クロフネ(競走馬)

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クロフネ
クロフネ
写真一覧
抹消  芦毛 1998年3月31日生
調教師松田国英(栗東)
馬主金子 真人
生産者Nicholas M. Lotz
生産地
戦績10戦[6-1-2-1]
総賞金37,023万円
収得賞金8,050万円
英字表記Kurofune
血統 French Deputy
血統 ][ 産駒 ]
Deputy Minister
Mitterand
Blue Avenue
血統 ][ 産駒 ]
Classic Go Go
Eliza Blue
兄弟
市場価格
前走 2001/11/24 ジャパンカップダート G1
次走予定

クロフネの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
01/11/24 東京 11 JCダート G1 ダ2100 16591.711** 牡3 55.0 武豊松田国英B 520
(0)
2.05.9 -1.135.8⑫⑩ウイングアロー
01/10/27 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 168152.311** 牡3 57.0 武豊松田国英B 520
(0)
1.33.3 -1.435.6イーグルカフェ
01/09/23 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 12674.423** 牡3 56.0 蛯名正義松田国英B 520
(+10)
1.59.6 0.134.2⑦⑧⑧⑧エアエミネム
01/05/27 東京 9 東京優駿 G1 芝2400 188173.025** 牡3 57.0 武豊松田国英 510
(+4)
2.27.9 0.936.7⑬⑫⑩⑦ジャングルポケット
01/05/06 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18241.211** 牡3 57.0 武豊松田国英 506
(-4)
1.33.0 -0.134.3⑭⑩グラスエイコウオー
01/03/24 阪神 11 毎日杯 G3 芝2000 11221.311** 牡3 55.0 四位洋文松田国英B 510
(-4)
1.58.6 -0.934.5コイントス
00/12/23 阪神 11 ラジたん3S G3 芝2000 12551.413** 牡2 54.0 松永幹夫松田国英 514
(+6)
2.01.4 0.634.8④⑤⑤アグネスタキオン
00/12/03 阪神 9 エリカ賞 500万下 芝2000 127101.311** 牡2 54.0 松永幹夫松田国英 508
(-4)
2.01.2 -0.635.1ダイイチダンヒル
00/10/28 京都 2 2歳新馬 芝2000 9331.311** 牡2 53.0 松永幹夫松田国英 512
(-4)
2.00.7 -0.334.8マイネルエスケープ
00/10/14 京都 3 2歳新馬 芝1600 9446.932** 牡2 53.0 松永幹夫松田国英 516
(--)
1.35.7 0.034.2エイシンスペンサー

クロフネの関連ニュース

★2つ目のGⅠタイトル獲得なるか 昨年のJRA賞最優秀スプリンター・ママコチャ

ママコチャ(牝5歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、芝1200メートル戦初挑戦となった昨年の北九州記念で2着に入り、続くスプリンターズSを制してGⅠ初制覇を遂げ、昨年のJRA賞最優秀スプリンターを受賞している。前年のスプリンターズS勝ち馬が高松宮記念を勝てば、2003年ビリーヴ、12年カレンチャン、13年ロードカナロアに続く4頭目となるが、ママコチャはGⅠ2勝目を挙げることができるだろうか。同馬には川田将雅騎手が騎乗する予定となっている。

ママコチャは父クロフネ、母ブチコという血統で、同馬が高松宮記念を勝てば、クロフネ産駒は史上初の20年連続JRA重賞制覇となる。

★芝1200メートル戦で重賞4勝をマーク GⅠ初制覇を狙うナムラクレア

ナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川浩大厩舎)は、芝1200メートル戦で重賞4勝を含む9戦5勝、2着1回、3着2回と安定した成績を残しているが、GⅠでは2022年のスプリンターズS5着、昨年の高松宮記念2着、スプリンターズS3着という成績だ。同馬は今年初戦となった京都牝馬Sでは2着に入っているが、悲願のGⅠ初制覇を遂げることができるだろうか。勝利なら、ナムラクレアを管理する長谷川浩大調教師はJRA・GⅠ初制覇となり、同馬に騎乗予定の浜中俊騎手はロジャーバローズとのコンビで制した19年の日本ダービー以来、約5年ぶりのJRA・GⅠ制覇となる。また、ナムラクレアは谷川牧場の生産馬だが、同牧場の生産馬がJRA・GⅠを勝てば、09年のフェブラリーSサクセスブロッケン)以来15年ぶりとなる。

★フタ桁着順に敗れた昨年の雪辱なるか 重賞連勝中のウインマーベル&トウシンマカオ

阪神C→阪急杯を連勝したウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎)は、昨年に続く高松宮記念参戦となる。同馬は昨年の高松宮記念では10着に敗れているが、重賞を連勝して臨む今年は好走することができるだろうか。なお、ウインマーベルには昨年に続き松山弘平騎手が騎乗する予定となっている。また、京阪杯→夕刊フジ賞オーシャンSを連勝したトウシンマカオ(牡5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)も昨年の高松宮記念では15着に敗れており、前年の雪辱となるか注目される。

なお、GⅠに昇格した1996年以降の高松宮記念では、99年マサラッキ、2010年キンシャサノキセキ、20年モズスーパーフレア、21年ダノンスマッシュが前年二けた着順の雪辱を果たす勝利を挙げている。ちなみに、ウインマーベルトウシンマカオは同じレースに出走することが多く、これまでに6回対戦して対戦成績は3勝3敗となっている。

高松宮記念3年連続参戦で初勝利なるか ロータスランド&メイケイエール

ロータスランド(牝7歳、栗東・辻野泰之厩舎)、メイケイエール(牝6歳、栗東・武英智厩舎)は、3年連続の高松宮記念参戦となる。ロータスランドは2022年2着、23年6着という成績で、メイケイエールは22年が5着、1番人気に支持された23年は12着に敗れている。2頭はどちらも京都牝馬S以来の出走で、同レースではロータスランドが6着、メイケイエールが10着に敗れているが、前走から巻き返して勝利を挙げることができるだろうか。なお、ロータスランドには岩田康誠騎手、メイケイエールには池添謙一騎手が騎乗する予定となっており、ロータスランドが勝てば、グレード制を導入した1984年以降でストレイトガール(16年ヴィクトリアマイル)以来2頭目の7歳牝馬によるJRA・GⅠ制覇となる。

★6年ぶり外国馬が高松宮記念参戦 香港のビクターザウィナーが出走予定

今年の高松宮記念には、香港のビクターザウィナー(騸6歳、C・シャム厩舎)が出走を予定している。高松宮記念にはこれまでに4頭の外国馬が出走しており、2015年には香港のエアロヴェロシティが勝利を挙げている。ビクターザウィナーは、デビューからすべて香港で芝1200メートル以下のレースに出走しており、前走のセンテナリースプリントCでは、前年の香港スプリント勝ち馬のラッキースワイネスなどを相手に逃げ切ってGⅠ初勝利を挙げている。ビクターザウィナーは、左回りの競馬場に出走するのも今回が初めてとなるが、日本のファンにどのような走りを見せてくれるだろうか。

ビクターザウィナーを管理するC・シャム調教師は、クイーンエリザベスⅡ世Cと香港Cの2連覇を含むGⅠ・6勝を挙げているロマンチックウォリアーの管理調教師として知られており、今回は2012年スプリンターズS以来2回目のJRA参戦だ。また、ビクターザウィナーに騎乗予定のカーチュン・リョン騎手は今回がJRA初参戦となる。

【レースV職人 豚ミンCの爆穴はコレ!】フェブラリーS2024 今週は2頭推奨! 巻き返しを図る実力馬と狙いたい芝馬は? 2024年2月14日(水) 17:00


これまで幾度となく大穴を本命にし、的中を重ねてきたレースV職人・豚ミンCプロが週末重賞の爆穴候補を推奨する当連載! 今週のフェブラリーSにもぜひご注目ください。それでは早速、豚ミンCプロから届いた先週の振り返りと今週の見解を確認しましょう。


京都記念の振り返り】
レース前から「ちょっとレベルが……」というメンバー構成のなか、その印象を象徴するかのように、勝ったのは強い相手と何回も戦ってきたプラダリアでした。前回のコラムで外枠なら買わないと書きましたが、今回メンバーで3枠3番なら消すことはできません。当日の馬場も外は伸びるものの特別外枠が有利という状態でもなかったので、プラダリアにとってはいい枠になったと思います。そして池添Jもなぜかこの馬で内枠に入ると、しっかりロスなく乗ってきてくれることが多く、今回も4角前まではほぼロスなくと、うまく導いてくれました。このメンバーでこの立ち回り。順当な結果でしょう。今後メンバーレベルが上がった時も、変わらずに内枠と直線が短いコースで狙いたいです。

1番人気で2着だったベラジオオペラも自分の力は出し切りました。これで2着なら仕方ない敗戦といったところでしょう。ただ、最後の感じを見るとこの距離はもしかしたらギリギリかなとも感じました。日本ダービーで4着ですが、ダービーは今や極端な短距離型でない限り、素質やスピード、枠などでいくらでも好走できるレースになっています。この馬も1枠1番だったこともあって、その利をフルに活かしての好走と言ってもいい例。古馬になると、そのような距離の融通は基本利かなくなるので、勝ち切るには1800mか2000mとなる可能性があるかもしれませんね。

2番人気で8着に負けてしまったルージュエヴァイユは、エリザベス女王杯の恵まれた内容からも「そこまで信用できない」と前回書いたので、私の中では納得の結果ですが、それにしても走らなすぎたかなという感じ。条件によっては巻き返すと思うので、どこかでマッチすればというところでしょう。

そして、当欄注目馬であり、本命にしたシュヴァリエローズは痛恨の4着(笑)。西村Jもやる気のある立ち回りで馬にも伝わっていたと思いますが、あとちょっとで馬券圏内でしたね。“前走白富士Sパワー”は見せたと思いますが、そもそも2走前は重賞で差のない競馬をしていた馬。それを考えれば人気はなさすぎでしたね。今回はゲームで言うとバフがかかっていたような状態。これでおそらく解けてしまったので、次は様子見としたいです。


フェブラリーSの見解】
ウシュバテソーロレモンポップが不在、芝を使っていた複数の馬の参戦に加え、地方馬も複数参戦と、今年は波乱の匂いがプンプンしますね。個人的にフェブラリーSは「当たったのいつだっけ?」というレースですが、なんとか的中できればと思います。

まずはレースの傾向から見ていきたいと思いますが、やはり差しの決まるレースではありますよね。たま~にスローになって前残りが発生することもありますが、基本は差しが有利と思っていいかもしれません。それをふまえて今年のメンバーから考えてみると、ドンフランキーサンライズホーク(→2/13回避報あり)が前に行くと思いますが、テンの速さを考えるとドンフランキーの逃げになるのが濃厚でしょうか。よく逃げ馬がいっぱいいてハイペースを想定しても、その中にやけに速い馬がいると、さすがにそれを追い越していけないので、みんな譲ってそこまでペースが上がらないケースがあります。今回もドンフランキーのあっさり先手というのを考えられるので、そのパターンになることも頭に入れておかなければなりません。とはいえ、ドンフランキーは基本前半ゆっくり行きましょう、なタイプでもないですからね。さらにほかに一発狙ってくる馬がいたりした場合には先行勢壊滅ペースになると思うので、やはり前には厳しいと思って予想を組み立てていいのかなと考えています。

次は人気になる馬を見ていきたいと思いますが(日曜執筆時点での除外対象馬は省いています)、間違いなく上位人気になるのはまずはウィルソンテソーロですよね。原Jから松山Jの予定となり、「怪我したから乗り替わりなんだ」とみな最初は思ったところ、先週も乗っていて、「なんで乗り替わった?」となりましたよね……。本来なら鞍上強化でいいのでしょうけど、先週の松山Jの重賞は、クイーンC2番人気サフィラ9着、京都記念2番人気ルージュエヴァイユ8着とちょっと流れが悪いですからね。というか先週は1勝もできませんでした。それに今年の重賞を振り返ってみると、ある程度の人気馬に乗っていますが、ほとんど人気を下回っている着順。きさらぎ賞3番人気ジャスティンアース5着、シルクロードS5番人気オタルエバー16着、日経新春杯2番人気ハーツコンチェルト4着等、けっこうあるんですよね。なので、それを考えると本命にするのはちょっと難しく感じてしまいます。ただ、馬のほうは府中のマイルで2戦2勝と相性バッチリ。展開次第では前からでも後ろからでも競馬ができる馬なので、大崩れはないとみて無印にはできませんかね。

次は……なんですかね~(出走確定していればオメガギネスが人気とみて進めるところでしょうが、除外対象で)。とりあえず成績から、このコラムでいちばん名前も出ているドゥラエレーデとしておきますか。結局今のところ「ムルザバエフJなら走りますよ」という感じになってしまっているこの馬。ホープフルSで当たってから、その後の(日本での)3戦、全部本命にしていたんですが、見当違いの結果になってしまいました。今回はまたムルザバエフJが乗ってくれるそうで、それだけでまた好走しそうな気はしますが、ちょっと展開が……。前には厳しい予想なので、どうなるかですが、東スポ杯2歳Sで前には厳しいなか粘りを見せたという走り。あれを思えば、もしかしたらある程度流れても頑張ってくれるかもしれませんし、ダートではなんだかんだ全レース馬券圏内。これもまた無印は危険かもしれません。

次は芝からここに使ってきたカラテについてですが、初ダートというわけではないんですよね。2歳の未勝利の時にダートを使って負けていますが、まぁあれは力をつける前なので、完全に度外視できる結果です。今回は久々のダートとなりますが、父トゥザグローリーの産駒はダートがまったくダメでもありませんし、母系からもダートは本来OKの感あり。道悪でも結果を出してきたようにパワーはあるのでしょうし、人気がないなら買っておきたい1頭となりそうです。

そして最後になりますが、やっぱり地方からここへ参戦のミックファイアも注目の存在ですよね。前走は初の敗戦となってしまいましたが、あれだけスタートを出ていた馬がもろに出遅れてしまいましたからね。メンバーレベルも一気に上がって自分の競馬ができず、では少々厳しかったと思います。それでもその後の立ち回りも決してよかったとは言えないなか、直線では鞍上も無理をしなかったのにバタッとはこなかったあたり、まだ可能性は感じました。ただ、この馬まだ砂を被って内で我慢するという競馬を1度もしていないんですよね。内枠に入って初の芝スタートで行き脚がつかないとなった場合は、かなり苦しい競馬になると思われます。かと言って外枠に入って終始外々を回って勝てるような相手でもないはずなので、立ち回りが非常に重要になってくる馬だと思いますね。個人的には負けてもいいので、今後のために砂を被る競馬を試してほしいとは思っています。

と、今年はまだまだいろいろな馬がいてバラエティに富み、かなり難しい競馬になりそう。馬券を買うこちら側も悩みまくりそうなレースで、正直私は当たる気がしていません(笑)。オッズ次第では、買いづらい馬なども出てくると思うので、とにかくラッキーでもいいから当たればいいなという気持ちです(^_^;)。


以上、先週の振り返りとレース見解でした。京都記念シュヴァリエローズはあと一歩でしたね。さすがの白富士Sです(笑)。さて、フェブラリーSは目移りするような組み合わせ。注目馬に挙がるのはどの馬なのでしょう?


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①タガノビューティー
しまいの脚は堅実な馬。前走もそこに期待した人は多いと思いますが、さすがにあのペースではどうにもならずでした。今回はあれだけのスローになるとは考えづらく、おそらく2走前の武蔵野Sに近いものになると思われます。そして、これだけ府中のダートを使っているにもかかわらず、フェブラリーSは謎の初参戦。石橋Jも気合いが入るところだと思うので、流れてさえくれれば一気に追い込んできてもおかしくないはずです。ただ、この馬に関してはみな同じことを思っていそうなので、こういう安易な人気薄指名(当日どれくらいのオッズになるかさっぱりですが)というのはあまり来ない印象です……。

■注目馬②ガイアフォース
走りの感じからはクロフネっぽくもあるので、ダートは向きそうに思います。芦毛、そして母系にクロフネが入っているからと思いそうなところですが、仮に血統を見ないで鹿毛であってもそう感じたことでしょう(そもそも母系にクロフネが入っていることは、これを書くために知ったことですしね)。兄弟を見ても一応ダートで好走はしているので、なんとかここでの好走に期待ですが、不安なのは鞍上。それこそこっちが元々乗っていた松山Jでウィルソンテソーロはそのまま原Jでよかったのではと思います(笑)。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はタガノビューティーガイアフォース、2頭の推奨でした。前者は前走からの巻き返し、後者は隠れていた砂適性に期待したいですね。今年の初G1、幸先よくいきたいものです。


(文・垣本大樹)

ーーーーー【豚ミンC・的中ハイライト】ーーーーー


【プロ出馬表ハイライト】
11(日)小倉10R 太宰府特別

エクロール(11人気45.9倍⇒2着) 前走不利:立ち回り「前走は直線前で怯む感じがあった」 (ほか、○アグラシアド、▲なしの△1頭アルジーヌ3頭のみの推奨で1~3着)


豚ミンCプロのプロ出馬表「有利不利プロファイル」は豚ミンCプロのレースコメント、ひと言コメントに加え、すべての馬の過去走を含めた有利不利メモが閲覧できます。またプロ予想MAXではオッズの関係で非公開となっているレースもプロ出馬表で特別公開されています!「レースVTRを見たいけどチェックする時間がない」「レースVTRをどう見たらいいか分からない」そんなあなたに打ってつけの出馬表です!



【プロ予想MAXハイライト】
10(土)東京3R 3歳未勝利

10番人気◎ケープウィッカムの複勝10.8倍を1,100円で、11,880円の払い戻し! 回収率475%!

11(日)小倉9R あすなろ賞
1番人気◎サトノシュトラーセからの3連単1着ながし、2、3着に2番人気オールナット、3番人気ガイアメンテを600円で、合計11,940円の払い戻し! 回収率597%!


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豚ミンCプロフィール】
ウマニティ公認プロ予想家。毎年当たり前のように年間プラスを達成する圧巻の予想精度を誇る。レースリプレイを見直し、各馬の基本能力を見抜く。そのうえで、条件が合い、妙味のある馬を狙い撃つ。具体的には、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで、特に騎手に関してはかなり重点をおいている。

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【霧プロのキーホース診断】フェブラリーS2024 これは無謀な挑戦か? それとも勇敢な選択か? ダート初挑戦のガイアフォースを掘り下げる 2024年2月14日(水) 15:00


ウマニティプロ予想家・が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



ガイアフォース
近年、G1としての格が問われ続けているフェブラリーS。同時期に開催され、賞金も桁が違うサウジカップ、そしてその先にあるドバイワールドカップの存在が大きいのだが、その流れは今年も加速。昨年の当レースの覇者レモンポップ、中長距離王者ウシュバテソーロをはじめ、デルマソトガケクラウンプライドメイショウハリオと、一線級がごっそりとサウジカップを目指したことで、”ダート王決定戦”と銘打つには少々寂しいメンバー構成となってしまった。
だがその分「我にもチャンスあり!」と考える陣営が多いのか、今年は出走馬のバリエーションがこれ以上ないくらいに豊か。ミックファイアイグナイターら地方の雄だけではなく、昨年のNHKマイルカップを制したシャンパンカラーや、個性派カラテなど、芝の実績馬もここを目指してきており、良く言えば華やか、悪く言えば混沌としたメンバー構成になっている。

そんな中でも特に大きな存在感を放っているのが、今回取り上げるガイアフォースだ。
デビュー戦ではドウデュースと接戦を繰り広げ、3歳時のセントライト記念では後の菊花賞アスクビクターモアを抑えて重賞制覇。その後はマイル路線に転じて一線級と差のない走りを見せ、昨秋の天皇賞(秋)では前崩れの激流の中を2番手から5着に粘ってみせた。ビッグタイトルに手が届くだけの能力を持つのは誰もが認めるところだが、そんな本馬が初ダートでG1という高いハードルに挑んできた。果たしてこれは無謀な挑戦なのか、それとも勇敢な選択となるのか、いつも通りに各要素から可能性を探っていきたい。

まず指数面だが、実績が示す通りコンスタントに高水準の指数を刻んでいる。
序盤の位置取り争いや中盤以降の押し上げなどで忙しくなりがちな小回りの舞台ではパフォーマンスを落としているが、道中の動きが少なく、淡々とスピード能力を発揮し続けることのできる舞台ではG1級の数字を刻んでおり、これは今回のメンバーの中でも一枚上と思われるものだ。東京コース、そしてマイルという距離における数字はいずれも優秀なので、今回の舞台設定も悪くないように思える。
もちろん、芝とダートという大きな違いがあるので参考程度に捉えたいが、かつての当レースではダートで本馬クラスの数字を刻む馬が複数いた。が、前述の通り一線級がここを目指さなくなったことで、ダート馬のレベルは明らかに下がっている。仮に本馬がダートでも芝と同程度の指数を叩き出す資質を持っていた場合、楽に押し切るシーンまで考えられるのだ。

問題は、そうした芸当が可能かという点に尽きる。
血統を見ると、父キタサンブラックの種牡馬成績は芝とダートの数字がほぼ互角。配合の関係もあって、イクイノックスソールオリエンスなど真の一線級は芝馬に出ているが、母系次第ではウィルソンテソーロのようにダートに適性が偏った産駒も出ている。
では本馬の母系はどうか。母父がクロフネで、本馬も同じ芦毛という毛色を引き継いでいることで、その影響が強く出ているのではという声も多い。そのクロフネはダートに転じて伝説的な走りを見せた馬なので、その血がストレートに出ているようならば、それはそれで面白いだろう。

だが、筆者が注目しているのは更に”その奥”だ。
本馬の三代母クリスマスローズに菊花賞ダンスインザダークをつけて生まれたのが、二代母のロージーチャームという馬なのだが、このロージーチャームは現役時代、芝からダートに転じて別馬のようにパフォーマンスを上げている。その兄でトニービン産駒のクリスマスディナーという馬も、同じようにダート変わりで大変身を遂げている。ダンスインザダークとトニービンと言えば、明らかに芝に適性が偏った種牡馬だ。そんな種牡馬たちからダートで大変身する産駒が出るということは、母系が高いダート適性を秘めていて、なおかつ自己主張の強い血統である可能性が高いということだ。
実際に本馬の母ナターレも地方ダート重賞の勝ち馬だし、その兄弟も地方のダート実績馬ばかり。さらに代を経た本馬の兄姉も同様だ。中央在籍経験のある中では、ジャスタウェイを父に持つ半兄ナヴィリオが、芝からダートに転じてパフォーマンスを上げている。
こうして綴ってみると、中央の芝でハイレベルのレースに対応している本馬のほうが、一族的には相当な異端児であるというイメージが湧いてくる。
かなり遠縁ではあるが、同じように芝で重賞レベルにまで上り詰めてからダートに転じ、さらに上のレベルの走りを見せるようになったリミットレスビッドも同じ母系出身なので、本馬も”実はダートのほうが強かった”という可能性はゼロではないだろう。少なくとも、ダートが全く走れない血統であるようには思えない。

調教面においては、普段よりも少し負荷が軽い内容に映り、試走的な意味合いも強いのかもしれない。
確かに”初ダートのG1で馬券に絡む”という芸当は本当にハードルが高く、2001年の当レースでトゥザヴィクトリーが3着になっているのが唯一の例。それ以外はほとんどが二桁着順に終わっており、本馬の挑戦も「やっぱり……」となる可能性は非常に大きい。
しかし、血統の持つ可能性とダート馬たちのレベル低下を併せて考えると、もしかしてという思いを強く思ってしまうのも事実で、実際の印をどう打つか、非常に心揺らされる存在だ。
鞍上の長岡騎手は2020年の当レースで最低人気のケイティブレイブを2着に激走させた時も、同年の小倉記念で10番人気のアールスターを勝利に導いた時も、乗り替わりであったがゆえに調教でしっかりとコンタクトを取って結果を残した。似たような状況で挑む今回もしっかりと牙を研いでくるはずで、人馬共に不気味さが漂う。
路線の一線級が海外に行っている間に、同路線の大器爆誕となれば非常に面白いのだが、結果はいかに。


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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【スプリンター】ママコチャ初の重賞Vでスプリント界の頂点に立つ 2023年10月2日(月) 06:48

川田将雅騎手(37)=栗東・フリー=とコンビを組んだ3番人気ママコチャが直線で抜け出し、白毛のアイドルホースである全姉のソダシに続いてGⅠ馬の仲間入りを果たした。池江泰寿調教師(54)=栗東=は昨年のジャンダルムに次ぐ連覇。2着には6番人気のマッドクールが入り、1番人気のナムラクレアは3着に終わった。



毛色は鹿毛でも、確かに受け継いだ白毛一族のDNAが大一番でまばゆく輝いた。ゴール前の息詰まる追い比べを制したのは、GⅠ・3勝ソダシの全妹ママコチャ。重賞勝ちすらない身で、GⅠ初挑戦Vの離れ業をやってのけた。

「最後は際どくなりましたが、何とか粘ってくれと思っていました。無事に勝ち切ってくれてよかったです」

川田騎手はクールな口調で熱戦を振り返ったが、決して思い通りのレース運びではなかった。3コーナー過ぎから内の馬に外へと張られたあおりで早めに進出する形に。残り1ハロンでしぶとく逃げ粘るジャスパークローネをかわしたところで、内からマッドクールの急襲を受けた。勢いでは相手が上回っていたが、鞍上は左腕で首筋をグイッと力強くプッシュ。わずかにハナだけ前に出たところが、栄光のゴールだった。

満面の笑みで人馬を出迎えた池江調教師は、昨年のジャンダルムに続く連覇。史上5人目の偉業に「感無量です。勝ったか負けたか分からず、ハラハラしていました。本当にうれしいです」と喜びを爆発させた。

白毛のアイドルの全妹とあってデビュー前から注目を集めてきたものの、軌道に乗れず牝馬クラシックとは無縁の存在。姉同様、マイルを主戦場に3連勝でオープン入りしたが、その後は折り合い面の難しさから結果を出せなかった。そこで3走前から距離を短縮。安土城S優勝、北九州記念2着、そしてGⅠ戴冠へとつなげた。

「期待をずっと裏切っていたので、GⅠを勝ててファンの皆さんに恩返しができたのかなと思います。ホッとしました」とトレーナーは安堵(あんど)の表情を浮かべた。今後は未定だが、暮れの香港スプリント(12月10日、シャティン、GⅠ、芝1200メートル)や阪神カップ(12月23日、阪神、GⅡ、芝1400メートル)が視野に入ってくるはずだ。

「(ソダシとは)タイプが全く違う馬ですし、似ているところがほとんどないくらいですけど、この馬はこの馬として素晴らしい背中をしています。スプリントのレースをもっと覚えていければ、もっといい形で走れるようになると思いますので、改善していけたらという思いです」

姉にも騎乗経験のある川田騎手は、さらなる飛躍へ期待を込めた。『ソダシの妹』という肩書はもう必要ない。これからは、スプリント女王ママコチャとしてのサクセスストーリーを紡いでいく。(漆山貴禎)

ママコチャ 父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハ。鹿毛の牝4歳。栗東・池江泰寿厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は金子真人ホールディングス(株)。戦績13戦6勝。獲得賞金2億8444万9000円。重賞は初勝利。スプリンターズS川田将雅騎手が2018年ファインニードルに次いで2勝目。池江泰寿調教師は22年ジャンダルムに次いで2勝目。馬名は「インカ神話の海の女神」。

【アラカルト】

★調教師による連覇…境勝太郎・元調教師(1993、94年=サクラバクシンオー)、安田隆行調教師(2011~13年=カレンチャンロードカナロア×2)、尾関知人調教師(16、17年=レッドファルクス)、藤沢和雄・元調教師(19、20年=タワーオブロンドングランアレグリア)に続き通算5人目。

クロフネ産駒…11年(カレンチャン)以来で通算3勝目。これで05年から19年連続のJRA重賞勝利となり、パーソロン(1969~87年)と並ぶ史上最長となった。

★全きょうだいのJRA・GⅠ制覇…過去に兄アルアイン(17年皐月賞など)、弟シャフリヤール(21年日本ダービー)など8例がある。

★金子真人ホールディングス(株)…JRA・GIは昨年のヴィクトリアマイルソダシ)以来、通算33勝目(金子真人氏の個人名義含む)。

★ハナ差決着…09年(1着ローレルゲレイロ、2着ビービーガルダン)以来、14年ぶり。

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白毛のアイドル・ソダシが電撃引退 全妹ママコチャのGI勝ちが契機に 2023年10月1日() 22:08

白毛のアイドルホース、ソダシ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎)の電撃引退が決まった。ソダシ安田記念7着後に脚部不安を発症し、北海道苫小牧市のノーザンファーム空港で休養していたが、1日のGIスプリンターズSで全妹のママコチャが勝ったことも踏まえて関係者が協議。引退、繁殖入りが決まった。

ソダシは祖母シラユキヒメ、母ブチコから受け継いだ白毛馬で、父クロフネ、母の父キングカメハメハも全て金子真人オーナーが所有する血筋。2020年7月に札幌の新馬戦で初陣を飾ると、札幌2歳SアルテミスS阪神ジュベナイルフィリーズと無傷の4連勝で2歳女王に輝いた。前哨戦を使わずに参戦した桜花賞でも優勝。白毛馬として初のクラシックホースとなった。オークスでは8着に敗れたが、続く札幌記念ではラヴズオンリーユーペルシアンナイトといった古馬のGIホースを破って快勝。白毛のアイドルとして不動の人気を得た。4歳となった昨年も、ダートに挑戦してフェブラリーS3着と好走。ヴィクトリアマイルでは3度目のGI制覇を果たしていた。

ソダシ 父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハ。白毛の牝5歳。北海道安平町・ノーザンファーム生産。馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は16戦7勝。GIは2020年阪神ジュベナイルフィリーズ、21年桜花賞、22年ヴィクトリアマイルの3勝。

須貝尚介調教師「今日、ちょうど妹のママコチャがGIを勝ったことで、金子オーナーから『ちょうどいいタイミングでバトンを渡せるんじゃないか』というお話がありました。ソダシは本当にファンの皆さんに愛されてきたと思います。白毛として、次々と歴史的快挙を成し遂げてくれました。世界的にも注目される存在になり、本当によく頑張ってくれました。妹のママコチャにいい形で引き継げると思いますし、今後はお母さんとして、また新しい伝説を作ってくれればと願っています。ソダシを預けてくれた金子オーナー、応援して頂いたファンの方、そしてソダシに本当に感謝しています」

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【スプリンター】ママコチャが大接戦制し新スプリント女王!姉ソダシに続きGIタイトル奪取 2023年10月1日() 16:44

10月1日の中山11Rで行われた第57回スプリンターズステークス(3歳以上オープン、定量、GI、芝1200メートル、16頭立て、1着賞金=1億7000万円)は、川田将雅騎手の3番人気ママコチャ(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が好位追走から直線で早めに抜け出すと、内から迫るマッドクール(6番人気)との大接戦をハナ差制した。昨年の優勝馬ジャンダルム、春の高松宮記念を制したファストフォースが引退し、混迷を極めるスプリント界に新女王が誕生、偉大な姉ソダシに続きGIタイトルを奪取した。同馬の父クロフネは初年度産駒がデビューした2005年から19年連続でJRA重賞制覇。タイムは1分8秒0(良)。

2着からさらに1馬身遅れた3着にナムラクレア(1番人気)が入り、2番人気のアグリは7着に敗れた。

スプリンターズSを勝ったママコチャは、父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は13戦6勝。重賞は初勝利。池江泰寿調教師は22年ジャンダルム川田将雅騎手は18年ファインニードルに次いでスプリンターズS2勝目。

池江泰寿調教師(1着 ママコチャ)「感無量です。まさかスプリントGⅠを連覇できるような厩舎になるとは思っていなかったので、本当にうれしいです。ペースが流れていたので4コーナーの位置は(進出が)早いなと思っていました。ゴールでは勝ったか負けたか分からず、ハラハラしました。スピードも持続力もあって頭のいい子。(全姉のソダシとは)イメージで重なる部分はあります」

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クロフネの関連コラム

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 今回と次回は、JRAの新馬で優勝を果たした馬たちのプロフィールを紹介していきます。まずは6月5日(土)、6月6日(日)、6月12日(土)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2021年06月05日 中京05R 芝1600m
【優勝馬】クラウンドマジック(U指数75.7)
牡 父エピファネイア/母クラウンドジャック 加用正厩舎
→母のクラウンドジャックは現役時代にJRAで1勝。2歳時の6月中旬にデビューし、7月上旬の未勝利で勝ち上がりを果たしました。ちなみに、母の母ゴールデンジャックは1994年オークスの2着馬。デアリングタクトエフフォーリアと2世代連続でクラシックホースが出ているエピファネイアの産駒ですし、今後はグッと注目度が上がりそうです。

■2021年06月05日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】コマンドライン(U指数77.5)
牡 父ディープインパクト/母コンドコマンド 国枝栄厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は14000万円。母は現役時代にスピナウェイステークス(米G1)などを制しています。第3回でも触れた通り、POGシーズン開幕直前の人気は最上位クラス。改めて長々と解説するまでもないでしょう。評判に違わぬ勝ちっぷりでしたから、復帰戦が楽しみで仕方ありません。

■2021年06月06日 中京05R 芝1400m
【優勝馬】ブレスレスリー(U指数76.6)
牝 父アメリカンペイトリオット/母ハッシュ 藤岡健一厩舎
→母のハッシュは現役時代にJRAで4勝。2歳時の7月下旬に早々と勝ち上がりましたが、5歳時の4月に2連勝を果たすなど、長期間に渡って活躍しました。アメリカンペイトリオットは新種牡馬で、現役時代にメイカーズ46マイルステークス(米G1)などを制している馬。同じWar Front系の種牡馬からはデュードヴァンらが出ており、ダート路線でも面白そうなタイプです。

■2021年06月06日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】クレイドル(U指数75.5)
牝 父クロフネ/母オーマイベイビー 黒岩陽一厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は2000万円。半兄ステラヴェローチェは2020年の朝日杯フューチュリティステークスで2着に、2021年の皐月賞日本ダービーで3着に健闘しています。さらに、同じクロフネ産駒の牝馬であるソダシは、無敗のまま2020年の阪神ジュベナイルフィリーズと2021年の桜花賞を勝利。牝馬クラシック戦線をリードしていくような存在になるかもしれません。

■2021年06月06日 東京06R 芝1400m
【優勝馬】ビーオンザマーチ(U指数76.7)
牝 父モーリス/母ヴィクトリーマーチ 林徹厩舎
→社台グループオーナーズの所属馬で、募集価格は1500万円。母のヴィクトリーマーチは2010年のエルフィンステークスで2着に食い込みました。兄姉にJRAの特別を勝った馬はいませんが、母の産駒で2歳時に勝ち上がったのはこの馬が初めて。第1回にもある通り、モーリス産駒はPOG期間中の勝ち馬率や1頭あたり賞金が優秀なので、今後も期待できるんじゃないでしょうか。

■2021年06月12日 札幌05R 芝1000m
【優勝馬】カイカノキセキ(U指数80.6)
牝 父キンシャサノキセキ/母カイカヨソウ 池添学厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は2000万円。母のカイカヨソウは2012年の東京2歳優駿牝馬、2013年の東京プリンセス賞などを制した南関東の名牝です。早い時期の重賞やダート路線など、さまざまな舞台でポイントを稼いでくれそうですし、人気次第では絶好の狙い目かもしれません。

■2021年06月12日 中京05R 芝1600m
【優勝馬】セリフォス(U指数79.2)
牡 父ダイワメジャー/母シーフロント 中内田充正厩舎
→G1レーシングの所属馬で、募集価格は4000万円。母のシーフロントは現役時代にフランスのリステッド競走を勝っている馬で、現3歳の半兄フォルテデイマルミも既に勝ち上がりを果たしました。第1回で指摘しましたが、中内田充正厩舎はPOG期間中の勝ち馬率や1頭あたり賞金が非常に優秀。予想以上に注目度が高まったこともあり、私自身はプライベートのPOGで獲得に失敗してしまったものの、無事にレースを使えれば相応の賞金を稼いでくれるタイプだと思います。

■2021年06月12日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】ハイアムズビーチ(U指数78.8)
牝 父ドレフォン/母ユキチャン 萩原清厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は2500万円。母のユキチャンは、2008年の関東オークスで白毛の馬としては史上初のダートグレード競走制覇を果たしたことでも有名です。デビューした兄姉4頭のうち3頭がJRAで勝ち上がっているように、見た目の華やかさだけでなく堅実さも兼ね備えた血統。新種牡馬ドレフォンの将来性を見極めるうえでも、引き続き注目しておきましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2020年12月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】朝日杯FS展望/人気以上に走れそうな伏兵候補
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阪神ジュベナイルフィリーズは1番人気の支持を集めたソダシが勝利。直線一旦はサトノレイナスに詰め寄られるシーンもあったが、最後は接戦を制し、白毛馬による世界初のG1制覇となった。

ソダシの父はクロフネクロフネは牝馬の活躍が多い、いわゆるフィリーサイヤーで、国内での獲得賞金上位5頭のうち4頭までが牝馬。唯一の牡馬は障害戦で活躍したアップトゥデイト

アエロリットカレンチャンホエールキャプチャのように、産駒の多くはしぶとい成長力を見せてくれるので、ソダシには今後長きにわたる活躍で日本の競馬シーンを盛り上げてほしい。今後はクラシック路線ということになるだろうが、当面の課題は距離だろうか。タイプ的にはやはり桜花賞の方が良いだろうが、同世代戦ならギリギリオークスまではこなせるかもしれない。

2着サトノレイナスもあわやの競馬で力を見せた。こちらは走りが少し硬いので故障が心配だが、順調に行ってほしい。

3着ユーバーレーベンはいかにも距離が延びて良さそうなタイプのゴールドシップ産駒、4着メイケイエールは能力だけならトップクラスだがやはり折り合いがカギ。マイルはギリギリ、先々はスプリント~1400mが主戦場になりそうだ。

朝日杯フューチュリティステークスの注目馬

さて、今週末は朝日杯フューチュリティS。無敗馬3頭が注目を集めた先週と比べると今週は混戦模様。マイル重賞を勝って臨むレッドベルオーブステラヴェローチェあたりに人気が集まりそうだが、伏兵勢の出番もありそうだ。

その中で、字面に現れない強さを感じるのがホウオウアマゾン。デビュー以来4戦2勝2着2回とこの時期の2歳馬としては秀でた成績ではないが、内容には見どころがある。人気は前走競り負かされたレッドベルオーブの方が上だろうが、総合的な実戦での安定感、追っての良さ、伸びシロという点では本馬も負けていない。近走は少頭数の競馬が続いているが、多頭数でも相手なりに走れるタフさも感じるし、穴ならこの馬ではないか。

上位人気勢ならルメール騎手が騎乗するモントライゼに注目したい。前走は外が断然有利な馬場の中、唯一先行して早め先頭から粘り込んだ価値ある勝利。さらに距離延長となるが、前走の内容ならマイルまでは問題はなさそうだ。

現在の阪神芝外回りはフラットで紛れは少なく、各馬の潜在能力を見抜ければ的中が見えて来る。必ずしも人気=実力とはならないのがこの時期の2歳戦の面白いところで、上記2頭の走りに注目したい。

なお、最終的な本命馬は馬場状態や人気を考慮した上で結論を出します。ブログにて無料で見られるので、気になる方はそちらをご確認ください。

※週末の重賞の結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年12月13日() 08:15 覆面ドクター・英
阪神JF・2020
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チャンピオンズCは、断然人気のクリソベリルが太くて(馬体重発表を受けて、年末に向けてお釣り残しかとも当初思ったのですが、状態が良くなかったようです)大凡走したため、1着クリソベリル、2着チュウワウィザード、3着手広くという作戦は不発の結果に。

WIN5も絞り過ぎたので3つまででしたが、2レース目ナルハヤ、3レース目アストラエンブレムは狙っていた馬たちで、チャンピオンズCのチュウワウィザードも2番手評価だっただけに...。いつも通りの額を投じていたら、獲るのが可能だった2800万馬券でした。まあこれも競馬。


<全頭診断>
ソダシ:母母がシラユキヒメの白毛馬であり、父は最近すっかり地味になってしまったクロフネで、母父キングカメハメハという、オーナーの金子さんの趣味ともいえる配合。正直、初戦を見た時はダート向きなのかと思われたが、2戦目の札幌2歳Sも勝ってしまい、アルテミスS(本命◎)も勝って3連勝とここまで負けなし。鞍上の吉田隼騎手が、(前走でも)「瞬発力勝負にしたくなかった」とコメントしているように、そこに弱点あるのかもしれないが、分かっているだけに早めのロングスパートなど対策を練ってくるのではないか。母系の白毛馬軍団は最近すごいことになっており、昔の芦毛ブームじゃないが、白毛ブームが来ている感すら漂わせる。

サトノレイナス:昨年の弥生賞馬サトノフラッグの下という良血馬で、今回当初二強みたいに言われていたりもしていたが、正直現段階ではソダシよりだいぶ力が落ちると思っている。テンハッピーローズを物差しとして、サフラン賞でサトノレイナスと0.2秒差、アルテミスSでソダシと0.4秒差。これを、それほど差がないと結論付けるのは少々乱暴で、サフラン賞でのテンハッピーローズは出遅れてのもの。よって、タイム差以上にソダシとの差は現段階ではあるとみている。サトノレイナスは初戦も2戦目も出遅れており、それで勝ち切ったのはすごいが、多頭数のG1で出遅れ癖は致命的。良血だけに上昇度はすごいのかもしれないが、(先週、カフェファラオが人気先行ということに触れたが)まだ人気先行では。

メイケイエール:母母母がシラユキヒメで、母母父がクロフネだけに1番人気ソダシにハービンジャーやミッキーアイルディープインパクト×デインヒル系)を重ねたような配合。スタミナ寄りの白毛馬血統だけに、血統的にはこの距離もプラスだろうし、種牡馬としてのミッキーアイルも思った以上にスピード能力を伝え、繁殖牝馬レベルがそう高くない中で好結果を出してきている。前走も掛かり通しでも勝ち切ったように、能力は高い。あとは、もう少し落ち着いて走れかどうかだろう。

インフィナイトブラックスピネルやモーヴサファイヤの下で、新馬勝ちの後にサウジアラビアRCで2着と好走。ただ、3馬身差の完敗だったように、モーリス産駒だけに晩成傾向で良くなるのはもう少し先なのではないだろうか。

オパールムーン:新馬勝ちの後のファンタジーSでも2着と好走。兄5勝、姉3勝と優秀な母(ブライアンズタイム、リアルシャダイ、ノーザンテースト)と、オールドファンにはたまらない血統背景でもあり、やれて良い。

ジェラルディーナモーリス×ジェンティルドンナという良血馬だが、3戦目の未勝利戦でのハナ差勝ち上がりだったように、まだまだ人気先行な感あり。妙味なし。

ヨカヨカ:九州産馬だけに弱い相手に3連勝を達成したが、前走のファンタジーSで5着とまさに馬脚を現した感じ。マイル実績もなく、消して妙味のタイプでは。

ポールネイロン:POGで指名した馬だけあり頑張って欲しい馬。操縦性に心配な面を覗かせる2連勝ではあるが、能力は高そうで、激走があってもおかしくない。

ルクシオン:前走は福島2歳Sで豪快に追い込み勝ちを見せたが、正直オープンというにはかなりレベルが低く、要らないのでは。

ユーバーレーベン:新馬勝ち後の札幌2歳Sで2着と、ゴールドシップ産駒の得意な条件で頑張った。その後、アルテミスSで4番人気9着と今ひとつで、ここでの激走は難しいのではないだろうか。

シゲルピンクルビーモーリス産駒でシゲルピンクダイヤの下だが、新馬勝ちでいきなりここというのは厳しい。

リンゴアメ:新馬、函館2歳Sと連勝したが、秋になって京王杯2歳Sで4番人気12着とがっかりな結果。そもそも、10番人気で勝ってしまった函館2歳Sは巧くいきすぎたのでは。

エイシンヒテン:デビュー3戦までは今ひとつだったが、その後の2戦は父エイシンヒカリ同様に逃げての連勝と、やはり逃げてこその馬。思ったより人気はないようだが、穴で楽しみな一頭。

サルビア:新馬勝ち直後に1勝クラスでも5馬身をつけての連勝。3戦目のファンタジーSでは10着惨敗に終わったが、2戦目が強かったようにここでも楽しみ。

アオイゴールド:1800mの新馬勝ちに見るとおり、スタミナ寄りでスピードと瞬発力を問われるここ向きではない。

ウインアグライア:新馬、コスモス賞と連勝をはたすも、アルテミスSで6着。早い時期にさっさと稼ぐタイプでは。

ナムラメーテル:新馬勝ち後の1勝クラスでは10着最下位。やめた感があり、着順ほど弱くないのだろうが、激走期待は難しいか。

フラリオナ:前走はききょうSで鋭く伸びて2着にきたが、ここにきて調教の動きがさらに良化している。穴として激走を期待したい。


<まとめ>
最有力:ソダシ

ヒモに:メイケイエールサトノレイナスオパールムーンポールネイロン

穴で:エイシンヒテンフラリオナ

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2019年5月21日(火) 18:15 覆面ドクター・英
日本ダービー2019
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今年もいよいよダービーの時期ですね。POGの締めともなりますね。私のPOG馬としては、ノーヴァレンダダイワメジャー×クロフネなのに意外にもダート馬として、全日本2歳優駿を獲ってくれました。種牡馬の距離適性や傾向というのは当然ありますが、数少ない例外タイプを典型的なタイプ同様に考えて、消去法に使うと、的外れになってしまうケースがあるというのも競馬の難しさであり、面白さだと思っています。キタサンブラックが母父サクラバクシンオーだから距離がもたないだったり、古くは松永幹騎手(現調教師)が乗っていたニホンピロウイナー産駒のメガスターダムがダービー4着後に、菊花賞で3着に来たり......。後から振り返ると、かなり残念な経験もあります。
オークスは本命を打ったシゲルピンクダイヤは、輸送がダメだったようで撃沈。WIN5は当たるも、4万4千円と小さくてがっかり。

今年の日本ダービーは、皐月賞の3強が明らかに強すぎて、かつ皐月賞馬のサートゥルナーリアがぶっつけで年明け初戦に選んだ皐月賞を制覇し、当初からここダービーが照準......、と誰もが「堅いだろう」と思ってしまいがちな状況。ですが、最高峰のレースだから力通りかというと、そうとも限らないと歴史は示しています(特に3着あたりには穴馬来たり)。瞬発力勝負のレースでもあり、末脚が鈍い馬は粘って3着くらいが限界のレース。


それでは恒例の全頭診断へ

1番人気想定 サートゥルナーリアシーザリオの仔で4戦4勝の負け知らず。皐月賞がもっとも負けやすい状況かと思われたが、体当たり込みで勝ってしまっただけに、あと2つは変にスローにならなければ、3冠もあるのでは。

2番人気想定 ヴェロックス:本命を打った皐月賞はぶつけられたこともあり、惜敗の2着。成長力があり、ここも楽しみではあるが瞬発力はいまひとつで、勝ち切るには早めのスパートなど必要か。

3番人気想定 ダノンキングリー:3連勝で臨んだ皐月賞は3着止まりだったが、実力をつけてきておりここも十分圏内。アドマイヤマーズをずばっと差し切った共同通信杯が示すように、瞬発力自慢だけに皐月賞より東京の長い直線で良さが出そう。

4番人気想定 ランフォザローゼス:新馬戦勝ちの後に、500万下でも京成杯でも青葉賞でも3戦連続2着と、勝ち切れないが力をつけてきた。父キングカメハメハ、母がディープインパクト×エアグルーヴという血統的には現代競馬の最高峰とも言えるのでは。頭までは無いまでも、ヒモには十分圏内では。

5番人気想定 リオンリオン:出世レースの大寒桜賞を逃げ切り勝ちの次戦に、青葉賞も逃げ切ったが、ダービーで楽逃げは不可能で、サニーブライアンのように逃げ切るのは至難の業。

6番人気想定 アドマイヤジャスタ皐月賞は序盤でもたついて8着と負けたが、まだまだ伸びしろは有り。前半にのんびり走りつつ、好位をとれればヒモにはやれて良い。

7番人気想定 ダノンチェイサー:NHKマイルCは3番人気4着。ディープインパクト×ロックオブジブラルタルだが、母母父レインボウクエストで言われているほどマイル向きでなく、距離は融通が利きそうとみる。ただ、瞬発力不足で現代ダービー向きではない。

8番人気想定 メイショウテンゲンディープインパクト産駒だが母メイショウベルーガが強く出ているか。弥生賞は、道悪も良かったのか8番人気での勝利を果たしており、ここも道悪要員か。

9番人気想定 シュヴァルツリーゼ:11月の新馬勝ちから、休み明けで弥生賞を選択していきなり2着した。皐月賞では不利もあり12着と大敗したが、サンデーレーシングでものんびり育成気味の白老F生産だけに、今回大駆けがあっても良い。

10番人気以下想定
ニシノデイジー:母母がセイウンスカイ×ニシノフラワーという先代を含め西山家の思いが詰まった血統だが、皐月賞では17着と惨敗しており、頭打ち感もあり。昨秋までのような活躍は期待薄。

レッドジェニアル京都新聞杯を11番人気で勝ってきたし、まだ5戦しか使っていない社台F生産馬でここくらいから伸びてくるのかもしれない。ただ瞬発力はイマイチでもあり、夏のローカル重賞あたりが活躍の場か。

クラージュゲリエ:2歳時は新馬勝ち、札幌2歳S3着、ラジオNIKKEI杯京都2歳S勝ちと、ダービー候補の一角にいたのだが、成長力がいまいちなのか、年明け以降は共同通信杯3着、皐月賞5着と頂点から遠ざかりつつあるように見える。ただまだ頭打ちではなく、ローテにもゆとりがある状況で、上位に来ても全然おかしくない。人気を落とす今回は狙って面白い一頭か。

ザダル:1週順延となったプリンシパルSを5番人気ながら差し切って勝ったが、脚元の疲れということで出走回避。

ロジャーバローズ:5戦2勝2着2回とそれなりに堅実にステップアップしてきたディープインパクト産駒だが、瞬発力が無いことから前走京都新聞杯も逃げて2着粘り込みという内容だった。ダービーは、ちょっとそれでは厳しい。

サトノルークスディープインパクト×リッスンという世代有数の良血馬と言えるのだろうが、新馬戦を2着に取りこぼす。その後は、未勝利、500万下、すみれSと派手に3連勝してきたが、皐月賞では14着と惨敗。もう少しやれる力はあるのだろうが、馬券には要らないか。

タガノディアマンテきさらぎ賞2着、スプリングS4着、皐月賞6着、京都新聞杯では1番人気を裏切ったものの5着と、それなりに頑張っているのだが、頂点からは次第に遠ざかっている印象。

ヴィント:4月末に連闘で未勝利と500万下を連勝してきたが、連闘明けで大一番というのはいかにも厳しい。

エメラルファイト:10番人気でスプリングSを制した馬。6戦3勝で力を少しずつつけてきているのだが、あまりダービー向きというタイプではなく、ローカル中距離重賞向きでは。

ナイママ:マル地で、数少ないダノンバラード産駒で、昨夏の札幌ではコスモス賞勝ち、+札幌2歳S2着と好成績。ただ以降は上位陣とは離されつつある印象。前走は京都新聞杯では10番人気4着と気を吐いたが、東京の瞬発力比べは向かない。

マイネルサーパス:アイルハヴアナザー産駒にしては珍しい芝馬で、昨秋に未勝利、500万下を連勝した。ただ、朝日杯FSでは10着、プリンシパルSは9着と、一線級とは瞬発力の差があり厳しい。

ヒーリングマインド:ゴドルフィン軍団のマル外、タニノギムレット産駒で3月に未勝利、500万下と連勝。ただ、次戦に選んだ前走京都新聞杯が7着と壁に当たり、ここで通用の力はまだ無さそう。

ディスモーメントディープインパクト産駒で母がクロフネ×トニービンという結構高そうな配合なのだが、瞬発力が無く、物見したり外に張ったりとまじめに走らない。4月末に逃げてようやく未勝利勝ち止まりでは、ここでは要らなそう。秋にはもう少し良くなってくるのかもしれないが。

カフジジュピターディープインパクト産駒で母がアンブライドルズソング×ストームキャットという、いかにも活躍しそうな血統なのだが、昨年11月の2000m新馬戦で勝ったきり、伸び悩みで2勝目すら上げられていない現状。出走も、好走も期待できず。

ヒルノダカール:5/11にようやく500万下を勝ったばかりの晩成傾向で、ようやく強くなってきた感のあるヴィクトワールピサ×メジロマックイーンという配合の馬。有力馬が回避する傾向にある菊花賞など、秋には楽しみな存在になっているかも。

トーラスジェミニ:キングズベスト産駒らしく瞬発力が無いのを、逃げてカバーしてきたが、そういう次元の相手でない。


<まとめ>
有力:皐月賞上位3頭のサートゥルナーリアヴェロックスダノンキングリー

ヒモで:ランフォザローゼスアドマイヤジャスタシュヴァルツリーゼクラージュゲリエ

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2018年12月5日(水) 12:30 覆面ドクター・英
阪神JF2018
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チャンピオンズCは、本当は本命を打つつもりだったゴールドドリームが取り消し。結果、本命にすることになった3歳馬ルヴァンスレーヴが、あっさり勝利してしまいましたね。先々週のJCといい、育成技術が上がったりということもあり、3歳馬でももう完成に近いところまで来ているんでしょうね。データから3歳不利などと決めつけてしまうと良くないのかもしれませんね。時代の流れに乗れないと馬券は勝てませんからね。また○○○○×とWIN4止まりで悔しい思いをした先週ですが、今週こそ仕留められるようまずはG1阪神JFの考察をまとめていきたいと思います。

では、恒例の全頭診断を。

1番人気想定 ダノンファンタジー:新馬戦で負けたグランアレグリアは次週の朝日杯FSに向かってくれたので、ここでは当然主役となる。ファンタジーSも今回のマイルを意識した乗り方をした――とは川田騎手のレース後コメント。1億円近くしたディープインパクト産駒の本格派で、今年もダノン軍団はいい馬を選んだなという印象の馬。

2番人気想定 シェーングランツソウルスターリングの下で父がディープインパクトという良血馬。札幌で未勝利戦を2馬身差をつけて圧勝した際に騎乗していたルメール騎手が2000~2400mまでいけると発言していたたように本質的にはオークス向きなのかもしれないが、マイルでも前走6番人気とあまり評価されていない中でのV。レースでは、序盤もたつきつつも直線で外に出すと豪快に伸びた。マイルは少し忙しいのかもしれないが、能力でやれるのでは。

3番人気想定 ビーチサンバフサイチリシャールの全妹。母フサイチエアデールにはやはりクロフネやフレンチデピュティが合うのだろう。この馬も新馬戦勝ち後に臨んだアルテミスSで、前記シェーングランツの豪脚に屈しはしたものの2戦目としては十分すぎる走りでの2着。3戦目ということで更に上積みありそうな点も強み。

4番人気想定 クロノジェネシス:バゴ×クロフネという一見地味めな血統だが、ノーザンF生産でサンデーレーシング所有という馬。新馬、オープンと2戦2勝の戦績で、前走のアイビーSはスローから上がり32.5秒の末脚を繰り出しての2馬身差快勝。産駒は多くはないが、底力を秘めたバゴ産駒だけに、大一番での大仕事もあり得るのでは。

5番人気想定 レッドアネモス:新馬と500万下を連勝し2戦2勝。前走は中山マイルを逃げてしぶとく押し切ってのVで、ヴィクトワールピサ産駒でもあり瞬発力勝負となる阪神マイル向きではないのではという印象。

6番人気想定 タニノミッションウオッカの仔で、父がインヴィンシブルスピリットにかわり半兄たちのようにズブい感じは無い。ただ、前走で直線でヨレていたようにまだ幼いレースぶりで、それでいて血統から人気になりそう。消して妙味では。

7番人気想定 メイショウショウブ:デイリー杯2歳Sは、現在3連勝中の牡馬の大物アドマイヤマーズを相手に叩き合いで差し返され2着。勝ち上がりはダートで6番人気と評価されていない中での勝利だったが、ここも楽しみな存在。人気にもあまりならないようでヒモにぴったり。

8番人気想定 ジョディーダイワメジャー×Monsunという血統構成で、逃げて2勝をあげている。東京での2勝が示す通り、上り自体は速く、阪神マイルでも走れる。人気はなさそうで楽しみな一頭。

9番人気想定 グレイシア:2連勝で臨んだ前走アルテミスSは1番人気で11着と惨敗した。2連勝は荒削りな感じはしたものの好内容で、今回巻き返しがあっても良い。

10番人気以下想定
エールヴォアヴィクトワールピサ産駒で前走アルテミスSで3着。とはいえ上位2頭とはちょっと差のある感じで、速い上りを要求される阪神マイルはあまり向いていないのでは。

ウインゼノビア:夏の札幌でオープンのクローバー賞を3馬身差で勝ったが、アルテミスSは4番人気4着に終わった。成長力もいまひとつで、一線級とはちょっと差がある印象。

トロシュナ:1戦1勝でここに出てこれるかは微妙だが、新潟マイルの新馬戦を3馬身差であっさり勝ってきたように軽視禁物の存在。出走が叶えばヒモにはありか。

ラブミーファイン:夏の函館で新馬を勝ち、函館2歳Sで2着したコパさんの馬だが、その後の成長力いまひとつのようで、買い要素は見当たらず。

ベルスール:全姉にオープンの短距離路線で頑張っているベルルミエールがいる血統で、この馬も能力は高そう。新馬勝ち直後のファンタジーSで2着と能力を示した。人気がないならヒモには是非入れたい一頭。

プールヴィル:未勝利、500万下と連勝してきた社台Fのマル外で、昔だったらもっと人気になっただろうというタイプ。ヒモならありでは。

ローゼンクリーガー:前走の秋明菊賞(500万下)はCデムーロ騎手の腕でクビ差勝ち切ったが、G1で通用するほどのインパクトはなかったというのが正直なところ。

アフランシール:7/15にいち早く新馬戦を勝ちあがったが、その後はイマイチでここでは厳しそう。

メイショウケイメイ:新馬、500万下と2戦2勝なのだがともに1200m戦だったように、ここでは厳しそう。

スタークォーツ:未勝利勝ちはダートだったが、前走で東京芝1400mを勝ち、様々な条件でやれそう。ただ、ここではまだ厳しいか。

レディードリー:4戦目でやっと勝ち上がり、前走の500万下でやっと掲示板に載る程度ではさすがに苦しく、ここでは要らなそう。

サヴォワールエメ:1戦1勝の新馬勝ちのみで特に光るものはなく、いきなりここで通用という感じはしない。

コルデトゥリーニ:2戦目で未勝利戦を勝ち上がったが、いきなりここは厳しい。

エイシンゾーン:新馬勝ち後に中京2歳Sで2着した実績こそあるものの、前走の白菊賞(500万下)でも5着と成長力がいまひとつなようで、ここは厳しそう。


<まとめ>
有力:ダノンファンタジーシェーングランツビーチサンバクロノジェネシス

ヒモに:メイショウショウブジョディーグレイシア

穴で:トロシュナベルスールプールヴィル

人気で消し:レッドアネモスタニノミッション

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2017年10月11日(水) 17:30 覆面ドクター・英
秋華賞・2017
閲覧 4,030ビュー コメント 0 ナイス 10

安いWIN5を当てた後に5連続WIN4で、いよいよかと期待した3日間開催の月曜日はまさかのWIN1という今年3月以来2回目の惨事。南部杯でも、5番人気のキングズガード本命で3着、G1スプリンターズSコラムで、「根岸S惨敗も太目明らかでダートに戻ったら狙いたい」としていたノボバカラが7番人気2着と狙い目は悪くなかったのですが、コパノリッキーは厩舎がよく仕上げ甘かったりがあり、人気だけに本命を打てなくて失敗しました。素直に1番人気から行ったら12万馬券だったのに欲かきすぎました(笑)

さて、今週は秋華賞。恒例の全頭診断へ参りたいと思います。

アエロリット:前走クイーンSでは左回りでなくてもやれることを示し、大逃げから一旦引きつけての再度突き放しで見ていて楽しいレース。クロフネ産駒の大物牝馬は成長力が魅力。横山典騎手に敢えて絡んでいく騎手は居ないと思われ、どういうペースになるかも含め横山典騎手次第のレース。当然最有力。

リスグラシュー:イレ込みやオークスでは掛かったりと、気性的にも難しいところがあり、末脚は鋭いが不器用で秋華賞では後方からになると厳しいものがありそう。常に人気になるだけに、評価を下げるのが今回は妥当ではとみている(もちろん実力的に上位に来ておかしくないが)。

ディアドラ:今回が14戦目とキャリア豊富。春までは惜敗が多かったが、ハービンジャーらしい緩さが抜けてきたのか、きっちり勝ち切れるようになってきた。母母ソニンクで、手堅く皆きちんと出世していく一族。まだ上がり目あり、使ってきた数だけをみて切るのは早計か。

ファンディーナ:潜在能力断然だが体調整わず、秋始動戦は敗退。ここも使わず休ませてほしいところ。立て直せればこれまでの名牝たちと並ぶ馬になれる力あるのだが......。馬券的には臨戦過程も悪く、そう人気も落ちないだろうから消す予定。

ラビットラン:父が米No.1種牡馬のタピットだけにダート向きとみられていたが、この2走は芝で強烈な末脚をみせて連勝。今年のメンバーなら大一番でも再度の豪脚を見せての差し切りがあってもおかしくない。社台Fの繁殖牝馬としての活躍を期待しての導入なのだろうが、競走馬としても実力爆発。意外に人気にならなそうで、実績あるローズS勝ち馬でもあり本命を打とうかと考え中。

モズカッチャンローズSは太かったからか入れ込んだからか2番人気7着と冴えず。絞れたら走るのかもしれないが、春の上昇は止まった感じもあり、デムーロ騎手への乗り替わりで流れを失った感じといい、もう人気だけに妙味無いか。

ミリッサシンハライトの下という良血だけあり、夏に上昇して7戦目でのG1挑戦となった。ただ身体小さく姉よりスケールは落ちるか。大一番で良血の底力を見せるかもしれないが。

カワキタエンカディープインパクト産駒にしては母産駒未勝利勝ちのみ、非社台系と地味さがあるが、逃げてローズSでも2着に激走。ただあれは横山典騎手の楽逃げによるもので、今回は同型強力(しかも敵が横山典騎手に)で厳しい。常に前残りというのはあるが、今回はあまり期待できない。

カリビアンゴールド:ダーレー軍団の良質牝馬にステイゴールドの配合で2着積み重ねつつ、ここまで辿り着いた。ただ、小島太厩舎&田中勝騎手をここで敢えて買う必要も無さそう。

レーヌミノル桜花賞で激走の後にオークスローズSと惨敗ですっかり人気落としているが、調教は動いており、内回りだと距離のごまかしが利いて、再度上位も能力的にありえる。穴でヒモに入れたい。

リカビトス:無傷の3連勝中だが体質が弱く、順調に使えない。能力的には6月の3勝目段階くらいやれればここも通用で、(強くは追い切らないだろうが)調教の動きを見て良さそうならヒモには入れたい。

ポールヴァンドルカリビアンゴールドと2戦続けて接戦で、雄大な馬格といい今後も牝馬重賞路線で活躍していくタイプだと思うが掲示板の下の方か。

メイショウオワラ:好走と凡走が一戦毎にみえるがオープンでは負けているという実力通りの結果でここも良くて善戦か。更に上積みあればやれても良いが。

ヴゼットジョリー:新馬、新潟2歳Sと連勝後に4戦負けているが指数自体は順調に上げてきており通用してもおかしくないレベルまでは来ている。

ブラックスビーチ:社台の馬でディープインパクト×キングマンボと配合的には優れているのだが、力が落ちる感じあり。

タガノヴェローナクロフネ×キングカメハメハで芝でやれてもおかしくないが初芝は不利。

シーズララバイ:3月のフラワーCで2着と言ってもファンディーナからは5馬身差があり、その後の凡走からしても狙いにくい。

サロニカ:エルフィンSを勝って桜花賞に臨む予定も取り消し。良くなるのはもう少し先では。

ブラックオニキス札幌2歳Sの後は着外続きも前走紫苑Sでは13番人気4着と実力以上に頑張った。が、ここでは期待できない。

ハローユニコーン:忘れな草賞勝ちで能力秘めているのだろうが、膝関節炎前後の惨敗2戦からすると狙えない。

テーオービクトリー:500万下は勝てたが1000万下は4着と物足りない。

アロンザモナ:1月に紅梅S勝ちと一応オープンでは勝っているが、ローズSで15着だったように、ダートでの変わり身期待くらいか。

ブライトムーン:500万下は勝てたがローズSでは8着とまだ実力的に厳しい。

ミスパンテール:新馬勝ちの後にチューリップ賞2着と将来性を期待していたが、秋初戦のローズSで10着だったように成長いまひとつで期待薄。

マナローラ:オープンでは惨敗続きで特に期待できる要素無し。

<まとめ>
本命候補 アエロリットラビットラン

ヒモ候補 ディアドラミリッサレーヌミノルリカビトスヴゼットジョリー

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クロフネの口コミ


口コミ一覧
閲覧 222ビュー コメント 0 ナイス 2

結論から言うと今年は絶対的な血統の持ち主が居ません!

昨年のレモンポップはドンピシャでした。
父はミスプロ系レモンドロップキッド、その母父はスピード豊富なシアトルスルー、母父はストームキャット系ジャイアントコズウェイ、3代母はパワーのあるリボー系とフェブラリーS最強の血統でした。

過去10年の3着以内馬30頭中、23頭が大系統(父か母父)ミスプロ系でした。
全くミスプロの血を持たない馬が2頭、昨年3着のメイショウハリオは3代母の父がミスプロ系、17〜19年に連対したゴールドドリームの3代母の父がミスプロ、あとの2頭はミスプロのクロスを持っていました。
ほぼミスプロの血なしでは勝負にならないと思います。


買いたい馬

⑬ レッドルゼル
昨年の2着馬、父はミスプロ系のロードカナロア母父はノーザンダンサー系のフレンチデュピティで血統的には合うと思います。
ただ距離は千四がベスト、加えて8歳と不安材料も有ります。


⑩ タガノビューティ
武蔵野S2着馬で東京ではハマれば強いタイプ
父はストームキャット系ヘニーヒューズで合うのですが、母父がサンデー系のスペシャルウィークは不安材料、ただ母母父がミスプロ系のウッドマンで一応最低条件は満たしています。


⑨ ペプチドナイル
父はミスプロ系キングカメハメハ、母父はサンデー系のマンハッタンカフェ、そして母母父はミスプロ系のマキャベリアンでミスプロの3×4のクロスを持っているのが魅力です。
前走の東海Sではオメガギネスに0、3秒負けていますが斤量差と展開の差だと思っています。それを考えると妙味充分。


ここから買いたくないがどうするかの馬

④ ドゥラエレーデ
今回は距離短縮でスプリンターも居る速い流れに付いて行けるか不安です。芝の距離が短い内枠もどうか?
ただ上手くスタートして速い流れに乗れれば怖い存在だと思います。


⑤ オメガギネス
母も母父もノーザンダンサー系で、過去にはモズアスコットが勝利していますが、父は同じサドラーズウェルズの系統なのですが、母父はダンチヒでこのレースで活躍した記憶がない系統です。
加えてモズアスコットはミスプロの4X5のクロスを持っていました。
そして安田記念を既に勝っていたG1馬でした。
この馬が高いパフォーマンスを発揮してのは重馬場の速い時計でのレースで斤量も56までしか背負った事がないのも不安材料です。


⑪ キングズソード
父はナスルーラ系シニスターミニスターで良いと思いますが、母父はノーザンダンサー系のキングヘイローで欧州型のリファールの系統もこのレースで結果を出していない、母母父もダンチヒの系統でこのレースでは期待薄かと思います。全兄キングズガードが東京競馬場では0-1-1-7と言う成績からも向いてないのでは?


⑭ ウイルソンテソーロ
前走、前前走と上手く乗ってハマった感が強く今回も上手くいくのか?
血統的にもミスプロの血を持たない馬でそこも不安材料です。
今のところ消極的に買う予定です。


⑦ ガイアフォース
買わない予定です
ミスプロの血を持たない馬で初ダート戦でG1はリスクしか無いと思います。
母父のクロフネはフレンチデュピティ産駒なので東京ダートは良いかと思いがちですが、父、母父クロフネは芝でスピードを活かす要素が強いと感じています。クロノジェネシスやソダシなど多くは芝で大成しています。


穴候補として

⑧ セキフウ
父はストームキャット系のヘニーヒューズ、母父はミスプロ系のキングマンボと血統だけ見ると魅力的です。
鞍上もレジェンド武豊


⑫ スピーディキック
父はミスプロ系タイセイレジェンド、母父はサンデー系のサイレントディール(フェブラリーS2着)とちょっとパッっとしない血統ですが母母父にスピード豊富なクラフティープロスペクターが居ることでミスプロの4x4のクロスを持つことにもなり、今年のレベルなら上手く乗れば3着くらいなら?

 ビバハート 2024年2月17日() 21:03
フェブラリーステークス
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人気のオメガギネスですが、間隔を開けて使われてきたなか初めての中3週。元々は除外対象だっただけに調整面でどうなのかと、ロゴタイプ産駒なので本質的にはパサパサのダートよりは重、不良が合うタイプ。枠的、鞍上面から運もあるとは思いますが、この馬からというのは避けたいなと思います。ウイルソンテソーロは経緯は良くわかりませんが、個人的には原騎手でいいと思うのですが。稽古の動きは迫力満点でしたし好勝負かなと思います。ガイアフォースはここ最近のレースを観ていると、先行して伸びきれないレースが続いているので、こういったタイプはダートは合うと思います。母父クロフネ。キタサンブラック産駒なのに芦毛ということはクロフネが強く出ているのかも。キタサンブラック産駒のワンツーもあるかもしれません。いろいろ考えてどこからでも狙えると思うのですが、本命はドゥラエレーデ。血統的にミスプロ系を軸にしたかったのと、500キロを超す大型馬、内目のいい枠が当たったので無理なく好位を取れると思います。しかも鞍上はムンザバエフ騎手。今週の稽古の動きから掛からなければいいですが、この馬から買ってみようかなと思います。そこまでペースは速くならないと思うので後ろからはきついと思います。

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 92@成仏 2023年5月13日() 21:32
5/14(日) 東京11R ヴィクトリアマイル 最終予想
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明日は牝馬限定のマイル王決定戦、ヴィクトリアマイルの開催。
先週に引き続き、明日の東京は降水確率70%の雨予報。どこまで馬場が渋るのでしょうか…。

さて、枠順も確定しましたので、明日も頑張って的中出来る様、予想を投稿します。
今んとこ馬券、連勝街道中です('ω')

出走メンバーみる限り、いいメンバーが揃った気がします。
また、何がなんでもハナを主張したい馬が不在なので、レースはスローペースと読んでます。


★ヴィクトリアマイル最終予想

◎⑪ナミュール
ハービンジャー(ダンチヒ系)×ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)

何かと惜しい馬で…そろそろG1タイトルを手にしても良い頃合いかと。
血統的には、2019年の覇者であるノームコアによく似た配合で、母父には府中マイルと相性の良いダイワメジャーの血。
取分け、道悪が苦手な配合でも無さげなので、先週ウンブライルで取りこぼした武史君の逆襲に期待。
昔に比べれば出遅れるなどの気性面は解消されつつ、明日はスタートさえ決まればごちゃつきそうな内よりレース運びが楽そうな外枠で長い直線の府中コースなら突き抜けても。


○⑤スタニングローズ
キングカメハメハ(ミスプロ系)×クロフネ(ヴァイスリージェント系)

父キンカメ産駒は府中コースとの相性が抜群に良く、母父クロフネがこれまた府中コースの相性が良い。
因みに父クロフネで母父キンカメなのが、ソダシ。長期休養明けの前走は5着と敗れていますが、終盤も流れが緩む事無く前目で粘って1着のヒシイグアス相手に0.2秒差であれば、負けて強しの内容だったかと。
出遅れる癖のあるスターズオンアースより、内枠でスローペースの展開であれば、ワンチャンありそう。
ただ、あまり馬場が渋ると苦戦する可能性がある。


▲②スターズオンアース
ドゥラメンテ(ミスプロ系)×SmartStrike(ミスプロ系)

現在1番人気で昨年の桜花賞馬。今レースは桜花賞で連対実績のある馬は非常に相性が良いとされているレース。
実績みても能力は抜けており、騎手が府中マイルといえばのルメール騎手。1人気なのも納得出来ますが、ただ厄介な事にこの馬は出遅れる癖があり、ここ2走も出遅れている。
スローペース展開のマイルで出遅れてしまうと直線の長い府中コースと云えども取りこぼしそうな予感。


☆⑮ルージュスティリア
ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×Storm Cat(ストームバード系)

現在9人気で完全な穴馬ですが、ディープインパクトにストームキャットという黄金配合。ディープ産駒は近10年でも好成績を残していて、Bコース替わりで良馬場なら非常に美味しいオッズで妙味ありありですが…雨降って馬場渋るとまぁ厳しいでしょうね…。
ただ血統的には狙ってみたくなるので、紐候補の最上位に入れました。

△⑥ソングライン
キズナ(サンデーサイレンス系)×シンボリクリスエス(ロベルト系)

昨年と同じローテで出走。府中コースは3-2-0-1という驚異の連対率を誇っている馬。このメンバーでも上位に推し出されるのも分かるのですが、テン乗りで戸崎騎手という事でここは紐までで。調教は昨年と比べると格段に良かった。池添騎手と手が合ってただけに残念。戸崎騎手の手綱捌きに注目。
キズナ産駒で母父がシンボリクリスエスであれば、パワー補填しているので、時計が掛かる馬場は問題なしかと。

△⑧ララクリスティーヌ
ミッキーアイル(サンデーサイレンス系)×タニノギムレット(ロベルト系)

ナムラクレアと同じミッキーアイル産駒ですが、マイル成績でいくとこの馬は2-0-0-0、ナムラは0-0-2-1。前走からの距離延長で買うのであればこっち。
昨年のスワンS頃から本格化して来た感じで菅原騎手なら連対率100%と好相性。母型の血統にはタニノギムレットとフジキセキの血を内包していてどちらも府中コースとの相性は良し。⑮の馬と同様に穴をあける馬探しで考えるならこの馬も狙い目かと。

△⑯ソダシ
クロフネ(ヴァイスリージェント系)×キングカメハメハ(ミスプロ系)

今レースはリピーターは好走する事もあり、昨年の覇者であるので一応押えます。
個人的にはハナ主張してくれる馬の後ろに張り付いて4角から抜け出して押し切る競馬がこの馬の特徴。今回、ハナを絶対主張したい馬が不在なので、キレ負けしそうな予感。また吉田隼人騎手が乗らずにレーン騎手が手綱を取る意味もよく分からず…。
鉄砲の心配はない馬ですが、前走から約6ヶ月も空いていて、騎手は初騎乗となると、ここは紐まで。ソダシファンには申し訳ないですが、今2人気ですし…どっちかいうと飛んで欲しいかも。


★馬券の買い目

単勝:⑪

複勝:⑤・⑧

3連複フォーメーション
◎○▲-◎○▲☆-◎○▲☆△

3連単1着固定
⑪→②⑤⑥→②⑤⑥⑧⑮⑯

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