ブラストワンピース(競走馬)

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ブラストワンピース
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写真一覧
抹消  鹿毛 2015年4月2日生
調教師大竹正博(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績18戦[7-0-1-10]
総賞金58,942万円
収得賞金26,450万円
英字表記Blast Onepiece
血統 ハービンジャー
血統 ][ 産駒 ]
Dansili
Penang Pearl
ツルマルワンピース
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
ツルマルグラマー
兄弟 ホウオウピースフルブラストウェーブ
市場価格
前走 2021/08/22 札幌記念 G2
次走予定

ブラストワンピースの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/08/22 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1381212.335** 牡6 57.0 岩田康誠手塚貴久 540
(-8)
2.00.0 0.535.9⑪⑪ソダシ
21/06/05 中京 11 鳴尾記念 G3 芝2000 13118.153** 牡6 57.0 岩田康誠大竹正博 548
(+2)
2.01.4 0.734.0⑧⑨⑨⑧ユニコーンライオン
20/12/27 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 161233.19** 牡5 57.0 横山武史大竹正博 546
(-4)
-- ----⑭⑯止クロノジェネシス
20/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 121132.3711** 牡5 58.0 池添謙一大竹正博 550
(+8)
1.59.5 1.734.6⑧⑤⑥アーモンドアイ
20/06/28 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 188189.9416** 牡5 58.0 川田将雅大竹正博 542
(0)
2.18.0 4.540.3⑤⑥⑤⑩クロノジェネシス
20/04/05 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 12334.337** 牡5 57.0 川田将雅大竹正博 542
(-4)
1.59.0 0.634.4⑨⑩⑧ラッキーライラック
20/01/26 中山 11 AJCC G2 芝2200 128113.011** 牡5 57.0 川田将雅大竹正博 546
(--)
2.15.0 -0.236.1④④⑤ステイフーリッシュ
19/10/06 フラ 4 凱旋門賞 G1 芝2400 12--------11** 牡4 59.5 川田将雅大竹正博 --0000 ------ヴァルトガイスト
19/08/18 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 14114.731** 牡4 57.0 川田将雅大竹正博 536
(-2)
2.00.1 -0.034.9⑨⑨⑧⑥サングレーザー
19/05/26 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 13562.218** 牡4 59.0 池添謙一大竹正博 538
(+8)
2.29.1 0.935.8⑥④④⑤ルックトゥワイス
19/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 14573.216** 牡4 57.0 池添謙一大竹正博 530
(-4)
2.01.3 0.335.3⑪⑫⑧⑧アルアイン
18/12/23 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16488.931** 牡3 55.0 池添謙一大竹正博 534
(+4)
2.32.2 -0.035.7⑥⑥⑦④レイデオロ
18/10/21 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 18233.414** 牡3 57.0 池添謙一大竹正博 530
(0)
3.06.5 0.434.1⑫⑪⑩⑨フィエールマン
18/09/02 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 13111.811** 牡3 54.0 池添謙一大竹正博 530
(-2)
1.57.5 -0.333.5⑪⑪メートルダール
18/05/27 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18484.625** 牡3 57.0 池添謙一大竹正博 532
(+10)
2.23.8 0.234.5⑧⑤⑤④ワグネリアン
18/03/24 阪神 11 毎日杯 G3 芝1800 10112.511** 牡3 56.0 池添謙一大竹正博 522
(0)
1.46.5 -0.333.9ギベオン
18/02/04 東京 9 ゆりかもめ賞 500万下 芝2400 147123.321** 牡3 56.0 池添謙一大竹正博 522
(+2)
2.27.6 -0.734.0⑪⑪⑨⑧ドレーク
17/11/19 東京 5 2歳新馬 芝1800 145712.251** 牡2 55.0 池添謙一大竹正博 520
(--)
1.51.4 -0.233.3ロードダヴィンチ

ブラストワンピースの関連ニュース


ウマニティプロ予想家・が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



ソールオリエンス
本馬が今年の皐月賞で見せた走りは、ちょっとした衝撃だった。
全馬が苦しむ重馬場に加え、容赦無くスタミナを削るハイペース。その激戦の最後の最後に本馬が見せた暴力的なまでの末脚の威力は今でも目に焼き付いているし、同時にこうも思った。今年のクラシックはこの馬が全部持っていくな、と。
……そんな風にまで感じた馬だっただけに、年末に至るまで本馬が勝ち星を挙げられないとは、正直なところ想像ができなかった。

別に悪い競馬をしているわけではないし、まだ3歳。衰えているわけがない。
タスティエーラドゥレッツァレーベンスティールなど、想像以上の成長を果たすライバルが現れただけで、本馬自身は常に見せ場を作り、馬券圏内率100%のままクラシックを完走している。
そんな本馬が次なる目標に定めたのが、同世代のライバル・タスティエーラのみならず、超強力な古馬勢を相手にすることとなる有馬記念皐月賞以来となる中山で、勝利という結果を得ることはできるのだろうか。いつも通りに各要素から掘り下げていきたい。

まず指数面だが、皐月賞以降も安定して高い数字を刻んでおり、さすが世代のトップホースと思えるだけの安定感を発揮している。
が、近5年の間で有馬記念において好走した3歳馬たちと比べると、気になる点が浮上する。
昨年の勝ち馬イクイノックスはダービーにおける指数が非常に高く、2着のボルドグフーシュ菊花賞における指数が近年の同レースの中でも上位評価できるレベルだった。
21年の勝ち馬エフフォーリアは、皐月賞、ダービー、天皇賞(秋)といずれも突出した指数を記録していたし、19年の2着馬サートゥルナーリア神戸新聞杯で、3着馬ワールドプレミア菊花賞で、それぞれ水準以上の指数を刻んでいた。
例外と言えるのは18年の勝ち馬ブラストワンピースだが、この年は古馬勢の層が非常に薄く、近年の有馬記念の中でも指数的なレベルは極端に低い。単純にメンバーレベルが低かったと考えられる。

ここまでの指数の推移を見ると、本馬の刻んできた数字はブラストワンピース以上ではあるものの、その他の3歳好走馬たちに比べ、”安定はしているが突出はしていない”のだ。
唯一肩を並べる数字なのが冒頭で触れた皐月賞なのだが、馬場が悪く、ペースが極端であったレースの指数は妙に高めに振れる時があるので、これを鵜呑みにはできない。
加えて、今年の古馬上位勢のレベルは近年最強クラス。イクイノックスが不在でも、ジャスティンパレススターズオンアースドウデュースタイトルホルダーあたりは主役級の能力を有しており、相手関係は楽ではない。これまで以上のパフォーマンス上昇がなければ、勝ち切るのはかなり難しく思える。

だが、血統的にはまだまだ上昇の可能性がある。
父のキタサンブラックが急激に強くなったのはちょうどこのくらいの時期からだったし、兄姉のヴァンドギャルドやアルベルティーヌといった馬たちも、4~5歳にかけてキャリアハイの戦績を刻んでいた。
本馬自身も陣営から再三「良くなるのは先」という評価を受けていた馬でもあり、ここから急激に上昇カーブを描いて殻を突き破る可能性は十分にあるだろう。
それを示すように、調教の動きは抜群で体調は本当に良さそう。
全体時計の出方や終いの時計の出し方も春とはかなり印象が違い、凄みすら感じさせる内容。セントライト記念時や菊花賞時と比べても更に一段上の状態に達しているように思われる。この状態の良さが実戦に直結してくるようならば面白いかもしれない。

気になる点としては、右回りのコーナーで依然ぎこちなさを残す部分か。
兄姉に短距離~マイルの実績馬が多く、それだけ前向きな気性を伝える母系出身であるがゆえに、菊花賞の3000mからの距離短縮というのはプラスであるように思えるが、できるだけロスなく運びたい舞台で外に張ってしまう可能性があるというのは怖い。完全に直線に入ってからの爆発力はこれまでの走りが示す通りなので、乗り替わる川田騎手がこうした個性を踏まえた上でどのような戦法に出てくるか注目される。

今年は特にスターホースたちの引退が多いように感じられ、来年以降の競馬の盛り上がりには本馬を含めた3歳馬の成長が必須。同期の三冠牝馬リバティアイランドは一足先にジャパンカップにおいて大いに存在感を示したが、本馬やタスティエーラにも続いて欲しいという気持ちはある。実際の予想と個人の感情は別にした上で検討を進めていきたいが、結果は果たして。


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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ブラストワンピース、RRCファイナル馬場馬術で11位 2023年12月18日(月) 09:44

2018年の有馬記念勝ち馬で、馬術用乗馬に転身したブラストワンピース(騸8)が17日、JRA馬事公苑で開催されたRRC(引退競走馬杯)ファイナルの馬場馬術に出場。ファイナル初出場ながら堂々とした演技で、最終得点率64・167%、15頭中11位の成績を残した。騎乗した加藤諒さんは「この子目当てのお客さんが多くてびっくりしました。本当にポテンシャルは高いですね。まだ競技歴は浅いので、これから何年か続けたら、もっと素晴らしい馬になっていくと思います」と笑顔で語った。

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【新潟記念】ノッキングポイント重賞初V 北村宏司騎手は2週連続重賞勝ち 2023年9月4日(月) 05:00

第59回新潟記念(GⅢ、芝2000メートル)が3日、新潟競馬場で14頭によって争われ、2番人気のノッキングポイントが力強く差し切って重賞初制覇を飾った。3歳馬の優勝は2018年ブラストワンピース以来で史上4頭目。北村宏司騎手(43)=美浦・フリー=は新潟2歳Sアスコリピチェーノ)に次ぐ2週連続重賞Vとなった。



名残を惜しむ夏の陽光のもと、またしてもベテランの妙技がさえた。夏のオーラスGⅢは日本ダービー5着の3歳馬ノッキングポイントが、2018年ブラストワンピース以来、史上4頭目の年長馬撃破を完遂。前週、約5年ぶりの重賞奪取を遂げた北村宏騎手は、勢いのままに2週連続の表彰台だ。

「元気に夏もトレーニングして、コンディションが良さそうだった。気を付けようと思っていたスタートも集中してくれて、好位で流れに乗ることができた。正直に前向きにいつも一生懸命自分の走りをしてくれる馬。一歩一歩だけど、できることも増えてきた」

吹き出る汗をぬぐいながら穏やかな笑みを浮かべる殊勲の鞍上。真っ先にパートナーをたたえるが、インの6番手からロスなく抜け出すお手本のようなコース取りはまさにベテラン健在を示すものだ。「すごくチャンスのある馬に続けて乗せてもらって。秋も馬も無事に行ってほしい」と夏の終わりのVラッシュをかみしめつつ、パートナーとの秋に思いをはせた。

「今日は返し馬も抜群に良く見えた。大きく体を使えるようになってきたしね。藤沢和雄先生やスタッフ、そして北村宏司ジョッキーに感謝したい」。昨年2月末で定年解散した名門・藤沢和厩舎ゆかりの血統馬(母チェッキーノは同厩舎所属で16年オークス2着)でのタイトルに木村調教師は感謝の最敬礼。今後のローテーションは未定だが「これくらいの距離で立ち回れれば」と芝中距離路線を歩ませたい意向を口にした。(内海裕介)

ノッキングポイント 父モーリス、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハ。栗毛の牡3歳。美浦・木村哲也厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績7戦3勝。獲得賞金1億943万1000円。重賞は初勝利。新潟記念北村宏司騎手が2000年ダイワテキサスに次いで2勝目。木村哲也調教師は初勝利。馬名は「アーチェリーで矢を弦につがえる場所」。

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【霧プロのキーホース診断】新潟記念2023 父の血が描く成長曲線は顕在か? ノッキングポイントの可能性を探る 2023年8月30日(水) 15:00


ウマニティプロ予想家・霧が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



ノッキングポイント
現3歳世代において、最初期のデビュー戦を素晴らしい内容で勝ち切った本馬。
2歳6月時点でクラシック候補と騒がれるのも納得のインパクトがあったが、その後はまさかの失速。人気を背負いながら取りこぼし続け、2勝目を挙げたのは年明け2戦目の2月になってからだった。
しかし、そこからは本来の能力を取り戻すかのように調教内容が良化。毎日杯2着を経て、ついには日本ダービーにおいて掲示板を確保するほどの再浮上を見せた。
そんな本馬が、今週の新潟記念において古馬に挑戦状を叩きつける。
昨年も3歳のフェーングロッテンが見せ場を作っているし、過去にも本馬と同じダービー5着馬であるブラストワンピースが圧倒的な勝ち方を見せたように、決して悪い舞台ではないと思えるが、実際の走りはどのようなものになるのだろうか。いつも通りに各要素から掘り下げていきたい。

まず指数面だが、単純に前走の日本ダービーで刻んだ指数だけ見れば、前述のフェーングロッテンブラストワンピースと比較しても何ら劣るところはなく、他の古馬勢と比較しても上位評価が可能だ。前走内容を維持、もしくは更に上の内容で走れるようであれば、勝ち負けも十分に意識できそう。
しかし、その日本ダービーが15番人気という超人気薄での好走だっただけに、単純にハマっての大駆けだったのでは? という懸念は残る。実際、毎日杯に至るまでに刻んだ指数は決して目立つものではなく、本来はそのレベルでしか走れないとなれば話は大きく変わってくるが、この辺りは父系の血の傾向が手掛かりとなりそう。

本馬の父はモーリスだが、現時点において代表産駒として名を連ねているのは、ジャックドールジェラルディーナピクシーナイトノースブリッジラーグルフディヴィーナといった面々。いずれもG1や重賞路線において素晴らしい走りを見せている馬達だが、彼らに共通しているのは”3歳の春が終わってから一気にレースレベルを上げてきた”という点だ。
今をときめくジャックドールですら1勝クラスを勝ち上がったのは3歳の9月。ジェラルディーナも3歳の7月と、本馬よりもだいぶ上昇が遅かった。
3歳春の時点で重賞でもそこそこの着順で走れていたピクシーナイトは、そこから夏を境に急上昇して秋にはスプリンターズSを制するまでになった。
こうして並べてみると、このくらいの時期におけるモーリス産駒の上級馬の成長曲線はかなり急激な上昇カーブを描いていることが分かる。本馬のダービー好走も決して大駆けなどではなく、こうした上昇のサインだったとポジティヴに考えれば、今回も無視するわけにはいかないだろう。

デビュー戦快勝後に陣営が「身体のバランスが悪くなっていた」と語っていたように、成績が上がらない頃は調教内容も明確に悪くなっていたが、再浮上を始めた頃辺りから驚くような時計を連発するなど、ある程度調教にも好不調が現れる馬。それだけに中間の調整内容は気になるところだが、さすがにダービー時ほどの猛時計は出していないものの、コースでしっかりと乗り込まれ、馬なりながら終いの切れも良好。少なくとも悪い状態には映らない。
やや前向きな気性面を考えれば、2400mからの距離短縮ローテで挑めるという点もプラスで、新潟の長い直線でも最後まで脚を持続できる可能性が高い。サリエラプラダリアなど、ディープインパクト産駒の切れ者がライバルとして立ち塞がるが、本馬の血に秘められた上昇度も魅力的なもの。ここで好走して父の血の存在感をさらに高め、自身も秋に向けて大きな一歩を踏み出すことができるのか、注目の一戦となりそうだ。


○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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【新潟記念】ダービー5着ノッキングポイント、古馬撃破し実りの秋へ弾みをつけるか 2023年8月28日(月) 10:46

いよいよ夏競馬もラスト。新潟では9月3日にサマー2000シリーズ最終戦「第59回新潟記念」が行われる。越後路の名物ハンデGⅢに3歳馬ノッキングポイントがスタンバイ。ダービー5着からの参戦は18年Vのブラストワンピースと同じだ。夏の終わりに初対戦の古馬を撃破し、実りの秋へ弾みをつける。

将来有望な実力派3歳が古馬との戦いに挑む。日本ダービー5着の実績を引っ提げ、ノッキングポイントが夏の新潟開催フィナーレを飾るハンデGⅢに駒を進めてきた。

世代の頂点を決める大一番の前走は15番人気の低評価に反発して5着。中団でうまく折り合いをつけ、勝ち馬タスティエーラと0秒2差まで追い上げた。木村調教師は「2400メートルがどうかと思っていたが、状態は良かったし、しっかりと走ってくれた」と大舞台での頑張りを評価する。

84年のグレード制導入後で、3歳馬が新潟記念を勝った例は18年のブラストワンピースだけだが、この馬もダービーで5着と掲示板を確保していた。古馬との重賞での戦いにおいて、物差しとなるラインをクリアしているのは心強い限りだ。

前走後はいつもどおり福島県のノーザンファーム天栄で疲れを癒してから立ち上げた。8月9日に美浦へ戻り、1週前にWコースで7ハロン98秒1、ラスト1ハロン11秒4を併せ馬でマークしている。

「動き自体は悪くない。まだカイバ食いや毛ヅヤなどに物足りなさがあるが、それでも週を追うごとに上向いている。広いコースはいいと思うし、古馬との戦いで今後の指針になれば」と、トレーナーはうなずく。

同じ3歳馬では、ダービー14着のトップナイフ札幌記念で2着に激走した。その比較からしても、ノッキングポイントが古馬を撃破するシーンを想像することは難しくない。(夕刊フジ)

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ブラストウェーブが調教中に急死 有馬記念勝ち馬ブラストワンピースの全弟 2023年1月24日(火) 20:16

2018年の有馬記念を勝ったブラストワンピースの全弟にあたるブラストウェーブ(美・大竹、牡3)が24日、調教中に急死した。馬主のシルク・ホースクラブがホームページで発表した。同馬は7月の函館芝1800メートルで新馬勝ちし、札幌2歳Sでも3番人気(5着)となった期待馬。前走の葉牡丹賞で7着となったあと、福島県のノーザンファーム天栄で調整されていたが、24日の坂路調教中に倒れ、そのまま息を引き取った。脚元等に異常はなく、調教中に心不全を発症したとみられる。

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ブラストワンピースの関連コラム

閲覧 1,370ビュー コメント 0 ナイス 8



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



8月22日(日) 第57回札幌記念(3歳以上G2・芝2000m)


【登録頭数:13頭】(フルゲート:16頭)


アイスバブル(C)中4週
前走時は札幌ダートで調整されていて併せ馬でも大きく先着していたが、この中間は函館Wでの調整。時計は目立たず前走時と比べると全体的に物足りない。

ウインキートス(A)4ヶ月
目黒記念からの休み明けとなるが、先週札幌芝コースを単走で追い切られて動きは素軽く仕上がり良好。札幌での成績も良く、好走に期待がかかる。

サトノセシル(C)中2週
クイーンSからの中2週でこの中間は軽めの調整。1週前は速い時計を出していない。(前走時に)馬体が増えていてパドックではまだ絞れそうだったので、1週前に速い時計を出していない点は気になる。

ステイフーリッシュ(D)6ヵ月半
半年ぶりのレースとなるが、栗東での追い切り本数が少なく、1週前の栗東坂路での追い切りでは持ったままの併走相手に遅れていてまだ物足りない動き。札幌移動も控え、ここからの1週間でガラッと変わる感じでもない。

ソダシ(A)3ヶ月
この中間は函館競馬場で調整され、3週連続併せ馬で追い切られている。1週前には芝コースでユーキャンスマイルに先着しており、終いの時計も速くここに向けて順調な調整過程。

ディアマンミノル(B)中4週
この中間は札幌での調整で、前走時と同じく1週前は金曜日に追い切られて終い好時計をマーク。調子落ちはなさそう。

トーラスジェミニ(C)中5週
この中間も美浦での調整。前走時の追い切りでは迫力を感じたが、今回は迫力に欠ける内容。1週前は、左回りということもあるのかフワフワしているような動きだった。

バイオスパーク(B)中4週
この中間も函館での調整。1週前には前走時と同じような時計が出ていて順調な仕上がり。

ブラストワンピース(B)中10週
この中間は函館競馬場で調整されていて2週前、1週前としっかり追い切られて好内容。

ペルシアンナイト(B)中10週
この中間は札幌、函館それぞれで調整され、乗り込み量は豊富。2週前、1週前と併せて先着と調子も良さそう。

マイネルウィルトス(B)中4週
この中間も函館競馬場での調整。1週前には芝コースで併せて先着。日曜日にもWコースで速い時計が出ていて、前走を一度使われての上積みが期待できる。

ユーキャンスマイル(C)3ヶ月半
この中間は栗東、函館と乗り込まれているが、良い時と比べるとまだ物足りない内容。1週前には、既出のソダシと併せて遅れていて、大きな馬で一度使ってからのほうが良いかもしれない。

ラヴズオンリーユー(A)4ヶ月
前走香港のレースから4ヶ月ぶりのレースを迎える。この中間は、函館競馬場での調整で2週前、1週前と併せて先着。4日の追い切りの動きを見ても重たさなどは感じさせず、持ったまま楽に先着していてかなり良い仕上がりで出走できそう。


※このコラムからの推奨馬はラヴズオンリーユーウインキートスソダシの3頭をあげておきます。



◇今回は札幌記念編でした。
美浦トレセンでは7月から南ウッドチップコースで自動計測システムがスタート。12月からは栗東トレセンでも運用が開始される予定となっています。これによりモヤで映像もタイムも計測できないという心配はなくなりますので、今後他のコースでも運用されていくことで、調教データがより充実したものになっていくと思われます。
馬が違えば調教内容もバラバラ。(たとえ自動計測データが揃ったとしても)すべてを同じまな板の上で通り一遍に“調理”できる、ということにはなりませんが、正確なデータがあればあるほど予想に役立つことには違いありません。あとは予想する側がいかに上手く使いこなすか。調教に限らず他のファクターにおいても同じことが言えますが、いずれにせよ「競馬予想」においては、それら材料(データ)を上手に料理して美味しく頂きたいものですね。

札幌記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2021年8月15日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年08月15日号】特選重賞データ分析編(267)~2021年札幌記念
閲覧 2,242ビュー コメント 0 ナイス 6



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 札幌記念 2021年08月22日(日) 札幌芝2000m


<ピックアップデータ>

【“JRA、かつG1のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2016年以降)】
○あり [3-4-5-13](3着内率48.0%)
×なし [2-1-0-43](3着内率6.5%)

 実績馬が圧倒的に優勢。ビッグレースで上位に食い込んだ事のない馬は苦戦していました。一応“JRA、かつG1のレース”において3着以内となった経験がない、かつ前走のレースが函館記念、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が9位以内だった馬は2016年以降[2-1-0-7](3着内率30.0%)と健闘しているものの、今年のメンバー構成なら、格の高いレースで好走してきた馬を素直に重視すべきでしょう。

主な「○」該当馬→ステイフーリッシュブラストワンピース
主な「×」該当馬→アイスバブルウインキートスサトノセシルトーラスジェミニ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の条件が“国内のレース”、かつ前走の4コーナー通過順が5番手以下」だった馬は2016年以降[5-4-2-31](3着内率26.2%)
主な該当馬→アイスバブルサトノセシルブラストワンピース

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2020年12月25日(金) 21:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2020
閲覧 2,280ビュー コメント 0 ナイス 9



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月27日(日) 中山11R 第65回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:16頭)


<ファン投票上位馬>

クロノジェネシス(B)中7週
秋初戦の天皇賞(秋)では、パドックでうるさい面を見せていてそのあたりは気になったが、仕上がり自体は良さそうだった。間隔が詰まるよりは空いたほうが良いところのある馬。秋2戦目となるが、中7週と間隔も十分で、2週前、1週前と長めから追い切られていて今回も仕上りは良さそう。1週前の動きにも手応えに余裕が感じられた。ただ、欲を言えば、宝塚記念前の直線に向くまでの勢いと終いの伸びが見られれば、といった感じ。

ラッキーライラック(C)中5週
前からそうだが、追い切りでは硬い走りをする馬でなかなか良い感じがしない。この中間も、追われてからの硬さがみられ、直線に向く時の手応えも前走時のほうが良かったように見えた。

フィエールマン(B)中7週
中7週だが、この馬としてはこれまでで最も間隔が詰まっての出走。1週前追い切りは、珍しく単走なのかと思ったが、映像を見ると併走馬が直線でついてこれず独走する形で併せ馬にならなかっただけ。舌を出しながら走ってはいたが、1週前にビッシリとできているので出来は悪くない。

キセキ(A)中3週
前走時は、しっかりと乗り込まれていて天皇賞(秋)当時よりかなり良くなっていた。それでも、パドックでは力強さはあったもののまだお腹のあたりに少し余裕が感じられ、まだ絞れそうな印象も。この中間は、中3週となり1週前追い切りではCWを単走で追われている。この馬の良い時の、首が前に出て前脚が真っ直ぐ前に伸びる走りと、気合いが乗っている様子が見受けられた。前走からさらに良くなった感じ。出遅れの不安はある馬だが、角居調教師最後の有馬記念となる今回、ビッシリと仕上げてくるハズでその点でも不気味。

ワールドプレミア(C)中3週
前走が長期休養明けも、馬体はマイナス体重と予想以上に仕上げてきていた印象だった。ただ、坂路中心の追い切りでCW中心の友道厩舎の馬とすれば、少し無理したところもあったのかもしれない。今回は反動が出るか、上積みがあるか気になるところだが、1週前追い切りをCWで行っている点からは、これまでの調教内容に戻ったと良いほうに考えて良さそう。あとは、(パドックでテンションが高くなる馬なので)最終追い切りは強く追いたくはないがそれで仕上がるのか、という部分が難しいところ。

ブラストワンピース(D)中7週
この中間も、追い切りの時計は特に悪くない。ただ、若い頃に見せた前脚が高く上がって力強く書き込むグラスワンダーのような走りができていない。1週前追い切りの動きを見ても、先着してはいるものの併走相手のほうが手応えは良く、前脚が上がっていないので迫力なく映った。あとは、今年好成績の横山武騎手がどう乗るかに希望を託すしかなさそう。

ユーキャンスマイル(B)中3週
秋2戦は相性の良い左回りで結果が出ていない。パドックでもここ2戦は良い時のような張りがない感じにも見えた。ただこの中間は、日、水、日とCWでの併せ馬を3本。1週前追い切りでは力強い動きを披露し、叩き3戦目で状態は良くなってきているように感じる。

カレンブーケドール(B)中3週
前走時は調教の時計や動きが物足りなかったものの、レースでは3着争いに加わり、しぶとさを見せて大崩れのないところを見せてくれた。この中間は、中3週と間隔は詰まるが1週前追い切りでは坂路で良い動きを披露し、前走時よりも良くなっている印象を受けた。

ラヴズオンリーユー(B)中5週
エリザベス女王杯では◎にした馬。前走後はジャパンカップ、香港と候補はあったが、結局ここまで待っての出走となり、乗り込み量も豊富。前走までは坂井瑠騎手が調教で跨ることが多かったが、この中間は調教助手が騎乗して調整されており、何かを修正してきているのかもしれない。動きも良く、前走から引き続きの好状態で出走できそう。


<以下、賞金上位馬>

サラキア(B)中5週
同期のアーモンドアイラッキーライラックとは少し力量差のあった馬だが、今秋は調子が良いようで、エリザベス女王杯ではラッキーライラックと差のない競馬と、勢いを感じる。今回はさらに相手が強くなるが、引き続き調子良好の感。好走も期待できそう。

オーソリティ(C)中6週
骨折明けの前走を勝利して2連勝。この中間も2週前、1週前と併せ馬で先着しているが、動きを見ると右回りの追い切りだと終いの伸びが物足りない印象を受ける。左回りのほうが向いているのかもしれない。

ペルシアンナイト(D)中4週
2000mでは皐月賞大阪杯札幌記念と2着の実績はあるが、勝ち鞍は1800mまで。このぐらいの距離が今は良いというよりは、得意の距離では歯が立たなくなってこちらの距離に回ってきたというような感も受ける。ただ、そう簡単に勝ち負けできるというほど、こちらはこちらでレベルは低くないし、特に強調するほどのこの中間でもない。

バビット(C)中8週
菊花賞時は、距離を意識したのか1週前追いをCWに変えてきていた。今回は、中8週と間隔を十分にとってのこれまで通りの調整。坂路で乗り込まれ、1週前も坂路でというメニューに戻している。ただ、動きを見ると、時計ほど伸びている感じはなく、この相手でこの走りだと物足りない感じがする。

モズベッロ(D)6ヶ月
3着に好走した宝塚記念からの休み明け。坂路で乗り込まれているものの時計は平凡で、併せ馬でも遅れが続きと、状態は戻っていない印象。

オセアグレイト(B)中2週
追い切りでは速い時計の出るタイプではないが、動きに柔らかさがあって良い走りをする馬。この中間も、間隔は詰っているが1週前の金曜日に追い切られて前走時並みの時計をマーク。調子は維持できていそう。

クレッシェンドラヴ(D)中3週
前走は相手も強かったが、あまり使われてこなかった左回りも響いた印象。調教での時計も物足りなかった。この中間も大きく変わった感じはなく、ここも相手が強いので厳しそう。


このコラムからの推奨馬は、キセキフィエールマンクロノジェネシスユーキャンスマイルの4頭をあげておきます。



◇今回は有馬記念編でした。
毎年、年末のコラムや、笠松で開催しているウマニティ杯くりーく賞などで「来年も無事に競馬が開催されることを願い」という言葉を使ってきていましたが、今年ほどこの言葉が重く感じた年はなかったのではないでしょうか。何よりも1年間、毎週途切れることなく競馬が開催されたことに感謝したいと思います。緊急事態宣言があり、様々な競技が開催できなくなっていた中でも、競馬がスポーツと娯楽を提供し、税収も確保してきたことは、非常に大きな意味があったと思っています。ずっと思っていることですが、今年改めて、30数年前に数あるエンタメの中から競馬をチョイスした自分の目も間違っていなかったと、そんな風にも感じています。
そんな中で行われる今年の有馬記念ですが、ジャパンカップに出走した3冠馬3頭の出走がないことこそ少し残念ですが、楽しみなメンバー構成で行われます。年末のお祭りでもある有馬記念は、ぜひともたくさんの人たちに馬券を買って楽しんでもらい、少しでも売上が伸び、コロナ禍のなか頑張ってくれている人たちのために税金を使ってもらえればと思ったりもしています。
今年は短期免許の外国人ジョッキーも不在で、日本のジョッキーにとってもアピールするチャンスでもあります。馬も人も、来年に向けて素晴らしいレースをしてほしいと期待しています。そして、こういう状況下、ある意味“ひとつの奇跡”として繰り広げられる2020年の有馬記念を、この目に焼きつけたいと思っています。
まだまだ先の見えない世の中が続いていくことと思いますが、まずは健康に気をつけて医療現場に負担をかけないようにして、それぞれができることをできる範囲で行っていきましょう!

それでは次回、第5回ウマニティ杯くりーく賞編(予定)でお会いしましょう。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年12月25日(金) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2020
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先週の朝日杯FSは、グレナディアガーズがフランケル産駒らしく高い潜在能力を見せて、川田騎手が内から巧く差してきて勝利。コラムでも書いたように「大駆けのある馬」とは思っていましたが、頭での馬券は狙えず。もうちょっと強気に行ければなあと思っています。

今年は、この後、入れ替え戦にまわることになりそうですが、最後までやれることをやって結果を残したいと思っています。約6年に渡るプロからずり落ちても、いちウマニティ会員として、競馬好き飲み会参加などを目標に頑張っていきます。個人的には、ホッカイドウ競馬(道営競馬)の小論文を突破して委員となり、地方から中央競馬発展のために尽力したいというのがこの先の夢です。

最終回なので、プロになった時の話を少ししようと思います。プロテストでは、当時失格者が出ての繰り上がり補欠合格でした。3連単でホームランをかっ飛ばすいっくんプロも北海道出身で同期でもあり、リスペクトしている予想家の一人です。北海道から飛行機で銀座まで行って、面接を受けてのデビューでしたが、補欠合格だったぶん、数ヶ月遅れでした(笑)プロ活動期間は調子のいい時も悪い時も含めて楽しかったですよ。是非、この先、やる気のあふれている人はプロを目指して頑張って欲しいです。ネット上でも当たれば神、外れれば詐欺師、と言われる立場ですが、最近はすっかり興味を失われて良いコメントも悪いコメントも無くなりました(笑)まだ地方プロと香港プロは残っているので、そこでも頑張りつつ、再度勝ち上がってこれるよう実力アップを図りたいと思っています(最近、ロジックを変えて大きいのがまた当たるようになってきたので、正直、入れ替え戦でのヒリヒリするような勝負が楽しみでなりません)。

自身の活動としては、北海道に移住してくれる人が増えてくれたらいいなあ、というのが根底にありましたので、テレワークの時代になり、是非そのような流れになっていけばと願っています。食べ物は美味しいし、家賃は高くないし、「密」とは正反対の「疎」の世界だけに、コロナ禍の状態では、「あり」だと思います。これまで、ご愛読いただきありがとうございました。入れ替え戦で勝ち残れたら、その時はまたフェブラリーSでお会いしましょう!


<全頭診断>
クロノジェネシス:強い牝馬の時代を象徴するような形で宝塚記念を圧勝。今年は、牡馬と一緒でも安定して上位に来ており、スタミナも豊富で当然有力。

フィエールマン菊花賞馬で天皇賞(春)を連覇しており、ステイヤーと思われがちだが、前走の天皇賞(秋)でも高く評価したように、中距離適性も十分あって鋭い末脚も使える馬。母がフランスの良血繁殖牝馬であるディープインパクト産駒だけに、ここを勝って、ディープインパクトの正当な後継種牡馬として世界に向けた種牡馬になってほしい。ノーザンFとして、年に1頭しか産めない牝馬より、勝ってこの馬の種牡馬としての価値を高めたいという願望が、ルメール騎手配備に現れているのでは。

ラッキーライラック桜花賞で1番人気ながらアーモンドアイに負け、ショックだったのか(笑)そこからやや低迷期間続いた。そして、スミヨン騎手の騎乗でスイッチが入った(?)か、オルフェーヴル譲りの成長力(?)か、いずれにせよ古馬になって活躍を続けるようになって、いよいよここが引退レースとなる。フィエールマンにルメール騎手をとられてしまったが、福永騎手を用意してもらった。ただ、先週の朝日杯FSでレッドベルオーブが口を割って暴走したように、ソフトタイプの福永騎手が合わないという可能性はありそう。

カレンブーケドール:コンビで活躍してきた津村騎手が下ろされて、大一番に強い池添騎手へのスイッチとなった。ちょっと気の毒だが、津村騎手はG1実績が少ないだけに仕方ないのだろう。JCでも思ったより後ろから差してきたように、3強に食らいついており、ここでも好勝負可能。ディープインパクト×2歳、3歳チリ女王という配合で、瞬発力はそうでもないが底力あり。

ワールドプレミアワールドエースヴェルトライゼンデの下で、昨年の菊花賞馬。11ヶ月ぶりの前走JCでも調教の動きがよく、間に合ったと思い印を打ったが、0.8秒差の6着。三強の壁は厚かったが、使った反動が出ずに良化がみられるここは、好走可能。

オーソリティ:母母シーザリオだけありスタミナ十分で、青葉賞勝ちの後は骨折で半年開いた前走アルゼンチン共和国杯を勝った。近年はアルゼンチン共和国杯からここにつながったりもするのだが、正直今年は......。低レベルなレースだった印象で、ここではまだ厳しいのでは。

キセキ:前走は浜中騎手が抑えるのを諦めたような超ハイペースな大逃げだったが、好レースとなった影の功労者なのかも。ただ、さすがに大暴走後のここは狙いにくい。

ブラストワンピース:一昨年の有馬記念馬なのだが、今年はうまくかみ合わないレースが続き低迷。不器用な巨漢馬だが、若手のホープの横山武騎手がどんな騎乗みせるかは楽しみ。馬券的には買わない予定ではあるのが。

ラヴズオンリーユー:前走あたりは結構ハード調教を積んでいたので、そろそろ状態下降かなともみていたのだが引き続き動きは良い。ただ中山自体初めてで、前走の阪神でも坂で鈍っていた。あまり向く舞台ではないとの印象。前走で凡騎乗のデムーロ騎手も、ちょっとピークを過ぎた感が強くなってきた。

バビット菊花賞では3番人気10着と凡走したが、このコラムでもふれたように、割と予測しやすかった凡走では。ローカル中距離重賞で逃げてしぶとく稼ぐサイレントハンターみたいなタイプ(といっても例えが古すぎるか)で、G1でどうこういう馬でないのでは。

サラキア:府中牝馬S勝ち直後に、とうとうG1エリザベス女王杯でも2着と5歳秋にして今がピークなのかもしれない。ただ中山2500m向きではない印象。

ユーキャンスマイル:春は阪神大賞典勝ちもあり天皇賞(春)もそこそこだった。ただ秋になり1番人気でアルゼンチン共和国杯で4着、JC12着とパッとしない状況。年齢的にまだやれていい5歳の暮れだが、狙いにくい。

ペルシアンナイト:母がゴールドアリュールの全妹で、ハービンジャー産駒だけに、マイル寄りでの活躍から最近は中距離シフトしてきているのかもしれない。ただ、ズブくなってきたからこの距離で、という相手関係ではなく厳しい。

クレッシェンドラヴ:福島が得意な馬で昨年の福島記念、今年の七夕賞勝ちがあるだけに、似た要素のある中山金杯あたりが良いのでは。

モズベッロ宝塚記念では12番人気ながら3着と好走し、このレースと同舞台の日経賞ミッキースワローの2着。激走の下地はありそうで、少額穴で狙うにはいい馬ではないだろうか。

オセアグレイト:今年はダイヤモンドS3着、ステイヤーズS勝ちと数少ない3000m超のレースで好走するステイヤー。中山2500m自体はいい条件なのだろうが、相手関係が厳しい。


<まとめ>
有力:フィエールマンクロノジェネシスラッキーライラック

ヒモに:ワールドプレミアカレンブーケドール

穴で:モズベッロ

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2020年11月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ジャパンカップ展望/意外とスンナリ決まらない最近の3強対決
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先週は豪華メンバーのマイルチャンピオンシップが行われた。

当日の阪神芝は前日以上にインが有利。レシステンシアが内枠からスンナリ単騎の逃げを打ったことで、レース全体も先行イン有利の決着となった。

その中で絶好位につけて抜け出して来たのは人気のグランアレグリア。道中の折り合いを心配したが結果的には全く問題なく、直線少し前が詰まるシーンもあったが、体勢を立て直してからの脚の鋭さには目を見張るものがあった。まさに完勝。不安要素もあるとみて最終的な評価は3番手に下げたが、終わってみればとんだ見立て違いだった。

レースの明暗を分けたのは展開だ。当コラムで、「恐らくレシステンシアの逃げはそれほどハイペースにはならず流れは落ち着く可能性が高い」と書いた通り、落ち着いた流れになったことで、外を回った馬はほぼノーチャンスだった。

レシステンシアの北村友騎手に「もっと飛ばして欲しかった」という意見も見られたが、そもそもレシステンシアはこれまで実質的なハイペースで逃げたことはない。阪神JFは確かにそれなりの流れだったが、隊列はスンナリ、前走で1400mを使われていたことで、馬なりでもそれなりのスピードを発揮しただけのことだ。

北村友騎手は馬の気持ちを重視する「馬なり系」のジョッキー。強引に飛ばすような逃げはまずしないので、その特徴通りだった。騎手の特徴を知っておけば、無茶な期待をすることはない。逆に騎手の特徴を知らないままだと、何でもっと違う乗り方をしないんだと、不満ばかりが溜まっていく。納得いかない騎乗があったら、文句を言う前にその騎手について調べた方が良い。

(騎手の動き・特徴については『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』を読めばわかるようになります)

…と偉そうに語ってしまったが、私の本命は◎サリオスだったので、何も言えないのが悔しい。

~意外とスンナリ決まらない”3強”のG1レース

さて、今週末はこの秋屈指の、いや、21世紀屈指の好カードジャパンカップが行われる。

2年前の3冠牝馬にして8冠馬のアーモンドアイに、3歳牡馬牝馬の無敗の3冠馬コントレイルデアリングタクトの激突。この対決は海外遠征があまりできないコロナ禍がもたらした面もあり、今後も恐らく観ることのないドリームマッチとなりそうだ。

こういったレースは得てして馬券的には面白くないケースもあるが、今年はなかなか伏兵陣も充実している。昨年の香港ヴァーズを制し、前哨戦の京都大賞典をステップに臨むグローリーヴェイズ、2年前の2着馬で近走は復調気配を感じる古豪のキセキ、昨年の2着馬でオールカマー2着からココに臨むカレンブーケドールなどなど、通常ならば人気の一角を占めそうな有力どころが参戦。サートゥルナーリアの故障回避は残念だが、それでも十分豪華なメンバーと言えるだろう。

ちなみに、3強対決は今年のG1でも複数回見られるが、3頭での決着はほとんど見られない。3強の定義をどうするかが難しいところだが、仮に、

1、1番人気馬が2倍以上
2、2~3番人気が5倍程度までで拮抗
3、4番人気が10倍超程度と上位3頭から離れている

以上を3強を定義すると、条件にほぼ収まる今年のG1レースは以下の4度あった。

皐月賞

2.7倍 コントレイル →1着
3.6倍 サトノフラッグ →5着
3.8倍 サリオス →2着
(4番人気ヴェルトライゼンデは13.0倍)

天皇賞(春)

2.0倍 フィエールマン →1着
5.0倍 ユーキャンスマイル →4着
5.3倍 キセキ →6着
(4番人気ミッキースワローは11.9倍)

宝塚記念

2.4倍 サートゥルナーリア →4着
4.1倍 クロノジェネシス →1着
4.9倍 ラッキーライラック →6着
(4番人気ブラストワンピースは9.9倍)

スプリンターズS

2.2倍 グランアレグリア →1着
3.9倍 モズスーパーフレア →10着
5.1倍 ダノンスマッシュ →2着
(4番人気レッドアンシェルは13.3倍)

結果はご覧の通り、3強での決着は皆無だ。

さらに遡っても、3強っぽいオッズはしばしば発生しているが、驚くほどその3頭で決まることはない。それらしい決着でいうと2017年の朝日杯だろうか。

2.3倍 ダノンプレミアム →1着
3.9倍 タワーオブロンドン →3着
5.3倍 ステルヴィオ →2着
(4番人気ダノンスマッシュは8.7倍)

オールドファンなら、マヤノトップガンが差し切り、以下サクラローレルマーベラスサンデーで決まった1997年の天皇賞(春)などが3強対決&3強決着として思い浮かぶかもしれないが、近年は意外なほど一筋縄では収まっていない。

もし人気の3冠馬3頭で決まったらごめんなさいだが、馬券的には3頭のうち2頭くらいが馬券に絡み、1頭は別の組が入る…というような買い方が面白いのではないか。

例えば軸馬Aから、3強の残りBCを2列目に、3列目にはあえてBCを入れずに買うというような組み方は効率も良く、期待値も大きいように思う。

ジャパンカップの有力馬&穴馬

というわけで、最後は3強のなかで最も有力と考える馬と、3強以外の伏兵候補を1頭挙げておきたい。

コントレイル

菊花賞は外が有利な馬場状態の中での内枠。スピード豊富なこの馬には、馬場も枠も厳しい条件だった。それでもアリストテレスに詰め寄られながらも退けたのは地力の高さゆえ。東京芝2400mに替わるのは間違いなくプラスで、レースセンスも高く不発リスクの少ないタイプ。3強の中でも最有力とみる。

ユーキャンスマイル

かなり人気は落ちそうだが侮れないのがユーキャンスマイル。前走のアルゼンチン共和国杯は馬場の悪い内を通らされたことと久々が敗因で、悲観するものではなかった。昨年は内が伸びるレースだったジャパンカップだが、その中で外からよく伸びていたし、左回りの長丁場はベスト。今年は昨年よりも外が伸びる馬場になる可能性が高く、岩田騎手の決め打ち的な騎乗がハマれば怖い存在になりそうだ。

※週末の重賞の結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年10月31日() 08:00 覆面ドクター・英
天皇賞(秋)・2020
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菊花賞。無敗三冠馬コントレイルの誕生は、アリストテレスに思ったより食い下がられましたが、予想通りでもありました。ただ、ヒモに関しては、妙味がないとみたサトノフラッグ(数百円しか持っていない)が3着、ディープボンド(こちらを厚く持っていた)が4着となって大儲けとはならず。ただ、最終オッズをみると3着4着の順が逆でも意外にも配当の差があまりなく、これにはショックでした。良血サトノをわざわざ軽視して、穴馬ディープボンド捻りだしたつもりだったのですが(笑)
WIN5はまた4つ止まりで、スワーヴアラミス1点で失敗しました。年内に大きいのを当てたいものです。
菊花賞当日予想コメントを読んでない方向けに再掲しますが、「育成や調整技術が進んで、力量最上位馬が故障したり、体調を崩さずにクラシック路線を完走できるようになってきました。余分な前哨戦を使わなくてもよくなった分、体調管理も逆にしやすくなった、ということではないでしょうか。来年以降も、案外ポンポンと三冠馬が出現するようになるのかもしれません(笑) 晩成血統が排除されてきた結果、秋になって上昇することも無い、早い時期からの力関係が、そのまま持続するのかもしれません。某大手グループ由来の血統とはいえ、牡牝ともに、違う牧場から活躍馬が出るのはいいことですよね」。

さて、秋の天皇賞はアーモンドアイが出てくるからか、たった12頭の登録と、私が30年近く競馬をやってきて最少頭数の登録ではないかと思われます。



<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ:昨年同様、グループ馬が最内の一番いいところを開けてくれるのかもしれないが、そろそろ闘争心が衰えて繁殖向きになってくる時期でもありそう。また、グループ的にも繁殖牝馬は毎年一頭しか産めないだけに、ディープインパクト良血牡馬に勝って欲しいという采配もあるかも。

2番人気想定 クロノジェネシス:渋った宝塚記念を圧勝したため「重馬場の馬」みたいに言われていて、競馬雑誌とかでは「アーモンドアイとは適性真逆で一緒には来ない」というような論調が多いが、そんなことは無く、良馬場でも鋭く差し込んでこれるはず。それより、掛かったり出遅れたりのほうが心配な我の強い馬。

3番人気想定 フィエールマン菊花賞と、春の天皇賞連覇で、すっかり実績としてはステイヤーなのだが、福島でのラジオNIKKEI賞で鋭く差してきたように本質的には中距離のほうが良いと個人的には思っている馬。体調が整えばトップレベルでやれるし、種牡馬としてもディープインパクトの正統派後継としてやれる馬。牝馬の強い時代に一発風穴を開けるとしたらこの馬では。

4番人気想定 ダノンキングリー:昨年は皐月賞3着、ダービー2着、毎日王冠勝ちと活躍したが、今年は大阪杯で3着、安田記念で7着と安定していた馬が崩れだした。叩いたマイルCSが、今秋最大の勝負どころか。

5番人気想定 キセキ:差せるようになってきて宝塚記念2着、京都大賞典2着と復活してきた。ただスピード勝負の東京2000mが向いているかというと微妙。

6番人気想定 ダノンプレミアム;昨秋は秋の天皇賞2着、マイルCS2着と活躍したが、安田記念で13着と期待を大きく裏切った。スピードを生かせるここは向く舞台なのだろうが、尻すぼみになっていく中内田厩舎だけに……。

7番人気想定 ブラストワンピース:一昨年の有馬記念馬だが、不器用すぎて買いどころが難しい馬。東京2000mのスピード勝負は、正直向いていないとの印象。

8番人気想定 ダイワキャグニー:去勢して秋の初戦の毎日王冠では2着と好走した。ただ昔と違って、前哨戦をあまり使わなくなり、毎日王冠は勝ったサリオスから2着が3馬身ちぎられている。秋の天皇賞ではあまり要らないのでは。

9番人気想定 スカーレットカラー:昨秋は府中牝馬Sを勝ったように勢いあったが、5歳秋の牝馬で昨年までの勢いがみられず。

10番人気以下想定
ウインブライト:中山が得意で、香港でも結果を出したように、東京の瞬発力勝負はあまり向かない。間隔が空き過ぎの騎手も馬もプラスではない。

ジナンボーディープインパクト×アパパネという、絵にかいたような良血配合。オープンで好勝負できるようになってきただけで立派で、G1でどうこういうほどでない。

カデナ:2月の小倉大賞典では鋭く末脚を伸ばして久々の勝利も、その後馬券になれず。相手が強いここは要らない。


<まとめ>
有力:フィエールマンアーモンドアイクロノジェネシス

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ブラストワンピースの口コミ


口コミ一覧

有馬記念 傾向と血統

 エスプレッソ 2023年12月24日() 07:26

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今年もいよいよ終わりですね。私は1番好きな有馬記念が終わると一年が終わったなと毎年思います。

過去10年の馬券内30頭の傾向と血統から予想してみます。

1) 生産牧場
18頭がノーザンファーム、社台が3頭、その他が9頭で、その他の牧場の内キタサンブラックが3回、ゴールドシップが2回と1〜2番人気に推されたG1馬が延べ5回馬券になっています。
他ではゴールドアクターが2回とクイーンズリング、ディープボンドの計5頭が馬券になっています。


2) 馬体重
500kg以上の馬が最多12頭
480〜499kgの馬が7頭
460〜479kgの馬が10頭ですが、
牡馬が4頭、牝馬が6頭と半数以上を牝馬が占めています。
さらに細分化すると460kg台が1頭470kg台が3頭になっています。
つまり牡馬は馬体重が軽くなるほど確率が下がるという結果です。
ちなみに460kg未満の馬は448kgのサラキア1頭でした。


3) 距離適性
有馬記念は長距離適性のある馬が必ず1〜2頭は馬券になっています。
ただ菊花賞、春天で好走した経験のある長距離馬が1〜3着を独占したのは10年前の1回のみです。


4) 血統
大系統(父か母父)にサンデーサイレンスの血を持たないのは4頭で延べ6回馬券になっています。
サンデーの血を全く持たないのはレイデオロ1頭のみです。
クロノジェネシスとブラストワンピースは母母父がサンデー系、ゴールドアクターは父の母父がサンデー系でした。

その他の血統傾向としてミスプロ系は不振です。
父ミスプロ系は未勝利で0-3-0-33で3回の2着馬はキンカメ経由のミスプロ系でした。
母父ミスプロ系はブラストワンピースが1勝していますが、2着は無く3着に母父マキャベリアンのシュヴァルグランが2回3着で馬券になっています。

血統タイプとして父か母父が欧州型が強い傾向です。日本では父が欧州型は少ないため、母父が欧州型のタイプが多い印象です。


予想
◎ ⑩ ジャスティンパレス
今年の春天勝ち馬で3歳時は春のクラシックで活躍出来なかった早熟では無いタイプのディープインパクト産駒、母父はヌレイエフ経由のノーザンダンサー系
当年のG1勝ち馬で10番枠以内の馬は毎年馬券になっています。
スタートが良くないこの馬にはいい枠だと思います。


○ ⑬ タスティエーラ
父は非根幹距離に強かったサトノクラウン、母父は欧州型の中でも特に強いドイツ牝系を持つマンハッタンカフェ、少しスピード負けしそうな血統ではあるが、牝系にはフレンチデュピティやクラフティープロスペクターなどスピードタイプの馬が多く心配は要らないと思います。
今年の3歳のレベルを疑問視する声も有りますが、私は5歳6歳世代よりはレベルが高いと思っています。


▲ ⑤ ドウデュース
父はハーツクライ、母父はボールドルーラー経由のナスルーラ系、母父ナスルーラ系は出走数もそれほど多くないですがキタサンブラック以外好走例が無く、母母父も米国型でこのレース向きではないのですが、使って良くなるタイプで鞍上も武豊に戻り地力と騎手の技術で何とかしてくれると思います。


△ ⑮ スルーセブンシーズ
調教とかよくわからないのですが好調としか聞かないので。
凱旋門など海外に行って全くダメになる馬も多いですが、この馬は海外から帰って調教が良く馬体重も宝塚記念より大幅に増加していることから、海外に行って強くなるタイプだと思います。
枠はよくないですが元々後方から競馬をするタイプで、腹を括ってポジション取りは諦めて内目の経済コースを通れば、得意のコースなので勝負になると思います。


今回買うのはこの4頭に絞ります。


以下見送り
① ソールオリエンスは馬格が無いことと、皐月賞は強かったがハイペースの展開でがハマったこと、最後は1番馬場の良いところを通れたのが勝因だと思います。重馬場巧者の可能性も?
その後3戦少し足りない競馬が続いていることからさほど成長できていないのでは?


④ タイトルホルダー
父がミスプロ系で、馬格も無く、そもそもこの馬をあまり強いと思ったことがないです。古馬になって4勝していますが2着馬はボッケリーニが2回、ヒシイグアス、ディープボンドと少し足りない馬ばかりで…


⑯ スターズオンアース
父、母父共にミスプロ系でこのレースには合わない血統です。
大外枠でかなり厳しいと思います、JCも8枠から好走しましたが、スタートが綺麗に決まった事、有力馬や先行馬が4枠より内に集まっていた事で楽に脚をあまり使わずいいポジションが取れたのですが、今回6枠7枠にはそこそこポジションを取りに行く馬が揃っているため、前走のようにはいかないはずです。

 よんこーなー 2023年12月17日() 14:47
競技馬として馬事公苑にやってきたブラストワンピース 
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本格的なトレーニングは8ヶ月ほど、それでも北海道予選を通過して馬事公苑にやってきたブラストワンピース。GI勝ち馬らしい堂々とした演技でした。

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 ken1 2023年9月3日() 16:50
新潟記念は内外馬場状態の見極めも重要か
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★新潟記念

過去10年のデータから

★A……ZI値4位以内が8/10年連対、3着以内9/10年
⇒○1位1サリエラ、2位11バラジ、3位3ノッキングポイント、4位14マイネルウイルトス

B……3着以内馬は、前2走で、a重賞3着以内11/30,bOP3着以内2/30、
c3勝級勝ち5/30、d重賞2人気以内5/30、
例外7頭は、13年コスモネモシン(フェアリーS1、新潟施行福島牝馬S2)
15年パッションダンス(新潟大賞典1)16年ロンギングダンサー(新潟3勝級二千1)
17年カフジプリンス(ダイヤモンド3)18年メートルダール(中日新聞杯1)
ショウナンバッハ(AJCC3)22年ユーキャンスマイル(19年1)
※重賞3着以内とリピーター
⇒○a1番、★3番、5イクスプロージョン、14番
  b2グランオフィシエ
  c10ファユエン
  d13プラダリア
  e4サトノルークス(菊2)6ブラヴァス(20年1)7フラーズダルム(新潟2歳3)
★9ユーキャンスマイル(22年2)

★★C……馬体重520K以上(3/0/1/8)438k以下(0/0/0/9)460~479K
(2/3/4/38)480~499k(3/5/4/46)
⇒○520K以上8インプレス
 ✕438k以下1番
 ▲4803K~499k3,4,7,14番

★D……7才以上(1/1/2/32)連対馬2頭は15年パッションダンス(新潟大賞典1)と
22年ユーキャンスマイル(19年1)、3着馬2頭は16年ロンギングダンサー(新潟二千OP1)と18年ショウナンバッハ(AJCC3)
⇒○6、9番
 ▲4番、14番(新潟二千OP1)
 ✕12番

E……消しのデータ
★a)△単勝オッズ100倍以上(0-0-1-20)※18年ショウナンバッハ(AJCC3)
⇒△4,12番

※b)△3〜5歳馬で当日10番人気以下(0-0-1-24)※17年カフジプリンス(ダイヤモンドS3)
⇒△2,8番

★c)×単勝オッズ50倍以上の関西馬(0-0-0-19)
⇒✕4番

d)×4〜6歳の牡セン馬でハンデ53kg以下(0-0-0-17)
⇒✕なし

★e)△前走OP特別(0-0-2-15)※15年ファントムライト(2走前3勝級1、当該コース0/2/0/0
と18年ショウナンバッハ(上記)
⇒△12番

※f)×前走条件戦だった馬で当日7番人気以下(0-0-0-14)
⇒✕なし、10番は6人気
 
※g)×前走1700m以下または2200m以上のOP特別/G3/G2(0-0-0-19)
⇒✕1,7,9,11,12番

★h)×間隔3週(0-0-0-14)
⇒✕7,12番

★★F……父か母父がディープかキンカメ系      父        母父
2018年 1着 ブラストワンピース ハービンジャー ☆キングカメハメハ
2019年 1着 ユーキャンスマイル ☆キングカメハメハ ダンスインザダーク
    2着 ジナンボー     ディープインパクト ☆キングカメハメハ
    3着 カデナ     ☆ディープインパクト French Deputy
2020年 1着 ブラヴァス     ☆キングカメハメハ ディープインパクト
    2着 ジナンボー     ディープインパクト ☆キングカメハメハ
2021年 3着 クラヴェル     エピファネイア ☆キングカメハメハ
2022年 2着 ユーキャンスマイル ☆キングカメハメハ ダンスインザダーク
⇒○2番、3番、6番、9番

※G……勝ち馬の       前走と      7,8月の成績
2013年 コスモネモシン クイーンS(GⅢ) 2011年クイーンS(GⅢ)2着
2014年 マーティンボロ 小倉記念(GⅢ) 2014年小倉記念(GⅢ)2着
2015年 パッションダンス 小倉記念(GⅢ) 2012年3歳以上500万下(新潟)1着
2016年 アデイインザライフ 常総S(1600万下) 7、8月の出走なし
2017年 タツゴウゲキ 小倉記念(GⅢ) 2017年小倉記念(GⅢ)1着
2018年 ブラストワンピース 日本ダービー(GⅠ) 7、8月の出走なし
2019年 ユーキャンスマイル 天皇賞(春)(GⅠ)2018年阿賀野川特別(新潟・1000万下)1着
2020年 ブラヴァス     七夕賞(GⅢ) 2020年七夕賞(GⅢ)2着
2021年 マイネルファンロン 函館記念(GⅢ) 2019年函館記念(GⅢ)2着
2022年 カラテ     安田記念(GⅠ) 2021年関屋記念(GⅢ)2着
☆前走重賞9/10頭、7,8月に重賞連対か新潟コース勝ちあり8/10
⇒○5番(関越S1)6ブラヴァス(七夕賞2)11バラジ(新潟1勝級2)
14番(函館記念2)

★★H……上がり3F1位と2位が成績優秀
上がり 着別度数  勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
3F 1位 5- 1- 2- 5/ 13 38.5% 46.2% 61.5% 940 317
3F 2位 2- 2- 0- 6/ 10 20.0% 40.0% 40.0% 266 161
3F 3位 0- 1- 4- 4/ 9 0.0% 11.1% 55.6% 0 256
3F ~5位2- 3- 3- 15/ 23 8.7% 21.7% 34.8% 61 156
3F 6位~1- 3- 1-109/114 0.9% 3.5% 4.4% 10 16
☆近走で上がり1,2位計時、複数回
⇒○1,3,7,10,13,14番
 ▲2,5,6,8,9,11,

★I……近5年で前2走で重賞連対馬が4/5年連対、22年はリピーターが連対
⇒◎3,14番
 ○6番

圏内は、3,5,6,10,13,14番
上がり1位を連発していてサウスポーの1番は底を見せていない伸びしろある3才だが
21年1人気だった1枠2番ザダルも消えた様に1枠は鬼門でその年2桁馬番が
掲示板を独占したとおり開催最終週で外枠重視がセオリー

圏内でZI値4位以内は3番と14番
7/10年で6人気以下の人気薄が連対して波乱となっているが
圏内で該当は5,6,10番
一方4人気以内が複数3着以内になるのは3/10年しかなく、
3,13,14番はヒモ的に押さえる組立が良いのかも

さて軸馬だが1頭ではリスク高いしハンデ戦なら連勝系はBOX馬券が組立としてはベターか
三連系は3,14番が一応軸になるが、5,6,10番はどれかは必ず入れたい

馬連(3,5,6,10,13,14)BOX各三百円、ただしオッズ30倍以上で12点
三連複(3,5,6,10,13,14)BOX各二百円、ただしオッズ60倍以上19点
三連単(3,5,6,10,13,14)BOX各百円、ただし10万馬券以上で、かつ
2桁馬番は必ず入れて74点
複勝勝負は、ハンデ戦だけにとても買えない
≫≫3-9-8
7番が逃げて36.1-34.3のSペース、番手に4,6番5,10番が好位
直線決め手勝負になるも一つ前にいた3番が内から割って伸び
後方から9番が、内ラチ沿い
から出負けした8番が差して来る
13番は差し負け、絞れたと思った14番は伸びず、やはり大幅馬体重増減はマイナスなのか
データ的には1,9番を消した理由が共通だったので、リピーター最強かよって感じ
8番は項目Cくらいしか材料がなく、お手上げ
項目Iで3番は◎なのだから外枠に拘りすぎたといえる
12Rの千直観ても意外と外ラチより中程が伸びていたので馬場的に外が優位では無かったのかも




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★丹頂S

a前走 bOP以上実績 c当該(北海道)コース実績

22年 1-2-11
5ボスジラ56k6牡2人 a札幌日経2人0.2差3 b20年1☆ c=b
9ディープモンスター56k4牡1人 a白富士3人0.4差5 bすみれ1 cなし※二千二百M1
1ロードトゥフェイム52k4牡7人 a3勝級11人1.7差15 bスプリング0.8差8 c函館2勝級0.6差7※二千五百M1

21年 ZI値1-2-4位
10カウディーリョ55k5牡1人 a札幌日経賞4人0.1差2着☆、b東京二千四百OP0.1差4着
            c(札幌千八新馬と二千2勝級勝ち
9ボスジラ56k5牡3人 a札幌日経賞2人0.9差6着 b20年1☆ c=b
5ゴースト54k5セ2人 a札幌日経賞0.7差4着 b=a c2勝級1

20年 1-7-2
5ボスジラ4牡1人 a札幌日経賞0.7差2☆ b阪神大賞典0.6差8 c=a
3バレリオ5牡6人 a七夕賞1.0差10 bOP0.1差2☆ cなし※二千四百M1
6タイセイトレイル5牡7人 a目黒2.2差15 bOP0.1差3☆ c19年3※アルゼンチン2


19年 6-13-3 
8ボンデザール4牝2人 a2勝級1 bなし c未勝利1(函館26002勝級1)
2ハナズレジェンド6牡12人 a3勝級1.0差10 bなし cなし※2走前札幌3勝級0.0差2
5タイセイトレイル4牡3人 a札幌日経賞0.1差3☆ b=a c=a

★A……前走2勝級以上連対馬が毎年連対、札幌日経賞3着以内が毎年3着以内
⇒○1イヤサカ
 ▲14ダンディズム 

★B……OP以上3着以内あり
⇒○5サンアップルトン、6レッドジュニアル、7ボスジラ、8キングオブドラゴン、14番

★★C……札幌(函館洋芝)勝ちか3勝級連対かOP以上3着以内あり
⇒○2ジャンカズマ、3サトノエルドール、7番、14番

★D……ZI値3位以内が毎年3着以内
⇒○1位14番、2位11メロディーレーン、3位9ジェットモーション

★★★E……前走上がり3位以内が毎年連対(近走好走時に3位以内)
⇒○1,3,5番
 ▲2,7,10,12 14番

★F……3着以内馬は、前走札幌日経賞出走なら0.9差以内か6着以内
⇒✕4,5,6,7,8番

≫≫2-14-12
逃げ馬が来ない丹頂Sで1番が逃げる想定通り
番手マークの2番がそのまま抜け出し、後方から捲った14番が届かず
更に後ろから12番が差し負け
データ的には項目Aが最重視で軸は14番、更にEが近走に広げれば該当で
また牝馬が3年間来ていないトータルでも不利なら11,13番は狙いを下げれる

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コメント一覧
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月27日(火) 00:23:47
ヒロシ、穴、馬体落とせば、距離適性は20以下のはず
5:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年6月26日(金) 21:15:05
前走は、騎乗×。3着はあった。
4:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年6月25日(木) 02:28:55
前走ど返し。

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2021年8月22日札幌記念 G25着
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2021年8月22日 札幌記念 G2 5着
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