はチラホラ見受けられます。
でもサルタートの2021の推し材料として加えられるのが「交流重賞に参戦実績が豊富な」西園正都厩舎という点ですね。
そしてもし羽田盃参戦なら武豊を鞍上に迎えられそうなのもポイントです。

うん、見込みだけでご飯3杯はイケるw

ウマニティPOGではG2ワールドどころか全ワールドを通じて単独指名ですw
そもそも元値が120万PPと安いのも魅力なんですが、こんなノーマークの馬で壮大な夢が見られるのもいいですね。



⑫ラーゴブルーの2021(牡・栗東/須貝)
父:ニューイヤーズデイ
母の父:ハーツクライ
馬名:オコタンペ
生産:ノーザンF
馬主:金子真人HD
落札額:3900万PP
※非筆頭オーナー

指名理由は③でのオーサムウインドの2021と同じく「金子真人HD×須貝厩舎」なので割愛…………というのは雑すぎるかw

母のラーゴブルーは吉田和美さんの名義で中央では6戦未勝利でしたが、川崎に移籍してからは交流重賞のマリーンCを勝つまでの馬になりました。
半姉にデニムアンドルビーがいるので、金子さんに縁のある血統とは言えますね。
セレクトセールで9400万円とそれなりの値がつきましたが、新種牡馬のニューイヤーズデイ産駒なので適性は未知数ですね。

5月上旬には栗東で時計も出していましたが、一旦、放牧に出てデビューに備えている状況です。

須貝厩舎の場合はゴールデンウィークぐらいに入厩していたらそのままデビューに向けて調整を続けた方が期待度は格段に高いのですが、昨年のフリームファクシは5月上旬に入厩→放牧→秋デビューできさらぎ賞勝ちまで出世したので、そこまで気にしなくてもいいのかなというところですね。

この馬も筆頭ではありませんが、これも後出しジャンケンに負けただけなので気にしていません。
筆頭の落札者さんは適当に億越えの入札を連発しているだけなので、押し引きの上手いプレーヤーさんじゃなさそうですね。

もちろん期待はしていますが、ウマニティPOG的にはほどほどに活躍してもらいたいものですw

 Haya 2022年6月23日(木) 07:00
【~術はある~】(2022.6.23.)(宝塚記念) 
閲覧 549ビュー コメント 2 ナイス 8

おはようございます!(=^・^=)
いつもブログ訪問される方々、ありがとうございます。
ついでに応援”ポチ”もよろしくお願いします。

今週は、梅雨冷えで肌寒い日々が続きますね?
先日(火曜)は、梅雨らしく朝から雨模様。
夕方には、本降りでしたね?

相変わらず、懐だけは”カラッカラッ”の空梅雨模様です。

<からつゆ【空梅雨】とは?>
梅雨期間に雨の日が非常に少なく、降水量が少ない状態。
空梅雨の場合、夏季に使用する水が確保できなくなり、渇水を引き起こすことが多く、特に青森、秋田、岩手の北東北地方においては空梅雨になる確率がかなり高く、また、秋季~冬季の降水量が少ない北部九州や瀬戸内地方などでは、空梅雨の後、台風などによるまとまった雨がない場合、渇水が1年以上続くこともある。

【週間スケジュール】

一週間の基本的なブログスケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 週末の重賞(日刊馬番コンピ指数20年分)
火曜日 : 週末の重賞(日刊馬番コンピ指数分析篇)
水曜日 : 週末の重賞(血 統データ分析篇)
木曜日 : 先週末重賞に関する回顧(日記)等
金曜日 : お休み
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(“総合分析”予想篇)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(“総合分析”予想篇)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧

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【“総合分析”予想 第6期途中経過】
第6期(6月4日~6月26日)8日間(鳴尾記念~宝塚記念)7戦

週末は、当てる事ができたのか!?

日曜、G3ユニコーンSでは、3番コンバスチョンに注目!
ワイド(3-7)・複勝(3番コンバスチョン) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

日曜「ユニコーンS」で注目したコンバスチョン(4人気)は、先団後方(7番手)追走のまま直線で一気に抜け出して優勝…のはずが、普段の伸びを欠き馬群へ沈み込み9着…残念。レースは、好位の後ろでレースを進めたペイシャエス(7人気)が、直線で内目を突いて抜け出し、最内から追い込んだセキフウ(9人気)をクビ差振り切って優勝。さらにクビ差の3着にバトルクライ(8人気)が入り、上位人馬総崩れの大波乱決着?? 馬券はハズレ…。 反省点として、軸馬選択の失敗!? まぁ、相手馬(6着)も馬券に絡んでいないので、根本的に予想が間違っていた…反省。レース終了後の検証で、優勝したペイシャエスの父エスポワールシチー(母父ワイルドラッシュ)は、サンデーサイレンスのダート特化種牡馬のゴールドアリュール直仔。東京ダート1600mの舞台はゴールドアリュールの血が得意だけに、注目(盲点)の1頭だった…残念。
 

日曜、G3 マーメイドSでは、5番トウシンモンブランに注目!
ワイド(1-5)・複勝(5番トウシンモンブラン) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

日曜「マーメイドS」で注目したトウシンモンブラン(7人気)は、スタート悪く中団後方追走のまま大外から一気に抜け出して優勝…のはずが、伸びを欠き馬群に沈み込み15着惨敗…残念。レースは、好位のインで脚を溜めていったウインマイティー(10人気)が、直線で先頭に立って後続を引き離し、2着のマリアエレーナ(4人気)に1.3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にソフトフルート(1人気)が入り、今年も波乱決着!? 当然ながら馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。 反省点として、軸馬選択の失敗!? ユニコーンS同様、相手馬(10着)も馬券に絡んでいないので、根本的に予想が間違っていた…反省。レース終了後の検証で、1・2着馬がハイブリッド新聞内「推定前半3F」の1・2位馬だった。近年の前走・4角通過位置も「先行馬優勢」…残念。 
 

【短 評】
先週末、2戦2敗…完敗みたいな感じ。「ユニコーンS」は、血統データ分析がまだまだ未熟で改善の余地あり?? 「マーメイドS」で注目した2項目(前走から斤量減、クラブ所有馬)に関して、全く馬券に絡まなかった…お手上げ状態??(迷走中) 当たらない時は、複勝馬券でさえ導き出すことが出来ない…落ち込む。ただ、上半期の総決算レース!! 「宝塚記念」だけは、当てて終わりたい。


【重賞レースの馬番コンピ 回 顧 篇】
(ユニコーンS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数2位"
1番ハセドンが該当=結果8着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(マーメイドS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数6位"
11番クラヴェルが該当=結果12着ハズレ…(ノД`)・゜・。

【重賞レースの馬番コンピポイント篇】
(宝塚記念)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数5位"

*無条件
過去10年内(2-1-2-5/10)
勝率20%/連対率30%/複勝率50%/単勝回収値232/複勝回収値181
近5年内 (1-0-1-3/5)
勝率20%/連対率20%/複勝率40%/単勝回収値180/複勝回収値148

2年連続外れているだけに、今年こそは期待大!!

詳細は、ブログまで訪問して下さい。
ブログのアドレス  https://89923493.at.webry.info/
宜しくお願い致します。

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 明日真 2019年12月1日() 19:41
チャンピオンズカップ ゴールドアリュール産駒の頂上決戦 
閲覧 422ビュー コメント 2 ナイス 58

今週予想が全然ダメダメだったのですが、
メインのチャンピオンズカップは捕れました!
パドック観るまで、クリソベリルからいくか
ずっと迷ってましたが、顔つきみたら
「勝てる!」ってイメージが。

東京大賞典が楽しみになりましたね^^

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