エスポワールシチー(競走馬)

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エスポワールシチー
写真一覧
抹消  栗毛 2005年4月22日生
調教師安達昭夫(栗東)
馬主株式会社 友駿ホースクラブ
生産者幾千世牧場
生産地門別町
戦績40戦[17-10-3-10]
総賞金53,334万円
収得賞金41,785万円
英字表記Espoir City
血統 ゴールドアリュール
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ニキーヤ
エミネントシチー
血統 ][ 産駒 ]
ブライアンズタイム
ヘップバーンシチー
兄弟 テーオードレフォンミヤジコクオウ
市場価格
前走 2013/12/01 ジャパンカップダート G1
次走予定

エスポワールシチーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
13/12/01 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 162410.147** 牡8 57.0 後藤浩輝安達昭夫 506
(0)
1.51.4 1.037.6ベルシャザール
13/11/04 金沢 9 JBCスプリ G1 ダ1400 12--------1** 牡8 57.0 後藤浩輝安達昭夫 506
(--)
1.27.1 -0.3----ドリームバレンチノ
13/10/14 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 13--------1** 牡8 57.0 後藤浩輝安達昭夫 500
(--)
1.35.1 -0.2----ホッコータルマエ
13/05/06 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 11--------2** 牡8 57.0 浜中俊安達昭夫 511
(--)
1.38.1 0.3----ホッコータルマエ
13/02/17 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 163626.392** 牡8 57.0 松岡正海安達昭夫 504
(+3)
1.35.2 0.136.5グレープブランデー
12/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 12--------5** 牡7 57.0 松岡正海安達昭夫 501
(--)
2.07.6 1.7----ローマンレジェンド
12/12/02 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16246.0210** 牡7 57.0 武豊安達昭夫 506
(+9)
1.50.4 1.638.0ニホンピロアワーズ
12/10/08 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 13--------1** 牡7 57.0 佐藤哲三安達昭夫 497
(--)
1.35.9 -0.6----ダイショウジェット
12/08/25 札幌 11 エルムS G3 ダ1700 118113.822** 牡7 59.0 佐藤哲三安達昭夫 504
(+2)
1.42.2 0.036.2ローマンレジェンド
12/06/27 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 13--------2** 牡7 57.0 佐藤哲三安達昭夫 502
(--)
2.03.7 0.7----ゴルトブリッツ
12/05/02 船橋 10 かしわ記念 G1 ダ1600 13--------1** 牡7 57.0 佐藤哲三安達昭夫 495
(--)
1.36.5 -0.5----フリオーソ
12/02/19 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16597.835** 牡7 57.0 武豊安達昭夫 500
(-6)
1.36.0 0.636.8⑤⑤テスタマッタ
12/01/22 京都 11 平安S G3 ダ1800 168151.312** 牡7 58.0 佐藤哲三安達昭夫 506
(+6)
1.48.3 0.236.1ヒラボクキング
11/12/04 阪神 11 JCダート G1 ダ1800 16362.823** 牡6 57.0 佐藤哲三安達昭夫 500
(+2)
1.50.9 0.337.6トランセンド
11/11/06 京都 11 みやこS G3 ダ1800 16361.611** 牡6 58.0 佐藤哲三安達昭夫 498
(+2)
1.48.4 -0.636.7トウショウフリーク
11/10/10 東京 11 MCS南部杯 G ダ1600 15476.324** 牡6 57.0 松岡正海安達昭夫 496
(-4)
1.35.1 0.337.3トランセンド
11/06/29 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 11--------2** 牡6 57.0 佐藤哲三安達昭夫 500
(--)
2.02.9 1.8----スマートファルコン
11/05/05 船橋 10 かしわ記念 G1 ダ1600 13--------3** 牡6 57.0 佐藤哲三安達昭夫 498
(--)
1.38.6 0.4----フリオーソ
11/03/21 名古 10 名古屋大賞典 G3 ダ1900 12--------1** 牡6 59.0 佐藤哲三安達昭夫 494
(--)
1.58.4 -0.4----ワンダーアキュート
10/11/06 アメ 11 BCクラシッ G1 ダ2000 12--------10** 牡5 57.0 佐藤哲三安達昭夫 --0000 ------BLAME

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エスポワールシチーの関連ニュース

今週は2024年のJRA・GⅠ第1弾、フェブラリーステークス(S)が東京競馬場で行われる。今年は地方競馬の強豪が複数参戦するが、注目はやはり2年連続NAR(地方競馬全国協会)年度代表馬に輝いたイグナイター(園田・新子=あたらし=雅司厩舎、牡6歳)だろう。オーナーの野田善己(よしき)氏に参戦の経緯や、手応えを聞いた。(取材構成・三浦凪沙)

――昨年のJBCスプリントで念願のJpnⅠ初制覇

南部杯は2着に好走しましたが、さきたま杯を勝ったあとは『よし、次はGⅠだ』と思っていたので、ものすごく悔しかったです。周りには『すごい』と言われましたが、あれだけちぎられていたので『やはりGⅠを勝つのは厳しいのか』と落ち込みましたね。そのあとすぐに勝ってくれたので、長いようで短く、劇的に訪れたように感じる勝利でした」

――当時の気持ちは

「言葉に表せなかったですね。もちろん勝つつもりで行きましたが、『さすがに頭までは…』というのが正直な気持ちでした。当日のパドックで名だたる馬主さんを見ていたので、私のような零細馬主でもGⅠ馬のオーナーになれたんだと、感慨深かったですね」

――最初の出合いは

「2019年のサマーセールで私が選びました。エスポワールシチー産駒の牡馬を探した中で、一番良く見えたのがイグナイターでした。一番気に入ったのは、柔らかさ。悪く言えばまだ子供で、良く言えば未完成。うまく成長すれば面白いと思いました。ひとつ前のエスポワールシチー産駒がすごく高かったので、予算内で買えないかもとドキドキしました。結果は思っていたよりも安く買えて『いい馬なのに』と逆に不安になりましたね(笑)」

――JRA、大井、園田と所属先を替えてきた

「2戦目の小倉(7着)が『あれ?』という負け方だったし、そのあとにソエが出ました。JRAの3歳ダート路線は、春はユニコーンSくらいしか大きいレースがなく、ヒヤシンスSはソエで間に合わない。もともとNAR(地方競馬)に抵抗はなかったですし、各地のダービーレースを目指そうとなりました。兵庫ダービーに出たかったのですが、規定で出られないことが分かったので、いったん大井に行きました。大井では思ったほどの成績が残せませんでしたし、(園田の)楠賞を目標にしていたので、大井の次に兵庫に行くのは既定路線でした」

――2022年の黒船賞で中央(JRA)馬を撃破し、交流重賞初勝利

「正直、中央と地方という呼び方があまり好きではないんです。尊敬する師匠のコパさん(小林祥晃氏)の影響もあり、芝かダートかという分け方をしています。ダートの大きいレースを目指していく中で、必然的にJRAの馬と戦うことになるだけで、NARにも(重賞6勝の)スマイルウィなど強い馬はいますから」

――間近で見てきて、これまでの成長は

「毎年、成長を感じますが、ここ最近は特に感じます。緩さが消えて、しっかりしてきました。今が充実期だと思います。先日、会いに行きましたが、少しふっくらしていて、調子もすごくいいようです」

――普段のイグナイター

「めちゃくちゃかわいいです。レースではスイッチが入るので別馬のように感じますが、普段はすごくおとなしいですよ。レースとのギャップ萌えしています(笑)」

――久しぶりのJRAに参戦を決めた理由は

「サウジ(リヤドダートスプリント)の招待もいただいたので、フェブラリーSとすごく悩みました。海外となると、みんなが初めての経験なので、帰ってきてからどうなるか全く分からない。これは今後、NARが直面していく問題だと思いますが、検疫の問題がすごく大きかったです。栗東の検疫馬房が空いていれば貸してもらえるという話でしたが、われわれとすれば、宇宙に行くような感覚なんです。まず、今年のイグナイターの目標として、なんとかGⅠタイトルを取って種牡馬にしたい。もうひとつは3年連続でNARの年度代表馬にしたいというのがあるので、そのために一番、チャンスがあるのは、さきたま杯JBCスプリントを勝つことだと考えています。サウジに行った場合、(6月の)さきたま杯を使えるのか分からないので、気持ちはサウジでしたが、馬優先で国内を選択しました」

――西村淳騎手と初コンビ

「(近2走でコンビを組んだ)笹川(翼)騎手が規定で乗れないことが分かったので、本来ならその前に乗っていた田中学騎手に頼むのがいいと思います。しかし、彼も腰を負傷中で乗れるか分からないとのこと。そんな中、最初に〝乗りたい〟と言ってくれたのが西村淳騎手でした。今の若手で一番、乗れているのではないでしょうか。勝ちに飢えている貪欲さがいいですよね。(JRAで走らせていた)ブランアルディの3勝全てが彼ですし、私自身も意外と相性がいいんです。あとは尼崎出身だと自分から言ってきてくれました。兵庫にゆかりがあるところもいいと思いました。金曜(16日)に乗りに来てくれます」

――今後の展望は

フェブラリーSの内容次第で変わってきます。もし勝つことができれば先日、招待をいただいたドバイ(ゴールデンシャヒーン)に絶対に行きたいです。イグナイターの目標はGⅠを勝つことなので、一戦一戦、次のローテが変わることになると思います」

――レースに向けて

「周囲からの評価は距離が若干長いと言われていますが、適距離ではなくても、守備範囲だと思います。JBCスプリントも1200メートルは合わないと言われていましたし、ワンターンなら何とかなるのではと思っています。完成期を迎えた今ならこなしてくれるはず。簡単ではないのはよく分かっていますが、彼の可能性に懸けたいです」

――ファンへメッセージを

「NARの年度代表馬として、看板を背負って走るつもりです。フェブラリーSという大きな舞台でNARをアピールしたいと思います。ミックファイアスピーディキックとともにいい競馬をして、NARにも強い馬がいるんだということを、皆さまに思っていただければうれしいです」

■野田 善己(のだ・よしき)大阪府出身。株式会社ラムダ代表取締役。アパレルブランドAKMの企画、販売を行う。イグナイターのほかにJpnⅢJBC2歳優駿など通算16勝を挙げるラッキードリーム、兵庫で6勝のヒメツルイチモンジ、JRA3勝のブランアルディなどを所有。

メイセイオペラ以来のVなるか フェブラリーSがGⅠとなった1997年以降、地方競馬所属馬で勝ったのは99年メイセイオペラ(岩手)だけ。2着も2002年トーシンブリザード、11年フリオーソ(ともに船橋)と2頭しかいない。3頭に共通するのは、それまでに地方のGⅠ級レースでJRA所属馬を下していたこと。イグナイターは昨年のJBCスプリントで、リメイクなどJRAの重賞ウイナーを退けてJpnⅠVを成し遂げている。21年のユニコーンS12着以来となる中央のダートで、偉業達成といくか。

【血統アナリシス】ユニコーンS2023 後継種牡馬も活躍するゴールドアリュール、ヘニーヒューズも人気不問で上位を賑わす 2023年6月17日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はユニコーンS2023・血統予想をお届けします!

昨年はエスポワールシチー産駒の7番人気ペイシャエスが勝ち、同馬は同産駒としてもJRA重賞初制覇を飾ることになった。もとよりエスポワールシチーの父であるゴールドアリュールが種牡馬としてユニコーンSでは最多となる3勝を記録しているが、今後はゴールドアリュール系として後継種牡馬の動向も注視していく必要がありそうだ。

また、近年はヘニーヒューズ産駒が人気不問で上位を賑わす傾向にあり、19年の勝ち馬ワイドファラオを出すほか、21年3着ケイアイロベージ、22年2着セキフウと目下2年連続で馬券に絡む活躍を見せている。


ペリエールは、父ヘニーヒューズ×母ソフトライム(母の父フジキセキ)。UAEダービーからの臨戦で好走した馬には13年3着ケイアイレオーネ、22年2着セキフウの2頭を挙げられるが、どちらも本馬と同じヘニーヒューズ産駒であることは興味深いところ。また、フジキセキは種牡馬として「2-0-0-3」、母の父として「0-1-1-0」であることも評価に値する。東京は2戦2勝の巧者で、ヒヤシンスS勝ちの実績からも主役を担うべき存在だろう。

カレンアルカンタラは、父エスポワールシチー×母ラセレシオン(母の父ゼンノロブロイ)。父は昨年の勝ち馬を出しているが、自身も現役時はゴールドアリュール産駒を代表する一頭として、10年フェブラリーSを制した実績を持つ。一方、母も全3勝を東京ダート1600mであげているコース巧者なので、本馬は父系からも母系からも舞台適性を強調しやすい。勝ち負けがハッキリしやすい血筋でもあり、一変しても何ら不思議ない魅力は充分にある。

ブライアンセンスは、父ホッコータルマエ×母ヒラボクビジン(母の父ブライアンズタイム)。同じ母の父となる馬には14番人気の人気薄で2着となった21年サヴァを挙げられるが、ブライアンズタイムは種牡馬としても2頭の勝ち馬を出すなど好相性を示す。本馬は東京ダート1600mでハナ差の惜敗を喫した相手がのちの関東オークス勝ち馬とあれば悲観する必要はなく、叔父にインカンテーションがいることからもコース適性は折り紙付きだ。

【血統予想からの注目馬】
ペリエール ⑧カレンアルカンタラ ⑬ブライアンセンス

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【ユニコーンS】ペイシャエスが混戦抜け出す! 出世レース制した菅原明「大きいところを狙う」 2022年6月20日(月) 04:58

真夏日の府中で繰り広げられた大熱戦。かげろうゆらめく砂上での激しい追い比べから、わずかに抜け出したのは7番人気の伏兵ペイシャエスだ。殊勲の菅原明騎手は、したたる汗を気持ちよさそうにぬぐった。

「これまでは逃げや番手からスムーズな競馬をしていましたが、1600メートルでは忙しい感じだったので、いつもよりためる競馬を心がけました。狙い通りの位置で手応えも良かったので、進路を見つけるだけでした」

前走・青竜Sはハイペースの2番手を追走したものの、最後は後方待機勢に捕まって5着。その反省を踏まえ、普段よりも一列後ろのポジションでジッと末脚を温存した。直線ではスペースのできた内に進路を取り、0秒2差に上位7頭がひしめく混戦からグイッと頭ひとつ抜け出した。

今後は様子を見ながら3週間後に控える3歳ダートの頂上決戦・ジャパンダートダービーに向けて調整される。「折り合いがつくし、距離は延びていいと思う」と小西調教師が言えば、鞍上も「スタミナ豊富で心臓のいい子。長くいい脚を使えるのが長所です」と適性に自信を示す。

フェブラリーS連覇のカフェファラオなど、過去の勝ち馬から14頭のGⅠホースが誕生している名馬への登竜門。「出世レースでコンビを組ませてもらってありがたいです。重賞を勝たせてもらいましたし、この馬と一緒に成長していければ。もちろん、大きいところを狙っていきたいです」とジョッキーは高らかに宣言した。父の日に、父エスポワールシチーに産駒のJRA重賞初Vをプレゼントした

ペイシャエス 父エスポワールシチー、母リサプシュケ、母の父ワイルドラッシュ。栗毛の牡3歳。美浦・小西一男厩舎所属。北海道様似町・高村伸一氏の生産馬。馬主は北所直人氏。戦績7戦3勝。獲得賞金5836万4000円。重賞は初勝利。ユニコーンS小西一男調教師、菅原明良騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+父名より」。

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【ミッキのWEEK DIARY♪】エイト紅一点TM~強いイケメン黒船賞Vのイグナイターに萌え 2022年3月19日() 18:59

こんにちは、競馬エイトのミッキです。

今週の3月16日(水)に高知競馬場で行われた黒船賞(JpnⅢ)で、園田所属のイグナイター号(牡4歳、新子雅司厩舎)が勝利!

以前からお世話になっている野田善己オーナーの愛馬とあって、応援にも一層熱が入りました。勝ってよかった! 本当におめでとうございます☆☆(嬉)

レース後日のイグナイター萌え動画と写真を送ってくださり、溺愛っぷりが伝わります^^ 「イグナイターだけじゃなくて、愛馬はみんなかわいいよ」とオーナー。折角なので、イグナイターについて取材をさせてもらいました♪



ミッキ:イグナイターは北海道サマーセール出身馬ですよね。どんなところに惹かれたんですか?

野田オーナー:前年のセールで落札したステラモナークに手応えを感じていたので、エスポワールシチーの牡馬が欲しかったんです。いろいろ見てきた中で、まだまだ体は幼いけど、歩きの柔らかさが気に入ったので競り落としました。何より、イケメンだったので(笑)

ミッキ:確かに! 抜けて顔がいいサラブレッドっていますよね! また逆も然りで、ぶちゃいくな子もいたりして

オーナー:走る馬って結構みんなイケメン、イケジョで、独特の雰囲気を持っているんですよね

ミッキ:なるほど。その頃から走るオーラがあったんですね!2歳時は中央の牧田和厩舎からデビューして勝利しています

オーナー:3歳でも地方重賞を勝ってくれましたが、まだまだ競馬も幼いし、晩成型だと思っていたから、こんなに早く古馬混合重賞の黒船賞を勝てるとは思っていなかったです

ミッキ:目覚ましいほどの成長ぶり! これからが楽しみで仕方がないですね

オーナー:黒船賞を勝った馬はその後出世しているので、将来に夢が広がりましたね。ここまで来たらGⅠタイトルを獲らせて種牡馬にしたいです。イグナイターの子供たちがみたいです(笑)

ミッキ:ぜひともエスポワールシチーの後継種牡馬になってもらいたい☆ ところで、イグナイターの馬名の意味が【点火薬】だったのですが、何か意味があるんですか?

オーナー:あぁ(笑) それは育成の時にすぐカッっとなって制御が利かなくなったりしていたので、イグナイターって馬名をつけました。でも、大人になるにつれて今は落ち着きが出てきましたよ。幼少期から普段はおとなしい馬でしたけどね

ミッキ:野田オーナーは結構馬の性格的なものを馬名にされたりしますよね! 中央の辻野泰厩舎にいるブランアルディも、芦毛でやんちゃ娘だからこの名前にしたって言っていましたよね。意味はフランス語で『生意気な白い子』。…って、まだデビューしてない! 出てきたら注目しておきます♪ イグナイターの次走の予定は決まっているんですか?

オーナー:しばらくはレース後のダメージはないか様子を見てからだけど、かきつばた記念を予定中。名古屋だから見においでよ

ミッキ:高知はなかなか気軽に行けませんでしたが、名古屋ならすっ飛んで行きますよ☆ 次走も楽しみにしています! 取材ありがとうございました^^

強くて顔もいいイグナイターからはまだまだ目が離せません! では、今週はこの辺で♪ 次回もお楽しみに☆

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【血統アナリシス】みやこS2021 ディープスカイが好相性を示すコース、Robertoの血脈を持つ馬にも注目 2021年11月6日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はみやこステークス2021・血統予想をお届けします!


今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続きみやこSは阪神ダート1800mに舞台を移して施行される。当該コースでは古馬混合重賞としてG3のアンタレスSを挙げられるが、08~13年まではG1のジャパンカップダート(現在のチャンピオンズカップ)も行われていた。

昨年はディープスカイ産駒のクリンチャーが勝利を飾っていたが、同産駒には17年アンタレスSを制したモルトベーネもおり、阪神ダ1800mはディープスカイが種牡馬としてJRA重賞初制覇を達成したコースであることも気に留めておきたい。また、父サンデーサイレンス系×母の父ブライアンズタイムという血統構成からはクリンチャーのほかにも09年ジャパンカップダートを制したエスポワールシチーを挙げられる。Robertoの血脈に注目すれば、昨年の2着馬ヒストリーメイカー(3代母の父リアルシヤダイ)、3着馬エイコーン(父フリオーソ)も該当するため、今年も同血脈を保持する馬には気を配りたい。

クリンチャーは、父ディープスカイ×母ザフェイツ(母の父ブライアンズタイム)。芝路線を歩んでいた頃には重馬場の18年京都記念で同世代のクラシックホース2頭を負かしていたが、昨年の本競走でもスタミナに任せる強気な競馬で有力馬を完封しており、パワーや底力を問われる展開でこそ真価を発揮する。前走は帝王賞でも3着に好走するなど7歳にして充実ぶりは著しく、得意とする阪神で斤量も据え置きの57kgとあれば不動の中心か。

オーヴェルニュは、父スマートファルコン×母ギュイエンヌ(母の父タニノギムレット)。ゴールドアリュールの直系かつ母の父ブライアンズタイム系という血統構成は先述したエスポワールシチーを想起させる。本馬は勝つか負けるかハッキリした結果になりやすく、型に嵌ったときに無類の強さを披露する様は父の現役時代ともよく似ている。重賞の2勝が中京であるように急坂を苦にしない強みもあり、馬場が渋れば尚のこと狙いが立つ。


【血統予想からの注目馬】
クリンチャー ⑨オーヴェルニュ

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【うわさの2歳馬】砂王エスポワールシチーの半弟~テーオードレフォン 2021年11月5日(金) 11:18

 【阪神6R】ドレフォン産駒のテーオードレフォンは、ダート王エスポワールシチーの半弟。「血統面からダートでデビューさせる。しっかり乗り込んでいるし、性格も動きもいい。初戦から期待している」と梅田調教師。先週のCWコースでは3歳1勝クラスに1馬身先着。今週は坂路ラスト1ハロン12秒2でまとめ、仕上がりは絶好だ。(夕刊フジ)

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エスポワールシチーの関連コラム

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 マイルチャンピオンシップ南部杯は、JBC競走の前哨戦“Road to JBC”として、1着馬にはJBCスプリントまたはJBCクラシックへの優先出走権が与えられるレース。さすがJpnIだけあって昨年のこのレースの上位馬や、同年のフェブラリーSやかしわ記念上位馬が出走してくる。主な対戦図式は休養明けの実績馬vs上がり馬で、実績馬の活躍が目立つ一方で、2017年にノボバカラや2021年にヒロシゲゴールドがともに7番人気で2着と好走し、高配当を演出している。人気の実績馬が勝って、人気薄馬が2着に来るというのが、このレースの総体的なイメージである。

 まず、最有力は同年のかしわ記念の連対馬かつ、前走でも連対と順調さを欠かなかった馬。過去10年のこのレースでの成績は【3・2・1・0】と複勝率100%となっている。1着の該当馬は、2015年のベストウォーリア 、2016年、17年のコパノリッキー。2着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2018年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2019年のゴールドドリームだ。近3年はこのタイプが出走していなかったために、波乱の結果となっている。

 また、同年のフェブラリーSとかしわ記念で連対していた馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2013年のエスポワールシチー(同馬は2010年も前記に該当で1着)、2着の該当馬は2018年のゴールドドリーム、3着の該当馬は2019年のゴールドドリームだ。このレースはかしわ記念からの直行で取りこぼす実績馬が多いが、GⅠを連続連対できるような実力かつ安定感がある馬は、休養明けでも信頼できる。

 さらに前年の南部杯、同年のフェブラリーS、かしわ記念のどれかを3番人気以内で優勝した有力。同年の6月以降のレースに出走していることが条件で、過去10年のこのレースでの成績は【6・4・1・1】。1着の該当馬は、2013年のエスポワールシチー (同馬は2009年、10年、12年も前記に該当で1着)、2015年のベストウォーリア、2016年、17年のコパノリッキー、2021年のアルクトス、2022年のカフェファラオ

 2着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2016年のベストウォーリア、2018年のゴールドドリーム、2020年のモズアスコット。3着の該当馬は、ワンダーアキュートだ。唯一、2017年にゴールドドリームが出遅れて5着に敗れているが、基本的には中心視できる。

 最後に穴馬候補を紹介しよう。前走1200mのグレードレースを使われていたスピードタイプが、ここで1~2番手に行くことで穴を開けている。そう、冒頭で紹介した2017年のノボバカラと2021年のヒロシゲゴールドがこれに該当する。ノボバカラは前走で芝のキーンランドCにヒロシゲゴールドクラスターCに出走し、敗退していたために人気薄。ともに7番人気での2着だった。

 しかし、2021年は前走のエルムSで10着だったソリストサンダーが2着に好走していることや、遡って2012年に前走の日本テレビ盃で9着だったダイショウジェットが6番人気で2着に好走しているように、前走でダ1700m以上のダートグレードを使われて敗退している馬の一発にも注意したい。ただし、2頭とも1600m以下のダートグレードで連対実績があったことから、それを条件で狙いたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかしわ記念で連対かつ、前走でも連対している馬。
 ・同年のフェブラリーSとかしわ記念で連対している馬。
 ・前年の南部杯、同年のフェブラリーS、かしわ記念のどれかを3番人気以内で優勝している馬(同年の6月以降のレースに出走していることが条件)。

 ●穴馬候補
 ・前走で1200mのグレードレースに出走していた馬。
 ・前走で距離1700m以上のダートグレードに出走していた馬(同年のダ1600m以下で連対実績があることが条件)。


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2022年10月9日() 09:25 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マイルチャンピオンシップ南部杯2022~
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 マイルチャンピオンシップ南部杯は、JBCスプリントJBCクラシックの前哨戦。さすがGⅠだけあって、昨年のこのレースやフェブラリーS、かしわ記念の上位馬が出走してくる。主な対戦図式は休養明けの実績馬vs上がり馬で、実績馬の活躍が目立つ一方で、2017年にノボバカラ、2021年にヒロシゲゴールドがともに7番人気で2着と好走し、高配当を演出している。人気の実績馬が勝って、人気薄馬が2着に来るというのが、このレースの総体的なイメージである。

 まず、最有力は同年のかしわ記念の連対馬かつ、前走でも連対と順調さを欠かなかった馬で、過去10年のこのレースでの成績は【4・2・1・0】と複勝率100%。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー、2015年のベストウォーリア 、2016年、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2018年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2019年のゴールドドリームだ。近2年はこのタイプが出走していなかったために、波乱の結果となっている。

 また、同年のフェブラリーSとかしわ記念で連対していた馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2013年のエスポワールシチー(同馬は2010年も前記に該当で1着)、2着の該当馬は2018年のゴールドドリーム、3着の該当馬は2019年のゴールドドリームだ。このレースはかしわ記念からの直行で取りこぼす実績馬が多いが、GⅠを連続連対できるような実力かつ安定感がある馬は、休養明けでも信頼できる。

 さらに前走でダ1400m組の活躍が目立ち、同年のプロキオンS(昨年と今年は1700m)で連対か、さきたま杯を優勝した馬が活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【3・1・3・3】。1着の該当馬は、2014年、2015年のベストウォーリア、2020年のアルクトス。2着の該当馬は、2019年のアルクトス、3着の該当馬は、2012年のアドマイヤロイヤル、2013年のセイクリムズン、2017年のキングズガード。4着以下は、2013年のアドマイヤロイヤル(5着)と2017年のカフジテイク(4着)、2020年のサンライズノヴァ(4着)。

 2013年のアドマイヤロイヤル、2017年のカフジテイク、2021年サンライズノヴァプロキオンSで3角12番手以下と、差して好走した馬。3角11番手以内というのを条件に加えると、その成績は【3・1・3・0】とデーダ上は完璧なものとなる。つまり、前走で展開に恵まれて好走した馬が、逃げ、先行馬が有利なレースになりやすい盛岡ダ1600mの変わって苦戦していることの証明である。今年はプロキオンSがダ1700mで行われていることから、その他の1400m路線馬が出走してくることが予想される。その場合はなるべく前の位置でレースをしている馬を狙いたい。

 最後に穴馬候補を紹介しよう。前走1200mのグレードレースを使われていたスピードタイプが、ここで1~2番手に行くことで穴を開けている。そう、冒頭で紹介した2017年のノボバカラと2021年のヒロシゲゴールドがこれに該当する。ノボバカラは前走で芝のキーンランドCにヒロシゲゴールドクラスターCに出走し、敗退していたために人気薄。ともに7番人気での2着だった。

 このレースは2010年に日本テレビ盃に出走して8着だったグランシュヴァリエが11番人気で3着と好走し、3連単131万越えの大波乱になったことがあったが、近年は前走で短い距離を使われている馬が穴メーカーとなっている。

 しかし、2012年に前走の日本テレビ盃で9着だったダイショウジェットが6番人気で2着、2021年は前走のエルムSで10着だったソリストサンダーが2着に好走していることから、前走でダ1700m以上のGⅡ、GⅢを使われて敗退している馬の一発にも注意したい。中距離で結果を出せていないことが、短距離馬である要素を残しているからだ。ただし、2頭とも1600m以下のダートグレードで連対実績があったことから、それを条件で狙いたい。



 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかしわ記念で連対かつ、前走でも連対している馬。
 ・同年のフェブラリーSとかしわ記念で連対していた馬。
 ・前走で同年のダ1400mのプロキオンS(昨年と今年は1700m)で連対か、さきたま杯で優勝していた馬。
  (プロキオンS組は3角11番手以内が条件)

 ●穴馬候補
 ・前走で1200mのグレードレースに出走していた馬。
 ・前走で距離1700m以上のダートグレードに出走していた馬。
  (連対圏内を狙うのであれば、同年のダ1600m以下で連対実績があることが条件)

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2022年5月4日(水) 00:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かしわ記念2022~
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 かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、GⅠだけのことはあって、同年のフェブラリーSを始め、GⅠ好走馬が多く出走してくる。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないか? その1番人気の大半が昨年のカフェファラオのように、同年のフェブラリーSの優勝馬という傾向があるからだ。

 過去10年でフェブラリーSとこのレースを連覇したのは、2014年のコパノリッキーのみ。一方で2016年のモーニン、2018年のノンコノユメ、2020年のモズアスコット、2021年のカフェファラオは、フェブラリーSを制した後のこのレースで馬群に沈んでいる。このことからもフェブラリーSを大目標にして、そこで好走した馬を狙うのは危ういと言える。

 また、休養明けのGⅠウイナーが出走してくる年も度々あるが、それらもこのレースで苦戦している。前年の東京大賞典1着以来の出走となった2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。2021年に1番人気に支持されたルヴァンスレーヴも、2018年のチャンピオンズC1着以来の長期休養明けで、大差の5着に敗れている。

 では、何が有力か? 同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬混合のGⅠで連対実績があった馬である。ただし、前記したように休養明けの馬は苦戦の傾向。過去10年の3着以内馬30頭中29頭がフェブラリーS以降のレースに出走していたことから、それらは狙い下げたいもの。① 同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬混合のGⅠで連対実績、②同年のフェブラリーS以降に行なわれたレースに出走していることが条件で、過去10年の成績は、【6・1・2・0】である。

 1着の該当馬は、2015年のワンダーアキュート、2016年と2017年のコパノリッキー、2018年と2019年のゴールドドリーム、2021年のカジノフォンテン。2着の該当馬は、2015年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2016年のベストウォーリア、2020年のサンライズノヴァ。カジノフォンテンを除く、8頭がマイルGⅠで連対していたのもポイントだ。

 また、前年のチャンピオンズCで5着以内かつ、前年のフェブラリーS、かしわ記念、マイルCS南部杯など、マイルGⅠで3着以内の実績がある馬も有力で、過去10年の成績は【3・0・2・0】。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー、2015年のワンダーアキュート、2018年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2014年のワンダーキュート、2021年のインティと複勝率100%だ。

 さらに同年のフェブラリーSの1着馬は危険だとお伝えしたが、2~3着馬は意外とここでも安定した成績を収めている。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・3・2・2】。1着の該当馬は、2018年と2019年のゴールドドリーム。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチ―、2015年のベストウォーリア、2020年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のインカンテーション、2020年のサンライズノヴァ。4着以下だったのは、2016年のノンコノユメ、2017年のベストウォーリアでともに4着である。フェブラリーSの勝ち馬よりは狙えるようだ。

 最後に穴パターンを紹介すると、前走で3角先頭だった馬が穴を開けている。2016年の2着馬ソルテ(6番人気)や2020年の優勝馬ワイドファラオ(6番人気)、遡れば2010年の2着馬フリオーソ(5番人気)も前記該当馬だ。ソルテは7連勝で、前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していた馬。ワイドファラオは前走のフェブラリーSで逃げたものの、アルクトスと競り合って12着に失速した馬だ。フリオーソもダイオライト記念で逃げバテ5着から巻き返している。

 フリオーソは過去1年以内にJpnⅠで連対実績があったが、ワイドファラオのように2桁着順大敗からでも巻き返すのが、かしわ記念の傾向なので、それらには注意したい。ただ、ダートグレード勝ちの実績がない地方馬を狙う場合は、ソルテのように前走の南関東重賞で勝っていることが条件になりそうだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬混合のGⅠで連対実績がある馬。(同年のフェブラリーS以降のレースに出走していることが条件)
 ・前年のチャンピオンズCで5着以内かつ、前年のマイルGⅠで3着以内の実績がある馬。
 ・同年のフェブラリーSで2着、3着だった馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で3角先頭だった馬。
 (地方馬の場合、前走で南関東重賞を勝っていることが条件)

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2022年3月8日(火) 13:55 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~名古屋大賞典2022~
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 今年の名古屋大賞典は、移転により、「土古競馬」で親しまれ73年間続いた現在の名古屋競馬場で実施される最後の重賞となる。名古屋大賞典は後にJRAで行われるマーチSがハンデ戦のため、実績馬がハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくることも少なくない。2011年には前年のGⅠ、JpnⅠで5勝を挙げたエスポワールシチーがここから始動したことがあった。

 主な対戦図式は、実績馬vs佐賀記念の上位馬。佐賀記念の上位馬のこのレースでの成績も悪くはないが、相手がGⅠ、GⅡ(JpnⅠ、JpnⅡ)の上位馬となるとさすがに分が悪い。2017年の川崎記念の優勝馬オールブラッシュこそ、このレースで人気を背負って馬群に沈んだが、この年はドバイワールドカップを目指す馬が多く、川崎記念のレベルがかなり低かった。そもそも川崎記念は直後にフェブラリーS、その先にドバイワールドC、近年はさらにサウジCが控えていることもあり、他の牡馬混合の古馬GⅠ(JPNⅠ)と比べるとメンバーが手薄になることが多い。

 このことから川崎記念の3着以内馬に関しては過信禁物だが、その他の牡馬混合の古馬GⅠ、GⅡ(JpnⅠ、JpnⅡ)で3着以内の実績があれば、ここで通用している。実際に過去1年以内に川崎記念以外の牡馬混合の古馬GⅠで3着以内の実績がある馬のこのレースでの成績は、過去10年で【0・2・0・0】。該当馬は、2014年のソリタリーキング、2018年のミツバ。2頭とも2着なのはたまたまだろう。遡れば、2009年のスマートファルコンや2011年のエスポワールシチーが優勝している。2010年のアドマイヤズバルは2着、2009年のメイショウトウコンは3着だった。

 その他、前年の9月以降の距離2000m以上の牡馬混合の古馬GⅡ、JpnⅡで3着以内だった馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【4・3・2・2】。1着の該当馬は、2012年のニホンピロアワーズ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム、2020年のロードゴラッソ。2着の該当馬は、2013年のエーシンモアオバー、2014年のソリタリーキング、2020年のアングライフェン。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2021年のロードブレス。4着以下だったのは、2015年のエーシンモアオバーと2018年のメイショウスミトモであるが、同馬は発馬後の落馬で競走中止したもの。基本的には信頼できる。

 さらに前年のジャパンダートダービーレパードSの連対馬の成績も優秀。前年のジャパンダートダービー連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【2・0・0・1】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2018年のサンライズソアレパードS連対馬のこのレースでの過去10年の成績は、【3・1・0・1】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム。2着の該当馬は、2015年のアジアエクスプレス

 前年のジャパンダートダービーレパードSでともに連対しながらもこのレースで4着以下だったのは、2012年のボレアス(4着)だが、同馬は前走の名古屋グランプリで3.7秒差の6着と大敗していた。このレースで連対したジャパンダートダービーレパードSの連対馬は、前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで善戦(0.5秒差・6着)の条件を満たしていた。4歳時は成長期だが、勢いを失っている馬は狙いにくい。

 また、前走の佐賀記念で連対していた馬は今回で取りこぼすこともあるが、4角先頭だった馬は活躍している。このレースでの過去10年の成績は【2・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2021年のクリンチャー。2着の該当馬は、2019年のヒラボクラターシュ。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2020年のナムラカメタローである。前記のエーシンモアオバー佐賀記念4着からの上位入線。佐賀は馬場がタフなので、前から上位入線している上位入線している時点で、その成績よりも高い評価ができる。

 最後に穴パターン。このレースは過去10年で1番人気が6勝8連対と、あまり荒れない傾向だが、近走成績の悪い休養明けの馬が何度か穴を開けている。ダイシンオレンジが2012年、2013年と4番人気以下で2度馬券に絡んでいるが、同馬は佐賀記念が休養明けで、前走では1.0秒以上大敗していた。このように休養させたことで復活することもあるもの。ただし、このパターンは調教施設が充実しているJRA所属馬に限っての傾向なのでご注意を!!


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・過去1年以内に、川崎記念を除く牡馬混合の古馬GⅠ(JPNⅠ)で3着以内の実績がある馬。
 ・昨年9月以降の居地2000m以上の牡馬混合の古馬GⅡ、jpnⅡで3着以内の馬。
 ・前年のジャパンダートダービーか、レパードSで連対していた馬(前走でダートグレード3着以内か、フェブラリーSで0.5秒差以内の善戦が条件)
 ・前走の佐賀記念で4角先頭だった馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で1.0秒以上大敗の休養明けのJRA所属馬。

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2021年10月10日() 21:10 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~マイルチャンピオンシップ南部杯2021~
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 イルチャンピオンシップ南部杯は、あのメイセイオペラを送り出した岩手最大のレース。JBCスプリントJBCクラシックの前哨戦だが、さすがマイルのG1レースだけあって、同年のフェブラリーS上位馬やかしわ記念の上位馬が集う。対戦図式は、休養明けの実績馬vs上がり馬。しかし、上がり馬はほとんど通用していないというのが実情だ。

 上がり馬よりも実績馬のこのレースは、イルチャンピオンシップ南部杯と同じマイルG1である、同年のかしわ記念の連対馬が活躍している。その成績は過去10年で【4・2・2・2】。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー(同馬は2009年も1着、2010年は2着)、2015年のベストウォーリア 、2016年、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は、2013年のホッコータルマエ、2018年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2019年のゴールドドリームだ。

 4着以下は2018年のオールブラッシュ(5着)とワイドファラオ(7着)の2頭。しかし、前記の連対馬6頭が前走でも連対しているのに対して、オールブラッシュとワイドファラオは前走で連対を外しているという共通項があった。そこで同年のかしわ記念で連対かつ、前走でも連対という条件を加えると、過去10年の成績は【4・2・0・0】と複勝率100%まで信頼度が高まった。

 さらに同年のプロキオンSの連対馬も有力で、その成績は過去10年で【2・2・4・3】と立派なもの。1着の該当馬は、2014年、2015年のベストウォーリア 。2着の該当馬は、2011年のダノンカモン、2019年のアルクトス。3着の該当馬は、2011年のシルクフォーチュン、2012年のアドマイヤロイヤル、2013年のセイクリムズン、2017年のキングズガード。4着以下は、2013年のアドマイヤロイヤル(5着)と2017年のカフジテイク(4着)、2020年のサンライズノヴァ(4着)。

 2013年のアドマイヤロイヤル、2017年のカフジテイクは、2021年サンライズノヴァプロキオンSで3角12番手以下と、差して好走した馬。つまり、展開に恵まれての連対だっただけに、3角11番手以内というのを条件に加えると、その成績は【2・1・3・0】とデーダ上は完璧。また、このデータに漏れたびは2011年の2着馬ダノンカモンと同年の3着馬シルクフォーチュンだが、この2頭はプロキオンS後にもう一戦していた。プロキオンS連対後に、もう一戦している馬も信頼できるだろう。

 このようにこのレースは近走マイル以下の距離を使われている馬の活躍が目立つが、穴馬は前走で中距離のダートグレードに出走していた馬だ。昨年6番人気でこのレースを優勝したアルクトスは、前走でエルムSに出走し、6着だった馬。遡って、2010年に4番人気で優勝したオーロマイスターも前走でエルムSに出走し、2着だった馬。

 さらにこの年は、前走で日本テレビ盃に出走して8着だったグランシュヴァリエが11番人気で3着と好走したことで、3連単131万越えの大波乱になっている。他にも2012年に前走の日本テレビ盃で9着だったダイショウジェットが6番人気で2着と好走しており、前走で距離1700m以上に出走していた馬が、ここで穴メーカーになっていると言える。

 さらに穴パターンを挙げると、何と言っても過去10年で唯一の馬複で万馬券決着の立役者となった2017年の2着馬ノボバカラでしょう。ノボバカラはダートグレードで3勝の実績があったものの、古馬になってからはスプリント路線を主体に使われ、さらに近走の芝のレースで大敗していたために7番人気と人気薄だった。しかし、芝のスピード競馬に慣れていることで、このレースでは単騎の逃げて2着に粘っている。

 他にもエスポワールシチーが過去に2度の逃げ切り勝ちを決め、2014年のポアゾンブラックや2015年タガノトネールも逃げて2着に粘っている。エスポワールシチーはそもそも実績馬だが、ポアゾンブラック、タガノトネールはそれほど人気のない伏兵馬。ノボバカラを含めて、それらの伏兵馬には前走で1400m戦以下を使われている共通項があった。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のかしわ記念で連対かつ、前走でも連対している馬。
 ・同年のプロキオンSの連対馬。
  (プロキオンSで3角11番手以内かプロキオンSからもう一戦していることが条件)

 ●穴馬候補
 ・前走で距離1700m以上のダートグレードに出走していた馬。
  (連対圏内を狙うのであれば、同年のダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・今回で逃げる可能性が高い馬。
  (前走で1400m以下に出走していた馬が人気の盲点になりがち)

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2021年5月4日(火) 11:55 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かしわ記念2021~
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 かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、格付けがJpnⅠだけあって、G1ウイナーが多く参戦する。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないか? その1番人気の大半が同年のフェブラリーSの優勝馬だからである。

 フェブラリーSとこのレースを連覇したのは、前記のエスポワールシチーと2014年のコパノリッキーのみだから、当然と言えば当然である。2019年のインティのように、同年のフェブラリーSを逃げ、先行して優勝した馬はここでも2着、3着を拾ってくることも少なくないが、2018年のノンコノユメや2020年のモズアスコットのように、同年のフェブラリーSを差して優勝した馬はことごとく人気を裏切っている。

 また、休養明けの実績馬が出走してくる年も度々あるが、それらもこのレースで苦戦している。前年の東京大賞典1着以来の出走となった2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。昨年2番人気に支持されたルヴァンスレーヴも、2018年のチャンピオンズC1着以来の長期休養明けで、大差の5着に敗れている。

 そこで過去10年の連対馬20頭を見ていくと、同年のフェブラリーS以降のレースに出走しているという共通項があった。また優勝馬の10頭中、8頭は過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があり、その他の2頭は、当時4歳の2013年ホッコータルマエと2020年のワイドファラオである。遡れば、2009年の優勝馬エスポワールシチーも当時が4歳。過去1年以内にGⅠ勝ちの実績がない4歳馬以外の馬は、このレースを優勝していないのである。

 このレースで勝ち負けできる馬を狙うのであれば、同年のフェブラリーS以降のレースに出走していること、過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があることを条件で狙いたい。4歳馬ならばG1勝ちの実績がなくても問題ないが、前走で同年のフェブラリーSに出走しているか、同年のマーチSアンタレスSを優勝している馬を狙いたい。前記の4歳馬はその条件を満たしている。

 さらにこのレースは、2019年にフェブラリーSの1着馬インティと2着馬ゴールドドリームがこのレースでは着順が入れ替わる形でワン、ツーを決めたように、何だかんだ同年のフェブラリーSの上位馬が活躍している。しかし、前記したノンコノユメモズアスコットのような馬もいるので、闇雲には狙えない。

 そこでフェブラリーSの着順よりも、レースの運びにアプローチすると、4コーナー5番手以内でレースを運んだ馬の活躍が目立っていた。その成績は過去10年で【4・2・0・3】。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー(同馬は、2010年も前記条件で優勝)、2014年と2017年のコパノリッキー、2020年のワイドファラオ。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチー、2019年のインティだ。

 逆に通用しなかったのは、2016年と2019年のモーニン(8着、7着)、2020年のアルクトス(4着)。2019年のモーニン、2020年のアルクトスは、古馬でありながら過去1年以内にGⅠ勝ちのなかった馬。成長途上の4歳馬ならばともかく、古馬の場合は低迷している可能性が狙い下げ極めて高いので、狙い下げたいもの。

 一方、2016年のモーニンは前走でフェブラリーSを優勝していたが、それがGⅠ初制覇だった。フェブラリーSで死力を尽くし、このレースでは余力がなかったのだろう。このようなパターンはかしわ記念に限らずままあるが、一度目のフェブラリーSを優勝した2014年のコパノリッキーや2019年のインティのように、ここも連対を死守する場合もあるので、これは例外としない。

 ただし、4歳馬ならば過去1年以内にGⅢ以上勝ち、古馬であれば過去1年以内にGⅠ勝ちの実績があることが条件で中心視したいもの。前記の連対馬はそれを満たしている。

 それ以外にも前年の東京大賞典の連対馬も有力。暮れの大一番、東京大賞典よりも相手が手薄になることが多いからだ。ただし、2018年のサウンドトゥルーのように、前走から2.5Fの距離短縮馬というのは通用していないので、前走でマイル戦を使われていることが条件で狙ってみたい。それられの過去10年のこのレースでの成績は、【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2011年のフリオーソ、2012年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2013年のワンダーアキュートである。

 最後にこのレースでの穴馬はというと、前走で3コーナー先頭だった馬だ。2016年の2着馬ソルテ(6番人気)や2020年の優勝馬ワイドファラオ(6番人気)、遡れば2010年の2着馬フリオーソ(5番人気)も前記該当馬だ。ソルテは7連勝で、前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していた馬。ワイドファラオは前走のフェブラリーSで逃げたものの、アルクトスと競り合って12着に失速した馬だ。フリオーソもダイオライト記念で逃げバテ5着から巻き返している。同馬は過去1年以内にGⅠで連対実績があった。

 フリオーソのように過去1年以内にGⅠで連対実績があれば理想的だが、前走で地元の重賞を勝利していた馬やそれまでにダートグレード勝ちの実績がある4歳馬も、前走で3コーナー先頭が条件で穴メーカーとなっている。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSで4コーナー5番手以内の競馬をしていた馬。
  (過去1年以内に4歳馬はGⅢ以上勝ち、古馬はGⅠ勝ちの実績があることが条件)
 ・前走でマイル戦に出走している、前年の東京大賞典の連対馬。

 ●穴馬候補
 ・前走のダートグレードで3コーナー先頭のレースをして凡退した馬。
  (過去1年以内にGⅠ連対実績があるか、4歳馬ならダートグレード勝ちの実績があることが条件)
 ・地元の重賞を前走3コーナー先頭から押し切って勝利した馬。


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エスポワールシチーの口コミ


口コミ一覧
閲覧 141ビュー コメント 0 ナイス 1

エスポワールシチーには、シワスが入ってますから?

チャンピオンズCには、エスポワールシチー産駒はいません。

残念。

 山崎エリカ 2021年5月5日(水) 14:02
かしわ記念の予想
閲覧 422ビュー コメント 0 ナイス 10

中央馬か?今年こそは地方馬か?
________________

かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、格付けがJpnⅠだけあって、G1ウイナーが多く参戦する。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないか? その1番人気の大半が同年のフェブラリーSの優勝馬だからである。

かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、格付けがJpnⅠだけあって、G1ウイナーが多く参戦する。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないか? その1番人気の大半が同年のフェブラリーSの優勝馬だからである。

フェブラリーSとこのレースを連覇したのは、前記のエスポワールシチーと2014年のコパノリッキーのみだから、当然と言えば当然である。2019年のインティのように、同年のフェブラリーSを逃げ、先行して優勝した馬はここでも2着、3着を拾ってくることも少なくないが、2018年のノンコノユメや2020年のモズアスコットのように、同年のフェブラリーSを差して優勝した馬はことごとく人気を裏切っている。


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 ビター ティー 2020年10月13日(火) 13:02
来年のことをいうと・・・ではなく、来年の予想(予言?)を言って...
閲覧 325ビュー コメント 0 ナイス 12

 午前中のオッズでは5番人気に留まっていたサンライズノヴァ。最終オッズでは1番人気に急上昇。

 こんなはずじゃなかった、穴馬的に狙った予想を組み立てたつもりだったのになぁ。でも、連覇の可能性も高まったことになり、喜ばしこと!

 これならサンライズノヴァの複勝率100%は疑う余地はない、と決断して馬券を購入し、レースを観戦する。


 スタートしてからレースの序盤は・・・位置取りが予想より少し後ろに控えて追走する展開だなぁ、と思いながら縦長になった馬群を見つめる。

 3コーナーから4コーナーにかけて徐々に押し上げて来ると・・・よし、これなら3番手にいる人気薄の2番は楽に交わせるだろう、とヒートアップして、「◎○▲で的中確実」と思いながら応援していたのだが・・・2番が粘る粘る、距離がなかなか縮まらない。

 残り1ハロンで、交わすのは無理だなぁ。2番は買い目に入れた記憶はないから不的中なのだが、2番の馬名は何だったろう?と考えながらゴールの瞬間を迎える。

 地方馬の中で人気トップの「モジアナフレイバー」だったのか。これは3着に入れておくべきだったと反省させられる。地方交流重賞で、1頭だけは地方馬が入るのが最近の傾向。このことを忘れてはいけなかった。しかも、レベルの高い南関東代表だもの。単に『2番の馬』などと見ていて失礼いたしました。


 さて、ここからが本題。やっぱり南部杯はリピーター率が高いことを証明してくれました。1着が昨年2着のアルクトスですから。

 そもそも、南部杯は1年おきに連覇が達成されるレースだったはず。一昨年優勝のルヴァンスレーヴが昨年も幻の優勝馬となる順番の年であったのに、早々と引退してしまった(出走しなかった)。

 そこで、これまでの連覇のパターンが崩れた昨年は、5番人気のサンライズノヴァが優勝したため、今年は、きわめて特殊な例外的な連勝パターンになってしまった、と言わせていただきたい。

 すなわち、前年2着だった馬が翌年優勝し、連覇も達成したエスポワールシチーと同じ、騎手がそのまま連続して騎乗したパターンも同様でアルクトス優勝したという見解です。


 ですから、来年の南部杯優勝はアルクトス。連覇は達成される、と言っておきたい。エスポワールシチーに続く、3年連続連対での連覇達成を予想(予言?)させていただきます。

 来年のことを言うと「鬼が笑う」と言いますが、「来年の予想を言っておいて、予言通りの結果になり、笑ってみたい」と願っています。

 なぜなら、来年のことを言っても「鬼が笑う」はずがありません。盛岡には、二度と鬼がやってこないという伝説が伝わっていますから。

 鬼に(世間の競馬愛好家から)笑われずにすむなら、来年のことを言っておきたい。もう一度言います。
来年の南部杯は「アルクトスが優勝』です。

 ただし、エスポワールシチーと同様、騎手の乗り替わり(佐藤哲三→後藤浩輝)が条件なのですが・・・田邊裕信→(苗字)田○騎手?か○田騎手?、または○辺騎手?への乗り替わりでしょうか。

 まてよ、田邊騎手はコパノリッキーでも連覇しているから、乗り替わりがなくても「アルクトス優勝」かもしれないなぁ。

 こんな迷い方をしているようじゃ、連覇は難しい?

 なぜって、連覇できなかったオーロマイスターとサンライズノヴァは共に4番人気での優勝でしたが、アルクトスは6番人気と、人気薄での優勝記録を更新していますから。

 コパノリッキーは連続1番人気での連覇。エスポワールシチーも1・2番人気で4年連続準パーフェクト連対(3-1-0-0)です。アルクトスの6番人気とかけ離れた評価での連覇であることも懸念材料のひとつです。

 逆の見方をすれば、来年の予想が仮に的中すれば、大穴的中で鬼のように笑えるかもしれませんね。まずは、出走してくれることを祈っております。


 最後に、盛岡にはなぜ鬼がやってこないのでしょう。それは、盛岡の地名の別称「不来方(こずかた)」の由来に関わる伝説を知っていただければ、理解してくれることでしょう。

 長くなりましたので、そこのところは、次回のYouTube「ウマニティチャンネル」の冒頭、前週の重賞結果の振り返りで、岩手県出身で博識の「予想神スガダイさん」が触れてくれることを期待して、割愛させていただきます。


 「南部杯が行われた盛岡競馬場は、その昔「不来方』という地名で・・・」
 「コロナウイルス感染が終息したら、南部杯を是非、ライヴで観戦していただき・・・」
 「東北夏祭りの一つ『さんさ踊り』にも来県し、鬼(コロナウイルス)を克服した喜びを共有して・・・」

 

 スガダイさんのコメントに本当に注目しています。編集長のヘアスタイル(髪の色)にも・・・
 
 では、閑話休題。失礼します。

 
 
 

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