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エイシンヒカリ(競走馬)

注目ホース
エイシンヒカリ
エイシンヒカリ
写真一覧
抹消  芦毛 2011年5月3日生
調教師坂口正則(栗東)
馬主株式会社 栄進堂
生産者木田牧場
生産地新ひだか町
戦績15戦[10-0-0-5]
総賞金19,731万円
収得賞金19,560万円
英字表記A Shin Hikari
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
キャタリナ
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Carolina Saga
兄弟 エーシンシャラクエイシンティンクル
前走 2016/12/11 香港カップ G1
次走予定

エイシンヒカリの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/12/11 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------10** 牡5 57.0 武豊坂口正則513(--)2.02.1 1.2----モーリス
16/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 15114.5212** 牡5 58.0 武豊坂口正則502(--)2.00.6 1.335.5モーリス
16/06/15 イギ 4 プリンスオブ G1 芝2000 6--------6** 牡5 57.0 武豊坂口正則---- ------マイドリームボート
16/05/24 フラ 5 イスパーン賞 G1 芝1800 9--------1** 牡5 58.0 武豊坂口正則--1.53.2 ------ダリヤン
15/12/13 香港 8 香港カップ G1 芝2000 13--------1** 牡4 57.0 武豊坂口正則503(--)2.00.6 -0.1----ヌーヴォレコルト
15/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18594.329** 牡4 58.0 武豊坂口正則500(0)1.59.1 0.734.7ラブリーデイ
15/10/11 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 138134.911** 牡4 56.0 武豊坂口正則500(+6)1.45.6 -0.234.0ディサイファ
15/06/14 東京 11 エプソムC G3 芝1800 13563.021** 牡4 56.0 武豊坂口正則494(-2)1.45.4 -0.034.6サトノアラジン
15/05/16 京都 11 都大路S OP 芝1800 13222.111** 牡4 57.0 武豊坂口正則496(-2)1.45.7 -0.235.0グランデッツァ
14/12/13 阪神 11 チャレンジC G3 芝1800 12441.919** 牡3 56.0 岩田康誠坂口正則498(+6)1.46.8 0.936.4トーセンスターダム
14/10/19 東京 11 アイルランド OP 芝2000 8221.411** 牡3 54.0 横山典弘坂口正則492(+8)1.58.3 -0.635.8エックスマーク
14/09/28 阪神 10 ムーンライト 1600万下 芝2000 14571.411** 牡3 54.0 岩田康誠坂口正則484(0)1.59.6 -0.335.5スミデロキャニオン
14/06/07 阪神 10 三木特別 1000万下 芝1800 11782.111** 牡3 54.0 岩田康誠坂口正則484(-4)1.47.8 -0.632.8マルタカシクレノン
14/05/18 京都 6 3歳500万下 芝1800 8551.211** 牡3 56.0 和田竜二坂口正則488(-4)1.45.5 -0.534.5コウエイワンマン
14/04/26 京都 5 3歳未勝利 芝1800 18473.711** 牡3 56.0 岩田康誠坂口正則492(--)1.45.7 -0.834.3④④カレンヴィットリア

エイシンヒカリの関連ニュース

 英国王室主催のロイヤルアスコット開催が20日に始まった。ロンドンの西60キロに位置するアスコット競馬場を舞台に24日までの5日間、毎日6レースが組まれ、GIが8レース、GIIが8レース、GIIIが3レースという豪華版。各日、いずれも1Rに先立ち王室一行がウィンザー城から4頭立ての馬車で入場し、貴族たちが正装で迎えるのが伝統になっている。

 厳かな雰囲気の中、連日重要なレースが続くが、特に注目されるのが21日のメイン・GIプリンスオブウェールズS(GI、4歳上、芝2000メートル)だ。

 昨年はエイシンヒカリが1番人気(6着)に推されたレースで、今年は3月25日に行われたドバイシーマクラシックを勝って以来となるジャックホブス(英=J・ゴスデン、牡5歳)、GI5勝のハイランドリール(愛=A・オブライエン、牡5歳)など、日本でもなじみ深い馬が出走予定。凱旋門賞(10月1日、仏シャンティイ、GI、芝2400メートル)に関連する可能性もあるので、見逃せないレースだ。

 その1レース前のGIIデュークオブケンブリッジS(4歳上牝馬、芝1600メートル)には、フランスの小林智厩舎からチリ出身のフリアクルサーダ(南半球年齢5歳)が出走予定。今回は転厩初戦でドバイワールドC13着以来の出走になるが、チリ時代にはGIを3勝している。

 デュークオブケンブリッジSの表彰式ではウィリアム王子とキャサリン妃が優勝馬の関係者に賞を授与されるので、小林調教師との記念撮影が実現するかもしれない。 (在仏競馬記者)

【エプソムC】ヒストリカル9Fで末脚炸裂2017年06月10日() 11:42

 “9Fのスペシャリスト”ではなく、“9Fはスペシャリスト”。ヒストリカルの一芸に賭ける価値は大いにある。

 それぞれの武器に加えて、さらに底力も求められるのが10F。逆に9Fは一芸のみで一点突破できてしまう、“軽い距離”とでも表現すればいいか。9F経由の過去の連対馬を紐解いていけば、その理由がハッキリとする。

 10年2着シルポート=スピード、11年2着エーブチェアマン=末脚、15年1着エイシンヒカリ=スピード、同年2着サトノアラジン=末脚、といった具合。極端なタイプの多さに驚かされるほどで、要は何らかの武器さえあれば持ちこたえられる距離だということだ。

 ヒストリカルが前記エーブ、サトノと同じ典型的なザ・末脚タイプであることは誰もが一致するところ。さらに昨年以降の戦歴を示せば、10Fより9Fにより可能性があるのが歴然とする。

 10Fは(9)(12)(8)(14)着とサッパリなのに対し、9Fは(6)(3)(6)(2)(4)着。しかも9Fのほうには同距離の最高峰・スーパーGII毎日王冠3着がしっかりと含まれている。

 8歳を迎えてもその一芸がさびついていないことは、前走・メイSでマークした究極の上がり3F32秒7で証明済みだ。「あのスローペース(前半3F36秒6)ではどうしようもない。そんななかでもしっかり脚は使っているんだから」と、音無調教師も言う。

 勝ち馬タイセイサミットより3キロ重いハンデを背負っていたことを思えば、十二分にここへつながる内容ととらえるべきだろう。

 マイネルミラノが早めに動いて、アストラエンブレムも積極策を示唆。前にかなり動きがありそうな今回は、絶好の“一芸ペース”ができあがる可能性さえある。いよいよ大外一気を拝めるときがきた。

 “究極の3連単”は強気にアストラエンブレムとの1・2着固定。(夕刊フジ)

エプソムCの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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【エプソムC】アストラ小島茂師「7、8分でも」 2017年06月08日(木) 12:00

 2年前の勝ち馬エイシンヒカリが“世界No.1”になったように、出世重賞になりつつある「エプソムC」。今年は早い時期から期待されていたアストラエンブレムが断然の主役候補だ。管理する小島茂之調教師(49)といえば“ホンネ”の語り部として美浦では有名。「まだ7、8分の完成度でも勝ってほしい」と力強い。

 −−最終追い切りは坂路3頭併せで4F51秒9

 小島茂之調教師「緊張感を持たせたかったので併せ馬。時計は気にせず、体を起こして走れればいいや、と。手応えは楽だったし、いい感じの追い切りができた」

 −−先週から坂路2本追いが計4回

 「以前から山で2本やりたかった。こんな短い期間でそんな簡単に実になるのかなと思っていたが、担当者も『変わった』と。だいぶ実になっている」

 −−中2週のローテは今回が初めて

 「ホントはここが目標だった。でも感じが良かったので前に1回使うのもありかな、と。実際、使った疲れは感じない」

 −−前走のメイS(クビ差2着)は勝ち馬に歩調を合わせるような競馬に

 「相手の仕掛けを待っていると、嫌気を差してしまう。ミルコ(デムーロ)は『後ろから差されるほうがイヤ』と言っているけど、長くいい脚を使える血統なのに…」

 −−今回は正攻法の競馬で

 「前にいたとすれば早めに抜け出すくらいでいい。当日の馬場がどうかだけど、馬の力を信じて乗ってもらいたい」

 −−現在の完成度は

 「5、6分で競馬をしたときもあったが、ようやく7、8分。昨年なんかは無理に使わなくてもいいと思っていたほど。ミルコとは“まだGIという感じは…”と意見は一致。それでも、今の状態でも勝ちたいレースには違いない」(夕刊フジ)

エプソムCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【エプソムC】レース展望 2017年06月05日(月) 18:31

 東京でのGI・5連戦が終わり、ビッグレースは25日の宝塚記念までひと休み。今週の東京日曜メインはGIIIエプソムC(11日、芝1800メートル)で、秋以降の飛躍につなげたい馬が多くそろった。過去10年でも、2007年の優勝馬エイシンデピュティが翌年の宝塚記念を制覇、15年の覇者エイシンヒカリが同年の香港C、翌年のイスパーン賞(仏)と海外GIを2勝している。先週の安田記念を制したサトノアラジンは一昨年の2着馬。先々を占う意味でも目が離せない一戦といえる。

 中心はアストラエンブレム(美浦・小島茂之厩舎、牡4歳)になりそうだ。重賞は4戦未勝利だが、サウジアラビアロイヤルC3着、シンザン記念ニュージーランドT、京都金杯で4着と勝利にもう一歩のところまで来ている。同じ東京1800メートルで行われたオープン特別の前走・メイSはクビ差の2着。勝ったタイセイサミットより2.5キロ重い56.5キロを背負っての結果で、今回は同斤の56キロだけに逆転は十分可能だ。母ブラックエンブレム秋華賞馬で、半兄ブライトエンブレム札幌2歳S勝ち馬。血統的なバックボーンはしっかりしており、ここで重賞初制覇を飾って秋に弾みをつけるか注目される。

 タイセイサミット(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)は1600万下、オープン特別を連勝し、勢いはナンバーワンだ。近親にヴィクトリアマイルを勝ったコイウタをはじめ、ビハインドザマスク(スワンSなど重賞3勝)、アグネスアーク(天皇賞・秋2着)などがおり、一気の3連勝で重賞制覇を成し遂げても不思議はない。逃げ・差し自在な脚質も魅力。あとは前走から斤量2キロ増と、中2週での再東上だけに体調面がポイントになる。

 マイネルミラノ(美浦・相沢郁厩舎、牡7歳)は昨年の3着馬。超ハイペースになった前走の福島民報杯を早め先頭の積極的なレースで押し切ったように、7歳を迎えても活気にあふれている。毎年、夏前あたりから成績が上がっており、ここもいい状態で迎えられるはず。脚質的に同型もマイネルハニーくらい。“同門”が相手ならつぶし合いになることはなさそうで、リズム良く運べそうだ。

 クラリティスカイ(美浦・斎藤誠厩舎、牡5歳)は一昨年のNHKマイルCの覇者。その後、勝ち星を挙げられていないが、昨秋からだいぶいい頃の雰囲気に戻ってきた様子だ。特に1800メートルのここ2走の小倉大賞典、メイSではともに57.5キロと重いハンデを背負いながら3着と大崩れがない。今回は別定戦で前走から斤量1.5キロ減が追い風となる。

 安田記念を回避して参戦する2頭も注目だ。デンコウアンジュ(栗東・荒川義之厩舎、牝4歳)は前走のヴィクトリアマイルで2着に激走。2歳時のアルテミスSではメジャーエンブレムを破っており、東京コースをめっぽう得意としている。レース間隔と相手関係を考慮してGIIIに回ってきたが、ローズS福島牝馬Sともに4着の実績から1800メートルは守備範囲だろう。得意の左回り、東京で牡馬撃破のシーンも十分にありそうだ。ただし、4月8日の休み明け初戦から2カ月で4戦目というタイトなローテーションだけに、当日の雰囲気には注意したい。

 ダッシングブレイズ(栗東・吉村圭司厩舎、牡5歳)も今後のための賞金加算を目的に、矛先を安田記念からエプソムCへ変えてきた。前走の京王杯スプリングC(芝1400メートル)7着はゴール前にようやくエンジンがかかった印象で、初の1800メートルはむしろ好材料かもしれない。父キトゥンズジョイは芝2000メートルと2400メートルでGIを勝っており、血統的にも距離を克服できる下地はある。

 前週に鳴尾記念安田記念を連勝した栗東・池江泰寿厩舎が送り込むベルーフ(牡5歳)は、2年前の京成杯勝ちの他、重賞で2着が3回ある実績馬。栗東CWコースで先行して遅れた1週前追い切りを見る限り、まだピリッとしていない印象だが、今週の最終追い切りで変わる可能性はある。

 昨年2着のフルーキー(栗東・角居勝彦厩舎、牡7歳)は、今年に入って小倉大賞典6着、金鯱賞15着、新潟大賞典4着と勢いがひと息。それでも6〜8月の夏場は【1・2・0・1】と相性がいいので侮れない。

 ヒストリカル(栗東・音無秀孝厩舎、牡8歳)は昨年のこのレースでは6着だったが、続く秋の毎日王冠では3着と強豪相手に好走しており、東京芝1800メートルは得意とみていい。8歳だが、前走のメイS(4着)では上がり3ハロン32秒7の切れ味を披露。まだまだ非凡な脚力は健在で、展開が向けば上位争いができるはずだ。

エプソムCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【沢田康文の欧州リポート】仏シャンティイ競馬場で日本競馬PRイベント2017年05月31日(水) 05:01

 フランスのシャンティイ競馬場で28日、JRAが現地大使館や日本政府観光局と協力し、日本の競馬、観光などをプロモーションする「サドルアップフォージャパン」というイベントが開催された。

 パドック脇のエリアに日本文化を現地の人々に紹介するためのブースを設置し、旅行会社と提携したジャパンCの観戦案内などが行われた。さらに馬主エリアでは日本の競馬の紹介映像を放映するとともに、国際競走の輸送、検疫、競走ルールなどが詳細に記されたパンフレットを配布した。

 JRAは近年、競馬を観光資源と位置付けし、アジア地区を中心とした外国人観光客の獲得に取り組んできた。今後は欧州の競馬先進国でも、日本競馬のアピールに力を入れる狙いだ。

 この日は5競走で副賞の提供も行われ、昨年エイシンヒカリが大差勝ちしたイスパーン賞の表彰式では、優勝したメクタール(仏=J・ルジェ、牡4)の関係者にJRAの福井紳弥理事が副賞を贈呈した。

 JRAがこうした形で海外の競馬統括機関と連携したイベントを実施するのは初の試み。ロンドン駐在員事務所の松本博幸所長は「各団体の協力も仰ぎ、イベントとして成長をさせていきたい」と話した。

 今後は仏オークスが行われる6月18日にシャンティイ競馬場で馬主向けのイベントが開催される。さらに、7月29日のキングジョージ当日の英アスコット競馬場では今回とほぼ同様の形でのイベントが実施される予定。来年以降も継続して開催することを目指し、ジャパンCを筆頭とした国際競走の招待馬誘致にもつなげたい考えだ。 (在仏競馬記者)

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【沢田康文の欧州リポート】ディープ産駒アキヒロ仏GII3着 2017年05月10日(水) 05:01

 8日のサンクルーでは、フランスで競走生活を送るディープインパクト産駒のアキヒロ(A・ファーブル厩舎、牡3)がGIIグレフュール賞に出走。ジョッキークラブ賞(仏ダービー)の前哨戦となる芝2000メートル戦で3着に敗れた。

 レースは曇り空のもと5頭立てで争われ、アキヒロはM・ギュイヨン騎手とのコンビで出走。昨年の2歳GIクリテリウムドサンクルーの勝ち馬で今季初戦だった僚馬ワルドガイスト(牡)に次ぐ、単勝2番人気で発走を迎えた。

 鮮やかに抜け出して勝ったのは、ここが重賞初挑戦だったO・ペリエ騎手の3番人気レコレトス(C・ラフォンパリアス厩舎、牡)。2馬身半差の2着にワルドガイストが入り、最後方からじっくりとレースを進めたアキヒロは大外から末脚をよく伸ばしたが、さらにアタマ差の3着でゴールした。

 レーシングマネジャーのピエールイヴ・ブロー氏は明言こそ避けたが、アキヒロの次走は6月4日に行われるジョッキークラブ賞(シャンティイ競馬場、GI、芝2100メートル)が有力。勝ち馬のレコレトスも追加登録で参戦する見込みだ。

 パリ地方は先週から天候が悪く、この日のサンクルーの馬場はTres souple(重)。グレフュール賞は超スローペースで上がりの競馬になったが、勝ち時計は2分13秒97かかっており、きれいな馬場で雪辱を期待したい。

 ジョッキークラブ賞ではディヴァインライト産駒のナタゴラが2008年に3着と健闘。ディープインパクト産駒はビューティーパーラーとエイシンヒカリの2頭が12年仏1000ギニー、16年イスパーン賞でそれぞれ仏GI制覇を成し遂げている。 (在仏競馬記者)

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ラストは香港カップ

(1)エイシンヒカリ
言わずと知れた、昨年の優勝馬。1年前の香港カップ(G機砲任話云38倍の9番人気という低い評価も味方にして、楽々と逃げ切りを決めた。今年5月にフランスのイスパーン賞(G機⊆1800m)で2着ダリヤンに10馬身差をつけて圧勝したことにより、今年の香港カップ出走メンバーでは最高レーディングの129を得ている。レースの中心的存在と見られているモーリスに他馬のマークが集まるようなら、昨年の再現も望めるだろう。

(2)モーリス
昨年の年度代表馬が、今年は5月に香港でのチャンピオンズマイル(G機法∩袷の天皇賞・秋(G機砲僕ゾ L棆爾里箸海躪馥發呂發箸茲蝓▲▲献地域のマイルと芝2000m路線のトップに君臨していると言っても過言ではない。鞍上R.ムーアとのコンビは2歳時に京王杯2歳S(G供砲任涼絣阿あるものの、同馬が本格化した昨年以降ではG気3戦3勝と抜群の成績を収めている。

(3)デザインズオンローム
13/14年シーズンの香港年度代表馬で、香港ローカルを含めてG気6勝を挙げている。2014年の香港カップ(G機砲任蓮△曚楮埜緤の位置からラスト400mを22.19秒の豪脚で差し切ったように、鋭い末脚が最大の武器。9月からの今シーズンは初戦シャティントロフィー(G供砲鬟肇奪廛魯鵐133ポンド(約60.5キロ)で勝利したが、前走のジョッキークラブC(G供砲任呂泙辰燭いいところなく最下位の9着に大敗した。

(4)ブレイジングスピード
ステファノスを破った昨年のクイーンエリザベス2世C(G機砲覆稗猫気4勝(香港ローカルを含む)。9月からの今シーズンは初戦シャティントロフィー(G供砲デザインズオンロームと同じトップハンデで2着、前走のジョッキークラブC(G供砲歪樟でいったんは2番手まで上がったものの、差し馬に交わされて5着に終わった。ただし、ジョッキークラブCの斤量もブレイジングスピードとデザインズオンロームの2頭だけが、1年以内にG気鮠,辰討い詛呂鵬櫃擦蕕譴5ポンド(約2.5キロ)を、他馬より余計に背負わされていたことは無視できない。

(5)ステファノス
前走の天皇賞・秋(G機砲任郎鯒の2着に続いて3着と好走した。香港には昨年2度遠征し、12月の香港カップ(G機砲任10着に大敗したが、4月のクイーンエリザベス2世C(G機砲任2着に入っている。国内外を含めて芝2000mは勝ち鞍こそないが、ベストの距離と言えるだろう。キャロットクラブの勝負服でエピファネイアをジャパンC優勝に導いたC.スミヨンが鞍上なら、プラスアルファの部分を引き出す可能性も十分にある。

(6)ラブリーデイ
昨年のこの時期は重賞4連勝で天皇賞・秋(G機砲僕ゾ,掘▲献礇僖C(G機砲任3着と、まさに充実期にあったが、その反動からなのか、今年はここまで5戦して10月の京都大賞典(G供砲任3着が唯一の馬券圏内と低迷している。香港に遠征した4月のクイーンエリザベス2世C(G機砲任蓮⊇造辰診肋譴影響したこともあり4着に敗退した。

(7)ガンピット
昨年のチャンピオンC(G機砲罵萋したように、香港ではオールウェザーを得意とし(7戦7勝)、ダートではドバイでも今年3月にドバイワールドC(G機砲料鮎ダ錺泪トゥームチャレンジラウンド3(G機砲2着の実績を残している。ただし、芝の重賞では今年6月の香港ローカル重賞プレミアプレート(香G掘砲任4着が最高着順。芝のトップクラスに入ると一枚落ちる感は否めない。

(7)シークレットウェポン
香港カップの前哨戦にあたる11月20日のジョッキークラブC(G供砲陵ゾ’蓮今年2月のセンテナリーヴァーズ(香G掘⊆1800m)以来の重賞2勝目で、重賞勝ちはどちらも道中7番手から直線で末脚を爆発させての勝利だった。今シーズンの馬体重は1160ポンド(約525キロ)台と、昨シーズンよりひと回り増えた印象で、好調をうかがわせる。

(9)エリプティク
フランスの名門A.ファーブル厩舎の所属馬で、2歳時にコンデ賞(G掘⊆1800m)、4歳時にヴィシー大賞(G掘⊆2000m)を制している。今年7月にドイツのダルマイヤー大賞(芝2000)でG欺蘋覇。同レースにはジャパンC出走のイキートスも出走しており、4着だった。その後は9月11日のフォワ賞(G供砲シルバーウェーヴの3着、11月6日にイタリアのローマ賞(G機砲3着。今年は5戦して2勝、2着1回、3着2回とすべて3着以内に入っている。

(10)ホースオブフォーチュン
香港移籍前は南アフリカで走り、ポリティシャンS(G掘⊆1800m)2着の実績を残している。香港での初めての重賞出走となった今年4月のクイーンエリザベス2世C(G機砲11着。さすがにトップクラスの壁にはね返されたが、今シーズンに入って前走ササレディースパース(G掘砲望〕し、香港での3度目の重賞挑戦で初タイトルをつかんでいる。

(11)ヘレンスーパースター
ラインズオブバトルの名前でアイルランドのA.オブライエン厩舎からデビューした、2013年のUAEダービー(G供砲両,素蓮その後に香港へ移籍して現在の名前に改名された。香港では昨年5月の香港チャンピオンズ&チャターC(G機⊆2400m)に勝っており、昨年と同じく香港ヴァーズ(G機砲暴仭してくるとみられていたが、一昨年5着だった香港カップ(G機砲膨戦してきた。

(12)クイーンズリング
今年春までは芝1400mの重賞で2勝。秋初戦の府中牝馬S(G供砲魏勝し、前走のエリザベス女王杯(G機砲波甦蠅裡猫祇覇を果たした。その後に香港カップに追加登録。エリザベス女王杯からのローテーションは同じ社台ファームの生産馬で、昨年の香港カップ2着ヌーヴォレコルトと共通する。

★香港国際競走 出走馬全頭の短評コラム一覧
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香港ヴァーズ〜出走馬全頭の短評
香港スプリント〜出走馬全頭の短評
香港マイル〜出走馬全頭の短評
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藤田将大プロの香港国際競走予想一覧はこちらから。
※予想は12/11(日)午前中公開の予定です。


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2016年12月10日() 09:52 藤田将大
【香港国際競走】香港マイル〜出走馬全頭の短評
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今度は香港マイル

(1)エイブルフレンド
2014年の香港マイル(G機砲陵ゾ’呂如当時は翌年5月のチャンピオンズマイル(G機砲泙4つのG気魎泙狃転6連勝と、香港で無敵を誇っていた。その後に英国のクイーンアンS(G機砲妊愁蹈Δ6着に敗れたあと、昨シーズンはプレミアボウル(香G供砲望〕したが、ジョッキークラブマイル(G供砲3着、昨年の香港マイルモーリスの3着に連敗し、右前脚の屈腱炎により休養。11カ月ぶりとなった前走は香港スプリントの前哨戦にあたるジョッキークラブスプリント(G供砲4着だった。休み明けをひと叩きされて、どこまで復調してくるか。

(2)コンテントメント
今年2月のクイーンズシルヴァージュビリーC(G機⊆1400m)でG欺蘋覇を果たし、5月のチャンピオンズマイル(G機砲任3番手から粘ってモーリスの2着に好走した。日本のファンには最下位12着に敗れた6月の安田記念(G機砲琉象が強いと思うが、マイナス21キロの馬体重が示すとおり、調子を崩していたのは明らかで参考外。今シーズンはここまで3戦して5、10、4着。好位でレースを運ぶこの馬らしい競馬はできている。

(3)ロゴタイプ
6月の安田記念(G機砲賄鎚婬骸蠅旅みなペース配分でまんまと逃げ切り、3年ぶりのG祇覇。モーリス以下を完封しての鮮やかな復活劇だった。前走の天皇賞・秋(G機砲郎垢掘追い込み馬が上位を占めるなかで、好位追走から5着に頑張った。ちなみに、父のローエングリンも2003年に天皇賞・秋(10着)をステップに香港マイルに出走し、3着に好走している。

(4)ジャイアントトレジャー
ジョッキークラブスプリント(G供4着から向かった昨年の香港マイル(G機砲モーリスの2着。3着エイブルフレンドに先着を果たしたという意味でも価値ある銀メダルだった。続く1月のスチュワーズC(G機⊆1600m)でG欺蘊〕を果たしたが、2月の香港ゴールドC(G機⊆2000m)で9着、5月のチャンピオンズマイル(G機砲8着に敗れるなど3連敗でシーズンを終え、今シーズンも9着だった前走のジョッキークラブマイル(G供砲泙2連敗と精彩を欠く競馬が続いている。

(5)ビューティーオンリー
今シーズンは10月1日のセレブレーションC(G掘⊆1400m)で2着、10月23日のシャティントロフィー(G供砲3着のあと、前走のジョッキークラブマイル(G供砲僕ゾ その前走は着差こそわずかだったが、鋭い決め手で図ったように差し切った。昨年1月の香港クラシックマイル(香G機砲覆匹海海泙任僚転3勝はすべて芝1600mで挙げたもの。今年5月のチャンピオンズマイル(G機砲任蓮⊂紊り400mでモーリス(21.79秒)に次ぐ22.02秒の末脚で4着に入った。

(6)ヘレンパラゴン
フランスではサーアンドリューの名前で走り、7戦2勝。G気任皀献礇鵐廛蘊沺複猫機⊆1600m)の3着がある。昨シーズンから香港に移籍して、今年3月の香港ダービー(香G機⊆2000m)で5着し、6月のプレミアプレート(香G掘⊆1800m)で初の重賞タイトルを獲得。今シーズンはここまで4戦し、3戦目のササレディースパース(G掘砲トップハンデ133ポンド(約60.5kg)で2着、前走のジョッキークラブマイル(G供砲7着としている。

(7)ネオリアリズム
前走のマイルチャンピオンシップ(G機3着も然ることながら、今年のハイライトは何と言っても札幌記念(G供砲世蹐Αルメール騎手の好判断で先手を取り、同厩舎のモーリスを完封した。この勝利で札幌競馬場での成績を3戦3勝としており、洋芝適性の高さは疑いようがなし。同じく洋芝のシャティン競馬場でも能力を十分に発揮できそうだ。

(8)パッキングピンズ
昨年のジョッキークラブマイル(G供砲5着になり、今年1月1日のチャイニーズクラブチャレンジC(香G掘⊆1400m)で2着。その後も4月のスプリントC(香G供⊆1200m)で3着、5月のチャンピオンズマイル(G機砲任眞翆弔ら差して3着と、重賞制覇までもう一歩のところまで来ている。今シーズンは後方に控える競馬を試みているが、前走のジョッキークラブマイル(G供砲泙4戦して5、9、5、10着と、まだ結果が伴っていない。

(9)ビューティーフレーム
昨年のジョッキークラブマイル(G供砲陵ゾ’呂如2番手から鮮やかに抜け出して重賞初制覇を飾った。その後の香港マイルではモーリスの6着。G気任郎鯒1月のスチュワーズC(G機法∈G2月のクイーンズシルヴァージュビリーC(G機砲任2着があり、どちらも逃げて粘りを発揮している。前走のジョッキークラブマイル(G供砲論莠蠅鮗茲辰燭發里痢6着に敗れた。

(10)クーガーマウンテン
今年の香港マイルでただ1頭の欧州からの遠征馬。デビューした3歳時はスプリント路線を使われ、昨年からマイル路線を中心に活躍。8月のデズモンドS(G掘⊆8ハロン)を制したほか、6月のクイーンアンSでソロウの3着に好走している。今年はここまでに9戦し、9月のジョエルS(G供⊆8ハロン)を制覇。前走は初めて欧州から外に出て、アメリカのBCマイル(G機砲8着だった。

(11)ロマンチックタッチ
香港では重賞をまだ勝てていないが、2歳時には移籍前のオーストラリアでJ.J.アトキンズS(G機⊆1600m)を制している。香港では昨年3月の香港ダービー(香G機⊆2000m)で3着のほか、昨シーズンには今年2月のセンテナリーヴァーズ(香G掘砲覆票1800mの香G靴2着を3度経験。今シーズンに入ってからも3走前のセレブレーションC(G掘砲4着、前走はジョッキークラブマイル(G供砲妊咼紂璽謄ーオンリーの小差2着がある。

(12)サトノアラジン
昨年は香港カップ(G機砲暴仭して11着に敗れているが、エイシンヒカリのペースになし崩しに脚を使わされた感があった。距離はマイルがベストだろう。ただし、今年はマイルG義鮎ダ錣竜王杯スプリングC(G供砲肇好錺S(G供砲鮴すも、その後の安田記念(G機砲4着、前走のマイルチャンピオンシップ(G機砲歪樟での不利もあったが5着と、G気任呂發Ε錺鵐僖鵐鼠澆靴ざデ呂続いている。

(13)サンジュエリー
昨シーズンの香港クラシックマイル(香G機⊆1600m)と香港クラシックC(香G機⊆1800m)をR.ムーア騎手とのコンビで連勝して4歳二冠を獲得。三冠がかかった香港ダービー(香G機砲蓮∩阿2走で2着に下したワーザーに逆転されて7着に敗れた。好位または中位から競馬をするタイプで、今シーズン2戦目の前走ジョッキークラブマイル(G供砲郎鬟掘璽坤鵑旅ツ幹を彷彿させるような競馬で3着に入っている。

(14)ジョイフルトリニティ
フランスではバガデュールの名前で走り、昨年7月にフランスでポルトマヨ賞(G供⊆1400m)を勝ったあとに香港へ移籍。香港での1年目となる昨シーズンに2勝を挙げ、クラス1(日本で言うオープン)入りを果たした。今シーズン2戦目のセレブレーションC(G掘砲115ポンド(約52キロ)の軽ハンデではあったものの、初の重賞挑戦で見事に勝利。その後はシャティントロフィー(G供砲4着、前走ジョッキークラブマイル(G供砲聾従の力量を測るかのように、しんがりから追い込んで5着だった。

★香港国際競走 出走馬全頭の短評コラム一覧
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香港ヴァーズ〜出走馬全頭の短評
香港スプリント〜出走馬全頭の短評
香港カップ〜出走馬全頭の短評
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2016年12月10日() 09:50 藤田将大
【香港国際競走】香港ヴァーズ〜出走馬全頭の短評
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日本馬が大挙13頭出走する香港国際競走デーが目前に迫ってきた。海外馬券発売レース第四弾となる今回も、これまで同様に出走馬全頭の短評をお伝えしていく。発走時刻順に1レースずつ公開するので、ぜひ参考にしていただきたい。まずは香港ヴァーズだ。

(1)ハイランドリール
昨年同様、R.ムーア騎手とのコンビで連覇を狙う。今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G機⊆2400m)の優勝馬で、凱旋門賞(G機砲ファウンドの2着。その後にはアメリカでBCーフ(G機⊆2400m)も制している。凱旋門賞のように好位でも競馬ができ、前走のBCターフのように逃げても強い馬。G機4勝の実績もここでは群を抜く。

(2)シルバーウェーヴ
マカヒキが勝ったニエル賞と同日に行われたフォワ賞(G供⊆2400m)の優勝馬。凱旋門賞(G機砲砲盻仭(13着)していたので、ハイランドリールと同じく日本の競馬ファンの認知度も高いはず。フォワ賞の前には7月にサンクルー大賞(G機⊆2400m)に優勝し、さらに遡ると、5月にはイスパーン賞(G機⊆1800m)でエイシンヒカリの3着に入っている。末脚が切れるというよりは、持続して脚を使うタイプだ。

(3)ビッグオレンジ
7月にイギリスでプリンセスオブウェールズS(G供⊆2400m)とグッドウッドC(G供⊆3200m)でどちらも昨年に続いての連覇を達成し、オーストラリアのメルボルンC(G機砲妨かって10着に敗れている。その後もオーストラリアに残り、11月12日の前走ジッピングクラシック(G供⊆2400m)は逃げて最後まで粘ったが、ゴール前で2頭に交わされて3着に敗れた。

(4)サトノクラウン
ドゥラメンテリアルスティールを抑えて1番人気になった昨年の皐月賞(G機砲魯好拭璽箸任僚价戮譴響いて6着に終わった。前走の天皇賞・秋(G機砲離譟璽恒覗を見返しても、その不安はまだ完全に払拭するまでには至っていない感がある。ダービー(G機砲任3着や重馬場で快勝した今年2月の京都記念(G供砲鮓る限り、そのポテンシャルの高さは疑いようないところだが、敗因のハッキリとしない大敗もあるのが難点だ。

(5)ヘレンハッピースター
昨年5月にクイーンマザー記念C(香G掘⊆2400m)に優勝し、昨シーズンは12月に香港ヴァーズ(G機法5月にチャンピオンズ&チャターC(G機砲納2400mを使われてどちらも5着に敗れている。今シーズンの3戦のうち、1800m以下の2戦は後方でレースを終えている(9着と14着)が、前走のジョッキークラブC(G供砲脇┐欧4着に頑張った。

(6)ガルリンガリ
フランスからの遠征馬で、5歳にしてすでに46戦をこなしたタフガイ。今年も香港ヴァーズ(G機砲すでに12戦目になる。今年の4戦目と5戦目にあたる3月のエクスビュリ賞(G掘⊆2000m)と4月のアルクール賞(G供⊆2000m)を制し、G気任歪掌紊離ネー賞(G機砲3着、7月のサンクルー大賞(G機砲5着に入っている。

(7)ワンフットインヘヴン
6月のシャンティイ大賞(G供⊆2400m)の勝ち馬。その後の7月のサンクルー大賞(G機6着から9月のフォワ賞(G供4着、10月の凱旋門賞(G機6着というローテーションはシルバーウェーヴと同じだが、同馬はその後に10月16日のコンセイユドパリ賞(G供⊆2400m)で2つ目の重賞タイトルを獲得した。母のプライドは2006年の香港カップ(G機砲陵ゾ’呂任發△襦

(8)ケシュア
シンガポール移籍前にはアルゼンチンで走り、エンサヨ賞(G供⊆1800m)に優勝している。シンガポールでは2014年のシンガポールゴールドC(星G機⊆2200m)や2015年のシンガポールダービー(星G機⊆2000m)を制し、2015年のシンガポール航空国際C(G機砲任3着に入り、マイネルフロストに先着を果たしている。今年はシンガポール国内の重賞を2勝し、前走のシンガポールゴールドCは好位の直後からジリ脚で5着に敗れた。

(9)フレイムヒーロー
昨シーズンは今年1月のジャニュアリーS(香G掘⊆1800m)が唯一の重賞での勝ち星。その他にも2月のセンテナリーヴァーズ(香G掘⊆1800m)で3着、6月のプレミアプレート(香G掘⊆1800m)での2着がある。今シーズンは後方からの競馬に徹して、初戦11着、2戦目10着と冴えなかったが、ジョッキークラブC(G供砲任2着に来て穴をあけた。芝2400mは今年4月のクイーンマザー記念C(香G掘砲1度経験しており、そのときは最下位に敗れている。

(10)ベンジニ
ニュージーランドの調教馬だが、重賞初勝利は今年6月にオーストラリアで挙げたブリスベンC(G供⊆2400m)。後方から大外を回って押し上げ、直線で末脚を繰り出した。今シーズンはニュージーランドに戻り、リヴァモルクラシック(G機⊆2040m)で6着。その後がOMFステークス(G掘2000m)2着、イーグルテクノロジーS(G掘1800m)5着というステップで香港国際競走に出走してきた。母のパリスパフュームは、日本で繁殖生活を送ったフレイムオブパリがクロフネの子供をお腹に宿したまま輸出され、オーストラリアで誕生した馬である。

(11)イースタンエクスプレス
昨シーズンの香港4歳シリーズで二冠目の香港クラシックC(香G機⊆1800m)がサンジュエリー、ワーザーに続く3着(ブリザードとの同着)。三冠目の香港ダービー(香G機⊆2000m)がワーザーの9着だった。今シーズンはクラス2で2着し、その後は中位からの競馬でササレディースパース(G掘砲3着、ジョッキークラブC(G供砲6着。2000mを超える距離は初めてになる。

(12)アンティシペーション
A.オブライエン厩舎から香港に移籍した馬。アイルランドではテーブルロックの名前で走り、準重賞のサーヘンリーセシルS(芝1600m)での勝利を含む8戦4勝、2着3回の戦績を残した。香港では今シーズン初戦にクラス2を勝ち、移籍22戦目にしてようやく初勝利。今年4月のクイーンマザー記念C(香G掘2着があり、ササレディースパース(G掘砲肇献腑奪ークラブC(G供砲任蝋グ魅哀襦璽廚妊譟璽垢靴董△修譴召5着と7着に入っている。

(13)ヌーヴォレコルト
昨年の香港カップでR.ムーア騎手とのコンビでエイシンヒカリの2着。今年4月のクイーンエリザベス2世Cでは6着に敗れているが、その時は稍重の馬場に苦戦した。11月5日のBCフィリー&メアターフ(G機11着は正直負けすぎの感があったが、11月24のレッドカーペットH(G掘砲望〕して、すぐに巻き返した。その後にアメリカから直接香港に入っている。

(14)スマートレイアー
3歳時の秋華賞(G機2着、昨年のエリザベス女王杯(G機5着があるが、主だった実績は今年の重賞2勝を含めて1800mまで。各メディアで語られている通り、初めての2400mの距離が鍵になるだろう。牡馬混合戦は14年の大阪城S、昨年の米子S、今年の東京新聞杯(G掘砲脳〕を挙げており、意外な相性の良さを見せている。

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2016年12月09日(金) 17:55 甘粕代三
【香港国際競走】レース展望対談〜現地競馬記者”文傑(ぶん・けつ)”氏とHKIR4レースを斬る
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◆プロフィール
文傑(ぶん・けつ)
香港最大の日刊紙『蘋果日報(アップルディリー)』首席競馬記者を務め、今秋より同じく大手日刊紙『星島日報』に移籍。競馬記者経験は20年以上。香港で最も経験と知識を有する競馬記者の一人。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)
東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にのめり込む。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問。


甘粕 さあ、いよいよHKIR(香港国際競走)だね。

文傑 一緒に香港で競馬を見るようになって10年?それじゃきかないね。ずいぶん長く一緒に競馬を見てきたもんだ。今年は日本から13頭の出走頭数レコード、びっくりだよ。よほど日本に使うレースがないんじゃないか?

甘粕 確かに。日本ではスプリンター、マイラー、2000mのビッグレースはもう終わっているからね。その後、香港を目標にする馬が年々増えてるってことさ。それじゃあ、ヴァーズ、スプリント、マイル、カップの順番で検討していこうか。

香港ヴァーズ 第4R 芝2400m 日本時間15:00発走予定
ハイランドリール連覇へ視界良好
相手はフランス馬、ヌーヴォレコルトに厳しいローテ


甘粕 香港はマイル以下のレースが80%以上。中長距離は手薄と認めざるを得ないね。過去10年でも香港馬は1頭しか勝っていない。

文傑 それは仕方ないよ。そういうレース体系なんだから。1シーズンで2400mのG1が2レース、G3が1レースしかないんだから。香港はこれまで長距離レースを重視してこなかったからね。今回は4頭が出走しているけど、気になるのはイースタンエクスプレス1頭だけかな。状態はいいし、2400向きでもある。ただ、格下感はどうしても否めない。プレース(複勝)がいいところだろう。どうしても、もう1頭というのなら、アンティシペーションかな。

甘粕 確かにそうだね。今年の外国馬をどう見る?

文傑 強すぎるよ。香港馬じゃあ全く相手にならないよ。最近10年間でヨーロッパ国が8勝してるだろ。今年のハイランドリールはこれまでのヨーロッパ遠征馬の中でも飛び抜けて強い。

甘粕 去年はこのレースであのフリントシャー負かしてるしね。

文傑 その後も、イギリス、アメリカで最高レベルの2400m戦を勝ってきてるだろ。去年の状態を維持できていれば、連覇の可能性はかなり高いよ。

甘粕 そうだね。これまで香港ヴァーズに出走してきたヨーロッパの馬の中でも飛び抜けている。その他に気になる馬は?

文傑 良績を残しているフランス馬が3頭出走するけれど、この中から2頭。シルバーウェーヴ、ワンフットインヘブンを押しておこうか。

甘粕:同感だね。

文傑 ところで日本勢はどうなの?

甘粕 3頭の中では去年の香港カップ2着馬、ヌーヴォレコルトが筆頭だろう。オークス馬で2400も問題ないし、香港も経験済み。力的にはハイランドリールに肩を並べることはできる。

文傑 確かに香港カップはいいレースだった。

甘粕 今年は日本勢が13頭とレコードを作った。ヌーヴォの中国語馬名は「新紀録」。新記録を作ってもらいたいものだけどね。


香港スプリント第5R 芝1200m 日本時間15:40発走予定
香港馬の独壇場!
ラッキーバブルズ、ペニアフォビア、エアロヴェロシティ


甘粕 香港スプリントは香港馬の独壇場。ロードカナロア連覇とジェイジェイザジェットプレーンの3年を除いて過去10年で7頭の香港馬が勝っている。今年も香港勢が優勢だね。

文傑 今年の香港勢は飛び抜けた馬はいないけれど、平均して高いレベルにある、と言える。よほどのことがなければ今年も香港馬で行けるだろう。

甘粕 その通りだ。サイレントウィットネス、セイクリッドキングダムといった大看板はいないが、一昨年の覇者エアロヴェロシティ、昨年の覇者、ペニアフォビアが揃った上に、新星も台頭している。

文傑 香港馬の中ではラッキーバブルズだろう。安定感抜群。1200では10戦して連を外していない。

甘粕 トライアルのジョッキークラブ・スプリントは明らかに本番を意識した仕上げとレースぶり。後方から自分の脚を確かめるようにきっちりと2着。F.ルイ調教師に話を聞いたが、中間も順調。枠順も内過ぎず外過ぎず絶好の5番枠。視界良好だね。まだ5歳と若いし、香港短距離界に新たなスターが生まれる予感がする。世代交代、新旧対決が香港スプリント、マイル界の現状ではないかと思うけれど、既成勢力はどうかね?

文傑 昨年の覇者、ペニアフォビアは昨季も本番まで勝ち星がなかったが、本番ではきっちりと結果を出した。今季も同じように3戦して負けているが、着差はそれほどでもない。どう仕上げてくるか注目だね。

甘粕 去年は大外枠から果敢にハナを奪って逃げきったが、今年は1枠を引いた。これは有利だね。最内から逃げたら相当しぶといはず。エアロは2枠を引いた。既に8歳馬だが、今季は2戦して3着2回。去年は香港スプリントを前に心房細動、そして、立て直して高松宮記念連覇に向けて日本に着いてレース直前に疝痛と散々なシーズンだったが、今季は順調だね。8歳とはいえセン馬だし、まだまだ老け込む歳ではない。ハナを切らなくてもレースができるしここは要注意だよ。

文傑 トライアル勝ちのノットリスニントゥーミーはいかにもハンディキャップホース。本番ではどこまではまるか。

甘粕 遠征馬をどう見る?

文傑 ヨーロッパ組は全く良績を残していないし、オーストラリア勢だってレベルデインが7歳、テイクダウンは4歳で、まだここでは家賃が高いだろう。それなら日本馬、ビッグアーサーに魅力を感じる。

甘粕 ビッグアーサーはライアン・ムーアに乗り替わったね。ただ、枠が外過ぎる。

文傑 世界のライアンが絶対的不利のシャティン1200mの外枠をどうさばくか、それも見どころだね。それと格下、オールウェザー馬と見られてるけど、香港馬スーパージョッキーには要注意だよ。とてつもない鉄砲馬だ。

甘粕 それはいい穴馬情報だね。ありがとう。


香港マイル第7R 芝1600m 日本時間16:50発走予定
ビューティーオンリーにヘレンパラゴン
サンジュエリーが世代交代実現?


甘粕 マイルも香港の独壇場だ。ここ10年で去年のモーリス以外は香港馬が9勝だよ。今年も香港勢で仕方ない。

文傑 これまでに比べると最強とは言えないが、十分勝負になるんじゃないか。

甘粕 本当にそうだね。まずは香港馬から行こう。期待の香港馬を上げてほしい。

文傑 まずはトライアル勝ちのビューティーオンリーとヘレンパラゴン。オンリーは今季さらに進歩、1600mなら上位3頭に入る可能性は高い。ヘレンパラゴンはトライアル後に状態急上昇。前走は直線で大きな不利があったが、今回はあんなことはないだろう。

甘粕 J.ムーア調教師の話だと、期待の3頭の中にヘレンパラゴンをあげていた。まだ4歳だし、香港には珍しくセン馬ではなく牡馬。この馬の種馬としての将来を考えているんじゃないか、と感じざるを得ない。

文傑 そうだろ。

甘粕 それはそれとして、問題はエイブルフレンドの扱いだよ。引退の危機までささやかれていたが、復活を遂げ前走のトライアルは1600ではなく1200を使って3着。

文傑 それは香港ではよくあることで、長期休養していた馬の眼を覚ますために敢えて短い距離を使うんだよね。4着は立ち直ってきた証拠ではあるけれども。

甘粕 2日のバリアトライアル(注:模擬レース)ではモレイラ騎手が持ったままの2着。相当戻ってきているように見えた。ただ、調教で実際に見た馬体は往年のような張りが感じられなかったのが気になる。

文傑 完全復活は難しいんじゃないか。エイブルは既に往年のエイブルにあらず、だよ。

甘粕 まだ争覇圏内にはいると思うんだけどねえ。香港勢ではサンジュエリーに無限の可能性を感じている。トライアルはスプリントのラッキーバブルズ同様、明らかに本番を意識した作りとレース。後方から自分の脚を測ってきっちりと3着。

文傑 要注意であることは間違いないね。

甘粕 J.サイズ調教師に話を聞いたんだが、1800までは昨季の香港馬王、ワーザーよりも強いというんだよ。確かに春の4歳三冠戦で2冠、1800まではワーザーを負かしているしね。

文傑 うん、ワーザーを負かしているのは確かだ。

甘粕 香港マイル界もスプリント界と同様、世代交代、新旧対決がキーワード。新興勢力の筆頭はサンジュエリーと見ている。頭まであってもおかしくない。

文傑 日本馬はどうなの? 今年は3頭も来たよね。ロゴタイプ以外は勝負になるとみてるんだけど。ネオリアリズム札幌記念モーリスを負かしているし、サトノアラジンだって前走のマイルCSは直線で不利があったんだろ。十分争覇圏内だ。

甘粕 ロゴタイプはシャティンの馬場を隅から隅まで知り尽くしたミルコ(・デムーロ)が騎乗する。ハナに立たなくてもいいタイプで、ビューティーフレームが引っ張る中、番手から早めに抜けだす競馬ができればひょっとするぜ。


香港カップ第8R 芝2000m 日本時間17:30発走予定
モーリス鉄板、相手も日本馬?
香港勢ではブレイジングスピード


甘粕 かつては遠征組に馬場を貸すだけの香港勢だったが、春の4歳クラシック三冠を整えたことをはじめ、距離体系を重視。この10年で4勝をあげている。

文傑 しかし、今年は近年でも最弱と言ってもいい。主力の高齢化とピークアウトは目を覆うばかりだ。

甘粕 デザインズオンロームのことだね。今季初戦は距離不向きの1600を勝って、トライアルも期待したんだけど、予想外の殿負け。一体どうしたんだろう? あのエピファネイアにあっさり勝った時の力には舌を巻いたもんだったが。

文傑 ドバイ遠征帰りの香港馬は大概、復調に失敗するんだ。この馬もその一頭。

甘粕 J.ムーア調教師は“ペースが全て。調整は万全。100%”と言っていたが。

文傑 100%は今の100%で、往年のデザインの100%であるはずがない。3着までに入れば上出来ってところだ。

甘粕 そうだね。おまけに今年はモーリスが秋の天皇賞で2000mを克服、ここはラストランなのでメイチの仕上げでくる。天皇賞の後、マイルかカップか直前まで明らかにしなかったのはライアン・ムーアが乗れるどうか、返事を待っていたんだ。

文傑 それは心強いね。ライアンが乗るんならモーリスは不動の軸馬だよ。相手も日本馬で仕方ないね、エイシンヒカリは去年の香港カップ勝馬だし、今回もハナを切って逃げればモーリスを負かせるんじゃないか?

甘粕 去年は人気薄だったから、あの芸当もできたけど、今回はモーリスにライアン。そうは問屋が卸さないだろう。ただ、この馬もラストランでメイチの仕上げ。日本の超高速馬場では時計が一つか一つ半足りない馬だが、同じオーナーのエイシンプレストンのようにここの馬場が抜群に合う。ただ、1着以外は馬券にならない馬だから、そこが要注意だよ。

文傑 単勝を買って見てればいいってことか。モーリス頭のヒモには考えにくいんだね。

甘粕 そう。日本勢の相手には既に香港で経験があるステファノスラブリーデイクイーンズリングは外枠を引いたのが痛いね。香港勢では何がおすすめ?

文傑 ブレイジングスピードだね。2000mでは11戦して3着以内が6回と安定感抜群。去年の香港カップだっていいレースをしている。香港勢で先着するのは間違いなくこの馬だ。

甘粕 T.クルーズ調教師も自信満々だったよ。トライアル勝ちのシークレットウェポン、ホースオブフォーチュンはどうだろう?

文傑 ハンディキャップホースというか、国際G1の定量戦で戦うにはまだ力が足りないんじゃないか?

甘粕 ここはモーリスから大勝負かけてみたい。1着固定の3連単でもいいと考えている。ルーラーシップのクイーンエリザベスII世カップの時よりも自信あり、だな。


「当てるぞ〜」シャティン競馬場で決意のガッツポーズを決める文傑氏(写真・右)と甘粕氏

★12/10(土)22:15より文傑、甘粕両氏が現地メディアracing.dimbo.tvに生出演!
こちらからご覧いただけます(外部サイトへ移動します)

★今回登場した文傑(ぶん・けつ)氏が香港国際競走で海外プロとして電撃デビュー!
文傑氏の香港国際競走予想はこちらからご覧いただけます。

★日本と香港を股にかけて活躍する甘粕代三(あまかす・だいぞう)氏の香港国際競走予想はこちらからご覧いただけます。

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2016年11月17日(木) 12:15 【ウマニティ】
【香港国際競走】Road to HKIR 舛気◆海外馬券で香港国際競馬。史上空前のメンバーに歴史的売り上げ期待
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 ウマニティ会員の皆さん、初めまして。甘粕代三(あまかす・だいぞう)です。『週刊競馬ブック』『GALLOP』などでこのヘンテコな名前をご覧になったことがある会員さんもおいでになろうかと思います。プロフィールにもあるようにミッドナイトベットの香港カップ優勝に立ち会ってしまったことから香港競馬にのめりこみ、20年近くがたってしまいました。ミッドナイトベットが先頭でゴールインし、ウィナーズサークルへ駆け出して行った時、隣に妙齢の美女を発見! 思わず社台ファームの方ですか、と訪ねたら、河内の家内でございます、と挨拶され吃驚仰天したのが昨日のことのようです。

 さて、サラリーマンを辞めてから、特にここ数年は香港の滞在期間が長くなり、日本の競馬場よりも香港のハッピーバレー、シャティン競馬場を訪ねる回数が多くなってしまいました。香港で最も売れていている競馬新聞『新報馬簿(Hong Kong Daily News Racing Booklet』『新報馬経(Hong Kong Daily News)』やテレビの競馬番組などに依頼され、日本馬が遠征してくる香港の国際競走の際にはコラムや生出演などで日本馬の紹介、そして予想をしてきました。『新報馬簿』が日本の業務を拡大したいということで、この春から新報馬簿の駐日代表とを仰せつかりました。

 業務拡大というのは日本の競馬情報を香港に伝えることが主ですが、折しも日本で海外馬券、サイマル発売が解禁された年に重なり、極めて感慨深いものを感じざるを得ません。5年ほど前の夏、『週刊競馬ブック』でこの8月に亡くなった畏友、石川ワタルさんらと「明日の馬券を考える」という座談会を2回にわたって連載しましたが、その座談会で石川さんと2人で強く訴えたのがサイマル馬券の解禁、海外馬券を発売することだったのです。昨年の凱旋門賞に出発するその朝、癌が見つかってパリ行きをキャンセルした石川さんは、日本初のサイマル発売となった凱旋門賞を前に8月下旬、旅立たれました。石川さんにサイマル馬券を楽しんで貰いたかったという思いを心から消し去ることはできません。

 さて、その石川さんも大好きだった香港国際競走、HKIRがいよいよ1ヵ月後の12月11日に迫りました。既に日本からはG1の4競走に38頭が予備登録を済ませ、天皇賞で距離の壁を打ち破ったモーリスエイシンヒカリをはじめ招待が決まった馬が続々と出てきています。アルゼンチン共和国杯、マイルCSが終わって最終的な顔ぶれが決まりますが、日本勢は史上最高の顔ぶれになる予感がしてなりません。



 昨年のHKIRではエイシンヒカリが最高峰の香港カップを圧勝し、日本のマイル王、モーリスが世界一のレベルと層を誇る香港マイラー陣を破って、帰国後には年度代表馬と選ばれました。世界の競馬シーンでも屈指のあのHKIRを指をくわえて馬券を買えず、悔しい思いをされたファンの方も多いかと思いますが、12月11日にはその悔しい思いを馬券にぶつけることができます。それも今年のダービー馬、マカヒキが挑戦した凱旋門賞のように眠い目を擦りながらではなく、日本の競馬とほぼ同じ時間帯にG1レースが4つも楽しめるのです。深夜帯の発売、発送であった凱旋門賞が約42億円売り上げたのですから、時差が1時間しかなくこれまでで最高の顔ぶれが予想される4レースのG1が行われるHKIRの売り上げは200億円を突破するのではないか、と確信しています。

 凱旋門賞の際には友人である友道康夫調教師の応援もかねてパリを訪れましたが、パソコンで日本のスポーツ新聞などのニュースを見ていて不思議でなりませんでした。マカヒキの一挙手一投足はいずれのメディアも大々的に報じている一方、迎え撃つ欧州勢の情報が極めて乏しいのです。サイマル馬券発売を可能にした昨春の競馬法改正の際、JRAは海外の出走馬に関しては国内レースと同様の情報を提供することと注文を付けられているのですが、こと凱旋門賞の報道ぶりを見る限り、この注文は果たされていなかったと断じざるを得ません。

 というような訳で、ウマニティの場をお借りして香港馬の動向を会員の皆さんにお知らせしようとこのコラムを始めた次第です。香港競馬は今年、9月3日から開幕し、最大のイベントであるHKIRに向けて激しいレースを繰り広げ、20日のトライアル3レースで史上最高の日本勢を迎え撃つ地元、香港勢の顔ぶれが決まります。次回以降はシーズンインからこれまでの情勢、そしてHKIRに向けた香港のレース体系などを随時お伝えしたいと考えています。4日からは香港入りしてトライアル前の、そしてトライアルの結果など細大漏らさずお伝えし、本番の前日には得意ではない予想もお届けしたします。ぜひご期待ください!
(写真提供:HKJC)

※次回のコラムは11月18日(金)公開予定になります。

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★こちらもあわせてお読み下さい。
日本と香港を股にかけて活躍する「香港競馬のスペシャリスト」が海外プロ予想家第2弾としてデビュー決定!
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■甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。
卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、
同台北開設支局長などを務める。中国留学中に香港競馬を初観戦、
94年ミッドナイトベットの香港カップ制覇に立ち会ったことから
香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を
日本から香港に。香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、
テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)
駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2016年11月05日() 11:00 みんなの競馬コラム
【アルゼンチン共和国杯】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,093ビュー コメント 0 ナイス 6

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

先週の天皇賞(秋)は、懸念していた地下馬道での入れ込みが響いたのか、エイシンヒカリがなかなか進んでいかずに想定外のスローペース。こうなればマイラーや、2000m<1800m型が有利になります。それでもM・デムーロ騎手の、ルージュバックを外から締めながらも2000mでは長い脚が付かないリアルスティールの追い出しを我慢した騎乗は見事でした。これで天皇賞(秋)は3年連続のスロー。以前とレースの質がかなり変わってきています。特に2000mという距離はマイルと2400mの中間点ですから、ペースが結果に与える影響は大です。

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私は現在大学3年で、うまカレは3年の秋(今週)に代替わりとなるので、私がうまカレとしてコラムを寄稿するのは今回が最後となります。競馬には様々な楽しみ方がありますが、「自分で情報を分析して結論を導き出す」レース考察という楽しみ方は、おそらく最も普及している楽しみ方だと思いますし、世界的にみてもこれだけレース考察というものが発展しているのは日本だけで、日本人の性にも合っているのかなと感じます。

中学2年のときにサラブレッドの血統・配合というものに興味を持ち勉強するようになってから、「このレースは○○系が良い」という一義的な主張だけで血統予想と名を打っているものに疑問を感じていました。統計的に成績が良いから、平場などでそれをするのなら分からなくもないのですが、重賞やGIでは、「血統予想」や「血統分析」として表に出す者であれば、1頭1頭に焦点を当てるべきではないかと思ってきました。私は、望田潤氏の言葉をお借りすれば、『「血統表と現実に何が表出しているのかとのすり合わせ」によってその馬の真実に迫ろうとすること』が血統予想だと思っていて、そのことが伝われば良いなと思い書いてきました。

11か月間、ありがとうございました。

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アルゼンチン共和国杯が行われる2500mは、日本ダービーやジャパンカップの2400mと100mしか差はありませんが、スタート直後にホームストレッチの坂を登るからか、スタミナ型の馬が集まるからか、求められるスタミナがケタ違いに異なります。近年の天皇賞(春)や菊花賞以上にスタミナが求められると言っても過言ではないでしょう。

また、スタミナという単語の定義も曖昧で、競馬予想で用いられる「スタミナ」というのは「持続力」に近く、単に長い距離を走る能力ではなく、トップスピードを持続させる能力という意味合いで考えた方が良いと思います。

東京2500mはどうか
シュヴァルグランは、もちろんスタミナがないわけではありませんが、ジャスタウェイアドマイヤラクティら比べるとハーツクライのスタミナ≒持続力を増幅する配合とはいえず、東京2500mの末脚比べとなると不安があります。かといって斬れ味比べになり易い2400mのジャパンカップでは斬れ不足で、Halo≒Red Godのニアリークロス、「父中長距離馬×母父マイラー」の配合系らしい機動力を活かした競馬がベストパフォーマンス発揮の場なのでしょう。とするとやはり狙い目は「有馬記念」ということでしょうか。

好配合が本格化ならば・・・
同厩舎、同馬主のヴォルシェーブは、母ヴェイルオブアヴァロンがサンダーガルチ×ウインドインハーヘアという血統(ディープインパクトの半姉)。このウインドインハーヘアという血は、もの凄い名血なのですが、母Burghclereがスタミナ≒持続力、粘着力、底力の塊で、本来はブラックタイドキタサンブラックのようなタイプの馬を出すのが普通で、ディープインパクトが異常なのです。そのBurghclereの格となる血が、Hyperion、Donatello、Fair Trial、(Wild Risk)で、サンデー系の有力種牡馬でこの血を豊富に持っているのはアグネスタキオンヴォルシェーブの父であるネオユニヴァース。ヴェイルオブアヴァロンは父サンダーガルチもHyperion×Donatelloのハイトットを持っていますし、こういう重厚な血というのは牡馬の方が大成しやすいので、代表産駒がアグネスタキオン産駒の牡馬であるリルダヴァルというのも納得。本来は、スタミナ≒持続力がストロングポイントで晩成の血でながら、3歳時にセントポーリア賞を勝ち、上がりだけの競馬で結果を残しているあたりが大物の相。この血が5歳秋で本格化の兆し、且つ55キロで手が合いそうなM・デムーロ騎手が鞍上ならば好評価せざるを得ません。

舞台適正高い
アルバートは、Fall Aspen(ティンバーカントリーの母、Dubai Millenniumの母母)や、ダンシングキイ(ダンスインザダークの母)や、ノーザンテーストや、ガーサントのスタミナが伝わっているステイヤー。中山3600mのステイヤーズSを制していますが、外回り向きの体質走法で、この舞台は絶好ではないでしょうか。
フェイムゲームも、父と母のスタミナが伝わりすぎてアドマイヤラクティのように能力はGI級だけれども日本で勝てるGIがない…というタイプ。今は外差しが効く馬場ですし、少なくとも3着争いはしてくれるでしょう。

このメンバーだと・・・
モンドインテロは、〆GのメトロポリタンSのメンバーレベルが低かった、△笋辰僂2500mでディープvsハーツならば後者を評価したい、という点で人気ならば3着までと決め打ちたいです。母系のAcropilisがDonatello×Hyperionで母母がRose Red、Alycidonの全弟という超名血でBurghclereを強力に増幅していますし、ブライアンズタイムも入りますから、ディープ産駒の中でもスタミナに富んでいるタイプではありますが、相対的にみて…ということです。

久しぶりに馬券圏内の可能性
一昨年のダービー馬ワンアンドオンリーは、字面的には母ヴァーチュがタイキシャトル×Danzigのスプリンター(1200mで3勝)ですが、突き詰めればキタサンブラックメジャーエンブレムダイワスカーレットと同じ血をベースにしたスタミナ≒持続力、粘着力が武器の配合で、だからこそ日本ダービーで前受けして栄冠を掴んだのだし、激流だった神戸新聞杯でのサウンズオブアーストーホウジャッカルとの死闘を制することができました。本来は先行してベストパフォーマンス発揮となるのでしょうが、テンのスピードが無く父譲りの胴長体型のためコーナリングも得意ではないので、「広いコースで先行(しやすいように小頭数ならより良い)」がベスト。ダービーにしろ、ドバイシーマクラシック(3着)にしろ、ジャパンカップにしろ(勝ち馬から0.3秒差)そういうコースでそういう競馬をしていました。今年のパフォーマンスをみても衰えは感じないし、相手関係的にも2歳時のラジオNIKKEI杯2歳Sや弥生賞や皐月賞のように、後方からジリジリと脚を使い続ければ久しぶりに馬券圏内も有り得ると考えています。

レコンダイトは、スタミナがあって広いコース向きの馬。同舞台で同斤量だった目黒記念でも0.2秒差2着ですから当然警戒が必要です。
クリールカイザーは、一昨年2着ですが、今の東京が外差し有利な点がどうかでしょう。
そういう馬場を考慮すれば、ムスカテールや51キロのトレジャーマップも3着ならなくもないかもしれません。
ショウナンバッハは、小回り向きの差し馬で東京2500mでの末脚比べでは違うというイメージです。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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エイシンヒカリの口コミ


口コミ一覧
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ステファノス陣営が金鯱賞(G2)へ絶好調宣言も「最大の敵」は昨年大きな"物議"を呼んだ中京の馬場状態?─Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2017年3月9日 15時15分 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2791.html

「6歳を迎えて完成期にある」
 8日、ステファノス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)の最終追い切りを見守った藤原調教師は『スポニチ』の取材にそう答えた。栗東のCウッドで川田将雅騎手を背に単走で追い切られた古豪は6ハロン77.8秒、ラスト12.1秒と香港遠征帰りを思わせない順調な仕上がり具合を披露している。
 1週前の2日にも同コースで併せ馬を行い83.7秒、ラスト12.0秒で先着を果たしていたステファノスだが、この最終追い切りでさらに調子を上げた様子。この動きに陣営も「最近では一番いい状態」と太鼓判を押している。
 この分であれば大阪杯(G1)の前哨戦となる11日の金鯱賞(G2)もいきなりのエンジン全開を期待したいところだ。だが、最近のステファノスの実績を振り返ると、どうにも「叩き良化型」のような気がしないでもない。
 香港の国際G1での活躍の他に、日本でも天皇賞・秋(G1)で2着と3着の実績があるが、共に10番人気、6番人気で"激走"を見せている。このような結果になっているのも、前哨戦の毎日王冠で良いところなく敗れているからだ。
 だからこそ、今回も目標はあくまで本番の大阪杯......この金鯱賞では期待薄なのではないだろうかと考えがちだが、どうやら毎日王冠には明確な敗因があるようだ。
「2年前の毎日王冠は東京の開幕週ということもあって、後ろの馬にはほぼノーチャンスの馬場状態でした。ステファノスも後方からアンビシャスに次ぐ上がり3ハロン33.2秒の脚で追い込んでいますが、逃げ切ったエイシンヒカリが34.0秒では前に追いつくのは至難の業......結局、上がり最速のアンビシャスと共に掲示板外に惨敗しています。2頭とも本番ではきっちりと巻き返しているだけに、あれが本来の走りでないことは明らかでした。
 昨年の毎日王冠は前年の反省を活かして、いつもより前目の競馬を試みたのですが、最後の直線で前が完全に塞がる不運。結局ゴールまで、ほぼ何もさせてもらっていません」(競馬記者)
 確かに毎日王冠の敗戦を除けば、宝塚記念(G1)の前哨戦の鳴尾記念(G3)では2着、香港のクイーンエリザベス2世C(G1)前の中山記念(G2)でも3着と、休み明けでもきっちりと結果を残しているステファノス。ならば今回も期待できそうだが、如何せん勝ち切れない点が......。
次のページ 昨年の高松宮記念で起きた「異変」

「先月16日から時計を出していますし、陣営も話している通り状態は良いですよ。マカヒキを降ろされてしまった川田騎手としては、大阪杯で何とか存在感を発揮したと思っているでしょうし、この馬に対するモチベーションは高いでしょうね。チャンスは充分あると思いますよ」(同)
 だが、今年の金鯱賞は中京競馬場の"開幕日"の開催となるだけに、毎日王冠のように前を捕らえ切れずということもあり得る。状態はすこぶる良いようだが、昨年のこの時期の中京には大きな物議を呼んだ"疑惑"があるから心配だ。
 昨年の高松宮記念(G1)はビッグアーサーが快勝したが、タイムは1:06.7という、中京競馬場改装後の高松宮記念レコードとなるロードカナロアの1.08.1を1.4秒も短縮するスーパーレコード。異常な高速決着に、観戦したファンは一時騒然となった。
 実は、高松宮記念の前日の岡崎特別(1000万下)で1200mのレコードがいきなり更新されたのだ。さらに、そのレコードが今度は高松宮記念当日の500万下でまたも塗り替えられる珍事。
 最終週の中京競馬で1200mのレースは、先述した岡崎特別とこのレース、そして高松宮記念の3鞍しかない。言い換えれば、最終週の中京競馬は「芝のスプリント戦が行われるたびに、レコードが塗り替えられ続けた」ということだ。
 これほどの高速馬場では当然、前の馬が大きく有利となり、後方から競馬をするほとんどの馬がお手上げといった状況だった。今週から開幕する中京競馬場だが、果たしてどのような馬場コンディションで開幕を迎えるのか。
 久々の勝利を目指す末脚自慢のステファノスにとっては、少なくとも"公平な"馬場でレースを迎えたいところだ。大阪杯を睨む好メンバーが集った一戦だけに"戦う"のはライバルだけにしたい。

 グリーンセンスセラ 2017年03月05日() 23:57
【金鯱賞(G2)展望】 
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【金鯱賞(G2)展望】ステファノスVSヤマカツエース「2000mの鬼」が大阪杯の覇権を懸け激突!天才・武豊騎手の手腕でリアファル「再生」なるか─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年3月3日 21時30分
http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2755.html


4月の大阪杯がG1昇格を果たしたことに伴い、12月から3月の中京開催に移設された金鯱賞(G2)。注目の新G1の前哨戦として、ビッグタイトルに照準を合わせる好メンバーが集った。
 その中でも中心視されているのは、実力派のステファノス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)だ。
 勝利こそ2014年10月の富士S(G3)まで遡らなければならないが、天皇賞・秋(G1)の2着、3着を始め、香港の国際G1でも2着、3着があるなど本質的に2000mがベストであることは間違いない。
 特に昨秋の天皇賞では3着に敗れたものの、上がり最速の末脚でアンビシャスやロゴタイプ、ルージュバックといった、今年の大阪杯でも強敵になりそうなライバルに先着。勝ったモーリスが引退した今、2000mでは一枚上の存在だ。
 そして、もう一頭ステファノスと同様に2000m戦に大きな自信を持っているヤマカツエース(牡5歳、栗東・池添兼雄厩舎)も当然要注意の存在。
 昨年12月の金鯱賞を始め、すでに2000mで重賞3勝を上げているス。他にもニュージーランドT(G2)勝ちがあるが、すべて坂のあるコースで勝っていることからもパワー勝負は得意。中京2000mはもちろんのこと、本番の阪神2000mでも大きな期待を持てる存在だ。
 また、確かな進歩を見せたのが昨年末の有馬記念(G1)だった。


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 これまでは重賞では勝ち負けするものの、G1になると強敵の壁に跳ね返されていたヤマカツエー。ところが、有馬記念では後方から上がり最速の脚を使い4着。馬券圏内はならなかったが、サトノダイヤモンドやキタサンブラックら現役トップクラスを相手に、堂々と渡り合っている。
 今年こそ悲願のG1タイトルを狙うのは、女傑ルージュバック(牝5歳、美浦・大竹正博厩舎)も同様だ。
 3歳の頃から牡馬に交じってきさらぎ賞(G3)を勝つなど「G1級」と言われ続けていた存在だが、オークス2着を最後にG1タイトルには手が届いていない。それでも昨年はエプソムC(G3)と毎日王冠(G2)を連勝。天皇賞・秋ではモーリスやエイシンヒカリといった国際G1馬2頭に続く、3番人気に支持された。
 しかし、そのレースでも7着惨敗。重賞3勝はいずれも1800mで、あと200mが大きなテーマとなっている。主戦の戸崎圭太騎手は先日のオーシャンS(G3)で今年のJRA重賞初勝利を上げ勢いに乗っているだけに、ここでその壁を突き破って本番を迎えたい。
 年明けから快進撃を続け「最強世代」といわれている明け4歳勢からは、東京新聞杯(G3)を2着したプロディガルサン(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎)が挑戦する。
 初のマイル挑戦となった前走の東京新聞杯は、まさに目の覚めるような極限の末脚だった。1000mの通過が62.2秒という極端なスローペースで、最後の直線だけの瞬発力勝負となった一戦。プロディガルサンは菊花賞以来の休み明けで+22圓覆ら、勝ったブラックスピネルを強襲した。
 なお、記録した上がり3ハロン32.0秒は、東京マイルで史上最速の末脚である。
 述べるまでもなく、大きな上積みが見込めそうな今回。リアルスティールの全弟という血統背景からも2000mは守備範囲で、ここを勝つようなら一気にG1制覇が見えてくる。
 天才・武豊騎手がリアファル(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)をどう"再生"するのか。大きな注目が集まっている。


次のページ 武豊騎手が再生のきっかけに?

2015年には神戸新聞杯(G2)を逃げ切って快勝し、菊花賞(G1)で3着。年末の有馬記念でも3番人気に推されたほどの逸材だった。だが、レース中に故障を発症し長期休養余儀なくされる。
 帰ってきたのは昨年12月の金鯱賞。そこで見せ場たっぷりの5着と好走し、復活へ確かな足掛かりを掴んだかに思われたが、2番人気に支持されるなど期待された前走のAJCC(G2)では見る影もなく13着に大敗した。
 そこでこの馬を何とか復活させたい陣営は、名手・武豊に手綱を託すことを決断。キタサンブラックの主戦であるため本番で乗ることはできないが、世界屈指の逃げの技術を誇る天才騎手に再生を託した。
 他にもオークス馬のヌーヴォレコルトやタッチングスピーチなど、牡馬顔負けの名牝もスタンバイ。昨年の金鯱賞で2着したパドルウィールや、1番人気に支持されていたヴォルシェーブなど、伏兵陣にも骨っぽいところが揃った。
 3月に移設されたことで大阪杯に向けての重要なステップレースに生まれ変わった金鯱賞。好メンバーが集った注目の一戦は、11日(土)の15時25分に発走予定だ。

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 グリーンセンスセラ 2017年03月05日() 23:16
JRA初の「外国人調教師」!?  角界や野球界で 
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JRA初の「外国人調教師」!? M.デムーロ騎手が思い描く「引退後」と「母国の事情」、そしてその実現可能性は?─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年3月3日 21時30分
http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2741.html

 現在全国リーディング1位、G1含め重賞で無類の勝負強さを誇るM.デムーロ騎手。そんなデムーロ騎手が、今後の「キャリアプラン」を明かした。
 藤岡佑介騎手が「netkeiba.com」内で連載中のコラム「with佑」に登場したデムーロ騎手。藤岡騎手が「引退後」についての質問をした際「日本で調教師になりたい」と発言したのだ。
 もちろん、体が動く限り騎手を続けるとも発言しており、当分は騎手として活躍する予定だ。それにしても、引退後も日本で調教師になりたいと思うとは......もともと日本好きなのは競馬ファンなら周知の事実だが、それほど日本に思い入れがあるとは......。
「母国イタリアの競馬は財政難で、賞金の支払いが遅れることも日常的。騎手引退してイタリアに帰っても、競馬関係で充実した仕事に就くのは難しいかもしれません。
日本は賞金も高く、何よりデムーロ騎手は日本競馬に完全にフィットしています。家族も日本に住んでいますし、このままずっと日本のホースマンとして過ごしたいと思っていてもおかしくないでしょう」(競馬記者)
 JRA騎手となってから3年経ち、どうやら日本をますます好きになっている印象のデムーロ騎手。その裏には、母国競馬の衰退があるようだ。

次のページ 外国人調教師の実現可能性

「外国人が調教師になる」と聞いても、競馬ファンとしてはイマイチイメージできない部分もある。しかし、調教師試験の要領にも、外国人が受ける場合の注意事項などが記されているように、可能性がゼロではない。
「エイシンヒカリやオルフェーヴル、ジャスタウェイなど、日本馬が世界最高クラスの評価を受けることも珍しくなくなった昨今、賞金の高さを含め日本競馬への興味は増しているはずです。
フランスで活動する小林智調教師など海外で活躍する日本人調教師もいますから、逆があってもおかしくないですよね」(同)
 デムーロ調教師誕生は、どうやら単なる夢物語ではない様子。またも日本競馬の新たな姿を見せてくれるのか。ずいぶん後だろうが、注目していきたい話題だ。

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エイシンヒカリの掲示板

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1:
  ウィキウィキ   フォロワー:13人 2016年6月18日() 23:28:41
エイシンヒカリ(A Shin Hikari)
残念ですけど…仕方ないんですね…(´;ω;`)

エイシンヒカリの写真

エイシンヒカリ
エイシンヒカリ

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2016年10月30日天皇賞(秋) G112着
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2016年10月30日 天皇賞(秋) G1 12着
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