エイシンヒカリ(競走馬)

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エイシンヒカリ
エイシンヒカリ
写真一覧
抹消  芦毛 2011年5月3日生
調教師坂口正則(栗東)
馬主株式会社 栄進堂
生産者木田牧場
生産地新ひだか町
戦績15戦[10-0-0-5]
総賞金19,731万円
収得賞金19,560万円
英字表記A Shin Hikari
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
キャタリナ
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Carolina Saga
兄弟 エイシンティンクルエーシンシャラク
前走 2016/12/11 香港カップ G1
次走予定

エイシンヒカリの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/12/11 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------10** 牡5 57.0 武豊坂口正則513(--)2.02.1 1.2----モーリス
16/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 15114.5212** 牡5 58.0 武豊坂口正則502(--)2.00.6 1.335.5モーリス
16/06/15 イギ 4 プリンスオブ G1 芝2000 6--------6** 牡5 57.0 武豊坂口正則---- ------マイドリームボート
16/05/24 フラ 5 イスパーン賞 G1 芝1800 9--------1** 牡5 58.0 武豊坂口正則--1.53.2 ------ダリヤン
15/12/13 香港 8 香港カップ G1 芝2000 13--------1** 牡4 57.0 武豊坂口正則503(--)2.00.6 -0.1----ヌーヴォレコルト
15/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18594.329** 牡4 58.0 武豊坂口正則500(0)1.59.1 0.734.7ラブリーデイ
15/10/11 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 138134.911** 牡4 56.0 武豊坂口正則500(+6)1.45.6 -0.234.0ディサイファ
15/06/14 東京 11 エプソムC G3 芝1800 13563.021** 牡4 56.0 武豊坂口正則494(-2)1.45.4 -0.034.6サトノアラジン
15/05/16 京都 11 都大路S OP 芝1800 13222.111** 牡4 57.0 武豊坂口正則496(-2)1.45.7 -0.235.0グランデッツァ
14/12/13 阪神 11 チャレンジC G3 芝1800 12441.919** 牡3 56.0 岩田康誠坂口正則498(+6)1.46.8 0.936.4トーセンスターダム
14/10/19 東京 11 アイルランド OP 芝2000 8221.411** 牡3 54.0 横山典弘坂口正則492(+8)1.58.3 -0.635.8エックスマーク
14/09/28 阪神 10 ムーンライト 1600万下 芝2000 14571.411** 牡3 54.0 岩田康誠坂口正則484(0)1.59.6 -0.335.5スミデロキャニオン
14/06/07 阪神 10 三木特別 1000万下 芝1800 11782.111** 牡3 54.0 岩田康誠坂口正則484(-4)1.47.8 -0.632.8マルタカシクレノン
14/05/18 京都 6 3歳500万下 芝1800 8551.211** 牡3 56.0 和田竜二坂口正則488(-4)1.45.5 -0.534.5コウエイワンマン
14/04/26 京都 5 3歳未勝利 芝1800 18473.711** 牡3 56.0 岩田康誠坂口正則492(--)1.45.7 -0.834.3④④カレンヴィットリア

エイシンヒカリの関連ニュース

 2015年香港C、16年イスパーン賞(フランス)と海外でGIを2勝したエイシンヒカリ(牡6)が11日、今年から種牡馬生活を送る北海道新ひだか町・レックススタッドに到着した。種付料は受胎条件250万円、出生条件300万円。

エイシンヒカリの競走成績はこちら

エイシンヒカリ、14日に香港から帰国2016年12月14日(水) 05:01

 ラストランの香港カップを10着で終えたエイシンヒカリ(栗・坂口、牡5)は14日に帰国する。兵庫県の三木ホースランドパークで輸入検疫、岡山県の栄進牧場で着地検査を受けてから、北海道新ひだか町のレックススタッドに移動し、来春からの種牡馬生活に備える。坂口調教師は「レースについては、ああいう競馬(大逃げ)しかない馬だからね。とにかく最後のレースを無事に終えてくれて安心した」と語った。

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【香港カップ】エイシンヒカリ連覇へ豊「去年よりいい」2016年12月9日(金) 05:09

 エイシンヒカリは、武豊騎手を背に芝コースで単走。道中は少し力むしぐさを見せたが、しっかり伸びて6ハロン75秒6−2ハロン21秒7を計時した。鞍上は「ベリーグッド。絶好調だね。追い切りだけなら去年よりいい感じ。同じ結果を出せるように頑張りたい」と連覇への意欲を見せた。

 ゲート番は1番。平井克彦オーナーは「馬番が1で、1番枠で勝てたら1がそろうね。ロスのない最内枠が一番いい」と力を込めた。今後については「基本的にはここで引退して、レックススタッド(北海道新ひだか町)で種牡馬入りする予定です。数年後にフランスに持っていく話もあるし、初年度産駒をフランスに連れて行くことも考えています」と夢のあるプランを口にした。

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エイシンヒカリの関連コラム

閲覧 1,040ビュー コメント 0 ナイス 2

日本馬が大挙13頭出走する香港国際競走デーが目前に迫ってきた。海外馬券発売レース第四弾となる今回も、これまで同様に出走馬全頭の短評をお伝えしていく。発走時刻順に1レースずつ公開するので、ぜひ参考にしていただきたい。まずは香港ヴァーズだ。

(1)ハイランドリール
昨年同様、R.ムーア騎手とのコンビで連覇を狙う。今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G機⊆2400m)の優勝馬で、凱旋門賞(G機砲ファウンドの2着。その後にはアメリカでBCーフ(G機⊆2400m)も制している。凱旋門賞のように好位でも競馬ができ、前走のBCターフのように逃げても強い馬。G機4勝の実績もここでは群を抜く。

(2)シルバーウェーヴ
マカヒキが勝ったニエル賞と同日に行われたフォワ賞(G供⊆2400m)の優勝馬。凱旋門賞(G機砲砲盻仭(13着)していたので、ハイランドリールと同じく日本の競馬ファンの認知度も高いはず。フォワ賞の前には7月にサンクルー大賞(G機⊆2400m)に優勝し、さらに遡ると、5月にはイスパーン賞(G機⊆1800m)でエイシンヒカリの3着に入っている。末脚が切れるというよりは、持続して脚を使うタイプだ。

(3)ビッグオレンジ
7月にイギリスでプリンセスオブウェールズS(G供⊆2400m)とグッドウッドC(G供⊆3200m)でどちらも昨年に続いての連覇を達成し、オーストラリアのメルボルンC(G機砲妨かって10着に敗れている。その後もオーストラリアに残り、11月12日の前走ジッピングクラシック(G供⊆2400m)は逃げて最後まで粘ったが、ゴール前で2頭に交わされて3着に敗れた。

(4)サトノクラウン
ドゥラメンテリアルスティールを抑えて1番人気になった昨年の皐月賞(G機砲魯好拭璽箸任僚价戮譴響いて6着に終わった。前走の天皇賞・秋(G機砲離譟璽恒覗を見返しても、その不安はまだ完全に払拭するまでには至っていない感がある。ダービー(G機砲任3着や重馬場で快勝した今年2月の京都記念(G供砲鮓る限り、そのポテンシャルの高さは疑いようないところだが、敗因のハッキリとしない大敗もあるのが難点だ。

(5)ヘレンハッピースター
昨年5月にクイーンマザー記念C(香G掘⊆2400m)に優勝し、昨シーズンは12月に香港ヴァーズ(G機法5月にチャンピオンズ&チャターC(G機砲納2400mを使われてどちらも5着に敗れている。今シーズンの3戦のうち、1800m以下の2戦は後方でレースを終えている(9着と14着)が、前走のジョッキークラブC(G供砲脇┐欧4着に頑張った。

(6)ガルリンガリ
フランスからの遠征馬で、5歳にしてすでに46戦をこなしたタフガイ。今年も香港ヴァーズ(G機砲すでに12戦目になる。今年の4戦目と5戦目にあたる3月のエクスビュリ賞(G掘⊆2000m)と4月のアルクール賞(G供⊆2000m)を制し、G気任歪掌紊離ネー賞(G機砲3着、7月のサンクルー大賞(G機砲5着に入っている。

(7)ワンフットインヘヴン
6月のシャンティイ大賞(G供⊆2400m)の勝ち馬。その後の7月のサンクルー大賞(G機6着から9月のフォワ賞(G供4着、10月の凱旋門賞(G機6着というローテーションはシルバーウェーヴと同じだが、同馬はその後に10月16日のコンセイユドパリ賞(G供⊆2400m)で2つ目の重賞タイトルを獲得した。母のプライドは2006年の香港カップ(G機砲陵ゾ’呂任發△襦

(8)ケシュア
シンガポール移籍前にはアルゼンチンで走り、エンサヨ賞(G供⊆1800m)に優勝している。シンガポールでは2014年のシンガポールゴールドC(星G機⊆2200m)や2015年のシンガポールダービー(星G機⊆2000m)を制し、2015年のシンガポール航空国際C(G機砲任3着に入り、マイネルフロストに先着を果たしている。今年はシンガポール国内の重賞を2勝し、前走のシンガポールゴールドCは好位の直後からジリ脚で5着に敗れた。

(9)フレイムヒーロー
昨シーズンは今年1月のジャニュアリーS(香G掘⊆1800m)が唯一の重賞での勝ち星。その他にも2月のセンテナリーヴァーズ(香G掘⊆1800m)で3着、6月のプレミアプレート(香G掘⊆1800m)での2着がある。今シーズンは後方からの競馬に徹して、初戦11着、2戦目10着と冴えなかったが、ジョッキークラブC(G供砲任2着に来て穴をあけた。芝2400mは今年4月のクイーンマザー記念C(香G掘砲1度経験しており、そのときは最下位に敗れている。

(10)ベンジニ
ニュージーランドの調教馬だが、重賞初勝利は今年6月にオーストラリアで挙げたブリスベンC(G供⊆2400m)。後方から大外を回って押し上げ、直線で末脚を繰り出した。今シーズンはニュージーランドに戻り、リヴァモルクラシック(G機⊆2040m)で6着。その後がOMFステークス(G掘2000m)2着、イーグルテクノロジーS(G掘1800m)5着というステップで香港国際競走に出走してきた。母のパリスパフュームは、日本で繁殖生活を送ったフレイムオブパリがクロフネの子供をお腹に宿したまま輸出され、オーストラリアで誕生した馬である。

(11)イースタンエクスプレス
昨シーズンの香港4歳シリーズで二冠目の香港クラシックC(香G機⊆1800m)がサンジュエリー、ワーザーに続く3着(ブリザードとの同着)。三冠目の香港ダービー(香G機⊆2000m)がワーザーの9着だった。今シーズンはクラス2で2着し、その後は中位からの競馬でササレディースパース(G掘砲3着、ジョッキークラブC(G供砲6着。2000mを超える距離は初めてになる。

(12)アンティシペーション
A.オブライエン厩舎から香港に移籍した馬。アイルランドではテーブルロックの名前で走り、準重賞のサーヘンリーセシルS(芝1600m)での勝利を含む8戦4勝、2着3回の戦績を残した。香港では今シーズン初戦にクラス2を勝ち、移籍22戦目にしてようやく初勝利。今年4月のクイーンマザー記念C(香G掘2着があり、ササレディースパース(G掘砲肇献腑奪ークラブC(G供砲任蝋グ魅哀襦璽廚妊譟璽垢靴董△修譴召5着と7着に入っている。

(13)ヌーヴォレコルト
昨年の香港カップでR.ムーア騎手とのコンビでエイシンヒカリの2着。今年4月のクイーンエリザベス2世Cでは6着に敗れているが、その時は稍重の馬場に苦戦した。11月5日のBCフィリー&メアターフ(G機11着は正直負けすぎの感があったが、11月24のレッドカーペットH(G掘砲望〕して、すぐに巻き返した。その後にアメリカから直接香港に入っている。

(14)スマートレイアー
3歳時の秋華賞(G機2着、昨年のエリザベス女王杯(G機5着があるが、主だった実績は今年の重賞2勝を含めて1800mまで。各メディアで語られている通り、初めての2400mの距離が鍵になるだろう。牡馬混合戦は14年の大阪城S、昨年の米子S、今年の東京新聞杯(G掘砲脳〕を挙げており、意外な相性の良さを見せている。

★香港国際競走 出走馬全頭の短評コラム一覧
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香港スプリント〜出走馬全頭の短評
香港マイル〜出走馬全頭の短評
香港カップ〜出走馬全頭の短評
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藤田将大プロの香港国際競走予想一覧はこちらから。
※予想は12/11(日)午前中公開の予定です。


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2016年11月17日(木) 12:15 【ウマニティ】
【香港国際競走】Road to HKIR 舛気◆海外馬券で香港国際競馬。史上空前のメンバーに歴史的売り上げ期待
閲覧 796ビュー コメント 0 ナイス 2

 ウマニティ会員の皆さん、初めまして。甘粕代三(あまかす・だいぞう)です。『週刊競馬ブック』『GALLOP』などでこのヘンテコな名前をご覧になったことがある会員さんもおいでになろうかと思います。プロフィールにもあるようにミッドナイトベット香港カップ優勝に立ち会ってしまったことから香港競馬にのめりこみ、20年近くがたってしまいました。ミッドナイトベットが先頭でゴールインし、ウィナーズサークルへ駆け出して行った時、隣に妙齢の美女を発見! 思わず社台ファームの方ですか、と訪ねたら、河内の家内でございます、と挨拶され吃驚仰天したのが昨日のことのようです。

 さて、サラリーマンを辞めてから、特にここ数年は香港の滞在期間が長くなり、日本の競馬場よりも香港のハッピーバレー、シャティン競馬場を訪ねる回数が多くなってしまいました。香港で最も売れていている競馬新聞『新報馬簿(Hong Kong Daily News Racing Booklet』『新報馬経(Hong Kong Daily News)』やテレビの競馬番組などに依頼され、日本馬が遠征してくる香港の国際競走の際にはコラムや生出演などで日本馬の紹介、そして予想をしてきました。『新報馬簿』が日本の業務を拡大したいということで、この春から新報馬簿の駐日代表とを仰せつかりました。

 業務拡大というのは日本の競馬情報を香港に伝えることが主ですが、折しも日本で海外馬券、サイマル発売が解禁された年に重なり、極めて感慨深いものを感じざるを得ません。5年ほど前の夏、『週刊競馬ブック』でこの8月に亡くなった畏友、石川ワタルさんらと「明日の馬券を考える」という座談会を2回にわたって連載しましたが、その座談会で石川さんと2人で強く訴えたのがサイマル馬券の解禁、海外馬券を発売することだったのです。昨年の凱旋門賞に出発するその朝、癌が見つかってパリ行きをキャンセルした石川さんは、日本初のサイマル発売となった凱旋門賞を前に8月下旬、旅立たれました。石川さんにサイマル馬券を楽しんで貰いたかったという思いを心から消し去ることはできません。

 さて、その石川さんも大好きだった香港国際競走、HKIRがいよいよ1ヵ月後の12月11日に迫りました。既に日本からはG1の4競走に38頭が予備登録を済ませ、天皇賞で距離の壁を打ち破ったモーリスエイシンヒカリをはじめ招待が決まった馬が続々と出てきています。アルゼンチン共和国杯、マイルCSが終わって最終的な顔ぶれが決まりますが、日本勢は史上最高の顔ぶれになる予感がしてなりません。



 昨年のHKIRではエイシンヒカリが最高峰の香港カップを圧勝し、日本のマイル王、モーリスが世界一のレベルと層を誇る香港マイラー陣を破って、帰国後には年度代表馬と選ばれました。世界の競馬シーンでも屈指のあのHKIRを指をくわえて馬券を買えず、悔しい思いをされたファンの方も多いかと思いますが、12月11日にはその悔しい思いを馬券にぶつけることができます。それも今年のダービー馬、マカヒキが挑戦した凱旋門賞のように眠い目を擦りながらではなく、日本の競馬とほぼ同じ時間帯にG1レースが4つも楽しめるのです。深夜帯の発売、発送であった凱旋門賞が約42億円売り上げたのですから、時差が1時間しかなくこれまでで最高の顔ぶれが予想される4レースのG1が行われるHKIRの売り上げは200億円を突破するのではないか、と確信しています。

 凱旋門賞の際には友人である友道康夫調教師の応援もかねてパリを訪れましたが、パソコンで日本のスポーツ新聞などのニュースを見ていて不思議でなりませんでした。マカヒキの一挙手一投足はいずれのメディアも大々的に報じている一方、迎え撃つ欧州勢の情報が極めて乏しいのです。サイマル馬券発売を可能にした昨春の競馬法改正の際、JRAは海外の出走馬に関しては国内レースと同様の情報を提供することと注文を付けられているのですが、こと凱旋門賞の報道ぶりを見る限り、この注文は果たされていなかったと断じざるを得ません。

 というような訳で、ウマニティの場をお借りして香港馬の動向を会員の皆さんにお知らせしようとこのコラムを始めた次第です。香港競馬は今年、9月3日から開幕し、最大のイベントであるHKIRに向けて激しいレースを繰り広げ、20日のトライアル3レースで史上最高の日本勢を迎え撃つ地元、香港勢の顔ぶれが決まります。次回以降はシーズンインからこれまでの情勢、そしてHKIRに向けた香港のレース体系などを随時お伝えしたいと考えています。4日からは香港入りしてトライアル前の、そしてトライアルの結果など細大漏らさずお伝えし、本番の前日には得意ではない予想もお届けしたします。ぜひご期待ください!
(写真提供:HKJC)

※次回のコラムは11月18日(金)公開予定になります。

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★こちらもあわせてお読み下さい。
日本と香港を股にかけて活躍する「香港競馬のスペシャリスト」が海外プロ予想家第2弾としてデビュー決定!
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■甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。
卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、
同台北開設支局長などを務める。中国留学中に香港競馬を初観戦、
94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから
香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を
日本から香港に。香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、
テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)
駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2016年11月2日(水) 18:37 競馬プロ予想MAX
先週の回顧〜(10/29〜10/30)おかべ育成プロが爆発!回収率376%、収支プラス41万超をマーク!
閲覧 1,167ビュー コメント 0 ナイス 4

先週は30(日)に東京競馬場でG1天皇賞(秋)が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
  
G1天皇賞(秋)モーリスが3.6倍で1番人気、続いてエイシンヒカリが4.5倍、ルージュバック5.1倍、アンビシャス6.0倍とここまでが10倍を切る形でオッズを形成しました。
 
注目のスタートは各馬大きな出遅れなく、内から気合をつけたエイシンヒカリが先頭に立ちます。2番手にロゴタイプ、3番手にヤマカツエース、続いてラブリーデイクラレントサトノクラウンモーリスと先団を形成。中団からはリアルスティールサトノノブレスアドマイヤデウスカムフィーと追走。後方からはルージュバックアンビシャスステファノスと続いて最後方にヒストリカルの態勢。
 
エイシンヒカリが刻んだペースは前半1000mを1分0秒8(参考)のスローペース。先頭から後方までほぼ一団の形で直線コースへ差し掛かります。
 
先頭はエイシンヒカリでリードは半馬身、2番手にラブリーデイ、外めからはヤマカツエースモーリスが追い出しにかかります。残り400mを通過、ここでエイシンヒカリは一杯となってラブリーデイが先頭に立ちますが、直後、外から抜群の手応えでモーリスが並びかけると鞍上ライアン・ムーアのGOサインに応えて一気にスパート!あっという間に2馬身ほどリードを広げます!残り100m、中からリアルスティール、大外からはステファノスが脚を伸ばして懸命に前を追いますが、モーリスの脚色は衰えるどころか、ゴール前でさらにもうひと伸び!早め先頭で後続を抑え込む豪快な競馬でG1・5勝目を飾りました!勝ちタイムは1分59秒3(良)。1馬身半差の2着にリアルスティール、そこから1馬身半差の3着にステファノスが入っています。
 
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☆☆☆注目プロ →おかべ育成プロ
勝負レースに指定した29日新潟6Rで『2走前より前走で良化気配やし、馬体重も絞れた』と狙った◎キングルアウの単勝5.9倍を1万円的中!さらに同日の東京3Rでも○◎の馬連1点勝負を見事仕留めて15万9000円の払い戻し!翌日も勢い止まらず東京12Rで3連複1点勝負を的中させ、14万4000円を払い戻しました!週末トータル回収率376%、収支プラス41万4950円をマークしています!
 
☆☆☆注目プロ →いっくんプロ
29(土)新潟8Rで◎メイショウミツボシ頭固定の3連単勝負!849.5倍を500円的中させ、42万4750円を払い戻し!翌日の新潟10Rでも◎○△の印で3連単を仕留め、20万7800円を払い戻しました!週末トータル181%、収支プラス58万3950円をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →霧プロ
勝負レースに指定した30(日)東京11R天皇賞(秋)で『2走前の安田記念は海外遠征帰りで、東京競馬場での調整という異例の形。前走の札幌記念は明らかに洋芝の稍重馬場という条件が敗因。今回の調整過程はこれまでになく順調。勝ち負けの可能性はかなり高いと見た。』と◎モーリスからの馬連24.2倍、3連複74.3倍を的中させました!この他にもコンスタントに的中を重ね、週末トータル的中率41%、回収率153%の好成績を収めています。
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
30(日)京都1R新潟9Rの両レースを◎○▲のパーフェクト予想で単勝、馬連、3連複を本線的中!さらに同日の京都8Rでも単勝22.7倍の伏兵◎スズカバーディーからの馬連35倍、3連複147.5倍を仕留め、2万7030円を払い戻しました!週末トータル回収率116%をマークしています。

☆☆☆注目プロ →栗山求プロ
30(日)東京11R天皇賞(秋)で『2代母メジロモントレーはAZ共和国杯(G2)をはじめ芝2000m以上の重賞を4勝した名牝。血統的にはマイル戦よりも2000mのほうが向いている。』と本命に推した◎モーリスからの馬単37倍、3連単324倍を本線的中!週末トータル回収率472%をマークしています。
 
この他にもろいすプロ(114%)、シムーンプロ(102%)、山崎エリカプロ(101%)、サラマッポプロ(100%)が週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
※全レースの結果速報はこちら

今週もウマニティ競馬プロ予想MAXにご期待ください!

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2016年10月31日(月) 13:00 【ウマニティ】
3連複大的中!満員御礼!天皇賞(秋)必勝馬券検討会レポート
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先日新橋Gate j.で開催した「天皇賞(秋)必勝馬券検討会」は今回も多くの方々にご来場いただき、大盛況となりました! ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました!
早速ですが、イベントの模様をお届けしたいと思います!(^^)!



熱気溢れる場内、討論の開始は展開のカギを握るエイシンヒカリから!
『この馬は気性に問題あり、海外の静かな競馬場なら力を出せるかもしれないが、東京競馬場だといつもイレ込んでいる。今回も厳しいと思う。』(スガダイプロ)
『この馬の日本のパフォーマンスは決して高くないし、単純にそんなに強くないと思う』(河内一秀プロ)とかなり厳しいジャッジ。人気を集めていたエイシンヒカリでしたが、当イベントの評価は低かったですね。



そして2頭目の討論はモーリス!この馬は栗山求プロが『血統的には距離不安どころか、2000mの方が向くと見ています。人気が下がるここは勝負したい』と激推し!スガダイプロも『前走はあの馬場で外々を回りながらも2着を確保したのは偉い!崩れないのがやはり名馬』と高評価。結果的に1着欄に置くことに成功しました(^^)/



そして実は当イベントで最も票を集めたのがステファノス!出演者全員の推奨はもちろんですが、予想提供という形で協力いただいたサラマッポプロ、シムーンプロ、kmプロが推奨してくださいました!

★サラマッポプロ注目馬:ステファノス

『前走は直線で内に詰まり参考外。胸が深く、スタミナ豊富。距離延長でさらに良さが出るはずです。』

★シムーンプロ注目馬:ステファノス

『久々の前走は内で仕掛け遅れになり脚を余した。昨年の2着馬で、通ったコースを考えれば一番強い競馬をしていた。今回は前進必至。』

★kmプロ注目馬:ステファノス

エイシンヒカリが最内枠で逃げるしかない状況。他の先行馬も内で、よどみない流れの底力比べになりそうです。前走で不利があったステファノスは、外枠で人気を下げるようなら面白い』



そして2着となったリアルスティールに関しては山崎プロが『中山記念は向こう正面の下り坂で急に加速した前が厳しい流れ、リアルスティールアンビシャスより強い競馬をしています。』と高評価。そして予想提供でご協力いただいたくりーくプロが本命でした!

★くりーくプロ注目馬:リアルスティール

『前走の安田記念の時は1週前に強めに追えなかったこともありドバイ帰りで疲れが抜けきっていいなかった。毎日王冠を回避したことでしっかりと乗り込めている。この馬本来の調教内容で出走できそうです。』


そして皆さんの予想の集大成がこちらの馬券!(^^)!見事、3連複74.3倍を400円的中となりました! 




ご来場された方にもかなり有益な情報がお届けできたかと思います!(^^)!
また機会があれば新橋Gate j.でイベントを行わせて頂きたいと思いますので、その際はご来場のほど宜しくお願い致します。ご来場いただいた方ならびにご協力頂いた新橋Gate j.のスタッフの方に、心より御礼申し上げます。

ウマニティスタッフ一同

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2016年10月30日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第220回『凄馬出馬表分析&馬券検討』〜天皇賞(秋) G1
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みなさんこんにちは!

本日は東京11R「天皇賞(秋) G1」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「−1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「−1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、モーリスから1.0ポイント差(約1馬身差)内のラブリーデイまで2頭。
第2グループ(黄)は 、エイシンヒカリ1頭。
第3グループ(薄黄)は、アドマイヤデウスから1.0ポイント差(約1馬身差)内のルージュバックサトノノブレスアンビシャスステファノスロゴタイプまでの6頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

上位では第2G→第3G間に1.2ポイント差が見られますが、以外は逆に各馬の差は小さく、かなり接近した様子であることが分かります。上位評価3頭がコケれば、ほとんどの馬に台頭のチャンスが出てくる、そんな配置と言えるのではないでしょうか。

今回の私の◎はラブリーデイに期待しました。去年のようなスローからの上がり勝負、というこの馬の得意なパターンは見込めないとしても、エイシンヒカリがハナを切ろうが切るまいがそこまでペースが速くなるとはみていないので、この鞍上でこの人気ならば狙いたいと思います。ペースについては、エイシンヒカリがハナを切った場合武豊騎手が無謀なラップを刻むとは思えませんし、他の馬が逃げた場合その馬が仮にハイペースで逃げても、それを無視した2番手以下は実質スローというよくあるパターンに落ち着くと考えています。そうなれば、どちらにせよ「1枠1番にエイシンヒカリが入った。他にも先行馬が内に集まった」→「エイシンヒカリは行くしかない」→「それならば、流れて去年のようなスローとは逆のレースになる」というマジョリティ見立ては、案外崩れる可能性も大きいのではないでしょうか。
ラブリーデイには、「前走2着以下の6歳馬(0-0-0-71)※過去15年」という、厳しいデータの重圧もかかるのですが、既にG1をいくつも手にしている馬で前年覇者、名手ルメール騎手騎乗、と十数年に一度のデータブレイクを起こすには十分な材料が整ったとみて、度外視して狙ってみたいと思います。

○はモーリス。この馬の場合、距離は十分守備範囲と私はみているので、問題は気性面だけ。考えれば考えるほど、その部分はやってみなければ分からない、という答えに行き着く状況ですが、“強いモーリスの国内ラストラン”を期待して対抗評価に。
▲はステファノス。前走も含めて、この馬にとって内枠はむしろ不安材料と思っていたので、私自身は今回の枠は歓迎しています。腹を括っての差し脚比べに持ち込めばチャンスは十分と見ています。
☆にアンビシャス。この馬は騎手だけだと思っています。ルメール騎手から横山騎手に乗り替わって、それが吉と出るか凶と出るか......。掛かるか、掛からずに能力をフルに出し切れるか、○に似たリスクを孕んだにおいのする今回ですが、一発の魅力は十分です。

以下△には、昨年ほどのスローにならないとみれば穴で面白そうなサトノクラウンを筆頭に、リアルスティールサトノノブレスエイシンヒカリルージュバックと印を打ちます。
そして今回の私の馬券は、◎からの○▲☆への3複と馬連で勝負としたいと思います。


【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
15=3,8,14=1,3,4,7,8,9,12,14(18点)

【馬連流し】
◎=○▲☆
15=3,8,14(3点)

計21点

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2016年10月28日(金) 10:00 みんなの競馬コラム
【天皇賞(秋)】血統考察 byうまカレ
閲覧 1,672ビュー コメント 0 ナイス 3

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の菊花賞は◎レインボーラインで外すという失態を犯してしまいました(笑)。さて今週は天皇賞(秋)です。

●レースの質次第で様々なタイプの勝ち馬が生まれる
2000mという距離は、マイルと2400mの中間にある距離で、総合力が試される競馬において非常に重要な距離です。ですからレースの質次第で様々なタイプの勝ち馬が生まれます。これについては、望田潤氏のブログの昨年10月28日のエントリーが非常に分かりやすいので少し追記して引用させていただきます。

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過去11年の天皇賞(秋)勝ち馬を血統・体質・走法・脚質などで大別してみると

・ピッチ群
05年ヘヴンリーロマンス…ゴール前1Fのラップ11.4をイン差し
09年カンパニー…11.6を中団差し
12年エイシンフラッシュ…11.8を後方一気
15年ラブリーデイ...11.6を中団差し

・ストライド群
07年メイショウサムソン…12.1を好位抜け出し
08年ウオッカ…12.6を中団差し

・ピッチだが東京向き群
10年ブエナビスタ…11.9を中団差し
14年スピルバーグ…11.9を後方一気

・Hyperion群
06年ダイワメジャー…12.5を直線先頭
11年トーセンジョーダン…11.8を中団差し
13年ジャスタウェイ…12.2を中団差し

引用元:「血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog」より
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ここ2年は、昨年が《12.8-11.7-11.9-12.2-12.0-12.2-11.6-11.3-11.1-11.6》という道中1F12秒台を3度も計測するクラレントの溜め逃げで、猛烈なピッチ走法で走るラブリーデイの瞬発力が活き、一昨年も《12.9-11.7-11.8-12.2-12.1-12.1-12.3-11.4-11.3-11.9》と、同じく12秒台3度計測のカレンブラックヒルの溜め逃げで、ピッチ走法のスピルバーグと、ジェンティルドンナのワンツー。そして2年連続で3着は、一瞬の脚で勝負する(手応え詐欺と評されることがある)イスラボニータが3着。

その前の年は、トウケイヘイロー×武豊騎手の1000m通過58秒4、《12.6-11.3-11.1-11.5-11.9-11.9-11.9-11.6-11.5-12.2》という、道中12秒台を1度も計測しない速い流れ。これを制したのが、「持続力の鬼」、Hyperion群のジャスタウェイでした。

天皇賞(秋)というと、ジャスタウェイの制した2013年のような流れになり、持続力がモノをいうレースになり易かったものです。果たして今年はどんな流れになるでしょう。


エイシンヒカリはどんな逃げを打つのか
鍵を握るエイシンヒカリは、キズナラキシスサトノアラジンリアルスティールらが出たお馴染のディープインパクト×Storm Catというニックス。このニックスは、Sir Gaylord≒Secretariat6×4という屈指の柔らかさを伝える兄弟クロスができるので、血統表の残りの1/4でパワーを注入する必要があります。それでもリアルスティールのようにMonevassia(=Kingmamboの全妹という名血)レベルの名血でない限りは柔らかさが優り、差し馬になり易く、だから武豊騎手もエイシンヒカリのことを「逃げ馬ではないようだ」と評したのだと推測できます。

それ以上に、注目すべきはこの馬の気性面。武豊騎手も「とにかくこの馬のリズムが大事」とコメントしていますし、今回に関していえば、「地下馬道でイレ込む」タイプなだけに、海外と異なり地下馬道が存在する東京競馬場というのがカギ。昨年はそれでスムーズさを欠いてしまいました。それでも毎日王冠を使わなかったことはプラスでしょう。

最内枠を引いたため逃げる可能性がさらに高くなりましたし、逃げて制した香港カップは11秒台後半を刻み続けるような絶妙な逃げでした。今回もそのような逃げを打つとなると、近年では2007年のコスモバルク《12.9-11.5-11.7-11.6-11.9-11.9-11.9-11.5-11.4-12.1》に近い逃げになるのではないかと推測します。しかしこの逃げをしても東京2000mでは、キタサンブラックダイワメジャーダイワスカーレットのように「粘着力」を引き出す配合ではないエイシンヒカリが逃げ切ることは厳しいと考えます。ただ、この馬のリズムを大事にする騎乗をすると明言している以上、この逃げになる可能性が高いと言わざるを得ません。

可能性は低いですが、ハナを叩く可能性がある馬としてクラレントロゴタイプが挙げられます。ただ、どちらも東京2000となるとスローに落としたいクチのために、内からエイシンヒカリが主張し続けた時に、無理に競り合ってハナを奪うことは自分のためになりません。ですからひょっとすると、エイシンフラッシュが制した2012年のように、大逃げしたシルポートには誰も付いていかずに「2番手以下はスロー」という事象が発生するのではないかとも思うわけですが、さすがにエイシンヒカリをそこまで楽に逃げさせることは誰かが止めるだろうとも思うわけです。

総括すると、休み明けはプラスだが、地下馬道を通る府中では気性面の不安があるし、東京2000mを逃げ切るのは血統的にも難しいし歴史も証明している…ということになります。

とはいえ、昨年、一昨年ほどの緩い流れにはならないだろうという前提で考察を進めれば、重要となるのは2000mらしい「スタミナ≒持続力」です。それは血統的にいえば、ジャスタウェイ然り、トーセンジョーダン然り、ダイワメジャー然り、ダイワスカーレット然り、Hyperionなのです。


●名手が隠れた持続力を引き出す
毎日王冠は2着だったアンビシャスは、一般的には「ディープ産駒らしい斬れ味」が持ち味の馬だと解釈されているかもしれませんが、何度も触れてきたように、母がエルコンドルパサー(Special=Lisadell4×4・3+Flower Bowl)×カルニオラ(Tudor Minstrel5×5やCourt Martial+Hyperion8×6×7×5)で、キタサンブラックダイワメジャーダイワスカーレットメジャーエンブレムの粘着力の根源と同じハイインロー(HyperionとSon-in-Law)が大量。本来であれば前出した馬たちのような粘着力を武器とするタイプや、ズブい中長距離馬(全兄インターンシップはそう)に出るのにも関わらずこれだけの斬れ味を持っているというところがミソ。

だから斬れ味比べでも十分通用するけれど、本来は粘着力≒持続力が活きる流れこそがベストパフォーマンス発揮の場だろうし、実際重賞を制したラジオNIKKEI賞も大阪杯も先行していました。

今回は何といっても、彼をその大阪杯で先行させ、カンパニーを先行させて大成させ、先週ミツバで逃げ切った横山典弘騎手が鞍上で、調教では末を伸ばす競馬をしているようだが、何とか先行させて、隠れた持続力を引き出してほしいです。

大阪杯では内から離れた外目2番手ですんなりと折り合ったように、周りに馬がいる方が掛かりやすいタイプである可能性があるから、外に馬がいないところで折り合うというイメージも、少なくともフルゲート時よりはイメージし易いです。

ヒカリの11秒台後半を刻み続ける逃げならば、レースの上がりは35秒前後、勝ち馬が先行集団から生まれるのならば、勝ち馬の上がりは34秒5前後。東京2000、天皇賞(秋)ということを考慮すれば、このイメージに最も合致するのはアンビシャスです。ジャスタウェイだって、道中12秒台がないトウケイヘイローの逃げで覚醒したのです。


●その他有力馬短評
サトノクラウンは、もの凄い配合で、種牡馬として日本競馬を変える力があるとまで思っています。競走馬としての適性に関していえば、東京はベストで馬場不問、昨年の大敗は状態面が敗因で参考外、能力は全く見劣りません。そして、ソフトなタッチの好調福永騎手も合うタイプでしょう。

ステファノスは、開幕週で外目を回った鳴尾記念、5着だった宝塚記念の内容から昨年以上に相当な地力強化が見てとれ、前走の毎日王冠は「外伸び馬場で内を突いて詰まる」という最悪の形に。天皇賞も内伸び馬場になる可能性もなくはないですが、普通に考えれば印を回さざるを得ません。ただ、菊花賞カフジプリンスではありませんが、分かりやすすぎる狙いになっているのが怖いですね。

モーリスは、ダイワメジャー的なハイインローをベースとした配合ではないので、やはり東京2000mだとスロー希望のマイラーだと思います。ですからエイシンヒカリの作りだす流れではこの鞍上でも勝ち切ることはかなり厳しいとみます。

ルージュバックの父マンハッタンカフェは、非常に奥深い種牡馬で短距離馬(ジョーカチプーノやスプリングサンダー)からステイヤーまで輩出します。ルージュバックの配合のポイントは、Halo≒Boldnesian≒Red God3・5×5・5で、百日草特別や、エプソムC→毎日王冠の「東京1800mのヨーイドン」という質のレースから、「東京2000mの持続戦」というそれとは異質のレースに変わってどうなのか。今回はそれに尽きると思います。それでも天皇賞、今年の天皇賞は、Hyperion的なスタミナ≒持続力が重要になるのではないかと考えている以上、重い印は打てません。

ラブリーデイリアルスティールはパワーが優ったピッチ走法で東京2000mならスロー希望。そういう流れが見込めない今回は工夫して3着までではないでしょうか。
しかしラブリーデイに関しては、「昨年ほどの勢いがない」という意見も散見されますが、私はそれと意を異にします。産経大阪杯4着は緩い流れで位置取りの差、香港QE22着と宝塚記念4着は不得意の道悪やハイペースを考えれば相当なパフォーマンスで、特に宝塚記念での4角での捲りはさすがとしか言いようがありません。京都大賞典は、昨年ほどの上がり勝負になりませんでしたし(2400であれば究極の上がり勝負になった方が良い)、内伸び馬場で外々を回る競馬でしたから悲観する必要はありません。人気が暴落するようならむしろ買ってみたいですし、もはや2000mなら無条件で買うべきレベルの馬ではないかとすら思います。

穴として注目されるのはアドマイヤデウスサトノノブレスでしょう。
アドマイヤデウスは昨秋は状態が整っていなかったようで、今季は立て直しそれなりの成績を残しています。Hyperionの塊のような馬で、本来は持続力を武器にしているタイプ。血統的には推せるのですが、久しぶりの2000mがどう出るかでしょう。
サトノノブレスは今年に入り重賞2勝、鳴尾記念の「もうGIIIなら格が違います」という勝ちっぷりは、厩舎の同級生であるラブリーデイを想起させるものがありました。外目を早めに進出しての8着という宝塚記念の内容もかなり濃いもの。しかし東京のGIとなると掲示板までがギリギリなのではないかとも思わせられます。
この2頭は、4連単5連単があったら買いたいタイプ…としておきます。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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エイシンヒカリの口コミ


口コミ一覧

2017_天皇賞秋

 landr 2017年10月22日() 22:34

閲覧 17ビュー コメント 0 ナイス 4

菊花賞の最終的な印は、◎マイネルヴンシュ○キセキにしました。そして、キセキより後ろにいたマイネルヴンシュに涙しました。最後はよく突っ込んできたと言うべきなのか。ただ、4着は大健闘かも知れないけど、お金にはならんのよ。。。
マイネルをはじめ、クリンチャーとかポポカテペトルとか良馬場だったら来てないでしょう。サトノアーサーやミッキースワロー、アルアインなどは、距離なのか馬場なのか(たぶん両方?)を今後考えて行かなくてはなりません。
ちなみに、仮に良馬場で行われていても、1着はキセキだったと思います。

と言うわけで、次は天皇賞秋。
例によって、過去予想を振り返ってみます。

2016 モーリス
◎モーリス(1着)○エイシンヒカリ(12着)
2015 ラブリーデイ
◎ディサイファ(8着)○アンビシャス(5着)▲エイシンヒカリ(9着)
2014 スピルバーグ
◎カレンブラックヒル(9着)○フェノーメノ(14着)
2013 ジャスタウェイ
◎ジェンティルドンナ(2着)○レッドスパーダ(17着)▲トウケイヘイロー(10着)
2012 エイシンフラッシュ
◎ナカヤマナイト(9着)○フェノーメノ(2着)ダークシャドウ(4着)
2011 トーセンジョーダン
◎アーネストリー(14着) ○エイシンフラッシュ(6着)▲ダノンヨーヨー(15着)
2010 ブエナビスタ
◎ジャガーメイル(18着降着) ○コスモファントム(15着)▲アーネストリー(3着)
2009 カンパニー
◎シンゲン(5着)○ウオッカ(3着)
2008 ウオッカ
◎カンパニー(4着)○ウオッカ(1着)▲ドリームジャーニー(10着)
2007 メイショウサムソン
◎アドマイヤムーン(6着)○ポップロック(4着)▲メイショウサムソン(1着)

どんだけ逃げ馬好きやねん…。

たぶんですが、サイレンススズカのイメージがあったのではないかな。ちなみに、逃げ馬の逃げ勝ちは、実質メジロマックイーンにぶっちぎられた(そして降着)プレクラスニーまで遡らなくてはなりません。
先行馬についても、ダイワスカーレット(2着)やダイワメジャー、ジェンティルドンナ(3着)くらい。キタサンブラックやソウルスターリングは、逃げてナンボのロードヴァンドールが出てくるかどうかにかかっているかも。

とにかく、上がり速い馬を買っておけばいいレース。
元から天皇賞はグレーターロンドン狙いの予定でした。が、毎日王冠を見て、ワンターンの競馬だとリアルスティールはやたら強いな、とか、サトノアラジンが出走してくる時点で、やや揺らいでいます。
て言うか、毎日王冠1-3着馬を買っておけば事足りるのでは?(毎年思いますな)

秋華賞見送ったソウルスターリングや、ここで負けたら、さすがにもう後がないマカヒキなども。
地味にヤマカツエースやネオリアリズムもいるよ!

とりあえず、良馬場で行われることを祈っています。
重馬場になったら、サトノクラウンがしれっと勝っちゃうしね。

 グリーンセンスセラ 2016年12月14日(水) 18:05
香港馬券売上が示す「傾向」 
閲覧 114ビュー コメント 0 ナイス 2

香港の馬券売上が示した明確な「傾向」日本が国際競争を勝ち抜くために待望論があった同日の複数G1開催にファンが示した「答え」とは━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2016年12月14日 10時13分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_2074.html

 11日には阪神ジュベナイルフィリーズに、香港国際競走の香港C、ヴァーズ、マイル、スプリントの4レースを加えた競馬史上最多となるG1開催があった。

 厳密に述べれば、この秋の凱旋門賞から特定の海外レースの馬券の購入が可能となったことで、同日に「馬券購入」で参加可能なG1レースの数が史上最多となったということだ。

 従来の阪神JFに加え、モーリスやエイシンヒカリ、ビッグアーサーなど日本を代表する有力馬が一堂に顔揃えた12月11日の競馬開催。まさに豪華絢爛といった感じで、戦前からメディアもファンも大いに盛り上がっていた。

 ところがいざ蓋を開けてみると、香港国際競走4レースの合計売上は38億2070万6800円。凱旋門賞1レースの41億8599万5100円にさえ及ばなかったのだ。

 確かに日本の凱旋門賞への人気は極めて高く、ましてや今年は史上初の海外馬券発売レースとして大いに注目された。馬券発売を主催したJRAや各メディアも大々的取り扱ったため、普段馬券を買わない人もお祭り気分で参加したのではないだろうか。

 したがって、今回ではっきりしたのは今年の凱旋門賞の41億8599万5100円という売上が、今後の海外馬券の売上を占い意味では何の参考にもならないということだ。そういう意味では香港国際競走4レースの合計売上が、凱旋門賞1レースに及ばなかったとしても不思議ではないのかもしれない。

 ただ、その上でも今後の競馬開催に対して大いに「参考」になる現象があった。

 香港国際競走4レースの内訳を示すと、最も売れたのがラストを飾った香港Cで18億8326万6900円。全体売上の約半分をシェアしていることになるが、実は同日に開催された阪神JFの「ネット発売分」となる74億2059万8200円に遠く及んでいない。

 これは数多くの競馬ファンがモーリスやエイシンヒカリなどのトップホースが集った香港Cよりも、2歳牝馬限定で開催される阪神JFにより重きを置いたということだ。

 これはまず、単純な出走馬の人気やカリスマ性といったものの差が原因ではないだろう。馬券売上で比較している以上、やはり「ギャンブル」としてどちらが魅力的だったかということだ。そこにあるのは「あらゆる情報が明らかにされている」「より自信のあるレースの馬券を買いたい」というギャンブラーの心理ではなかろうか。

 いうなれば、当たるにせよハズレるにせよ「より納得して馬券を買いたい」ということだ。

 そういった点で、やはり海外のレースは、それも日本の競馬ファンには馴染みの深い香港国際競走でさえ、まだまだ情報が不足しているということだ。いや、正確には「情報を提供している時間が不足していた」ということなのだろう。

 実際に香港国際競走に出走する日本馬の記事は数多く散見されたが、ライバルとなる海外馬の記事は、ほぼ有力どころに絞られていたと述べてよい。

 つまり日本馬と海外の有力馬以外の出走馬は馬券購入者にとって「よくわからない馬」となってしまい、結果的にそういった馬への"疑念"や"不安"が購入意欲を減退させたということなのだろう。


 ただ、これはメディアやJRAの責任というよりも、馬券購入者として情報を受け取る側が割ける時間の問題もあり、仮に各メディアやJRAが出走全馬の詳細に至るまで徹底的に報道したとしても、今度は受け取る側が短時間で把握できるキャパシティーを超えてしまう。

 つまり、この辺りがピンポイント的に行う海外レースの馬券発売における「限界」なのかもしれない。また、馬券を購入できる時間が国内のレースと比較して短いことも、今後の大きな課題となりそうだ。

 さらに、香港国際競走4レースの馬券売上には「もう一つ」の興味深い傾向が読み取れた。

 先述したように香港Cこそ18億8326万6900円とまずまずの売上だったが、他はマイルが8億9661万8800円、ヴァーズが4億8756万900円、スプリントが5億5326万200円と軒並み売上を伸ばせなかった。

 特に顕著だったのがヴァーズとスプリントの2レースで、これらは先月のメルボルンCの6億9737万1200円や、ブリーダーズCフィリ―&メアターフの8億596万3400円さえ下回っている。

 ただ、日本馬がほぼノーチャンスといわれていた先月の2レースよりも、世界王者ハイランドリールが出走していた香港ヴァーズ、日本でも馴染みのあるエアロヴェロシティやビッグアーサーが名を連ねた香港スプリントの方が「馬券を買いやすいレース」に思えたのは筆者だけだろうか。

 さらに同日の阪神JFの売上は114億9596万6800円に留まっており、前年比は‐2.5%。これは軒並み好調な傾向が続く今年のG1売上では、桜花賞の-2.6%に次ぐ下降となる。

これらの現象は、やはり馬券購入者の「資金の分散化」が主な原因だろう。

 つまり多くの馬券購入者にとって、1日(1週)で馬券に割ける予算は限られているということだ。単純にレースが増えたからといって、予算をオーバーしてまで馬券は購入しないということなのだろう。最初に自ら購入限度額を定めるネット上の馬券購入システムの影響もありそうだ。

 また、同時に香港ヴァーズやスプリントの売上が特に伸び悩んだことを踏まえれば(時間帯的にJRAの開催レースと被っていたという原因もある)、競馬ファンにとって1日に複数のG1を開催することは、基本的に「賛成ではない」という傾向があるのかもしれない。

 実際にネット上では今回の1日5レースのG1開催に対して「予想するのがめんどくさい」「バタバタしてて疲れる」「よくわからん馬が多過ぎた」といった否定的な意見も見て取れた。

 その反面、武豊騎手がかねてから「日本でも同じ日に複数のG1を組んでほしい」と述べているように、ジャパンCを代表する日本の国際競走が米ブリーダーズCや香港国際競走などとの争いに勝ち残るために、数多くの競馬関係者やメディアから同日の複数G1の開催が求められている側面もある。

 これまでは、そういった意見がほぼ無条件で「是」とされてきたが、今回、ファンが出した答えはどちらかというと「非」に近い。

 無論、「同時に行うG1の数」にも検討の余地があるのだろうが、これは今後のレース開催において、非常に興味深い傾向であるといえるだろう。
(文=浅井宗次郎)
(文=浅井宗次郎)

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 グリーンセンスセラ 2016年12月13日(火) 12:54
武豊騎手をどう活かす 
閲覧 120ビュー コメント 0 ナイス 1


武豊騎手「衰えゆく競馬の象徴」を競馬界はどう活かすのか。2016年はその「モデルケース」となった一年 〜2016年競馬界プレイバック2〜━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2016年12月12日 08時00分00秒
http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_2064.html

衰えゆく「競馬の象徴」をどう考えるべきなのか。そのモデルケースとなった一年

 武豊騎手が世間に「復活」を印象付けたのは2009年以来、6年ぶりに年間106勝を挙げ、全国リーディングでも5位に健闘した昨年である。本人は「まだまだ全然」と否定しているが、2010年の落馬事故の影響による低迷からの復活は競馬ファンを大いに沸かせ、やはり世間を競馬というローカルな世界に引き付けた。

 だからこそ、ここ数十年間における競馬界の最大の「至上命題」は、間違いなく武豊騎手の後継者を如何に作り上げるかに尽きるだろう。

 競馬を単なるオヤジのギャンブルから、昨今の華やかなイメージに変えたのは、胴元のJRAの運営努力も然ることながら、武豊騎手の存在はそれと同等といえるほど大きい(あくまでイメージの話だ)。

 一年中、ほぼ休みがない日本の競馬スケジュールで、競技の第一人者として積極的にメディアに出演し続けている武豊騎手の姿は「競馬の発展に最も大きな貢献を果たした」と述べても決して過言ではないはずだ。

 また、今の競馬界は武豊騎手が「話題の中心にいるのか」それとも「中心にいないのか」ということだけでも、世間からの注目度が大きく異なることが、ここ2年間ではっきりとわかったといえる。単純に、それらを取り巻く様々な数字が違うのだ。

 ただ、そんな武豊騎手も今年で47歳。常識的にアスリートとしての肉体的な全盛期は過ぎており、今後も成績が下り坂になる可能性は否めない。実際に、昨年こそ100勝を超えたものの、今年は現在71勝。残り2週で100勝を超える可能性は限りなく低い状況だ。

 仮にこのまま未勝利で1年を終えれば、落馬事故に遭った2010年の69勝とほぼ変わらない数字。つまりは「復活から逆戻り」と称されても仕方のない成績に終わるということだ。

 しかし、その一方で"それ"が今年現実になりつつあるにもかかわらず、武豊騎手の不振を嘆く声はまったくと述べて良いほど聞こえてこない。


何故なら、それは「今年の武豊騎手」が昔のように要所要所でしっかりと存在感を発揮しているからだ。

 そして、その象徴的なものが数々の積極的な海外遠征だろう。

 率直に述べて、年頭の武豊騎手の状況は決して華やかなものではなかった。武豊騎手と友好関係にあるノースヒルズマネジメントの代表・前田幸治オーナーが、年明け早々にワンアンドオンリーとベルカント、3歳馬のラニによるドバイ遠征の鞍上に武豊騎手を指名。本人も快諾したが、決して勝算のある馬ではなかった。「貧乏くじを引かされた」という声もあったほどだ。

 また、1月にAJCCをディサイファで制したものの、春までの重賞勝利はそれだけ。さらにはエアスピネルこそいたものの、他の3歳トップクラスは尽くC.ルメール騎手やM.デムーロ騎手といったライバルの手に渡り、クラシック制覇は現実的に難しい状況。勝ち星も伸ばせず、リーディング争いからも早々に脱落していた。

 だが、そんな流れをすべて変えたのが、ラニによるUAEダービーの勝利だ。

 G2であるものの日本馬がUAEダービーを勝ったのは史上初。それもラニの前評判が決して高くなかっただけに、鞍上・武豊騎手の勝負強さが大きくクローズアップされた。

 さらにラニの陣営は、このままダート競馬の本馬アメリカに遠征し、ケンタッキーダービーを始めとしたクラシック参戦という壮大な計画を発表。日本の競馬ファンや関係者を大きく沸かせた。

 一度好転した歯車は止まらない。ここでされに北村宏騎手が昨年12月に痛めた膝の故障を悪化させたために、昨年の菊花賞馬キタサンブラックの鞍上が空白化。その結果、北島三郎オーナーの要望もあって騎乗依頼が武豊騎手に回ってきたのだ。

 このコンビによる快進撃は語るまでもないだろう。今年、武豊騎手は「JRAの重賞」となると実は6勝しかしていないが、その半分はキタサンブラックによるもの。特に天皇賞・春とジャパンCというG1の中でも大きな価値を持つ2勝も含まれており、抜群のインパクトがあった。

 その一方で、かつての全盛期のように日本を代表して積極的に海外へ遠征する武豊騎手。

 ラニは日本初となる米3冠を完走し9着→5着→3着と、決して参加するだけに終わらない結果を残した。そんな日本の競馬ファンにとっては"夢のような時間"の中で、武豊騎手はさらに大きなことをやってのける。


 エイシンヒカリと共に参戦したフランスのイスパーン賞で10馬身差の圧勝。全世界に衝撃をもたらし、英レーシングポスト紙が「131」という世界一の評価を与えたのだ。

 結局、上半期で武豊騎手が勝ったJRAの重賞は先述したAJCCと、アウォーディーによるアンタレスS、キタサンブラックとの天皇賞・春だけだったが、そんなことをまったく感じさせない存在感。日本の競馬は、武豊騎手を中心に回る"本来の姿"を取り戻していた。

 さらに海外遠征もひと段落した夏辺りから注目され始めたのが、武豊騎手の交流重賞での活躍だ。

 海外と同じく地方競馬との交流重賞にも積極的に足を運ぶ武豊騎手は、そこで11月の兵庫ジュニアグランプリで6着に敗れるまで、すべて馬券圏内を確保。今年ここまで[9.2.1.1]と神懸った成績を収め、まさに"無双状態"だった。

 これにより5月の天皇賞・春以降、次に武豊騎手がJRAの重賞を勝つのは10月の京都大賞典になるのだが、地方で華々しく重賞を勝ちまくっていたおかげで、JRAの重賞を勝てていなかった印象はほぼなかったというわけだ。

 その後もヌーヴォレコルトと共に11月に開催されたアメリカのブリーダーズCに参戦、12月にも香港Cをエイシンヒカリで、香港ヴァーズをスマートレイアーでそれぞれ参戦するも目立った結果は残せず。

 ただし、その間にキタサンブラックでジャパンCを勝ち、ダート路線でもアウォーディーと新時代を築くなど、国内で存在感を発揮した武豊騎手。好転した歯車は噛み合い続け、有馬記念でキタサンブラック、東京大賞典でアウォーディーと、どちらも1番人気が濃厚な最高の形で年末を迎えようとしている。

 ただ、同時に言えることは"その形"ができている時点で「武豊効果」によって有馬記念も東京大賞典も世間から例年以上に大きく注目されることが半ば決まっており、売り上げを重視する競馬界としては、それこそが「従来の成功の形」といえるのだ。

 こうして2016年の競馬界は「大成功」のまま、幕を閉じようとしている。

 中央、地方ともに年間売上のアップは間違いないといった状況。世間全体の経済状況から鑑みても「躍進」といえるだけの成長を示すことだろう。その中での「武豊効果」は、決して小さなものではないことは明らかだ。

 何故なら、競馬人気や売り上げの中枢を担う多くのライト層は武豊騎手が今年大活躍したことを知っていても、その一方で昨年よりも30勝少ない年間70勝程度にとどまり、5位だったリーディングもようやくベスト10という状況(度重なる海外遠征による影響も当然ある)を知らないからだ。

 そういった点において「衰えゆく『競馬界の象徴』武豊騎手と今後どう向き合っていくのか」という将来の競馬界の売上や発展を占う意味で、今年の競馬は有効なモデルケースになったことは間違いないといえるだろう。

 無論、これは強引に武豊騎手をプッシュすれば良いという話ではない。競馬はその公正を保っているからこそ面白く、そこにファンがついてくるのだ。

 そういった中で先述したノースヒルズの前田オーナーや北島三郎オーナーのように「勝ち」を目指すことを大前提としながらも「競馬界を盛り上げたい」という心意気で武豊騎手に依頼するオーナーの存在......つまりはただ目先の利益を追うだけでなく、競馬界全体を意識して活動できる人々は、今後の競馬界の大きな支えになるのではないだろうか。

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1:
  ウィキウィキ   フォロワー:13人 2016年6月18日() 23:28:41
エイシンヒカリ(A Shin Hikari)
残念ですけど…仕方ないんですね…(´;ω;`)

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2016年10月30日天皇賞(秋) G112着
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2016年10月30日 天皇賞(秋) G1 12着
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