ビハインドザマスク(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 1996年4月24日生
調教師北橋修二(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績23戦[10-2-2-9]
総賞金32,064万円
収得賞金6,660万円
英字表記Behind the Mask
血統 ホワイトマズル
血統 ][ 産駒 ]
Dancing Brave
Fair of the Furze
ヴアインゴールド
血統 ][ 産駒 ]
Mr. Prospector
Chancy Dance
兄弟 ゴールドリーフゴールドディスク
市場価格
前走 2002/01/27 京都牝馬ステークス G3
次走予定

ビハインドザマスクの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
02/01/27 京都 11 京都牝馬S G3 芝1600 12449.141** 牝6 58.0 福永祐一北橋修二 470
(-2)
1.36.0 -0.134.5⑪⑪ダイヤモンドビコー
01/12/16 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 16112.715** 牝5 56.0 松永幹夫北橋修二 472
(+2)
1.33.8 0.335.4⑦⑦⑥エアトゥーレ
01/11/18 京都 11 マイルCS G1 芝1600 182315.574** 牝5 55.0 松永幹夫北橋修二 470
(0)
1.33.7 0.534.0⑪⑨ゼンノエルシド
01/10/27 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 137103.321** 牝5 55.0 松永幹夫北橋修二 470
(+4)
1.20.8 -0.033.8⑪⑧タイキトレジャー
01/09/30 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 121117.266** 牝5 55.0 福永祐一北橋修二 466
(+6)
1.07.2 0.233.6⑫⑫トロットスター
01/07/15 新潟 11 朱鷺S OP 芝1400 9332.415** 牝5 56.0 柴田善臣北橋修二 460
(-2)
1.19.9 0.534.0④⑤マグナーテン
01/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1861125.4115** 牝5 56.0 松永幹夫北橋修二 462
(-6)
1.33.6 0.635.6⑪⑩ブラックホーク
01/05/13 京都 11 都大路S OP 芝1600 161110.861** 牝5 55.0 松永幹夫北橋修二 468
(-2)
1.32.1 -0.033.9⑧⑧ニホンピロスワン
01/04/14 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 172418.7613** 牝5 55.0 福永祐一北橋修二 470
(-4)
1.33.8 1.035.0⑯⑰⑰ジョウテンブレーヴ
01/03/25 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1881711.8414** 牝5 55.0 福永祐一北橋修二 474
(+14)
1.09.5 1.135.3⑨⑪トロットスター
00/10/01 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 16116.9311** 牝4 55.0 福永祐一北橋修二 460
(-2)
1.09.8 1.235.2⑯⑯ダイタクヤマト
00/09/10 阪神 11 セントウルS G3 芝1200 16233.721** 牝4 55.0 福永祐一北橋修二 462
(+6)
1.07.6 -0.033.2⑬⑫ブラックホーク
00/08/20 小倉 11 小倉日経OP OP 芝1200 178171.411** 牝4 54.0 福永祐一北橋修二 456
(+2)
1.09.1 -0.035.1⑪⑫ラパシオン
00/07/15 小倉 11 北九州短距離 OP 芝1200 11551.911** 牝4 53.0 福永祐一北橋修二 454
(-4)
1.07.3 -0.133.3⑨⑨サウンドワールド
00/06/19 阪神 11 ストークS 1600万下 芝1600 175101.811** 牝4 55.0 福永祐一北橋修二 458
(-2)
1.34.5 -0.234.3⑪⑫⑪オーソリティー
00/05/28 中京 11 飛騨S 1600万下 芝1200 18482.912** 牝4 54.0 松永幹夫北橋修二 460
(-2)
1.08.7 0.134.5⑮⑬ニシオセーラム
00/05/07 京都 10 祇園特別 900万下 芝1200 16232.011** 牝4 54.0 福永祐一北橋修二 462
(0)
1.09.1 -0.133.4⑬⑫ヒシレイホウ
99/10/10 京都 9 保津峡特別 900万下 芝1600 14332.413** 牝3 53.0 福永祐一北橋修二 462
(+4)
1.33.8 0.134.5⑤⑥ミッキーダンス
99/09/26 阪神 9 瀬戸内海特別 900万下 芝1600 10333.823** 牝3 53.0 福永祐一北橋修二 458
(0)
1.35.3 0.234.0⑤⑤⑥オルカインパルス
99/09/04 小倉 10 大濠特別 900万下 芝1200 18123.312** 牝3 52.0 福永祐一北橋修二 458
(-2)
1.08.2 0.233.8⑰⑫ドクトリン

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ビハインドザマスクの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はスワンS2023・血統予想をお届けします!


まず注目したいのはダンシングブレーヴの血脈で、直系は延べ11頭が出走して2001年ビハインドザマスクの1勝にとどまるものの、母の父が同系統の種牡馬となる馬は2011年リディル、2020年カツジと2頭が勝利。後者においては11番人気・単勝143.7倍の大穴だった。なお、「母の父がダンシングブレーヴ系種牡馬」には、2015年3着オメガヴェンデッタ(母ビハインドザマスク)、2016年2着サトノルパン(半兄リディル)のように母仔や兄弟での好走も目立つ。ただし、今年のメンバーにダンシングブレーヴの血を引く馬はいない。

ほか、Storm Catの血を引く馬も幅を利かせており、2015年アルビアーノ、2016年サトノアラジン、2019&2022年ダイアトニックといった勝ち馬が該当。ちなみに、2018&2019年と2年連続でハナ差2着の惜敗を喫したモズアスコットも、母の父に配されたヘネシーがStorm Catの直仔となる。

ルージュスティリアは、父ディープインパクト×母ドライヴンスノー(母の父Storm Cat)。これまでに同産駒は5頭が勝ち馬として名を連ねているが、本馬と同じ「父×母の父」の組み合わせからは16年1着サトノアラジンが出た。Hyperionが凝縮された母系の血統構成からも厳しい展開のほうが持ち味は活きそうで、現に上がり勝負になりやすい牝馬限定戦を不得手としている。前進気勢の強さを踏まえても、1400mへの距離短縮は歓迎だろう。

アヴェラーレは、父ドゥラメンテ×母アルビアーノ(母の父Harlan's Holiday)。母の父はHarlan~Storm Catと遡る父系で、「母の父Storm Cat系」には18&19年2着モズアスコットなどが挙げられる。また、本馬と同じ「キングカメハメハ系×Storm Cat系」はロードカナロアに代表される配合だが、同馬は種牡馬としてスワンSで2勝、2着1回、3着1回と好相性を示す。母自身が15年の勝ち馬であり、母仔制覇がかかる一戦としても要注目。

ミッキーブリランテは、父ディープブリランテ×母エピックラヴ(母の父Dansili)。「父ディープインパクト系×母の父デインヒル系」という配合の組み合わせは、14年1着ミッキーアイルや14年3着&15年2着フィエロと共通。また、本馬はダンシングブレーヴと血統構成が似るAlzaoの血脈を、父系と母系の双方で持つ配合も興味深い。芝1400mは21年阪急杯で10番人気2着と大駆けした実績があり、穴馬として一考する価値はありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
ルージュスティリア ⑨アヴェラーレ ⑬ミッキーブリランテ

【3歳未勝利・東京4R】スガオノママデが既走馬相手のデビュー戦を快勝 2022年2月20日() 13:58

 東京4R・3歳未勝利(芝1800メートル)でデビューを迎えたスガオノママデ(美浦・黒岩陽一厩舎、牝、父ハービンジャー、母マスクオフ)が、すでにレースを経験した馬たちを完璧に封じて快勝。6番人気ではあったが、人気馬を尻目に上がり最速の末脚(3ハロン34秒2)で抜け出し、2着馬に2馬身半の差をつけた。黒岩調教師は「体幹がまだしっかりしていない中、芝でいいパフォーマンスを見せてくれましたし、内容としては十分ですね」と笑みを浮かべた。祖母がスワンSなど短距離重賞3勝を挙げたビハインドザマスクで、近親にヴィクトリアマイルを勝ったコイウタや、アグネスアーク天皇賞・秋2着)などの活躍馬がいる筋の通った血統馬。祖母ビハインドザマスク、母マスクオフ、そしてスガオノママデと連なるネーミングも面白い。時期的に春のクラシックに間に合うかは微妙だが、先々まで注目したい実力馬だ。

★20日東京4R「3歳未勝利」の着順&払戻金はこちら

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【新潟2歳S】ミルコ絶賛の逸材ソアが出世レース制す 2016年8月23日(火) 05:05

 今週の新潟メインは、新潟2歳S(28日、芝・外1600メートル)。ジャスタウェイハープスターなどがここをステップに飛躍した出世レースだ。今年の注目は、同舞台の新馬戦を快勝したサンライズソア。祖母に重賞3勝を挙げたビハインドザマスクを持つ良血馬が、残り2週となった“越後の夏”を盛り上げる。

 「テン良し、中良し、しまい良し」。競走馬のお手本のようなレース内容でデビュー勝ちしたサンライズソアが、連勝で新潟2歳王者を狙う。

 今回と同じ新潟マイル戦の前走は、好スタートを決め、すんなりとハナへ。3コーナー過ぎで並びかけられたが、自分のリズムを守って我慢が利くところを見せた。直線でも、残り200メートルでゴーサインが出ると食い下がる相手を非凡な勝負根性で振り切って快勝。鞍上のM・デムーロ騎手は「強かったね。一生懸命に走ってくれる馬。まだ子供っぽいけど、パワーがすごい」と絶賛した。最後は手綱を緩める余裕のV。3/4馬身差という着差以上の強さだった。

 「スタートが速いけれど、短距離馬のようにガッと行くタイプではないし、抑えが利くのもいい。使ってさらに良くなっているし、ここは楽しみだね」と目を細める河内調教師は、レース前から勝ってここに参戦する青写真を描いていた。その期待に応える見事な走り。芝1200~1600メートルで計10勝をマークしたビハインドザマスクを祖母に持ち、血統面のスケールも申し分ない。

 今回は石川騎手との新コンビ。先週までに32勝を挙げ、全国リーディング20位につける関東所属の3年目の若手も、重賞初勝利がかかる一戦だ。

 2008年の優勝馬セイウンワンダーはその後朝日杯FSを制覇。11年2着のジャスタウェイがドバイデューティフリーなどGIを3勝し、13年1着のハープスター桜花賞、2着のイスラボニータ皐月賞を制するなど、出世レースとして定着した新潟2歳S。今年はサンライズソアがデビュー2連勝を飾り、明るい未来を手に入れる。

★展望

 さまざまな条件を勝ってきた馬が集まり、力量比較が難しい一戦だが、勝ちっぷりの良さが目立ったのはイブキ。2着に負かした相手もすぐ勝ち上がっており、期待は大きい。未勝利-ダリア賞を逃げて連勝中のリンクスゼロは外回りの長い直線が鍵。勝ち方に味があったサンライズソア、センスの良さが光るマイネルバールマン、非凡な決め手を持つオーバースペックディープインパクト×ストームキャットの配合が注目のキャスパリーグ、新馬勝ちが好内容のモーヴサファイアなど素質馬は多く、混戦ムードだ。

新潟2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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ビハインドザマスクの関連コラム

閲覧 1,148ビュー コメント 0 ナイス 2

先週はローズSとセントライト記念、秋G1へ向けて重要な3歳のトライアル2レースが行われた。

印象に残ったのはローズS、マスクトディーヴァの末脚。展開が向いた面はあったとはいえ、直線は強烈な伸びを見せ差し切り勝ち。人気のブレイイディヴェーグを1馬身半突き放す完勝で、レコードのおまけつきだった。

強烈な末脚の源泉となっているのは、母母ビハインドザマスクだろう。ビハインドザマスクは20世紀末に台頭した牝馬で、強烈な末脚を武器とした。3連勝で臨んだ2000年のセントウルSでは、当時人気を集めていたブラックホークを並ぶ間もなく差し切り勝ち、重賞初制覇。その後G1には縁がなかったが、引退レースとなった京都牝馬Sでは、牝馬で58キロを背負いながらやはり上がり最速の鋭い末脚を披露し差し切り勝ち。

そのビハインドザマスクディープインパクトの間に生まれたマスクオフの産駒が今回ローズSを制したマスクトディーヴァ。あのローズSを見ると、祖母の末脚を思い出さざるを得なかった。

翌日のセントライト記念は、レーベンスティールが勝利。リーベンスティールの血統表を眺めると、母父トウカイテイオーが話題になっているが、母母父のリアルシャダイも懐かしい。リアルシャダイは20世紀末~2000年代にかけてステイヤーを多く輩出した名種牡馬。1995年、ライスシャワーが2度目の制覇を成し遂げた天皇賞(春)では、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキングも含め、産駒のワンツースリーという偉業を成し遂げている。本校執筆時点でレーベンスティールの今後のローテは明らかになっていないが、母系を眺める限りスタミナは豊富にありそうだ。是非、菊花賞ソールオリエンスとの再戦を観たい。

母系を眺めていると思わぬ名馬、名牝に出会うことがある。今年の札幌記念で2着と健闘したトップナイフは、父デクラレーションオブウォー、母の父スピニングワールド。これだけ見るとやや地味な血統なのかなと思えるが、さらにさかのぼってみると3歳母にワンスウェドの名前を見つけることができる。ワンスウェドは、あのテイエムオペラオーの母。つまり母母ビクトリーマッハがテイエムオペラオーの異父姉ということになる。そう考えると、タフな馬場の2000m戦だった札幌記念での激走もなんとなく説明がつくような気がする。

即馬券に繋がるような類の話ではないかもしれないが、母系を眺める楽しみを感じる今年の3歳戦線だ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/17(月)中山12R レディアス 2番人気3着

外からキッチリ伸びて来て3着確保。展開不向きもラストは目立った。叩き良化型で使いつつ良くなるタイプで、1200mもこなすが過去の実績や今回の内容から1400mの方がより流れに乗りやすそう。この後、仮に東京替わりで距離が延びても問題なく、現級なら軸で信頼できる。

~今週末の注目馬~

今週は神戸新聞杯から。

ナイトインロンドン和田竜二騎手)

注目はナイトインロンドン和田竜二騎手。

3連勝で挑むナイトインロンドンが面白い。前走の阿寒湖特別は完勝。2~3着に下したライリッズミステリーウェイも次走即勝ち上がっており、相手も揃った一戦だった。母父メジロマックイーンから豊富なスタミナを受け継いでいる印象で、菊花賞で是非見たい上がり馬。今回はさらに相手も揃ってはいるが、いきなりの重賞で通用しておかしくない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2016年8月26日(金) 18:40 みんなの競馬コラム
【新潟2歳ステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,672ビュー コメント 0 ナイス 4

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
今週は新潟2歳ステークス。キャリアの少ない2歳戦、しかもクラシックに繋がるレースだけあり、血統派としては気合が入ります。

内枠から考察していきます。

●前走はフロックではない
チシャーキャットメイショウボーラー産駒で母母がCaerleon産駒だからメイショウボーラーの配合のキーを継続してCaerleon≒Storm Cat4・3×3となる。母父クロフネ、母系にRobertoも入りダート馬に出てもおかしくない(将来はダートで結果を残す可能性もある)血統だが、自身には先述したCaerleon≒Storm Catや、3代母MamalunaのRoyal Cherger≒Nasrullah4・4・4・4による柔らかさも発現しているようで芝結果を残しました。新馬戦は単勝万馬券だったが決してフロックではなく、ハイペースではあったが勝ち時計はダリア賞より0.7秒も速い。新潟2歳はこれくらい軽さのあるタイプの方が合うし、穴の筆頭はこの馬だとみています。

●素質は高いが新潟マイルでは?
モーヴサファイアは、ブラックスピネルの妹でクリソプレーズ(マリアライトリアファルクリソライトの母)によって急速に発展している3代母キャサリーンパー牝系。クリソプレーズ=アロンダイトのパワーは、エルコンドルパサーの影響も大きいですが、キャサリーンパーはNever bend×Ribotなので、パワーを伝える牝系。モーヴサファイアはShareef Dancer≒Chief’s Crown4×4だけでもなかなかの配合といえますが、母モルガナイトは、デインヒルの重要血脈、Danzig、Ribot、Tudor Minstrel、La Troiennneを持っているのでハービンジャー産駒の配合としてはかなりの好配合で、将来性は非常に高いとみています。ただ、まだまだ動きは緩いので平坦の新潟マイルの瞬発力勝負では厳しい気が。素質の高さでどこまで走ってくるかでしょう。内枠というのも圧倒的にマイナスです。

●新潟マイルだと詰めの甘さが出そう
イブキルーラーシップ産駒らしいストライドで走るので如何にも大箱向きの中距離馬で、大箱でもマイルで坂のない新潟では詰めの甘さが出るでしょう。

ラブリーデイのような馬
アピールバイオは、母ビクトリアスバイオがキングカメハメハ×ブライアンズタイムという配合で、Graustark6×4、Raise a NativeとNashuaもクロスするからパワー型でラブリーデイに似たピッチ走法で走る。キンカメにRobertoという点でもラブリーデイと同じ。だからベストは内回りの中距離だと思うが、スローになれば脚質は違えどハープスターシンメイフジのようなピッチ走法の加速力が活きるレースではあるから好走しても驚けません。

オメガヴェンデッタのようなタイプ
サンライズソアは、エピファネイアユールシンギングらが出たシンボリクリスエス×スペシャルウィークで、母母がビハインドザマスクだから叔父にオメガヴェンデッタマスクトヒーローがいる血統。ビハインドザマスクの母ヴァインゴールドはMr.Prospector×Bold Reason×ヒッティングアウェーだから米血パワーが豊富。サンライズソアの面白いところは、ビハインドザマスクスペシャルウィークシンボリクリスエスと名牝La Troiennneの血を多く配されているところで、パワーに寄っている走法からもやはり同牝系のオメガヴェンデッタと同じような1400型の馬になっていくのでしょう。このメンバーでは素質上位だから好走しても驚けないが、追って味のある馬ではないので重賞の外回りのマイルで積極的に買いたいかというと違う。

●器用さと奥深さがある
ヴゼットジョリーベルルミエールの妹でローエングリン×サンデーサイレンス、母系にSaumarezを持つからHalo≒Red God4×3・6で、「ストライド走法ではないけれど、柔らかみのある走り」には、ロゴタイプサトノダイヤモンドのようなHaloらしさを感じます。血統表の1/4に当たる母母フェンジーは、Saumarez×LyphardというNasrullahとHyperionとFair Trialをクロスしてある重厚な血で、奥があるのも魅力。Haloらしく何でも出来るタイプだろうから、桜花賞でバッキューンと弾けるかどうかはともかく、2歳のこの時期の重賞ならば競馬の巧さで好走しそうです。

●ディープ×Storm Catのニックスだが…
キャスパリーグは、ディープインパクト×Storm Catのニックスで、Nijinskyを持つのはサトノアラジンラキシスらと同じ。1/4にあたる母母Que BelleがPokerやSpectacular Bidを持つから全体でSir Gaylord≒Secretariat≒Poker≒Bold Bidderとナスキロが豊富だし、Promised Landのクロスもあるから柔らかい体質を持ちます。ただ、兄リアルキングと同じように、Que BelleはStriking≒Blue Eyed Momo5×5というパワーに秀でたニアリークロスも持つからストライド走法には出ないよう。キャスパリーグもこの走法で外回りマイルのGIで弾けきるにはハープスターほどの抜けた運動神経を持っていなければ難しいですが、新潟2歳なら好走しておかしくないはずです。

●加速力≒ギアチェンジ勝負なら
オーバースペックの父プリサイスエンドは母母がSecretariat≒Bold Bidder2×3(Bold RulerとPrincequillo)、さらに母系にCount Fleetを持ち、Mr.Prospector系の中でもアドマイヤムーンスイープトウショウラインクラフトなど芝の一流馬を多く輩出したエンドスウィープの仔ということもあり、プラチナティアラ(函館2歳S2着)やセレスロンディーシンザン記念3着)など同世代相手であれば芝の重賞で勝ち負けする馬を出せる種牡馬ではあります。母父キャプテンスティーヴはBold Ruler5×4ですし、追込みで結果を残していますが、小回り福島での未勝利戦の加速などは、ストライド走法のそれではなく、Bold Ruler的なものだと解釈することはできないでしょうか。新潟2歳はスローの瞬発力勝負というよりは、加速力≒ギアチェンジ勝負になることが多いですから、この馬にはもって来いだと思います。

●内1400m→外1600m替わりは歓迎
マイネルバールマンは、Nijinskyが出た牝系で、Nijinsky≒Midsummer Magic5×3、Nijinsky≒Midsummer Magic+ナスキロという点では、Caerleon≒プレイリースカイ4×2ともいっても良い配合で、それらしいストライドで走るので前走の新潟内1400mよりは、今回の新潟外マイル向き。前走は適性の差と流れで負けただけで、外回りでやればリンクスゼロを差し切っていたと思います。今年の岡田繁幸氏系なら断然この馬でしょう。


【まとめ】
・人気どころで推したいのは、キャスパリーグヴゼットジョリー
・人気ほど信頼が置けないのは、モーヴサファイアサンライズソア
・人気薄で注目したいのは、チシャーキャットマイネルバールマン
アピールバイオオーバースペックは可も不可もない
6枠2頭(キャスパリーグヴゼットジョリー)から、チシャーキャットマイネルバールマンへのワイドや、枠連の6枠流しで買ってみたいです。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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