『競馬』という名の推理小説 ~第85話JCD(謎解き編)~
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第85話 「JCD」
08年 36.7-35.9-36.6 =1.49.2 ▼4△1△4 平坦戦
09年 36.3-36.5-37.1 =1.49.9 △3▼6△11 瞬発戦
JCDが阪神ダ18コースに変更となって今年で3回目。
この2レースから全てを読み取るのは困難かもしれませんがある程度の傾向なら分かるでしょう。
08年は平坦戦、09年は瞬発戦となっていますが▼4と▼6という加速が生じているので「瞬発力」は必要でしょう。
馬券になった6頭のうち5頭は父か母父にサンデー系の血統だったというのもそれを表していると思います。
血統で言えばサンデーの他にはブライアンズタイム、Deputy Minister、マヤノトップガンの名が挙がるので「パワータイプ」の馬の方が好走しやすいレースと言えそうです。
阪神コースは1~2コーナーが小回りでこの区間のペースは緩みやすい。
先行馬は終盤までにセーフティーリードを取りたいので向正面に入ると自然にペースが上がります。
このままラスト3~4Fの勝負となるので息が持たなくなって「差し馬有利」という展開になっています。
昨年はエスポワールシチーが逃げ切っていますが過去2回で前の馬で馬券になったのはこの馬だけです。
相当な力がないと先行馬は厳しいでしょう。
但し、向正面の区間も緩く流れるような展開になれば前が残る可能性も十分考えられます。
過去2回とは違う方に目を張るというのがギャンブル的には常勝手段かもしれません。
勝ち馬のイメージがなんとなく見えてきた感じですが、今年の場合エスポワールシチーとスマートファルコンが回避で主役不在というメンバー構成。
しかも、前走掲示板を外れた馬は08年は4頭、09年は3頭というメンバーでしたが今年は全く逆で登録23頭中掲示板に乗った馬が11頭で3着以内だった馬は6頭しかいない(回避馬を含む)、とまさに混沌としています。
近走の内容からすればキングスエンブレムが有力とも思えますがヴァーミリアンの弟というのが気にかかります。
(ヴァーミリアンは基本的には東京>阪神だと思うので)
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
オーロマイスター→シルクメビウス→キングスエンブレム
オーロマイスターは前走の大敗さえ度外視すれば十分頭で狙える馬。
それにしても今年は非常に難解。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。 |
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2010年11月29日(月) 14:00
河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」ジャパンカップダート2010前走分析
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過去10年のジャパンカップダートの優勝馬を分析してみると、過去1年以内のダート実績が重要であることが分かる。
以下は、過去10年の優勝馬がダート戦で過去1年以内に記録した最高指数の一覧である。
■2009年 エスポワールシチー
60.4 南部杯(1着)
■2008年 カネヒキリ←長期休養明け
52.9 武蔵野ステークス(9着)
■2007年 ヴァーミリアン
60.8 川崎記念(1着)
■2006年 アロンダイト←準オープン上がり
53.3 銀蹄ステークス(1着)
■2005年 カネヒキリ
58.4 武蔵野ステークス(2着)
■2004年 タイムパラドックス
58.3 白山大賞典(1着)
■2003年 フリートストリートダンサー
外国馬のため参考外
■2002年 イーグルカフェ←芝路線中心
54.7 マーチステークス(7着)
■2001年 クロフネ
61.9 武蔵野ステークス(1着)
■2000年 ウイングアロー
57.6 フェブラリーステークス(1着)
2008年、2006年、2002年を例外とすると、いずれも、過去1年以内にダート戦の重賞で2着以内に入線し、57.6以上の指数を記録していることが分かる。
それでは、今年の出走予定馬の中から条件を満たす馬をピックアップしてみよう。
58.4 オーロマイスター(南部杯1着)
58.2 シルクメビウス(トパーズステークス1着)
61.1 スマートファルコン(JBCクラシック1着)
58.7 トランセンド(アルデバランステークス1着)
条件を満たしている馬は以上の4頭であるが、その中でもスマートファルコンの指数が頭一つ抜けているので、出走してくれば中心的な存在になることは間違いない。ただ、スマートファルコンは回避することが伝えられているので、その場合は、オーロマイスター・シルクメビウス・トランセンドの三つ巴の優勝争いになると結論づけたい。
なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。 |
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コウゾウメン~今週末の調教注目馬~ 9月18・19・20日分
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みなさん、こんにちは!
先週末から休暇で日本に戻っています。先週はコラム書けなかった(涙)
1.重賞の調教注目馬
<日曜阪神10R> ローズS
◎アニメイトバイオ
○ワイルドラズベリー
▲アパパネ
△エーシンリターンズ
ウッド中心で仕上げたアニメイトバイオ本命。早目の栗東入りもプラスのはずだ。
相手本線は時計の出やすい馬場だったがCWで破格の時計を出したワイルドラズベリー。
単穴は人気のアパパネ。坂路中心なので評価を下げたが、乗込み豊富で時計も出ている。
あとは先週の坂路の時計が素晴らしく、CW併用で仕上がったエーシンリターンズ。
<日曜新潟11R> セントライト記念
◎ダークシャドウ
○ミキノバンジョー
▲アロマカフェ
△フェイルノート
調教だけなら重賞級のダークシャドウの巻き返しに期待。
相手本線は中間のポリトラックで破格の時計を出したミキノバンジョー。
単穴はウッドでマズマズ仕上がった実力馬アロマカフェ。
フェイルノートの叩いた上積みにも期待したい。
<月曜阪神8R> 阪神ジャンプS
◎イコールパートナー
○トップフリーダム
▲コウエイトライ
△エイシンニーザン
牝馬だが調教駆けするイコールパートナーの連勝に期待。叩いた上積みも見込める。
相手本線は斤量増でも勢いのある4歳馬トップフリーダム。
単穴は調教はいつも走らないが実力上位のコウエイトライ。
62kgは酷だが、調教駆けするエイシンニーザンの叩いた上積みにも期待。
<月曜札幌11R> エルムS
◎オーロマイスター
○クリールパッション
▲エーシンモアオバー
△タガノクリスエス
ウッド組を狙いたいが、その中でも月曜開催を意識して木曜に追われたオーロマイスター本命。
相手は水曜ウッド好走組のクリールパッションとエーシンモアオバー。
あとはダートコースで終い重点だが木曜に追われたタガノクリスエス。
2.今週の狙い馬~穴馬偏~
<土曜札幌2R>
◎シャインドリーム
芝を除外されたみたいだが、ダート替りはプラスのはず。
調教もウッドではなくダートコースで追われ、馬なりで好時計。
追いかけてる馬なので、積極的に狙いたい。
<日曜阪神6R>
◎ユニバーサルサンド
調教は平行線だが、前回も穴で狙った馬。ダート替わりで狙いたい。
<月曜札幌6R>
◎スターリースカイ
内目を回ったのでウッドの時計は出たが、叩き2戦目で距離短縮で一変ムード。
3.今週の幸くん
今週は3場所開催の影響か、あまり有力馬がいない(涙)
2,3着狙い中心になりそうです。
<土曜中山8R>
★ジェイケイラン
降級しても結果が出てませんが、中間派ウッドで強く追われて太目の馬体は絞れそう。
本命は人気でもウッドで好時計を出したシルクタイタンにしますので、相手本線で狙いたい。
<日曜阪神9R>
★メイショウナルト
この馬が今週の一番のチャンス馬か。ポリトラックで時計は出てるので力は出せそう。
POG馬のマイネジャンヌ、CWで好時計連発のモスカートローザの方を上位評価にするので、単穴▲予定。
<日曜阪神12R>
★メイショウモネ
まだ仕上がり途上の気もするが、他のメンバーは調教が目立たないので狙ってみたい。
オンフルールも面白そうな存在。
<月曜阪神10R>
★セイクリムズン
坂路で好時計連発だが、これはいつものこと。
デビューからずっと買い続けてる馬で、幸君に戻ってきたことは素直に嬉しい。
狙いは次走の気もしますが、▲で応援します。
さて、先週の日曜日は中山競馬場でウマニティメンバーと競馬を楽しんできましたが、
今週末は阪神競馬場へ遠征し、生競馬を楽しんできます♪
幸くんに会えるのも楽しみです。
変則開催ですが、今週も思いっきり競馬を楽しみましょう! |
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