2017年12月10日()シャティン競馬場 芝2400m

最新出走予定馬情報 〜香港ヴァーズ 2017〜

 第58回宝塚記念(25日、阪神11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・内2200メートル、1着本賞金1億5000万円 =出走11頭)里見治オーナー(75)=セガサミーホールディングス代表取締役会長CEO=は、安田記念サトノアラジンに次ぐGI連勝。昨秋からの勢いが続いている。「体が増えてパドックで体がすごく良かったので、あわよくば…と思っていた」と笑顔。今後については「夏はゆっくりさせて、秋は相談してから。香港ヴァーズ連覇の道もあるしね」と期待を膨らませた。

 生産したノーザンファームは、この一戦に6頭を送り込み、早くも今年のGIは7勝目。副代表の吉田俊介氏(43)は「2歳時から素質を見せて香港でGIを勝ち、日本でも勝ててうれしい」と喜びを口にした。

 クラウンの母ジョコンダIIは今年、ディープインパクト産駒の牡馬を出産し、再びディープインパクトを種付けされている。

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過去10年の結果 〜香港ヴァーズ 2017〜

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2016/12/11 サトノクラウン 牡4 日本 2:26.2 J.モレイラ 堀宣行
2015/12/13 ハイランドリール 牝3 アイルランド 2:28.43 R.ムーア A.オブライエン
2014/12/14 フリントシャー 牡4 フランス 2:29.83 M.ギュイヨン A.ファーブル
2013/12/08 ドミナント 牡5 香港 2:27.29 Z.パートン J.ムーア
2012/12/09 レッドカドー セン6 イギリス 2:28.73 G.モッセ E.ダンロップ
2011/12/11 ドゥーナデン 牡5 フランス 2:27.50 C.ウィリアムズ M.デルザングル
2010/12/12 マスタリー 牡4 UAE 2:27.69 L.デットーリ S.ビン・スルール
2009/12/13 ダリヤカナ 牝3 フランス 2:27.51 G.モッセ A.ド・ロワイエ=デュプレ
2008/12/14 ドクターディーノ 牡6 フランス 2:29.14 O.ペリ R.ギブソン
2007/12/09 ドクターディーノ 牡5 フランス 2:28.2 O.ペリ R.ギブソン

歴史・概要 〜香港ヴァーズ 2017〜

香港ヴァーズは香港競馬年度シーズンの最初の中長距離路線のGI競走。香港では2000m以上の競走があまり日程に組み込まれていないため、ヨーロッパなど他地区の競走馬が地元勢を圧倒する事が多く見られる。1994年に国際リステッドとして【香港国際ヴァーズ】の名称で創設され、2000年に【香港ヴァーズ】に改称された。
開催時期の影響もあり、一線級の日本調教馬は、ほとんど有馬記念香港カップへ向かう傾向にあり、賞金などの理由で有馬記念に出走できない馬の挑戦が多い。日本馬では2001年にステイゴールドが優勝している。

挑戦した日本馬 〜香港ヴァーズ 2017〜

ステイゴールド 1着/香港ヴァーズ(2001年)
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血統
父:サンデーサイレンス
母:ゴールデンサッシュ
成績
50戦7勝
7億6299万+120万USドル+800万香港ドル
主な勝ち鞍
香港ヴァーズ(GI)
ドバイシーマクラシック(GII)
目黒記念(GII)
日経新春杯(GII)
引退レースで掴んだ金メダル

 現在は3冠馬オルフェーヴルを輩出するなどトップサイアーとして活躍しているステイゴールド、その現役時代は決して平坦な道のりではなかった。2歳の12月にデビューし、5戦目で初勝利。その後2勝を条件戦で挙げるも京都新聞杯、菊花賞では見せ場なく敗退した。しかし、年が明けるとステイゴールドのその秘めた素質が徐々に花開く。天皇賞春(GI)で10番人気の低評価ながら2着に入ると宝塚記念(GI)2着、天皇賞秋(GI)2着、有馬記念(GI)3着、その翌年も宝塚記念(GI)3着、天皇賞秋(GI)3着と第一線で活躍。
 その実力は誰もが認めていたが、GIIでも勝ちきれない善戦マンという印象が強く、池江泰郎調教師は主戦の熊沢騎手から武豊騎手へ乗り代わりの決断を下し、目黒記念(GII)へ出走。2年9ヶ月ぶりの勝利を飾った。レース後、武豊騎手は「クラシック並の大拍手だった」と語るほど多くのファンが歓喜したレースであった。その翌年、日経新春杯(GII)で重賞2勝目を挙げたステイゴールドはドバイシーマクラシック(GII)に出走。12番人気の低評価であったが、前年のワールドシリーズ王者ファンタスティックライトを競り落とし、大金星を挙げた。
 その後も国内レースに出走するも勝ちきれず、迎えた引退戦、香港ヴァーズ。これまで49戦し、GI未勝利のステイゴールドがついに報われる。レースでは後方でじっと脚を溜め、直線勝負へ。残り200mの時点で先頭馬と5馬身以上あり、厳しい展開であったが、1完歩ごとに差を詰め、「まるで背中に羽が生えたようだった」と武豊が語る鬼脚で初GI制覇を引退戦で飾った。同レースは競馬史に残るドラマチックレースに数えられ、多くのファンの語り草になっている。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2016年サトノクラウン牡4J.モレイラ堀宣行1着
ヌーヴォレコルト牝5岩田康誠斎藤誠4着
スマートレイアー牝6武豊大久保龍志5着
2014年カレンミロティックセン6池添謙一平田修5着
2013年アスカクリチャン牡6岩田康誠須貝尚介7着
2012年ジャガーメイル牡8D.ホワイト堀宣行2着
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