レーベンスティール(競走馬)

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レーベンスティール
レーベンスティール
レーベンスティール
写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2020年3月8日生
調教師田中博康(美浦)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者広富牧場
生産地日高町
戦績 7戦[3-2-1-1]
総賞金8,405万円
収得賞金3,600万円
英字表記Lebensstil
血統 リアルスティール
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
ラヴズオンリーミー
トウカイライフ
血統 ][ 産駒 ]
トウカイテイオー
ファヴォリ
兄弟 ルーチェデラヴィタサーチュイン
市場価格2,090万円(2021北海道セプテンバーセール)
前走 2023/12/10 香港ヴァーズ G1
次走予定

レーベンスティールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/10 香港 4 香港ヴァーズ G1 芝2400 8--------8** 牡3 55.0 J.モレイ田中博康 483
(--)
2.32.1 2.0----ジュンコ
23/09/18 中山 11 セントライト G2 芝2200 15343.821** 牡3 56.0 J.モレイ田中博康 470
(-4)
2.11.4 -0.333.9⑥⑥⑦⑦ソールオリエンス
23/07/02 福島 11 ラジNIK賞 G3 芝1800 167141.913** 牡3 56.0 戸崎圭太田中博康 474
(-2)
1.47.0 0.134.4⑪⑩⑩⑩エルトンバローズ
23/05/14 東京 5 3歳1勝クラス 芝1800 13331.611** 牡3 56.0 D.レーン田中博康 476
(-4)
1.47.4 -0.833.0ワイドアラジン
23/03/25 中山 6 3歳1勝クラス 芝1800 11791.612** 牡3 56.0 戸崎圭太田中博康 480
(+2)
1.54.6 0.035.7セオ
22/12/10 中山 4 2歳未勝利 芝1800 16121.311** 牡2 55.0 T.マーカ田中博康 478
(-2)
1.48.4 -0.635.6サルヴァトーレ
22/11/13 東京 5 2歳新馬 芝1800 9663.122** 牡2 55.0 T.マーカ田中博康 480
(--)
1.50.8 0.033.2ソールオリエンス

レーベンスティールの関連ニュース

「2024年JRAブリーズアップセール」が23日、中山競馬場で行われ、上場された2歳馬76頭(欠場5頭)全てが売却された。

最高価格は新種牡馬ナダル産駒のトウカイライフ2022(牡)で、木村美惠子氏が2700万円(税抜き)で落札した。半兄に昨年のセントライト記念を制したレーベンスティール(父リアルスティール)がおり、前日の騎乗供覧ではラスト2ハロン23秒2(12秒0―11秒2)と活発な動きを見せていた。

【4歳以上次走報】レーベンスティールは新潟大賞典を視野 2024年4月4日(木) 20:56

香港ヴァーズ8着レーベンスティール(美・田中博、牡4)は、新潟大賞典(5月5日、新潟、GⅢ、芝2000メートル)を視野に入れる。

★東風S6着モントライゼ(栗・松永幹、牡6)は、谷川岳S(28日、新潟、L、芝1600メートル)が目標。

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【霧プロのキーホース診断】有馬記念2023 好走の鍵は血統が持つ上昇度! 栄冠を掴んだ中山でソールオリエンスは躍動するか? 2023年12月20日(水) 15:00


ウマニティプロ予想家・が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



ソールオリエンス
本馬が今年の皐月賞で見せた走りは、ちょっとした衝撃だった。
全馬が苦しむ重馬場に加え、容赦無くスタミナを削るハイペース。その激戦の最後の最後に本馬が見せた暴力的なまでの末脚の威力は今でも目に焼き付いているし、同時にこうも思った。今年のクラシックはこの馬が全部持っていくな、と。
……そんな風にまで感じた馬だっただけに、年末に至るまで本馬が勝ち星を挙げられないとは、正直なところ想像ができなかった。

別に悪い競馬をしているわけではないし、まだ3歳。衰えているわけがない。
タスティエーラドゥレッツァレーベンスティールなど、想像以上の成長を果たすライバルが現れただけで、本馬自身は常に見せ場を作り、馬券圏内率100%のままクラシックを完走している。
そんな本馬が次なる目標に定めたのが、同世代のライバル・タスティエーラのみならず、超強力な古馬勢を相手にすることとなる有馬記念皐月賞以来となる中山で、勝利という結果を得ることはできるのだろうか。いつも通りに各要素から掘り下げていきたい。

まず指数面だが、皐月賞以降も安定して高い数字を刻んでおり、さすが世代のトップホースと思えるだけの安定感を発揮している。
が、近5年の間で有馬記念において好走した3歳馬たちと比べると、気になる点が浮上する。
昨年の勝ち馬イクイノックスはダービーにおける指数が非常に高く、2着のボルドグフーシュ菊花賞における指数が近年の同レースの中でも上位評価できるレベルだった。
21年の勝ち馬エフフォーリアは、皐月賞、ダービー、天皇賞(秋)といずれも突出した指数を記録していたし、19年の2着馬サートゥルナーリア神戸新聞杯で、3着馬ワールドプレミア菊花賞で、それぞれ水準以上の指数を刻んでいた。
例外と言えるのは18年の勝ち馬ブラストワンピースだが、この年は古馬勢の層が非常に薄く、近年の有馬記念の中でも指数的なレベルは極端に低い。単純にメンバーレベルが低かったと考えられる。

ここまでの指数の推移を見ると、本馬の刻んできた数字はブラストワンピース以上ではあるものの、その他の3歳好走馬たちに比べ、”安定はしているが突出はしていない”のだ。
唯一肩を並べる数字なのが冒頭で触れた皐月賞なのだが、馬場が悪く、ペースが極端であったレースの指数は妙に高めに振れる時があるので、これを鵜呑みにはできない。
加えて、今年の古馬上位勢のレベルは近年最強クラス。イクイノックスが不在でも、ジャスティンパレススターズオンアースドウデュースタイトルホルダーあたりは主役級の能力を有しており、相手関係は楽ではない。これまで以上のパフォーマンス上昇がなければ、勝ち切るのはかなり難しく思える。

だが、血統的にはまだまだ上昇の可能性がある。
父のキタサンブラックが急激に強くなったのはちょうどこのくらいの時期からだったし、兄姉のヴァンドギャルドやアルベルティーヌといった馬たちも、4~5歳にかけてキャリアハイの戦績を刻んでいた。
本馬自身も陣営から再三「良くなるのは先」という評価を受けていた馬でもあり、ここから急激に上昇カーブを描いて殻を突き破る可能性は十分にあるだろう。
それを示すように、調教の動きは抜群で体調は本当に良さそう。
全体時計の出方や終いの時計の出し方も春とはかなり印象が違い、凄みすら感じさせる内容。セントライト記念時や菊花賞時と比べても更に一段上の状態に達しているように思われる。この状態の良さが実戦に直結してくるようならば面白いかもしれない。

気になる点としては、右回りのコーナーで依然ぎこちなさを残す部分か。
兄姉に短距離~マイルの実績馬が多く、それだけ前向きな気性を伝える母系出身であるがゆえに、菊花賞の3000mからの距離短縮というのはプラスであるように思えるが、できるだけロスなく運びたい舞台で外に張ってしまう可能性があるというのは怖い。完全に直線に入ってからの爆発力はこれまでの走りが示す通りなので、乗り替わる川田騎手がこうした個性を踏まえた上でどのような戦法に出てくるか注目される。

今年は特にスターホースたちの引退が多いように感じられ、来年以降の競馬の盛り上がりには本馬を含めた3歳馬の成長が必須。同期の三冠牝馬リバティアイランドは一足先にジャパンカップにおいて大いに存在感を示したが、本馬やタスティエーラにも続いて欲しいという気持ちはある。実際の予想と個人の感情は別にした上で検討を進めていきたいが、結果は果たして。


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!

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※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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ローシャムパークとレーベンスティールが香港から帰国 2023年12月12日(火) 18:13

10日の香港国際競走に出走した日本馬のうち美浦・田中博厩舎のカップ8着ローシャムパーク(牡4)、ヴァーズ8着レーベンスティール(牡3)が12日、成田国際空港に到着し、同午前10時20分にJRA競馬学校国際厩舎に入った。

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【香港ヴァーズ】レーベンスティール 1番人気も最下位8着にモレイラ騎手「前走時とは全然違う馬」 2023年12月11日(月) 04:46

国内オッズで単勝1・9倍の1番人気に推されたレーベンスティールは、最下位8着でゴール。中団を追走したが、直線に向くと余力なく後退していった。「能力をまったく出していません。前走時とは全然違う馬でした」とモレイラ騎手。田中博調教師は「これだけ負けてしまうと、コンディションが整ってなかったということ。この子に申し訳ない気持ちです」と肩を落とした。

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【香港カップ】ロマンチックウォリアーが接戦制して連覇 3着ヒシイグアスが日本馬最先着 2023年12月10日() 19:08

香港国際競走4レースが12月10日、シャティン競馬場で行われた。

第37回香港カップ(8R、GⅠ、3歳以上、芝2000メートル、定量、11頭立て、1着賞金2016万香港ドル=約3億8304万円)は、ジェームズ・マクドナルド騎乗のロマンチックウォリアー(セン馬5歳、香港・C.シャム厩舎)が4番手追走から抜け出して優勝。ゴール前は外から迫るルクセンブルク(牡4歳、愛・A.オブライエン厩舎)との激しい競り合いを短アタマ差制して連覇を成し遂げ、5度目のGI制覇を決めた。タイムは2分2秒00(良)。

日本馬では7番手から直線追い上げたヒシイグアス(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)が勝ち馬からクビ差の3着に食い込んだ。

後方待機策から脚を伸ばしたプログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)が5着、ローシャムパーク(牡4歳、美浦・田中博康厩舎)は8着。

香港カップを勝ったロマンチックウォリアーは、父アクラメーション、母フォークメロディ、母の父ストリートクライという血統のアイルランド産馬。通算成績は17戦12勝。GIは2022年クイーンエリザベス2世C、香港C、2023年クイーンエリザベス2世C、コックスプレートに次いで5勝目。

◆ジョアン・モレイラ騎手(3着 ヒシイグアス)「素晴らしい走りでした。直線での不利が少しもったいなかったです」

◆ダミアン・レーン騎手(8着 ローシャムパーク)「残念ながら出遅れて、位置取りが後過ぎました」

田中博康調教師(8着 ローシャムパーク)「スタートにリスクがある馬なのはわかっていました。ジョッキーは距離のロスを敗因に挙げていましたが、パフォーマンス自体が落ちてしまっていると思いました。(レーベンスティールと)2頭とも厳しい結果になり、申し訳ない気持ちです」

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レーベンスティールの関連コラム

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ウマニティ会員の皆さん、お久しぶりです。甘粕代三です。
今年も香港国際競走の季節がやって参りました。今年は史上最多の14頭の日本勢が1200mから2400mの4レースに挑戦! アタクシも負けてはいられず、と例年より早く2日(土)に香港入り、毎朝シャティン競馬場に駆け付けては日本勢、これを迎え撃つ地元香港勢に欧米、中東各馬の状態を観察しています。今年の結論を一言でいえば、日本勢2勝は当確、上手くすれば4勝のグランドスラムの可能性も十分あり!

というのは香港勢の横綱、大関であるマイル王ゴールデンシックスティ、中距離王ロマンチックウォリアーのいずれにも大きな死角があるからです。さあ、アタクシの気の早い結論が与太なのか、モーゼかキリストはたまたモハメドの如き大予言なのか、発走順に仔細に検討して参ります。

香港ヴァーズ(シャティン芝2400m)
このレースの直近10年は日本勢が4勝、欧州4勝、そのうち3勝がアイルランドの名伯楽エイダン・オブライエン厩舎、残る1勝がフランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎、地元香港勢2勝と日欧がっぷり四つの様相を呈しています。今年も大きく言えば、この状況に変化はありません。しかし、香港唯一のA級ステイヤーで今年カタールのローカルG1、エミール・トロフィーを楽勝したロシアンエンペラーが選出後に脚部不安発生。残る香港3騎はこのメンバーでは馬場掃除が関の山。日欧が覇を競うことになります。

ロシアンエンペラー回避後の10頭中、日本勢は4頭と最多、アイルランド・オブライエン厩舎が1頭、フランス・ファーブル厩舎1頭、イギリスの1頭を香港勢3頭が迎え撃つ顔付けになりました。この中で圧倒的な存在感を示しているのは勿論、日本4騎です。米ブリーダーズカップターフ3着と終に復活の兆しを見せ、ロスアンゼルスから香港に直行したダービー馬、シャフリヤール。前走アルゼンチン共和国杯で重賞勝ち馬となったゼッフィーロ、父に香港横綱モーリス、母にあの名牝ジェンティルドンナを持つジェラルディーナ、3歳の若駒ながら渡海の挑戦を敢行したレーベンスティールの4騎はいずれ菖蒲か杜若。この4頭だけで3連単、香港ならではの4連単も十分視野に入ります。日本勢香港ヴァーズ史上最強の顔付けと言っても差し支えありません。

この中で最も注目しなければならないのはレーベンスティールです。前走セントライト記念は休み明けながら皐月賞ソールオリエンスを子供扱いする1馬身3/4差の圧勝。セントライト記念から香港のローテーションも最適なら、香港シャティン競馬場の隅から隅まで知り尽くした雷神ことJ.モレイラが引き続き鞭を取るのは正に鬼に金棒! おまけに3歳馬ゆえ5ポンドのアローアンス。5日朝には僚馬、ローシャムパークとパドックをスクーリング。初見参のシャティン競馬場に物見することもなく2頭であたりを睥睨するかのような落ち着きぶりでした。日本勢では筆頭の評価をせざるを得ません。

残る日本勢3騎の評価は今日5日の時点でシャフリヤールゼッフィーロジェラルディーナの順。レース前日の9日までの状態を見て最終的評価を下しましょう。

さて欧州勢ですが、やはりエイダンのウォームハートが不気味です。ヨークシャー・オークス、ベルメイユ賞と欧州G1を連覇。その後、米ブリーダーズカップフィリーズ&メアで惜しくも2着に終わりましたが、サンタアニアでの2着は日本より遅く時計がかかり、欧州よりは早く時計が早い香港シャティンの芝適性を示すものです。欧州で最も時計のかかるドイツはバーデン大賞典でようやくG1ウィナーに上り詰めたジュンコよりは数段上と見ます。おまけに3歳牝馬は9ポンドのアローアンス、これが最後の直線で大きくモノをいうことは間違いありません。日本勢との比較で言えば、シャフリヤールと横一線と評価しておきます。

さて、明日は香港スプリントの展望。日本勢が苦戦したこのレース、今年は少々様相が異なってきています。明日のスプリント展望も乞う、ご期待!


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2023年11月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年は東スポ杯以上に京都2歳Sに注目!/ジャパンカップ展望
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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年11月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】残り1ヶ月半、逆転への秘策/マイルCS展望
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エリザベス女王杯ブレイディヴェーグが勝利。これで秋G1は、

スプリンターズS ママコチャ=川田騎手
秋華賞 リバティアイランド=川田騎手
菊花賞 ドゥレッツァ=ルメール騎手
天皇賞(秋) イクイノックス=ルメール騎手
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ=ルメール騎手

ご覧の通り、お馴染みの2人しか勝っていない。今週もシュネルマイスターセリフォスという有力馬に騎乗する両ジョッキー。果たしてまだこの記録は続くのだろうか…。

さて、気づけば今年もあと1ヶ月半ほど。勝っている人はそのままでいいかもしれないが、負けている人は一発逆転を考える時期かもしれない。

もちろん、本来競馬の収支は1年でリセットされるものではないので淡々と続けるのが基本なのだが、それでも年の瀬へ向けてどうにかしたいという気持ちもわかる…というか私自身もそうだ。

そこで、収支を逆転するためにどうすべきかを考えてみた。

ひとつはレートを上げて勝負すること…なのだが、これはさらに収支を悪化させる危険が伴う上に、予算的に負荷をかけることになるのでオススメできない。

そこでもうひとつ、

「荒れるレースで勝負する」

ということだ。

勝負というとどうしても、自信のあるレース=期待している馬がキッチリ走るレース、を選んでしまいがちだが、それだと爆発的な回収はできない。戦う場(レース)を選べるというのが競馬のメリットでもあるのだから、より波乱度の高い難解なレースで勝負して、高配当をまとめて取るというのが一撃で回収するためには良いかもしれない。

シンプルに考えて、自分が難しいと思うレースは多くの人にとっても難しいのだから、その中で少しでもアドバンテージがあれば勝負に行っていい。私自身も今年は負けているので、ちょっと荒れそうなところで強気な勝負をしていこうと思っている。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はマイルチャンピオンシップから。

エルトンバローズ西村淳也騎手)

注目はエルトンバローズ西村淳也騎手。
ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを、毎日王冠ではソングラインシュネルマイスターを退けて重賞連勝中。恵まれたように見えるが、「恵まれるのも才能」を地で行くタイプだ。今回はマイル短縮になるが、もともと未勝利と1勝クラスはマイル戦で、スピードもあるのでまったく問題ないはず。馬場読み力に長け、今年ブレイクしている西村淳騎手の手綱にも期待したい。G1になるとジョッキーが人気に与える影響がより大きくなる分そこまで期待されないかもしれないが、一発狙ってみても面白い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】母系を眺める楽しみ/神戸新聞杯展望
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先週はローズSとセントライト記念、秋G1へ向けて重要な3歳のトライアル2レースが行われた。

印象に残ったのはローズS、マスクトディーヴァの末脚。展開が向いた面はあったとはいえ、直線は強烈な伸びを見せ差し切り勝ち。人気のブレイイディヴェーグを1馬身半突き放す完勝で、レコードのおまけつきだった。

強烈な末脚の源泉となっているのは、母母ビハインドザマスクだろう。ビハインドザマスクは20世紀末に台頭した牝馬で、強烈な末脚を武器とした。3連勝で臨んだ2000年のセントウルSでは、当時人気を集めていたブラックホークを並ぶ間もなく差し切り勝ち、重賞初制覇。その後G1には縁がなかったが、引退レースとなった京都牝馬Sでは、牝馬で58キロを背負いながらやはり上がり最速の鋭い末脚を披露し差し切り勝ち。

そのビハインドザマスクディープインパクトの間に生まれたマスクオフの産駒が今回ローズSを制したマスクトディーヴァ。あのローズSを見ると、祖母の末脚を思い出さざるを得なかった。

翌日のセントライト記念は、レーベンスティールが勝利。リーベンスティールの血統表を眺めると、母父トウカイテイオーが話題になっているが、母母父のリアルシャダイも懐かしい。リアルシャダイは20世紀末~2000年代にかけてステイヤーを多く輩出した名種牡馬。1995年、ライスシャワーが2度目の制覇を成し遂げた天皇賞(春)では、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキングも含め、産駒のワンツースリーという偉業を成し遂げている。本校執筆時点でレーベンスティールの今後のローテは明らかになっていないが、母系を眺める限りスタミナは豊富にありそうだ。是非、菊花賞ソールオリエンスとの再戦を観たい。

母系を眺めていると思わぬ名馬、名牝に出会うことがある。今年の札幌記念で2着と健闘したトップナイフは、父デクラレーションオブウォー、母の父スピニングワールド。これだけ見るとやや地味な血統なのかなと思えるが、さらにさかのぼってみると3歳母にワンスウェドの名前を見つけることができる。ワンスウェドは、あのテイエムオペラオーの母。つまり母母ビクトリーマッハがテイエムオペラオーの異父姉ということになる。そう考えると、タフな馬場の2000m戦だった札幌記念での激走もなんとなく説明がつくような気がする。

即馬券に繋がるような類の話ではないかもしれないが、母系を眺める楽しみを感じる今年の3歳戦線だ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/17(月)中山12R レディアス 2番人気3着

外からキッチリ伸びて来て3着確保。展開不向きもラストは目立った。叩き良化型で使いつつ良くなるタイプで、1200mもこなすが過去の実績や今回の内容から1400mの方がより流れに乗りやすそう。この後、仮に東京替わりで距離が延びても問題なく、現級なら軸で信頼できる。

~今週末の注目馬~

今週は神戸新聞杯から。

ナイトインロンドン和田竜二騎手)

注目はナイトインロンドン和田竜二騎手。

3連勝で挑むナイトインロンドンが面白い。前走の阿寒湖特別は完勝。2~3着に下したライリッズミステリーウェイも次走即勝ち上がっており、相手も揃った一戦だった。母父メジロマックイーンから豊富なスタミナを受け継いでいる印象で、菊花賞で是非見たい上がり馬。今回はさらに相手も揃ってはいるが、いきなりの重賞で通用しておかしくない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月14日(木) 13:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック セントライト記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月18日(月) 中山11R 第77回セントライト記念(3歳G2・芝2200m)


【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬 芝2400m(レース映像)> 4ヶ月

ソールオリエンス(2着、460kg(-2kg))<B>
前走のダービーでは道中行きたがる面を見せていて、決め手が活きる展開にもならず人気も背負っていることもあり個性を活かすレースができず。この中間は、これまで通り乗り込まれていて良い時計も出ているが、1週前追い切りでは併せたキングズレインにしぶとく食い下がられて突き放せなかった。そのあたりに物足りなさを感じた。
☆『前々走の追い切り』、☆『前々走のジョッキーカメラ
☆『前走の追い切り

シャザーン(9着、494kg(-6kg))<D>
前走時は、使い込まれて追い切りの動きがかなり良かったが、今回休み明けで1週前追い切りは伸び脚平凡で物足りない動き。
☆『前走の追い切り

グリューネグリーン(15着、482kg(+2kg))<D>
休み明けだが乗り込み量もそれほど多くなく、1週前にはこれまで追ったことがなかったPコースで追われた。これまでどおりではない点はマイナス。
☆『前走の追い切り


<前走:ラジオNIKKEI賞出走馬 芝1800m(レース映像)> 中10週

シルトホルン(2着、458kg(±0kg))<B>
先行力のある馬だが1800mまでしか経験がなく2200mは一気の距離延長。レースで大野騎手が騎乗する時には、大野騎手騎乗で追い切られてきた馬だが、この中間も2週前、1週前と同騎手が騎乗して馬なりで好時計をマークしている。
☆『前走の追い切り

レーベンスティール(3着、474kg(-2kg))<A>
新馬戦でソールオリエンスとのマッチレースに敗れたとはいえ、素質はかなり高い。毎回パドックでは良く見せる馬だが、これまでスローペースのレースが多く行きたがる面を見せていた。前走は折り合い重視のレースを意識したのか、後方からのレースとなって結果的に直線脚を余す形となってしまったがレース内容に幅が出てプラスにはなったと思う。この中間も乗り込み豊富で、南Wで好時計を計時。1週前の動きを見ても、力強い走りで状態は良さそう。
☆『前走の追い切り


<前走:西部日刊スポーツ杯出走馬 芝2000m> 中4週

ウィズユアドリーム(1着、496kg(±0kg))<B>
前走はスタートからマイペースの競馬での逃げ切り勝ち。土曜追いの吉岡厩舎で、前走時は古馬1勝クラスの馬と併せて遅れていたが、この中間は古馬2勝クラスと併せて先着と上々。先週土曜には、CWで強めに追われて終い好時計とさらなる上積みにも期待がもてる。

セブンマジシャン(2着、488kg(+2kg))<B>
京成杯とスプリングSでは、ダービー上位入線のソールオリエンス、べラジオオペラを抑えて1番人気で出走していた馬。坂路で好時計の出る馬だが、休み明けの前走時はこの馬らしい時計が見られず、パドックでも胸前のあたりに余裕があって出来自体は物足りなかった。この中間は、1週前に坂路でこの馬らしい時計が出ており変わり身が見込めそう。
☆『前々走の追い切り


<前走:阿賀野川特別出走馬 芝2200m> 中3週

ウインオーディン(2着、478kg(-4kg))<D>
皐月賞からの休み明けで迎えた前走は、馬体重の割に細く見えてトモも寂しく映った。それでも、重賞2着馬が2勝クラスでのレースで敗れたとはいえ力上位の内容だった。この中間、中3週での出走も1週前は馬なりでの調整で、時計こそ出ていたものの物足りない内容。
☆『前々走の追い切り

コレオグラファー(4着、480kg(±0kg))<C>
休み明けの前走時、追い切りでは好時計が出ていてパドックでも毛艶も良く仕上がりは良さそうだった。先週の1週前追い切りでは、強めに追われていたが時計はそれほど目立たず大きな変わり身まではどうか。


<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ宝塚記念:10着 芝2200m 506kg(-6kg)3ヶ月)<B>
宝塚記念以来となるこの中間は、坂路中心に乗り込まれ、あいだの日曜にも速い時計が出ている。1週前追い切りの動きを見るとまだ重め感はあるが、ここ2戦と比べると良化の印象。変わり身も期待できそう。
☆『前走の追い切り

キングズレイン(町田特別:1着 芝2400m 480kg(±0kg)3ヶ月)<B>
ホープフルS3着馬だが、右回りだと行きっぷりが悪く後方からのレースになってしまうため、今回のこのコースも条件的には向かない。この中間は、3週前、2週前と強めに追われて1週前にはソールオリエンスとの併せ馬を敢行。遅れはしたものの動きは良好、状態は上々だと思うが、人気が先行しそう。
☆『前々走の追い切り

コスモサガルマータ(月岡温泉特別:1着 芝2000m 494kg(+6kg)中5週)<A>
2走前の京都2歳Sでは見た目にも分かるくらいの太め残り。2番人気で11着と人気を裏切る形になってしまったがレース内容自体はかなり濃く、さすがムーア騎手といった印象。長期休み明けとなった前走は、スッキリした感じで好仕上がりと休ませて馬も良くなっていた。この中間も引き続き坂路で好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが感じられる。
☆『前々走の追い切り

シルバープリペット(新潟1勝クラス:1着 芝2400m 456kg(+6kg)中3週)<C>
前走は休み明けで久しぶりに追い切りもしっかりと消化、南Wでの時計も良化して、出来も良かった。反面、パドックではややトモが寂しい感じにも映ったので、ここでの上積みまではどうか。

フレーヴァード(札幌1勝クラス:1着 芝2000m 446kg(+6kg)中6週)<B>
ルージュバックの仔で派手な勝ち方をする馬だが、前に行けないところがありルメール騎手の好騎乗で2勝できたような部分もある。この中間、併せ馬にならないくらい直線で2頭を離してのフィニッシュとなった1週前追い切りでは、やや重心は高めも力強い走りを披露しており好状態。

アームブランシュ(稲城特別:2着 芝2400m 458kg(-2kg)3ヶ月半)<C>
弥生賞の頃までは併せ馬で遅れることが多かったが、その後レースを使われるごとに時計もしっかりしてきて馬なりでも先着できるようになってきた。ただ、この中間は新馬や古馬1勝クラスといった楽な相手と併せても強めに追われて併入までと、ちょっとモタついている感じ。

ウイニングライブ(南相馬特別:6着 芝2000m 428kg(-4kg)中8週)<E>
前走から間隔を空けての出走も、小柄な馬で乗り込み量も少なく強めの追い切りもない。

エンライトメント(函館未勝利:1着 芝1800m 472kg(±0kg)中9週)<D>
前走未勝利勝ちから間隔を空けての出走も、この中間はこの馬としては平凡な時計で乗り込み量も少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、レーベンスティールコスモサガルマータの2頭をあげておきます。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇京都2歳S(レース映像
1着:⑦グリューネグリーン、11着:⑩コスモサガルマータ

◇ホープフルS(レース映像
1着:⑪ドゥラエレーデ、3着:⑮キングズレイン、6着:⑨セブンマジシャン、11着:⑥グリューネグリーン

◇京成杯(レース映像
1着:④ソールオリエンス、3着:⑦セブンマジシャン

◇弥生賞(レース映像
4着:③アームブランシュ、8着:⑩グリューネグリーン

◇スプリングS(レース映像
6着:⑮セブンマジシャン、9着:⑧シルトホルン

皐月賞レース映像
1着:①ソールオリエンス、6着:⑪シャザーン、8着:⑥ウインオーディン、11着:③グリューネグリーン


◇今回はセントライト記念編でした。
近年は菊花賞をパスする馬も多いとはいえ、目指す馬には重要なステップとなるこのレース。ですが、これだけ暑い夏が続くと夏場に使われてきている馬には不利になることが多いためか、過去5年の連対馬10頭を見てみると8頭が2ヶ月以上の休み明けでの出走で、8月にレースを使った馬の連対は1頭のみ。それと併せて連対馬の調教内容を調べてみたところ、休み明けの馬が多く好走していることもあり強めに追われている馬が多く見られました。関西馬に関しては連対馬4頭中4頭が1週前に強めの追い切りを、関東馬に関しても休み明けの4頭の内3頭は1週前か最終追い切りでビッシリ追われていて、ほかのレースよりも強めの追い切りで仕上げてきている馬の好走が目立つところがあります。これらの傾向から、菊花賞への叩き台として使ってくる馬よりも、ビッシリ追って出走権を取りにきている馬を狙うことをお勧めします。


セントライト記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年7月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】昨年から一転してノーザンファーム2歳勢がロケットスタート/七夕賞展望
閲覧 1,371ビュー コメント 0 ナイス 3


先週の東西重賞はともに内枠有利の流れ。CBC賞は逃げたジャスパークローネが勝利、ラジオNIKKEI賞は道中好位のインを追走したエルトンバローズが抜け出した。

最終的な本命はCBC賞が◎サンキューユウガ、ラジオNIKKEI賞は◎コレペティトールサンキューユウガは最高の立ち回りで2着を確保したが、今回に関しては馬場状態や枠順などすべての条件が向いたことは覚えておきたい。次走以降、今回以上の競馬をするのはなかなか難しいかもしれない。一方のコレペティトールはスタートで少し立ち遅れたことが響いた。もっとも、こちらも内枠を上手く生かせてはいたので、今回以上となると少々厳しいかもしれない。

負けた組の中ではやはりラジオNIKKEI賞で3着だったレーベンスティールのラストの脚が目についた。もともと小回り向きのタイプではないので流れに乗れず差し遅れたのは仕方ないところ。騎乗についてはいろいろ言われそうな内容ではあったが、そもそも上手く乗ることが難しいシチュエーションでもあった。福島芝1800mの開幕週はストレートに能力が発揮される舞台ではない。

~ノーザンファーム産の2歳勢がロケットスタート

さて、少しだけ2歳戦の話題を。先月から始まった2歳戦線もはや1ヶ月あまりが過ぎたが、最初の開催ではノーザンファーム勢が大活躍。やや低調だった昨年から一転、素晴らしいスタートを切った。

最初の開催で2歳戦は合計29レース行われたが、そのうち13レースでノーザンファーム生産馬が勝利。複勝率も60%を超えており、近年の中でも屈指の好スタートといっていい。参考までに昨年の最初の開催との比較を見てみたい。

・2歳戦最初の開催におけるノーザンF勢の成績

2022年 (8-7-5-26)複勝率 43.5% 複勝回収値 66円
2023年 (13-6-8-17)複勝率 61.4% 複勝回収値 127円

ご覧の通り、明らかに今年の方が良い。近年の中では2018年の2歳世代はノーザンファーム勢が絶好調で、サートゥルナーリアグランアレグリアアドマイヤマーズダノンファンタジーケイデンスコールなど、最初の開催にデビューした組がその後大活躍。

今年も素質を感じさせる馬が多く勝ち上がっており、特にボンドガールアマンテビアンコダノンエアズロックあたりは先々も大いに期待できそうだ。世代によってかなり明確に好不調が分かれる傾向があるので、今年の2歳勢は好調…かもしれない、くらいはアタマに入れておくと今後2歳戦の馬券を買う上でもヒントになるかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】イルクオーレ 7/1(土)函館11R 4番人気4着

トップスタートから2番手追走も、大外枠で位置を収められなかった。それでも直線はしぶとく粘って見せ場を作っており、現級でも上位の能力は見せた。順調なら次走は札幌前半開催に使えそう。逃げでも番手でも安定した立ち回りが可能なので、あとは馬場や展開、枠次第で圏内好走が叶うだろう。

~今週末の注目馬~

今週は七夕賞から。

レッドランメルト田辺裕信騎手)

注目はレッドランメルト田辺裕信騎手。
もともと3連勝で重賞に挑戦し、小倉大賞典では1番人気の支持を集めた実力馬。直近3戦は戦績だけ見れば重賞の壁に阻まれたように見えるが、枠や馬場が向かなかった面も大きかった。田辺騎手との初コンビでリラックスして運べれば一発が怖い。


※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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レーベンスティールの口コミ


口コミ一覧

香港競馬特集

 競馬戦略研究所所長 2023年12月10日() 10:06

閲覧 181ビュー コメント 0 ナイス 1

4R香港ヴァース
8番レーベンスティール
8⇔9・7・3・1


5R香港スプリント
1番ラッキースワイネス
1⇔6・3・5・10


7R香港マイル
8番ビューティージョイ
8⇔1・2・14・3


8R香港カップ
1番ルクセンブルク
1⇔2・3・4・5

 ユウキ先生 2023年12月10日() 07:59
☆香港ヴァーズ(結論)☆
閲覧 100ビュー コメント 0 ナイス 6

香港ヴァーズ(^^)

◎レーベンスティールからですね~

クラシックは間に合わなかったがここから世界へ〜(*^^*)

期待します☆

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 しんちゃん52 2023年12月10日() 07:20
オリオンステークス&師走ステークス&竹田城ステークス&香...
閲覧 200ビュー コメント 1 ナイス 37

おはよ~♪

12月10日ですね!

あさだぁ~ まお?

と言う訳で昨日は全くダメでしたね。

今年も終わりに近づいて来るにつれ

当たらなくなって来ましたな。

良いのか、これで?

しかしながら気のせい100%なんだけど

今日は大当たり出来そうな予感が・・・。

阪神9R オリオンステークス

◎⑤ファンタジア
△①エアサージュ
△⑥ポッドボレット
△⑦ブレイヴロッカー
△⑩レッドヴェロシティ
△⑪シホノスペランツァ

枠連①ー⑤と馬連⑤ー⑥・⑦・⑩・⑪への5点。

このレースは前に行く馬がいないですね。ファンタジアは逃げた事もあるしここも前に行けるでしょ?
なら展開が向くんじゃないか?と。

中山10R 師走ステークス

◎⑭キタノヴィジョン
△②ゼットリアン
△⑥キタノリューオー
△⑩ホウオウルバン
△⑪ゴールドハイアー
△⑫ベストリーガード

馬連⑭ー②・⑥・⑩・⑪・⑫への5点。

ここは逆に展開は向かなさそうなんだけど・・・。前走の位置が取れるなら問題無いかな?と。
年齢重ねて来るにつれ東京二一が長過ぎる感が出て来てるのでね。中山千八への距離短縮がハマりそう。

阪神10R 竹田城ステークス

◎⑪リチュアル
△①イーサンバーニング
△⑤ヒミノフラッシュ
△⑥アオイイーグル
△⑬クレメダンジュ
△⑭インディゴブラック

馬連⑪ー①・⑤・⑥・⑬・⑭への5点。

昇級後は2戦とも1秒以上離された大敗。クラスの壁かも知れんけど得意の阪神に替わって巻き返し。
この枠なら揉まれずに進めるしね。

シャティン4R 香港ヴァーズ

◎④ファイブジーパッチ
〇⑨ウォームハート
▲②ゼッフィーロ
△⑧レーベンスティール

馬連④ー②・⑧・⑨への3点。
馬単④ー②・⑧・⑨への3点。
三連複④・⑨ー②・⑧への2点。
三連単④ー⑤ー②・⑨への2点。
三連単⑨ー②・⑧ー⑤への2点。

穴で狙っていたウエストウインドブローズがなんと出走取消。堅く収まるとは思うんだけど・・・。
無理くり穴を狙ってみました。4走前にロシアンエンペラーとロマンチックウォリアーの3着してる。
それ以来の二四なんでワンチャン変わり身が無いかと。

中山11R カペラステークス

◎④デュアリスト
〇⑪アティード
▲⑥アイスリアン
△⑫ベルダーイメル
△⑭オメガレインボー
△⑯リュウノユキナ

馬連④ー⑥・⑪・⑫・⑭・⑯への5点。
馬単④ー⑥・⑪・⑫・⑭・⑯への5点。
三連複④・⑪ー⑥・⑫・⑭・⑯への4点。

芝スタートと三浦騎手が土日重賞連覇出来んの?と言う不安感は満載ではありますが・・・。
差せる競馬が出来て来てるのと超久々の恵量57kg。前走も後一歩だったしね。
韋駄天テイエムトッキュウと砂被りたくないメタマックス。その他、①・⑤・⑬も行きたいクチ。
ならば激流万歳まであるかと思いまして。穴で展開と良の中山ダートなら差し脚活きるアティード。

中京11R 知立ステークス

◎⑧ヒルノローザンヌ
△②ラキエータ
△④アビエルト
△⑤メイショウエニシア
△⑥ロードラスター
△⑦ドロップオブライト

馬連⑧ー②・④・⑤・⑥・⑦への5点。

メイショウエニシア逃げ一車なんで展開は間違いなく向かないのだけどね。
外差しタイプなんで外枠引けたのと少頭数なのは好材料なんで展開入らずの差し脚爆発!に期待。

阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ

◎➂キャットファイト
〇⑥ステレンボッシュ
▲⑭サフィラ
△⑦アスコリピチェーノ
△⑩コラソンビート
△⑫シカゴスティング
×⑯ルシフェル

馬連➂ー⑥・⑦・⑩・⑫・⑭への5点。
馬単➂ー⑥・⑦・⑩・⑫・⑭への5点。
三連複➂・⑥ー⑦・⑩・⑫・⑭・⑯への5点。
三連単➂ー⑥ー⑦・⑩・⑫・⑭・⑯への5点。
三連単➂ー⑦・⑩・⑫・⑭・⑯ー⑥への5点。

前走の勝ちっぷりはここでも一枚上。右回りの方が走りっぷりも良さ気だしね。
小柄なんで調教里輸送は不安だけど逆にそこさえクリアしてくれたら勝ち負け必至。
ものすご~く気になっていたシカゴスティングの評価を上げてルシフェルの評価を下げてみました。

シャティン5R 香港スプリント

◎⑤ビクターザウィナー
〇➂マッドクール
▲①ラッキースワイネス
△②ウェリントン

馬連⑤ー①・②・③への3点。
馬単⑤ー①・②・③への3点。
三連複➂・⑤ー①・②への2点。
三連単⑤ー➂ー①・②への2点。
三連単⑤ー①・②ー➂への2点。

前走は逃げ粘って香港王者を最後まで苦しめたね。ここも思い切って逃げてホシーノ☆彡
ジャスパークローネも川田騎手なら無理して行かないだろうしね。

シャティン7R 香港マイル

◎⑦ビューティーエターナル
〇➂ダノンザキッド
▲⑧ビューティージョイ
△⑤ソウルラッシュ
△⑬ナミュール

馬連⑦ー➂・⑤・⑧・⑬への4点。
馬単⑦ー➂・⑤・⑧・⑬への4点。
三連複➂・⑦ー⑤・⑧・⑬への3点。
三連単⑦ー➂ー⑤・⑧・⑬への3点。
三連単⑦ー⑤・⑧・⑬ー➂への3点。

絶対王者が前哨戦を使わずにここへ。新王者が前走で不可解な敗戦。風雲急を告げて来ましたね。
ビューティーエターナルは前走でそのカリフォルニアスパングルを負かしましたね。
急激に力を付けて来ていて香港の第一人者のザカリーパートン騎手。買わなきゃ損々(^^♪
二頭軸に日本馬の人気薄ダノンザキッドをチョイス。一叩きで変わり身有りそう。

シャティン8R 香港カップ

◎④ローシャムパーク
〇⑧ソードポイント
▲➂プログノーシス
△②ロマンチックウォリアー

馬連④ー②・➂・⑧への3点。
馬単④ー②・➂・⑧への3点。
三連複④・⑧ー②・➂への2点。
三連単④ー⑧ー②・➂への2点。
三連単④ー②・➂ー⑧への2点。

ロマンチックウォリアーは遠征帰りで出来がどうか?欧州勢は馬場が合うのかどうか?
ローシャムパークは大きいところを取れる器と思ってますんでね。ここがそうだと良いですね。
ソードポイントが前残りで穴を演出してくれるのを期待してまっせ(^^♪

今日はここまでよぉ~。

9:47、香港ヴァーズのウエストウインドブローズの取消に伴い

香港ヴァーズの他、香港マイルと阪神ジュベナイルフィリーズに買い目を変更しましたよ。



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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年7月2日() 15:51:23
田中よ、戸崎騎乗でこの様ではお前は調教師に成る資格もない。辞めろ元下手クソ鞍上。ボンクラヤラセのエリ女勝ち人間!

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レーベンスティール
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2023年9月18日朝日セントライト記念 G21着
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2023年9月18日 朝日セントライト記念 G2 1着
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